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平成22年第4回定例会(第4号)本文

               午前9時30分 開議
◯議長(田中順子さん)  おはようございます。ただいまから平成22年第4回三鷹市議会定例会第4日目の会議を開きます。
    ──────────────────────────────────────


◯議長(田中順子さん)  本日の議事日程はお手元に配付したとおりであります。
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◯議長(田中順子さん)  この際、議会運営委員長より報告願います。
 13番 谷口敏也さん、登壇願います。
              〔13番 谷口敏也君 登壇〕


◯13番(谷口敏也君)  おはようございます。議長より御指名を受けましたので、議会運営委員会の協議結果について報告いたします。
 12月6日の議会運営委員会において、議長より諮問を受けた市長提出議案8件、請願4件並びに陳情2件の取り扱いを協議いたしました結果、次のとおり決定いたしましたので、報告いたします。
 議案第67号、議案第68号、議案第69号、議案第70号、議案第71号、議案第72号については即決とし、議案第73号、議案第74号については総務委員会に付託することが妥当であるという結論を見ました。
 また、請願4件の取り扱いにつきましても、お手元に配付のとおり決定を見ておりますので、ごらんいただきたいと思います。
 なお、陳情2件の取り扱いについては、議場配付との決定を見ております。
 以上、本委員会に諮問された議案等の取り扱いについての協議結果を報告いたします。よろしくお願いいたします。


◯議長(田中順子さん)  議会運営委員長の報告は以上のとおりであります。御協力のほどよろしくお願いをいたします。
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◯議長(田中順子さん)  この際、議事の都合によりしばらく休憩いたします。
               午前9時32分 休憩



               午前9時59分 再開
◯議長(田中順子さん)  休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
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    日程第1 議案第67号 三鷹市職員特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例


◯議長(田中順子さん)  これより日程に入ります。
 日程第1 議案第67号 三鷹市職員特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例、本件を議題といたします。
 これより質疑あわせて討論を願います。


◯28番(岩田康男君)  おはようございます。職員の特殊勤務手当につきましては、その内容は問いません。問題だとかですね、よかったとかですね、そういうことはお任せするにして、これによって影響を受ける人数と額はどのようになっているんでしょうか、1つお尋ねします。
 2つ目は、先日、職員のモチベーションについて、給与条例のときに市長から御答弁いただきました。やはりこれも関連ありますので、そのときに市長の答弁を聞いていましてですね、うん、なるほどそういうことかというふうに理解をした部分が多数ですが、ただ1点ですね、人事考課についての扱い方ですね、人事考課の扱い方次第ではですね、かえって職員のやる気をそぐといいますか、課題が残るという場合もあり得るということなんで、人事考課のやり方についてはですね、十分職員のやる気を引き出す、能力を引き出すという視点でですね、対応を配慮してもらいたいというふうに思います。
 あわせてですね、職員の能力、やる気を引き出す、今度、体制側の問題はどうなのかというのを1点ですね、あのときに再質問できなかったもんですから、これも同じ議案なもんですから、質問させてもらうんですが、今年度の末で定年退職を迎えられる部長さんが7名いらっしゃるとお聞きしました。来年度は5名いらっしゃる。そうしますと、この2年間で部長職の方が半数──今、24人ですよね。半数は定年を迎えると。部長さんだけじゃなくて、課長さんもかなりね、定年退職を迎える方がいらっしゃるんじゃないかと思うんですが、また、もう1つは、部長さんになられても、課長さんが部長さんになるかどうかわかりませんけど、部長さんになられても、その任期は1年、2年というね、短い人もあり得るという年齢層にね、今、自治体は迎えていると思うんですが、こういう幹部職員が大量に定年を迎えるというね、こういう時期で職員のやる気、能力をどう引き上げていくかというのは、二重の困難といいますかね、困難という言い方は失礼ですね、二重の大変さが私は求められているんじゃないかというふうに思うんです。
 そういう点では、そういう体制上、しかも、数がそろっていればいいというんじゃなくて、今の幹部職員は、バブルの崩壊からですね、本当にいろんなことを体験して、ほとんどの人がね、何があっても動じない、何があってもやり抜くという根性を持っている幹部だっていうふうに思われますが──思っていいんですよね。そういう人たちがね、定年を迎えるというもとでね、やっぱりモチベーションを向上させる策というのは、私、大変な苦労が要るんではないかと思うんですが、きょうはそれについてね、どういう対応をしていくのかお尋ねしておきたいと思います。


◯副市長(津端 修君)  それでは、私の方からお答えをしたいと思います。
 まず、今回のですね、特勤手当の改正につきましては、さきに議決をいただきました給与の引き下げの条例、それから、その中には期末手当の引き下げも入っている中でですね、非常に厳しい交渉だったわけでございますけれども、現下のですね、厳しい経済財政状況、その他をですね、よく理解をしてくださいまして、職員団体並びに職員の方々がですね、これを受け入れてくれたということについては、まず感謝を申し上げたいと思います。
 そうした中でですね、今御質問がありました──手当の影響額等については補足、またさせていただきますが、来春ですね、部課長が大量に退職するというふうなこと、来年度もですね、一定の数が定年退職を迎えるということで、ことし、来年がですね、定年退職のピークかというふうに思っておるわけでございます。今度定年退職を迎えるですね、経験豊富な職員がおるわけでございますけども、こうした経験豊富なですね、方々のいわゆるノウハウをどう引き継いで次代を担っていくかというふうな質問かと思います。
 三鷹市にはですね、協働を進めているわけでございますけれども、協働というときにですね、一番大切なものは、やはり職員が現場で汗を流し、市民とともにですね、築き上げた信頼というものが一番大切だと、こう思うわけでございます。おかげさまで三鷹市ではですね、窓口を初め、もちろんのことですが、多くのですね、市民と接する機会が多いわけでございます。特に今、進めておりますコミュニティ住区ごとのですね、フィールドワーク(まち歩き)事業などは、まさに市民の皆様とですね、協働の事業で取り組んでいるという顕著な例かというふうに思うわけでございます。今の部課長の職員は、こうした数多くの経験の上に立って今があるわけでございますけども、引き継ぐ職員がいかにこうした資産を受け継いでいくかということがこれからの課題になるわけでございますけども、まさに歴史に学び未来を開くという視点でですね、忘れてはならないことだと思います。
 しかしながらですね、三鷹市にはですね、理事者を含め職員間の活発な議論とコミュニケーションが行われる組織風土、並びにですね、常に新しい課題を発見し、解決に向けて積極的に取り組んでいくという、いわゆる改革のDNAがあるというふうに信じているわけでございます。こうした中でですね、次代を担う若手の職員もですね、徐々に育ちつつあるというふうに思いますし、また育てていかなければならないというふうに思うわけでございます。そうしたことを大切にしながらですね、市民の皆さんとともに現場で汗を流し、市民の皆さんの考えを肌で感じる、そうした協働の体験を通じてですね、創造的な自治体経営を担う人材をこれからも育てていかなければならないと、また育てていけるものというふうに信じております。そうした中でですね、大量の先輩が引いていくわけでございますけども、次を担うですね、有望な若手職員も必ずや出てきてくれると、また育ちつつあるというふうに確信をしているところでございます。
 以上でございます。


◯総務部長(佐藤好哉君)  補足の説明をさせていただきます。
 特勤手当の実績ということでございました。この特勤手当でございますけれども、平成17年度以来の懸案、課題でございまして、現在ですね、4種7項目がございます。既に実績が出ております平成21年度の実績で申し上げますと、ちょっと選挙手当は選挙の多寡によりますので除いてというふうに思っておりますが、影響額はですね、実際の実績額は21年度、約、総額で180万円でございました。89人に出ていました。今回の改正によりまして67人の影響がありまして、大体180万円が、23年度はですね、10万円程度になろうかというふうに予測しているところでございます。
 以上です。


◯議長(田中順子さん)  よろしいでしょうか。そのほかにはございますか。
               (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、これをもって質疑、討論を終わります。
 これより採決いたします。本件は表決システムにより採決いたします。
 議案第67号について、原案のとおり決することに賛成の方は青のボタンを、反対の方は赤のボタンを押してください。
             (賛成・反対者ボタンにより表決)
 押し忘れはありませんか。
               (「なし」と呼ぶ者あり)
 なしと認めて、確定をいたします。
 賛成全員であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
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    日程第2 議案第68号 三鷹市市税条例の一部を改正する条例


◯議長(田中順子さん)  続きまして、日程第2 議案第68号 三鷹市市税条例の一部を改正する条例、本件を議題といたします。
 これより質疑あわせて討論を願います。
               (「省略」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑、討論を終わります。
 これより採決いたします。本件は表決システムにより採決いたします。
 議案第68号について、原案のとおり決することに賛成の方は青のボタンを、反対の方は赤のボタンをそれぞれ押してください。
             (賛成・反対者ボタンにより表決)
 押し忘れはありませんか。
               (「なし」と呼ぶ者あり)
 なしと認め、確定いたします。
 賛成全員であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
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    日程第3 議案第69号 三鷹市学童保育所条例の一部を改正する条例


◯議長(田中順子さん)  日程第3 議案第69号 三鷹市学童保育所条例の一部を改正する条例、本件を議題といたします。
 これより質疑あわせて討論を願います。
               (「省略」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑、討論を終わります。
 これより採決いたします。本件は表決システムにより採決いたします。
 議案第69号について、原案のとおり決することに賛成の方は青のボタンを、反対の方は赤のボタンをそれぞれ押してください。
             (賛成・反対者ボタンにより表決)
 押し忘れはありませんか。
               (「なし」と呼ぶ者あり)
 なしと認め、確定いたします。
 賛成全員であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
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    日程第4 議案第70号 東京都水道事業の事務の受託の廃止及び三鷹市公共下水道使用料徴収
               事務の委託について


◯議長(田中順子さん)  日程第4 議案第70号 東京都水道事業の事務の受託の廃止及び三鷹市公共下水道使用料徴収事務の委託について、本件を議題といたします。
 これより質疑あわせて討論を願います。


◯28番(岩田康男君)  この議案につきましては付託をお願いしたんですが、議会運営委員会で即決ということになりましたので、本会議場で申しわけないんですが、水道部長には遠いところからお出かけをいただきまして、質問をさせていただきたいと思います。
 1つは、東京都の水道の一元化のときにですね、我が会派は何よりも安定供給を優先すると。当時、渇水が大変起きて、安定供給問題というのはかなりね、重要な課題でしたので、安定供給を優先するということで、一元化について私どもは反対をしなかったんですが、今度ですね、全面的に東京都の扱い方になると。三鷹市の扱いが離れるというところで、基本的な給水事業に対してですね、どう対応していくのかというのをまずお尋ねしたいんですが、本来的にライフラインといいますか、水の供給というのは基礎自治体の役割というのは、水道法でもですね、うたっておりますし、災害時の応急給水体制というのは三鷹市が負うと、責任を。というふうになっているわけですね。そういうふうな位置づけのもとで全面的に東京都が扱うことになると。三鷹市の手から離れるということでですね、心配がないのかというのは、私は心配があるというふうに思うんですが、ましてやですね、多摩地区水道経営改善基本計画によりますと、東京都が一たん引き取った後、東京都は民間委託するんですね、水道事業全体を。そうすると、民間が東京都の水道を扱うというもとで、三鷹市のそういう給水に対する扱い方は手が離れると、こういう関係になるんですけど、ますますそういう点では不安があるというふうに私は思うんですが、その点は大丈夫なんでしょうか。
 2つ目は、水道料金の支払い先については、委員会の方でもね、いろいろ議論があったようです。コンビニ、銀行で扱って、市役所だとか市政窓口で今度は扱わないというような不便さというのはあると思うんですが、もう1つ、窓口ですね、水道の窓口、滞納をしている人の相談とかですね、やむを得ず滞納して水道がとまってしまうと。あるいはこういう事情だからあけてくれないかとかですね、さまざまな事情がありますよね、電気と水道については命にかかわる問題ですから、滞納しているから即停止という措置をとらないで、事情によって給水、給電をするという体制がありますよね。そういうものは行政がやっていたから、そのことについて対応はできるんですが、今度は全く民間がやると。しかも、三鷹市の窓口というのはどこになるんでしょうかね、三鷹の市内にはないですよね。そういう不便さと対応の不安さというのはどういうふうに対応するんでしょうか。
 3点目は、市民の人から、おいしい水というのはわかると。確かに東京の水というのはおいしい。しかし、おいしいということと安全性というのは両立しなきゃならない。水質の安全検査というのは、今、東京都がやっているわけですよね、三鷹市は前に配水場でやっていましたけど、一元化されて、今、東京都でやっている。で、水質が安全性を保っているんだというのは、今、三鷹市としては確認をされていると思うんですが、どういう確認のされ方をしているのか、市民の方がですね、水質の安全性について確認する方法っていうのはあるんでしょうか。市民の方が確認する方法ですね。はあるんでしょうか。
 4点目なんですが、市内業者の関係なんですが、今、検針事業や水道工事の事業って市内業者はかなりかかわっているわけですけど、三鷹市がこれまでは発注すると、仕事をですね。いうことから、市内業者の育成問題っていうのは基本的な立場として持っているわけですよね。それは競争入札ですけど、基本的な立場として持っている。しかし、今度は東京都が発注することになる、すべての事業についてね。そうすると、三鷹市の市内業者の育成問題っていうのは、なかなかこれは難しい課題になってくるんだと思うんですが、市内業者の育成問題というのは、この受託事務の廃止によってですね、変化をしていくのか、確保できていくのかですね、その辺もお尋ねしたいと思います。
 いろいろ質問があって申しわけないんですが、この項の最後にですね、職員体制なんですが、事務が廃止をされるわけですので、水道部の窓口がなくなっていくと。で、一遍になくせないから、1年間は事務を延長するという措置もとられてるみたいですけど、しかし、今年度が終わって2011年の4月1日の──今いる人数と2011年の4月1日の人数、それから、完全に移行するですね、2012年の4月1日の人数と体制、その以降ですね、何らかの形で窓口が残るのかどうかということもお尋ねしておきたいと思います。
 関連して、この条例にも関連がありますので、下水道料金の今度は徴収を東京都に委託するということになるんですが、今までの委託、水道料金と一緒に徴収してもらったときの手数料を払ってますよね。今度、東京都の委託業者に支払うことになると、手数料をね。そういう場合に手数料が上がるんじゃないかというふうに単純に思うんですが、そのあたりは上がるんでしょうか。


◯市長(清原慶子さん)  ただいまの御質問に基本的な点について私がお答えいたしまして、たくさん御質問いただいた具体については水道部長から答弁をしてもらいます。
 質問議員さんが御指摘のように、何よりも水道事業というのは基礎自治体の基幹的事業だというふうに私も認識しております。それは、命の水の供給であるからですね。私としては、市長に就任したときには、もう既にですね、東京都との一元化を目指しての取り組みがスタートしておりました。私は、担当の副市長ともよくよく相談をいたしまして、三鷹市の水道事業のこの間に、私自身も誇りを持っておりますので、ぜひ最大限ですね、期間を伸ばして慎重に検討するとともに、三鷹市の水道事業のよさを東京都の水道局にも、僣越ですが伝えたいと、こういうことで取り組みをしてまいりました。その一環として、例えばですね、それまでなかなかお認めいただけなかった水道の水の源として重要な深井戸についてですね、掘るということを交渉し、実行できてきたこと、あるいはですね、私たちにとってはお客様のサービスというのは本当に重要でございますから、相談窓口のあり方について、三鷹市の仕組みについて、もう平成22年度から東京都の関係の事業者が水道部の職員と一体となって取り組みをしてもらう中から、僣越ですが、三鷹市の対応方法について継承させていただいています。
 私は、今、質問議員さんが御指摘になった、1つには安全な供給ということ、1つには東京都と一元化することによって、今まで三鷹市が向上させてきた水道事業のサービスの質を絶対低めないということ、それから、何かとお困りなときにですね、御相談に乗らせていただいてきたわけで、そうした体制について、要するに市役所だからできてきたサービスの質を落とさない、そのことを目指して取り組んでまいりました。
 一方で、古くなってきました水道管についてもですね、最優先で交換する事業というのをこの間7年余り進めてまいりました。いわゆる石綿管をゼロにすること、そして、給水管のみならず、その基幹的なところについても耐震化を強めるということなどを東京都と連携して進めてまいりました。私自身、歴代の水道局長と直接会いながら、部長だけではなくて、私自身が大いなる責任を持つ者としてですね、副市長とともども意見交換をしながら、三鷹市の水道事業の質を東京都に一元化された中でも、決しておとしめないような努力をしてまいりました。それゆえに時間がほかの自治体に比べて最後の最後までかかったという実情もあります。この間準備してきたことがですね、移行後も適切に進められますように、水道部長あるいは工務課長を中心に全組織挙げて、今、水道部取り組んでおりますので、その点につきましては、具体の質問に対して水道部長から答弁をしてもらいますので、よろしくお願いいたします。


◯水道部長・調整担当部長(山本博章君)  それでは、市長の御答弁に補足させていただきます。
 まず1点目のですね、東京都への移行後のですね、東京都の関係についてでございますが、御質問議員さんからもお話がありましたようにですね、水道事業におけるサービスは、何よりも大切なことは安全でおいしい水をですね、安定的にお客様に供給するということであります。そのような視点からですね、東京都ではこの8月にですね、多摩のですね、水道改革計画2011〜2014を計画を立てましてですね、それが公にされたところでございます。その具体的な内容としましてはですね、多少抽象的になりますけれども、広域化のメリットを生かしてですね、配水区域の再編と、今、市長の方からも答弁しましたようなバックアップ機能の強化ということがうたわれております。さらに御質問のありましたですね、御心配もいただきました窓口サービスの点につきましてもですね、御存じかと思いますけども、お客様センターの365日24時間対応ということ、さらにサービスステーションが12カ所ということですね。その上にですね、お客さまセンターで年間大体180万件のですね、いろんな問い合わせ等がございます。それを、いわゆる委員会等で整理してですね、お客様の声をより日常事務に反映するというサービスの向上に努めているということでもございます。さらに、三鷹市の窓口自体はなくなりますけれども、金融機関がですね、今現在、約28法人ですけども、それが160法人と、ほとんどの金融機関が使えるようになるとかですね、そのような点ではサービスが低下しないようなですね、努力をしているところでございます。
 次に、2点目の御質問ですけども、具体的な点についてお答えさせていただきます。
 お困りになっている市民の方への具体的な対応ということですけれども、先ほど申し上げましたお客さまセンターが、電話での対応になるかと思いますけれども、実際に支払いに困っているとかですね、お困りになっている方とかですね、ちょっと急に停水になったけどもとか、そのような家庭の具体的な対応はですね、より三鷹市民の実情を把握していただくためにもですね、今回、三鷹市がとったのは、PUCという東京都の受託会社、いわゆる徴収系とかですね、停水等もやっている業者に1年前倒しで委託したのはですね、やはり三鷹市の市民の実情を理解していただいてより丁寧な対応をしていただくというような視点からでございます。そのような点からも、また引き継がれた後もですね──今現在も東京都給水条例の第30条に基づいて減免とか、そういう事務をやってるわけですけれども、当然、お困りになった方がいれば分納にするとかですね、また停水についても丁寧な対応をする。現在も時には職員がですね、PUCと一緒に行ってですね、市民対応をしていると。それは引き継がれた後もそのような丁寧な対応というのは受け継がれていくものというふうに信じているところでございます。
 続きまして、3点目でございますけれども、水質検査でございますが、お客様に安全でおいしい水をですね、お届けするために、平成16年の6月からですね、安全でおいしい水プロジェクトをスタートしまして、国の水質基準よりも高いレベルでですね、東京都独自のおいしさに関する水質目標を定めております。その目標達成に向けてですね、水源から蛇口までの総合的な政策の展開を図っているところでございます。具体的にどのようなところでその水質結果について知ることができるかということですが、東京都のホームページでですね、適宜公表しているところでございます。
 それから、4点目になりますが、市内業者の問題につきましてですが、市内業者の育成についてはですね、先ほど申し上げました多摩水道改革計画2011〜14のいわゆる5カ年計画におきましてですね、その中においてもですね、より地元業者をですね、23年度まではもちろんのこと、24年度からもですね、市内業者をいわゆる工事等でですね、活用できるようなですね、方策を推進するためにですね、育成を図っていきたいというようなことがその計画の中にも盛られているところでございます。また、東京都の局長の方でもそのような答弁がなされているところでございます。
 最後になりますけれども、職員体制ですけれども、職員体制につきましてはですね、現在、業務課、工務課を合わせて20人です。来年度につきましてはですね、業務係の廃止に伴いまして、4〜5名の減というところを今、検討しているところでございます。再来年度以降につきましてはですね、決算等の残務整理に関係する職員が多少残るという必要性があるところでございます。
 私の方からは以上です。


◯都市整備部長・調整担当部長(大石田久宗君)  下水道料金の徴収に係る手数料につきましてお尋ねがございました。現在ですね、予算編成中でありますので、今後ですね、東京都と協議を重ねましてコンクリートしていきたいというふうに考えております。


◯28番(岩田康男君)  御丁寧な御答弁をいただきまして、ありがとうございました。水道という大変大事なですね、命にかかわるこの事業が、いろんな経過があって東京都が一括行うというね、こういう事態ですけども、基礎自治体として三鷹市が市民の生活に一番直結しているわけですし、いろんな相談も三鷹市に寄せられると思うんですよね、今後もね。東京都は、民間委託をする先がPUCですか、今は料金徴収を何か委託されているという。第三セクターですよね。やはり東京都の、それがいいか悪いかという議論は抜きにしてね、履行が反映をある程度できるところという点ではですね、私、先ほど申し上げました、市民のそういった苦情とか相談事ですね、そういうものが市民の立場で対応してもらうようにですね、やっぱり三鷹市からも働きかけてもらうということで、こういう事態になっても、いわゆる市民サービスというのは変わらないんだということをですね、ぜひ対応していただきたいというふうに思います。まだ3カ月ありますしですね、予算委員会もありますので、質問は後日ということにさせてもらって、この案件についての私どものこれが討論とさせてもらいます。ありがとうございました。


◯議長(田中順子さん)  ほかにはございますか。
               (「なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑、討論を終わります。
 これより採決いたします。本件は表決システムにより採決いたします。
 議案第70号について、原案のとおり決することに賛成の方は青のボタンを、反対の方は赤のボタンをそれぞれ押してください。
             (賛成・反対者ボタンにより表決)
 押し忘れはありませんか。
               (「なし」と呼ぶ者あり)
 なしと認め、確定いたします。
 賛成全員であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
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    日程第5 議案第71号 三鷹駅南口西駐輪場の指定管理者の指定について


◯議長(田中順子さん)  日程第5 議案第71号 三鷹駅南口西駐輪場の指定管理者の指定について、本件を議題といたします。
 これより質疑あわせて討論を願います。


◯17番(半田伸明君)  まず質問をさせていただきたいと思います。
 上程の際にですね、上程理由に、非公募によるという上程の理由がございましたが、なぜ非公募になったのかについての説明がございませんでしたので、まず、どんな理由でですね、本件が非公募になったのかについて、まず教えていただきたいと思います。


◯副市長(津端 修君)  この三鷹駅南口西駐輪場につきましては、既にですね、現行まちづくり三鷹に経過措置として3年間の指定管理の委託をお願いしているところでございまして、その実績を踏まえまして非公募としたということでございます。
 以上です。


◯17番(半田伸明君)  御答弁ありがとうございました。改めてちょっとお伺いいたしたいんですが、いろんなケースの非公募がありますよね。例えば地区公会堂だとかですね。そこで、ちょっとここで1回ちょっと整理しておきたいなと思うんですが、改めてお伺いしたいんですが、非公募となる対象がですね、現状はどんなものが考えられ得るのか、現状の非公募のケースについて、ちょっと総括をしていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。


◯副市長(津端 修君)  基本的な考え方といたしましては、例えばコミュニティ・センターのような施設につきましては、かねがねコミュニティ行政とのかかわりにおいて住民協議会にお願いしてきた経過から、それを非公募とすると。それから、市が設立しております各事業団等ですね、これにつきましても、それぞれの設立条例等がございますので、そうした意味で事業団との関係において、そうした施設についてはですね、例えば芸文センターであるとか、あるいは、はなかいどうであるとか、そうしたものについては、それぞれの事業団の設立のですね、条例等に基づきましてお願いをしていると。また、公募になじまない──地区公会堂等ですね、町会等にお願いしているわけでございますけれども、そうしたものは公募するよりもですね、従来の方法の方がですね、より運営に効率性があるというふうな視点から非公募としているというようなことがですね、基本的な考え方というふうに考えているところです。


◯17番(半田伸明君)  じゃ、引き続き討論します。御答弁ありがとうございました。
 非公募というやり方は、業務の持つ例えば特殊性だとかですね、極めて限られた事由に限るべきではないかと考えております。本来は、そもそも指定管理者制度という制度は公募が大原則だというのは、もう皆さん御承知のとおりだと思います。
 本件の場合ですね、駐車場管理という側面を見ると、業務の持つ特殊性というのはさほどないと考えられますし、まちづくり三鷹に限る必要性が感じられません。南口の周辺地区のですね、一体管理ということで特殊性を見出してですね、まちづくり三鷹にまとめて指定するという発想は、それは確かに考えられ得るかもしれませんが、しかし、その場合でも、まちづくり三鷹の代表取締役が現副市長であるということからですね、どうしてもやはり民法108条との関係はやはり指摘せざるを得ません。この論点については、我が会派は以前もやはり問題提起をさせていただきました。確かにその選定過程においてですね、副市長は一たん退席なさるということはですね、要綱のお話は伺いましたけれども、いわゆる除斥の観念だけで本当に足りるのかについては、やはり疑問を呈しておきたいと思います。自治体と指定管理者の間で締結する協定については、協定自体はですね、やはり民法上の行為でありますので、当然双方代理規定が適用されます。現状ですと指定管理者、要するに相手先ですね、相手先の代表が首長であれば、当然問題になる。これはもう当たり前なんですが、副市長である場合には、さほど論点になってないというのが現状のようでございます。
 しかしながら、以前お話ししたのと全く論点、同じ考えをもう一度述べることになるわけですが、市長と副市長というのは、たとえ別人格であってもですね、法的には別人格であったとしても、実質的には密接な関係が認められることなどからするならば、双方代理の問題は、市長のみならず副市長にもやはり当てはまるのではないかという我が会派の考え方はいまだに変わっておりませんし、本件でいうならば、指定管理者をまちづくり三鷹に指定しないという方策か、もしくはまちづくり三鷹の代表を、例えば副市長ではなくてですね、広く公募で集めるというようなことにするのであれば、指定管理者としての指定もあり得るのかなと考えられますが、現状はそこまでではないので、やはり反対をさせていただきたいと思います。
 そこで、最後にちょっと一言お願いがあるんですが、指定管理者の指定のときにですね、その議案が出てくるときに、上程されるときにですね、上程理由で非公募によるの場合は、非公募によるという説明があるのみでですね、今、実績があるというお話がございましたですね。そういったのが上程理由にあるわけではないですよね。で、できればそれはやはりちょっと一言つけていただきたいなと思います、上程理由の際にですね。今回も実質継続だから実績がある云々というのは、そういう理由づけが上程理由にあった場合に、その上程理由を受けて即決は理屈が通ると思うんですね。そうでない限り、本来はやはりその説明がない以上は、その説明は何だったのかを審議するのは、本来は委員会の場なんだろうなと思うんですが、私どももこれは委員会で質疑するほどでもないと思ったので即決を主張させていただきましたが、やはり筋論からすると、やっぱり上程理由に、非公募の場合ですね、なぜ非公募になったのかの一言がやっぱりあった方がスムーズかなと思いますので、その点はちょっと今後ですね、お考えをいただければなと思います。
 以上で討論を終わります。


◯議長(田中順子さん)  ほかにございますか。
               (「なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑、討論を終わります。
 これより採決いたします。本件は表決システムにより採決いたします。
 議案第71号について、原案のとおり決することに賛成の方は青のボタンを、反対の方は赤のボタンをそれぞれ押してください。
             (賛成・反対者ボタンにより表決)
 押し忘れはありませんか。
               (「なし」と呼ぶ者あり)
 なしと認め、確定いたします。
 賛成多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    日程第6 議案第72号 市道路線の認定について


◯議長(田中順子さん)  日程第6 議案第72号 市道路線の認定について、本件を議題といたします。
 これより質疑あわせて討論を願います。


◯12番(岩見大三君)  それでは、この中におきます市道第839号線につきまして質問させていただきたいと思います。
 この道路に関しましては、連雀通りを起点といたしまして、いわゆるそこから車の交通量がですね、ふえてしまうという懸念に関する質問でありますが、ここから入りまして、この先のですね、認定道路を越えたところで、一方通行があります。その一方通行はそのままさくら通りまで一直線に伸びておりまして、いわゆる連雀通りからですね、その先の一方通行に至るまでの、いわば駅までの裏道と化してしまうということがありまして、かなりの交通量のですね、増大が懸念されるのではないかということで、地域の住民の方もですね、その点に関しましては大変不安に思っている節があります。
 その点におきましてですね、現状でもその認定道路の先の一方通行道に関しましては、かなり宅急便の車だったり、そういった車がかなり高いスピードで走ったりしてですね、大変危険だということが地域の中でも言われているわけであります。その点におきましてですね、入り口部分に関しては、つまり、連雀通りのですね、いろんな配慮をしていただきまして、そこは余り車が進入しないようなことも御配慮いただいた経緯も承知をいたしておりますが、例えばですね、この認定道に関しましての、今、その先に住宅なども建設されておりまして、6メートル幅となっているわけですが、そこにつきましての、例えば今後の歩道の設置、そして、あるいはですね、ここのみならず先の一方通行道路のですね、スクールゾーンのですね、地域からの要望があればのことなんですが、そこの認定につきまして、今後のこの道路に関します安全上の対策についてのお考えにつきまして、お伺いをしたいと思います。


◯都市整備部技監・広域まちづくり等担当部長(小俣 崇君)  839号線についての御質問をいただきました。
 まず、交通量の増大が心配されるということでございますが、確かにあの地域の、今、質問議員のおっしゃったとおりですね、道路状況からして、北側への一方的な車の増大が見込まれるということでございまして、連雀通りの交差点部分をですね、現状の歩道をですね、そのまま生かして、車が新しい道路にですね、入りにくい構造としているということはまずございます。
 それと、歩道の設置の問題でございますが、当該道路は幅員が6メートルでございまして、現状の段階では相互通行を想定していることから、その幅員においての歩道の設置は非常に難しいというふうに思います。しかしながら、交通安全上ですね、そういう歩道の施設が必要だというのは十分よく理解できるところでございますので、これまで下連雀地域にですね、いわゆる安全対策としてあんしん歩行エリアという事業を展開してきました。その中で、いろんな手法はございますが、交差部については狭窄をしたりですね、それから、ハンプをしたりとか、いろんな手法がございまして、また両側にですね、構造的には平面でありますけれども、色をカラー化することによってですね、歩行者が歩けるスペースを確保するような手法でもってですね、歩道の代替措置といいますか、安心して歩けるような歩行形態を確保することも可能であるかなというふうに思います。
 まだ、当該地域はですね、住宅も50%強ぐらいの状況でございまして、今後、そこにお住まいになる方々もですね、含めていろんな御意見を伺いながら安全対策をですね、施していきたいというふうに思います。また、スクールゾーンにつきましてはですね、市がですね、スクールゾーンという指定をまずします。そして、学校側からもですね、そういう要望をですね、文書にしていただきまして、それから、交通管理者の方へ届け出るというふうな流れがございますので、今後、その必要性があればですね、そういう流れにもって進めていく必要があるかなというふうに思います。
 以上です。


◯議長(田中順子さん)  よろしいですか。ほかにはございますか。
               (「なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑、討論を終わります。
 これより採決いたします。本件は表決システムにより採決いたします。
 議案第72号について、原案のとおり決することに賛成の方は青のボタンを、反対の方は赤のボタンをそれぞれ押してください。
             (賛成・反対者ボタンにより表決)
 押し忘れはありませんか。
               (「なし」と呼ぶ者あり)
 なしと認め、確定いたします。
 賛成全員であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
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    日程第7 議案第73号 平成22年度三鷹市一般会計補正予算(第2号)
    日程第8 議案第74号 平成22年度三鷹市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)


◯議長(田中順子さん)  この際、日程第7 議案第73号並びに日程第8 議案第74号の2件を一括議題といたします。
 お諮りいたします。以上2件は総務委員会に付託し、審査を願うことにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
              (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
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    日程第9 請願
        (1) 22請願第7号 三鷹市の子育て支援策の拡充を求めることについて
        (2) 22請願第8号 保育制度の維持・拡充を求めることについて
        (3) 22請願第9号 容器ごみの発生抑制と再使用の促進を求める意見書の提出を求め
                 ることについて
        (4) 22請願第10号 「慢性疲労症候群」についての意見書提出を求めることについて


◯議長(田中順子さん)  日程第9 請願。受理いたしております請願4件については、お手元に配付したとおりでございます。
 この際、日程第9の(1) 22請願第7号から日程第9の(4) 22請願第10号までの4件を一括議題といたします。
 お諮りいたします。以上4件は厚生委員会に付託し、審査を願うことにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
              (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
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◯議長(田中順子さん)  以上で本日の日程は全部終了いたしました。本日はこれをもって散会いたします。
 なお、次回の本会議は12月20日午前9時30分に開きます。文書による通知はいたしませんので、さよう御了承願います。お疲れさまでございました。
               午前10時48分 散会