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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(平成26年まちづくり環境委員会) > 2014/08/07 平成26年まちづくり環境委員会本文
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2014/08/07 平成26年まちづくり環境委員会本文

                  午前8時59分 開議
◯委員長(吉野和之君)  ただいまから、まちづくり環境委員会を開きます。
 初めに、休憩をとって本日の流れを確認したいと思います。
 休憩いたします。
                  午前8時59分 休憩



                  午前9時00分 再開
◯委員長(吉野和之君)  委員会を再開いたします。
 本日の流れにつきましては、1、行政視察、2、行政報告、3、管外視察について、4、次回委員会の日程について、5、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 休憩いたします。
                  午前9時00分 休憩
          (東京ガス千住テクノステーション、足立区役所を視察)


                  午後4時01分 再開
◯委員長(吉野和之君)  委員会を再開いたします。
 生活環境部報告、本件を議題といたします。
 それでは、本件に対する市側の説明を求めます。


◯生活環境部長(清水富美夫君)  お疲れさまでした。きょうは暑いですからね。
 1点、私どものほうから、資料にありますとおり、小型家電のリサイクル収集事業の実施につきまして御報告をさせていただきたいと思います。なお、この事業につきましては9月に収集を開始する予定で今進めているところでございます。
 以下は、課長のほうから御報告させていただきます。


◯ごみ対策課長(小池 晋君)  よろしくお願いいたします。資料に基づきまして御説明をさせていただきたいと思います。この小型家電、事前に御説明もさせていただきましたけれども、今回具体的な品目、それから設置場所等が決まりましたので御報告をさせていただきたいというふうに思っております。
 今回、小型電子機器を中心とした小型家電を収集するということで、ボックス方式でございます。ボックスにつきましては金属の扉に鍵がつくもの、やたらに皆さん──個人情報が入っておりますので、取り出せないような状況、それから置く場所につきましても閉鎖管理のできるコミュニティ・センター、それから三鷹市のリサイクル工房というところに置く、あと市役所の庁舎のロビーに置く予定でございます。
 対象品目でございますけれども、一番値段の高い携帯電話、PHS、それからデジタルの電話機ですとか、デジタルカメラ、ビデオカメラ、それからタブレット型の情報端末ですね、それからCD・MDプレーヤー、ヘッドホン、それから電子ゲーム機器というんですかね、それからUSBメモリー、メモリーカードなど、レアメタルがいっぱい入っている、いわゆる基板がついているような機器というのを中心に回収したいというふうに思っております。これはきのうですか、入札でその買い取り業者が決まりました。リーテムという会社でございますけれども、ふじみ、それから調布市でも、武蔵野市でも実績のある認定業者でございます。
 回収の方法でございますけれども、回収ボックスを拠点──先ほども申し上げましたけれども、市民センターに、第一庁舎に1つ、それから第二庁舎のいわゆるごみ対策課の前のフロアにも1つ置きたいというふうに考えております。それから、7コミュニティ・センター、全部承諾をいただきまして、ボックスを設置するということになっております。
 これは、市民の方が回収ボックスに入れます。それを市の美化パトロールというのが市内を回っておりますので、そこで回収をしまして、リサイクル市民工房──深大寺にありますけれども、そこの倉庫のほうに一度まとめて回収をし、認定業者にとりに来ていただくという形をとりたいというふうに思っております。
 8月3日号の広報に第1回のお知らせを載せております。それから、ホームページにももちろん載せておりますし、また9月になりましてからも、改めて機会をつくって広報にも載せ、その他、市民の皆さんに啓発をお願いする予定でございます。
 それから、その5になりますけれども、乾電池というのが有害物質で、皆さんに出していただいておりますけれども、これは正式な金属のボックスではないんですけれども、市の職員がつくって、乾電池の回収ボックスというのをその小型家電の回収ボックスの上に乗せて電池を集めたいと。それから、もう一つ、マクドナルドとか、ああいうところで出しているちっちゃいゲーム機みたいなんですかね、あれにも電池が入っておりまして、あれは日本製ではないものですから、多分水銀電池といいますか、ボタン電池が外国製のものですので、水銀があるかどうかわかりませんけれども、そういうものが普通の方では取り出せないので、それも一緒に回収をしてしまおうということで、そういうボックスも置きたいというふうに考えております。以上です。


◯委員長(吉野和之君)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。


◯委員(赤松大一君)  よろしくお願いいたします。まず、これ回収ボックス、絵を、写真をつけていただいているんですが、これどこから入れるか、ちょっと1点教えてください。
 あと、回収品目の中で携帯電話、PHS、要は非常に今回、一番憂慮するべきである個人情報が入っているものが今回対象品目になっております。例えば、これ、かちゃんと入れてしまった後に、自分の携帯電話のデータ、要は例えばSDカードとか入れっ放しで捨ててしまって、回収したいと、要は抜きたいということとか、ROMカードを入れっ放しで、間違えて入れてしまったという場合に関して、それは対応はどのようにされるお考えかお聞かせください。よろしくお願いいたします。


◯ごみ対策課長(小池 晋君)  原則、ボックスには扉つきの入り口があります。上のこのシールみたいなのが張ってあるところがあります。そこがいわゆる大きいもの、長さが30センチ未満、それから厚さが10センチ程度の──ボックスの入り口は高さ15センチのふたがついておりまして、奥に入れたら、もう取り出せないというような形をとりたいと思っております。
 その隣に小さい絵があって、これは携帯電話専用の入り口でございます。箱に、携帯電話は必ず情報を消してから入れてくださいというメモをつけておきます。
 それから、原則、先ほど個人情報の観点からということで、中に入れたものについては取り出しはききませんということを明記してやりたいというふうに思います。その出した方、入れた方が御本人かどうか確認もしなければいけません、もしですね。そういうことがないように、入り口にしっかりそれを書きたいと。皆さんに御理解をいただいてからボックスに入れてくださいということをお願いしたいというふうに思っております。


◯委員(赤松大一君)  ありがとうございました。あと、設置場所でございますが、センター2、コミセンが7のリサイクル工房1でありますが、これ基本的にはあれですよね、人の目のつくところという言い方はあれなんですけれども、要はいたずらされない、鍵をがちゃがちゃやられたりとか。実際には構造的には取り出せないようになってはいるんですが、心ない者が悪用しようとした形の場合、誰も目が届かないところですと何やられてもというのはあるんですけれども、その辺、このセンター2と、コミセン7、リサイクル工房1というのは、基本的に昼間目があるところかというのを、もう一点だけ、済みません、お聞かせいただければと思います。


◯ごみ対策課長(小池 晋君)  ボックスの設置場所ですけれども、私たちもコミュニティ・センター側といろいろと立ち会いをしていただきまして、目の届くところ、それから夜間は必ず鍵がかかるところ、そういうところをお願いしてボックスを設置するというふうにしております。


◯委員(赤松大一君)  御説明ありがとうございました。以上で終わります。


◯委員(緒方一郎君)  併設して水銀のことが出ておりますけれども、これは大きく、この水銀電池だけではなくて、例えば温度計だとか、体温計だとかという水銀混入のものをメーンでということですか、それとも電池ということをメーンにされるんですか。


◯ごみ対策課長(小池 晋君)  今回は、これは水銀──体温計だとか一緒にしますと、中で割れてしまう可能性がありますので、これはちょっと別途にしまして、電池を中心に収集したいというふうに思っております。


◯委員(緒方一郎君)  よろしくお願いします。


◯委員(栗原健治君)  それでは、回収業者を入札をさせて決定したということですが、どのくらいの金額だったのかと。
 あと、対象品目を挙げられているんですが、目標的なものは設定されているんでしょうか。どのくらい──都市鉱山というふうにレアメタルの場合には指摘されたり、例えられたりするわけですけれども、具体的なレアメタルの回収目標みたいなものっていうのはあるのか。もしくは、回収業者によって三鷹からどのくらい資源化がされたのかとかいう報告、中身に、この事業を通して再資源化が促進されたということを市民に知らせていくことも、この事業をさらに実効性のあるものにするには重要かと思うんですけれども、その点でのPRだとか位置づけをもう一回確認しておきたいと思います。


◯ごみ対策課長(小池 晋君)  まず入札で決まった金額、ちょっと正式な数字ではないんですけれども、確か携帯電話が1キロ850円ぐらいの金額で入札されているようです。それから、その他の電子機器が130円ぐらいで今引き取るということで入札が終わっております。
             (「1キロ当たりですか」と呼ぶ者あり)
 1キロです。
 実際に携帯電話でございますけれども、昨年度、ふじみの実績でたしか600キロぐらいですかね、携帯電話が来るんですが、これは調布の分も一緒に入っておりますので、どちらということで分けることは難しいんですが、三鷹は普通は不燃物に入っておりますので。調布市さんは電気屋さんの回収ボックスに入れてくださいということをメーンにお願いしているようですので、原則、三鷹の量が大体600キロぐらい、我々では想定をしております。そのほかの家電につきましては、これはちょっと想定が今のところできておりません。
 実際にふじみさんでピックアップしていたのも、今年度から家電をピックアップするという形になっております。昨年度はいわゆるB鉄という鉄と一緒に回収をしていたものですから、小型家電として数値が出ておりません。それで、ことしから小型家電もピックアップ方式でやるという形をとっておりますので、普通の電子機器、小型家電につきましては、ちょっと量がはっきりわからないということでございます。申しわけございません。
 認定業者につきましては、重さをはかっていただきます。それに単価を掛けて買い取っていただくという形ですので、実績は携帯電話とその他の家電という形で実績をとることが可能だと思います。


◯委員(栗原健治君)  わかりました。実績など、どのくらいおさめたのかということで、回収したボックスの分類でわかるということで、その中で特集番組などではこういう小型家電の回収でレアメタルがどれくらいとれると、それがどのくらいの金額になっているだとか、業者の利益になる場合もあるし、自治体に戻されたりするような報告もされたりしていて、どのくらいレアメタルが1つの携帯だとか、この事業で、携帯以外のもので金だとかレアメタルがどのくらい回収できたのかということを市民に知らせることも、小型家電をより資源として眠らせるのではなくて、回収をさらに促進していく上で有効なものになると思いますので。
 集めるのは市なわけですから、それぞれの施設においてボックスでの回収をするわけですから、そこのところでのどのくらい回収によってそれが得られて、資源を再資源化して無駄をなくすっていうことにつながっているのかっていうのを報告できるようなことも、将来的に検討していただきたいなということをお願いしたいっていうふうに思います。終わります。


◯委員(白鳥 孝君)  消し忘れのメモリー等々がもし出た場合、それを回収業者が流用するようなことの契約っていうのはきちんとなっているんでしょうか。


◯ごみ対策課長(小池 晋君)  仕様で、不法に情報を持ち出さないということは契約上載っております。ですから、その辺につきましては、信義則になりますけれども、業者さんにはそれはしっかりと指導をしていくということでございます。以上です。


◯委員長(吉野和之君)  それでは、以上で生活環境部報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午後4時17分 休憩



                  午後4時19分 再開
◯委員長(吉野和之君)  委員会を再開いたします。
 都市整備部報告、本件を議題といたします。
 それでは、本件に対する市側の説明を求めます。


◯まちづくり推進課長(小出雅則君)  どうぞよろしくお願いいたします。それでは、報告事項アの三鷹都市計画地区計画下連雀五丁目第二地区地区計画(原案)について、資料1を用いて御説明いたします。まず、4ページの総括図をごらんください。地区計画の位置を赤色で示しております。当該地は北側が連雀通り、東側が弘済園通りにそれぞれ面している下連雀五丁目1番地内の土地で、面積が約6万4,000平方メートルであります。用途地域は工業地域で、特別用途地区は特別都市型産業等育成地区、第一種が定められております。当該地区には日本無線株式会社三鷹製作所が70年以上にわたって操業しておりますが、平成24年9月に「新たな成長に向けた事業構造改革」の実施についてが公表され、移転及び土地売却が示されました。
 市は、三鷹製作所の跡地を事業用途として利活用する可能性等について日本無線に提案し、検討を求めた結果、日本無線と三鷹市とのまちづくりに関する協力協定を締結し、跡地利用について市のまちづくりに資する土地利用の方針や都市計画等に関する基本的な方向性を確認しました。市はこの協力協定に基づき、土地の譲渡時期等に合わせ地区区分を行いながら段階的に地区計画を定めていくことといたしまして、地区計画(原案)を策定いたしました。
 それでは、1ページをごらんください。まず名称でございます。下連雀五丁目第二地区地区計画です。位置及び面積は記載のとおりです。
 次に、地区計画の目標です。土地利用総合計画及び景観づくり計画で位置づけられている内容を3段落目、こちらの最後の4行で示しております。地域特性及び都市と共存する工業・業務の活性化を図るとともに、急激な人口増加を抑制するため、都市型産業等の設置を義務づける特別都市型産業等育成地区の趣旨を、土地利用転換される対象地区全体の中で満たし、活力ある産業系の土地利用形態を集約・維持しながら、緑化推進等を図った住・工が調和した良好な市街地の形成を目指すとしております。
 次に、土地利用の方針です。本地区の良好な環境形成の維持保全を目的とし、地区特性に応じて本地区を3つの地区に区分しています。地区区分については5ページの計画図1をごらんください。本地区は、本地区の北側からA地区、B地区、C地区としております。A地区とB地区は東京電力の送電線をおおむねの境としております。
 済みません、お手数をかけますが、1ページにお戻りください。A地区は、業務施設等の誘致や高齢者向け住宅等を含む住宅を中心とした土地利用を図ります。B地区は、都市型産業等を集積する地区としての土地利用を図ります。C地区は、市内事業者等の操業環境支援のための事業用地の確保を図ります。また、地区計画区域内において、緑化を推進するため必要となる公園等を集約した上で、当該地区に必要となる道路の整備を図ります。
 次は、地区施設の整備の方針についてです。地区施設の整備の方針では、B地区において安全で快適な歩行空間確保のための歩道状空地と環境緑地を地区施設に位置づけることを定めます。
 2ページをごらんください。建築物等の整備の方針では、B地区における建築物等の用途の制限、壁面の位置の制限及び緑化率の最低限度等を定めることとしております。本計画においては、平成26年末を目途に譲渡が予定されているB地区、約3.0ヘクタールについてのみ下記の地区整備計画を定めます。A地区及びC地区については、今後土地利用の計画が明確化していく中で地域特性に応じて適切な時期に段階的に定めることといたします。
 次に、地区整備計画です。ここからはB地区についてのみの記載となります。まず、地区施設の配置及び規模です。6ページの計画図2をごらんください。右下に凡例がございますが、歩道状空地を斜線、環境緑地を白丸で示しております。市道第41号線沿いのB地区部分、約224メートルに幅員2メートルの歩道状空地と、幅員1メートルの環境緑地を一体的に配置いたします。
 恐れ入りますが、2ページにお戻りください。建築物等に関する事項です。1つ目は、建築物等の用途の制限です。B地区は、都市型産業等を集積する地区としての土地利用を図るため、第1号から第3号で住宅系の用途を制限しています。また、特別都市型産業等育成地区の趣旨を踏まえ、第4号から第6号で、遊戯・風俗施設の用途を制限するとともに、第7号で店舗面積が1,000平方メートルを超える商業施設の用途を制限しております。
 2つ目は壁面の位置の制限です。市道第41号線に面する建築物の外壁等から敷地境界線までの距離を5メートル以上とするよう制限し、周辺環境に配慮したゆとりある良好な環境を担保いたします。7ページ、計画図3の右側の断面図をあわせて御確認いただければと思います。
 続きまして、3ページをごらんください。壁面後退区域における工作物の設置の制限、建築物等の形態または色彩その他意匠の制限及び垣または柵の構造の制限などで沿道部分の良好な景観の創出を誘導していきます。建築物等に関する事項の最後の項目になりますが、建築物の緑化率の最低限度として敷地面積に対する緑化施設の割合を15%と定め、緑化推進を図ります。
 最後に、今後の予定ですが、9ページの都市計画の策定の経緯の概要書をごらんください。7月8日の都市計画審議会において素案を説明した後、本原案を策定いたしました。その後、7月22日から8月5日にかけ、都市計画法の第16条の公告・縦覧の手続を行うとともに、7月28日に牟礼コミュニティ・センターで説明会を開催しました。参加者は67人でした。原案に対する意見書の提出は7月22日から8月19日までとなっております。8月下旬に東京都との協議を経て、10月には都市計画法第17条の公告・縦覧の手続を行いたいと考えています。11月の都市計画審議会に諮問を行い、答申をいただけましたら、12月中旬までに都市計画決定し、告示したいと考えています。また、あわせて12月議会に関係する条例改正を上程し、良好な環境の誘導を進めていきたいと考えています。
 説明会における主な質疑につきましては、1つ目として、住宅に関する市の考え方や、小・中学校の学区に影響がないようにしてほしいとした人口抑制に関する意見、また、2点目として、A地区、C地区についてどのように地区計画を定めていくのかなど、手続に関する質問がありました。その他、土地利用に関する事項、道路や緑化に関する事項などについての質問や御意見がありました。説明は以上です。


◯都市交通担当課長(菱山慎介君)  よろしくお願いします。それでは、私のほうから資料の2について御説明をさせていただきます。新川防災公園・多機能複合施設(仮称)整備事業に関連しまして、都市再生推進本部事務局が計画地内の地権者とこれまで継続して用地交渉を重ねる中で、地権者から代替地の御要望がございました。代替地として下連雀三丁目37番の赤鳥居通り駐輪場用地を売却することとなりましたので、本日は赤鳥居通り駐輪場売却に伴う今後の駐輪場の対応について御報告をいたします。なお、用地取得等の詳細につきましては、総務委員会にて報告をする予定となっております。
 資料2の1番、公共事業実施に伴う代替地の提供についてを御説明いたします。所在地は下連雀三丁目37番の赤鳥居通り駐輪場でございます。右側の案内図の斜線が、ハッチがかかっているところでございます。土地の面積は310.18平方メートル、売却に伴う契約時期は本年9月ごろを予定しております。
 続きまして、2の赤鳥居通り駐輪場の今後の対応についてを御説明いたします。まず、赤鳥居通り駐輪場の概要について御説明させていただきます。赤鳥居通り駐輪場は、平成6年に買い物駐輪場としてオープンをしました。その後、平成20年1月より現在の運営形態となりました。平成24年4月に実施した三鷹駅周辺駐輪場の有料化に伴い、指定管理者制度に基づき株式会社まちづくり三鷹が管理する一時利用駐輪場として運営を行っております。現在の収容台数の規模は297台となっております。
 (1)、駐輪場についてを御説明いたします。今回代替地として11月末に引き渡しを予定していることから、9月末に駐輪場を一時閉鎖し、その後、10月から撤去工事を初めとする更地化の工事に着手する予定となっております。御利用者の方々には現地での御案内掲示や、今後市の広報等でお知らせをするなど、混乱が生じないような対応をとっていきたいと考えております。
 先ほど駐輪場を一時閉鎖することについて御説明をいたしましたが、用地引き渡し後には、市が用地を売却する地権者が約1年間をかけて建物を建築する予定となっております。この建物が完成しました後には、市が1階部分をお借りして公共駐輪場として再度オープンする予定でございます。
 (2)、一時閉鎖期間中の対応についてです。一時閉鎖期間中の代替駐輪場としては、右側の地図にありますとおり、さくら通り第2駐輪場を拡張する予定で、約200台収容可能な代替駐輪場を整備する予定です。なお、利用料金につきましては、赤鳥居通り駐輪場の代替駐輪場であることや、周辺駐輪場を参考にしつつ、今後指定管理者であります株式会社まちづくり三鷹と協議をする中で決めていきたいと考えております。説明は以上でございます。


◯委員長(吉野和之君)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。


◯委員(緒方一郎君)  それでは、日本無線のほう、お願いいたします。確認ですが、基本的な捉え方として、A、B、Cって分けて、Bを先行してやりますよと。ここは主に良好なというか、工業的な、事業的なところが来てほしいと。それから、Aについては、商業を含む高齢者というか、中高年以上のそうしたお住まいにしてほしい。C地区については、市内業者ってありますけれども、例えば市内で工場とか事業所を持っていらっしゃる方が移転をするとか、そういった大まかな区分けでいいんでしょうか。
 特に地区計画ですが、基本的には日本無線さん、あるいは日清紡さんが民民な形でお売りになるわけですので、これはそれを買われたところがきちっと売り先と、買われたところはこの地区計画を尊重しなければいけないという枠がきちっとはまっているというふうに考えていいんでしょうか。
 それから、特に3番目のC地区については、例えば牟礼にありますように、工業団地を市がつくってそこに入居ではなくて、市内の業者さんが今いる、例えば住宅地の真ん中にあるものを移転してここに移ってきたいとか、あるいはそこを改築する間の代替としてするとか、どういう使い道を考えていらっしゃるのか、お教えいただきたいと思います。
 それから、それに関連してA地区の商業施設につきましては、前ここに、西側でしたか、URのところにロビンソンが来ると、これは大反対がありましたけれども、そうした車を使って近隣周辺、あるいはもうちょっと広い範囲の方が買い物に来るような大きな商業施設というのを考えていらっしゃるんでしょうか。あるいは、そうではない、自転車等で通えるような商業施設、あるいは地域内の方々が利用するものを考えていらっしゃるのでしょうか。
 それから、ここの場所は戦時中はやはり空襲を受けたところでありまして、不発弾でありますとか、それからアロカさんでしたか、日本無線の関係でしたか、土壌の汚染が心配されるところであります。つまり、地下の構造とか、地面の汚染等が考えられる、あるいは、さっき申しました不発弾のようなものが考えられる。こういうものはどこの責任で撤去されて、もしそういうものが発見された場合には、こういう構造物や展開については支障を来すと思いますけれども、その辺の展開は──展開というか、予想というか、想定はどのようにされているのでしょうか。以上でございます。


◯都市整備部長(内田 治君)  私から何点かお答えをして、その他、担当課長より補足をさせたいと思います。
 まず、冒頭ございましたそれぞれの地区の用途といいましょうか、使い道ということでありましたけれども、特に、後の質問にもつながっていきますけれども、A地区については、今後幅広い土地の利活用の方法を考えていくということを念頭に、幅広の表現で3月に結んだ協力協定でも位置づけをしてありますので、いろいろなものが来る可能性を担保してあります。ただ、売り主さん側の諸事情も踏まえて住宅という言葉がその中に入っておりますが、それに関連して市のほうからは、いろいろな思いを込めてファミリー向けのものを強く意識するのではなくて、あえて高齢者向けのというような言葉も加えた住宅という文言の整理を当時させていただいたというような背景がございます。ですから、まずAは幅広であるということで受けとめてください。
 B地区につきましては、きょうのこの地区計画の原案にもありますとおり、都市型産業等の集積ということがまず念頭にございますので、基本的に産業・事業用途という形を考えているところです。
 Cにつきましては、御質問にもありましたけれども、基本的には市内の操業環境の改善、また、現在地の操業環境ではなかなか難しいと、こういう方々が折り合いがつくようなケースを迎え入れる場所としてという想定でございますので、この間は市が何か具体的に工場アパートみたいなものを建設するとか、そういう計画が具体的に議論されているということではありません。イメージとしては、種地として活用していくと、こういうものでございます。
 それから、商業施設について、特に規模の点での御質問がありましたが、先ほどお話をさせていただきましたとおり、この北側の部分については具体的な土地所有者さん側の検討というのも、まだ緒についているとも聞いておりませんので、言葉の上では商業というものも含めた幅広い利用をイメージをしているところですが、したがいまして、商業が大規模であるのか、近隣向けのものであるのか、そういったところもまだ全く白紙というふうに考えています。しかしながら、大規模な店舗が来て、周辺の住環境及びその他の良好な環境を損ねるようなものは好ましくないというふうに市が考えているということは、この間の数カ月にわたるやりとりの中で先方には十分伝わっていると思いますので、今後の展開を見守っていきたいというふうに思います。
 それから、私から最後に、不発弾とか土壌汚染の話がありましたけれども、特に土壌汚染につきましては自主的な、御自身による調査というのをまず一定程度進めておられているというふうに聞いておりますので、その結果などについては市の生活環境部などにも必要な説明や情報提供が行われていくことになると思いますし、その先には東京都との対応、法令に従った必要な手続を踏まえていくということになると思います。当然のことながら、買い手から見れば、瑕疵のない土地として、更地としての取引というようなイメージで恐らく交渉はされているはずですから、それを超えるその他の条件が生じた場合には、当事者間でどういう形での契約になられるのかというのは、どなたにお売りになるのかということも含めてまだ伺っておりませんので、その辺の契約内容等について詳細は知りませんけれども、結果としては問題なく後の土地利活用が可能な環境にきちんと整えて後々使われると、こういうふうに考えているところです。その他は補足をさせます。


◯企画部都市再生担当部長(田口久男君)  私のほうから、2点目の事業者のほうが買われた後の制限ということでお答えしたいと思います。これまで、本委員会のほうにも報告してきましたが、日本無線と三鷹市のまちづくりに関する協力協定、その中で事業展開を確認しつつ、土地利用あるいはまちづくりの方針を日本無線のほうに受けとめていただきながら、スケジュール感等も含めて調整をさせていただいているところでございます。
 今説明させていただいたように、まだA地区、C地区についてはこれからの予定ということでございますが、この協力協定の中でも、当然開発事業者にその土地が移った際にも、この内容は継承していくというようなことで約束していただいております。また、そういったやりとりの中で、土地の売却前にそういった都市計画等を決めていくというようなことで調整をさせていただいておりますので、当然売却後もこの決めた都市計画等については継承されるということで進んでいくというふうに考えております。


◯都市整備部長(内田 治君)  不発弾の件は、済みません、ただいま現在、私、ちょっと正確な情報は承知しておりませんが、あの三鷹製作所自体が戦時中の建物のまま、いわゆるのこぎり屋根だった工場も含めてそのまま残っているということも考えても、大きな被害に直面していないというようなお話はこれまでにも聞いてきましたので。また、この間のやりとりの中でも、具体的に不発弾という単語が取り沙汰されるやりとりはありませんでした。しかしながら、今そういった御指摘もありましたので、今後機会を捉えて確認をさせていただきたいというふうには思います。


◯委員(緒方一郎君)  ありがとうございました。A地区については今後の縛りというか、いろいろな条件づけでファミリー世帯でないということがなってくると思いますが、例の、前にも事例で申し上げました武蔵小杉駅前の6本杉が子育て世代だと思っていたら、中高年が買ってこられたということがありまして、今は間取りとか、価格とか、そういったことよりも、同時にそこにはめ込まれるというか、設置をされる、例えば医療モールであったり、あるいは保育園であったりとか、併設をされるようなものに沿って選ばれるという環境もあると思いますので、ぜひ他地区の例も参考にしながら条件づけをきちっとして、小学校をもう一校建てなくてもいいようなことをぜひ念頭に置いていただきたいと思います。
 それから、土壌汚染でございますが、従来あそこから道1つ隔てたところに、住宅地、社宅でございましたが高濃度の汚染が見つかったということもございましたし、アロカさんですかね──名前出しちゃいましたけれども、放射能、コバルトをいわゆるさわっていたっていうようなこともあるし、大変周りの方々は神経を──神経というか、御迷惑をこうむっていることもございます。きょうも視察へ行きまして、帰り際、北区になりますね、豊島五丁目団地の前のところの三菱鉛筆の跡が、実はそこにマンションが建つ予定が、十数年来、実は土壌汚染のままで、緑は生えていますけれども、あれ掘ると大変だということがありますので、ぜひこれも慎重に検討を進めていただきたいと思います。
 最後に、ちょっと聞き忘れたんですが、山中通りの延伸でございます。C地区の中に山中通りの延伸が入ってくると思いますが、これは逆に三鷹市のほうは担保してきちっと抜けられるようにするというお考えでいいんでしょうか。お教えください。


◯まちづくり推進課長(小出雅則君)  東西道路のお話だと思うんですけれども、非常に大事な道路ではございます。ただ、今も現在そこでお住まいの方がいらっしゃいますし、具体的にどこをどういうふうな形で整備をしていくっていうところはまだ決まっていることではございませんので、今後そういったことも含めまして地域の皆様とお話のほうをする機会がありましたら、ぜひさせていただきたいというふうに考えています。


◯委員(緒方一郎君)  ということは、C地区の中だけで担保をするということではなくて、いろいろな御協力も踏まえて考えていくということでよろしいでしょうか。


◯まちづくり推進課長(小出雅則君)  A地区、C地区含めて、そういう中で今後のお話だというふうに考えています。


◯委員(緒方一郎君)  どうもありがとうございました。よろしくお願いいたします。


◯委員(栗原健治君)  済みません、1点ちょっと確認で、前委員も質問があったんですが、1ページ目の土地利用の方針で、C地区においては、下段で「当該地区に必要となる道路の整備を図り」という文言があります。この当該地区に必要となる道路の整備っていうのは、今回の地区計画の範囲でいえば東西道路がないという課題が指摘されていて、その要望もあると。この文言に該当する道路なのか、それともほかに考えているものがあるのか、確認しておきたいというふうに思います。
 あと、駐輪場の件で、ちょっと聞き落とした確認で、代替駐輪場を一時閉鎖期間中につくるということで、台数は先ほど言ったかと思うんですけれども、もう一度確認で。
 閉鎖期間中の代替駐輪場の形態は、これはちょうど一時利用の場所の隣接する駐輪場になるかと思うんですが、夕方など満車になっていることが多いということで考えると、一時駐輪場の整備・拡充が必要かなとは思うんですが、この赤鳥居通りの駐輪場も今一時利用ですよね。ということであれば、一時利用っていう形で検討するのかという件と、新しく建物ができた場合に、赤鳥居通り駐輪場の跡地の建物の中に駐輪場をつくるっていうことで、これ、収容台数なんかは今後の中身ということでいいのでしょうか、確認させていただきたいと思います。


◯まちづくり推進課長(小出雅則君)  今道路のことにつきましては、地域の説明会の中でも歩行空間のネットワーク、そういったものが大事なんじゃないかっていうお話もいただいているところです。今市道第41号線に、B地区に歩道状空地をつくると。A地区やC地区にはまだ、方針の中では定めておりますけれども、具体的にどういうふうにしていくっていうことをまだ定めているところではございません。そういったところを地区施設として都市計画で定めていくのも必要だと思っていますし、確かに東西の通り抜けられるような歩行空間のネットワークも必要だっていうところもございますので、東西や何かのところも当然まだ地権者もいらっしゃいますので、今後それぞれ日本無線さんともお話ししたり、周りの地権者さんともお話ししたりしていきながら、歩行空間のネットワーク化が図れるように市としても考えていきたいというふうに考えています。


◯都市交通担当課長(菱山慎介君)  駐輪場に関する御質問をいただきましたので、お答えさせていただきます。代替駐輪場の台数の御確認なんですけれども、代替駐輪場は、まだ正式には1の桁までは、まだ設計段階なので決まっていないんですけれども、規模としては約200台の規模になります。
 それから、新しい駐輪場の、建物ができ上がった後の駐輪場の台数ですけれども、こちらもまだ規模は建築をしてくださる方の建築計画に基づいて、なるべく多く、駐輪場を、とめられるような形で考えてくださいということでレイアウトしていきますので、そのレイアウトの中で決まってくるのだと思います。
 それから、このことに起因して一時駐輪場が不足して、足りなくなるんじゃないか、なので拡充が必要なのではないかということなんですけれども、駅前に関しては、赤鳥居通り駐輪場を含めて10カ所の一時利用駐輪場があります。なので、その10カ所の中でうまく補完し合って対応していきたいと思いますし、できると考えております。
             (「代替駐輪場の利用形態」と呼ぶ者あり)
 ごめんなさい、代替駐輪場の利用形態も一時駐輪場です。済みません。


◯委員(栗原健治君)  赤鳥居通り駐輪場の一時閉鎖によっての代替駐輪場の利用形態と台数はよくわかりました。ここは、隣接しているのは3時間無料になっているので、3時間無料になるんですかね。時間が距離によってちょっと違っているので、隣接している駐輪場と同等の無料の時間を一時駐輪場としても確保していただきたいというふうに思います。
 地区計画のほうですけれども、歩道状空地のことはわかりました。東西道路ですけれども、かなりの空間──東西に行き来する道路がないっていう中での地区的な課題ではあると思いますので、地区計画をかける上でも、またB地区、A地区、C地区に入ってくる人たち、開発なり、そこの事業に携わる人たちの中で共通の認識にしていく必要はあるだろうというふうに思いますので、その上で必要な道路の確保に努力していただきたいというふうに思います。B地区が先に先行されるので、境界部分はどうなるのかっていうことが、将来的な計画も一定視野に入れていくことが貴重な空間の有効利用につながるし、道路を設置するという点でも、協力していただけるのであれば協力してもらうことも協議の中で進める必要があると思いますので、今後対応していただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。


◯委員(岩見大三君)  今の栗原委員の質問とちょっと重複するかもしれませんが、先ほどからA、B、Cの今後の方向性についてということで、今回はこのBの地区計画というような位置づけで御説明をいただいたわけでありますが、確かにA、B、Cという区分けということが1つあるかと思うんですけれども、今B計画が提示されて、今後AとCという形の地区計画も出てくると思うんですが、ただ、やはりAとか、Bとか、Cと分けるというのは一応計画の方向性ではあるんですが、つまり地域というか、あるゾーンとすれば、やはりここも一帯の地域とも言えるわけでありまして、各地いろいろな方向性、各地A、B、C、方向性あると思うんですけれども、つまり何かこの地域の中で、やはり一つの統一感というか──今歩行空間という話もありましたけれども、地域として要するにこういうゾーンにするんだとかいうような、一つの考え方というのを持って取り組まれたほうがいいかなというふうにも思うわけなんですが、その点に関してちょっとお考えをお聞きしたいと思います。


◯企画部都市再生担当部長(田口久男君)  地域全体、今回の地区計画全体の考え方でございますが、こちらの地域、今特別都市型産業等育成地区という特別用途地区がかかっております。御存じのとおり、特別用途地区は、住宅も許容しつつ、しかしながら、本来の工業地域の工業系の建物を誘導するという地区であります。今回の地区計画の最大のポイントは、その特別用途地区の趣旨を地域全体で反映すると。その中で、当然土地所有者──日本無線さんの土地利用の考え方等もありましたので、そういったところを連絡会等で意見交換しながら、このまちづくりに関する協力協定をまとめてきたと。そこの中で、A、B、Cという土地利用、区分はしましたが、特別用途地区の趣旨を全体で反映するためには、Bに産業系のものをしっかり持っていただくと、そこが大きな趣旨だということでございます。
 ただ、今委員おっしゃられるように、その地域で統一感というか、そういったものは必要となりますので、今後、事業展開によってどういう開発事業が行われるかということもありますけれども、恐らく大きな土地の事業になりますと景観条例等も制限かかってきます。そういった中で、地域の特性を踏まえながら、しっかり市としても誘導していきたいというふうに考えております。


◯委員(岩見大三君)  わかりました。その点も踏まえまして、どうぞよろしくお願いいたします。


◯委員長(吉野和之君)  以上で都市整備部報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午後5時01分 休憩



                  午後5時12分 再開
◯委員長(吉野和之君)  委員会を再開いたします。
 管外視察について、本件を議題といたします。
 休憩いたします。
                  午後5時12分 休憩



                  午後5時19分 再開
◯委員長(吉野和之君)  委員会を再開いたします。
 管外視察について、お手元に配付した日程案のとおり進めてまいりたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 なお、ダイヤの改正などに伴い、時間につきましては若干前後することがありますが、あらかじめ御了承願います。
 それでは、引き続きまして、次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、次回定例会の会期中とし、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくことにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 その他、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。
                  午後5時20分 散会