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午前９時30分 開議
◯議長（後藤貴光君） おはようございます。ただいまから平成28年第２回三鷹市議会定例会第３日目の会議を開きます。
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◯議長（後藤貴光君） 本日の議事日程はお手元に配付したとおりであります。
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日程第１ 議案第29号 三鷹市市税条例等の一部を改正する条例の専決処分について
日程第２ 議案第30号 三鷹市職員の公益的法人等への派遣等に関する条例の一部を改正する
条例
日程第３ 議案第31号 三鷹市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例
及び三鷹市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例
日程第４ 議案第32号 公益財団法人三鷹市芸術文化振興財団の助成等に関する条例の一部を
改正する条例
日程第５ 議案第33号 三鷹市消費者活動センター条例の一部を改正する条例
日程第６ 議案第34号 三鷹市立高山小学校時限付き新校舎整備工事請負契約の締結について
日程第７ 議案第35号 三鷹中央防災公園・元気創造プラザの指定管理施設の指定管理者の指
定について
日程第８ 議案第36号 三鷹市新川テニスコート及び三鷹市大沢総合グラウンドの指定管理者
の指定について
日程第９ 議案第37号 平成28年度三鷹市一般会計補正予算（第１号）
◯議長（後藤貴光君） 直ちに日程に入ります。
この際、日程第１ 議案第29号から日程第９ 議案第37号までの９件を一括議題といたします。
〔書記朗読〕
提案理由の説明を求めます。市長 清原慶子さん。
〔市長 清原慶子さん 登壇〕
◯市長（清原慶子さん） おはようございます。
ただいま上程されました議案第29号から議案第37号までの９件につきまして、御説明申し上げます。
議案第29号 三鷹市市税条例等の一部を改正する条例の専決処分について
この議案は、三鷹市市税条例等の一部改正について、市長において専決処分を行いましたので、議会に御報告し、その承認を求めるものでございます。
地方税法等の一部改正が行われ、本年４月１日等に施行されることに伴い、三鷹市市税条例等の一部を改正する必要が生じましたが、特に緊急を要するため議会を招集する時間的余裕がございませんでしたので、地方自治法第179条第１項の規定に基づき、平成28年３月31日、市長において専決処分を行ったものでございます。
主な改正内容は、次のとおりでございます。
初めに、個人市民税関係ですが、医療費控除の特例の創設として、特定一般用医薬品等を平成29年から平成33年までの間に購入した場合、一定の要件のもとで医療費控除の特例として、年間１万2,000円を超える部分の額を、その年分の総所得金額等から控除するものでございます。
次に、法人市民税関係ですが、法人市民税法人税割の一部が国税化されることに伴い、税率をそれぞれ3.7ポイント引き下げるものです。
次に、軽自動車税関係の見直しですが、自動車取得税の廃止に伴い、三輪以上の軽自動車の取得者に環境性能に応じて課する環境性能割を創設するとともに、グリーン化特例の延長としては、環境負荷の小さい三輪以上の軽自動車について、性能に応じて軽減する税率の適用期限を１年延長するものです。
固定資産税・都市計画税関係の見直しとしては、既存住宅に係る固定資産税の減額措置の適用期限の延長として、耐震のための改修や建てかえを行った住宅の固定資産税の減額措置の適用期限を２年３カ月延長するものです。また、再生可能エネルギー発電設備について、いわゆるわがまち特例を導入し、太陽光発電設備及び風力発電設備等の減額割合を定めるものです。
また、徴収猶予制度及び換価の猶予制度については、担保の提供を不要とする税額を50万円以下から100万円以下に引き上げるとともに、納税者からの申請に基づく換価の猶予制度を創設します。
この条例の施行期日は、法人市民税法人税割の税率の引き下げと軽自動車の環境性能割の創設は平成29年４月１日、医療費控除の特例の創設は平成30年１月１日、そのほかは平成28年４月１日でございます。
議案第30号 三鷹市職員の公益的法人等への派遣等に関する条例の一部を改正する条例
議案第32号 公益財団法人三鷹市芸術文化振興財団の助成等に関する条例の一部を改正する条例
これらの議案は、公益財団法人三鷹市芸術文化振興財団が三鷹市スポーツと文化財団に改組されたことに伴う規定整備等を行うとともに、議案第30号については、職員の派遣先団体に公益社団法人三鷹市シルバー人材センターを追加するものです。
これらの条例は、公布の日から施行し、平成28年４月１日から適用いたします。
議案第31号 三鷹市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例及び三鷹市消防団
員等公務災害補償条例の一部を改正する条例
この議案は、同一の公務災害を事由として、厚生年金や国民年金等のほかの法律による年金たる給付と、これらの条例による年金たる補償給付等が併給される場合、二重負担や重複補填を避けるという観点から国基準により支給額を調整することとしています。この補償給付等の調整などについては、条例及び規則で定めるもののほか、関係法令で定めるところによることとしたものです。
この条例は公布の日から施行し、平成28年４月１日から適用するとともに、経過措置を設けています。
議案第33号 三鷹市消費者活動センター条例の一部を改正する条例
この議案は、消費者安全法の一部改正等に伴い、三鷹市消費者活動センターを同法に定める消費生活センターに位置づけるとともに、組織及び運営等に関する規定として、消費者活動センター長や消費者相談員等を同法に基づくものとして規定するものです。
この条例は、公布の日から施行いたします。
議案第34号 三鷹市立高山小学校時限付き新校舎整備工事請負契約の締結について
この議案は、児童数の増加により、新たに普通教室の確保が必要となる高山小学校について、平成27年度に行った実施設計に基づき、時限つきの新校舎の整備工事を行うために提案するものです。
この工事につきましては、参加申請があった２者による制限付一般競争入札を５月13日に行いました結果、落札決定いたしましたので、契約の締結を行うものでございます。
契約の金額は３億7,562万4,000円、契約の相手方は東京都三鷹市下連雀三丁目４番29号、白石・丸栄建設共同企業体です。
工期は契約確定日の翌日から平成29年２月24日まででございます。
また、時限つき新校舎でも、校舎の構造耐力は、一般の校舎と同様に建築基準法の基準の1.25倍に割り増しして設計を行っているところでございます。
議案第35号 三鷹中央防災公園・元気創造プラザの指定管理施設の指定管理者の指定について
議案第36号 三鷹市新川テニスコート及び三鷹市大沢総合グラウンドの指定管理者の指定について
これらの議案は、第１回定例会で設置条例を議決いただきました三鷹中央防災公園・元気創造プラザの指定管理施設と、三鷹市新川テニスコート等の既存の体育施設の指定管理者を指定するものです。
指定管理者の候補者の選定に当たりましては、三鷹市公の施設指定管理者候補者選定・評価委員会での審議を経て、三鷹市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例に基づき、候補者を選定したものです。
これまでの芸術文化施設における管理運営実績に加え、新たなスポーツや生涯学習の分野において体制を強化し、協働型の管理運営による多彩な事業展開をしていくとする事業計画や、収支計画も適切であることなどの理由により、公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団を、指定管理者候補者とすることといたしました。
指定期間は、平成29年４月１日から平成34年３月31日までです。
議案第37号 平成28年度三鷹市一般会計補正予算（第１号）
今回の補正は、歳入歳出予算の総額に、それぞれ5,575万2,000円を追加し、総額を695億9,468万円とするとともに、債務負担行為の補正を行うものです。
補正の内容について、歳出予算から御説明いたします。
初めに民生費についてです。
１点目は、連雀学園学童待機児童夏休みひろば事業費325万8,000円の計上です。
これは、連雀学園の四小、六小、南浦小学童保育所において、待機児童が多くいる状況を踏まえ、夏休み期間の居場所づくりとして、小学校の教室を活用したひろば事業を実施するものです。
２点目は、高山小学童保育所整備事業費404万6,000円の計上です。
これは、待機児童の増加が見込まれていることから、平成29年４月からの保育開始に向けて、土地を借り上げ、リース方式で高山小学童保育所Ｃ（仮称）を整備するものです。
次に衛生費では、乳幼児等予防接種事業費を2,547万5,000円増額します。
これは、平成28年10月からＢ型肝炎のワクチン接種が法定化されることから、全額公費負担で実施するため、所要額を増額するものです。
次に教育費についてです。
１点目は、みたか地域未来塾事業費117万4,000円の計上です。
放課後の教室を活用し、大学生や地域住民等を学習支援員とするみたか地域未来塾を６校で実施し、学校・家庭・地域の協働による学習支援の充実を図ります。
２点目は、東京都道徳教育推進拠点校事業費40万円の計上です。
これまで教科外の活動であった道徳が、小学校は平成30年度から、中学校は平成31年度から、特別の教科道徳として実施されます。そのため、鷹南学園の三鷹市立東台小学校と三鷹市立第五中学校において、指導方法等の検討を行います。
３点目は、オリンピック・パラリンピック教育推進校事業費680万円の計上です。
これは、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向け、全市立小・中学校において、東京都の委託金を活用した多様な教育プログラムを実施するものです。
４点目は、アクティブライフ研究実践校事業費30万円の計上です。
これは、にしみたか学園三鷹市立井口小学校において、運動・スポーツに親しむ元気な児童の育成とともに、基礎体力の向上を図るための取り組みを進めるものです。
５点目は、教育センター改修事業費1,429万9,000円の増で、平成29年度からの耐震補強等の工事に向けて、実施設計に着手します。
続きまして、歳入予算について申し上げます。
都支出金の１点目は、東京都学校支援ボランティア推進協議会事業費補助金78万2,000円の計上で、教育費で申し上げたみたか地域未来塾事業費の財源とするものです。
２点目、東京都道徳教育推進拠点校事業委託金40万円、３点目、オリンピック・パラリンピック教育推進校事業委託金680万円、４点目、アクティブライフ研究実践校事業委託金30万円は、いずれも、教育費で申し上げた同事業の財源として計上するものです。
次に繰入金については、財政調整基金とりくずし収入を3,760万3,000円、健康福祉基金とりくずし収入を712万4,000円、それぞれ増額します。
最後に諸収入についてです。
１点目は、予防接種費負担金収入256万3,000円の増です。これは、Ｂ型肝炎のワクチン接種の法定化に伴い、近隣区市との相互協定に基づく乗り入れ接種を実施することから、他区市の住民が三鷹市内の医療機関で接種を受けた場合の負担金収入を増額するものです。
２点目は、連雀学園学童待機児童夏休みひろば事業利用料金収入18万円の計上で、民生費で申し上げた同事業の財源とするものです。
続きまして、債務負担行為補正について申し上げます。
１点目は、高山小学童保育所Ｃ（仮称）指定管理料で、平成30年度までを期間とした指定管理者の指定を行うためのものです。
２点目は、高山小学童保育所Ｃ（仮称）施設使用料で、施設の使用料として、平成38年度までを期間とした限度額１億5,120万円の債務負担行為を設定するものです。
３点目は、教育センター耐震補強等設計業務委託事業で、設計業務が平成29年度までの取り組みとなることから、限度額3,336万4,000円の債務負担行為を設定するものです。
提案理由の説明は、以上でございます。
どうぞよろしく御審議のほど、お願い申し上げます。
◯議長（後藤貴光君） 提案理由の説明は終わりました。
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◯議長（後藤貴光君） 本日はこれをもって延会いたします。
なお、次回の本会議は６月16日午前９時30分に開きます。文書による通知はいたしませんから、さよう御了承願います。
午前９時52分 延会
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