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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(平成25年総務委員会) > 2013/11/08 平成25年総務委員会本文
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2013/11/08 平成25年総務委員会本文

                  午前9時27分 開議
◯委員長(石井良司君)  それでは、おはようございます。総務委員会を開会いたします。
 休憩をいたしまして、きょうの総務委員会の流れを確認したいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
 休憩します。
                  午前9時28分 休憩



                  午前9時29分 再開
◯委員長(石井良司君)  それでは再開いたします。
 本日の流れでございますが、まず行政報告、企画部の報告、その次に総務部の報告、2番目に次回委員会の日程、3、その他、そのような感じで進めたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、休憩いたします。
                  午前9時29分 休憩



                  午前9時31分 再開
◯委員長(石井良司君)  それでは、再開いたします。
 市側の皆さん、どうも御苦労さまでございます。おはようございます。
 それでは、まず初めに企画部の報告、本件を議題といたします。
 本件に対する市側の説明をお願いいたします。


◯企画部長・都市再生担当部長(河野康之君)  おはようございます。よろしくお願いします。本日、企画部から御報告させていただきたい案件は、お手元に配付の資料のとおり、新川防災公園・多機能複合施設(仮称)整備スケジュールについてでございます。本事業につきましては、UR都市機構による建設業者の発注について、9月の本委員会で業者が決定した旨を御報告させていただいたところでございます。その後、メーンとなる建設その他工事における主要業者と整備スケジュールを詰めましたので、その内容について本日報告させていただくものでございます。詳細については、担当より御説明させていただきます。


◯都市再生推進本部総務担当課長(向井研一君)  おはようございます。では、私からはお手元の資料、新川防災公園・多機能複合施設(仮称)整備スケジュールについて説明させていただきます。まず資料中の1、全体スケジュールをごらんください。工事期間は平成25年10月から平成29年3月までの3年半を予定しております。現在は準備工事に入っておりまして、敷地の整地工事や搬出入用のゲートの設置、さらに敷地の北西部分に現場事務所を建設しているところでございます。
 今後、11月半ばからは山どめ工事を行いまして、年末、12月ぐらいより掘削などの土工事を開始する予定でございます。その後、来年、平成26年の3月からは基礎・躯体工事、また平成26年10月からは内装・外装工事や設備工事を行いまして、平成27年の8月ぐらいからは外構工事を行う予定としております。なお、いずれの工事も着手時期や完了時期につきましては、作業などの進捗状況によりまして変更が生じる場合がある旨、御了解いただければと思います。
 次に、主な施工計画でございますが、大きな2番、施工計画についてと書いてあるところをごらんください。工事の作業日でございますが、原則、月曜日から土曜日までとしておりまして、日曜日、お盆、また年末年始には工事は行いません。なお、祝日については工事を実施する予定としておりますが、騒音や振動が少ない作業を実施する計画としております。
 作業時間は、原則といたしまして午前8時から午後6時までとしておりまして、準備作業や片づけ作業のほか、また、道路交通法によって時間的に車両規制を受ける資機材、例えば尺の長い資材であるとか、重量物などの搬出入の作業などにつきましては、この作業時間外に行う場合もある予定でございます。また、周辺道路の交通渋滞を起こさないために、作業時間外に車両の搬出入を行うことも想定しております。
 次に、搬出入の経路でございますが、原則、敷地南側の東八道路側と、あと敷地の西側、ふじみ衛生組合と計画地との間の道路より出入りをする予定でございます。いずれの出入り口につきましても、交通誘導員を配置いたしまして、歩行者の方々の安全確保に努めてまいりたいと考えております。
 また、関係車両につきましては、現場周辺の道路での待機は行わないようにいたしまして、さらにこの関係車両が識別できるように、この資料の裏面、2ページの上にあるようなステッカーを表示することとしております。
 次に、工事に係る現在の状況につきましては、この資料の大きな3番、現在の状況というところに記載をしておりますが、まず10月7日月曜日に、近隣にお住まいの方を対象といたしましたUR都市機構と鹿島建設による工事説明会を開催いたしまして、10月21日からは、冒頭申し上げましたとおり敷地の整地工事やゲートの設置、現場事務所の建設工事などを行っているところでございます。そして、来週になりますが、11月11日からはいよいよ具体的な整備工事に着手する予定です。
 最後に資料の4、その他に記載をしておりますが、本事業が工事の実施段階から地域の皆様に親しまれますように、工事現場の仮囲いを一部透明なものにいたしまして現場の様子が見えるようにしております。また、市民を対象といたしました工事現場説明会なども、時期は調整中とのことですけれども、鹿島建設のほうの主催で工事期間中3回程度開催する予定としております。
 工事につきましては今後も徹底した安全管理のもと、また、URや工事業者等と連携いたしまして、計画的に進めてまいりたいと考えております。私からの説明は以上です。


◯企画部長・都市再生担当部長(河野康之君)  最後に、今向井からも御説明した市民への説明会、適宜開催すると申し上げましたが、本委員会においても現場視察の申し出があれば、小まめに対応したいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。


◯委員長(石井良司君)  市側の説明は終わりました。
 委員から質疑をお願いしたいと思います。


◯委員(高谷真一朗君)  おはようございます。よろしくお願いします。裏面の10月7日に行われた鹿島との工事説明会なんですけれども、参加された市民はどれぐらいだったのかということと、4のその他にある工事現場見学会っていうのは、その市民の方々からの御要望で開催が決まったものなのかというところを教えていただきたい。
 もう一つ、全体のスケジュールが初めて示されてなるほどと思ったんですけれども、例えば昨今、夏場ですとか、今でもそうですけれども、風水害等が多く起こっておりますので、そうしたことが起こって工事がおくれるということもあると思うんですが、そうした場合の追加の予算とかというのは鹿島さんとはどういう話し合いになっているのか。この2点、教えてください。


◯都市再生推進本部総務担当課長(向井研一君)  まず、10月7日に開催いたしました工事説明会でございますけれども、まずこの工事説明会の前段というか、この工事説明会の周知といたしまして、近隣の住民の方、約200世帯の方々にポスティングでこの説明会を行いますよというような周知をしております。そして、この10月7日、夜の7時から開催いたしましたけれども、この近隣の関係者の方は全部で2名でございました。実はふじみ衛生組合の職員と、あと東八道路を挟んだ海上技術安全研究所、こちらの職員の方が2名いらしていただきました。その他、議員の皆様方に5人来ていただきましたけれども、このときには2名の方ということでございます。
 そして、この現場説明会の要望でございますけれども、これは特にこの出席者の方からの要望ということではなく、初めからこれは鹿島建設、URのほうで調整をいたしまして、こういったことを行いましょうということで考えているものでございます。それについては、URが発注をする際の現場説明書の中にも地域貢献という意味からも、そういったことを事業者のほうにお願いをするという形で、そのような説明会を行うということで予定をしていたものでございます。
 特に、またあと最後の質問でございますけれども、風水害等、工事のおくれについての直接追加の予算というものは、全部の予算の中で調整をしていただくよう考えているものでございます。


◯委員(高谷真一朗君)  了解いたしました。ありがとうございます。


◯委員(岩田康男君)  ちょっと二、三お願いします。工事スケジュールの中で、防災公園のそのものの工事というのは、これはいつごろ。このスケジュールの中で防災公園の部分の工事っていうのは、どこに入る。


◯都市再生推進本部総務担当課長(向井研一君)  建物も、全体の防災公園の一部にもなっている部分もありますので、一概にどこから公園というふうには言うことはちょっと難しいところもありますけれども、基本的にやはり外構工事というのは、やはり公園部分のところが大半占められておりますので、主にそういう公園のところに関しては、このスケジュールの後半のほうで着手するというか、整備をしていくという予定でございます。


◯委員(岩田康男君)  そうしますと、この間北区の防災公園、機会があったんで見学させてもらったんですが、ワークショップをあそこは2年ぐらいやったんですかね、防災公園機能としては、なかなか住民の要望とかを取り入れたきめ細かな設備を公園の中につくっていると。そのつくったことが、その後の利用とか、訓練とかに、付近住民から大変利用されてるということを教わってきたんですが、この防災公園をつくるには──上の部分ですよ、土の部分ね、体育館を今度外視して、その防災公園部分をワークショップでやるとか、住民参加でやるとか、そういうことは考えていらっしゃいますか。


◯企画部調整担当部長(内田 治君)  いわゆる設計の面では既にこの間、総務部防災課を中心に──当然防災課はさまざまな防災関係者の方々との日常の業務の連携の中から、新しくできるこの防災公園に必要な機能とか、例えばマンホールトイレであったり、炊き出しの訓練が可能なスペース、かまどベンチ等々、そういったものをこの間構想してまいりましたので、設計面でこれから何か調整して反映をさせるというのはなかなか現実的には難しいところとは思いますが、運用の面、日常の訓練のあり方、そういうところはぜひ市民の皆さんと協働で展開をされていくことを考えてまいりたいと、防災のほうもそのようにやってまいりたいという思いがあると承知しております。


◯委員(岩田康男君)  市民意見を聞きながらっていうのは当然なんですが、私が言ったのは、そういうワークショップ方式とか、市民検討会議方式とか、そういう市民参加で防災公園を、設計変更というのはなかなか難しいのかもしれませんが、しかし、どういう配置で、どういう使い方でとか、そういうのを市民参加でつくっていくというお考えがありますかと。時々市民の意見を聞くのは、それは承知しているんですよ。


◯企画部調整担当部長(内田 治君)  この本委員会においてもかねて御報告させていただきましたとおり、この設計に向かう途中で市民検討委員会というものを設けている中では、さまざまな公募の方々も含めまして、市民の方々の御意見もありましたと同時に、パブリックコメント等を通じて一定のお声を聞く機会を設けてまいりましたので、今おっしゃいましたように配置等を含めますと、当然のことながら設備との関係とか出てまいりますので、大きなレイアウト変更云々というのはなかなか難しいとは思いますが、やはりその運用面でこれから使っていく、また訓練をしていく中でのあり方については十分皆さんの意見、取り組みを聞きながらというふうに考えたいというふうに思っております。
 現時点で新たなワークショップ等を開いた中で、配置を含めた構想を再度調整をするというのは現段階では特に想定をしてございません。


◯委員(岩田康男君)  私の全体計画の見直しという立場は変わってはいないんですが、しかし、防災公園をつくるっていうことからすると、防災公園をつくった後、住民の人、市民の人がその防災公園をどう活用するか。大規模災害が起きたときだけっていうんじゃなくて、日常的に防災公園をどう活用するかということが問われていると思うんで、その活用する時点で、つくるときから参加すると、意見が述べられると、配置をこうしたらいいんじゃないかとか、こういう出入り口にしたほうが使い勝手がいいとかですね、随分最初の設計と変わったそうです、北区でもね。それは大きくは変わりませんよ、面積とか位置とか、そういうものは変えようがないんですけど、しかし、使い勝手としては随分変えたそうですけど、それが日ごろの防災訓練や、いろんな付近の住民の人の、何ていいますか、細かい話をすると、周辺の木の高さの問題とか、常緑の木にするとか、落葉にするとか、防災と景観との関係で議論があってこういうふうにしたとかですね、だから、ふだんたくさんの人が利用しているという話も聞いたんですが。
 そういった意味でも、せっかくのこれだけの広場ですので、そういう住民の意見を取り入れることが後々の活用になるという視点で、時間がありますから、防災公園のほうについては、外構工事のところは実際上の工事になるわけでしょう。だから、そういうことをぜひしてもらいたいと思うんですが。
 ここの入札はいつごろになりますか、入札というか、実際工事をする人を決める、防災公園部分を工事をする人を決めるのはいつごろ。


◯都市再生推進本部総務担当課長(向井研一君)  最後のこの外構工事というか、防災公園部分の工事につきましては、平成27年度、URのほうでまた発注をかける予定で、入札の予定でございます。


◯委員(岩田康男君)  地下体育館の工事がもう実際上、業者も決まって工事もこれから始まって、内容的にももう固まっているわけですけど、これもきのう、大田区で半地下体育館ができて1年半使っているというところからいろいろお話を聞いてきて、今高谷さんのほうからも質問があったと思うんですが、さまざまな課題が発生すると、建設中にですね。半地下っていうか、あそこは半地下なんで、地下なるがゆえにさまざまな課題が発生すると。そうすると、工事費とか、工期とか、そういうものが影響を受けると。
 それから、もう一つ、最近は防災上、どういうふうに地下の体育館の場合は対応するかということで、いろいろ工夫もとられて、そのたびに設計変更とか、費用とか、それは当然生まれると。悪い意味じゃなくて、いい意味で生まれるというお話を聞いてきたんですが、地下なるがゆえにいろんな課題があることについて、当然専門業者ですからそんなことはわかった上で工事をやってるんでしょうけど、途中でそういった話が出たときに、工期の問題とか、費用の問題とか、そういうものの話し合いっていうのはあるんでしょうか。それとも、もうこれで決まったんだと、入札はあんたがこれでしたんだから、これでやりなさいということになるんでしょうか。


◯企画部長・都市再生担当部長(河野康之君)  御指摘の点、我々も思っているところでございますが、そうしたことを踏まえて、まずURにおいてこの建設工事を受注するに当たって、このような大規模な建築物の施工実績があるところを、それで、その実績があることを確認して発注をかけておりますので、その現契約の範囲内で対応していただくと、これが原則というふうに考えているところでございます。
 また、さきの質問でありました今後の市民により活用される施設という観点は我々も持っているところでございまして、この施設はいわゆる人材育成、住民の融合の拠点とも考えておりますので、委員の御指摘では外の公園部分だけとは言わないですけれども、公園部分を中心に御指摘いただきましたけど、中も住民が協働して利用される施設でございますので、中も外もやはり住民がどのように使っていくかと、市民の方にどのように使っていただくかをこれから時間をかけて考えていく必要があるとは思っております。
 ただ、非常に複雑な内容となっておりますので、この管理運営計画を検討する中で、既存の利用団体を中心としながら、なおかつ地域の住民などにも親しまれる、どのような施設づくりを進めていく必要があるかということを課題としながら、今後検討をしていきたいというふうに考えているところでございます。


◯委員(岩田康男君)  もちろん施設ですから、使い勝手がいいといいますかね、安全で安心で目的を達成すると。あそこの場合、健康づくりってのが中心になっているから、さまざまな施設活用っていうのが住民でされてるんですが。指定管理者もまたちょっと違うところがやってるから、それなりの対応があるんですが。どうしてもゼネコンであっても、やってみるとさまざまな課題が生まれるというとこで、あそこの事例っていうのは詳しくはわかんないですけどね、数字上は見ただけだと、55億円で発注して、完成したときは75億円だったというあれなんですが。
 三鷹がそうなるというふうには私はわかんないですよ、そんなこと想像もしたくないですが。ただ、どうしてもいろんな課題が生まれると。地上部であっても生まれるんですが、地下なるがゆえにもっと生まれるっていう話だったんですが、そういったときに、今からそういうことが限定的にURに対して言えるのかどうかわかりませんが、この金額で入札したんだから、もうこの金額なんだよということが言い切れるのか、そのときはそのときの協議なのかというのを。


◯企画部調整担当部長(内田 治君)  先ほど企画部長の答弁にもございましたとおり、基本的に現時点においては、URが発注をし、また、もしくは今後も発注する工事案件もありますけれども、その設計及びその仕様の範囲内で詳細な分析をした上で、事業者におかれては入札に参加をし、契約を締結されるということでございますので、現時点においては通常の範囲内で発生する出来事については契約の内容に従って当事者の間できちんと対応していただくということが原則で、直ちに現段階において予算の増嵩をあり得るというようなことは、想定は今の時点ではしておりません。


◯委員(岩田康男君)  じゃあ、最後に1つだけ。ランニングコストなんですけどね、これはこの工事のスケジュールから見ると、どのあたりでランニングコストっていうのは判明してくる。完成を100%しないとわからないのか、大体この工事の途中でですね、というのは余分な話かもしれないんですが、私は地下っていうのはいっぱいかかるんじゃないかなと思ってたんですが、割りかし冬は暖かくて夏は涼しいよという話がきのうもあって、なるほどと、そういう冷暖房の効果っていうのは地下なるがゆえにあるのかなという話を、きのうの大田の教育委員会話してましたけど。そういうことも含めて、ランニングコストっていうのはどの時点で判明するんでしょう。


◯企画部調整担当部長(内田 治君)  いわゆる施設のハード面の性能でありましたり、その仕様に由来する標準的な仕様状況におけるコストの試算というのは、これは工事が進捗し、その設計の仕様どおりに無事に整うということであれば、これは一定の段階で試算をしていくということも、これは当然可能だと思います。
 一方で、今後のこの施設、事業も含めた全体のコストということになりますと、先ほど質問委員さんのお話にもありましたとおり、例えばどういう体制でこれを運営するのであるのかと。そこに、先ほどは指定管理というお言葉があったかと思いますけれども、そのような手法を仮に導入を我々も想定してございますが、その際の現場の人員の体制でありましたり、もしくは市の関連組織も入りますが、今後さまざまな協議を経て、市の組織の現地における配置の規模感、こういったところが見渡されてまいりますと、その人に由来する経費なども含めたランニングコストの全体像というのが大まか見渡せるようになるのかなと思います。
 そして、それがいつごろかということでございますが、現時点で済みません、断定的に言うということではありませんが、例えば指定管理の導入について一定の判断をするというのは、やはり平成27年度の一定の時期にまた議会等にもお諮りをするという手順が十分想定されますので、そのころが1つの管理運営のあり方なども視野に入れ、また施設のハード面での進捗も無事に進んでいるということなども確認ができれば、一定の規模感について試算を、現時点よりもより高めてお伝えすることがあり得るのかなと、このように考えております。


◯委員長(石井良司君)  他にございますか。


◯委員(嶋崎英治君)  4点お願いします。まず、Eタクシー会社の買収はどんな進捗状況なんでしょうか。
 それから、工事時間が8時から18時ってなってますけど、今でも17時でもう暗くなって照明が必要な状態だと思うんですけど、工事現場ですから、こういうふうになってるけど日没が早い時期には早く上がるとかっていう対応があるのかどうかね。
 3点目は、現場事務所、ほぼでき上がってきたのかなというふうに、ちょうど北側のほうですね。あれは、労働者が宿泊することは可能なのかどうかということね。
 それから、4点目は費用ですが、資材がどういうふうになっていくかということと、今岩田委員が言われたようなことを勘案すると、おさまればいいけど、おさまんなかったときにはUR側が請求できるってなってますよね。ですから、その場合には、超えるっていう場合になったら議会に諮ってくるのかなというふうに思うんですけれども、可能性がないわけでもないので、その辺が、URが請求できるかできないかということだけ明らかにしてください。


◯企画部長・都市再生担当部長(河野康之君)  冒頭御質問あったタクシー会社の交渉は鋭意進めているところでございます。


◯都市再生推進本部総務担当課長(向井研一君)  まず、この工事の時間でございますけれども、やはり季節によっても日没の時間等によって暗くなる時間が早かったり、遅くなったりということがあると思いますけれども、それはこの時間の中で季節に応じて現場の作業員が考えて対応するというふうに考えているところでございます。
 現場事務所につきましては、宿泊の専用施設は設置されておりません。あそこでの宿泊は考えておりません。
 あと、また費用につきましては、先ほど来ずっとお話ししているように、この当初予定されていた範囲の中で考えておりますけれども、URが請求できるかどうかということについては、これははっきりとできるというわけではありませんけれども、もし不測の事態が生じればそういうこともあり得るかもしれませんが、現時点の中では原則範囲の中で行われるというものと認識しているところでございます。


◯委員(嶋崎英治君)  タクシー会社の件ですが、鋭意進めているということですけれども、進めているけどなかなか進まないというか、何が障害となっているのか私どもはわからないんですけど、言える範囲で言えることがあったら。これが延びると、また買収で上がってきちゃうということも可能性あるのかなというふうに思うので、そこが1つね。
 それから、費用はたしか基本協定というか、あれで、その他必要な経費はURが市長に請求できるというふうになっていると思いますんで。


◯企画部調整担当部長(内田 治君)  タクシー会社さんの件で言える範囲ということでございますので、なかなか言える範囲は、これデリケートな問題でありますので。当然お察しのとおり、事業を営んでいらっしゃる方々ですので、それが継続的に営める場所の確保でありましたり、当然のことながら先方との間で御相談すべきさまざまな内容が──URが前面に立ちますが、ありますので、その辺を大詰めに向けて今協議が重ねられているということで、御承知いただければと思います。
 なお、費用でございますけれども、基本的には、これは別に変動相場的な柔軟な何か支払いを市がしなければいけないというものでは決してございませんので、契約を既に、期間も定め、内容も定め、仕様も明らかになった上で札を入れていただき、契約が締結されておりますので、基本的にはその範囲内で対応していただくということでございまして、先ほど担当課長も申し上げたとおり、その契約の中で想定をされていないような事案が生じた折に双方が協議をして、必要な際に必要な対応をとるということはあり得るかもしれませんが、現時点におきましては粛々と対応していただくことのみ考えてございます。


◯委員長(石井良司君)  他にございますか。


◯委員(伊東光則君)  何点かお聞きします。まず、警備というか、安全安心の観点からですが、まず夜間、そして作業の休日、ここでは日曜日、お盆・年末年始休暇というふうにありますが、その間の警備体制というのはどうなっているのかっていうのを、まずお聞きしたいと思います。
 それと、見学会のことなんですが、市内の小学生を対象に見学会というのは考えられるのかなと思うんですが、その辺はどういうふうに考えられているのか。
 それと、町会とか自治会、市民団体を中心に見学会、どういうふうに考えられてるのか、その辺をまずお聞きしたいと思うんですが、お願いします。


◯都市再生推進本部総務担当課長(向井研一君)  警備体制のことでございますけれども、通常日常的なことに関しては、夜間は当然ゲート等は施錠していきますけれども、あと仮設事務所については機械警備を予定しております。そして、また長期休暇、お盆であるとか、例えば年末年始に関しては巡回警備を行うという予定で進めているというふうに、鹿島建設のほうからは聞いております。
 また、見学会については、市民の方々を対象にということで考えておりますけれども、これから具体的に、今委員さんおっしゃったような市内の小・中学校の子どもさんや、町会、また関係団体、自治会なども考えていきたいと思いますけど、何分工事現場でございますので、どのあたりで安全を確保してそういう見学会ができるかということについては、関係するURや、また鹿島建設等々と確認をし合いながら調整を図っていきたいというふうに思います。


◯委員(伊東光則君)  なるべく事故のないようにしていただきたいんですが、その中で交通誘導員、工事車両の出入り口にはということなんですが、出入り口以外にも、近隣の路地とかに適材適所じゃないですけど、大きい車がやはり通るとなると誘導員というのが必要じゃないかなと思うんですが、そういう周辺の適所に配置していただいたり、そういうこともきっとしていただけるんだと思いますが、その確認と。それと、工事車両というんですかね、特に朝8時から工事が始まるということなんですが、8時にちょうど入るためには8時前に周辺に来られていると思うんですね。そういう車両が路駐しないようなことを気を配っていただければなと思うんですが。その2点なんですが、いかがでしょうか。


◯都市再生推進本部総務担当課長(向井研一君)  交通誘導員に関しましては、現在のところはこの計画地のゲート周辺ということで考えておりますけれども、またこの進捗状況、進めていく中で安全を確保する必要があれば、そこはまたちょっと現場のほうの確認をして調整を図っていきたいと思っております。
 特に、あともう一つ、トラック等の工事車両の進入のことでございますけれども、やはり東八道路が中心に非常に渋滞が、今も現在いろいろと問題になっているところがございますので、8時以前、7時半ごろから現場の敷地内のほうに入りましてアイドリングストップで待機をするということを徹底するということを聞いております。ですので、周辺の渋滞を招かないよう、そういったことは十分配慮いたしまして進めていきたいというふうに考えております。


◯委員(伊東光則君)  ぜひ安全安心には一番注意していただいて、この工期中、でき上がってからもそうですが、無事故でこの事業が推進するようによろしくお願いします。以上です。


◯委員長(石井良司君)  次の質問者、おりますか。


◯委員(粕谷 稔君)  ありがとうございます。さまざまな委員さんから質問があったんですが、この例えばスケジュールの中で、山どめ・土工事というんですかね、また基礎・躯体工事という、このスケジュールの段階で、先ほど御説明があったような近隣へのポスティングとか、そういった部分というのはこれからの計画は、その都度何か新しい段階に入った段階で近隣へのポスティングとか、周知とかいう予定は考えてらっしゃるんですか。1点、お聞きしたいと思います。


◯都市再生推進本部総務担当課長(向井研一君)  個別にポスティングをするということは現時点では考えておりませんけれども、必ず現場の見えるところに、この先々1週間、2週間の工事、こういうことをやりますということは必ず掲示をいたしまして、周知を図っていきたいというふうに考えております。


◯委員(粕谷 稔君)  少なからず、ちょっとこちら側はそんなに影響ないと思うんですが、やはりそこのさんさん館ですかね、そこの別館の建てかえのときにも、ちょっと近隣から苦情があったようにもお伺いをしてるんですが、そういった苦情対応というのは、この期間内、窓口的な部分というのは、市役所にかかってきた部分、どういうふうな流れで対応をされる予定なのか、これだけちょっと教えていただきたいと思います。


◯都市再生推進本部総務担当課長(向井研一君)  工事に起因する直接の問い合わせ先については、UR都市機構や、また鹿島建設、この現場の作業員がいます、そちらの事務所のほうの連絡先なども掲示されておりますので、そこで担当することになろうかと思います。
 あとは、直接振動とか、騒音とか、そういった音に関しての苦情というのは、場合によっては市役所のほうの環境政策課のほうに連絡があるかと思いますけれども、それにつきましては内部のほうになりますから、私どものほうを通じて、また現場のほうに連絡をして対応したいというふうに考えております。


◯委員(粕谷 稔君)  丁寧に行っていただければというふうに思います。よろしくお願いいたします。


◯委員長(石井良司君)  他にございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 ないようでございますので、これをもって説明を終わります。なお、報告は終わりましたので、ありがとうございました。
 休憩します。
                  午前10時10分 休憩



                  午前10時31分 再開
◯委員長(石井良司君)  それでは、総務委員会を再開いたします。
 次に、総務部の報告をお願いいたします。


◯総務部長・危機管理担当部長(馬男木賢一君)  総務部からの行政報告は1件でございまして、件名は災害時生活支援施設の整備についてでございます。災害時におきます生活支援施設の整備、それから、具体的なあり方としての下連雀六丁目防災広場の整備事業につきましては、平成25年度の施政方針におきまして主要事業として位置づけたところでございます。今回、その進捗状況等につきまして御報告をするということでございます。
 それでは、詳細につきましては防災課長から御説明させていただきます。


◯防災課長(大倉 誠君)  おはようございます。それでは、災害時の生活支援拠点の整備について御説明をさせていただきます。本日、ホチキスどめの総務委員会報告資料1ページをおめくりいただきまして、災害時生活支援施設の整備について、それからもう一枚、実は配付で生活支援施設の整備予定場所という地図を落としたものを用意をさせていただいております。
 実は皆さんも御案内のとおり東日本大震災の際には、住宅の倒壊であるとか焼失、こういったものを免れた被災者の方々が避難所には行かずに自宅で生活を継続したり、あるいは寺院や集会施設、こういったところに集まって被災生活を送った、こういったことがありました。そういった被災者の皆さんに対して食料などの支援の手がなかなか届かなかったと、こういったようなことが事実ございました。そういった教訓を踏まえまして、三鷹市ではことし3月の地域防災計画の改定におきまして、いわゆるそういった皆さんが活用できる炊き出しの設備であるとか、あるいは仮設トイレなどを備えた災害時の生活支援施設というものを避難所となる施設とは別に、各住区に2カ所から3カ所整備をするということを防災計画で取り決めを行いました。
 この災害時生活支援施設というのは、基本的には市民の皆様が自助を基本として御自宅で被災後の生活を継続する、これを支援するものでありますので、実際にはこういった施設を設けることで、そこに地域の皆さんが集まって共助で炊き出しを行う、あるいはライフラインが停止をしていてトイレが使えない、こういった中で避難所生活にならないように仮設トイレを設けて、要は寝泊まりは自宅で頑張れるけど、備蓄した食料が尽きちゃった、あるいは水がまだ出ない、こういったときにこういった施設に皆さんが日中集まって必要な生活の補助を受けるというような施設でございます。
 今年度は連雀地区に開設をされます下連雀六丁目防災広場と、それから駅前地区の上連雀堀合地区公会堂にこの整備を行うことといたしました。今申し上げた下連雀六丁目の防災広場でございますが、これは既に皆様方にもこのオープニングのセレモニーの御案内状が都市整備部のほうから届いているとは思いますが、ちょっとこの広場については、新しくこの広場をつくった上で、そこを生活支援拠点として整備をするというものでございますので、この広場のことについて若干説明をさせていただきます。
 場所でございますが、きょう配付をさせていただきました資料のカラー刷りの地図の部分の上のところですが、下連雀六丁目防災広場、ちょうど第六小学校の東側に当たりまして、もともと都営住宅、古い都営が建ってた敷地でありまして、そこを取り壊して高層化をしたことによって一定のオープンスペースができたと、こういった場所でありますが、東京都のほうではそれを民間に売却をしたい、こんなような意向も持っておられたようです。ただ、地域の皆さんが下連雀六丁目の地域というのは、これはオープンスペースが非常に乏しい地域でありまして、そういった意味で何とかオープンスペースとして残してほしいというような要望をいたしました。
 市のほうも思いは同じでございまして、地域のほうの要望を踏まえて市が東京都のほうにお願いをいたしましたところ、実際にはこの地域の防災に資する広場として使用することを前提に無償で貸していただけることになりました。そういったことがありまして、実は昨年度から市民の皆さんとの協働で、広場の整備のプランであるとか活用方法についてワークショップなどを重ねて検討してきた、こういった経過がございます。
 また、さらに実は市民の皆さんと検討してきたと言いつつも、この地域は町会・自治会が以前から全くない空白域でございまして、私どもとしてはハード的な整備だけではなくて、この整備にあわせて周辺の地域の皆さんのネットワークづくりというものにも何とか進めていこうと、こういうことで実はソフト的なネットワークづくりにも取り組んでまいりました。このネットワークづくりについては、実は東京都の防災隣組という事業があるんですが、これはすぐれた隣組的な防災協力をやっているところを認定する事業でありますが、もう一つの事業として、これからそういったものを立ち上げようとしているところに東京都が支援をしてモデル地区としてやっていくと、こういう事業もございまして、東京都で4カ所だけですが、そのうち1カ所、ここがモデル地区となりまして、ソフト面の構築、こういったものも実はあわせてやっている地域でございます。
 配付している資料を1ページめくっていただきますと、カラー刷りで下連雀六丁目防災広場の概要を描いてございます。広場のイメージでございますが、下の図をごらんいただきたいんですが、通常はベンチになっているものが、災害時にはかまどとして使えるようなかまどベンチであるとか、一人がけのかまどスツール、あるいは通常は骨組みだけなんですけれども、そこにテントをかけることによってテント機能を持たせられる防災パーゴラというようなもの、あるいは地下収納式のトイレ、もちろん防災倉庫もそうですが、こういったものを広場には配しているというふうに、これは住民の皆さんからも要望を受けた中でこのようなものが配置をされるというようなのが、この下連雀六丁目防災広場というところでございます。ここに、1つは、この災害時の生活支援拠点を整備をするということになります。
 もう一カ所でございますけれども、地図のほうをごらんいただきたいと思いますが、上連雀の堀合地区公会堂でございます。こちらの堀合の地区公会堂、この上連雀一丁目地区は御案内のとおり中央線の北側に位置しておりまして、一時避難場所であるとか避難所となっています防災拠点──三小、あるいは四中でございますが、まで一定の距離があり、もちろん中央線を越えていかなくてはいけないと。地元の町会の皆さんからも、この地区公会堂、あるいはそこに隣接する児童公園を防災上の拠点として何とか整備をしてほしいと。そうすれば、自分たちで、何かあってもできるだけこの地域で頑張るよというような強い要望もいただいておりましたので、そういったことも受けて、市内二、三カ所整備するうちの早目に整備をいたそうということで、こちらに今年度、災害時の生活支援施設の2つ目を整備をすることにいたしました。
 お配りした資料、1ページ、また戻ってもらって文字が書いてあるところをごらんいただきたいと思いますが、一番下(2)でございます。この災害時生活支援施設としての整備内容でございますが、1つは、こういった資器材を収納する資器材庫を整備をいたします。中には炊き出しを行うための釜であるとか、あるいは仮設トイレ、あるいは炊事をするときにかぶせるテント、あるいは炊事に必要な用品、そういったものを資器材庫に備蓄をすることになります。
 ですから、堀合の地区公会堂そのものに新たにこういった資器材庫を1つ配備をして、中にこのようなものを収納するということになりまして、ここもハード的なものだけではなく、ここを拠点として活動していくということで、地域の自主防災組織、町会・自治会の皆さんにここを拠点として活動をしていくんだというようなことを自覚を持っていただくために、こういった配備した資器材を活用した訓練も、この場所で今後展開をしていくと、このようなことを考えてございます。
 やや長くなりましたが、説明は以上でございます。


◯委員長(石井良司君)  説明は終わりました。
 委員さんからの質問をお願いしたいと思いますが、ございますか。質疑ございませんか。


◯委員(岩田康男君)  大変御苦労さまです。大変いい取り組みで、ここの六丁目は防災倉庫があって、活用すると。それで、この間の防災訓練を見学させてもらって、大変すばらしいなと思ったのは、先ほど課長さんがおっしゃったように、大規模災害時になると、想定外というか、避難所の想定外というのは、これはどこでも起きて、指定された避難所だけで住民の人が避難して来るというわけじゃなくて、公園とか、もちろん自宅の中とか、お寺とか、いろんなところに避難所が新たにできる。
 そのときにいろんな設備をしておくというのが、これは第一条件ですよね。その第一条件とともに、その設備を使える人をどれだけたくさんつくるかというのが課題だと思うんですよ。あの防災訓練を見ていても、本当にそれぞれがいざというときに自分でできるという訓練というのは非常に大事だなと思ったんですが、そういう対応ですね。設備をつくるというのが第一条件ですけど、それを使える人、それで人を助けられる人をたくさんつくると。いわゆる私は災害強者と言っているんですが──強者というのは強い人ですね、災害強者をたくさんつくるという点で、さっきの東京都の制度というのがありましたけど、具体的にはどういう形でどういうふうに進めるんでしょうか。


◯防災課長(大倉 誠君)  災害に強い市民の皆さんをつくる方策、1つは、今回も中学生そのものがたくさん訓練に参加されてましたけど、訓練に参加をして、そこで初めて、例えば仮設トイレのつくり方を学ぶとかいうことではなくて、年間を通じた防災教育の中でそういった基礎的なものを学んでいくような学校教育、こういったものも今回は取り組んだ中で、実は四中の三鷹中央学園はこの訓練を活用したというふうに思っていただいていいと思います。
 ですから、そういう生徒さん、あるいは町会・自治会があるようなところは、上連雀一丁目なんかもそうですけれども、そこの場所で実際にそこの機材を使っての訓練が組織だって、今後もですね。今は防災出前講座という形で、どちらかというと防災知識の部分を一生懸命やってますけれども、その中でやはり実際に今度知識を覚えたら、体を使って、じゃあ、それを実際にやってみよう、こういった意見も相当多いので、そういった取り組みを具体的に訓練というところまで拡張させて小地域でやっていきたいという思いがあります。
 実は問題なのは、この下連雀六丁目の地域のように、もともと地盤が、組織がないところについては、これ粘り強くやっていくしかないわけですけれども、今回はモデル地区で東京都の専門家の方からもアドバイスをいただきながら、まず組織をつくることではなくて、とにかくどこかに集まって防災のことをみんなで話し合う、そういったことから1年間ぐらいかけて、今緩やかな組織づくりができてきて、何とか町会、何とか自治会、何とかの会というところまでは行かないんですけど、実は先々日ようやく住民の皆さんから声かけられて集まって、この防災広場楽しみ隊という、そういうやんわりとした名称を自分たちでつけてお互いに連絡をとり合いながら、今度11月の16日にオープニングセレモニーがありますが、そのときにはこれから協力してくれる人の名簿づくりみたいなやつをやっていこうと、そんなようなところまでこぎつけたんですが、そういう少しずつ、少しずつ住民の皆さんのネットワークをつけていくと。こういった取り組みもそういう組織がないところはやりながら、地域によって温度差はあるんですけれども、その温度差に合わせながら、市が一律のやり方ではなくて、地域に合わせながら構築していきたいなとは思っております。以上でございます。


◯委員(岩田康男君)  そうすると、支援メニューっていうんですかね、そのネットワークづくりの支援メニューというのはどういうものなんですか。市の職員がそこに至るまでは一生懸命世話を焼くとか、そういう人たちが集まる場所を提供するとか。どういうもんですか、東京都のこの事業の支援メニューは。


◯防災課長(大倉 誠君)  まず東京都のほうとしては、東京都が持ってるデータとして下連雀六丁目地域のさまざまな災害時のシミュレーションみたいなやつを地域の皆さんに提供をして、そこに防災の専門家が入っていただいて、その方に地域の防災上の危険度みたいなものを皆さんにお話をしていただくというのは、1つのメニューとしてあります。
 その中で、今度は地域の皆さんが防災に関心を持ってもらうために、いきなり防災訓練とかっていうことではなくて、まず今回はこの防災広場というものが1つの六丁目の皆さんには拠点となるので、ここをとにかく使ってどんなことをしようかと。防災のことに限らず、例えば広場の花壇があるので、その花壇のお花の管理をみんなでやっていきましょうとか、あるいは、せっかくかまどがあるんだから、年に何回かはここのかまどを使ってみんなでお茶会をやりましょうとか、昼食会をやりましょうとか。そういう、全てが防災ではなくて、まずは平常時に皆さんが楽しめるようなメニュー、こういったものを東京都が今までほかの地域で成功してきた、皆さんから好評されて、それが実を結んだような事例を東京都が皆さんの前で持ち寄って、こういうようなプランはどうですかという紹介をして、その中で地域の皆さんが、じゃあ、自分たちはこれならできそうだからこれをやってみようと、そういった形で選択をして、自分たちで計画をしていく。
 東京都のメニューは東京都がつくったものを住民の皆さんにやってもらうのではなく、幾つかそういう、この地域ならこんなことができそうだという事例を出して、地域の皆さんがそれを活用して動いていくと、こんなようなところで東京都はかかわってございます。


◯委員(岩田康男君)  ありがとうございました。ちょっと関連してというか、先ほど企画部の新川防災公園の報告があったんですが、新川防災公園がこうした形を、規模は違うんですが、とれるっていうのが一番望ましいと思うんですが、総務部の防災課と新川防災公園、これからの整備ですね、それはどういう体制で、どう協議がされていて、どのくらいかかわっているんでしょうか。


◯防災課長(大倉 誠君)  新川防災公園・多機能複合施設については、基本的には、最初の一時的には広場の部分が市民の皆さんの一時避難場所となりますが、基本的な考えとしては、災害対策本部が活用するのに必要な防災センターを初め、機能を中心に考えていく施設というふうに思っております。時間軸によって、そういう意味では市民が使う最初の時間と、それ以降の本部の時間と、時間軸によって若干の使い分けがあると。
 ただ、この防災広場、今回整備したようなものは当然本部の拠点ではなくて、地域の皆さんの拠点ですので、防災計画上もそういったすみ分けの中で進めていきたいというふうには考えております。


◯委員(嶋崎英治君)  下連雀六丁目防災広場、このことに関連して、私、基礎的なことを聞いて申しわけありません。ここが初めてこういうものを設置するということなのか、そうでなければ、この市庁舎の近くにあるのかどうかということです。


◯防災課長(大倉 誠君)  防災広場と名がつくこういったものは、市では初めてでございます。


◯委員(嶋崎英治君)  そうすると、このダブル利用というか、多目的利用というか、こういうものを置くっていうのも初めてということになるわけですよね。そうすると、さっき岩田委員が、私たちというか、一定の年齢行くと、いろんなことをその場ではわかっても、あと忘れちゃうということがどうしてもあるわけですね。だから、この間の四中の校庭でやった訓練では、若い小学生や中学生が参加してやったからね、あの人たちは柔軟だから、一回覚えると、こういうものはすぐ使えるとかなってきますよね。どこかにこういうものを展示するとか何とかして、こういう利用ができるんだよというふうにすると、もっと広まっていくのかなと思うんですよね。市役所にそのスペースがあればいいんだけど。
 そんなことで人々の注意を喚起したり、ああ、こう使えるんだってやったらいいと思うんですけれども、そんな考えはあるのでしょうか、ないんでしょうか。


◯防災課長(大倉 誠君)  なかなか展示スペースはないのですけれども、ただ、この下連雀六丁目防災広場だけに関していえば、防災倉庫に収納されているものを年に何回かはこの地域の皆さんが適宜全部引っ張り出して、実際につくってみて、その機器が正常に機能するかという点検も含めて、また防災力をつけるということも含めて、そういったことを年に何回かやろうというふうに地域の皆さんの中では話が進んでおります。


◯委員(嶋崎英治君)  これからこういう形でやっていくんだろうと思うんですけれども、なかなかのアイデアだなというふうにも思いますから、何か1つでも、2つでも、どっちか市役所のスペースを見つけてできたらいいなと思いますので、検討してください。


◯委員長(石井良司君)  次、質疑する方、おりますか。


◯委員(伊東光則君)  この防災広場のことですが、町会・自治会のない地域という表現が使われているんですけれども、市内で全体的に見たときに、そういう地域、ほかに。全体的にどうなんでしょう、どのぐらいの分布というか、どのぐらいまだ手つかずというか、そういう地区があるのかちょっとお聞きしたいんですが。


◯総務部長・危機管理担当部長(馬男木賢一君)  生活環境部等のデータでは、約半数が町会・自治会未設置地域であるというふうに理解しております。


◯委員(伊東光則君)  例えば町会・自治会に参加していないというのが半分ぐらいっていう認識なんですけど、地域的に、例えば町会とかに入りたいんだけど、この地区にないよねっていう、この六丁目地区ってそういう地区だと思うんですが、そういうところはどのぐらいあるのかという。


◯防災課長(大倉 誠君)  ちょっと今、私どもで細かい手持ちの資料はないんですけれども、ただ、生活環境部で用意をしている町会・自治会があるところはマップに色が塗られているんですけれども、そのマップを見ると、この六丁目地区というのはほぼ住宅がある地域では最大に近いぐらいの空白域なんですね。あと、ぽつっぽつっと町会は町会の間に空白域っていうのはあるんですけれども、やはり組織的に何か動くという意味では、ここは一番面積的にも大きく、かつ住民の皆さんの数も多い地域だなという認識は持っています。
 それ以外に町会・自治会があっても、御案内のとおり大規模なマンションができたことによって、そこが加入しないでドーナツ型の空白域になるとか、そういう現象もありますけれども、従来からという意味ではここが最大というふうには認識しています。


◯委員(伊東光則君)  その最大の空白地域にこういう拠点ができて、これが全市的に、ここだと各住区内にこういう箇所を二、三カ所、目標にしていくというお話が出てますけれども、ぜひ本当に在宅避難者の対策というのは多分一番みんな困ることじゃないかなと思うんです。ライフラインがとまっちゃって、でも、家に住めるよねという方ってやっぱり多くいらっしゃると思うし、その対策というのはやはり早目に進めていただきたいなと思いますので、ぜひうまく推進していただければと思います。よろしくお願いします。以上です。


◯委員(高谷真一朗君)  よろしくお願いします。本当に非常にすばらしい取り組みで、私も議員になって、それが阪神・淡路大震災の後でしたので、防災公園、防災広場というのを設置を強く求めていたんですが、なかなか予算がということでできなかったのが、やっとここに来て実現したのかなというふうに思います。
 ただ、それが今回は東京都が無償で土地を貸してくれたというのが大きな要因だとは思うんですけれども、やはりかまどベンチですとか、かまどスツールといったものは、武蔵野市は早くの段階から導入をしていたりとか、他地域では結構こういったものがあるんですけれども、パーゴラとかは。やはりこれを、私の考えとしては、小規模なこれぐらいの児童公園とかにどんどん設置をしていってあげたほうが、ある意味市民の人たちの防災力向上には資するものだというふうに思っているんですが、既存の児童遊園、公園にこのかまどベンチなどをこれから改修の際に設置していくとかしていけば、そんなにお金もかからずにできるのかなというふうに感じるんですが、これからの計画というか、そうした考え方というのはどういうふうになるでしょうか。


◯総務部長・危機管理担当部長(馬男木賢一君)  今委員が御指摘のように、ここは新しく東京都の使用許可をとってやっているわけですけれども、既存のところを利用するという考え方については、所管します都市整備部と調整しながら進めていきたい、基本的にはそういうふうに考えております。


◯委員(高谷真一朗君)  ありがとうございます。これが先ほどほかの委員からもありましたけれども、いろいろな児童公園にあれば、ああ、こういうときにかまどベンチってこうやって使うんだとか、そういうものにつながっていきますし、例えば防災倉庫のあるそばの児童遊園にこうしたものを設置していけば、わざわざそこに防災倉庫をつくる必要もありませんので、ぜひともさまざまな視点でこの防災公園、防災広場というものを市内中に私は広めていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。以上です。


◯委員長(石井良司君)  他にございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 いいですか。それでは、総務部の報告を終わります。御苦労さまでございました。
 休憩します。
                  午前10時59分 休憩



                  午前11時00分 再開
◯委員長(石井良司君)  それでは、総務委員会を再開いたします。
 次に、2番の次回の委員会の日程でございますが、これは通常定例会に行われますので、予定としては12月の9日から11日の間ということになりますので、よろしくお願いしたいと思っております。
 その他、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 ないようでございますので、また何かあった場合には正副委員長にお任せをいただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
 それでは、総務委員会を閉会いたします。御苦労さまでございました。
                  午前11時01分 散会