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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(平成30年議会運営委員会) > 2018/12/18 平成30年議会運営委員会本文(要点)
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2018/12/18 平成30年議会運営委員会本文(要点)

                  午前9時29分 開議
◯委員長(赤松大一君)  議会運営委員会を開会する。


◯議長(宍戸治重君)  議会運営委員会に係る事項について各派代表者会議を開きたいので、休憩願う。


◯委員長(赤松大一君)  休憩する。
                  午前9時29分 休憩


                  午前9時45分 再開
◯委員長(赤松大一君)  議会運営委員会を再開する。
 本日は、御足労をおかけした。成清一夫さんから提出のあった請願が、現在、議会運営委員会に付託されているところであるが、これを審査するに当たり、その参考とするため補足的に説明をいただくため、おいでいただいた次第である。
 これから補足説明をいただくが、会議の記録をとる都合があるので、発言する際には挙手し、私が名前を呼んでから発言するよう願いたい。
 また、本日は委員会の審査の参考とするため、私どもから聞くという趣旨のものであるので、成清さんから委員に対して質問することは遠慮いただきたい。
 付託事件1、請願の審査について、本件を議題とする。
 (1)の30請願第5号 委員会のネット中継実現について、補足説明を願う。


◯請願者(成清一夫君)  本請願については、請願要旨に記載のとおりであり、特に補足することはないところである。
 以上である。


◯委員長(赤松大一君)  補足説明は以上である。
 これより質疑に入る。


◯委員(大城美幸さん)  請願理由の2において、議事録は委員会の場合公開まで半年かかり、動画での暫定公開が必要であるとあるが、暫定公開とはどのようなものを想定しているのか。議事録公開までは、動画配信するという意味なのか。


◯請願者(成清一夫君)  例えば、今この場で私が発言したことについて、議事録になる前に、発言訂正や発言取り消しを願うこともあり得ると考えるところである。したがって、動画については、正式な議事録が公開されるまでの間、暫定的に公開することを想定しているところである。


◯委員(大城美幸さん)  動画については、生中継を録画したものであって、事後の訂正などが反映されたものではないから、委員会記録が公開されるまでの間、暫定的に公開されるものであるという理解でよいか、確認させていただきたい。


◯請願者(成清一夫君)  そのとおりである。


◯委員(大城美幸さん)  了解したところである。では、請願理由の3において、いまや、本会議や委員会のネット中継は、小金井市議会等、各地で実施されているとあり、請願理由の4において、インフラ構築について、簡易な構成もあり、委員会中継実現のために高額の費用が必要なわけではないとあるが、高額の費用とは幾らくらいの価額を想定しているか、伺いたい。


◯請願者(成清一夫君)  私の知るところでは、NPO法人シニアSOHO普及サロン・三鷹にはネット中継のインフラ構築に係る技術を持った人材がいるところである。NPO法人シニアSOHO普及サロン・三鷹に依頼すれば、機器等々の費用も入れて、100万円から150万円程度で可能であると考えるところである。


◯委員(大城美幸さん)  本請願の趣旨は、市議会として、情報公開を通じて市民の知る権利を保障することを求めるものと推察するところであるが、100万円から150万円程度の費用、市民の税金を費やすこととなっても、市民の理解は得られるものとの認識でいるのか、伺いたい。
 また、本請願の趣旨について、再度請願者の思いのたけを伺いたい。


◯請願者(成清一夫君)  やはり市民には知る権利があると考えるところである。知る権利を保障するため、100万円とか、200万円とか、その程度の費用であれば、むしろ積極的に使うべきであると思うところである。
 きょう、この議会運営委員会の場にお邪魔しているわけであるが、どうしても日程の都合がつかず、傍聴できないことも多々あるところである。私に限らず、ほかの市民にも同様の事情があるものと考えるところである。委員会のネット中継が実現すれば──SNS等を通じて、委員会で取り扱う市政の課題についても気軽に共有できるようになり、市民の市議会に対する関心が高まるものと考えるところである。


◯委員(大城美幸さん)  市議会は、平日の昼間に開催されるため、特に勤労者にとっては、傍聴が難しい現状があると改めて認識したところである。ネット中継のメリットは、時間的な制約がないことにあると考えるが、ネット中継のメリットについて請願者の認識を伺いたい。


◯請願者(成清一夫君)  市民の多くは、委員会を傍聴することもないため、委員会における議員活動を見ることすらできていない現状があるところである。やはり委員会における議員活動を可視化して、広く共有することは、議員にとっても、市民にとっても、大切なことであると思うところである。昔はそのためのツールがなかったため、やむを得ない部分があったが、今は安価なツールがあるので、ぜひ活用すべきであると思うところである。
 以上である。


◯委員(野村羊子さん)  きょうは御足労いただきありがたい。今、三鷹市議会では、本会議のみ生中継及び録画中継をしているところであるが、あくまでも暫定的な記録という扱いであり、正式な本会議録が公開される次回定例会には録画中継の視聴ができなくなるところである。委員会をネット中継する場合、委員会記録が公開されるのは約半年後であることから、委員会記録が公開されるまでの数回分の委員会録画中継を視聴できるようにするのか、あるいは全ての録画中継を半永久的に視聴できるようにするのか、請願者の考えを確認させていただきたい。
 また、小金井市議会では、当初、傍聴者が委員長の許可を得た上で、動画配信サイトやSNSを通じて個人的に動画配信を続けていたが、やはり市議会として責任を持って中継するべきであろうと意見がまとまったことから、市議会として委員会中継をするようになった経緯があるところである。もし、本市議会においても、傍聴者の個人的な動画配信が許可された場合、希望する市民がいるか、そのような機運があるか、請願者の考えを聞かせていただきたい。


◯請願者(成清一夫君)  1点目であるが、本会議にしろ、委員会にしろ、基本的には半永久的に視聴可能とすることを希望するところである。やはり市議会における議員活動については、市民に公開すべきだろうと考えるところである。やはり文字の記録では、場の雰囲気が伝わりがたい部分がある──本請願とは関係ないことであるが、今の本会議中継も、発言者の姿しか映らないため、場の雰囲気が伝わりがたい部分があるところである。やはり発言者以外の方の表情も含め、場の雰囲気を感じることができる映像にしていただきたいと思うところである。
 2点目であるが、誰かがやるにしろ、時間や費用など、コストがかかるところである。やはり市議会が責任を持って中継することが必要であると思うところである。
 以上である。


◯委員(野村羊子さん)  やはり中継するに当たっては、市議会が責任を持つことが重要になると考えるところである。ただ、請願者から要望のあった場の雰囲気まで伝わるような映像に関しては、機器の調達など、課題もあることから、検討課題とさせていただきたい。
 私からの最後の質疑であるが、本請願の趣旨としては、委員会の生中継、あるいは録画中継を希望するものであると認識するところであるが、請願者が最低限実現する必要があると考える条件を確認させていただきたい。


◯請願者(成清一夫君)  発言者の発言及び表情を中継することが最低限必要であると考えるところである。
 以上である。


◯委員長(赤松大一君)  ほかにあるか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 以上で請願者に対する質疑を終了する。
 休憩する。
                  午前10時00分 休憩


                  午前10時01分 再開
◯委員長(赤松大一君)  議会運営委員会を再開する。
 30請願第5号 委員会のネット中継実現について、本件に係る現状等について、事務局の説明を求める。


◯調査担当課長(藤井泰男君)  審査参考資料の資料1をごらんいただきたい。本市議会において委員会のインターネット中継を実施した場合の経費等について説明する。
 1の概要については、協議会室、第1委員会室、第2委員会室及び第3委員会室にカメラ等を設置し、常任委員会、特別委員会、議会運営委員会のインターネット配信(生中継・録画中継)を行う。カメラは委員側を映した定点カメラとし、テロップ・ワイプ等はないものとする。中継映像のイメージは別紙1のとおりである。別紙1をごらんいただきたい。協議会室、第1委員会室、第2委員会室、第3委員会室、それぞれイメージ画像のとおりを想定しているところである。
 2の主要機器は記載のとおりである。
 3の経費については、全て税別で記載しているところである。まず、導入経費は1,911万4,000円と試算しているところである。なお、経費については、1の概要のとおり、各室に固定カメラを1台設置し、定点映像を配信する場合を想定したものであり、映像配信機器等の調達に加え、配線工事、システム設計費、議会中継配信用ページ拡張費等が含まれているところである。
 次に、配信経費は年額617万4,000円と試算しているところである。試算に当たっては、委員会の開催回数を年110回、開催時間を年180時間と想定したほか、既に実施済みの本会議中継のシステムを拡張することを前提とし、スマートフォン等での視聴を可能とするマルチデバイス対応、4常任委員会の生中継の同時配信、4営業日後の録画中継の公開などの仕様を示し、委託業者より見積書を徴取したところである。
 次に、映像配信機器等保守経費は年額59万6,000円と試算しているところである。こちらはカメラや配線等の保守経費となっており、年2回の定期点検、緊急時対応が含まれているところである。
 以上を合計すると、初年度は2,588万4,000円、次年度以降は677万円の経費がかかるものと試算しているところである。
 4、工期については、発注後、着工までが約2カ月、工事期間が約8営業日と見積もっており、多少の余裕を見て3カ月間としたところである。なお、工事完了後、翌日から中継可能となるところである。
 5、他市の状況については、別紙2をごらんいただきたい。多摩26市議会のうち、委員会ネット中継を実施している9市議会の状況について一覧にまとめたところである。なお、小金井市議会と多摩市議会については、ユーチューブによる配信となっているところである。
 説明は以上である。


◯委員長(赤松大一君)  事務局の説明は以上である。
 これより質疑に入る。


◯委員(野村羊子さん)  導入経費については、ユーチューブによる配信とすれば、今説明のあった試算より削減できるのではないかと思うところであるが、資料1のほかに見積書を徴取しなかったのか、伺いたい。


◯調査担当課長(藤井泰男君)  ユーチューブによる配信には、デメリットがあるところである。小金井市議会の例では、「本市議会はユーチューブの運営会社とは契約関係にないため、放送や録画が正常に視聴できない、あるいは視聴することにより何らかの損害が生じた場合にも、本市議会は責任を負いません」との注意書きがあるところである。また、多摩市議会の例では、「映像配信画像に表示される企業広告は本市議会とは一切関係ありません。また、広告によるいかなる損害についても、本市議会は一切責任を負いません」との注意書きがあり、トラブルが起こることもあり得る前提となっているところである。


◯委員(野村羊子さん)  ユーチューブによる配信には、ネット広告など、媒体特有の課題があると認識したところである。
 経費については、本会議中継の委託業者より見積書を徴取したとのことであるが、他市議会と比較しても、高額な見積もりとなっているものと認識するところである。経費を削減することができないか、伺いたい。


◯議事担当部長(刀祢平秀輝君)  別紙2を確認いただきたい。年間経費に関して、本市議会については、本会議中継の経費を記載しているところであるが、他市議会については、委員会中継の経費を記載しているところである。
 年間経費については、配信対象及び同時配信可能な委員会の数が大きく影響するところである。4委員会を同時配信するのであれば、4台のエンコーダーが必要になるほか、回線やサーバーも強化する必要があるところである。
 また、本市議会においては、配信の安定性や情報の安全性の確保の観点から、直接インターネットにはつながず、架空の専用回線──VPN(バーチャルプライベートネットワーク)を用いて配信しているところである。今回の見積書についても、VPNを前提としていることから、やはり一定の金額はかかるものと考えるところである。


◯委員(野村羊子さん)  現状の延長で考えると、資料1において示された金額になると認識したところである。しかし、4委員会同時配信をする必要があるのか、改めて見直す必要があるものと考えるところである。我が会派としては、1日1常任委員会を主張していることから、同時配信する必要はないとも考えるところであるが、同時配信せず、1委員会のみ配信するとなった場合、幾ら経費は削減できるか、伺いたい。


◯議事担当部長(刀祢平秀輝君)  1日1常任委員会となった場合、どの部屋で委員会を開催するかという問題も残るところであるが、仮にエンコーダーが1台となれば、当然エンコーダーに係る金額は4分の1になるところである。また、1日1常任委員会であれば、1定例会当たりの常任委員会は4日間となり、開催時間が短くなることから、経費が減るであろうとは思うところであるが、資料1において示した経費が単純に4分の1となるものではないと考えるところである。


◯委員(野村羊子さん)  別紙1の中継イメージからすると、市側の説明員が起立した際には、委員席が映らなくなるものと考えるところである。しかし、カメラを前方に置いた場合には、委員席しか映らないことになるかとも考えるところである。カメラの位置についての考え方を伺いたい。


◯議事担当部長(刀祢平秀輝君)  実際問題として、市側の説明員が起立した場合、委員席が映らない事態は生じ得ると考えるところである。そのほか技術的な課題はあろうかと思うところであるが、委員会のネット中継を実施するとなった段階において、協議していただきたいと考えるところである。


◯委員(大城美幸さん)  先ほど経費についての答弁があったところであるが、本市議会と立川市議会を比べると、生中継及び録画のアクセス数に大きく差があるにもかかわらず、本市議会の年間経費が相当高額であるものと考えるところである。現行の配信方式以外での見積書を徴取する考えはないか、伺いたい。


◯議事担当部長(刀祢平秀輝君)  立川市議会の事例では、本市議会より年間経費が低額となっているところであるが、立川市議会の場合は、直接インターネットにつなぎ、配信の安定性や情報の安全性の確保については余り考慮しない配信方式を採用しているところである。立川市議会と同様の配信方式による見積書を徴取することは可能であるが、立川市議会と同等の年間経費となるかは、実際に見積書を徴取しないことにはわからないところである。


◯委員(大城美幸さん)  安全性は劣るが、この程度の金額でできるであるとか、本市議会における配信方式とした場合、どの市議会であっても同等の金額になるのか、伺いたい。


◯事務局長(岡本 弘君)  コストの考え方であるが、配信の安定性や情報の安全性を考慮しないのであれば、幾らでも落とすことは可能であると考えるところである。
 今回、本請願の審査に当たり、本会議中継と同程度の仕様を想定して、見積書を徴取したところであるが、1日1常任委員会なり、1室のみでの中継実施なり、委員会において条件を提示していただければ、再度見積書を徴取したいと考えるところである。


◯委員(大城美幸さん)  配信の安定性や情報の安全性を考慮しなくてもよいと言っているわけではなく、さまざまな配信方式を比較検討した上で、総合的に判断したいとの思いで発言しているところである。経費が抑えられることから、1日1常任委員会を望むところである。ただ、先日も3常任委員会の同時開催があったところである。4委員会同時配信が真に必要であるか、やはり詳細について決める必要があると考えるところであるが、いかがか。


◯事務局長(岡本 弘君)  繰り返しになるが、見積書を徴取するに当たっての条件は委員会において決めていただきたいと考えるところである。


◯委員(粕谷 稔君)  別紙1の中継イメージからすると、説明員は後ろ姿しか映らないため、発言者の判別が難しいと考えるところである。映像のほか、テロップを入れた場合、どれほどの追加費用がかかるか、伺いたい。


◯議事担当部長(刀祢平秀輝君)  テロップについては、追加費用はそれほど大きな金額はかからないと考えるところである。ただ、該当の委員会を担当する職員のほか、テロップを操作する職員が必要になると考えるところである。本会議については、テロップは基本的に座席のマイクと連動して表示されるが、委員会については、ワイヤレスマイクを使用しているため、全て手動での操作が必要となることから、現状の議事係1名、調査係1名が担当する体制での委員会運営は難しいものと考えるところである。


◯委員(粕谷 稔君)  さまざまな課題があるものと認識したところである。費用対効果を考慮した上で、本市議会で責任を持って、どこまでのものを提示できるかが問われていると考えるところである。
 テロップがない場合でも、どの委員会を中継しているか判別できるようにする必要があると考えるところであるが、何か考えがあれば、伺いたい。


◯議事担当部長(刀祢平秀輝君)  来年度、本会議中継について、スマートフォンなどでの視聴を可能とするため、マルチデバイス対応とするなど、大幅な変更を予定しているところである。会議の名称など、基本的な表示については、来年度の変更作業の中で対応することが可能であろうと考えるところである。


◯委員(粕谷 稔君)  スマートフォンやタブレットなどでの視聴はニーズが高いものと考えることから、マルチデバイス対応によるアクセス数の増については、興味があるところである。
 私からは以上である。


◯委員(岩見大三君)  事務局が資料1において示した想定は、町田市議会の事例に最も近いものと考えるところであるが、この町田市議会の事例について、確認させていただきたい。


◯議事担当部長(刀祢平秀輝君)  資料1における想定と町田市議会の事例とでは、配信対象、配信方式、同時配信可能な委員会の数に関しては、ほぼ同様の条件であると考えるところであるが、カメラについては、町田市において庁舎の建てかえがあった際に、委員会中継を念頭に入れ、可動式のカメラが設置されたものと認識しているところである。そのため、ハード的な部分においては、所与の条件が違うものと考えるところである。


◯委員(岩見大三君)  委員会のネット中継実現のためには、他市議会の事例について知る必要があると考え、確認した次第である。
 私からは以上である。


◯委員(渥美典尚君)  別紙2において、10市議会の事例が示されているが、多摩26市議会のうち、ネット中継を実施しているのは10市議会という理解でよいか、伺いたい。


◯調査担当課長(藤井泰男君)  本会議のネット中継ということであれば、清瀬市のみが未実施となっているところである。委員会のネット中継ということであれば、別紙2に記載のある10市のうち、三鷹市を除いた9市が実施しているところである。


◯委員(渥美典尚君)  私のようにテレビ番組については、リアルタイムではなく、タイムシフトで視聴する習慣を持つ人がいまや多数派であると思うところである。武蔵村山市議会では、生中継がなく、録画中継のみ対応しているとのことであるが、生中継を省くことにより、コストを下げるという考え方はどうか、伺いたい。


◯議事担当部長(刀祢平秀輝君)  生中継を省くことによりコストは一定程度減るものと考えるところであるが、具体的な金額の提示については、実際に業者より見積書を徴取する必要があると考えるところである。


◯委員(渥美典尚君)  アメリカ大リーグの試合など、ネット中継でスポーツ観戦をしていると、中継映像が乱れることがあるところであるが、配信映像の質について、どれほどのクオリティが求められているのか、大変関心があるところである。
 また、請願者が言われたとおり、文字の記録だけでは、場の雰囲気、発言者の表情などが伝わりがたいところであるが、別紙1の中継イメージを見ると、委員席しか映らず、説明員席の様子がわからないところである。委員席だけではなく、説明員席も映す場合、カメラが2台必要になるのか、伺いたい。


◯議事担当部長(刀祢平秀輝君)  説明員席も映すとなれば、当然ながらカメラの台数、それに伴う工事費等は2倍程度になると考えるところである。ただ、本会議中継においても、傍聴席を映さないように画角を厳しく制限しているところであるが、この狭い委員会室においてどのような対応ができるのか、傍聴者の承諾を得る必要があるのかなど、傍聴者の肖像権についての課題を考慮する必要があるものと考えるところである。


◯委員(渥美典尚君)  本会議中継は、26市中25市が実施していて、委員会中継は、26市中9市が実施していることから、今後も情報公開の流れは進んでいくものと考えるところである。タイミングであるとか、コストであるとか、さまざまな条件を考慮しながら、本市議会でも議論していく必要があるものと考えるところである。
 以上である。


◯委員長(赤松大一君)  委員長を交代する。


◯副委員長(伊東光則君)  委員長を交代した。


◯委員(赤松大一君)  1点だけ伺いたい。委員会のネット中継については、市民に開かれた議会を実現するため、必要な取り組みであると認識しているところである。本市議会においては、請願者に補足説明の機会を保障しているところである。我々議員は公人であるため、肖像権について問題は生じないものと考えるが、請願者は市民であるため、肖像権について課題があるものと考えるところである。本会議中継においては、カメラの画角を制限し、傍聴席を映さないようにしているとの答弁があったところであるが、委員会中継を実施している市議会においては、市民の肖像権の課題についてどのように対処しているのか、伺いたい。


◯議事担当部長(刀祢平秀輝君)  各市議会において、市民の肖像権の課題についてどのように対処しているか、確認はしていないところである。ただ、本会議においても、参考人招致であったり、直接請求であったり、市民が発言する機会もあり得るところである。その際には、やはり注意なり、案内なり、そういったものが必要になるものと考えるところである。


◯委員(赤松大一君)  やはり市民の肖像権の課題についても考慮して取り組む必要があると考えるところである。他市議会等の先行事例を調査研究しつつ、議論する必要があるものと考えるところである。
 以上である。


◯副委員長(伊東光則君)  委員長を交代する。


◯委員長(赤松大一君)  委員長を交代した。
 ほかにあるか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 以上で本件に対する質疑を一旦終了する。
 次に、(2)の30請願第6号 請願の迅速な審議と採決について、事務局の説明を願う。


◯議事係主任(岡崎友哉君)  説明する。
 後ほどの報告事項、協議事項にも関連することであるが、本請願については、12月13日(木)に請願者から訂正願が提出されたところである。本請願は、本会議において議題とした請願であることから、本会議において訂正を承認する議決が必要となるところである。
 以上である。


◯委員長(赤松大一君)  事務局の説明は以上のとおりである。
 本請願については、本会議において訂正を承認する議決が必要となることから、本日のところは審査を行わないことで異議はないか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 次に、(3)の30請願第2号 三鷹市議会本会議場において国旗及び市旗の掲揚を求める請願について、これより質疑に入る。
 何かあるか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 以上で本件に対する質疑を一旦終了する。
 次に、(4)の30請願第3号 議会と市民の交流会議の設立を求める請願について、これより質疑に入る。
 何かあるか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 以上で本件に対する質疑を一旦終了する。
 次に、(5)の30請願第4号 陳情の全件審議について、これより質疑に入る。
 何かあるか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 以上で本件に対する質疑を一旦終了する。
 休憩する。
                  午前10時36分 休憩


                  午前10時39分 再開
◯委員長(赤松大一君)  議会運営委員会を再開する。
 付託事件2、請願の取り扱いについて、本件を議題とする。
 (1)の30請願第5号 委員会のネット中継実現について、本件の取り扱いについて確認を願う。
 30請願第5号 委員会のネット中継実現について、については、議会閉会中の継続審査を申し出ることで異議はないか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 次に、(2)の30請願第6号 請願の迅速な審議と採決について、本件の取り扱いについて確認を願う。
 30請願第6号 請願の迅速な審議と採決について、については、議会閉会中の継続審査を申し出ることで異議はないか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 次に、(3)の30請願第2号 三鷹市議会本会議場において国旗及び市旗の掲揚を求める請願について、本件の取り扱いについて確認を願う。
 30請願第2号 三鷹市議会本会議場において国旗及び市旗の掲揚を求める請願について、については、議会閉会中の継続審査を申し出ることで異議はないか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 次に、(4)の30請願第3号 議会と市民の交流会議の設立を求める請願について、本件の取り扱いについて確認を願う。
 30請願第3号 議会と市民の交流会議の設立を求める請願について、については、議会閉会中の継続審査を申し出ることで異議はないか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 次に、(5)の30請願第4号 陳情の全件審議について、本件に対する質疑を終了してよいか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑を終了する。
 これより討論に入る。


◯委員(渥美典尚君)  陳情は審議しないという三鷹市議会のルールがあるゆえ、請願にせず、あえて陳情にする市民も実際にいらっしゃることを鑑み、本請願には反対とさせていただく。


◯委員(大城美幸さん)  紹介議員がいなくても提出することができる陳情の扱いについて、三鷹市議会では、平成6年、議会運営委員会の議論を経て、5月の臨時会で「現行どおりの陳情の取り扱いを求めることについて」の請願が審議され、不採択となっている。
 本請願の審査において、過去のこのような議論も踏まえ、現在の運用についても確認をした。平成6年以降、陳情を請願と同じように扱った案件はたった2件である。そのため、三鷹市に提出された陳情は、審議の過程を経ずに議場配付されているものと市民には受けとめられて、本請願が提出されたものと推察する。
 また、本請願の趣旨で述べられている陳情の提出者が補足説明を希望する場合は、請願と同じように扱うことで委員会へ付託し、審査することも規則上、可能である。
 質疑の中で、全ての陳情が賛否を問う採決を要するかについては、こだわるものではないとのことで、陳情について、審議することを趣旨としている請願と受けとめた。
 市議会としては、いま一度、規則に沿った陳情の扱いについて、市民に知ってもらう上で、本請願が提出され、議論されたことは意義があることだと考え、本請願に賛成する。


◯委員(野村羊子さん)  本請願は、三鷹市議会において、陳情が基本的に議場配付となっている現状に対し、請願と同様に審議することを求めて出されたものである。
 三鷹市議会会議規則第136条では、「陳情書又はこれに類するもので、その内容が請願に適合するものは、請願書の例により処理するものとする」とされており、陳情も請願と同様に委員会に付託されるなどしていた。
 しかし、1994年5月11日、平成6−2、陳情の処理、「議会運営委員会において請願に適合しないと判断された陳情については、議場配付とする」と先例事項を追加したことにより、結果的に議会運営委員会において、陳情に関しては議場配付とする機械的な取り扱いになってきていた。
 しかし、請願審査の中において、先例事項の追加時の議事録では、「請願に適合しない」とは、民間同士の問題などの場合であるという認識だったことが改めて確認された。したがって、陳情に関しても、請願に適合するか否かを審査するものであることが改めて確認された。
 一方で、陳情者の中には、あえて採決せずに、議場配付を望む者もあるという事実がある。請願者からも、「全件」は絶対条件ではないとの認識が示されたことから、基本的には陳情と請願は同等に、ともに市民の思いを受けるべく付託とし、補足説明を受けるべきだという立場から、ただし、陳情者の意向や内容によっては、審議しないこともあるということを認識しつつ、議会運営委員会において、陳情者の意向などを丁寧に確認した上で、請願に適合するか否かを判断し、付託等を決定することは、議会の自律性からして、当然のことであるとの意見も申し添えて、本請願に賛成する。


◯委員長(赤松大一君)  これをもって討論を終了する。
 これより採決する。
 30請願第4号について採択することに賛成の方の挙手を求める。
                   (賛成者挙手)
 挙手少数である。よって、本件は不採択と決定した。
 休憩する。
                  午前10時48分 休憩


                  午前10時48分 再開
◯委員長(赤松大一君)  議会運営委員会を再開する。
 報告事項を願う。


◯議長(宍戸治重君)  報告事項を申し上げる。
 報告事項1の委員会の審査状況について、2の請願、陳情の受理状況について、3の請願の訂正について、4の追加提出予定議案について説明する。
                 〔報告事項1〜4説明〕
 報告事項4については事務局に補足させる。


◯事務局長(岡本 弘君)  補足する。
                 〔報告事項4補足説明〕


◯委員長(赤松大一君)  報告事項については、以上のとおりである。
 報告事項について、質疑はあるか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 報告事項を終わる。
 協議事項に入る。


◯議長(宍戸治重君)  協議事項1、追加提出予定議案の取り扱いについて、2、議員提出議案(条例、意見書、決議)の取り扱いについてを諮問する。3、本会議最終日(12月21日)の流れについて、4、その他については委員長において取り計らい願う。


◯委員長(赤松大一君)  協議事項1の追加提出予定議案の取り扱いについて、協議を願う。
 本件については、最終日の日程にのせることで異議はないか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 協議事項2の議員提出議案(条例、意見書、決議)の取り扱いについて、別紙3−1から3−14を参照の上、協議を願う。
 休憩する。
                  午前10時50分 休憩


                  午前11時07分 再開
◯委員長(赤松大一君)  議会運営委員会を再開する。
 協議事項2の議員提出議案(条例、意見書、決議)の取り扱いについて、確認を願う。
 日本共産党提出の三鷹市国民健康保険条例の一部を改正する条例については、提出者を大城美幸議員、共同提案なしとすることで異議はないか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 自由民主クラブ提出の幼児教育・保育の無償化に関する意見書については、本文中20行目の「指導基準」との表記を「基準」に修正し、提出者を渥美典尚議員、共同提案なしとすることで異議はないか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 公明党提出のSociety5.0時代に向けた学校教育環境の整備を求める意見書については、休憩中に配付された差しかえ文書のとおり修正し、提出者を大倉あき子議員、賛成者を増田 仁議員とすることで異議はないか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 公明党提出の認知症施策の推進を求める意見書については、提出者を大倉あき子議員、賛成者を増田 仁議員とすることで異議はないか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 日本共産党提出の主要農作物種子法廃止に際し、市民の食糧主権と食の安全を守るため、公共財としての日本の種子を保全する参議院での附帯決議に基づく新たな法整備と積極的な施策を求める意見書については、件名を「主要農作物種子法廃止に際し、市民の食糧主権と食の安全を守るため、新たな法整備を求める意見書」に改めるとともに、休憩中に配付された差しかえ文書のとおり修正し、提出者を栗原健治議員、賛成者を嶋崎英治議員とすることで異議はないか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 日本共産党提出の消費税増税中止を求める意見書については、提出者を栗原健治議員、共同提案なしとすることで異議はないか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 日本共産党提出の全国知事会における「米軍基地負担に関する提言」に基づく、改善を求める意見書については、本文中1行目の「7月30日」との表記を「7月27日」に修正し、提出者を大城美幸議員、共同提案なしとすることで異議はないか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 いのちが大事提出の介護現場で働く人へのハラスメント防止対策を求める意見書については、提出者を野村羊子議員、賛成者を大城美幸議員及び増田 仁議員とすることで異議はないか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 いのちが大事提出の育児休業等の延長に係る制度改正を求める意見書については、提出者を嶋崎英治議員、賛成者を大城美幸議員及び増田 仁議員とすることで異議はないか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 いのちが大事提出の生態系への影響が指摘されているネオニコチノイド系農薬の規制を求める意見書については、提出者を嶋崎英治議員、共同提案なしとすることで異議はないか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 いのちが大事提出の主要農作物種子法廃止についての意見書については、取り下げとすることで異議はないか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 地域課題を解決する会提出のICT利活用による、行政手続のペーパーレス化を求める意見書については、提出者を増田 仁議員、賛成者を粕谷 稔議員とすることで異議はないか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 いのちが大事提出の消費税増税中止を求める決議については、提出者を嶋崎英治議員、賛成者を大城美幸議員とすることで異議はないか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 協議事項3の本会議最終日(12月21日)の流れについて、協議を願う。
 本会議最終日(12月21日)の流れについては、開会・議会運営委員会協議結果報告・請願の訂正について(30請願第6号)・休憩。総務委員会、文教委員会、厚生委員会、まちづくり環境委員会及び議会運営委員会。再開を13時・委員会審査報告(総務・文教・厚生・まちづくり環境・議会運営委員会)・追加議案上程・議員提出議案上程(条例)・休憩。議会運営委員会。再開・議会運営委員会協議結果報告・追加議案審議・議員提出議案審議(条例、意見書、決議)・継続審査の議決・閉会とすることで異議はないか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 また、最終日の時間延長については、正副委員長に一任することで異議はないか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 協議事項4のその他について、協議を願う。
 (1)の所管事務の調査について、議会運営に関すること、本件については議会閉会中の継続審査を申し出ることで異議はないか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 (2)の次回委員会の日程については、12月21日(金)本会議休憩中に開会することとし、緊急時の開催については正副委員長に一任することで異議はないか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 (3)のその他、何かあるか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 以上で本日の日程は全て終わったので、議会運営委員会を散会する。
                  午前11時12分 散会