午前9時28分 開議
◯委員長(後藤貴光君) おはようございます。ただいまから、三鷹駅前再開発事業対策特別委員会を開きます。
初めに、休憩をとって本日の流れを確認いたしたいと思います。
休憩いたします。
午前9時28分 休憩
午前9時28分 再開
◯委員長(後藤貴光君) 委員会を再開します。
本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、議会閉会中継続審査申し出について、3、次回委員会の日程について、4、その他という流れで進めてまいりたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと確認いたしました。
市側が入室するまでしばらく休憩いたします。
午前9時29分 休憩
午前9時30分 再開
◯委員長(後藤貴光君) 委員会を再開いたします。
行政報告、本件を議題といたします。
本件に対する市側の説明を求めます。
◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君) おはようございます。よろしくお願いいたします。それでは、三鷹駅前地区における再開発事業の状況について、資料1のほうで御説明させていただきます。
1ページをごらんください。1、三鷹駅南口西側中央地区再開発事業についてです。(1)、工事の進捗についてです。12月上旬時点の進捗状況です。2ページをあわせてごらんください。住宅階の内装・外装工事はほぼ完了し、現在はテナントの内装工事、デッキ工事、外構工事を施工中です。工事は予定工程どおり進捗しております。デッキ工事では、タワークレーン解体作業(12月21日から22日)、道路占用部仮囲い撤去作業(1月7日から9日)、シンボルツリー設置作業(1月16日)、こういった作業におきまして、ロータリーや歩道の一部を通行どめにした夜間作業を行う予定です。竣工は平成31年2月28日の予定です。また、商業施設は3月中旬以降にオープンの予定です。
1ページの(2)、再開発ビルに伴う整備です。こちらにつきましては、3ページをあわせてごらんください。3ページ、左側の新たな動線図をごらんください。駅方向への新たな動線となる東側のエスカレーター、こちらにつきましては市へ移管される部分でございます。また、デッキ、階段は3月1日に供用開始の予定です。西側のエスカレーター、こちらにつきましては再開発ビルの所有分になりますが、こちらは商業施設のオープンに合わせて供用を開始する予定です。
3ページ、右側の駐輪場図をごらんください。再開発ビルの地下1階には330台程度の市営駐輪場、こちらはピンクの点線で囲まれた部分でございます。市営駐輪場を設置いたします。三鷹駅南口サイクルシェア駐輪場として100台程度、こちらは時間利用を予定しておりますが、三鷹駅南口駐輪場として230台程度を設置し、4月に開設する予定です。また、市の管理ではありませんが、緑の点線内は商業施設用駐輪場として89台、青い点線内は住宅用駐輪場として185台が設置されます。駐輪場全体としては約600台の予定となっております。
1ページにお戻りください。(3)、その他です。住戸は、1月から最終期、第四期の販売を開始いたします。商業施設等についてですが、9月3日より1階で郵便局の業務が開始されました。1階の商業施設としては、物販、飲食で、2階は飲食系中心、3階は医療系で一部物販のテナントが入居する予定です。
次に2、三鷹駅南口中央通り東地区再開発事業についてです。再開発協議会は、近隣における直近で実施された再開発事業の視察を行うことを目的に、国分寺駅周辺の商業施設の見学会を12月14日に開催いたしました。
説明は以上です。
◯委員長(後藤貴光君) 市側の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
◯委員(大倉あき子さん) よろしくお願いいたします。まず、南口西側中央地区の再開発なんですけれども、いよいよ商業施設が3月中旬以降オープンするということで、市民の皆様も非常に関心が高いところだと思うんですが、ここに1階が郵便局、物販、飲食、2階は飲食系中心、3階は医療系となっているんですが、特に物販、どういったお店があるかということを、今現時点でお示しできる情報があれば教えていただきたいと思います。
◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君) 物販店につきましては、まだ商業部会の中で話し合いが行われております。既に決まっているところもあると思いますけれども、具体的にどういった店舗が入るのかというところは、まだ私どもでも公表されていないところでございますので、引き続き商業部会等で検討のほうが深められて、これから確定していくものと思っています。
それと、資料1の3ページのところの部分で、ちょっと一部図面のタイトルの中で、「再開発ビルに伴う整備について」と、「に」という文字が入ってございませんでした。「に」という文字を加えていただければと思います。済みません、訂正いただければと思いますので、申しわけございませんでした。よろしくお願いいたします。
◯委員(大倉あき子さん) ありがとうございました。じゃあ、次に駐輪場のことでお伺いしたいんですけれども、今回のサイクルシェアと、あと一時時間貸しの駐輪場ということで、定期貸しはないということで、そういうことなんだと思うんですけれども、このサイクルシェアの駐輪場、今後、どういう募集とか、スケジュールで行われていくのか、また一時時間貸しが幾らになる、金額はいつごろ決定されるのか、お伺いしたいと思います。
◯都市交通担当課長(久保田実君) 新しくオープンをいたします、三鷹駅南口駐輪場及び三鷹駅南口サイクルシェア駐輪場につきまして、御質問をいただきました。こちらの2つの施設につきましては指定管理者制度の導入を検討して、今議会のほうにもお諮りをしているところでございます。料金につきましては、指定管理者のほうからの提案を受け、市長がそれを承認した後、決まっていくという形で条例上も定まっているところでございますので、今後、指定管理者のほうと金額等につきまして協議を行った上で最終決定をしていきたいというふうに考えているところでございます。
また、広報等につきましては、今現在、料金の改定につきましては4月を想定しておりますし、また、サイクルシェアの供用開始につきましても4月を想定しておりますので、その前の2月ごろに広報、ホームページ等を通じての周知を行いたいというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
◯委員(大倉あき子さん) ありがとうございました。また決まりましたら教えていただきたいと思います。
次に、南口中央通り東地区の再開発事業なんですけれども、こちら、今回は視察ということでの御報告で、まだ合意形成がなかなか図られていないのかなと思うんですけれども、その後、進展がない、そのままの状態だということの認識でいいのか、そこを確認しておきたいと思います。
◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君) 東地区につきましては、地権者の方にURと市も一緒になって、今個別にお話しさせていただいている段階というところで、前回の報告から進展してはございませんが、引き続きお話のほうはさせていただいている段階でございます。
◯委員(大倉あき子さん) ありがとうございました。市民の皆様も、今本当に防災の意識が高まっているので、本当にこの防災の観点から、まだなのかというお声をよく聞きますので、その辺のところも含めて、また今後、スピード感を持ってとよく言われますけれども、よろしくお願いしたいと思います。
以上です。
◯委員(西尾勝彦君) よろしくお願いいたします。西側中央地区に関してなんですけれども、今の現状について、ちょっと市民の方からの御意見がいろいろありまして、郵便局を駅方向に向かっていって、左に曲がっていく、ちょうど工事用のガードというか、あれが設置されているところが歩道が狭くなっていて、警備の方、音声案内などもなされているんですけれども、歩行者の方、また自転車で通行される方が片側通行のような形になっているんですね。さらに、もうちょっと行ったところにバス停がありまして、そこのところでどうしても通勤・通学の時間帯にお客さんたちが並んでしまうということで、歩道そのものが塞がっている時間帯というのも多いというお声も伺っています。
こういったこと、当然そういう工事の最中、途中のことですから、難しいことではありますけど、今後、そういった声にお応えしての何らかの対応といったこと、お考えではないでしょうか。お願いいたします。
◯道路交通課長(池田啓起君) 西側中央地区再開発の駅前デッキへの接続工事に伴いまして、現在、歩道がかなり狭くなっている現状があります。仮囲いを前に出して歩道が狭くなる段階で、事業者さんと、また、我々、道路管理者と協力しながら、現地に位置出しをして、事前の周知、またホームページ等でも周知を図ってきたところなんですが、やはり狭いという現状がありまして、自転車通行、また、交通のほうに朝夕の時間帯については歩道を塞いでしまうような現状も見られております。
引き続き、事業者さんと道路管理者、三鷹市と協力しながら、現状と、そういったお声を聞きながら、対応できるところについては対応していきたいなというふうに考えております。
以上です。
◯委員(西尾勝彦君) ありがとうございます。どうしても事故に至らないとしても、特に混雑している場合、通勤・通学の方がバス停に並ばれているというような状況の中で、ちょっと何かもめごとというか、ちょっとしたいざこざとまでいかないまでも、そういったことがあったというお話もお伺いをしております。
こういったことにも十分配慮した対応、できる範囲内での対応という御回答でしたけれども、ここで今すぐ御答弁いただけるかどうかあれですけれども、また状況のこともありますし、できる範囲内での対応といったもの、もし具体的なお考えが今ございましたら教えていただけますでしょうか。
◯道路交通課長(池田啓起君) 事業者さんとは常に情報を共有、また情報提供ということで連絡をとり合っております。具体的に何か対策ということで、また事業者さんと相談しながら、例えば誘導員を設置するであるとか、また三鷹市のほうでも道路パトロール、また駅前の清掃等、管理業務が入っておりますので、その中で支障とかがないのかとか、そういったところの点検を引き続きやっていきながら対応していきたいというふうに考えております。
◯委員(西尾勝彦君) ありがとうございます。いろいろな事故なんか起こっちゃったら本当にいけないと思いますので、そういったいろいろな状況といったことを想定して、今後の道路管理者として対応を考えていっていただきたいと思います。
次は、東地区の再開発事業についてなんですが、これもちょっと、商店街の方からお話をお伺いをいたしまして、URの1階のところ、一部、非常にシャッターが閉められたままのところがあると、どうしても商店街として、シャッターが閉まったままだと寂しい感じがしてしまうということで、何らかのシャッターをあけておくような──臨時の駐輪場であるとか、そういったことっていうもの、何らかの形でシャッターをあけておくっていうこと、そういったことをURのほうに要望といったような形でできるものなんでしょうか、教えていただけますでしょうか。
◯都市整備部長(田口久男君) 三鷹の中央ビルのお話でございますが、これまでも空き店舗になったところについては、スペースあいとまちづくり三鷹のほうで、商業の活性化に寄与するような取り組みをしてきたところですが、今お話がありましたように、空き店舗がその後出てきたところをどうするかというところについては、生活経済課等と調整をしながら、その使い方について、今後、まちづくり三鷹等も入れて検討をしていきたいというふうに考えております。
◯委員(西尾勝彦君) ありがとうございます。まさにスペースあいの隣、駅側のところが現在閉まったままになっているというお声をいただいております。本当に、特に今イルミネーションなども始まっていて、かえってそこが寂しく感じてしまうというようなお声も伺っています。そういったこともお考えいただいて、進めていっていただきたいと思います。また、今後時間もかかると思いますので、よろしくお願いいたします。
以上です。
◯委員(小俣美惠子さん) よろしくお願いいたします。先ほど、西側中央地区の1階、2階、3階の御説明がございましたけれども、確認なんですけれども、保育園のことでございますが、三鷹市は待機児がまだまだ存在している中で、私も前々回でしたか、この利便性のいい場所に保育園をつくっていただければいいなというお話をさせていただいたんですが、保育園の設置についてはどのような状況になっておりますでしょうか。
◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君) 保育園の件につきましては、私どもも従前から事業者さんのほうに助成制度などの情報提供をしながら、設置に向けた検討をお願いしていたところなんですけれども、最終的に業務のほうと、あと商業のほうと、保育施設の設置をする予定はないということは、ここで事業者のほうに最終的に確認をしたところでございます。
非常に残念な結果ではありますけれども、権利者のほうでいろいろと調整した結果だということで、私どもでもそういうふうに受けとめました。
◯委員(小俣美惠子さん) ありがとうございました。大変利便性のいい場所で、三鷹駅のあの場所に保育施設がないというのは本当に残念なことだなと、今結果を伺いまして思っているところでございます。
私も初め保育施設をということで、要望を出してきたわけですが、市側のほうでも大変御苦労して、保育施設をという誘導を市のほうでもしていくというような御答弁をいただく中で、きっと御苦労いただいたことと思うんですが、どんなことに具体的に御苦労いただいてこのような結果になったかということを、ちょっと詳しく御説明いただければと思います。
◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君) 私どもでは、業務のところに企業内保育という観点で設置できないかというところを、事業者のほう、コンサルタントと申し入れしていたところなんですけど、商業施設は商業部会ということで地権者さんたちで検討しているんですけど、業務のところについてはいかんせん情報が私どもにも入ってこない状況でございます。
これは、細田工務店が事業者として業務のところの展開をいろいろと考えているところですけれども、具体的に私どものほうにも、現時点でどういう業務の使われ方になって、どういうものは展開していくのかっていうのも、今情報は入っていないので、そういったところで、事業者さんの中でも役割分担しながら、商業のほう、業務のほう、住宅のほう、3つのディベロッパーが入っていますので、そういったところと調整しながら、市のほうでも進めてきたところでございます。
◯委員(小俣美惠子さん) 三鷹市の玄関口で、子育てに大変優しい三鷹というようなことでございますので、待機児がまだまだ多い中で、保育施設が足りないということもございますので、引き続きよろしくお願いしたいと思います。ありがとうございました。
◯委員(吉野和之君) それでは、1点だけ質問させていただきます。ちょっと細かい点で恐縮なんですけども、3ページの再開発ビルに伴う整備についてのところの左方のエスカレーターの問題ですね。西側部分は再開発ビル所有分ということなんですが、この東側部分が市に移管されるということで、御説明をお伺いいたしました。
1点、恐らく市民の方から、なぜだという質問が出ると思うんですが、この市の移管分に関しては上りだけですね、一方通行ですね。もう一つのほうは上り下りがあるという、この理由をお聞かせください。
◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君) こちらの昇降設備、階段とエスカレーターにつきましては、従前ありました市道第14号を廃止して、ここにビルを建てましたので、これの市道の代替機能を図るということで、歩道状空地のところに道路部分じゃなくて、壁面後退する部分に階段等昇降設備を設けたところでございます。
配置については、歩道状空地の幅にも限りがあるのと、デッキとの通行のバランス、そういった全体の幅員が決まっておりますので、駅に向かっていく、上る動線、朝、駅に向かう動線を最優先に、昇降設備としては上りのエスカレーターを事業者のほうが設置して、市のほうに帰属するということで、これについては、市道を廃道するときに、その代替施設という形でデッキへの接続と昇降設備の設置、そういったものを協議しながら進めてきた経過がございます。そういったことで、こちらは上りとなっております。
◯委員(吉野和之君) ありがとうございました。この歩道状空地の幅の範囲内でやったということで、上りの一方通行になったということなんですけども、恐らく市民の方、利用される方は、上りだけあって、下りがないのはなぜかなと、そういう疑問も多分出てくるかと思うので、今ちょっとお伺いをしたわけです。
それで、今度、この市の移管分になったところのエスカレーターに関しては、ある意味では市の責任で管理するという形になると思うんですけども、この安全対策、それから、あと、雨の降ったときの、上に屋根とか、そこら辺は多分、屋根の設置は難しいと思いますけども、安全対策についてはどのような配慮がされているのか、お伺いします。
◯道路交通課長(池田啓起君) 帰属を受けるエスカレーターへの安全対策ということで、実際に駅前南口には今9基、エスカレーターが設置されておりまして、上下の監視カメラを設置をしております。監視カメラにて、何か異常、トラブルが発生した場合は、警備のほうでそちらをとめていただけるような、また、急遽そこに駆けつけて対応できるようなことを現在もやっております。この当該現場におきましても、その業務に追加という形で、同じような対策を今考えているところであります。
また、エスカレーター本体につきましても、センサーがついているエスカレーターを採用していただいていまして、通常動線が少ない場合は一定程度速度が遅くなると。通行者がいなくなって、ちょっと時間は詳細は把握していないんですが、一定程度時間がたつと停止するというような、センサーつきのものを導入していただいています。
また、屋根についてなんですが、接続するデッキにつきまして、過去に屋根の設置検討を行ったんですが、荷重の関係であるとか、風の関係であるとかで、今の平成5年にできました1期デッキへの屋根の設置ができないということがあります。今回、接続されるエスカレーターにつきましても、屋根の設置は検討していただいたんですが、実際に敷地の建築基準法の関係であるとか、さまざまな点から設置は困難ということで、今回は屋根の設置はありません。
◯委員(嶋崎英治君) まず、西側のほうですが、民間の開発ですから、余り言いたくはないんですが、小俣委員が言われたように保育施設の要望がかなわなかったと、こういうことですよね。そこのフロアに、資料1のところでいくと、1階が物販、飲食、2階が飲食、3階は医療系で一部物販が入居予定である。ここの文章の意味は、医療系に限定されているという意味なんでしょうか。それとも、他の業務で事業者がオーケーすれば入ることは可能なんでしょうかね。そこをちょっと、まず説明してください。
◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君) 3階につきましては、商業施設の検討の中で医療系が入居する予定だということで、特にこちらにつきましては、戻り入居、従前にも歯医者さんがありましたし、そういった方もいらっしゃいます。また、薬局が入ることも想定できますし、一部物販ということでも聞いています。
具体的にちょっと、どういった医療系が入ってくるのかということも、まだ詳細には私どもでも確認しているところでございます。
◯委員(嶋崎英治君) 市がかかわってやっていることではないから、埋まるのかどうなのかっていうことも心配事なんですよ。ですから、その辺、もう販売というか、契約をやっているわけですね。どのくらい進捗しているのかっていうのは、その辺はわかりますよね。
◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君) 直近では、先週、12日に商業部会が開催されております。そういった中で、全体的にどういう形で決まってきているっていう詳細の部分は聞いてございませんけれども、出店予約契約の締結に向けた最終的な調整をしている場面だというふうに聞いておりますので、3月中旬以降にオープンと言っておりますけど、できるだけ3月中旬に間に合うようになってくれればいいなというふうに、私どもでも、今事業者のほうに伝えているところです。
◯委員(嶋崎英治君) それしか言いようがないですね、促進しろ、促進しろと言うわけにもなかなかいかないし、大変苦しい胸のうちだと思うんですが。駅前ですよね、そして、保育施設はだめでも、若者の居場所だとか、あるいは市民がギャラリーとして展示できるところ、駅前の市が持っているところだけでは足りなくて、市民がもっと自分の文化を出したいというようなこともあったりするから、そういった市の施設としての利用法も考えられるんじゃないかと思いますけれども、あいちゃったら、市が借りてくれませんかとか、何とかしてくれませんかってあるんじゃないかなと思うんですが。
せっかくの場所ですから、そういう若者の居場所だとか、文化の発表の場だとかっていうことも、市が借りてもいいんではないのかなと、ふと思うんですけども、その可能性はありますでしょうかね。
◯都市整備部長(田口久男君) オープンします再開発ビルの使い方っていうか、そういう御質問でございますが、現時点では、今委員さんがおっしゃられたような、市に借りてほしいというようなお話はございませんので、基本的には、先ほど担当部長がお答えしましたように、商業、業務系の施設で埋まる方向で、今、最終調整をしているということでお聞きしています。
また、施設内ではございませんが、デッキの接続する上の部分、また下の部分、そういったところを商店会等と今協議をして、いろいろなイベント等に使えるような形で調整をしておりますので、そういった展開の中で市もいろいろな形の支援をしていきたいというふうに考えています。
◯委員(嶋崎英治君) わかりました。ある意味じゃあ、私の夢みたいなものですから、もしそういうようなことがあったら、そういう方向もあっていいのではないかなという思いから、質問と意見を申し上げました。
次に、東側のほうですけれども、今地権者というか、いろいろな話をしているということのようですけども、それが終了するっていうのは、市の予測っていうか、市のあれではどの辺のことを考えていらっしゃるんでしょうか、全部終わるっていうのを。
◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君) 再開発事業に対して反対しているっていうわけではないんですね。ただ、どういう形で再開発事業を進めていくのかっていうところの──都市計画の手続に入っていきますと、もう後戻りができなくなりますので、そういったところを今、まさに調整している段階です。
平成28年から地権者に意向調査の説明会をして、それで個別に個々の地権者の意向を聞いていく中で、それぞれの地権者の思いがURに伝わっています。そういった思いを施設計画の中に、URのほうでも検討しながら入れていって、どういう再開発ができるのかというところを具体的に少しゾーンレベルで地権者とよく相談している段階ですので、大切な財産ですから、いつそれで行けるのかっていうところは、URのほうも、市も、今地権者の方としっかりとそこは話をしていかないといけないので、できるだけ早く、もう建物も老朽化していますし、設備にお金をかける段階に来てしまいますから、とにかくできるだけ早く事業が進むように、今URと全力を挙げて取り組んでいるところです。
◯委員(嶋崎英治君) 相手のあることですから、UR側の意向だけでなかなか進まないこともあって、どういう再開発になるかっていう、もともとの構想の問題ということですから、そこが納得いけるものなら、最終的には地権者の皆さんも納得していくっていう形にはなるのかなと思いますけども、見切り発車みたいなことだけは避けなきゃいかんなというふうに思いますので、そのことを申し上げて、私の質問を終わります。
◯委員(半田伸明君) 東側でこの見学会開催ってありますよね。これ以外に、ここ数カ月で何か関係者の会合とか、そういうのってありましたか。
◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君) 5月22日に総会がありまして、そこで関係者が集まって、直近はそこになります。今回、12月に見学会を行ったという形です。
◯委員(半田伸明君) 5月だと、もう半年前だから、じゃあ、やっぱり事実誤認かもしれないな。実は、ある説明会で職員の方が一通り説明した。質問はありますか、特になかった。質問がないということは、賛成でいいんですねっていうことを帰り際に言われたっていう方の情報が入ったんですよ。それが、この再開発なのか、別の話なのかはわかりませんが、そういう事実があったのかどうかとなると、これはまた言った、言わないの世界になりますからね。
5月22日のミーティングでそういうことがあったというのを、今ごろ言ってくるというレベルなのか、それとも全然違う案件の話なのか、それはわかりませんが。何でこういうことを言っているかというと、基本的にやろうとしている方向に反感を持っている人ほど、普通は黙っちゃうと思うんですよ。そこでわあわあ、反対反対と言うレベルの問題と、真意を見せない反対というのもあろうかと思います。
ですから、都市整備部に関係なく、ほかの各部でも言えることなんだけども、しかも、質問がないということは賛成ということでいいんですねっていうのを、その説明会の最中じゃなく、帰り際に一方的に言われたという話が入ってきているんですよ。これが事実か、事実じゃないかは、私は確認がとれていない。そういうのがあったんでしょうと言うつもりはないんですが、ひょっとしたらその方がうそをついているかもしれない。私は正直わからない、間接的に入ってきた情報ですから。
ただ、そのことを今紹介をしつつ、なぜこういうことを言っているかというと、特に東地区の場合ははっきり申し上げましてややこしいですよね。個別の事案で交渉云々という話がありましたけれども、全員が反対しているわけじゃないんだという話もありましたが、果たして本当にそうなのかね。全員が反対しているわけじゃなかったら、じゃあ、どうやって前向きに意思形成をより強固なものにしていこうという議論が進んでもいいはずなんだが、5月22日の後はなかなか進展しないということを考えた場合に、やっぱり何か支障があるんだろうと、私は思いますね。
ですから、今後、東地区に限らず全般的に言えることなんだけれども、何かしら説明会があった場合に、そこの参加者の皆さん──意識があるから参加するわけですから、参加者の皆さんの神経を逆なでするようなことは絶対にあってはならないと、私は思います。ですから、そのあたりを、ましてこういう東地区みたいなややこしい案件だと、なおさらだと思いますので、今後さまざまな交渉場面については、より丁寧に意を用いていくということを、改めて確認をとっておきたいと思うんですね。
ひょっとしたら、質問がなかったら賛成ということでいいんですよねっていうことを言わざるを得ないような状況がひょっとしたらあったのかもしれないし、それが実は別の案件で、別の部かもしれないし、それはわかりません。ただ、一般論として、そういった説明会で市民と対話をするときっていうのは、やっぱり変に怒らせたらまずいっていうのってあると思うんですよね。だから、このあたりの気の配り方、まして東地区は重要な案件ですから、だからこそより丁寧に、決して心を硬化させるのではなく、やわらかくさせるといったことの気配りを、今後より丁寧にやっていかなきゃいけないと思うんですよ。
当たり前のことを聞いているんですけどね、そういったことはないと信じていますが、改めて説明のあり方について、どのようにやっていくのか、総括的に教えてください。
◯都市整備部長(田口久男君) 再開発のこの取り組みを進めるに当たっての意見、意向のまとめ方というような御質問かと思いますが。まず、5月の総会については、総会としての内容と、あと意見交換をしたということで、その中でも、地権者の方からは、何で進まないのかというような、そういった御意見もありましたし、それに対しましては、施行者としてのUR都市機構と三鷹市としてのお答えをしたところでございます。今委員さんからお話があった、意向のまとめ方という部分でございますが、この再開発事業、やはり全員の地権者の方が1つのプランに対して同じ方向を向いていないと成り立たないものだというふうに考えております。
そういった中で、全体のプランはその協議会等で構成をまとめていくので、施設計画として取りまとめていく必要があるんですが、個々の地権者の方が参加するに当たりましては、そこの個々の方の資産にかかわる部分ですので、それは施行者、UR都市機構が個別に丁寧にお話を聞いて。先ほど、担当部長のほうから、再開発に反対という意見はないというふうにお話ししましたが、プランの中で、例えばAさんという方がここに床をとりたいと、Bさんもそこにとりたいという場合は、重なってしまいますので、そういったところは調整する必要もありますし。
再開発への参加の仕方についても、床を取得して貸す場合もありますし、自分がそこで床を使って営業する場合もありますし、そういったところが全ての地権者の方の意向を組み合わせて1つにまとめるという点で、今なかなかそこが重複している部分とか、折り合いがついていない部分があるということで、施設計画としてはまとまらない部分がありますので、そこを何回かキャッチボールしながら、幾つかプランを修正しながらまとめていくっていう部分で、より丁寧に各地権者の方の意向を確認しながら──先ほど委員さんがおっしゃられたように、進めてしまったら、もう後戻りができないというか、そこでうまくいかなくなりますので、そうならないように、逆に丁寧にやっていく必要があるということで、今取り組んでいるところでございます。
◯委員(半田伸明君) ひょっとしたら、職員がそういうふうに言ったって言っているけど、URだったかもしれないですね。この人がURの職員さん、いや、この人が市役所の職員さんということがごちゃごちゃになっちゃって、それで苦情というふうになったのかもしれないし。もちろん、職員の皆さんを私は信じていますので、そういうことがなかったと信じたいですけどね。
URさんのほうが個別にいろいろやっていらっしゃるということもあるんでしょうけど、肝心かなめのURさんが御機嫌斜めを引き起こすようなことがあっちゃ、当然なりませんのでね。そのURさんの対応についてはどうなんだ、みたいなことは注意深く見ていく必要があろうかと思います。こういうのって、結局感情をどう整理するかの問題なので、ぶっちゃけ面倒くさいですね。でも、それを面倒くさいと言ったらおしまいなので、引き続き丁寧に御対応いただければと思います。
それと、最後に1点ですが、今回まちづくり環境委員会で、冒頭、資料の修正がありましたね。今回は、ここの場になって資料の修正が1点ありましたね。議会資料の提出のあり方については、正副の打ち合わせを踏まえた後にこういうのが発覚すること自体、本来おかしな話なんですが、重々事前に二重にも、三重にも確認を輪をかけていただきたい。2つの委員会で同じ部が資料訂正をするというのは、私は少なくとも前代未聞だと思いますので、より気を引き締めていただきたい。その旨をお願い申し上げまして、質問を終わります。
◯委員長(後藤貴光君) 以上で行政報告を終了いたします。
休憩します。
午前10時17分 休憩
午前10時18分 再開
◯委員長(後藤貴光君) 委員会を再開いたします。
議会閉会中継続審査申し出について、本件を議題といたします。
三鷹駅前地区再開発基本計画・事業等に係る諸問題について調査検討し、対策を講ずること、本件については、引き続き調査を行っていくということで、議会閉会中の継続審査を申し出ることにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
次回委員会の日程については、次回定例会会期中とし、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくことにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
その他、何かございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
特にないようございますので、本日はこれをもって散会いたします。お疲れさまです。
午前10時19分 散会