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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(平成23年まちづくり環境委員会) > 2011/02/09 平成23年まちづくり環境委員会本文
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2011/02/09 平成23年まちづくり環境委員会本文

                  午前9時30分 開議
◯委員長(宍戸治重君)  ただいまから、まちづくり環境委員会を開きます。
 初めに、休憩をとって本日の流れを確認いたしたいと思います。
 休憩します。
                  午前9時31分 休憩



                  午前9時32分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  委員会を再開いたします。
 本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、次回委員会の日程について、3、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 市側が入室するまで休憩いたします。
                  午前9時32分 休憩



                  午前9時33分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  おはようございます。よろしくお願いします。
 それでは、委員会を再開いたします。
 都市整備部報告、本件を議題といたします。
 本件に対する市側の説明を求めます。


◯都市整備部長・調整担当部長(大石田久宗君)  おはようございます。本日の報告事項は2点でございます。1つは、まち歩き・ワークショップの実施状況について、1つは、「三鷹風景百選」についてということなんですが、このまち歩き・ワークショップにつきましては、三鷹市がこれまで30年間続けてきた市民参加の1つの到達点でもあるし、出発点でもあるわけですね。その内容につきまして、かつてのコミュニティ・カルテと比べますと、かなり悪いところについての指摘というよりも、いいところを発見しようとか、参加した市民の気持ちが楽しい雰囲気で行われたというような特徴があります。今後の展開も含めて御報告させていただきます。
 それから2点目ですけれども、百選につきましては、このまち歩き・ワークショップと連動しまして、まちのよさを発見するという要素がありまして、件数も多くて、それなりの実績も上がったというふうに考えております。両方につきまして、2つの報告事項につきまして、担当より説明をさせます。よろしくお願いします。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  おはようございます。それでは、よろしくお願いいたします。報告事項の1点目、まち歩き・ワークショップ報告書(案)についてということで、資料1の方を御説明させていただきます。こちらは、昨年5月の本委員会で、平成23年度に策定が予定されております第4次基本計画と、まちづくりの個別計画である土地利用総合計画、緑と水の基本計画及び風景・景観づくり計画──仮称でありますが、その改定・策定に向けた市民参加に取り組むために、今年度まち歩き・ワークショップという形で実施するということを報告させていただきました。また、その方針案について御説明をさせていただいたところでございます。
 また、同年8月の委員会の方でも、この取り組みを9月末から実施していく、その準備の状況等も報告をさせていただいたところでございます。本日は、その実施状況をこの報告書(案)という形で取りまとめておりますので、その内容を御説明させていただきます。
 それでは、資料1の表紙をめくっていただきまして、「はじめに」というところをお開きいただきたいと思います。こちらで、この取り組みの目的、市民参加の状況、また取り組み概要を記載しております。目的は、地域の課題や課題解決のためのアイデアなどを提案していただき、先ほど御紹介しました基本計画やまちづくりの3計画などに市民の意見を反映するというものでございます。市内7つのコミュニティ住区ごとに9月の下旬から12月上旬にかけ、さまざまな市民の方、延べ542人の方に参加していただき、実施したものでございます。市民の方からいただいた多くの意見、提案は11ページ目以降に取りまとめておりますが、地域を再発見していただき、地域の特性をとらえた建設的な内容が多く示されたものととらえております。
 次に1ページ目をお開きください。1.まち歩き・ワークショップの概要ということで、各住区それぞれ4回、4日間の内容を実施しました。第1回目では、この取り組みの目的や成果の生かし方とプログラムの進め方などを説明するとともに、地域のまちづくりの状況や課題、また地域特性などを市の方から説明いたしました。さらにこの1回目の中でまち歩きのルートの検討等も行ったところでございます。2回目では、実際のまち歩きということで、3から4グループに分かれて実施したところでございます。
 続いて2ページ目をお開きください。3回目では、まち歩きで気づいた点や確認した点などをワークショップにより課題を抽出し、課題解決のためのアイデアを話し合い、アイデアシートという形で取りまとめを行ったところでございます。そして、第4回目では追加意見などを加えて、3回目でまとめたアイデアシートの充実を図るとともに、住区全体で共有する内容や取り組みを確認・整理をしたところでございます。
 次の3ページ目から6ページ目のところに、今御説明した1回目から4回目のプログラムを掲載しておりますので、あわせて御確認いただければと思います。
 次に、9ページ目の方をお開きいただきたいと思います。2の報告書のまとめ方ということで、下にフロー図が掲載しておりますので、こちらをごらんいただきたいと思います。左側の枠にまち歩き・ワークショップという枠がありますが、そこから2本の矢印が右側の方に出ておりますが、上の矢印、アイデアシートを報告書(案)としてまとめていくということを示しております。下の矢印の方では、アイデアシートをホームページや各コミュニティ・センター、産業プラザ等で公開し、今回の取り組みに参加できなかった人も含めて追加意見の募集を行っていくということを示しております。
 隣の左側の8ページ目の方の(4)にホームページによる追加意見の募集ということで掲載しております。12月末から1月11日の間で既に実施したということでございます。また、各コミュニティ・センターの公開は(5)の枠のところに示しておりますが、1月末から2月8日にかけ実施したところでございます。さらに、産業プラザでの公開は、本日2月9日から2月11日にかけて実施していくというところでございます。
 9ページ目のフロー図に戻っていただきまして、このように各住区などで公開した後、全体会を2月12日に開催し、各住区で話し合われてきた内容を全体で共有する取り組みを経て、報告書として取りまとめていく予定ということになっております。
 次に10ページ目の方をお開きいただきたいと思います。意見のまとめの考え方でございます。まず、まる1にありますように、市民の方が提案し、まとめたアイデアシートの内容をそのまま報告書に掲載するというのが基本的な考え方でございます。ただし、まる2のところにありますように、共通の意見など、同一の表現として修正したり、また、まる3のところに記載しておりますが、個人情報に関する内容等については削除等を行っております。
 続いて(3)のアイデアのまとめ方でございます。アとしまして、アイデアシートの整理。これは、今説明しました(2)の意見のまとめの考え方に基づいて整理をしているところでございます。それぞれの住区ごとに掲載しておりますが、例えば大沢の住区のアイデアシートは39ページ目から61ページ目にかけて掲載しております。多くの内容を出していただいていますが、ほかの住区についても同様の掲載の仕方をしておりますので、後ほど御確認いただければと思います。
 10ページ目のイのところに戻っていただきまして、各住区のまちづくりアイデアのまとめというところでございます。これは住区ごとの共通の意見や類似した意見を再整理しまして、住区全体のアイデアとしてまとめたものでございます。先ほどと同様に大沢住区を例にとりますと、35ページ目から38ページ目の方に大沢住区のまとめを掲載しております。大沢の方では7つの項目として整理をされているところでございます。
 まとめ方の最後になりますが、10ページ目のウの市全体に共通するまちづくりアイデアのまとめということですが、各住区のまちづくりアイデアのまとめから、市全体で共通する項目や、また河川など住区の範囲を超えて市全体でとらえるべきアイデアといったものを抽出して、まとめてあります。
 こちらは11ページ目から14ページ目の方にかけて8つの項目で整理しておりますが、別紙で参考資料1として配付しております資料をごらんいただきたいと思います。市全体に共通するまちづくりのアイデアの一覧表ということで、こちらは先ほどの10ページ目で説明したイの各住区のまちづくりのアイデアを左側の方に住区ごとに掲載をしまして、右側のところに市全体に共通するアイデアのどの項目に該当するかということを示した表になっております。
 全市で共通する項目としましては、三鷹市を代表する自然や風景などの資源を中心とした回遊性のあるまちづくりに関するもの、2つ目には、武蔵野の面影が残る農地や雑木林、史跡などを守り、三鷹らしいまちづくりに生かしていくことや、また、安全安心にかかわる道路の改善に関するもの、住環境、商店街、公園、広場など、身近な暮らしのまちづくりに関するもののほか、大規模な土地利用転換など、公共・公益的な場所の整備に関するもの。さらに、最後の項目として、これらのさまざまな取り組みを実現するための協働のまちづくりに関するもの、以上8つの項目で整備をしているところでございます。
 この表からもわかりますが、今回提案されたアイデアは、緑と水の公園都市の実現に向けたこれまでの取り組みを踏まえ、さらに三鷹らしい充実や地域資源の活用を求めた内容が多く示されたものととらえております。
 また、一番右側の協働のまちづくりに関するアイデアはどの住区でも多く提案されておりまして、行政の役割はもちろんでございますが、市民、事業者の役割を踏まえ、建設的にみずからが取り組む課題等を提案されていたことが印象的でございました。
 最後に、参考資料2のアンケート表の方をごらんいただきたいと思います。円グラフで、カラーで示されたものになりますが、こちらは今回取り組みに参加された方にアンケート調査を実施した結果ということでお示ししております。ワークショップ等の時間などについては、回答いただけた8割以上の方が適切だったというお答えをいただいております。また、右側の円グラフの方では、内容についても9割以上の方がよかったというような回答をいただいております。
 資料1についての説明は以上でございます。
 続きまして、報告事項2番目の、「三鷹風景百選」について、資料2の方の御説明をさせていただきます。こちらも昨年の5月の委員会の方で、先ほど御説明しました基本方針の報告の中で、まち歩き・ワークショップと並行して、市民みずからがまちの中にある守るもの、育てるもの、生かすもの、つくり出すものを見出して、まちづくりに反映させることを目的とした「三鷹風景百選」を実施し、まちの再発見の機会をつくるとともに、まちづくりへの機運を高める取り組みを行っていくということを御説明させていただきました。
 また、8月の委員会の方でも6月から実施していました、第1次募集の状況とか、8月から9月にかけ実施しました展示会の状況、また予定などを報告させていただいたところでございます。本日は、実施概要とその後の応募状況等を報告させていただくとともに、選定についての考え方などを御説明させていただきます。
 資料2の1ページ目をお開きいただきたいと思います。1番目に、風景百選の実施概要ということで、まず(1)募集期間でございますが、まち歩き・ワークショップにもこの応募内容を反映させるために、第1次募集期間を平成22年6月1日から7月31日までとして実施いたしました。次に、第2次募集は、この第1次終了時から引き続きまして、平成23年、今年の1月11日まで実施したところでございます。応募数でございますが、第1次募集までが133点、第2次募集が353点、合計486点という応募をいただきました。次に応募者数ですが、182人ということで、1人当たり3点弱の応募をしていただいたということになります。次に(4)で応募者属性ということで、男女比は男性115人、女性67人、年齢については、こちらの表にありますように各年代とも一定の応募をしていただいたということでございますが、60歳代以上の方の割合が高く、20歳代が少ないという結果になっております。また、特に12歳以下の子どもたちも38人ということで、多く応募していただいたということが、より関心を持ってもらい、機運を高めていく上ではよい結果であったのかなというふうに感じております。続いて、ウの応募者のお住まいということで、市内152人、市外30人という結果で、市外にお住まいの方でも三鷹市にかかわりの深い人や関心のある方が少なくないということを改めて認識することができました。
 続いて、2ページ目をお開きいただきたいと思います。(5)の字別の応募数ということで、野川とか国分寺崖線、また井の頭公園、玉川上水、そういった自然的な資源とか、特徴的な地域資源といったものにかかわる応募が多かったということから、井の頭や大沢地区の応募が特に多かったという結果になりました。応募されたすべての写真は字別で、こちらの方の資料2の後ろの方にすべて掲載しておりますが、実際の応募の中にはこの写真だけではなく、それぞれ思いを込めたコメントをつけていただいておりますが、この資料の方はコメントについては省略させていただいております。
 特徴的な地域資源に人の活動とか、そういったものがかかわっている内容が多かったということと、数は多くはありませんでしたが、春夏秋冬、それぞれの季節ごとのまちの表情をとらえているもの。また、ふだん余り気にとめない農風景など、それぞれの思いを乗せて守るものとか、育てるもの、生かすもの、つくり出すものを提案いただいたというふうに認識しております。
 次に3ページ目の方をお開きいただきたいと思います。風景百選の選定についてということで、(1)で、まず基本的な考え方でございます。応募された写真やコメントから、三鷹らしさや、三鷹への思いを読み取るということにいたします。共通した場所や思い、まちづくりへ生かす提案などの視点としてとらえ、同時に下の枠の中にありますが、自然、農、文化、活動、コミュニティなど、三鷹の風景・景観の構成要素、そういった特性との関係性について着目し、三鷹らしい風景を選定していきたいというふうに考えております。
 次に、4ページ目の方をお開きいただきたいと思います。(2)で選定の考え方についてということでございますが、応募された風景はさまざまな対象をとらえております。選定に当たって4つの考え方を基準として整理していくというふうに考えております。まず、アとして場所を選定するという考え方でございます。これは複数の応募がある場合とない場合、そういったことで整理の仕方をまた考えていく必要がありますが、同一の場所でも面的な広がりの状況とか、風景の構成要素が異なる場合などは同じ場所という選定の仕方でない形で選ばさせていただくことも考えております。いずれにしても、選定委員会の意見等をお聞きしながら決定していくということになります。
 次に、イとして対象物を選定するという考え方でございます。これは、例えば蔵とか、空とか、そういった写真が多かったんですが、同一の対象物をとらえた風景として選定していくという考え方でございます。
 次に、ウとしまして、対象活動を選定するという考え方。これは、例えばお祭りなど、地域に伝わる伝統文化、地域でのさまざまな取り組みをとらえた風景として選定していくという考え方でございます。
 最後に、エの市民の営みを選定するという考え方でございます。これは、例えば農の風景など、生活の基本となる営みをとらえたものを選定していくという考え方でございます。
 応募された風景はこの4つの要素が1つということでもないものも多くあります。複合的にそういった要素がありますので、具体的な選定については、選定委員会の議論を踏まえて決定していくことになるというふうに考えております。
 次に(3)選定委員会についてでございますが、三鷹市まちづくり推進委員会の学識経験者により実施していきたいと考えております。最後に今後の進め方ということでございますが、選定委員会を2月の中旬ごろに開催しまして、選定委員会から意見をいただき、百選の候補を決定していきます。その後、3月に入りまして、主催者である三鷹市と三鷹市教育委員会によって決定していくという予定で考えております。説明は以上でございます。


◯委員長(宍戸治重君)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。


◯委員(加藤浩司君)  それでは、よろしくお願いいたします。まず、まち歩き・ワークショップについてですけれども、幅広い年代から延べ542人の市民の方に参加をいただきましたということでございます。この辺の市民の方の選定に対する基準や、字ごとなんですが、4回やって60人から100人ぐらいの方々が集まっているんですけれども、1回当たり十六、七名から二十五、六名としたことの結果として、多かったか、少なかったかとか、そういうことが感じられれば、その辺を御報告いただきたいと思います。
 そして、きのうまでだったので集計されていないかもしれませんが、各コミセン等で行われたこの展示について、どの程度の人が集まったのか、もしわかればわかる範囲で教えていただきたいと思います。
 それと、風景百選ですが、第1次募集と第2次募集で期間が1カ月そこら違うんですが、133点と353点と、これだけの応募数が違ってきております。これは単に6月、7月と、第1次募集時期は2カ月間、2次募集が長かったということだけでなく、やはりすべての市民の方の周知の状況というのがこれの裏側にあるんじゃないのかなというふうに思いますが、その辺はどのように分析されているでしょうか、お願いいたします。


◯都市整備部長・調整担当部長(大石田久宗君)  一番初めの御質問にお答えしたいと思います。市民の選定の基準というんですか、十六、七人から25人ぐらいの1回の参加で、多かったか、少なかったかというお尋ねでございます。これは最初は情報提供、その次にまちを歩く、そしてワークショップをやる、まとめをするという、この4つの段階があるわけですけれども、一番問題になるのはワークショップとまち歩きの部分なんです。まち歩きを50人でやるわけにはいかない。コース分けするにしても、1つのコースがやはり五、六人から10人の間ということになり、4コースということになると、それなりに限界がある。
 あるいは、ワークショップも1つの班が五、六人から10人が限界なんですね。そう考えますと、物すごくバランスよくて、この16人から25人──1回ですね、の結果というのは、これは非常に多くもなく、少なくもなくということで、バランスよく結果としてはできたかなと。ただ、この選定の基準は、最初に加藤委員から問題提起いただいたと思うんですけれども、幅広くということで、御指摘をいただいたノンジャパニーズの方をお尋ねして、国際交流協会にもお願いをしましたし、それから年齢でいうと、教育委員会にお願いして中学生、それから高校生、そして大学生ですね、そういう若い世代にも声かけをしてということで努力をいたしました。
 全域に中学生が参加するとか、全域に高校生が参加するということにはならなかったんですけれども、お声がけをして、その地域にはまち歩きには御参加をいただきまして、結果として初期の目的、あるいは問題提起をいただいた部分についてはカバーできたんではないかなというふうに思っております。1番については以上です。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  2点目と3点目の御質問に御回答させていただきます。
 まず展示会の来られた方の集計ということで、まだちょっとその集計はしていないところでございます。ただ、質問とちょっと異なりますが、参考として、百選の方の展示会をしたときの来場者の人数というのを大体4日間ぐらい、同じぐらいやったんですが、その際には各住区、多少ばらつきがありますが、少ないところでも60人ぐらいの方、多いところでは140名ぐらいの方が来ていただいたということで、そういった数字の方はとらえているところでございます。
 3点目の百選の方の応募状況ということでございますが、やはり市の方でもさまざまな形で広報させていただいて、当然「広報みたか」あるいはホームページ、そのほか、いろいろプレス等にもリリースをしたりとか、なるべく興味を持っていただくように働きかけをしまして、第1次募集、やはり今まで三鷹でこういった百選という形で取り組み、初めてということで、最初の段階では多く出していただいた状況があったのかなと。
 やはりその後以降は、ちょっと中間は余り多く出されてなかったということで、最後、やはり締め切り間近になりまして多く出されたと。これは、この取り組みを知られた方がいろいろ市内各所に行って、写真を撮って、その中から選んでいただいたものを出していただいて、最後はまた多く出していただけたのかなというような、そういった分析をしているところでございます。


◯委員(加藤浩司君)  ありがとうございます。ワークショップの部長の御答弁にありました、15人から20人が適当だというのは、その後のまち歩きをそんなに多くの人数でやると危険ということもあるし、意見の出方とすると適当な人数だろうなというふうに僕は思っているんですけれども。じゃあ、2回やればよかったんじゃないかとかね。一番最初のこの4次計の策定の前段階でやっていることであるからこそ、1つの字、住区ごとに十五、六人、20人というのが適当かどうかという話になってくると思うんですね。
 そのやり方から考えたら部長がおっしゃるとおりだとは思うんですけれども、これから十数年の三鷹市の基本計画を策定するという、この重きを考えた場合に多いか少ないかという議論を実際しなければいけないんじゃないかというふうに思いました。やり方としては、僕も何度か他区でもそういうことで、コーディネーター的なこともやってきたこともありますし、何人ぐらいが適当かというのはよくわかっているんですけれども、1住区に、例えば大沢は広いエリアなので、もっともっと多くの人数にいろいろな提案が出されるべきではなかったのかって、そういうふうにこの人数を見ながら思ったところであります。これ、多分何かあると思うんですけれども、御答弁をいただきたいと思います。
 必ず我々のこの委員会でも、多分ほかの委員会でもそうだと思うんですけれども、市民に対する周知というのがいつもいつも話題になっているのかなというふうに思っているんですが、やはりプレスだったりだとか、「広報みたか」、ケーブルテレビ、ホームページ等々しかないのかなと。これでやって、結局いつもこの委員会でも周知をもっとなされるべきというところがいつも話に出てきているので、これはまちづくり環境委員会を超えて、何かもっといい取り組みがあるんじゃないかなというふうに、取り組みがあるかどうかも考えていかなきゃいけないというふうに思うんですけれども、その点についてもいかがでしょうか。


◯都市整備部長・調整担当部長(大石田久宗君)  1点目の人数のことでお尋ねがございましたけれども、お尋ねというより御意見だと思うんですが、2回やればよかった、あるいは3回やる方法もあるのではないかという御議論もあろうかと思いますが、やはり手法との見合いというのがありまして、かつてのコミュニティ・カルテ、まちづくりプラン、まちづくり懇談会、そしてプラン21会議というふうに経験を積んできた三鷹市ならではの、1つのコンパクトなやり方だったんではないかということと、4次計に対する御見解というか、お考えは確かにそのとおりですね。これからの十数年を考えれば、もう少しウエートをかけた参加の方法もということですが、その前段のメーンは3計画にねらいを定めながら、4次計にもということですから、2段階になっておりまして、今後の市民参加も重ねて考えると、市民参加の手法は重ねて考える必要があるだろうと。
 それから、今申し上げたように歴史、伝統ですね。市民参加のまち三鷹の歴史、伝統というのを踏まえた手法としては1つのやり方であって、これをもう少し大規模なやり方にするとなると、手法を大きく変えなければいけないのかなというふうに今思っているところでございます。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  2点目の市民の方への周知ということで、今委員さんが申し上げたように、なかなか市としても市民の方への周知というのは、課題としていろいろな取り組みの中ではとらえているところでございますが、今回百選の取り組みの中で、市民になるべく関心を持っていただくと、それが1つの大きな目的でもございます。ですから、今後、今回のまち歩きの取り組み、来年度ガイドブックというような形で取りまとめをして、それをまた市民の方にお示しをして、よりまちづくりに関心を持っていただくこと。また、百選の方も、取りまとめたものを1枚の地図上に写真等を添付して、三鷹のいいところ、あるいはこれからそこを活用してまちづくりをやっていくところ、そういったものを市民の方にお示しして、できる限り関心を持っていただいて、皆さんに参加していただけるような取り組みを今後も考えていきたいと思っております。以上でございます。


◯委員(加藤浩司君)  ありがとうございました。今田口課長がおっしゃったのは、まさにこれからの取り組みを考えていただけるということですので、全庁的にやらなきゃいけないことですけれども、それをいち早く都市整備部で取り入れて、いろいろな広報の仕方。都市整備部は特にまちの中をいろいろ点検していただいている職員の方も多くいらっしゃる部署ですから、そんなときにスピーカーで放送するとか、いろいろな方法も考えられるんじゃないかなというふうに思いました。ごみゼロのときにはティッシュを配ったりだとか、いろいろなことをやっていますので、せっかくの機会のときには、やはりこういうことをやっていくのがいいんじゃないかなと、都市整備部が先頭に立ってやっていただければというふうに考えておりますので、ぜひその辺を期待したいと思います。
 ワークショップのやり方については、部長がおっしゃったことは全くそのとおりだというふうには思っております。ただ、十七、八万人の市民の中から結局150人の意見でこれだけのものを取りまとめているというところであるということは、やっぱりもう一回考えた方がいいのではないかなと。今までのやり方、手法というのは確かにありますけれども、今までのが100点満点だったのか。じゃあ、振り返ったときに反省するべき点、直していかなきゃいけない点というのは、これが絶対ないわけじゃないと思うんですね。その伝統を踏まえてということですから、踏襲するわけじゃないと思うんですけれども、あくまでもこれぐらいのことをやるときに、今いみじくも最終的には4次計ですけれども、その前に大きな基本計画を3つこれでやっていくわけですね。
 であればこそ、なおさら150人、7つの字で20人平均だとすると、150人余りの人たちでもっともっといいところが出てくる、改善点も出てくるというふうに僕は考えましたので、今後の取り組みにぜひ期待したいと思いますので、よろしくお願いします。以上です。


◯委員(栗原健治君)  それでは、まち歩き・ワークショップの報告書の案で、今回この取りまとめたものをどのように生かしていくのかということで、生かし方についても説明がされたということで、中身についてお伺いしたいと思います。
 最終的には4次計、各種計画に反映させることだと思うんですけれども、反映させて、それを実施するというところまで結びつけて、このワークショップの意味があるものだと思うんです。中身を見てみますと、整備に努力すると、市民の立場での参加した方々の協力というのが前面に出ているものだと思うんですけれども、実際に整備するとかっていうことでいうと、行政の果たすべき役割、施策として具体化するということが核になるものもあると思いますし、市民との分担ですね。どこまで市民がそれに協力することができるのかという側面もあると思うんです。この点での生かし方について、どのように今後具体化していくのかという点を1点、お伺いしたいと思います。
 この百選ですけれども、本当に自分の住んでいるところでも、写真で見るとすばらしいというか、こんなにいろいろなところがあるんだなというふうに改めて思うんですけれども、百選ですから百選にするんですか。100点選ぶということなのかという点をお伺いします。愚問かもしれませんけれども、よろしくお願いします。


◯都市整備部長・調整担当部長(大石田久宗君)  生かし方につきまして御質問いただきました。まちづくりに関するさまざまな計画づくりへの市民参加ですけれども、生かし方はパターン化されておりまして、すぐにできるもの、計画に反映させるもの、意見としていただいたもの、他の計画に反映させるもの、こういう整理をします。すぐにできるものはすぐやります。
 例えば、昔ですと一番初期の段階の市民参加でカーブミラー、道路の隅切り、ごみ、それからバス停の位置、こういうものが初期の段階でよく出されました。バス停の位置なんて典型なんですけれども、権限が変わりまして、自治体の方で申請をすると、例えば100メートルでも今バス停を新たに設置するようなことは許可がおりるようになりまして、随分変わったんですけれども。カーブミラー、それから隅切りなんていうのは本当に自治体が即応できるものですから、今話があればすぐ現場に行って、そして設置できる場所であれば設置をするということを心がけて交通安全、地域のまちづくりに貢献しているところであります。
 計画に反映させるものというのは計画的にやらないとすぐにできないもので、例えば公共施設があったり、道路でも幅員とか、歩道の設置とか、さまざまな課題があります。意見としていただいたものというと、例えば緑にしても、都市計画にしても、それはその計画に反映させることが必ずしも適切ではないような内容もあります、場合によってはですね。そういうものは、こういう御意見もあるんだなということで、これは多分少ないと思うんですけれども、御意見としていただくものというのも当然出てくるんですね。
 それから、福祉とか、教育とか、ほかの分野に係る課題もあります。そういうものにつきましては、重複しているものも、例えばバリアフリーなんていうのは福祉とまちづくりとが重複しているわけですけれども、そういう課題につきましてはほかの計画にも反映させるということになります。そして、この計画に反映させるとしても、行政が行うもの、協働で行うもの、市民の皆さんに実施していただくものという、そういうすみ分けをして記載をすることになろうかと思います、今後はですね。
 ガイドブックというのは、今回のまち歩き・ワークショップの結果をどう市民に返していくかといったときに、楽しい要素、そしてまちの再発見という視点から、市民の皆さんにまちを知ってもらうと同時に計画にどういうことを反映させるかというのがわかるような、そういうガイドブックというイメージでありまして、計画への反映の適用とガイドブックによってそれの内容をわかりやすく返していくということを、両方をにらみながら実施していくことになろうかと思います。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  2点目の百選の数というか、考え方でございますが、百選ということで100ぴったりということでこだわって考えているということではなく、三鷹の中にそういった地域資源、まちづくりに活用していく場所、すばらしい場所といったものを100程度選定させていただいて、市民の方にそれを感じていただくということを考えておりますので。今、事務局の方で場所とか対象物等を整理している中で──480の中で同一の場所等結構多くありますので、整理している中では140ぐらいの選定ということであります。この中でまた共通の項目もございますので、おおむね100をちょっと超えたぐらいの数になるのではないかということで考えております。以上でございます。


◯委員(栗原健治君)  まち歩き・ワークショップでの意見の反映の生かし方ですけれども、4つ、すぐやるもの、意見としていただくもの、計画に資するもの、他の計画に反映させるものと。その中でも、行政がやるもの、市民と一緒に協働で取り組むもの、市民が中心になってやっていくものということで、その認識はしっかりと共通のものにするということが重要かと。やったけれども、全然返ってこないと。参加したけれども、無意味だったというふうにならないように、どういうふうにそれを生かしていくのかという部分も共通の認識にした取り組み。このワークショップに参加した人たちも含めて、その人たちだけでない課題ということで言えば、市民が取り組まなければならないということを、抽出したときにはそれを共通認識にしなければまちづくりには生かされないわけですし、協働で取り組むという点でも、ワークショップに参加した人たちと行政だけで取り組んだのでは具体的な中身にはならないと思うんです。
 その点で、市とこれから、このまち歩き・ワークショップの中で抽出されたものを具体化していく上で何がそれに値するのか。それぞれ、すぐ取り組むものですとか、意見としていただくものとか、そういう部分も共通した認識にする場も持ちながら、その生かし方を言われたとおりに進めていただきたいと思います。よろしくお願いします。


◯委員(伊藤俊明君)  それでは、先ほど他の委員からもありましたけれども、このまち歩き・ワークショップの件なんですが、それで、各住区ごとに延べ人数とか、参加人数の方もちょっとばらつきがあるんですね。特に東部住区だとか、こっちの新中とか多いんですが、1回の参加人数にもかなりのばらつきがあるのと、あと開催時間ですね。若干こういうことで、こういうことは参加者の都合だとか、そういうことでこういうことになっているのか、エリア的なことで、かなり住区によっても広さも違いますし、内容も違うとは思うんですが、その辺の、どのようなことでこういうようなあれになったのかということと。貴重な意見が出ているので、それの生かし方というか、今後の進め方について、どのように生かしていくかですね。先ほども、すぐやるとか、いろいろ中長期的な展望も聞いたんですが、もう一度お願いいたします。
 それと百選の方なんですが、百選の方では、年代によってかなり応募に差が出ているんですが、これはどのようなことでというふうに分析なさっておられるのでしょうか。
 それと、今後この風景百選の、特に応募状況なんですが、年代もそうなんですが、地域によってかなり。それは、先ほど説明がありましたけれども、井の頭の方は玉川上水や井の頭公園やジブリを抱えているとか、あと大沢の方も野川だとか国分寺崖線のお話、ありましたが、そういうような状況だとは思うんですが、かなり地域によってもばらつきがあるということなんですが。この地域特性を生かしつつ、百選を選んだというのかな、これを今後どのように生かしていって──1枚のマップにするような、先ほど答弁もちょっとあったんですが、どのように今後、これから冊子にしていくのかとか、また百選の中で表彰とかをしてとかいうと、今後の進め方ですね。選定委員会のメンバーだとか、あり方初め主催者による決定なんですが、それからまたあり方というか、進め方の方、ちょっと御答弁お願いいたします。


◯都市整備部長・調整担当部長(大石田久宗君)  まず1点目ですね。住区ごとに参加者のばらつき、人数のばらつきもあるし、時間的にもばらつきがあるということで御質問をいただきました。住区ごとに参加者のばらつきが出ちゃうのは、投げかけの方法は同じなんですけれども、市民活動のリアクションが違うんですね、それぞれの地域。個性というふうに言わざるを得ないんですけれども。というのは、例えば住民協議会でさえカラーがあるわけですよ、それぞれの地域に。ですから、東部ですと玉川上水の問題を議論したいとか、こういう課題があるからぜひ参加したいという人が例えば多かったりすれば、公募の人数が多くなったり、あるいは団体の推薦をお願いしたときにレスポンスが多くて、返しが例えば2人のところが4人になったり、人数がふえると。
 大沢について言うと、自然環境では関心があるけれども、まち歩きで、例えば商業が弱いですから、例えばJAとかはリアクションがあるんだけれども、商工会を通じてお願いをすると、商店主というのは少ないですから、返しが少ないとかですね。連雀地区は市民活動は結構豊かでNPOが存在しているんですけれども、そのNPOからは人は参加するけれども、逆に、まちの課題からいうと自然環境というのは余りないというか、少ないですね。そうすると、そちらで問題意識を持っておられる方は少ないとかですね。
 市民参加というのは、それ自体が、先ほど加藤委員からも御質問がありましたけれども、人数を多くしたいという思いがあるんですけれども、利害がきちっと明確にならないとなかなか参加してもらえないという難しさもあるんですね。これはずっと研究をしているんですけれども。例えばまちづくり懇談会なんてやっても、抽象的な計画づくりで懇談会をやりますというと、5人とかいうときがありますね、各地区で。中学校区ですよ。2万人から人口がいるのに5人しか来ない。これはどうなっているんだというと、自分自身が利害とか関係性が強く持てないという場合には、やはり市民の方というのは参加が弱くなるんです。だから、どう関心を持っていただくかという工夫を仕掛けながら、今回だと、まち歩きで楽しい部分を探しましょうみたいな、それから問題があったら、解決方法を考えましょうみたいな、利害をぐいぐいと押していって団体に呼びかけたわけですけれども、それでも課題が違うものですから参加者のばらつきが出てきてしまう。
 時間のばらつきは、関心があって、議論が高じてしまって長くなるということですね。まち歩きも、いろいろ指さしてなんて言っているんですけれども、いろいろ指さしながら歩いていくと、関心があるところで立ちどまったり議論しながらやるものですから、時間に差が出てくるということであります。
 生かし方につきましては、先ほど申し上げたとおりなんですけれども、栗原委員にお答えしたとおりなんですけれども、できるもの、計画に反映させるもの、意見としていただいたもの、他の計画に反映させるもの、行政が直接行うもの、協働事業、市民の方が主として協力してやっていただくものという、区別はそうなんですね。ちょっと補足すると、それぞれの地域の思いの違いもありますからね。すぐやって、そして、市民の皆さんとの協働でやるものについてはできるだけ協働でやるということを前面に出しながらやるというのは、協働型自治体を目指す三鷹市としては、そこはやっぱりウエートをかけなきゃいけないとは思うんですけれども、先ほど御答弁申し上げたとおりの分類になろうかと思います。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  3点目の百選に関して御答弁させていただきます。まず応募者の属性で年齢の構成なんですけれども、12歳以下の小学生の方とか多く応募いただけたのは、市としても教育委員会の方と連携しまして、各小・中学校の方にもこの応募のパンフレット等も配付させていただいて、将来を担っていただく若い世代にも関心を持っていただこうということで取り組んだところ、そういった応募があったと考えております。
 また、20歳代、特に若い方が少なかったわけですけれども、このあたりも、アンケート等をとったということではないんですが、やはり市内で過ごす時間がなかなか忙しかったりとか、そういったところで残念ながら数が少なかったのかなというふうに考えております。また、この百選の内容を受けまして、今後の進め方という御質問をいただきましたが、先ほど御説明の中で4ページ目のところで、場所等、あるいは対象物を選定していくという御説明をさせていただきましたが、この選定をすると同時に、3ページ目の風景・景観の特性を、1つの場所にも、例えば農の風景の特性のあるものとか、文化の風景の特性があるもの、1つの写真にも幾つか色があると。
 そういった整理をしていきながら、この特性を選定していただいた風景によって明確にすることによって、それを計画の中で反映できるように進めていきたいというように考えております。例えば農の風景、そういった市民の方、コメントの中ではこういった風景のあるところを残していきたいと。そういった残すための保全策をそれではどう考えるかということの中で、例えば風景・景観づくりの計画の中で、これはまだ当然固めている内容ではないんですけれども、重点地区みたいな形でそれを位置づけるとか、そういった施策を展開できればといったところを、市民の方の思い、そういったものを受けて反映していきたいというふうに考えております。


◯委員(伊藤俊明君)  それでは、またちょっと質問させていただきますが。先ほどの風景の方なんですが、それで、選定委員会の方は何名で構成されるのかということとか、あと今後の、百選というんだから、僕は100ぴったりをとりあえず選ぶんだとは思うんですが、そういう認識でよろしいんですか。あと、表彰して。
 あと、特に、先ほど御答弁いただいたように、この地域はこういうことで重点地区とか、これを残すんだというようなことが一目でわかるような、地域特性と、観光資源だとか地域資源として大事だということが、単なる風景のことじゃなくて、何かちょっと、こういう歴史的なことがあって、何かちょっとコメントを書きながらの、だから大事なんだみたいなことで、みんなで保存していこうとか、守っていこうみたいなこともつけ加えてやってもらえるとありがたいと思うんですが、いかがでしょう。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  済みません、答弁漏れがございまして。選定委員会につきましては、三鷹市まちづくり推進委員会の学識経験者の方5人で行っていく予定でございます。百選の選定の数については、先ほど答弁した中で触れましたが、数ぴったりということとは考えておりませんが、選定委員会の中でそのあたりを整理していただく中で決まっていくものというふうに考えております。
 最後の御質問ですが、百選をただ単純に写真だけを示すということではなく、今委員さんおっしゃったとおりで、そこの要するにタイトル的なものですね、そのポイントとなるところをどういうふうにまちづくりとして生かしていくとか、保全していくとか、そういったイメージというか、表現はつけていきたいというふうに考えております。以上でございます。


◯委員(伊藤俊明君)  ありがとうございました。あと、応募してくださった方をどういうふうな形になるのか、表彰するんだかわからないですけれども、せっかくこういうことで応募してくれたんですから、何か報われるような形にもひとつしてもらいたいという点が1点と。
 あと、このまち歩き・ワークショップの皆さんの貴重な意見を、4次計はもとより個別の計画にぜひとも有効に生かしてもらいたいということをつけ加えて終わります。


◯委員(川原純子さん)  よろしくお願いいたします。このまち歩き・ワークショップ報告書(案)ですとか、今回の資料、これをまとめるのは本当、大変だったと思いますので、携わった方々、本当に御苦労さまでございました。これを読ませていただく中におきまして、このワークショップに参加された方の御意見もたまたま何人かからお聞きする機会もあったんですが、大変な思いで皆さん方、時間を割いてこのまち歩き・ワークショップに携わり、また報告書等も書いたということもお聞きしました。
 この取りまとめた案を読ませていただくと、私も一番最初感じたのは、市民の目線から、ここは万年塀でいつ倒れるかわからないから、災害時のときはどうなのかとか、いろいろと課題ですとか、またはアイデア等も書かれてはいるんですけれども、そうなった場合、ワークショップに参加した人たちや何かが、今後それをせっかくこうやって課題や提案もしているのに、市は何もしてくれなかったじゃないかとか、そういった声も出てくるんではないかと思うんですね。ですから、それに対しての取り組みに対してのお答えをどういう形でこの方たちにしていくのかということが1つと。
 それから、これは風景百選にも関係してくるんですけれども、古いものというのは味わいもあっていいんですけれども、それに伴って危険性もあるということがありますよね。ですから、それを、この風景を、例えば塀1つに例えた場合ですけれども、この塀がとても味わいがあって非常にいいんだけれども、またこの樹木もすばらしいんだけれども、老木化していつ倒れるかわからないと。それから、これを保存するためには非常にお金がかかりますよね。撤去する場合でも、持っている方たちが保持していくということにも、保存することに対してのお金もかかってくる。そういったことに対して、市がこの風景を維持していくためには、どういうふうに。この風景百選とタイアップしてこういうふうにやりましたと、先ほど説明にございましたけれども、どのような形で市としては取り組んでいくのかということもお聞きしたいと思います。
 それと、風景百選の方でも見させていただいたんですけれども、非常に、ああ、三鷹にはこういういいところもあったんだなということも感じた反面、えっ、この写真、スナップじゃないのというようなのも何点かありまして。それぞれ意味があるんだろうとは思うんですけれども、何でこれが、人物が風景なのかとか、そういったこともコメントはあるんでしょうけれども、これがただなぜ風景なのかということも市民の方々に、選定委員会で選定されたということですけれども、きちっと説明が必要だと思うんですね。三鷹にぜひとも残したい風景ということで、風景の意味合いというものがどうなのかということをお聞きしたいと思います。以上です、今のところ。お願いします。


◯都市整備部長・調整担当部長(大石田久宗君)  1点目についてお答えしたいと思います。本当に時間を割いて参加していただいた市民の皆さんに感謝すると同時に、おっしゃるとおり市民の目線で見ていただいた。つまり課題を発見していただいたわけですね。万年塀の例をおっしゃいましたので、万年塀について言えば、災害時に危ないという御指摘があれば、その万年塀、つまり、これは私的な所有権は御本人にあるわけですから、防災上の視点から万年塀に例えば鉄骨を入れるとか、あるいは万年塀をこちらで補助制度を持っていますので生け垣化するとか、そういうふうにリードしていくということはできるんですね。
 問題は、協働の取り組みの部分で御指摘いただいた部分が難しいんです。というのは、協働の関係というのは3つありまして、協力を一方的にいただくか、それとも補助をしていくか、それとも委託にしていくかという、この3つの要素しかないんですけれども、協働というのはですね。特に補助制度については、今自治体の財政の枠が厳しいですから、新しい補助制度をつくって解決するというのは難しいとなると、事業として協働性をつくっていく。つまり委託で解決していくようなものが中心になろうかと思うんです。
 あと、全く私的な権利関係の中にあるものについては、これは御協力を願うしかないわけで、市民の皆さんが地域でよく御議論しながら解決に向けて協議を進めていく。そのときに、じゃ、市は何もしないのかというと、どちらかというとコーディネーターのようにそこにも入っていって、議論しやすいように、こういう意見がありますけれどもどうですかと整理をして、こういう意見とこういう意見がありますから、こういう解決策はどうですかというふうにコーディネートするようなことはできるのではないかというふうに思います。いずれにしても、課題の発見をしていただきましたら、解決について細かく見ていかなければいけないというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  2点目の風景についての御質問にお答えいたします。今部長の方からも万年塀の話もありましたが、樹木等も市民の方からなるべく保全していただきたいというような御意見をいただいて。ただ、委員さんがおっしゃったように、それがそのまま残せるかどうか、そういったものについてはやはり安全性とか、そういったものを確認した上で、危ないものは整備していくということになるかと思います。
 ただ、古いものはそのまま残せるものは残していきたいと。ただ、安全性とかいろいろな面で問題があるようなものについては、その特性とか、そういったものを引き続き保全するような形で、いろいろな仕掛けとか、そういったものを考えていきたいというように考えております。それを保全したりするのは確かに費用がかかる面もございますが、支援する仕組みも今後のこの計画策定の中で十分議論をいただきまして、考えていきたいと。例えば風景、そういったものを保全するために基金を創出するとか、あるいは、いろいろな景観重要樹木とか、そういった指定をした際の補助金等もこの計画策定の中で検討をしていきたいというふうに考えております。
 もう一点、スナップ写真等の御質問ございましたが、市がこの風景百選を呼びかける際に、人の活動等も入ったものも含めてということで御案内して、そういった面でそういう写真を出されたのかなというところもあると思うんですが。今後、選定委員会の方はまだこれからやっていきますので、その中で選定委員の御意見を聞きながら百選に近いものを選定していきたいというふうに考えております。以上でございます。


◯委員(川原純子さん)  ありがとうございます。まち歩き・ワークショップのこの報告書(案)の中で、先ほどの御説明の中でも、やはり緑と水の公園都市の取り組みとしてというお話もございまして、私が言っていたのは、万年塀ばかりではなくて、やっぱり古きよきものというものに対しては、ほとんどが個人の所有であるということなんですね。そうすると個人の所有、例えば森と言われたところだって、それこそ森ではなくなってしまっている三鷹のところも──三鷹市内の中ですけれども、森でなくなってしまっているところですとか、それから、やっぱり個人が広い敷地の中で大切に樹木や何かをきちっと剪定していく、または保護していく。それから、三鷹市の保護樹木とされているといっていても、市から来る補助金というのはわずかなものですから、それを剪定していくって、また維持していくって大変な固定資産税の問題もありますし。その中でもやはり風景はあると私は思っています、景観の中でも。
 だから、そういった塀だって、今私は1つの例として万年塀と言いましたけれども、大谷石だとか、すごくいいものもたくさんありますし。ですから、そういう中で、ある地方なんかだと美観地区とか、そういったところもございますね。それを三鷹市としてこれだけの報告書をまとめたということ、これを絶対に私はむだにしてもらいたくないです、されないとは思うんですけれども。この4次計ですとか、それから、またさまざまな今後の三鷹市の未来にかかっての取り組みにぜひともこの資料は使っていただきたいという思いから、いろいろな分野で、例えば補助金の問題もありますけれども、いろいろなことにこれは多岐に使っていけるので、そういう中で保護をしていくために、そういう美観地区としてやっていくのか。それから、そのためには何といってもやはりお金のかかることですから、個人の所有のものですので、協力を求めることだとか、いろいろさまざま課題はあると思うんですね。それを今後、市としてはどのようにつなげていくのかということをお聞きしたいことと。
 それから、先ほど言いましたように、必ずこれに携わった方たちに経過報告ということをしていただけるか否か、それをちょっとお聞きしたいと思います。


◯都市整備部長・調整担当部長(大石田久宗君)  2点目の方から、私の方でお答えします。経過報告ですけれども、対応表という、先ほど申し上げたように、どうしていったのかとかいう表はどうしてもつくらざるを得ませんし、そういうものがちょうど経過がよくわかるものですから、そういうものは示していければなというふうに思っております。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  1点目の御質問にお答えいたします。個人の資産であります、例えば屋敷林、そういったもの、景観的には今回の取り組みでも市民の皆さんからこういったものを残していきたいというふうな御意見をいただいておりますので、市としてもそういったものを、今委員さん御指摘のとおり、個人の所有資産をどういうふうに位置づけていくかということは大変大きな課題だとは思っています。
 ただ、取り組みの中でそういったものを地域資源としてしっかり位置づけることを風景・景観づくり計画を中心にやることによって、具体的な内容はこれから詰めていくというか、検討していくことになりますが、そういったことを御本人にも御理解していただいて、地域の方にも御理解していただいた上で、そういったものを保全していきたいというふうに考えております。以上でございます。


◯委員(川原純子さん)  ありがとうございます。それでですね、この風景もそうですけれども、三鷹もこれからどんどんいろいろな意味でまちの形も顔も変わってくると思います。その中でやはり残しておきたい風景という部分に関しても、それから、広く先ほど他の委員もおっしゃっていましたけれども、やっぱり市民にこういうことをやっているんだ、それから、また、こういう三鷹にはいいところもあるんだということも広く周知をしてもらって、協力、協働、それこそしてもらう体制をつくっていく中において、三鷹市市民みんなでいい風景は守っていこうよという、そういった活動の推進ですとか、それから、やはり個人の資産であるならば、そういう方たちも非常にこの資産を維持するというのは大変だということを、多くの土地を持っている方たちからもお声をいただいていますので、基金を募るだとか、寄附を募るだとか、そういったこともお願いしていきたいなというふうに私は考えています。
 それと、あと、さっきの経過報告というのは、例えば安全安心の部分から、ここはたばこのポイ捨てが多いだとか、それから、ここは痴漢が出そうだとか、先ほど部長の方からも答弁がありましたけれども、すぐできることに関してはこういうふうにやりましたよと、ずっとの経過報告というのではなくて、危険地域に対してこうだったということの報告。それから、塀に関しては、こういうわけで風景として取り残さなくちゃいけないので、今現在こういう使っている個人の所有者の人と交渉中なんですよとか、何かそういった、できなければできないなりの報告ということも、調べた方たちに、この全部が全部じゃなくて、そういった安全安心のまちづくりの観点から提案をされた、課題とした方たちにはしていただければと思いますが。よろしくお願いします。


◯都市整備部長・調整担当部長(大石田久宗君)  御指摘のとおりですね。安全安心の部分についてはとても大切な部分ですから、できるときはできたこと、できないときはどうしてできないかということを御報告させていただきます。


◯委員(谷口敏也君)  質問をさせていただきます。ワークショップの方なんですが、ちょっと細かいことを幾つか質問したいんですけれども、8ページの日程の中で、全体会が2月12日に予定されておりますけれども、これは具体的にどういったことを行うのかを教えていただきたいと思います。
 それと、先ほど加藤委員の方からもありましたけれども、人数の件でありましたけれども、例えば、各コミセンでパネル展示を行った際に、その見た人からの意見とか、参加していない方からの意見というのはそこで聴取していないんでしょうか。お伺いします。
 それと、以前、各学区域で安全安心マップというのをつくったと思うんですが、それとの連携といいますか、それも市民がまち歩きをしたわけではなかったと思うんですが、このルートを決める際に、その辺も考えてやられていたのかどうかお伺いしたいのと、ルート選定は具体的にどなたがされたのかをお伺いします。
 それと、風景百選については、この4ページのところに、選定するに当たってのアの1番で応募がない場合というのがありますが、私も個人的には地元でこういった風景っていいよなと思うのは応募していないんですけれども、全くないところに関してどういった対応を今後とっていくのか。ある程度市の皆さんで回っているところを候補に挙げているのか、その辺はどうされているのかお伺いしたいと思います。以上です。


◯都市整備部長・調整担当部長(大石田久宗君)  3番目と4番目につきましては、ちょっと飛ばしますけれども、私の方からお答えさせていただきます。
 まず安全安心マップなんですけれども、あれは緊急雇用の施策を活用して一番最初は回ってもらって、あと、お母さん方、お父さん方の意見もすり合わせながらつくられたものというふうに承知しているわけですけれども、そのこととの直接の整合というのは、いろいろなマップがありますから、それとルートを整合したかというと、そういうことはしていないんですけれども、安全安心マップと同じような視点で、危険な場所があれば、そこは当然ルートの中で、あるいは課題があれば、それもルートに加えるということはしました。
 なぜかというと、このルート選定は、職員がそれぞれの知識と、立場はいろいろ持っているじゃないですか、税セクションから始まって、下水道もあれば、まちづくりのセクションもあれば、生活環境部のごみのセクションもあれば。全部のセクション、教育委員会も含めて呼びかけてプロジェクトチームをつくったものですから、それぞれの立場で課題、問題点、ルートの必要性というのを持ち寄ってもらったんです。それで、なおかつ現場にも行ってもらって最終的にルートをつくったものですから、そういう要素も入っているというふうに我々は認識をしているところであります。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  それでは1点目のワークショップの全体会ということで。こちらは、目的としましては、これまで各住区で行った内容を全体で共有するということが大きな目的であります。全体会、2部構成で考えておりますが、前半は、まず各住区で行ったまとめの紹介をそれぞれしていただいて、共有を図っていただくと。後半は、住区ごとに席を並べるということではなく、シャッフルして、いろいろな住区の方が1つのテーブルにまじり合って、それぞれで住区で出た話の内容を紹介してもらって、自慢話的な部分でも結構ですし、そういったことで、いい取り組みがあればまたほかの住区でもやっていただくとか、そういった共有を図る。魅力とか課題、そういったことを共有を図るということを考えております。時間としては2時間ぐらいを予定しておりますが、そういったことで今回約90人の方が参加していただけるということで御回答いただいておりますので、より建設的な議論ができるんじゃないかというふうに思っております。
 2点目の展示会の御意見ということで、これについては、展示会の方に御意見があれば、市の方にお寄せいただきたいということで御案内しておりますので、御意見をいただければ、それをまた反映できるもの、できないものということはありますけれども、反映できるものについては反映していきたいというように考えております。
 4点目の公募の百選の応募のない部分についてどう考えていくかという御質問でございますが、基本的には、今回応募していただいたもので選定をしていくという考え方でございます。この取り組み、単発で単年度で終わるということは考えていないんですが、これがスタートとして、今後さらに積み上げていく。新しい市の取り組みも当然ありますし、まちの動きも当然今後も出てくることも十分ありますので、そういった中で取り組みを重ねていって、継続しながらよりよいまちづくりを誘導していければというふうに考えております。以上でございます。


◯委員(谷口敏也君)  忘れないうちに、今のから再質問なんですけれども、今回で終わりではないということは、要は百選を選んで──100個かどうかというのはあれなんですけれども、それをどうやって残していくかという、そういう取り組みではなくて、今後もまたその百選プラスどんどん選んでいくということなんでしょうか。
 それと、ワークショップで先ほどの意見があればお寄せくださいというのは、もうこれはきのうで全部終わって──産業プラザがまだあるのか、ますけれども、その場での意見とかをもらったわけではなくて、市に意見を寄せてくださいというような感じだったんでしょうか。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  今2点目の方からまずお答えいたしますと、意見については、今委員さん、おっしゃったように、市の方に御意見をお寄せいただきたいと、そういった御案内の仕方をしております。1点目の百選の追加というか、今後の積み重ねの部分でございますが、その百選、今後まちづくりの展開がどう移っていくかということにもなりますが、当然保全、あるいはそこを生かしていきたいというものは一定程度つながっていくものというふうに考えておりますので、それにまた新たな取り組みとか、そういう内容があれば、それが加わるものというふうに考えております。取り組みについては、来年度またすぐやるということでは考えてはおりませんが、今後いろいろな計画、策定あるいはまちづくりの展開の中で進めていきたいというふうに考えております。


◯委員(谷口敏也君)  意見をもらうのは、その場で見た人がその場で意見を言うんじゃないかなと思うので、もうほとんど終わってしまって、あと産業プラザしかないんですけれども、そこで何か意見があればアンケートじゃないですが、書けるようにした方がいいのかなと思うんですけれども、その辺どうでしょうか。
 というのは、東部地区、地元なもので、いろいろと課題がある中で意見が欲しかったなと思うのは、3・4・13号線の意見を見ていて、牟礼二丁目を起点とする渋滞の話も出ていますよね。その中で解決方法として、連雀通りが延びる3・4・9号線でしたっけ、それとか、山中通りの延伸とかの話をする中で、そういった道路で渋滞を緩和するとか、あと車の流れをよくするという意見を聞いたりしているのかなと思ったものですから。その辺が少し、具体的にその辺の説明とかを市としてしたのかどうか聞きたいんですけれども。個別のあれで申しわけないんですが。


◯都市整備部長・調整担当部長(大石田久宗君)  東部住区で道路問題についての基礎的な説明はされたかというと、されたんですね。ただ、今のように、例えば特定の交差点が渋滞していると、それに関して将来的にはここは延びてきて、こういう解消が予定されているという細かいところまでやれたかどうかというのは、それは確認してみないと今の段階ではわかりませんけれども、基本的な道路構造については必ず基礎情報として提供しています。これはどこの住区も同じです。
 それから、アンケートについても私の方でお答えしますけれども、産業プラザについては、具体的にその場でいただくようなことを考えているみたいですけれども、じゃあ、各住区でコミュニティ・センターごとにちゃんとアンケートをその場でもらったり、意見をもらったらいいんじゃないかということですけれども、要員の配置とかありまして、人を配置してずっと待たせておくのかなというそういう議論もあってですね、何かあれば御意見を下さいという形で開いてはあるんですけれども、その場でのレスポンスというか、やりとりができるような構造にはしなかったという経過があるんですが。
 じゃあ、その場で意見を言いたい人が全然言えないかというと、メモで例えば住協の職員に渡しておくとかですね、それから、電話でこういうことがあったけれども、こうなんじゃないかというのを、それはすべてチャンネル全開で対応していますので、その部分はその場で職員がこうやって待っていて、じいっとこう見ているんじゃなくて、もう対応できているんじゃないかなというふうには思っているところです。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  各住区での市からの情報提供ということで、基本的には限られた時間の中でやっておりますので、すべてを細かくは当然説明はできていないんですが、基本的な道路構造、ネットワーク等、そういった情報については全体の情報提供の中でさせていただいているとともに、あと、まちを歩いたときに、それぞれの班に職員も数名ずつ入っておりまして、その中でポイント的なお話はそこでも御説明させていただいているというような、そんな進め方としてやったということでございます。以上でございます。


◯委員(谷口敏也君)  アンケートについては、だれか1人いて、見ていて対応とかじゃなくて、アンケート回収箱とかあった方が。人がいると逆に書けなかったりするじゃないですか、自分が書いたのがわかるみたいで。だから、箱だけでも置いておけば、用紙を置いておいて、少しは集まったんじゃないかなと思うんですね。今は終わったことなんであれですけれども。ちょっと認識が違うのかなという気もするので、今後は検討していただければと思います。
 道路計画については、この東部のだけ見ると、外環のふたかけ部分はかなり密度を濃く歩いている割には、山中通りのところとか、3・4・9とか、14の例えば玉川上水に延びていくところとかっていうのはさらっとしか行っていないから、その説明がなかったのかなと思ったので、ちょっと残念な部分があるんですけれども、今後何か意見の聴取とかしていただければなと、希望です。よろしくお願いします。


◯委員長(宍戸治重君)  以上で都市整備部報告を終了したいと思いますが、よろしいですね。
             (「もう1回お願いします」と呼ぶ者あり)
 じゃあ、特別に、今の。


◯委員(栗原健治君)  済みません。まち歩き・ワークショップの報告書はいつ出されるのか、最後にお伺いしたいと思います。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  2月12日に全体会を開催しまして、そこでも御意見をまたいただくこともあると思いますので、追加意見、反映するものがございましたら、それを追加するような形でこのボックスの方に入れていきたいと考えておりますので。当然、今年度末までに報告書としてはまとめていきたいというふうに考えております。以上でございます。


◯委員長(宍戸治重君)  よろしいですか。
                 (「はい」と呼ぶ者あり)
 それでは、以上で都市整備部報告を終了いたします。
 休憩します。
                  午前11時01分 休憩



                  午前11時06分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  委員会を再開いたします。
 次回委員会の日程について、本題を議題といたします。
 次回委員会の日程については、次回定例会の会期中とし、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくことにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 その他、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。お疲れさまでした。ありがとうございました。
                  午前11時07分 散会