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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(平成24年まちづくり環境委員会) > 2012/05/21 平成24年まちづくり環境委員会本文
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2012/05/21 平成24年まちづくり環境委員会本文

                  午前9時30分 開議
◯委員長(吉野和之君)  ただいまから、まちづくり環境委員会を開きます。
 初めに、休憩をとって本日の流れを確認いたしたいと思います。
 休憩いたします。
                  午前9時30分 休憩



                  午前9時33分 再開
◯委員長(吉野和之君)  委員会を再開いたします。
 本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、次回委員会の日程について、3、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 市側が入室するまで休憩いたします。
                  午前9時33分 休憩



                  午前9時37分 再開
◯委員長(吉野和之君)  委員会を再開いたします。
 都市整備部報告、本件を議題といたします。
 それでは、本件に対する市側の説明を求めます。


◯事業担当課長(小出雅則君)  おはようございます。どうぞよろしくお願いします。
 報告事項の1番目、三鷹景観づくり計画2022(仮称)素案(案)、資料1について御説明いたします。本計画につきましては、2月の本委員会で三鷹風景・景観づくり計画2022(仮称)として骨格案を報告しました。その後、素案の策定に向けて検討していく中で、市議会からの御意見の趣旨を踏まえ、現時点では仮称ですが、三鷹景観づくり計画2022に計画名称を変更しました。
 資料1−1をごらんください。なお、農のある風景など、三鷹らしい風景を目指した計画であるため、「三鷹らしい風景をめざして」とした副題をあわせて記載することとしました。本日は素案のたたき台となる案をお示しし、本委員会の皆様から意見等をいただき、内容を深め、素案確定に向け進めていきたいと考えております。資料についてですが、資料1−1が素案(案)の本冊です。本日の報告では、骨格案からの変更点と景観づくりのためにどのような誘導を考えているかという第3章の内容について、資料1−2の概要版を用いて説明させていただきます。
 骨格案からの変更点ですが、計画名称の変更に伴い、各章において風景・景観と併記していたものを景観に変更しました。また、農のある風景のように、一部表現として風景を残してある箇所もございますので、後ほど目次等を御確認ください。なお、表紙のデザインにつきましては、地域特性をわかりやすく表現したものに今後変更することを考えております。
 次に、資料1−2をごらんください。1ページ目をお開きください。重点地区をお示しした区域図です。これまでも説明しておりますとおり、本計画の適用区域は三鷹市全域です。前回の骨格案では重点地区と一般地区という説明をしましたが、本案では一般地区という呼び方はせず、重点地区を除く三鷹市全域とし、景観基本軸とふれあいの里などの重点地区や重点地区を除く三鷹市全域に対し、それぞれの地域特性ごとに基準を定めていく考えといたしました。
 次に、2ページ目をお開きください。景観づくり方針です。自然、農、歴史・文化、都市活動、コミュニティという5つの構成要素は前回と同じ内容です。この資料の右側にイメージをあらわすそれぞれの概念図を掲載しております。この概念図に重点地区以外の地域特性も表現しておりますので、イメージを確認していただければと思います。
 続いて、3ページから5ページにかけて、それぞれの方針の誘導イメージを掲載しております。前回もお示ししましたが、イメージ図を拡充しました。
 続いて、6ページ目では、個々の事業である建築物の誘導事項を示しております。重点地区などの地域特性により対象の範囲や誘導の内容に違いはありますが、左側に共同住宅や商業施設、右側の上に戸建て住宅、またその下に宅地開発の誘導イメージを掲載しました。それぞれ周辺との調和に加え、建物と緑やオープンスペースの配置の工夫などを誘導内容と考えております。
 続きまして、7ページ目でございます。前回もお示しいたしましたが、景観法とその条例に基づく新しい体系と、都市計画法などの法令とまちづくり条例に基づく既存体系の連携・補完、拡充のイメージ図であります。このように既存体系による誘導に新しい体系である景観法による誘導を加えることにより、質の高いまちを実現していくことを考えております。
 次に、このようなイメージを具体的に誘導する方法として8ページ目をごらんください。大沢の里、国分寺崖線重点地区と、三鷹市全域を事例として届け出対象の検討案を掲載しております。左側の表が現行で東京都が行っている内容で、右側が検討案です。左表上段の国分寺崖線景観基本軸の届け出対象ですが、現行東京都では、高さ10メートルまたは延べ面積1,000平米以上の規模の建築物の新築、改築などをする場合としておりますが、検討案では宅地造成工事規制区域内は全件を対象とし、それ以外の地域は開発事業となる規模とする2段階で検討しております。
 その下、開発行為でございますけれども、都の基準で面積3,000平米以上としていたものを、検討案では500平米以上とするなど、目標である将来像が適切に誘導できるよう、その対象行為、規模を少し拡充しております。また、検討案では、国分寺崖線景観基本軸内に新たに大沢の里重点地区を設定し、誘導内容を定めていく考えです。また、表下段の重点地区を除く三鷹市全域における建築物の新築、改築などの規模についてですが、現行で高さ45メートルまたは延べ面積1万5,000平米以上が対象規模となっております。検討案では、大規模建築物──これは特定開発事業に該当するものを想定しておりますけれど、とすることを検討しております。
 これらの検討内容につきましては、資料1−1の本冊では、114ページから、5の景観づくりの基準で示しておりますが、現時点では検討案でございます。景観法に基づく行為の届け出ですが、特定開発事業など、特に景観に影響があるものについては、開発事業の事前相談の段階から新たに設置する景観審議会の意見を聞きながら、事業者と協議を進めていきたいと考えております。なお、景観審議会につきましては、まちづくり推進委員会が移行していくことを検討しており、今後、委員会の役割の見直しを含め検討していきたいと考えています。
 最後に今後の予定でありますが、現在、各住区の住民協議会役員の方々に素案(案)を説明し、御意見をいただいております。7月には素案を確定したいと考えており、確定しましたら本委員会の委員の皆様にも情報提供をさせていただきます。その後、8月には7住区において説明会を開催するとともに、パブリックコメントを実施し、幅広く市民意見を聞きながら進めていきたいと考えています。こうした手続を経て計画案を確定した後、条例を制定し、来年1月下旬には景観行政団体の移行を受け、同時に東京都の景観計画分の条例を施行したいと考えております。また、平成24年度内には計画を確定し、平成25年4月には計画と条例の全面施行を行いたいと考えております。説明は以上でございます。


◯委員長(吉野和之君)  それでは、三鷹景観づくり計画2022(仮称)素案についての質疑に入ります。


◯委員(寺井 均君)  おはようございます。よろしくお願いします。
 景観づくりの方針ということで書いてあるということで、数値的な基準というのがこれからなんだろうというふうに思うんですけれども、概要版の8ページの方に東京都の現行のものから、今後検討するという議題的な形で載っていますが、今後、こっちの143ページには景観づくりのガイドラインの制定というふうにあります。表記的にはずっとですね、例えば景観づくりを行うようにしますとか、景観をつくっていきますということのあれになっているので、絵があるので、ある程度のイメージはこうなんだろうなと思うんですけれども、今ある現状が将来こうなっていくんだと、こういうふうになっていくんだというところとして基準の数字とかっていうのも大事なのかなと思うんですが、そういうものはこの景観づくりガイドラインの方に決まってくるのか、そういう基準というものはどういう形で市民の方に示されるのかお聞きしたいと思います。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  基準とガイドラインに関しての御質問でございますが、基本的にガイドラインの方はなるべく市民、事業者の方にわかりやすく伝わるようなものをイメージしておりまして、今、説明の中でそれぞれイメージを御説明いたしましたけれども、そのイメージ的なものをガイドラインのような感じに載せて誘導していきたいと。基準につきましては、当然この計画書の中等には取り込んでいきますが、具体的に言うと114ページからにはなりますけれども、まだ規模等は検討中ということで、細かい内容は書いていない部分もございます。
 ただ、基準の中で定性的なものと定量的なもの、そういう基準がございます。わかりやすく示すのは定量的にはなるんですけれども、ただ、すべて数字であらわせるものというふうには考えていなくて、例えば115ページの表の中に、中段あたりに形態・意匠・色彩とございますけれども、その上の形態・意匠は建築物自体のバランスだけでなく周辺の緑やまち並みと調和を図ると、こういった定性的な基準としても盛り込んでいく予定で、そういった部分と、例えば色彩といったものはマンセル値等を使って数値的な基準、定量的な基準としても考えていきたいということで、ガイドラインにそういったイメージを示しながら、基準についてはこちらに飛んで確認していただくと、そういった2段階でやるようなイメージを考えております。


◯委員(寺井 均君)  ありがとうございます。景観ということでですね、のどかな風景もあれば、まち中のビル、マンションが建っているところということで、今後、市の方にいろいろなところの移管されてくる部分があったときに、さらに難しい部分があるかと思うんです。その1つの基準として、こういう形でガイドラインも含めてできてくると思いますので、先ほど言いましたように、ガイドラインは市民にわかりやすくということがあるかと思うんですけれども、法律的なところ、条例なんかもこれからということだそうなので、しっかりと市民の方にわかりやすいという部分と、今後の課題なんかも含めた形で、ある程度数字的なもの、例えば緑を何割にするんだとか示せるようなものがあれば示していくという形で、数字的なものもなるべく盛り込んでいただきたいなということを要望して終わります。ありがとうございます。


◯委員(栗原健治君)  それでは、2点ほど。今回、名称が変更されたということで、この間検討されてきた、議論されてきた部分で反映させた理由というのをぜひ聞かせていただきたいなと。市民の中にこの計画が浸透していく上でね、題目というのはすごく重要なものなので、「三鷹らしい風景をめざして」ということで、景観づくり計画というサブタイトルというか、主題とサブタイトルみたいになっている点の変化について、効果をお伺いしたいというふうに思います。
 あと誘導ですけれども、市民の協力を仰ぐという部分がすごく重要なところかと思うんですが、例えば屋敷林にしても、重要な建物にしても、それを維持することにはなかなか、財政的な部分がかかる屋敷林だとかの選定だとか、景観として本当に残していくべきものに対しての費用というのはすごく負担になっていて、そこの支援はすごい重要だろうと。風景・景観を誘導する中でのまち並みがそろっていく中で、それに協力してくれた人たちに対してのインセンティブ的な、誘導をより実効あるものにする上でのインセンティブという考え方もあるかと思うんですけれども、この点での検討、もしくはここの部分で反映させる、そういう部分ってないかと思うんですけれども、伺いたいというふうに思います。


◯都市整備部長(大石田久宗君)  1点目のですね、名称の変更につきまして御説明を申し上げます。理由はですね、これまでの議会の側からの御議論、特に予算委員会の後の附帯意見というものを重要視したということは、まず第一に挙げられます。ただ、本冊の3ページにもあるように、これまで風景と景観につきましては、さまざまな角度から検討もさせていただきましたので、どっちが正しくて、どっちが悪いということではなくて、やはりさまざまな御意見の中でわかりやすいもの、それから法律がもともと景観になっているということもありますので、そういうことを踏まえて最終的に判断をいたしたところでございます。判断としては総合性がありますけれども、議会の御意見等を重視させていただいたということです。
 それから効果なんですけれども、名称が変わったから効果が変わるっていうことではなくて、あくまでも風景や景観といった言葉の持っている意味を大事にするというところは変わりませんから、特に名称が変わったからすごく効果的になったとかということではないというふうに承知しております。


◯事業担当課長(小出雅則君)  2点目の農の関係のインセンティブ等に対しましてお答えさせていただきます。現在ですね、風景、農の保全につきましては、農のある風景保全地区等の検討や何かもこの計画の中で検討しているところでございます。具体的に88ページをごらんください。景観づくりの誘導として、2番目に農という項目を取り上げているところですが、農の景観・風景、こういった保全をする地区を今後定めていきたいと考えておりまして、この中でどういった誘導をしていくのか。また、ほかの景観法以外の法の活用も含めまして現在検討しているところでございます。詳細につきましては、計画を固めていく中で皆さんにお伝えしていきたいと思っております。


◯委員(栗原健治君)  名称の変更についてはわかりました。いろいろなところで自由闊達な議論がされた中での名称ですので、よりわかりやすく、イメージとしても名称としてはさまざまな視点があると思いますので、そういう中での反映だというふうに理解させていただきたいと思います。
 あと、インセンティブというか、風景としてまち並みを守っていくのに、やっぱり本当、経済的な、どうしても負担があるっていう部分でね、残したくても残せないっていう問題点も実際にはあるというふうに思います。誘導していく上で、景観・風景の財産としての認識を地域でも深めながら、残すべきものに対しての一定の費用に対しては行政的にも配慮していくということも、風景を守っていく上では、また景観をつくっていく上では重要だというふうに思いますので、今後の議論していく中でより充実させていっていただきたいと、また、させていきたいというふうに思っていますので、よろしくお願いします。


◯委員(嶋崎英治君)  概要の方の農、歴史・文化ですから4ページと、それから次の5ページですね。これからの建物等ということなんですけれども、既存の中でも原色が使われてたりっていうのは若干あると思うんですよね。そこへの指導というのはどういうふうにしていくのかということと、もう一つは、これを確定していくという中で、まちづくり条例の進化というか、改正というか、そういうのが生まれてくるんではないのかなというふうに思うんですけれども、その辺はどのような議論がされているのか。その2点だけ教えてください。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  1点目の既存の建築物に関する指導ということで、こちらはですね、こういった基準、誘導を定めた場合には、今後発生する建築行為──建てかえとかですね、建築行為に該当するもの、新築も含めてでございますけれど、そういったものはこの定めた基準で誘導していきます。既存のものについては、それが更新される時点で同様に誘導していくということになるということで、よろしくお願いいたします。


◯事業担当課長(小出雅則君)  2点目のまちづくり条例との関連についてお答えいたします。景観計画につきましては、景観法によりましてですね、景観の新たな条例によりまして、計画の部分につきましては実効性を担保していきたいと考えております。ただ、まちづくり条例におきまして景観を審議する場としてですね、まちづくり推進委員会が今規定されておりますが、新たに、先ほども冒頭、御説明させていただきましたように景観審議会に移行することもございますので、そういった部分につきましては、委員会の役割とか、そういった部分をまちづくり条例の中で改正をしたり、また、全体的に開発事業とも密接にかかわってまいりますので、全般的にまちづくり条例もあわせて対応していく、改正の対応が必要になってくるかと思っております。


◯委員(白鳥 孝君)  今後の検討ということでございますけれども、現行の3,000平米以上というような面積基準、開発行為等々はですね、その中で500平米というような基準になってきて、その中でまちづくり条例との絡みの問題はいかがなっているか。そして、その中で、例えば500平米というと少ない面積になるんですけれども、例えば既存の隣地のマンションがセットバックしてあるのに、隣が開発行為にかかったときにはセットバックできないというようなところというのは多分出てくるんではないかなというふうに思うんですけれども、その辺のところというのはいかがなもんでしょうか。ちょっとお答えをいただきたい。
 そして、その中で、例えば地形なんですけれども、地形の問題というのは景観づくりの中に入っているのかどうかということもあわせてお願いしたいんですけれども、その辺ちょっと済みません。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  まちづくり条例の開発事業との関連ということで御質問をいただきました。今、現行のまちづくり条例、開発事業、中高層建築物とかの開発行為、宅地開発ですね、そういったものを誘導させていただいておりますが、こちらも開発行為の場合は500平米以上、中高層建築物の場合は高さ10メートルを超えるとか、戸数に応じての誘導になりますが、現時点の考え方としましても、周辺に一定程度事業として影響のあるものを対象とさせていただいていると。景観について、それを連動していきたいということが基本的な考え方でありまして、これまで東京都でやっていた規模につきましては、国分寺崖線とか、玉川上水とか、それぞれの基本軸にそういった規模が出てくれば誘導していくという方向でやってきたんですが、なかなか用途地域が一低層で、これに該当するものが今までほとんど出てきていないというのが現状で、そういったことですと、基準を定めておりましてもなかなかうまく誘導できないと。そういった部分を、先ほど前半に言いました、周辺に影響のあるものだけは景観もきちっと誘導させていただくと、そういったことが基本的な考え方でございます。ですから、そういったことで、ちょっとまだ規模とか、これは検討案ということでお示しさせていただいておりますが、いろいろ御意見をいただきながらですね、この辺の数値を固めていきたいというところで考えているところでございます。
 あと、周辺の建物がセットバックして、隣がセットバックしない、そういうケース、これまでも中高層でも対象になるかならないかで、ならないケースもございましたけれども、例えば地域で本当にそういう一体的にまち並みをそろえる必要があって、下がっていただく必要があればですね、その地域特性に応じてそういったものも今後検討していきたいと、そのように考えております。


◯事業担当課長(小出雅則君)  地形等がですね、景観の中で誘導、どういう形になるのかということについてお答えいたします。景観づくりの基準の中で、資料1−1、114ページをごらんください。こちらにですね、どういったものを誘導していくのかという基準がございます。建築物につきましては、建物の配置とか高さ、形態・意匠等、公共空間・外構等を誘導していき、工作物につきましても配置、高さ、意匠等でございまして、その地形とか建物が景観に対してどういうふうな周辺との調和がとれているのか、そういう視点で検討していきたいと考えております。
 地形につきましても、その地形によって周辺に景観上ですね、影響が、周囲の景観と調和できないような形になるのであれば、当然、協議の中で対応させていただくようになろうかと考えております。以上です。


◯委員(白鳥 孝君)  ありがとうございます。特に地形等は調布保谷線で残地が残っているところが結構あって、2メートルぐらいのところもあるしというような感じでございます。そういう意味では、せっかく景観条例をつくるということになれば、その辺のところは、これは難しい問題なんですけどね、個々の問題になってしまって。ただ、景観ということになれば、やはり市の方でも何らかのことをやっていかなければいけないかなというふうに思うんですけれども、その辺はひとつよろしくお願いして、終わりにします。


◯委員長(吉野和之君)  それではですね、項目イ、ウ、エに対する市側の説明を求めます。


◯都市交通担当課長(増田俊也君)  新川・中原ルートの運行状況について報告させていただきます。新川・中原ルートにつきましては、つつじヶ丘駅北口から杏林大学病院正門まで全14停留所を、平成24年3月26日から運行を開始いたしました。
 資料の2の1ページをお開きいただきます。平成24年4月までの運行状況ですが、利用数につきましては1万4,981名の利用者がありました。三鷹高校、杏林大学病院などへのチラシの配布によるPR効果もあり、順調な伸びを示しているところであります。
 資料2の2ページをお開きいただきます。1日当たりの輸送人員ですが、人気のあるジブリ美術館へ行く美術館循環ルートを除くと2番目に多い輸送人員となりまして、みたかシティバスとしては集客力は多い状況であります。今後も、チラシなどのPR活動を実施しながら集客の向上に努めていきたいと思います。以上で報告は終わらせていただきます。


◯水再生課長(小泉 徹君)  私の方から、ウの「三鷹市下水道再生計画(下水道地震対策整備計画)」の一部変更につきまして、御説明をさせていただきます。
 資料の3をごらんください。このたび平成20年度に作成いたしました下水道地震対策整備計画を一部変更いたしたものでございます。下水道施設の地震対策整備につきましては、これまで当該計画におきまして平成25年度までの緊急整備計画、これに位置づけられたものが国庫補助対象となってございました。今回、昨年発生いたしました東日本大震災を踏まえまして、井の頭ポンプ場の自家発電設備の設置、耐震補強を前倒しをして取り組むに当たりまして、国庫補助金の活用を図るために当該事業を緊急整備計画に位置づけるとともに、特例措置といたしまして国庫補助対象となります緊急整備期間の延長が認められましたので、あわせて必要な見直しを行ったものでございます。
 変更内容といたしましては、1点目が国庫補助対象となります緊急整備期間の変更でございます。5年間延長をいたしまして、平成30年度までとなってございます。2点目が、緊急整備計画の対象施設の追加でございます。新川防災公園・多機能複合施設(仮称)、井の頭ポンプ場の自家発電設備の設置及び耐震補強、コミュニティ・センター及び市内の主な病院を今回、緊急整備計画の対象に加えております。また、地震対策の内容につきましては変更はございません。資料の2ページ目の方に対策内容が書いてございますので、御参照いただければと思います。説明は以上でございます。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  私の方から、4点目のエの都営下連雀六丁目第2アパート敷地内における公園の拡張について、御報告させていただきます。
 資料4の方を御用意いただければと思います。こちらはですね、これから開催します説明会の案内文になっておりますが、下の図をまずごらんいただきたいと思います。都営下連雀六丁目第2アパート、オレンジで囲まれた区域内でございますが、こちらは平成16年にまちづくり条例に基づきまして、中高層建築物として開発事業の協議があったものでございます。
 当初の計画では、東京都は、この下連雀第2都営アパート児童遊園──こちらに左上に白抜きで書いてある部分でございますが、この児童遊園のほか、事業敷地内にポケットパーク的なオープンスペースを全体の10%程度確保した上、建てかえ、集約化により創出された児童遊園の北側──空地と書いてございますが、公園拡張用地と書いてある部分でございますが、約570平米を資産活用のため民間等に売却する方針を当初示しておったものでございます。この空地につきましては、当時から地域に有効活用できる方法を検討してほしい旨の近隣住民の方からの要望、また三鷹市からの指導を東京都に示し、求めてきたところでございます。
 平成22年の11月には近隣住民等の方から500名の署名のついた、当該空地を公園として拡張し、地域の防災面の向上のための空間を確保してほしい、そういった旨の要望書が東京都に提出され、協議を進めてきたところでございます。東京都はこの要望書等の趣旨を受け入れ、無償使用許可により当該空地を公園として拡張し、活用できることになりました。ことしの4月に東京都と三鷹市で締結しております当該団地の施設整備に関する協定書、これの変更も行ったところでございます。
 このような結果が明らかになってきましたので、これまでの経過や今後の暫定開放について、5月26日に三鷹市から地域住民の方に御案内して説明を行うものでございます。説明は以上でございます。


◯委員長(吉野和之君)  それでは、本項目に対する質疑に入ります。


◯委員(寺井 均君)  それじゃ、よろしくお願いします。新川・中原ルートの運行状況ということで、日ごとの乗降の方には示されているんですけど、各停留所ごとの人数が示されていないので、ちょっと知りたいなと思ったんですが、まだ2カ月ぐらいということで細かくは分析されていないかと思うんですけど。
 何でかというと、やっぱり狭いところを結構通っているので、停留所も小さいですし、道幅も狭いということで、集中しているところがあると、運行に歩行とか自転車が通るとかいうことで影響があるんじゃないかということで、1つ声として聞いているのは、中原地区公会堂のつつじヶ丘から杏林に向かうところの道がやっぱり狭くて、何とかしてほしいという声も聞いているということで、そのところに畑もあるので、そういうところの土地の確保とか、そういうことを含めて停留所ごとの見直しを、まだ2カ月ということでありますけれども、する必要があるかなというところで、その停留所ごとの乗降の数値というんですかね、その辺も示していただければなと思います。これは資料として後でいただくことができれば、またそれでも結構だと思いますが、よろしくお願いします。
 それと、これは運行している中でわかってきたというか、あれなんですけれども、例えば路線バスとコミュニティバスが一緒に走っている区域があるかと思うんですね。新川団地中央、広いところでバスも複数とまれるということで、京王バスさんと小田急バスさんが併用してやっているということなんですけれども、路線バスが先行していて、コミュニティバスが後で追っていた場合、新川団地中央で前の路線バスに乗りたい、そこで乗りかえたいという方がいらっしゃったときに、どっちがどっちと言うとちょっと語弊があるんですけど、あるバスを運行している会社さんは、結構コミュニティバスからおりるまで少し待っていてくれていて、その方が乗るのを少し待っていただくようなことを配慮していただけるみたいなんですね。片方のバス会社さんは、それは関係なく時間どおり行ってしまって、路線バスが行ってしまって30分待たなきゃいけないという現状があるということがあるので、その辺の配慮をぜひバス会社さんにも伝えていただいて、余り運行に支障を来してしまうとまずいと思うんですが、ある程度そういう形で一緒にとまるタイミングみたいなときには、そういう配慮もぜひしていただきたいということがありましたので、これはお伝えしていただきたいと思います。以上です。


◯都市整備部長(大石田久宗君)  2点いただきましたが、2点目は御要望としてきちっと対応したいと思いますので、お伝えいたします。
 1点目ですけれども、各停留所ごとの人数の把握は現状ではされておりません。それだけではなくて、バスが運行しにくい場所、つまり狭い幅員のところとかですね、いろいろチェックする点もありますので、あわせて運行と、それから安全な乗りおり、そういうものを図るように、各停留所については少しバス会社とも相談してみたいと思います。


◯委員(寺井 均君)  ありがとうございます。ぜひお願いしたいと思います。利用している方の意見を聞くってことも大事だと思いますので、停留所で待っている方にちょっと声をおかけしてお聞きするとか、やっぱり想定しなかったこともだんだん出てくるんじゃないかと思いますので、ぜひそれをお願いしたいと思います。以上です。


◯委員(栗原健治君)  それでは、初めに新川・中原ルートの運行の件で、利用者が予想どおりなんでしょうか。一定、つつじヶ丘に行く駅のバス路線ということでは利便性があるということで好評な声を聞いています。1点、停留所は14カ所ということですけれども、停留所と停留所の間の間隔をもう少し刻んでもらいたいという場所もあったりするんですけれども、そういう要望というのは、今後、停留所をふやすということにつなげることは可能なのかどうなのか。より多くの人たちの利用と高齢者が使うという点では、歩いていける距離というのは指標としてあると思うんですけれども、利便性を考えたときの新たな停留所というのは、今後の可能性、検討も含めてできるのかどうなのか、お伺いしたいというふうに思います。
 それと、もう一点、三鷹市で、下水道再生計画の一部変更で、緊急整備計画の中で国庫補助対象として、新川防災公園・多機能複合施設が加えられたと。これ、実際に補助金の対象ということで位置づけるという中身だと思うんですけれども、どのくらい補助金が得られるものなのか算段されているのか、お伺いしたいと思います。


◯都市整備部長(大石田久宗君)  それでは、私の方から1点目ですね、新・中のバス路線は予想どおりかということですけれども、利用としては期待に沿った内容になっているとは思うんですが、大変重要な御指摘を受けまして、やはり高齢者が使いやすい距離というのは考えていかなきゃいけないというのは、全く同意見ですね。
 それで、停留所をふやすことの限界もあるんですけれども、あるバス路線では50メートルというところもあるんですね、都内ですけどね。50メートルでも、150メートルあったのを真ん中で刻むとかですね。なぜそういうことが可能になったかというと、バス停の認可がそもそも分権の時代に、より申請しやすくなったんですね。つまり市民の要望を受けて、自治体の推薦があればですね。ですから、そこはぜひ要望をきちっと把握することは大事ですけれども、検討してみたいというふうに思います。


◯水再生課長(小泉 徹君)  新川防災公園の地震の関係でございますけれども、地震対策といたしましては、公園内の方には災害用のトイレを設置するというのに加えまして、周辺の下水道施設を耐震化すると。要は公園の方で使ったものが、地震によって被害がなく、そのまま処理場の方に流れていくようにということで周辺対策を行うというものが柱となってございますけれども、防災公園の中につきましては、防災公園の整備の一環の中で整備をするということになります。したがいまして、今回こちら、水再生課の方でお示しをしております対策につきましては、周辺の地震対策の部分を位置づけているというものでございます。
 国庫補助金につきましては、対象となりますのがマンホールと本管のそこの可とう継ぎ手の整備というものが国庫補助の対象になってございます。国庫補助の補助率といたしましては、2分の1の対象となっているという状況でございます。以上でございます。


◯委員(栗原健治君)  済みません、今の新川防災公園のところ、もう少し詳しく……。今ので詳しいですかね。ちょっと具体的にイメージがわかないものですから、再度、もう少しお願いできたらというふうに思います。
 バスの停留所の問題では、構造的な安全対策の側面もあると思いますので、地域の要望もあるかと思いますので、地方分権のいい側面が出るという例だということで勉強になりましたので、また伺ったものは届けていきたいというふうに思います。
 もう一度お願いします。


◯水再生課長(小泉 徹君)  資料3のですね、2ページ目をごらんいただきたいと思います。こちらの方に(2)といたしまして地震対策の内容ということでアからオまで書いてございます。オにつきましては井の頭ポンプ場の関係ですので、アからエが防災公園での対象となる地震対策でございます。このうちエの部分です。防災拠点へのし尿受け入れ用マンホールの設置、これにつきましては防災公園の整備の中で一緒に行うという形になります。それ以外のア、イ、ウの部分ですね、これが周辺での下水道施設の耐震対策ということになります。
 今回、緊急整備計画に位置づけまして国庫補助対象となりますのが、このア、イ、ウの部分でございます。実際にはいろいろ国庫補助の最低基準がありますので、実際にはこのイの部分ですね、マンホールと管の接合部の可とう化、これが補助対象になるということになってございます。以上でございます。


◯委員(栗原健治君)  ありがとうございます。ちょっと正確に、周辺部っていうのは、周辺というのはどういう中身なんですか。公園の外側とのつなぎの部分という理解でいいんでしょうか。そこだけ、もう一度お願いします。


◯水再生課長(小泉 徹君)  公園内から出る下水ですね、防災拠点から出る下水が下水処理場の方に流れていって適正に処理できるようにということで、公園の外側の部分の下水道の耐震化を行うということでございます。


◯委員(嶋崎英治君)  新・中ルートの関係ですが、私も待望久しかったということで、市民の方から大変好評を博しているということで、市に感謝いたしますということを伝えるように言われております。でき得れば市役所まで延ばしてくれればよかったのになというのがあったんですが、それは、そうするともうバスの間隔が渋滞地域に入りますから保てないので、そこは御容赦願いたいという話を私の方からもいたしました。
 もう一つはね、中原四丁目あるいは二丁目の人ですかね、商店がないんで、つつじヶ丘に買い物に行けるようになったということは大変喜ばれておりましたですね。この乗車した人の目的地っていうんでしょうかね、つつじヶ丘に行くのか、あるいは杏林大学病院に行くのかという、その辺の細目については把握されていますでしょうかね。


◯都市整備部長(大石田久宗君)  しておりません。


◯委員(嶋崎英治君)  今後の参考ということで、私は杏林に来る人の方が多いのかなというふうに、乗っている姿を見ると思うんですけれども、何かその辺が把握できると、今後のルート開発というか、そういうことで役に立つんではないのかなと思いますから、何らかの形でできたらいいなということを要望しておきます。以上です。


◯委員(岩見大三君)  済みません、ちょっと1点だけよろしくお願いします。下水道再生計画についてでありますが、この中で緊急、中期、長期ということで、従来からも説明はあったかもしれないんですけど、一応、今回緊急になった施設あるいは中期になった施設についてのですね、これは中身の優先順位というかそういったものを、施設ということでどういうふうに位置づけていらっしゃるのかということと、もしくはこの緊急、中長期についてのほかの類する施設というのも存在するのかどうかという、その辺だけちょっとまた御説明をお願いしたいと思います。


◯水再生課長(小泉 徹君)  下水道地震対策整備計画の中での施設の優先づけの考え方でございますけれども、まず市の地域防災計画の中に位置づけられている施設の中で、災害活動の拠点となり、多数の人が集まる施設、不特定多数の人が集まり宿泊するような施設──避難所になるかと思いますけれども、それと災害時の医療拠点、福祉施設の拠点、避難者が宿泊するような施設、そういったものを順位づけの基準といたしまして、その中で選んできているというものでございます。
 今後、まずは避難所となる学校、施設を優先的に、それと災害時の場合、拠点となります市民センター等を対策をしてきたという形になってございます。その後、地域拠点となりますコミュニティ・センターの方に着手をしていくというようなことになってございます。
 また、今後の中長期の考え方でございますけれども、今回被害想定の方も見直しがされたというような中で、市の地域防災計画の方の見直しも今後進んでいくということでございますので、そういったところとの整合を図りながら、必要によってはこういった部分の見直し等も出てくるのかなというふうに考えてございます。以上です。


◯委員(岩見大三君)  ありがとうございます。昨年の東日本大震災という観点もあるかと思いますが、今、首都直下型地震ということも大いに言われておりまして、恐らくこの下水道管については、たしか震度7まで一応対応できるというような中身になっているかと思います。本当であればですね、全施設にそういうような緊急対応というのができれば一番いいとは思うんですけど、いろいろとそれは予算上の関係もあるかと思いますので、ぜひ今後調査していく過程においてそういったものが見つかれば、随時対処していただきたいということを要望いたしまして終わります。


◯委員長(吉野和之君)  それでは、項目オからクに対する市側の説明を求めます。


◯都市交通担当課長(増田俊也君)  定期・一時利用駐輪場の状況について報告いたします。配付しております資料、三鷹駅南口周辺駐輪場配置図を見ていただきたいと思います。ここにあります今年度有料化した7カ所の有料駐輪場を青色でつけておりますけれども、そこの現況について報告いたします。
 最初に運営管理でありますが、指定管理者である株式会社まちづくり三鷹が順調に運営管理を進めているところであります。
 次に、利用状況でありますが、応募当選した利用者数1,994名のうち230名にキャンセルがありました。これにつきましては、あき待ちの登録者230名により順次登録をしていく予定であります。
 今後でありますが、三鷹台駅周辺、井の頭公園駅周辺、つつじヶ丘駅周辺の市立駐輪場につきましても有料化を実施する予定でいます。なお、この有料化を予定している駐輪場につきましては、本委員会後に地域住民との協議等を進めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 中原高架下駐輪場につきまして報告いたします。配付しました資料をごらんいただきたいと思います。この報告につきましては、委員の皆様には事前に郵送等で書面において案内させていただいております。今回の中原高架下駐輪場につきましては、サイクル・アンド・バスライド駐輪場として開設している天文台下、新川天神社前、牟礼駐在所前の3カ所に引き続き、4カ所目の駐輪場として開設するものであります。内容、場所につきましては、中原二丁目12番先、JA東京むさし中仙川支店の南側にあります中央高速自動車道の高架下に、お配りした写真にあります100台収容の駐輪場を設置いたします。近くのバス停でありますが、三鷹、吉祥寺から仙川に行けるルートの中原小学校バス停とシティバスの新川・中原ルートの中原高架下児童遊園バス停になります。供用開始はあすの平成24年5月22日になりますが、本日、5月21日午後1時から午後におきまして、担当職員を配置いたしまして見学が可能となっておりますので、御参加のほどよろしくお願いいたします。以上で報告を終わります。


◯緑と公園課長(川口幸雄君)  それでは、キの第29回全国都市緑化フェアTOKYOについて御報告いたします。平成23年の6月の本委員会に報告いたしました第29回全国都市緑化フェアTOKYOについて経過報告をいたします。資料は特にございません。
 緑化フェアはですね、平成24年9月29日から10月28日までの30日間、井の頭恩賜公園を含む6会場で実施され、井の頭恩賜公園会場では東京都、武蔵野市及び三鷹市が共催となっております。平成24年4月26日、緑化フェア開催に当たりまして関係団体と情報連絡会を開催いたしました。関係団体とは、三鷹商工会、三鷹市商店会連合会、東京むさし農業協同組合、三鷹の森美術館、各住民協議会、株式会社まちづくり三鷹、NPO法人みたか都市観光協会、同三鷹ネットワーク大学、同花と緑のまち三鷹創造協会及び庁内の関係部署の職員でございます。
 特に、東京むさし農業協同組合には花の生産をお願いしたところでございます。これはですね、玉川上水道の風の散歩道の飾りつけをいたしますので、その生産をお願いしたところでございます。三鷹市商店会連合会及び三鷹商店会にはですね、東京都から依頼のございました開催期間中の飲食店の出店募集について紹介をいたしました。その後、1店ではありますが応募をしていただいております。
 各住民協議会には、開催期間中のボランティア活動に参加していただくことや多くの来場者が来ることを承知していただくことをお願いいたしました。また、すべての団体には、開催期間中1張りまたは2張りの三鷹市専用のテント設置が可能なため、その活用方法、例えば団体の活動PR、試供品の配布、三鷹特産の商品の販売などの検討をお願いしたところでございます。今後、緑化フェアの実施内容の詳細につきましては、決定次第、本委員会で報告をしてまいりたいと思っております。以上でございます。


◯都市整備部長(大石田久宗君)  私からはですね、下水道使用料の誤処理の是正について御報告申し上げます。下水道使用料について大口の誤処理が発見されまして、是正手続を行いました。今回の誤処理はですね、雨水を雑用水として利用している大規模事業者におきまして、具体的には法政中高でございますけれども、当初から雨水の利用量に水道の受水量を二重加算しておることが発見されました。これは当方の方で発見したわけですけれども、昨年8月下旬に市担当が発見しまして、その後、過去にさかのぼって調査、過誤納額の特定を行いまして、本年4月に相手方へ謝罪の上、返還手続を実施したところでございます。申しわけございませんでした。
 その中身、どういうところが間違ったかというところ等を含めて、担当より御説明申し上げます。


◯水再生課長(小泉 徹君)  ただいまの部長の説明に補足をいたします。まず、雨水に関する下水道使用料の取り扱いについてでございますけれども、通常、下水道使用料につきましては、水道を使用した量をもって算定をしております。したがいまして、一般的な雨水、雨どいや集水ますなどを通してそのまま下水に流れ込むような場合、このような場合につきましては下水道使用料は発生いたしません。
 また、雨水をためて庭の散水などに御利用いただく場合につきましても、下水道の使用料は発生いたしません。しかしながら、ためた雨水をトイレなどに利用していただいた場合、これにつきましては、その時点で汚水という形になりますので、下水道使用料が発生することとなります。今回の誤処理は下水道使用料が発生する雨水量について起きたもので、当該事業所では雨水をろ過、貯留いたしまして、トイレ等の雑用水として使用してございました。
 しかし、雨水だけでは水量が不足する場合がございますので、そういった場合には水道水を貯留水に補給いたしまして使用しておったというような状況でございます。このため、下水道使用料につきましては、事業所内の複数のメーターを検針の上、差し引き計算を行いまして雨水の利用量を特定し、水道の受水量を加算をして料金を算定する必要がございました。今回水道の受水量を含めた下水道の排水量をですね、誤って雨水量のみの排水量として事務処理をしてしまったということから、さらに水道の受水量が加算されまして、水道の部分が二重加算されたというものでございます。
 過誤の期間は平成19年7月から平成23年4月までの3年10カ月ということで、過誤納付額は1,653万8,709円となっております。これに還付加算金190万4,800円を加えまして返還を行ったというものでございます。以上でございます。


◯委員長(吉野和之君)  これより本項目に対する質疑に入ります。


◯委員(栗原健治君)  それでは、まず初めにオの定期・一時利用駐輪場の報告を受けての質問をさせていただきたいと思うんですけれども、現状、キャンセルが出た部分を補充してできるようでは、待機者は、実際申し込んで受けられなかった人というのは、最終的に何人になっているのか伺いたいというふうに思います。
 実際に駅前の現状を見てみますと、買い物駐輪場があふれていてですね、実際にはとめられない事態になっていると思います。まちづくり三鷹が指定管理者として管理運営していると思いますので、対策はそこも十分にしなければならないというふうに思うんですけれども、日常、ウイークデーは定期利用で登録ができなかった方が買い物駐輪場にとめざるを得ないと。とめていると、買い物のための一時利用ができないという事態で、通勤者であれば、朝から夕方の6時前後ぐらいまで満杯状態になっているように伺います。本来この計画自体は放置自転車対策の側面も持っていて、放置自転車がふえるのでは意味がないという部分があると。それを極力避けるようにと思っているんですけど、そういう立場で整備したと思うんですけれども、放置自転車の現状というのはどういう状況になっているのか、把握をしているのかお伺いしたいと思います。
 もう一点、きのう私どもで産業プラザを使わせていただいたんですけれど、産業プラザの駐輪場も一部定期利用になっていて、一時利用の駐輪場が少なくなったと思います。実際に産業プラザを利用しようという一時利用の人があふれて、会場に自転車をとめられないと。プラザにとめられないんで、周りを探す事態になるわけですけれども、その周りに、どこに駐輪場が──再配置されている部分もありますので、場所がわからないと。行っても、一時利用の部分はあふれていると、とめられないと。由々しき事態で、早急な改善と対策が必要かと思うんですけれども、この点での改善をぜひ求めていただきたいと思うんですが、市としてのこういう事態というのは認識しているのか、まずお伺いしたいというふうに思います。
 キの全国都市緑化フェアTOKYOについてですけれども、かなり整備が進んでいて、これから中心部の配置がされるかと、イメージ図も見させていただいたので認識していますが、周辺部の歩行空間はかなり整備されてきているというふうに思います。公園自体の利用っていうのは、実際のフェスタのときに開放されるようになるかと思うんですけれども、歩道部分が整備されたときに優先的に供用というか、使えるようにならないのか。歩道部分ができればですね、吉祥寺通りの歩道の狭い部分が解消されるし、明星への道路の安全も確保されるという面があるので、その点でのあり方、歩道の整備されている部分の供用のされ方っていうんですかね、把握していればお伺いしたいというふうに思います。よろしくお願いします。


◯広域まちづくり等担当部長(板橋弘二君)  質問の1点目の定期・一時利用のキャンセル待ち、放置自転車、産プラの一時利用についてお答えしますが、基本的に先ほど担当課長の増田から申し上げたように、当初当選された230名の方が登録しなくてキャンセルされたと。そのうち100名の方が三鷹市でキャンセル待ちの申し込みをしていて、その後、指定管理者のまちづくり三鷹に運営が移った後に、130名の方がまちづくり三鷹でキャンセル待ちの登録をしているということで、現在、三鷹市で登録された100名の方は、もう既に登録を更新して御利用していただいている状況です。あと、残りのまちづくり三鷹で登録を申請している130名の方が、現在、順次登録の手続をしておりますので、5月末ないし6月の上旬までには手続が完了する見込みだということを聞いております。そうしますと、現在トータル的に230名のキャンセルが最終的には全部埋まるという実態になります。
 したがいまして、一時利用の現在の利用がですね、まだ130名余りの方が登録手続を完了していない関係もあって、推測ですけれど、多分その方たちが若干おとめになっている可能性もある。この実態をちょっと、すべて登録手続が完了した後に同じ現象が起きるのか、それをちょっと見きわめたいというふうに思っています。
 あわせて産業プラザの利用の件につきましても、もともと従来から施設の利用の駐輪場と買い物駐輪場という位置づけで持っていたものを、今回施設内で使っている利用の方と一時の利用の方に明確に分けさせていただいたということを聞いております。したがいまして、基本的には今までの運営の形と変わってはいませんけれど、偶然、一時的な利用の方、また施設内にいる方のゲートを変えたものですから、その辺で若干混乱も起きているのかもしれません。利用としては、皆さんに多くお使いできるようにしていますし、また産業プラザの裏にあります、まちづくり三鷹で運営している一時預かりの駐輪場も御案内をしているというのが実態だというふうに聞いております。
 引き続き放置自転車の数ですけれど、平成23年度のデータと今年度の4月の撤去数を比較してみますと、放置自転車につきましては平成23年の例えば4月において7,300台余りがあったところ、平成24年の4月につきましては6,300台余りということで、実際の数としては減っているというふうに見えますけれど、委員さん御指摘のように、放置自転車の数としてはトータル的に減っていても、数が出ているものですから、そう減っているように見えないのかもしれませんけれど、むしろ現在、一時預かりの自転車が満杯になっていることも見えますと、そういうふうに映るのかなというふうに思いますので、6月以降の状況をもう一度見きわめていただければと思います。以上です。


◯緑と公園課長(川口幸雄君)  公園内の遊歩道の供用の部分について御質問がございました。平成23年度に東京都から遊歩道を整備するに当たりましては、緑化フェアの開催時期に合わせて供用を開始したい方向だということで聞いております。ただ、今現在ですね、この時期、ある程度できておりますので、いつ供用を開始するかということについてはまだ聞いておりません。ただ、私どもも特に明星学園通りにつきましてはバス通りということでございまして、歩行者が道路を安心して歩けませんので、できるだけ早く供用開始ができるよう、所管をしている西部公園緑地事務所の方に要望してまいりたいなと思っております。以上でございます。


◯委員(栗原健治君)  旧日産厚生園のところの歩道の供用ですね、ぜひ声を届けていただければと思います。早く使えれば、それだけフェスタに対しての期待も高まるかと思いますし、歩行空間がすごくすばらしいのが目に見えてあるので、お願いしたいというふうに思います。
 自転車の方なんですけれども、放置自転車の数で、これ撤去数ですよね。撤去数なんでね、撤去しなければ数は減らせるという部分もあるので、実際どうなのかなというと、以前よりもとめられずに、お店の前にとめるような事態も見えるし、とめざるを得ない状況があるなと。有料駐輪場の中にもですね、ラックに入れられないということで、もう行かなきゃならないということで、やむを得ずだと思うんですけれども、入れる場所がないところではラックに入れていない人も見られるということでいうと、対策がすごく重要だろうというふうに思います。
 車の駐車場の場合には、電光掲示板であきがあったり、満車になっていたり、わかるようになっていて、どこに駐輪場があるのかということも各駐輪場に明示されていれば、とめる場所を探すことができると思うんですよ。そういうことを誘導というか整備しないと、それは放置自転車になってしまうと思うんですね。実際に有料駐輪場のあきがあっても、それがうまく使えないという状況ではですね、問題は起こるだろうという認識でいるんですけれども、この点での対策をぜひまちづくり三鷹の方に伝えていただきたい。
 先ほどキャンセル待ちが230名あって、市でのキャンセル待ちが100名で埋められて、このまち鷹で130名埋められるだろうと。実際には申し込みの数というのが報告されていて、実際に収容台数に対して倍の申し込みがあったというふうに記憶しています。そういうことで言うと、自転車を通勤・通学に使っている方の中で、使えなくなってしまっている人たちも、潜在的に使いたいという人でいるだろうというふうに思われます。
 その点でも、より対策が必要だと思いますし、日曜日とかであれば、定期利用のところは、本当に今あいていて、スペースもすごくあるんですね。実際にそのラックの一時利用のところを使ってみるとわかるんですけれども、すごく幅が狭くて、自転車のハンドルの部分がかさばって出し入れがなかなか困難な状況も見受けられます。介助者というか、駐輪場での本当にそこの整理を援助する方も、あいている状況をお知らせするようなことも含めてね、対策が必要だろうというふうに、現時点での三鷹市の駐輪場の運用の中では課題があると思うんですけれども、その点で問題の課題の抽出と、今後それを、解決に向けての取り組みをどういうふうに考えているのかお伺いしたいと思います。


◯広域まちづくり等担当部長(板橋弘二君)  まず1点目、先にちょっと訂正させてもらいます。先ほど放置自転車の数を言ったのは札つけの数でございました。実際に撤去されている台数につきましては、平成23年4月で約300台弱、平成24年4月で280台弱ということになっております。
 委員さんの再質問の中で、今後の運用の体制ということでございますが、基本的に一時利用が確かにラックに入れていないで置かれている状況をまち鷹の方からも確認したということを聞いております。その際、ラックに施錠ができる状況であれば、随時そういう施錠をしながら運営をしていますが、現在の既存の駐輪場、先ほどお配りしている資料を見ていただきたいんですけれど、西側駐輪場という広場に対して西側の地区と東側駐輪場という既存の駐輪場がございます。西側の駐輪場も、現在ここに置きたいということで予約をされている方がまだ160名のキャンセル待ちをしている状況です。これは、3月末で200名に達したもんですから、そこでキャンセル待ちを一時ストップしました。その後、4月以降、有料駐輪場が供用開始された後に約40名の方が減って、いまだに160名の方が待機をしていると。もう一つ、東駐輪場につきましても、3月末で100名の待機者がいて、現在60名の待機をまだ待っていると。すずかけ駐輪場につきましては、もともとあいていた駐輪場が全部、すべて埋まりまして、まださらに60人の方のキャンセル待ちの状況だということをお聞きしております。
 これ、言いかえますと、多分既に御利用なさっている方が二重にキャンセル待ちの登録をしていて、実態の数として減っていないというのが、多分そういうあらわれだろうと。要は、有料駐輪場に現在キャンセル待ちで申し込みされてきている数がきのうの時点ではふえていないということですから、実態としては、先ほど委員さん申し上げたように、公募をかけた約2倍の方が申し込みをされまして、その、じゃあ半分の方はどこへ行ってしまったのかということですけれど、この有料駐輪場以外に西側の地区ともう少し南側の方に無料の駐輪場を設けております。そちらの方で集約されているのと、あと、残り、既存の駐輪場でのキャンセルの予約待ちをされている方も、今、別のルートを使って駅まで来ているのかもしれませんし、その辺の中身の内容については、まち鷹等に状況を聞いても今現在わからないという状況です。
 それと、あとスペース上の、確かにラックの出入りの問題でございます。これ、いろいろ検証した結果、現在の形になって、極力1台でも多い台数がとめられる、出しやすいようにしたのが今の配置スペースでありまして、これをもう少し大きくとっていくと、どんどん収容台数が減るということから、ぎりぎりの線を判断してまちづくり三鷹の方で整備したというふうにお聞きしております。
 今後の対応につきましても、この6月の上旬の130名の方の集約が全部できた後、どういうような状況になるのか。また、さらに、それでも解消されていないのであれば、今、定数台数に対して定数の登録しかしておりませんけれど、その辺の運用の仕方についても、まち鷹とよく協議をしながら対応していきたいというふうに考えております。以上でございます。


◯委員(栗原健治君)  課題、当事者が一番わかっているかと思うので、利用者の声も聞くなどもしてですね、改善をするべき点はするように指定管理者の方にも協議をして進めてもらいたいというふうに思います。
 商工振興の観点からも一時利用の駐輪場がないというのはマイナスですし、放置自転車がふえるっていうのでは、施策としても問題がありますし、重大な現状だというふうに思っていますので、今後も気づいた部分をお伝えしたいと思いますけれども、改善を図っていただきたいというふうに思います。施錠しないで、ラックにかけないでとめている人に対しての強硬手段的なですね、施錠して動けないようにして放置自転車扱いにするようなことが現時点で許されるのかという側面もあるんですよ。一時利用者が使えないという現状があるわけですから。先ほど、自転車を施錠して、みたいなことを言われましたけれども、そういう強硬的なことは今の現状ではすべきじゃないというふうに思いますし、改善を図られる方向でしっかりと対応していただけるようにお願いしておきたいと思います。よろしくお願いします。


◯委員長(吉野和之君)  他に質疑。


◯委員(嶋崎英治君)  自転車の関係で1点だけ。利用料の軽減を受けた方というのはどのくらいいらっしゃるんでしょうか。


◯都市整備部長(大石田久宗君)  現状ではですね、すべて把握できていないので、後日御報告させていただきます。


◯委員長(吉野和之君)  他になければ、以上で都市整備部報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午前10時59分 休憩



                  午前11時16分 再開
◯委員長(吉野和之君)  委員会を再開いたします。
 生活環境部報告、本件を議題といたします。
 それでは、本件に対する市側の説明を求めます。


◯生活環境部長(竹内冨士夫君)  本日の生活環境部の報告は、ア、イ、ウの環境政策課関係3件、それから、エ、オのごみ対策課関係2件でございます。それぞれ順次ですね、担当課長から説明をさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。


◯環境政策課長(岩崎好高君)  よろしくお願いいたします。それでは、アの三鷹市内の空間放射線量の測定について、資料1をごらんいただけますでしょうか。三鷹市では、今まで市民の皆様の不安を払拭するために、空間放射線量の測定を、第1次を7月5日より市内104カ所で、第2次測定といたしまして、8月25日より市内71カ所の測定を、第3次測定といたしまして、10月13日より市内124カ所の測定を、そして、第4次測定として、1月5日より市内233カ所で実施してまいりました。第4次測定の結果につきましては別紙のとおりでございますが、後ほど簡単に御説明させていただきます。第4次までの測定結果につきましては、0.04から0.41毎時マイクロシーベルトの範囲でございました。なお、毎時0.20マイクロシーベルト以上の場所は洗浄等を実施し、低減したことを確認済みでございます。さらに、4月2日より、第5次空間放射線量の測定を市内6カ所、定点の観測地点及び第1次と第3次で実施した子ども施設等、公園等は代表的な箇所でございますが、約110カ所で実施しているところでございます。
 測定結果につきましては、測定日の翌日に市ホームページに掲載するとともに、ツイッターでも御案内しています。ただ、安全安心メールにつきましては、週1回ということで今お知らせをしているところでございます。また、ホームページなどをごらんになれない方のために、定期的に各コミュニティ・センターなどに掲示するとともに、「広報みたか」でもお知らせしています。第1次から第3次までの結果につきましては、地図情報として三鷹市のわがまちマップ「三鷹市空間放射線量測定マップ」に掲載してございますが、第4次測定の結果については現在、掲載準備中でございます。
 別紙をごらんいただけますでしょうか。こちらにですね、第4次の測定結果一覧でございます。ここの5ページをお開きいただきますと、中段にその他というところがございます。箱根みたか荘、川上郷自然の村、子どもさんたちが利用されるということで、神奈川県、長野県の方にも出向きまして測定をしております。その下、公園146カ所とございます。公園も、これでほとんどの公園、測定できる公園のほとんどを網羅してございます。
 それでですね、14ページをちょっとごらんいただければと思います。最後の14ページなんですが、ここにですね、この第4次の平均を記載させていただいてございます。地上5センチメートルで0.080毎時マイクロシーベルトという平均になってございます。地上1メートルのところで0.072毎時マイクロシーベルトという結果になってございます。以上が空間放射線量の測定についてです。
 続きまして、イの平成23年度環境活動表彰について御報告申し上げたいと思います。資料2をごらんいただければと思います。こちらは市民、団体、事業者の先導的な環境活動を広く紹介するということで、環境基金を活用した事業といたしまして、市民の環境への意識の向上あるいは行動を促進することを目的とした環境活動表彰を実施してございます。
 このたび、平成23年12月から平成24年1月の間に応募がありました4件の環境活動を、平成24年1月30日開催の三鷹市環境基金活用委員会で審査した結果、団体2件を環境活動表彰として、団体1件を環境活動功労表彰として選定いたしまして、表彰式を平成24年2月16日に行いました。
 別紙をごらんいただければと思います。こちらに受賞者の一覧を記載してございます。まず、環境活動表彰、井の頭一丁目町会、みんなのブックカフェという団体でございますが、こちらは、燃えるごみである灰を回収いたしまして、その活動を通じてごみの削減、エネルギーの再利用、地域の交流の場つくりを行っている団体でございます。廃油と空き瓶からキャンドルを作成したり、あるいは、それを活用して市内でキャンドルナイトのイベントを行ったり、廃油回収の啓発を行ってございます。また、廃油回収ステーションとして登録をして、廃油の再利用を実施している。あるいは、この活動をわかりやすく紙芝居などを製作してイベントで紹介したり、子どもたちに対してのその啓発にも努めているところでございます。今後、市内にその廃油回収の場を広げていきたいという、そういうような願いを持っているところです。
 もう一つ、鷹南学園三鷹市立第五中学校。こちらは、給食調理の過程で出た生ごみ、あるいは残渣をコンポストで肥料として、この肥料を近隣農家に分けて作物をつくって、その農家からまた野菜を購入して学校給食に利用するという地産地消のサイクルをつくって、それをなおかつ食育とか環境学習につなげているという取り組みでございます。給食関連の生ごみを大幅に減らすことに成功いたしまして、可燃ごみの排出量が3分の1になったという実績がございます。
 また、肥料づくりはエコクラブという生徒が担当しまして、保健委員会というものをもって五中でかなえる脱温暖化などというテーマでこの成果を発表するなど、生徒が積極的にかかわっているというものです。技術科では肥料を使った長芋を栽培したり、それを食材にしたりということで、市民の方にもそういうのをPRしているところでございます。
 次に、1枚めくっていただき、裏側になりますが、環境活動功労表彰、これはオイコスICUという団体でございまして、平成16年度から活動しています。国際基督教大学の学生団体でありまして、使い捨ての紙皿を使用するかわりに、洗って再利用可能なプラスチックの皿を導入してごみの削減に努める活動をしております。特に学園祭等で活動しておりまして、今では全飲食店に紙皿ではないプラスチックの皿を導入しているところです。このイベントでの貸し出しも実施しておりますが、今までの累計で紙皿約6万7,000枚の節約につながっているということです。学内外からの利用者の意識変化も目指しており、学生ボランティアを募ったり、サークル外の学生への意識向上にも工夫を行っているというところでございます。環境活動功労表彰として表彰いたしたところです。
 続きまして、ウの土壌汚染対策法における「形質変更時要届出区域」の指定解除について、資料3で御説明したいと思います。こちらは、土壌汚染対策法に基づきまして、形質変更時要届出区域の指定の解除が東京都より告示されましたので、御報告いたします。こちらはですね、平成23年12月9日の本委員会でも指定をされたということで御報告をさせていただいたものが、無事、拡散防止の措置が完了いたしました。これは土壌汚染の除去という対策で、きれいになったということです。汚染された物質というのは鉛及びその化合物でございましたが、1枚めくっていただきますと、東京都公報を添付してございます。ちょうどマーカーで引いてございますが、上段の左側に土壌汚染対策法の規定に基づく汚染されている区域の指定解除となっております。1枚めくっていただきますと、裏側に東京都告示第760号で、指定した区域の全部の指定を解除するとなってございます。場所については、三鷹市野崎三丁目地内ということで、この下の図にありますようにマーカーで引かれた部分を除去したということで、この指定が解除されてございます。私からの報告は以上です。


◯委員長(吉野和之君)  それでは、これより項目アからウまでについての質疑に入ります。


◯委員(寺井 均君)  それじゃ、お願いします。これ、拾えばいいんでしょうけれど、毎時0.2マイクロシーベルト以上の場所は、都合今までの最新のデータで何カ所になっているのか、ちょっとお聞きしたいのと。
 大分、こういう形で線量の測定が進んだわけですけれど、最近、市の方へ寄せられる市民の声、新たにこういうことが寄せられているとか、何か新しいものがあればちょっとお聞きしたい。市民の評価も含めてお願いしたいと思います。
 あと、第5次まで進めたということで、第6次以降のやり方というんですかね、線量の測定の仕方は今までの継続でいくのか、新たにこういうことをやるとか。例えば、個人宅でも希望を募ったところをやるようにするとかですね、今後の展望といいますか、方向性をちょっとお聞きしたいと思います。


◯環境政策課長(岩崎好高君)  今までのですね、0.20毎時マイクロシーベルトを超えた箇所なんですけれども、ちょっと手元にある過去のやつで7カ所だったと思うんですけれども、第3次のところで、市民センターで2カ所、それから井の頭保育園、それから三鷹小鳩幼稚園、それから中原小学校、第五中学校というふうな、それからあと第五小学校ですね、というふうな都合7カ所だったと思います。
 それから、第5次まで、寄せられている声なんですけど、当然、当初は非常に皆様不安が大きかったということで、どういう状況になっているのかとか、子どもの安全はどうなのかとか、市で対応できることは何なのか等々のいろいろな御質問がありました。この回を重ねるごとに、非常にそういった質問、あるいは御相談等が減ってまいりまして、今ではもう1カ月に1件か2件あるかないかという、それもたまたま水たまりがあるんだけれど、はかることはできるのかなとか、そういったようなことで、ある意味、不安の解消につながっているのかなというふうには感じているところです。
 それから、今後の予定なんですけれども、実際に第5次が第1次、第3次でやった子どもさん施設の実際の結果と同じ場所を今再度やっております。そうしますと、その傾向として、上昇傾向なのか、同じなのか、下がっているのかという傾向をつかもうということで今随時やっているんですが、ほぼ、ちょっと途中経過で恐縮なんですけど、5月11日現在で約170検体──1メートルと5センチですから、その1メートルで大体170検体程度やっておりまして、5センチでも同じ数をやっているんですけれども、例えば園庭とか、砂場とか、そういったところになりますが、大体、ちょっとふえたかなというところが1割弱ですね。同じぐらいというのが4割程度、減ったというのが半分程度、5割程度ぐらいに今なっていますので、大体90%ぐらいはもう横ばいか減っているというようなところに含まれますので、そういった傾向とか、それから近隣市の状況とか、国の動向等をいろいろ今後見てですね、第6次についてはどうするかというのをこれから検討していきたいと思います。私からは以上です。


◯委員(寺井 均君)  ありがとうございます。そうしますと、7カ所あったということで、これも同じように、7カ所高かったということなので、高くなる可能性がある場所だと思うんですが、これもある程度定期的に調べているという了解でよろしいでしょうか。


◯環境政策課長(岩崎好高君)  一応ですね、高かったところは洗浄いたいまして、大体0.1毎時マイクロシーベルト程度、0.08とか0.1ぐらいに下がったところがほとんどでございます。今回、その場所についてもやってみて、例えば下がった値と同じ値であれば、それは一応落ちついているという判断をしていきたいというふうには思っているところでございます。


◯委員(寺井 均君)  ありがとうございます。今後もまた一応確認をまたしていただけるということで、よろしくお願いします。
 次に、済みません、環境活動表彰の方なんですけれども、4件ということで、4件のうち3件が表彰されたということの理解でいいのでしょうか。参考に、せっかくですので、あと1件なので、漏れてしまったんですが、どういう内容のものだったか、一応参考にお聞きできればなというふうに思います。


◯環境政策課長(岩崎好高君)  一応、1件は教育委員会から出された案件になってございます。学校で芝生化をしてございます。そういった一小でグリーンサミットという団体をつくって、芝生の維持管理とか、校庭の芝生化というのをやっている活動がございます。その中にPTAの方が一緒に入ってグリーンサミット会議を催したり、あるいはシニアSOHO普及サロンがかかわったり、いろいろなところ、学校の中でも教員、児童の方々が一緒になってその維持管理をするというような取り組みがございます。
 それらの活動に対して一応推薦をしていただいたところでございますが、審議の結果ですね、ほかにも東台小学校、第六中学校、北野小学校等々も芝生化されていく。これから随時またふえていくだろうということで、もう少し見守っていきたい。これから、今は最初なので、ばっと広がって、それがどうやって続いていくか、どういう活動に、地域的な活動にも広がっていくかというのをもう少し見てみたいというようなことで見送りさせていただいたというのが正直なところです。私からは以上です。


◯委員(寺井 均君)  ありがとうございます。ぜひ、そういう形でやっていただいているということで、逆に言いますと、激励していただきながら、また継続してそれが続くようにお願いしたいなと思います。終わります。


◯委員長(吉野和之君)  それでは、ちょっと休憩します。
                  午前11時34分 休憩



                  午前11時37分 再開
◯委員長(吉野和之君)  委員会を再開いたします。
 休憩前に引き続き、項目エとオに対する市側の説明を求めます。


◯ごみ対策課長(齊藤忠慶君)  おはようございます。私の方からエとオと、御報告をさせていただきます。
 まずエでございます。「資源物の持ち去り行為の禁止」に対する基本的な考え方における市民意見についてでございます。資源物の持ち去り行為の禁止につきましては、三鷹市廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例の改正を予定をしておるところでございます。条例改正に当たりまして、前回のまちづくり環境委員会に、この資源物の持ち去り行為の禁止に対する基本的な考え方をお示しをさせていただきまして、そして意見をいただいた後、確定をさせていただいたところでございます。この後、この基本的な考え方につきまして、パブリックコメントを実施いたしまして、市民の皆様の御意見を募集いたしました。
 パブリックコメントの結果については次のとおりでございます。実施期間といたしましては、平成24年4月9日から4月30日まで募集いたしました。いただいた意見といたしましては2件でございます。1団体、お1人でございます。また、その他といたしまして、要望・質問という形で1団体から1件いただいたところでございます。
 パブリックコメントとしていただいた2件につきまして、まず1件は町会さんからいただいたもので、町会が行う集団回収において、行政収集日に出された資源物は集団回収に出された資源物として扱っていただきたいというものです。2点目といたしましては、ホームレスの方の生活を圧迫するのではないかというような形のパブリックコメントの意見でございました。こちらのパブリックコメントに対しての回答といたしましては、対応困難というような形で回答をする予定としているところでございます。要望・質問につきましては、野宿を含みます貧困な人たちの資源物の回収を規制するのはやめていただきたいというような内容でございました。
 この要望・質問者に対して、私どもの方も質問を受けた後ちょっとお話を伺うというような形も設けさせていただきまして、御趣旨等々をお伺いしたところでございます。こちらの要望・質問に対しても、基本的な考え方に基づきまして御回答の方をいたそうというふうに考えているところでございます。
 今後につきましてでございます。市民の皆様からいただいた御意見を参考にいたしまして、資源物の持ち去り行為の禁止に対する基本的な考え方に基づきまして、三鷹市廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例の改正案を整えまして、平成24年6月市議会定例会に提案し、市議会の御審議をいただく予定としているところでございます。
 続きまして、オでございます。新ごみ処理施設整備事業の進捗状況についてでございます。これは、ふじみ衛生組合で取り組んでおります新ごみ処理施設整備事業につきましての進捗状況でございます。
 まず1点目でございます。新ごみ処理施設の建設工事でございます。建設工事につきましては、順調に進行しておるところでございます。進捗率はおおむね67%となっておるところでございます。建物につきましては、最上階まで立ち上がりまして、現在、各階の床、壁の工事、プラントの据えつけ工事などが行われて、外から見ても全体像がはっきりしてきているところでございます。煙突につきましても、工事の方はほぼ完了いたしまして100メートルに達しているところでございます。7月の下旬から外筒の方の塗装工事に着手する予定でございます。今回は別紙の資料という形で、内部の方の今工事を行っておりますので、別紙のパワーポイントの方の抜粋のところで簡単に御説明をさせていただきたいと思います。
 1、2、3階と出ているところでございます。まず別紙資料の2ページをごらんいただきたいと思います。まず上段、上の写真が外観のところでございます。こういったような状況で。ただ、2ページの上の写真にあります大きなクレーンについては、もう既に撤去を先週されておりまして、外から入れるものの機器の方が終わったという形でございます。
 1階の平面図でございます。1階については、玄関と玄関ホールございまして、その左下の方にごみの収集車が入る入り口がございます。それの詳細については3ページの右上でございます。そういったような形で、プラットホームにつながる収集車の左の枠に2つ枠がございます。ここから収集車両が入るようになっております。こちらの車両の進入につきましては、扉の方を2枚設けております。入り口とまた出るときという形で、これは二重扉になり、臭気対策の方を行っているところでございます。
 次に、4ページの上をごらんいただきたいと思います。1階のホール、玄関からもこういった形で収集車両が入っていくところが見れるようになっております。
 続きまして、2階でございます。2階につきましては、展示スペース・ホール、あるいはそれにつながる見学者通路という形で、広く見学ができるような形になっております。2階につきましては、まず展示スペースという形のこの広いスペースのところで、啓発展示用のスペースの方を確保しておりますので、この中で市民の皆様への啓発のためのいろんなことを考えておるところで、ここで実施をするというところでございます。
 続きまして、6ページでございます。6ページにつきましては、このような形で、ホールを見ながら上の見学用の窓から、プラットホームを上から見た方がよろしいのですが、ごみの収集車への搬入ぐあい、あるいはごみの落としぐあいなどを見ます。その下が見学者用窓からのピットでございます。これはごみをためるところでございます。この上の方から見て、ごみのたまり状況などを見ることができます。こちらにつきましては、容量が1万立米、約2,000トンの貯留ができます。おおむね、これは両市のごみといたしましては、1週間分のごみをこの中で貯留することができると思います。
 2階でございます。次ページの7ページでございます。この2階をさらに進んでいただきますと、通路になっております。こちらのところでは途中、中央制御室あるいは電気室あるいは排ガス処理施設、それからあとはタービンの発電施設というような形で、7ページから8、9、10ページまでですね、こういったような形で通路を見ながら、一応施設の心臓部分になるかと思います、こういったような設備等の運転状況を見学することができます。
 3階でございます。これは10ページになります。3階につきましては、11ページの右下の図面にあるかと思います。大研修ホールと、それから事務室の方を備えた階層になっているところでございます。大研修ホールでは120名の生徒さんを主体としたところが集まっていただいて、ごみの話等々、施設の話をできるようになっております。そして、もう一つは、事務室という形で設けさせていただいているところでございます。
 最後、12ページでございます。これが今の3階部分の広いところで、奧の方が大研修室になっておりまして、手前が事務室になるというようなところでございます。
 その下でございます、今後のスケジュールでございます。2番目に書いてあります煙突でございますけれども、外筒工事ということで7月から塗装の方に入ります。こちらは上部からゴンドラでつりながら、ローラーを使って人の手でもって塗装をかけていくというふうな予定をしております。2カ月ぐらいかかるんではないかというふうに思っています。
 その下になります試運転、真ん中辺になります。こちらについては、一応10月1日に受電という形を考えています。この辺を、電気系統のですね、まず最初に正常に動くかどうかという形で、この10月1日に受電を受けて、その試運転を行います。
 ごみの受け入れでございます。その後は、12月3日ぐらい、順調にいけば、ここのところで焼却の試験という形で受け入れを開始して行うような予定になっておるところでございます。
 続きまして、また最初のオの表題の方にお戻りいただきたいと思います。2番の新ごみ処理施設整備市民検討会でございます。市民検討会につきましては、3月9日に第31回の市民検討会を開催いたしました。引き続き、環境学習機能についての御議論をいただいております。次回、5月31日に開催が予定されています。市民検討会の方でも、このパワーポイントで見せている内部の方の施設が具体的に見えておりますので、実際に見学のルート、どういったような対象の方々に、どういった御説明をして皆さんにわかってもらおうかというのを想定して熱心に御検討されているところでございます。
 3点目でございます。地元協議会についてでございます。地元協議会につきましては、平成23年の12月以降、毎月開催をされているところでございます。以前は二月に1件でございました。ただ、今ちょうど環境保全や公害防止等に関する協定の策定に向けてそろそろ大詰めという形になっておりますので、毎月であります。次回は5月28日に第22回の地元協議会の開催が予定されております。この協定につきましても、とりあえず章立てというところで、協議会の方でそれぞれ御意見、課題等を受けておりますので、おおむね出そろってきたところでございますので、今、事務局としては、それをまとめて、またさらに確認しながら全体的に検討して、協定の策定に向けているというのが現状でございます。以上でございます。


◯委員長(吉野和之君)  それでは、これより項目エ、オに対する質疑に入ります。


◯委員(栗原健治君)  新ごみ処理施設の整備状況の進捗の説明はわかりました。煙突の塗装に入るということですけれど、これは何色というか、先ほど景観条例とかありましたけれども、今、三鷹のどこにいても見える煙突なので、どのような色になるのかなというのは割かし注目というか、関心もあって、景観の上でもどんな塗装というか、場所によっては鳥がついたり、いろんなデザインもありますし、どういう塗装を考えているのかお伺いしたいというふうに思います。
 あと、ごみの持ち去り行為の禁止の件ですけれども、要望・質問等があって、話し合いがされているかと思いますが、もうちょっと、今後のその意見に対してどういう返答をしたのかという点をお伺いしたいと思います。


◯ごみ対策課長(齊藤忠慶君)  まず煙突の色については、今の事務局のふじみの方ではですね、水色のベースというような案を考えております。ただ、上段に濃い、ちょっと青っぽくなるようなやつを一重で、グラデーションじゃないんですけれども、濃いのから少し上に帯にして、その後もう一つ帯を入れて、全体的に薄い水色の方で塗装をしようかという色のイメージを考えているというふうに聞いておりますので、まだ、これから管理者の方で決定をしていくという形です。何となく帯が一つあって、もう一つ帯があって、あと全体という、先端の方ですね、そんなイメージでございます。
 今回お示しした資料の中で、1ページの一番上のところにあるところで、何か若干上がちょっと黒くなっておりますけれども、こんなような感じの。済みません、ちょっと非常に見にくくて申しわけないです。ブルーに近いんだと思いますけど。若干、少しその倍ぐらいなやつで、その後全体的にという形で、こんなイメージになっておるところでございます。
 続いて2点目でございます。2点目の御質問でございます。こちらについては、今現在、御返事という形で、文書の方で御回答を差し上げるという運用になっておりますので、文書の方を整えてですね、私どもの方での相談・情報センターの方で受ける御意見・要望という形の書式にのっとって御回答の方を書面で今作成して準備しているところでございます。それをお渡しするような予定になっております。


◯委員(栗原健治君)  資源物の持ち去り行為の禁止についての件なんですけれども、大要はわかったんですけど、中身はまだ返事はできていないということですか。その中身については今後ということで、今はまだ作成中だということでいいんですか。


◯生活環境部長(竹内冨士夫君)  まだ議案として確定しておりませんので、議案の確定、それから上程にあわせてですね、パブリックコメントの方はホームページ等で公表させていただきたいというふうに思っています。
 それから、あわせていただいている要望書等についても回答させていただきたいというふうに思っております。


◯委員長(吉野和之君)  他にございませんか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、なければ、以上で生活環境部報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午前11時53分 休憩



                  午前11時54分 再開
◯委員長(吉野和之君)  委員会を再開いたします。
 次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、次回定例会の会期中とし、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくことにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 その他、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。
                  午前11時55分 散会