メニューを飛ばしてコンテンツへ 三鷹市議会 こちらでは、指定された委員会の審査状況の要点を記録した「委員会記録」をhtml形式でご覧いただくことができます。 English
三鷹市サイト
サイトマップ 関連リンク集

あらまし 皆さんと市議会 議員の紹介 審議情報 本会議中継 会議録 議会だより トップ
トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(平成24年調布基地跡地利用対策特別委員会) > 2012/09/24 平成24年調布基地跡地利用対策特別委員会本文
スタイルシートが無効なため使用できません→ 文字サイズ変更


2012/09/24 平成24年調布基地跡地利用対策特別委員会本文

                  午前9時30分 開議
◯委員長(伊東光則君)  ただいまから、調布基地跡地利用対策特別委員会を開きます。
 初めに、休憩をとって本日の流れを確認いたしたいと思います。
 休憩いたします。
                  午前9時30分 休憩



                  午前9時31分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 本日の流れにつきましては、1、協議事項及び行政報告、2、議会閉会中継続審査申し出について、3、次回委員会の日程について、4、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 休憩いたします。
                  午前9時32分 休憩



                  午前9時33分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 協議事項及び行政報告、本件を議題といたします。
 本件に対する市側の説明を求めます。


◯企画部長・都市再生担当部長(河野康之君)  おはようございます。それでは、まず私から総括的なお話をさせていただきます。本日は協議事項が4件、報告事項が3件でございます。協議事項4点につきましては、お手元の資料1から資料4まででございます。このうち3点は、これまで委員会で御報告した内容でございます。
 まず協議事項の1点目、就航率の向上について、いわゆる計器飛行方式の導入についてと、2点目の三宅島航空路線について、この2点は、基本的には8月24日に開催されました前回の委員会までの東京都からの情報提供に基づく内容でございます。この2点につきましては、いずれも調布飛行場が都営コミューター空港であるとの位置づけに沿ったものでありまして、三鷹市としても4島の町長さん、村長から直接その必要性も聞き取り、理解をしているところであります。
 また、これによります離発着回数の増につきましても、協定に定められた限度である年間2万3,000回を下回るものであることも確認しているところでございます。一方、本飛行場が住宅地に存在する飛行場として、調布飛行場の近隣に居住されている市民の皆様の安全性が十分確保されることが前提であると考え、一層の取り組みを東京都に対して求めておりましたところ、東京都から踏み込んだ対応策が提示されたものと判断しているところでございます。
 なお、9月20日木曜日に、東京都主催の住民説明会が大沢コミュニティ・センターで開催されたところでございます。住民説明会の内容を含めて、詳細は担当から御説明いたします。就航率の向上、いわゆる計器飛行方式の導入と三宅島航空路線につきましては、島嶼部にお住まいの皆様の生活の安定に欠かせない公共交通アクセスの重要性を十分認識しつつ、東京都が実施する安全・騒音対策等については一定の評価ができるものと認識し、三鷹市としては東京都の協議事項を受け入れる方向で考えているところでございます。
 3点目の協議事項、調布基地跡地の土地利用計画についても、こちらもさきの委員会で御報告いたしました内容でございまして、下水道処理場予定地のうち、いわゆる当該地につきまして計画規模縮小により対象地としないとともに、その土地利用につきましては、三鷹市として用地を購入して施設を設置する等の計画は現時点では持ち合わせていないため、東京都からの協議事項を受け入れる方向で考えております。
 次の協議事項4点目は、例年この時期に御協議いただいております平成24年度調布飛行場まつりに係る行事についてでございます。東京都調布離着陸場の整備及び管理運営に関する覚書に基づき、東京都港湾局長から協議に出された事項は、体験搭乗と東京消防庁防災ヘリの展示等のための離着陸でございます。実施内容でございますが、体験搭乗が21回程度、東京消防庁防災ヘリの離着陸が最大4回の予定となっております。この件につきましては、この後担当より御説明させていただきます。
 以上、4件の協議事項につきましては本日御審議いただき、結論を出していただければと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 次に、報告事項が3点ございます。まず、資料5、調布飛行場まつりについてでございます。ことしの調布飛行場まつりは、10月21日の日曜日に開催されます。毎年「多摩と島しょを翼でつなぐ調布飛行場」をキャッチフレーズとして実施しております調布飛行場まつりも、ことしで17回目となります。お手元には調布飛行場まつりの開催概要(案)をお示ししております。また、資料6以降は、東京都調布飛行場の離着陸状況、また、味の素スタジアム輸送人員についてでございまして、いずれも定例的な御報告となります。
 最後になりますが、9月20日に開催されました調布飛行場の運用等に係る住民説明会資料、こちらを参考資料として添付させていただいております。それぞれ詳細については担当より御説明させていただきます。私からは以上でございます。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  おはようございます。それでは、お手元の資料に沿って御説明をさせていただきます。先ほど企画部長から概略を申し上げましたとおり、今回は協議事項が4件、御報告事項が3件となっております。御協議する案件のうち、上から3つですけれども、就航率の向上について、三宅島航空路線について、調布基地跡地の土地利用についての3点につきましては、6月と8月の本委員会にて御説明させていただいた内容でございます。本日御用意しておりますのは、以前に委員会にお出しをした資料の中から、協議事項に直接関係するもののみを再度御配付をしております。
 では、資料1から資料3につきまして、資料の確認をしつつ簡単に御説明させていただきます。資料1は就航率の向上についてです。資料の1ページ目と2ページ目につきましては、平成17年8月29日に東京都港湾局から地元3市の企画部長が参加する幹事会に提出された資料です。本委員会には、同年9月21日の委員会資料として、平成17年に御提示をしているものです。表題が調布飛行場の管理運用形態の変更等についてとなっておりますけれども、中ほどの2番、協議事項をごらんいただければと思いますが、この2に挙げた協議事項につきまして、三者協での協議に付すことになったという内容になっております。この協議事項の(1)就航率の向上についてと書いてございます。ここの部分が、今回の計器飛行方式の導入に至るそもそもの協議事項となってございます。
 2ページ目をごらんいただければと思います。就航率の向上についての別添資料として、2ページ目、この時点までの経緯と就航率等の資料が示されております。また、3の就航率向上のための具体策──中段になりますけれども、そこのところの部分で計器飛行方式の導入ということが提示をされております。この平成17年の協議の後、平成18年には、次の3ページになりますけれども、この3ページ目の資料、こちらのほうは、ことしの6月の本委員会にお示しした資料の中に入ってございましたけれども、この3ページ目の資料の右側、3の3行目から4行目のところですね、衛星航法の促進に向けた取り組みを踏まえるというふうなことが記載をされております。ちょっと過去資料になりますので、経過を踏んで時系列で並べさせていただいておりますが、この1ページから3ページ目までの経過を踏まえまして、本年5月8日の幹事会で計器飛行方式に係る具体的な事項として、東京都から地元3市に再協議が付されましたのが、この4ページ目以降の本日御協議をお願いしている資料になります。
 6月の本委員会にて既に御説明申し上げましたけれども、4ページ目の上から順にですね、計器気象状態においてのみ計器飛行を行うことであるとか、対象機種は定期便と公共・緊急性の高いもののみであること、衛星を活用した飛行方式であること、騒音について引き続き必要な対策を講じていくことが示されております。
 5ページ目、6ページ目は、以前にも御説明差し上げましたが、計器飛行方式を導入した際の離発着経路を示した図となってございます。
 それでは、次に7ページ目をごらんください。資料2、こちらは三宅島航空路線についてです。こちらも本年6月に既に御説明申し上げましたが、調布飛行場における三宅島定期航空路の開設が協議事項として挙げられております。
 1ページおめくりいただきまして8ページ目、カラーの資料でございますが、8ページ目は、三宅島航空路線について、東京都での検討経過をまとめた資料でございまして、この経過をもとにして7ページ目の協議事項が付されているということになってございます。
 9ページ目から11ページ目にかけましては、この資料1、2での協議事項に関連いたしまして東京都から提示された安全や騒音の対策がまとめられたものでございます。9ページが5月28日に都から示された資料で、6月の本委員会にて御説明をした内容。また、地元3市が5月28日の資料に対して、さらに具体的な対応策を都に求めたところ、8月22日に安全対策や騒音対策、また飛行場全体としての離着陸回数の削減方法等についてまとめられた資料が出されました。こちらについては8月24日、先月の本委員会にて御説明を差し上げた内容となっております。
 なお、11ページ目の下段、4、地元住民の理解ということで、東京都が主催をする住民説明会について記載をされております。三鷹市につきましては、この資料では9月下旬となっておりますが、先ほど企画部長が申し上げましたとおり9月20日、先週の木曜日に開催をされました。この説明会の内容につきまして、説明会に出席をいたしました内田部長から、差し支えなければ説明会当時の御様子を御紹介させていただければと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。


◯企画部調整担当部長(内田 治君)  それでは、私からは、委員の皆様のお手元に参考資料として本日配付されてございます、先週木曜日、9月20日に開催をされた東京都の説明会の様子をですね、概略かいつまんで御報告をさせていただきたいと思います。説明会は9月20日木曜日、午後7時から8時30分までの予定で、ほぼ予定時刻どおりに大沢コミュニティ・センター3階の鑑賞室で開催をされました。当日、東京都におかれましては職員が8名参加といいましょうか、対応されまして、入り口に出席、参加されました市民の方々の名簿のですね、記入をお願いをしたところ、20人の方々がそちらに記載をされ、会場に入られております。
 20人の皆様の内訳でございますが、三鷹市民の方が16人でいらっしゃいました。また、調布市民の方がお二人、そのほかの市の方がお二人──そのほかというのは、小金井市と小平市からのお客様ということでございます。当日は、お手元の資料、この画面をですね、会場に用意されました大型の薄型のテレビに投影をいたしまして、33ページにわたる資料でございますが、説明をされました。この内容につきましては、かねてより本委員会にも御報告済みの内容でございますので、この資料の内容についての説明は省略をさせていただきますが、本委員会におきましても、かねてより市民の皆様にはわかりやすい説明を工夫をするようにという御意見、御要望等がございました。こういったものを東京都にも申し伝えておりましたところ、お手元のような図などを多用した資料として、当日は説明されたものでございます。
 この説明会には、私含めまして三鷹市の職員が3人同席、立ち会いという形で会場の端にですね、着席をさせていただきました。当日でございますが、先ほどの20人の方々の中から発言をされた方々が8人ほどになります。その方々の御意見をかいつまんでお話をしますと、管制について、IFRが導入された後はどのように対応するのだろうかというようなことや、飛行ルートや高度についての御質問、また、騒音対策やその範囲などについての御質問などもございました。
 一方で、IFRによる安全が推進されることは非常に好ましいという、今までなぜやらなかったのかということで、この推進は非常に喜ばしいというような御意見、また青少年のためにも体験飛行というのも非常に意味があるということで、ぜひ進めてほしいという御意見、そういったものがあった一方で、調布の市民の方、飛行場に近いという方からは、空港そのものが住宅地の中にあるという御心配の意見などもございました。また、今回三宅航路、またIFR等々が展開されることによる島嶼部の方々への効果、影響、こういったものについての御質問などが出されているところです。また、一番最後の御意見としては、騒音や安全については東京都がしっかりと指導をパイロットに対して行うことで、適切な飛行のルート、高度の確保、エンジンの出力の調整などによって騒音なども最低限に抑えられるということがあるのではないか、このような意見などがありました。
 したがいまして、三鷹市民の方々の発言が非常に多く、御意見、御要望ございまして、当日の中ではお二方以外、6人の方は三鷹市民の方の御発言ということで、予定どおりの時間で終わったと、このような説明会でございました。今回の東京都の説明の趣旨、そして島嶼部の方々のこの必要性については、参加者の方々、おおむね御理解の上で、それぞれの立場に立たれての御質問や御発言があったものと承知してございます。私からは、説明会に関する御報告は以上でございます。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  それでは、続きまして資料3について御説明申し上げます。12ページでございます。資料12ページ目と13ページですけれども、協議事項の3点目となります。13ページの地図をごらんいただくと、先にわかりやすいかもしれないと思いますが、この13ページの地図の赤く囲った当該地と記されている2.4ヘクタールの土地につきまして、先ほど企画部長から御説明申し上げましたとおり、この12ページの下段の2、協議事項というところに書いてございます2項目が、今回御協議をされている点でございます。
 下水道処理場用地としないことについて、それから当該用地の今後の利用計画の有無についてを3市に問うという内容となってございます。
 協議事項の4点目でございます。4点目は、飛行場まつりに係る行事についてという御説明でございます。ページが15ページになります。お手元にありますように、東京都港湾局長より10月21日に開催される飛行場まつりにつきまして、東京都調布離着陸場の整備及び管理運営に関する協定書及び同覚書に基づいて、体験飛行の実施についてという協議がございました。この体験飛行につきましては、地域住民の皆様に調布飛行場への理解を深めていただくために、飛行場まつりの中でのみ、地元3市に協議をした上で実施をしております。今年度実施をしている内容は、1ページめくっていただきまして16ページにまとめられているとおりでございます。
 なお、体験飛行の飛行経路につきましては、有視界飛行で運用されますので、その時点での気象状況にもよりますが、おおむね北側は多磨霊園から二枚橋周辺まで、南側は中央道から神代植物公園にかけての飛行場周辺をめぐるコースを予定をしているというふうに聞いてございます。
 なお、16ページの一番下、3の参考(昨年実績)という欄がございます。ここにありますとおり、昨年度は、東京消防庁のヘリ展示と災害救助実演のための回転翼機の離着陸4回のみの実績となっております。皆様、御記憶かと思いますけれども、昨年度も9月の本委員会で例年どおり体験飛行の御協議を申し上げ、御了承をいただきましたが、しかし、その後に、9月下旬から10月上旬にかけて航空法に基づく報告が行われていない等の不適切な対応が判明したことや、飛行場でのセスナ機の事故などがあったことから、飛行場まつりでの体験搭乗については、飛行場まつり実行委員会側で自粛をしたという経過がございました。このような経過につきましては、昨年10月11日に委員会を臨時で開催をしていただきまして、経過を御説明をしたところでございます。
 なお、法令違反や事故を起こした事業者からの報告等につきましては、一義的には国交省の所管なのですけれども、東京都は独自に聞き取り調査を行うとともに、三鷹市、地元3市にも報告をしていただいておりますし、飛行場の安全な運用の立場から厳重な注意、指導を行って、安全確保に努めているというふうに詳細を聞いてございます。
 以上が協議事項の資料の御説明でございました。
 続きまして、御報告事項に移らせていただきます。資料5、第17回「調布飛行場まつり」開催概要(案)でございます。平成24年10月21日、日曜日、10時から16時ということで予定をしています。主催は飛行場まつり実行委員会です。イベント内容につきましては、お手元の資料のとおりとなっておりますが、ことしの特徴といたしまして、島嶼部の特産品販売ということで、三宅島や八丈島などの島から新たに参加をいただけると伺っております。
 それから、2020年の東京オリンピック招致活動のブース、また、震災復興関連として昨年度から参加している石巻市に加え、福島市が初めて参加をして特産品を販売するほか、写真パネル展、募金等を実施すると伺っております。来場者は、例年同様2万5,000人程度を想定しているとのことです。
 では、次に資料6をごらんください。調布飛行場の4月から6月の離着陸状況です。4月は2地点間輸送は482回で、前年同月に比べ49回の減、合計は1,117回で、前年同月に比べ124回の減となっております。5月ですけれども、5月は2地点間輸送は563回、前年同月に比べ80回の増、合計は1,376回、前年同月に比べ179回の増となっております。6月ですけれども、2地点間輸送が485回、前年同月に比べ97回の増、合計は1,062回、前年同月に比べ19回の増となっております。前年同期の4月から6月と比較をいたしますと、前年が3,481回、ことしが3,555回と、74回の増となっております。
 最後に資料7、味の素スタジアム輸送人員についてです。サッカーJリーグ戦や音楽イベントなど、入場者が多数見込まれる場合に、主催者がバス事業者に依頼をして周辺駅から味の素スタジアムまでシャトルバスを運行しています。平成24年3月17日から8月26日までの利用実績の御報告ですが、何ページかにわたっておりますけれども、最後24ページのですね、右側の欄にございますとおり、この期間のシャトルバス利用者は3万7,775人で、総入場者数に対する平均搭乗率は5.2%と、昨年度は4.7%でしたので、それよりも上回っております。私からは以上でございます。


◯委員長(伊東光則君)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。


◯委員(石原 恒君)  おはようございます。本日もよろしくお願いいたします。幾つか質問をさせていただきます。先日の9月20日の説明会に私も参加をさせていただきまして、東京都の離島港湾部の方々から説明をいただきまして、よくわかりました。それで、今後ですね、調布市では2回、10月5日の19時、6日の土曜日の10時からと、あとは府中市が10月24日水曜日の19時からというふうにつかんでおるんですけれども、三鷹市が今回1回、調布市が2回、府中市が1回ということで、最初東京都から出たのが各市1回というふうに伺っています。その中で調布市は、これは調布基地の調布飛行場についてはすごく重い案件であるという認識から2回にしたということを伺っています。三鷹市では、そういった申し入れをされなかったのかというのが1点目です。
 それと、こういった住民説明会におきましては、平成17年、管制官の撤退の際にこういった同様の住民説明をされたというように聞いております。このときにですね、三鷹市では何回されたかということと、あと平日だったか、週末だったかと、時間も含めてですね。あと参加人数、その点もつかんでいれば教えていただきたいなと思います。
 それと、今回の趣旨のIFR導入と三宅島新規就航ですね、同時に説明があるんですが、これは同時に実施されるというふうに認識されているのか、それぞれ事情はあると思いますが、三鷹市の考え方、また東京都の考え方、それぞれあると思うんですが、その辺をお示しいただければと思います。
 三宅島についてはですね、それぞれ双方の考えがあるとは思うんですが、最終的にANAの就航がとまって三宅島が新規ができないとなると、またそのブランクがあるわけですね。その辺がないようにやはり進めるべきだと思いますが、その辺のお考えもお示しいただきたいと思います。
 最後になります。これは協議事項ではなくて報告事項になるんですが、味の素スタジアムのバスですね、これ直行便で報告いただいておりますけれども、よく見るとですね、吉祥寺、三鷹が全てではなくて、斜線が引いてあるっていうことは運行していないということで、この辺は何か少ないと見込んで、ないと見込んで、されていないのか、その辺の何か説明をいただければと思います。
 それとですね、この同じ資料で、帰りがですね、やはり多いんですね。行きと帰りを見ますと、大体乗っている方の人数が多いなと、大概そうなっているんですね。それは当然、式典なり試合が終わってどっと乗るからだとは思うんですが、この数は何ていうんですかね、三鷹駅に戻る人数ってすごく多いなと。多いなっていうのはどういうことかというと、うまく利用すれば、まちづくりに利用できるなということです。この資料っていうのは、この委員会での報告以外に、商工会、商店会にこういうふうに情報提供っていうのはなされているかということを、ちょっと、いろんな視点から見させていただきましたけれど、その辺の活用とかですね、その辺をお聞きしたいなと思います。よろしくお願いします。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  5点の御質問をいただきました。まず1点目、今回の説明会について、三鷹と府中が1回だけ、調布は2回ということで、なぜかということですね。2番目の管制官撤退のときのお話も質問で頂戴をいたしましたので、ちょっと前後しますが、管制官撤退のときの御説明を先にさせていただきます。と申しますのは、管制官撤退のときとほぼ同規模でということで検討したという経過もございますので、2番目を先にお答えをさせていただきます。
 まず、管制官撤退のときも三鷹市、府中市が1回ずつ、調布市が2回ということで、今質問委員さんおっしゃいましたとおり、調布市の市民の方、重く受けとめていらっしゃる市民がより多いということもございまして、このような対応になっているとお聞きしております。ちなみに、管制官撤退のときは今回と同様、平日の夜ということで、会場も同じ大沢コミュニティ・センターだったかと思います。
 三鷹市の住民説明会には三鷹市民が17名、調布市民が2名、小金井市民が2名いらっしゃったというふうに記録がございますので、今回とほぼ同様な形じゃないかと思います。ちなみに府中市さんのほうでは、同じ平成17年の12月に住民説明会が行われていますが、参加は5名でいらしたというふうに記録が残っておりますのと、調布市さんのほうでは11月に2回行われておりますが、合計で30名弱くらいというような記録が残っているようでございます。
 今回、東京都のほうからですね、この三宅島の新航路とIFRのことについての地元住民の皆様への御理解ということで、各市で住民説明会をやらせていただきたいというお話がございましたときに、やはり東京都のほうとしても、この管制官撤退のときにはこの規模でやらせてもらったので、同じような内容でどうかというような打診もございましたし、私どももですね、基本的には同様の趣旨で、同様のことだというふうに思っておりました。ただ、調布市さんについては、やはり管制官のときも2回だったので、今回も2回でというような御要望があり、このような形になったということになってございます。
 それから、3点目、IFRと三宅の説明会等でも、同時に説明をしていくのはなぜかということですけれども、まず三宅のほうはですね、実際には今年度いっぱいで今のANAの羽田路線は退役を想定をして、ANAのほうからのお知らせがあるようでございますけれども、今御協議中でございまして、実際に調布―三宅路線が就航可能なのは、このまま御協議を粛々と進めたといたしましても、恐らく平成26年度になるのではないかと思っております。ですので、今質問委員さんおっしゃられたとおり、ブランクがないようにということは東京都のほうでもすごく考えているところで、これは私どものほうでもですね、協議が粛々といったとしても、今のままの日程だけ見るとブランクがあるように見えてしまうのは、それはどうなるんですかという御質問をさせていただいていまして、それはもちろん、調布までの就航の間もですね、ブランクがないように調整をしているところなのだという回答を得ています。それはまだ調整中で、決定はしていないので、具体的なことはまだ伺っておりませんけれども、何とかしたいというふうに東京都のほうは調整をしているとのことでございます。
 IFRについて、そういう意味でいいますと、同時期に御説明を差し上げていますので、何か三宅島のことがきっかけになってIFRを進めているのかと、それはいろんなところから御質問をいただくんですけれども、今回──前も御説明したかと思いますが、IFRの協議は先ほど御説明しましたとおり、平成17年にあった協議からの協議の再開ということでございまして、そういう意味でいえば、御協議している時期がたまたま同じになったというふうに御理解をいただければと思います。
 IFRの導入スケジュールにつきましては、地元市の合意に向けた協議と並行して航空局の関係機関と飛行方式についての調整を行わなければならないという事情がございます。特にIFRにより飛行の管制業務を行う予定の横田基地とは管制運用協定を地元市との合意後締結をするという予定でいますので、一義的には地元市との協議が成り立った後にということになります。まだそういう意味では明確に何年何月何日からということはございませんけれども、今御協議申し上げているとおりの地元3市との内容がですね、固まりました後にということになろうかと思います。
 それから5点目、味の素スタジアムのバス路線の件についてです。一部調布や三鷹に限らずですね、斜線が引かれている欄があるかと存じます。主催者側のほうでそのときのお客様の事情であるとか諸般の都合に合わせてですね、このバス便を出すか出さないかということを決めているようでございますので、一つ一つのことについての理由までは私どももちょっと把握しかねるところではございますが、一方で質問委員さんおっしゃいましたとおり、帰りのほうがですね──やはり集まるときは時間に余裕がありますので、皆さんいろいろな手段でお集まりになるのだと思いますけれども、帰りのお客様は乗っていただく率が高くなっております。
 この資料自体をダイレクトにですね、定期的に商工会のほうに御提示しているということは今のところはございませんけれども、おっしゃるとおり、まちづくりに大変資するような要素でもあるかなと思いますので、今後関係者と十分協議をしてまいりたいかなと思っております。


◯委員(石原 恒君)  御答弁ありがとうございます。前回も8月のときにもIFRと三宅島就航については御説明いただいて、一定の理解もしていますし、必要かなというふうに思います。IFRは時期を急ぐものではないので、よく議論を進めていただいて、納得いただいた合意のもとでやっていただければと思います。ただ、三宅島に関しては、やはりいろんな諸般の問題があって、きちっと決めなきゃいけないんだけれども、ブランクがあいてしまうっていうのがよくわかります。それだからこそ、ANAにもですね、そういったことを理解してもらって、もうちょっと延期できるようなことも一方で考えてもらわないといけないなというふうに感じております。
 三鷹市という立場でなかなか難しいとは思うんですが、基礎自治体としては住民にきちっと説明するという立場でございますので、その辺はお願いしたいなと思います。
 最後の質問のバスの路線に関しましては、今までそういった話もあったかもしれませんが、この数字そのものを出すということではなくて、こういう要素があるということを、やはり情報を伝えて、またまちづくりに生かしていただければなと思います。どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございます。


◯委員長(伊東光則君)  その他の方は。


◯委員(吉沼徳人君)  おはようございます。よろしくお願いいたします。まず、三宅島のほうのIFRになったときに、今まではですね、進入についても、離陸についても、西側の路線をとっていたんですけれど、今度ほとんどは立川の管制との関係で全部東側に飛ぶということでございますので、そうすると、これ全部三鷹市の上空を通って北側から入ったり、北側へ出るときには市内を通るということなんですけれど、それで騒音規制の関係で、例えば市内の住宅に対して何かまた特別な措置を講ずるようなことは考えていらっしゃるのかどうかということが1つ。
 それと、あと三宅島の航空路についてなんですけれど、確かに今度ダッシュ8ですか、Q300が就航できなくなると、要するにQ400では飛ぶには滑走路が短過ぎるとか、いろいろな条件でだめだということなんですけれども、ANAの方針というのが、8ページのところに、全日本空輸の方針というところで、下のほうにですね、小さい文字の2行目に、全国で運航している同機種について順次退役を行っていく計画を打ち出したと。順次ということは、何機かあったということだと思うんですよね。今羽田から三宅島へ行っている以外に何機くらいがあって、これが最後なのかどうかね。ほかに機があって、ほかの空路から飛ぶ飛行機は、例えばQ400を使っても飛べるようなことがあるのかどうか。そうすると、その飛行機をこちらへ持ってくれば、三宅と羽田がつながるっていうことになるわけですね、よそにあるQ300を持ってくるということが可能であれば。その辺はどうなのかっていうことなんですね。
 だから、ほかの機種をほかの空路に入れて、そのQ300をまたここに配置するということはできないのかどうか。きのう日本航空の再建の話でも、機種をかえることは今は簡単に、前日でもできるというような話もしておりましたので、そういうことを考えると、何かそういった方法で、例えば協議が進まないようであれば対応ができないのかどうかということをお尋ねしたいと思います。
 それとですね、1日3往復、6便を飛ばせるということなんです。羽田―三宅のときには1往復ですね、これたしかね。56人乗りが1往復で、たしか搭乗率が40%くらいだったと思うんです。そうすると、1回に乗る人が22人程度だと思うんですよ。そうすると、今度ドルニエになると19人乗れるわけですね。ですから、1回では確かに運べないと。2回だったら話はわかるけれど、なぜこれが3往復になったのかというところを、済みません、よろしくお願いいたします。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  まず、進入と離陸の経路、図で赤と青の矢印でお示しした件についてでございますが、立川との管制官の関係で、どうしても東側に今回IFRの部分、大体500回強くらいではないかというふうに言われておりますけれども、それが東側に、今までは、VFRのときは西側が中心だったけれどもということは、確かにそのとおりでございます。
 ただ、風向きによりまして、南側と北側と両方の経路がございますので、このぐるんと回っている矢印だけではなくてですね、下から進入するほうの矢印もございますので、そこがおおむね半々くらいで振り分けられるのではないかというようなことを聞いてはいるところですが、これは実際にお天気にも左右される件かなと思います。このような三鷹の上を比較的飛ぶのではないかという懸念は、私どもも、そうなんですかという質問は東京都に対してさせていただいておりまして、基本的にはですね、三鷹の上を飛んでいる際にもですね、かなり高度が高くなった後なので、すごく大きな音で騒音規制にひっかかるようなものは基本的にはない。それは従来とほぼ同じであるはずだというふうに説明を受けております。
 ですので、特段の問題はないかと存じますが、恐らくないという前提に立っておりますけれど、万が一、何か三鷹市民の中に新たに今回のことで騒音の御迷惑がかかるようなことが、実際に計測をしてみたなどであります場合にはですね、当然のことながら、新たに発生した事由でございますので、従来のルールに従ってですね、きちんとした騒音の対策をしていただけるものと思ってはございますが、基本的にはそういうことはないというふうな説明を受けているところです。
 それから、三宅航空路のことにつきまして、今質問委員さんおっしゃられましたのは、ほかの離島便でもQ300が飛んでいるところを三宅に回してというような御質問かなと思います。私ども、2つのことを東京都に問いかけたことがございまして、1つは、ほかのところで飛んでいるQ300がQ400にこの先なっていく場合に、それも同じような、羽田に離発着ができなくなってしまうということはないんですかということは、まず確認をさせていただきました。何回か御説明差し上げていますが、三宅は滑走路が短いという事情がございますので、今回、後継機種のQ400は入れられないということなんですが、ほかの離島、今Q300が就航している──例えば大島などがそうだと聞いておりますけれども、Q300が就航していてもですね、大島などは滑走路が長いので、そういう意味でいうと、羽田に十分離発着ができるから問題ないというようなことを、説明を受けているところです。
 それから、ブランクが生じるような際にQ300をやりくりできないのかというような趣旨の御質問かなと思いますが、そちらのほうにつきましては、ごめんなさい、私ども、そこまで詳しいことはまだ。そういう意味でいうと、東京都が今調整をしているという中のことでございますので、詳細はわかりかねますけれども、恐らくは、そのようなことがもしも可能なのであれば、もちろんそんなこともあるのかもしれませんが、一方で、新しいQ400の機種を入れる、入れないという航空会社側の判断もあろうかと思いますので、私どものほうでは今ちょっとわかりかねるところでございますが、いずれにせよ、ブランクがあかないようにですね、東京都のほうで対応するつもりがあるということは聞き取ってございますので、今後もそのことは十分確認をしてまいりたいと思います。
 それから、1日3往復ということで、質問委員さんのおっしゃいましたとおり、今の火山ガスが発生をしているという就航率からいえばですね、2便でも足りるのではないかという御意見は前回の委員会のときにも御質問をいただいたかと思います。そういう問いかけがありますよということは東京都のほうにも確認をしているところですが、やはりもともとの定員、50名強の定員を賄っておきたいという島側の強い意向、そういう意味でいいますと、火山の噴火前の八十数%という就航率で考えれば、当然2便では足りないわけですので、定員を確保しておきたいという件。
 それから、もう一つ、今まで1便で1往復をして、火山の噴火前は2便だったこともあるようなことも説明をされておりますけれども、やはり3便飛ぶことでですね、例えばお天気が悪くて1便飛べなかったけれども、回復したのでその後飛べるようになるとか、そのようなこともあって、少ない人数の機であれば逆に数回飛ぶということのメリットもあるやに聞いておりますので、やはり三宅島の島民の皆さんの足の確保ということから考えれば、3便必要だというのは島側の強い、本当に熱い思いでもあろうかと思います。そういうことを三鷹市としても、東京都としても、受けとめていきたいという所存でございます。よろしくお願いいたします。


◯企画部長・都市再生担当部長(河野康之君)  若干補足させていただきますと、今課長が申し上げたとおりです。ただ、委員の御質問、要はですね、東回り、西回りの議論ですが、今まで西だったのが全部東になるんじゃないかという趣旨の御質問がありましたので、念のため確認いたしますけれど、基本的にはVFRの方式は堅持です。したがいまして、この方式においては従来と同じでございます。したがいまして、IFRでですね、増便となる推測は5%程度ですね。その部分について、北風、南風の向きが、要は半々でございますので、そのさらに半分がですね、この東回りの旋回になるということでですね、全体としてはごく少ないという御理解でですね、まずこの問題について御理解いただければと思います。
 また、課長が申し上げたとおりですね、三鷹市内を航空するときは十分な高度があるという前提でですね、そうした中で影響については従来の範囲内ではないかというような説明は受けているところでございます。従来の範囲内というとちょっと語弊がありますけれども、生活に直接重大な影響がある内容ではないのではないかという説明を受けているところでございます。以上でございます。


◯委員(吉沼徳人君)  今の航空路の話では、市内を多少ですね、ふえるということらしいんですけれども、市民の方からですね、多分、恐らく苦情が来るときには環境対策課のほうへ来ると思いますので、しっかり連絡をとってですね、対応をしていただきたいと思います。
 それと、ANAのほうのあれはわかりましたけれど、3便にするのはですね、さっきもちょっとお話ししたんですけれど、日本航空が会社を更生するときにも、要するに経済効率というものを考えると、空気を運んでたんじゃもったいないわけですので、流動的にですね、最初に例えば2便だけ飛ばしてみて、搭乗率がどうなのかというようなことを見るとか、あるいは実際に3便飛ばしているんだけれども──私経営者じゃないですけれども、しっかり経営が成り立つように2便にするとかっていうような柔軟的な考え方も必要ではないかと思いますので、そういうお話をさせていただいて。ただ、環境対策との空路の話は、やっぱり市民から苦情があったときには真摯に受けとめて対応していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


◯企画部長・都市再生担当部長(河野康之君)  今のですね、三宅島3便のことについてもですね、大事なことなので補足させていただきますと、東京都の説明からですね、全体の平均就航率は御指摘のとおり非常に低いわけですけれども、往路が低いんですね、要は行きが。三宅から東京へ行くと。それで、復路がですね、大体平均で72%ということで、結局72%の需要が復路にはあるわけです。当然、行きはですね、行かないと帰れませんから。
 そうしたところでですね、やはり住民としては、そういうことでそれぞれの路線の適性に合わせて、あるいは御自分の御都合に合わせて適切に御利用されていると。それが、ですから、先ほど課長が申し上げたように1日3便であればですね、非常に利便性があるとともに、やはりANAの運用がですね、やはり火山ガスがあると人体に危険性があるということで、予報の段階からやはりストップするというところがあって、かなり1日の範囲の中で厳格に運用されているというふうに聞いております。また、1日3便の新中央の場合はですね、そこら辺、臨機応変とは言いませんけれど、あるいは火山ガスを縫ってとかですね、そういう飛行まではできませんけれども、やはりそこら辺も弾力的になることによって、就航率、前回のANAと同様にはならないんではないかというような説明を受けているところでございます。そうしたところからですね、やはり三宅島民は現実的には1日3便、あるいは19人定員の3倍ですね、そういう需要はあるところなので、ぜひこれはですね、この方向で設定していただきたいという説明を受けているところでございます。以上でございます。


◯委員(吉沼徳人君)  わかりました。今度就航するようになるとですね、次の足が多分大変だと思うんですよ。大沢の飛行場から今度どこへどういうふうに足を運ぶか。例えば調布、あるいは武蔵境、吉祥寺、三鷹ですね。そういったこともまた必要になってくると思いますので、またそのときはひとつよろしくお願いいたします。ありがとうございました。以上でございます。


◯委員(川原純子さん)  先ほど部長のほうから住民説明会の話をお伺いいたしました。この日、決算委員会だったので、私参加できなかったんですが、市内の参加者が16名参加されていたということで、これは三鷹市内でも近隣住民の方々が参加されていたのか。それからまた、この内訳なんですけれども、詳しいことはわからないと思いますが、三鷹市の職員の方も3名いらした。目視で結構なんですが、お仕事をされていた方々、要するにそういった方たちも参加されていたのか。要するに高齢者の方が、御在宅の方たちが参加されていたのかどうか、ちょっとその点をお聞きしたいのと。
 それから、あと、住民説明会にこの調布飛行場の近隣の方々が──関係する人たちっていうのは、本当にいろんな騒音の問題ですとか、不安なことが多々あると思うんです。そういう方たちに説明会だけではなくて、説明会に行きたくても行かれない方もいらっしゃるわけですから、この不安材料を解消するような、例えばきちっとした説明の文書等が投函されているのか。説明会がありますよということのお知らせチラシだけじゃなくて、きちんとした説明内容が各御自宅のほうに投函されているのかどうか、それを聞きたいと思います。
 それと、あと飛行場まつりなんですが、今回第17回ということで、この飛行場まつりの開催概要(案)を読ませていただくと、臨時駐車場の確保が困難なため電車・臨時バス・自転車等での来場をホームページ等で呼びかけるとなっております。毎年のことなんですけれども、自転車だけでも大変な状況下になっていまして、その上、例えば車での臨時駐車場がないとなったときに、車でいらっしゃった方に関してはどういう対応をされるのかということと、それから、あと、やっぱり一番心配なのは事故。この事故を未然に防止していかなければいけないので、そういった車で来た方たちに対しての対応ですとか、あと自転車対応、どのようにされるのか、その点をお聞かせください。よろしくお願いいたします。


◯企画部調整担当部長(内田 治君)  私からは、御質問の冒頭にございました説明会のですね、市民の参加の内訳といいましょうか、それに関連する御質問で、ちょっと手元で把握している限りのお答えの仕方になってしまいますが、お答えさせていただきます。先ほどお話ししました当日の方々の年齢ですけれども、このようないろいろな説明会、夜間に開くことも多いんですが、やはり印象としては、手元で、数字で明確な把握ではございませんけれども、現役の若い世代の方が必ずしもやはり多いというふうには言えないような状況にあったかなとは思います。
 御発言、御質問、御要望等、三鷹市民の方々も活発にされましたが、その方々のほとんどが飛行場に比較的近い、大沢のお住まいの方々、また井口、西側の方々ということでございました。住所等、事細かな情報については、現時点でまだ手元で確認はしておりませんので明確なお答えができかねますけれども、御参加の方々については近隣の町会の皆様にですね、当日の御案内などを差し上げていたということも踏まえまして、広報には幅広く9月2日号で御案内しておりましたけれども、西側、大沢の方々を中心とした御参加、また年齢としては比較的シニアの方々も含めて、多く御参加をいただいていたという印象を受けているところでございます。私からは以上でございます。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  説明会だけではなく、説明会に出られない方向けの近隣の皆様への文書等の投函はということでございます。現時点ではですね、今部長申し上げましたとおり、まずは説明会御案内のチラシは町会さんを通じてお出しをさせていただきましたのと、あとホームページに掲載をし、市報でお知らせをしたというところでございます。
 東京都のほうといたしましても、現在はまだ協議中、御相談中の内容なのでということもありまして、決まったかのような形でお出しをするということにはまだいかないという、東京都側の事情もあるかと思います。ですので、実際には各地元の議会、それから最終的には四者協の中でですね、諮っていくことになると思いますけれども、いずれかの時点で幅広くですね、このようなことになりますということの御説明はさせていただくよう、東京都のほうからのきちっとした情報提供を求めていきたいなというふうには思ってございます。
 それから、飛行場まつりのことについて、駐車場、それから中での安全の確保という御質問でございます。今年度はまだ私どもの手元には来ておりませんけれども、毎年ですね、事前に飛行場まつりを実施する、実施のマニュアルのようなもの、このようにして運用しますよという情報提供を実行委員会のほうから受けております。昨年のものを見ますと、駐車場も一般の来場者の駐車場は確保は難しいのですが、そういう意味でいいますと、大勢の出店者、いろいろございますので、出店者用のところは別なところに、離れたところに確保してあるとか。あと、その出店者の車はどうしても中を走りますけれども、それも速度制限をしたりとか、きちんと切り分けたりとかいうことで、人車の分け目をきちんとつけるというような指導をしているようでございます。
 それから、毎年駐輪場が大変な混雑をして御迷惑をおかけをしているのかなと思いますけれども、毎年私どものほうからもですね、きちんとした人員整理を立ててということは申し伝えているところでございまして、今年度も何とかなるべく混乱の少ない形で実施をするようなお願いをしようと思っているところでございます。よろしくお願いいたします。


◯委員(川原純子さん)  住民説明会の件なんですけれども、今の御説明を伺うに際しましてね、やはり本当に丁寧な、住民の方々、やっぱり三鷹市民の安全を確保していかなくちゃいけないのが私たちの使命だと思っていますので、その上でもきちっとした説明っていうのは非常に大切じゃないかなと私も思っております。その上で、もしここに参加できない市民の方たちに関しては、三鷹市の企画のほうとか、そういったところに問い合わせ等は実際に入っているのかどうか。
 それから、あと、先ほどの飛行場まつりの件なんですけれども、この件に関しましても臨時駐車場の確保がないとなって、ただホームページだけで呼びかけるだけで間に合うのかどうか。これもちょっと不安だなと思います。むしろ出店側の車に関しては、私はさほど心配っていうか、してはいないんですね。なれていらっしゃる面もあると思いますので。要するに来場者の駐車場、もし車で来た方がいらっしゃった場合の来場者、参加される方たちの対応っていうのはどうされるのか。それから、あと、このホームページだけの呼びかけだけで間に合うのかどうか、この点、再度お願いいたします。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  一般市民の方からの飛行場のことについてのお問いかけがあるかどうかということですけれども、私どものほうにお電話でですね、例えば三宅島の新航路はどうなるんですかとかいうお問い合わせが直接あるということは、私どものほうにはございませんけれども、飛行場や東京都のほうにあったとしても、きちんとした対応はしてくださっているものと思ってございます。もし問い合わせがあった場合にはですね、御不安のないような説明をさせていただければと思います。
 また、今の飛行場まつりの件ですけれども、ホームページだけではなくてチラシを御配布をするということを毎年しているかと思います。17回目ということでかなり浸透してきておりまして、シャトルバスなどを増便をしたりしていることもございますので、公共交通機関を御利用いただいてということは、かなり浸透してきているのではないかと思います。
 また、近隣に武蔵野の森の有料の駐車場などもございますので、どうしてもお使いになる方は、逆に味スタの側の駐車場をというようなこともあろうかと思いますけれども、そういう意味でいえば、イベントとしてかなり浸透して、公共交通機関等をお使いいただけているものと、私どもは思ってございます。


◯委員(川原純子さん)  わかりました。飛行場まつりに関しては、本当に近隣住民の方たちの安全確保ももちろんのことですけれども、来場者の方たちの安全という意味でも、決して事故のないように取り計らいをお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。以上です。


◯委員(半田伸明君)  では、質問いたします。今回正式に協議ということで、就航率の向上及び三宅島の件が上がってきたわけでございます。市側の皆さんにおかれましては大変な御苦労があったかと思いますので、そこについては感謝をしたいと思います。
 ただですね、説明会が終わった後ということもありますし、改めてちょっと気をつけたいなと思うことがあります。それは何かというと、情報の伝播のあり方でございます。この説明会の資料、私、当日は行かなかったんですが、これを見ている限りだとですね、やはり前回の委員会でも、私ちょっと心配だなと言わせていただいた点、つまりIFRの件と三宅島の件、やっぱりこれ、ごちゃごちゃにされてしまいかねない資料だなと、改めて見て思うわけでございます。
 今回正式に協議っていうこともあります。この協議が終わった段階で、この後委員長の御判断で結論を下されるわけなんですが、実際にはここで一旦の区切りをつけるわけですよね。そう考えると、やっぱりちょっと過去の流れから考えてですね、わかっていることも含めて、やはり一度流れを確認しておきたいと思います。まず、そもそもこれは平成16年の請願の件がございました。請願の件がございまして、趣旨採択ということですね、管制官の撤退とかですね、就航率向上とかありました。管制官撤退はいろいろ議論がございましたけれど、一旦区切りがついた。就航率の向上というのが議論をされてきていたという経過がございます。
 そこで確認をまずしていきたいんですが、2ページになりますね、平成17年の8月、就航率向上のための具体策としてIFRの導入とございます。これは確認も含めての質問になりますが、当時の東京都さんとの議論でですね、これはIFRに全部切りかえということだったのか、いや、そうではなくVFRは堅持なんだけれども、就航率アップとしてIFRも追加といいますか、という形で導入なのかということの議論がなされたのかを一応確認をしておきたいと思います。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  今質問委員さんおっしゃいましたのは、2ページ目の中段の就航率向上のための具体策というところの件かと存じます。先ほど企画部長も申し上げましたとおり、この協議のそもそもがですね、VFR、有視界飛行を堅持しつつ、有視界飛行で飛べない気象条件のときにのみですね、就航率向上のためにIFRを導入をするということになっておりますので、VFRの条件を前提として、一部IFRを導入をするという趣旨、これは平成17年のこの協議の時点から変わってございません。


◯委員(半田伸明君)  そのことはやっぱり重要な話だと思いますので、一応確認をさせていただきました。
 それを踏まえた上でですね、では、たったとIFRを導入すればよかったものをですね、議論の期間が一旦中断した時期がございましたね。4年間、5年間ですか。なぜこれが中断になっていたのかも一応確認しておきたいと思います。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  東京都からの説明の言葉によりますとですね、周辺の環境整備を優先をしたからという説明を、先日のこの説明会の中ではされておりました。


◯委員(半田伸明君)  そこはやっぱり弱いですよね。実際にそういうふうに言うしかないんだろうなというのはよくわかりますが、そこはちょっとやっぱり弱いなというのがありますので、なぜこの時期中断していたのかの質問が仮に市民の皆様からあった場合は、それはやっぱり適切にお答えする回答を探していかなければいけないと思います。東京都さんはこういうふうに言っていましたからと言われても、じゃあ、環境整備って何ですかと言われたら、それはすぐ落ちがついてしまいますよね。だから、そこはきっちり──これは御答弁はいいですよ、そういうことを聞かれた場合に、準備をしておいてくださいということをぜひお願いをしておきたいと思います。
 話を続けますが、中断していたのが急遽再開されたわけでございます。この急遽再開されたのは就航率の向上、つまりIFRのことについて再開されているわけでございます。別途、三宅島の話があるわけでございます。ところが、三宅島のことと、IFRのことと、やはりこの資料を見ますとね、議論再開の時期も踏まえて考えますと、これはやっぱり関係があるのではないかと捉えられてもしようがない部分って、やっぱりあろうかなと思うんですよね。中断していたのがなぜ再開されたのかということと、三宅島の今回のANAの撤退の件と、どういう関係があるのか、ないのか、そのあたりはやはりちょっと整理しておきたいと思いますので、いま一度の御説明をお願いいたします。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  済みません、先ほど環境整備ということをやんわりした言葉で言ってしまいましたが、そういう意味でいいますと、スタジアムの整備ですとか、そういう施設の建設があるのでという意味でございますので、漠然とした環境整備ということではなくてですね、実際に調布基地跡地の土地利用に関して、さまざまな施設の建設がこの間ございましたので、そのことを指して、それを優先したのだという御説明をいただいたというふうにつけ加えさせてくださいませ。
 今おっしゃいました、確かにですね、当日の説明会の資料を見ても並列で出てまいりますし、いずれにせよ量の多寡はともかくとして、増便要素だということもありまして、対策のほうにつきましてはですね、このIFRと三宅島の航路が同じように、例えばこういうふうにしてふえていってしまう可能性があるので、実際にはなるべく制限をする方向にしますよということを、対策の御説明をするということもあって、どうしてもセットにして聞こえてしまうのですが、これは東京都のほうも当日も同時に御説明をしますということを言いつつ、多少口頭では切り分けつつ御説明を差し上げていたかなとは思いますが、基本的には、本当に偶然同じ時期になったという捉え方をしていただくのが正しいのかなと思います。
 三宅の航路が新設されるからIFRを入れるわけでもございませんし、三宅がこういうふうになってきたのでIFRも一緒にということでもございませんので、それは今たまたま時期が偶然重なったということ、再開と新しい御協議を今御一緒にお諮りしてございますけれども、たまたま偶然だということでお取り扱いをいただければと思います。


◯企画部長・都市再生担当部長(河野康之君)  IFRの継続協議についてに関する事情でございますが、これは御案内のとおりですね、管制官の問題が整理された後ですね、継続協議ということで協議の準備をしていたところ、やはり猪瀬副知事の御発言があったと。御視察なされて、そこでこの調布飛行場の従来の考え方に縛られない、もっと自由な発想をという御利用がいただいたところで、それについて、やはり地元3市としてはですね、そうした発言がある以上、継続協議についてはなかなかそれは入る事情にないだろうということで、ずっと東京都としては事務的には意見交換をしてきたところでございます。
 ここでですね、そこについては、東京都におけるビジネス空港の受け入れ体制という取り組み方針が平成22年11月に出されましてですね、そこでは明確に、調布飛行場はいわゆる協定に基づく空港であると。ですから、ビジネスジェット等の拠点の対象ではないということがですね、公式に整理されましたので、そういうことで、つまり従来どおりと、調布飛行場はですね。ということであれば、協議再開の環境が整ったということで、進め始めたという事情があります。ただ、市民に対してこれをそのまま言うかどうかについては、状況において適切に対応していきたいというふうに考えております。


◯委員(半田伸明君)  今の部分なんですよね。結局委員会資料とかだと、やっぱり中断というふうになっているわけで、その中断が何かって聞かれた場合に、正直猪瀬発言がやっぱり一番響いていたわけですよね、過去の歴史を振り返るとね。それをそのまま市民の皆さんにも、質問された場合に言っていいかどうかというのは、それはまた別問題だけれども、やはりそういう時系列がちゃんとあるんだと。つまり、ただ中断ということでですね、請願が採択されたけれども、放っとけということではなかったということは、やはりちょっと一応確認をしておきたいと思うんですよね。そういう流れがあって、先ほど平成22年という話がございました。
 今回三宅島の話が急遽出てきたわけですよね。三宅島は三宅島で、ANAさんが撤退するっていうこともある。新しい路線をつくる、つくらないということは、実際には難しかった。三宅島の滑走路を延長するといっても、それはなかなか厳しい問題があるというような過去の経緯があって、今に至って、今回三宅島の航空路線についての説明とIFRの件が一緒になっちゃっているけれども、そこは誤解のないようにねっていうことをですね、私はここの曲解が進むのが本当に怖いんですね。だから、先ほどの猪瀬発言がどうのこうのっていうことを言っていいかどうかというのは、ちょっと確かに考えなきゃいけないなと思いますが、そういう過去の流れを踏まえた上でですね、こういう結論になりましたと。
 過去、平成16年から始まって、さかのぼっていってですね、過去こういう議論があって、こういうところに立っておりますということは、やはり何かしらの形で記録に残しておかないといけないのではないかと思うんですね。市のホームページとかで調布基地の部分が充実してということを考えると、現実的にはそれはなかなかちょっと厳しい場面があろうかと思いますが、三鷹市の企画部としてですね、平成16年の都議会の請願の趣旨採択以降の流れは、やはりちょっとどこかでまとめておいたほうがいいのではないかと思うんですね。
 断面図がぽこんぽこんと飛び出ていって曲解が進むっていうのが非常に私は怖いと思いますので、なぜこういう流れになったのかという過去の歴史の振り返りと申しますか、そういうのを三鷹市としてホームページのページをつくっておくべきではないかと思うんですね。この点について、ちょっとお考えをお聞かせをいただきたいと思います。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  今企画部長が申し上げましたとおり、そのままぽんと出してしまっていい情報じゃないものも含めてですね、いろいろな経過がある事象かなとは存じます。質問委員さんの御趣旨としてですね、きちんと時系列で確認をしておくべきである、きちんと記録にとどめるべきであるということはそのとおりかなと思いますけれども、公表の方法につきましては、東京都や三鷹市だけの問題ではなく、近隣2市の調布、府中との関連もあろうかと思います。ただ、いずれにせよ何かの形で、少なくともきちんと記録にとどめて御説明できるようにしておくということは重要かなと思いますので、検討させていただければと思います。


◯委員(半田伸明君)  2つ怖いことがあるんですよ。1つは、先ほど申し上げた情報の断面図の曲解された部分が先行されてしまう。よく報道とかでもありますよね、切り取り部分だけ先に報道しちゃって、曲解されて、いや、事実はこうでしたって、後で報道検証機構が事実修正を発表して、あれま、あれまっていうふうになってしまう、そういうのが一番怖い。だから、断面図だけ飛び抜けないように、事前予防策としてそういう流れを考えておくべきではないかという点が、まず1つあろうかと思うんですよね。
 あと、もう一つについては、IFR、VFR、あくまで全部切りかえていくことではなくて、あくまで就航率向上ですから、その増便の部分について云々かんぬんという部分も、やはりここは、この説明資料を見ていますと、あら、全部切りかえちゃうのって、ちょっと誤解されてもしようがないのかなっていう部分はありますので、そこもやはり誤解を解くための事前予防策を打つべきであろうという2点から、そういった質問をさせていただきました。ぜひ御検討をいただきたいと思います。
 それと、ちょっと質問を変えます。飛行場まつりの件についてでございます。昨年、9月議会の最終日でしたか、どたばたといろいろありましたですね。あのときに飛行場まつりの体験飛行について一定の配慮をなされた点については、高く評価させていただきたいと思います。問題なのはですね、1年たってどうなのかを市がどう把握しているかだろうと思うんですね。幾つか航空会社がございましたですね。体験飛行に直接結びつくかどうかって言われたら、これはそうじゃないっていう部分も当然議論としてはあろうかと思いますけれども、ああいう事故があった。ああいう事故があった翌年には、すぐ体験飛行をですね、再開させたと。もしくは例年どおりに戻しましたということはなぜですかって聞かれた場合に、それはやっぱり一定のお答えの準備はしておかなければいけないだろうと思うんですよね。
 例えば1年間よく注視をしたと。その結果、こうこうこうでしたと。そういうことをちゃんと言えるか言えないかっていうのは、やっぱり大きな1つの分かれ目だろうと思います。ましてや去年のことしの話なわけですね。ですから、この点については一定程度の準備をしておく必要があろうかと思います。現時点でこのような質問をされた場合、どのようにお答えになりますか。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  私どもも今回ですね、昨年急遽自粛をしてもらったものを改めて御協議をお願いをするということにつきまして、飛行場のほうにも確認をさせていただきました。今質問委員さんおっしゃいましたとおり、何社さんか、幾つかの事象があったわけですけれども、いずれのケースにつきましても、一義的には国交省に対する報告義務、もしくは国交省からの指導が入るということなんですが、東京都港湾局、飛行場のほうもですね、一義的な報告義務がないとしてもですね、自分たちに全く関係ないということはもちろんございませんし、日常的な飛行場の安全運航をということがございますので、聞き取り調査をきちんとして、その結果を地元市に報告をするというような活動をしていただいております。
 また、国交省から東京都が聞き及んでいる範囲でということになりますけれども、国交省のほうと事業者とのやりとりですが、事故が起こった部分につきましては、まだ事故調査委員会、ホームページ等でも今最終確認中というようなことになっておりますけれども、事故調査委員会のほうで、近々に結論が出るのではないかというふうには東京都の担当者も言っておりますけれども、まだ事故調査をまとめている最中であるというふうに聞き及んでおります。
 また、法令違反があった件につきましてはですね、国土交通省とその当該事業者の間にかなり綿密な、例えば追加の検査であるとか、中間報告を出させるであるとか、そういうようなことがありまして、支障がない形できちんと運航しているということの事後のチェックも入っているようでございます。また、あわせましてですね、幾つか事故や法令違反などが相次いだことを受けて、飛行場のほうでも、当該の事業者に対してだけではなくてですね、調布飛行場を利用している全体の事業者に対しての安全指導であるとか、法令に基づくものだけではなくて、独自のものですとか、それから事業者との連絡会のようなものでの重ねての注意喚起ですとか、指導ですとか、そういうことを重ねてきておりますので、今回そういう安全対策には万全を期しているというこの1年間の取り組みを受けてですね、改めて体験飛行はお願いをしたいという御協議になってございます。


◯委員(半田伸明君)  法令違反のケースとね、神奈川でしたかね、ちょっと私、記憶が曖昧なんで、ちょっと違っていたら教えてください。何か山林に墜落とかいうのがありましたね。何かそんな報告がありましたですよね。法令違反はね、そういうけしからんところだから注意しましたで、極端に言うと済むかもしれないけれども、実際に乗る方としては、真っ先に思うのは、その神奈川の事故のことを覚えていらっしゃる方がいらっしゃるのであれば、あれ、この目の前の飛行機って、そこと同じ会社なのって思うかもしんないなと思うんですよね。
 だから、体験搭乗について、そこはもうちょっと説明したほうがいいのかなと。どういう事故が幾つあってですね、どの会社がどの事故を起こしてですね、体験搭乗については、それとは関係あるんですか、いや、関係ないんですかとかですね。そこはやっぱりもうちょっとわかる形で示したほうがいいのかなと思うんですよね。このあたりいかがでしょうか。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  ことしの体験飛行に飛ぶ事業者さんがその事故を起こした事業者さんと同じ業者さんかどうかとか、そういうところまでは現時点で私どものほうにお知らせは特にございませんので、そういうことも──違うのではないかと思いますが、そういうことはきちっと確認をしてまいりたいなとは思ってございます。
 それから、私が今聞き及んでいる範囲で恐縮でございますが、調布飛行場のほうでセスナ機が事故を起こしたという件があったかと思います。そちらのほうにつきましてはですね、パイロットのほうにきちんとした指導をして、試験に再合格をしなければ搭乗させないというような対処をしたのだということを聞いておりますので、そういう意味でいいますと、当然のことながらですね、どんなになれたパイロットであっても、事故を起こしたということであれば、それは再教育なり、きちんとした、ある一定期間搭乗させないで訓練をし直したというようなことも聞いておりますので、安全対策には重ねて気を使っているかと思いますが、そういうこともあわせて確認をさせていただければと思います。


◯委員(半田伸明君)  体験搭乗は、実際にその目の前に飛行機をもし見た場合にね、実際に親御さんとしては──子連れだった場合ですけれど、神奈川の事故を知っている方だと、ああ、これ、同じ会社のだと当然思うわけですよね。実際に滑走路で、あれ後輪でしたか、前輪でしたか、事故ったケースのほうについては、そのパイロットは運転しないのねとかですね、当然思って当たり前だと思うんですよね。そういう不安は、やはりこれも事前予防をしておくべきだろうと私は思います。
 例えば実際に調布飛行場に入ってくる航空会社さん、幾つかございますよね。あえて聞きませんが、林の中に突っ込んでしまった飛行機の航空会社さんがですね、今どうなのかっていうことも当然あろうかと思います。そういったことも含めてですね、実際にお祭りに2万5,000人ですか、いらっしゃる方全てがそういうことを知っているかっていったら、知らないわけですよね。だから、先に不安が走ってしまいかねないという危険性が、私は否定できないかなと思うんですね。
 今の質問した点については、ちょっといま一段の御配慮をお願いできればと思います。搭乗する搭乗口と言ったらいいんでしょうかね、そこで示すのも一考だろうし、いろんな考え方があろうかと思うんですが、まして事故が起こったすぐ翌年という話ですからね。そこはやっぱり、もうちょっと気を細やかに御配慮をいただければなというのがありますので、ぜひ御検討いただければと思います。以上で終わります。


◯委員(森  徹君)  それでは、質問しますが、航空機騒音で観測ポイントを新たに設置するということですが、場所はどこなのか、何カ所なのかですね。4ページのところにあるやつですね。
 それから、現在の飛行では西側旋回が多いと、それが中心だということですけれども、この西側をとっている理由ですね、これまでね、これがどこにあるのか。
 それから、この離発着経路はですね、非常に全体的な地図なんですが、例えば東側の経路、コース、これをとった場合にですね、どの地域の上空なのかという、三鷹市の地図がないんですけれども、これはどの地域で、どの地域の上空で、その高さはどのくらい。ですから、これ上から非常に大きな地図しかないもんですから、具体的に新しいコースになる場合に、どの地域の上空を飛ぶんだよということは心配されると思うんですね。この点をお聞かせいただきたいと思います。
 それから、前回も質問したかとは思うんですが、この全日空、ANAの順次退役を行っていく計画ということですけれども、最終退役の年次ですね、これはいつなのか。
 それから、三宅の滑走路が短いということで、新しい航空機はそこで着陸できない。ここには費用もこれだけかかるということですけれど、滑走路をすぐ延長することは当然できないので、例えば、滑走路延長の地元の要望とかね、利便性を考えたら調布よりも羽田のほうがいいわけですから、地元からの要望等、またこの計画その他が、また東京都の対応とかね、こういうものが今までの経過としてお聞きできればというふうに思います。今までの地元の要望、それに対する東京都や国の対応といいましょうか。
 今後もそういう計画があるのか。例えば、火山等の火山ガス等が終息するとかね、それから10年後、何年後に、当然観光との関係でドルニエでは対応できないという状況になったときに、そういう滑走路等を延長してですね、それで航空会社が再度ANAとか、日航とかいうものが、これは当然、そういう利用者が多ければ、航空会社ですから、そこに飛行機を飛ばすっていうのは当然考えられるので、その点がどうなのか、この辺の経過的なものも含めてお答えいただければというふうに思います。以上です。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  まず、航空機の騒音で、きょうお配りをいたしました4ページ目の4番、観測ポイントを新たに設置するなどして、新たに改定された環境基準に基づくもので対策を講じていくという部分への御質問かと思います。まず、1つはですね、この後お答えをいたします5ページ目、6ページ目の図とも関連をいたしますが、今まさにこの御協議中の案件がこのようなことで通ればですね、本当に最終的に直接的にはこの経路図は、今想定される経路図なんですけれども、これをもう一度国交省のほうできちんと精査をしてより詳細なものがつくられるかなと思います。
 ですので、今1つは、大まかにここを飛びますということがわかっていますよという情報提供だということを、まずは御理解をいただければと思います。御協議が終わっていないのに、経路がばっちり決まっているというのも、それはそれでどうなのかなと思いますので。今このような経路を想定したということを前提にして協議を申し上げているということだということを、まずは御理解をいただければと思います。
 それにつきましてですね、4ページ目の4番でございますけれども、この経路が認められましたらば、この経路をとることによって必要な観測ポイントを新たに設置するということでございますので、現時点でこの場所に具体的にという情報提供はまだいただいてはおりません。適切な場所に設置をされるものというふうに理解をしているところでございます。
 それから、5ページ目のほうでですね、西側旋回を主にとっている理由はということですが、島嶼部に行くには西側のほうが距離的に近いからという、北に出た場合には西側旋回をするほうがやや距離的に近いからということがあるようでございます。ただ、先ほども別の委員さんの御質問でもお答えしましたが、風向きによりましてですね、北側に出る場合と南側に出る場合がございますので、南側に出る場合には南に真っすぐおりていくわけですけれども、北側に出て少し、逆に言えば、島嶼部とは逆の方向に出た場合にですね、西側旋回をするほうがより近くて便利だからということで、こちらをとる場合が多いのだそうでございます。
 それから、そういう意味でいいますと、この今まだ調整中の案の地図でございますので、三鷹市の市域がどこなのかというのはちょっと大変わかりにくくてですね、上にいろいろ文字ですとか、矢印ですとかを重ねている関係から、どこが三鷹の市域になるのかというのが多少わかりにくい地図になっていて大変恐縮でございますが、東側旋回をしている青い矢印が曲がっているあたりの一部がおおむね三鷹市にかかっている。三鷹市という文字の上に矢印がかかっているのが、ちょっと大変見づらくて恐縮ですけれどもごらんいただけるかなと思いますので、東側旋回ですと三鷹市の上を通るということは、この図からもわかるかなとは思うのですが。具体的にどこというところが、ごめんなさい、この地図からは、私どもも何度か聞いておりますけれども、詳細なところまでは、そのときの風向き等にもよりますのでという説明を受けているところです。
 ただ、十分な高度をとっているということで、具体的な高さの数字──私どもの今手元にはございませんけれども、十分な高さをとって上空にかかるので、そういう意味でいうと、上昇したところで三鷹市にかかっていくというふうな説明を受けているところです。
 それから、順次退役をしていくということですけれども、三宅路線に関しましては平成24年度いっぱいでということを聞いているところですので。
                (「以外で」と呼ぶ者あり)
 以外では、ほかの路線につきまして、明確な日限を私どもも把握はしておりませんけれども、順次というような説明を受けているところです。
 最後の御質問で、滑走路が短いということについて、地元の御要望ということで、今回、先ほどの資料でですね、8ページ目の資料にまとめられておりますけれども、このような形で、島としては当初はやはり羽田―三宅路線をぜひという思いはあったと思います。そういう意味でいうと、東京都もですね、調布にということがありきではなくてですね、何とかして羽田をということでいろいろ調整をした結果、途中で滑走路延長というような議論も出たのは事実でございます。
 ただ、やはり滑走路を延長するということ自体がですね、御存じのとおり大変時間とお金、何よりもやはりきょうあすすぐにできてしまうということではございませんので、ブランクが本当にあいてしまう、かなりあいてしまうようなことになるということで、滑走路延長ありきでお話が進むというよりはですね、地元としてはもうブランクのない形で足の確保をというのが今回の議論の一番の眼目なのかなと思います。
 ですので、もちろん可能であれば滑走路を延長してもらいたいんだ、空港をつくってもらいたいんだという声も三宅の中にはあるのかもしれませんけれども、調布との議論の中でですね、調布路線をということで私ども承っておりますので、その三宅島からの首長さん、市長のほうにお見えになって要望書などもお手渡しをいただきましたが、やはり島民の足の確保、切れ目なく足を確保していきたいので、ぜひという御意向からはですね、飛行場建設の御意向が直接三鷹のほうに届けられているということではございませんで、やはり調布のほうでお願いをしたいのだという御依頼を受けているところでございます。


◯委員(森  徹君)  これ協議ですから、具体的なね、今後の計画とか、そういうものをきちっと担保することが必要だと思うんですが、騒音対策の問題で、具体的にこれが進んだときに、今のところははっきりしないということなんですけれども、三鷹市として、三鷹市の立場、対応は具体的にここの場所とこの場所にという、そういう要望等は、または考えは持って当たっているんでしょうか。それとも、あくまでも東京都がこれが正式に決まった段階でということなのか。現時点で三鷹市の対応というんでしょうか、立場はどうなのかということを再度お聞かせいただきたいと思います。
 それから、現在西側のコースというのは、今の距離が短いということですけれども、理由はそれだけなんですか。それとも、安全面とかそういうもの。当時ここは住宅密集の中での飛行場ということが、議論が相当されていた経緯からしても、安全面、例えばちょっと私この地図だけではわからないんですけれども、多磨霊園が西側にあると、そちらの上空を飛ばしたほうがより安全だとか、そういうものっていうのは全くないんでしょうか。あくまでも距離が短いというところだけなんでしょうか。
 それから、やはりどの地域、どの上空を飛ぶのかということは、今度逆に東側のコースをとると本当に住宅密集地域ですよね。それから、高さとの関係があるかもしれませんけれども、三鷹駅の南北には三鷹の中でも高い建物が建っていたり、それからURの住宅なんかでもかなり高層という点では、全然条件が違うと思うんですけれども。この辺は、やはりしっかりとですね──全くちょっとない、そういう線引きといいましょうか、何というんでしょうか、コースですね、これが全くないんですか。やはり、それが市のほうとしても当然東側のコースとなったときに、当然現在は西側のコースでこれだけのアールを描いて旋回して高度を上げていくと、それに伴えば、東側だったらこの上を通るっていうことは当然予測できると思うし、そのことは検討されてしかるべきと。東京都が示さなくても、三鷹の上空を飛ぶわけですから、市民の安全というね、自治体本来の責任、役割からいっても、当然そういうものを持ってこの協議に、ここに出してくるっていうのは当然だと思うんですが、その辺は三鷹市として、市としても検討したものはないんでしょうか。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  まず最初の騒音対策についての現状で三鷹市の見解はという御質問でございます。騒音のW値、いわゆる今騒音の対策で使われているW値70とか、75とかいうような、そういう影響につきましては、おおむね高度250メートル以下で飛ぶ地域が騒音対策の対象地域となっているようでございます。250メートル以下というのは本当に飛行場の近隣、飛び上がっていくところというのが中心でございますので、三鷹のほうではそれよりも高い、当然ですけれども250メートルよりも高い高度で飛んでおりますので、直接的な影響は非常に少ないというのが私どもの得ている情報でございます。
 ただ、もちろん、先ほど別の質問委員さんからもありましたとおり、万が一ですね、何かそういう騒音の影響が、市民の皆さんの生活に影響を及ぼすようなものがもしあるようであれば、もちろん、これは東京都に対してきちんとした対応を要求していることでございますので、現時点では、いろいろ説明を受け、状況を勘案する中で、大きな影響がないものという前提で。とはいえ、新しい環境基準ですとか、騒音の観測ポイントもですね、新たにつくっていくということになれば、当然三鷹市に限らず、地元3市にですね、このような形でやりたいんだがという打診があるかと思いますので、きちんとした対応をしていきたいなと思ってございます。
 それから、西側回りが中心なのは距離が短いだけなのかという御質問ですが、基本的にはやはり距離の問題であるという説明を受けております。また、そう言いますと、ここの矢印の真上を本当に飛んでいるのかと言われますと、それはもちろん風向きですとか、そのときの有視界で飛んでいる部分につきましては、ほかの飛行機との関係ですとか、飛行状況に合わせてパイロットが適切な判断をして飛ぶわけでございますので、もともとのこの有視界飛行の赤い矢印もですね、赤い矢印の真上を必ず飛んでいるというよりは、ここを中心にこの経路で飛んでいるという前提であるということを御理解をいただければと思うのですが、それは青い矢印のほうも同じでございます。
 ただ、最終的に国交省のほうから提供される資料の中では、ここからこの範囲を飛ぶのだという、その範囲として示されるということがあるようでございます。それは、今のVFRもそのようですが、特に管制が入りますので、経路が割ときちんと決められていくということがございますので。ただ、決められる経路もですね、この範囲の中で飛ぶのだという範囲を示されるということでございます。その範囲の確定が、最終的にはこの航路で飛べるということになった後になるという手続的な順番があるようでございますので、私どもも、それでは御協議できないということで、この資料を東京都から出してもらって、これを御提供しているというところでございます。私からは以上でございます。


◯委員(森  徹君)  東京都がこの資料というのはわかりました。その範囲が当然ありますよね。その範囲というのは、東京都ではなくて、三鷹市としてこの範囲を検討した経過っていうのはあるんでしょうか。東京都はまだ、協議が終わって、具体的に決まってからということなんですけれども、当然、絶対あってはならないことなんですけれども、この安全面ね。やはり飛行機が、絶対あってはならないんですけれども万万万が一、絶対ない、絶対っていうことはあり得ませんから。そうすると、この範囲というのは、当然こういう協議が東京都と話し合いが進んできている中で、そういうものというのは、この範囲っていうのは具体的な地図上で話し合いをやってきていないんですか。その幅ですよね、範囲っていうのは、コースの。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  念のため確認でございますが、今おっしゃられましたのは、地図上でのこの飛ぶ航路の範囲という意味で。
               (「そうですよね」と呼ぶ者あり)
 私が先ほど申し上げました、その範囲で。
(「同じラインは飛べないわけだから。当然風向きだとかパイロットのことだとか」と呼ぶ者あり)
 それはですね、それを決定をいたしますのは、航空法に基づいて国交省が決めるというものでございますので、地元と東京都が協議をして決めていくというような性質のものではないという理解でございます。特に今回管制官──IFRということで管制が入りますので、実際に管制を担当してくれるのは横田基地の管制官だというふうに聞いておりますが、東京の空は非常に混んでおりまして、管制域も非常に多いのだというふうに伺っております。ですので、ただ、近隣の、今ここにありますとおり立川ですとか、厚木ですとか、羽田ですとか、そういうほかの管制との兼ね合いもあり、実際にこの調布の飛ぶルートもありという中で相対的に決まっていきますので、そういう意味でいうと、地元市がここは飛ばないでくださいといって、そこをよけてくれるとか、そういう性質のものというよりは、航空法の定められた方式の中で、ほかの管制との兼ね合いの中で決まってくるものなのだという説明を受けているところでございます。


◯委員(森  徹君)  ちょっと私の質問の仕方が悪いのかもしれませんけれども、三鷹市がここを飛んでくれとか、そういうことはね、それはわかります。コースを決められないことも当然わかっているんですけれども、この東回りで飛んだときに、当然持っていると思うんですよ。東京都や国は、持っているはずなんですよ。ここまで進めているんですから。これから考えましょうなんていうことは、素人が聞いていても、自分の上を飛ぶんだろうなって考えている三鷹市民の人も、当然ここまで進んできているんだから。
 ただ、出せないのか、その辺ですよね。だから、本来なら、地元市としてね、三鷹市として住宅密集の上空を飛ぶわけですから、コースが変わるわけですから、これ大きな問題ですよね。そのときに、きちっとね、いろいろ日によってコースや飛び方は違うんだろうけれども、それはわかります。しかし、そのコースの幅ということで考えると、この地域からこの地域なんだと。それがちょうど、冬だったら北側に離陸していくわけですから、それで東回りで行くわけなんで、そのときには高さがこのくらいで、この幅で飛行機が飛びますよというのはあってしかるべきじゃないかと。そのことは三鷹市として知っていて当然じゃないかという質問なんですけれども、そういう質問でわかりますか。


◯企画部調整担当部長(内田 治君)  今回のですね、三宅の航路、またIFR等の協議事項はあるわけでございますけれども、飛行場のですね、航空機の飛行のルールといいましょうか、そういうところが何か劇的に変更するというような話とは異なりますので。私どもがこの間承知をしている限りにおきましては、かねてより飛行場が持っておられる東京都調布飛行場運用規程というのがありまして、都市部では、おおむねほぼ三鷹全域入りますけれども、飛行場の周辺の高度については1,000フィートという規定があるようでございます。304.8メートルというふうに書かれているようでありますが、この規定自体はこれまでどおり守られるというふうに承知をしておりますので、先ほど来お話をしておりますとおり、有視界で飛ぶことを基本としながら、IFRの条件の際にどのような環境、風向きで、どちらを飛ぶのかというときにですね、三鷹側を通ることが従来よりはふえるかもしれないということでありますが、離着陸の高度が変わるとか、それから、それ以外の基本的な飛行場の航空機の出入りの形態が変わるということではないと承知しておりますので、基本的には1,000フィート、これまでの高さ、飛んでいるものと大きく変わることなく、時期によって三鷹側を通るケースがですね、状況によってはあると、そのように承知をしているところでございます。


◯委員(森  徹君)  これ以上質問していても、はっきりとした答弁がないようです。具体的に今までのやりとりを聞いていて、三鷹市としては、このコースの幅がどこに位置するのかということをつかんでいないようですので、ちょっと委員長にお願いしたいんですけれども、次回の跡地の特別委員会にですね、具体的にこれが決まった場合に、この東寄りのコースで飛ぶと、飛行する場合に、おおむねっていいましょうか──この幅が例えば下連雀のどこからどこまでなのかというようなものを、今市側は持っていないようですので、ぜひ国や東京都にそれを申し入れて、この特別委員会としてその資料が必要と、欲しいということを、このことをちょっと善処していただきたいというふうに思います。以上で質問を終わりにします。


◯委員(後藤貴光君)  それでは、1点だけお伺いします。もう、いろいろな委員さんから質疑しようとしていたことも、ちょっと質疑が出て、いろいろわかったところもあるので、1点だけお伺いします。
 きょうお配りいただいた資料っていうのは、これまでの特別委員会のほうでお配りいただいた、特に協議事項の1、2、3に関しては、もう既にこれまでの特別委員会でお配りいただいたものと同じ内容ですので、そういう意味では、新しく協議事項の1、2、3についてお配りいただいた新しい資料という意味では、参考資料としてお配りいただいたことくらいだと思うんですけれども。その上で、今回、こういうような形で地元説明会のような形もしていただいたんですけれども、さっきの別の委員さんからもお話がありましたけれども、例えば就航後にいろいろな意見というのが出てくるのを丁寧に対応という話もあったんですけれども、これから先、実際にIFRだったり、三宅の便が来る前でも、例えばこれのことを知らなかった、あるいは、市民の方から意見があるというふうな機会もいろいろな形であると思うんですね。
 場合によっては四者協とか、そういうふうな形でこの辺の協議が調った後にそういった意見というのがいろいろ出てくると思うんですけれども、そういった際の地域の方の御意見だったりとか、あるいは、この就航便とか、そういうような関係を話し合う諸課題問題検討委員会とか、あるいは幹事会、このあたりとの兼ね合いというんですかね、そういった意見が出てきたときの幹事会とか、そういった諸課題検討委員会での意見の取り上げ方──もう協議が調った後ですね、の取り上げ方っていうのはどういうふうな形になるのかなっていうのをちょっとお伺いしたいと思います。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  頂戴した御意見の内容にもよろうかとは思いますけれども、まずは、三鷹市民の方でしたら、三鷹市にお寄せいただければ、三鷹市が受けとめて、適切な場所、例えば飛行場であるのか、港湾局であるのか、そちらへつながせていただきますし、ちょっと今私自身は想定が、ちょっとごめんなさい、浮かびませんが、何か非常に大きなことで何かきちっとした対応をとらなければいけないというものがもしもあるようでしたら、それは適切な対処をとることになろうかと思います。
 ただ、一方でですね、一般的に、やはり心配であるとかですね、それから、わからないことがあるということでございましたらば、東京都にも呼びかけてですね、きちっとした御説明で不安を取り除いていただくということを適宜やってまいりたいと思っております。


◯委員(宍戸治重君)  よろしくお願いします。他の委員からも御質問が多数ございまして、私のほうの質問する内容も大方お聞きいただいていたというふうに理解しているところです。まずですが、1つだけお聞きしたい。就航率の向上についてですが、これからの機械というのは日進月歩進むものでありますし、そういう意味での精度の向上であるとか、それと、あとは、以前にもお話があったと思いますが、その計器に対応できるような飛行機ばかりではないというようなお話もありました。それについて、対応できるような処置を向上させなければ、この機械は意味がないので──IFRでしたっけ、そういう意味での検討といいますかね、議論というのがどのように進められていくのかということでございます。
 もう一つだけ申し上げたい。今、基地跡地関連事業推進協議会でありましたり、そういうようなところで今議論があって、提案があって、私どものところへ提案をされているわけですけれども、これが最終的に、昔からいう四者協との関連について、どのように経過として進まれていくのかだけ、ちょっとお知らせをいただきたいと思います。


◯企画部長・都市再生担当部長(河野康之君)  まず、最初のですね、IFRのさまざまな技術革新への対応、御指摘のとおりだと思います。御案内のとおり、当初提案したときは無線局ですか、そういうかなりの設備が必要だったものが、いわゆる衛星方式ということで、要はカーナビという御理解で、そういったレベルの技術革新等は今後進むでありましょうし、それについてはですね、柔軟に取り入れられるのではないかと想像しておりますけれど、そこら辺もですね、十分取り組むように言っていきたいというふうに思います。
 また、最終的な判断ですけれども、本日、三鷹市においてはですね、この協議内容については意思の確認をさせていただきたいというふうに考えております。それで、三鷹が済みますと、そのほか3市同時に協議に回っておりますので、調布市さん、府中市さんというところで、一定の同じレベルにそろえばですね、そうした段階でいわゆる四者協ということで、副知事と3市の市長が会する場を設定いたしまして、そこで本日のこの協議の内容が改めて副知事から3市の市長に申し入れがあって、それについて対応するということでですね、整理がされるというふうに考えておりまして、各市の日程等を勘案するに、本年末までにはそうしたところを一定のスケジュールで見ているところでございます。


◯委員(宍戸治重君)  ありがとうございました。計器についてはですね、ますます向上してくるといいますかね、そういうのは想定できますが、そこにもですね、ぜひ市民の安全、また飛行場の使用についての安全性も向上するような計器になるとは思いますが、その辺には特段の配慮をするようにということで都のほうにも申し入れを添えていただきたいなというふうに思います。
 また、最終判断をまとめといいますか、そういうものをされる時期には、やはりここで出た意見をしっかり付してですね、安全性向上に、または環境整備に取り組まれることを望んでいただきたい。以上申し上げて終わりたいと思います。ありがとうございます。


◯委員長(伊東光則君)  ほかにありますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)


◯委員長(伊東光則君)  ないようですので、以上で協議事項及び行政報告に対する質疑を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午前11時27分 休憩



                  午前11時57分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 ただいまより、協議事項についてお諮りいたします。
 まず1点目の協議事項、就航率の向上についてであります。本件につきましては、騒音対策、また安全に配慮するということを付して、おおむね了承ということで報告したいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 ありがとうございます。御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 2つ目、三宅島航空路線についてお諮りいたします。
 本件につきましては、皆様から出された騒音対策、また安全安心に努めることという意見を付して、おおむね了承ということで報告することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 休憩します。
                  午前11時59分 休憩



                  午後0時00分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 ただいまより、調布基地跡地の土地利用計画について、協議事項についてお諮りいたします。
 本件につきましては、本来であります下水道処理をしっかりと行うということを付して、おおむね了承ということで報告することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 続きまして、平成24年度調布飛行場まつりに係る行事について、その体験飛行についてお諮りいたします。本件につきましては、体験飛行の安全安心をしっかりと対応するということで、その意見を付しておおむね了承ということで報告することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。ありがとうございました。
 続きまして、議会閉会中継続審査申し出について、本件を議題といたします。
 調布基地跡地の利用促進について積極的な対策を講ずること、本件については、引き続き調査を行っていくことで、議会閉会中の継続審査を申し出ることにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 休憩します。
                  午後0時02分 休憩



                  午後0時02分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開します。
 次回委員会の日程について。次回委員会は、次回定例会の中で開催させていただきたいと思いますが、これに御異議ございませんでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 その間、必要があれば正副委員長に御一任いただくことにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 その他、何かございますでしょうか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。
                  午後0時03分 散会