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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(平成22年まちづくり環境委員会) > 2010/06/10平成22年まちづくり環境委員会本文
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2010/06/10 平成22年まちづくり環境委員会本文

                  午前9時28分 開議
◯委員長(宍戸治重君)  ただいまからまちづくり環境委員会を開きます。
 初めに、休憩をとって審査日程及び本日の流れを確認いたしたいと思います。
 休憩します。
                  午前9時29分 休憩



                  午前9時32分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  それでは、委員会を再開いたします。
 審査日程及び本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、管外視察について、3、所管事務の調査について、4、次回委員会の日程について、5、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 市側が入室するまで休憩いたします。
                  午前9時33分 休憩



                  午前9時34分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  それでは、おはようございます。委員会を再開いたします。
 水道部報告、本件を議題といたします。アからウまでの一括での報告とします。
 それでは、本件に対する市側の説明を求めます。


◯水道部長・調整担当部長(山本博章君)  それでは、3件の行政報告をさせていただきます。
 まず1件目の平成22年度の水道部の「運営方針と目標」についてから報告させていただきます。各部の「運営方針と目標」の36ページをお開き願います。1の平成22年度における部の使命・目標に関する認識につきましてですが、この件につきましては都営水道一元化から9年目、東京都からの委託方式の解消まであと2年となる中で、東京都水道局との連携を密にいたしまして施設の更新や管路の耐震化等を図り、安全で良質な水を安定して供給できるよう市民サービスの向上に努めることを使命・目標といたしまして、業務課、工務課の2課がそれぞれの役割を果たしてまいります。
 2の水道部の経営資源、まる1の職員数につきましてですが、4月1日現在20人と、平成21年度比で7名減となっております。7名減の主な要因につきましては、円滑な委託解消を図るために業務課の徴収系業務を、東京都の管理団体でもあります株式会社PUC、さらに工務課の設計及び工事の監理業務を東京水道サービス株式会社に委託したことに伴うものでございます。
 続きまして、まる2の予算規模に移らせていただきます。予算規模につきましては、本年度の受託水道事業特別会計は20億8,856万3,000円と、平成21年度より約9.6%増となっておりますが、この主な要因につきましては、私道内給水管整備等の工事費が約8,200万円、6.3%の増に係るものでございます。
 次の37ページの3、部の実施方針及び個別事業の目標等に移らせていただきます。実施方針は、安全で良質な水の安定供給と貴重な水資源を有効活用するため、漏水防止対策の推進、さらに水道水の安定供給と市民サービスの向上を図るため、東京都水道局との連携に努めることの3点を掲げております。
 引き続き、個別事業とその目標に移らせていただきます。1の都営水道事業の事務委託解消に向けた取り組みにつきましてですが、この件につきましては、この6月に事務委託廃止に係る基本協定を締結します。この基本協定については都の水道局長と三鷹市長の間で取り交わすものでございます。この協定を得て、12月議会にこの廃止に係る議案を提出させていただきますとともに、円滑な移行に向けた取り組みを図ってまいりたいと思います。
 38ページの2以降につきましては工務課長より説明させていただきます。


◯工務課長(小泉 修君)  2の経年管(配水管)取りかえによる耐震性の向上でありますが、こちらは平成17年度より着手いたしました、昭和47年以前に布設された普通鋳鉄管──耐震性に劣る管ですが、それを強度の高いダクタイル鋳鉄管に布設がえするものでして、平成22年度は2,120メートルを布設がえし、配水管総延長に対する残存率を3.1%にします。
 次に3、初期ダクタイル管の取りかえによる耐震性の向上です。こちらは、昭和30年から40年代に布設された、管路はダクタイル管なんですが、一部高級鋳鉄管が入っている、混在している路線、これを初期ダクタイル管と申しまして、こちらは平成21年度より着手しているものでございます。こちらは、平成22年度は820メートルを布設がえし、残存率を3.6%にいたします。
 次に4、配水管の新設による配水管網の整備であります。こちらは、配水管が未布設の路線、公道、私道、そちらに配水管を新設し、配水管のループ化、管網整備を図るものでございます。平成22年度は6,880メートルを布設いたします。以上です。
 それでは、引き続き2の方、平成22年度三鷹市における主な水道工事についても御説明いたします。資料のA3判の地図をお開きいただきたいと思います。それでは、御説明いたします。こちらの地図には、平成22年度の三鷹市における主な水道工事を記載しております。こちらの中で、まず赤い線ですが、こちらは私ども三鷹市水道部が発注する配水小管の工事に係るもので、口径が150ミリ以上の中口径以上のものをお示ししております。この中では一番上の方に、ちょうど駅前にありますが、こちらはさくら通りから南側、中央通りに行く路線ですが、昨年度は駅前のロータリーからさくら通りを終えております。平成22年度はこの路線を行い、平成23年度、この路線に引き続き南側、丸正というスーパーがあるところまでなんですが、そこまでを終えることによって、この中央通りの経年管がすべて解消する予定になっております。
 引き続きこの緑色の実線で書いているものですが、こちらは東京都水道局が直轄で行います口径400ミリ以上の配水本管の布設工事で、平成22年度着手するものでございます。この中でちょうど中央ぐらいのところにあります連雀通り、禅林寺から東側へ南浦の交差点、南浦の交差点から南側のちょうど関東マツダのところですね、こちらは平成21年度から着手しておりまして、この関東マツダから南浦までのむらさき橋通り、こちらにつきましては管路工事はほぼ完了しております。今後、平成22年度はこの連雀通りに着手する予定となっております。
 次に、その路線から左側の方のちょっと下に緑色の四角く囲っているところがあります。こちら、上連雀浄水所です。こちらは、この前面の通り、調布保谷線の拡幅に伴いましてこの上連雀浄水所の改造工事を行うものでございます。内容といたしましては、この拡幅路線の範囲に入ってしまうポンプ棟の撤去・新設工事、水源井の掘りかえ1カ所、それと配水池の撤去工事、その他この浄水所内の管路工事を行うものでございます。こちらの工期は平成24年3月14日となっておりまして、現在はこの上連雀浄水所の周り、囲いの工事が終わっている段階でございます。
 次に、この地図の右側の一番下の方に工事内容ということで表をお示ししております。この中で、上の段で、三鷹市水道部施工で配水小管、1万2,090メートル、55カ所。これは、この主な工事以外に小口径、100ミリ、75ミリを含めまして全体で1万2,090メートル、55カ所を予定しております。その他として導水管工事、170メートル。次に、下の東京都水道局の直轄工事、この緑色の線の部分ですが、配水本管が3,700メートル、この8カ所は工区ということで、8工区に分かれて実施されるものです。それにあわせて配水小管1,640メートルも布設するものでございます。
 次のページをお開きいただきたいと思います。こちらは、三鷹市水道部で主要事業と位置づけております経年管の取りかえ工事の進捗状況でございます。これは平成17年度に着手したものでして、その当時は全体で3万1,932メートルの経年管があったものが、この棒グラフのところですが、平成22年度末には1万492メートル、3.05%、先ほどこれを四捨五入して3.1%の残存率になるものです。こちらは、今後私ども、委託解消しましても、東京都が引き続き行いまして、現段階では平成25年度末の解消を行う予定となっております。
 続きまして、次のページ、裏面になりますが、こちらは経年管の工事の様子でございまして、上の左側は撤去した普通鋳鉄管、その右側は管路を切断する様子でございます。下に参りまして、下の2枚は新しいダクタイル鋳鉄管の耐震継ぎ手を有したものを布設するところでございます。以上でございます。


◯水道部長・調整担当部長(山本博章君)  引き続き、3件目の報告事項に入らせていただきます。お手元に配付してございます「東京水道経営プラン2010」概要版をお開き願います。東京都水道局におきまして、この1月に平成22年度から平成24年度を計画期間といたします「東京水道経営プラン2010」が作成されましたので、お手元に配付させていただいたところでございます。この東京水道経営2010の概要版に基づきまして、プランの主な政策につきまして説明させていただきたいと思います。
 1ページをお開き願います。経営方針ですが、この1ページから2ページにかけましては、安心、安定等、5項目の主要課題と対応の方向性について示されているものでございます。3ページから4ページになりますが、ここでは主要課題に基づきまして、施設の整備指標と経営指標を掲げているものでございます。
 飛びまして7ページから9ページに移らせていただきます。ここでは主要課題について具体的な施設整備の指標と経営指標を定めているものでございます。この7ページの(2)の安定給水のまる3の水道管路の継手化緊急10カ年事業の推進につきましてですが、この部分については、今までの計画を前倒しいたしまして、平成24年度末で24%から32%に引き上げる、平成31年度末で48%と、耐震継手率を48%まで引き上げるというものでございます。
 続きまして、8ページの(1)の多摩地区水道の広域的経営に移らせていただきますが、このまる1の多摩地区水道経営改善の着実な推進を図るため、5カ年計画を策定するとしておりますが、この内容と概要につきましては、今年度中に策定化される予定というふうに聞いております。今東京都でこの部分については検討中ということでございます。
 行政報告につきましては以上でございます。


◯委員長(宍戸治重君)  ありがとうございました。市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。


◯委員(伊藤俊明君)  今、最後に御説明していただいた、この東京都の経営プラン2010の中の(2)の安定給水の中の水道管路の耐震継手化緊急10カ年事業の推進ということで、これは三鷹市でこの事業に該当するところはどのくらいあるのか。それとも、これは経年管のダクタイルの鋳鉄管に布設がえしていますね、それがこういうことと同じ事業なのか、その辺と普及状況をお願いいたします。


◯工務課長(小泉 修君)  耐震継手化緊急10カ年事業につきましてでございますが、今までは経年管が一番古いもので、三鷹市は昭和47年以前、初期ダクタイル管は、三鷹市におきましてはその以降の昭和48年度に入れたものが該当しておりまして、これまではその昭和48年以前の管しか耐震工事というのは対象になっておりませんでした。そこを東京都はそれ以降の、東京都におきましては昭和54年以前の管を位置づけているところでございまして、それに基づいて三鷹市でも昭和54年以前、実際は石綿セメント管の配水管をずっと布設してきましたので、三鷹市においては昭和53年と昭和54年、その2年分がここに該当いたします。延長としては全体で2万メートルぐらいかなと思うんですが、それを10カ年で前倒しでやっていく、そのような工事になっております。


◯委員(伊藤俊明君)  ありがとうございました。いずれにしても大事なことなので、安定供給に向けてしっかりと取り組んでいただきたいと思います。
 それと、ここの運営方針と目標の中の38ページの4番の方ですね、この配水管の新設による配水管網の整備ということで、こちらの方は今目標としても6,880メートル布設しますということですけれども、これは全体の何%ぐらいに該当するのか、これだけ残存率が出ていないので、その辺を。


◯工務課長(小泉 修君)  4番の配水管の新設工事でございまして、こちら、公道と私道がございまして、公道につきましてはほとんど三鷹市内は布設されておりますが、ただ、都道なんかで拡幅される場合ですね、今まで片側に1本しか入っていないのを両側に入れる、これが新設に当たりますので、そちらにつきましては東京都の建設局の工事計画に沿った形となりますので、パーセント的にはお出しできないところとなっています。
 あと、私道につきましては、路線的には相当数がありまして、そちらにつきましても要件であります給水管が3本以上ふくそうしている、あるいは10世帯以上その路線からとっている、そういう路線がすべて対象となりますので、こちらも延長的には集計はしていないところでございますが、できる限り私どもの優先順位をつけまして、必要と思われるところから順次進めてまいりたいと考えております。以上です。


◯委員(伊藤俊明君)  ありがとうございます。引き続き安定供給に向けてしっかりと取り組んでいただきたいと思います。ありがとうございました。


◯委員(川原純子さん)  2点ほどお聞きしたいんですけど、水道管なんですが、今私道に関してはとありますね。ですから、市道から奥に引っ込んでいるお宅だとか、無私道とか、そこに関しては水道管が古いままという形になっちゃうわけですね。そういう場合というのは、個人のそれぞれのお宅の希望によって取りかえてもらうとか、そういう場合にはお金を払えばやっていただけるのか否か。やっぱりせっかく三鷹市でステンレス管がきれいになって、ですけれども、そこから自宅、実際に口に入るものに関しては、今皆さん、浄水器とかつけているお宅も多いんですけれども、せっかくこの東京水がおいしいと言っているにもかかわらず、自宅の蛇口に行くまでの管がさびついていたりとか、汚かったりとか、そうなってきた場合というのは取りかえ工事というのはどうなるのかという点。
 それから、もう一点が、調布保谷線の拡幅工事によって、この上連雀浄水所──先ほど御説明の中でポンプ棟の今撤去作業とおっしゃっていました。そうなってくると、拡幅工事で敷地が狭くなったりして、今までのあった設備等がそのまま集約されるのか否か、また使われ方が違ってくるのか、今までどおりなのか、そこをお聞かせいただきたいと思います。


◯工務課長(小泉 修君)  それでは、1点目、私道の給水管でございます。この私道の給水管は先ほど委員さんのお話がありましたように個人の所有物になっておりまして、原則的にはお客様が布設がえするということになっておりますが、実質漏水とか老朽化による支障なんかが考えられますので、メーターよりも道路側というんですか、道路部分に関しての維持・管理はすべて私どもが行っております。例えば漏水したりすると、私どもの費用で直すということになります。
 それと、老朽化した、今までは石綿管の給水管とか、鉛の給水管、その辺については順次私どもの費用で行って、それに関してはすべて終わっているところでございますが、私道で古いのはビニール管になっております。ビニール管は実際さびとか何かは出るものではありませんが、ただ、老朽化すると漏水の危険性がある。そういうことで、同じ口径であれば、私どもで漏水の可能性がある場合は私どもの費用で行っていきますが、お客様の要望で口径を大きくしたいとか、その辺はすべてお客様の費用となります。実際工事はお客様が指定事業者に頼んで行うことになっておりますが、私ども水道部の方に依頼を受けるシステムにもなっておりますが、その場合、私どもが設計を委託をかけて業者に入札とか、その辺で時間的なものとか、金額の面とか、現状では皆様が指定事業者に頼んで工事を行っているところでございます。
 続きまして、上連雀浄水所の工事の件ですが、現状の施設、ポンプ棟は場所を移設する、あと配水管路も移設して、現状の施設の中で運用するということになりますが、ただ、今回の工事で東京都からの補給水──約4割を占めているものですが、これが調布保谷線に幹線の水道管1,500ミリと1,350ミリ、1,500ミリは町田の方へ行く管と1,350ミリは新狛江線、狛江の方へ行く管がありまして、現状では町田線から口径700ミリで引き込んでいるのみでした。それを、今回狛江線──もともと浄水所内に引き込みだけはあったのですが、それもすべて配水池の方へ持ってきてダブルで東京都からの補給水ができるようになります。ですので、敷地は同じで、施設的にはその中で運用されるんですが、新たなものとしては東京都からの補給水ですか、それが1系統ふえる、そのようなことになっております。以上です。


◯委員(川原純子さん)  ありがとうございました。結構です。


◯委員(栗原健治君)  それでは、飲み水、上水の安定供給ということで設備整備が重要な点だと思うんですけれども、費用も大変大きくかかる事業だと認識しています。安定供給とあわせて市民が使う上で利用料金の安定化というのも、市民が安心して上水を使うということの要因だと思います。今後の利用料金の見通しですね、安定供給とあわせて市民が使いやすい、安心して使える料金の体系で維持していくのか、今の現時点での予測というか、実感をお伺いしたいと思います。


◯水道部長・調整担当部長(山本博章君)  今後の安定供給に向けた取り組みと利用料金との関係ということになるかと思いますが、お手元の先ほど御説明させていただきました経営プランの10ページをごらん願います。この一番上の方に、この10ページが今後のその見通しになるかと思うんですけれども、財政の収支計画、経営努力、整備計画、その3つのバランスが大切になってくるのではないかと思います。そのような中で、特に財政収支計画も、インフラを整備すればするほど当然お金はかかってくるわけですけれども、そのような中でも経営努力をして、またインフラの整備は先ほど言った耐震継手率を前倒しでやっていくとか、そういう安定して、安心して供給できるようなシステムを考えていくという中で、東京都の方としては利用料金の今現在の維持に最大限努めるという方向で、このような計画も立てているということでございます。以上です。


◯委員(栗原健治君)  わかりました。財政収支計画、すごく重要で、本当に事業費がかかれば、利用料金にも将来反映させていかなければならない事態というのも生まれると。そういう中でも利用料金に連動しないように、事業の進め方も効率的に、また計画的に進めていただきたいと、東京都の方にもぜひ要請していただきたいというふうに思います。


◯委員長(宍戸治重君)  以上で水道部報告を終了したいと思います。
 休憩いたします。
                  午前10時01分 休憩



                  午前10時03分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  委員会を再開いたします。
 生活環境部報告、本件を議題といたします。アからエまでについて一括での報告とします。
 それでは、本件に対する市側の説明を求めます。


◯生活環境部長(高畑智一君)  おはようございます。私ども生活環境部の行政報告は4点でございまして、ア、イ、ウ、エとございます。アにつきまして、生活環境部の運営方針と目標につきましては私と清水調整担当部長から、イ、ウ、エにつきましてはそれぞれの担当課長から報告をいたさせますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、生活環境部の運営方針と目標につきまして御説明申し上げます。お手元の資料、各部の運営方針と目標の中の13ページからでございますけれども、14ページのところが実施方針が書いてございます。実施方針のうち黒ぽちの2点目、環境保全の推進でございます。環境保全の推進につきましては、環境マネジメントシステム(ISO14001、簡易版)の運用を進めるということで、学校版EMSシステムの構築をするということを明文化をいたしました。実を申しますと、実施方針は前年度の自治体経営白書で掲げた5項目の方針を骨子にしておりまして、施政方針に沿った新たな課題への対応を付加して構成しております。重点管理事業は12事業ということで、これは全体の話でございますけれども、本年度は市制施行60周年記念事業ということで、全体では全庁的に18本の事業が計画をされておりますけれども、このうち3割に当たります6本の事業が私ども生活環境部の関連の事業でございます。
 自治体経営白書の骨子をベースとしながら付加しているわけでございますけれども、学校版のEMSにつきましては2校から3校、今指導室と調整をしておりまして、少なくとも小学校1校、中学校1校には学校版の環境マネジメントシステムを導入していこうという考え方でございます。
 1つ飛びまして、産業振興と生活者支援の関係でございますけれども、昨今の厳しい景気動向にも留意しながらセーフティーネットの強化策といたしまして、緊急不況対策や緊急雇用創出事業の実施などを盛り込んで事業所の活性化や本業の確保、就労支援に努めるということにいたしているところでございます。
 それでは、個別事業とその目標につきましてそれぞれ御説明を申し上げます。


◯生活環境部調整担当部長(清水富美夫君)  では、私の方から順次御説明させていただきます。
 まず1点目の緊急不況対策・緊急雇用創出事業の充実ということで、生活経済課で所管をしているものでございます。企業の経営状況が改善傾向にあると言われながらも、不況は厳しいものが残っている状況でございます。特に私どもで行っております緊急不況対策における融資制度につきましては、本来利用件数が少ない方が望ましい、方がよろしいんですけれども、やはり不況の現況を考慮しますと、これまでと同様に事業を継続していくことが求められているということもございまして、昨年度に引き続き緊急の不況対策を実施をしていきたいということで思っております。
 2点目の商工会・商店会連合会との協働による商店街活性化事業の推進、いわゆるむらさき商品券事業でございます。これにつきましても3度目を迎えております。事業の中身につきましては、商工会とよく連携しながら事業効果を高めるよう、さらに中身の検討をしていきたいと思っております。また、この商品券事業を通じて各個店がさまざまな努力、工夫をしながら組織力の向上を図れるような契機にもしていきたいと思っております。
 3点目、三鷹市の都市型産業誘致条例(仮称)の制定でございます。経済課の所管でございますが、企業誘致に向けまして私どもも今検討しております。地域経済の活性化、雇用確保等を中心にしまして、持続可能なまちづくりをつくり上げていく1つの手法として、企業誘致条例を制定をして事業を進めていきたいと思っているところでございます。


◯生活環境部長(高畑智一君)  4点目の環境基本計画の推進とみたか環境フェスタ2010の関係でございます。これは市制施行60周年記念事業ということでございまして、環境対策課の所管でございますが、まず環境基本計画の推進につきましては、「循環・共生・協働のまち みたか」の実現に向けまして、庁内組織でございます三鷹市環境施策推進会議におきまして環境基本計画の進捗状況を管理するということで、今取り組んでおります3大プロジェクトが、市長が議会の方でも答弁しておりますとおり、環境保全意欲増進・拡大プロジェクト、温室効果ガス排出量徹底削減プロジェクト、快適環境空間創造プロジェクトということで、事業者、市民、そして我々ということで、3者の進捗状況を管理していきたいというふうに考えております。
 それから、いよいよ今月の6月26日の土曜日ですけれども、市制施行60周年記念事業といたしまして、みたか環境活動推進会議と市が協働でみたか環境フェスタ2010を開催をいたします。協力団体は約70団体ということで、お隣の航空宇宙開発機構ですとか、天文台ですとか、富士重工さんなどの協力を得ながらにぎやかに開催をしたいというふうに考えてございます。この中で1日とはいえ、見て、来て、触れて、楽しんでいただいて、そして食べることも含めて、この環境の1日を過ごしていただく中で環境への関心をさらに高めてまいりたいと考えているところでございます。
 5点目でございます。環境マネジメントシステムの運用とスーパーエコ庁舎推進事業の推進ということで、これも環境対策課関連でございます。環境マネジメントシステムを運用いたしまして、市庁舎等──現在ISO14001の認証を受けておりますけれども、これを維持し、環境センターの認証の更新をさらに行いまして、簡易版EMSの運用を支援いたしまして、2施設の審査・認定を行ってまいりたいと考えております。
 それから、大きな特徴点は、今年度は教育委員会の主導によります学校版環境マネジメントシステムの導入ということで、この構築モデル校を、ただいま2校と申し上げましたけれども、2校から3校、小学校1校、中学校1校、または小学校2校、中学校1校を、今現在指導室とその構成について協議中でございます。
 ここでまた省エネルギー法が改正をされまして、石油換算合計が1,500キロリットル以上の事業所対象に、三鷹市もその1,500キロリットル以上の事業所の対象になりますものですから、特定事業者として中長期計画の策定など、総務課、公共施設課及び企画経営課などと共同してしっかりと取り組んでまいりたいというふうに思っております。
 今年度は第二庁舎の複層ガラス化と照明器具の高効率化及び人感知型のLED化を実施することといたしております。省エネルギー化を進めまして地球温暖化対策を推進し、昨年度実施いたしました本庁舎の複層ガラス化や中庭の芝生化の効果等を検証して、モデルルーム的に実際に中庭の芝生、それから陽光パネル等、複層ガラスにさわっていただいて、ぜひ、まず隗より始めよではないですけれども、見ていただいて、誘導、PRに努めていきたいというふうに考えております。


◯生活環境部調整担当部長(清水富美夫君)  17ページの10番、農業関係団体との協働による都市農業の推進でございます。御案内のように農地も年々減少している状況もございます。一方、農地の持つ多面的な機能という意味合いからも、農地というのは市民の共有の財産である。そういう視点に立って関係団体と連携しながら農地の保全について努めてまいりたいと思っております。ことしは特に市制施行60周年ということもございますので、その農業関係団体と協働で農業祭を開催をする、1つ。それから、毎年都市農業を育てる市民のつどいも行っております。その実施のほかに認定農業者制度、これをさらに普及促進をさせていただきたいと考えております。また、援農ボランティアさんの、いわゆる担い手づくりにつきましても協働によって実施し、農業振興の推進を図ってまいりたいと思っております。以上でございます。


◯生活環境部長(高畑智一君)  それでは、イ、ウ、エにつきましては、それぞれ一括して各課長から説明をさせますけれども、よろしいでしょうか。
                 (「はい」と呼ぶ者あり)


◯環境対策課長(岩崎好高君)  それでは、イ、「京王電鉄京王線(笹塚駅〜つつじヶ丘駅間)連続立体交差化及び複々線化事業」に係る環境影響評価方法書に関する三鷹市長の意見の提出について、御説明させていただきたいと思います。
 こちらにありますように、事業者である東京都知事から環境影響評価方法書、こちらはどういう形でアセスを行うか、どういう方法で行うかというものなんですけれども、この京王線の連続立体交差化及び複々線化事業に係るこの方法書が東京都知事に提出されたことを受けまして、東京都は平成22年2月8日に公示を行い、同日2月8日から3月8日までの期間、縦覧及び閲覧を実施いたしました。三鷹市におきましても環境対策課を縦覧場所といたしまして、相談・情報センター、東部市政窓口、新川中原コミュニティ・センターを閲覧場所として縦覧及び閲覧を実施いたしました。その後、東京都知事より平成22年5月6日付で、この方法書に関する三鷹市長の意見を求める照会がございましたので、5月25日開会の環境保全審議会で三鷹市長の意見を諮問し、同日に答申を受けましたので、6月2日に東京都知事へ別添のとおり三鷹市長の意見を提出させていただきました。
 資料1をごらんいただけますでしょうか。こちらに三鷹市長の意見の回答を添付させていただいております。裏面になりますが、三鷹市民から提出された意見については、環境保全の観点から誠意を持って十分な対応を行うこと。今後、環境基準の項目の追加や基準値の強化などがあった場合には、それらの情報を三鷹市民、関係機関等に周知し、その意見を反映しつつ速やかに対応することという三鷹市長の意見を都知事に述べさせていただきました。
 簡単に御説明をさせていただきたいと思いますので、資料2をごらんいただければと思います。中を開いていただきますと、工事着手までの手続というのがございます。右側に環境影響評価の流れという形で、一番上に環境影響評価方法書の作成というのがございます。こちらが作成されて、都知事に提出されました。その下の住民等の意見書というのがございまして、こちらの中に含まれることとして、三鷹市長の意見を求められたという形で、意見を述べさせていただいたところです。
 中身を開いていただきますと、長い形になりますが、そちらの左側に平面図、縦断図というのがありますが、平面図の左側に三鷹市と書かれているところがございます。ごらんのように三鷹市域にこの鉄道がかかることではなくて、あくまでも鉄道から200メートルの範囲で環境影響評価、アセスを行うという形になっていますので、それでこちらの方に意見が来たという形になっております。右側の仙川駅と書いてあるところに標準横断図というのがありますけれども、仙川駅の周辺は地下に上りと下りが1つずつ、それから上部というか、今までの既設の路線がそのまま上り下りであるということで、ほとんど影響を受けないような状況になっています。騒音とか、振動とか、大気等の項目についてどういう方法で事業を行うかということがありましたが、先ほど申し述べたような今後基準が強化される、あるいは項目がふえるようなことがあったときには、三鷹市、市民及び関係機関等に周知して徹底を図るような形の意見を述べさせていただいたところです。
 私の方から報告は以上です。


◯生活経済課長(鈴木伸若君)  それでは、ウの三鷹市都市型産業誘致条例(素案)のパブリックコメントの実施について、資料の説明をさせていただきたいと思います。ごらんいただければと思います。
 これはですね、三鷹市産業振興計画2010に企業誘致に関する条例の検討を掲げてございまして、少し具体的に固定資産税、事業所税の減免など、インセンティブを設けるなど、企業誘致に関する条例制定を検討を行いますというふうに定めているところでございます。そこで、市が昨年11月に庁内に設置した検討チームで6回にわたる検討を重ねた結果を報告書として提出を受けたわけです。これを基礎に4つの視点でいわゆる素案を検討してまいりまして、1つが産業の活性化、2つ目が新たな雇用の創出、3つ目が適正な土地利用、4つ目といたしまして将来における税収構造の安定化というものでございますが、こうした視点で三鷹市都市型産業誘致条例(素案)として策定をさせていただきました。市内事業者の経営拡大による移転、そうしたことを含めて積極的に企業を誘致するということによって、ひいては市民生活の向上に寄与するというふうに考えているところでございます。本日は、この条例素案のパブリックコメントということを行うに当たりまして、数回情報提供をさせていただいてございますけれども、ここでは概要について説明をさせていただこうと思っています。
 1枚資料をめくっていただきますと、資料1としてA4の横書きのものが用意してございます。三鷹市における都市型産業の誘致イメージでございます。企業、指定誘致協働事業者──右の下ですね、それから三鷹市と設置される審査会、そうしたものを模式化してございます。こうした誘致の仕組みの前提条件としては、市としてはまず進出の希望のある企業について、審査会の意見を聞いた上で誘致企業を指定をしていきます。市は指定企業が操業を開始した後、企業や土地所有者の固定資産税、都市計画税及び事業所税がかかるような規模の企業であれば、事業所税もその対象に含め、納付をされた後の税相当額を年額1億円を上限にして5年間、インセンティブとして企業及び指定誘致協働事業者に助成金として交付をしようと考えているところでございます。
 次に誘致対象企業の条件でございます。左の下、四角に囲んでございます。ごらんいただければと思いますが、都市型産業の分野の企業であること、それから2つ目のなか黒点は賃貸・購入する土地が500平米以上もしくは投下固定資産の額が1億円以上、そして常用雇用者数が10人以上というような企業を条件としているところでございます。
 誘致協働事業者に当たっては、これらの企業が条件を満たすということが条件になりますが、土地所有者ですから相当の固定資産税、都市計画税をやはり5年間ペイバックするという形で、支払済みの固定資産税を交付金にかえて助成していくというものでございます。なお、特徴点の1つでありますが、三鷹市では売却をした場合、すなわち譲渡があった場合でも、譲渡年度の固定資産税、都市計画税相当額を企業が操業開始した後に、その部分を譲渡された土地所有者の方に助成金として交付するということを考えております。これは三鷹市の特徴であろうかと考えているところでございます。
 次に、資料2をもう一枚めくっていただきますと、上の方の1に指定要件と支援措置の関係をマトリックス表のようにまとめたものがございまして、左側の列が支援対象者、これは上段が企業で、下段が指定誘致協働事業者になります。次の列が指定の対象行為でございます。その行為は事業用地の取得、あるいは賃貸、投下固定資産の額ということで分けてございまして、一番右の列がそれぞれに当たります支援措置を記してございます。固定資産税、都市計画税相当額などに丸をつけているところでございます。網かけの部分は対象とならない部分でございます。
 先ほど御説明いたしましたように誘致協働事業者、500平米以上の土地を譲渡した場合、企業が指定されることを条件と申し上げましたが、譲渡年度分のみ固定資産税、都市計画税相当額が交付金として支払われるということでございます。なお、表の下に米印を2つほど打ってございます。1つは、同一の土地・建物に係る指定及び同一企業に対する指定、これは厳に1回だけというふうに制限をしてございます。それから、前にこちらの委員会でも御指摘いただいた点であります、5年間助成をするということでありますので、この事業者は10年を事業継続していただきたいと。もしそれがかなわない場合には助成金の返還を求めるというような措置を講じてまいりたいと考えてございます。
 2として、指定企業の事業分野を記してございます。議論の形態では、小売あるいは卸売のいわゆる商業的な施設、そうしたものも考えてございましたけれども、特にそういう立地を希望する駅前の地域においては、この誘致をするという前に立地していただけるものというふうに考えまして、この条例の対象からは小売・卸売業、これについては除外をしてございます。
 今後のスケジュールでございますが、6月18日より7月18日までパブリックコメントを行いまして、7月の末に商工振興対策審議会に諮問をいたしまして答申を得た後、9月に議案として上程をしてまいりたいと考えています。
 参考資料の1あるいは2として、参考資料1は条例の素案、参考資料の2は、検討チームで検討された内容を報告書としてまとめたものでございます。これがベースになっておりますけれども、申し上げましたように若干変更を加えているところでございます。
 それでは、最初のページにお戻りいただきたいと思います。これまでの概要説明で漏れたところを拾いながら条例素案の概要のところを少しお話をさせていただくんですが、目的については割愛をさせていただきます。2つ目の白い丸、誘致を促進すべき地域でございます。これは住居系用途地域を除きます用途地域に適用したい。市内全域というふうに考えていただいてよろしいかと思います。
 それから、特別住工共生地区については、その対象とするというものでございます。
 誘致企業の中では、分野は御説明をさせていただきまして、次のページをめくっていただきますと、裏面です。審査会の設置でございます。これは学識経験者や企業誘致に関する知識をお持ちの方、そうした方々に委嘱をさせていただくわけでありますけれども、現在事務方としてはこの人数を3人から5人程度にとどめて、実態として御審議をいただけるような、そうしたものを考えているところでございます。
 支援内容は先ほど申し上げましたが、真ん中よりちょっと下に別表として四角でくくったA、B、Cのランクをつけて、交付額それぞれ、納税済みの固定資産税、都市計画税、事業所税相当額の100%、80%、60%というように記してございます。これについては、企業の社会貢献度などを総合的に判断をいたしまして、この審査会の委員さんにこうしたランクを決めていただこうというふうに思っています。そのランクによって交付額の率を変えていきたいと考えているところでございます。
 そして一番下、責務。(1)事業者、(2)が商工会などの経済関係団体、それから(3)として市のそれぞれの責務を記してございますが、市の責務で特徴としてはですね、権限を有する東京都と調整あるいは要望して用途地域の変更などが速やかに行える、あるいは準工業地域の指定が三鷹市では限定されていますので、そうした地域の場合によってつけかえというようなことも都市計画制度の中で行っていけるよう、そうした取り組みを市として今後東京都と調整をしながら進めてまいりたいと考えているところです。以上です。


◯都市農業担当課長(板橋久夫君)  エの三鷹市農業振興計画(改定)の一部改正方針(案)について、御説明申し上げます。
 資料の1ページの1、改正の必要性につきまして説明させていただきます。農地法が改正され、平成21年12月15日に施行されております。これと同時に、農業経営基盤強化促進法も一部改正がなされております。東京都においても、農業経営基盤強化促進法を作成するための指針の東京都農業振興基本方針を平成22年3月12日付で改正をしているところでございます。これを受けまして、三鷹市では改正から3カ月以内、期日につきましては6月11日──明日なんですが、これまでの間に三鷹市農業振興計画を施行をする形を求められておりますので、現在東京都に三鷹市農業振興計画の改正の同意申請を行っている状況になっております。
 続きまして、2番のこれまでの計画改正の経過につきましては、中ほどの表1が国、2が都、3が三鷹市となっておりますので、ごらんいただきたいと思います。
 資料の裏面の2ページの方にお移りください。改正方針(案)でございます。今回の改正につきましては、三大都市圏の都市農業に限定されたものではなく、全国一律の法定事項が対象となっております。また、改正に伴いましては、短期間に改正する必要があるために必要最小限の部分改正とし、全面的な文言の修正は行わず対応していくような方向性をとっております。内容につきましては、平成20年7月に改正いたしました別冊の三鷹市農業振興計画(改定)のところに追加事項としてございます。続きまして、本計画の改定につきましては、第4次基本計画策定にあわせまして、平成24年3月に全面改定を行う予定をとらさせていただいております。
 続きまして(2)の改正点について、御説明を申し上げます。効率的かつ安定的な農業経営を営む者に対する農地の利用集積に関する目標、これにつきましては、農地の利用に占める面積のシェア、これは三鷹市の農地の総面積の20%を確保していくという形で、認定農業者の方々が所管する農地を20%を最低限として目標を立てているものでございます。米印以下の点につきましては、三鷹市が市街化区域であるため、本市では記述が不要のために削除、除外等をしているものがイ、ウ、エ、オになってございます。
 続きまして、4番のスケジュール表の方をごらんいただきたいと思います。現在6月の中旬の位置になってはございますが、東京都の改正を受けましてこのような形で準備を行い、JAの意見を聞き、並びに都知事の方に同意を求める事項を対応している状況になっております。昨日東京都の方に状況を確認してございます。それにつきましては近々で同意がおりるという方向性の確認はとれているところでございます。説明は以上でございます。


◯委員長(宍戸治重君)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。


◯委員(栗原健治君)  端的にいきたいと思います。初めに、運営方針と目標という点で、この深刻な不況下のもとで景気回復の見通しがなかなかまだ見えてこない状況、一番足元の三鷹まで来るには、一部の経営の状況も改善してきているという全体の流れの中でも、これから本格的にこの町場におりてくるまでには時間もかかるし、そこまで来るかどうかもまだ定かでない不安定要素もあると思います。その中で、中小企業に対しての融資事業、目標も掲げて事業活性化に力を注ぐということですけれども、実際にこの融資を借りられて年度末本当に助かったという話も聞きました。その一方で、なかなか借りることに至らない声も聞いています。本当に今の資金繰りを改善していく上で、地元の中小商工業者の方々の融資の要望にこたえるような行政の橋渡しの役割をぜひ強めていただきたいと思うんですけれども、この点での取り組みをお聞きしたいと思います。
 産業振興条例、誘致の件ですけれども、三鷹の商工業、また工業の誘致をすることによって、全体、三鷹市の工業が本当に力を持つような誘致につなげていくことが必要だと思います。この点で、方針の中でも掲げられていて、地元への貢献度、また経済効果などを審査するということで審査会の設置なんかも掲げられていますけれども、地元への貢献度という点でですね、税収だけではなくて、その企業だけの税収ということじゃなくて、三鷹に今ある頑張っている工業者にも波及するような誘致が必要だろうと。その点での働きかけというのがすごく重要なイニシアチブを行政がとる立場であると思いますので、その点で努力をしていただきたいと思うんですけれども、取り組みをお伺いしたいと思います。
 1点、エコの件なんですけれども、庁舎の中でも芝生があって、太陽パネルも設置するという形で、目に見える形で推進していくということですけれども、このパネルの位置、西側に設置されていて、南側の設置というのも考えられなかったのかという点を疑問として出されていた部分があるので、パネルの設置場所を選定、これから設置を普及していく上でも、こういう形になった理由が具体的にわかれば、エコの取り組みもお知らせしやすいと思いますので、1点伺っておきたいと思います。お願いします。


◯生活経済課長(鈴木伸若君)  初めに、融資事業に関して行政の役割という話で、資金繰りに困った中小企業への支援の具体的な役割としてお話をいただきました。なかなか難しいところがあるということはこれまでもお話ししたとおりでありますけれども、その難しい要因を少し御紹介させていただきたいのは、金融機関にこの事業は私どもはあっせんをして、金融機関に融資をお願いしている。金融機関も緩く融資を重ねてきた結果、いっときかなり窮して、いわゆる金融危機が起きてしまった。そうしたことが背景にあるわけであります。
 その後不況という形で現在も引き継いでいるわけですから、金融機関が不良債権となるようなことは、恐らく金融機関自身としては持ちたくないというのは、これは経営としては当然なんだろうというふうに考えているところです。しかしながら、いわゆる保証協会をして保証をつけているという融資でありますので、何としても要望に対して満額こたえていただきたいという気持ちはあるわけですが、いろいろ調べますと、保証協会もですね、満額保証がつくものと、8割しかつかないものというものがあって、8割しかつかない、いわゆる2割の部分は保証協会みずからがそれを負担するということであります。
 御承知だと思いますが、そういう状況下にあって20%を類推しながら今の資金が回収されないと、信用保証したもののうちの20%が回収されないと、保証協会はそこで倒れてしまうという状況にあるそうです。実際の額はもう少し少ないというふうに率を聞いていますが、そういう状況下にあってですね、あっせんという方策でこれに臨んでいる以上は、おのずと今行っているのが限界だろうと。すなわち私どもができるだけ早く融資を実行してほしいとか、そうした点では何とか実を結ぶにしても、希望される額の満額をというのはなかなか難しい状況にあるということをぜひ御理解いただきたいと。その上でも、私どもなりに努力をしていると。これを改善する方策は1つしかなくて、税金を直接注入する、いわゆる直接融資になろうかというふうに思っていますが、これは万が一の不良債権を市が抱えることになりますので、そこはなかなか難しい方策だろうと考えています。
 こうしたことをこれまでも重ねてお話をさせていただいていますけれども、今のところ融資を早くしてくれだとか、審査機関が重複した審査で時間稼ぎをしないということをお願いするにとどまるのかなと思っています。
 2つ目、誘致条例に関しては本当におっしゃられるとおりだと思っています。単にどこかの企業が三鷹市に進出される、それだけでは全く意味がないというお話でした。既存の企業さん、特に小さい企業さんが一緒に力を合わせて潤える、そうした仕組みにすべきだということについては全く異論がなく、私どももそういう制度になるように今後運用面など今検討していますので、そこについては力を注いでいきたいというふうに考えています。以上です。


◯環境対策課長(岩崎好高君)  太陽光パネルの御質問をいただきました。まず1つは、芝生との関係で自動かん水装置の電源として使うということで、見える化、ここの発電した電気を自動かん水装置に使っているんだという部分が1つございます。
 それから、一番最初は、実はこの本庁舎の屋上に設置できないか、見えないんですけれども、それが一番発電効率はいいというところで検討したんですけれども、防水工事を実施したばかりで、そこに基礎を打って穴をあけてしまうと防水の効果が落ちてしまう、あるいは保証がされなくなってしまうという関係で、そこは残念ながら断念せざるを得なくなったという点もございます。
 それから、南側に設置するというのは、1つは、太陽が南中高度が高くて、真上から真下におろす形で壁面に設置すると直接当たる角度が非常に少ないと。西側でしたら、ごらんのとおり西日が非常に差しますので、その効果がもう若干あるのではないかということでさせていただきました。場所について、西面の南側になったというのは、御存じのとおり幾つか、2階、3階等に非常用のはしご等がありまして、そこを避けて、そういう非常用の脱出口がないところというところで、今の現状位置という選定をさせていただいたというのが今回の太陽光パネルの設置の状況になります。以上です。


◯委員(栗原健治君)  ありがとうございます。三鷹市の都市産業誘致条例の点ですけれども、この誘致することによって三鷹の工業が活性化するように、大きな力をつける、三鷹市の工業ということでブランドが上がるような取り組みをしていくことが大きな意味があると思いますので、ぜひ地元の工業者の実態も聞きながら、どんな誘致が関連して一番力になっていくのかという点もリサーチする必要があるんじゃないかと。その点では、地元の商工業の実態も調査をした上で、より三鷹市にとってメリットがあるものへと事業を進めていただきたいというふうに思います。
 そういう点では、融資の件でも実態がどうなのかという点が、この保証する上でも重要だと思うんですけれども。なかなか厳しいからこそお金を融資をしてもらいたいということで、査定の制度というのは本当に保証協会すらも存続する上では重要な視点だということは認識しています。それを補う形では直接融資しかないということですけれども、それはなかなか難しいだろうと。ただ、将来的にはそういう難しい部分も検討しなければならない課題ということでは議論をしていく必要があると思いますし、実態をしっかりとつかんだ上で橋渡しの役割をしていくことも、行政の中間を取り持つ市民が期待している役割だと認識をしています。ぜひ借りられる場合には本当に速やかに、早く貸せることが最終的に決まるのであれば、審査というのを短くすることもすごく重要なことですし、三鷹市としての、言ってみれば実態を調査した上でイニシアチブをとっていけるような役割もぜひ強化していただきたいと思います。融資の点でまだまだ深刻な事態というのは続いているので、この役割というのはすごく重要ですので、今後の取り組みに期待していますので、よろしくお願いいたします。


◯生活経済課長(鈴木伸若君)  調査という観点から誘致条例あるいは融資の関係でお話をいただきました。誘致条例に関して言えば、市としても一般質問でもお話をいただきましたように、いわゆる市内のものづくりだけではない中小企業、特に零細の企業はどんな実態であるかということをいただいた折に、できるだけその意に沿うように検討したいというお話をさせていただいておりますので、そうしたこととあわせてですね、この条例を設置する上で必要なことはやっていかなきゃいけないだろうというふうに考えているところです。
 それから、融資の関係はですね、この実態を聞くことによって2つの側面があるということをぜひ御理解をいただきたいと思います。1つは、今委員さんがおっしゃられたように、やはりそれが必要だとする企業について融資をどう重ねていくかというようなこと。しかし、一方では、融資をもっと欲しいところには、好成績であるような企業には欲しいけれども、この融資をすることによっても結果として得るものはない。すなわち融資したけれども倒産しちゃったというようなところにも融資をし続けるのかという議論も、聞けば必ず出てくる。これは私どもも、事業者のそうした場で融資の説明をすると、そういう御意見は必ずあります。ですから、そこのところは私どもも1つの投資効果として、どこに必要なんだということを十分図りながらこの制度を進めている。
 それから、誤解のないように申し上げますと、直接融資、それしか道がないということを僕は申し上げましたが、直接融資についてはするつもりはありませんので、そのことだけは念を押したいと思います。


◯委員(栗原健治君)  融資の点ですけれども、直接融資も市としてのそういう取り組みもしていく、これからの商工振興のためには必要な部分もあるだろうと私は思います。この点ではぜひ議論して、検討もしていただきたいと思います。


◯委員(伊藤俊明君)  それでは、何点か質問させてください。この三鷹市の都市型産業誘致条例についてお伺いいたしますが、今委員からも質問がありましたように、とにかくこの誘致をすることによって財源確保ももちろんそうですけれども、既存の企業を活性化させるとか、地域が、また商店会も活性化という総合的な観点から考えてもらいたいということが、もちろん第一です。
 それと、ここにいろいろ御議論いただいたとは思うんですが、三鷹市独自の誘致に当たっての助成制度といいますか、施策も講じている点もわかることはわかったんですが、これ全体としては、いろいろな地域の産業誘致条例をもちろん御参考になさったこととは思いますが、三鷹市が独自にやったことということは何点か──先ほど御説明もありましたが、その点だけでしょうか。
 全体としてももちろん魅力ある制度じゃないと、やはりいい企業というか、魅力ある企業はどこだってみんな呼びたいわけですから非常な競争になってしまうでしょうから、そういった意味でも、いかにいい企業さんに三鷹市に来てもらうための制度として、果たしてこれで十分なのかなということ。もっと踏み込んだ、思い切ったインセンティブというかを与えないと、今これだけあちこちで財源確保で企業誘致も問題になっておりますので、固定資産税、事業所税の減免とか、この何年間、年額1億円を上限として5年間限りということでいいのか、指定ランキングに応じてということで。
 それと、この下の米印ので、事業開始から10年以内に事業を廃止・休止した場合には助成金の返還を求めるものとするという文言がありますが、これが果たしてどの程度強制力があるものなのか。10年以内に事業を廃止・休止するような企業というのは、要するに返還できるような状況じゃないから、これだけの決断をしているんじゃないかと思うんですけれども、どうなのかな。果たしてこれがあることによって変にちゅうちょさせるようなことになってしまったら。それはわかりますよ、行政としてはしっかりこういうことで保険をかけておかなきゃいけない気持ちもよくわかります。それもよくわかるんですが、どうなのかなということで、その辺の御見解。
 あと3番の責務として、市の責務のところですね、東京都、関係の機関と連携して、私も特に用途地域の変更とか、この辺をしっかりと要求し、また改善していってもらわないと、先ほど僕が固定資産税、事業所税だけではということの、特にこういう用途地域の変更とか、また、それだけ来ていただくため、誘致における市長を初めトップセールスというんですか、それをどのようにお考えなのかということを御所見をお願いいたします。これは誘致の件に関して。
 それと、運営方針と目標の15ページで、商工会・商店会連合会との協働による商店街活性化ということで、むらさき商品券の取り組み、これは非常に結構な取り組みだと思いますが、やっぱりこれに対しても引き続き地域の既存の商店会や連合会初め、それと大型店とのタイアップ──もちろんかなりの効果を上げていることも事実で認識しておりますが、しかしながら相変わらずこの不景気感というか、厳しい状況がかなり続いておりますので、これはもちろんやってもらいたいんですが、もう一段踏み込んだというか、さらなるお取り組みをお考えなのかという点がまた1点。
 それと、この農業関係者との協働による都市農業の推進ということで、今年は市制施行60周年であり、また農業祭も50周年だと、50回の農業祭が開催されるということで、新たな目標としても、都市農業を育てる市民のつどいの参加者80名とか、農業祭出品の3,000点目標とか、認定農業者数の20経営体、援農ボランティア9名という目標もございます。また、これに向けてさらなる取り組みをお考えなのかという点をお尋ねいたします。以上です。


◯生活経済課長(鈴木伸若君)  誘致条例について何点か御質問をいただきました。独自のものについてもう少しというお話でした。資料の報告書の14ページをごらんいただきたいと思います。検討チームの報告書です。ウとしてつづってある、ここにまとめとして条例の特徴と課題というのを記してございます。1として、条例の特徴でございます。目的は別としてもですね、指定要件の中で面積500平方メートルと──余り数字は言いたくなかったんですけれども、そういう一定の面積で対象になるということを示しているのはですね、ほかの先進事例では非常に少ないということです。
 2つ目は、事業所税もその対象に加えている。もともと事業所税は東京の多摩の地域では三鷹を含め、ほかの4市、5市が事業所税がかかっているわけですから、そのほかの自治体では事業所税がかかっておりません。ですから、もともとそうしたことは念頭にないわけでありますけれども、事業所税も加えて助成対象にしているというところが特徴だろうと。
 それから、審査によるランクづけなどにいわゆる諮問機関を置いているわけですけれども、そうしたランク、審査の段階で、先ほど栗原委員さんから御指摘があったように、地元企業との連携ということを今審査に加えるべきだなというふうに運用段階で考えているということを申し上げました。そうしたところ、地元企業との連携ということを推し進めようというところでは少し特徴があるかなと考えているところでございます。
 2つ目では、本当にこれだけでいいのというお話でありました。私どももこれで十分という自信があるわけでもありません。しかしながら、企業誘致は条例をつくったことだけで推し進められるものではないというふうに考えています。お客様を接待をする気持ちだとかいうことと同じように、市を挙げて迎える気持ちがあるかどうかというようなところがむしろ一番大きな点になるだろうと思っていますので、そうした市民挙げての気持ちと、それから、この条例が背中をぽんと押すようなことになればいいなというふうに考えているところでございます。
 それから、10年間の強制力については、委員さん御指摘のように、もともと事務局としてもそういう制限を加えるべきじゃないかという御指摘があった折に、それによってちゅうちょするということも出やしないかということで、実は定めていませんと、考えていませんでしたということをお話をさせていただいたように、今もってそういう気持ちがあるのではないかと思っています。片方ではおいで、おいでと言っておきながら、来る場合のハードルはこれだけだよということを申し上げるわけですから、その中に、来たって10年もたなきゃ金返してもらうんだよということを定めていますよというのは、少しブレーキがかかるところがあるかというふうに申していただくのであれば、それはゼロではないと思っています。
 しかしながら、基本は次の指摘にもあったように、そういうことでこの企業がどうなのかと。例えば返せなくなっちゃうのかという御指摘がございましたけれども、これは審査会の役割は相当大きなものになるんだろうというふうに思っています。審査会で十分企業業績だとか、内容だとか、先進性だとか、今後のこの企業の飛躍度、そうしたものも十分審査をしていただく上で、それこそ6年目にがたっとかいうふうにはならないようにですね、そういう企業をぜひ誘致の対象として、10年どころか、20年、30年とこの地で操業を続けていただけるような、そうしたものを誘致していきたいというふうに願っているところでございます。そういう意味では、強制力をどれだけ持たせられるのかというのは、私どももこれから十分検討していきますが、公租公課のように、税金のようにいつまでも追いかけて取り立てできるのかということになると、そういう制度はなかなか難しいんだろうということは認識しているところです。
 最後に用途地域とトップセールスのお話をいただきましたが、用途地域に関しては、本当にこれは三鷹にとっては大きな問題でありますので、意を尽くして東京都と交渉し、国としては三大都市圏であっても市に用途地域の決定権限を与えるべきだというふうに答申されていますので、国の意はそこに異論がないところであります。東京都と十分協議をしながら、あるいは国にも協力を求めながら、そうしたことが実現できるように迅速な用途改正ができるということを進めていく必要があるんだろうと考えています。そうしたことで、これまでのトップセールスに1つのお土産がついたということで、伊藤議員さんもまさにそのセールスに当たっていただいて優良企業を三鷹に誘致していただく、その折に今までお土産はなかったけれども、市ではこうしたものを持っているということを言っていただけることになる、そうした1つにできたらいいなと思っています。
 2点目として、むらさき商品券について御質問いただいたわけですけれども、むしろそれより一歩進めてというお話でした。なかなかこれが店にいながらにしてお客がふえるという方策はきっとないんであります。むらさき商品券のように、これはお客さんももちろんそうでありますけれども、三鷹の店舗さん、事業所さんをよく御理解いただく方策だろうと思っています。あそこにこんなお店があったんだということを知っていただくには大変効果があると思っています。
 そういう意味では、今後むらさき商品券とウオークラリーといいますか、スタンプを押してもらうようなのがよくありますけれども、そうしたものが連携できないかというようなことを商店街の皆さんが検討していただいていますので、そうしたことが実行が図れると一層活性化に拍車がかかっていくのではないかと考えています。以上です。


◯都市農業担当課長(板橋久夫君)  農業関係団体との協働によります都市農業の推進で、さらなる取り組みについてはどのようなことでしょうかというお尋ねです。ことし市制施行60周年と農業祭が第50回ということで、内容等につきましてさらなる充実した考え方で取り組んでいこうということで準備を行い始めている状況になっております。また、都市農業を育てる市民の方の集いにつきましては、今まで年1回なんですが、これを1度だけではなく数回実施ができるかどうか検討しているところなんですが、大型バス2台で移動する関係がございますので、市内にバスが停車できる時間帯の広場が非常に少ない状態の中で、今後いろいろな手法を変えまして対応していく方法もありではないかなという観点で、ことしは圃場を──昨年は3カ所なんですが、2カ所に減らしまして、ほたるの里、大沢ですね、そちらにこういう自然があるということを大沢地区外の方々にも見ていただけるんではないかなということで、ルートをそういうふうな設定をしてございます。
 また、それの関係でもしいい方向性が出るのであれば、バスを使わずに地区、地区で対応できるような手法を──これは必ず農業者の方々との連携が必要になってきますので、方向性として考えていく必要性があるという認識をとっております。
 援農ボランティア等の育成は関係機関、東京都等と農業者の方とで育成を行っている状況の中で、過日株式会社三鷹ファームが設立され、一応目標の中には援農ボランティアを育成していく方向性も計画の中に入っております。この援農ボランティアにつきましては、各農業者の方のところにボランティアさんが取得をして、ほかのところに浸透していくというのが今ないものですので、1カ所ですべてのところに行かれるような、特殊性じゃなくオールラウンドで対応できるような方々を育成することができるような状態になればいいなということで、一応これからいろいろな方向性を詰めていきながら形としていくような方向性を考えているような状況になっております。
 あと農業祭の出展点数の件なんですけれども、一応目標は3,000点ということで掲げてはございますが、皆様御存じのように天候不順のため、ある農家ではキュウリが全滅してしまったとか、そういう農業者の方も実はいらっしゃいます。そういう面で、いろいろな手法をとりまして、出展数が仮に少なかったとしても、なるべく質の高いものを求めていかれるような方向性をとっていかれればいいなというふうに思っている次第でございます。以上でございます。


◯委員(伊藤俊明君)  どうも御丁寧に御答弁、ありがとうございました。いずれにしても市民に非常に身近な直結したところですので、しっかりと取り組んでくださればありがたいです。どうぞよろしくお願いします。


◯委員長(宍戸治重君)  それでは、以上で生活環境部報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午前11時10分 休憩



                  午前11時18分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  委員会を再開いたします。
 都市整備部報告、本件を議題といたします。アからオまでについて一括で御報告をお願いします。
 それでは、本件に対する市側の説明を求めます。


◯都市整備部長・調整担当部長(大石田久宗君)  それでは、都市整備部の行政報告のうち、アの都市整備部の運営方針と目標につきまして、決意を伴って御説明をいたしたいと思いますが、31ページですね、個別事業とその目標で、まず第1にまち歩き・ワークショップを用いまして3つの計画の改定を行います。続きまして、花と緑のまちづくりの推進ですが、これは後ほど事業概要を御説明いたしますけれども、花と緑のフェスティバルを中心に事業を進めてまいります。また、3点目ですね、南口中央通りは新たな次なる検討案を──これもまた後ほど御説明いたしますが、検討を積み重ねてまいります。東京外かく環状道路に関する調査・検討につきましては、「対応の方針」の確実な実行を求めてまいります。また5番、連雀通りでございますが、道路整備と商業の活性化をあわせてしっかりと取り組んでまいりたいと思います。6点目、三鷹台駅周辺のまちづくりでございますけれども、これはとりあえず当面の課題はバリアフリーに配慮した歩行空間の整備でございます。
 7点目、公共施設の保全・活用に向けた取り組みはデータベースシステムをもとにプラスアルファの内容をそれにどうのせていくかということを検討してまいります。8点目、みたかバスネットの推進でございますが、とにかく警視庁の交通規制との協議をしっかりと詰めて結果を出していきたいと考えております。9点目、これは一般質問でもございましたが、駐輪場の基本的な整備方針を策定をしまして整理をしていきたいと考えております。10点目、11点目は下水道でございまして、10点目は耐震の対策、11点目は都市型水害対策としての雨水管の整備事業でございます。特に11点目は、予算は半減しましたけれども、内容的にはきちっと継続して、年数をふやして実現に向けて努力してまいります。12点目は新橋のかけかえでございまして、2年をかけて実施してまいります。13点目は緑と水の拠点・ルートの整備でございますけれども、これはむしろですね、ルートのサインを中心に事業は書いてございますけれども、協議のステージづくりに配慮して、さまざまな団体がありますから、そういう団体を上手に、同じステージに集まっていただいて整備の充実に努めてまいりたいと思います。以上でございます。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  それでは、報告事項の2点目、三鷹の風景・景観づくりに向けて、調査報告書につきまして、資料1を用いまして御説明させていただきたいと思います。資料1の方、御用意いただければと思います。本年2月の本委員会で風景・景観づくり計画に向けた取り組み状況などを報告するとともに、取り組みを進めるに当たっての考え方などを御報告いたしました。本日はその整理した考え方を踏まえ、景観資源などの現況及び課題の調査・分析などを行い、風景・景観特性やその考え方、法制度を活用した三鷹らしい風景・景観づくりなどを調査報告書として取りまとめました。本日は概要版を用いまして御報告をさせていただきます。
 それでは、資料1の1ページ目をお開きいただきたいと思います。左側に目次が出ております。1が風景・景観特性とその考え方、2つ目に土地利用の変貌と風景・景観づくりの可能性、3つ目に法制度を活用した三鷹らしい風景・景観づくり、4点目に、関連する諸計画の活用、5点目に住民、事業者と協働の仕組みづくり、そういった構成になっております。
 それでは、まず1ページ目、右側のページでございますが、1番目の風景・景観特性とその考え方ということでございます。こちらに示してありますように、自然、農、文化、活動、コミュニティ、そういった特性として整備をしております。
 続きまして2ページ目をお開きいただきたいと思います。緑と水の公園都市の都市像の5つのイメージ、それが先ほど御説明しました5つの特性、その関連を図面で示しております。それぞれ特性を生かし、積み重ねながら取り組みを進めると。そして、5つの都市像を具現化していくということで考えております。
 続きまして、隣の3ページ目でございますが、ここから風景・景観の特性とその考え方を取りまとめております。特性をまず示した上で課題と可能性を提示し、その考え方を取りまとめると、そういった構成になっております。この3ページ目から4ページ目にかけましてが、自然の風景・景観ということで、武蔵野台地と野川、仙川、神田川等がつくり出す地形、豊かな植生等によって構成される緑と水の公園都市の基盤となる風景・景観としてとらえ、自然を保全するとともに周辺のまち並みと一体的な風景・景観となるよう誘導していく必要があるとまとめております。
 続きまして5ページ目から6ページ目にかけまして、農の風景・景観ということでございます。江戸時代に開墾して以来、三鷹の原風景であるということを示し、台地に広がる畑地や果樹園、斜面地に見られるワサビ田など、なりわいの風景・景観ということで、自然を補完する土の大地の風景・景観としてとらえまして、営農環境の保全、農地と住宅地の調和・共生を誘導していく必要があるということで取りまとめております。
 続いて7ページ目から8ページ目にかけましては文化の風景・景観ということで、連雀通りや人見街道等に沿道に残る農家の屋敷林、ケヤキ並木、神社などに感じる歴史の風景・景観、また山本有三や太宰 治など、文化ゆかりの風景・景観、また国立天文台や大学の学びの風景・景観、ジブリ美術館などの芸術の風景・景観などを文化の風景・景観としてとらえ、それらの地点を文化的観光ルートとして結ぶとともに、その周辺のまち並みの調和を誘導していくことが必要だというふうに取りまとめをしております。
 9ページ目から10ページ目にかけましてが、活動の風景・景観ということで、東西南北に配置されている幹線道路、骨格の部分、また三鷹駅や市民センター周辺など、まちづくりの拠点、三鷹台駅前や連雀通りなどに形成された商店街のにぎわいなど、人々の営みや活気にあらわれる地域を活動の風景・景観としてとらえ、それぞれの地域にふさわしいまち並みやにぎわいの創出を誘導していく必要があるというまとめ方をしております。
 続きまして11ページ目から15ページ目にかけまして、コミュニティの風景・景観ということでまとめております。11ページ目に出ておりますが、校歌にうたわれた地域コミュニティの象徴となる風景・景観、また地域のランドマークとなる大樹や屋敷林、地域コミュニティの核となる公共・公益施設などを地域の方が大事にはぐくんできた人々の心に残る身近な風景としてとらえ、7つのコミュニティ住区ごとに風景・景観資源として整理をしております。今後これらの地域資源を活用した風景・景観の誘導や公共・公益施設に先導的な役割を持たせるなどを検討していきたいと考えております。
 続いて16ページの方になりますが、2番目の土地利用の変貌と風景・景観づくりの可能性ということでございます。市民センターや都市計画道路の整備が進む地域など、今後土地利用が転換される地域に関する風景・景観づくりの可能性について、それぞれの地域の課題と方向性を調査・分析しております。
 続きまして17ページの方では、3番として、法制度を活用した三鷹らしい風景・景観づくりとして、特性をとらえ、三鷹らしい風景・景観づくりを具現化していくため景観法を初め、都市計画法等の諸制度を活用していく枠組みを示しております。ページの中央に景観法を活用していく内容と自主条例として考えられるガイドラインや、風景・景観づくりの活動についての検討の方向性を示しております。
 続きまして、18ページ目をお開きいただきたいと思います。4番目としまして、関連する諸計画等の活用でございます。土地利用総合計画や緑と水の基本計画など、まちづくりの計画との関連、また、まちづくり条例との連携、補完等をイメージした図を示しております。また、このイメージの下の図にありますけれども、法制度を活用した三鷹らしい風景・景観づくりの参考にもなりますが、関連する法制度によりどのような誘導が可能かという例示を示しております。
 続きまして、最後のページになりますが、19ページ、5番目の住民、事業者との協働の仕組みづくりでございます。三鷹らしい風景・景観づくりに取り組んでいくには、住民と事業者との協働が不可欠でございます。こちらの協働の関係を示した図のように、これまでの仕組みも含めましてさまざまな関係、仕組みを構築していく必要があると考えております。
 以上が調査報告書(概要版)の内容でございますが、今後まち歩き・ワークショップ等の市民参加の取り組みを進めていく際に、本調査報告書の内容等をわかりやすく情報提供していきたいと考えております。こちらの説明は以上でございます。
 続きまして、3番目の三鷹駅南口中央通り東地区再開発事業について御報告いたします。資料2の方を御用意いただければと思います。昨年の12月の本委員会で再開発の協議会の検討状況ということで、施設計画案などを報告させていただきました。本日もその後の施設配置案の検討状況などを御報告するものでございます。
 それでは、資料2の1ページ目をごらんいただきたいと思います。UR都市機構が本年5月に協議会へ示した概要をまとめております。協議会等の意見等を参考に、1、2階に商業スペースをふやした案ということになっております。主な変更点を2番目にお示しをしておりますが、1点目では、地下2階部分にあった自走式駐車場を機械式駐車場に変更し、掘削範囲等を縮小しているということでございます。2点目としましては、地下1階の店舗を見直し、駐車スペース、荷さばきスペースを配置しました。3点目としては、1、2階の車の動線を地下1階に集約することで1、2階の商業スペースを拡充したということでございます。
 それでは、図面の方を見ていただきながら主な変更点を簡単に御説明します。2ページ目でございますが、地下2階部分ということで、右の上に小さい図面になっておりますが、前回案、12月の案をお示ししております。まず、まる2で示した部分でございますが、こちらが自走式駐車場を機械式駐車場に変更した部分でございます。これによりまして、まる1の回りの部分でございますが土工事がなくなったということであらわされております。また、まる3、南棟の部分のところにあった機械室をですね、駐車場のピットの回りに集約をしているということになっております。
 続いて、3ページ目をお開きください。こちらは地下1階部分ということで、こちらも右上に前回案を掲載しております。まず、まる4部分でございますが、前回案で自走式駐車場であった部分を機械式駐車場に変更したということで、機械式駐車場の設備、出入庫の待機場所等を配置しております。次にまる5のところでございますが、自動二輪置場等を配置しております。続いて、前回案のまる6の部分、店舗であった部分は今回の案で駐車場に変更されたということで、まる7の部分と、こちらも1階にあった荷さばき場をこちらの方に、地下1階の方に配置をしているということになっております。
 続きまして、4ページ目、1階部分でございます。まずまる8の部分、車両の出入り口の変更ということで、まる8の下の部分の南北方向ですけれども、本町通りの方に駐車場と荷さばき用を兼ねた入り口を新たに配置しております。出口につきましては、本町通り側にあったものを取りやめて、さくら通り側だけに限定したという形に変更をしております。まる9の部分、さくら通りと中央通りの交差点の部分にあった広場が前回案では計画されておりましたが、こちらの部分を商業店舗の床として計画をしております。また、前回案のまる9の部分ですけれども、こちらが荷さばきスペースだったところでありますが、今回の案ではこちらも店舗床として計画をしております。
 こうしたことで、商業環境として最も有効な1階部分に店舗面積を拡充したという計画になっております。また、まる10のところでございますが、こちらがタワーパーキング、機械式の住宅用駐車場であった部分をですね、住宅用及び公共駐車場を兼ねたタワーパーキングの設備を配置しているということになっております。また、まる11のところでございますが、こちらの南棟の地下1階は公共駐輪場ということで、今回も変わらないんですが、その出入りの位置を変更をいたしました。
 続きまして5ページ目になりますが、2階部分でございます。こちらも、前回案で住宅用駐車場の出入庫の待機場所だった場所、あるいはバイク置き場だった場所を店舗として拡充しております。また、先ほどの広場の上の部分も店舗ということになって、面積をふやした形になっております。
 続きまして、6ページ目のところ、3階部分ということになります。まる13で示したところ、屋外機置場ということで、これは位置を変更したということでございます。また、まる14の部分、こちらは基準階の形になりますけれども、前回案では正方形の形をしておりますが、機械式駐車場をふやしたということで長方形の形になっております。続いて、まる15の部分ですが、北棟と南棟を連結する部分でございますが、前回案ではこちらにも店舗がありましたが、屋上緑化をふやすということで、こちらを変更しております。また、まる16の部分、これは前回案では店舗でありましたけれども、住宅用駐輪場に変更したということでございます。
 続きまして、7ページ目になります。4階部分ということで、こちらは先ほども御説明しましたが、まる17の部分でありますけれども、この階の機械式の回りに住宅用の駐輪場が配置されておりましたが、今回そこの部分を住戸に変更したということで、先ほど御説明しましたように、基準階の形も変わっております。まる18の部分、先ほどの連結する部分でございますが、3階部分を取りやめて屋外機置場もあわせて取りやめになったということでございます。また、まる19の部分は前回案では住戸と集会場という計画でありましたが、住宅用駐輪場に変更したということでございます。
 続いて、8ページ目、これは基準階を示している平面図でございます。先ほど御説明しましたように、形状を正方形から長方形に変更したということでございます。
 次に、最後に9ページ目になりますが、こちらは一般的な市街地再開発事業の流れということで、こういったフローも協議会の方から説明を求められまして、UR都市機構の方でこういった一般的な流れをですね、説明をしているということで資料として掲載しております。
 最後に1ページ目に戻っていただきたいと思います。概要のところに戻っていただきたいと思いますが、3番として、今回のこの施設平面図(案)に係る協議会の主な意見ということで御紹介しておきます。まず駐車場計画につきましては、待機車両の周辺道路への影響や混雑時における居住者と来店者の出入りにかかわる工夫を検討する必要性の意見やコストを考慮した自走式公共駐車場計画の再検討を求める意見などが出されました。また、全体計画につきましては、さくら通りと中央通りの交差点部分の、先ほど御説明した小広場を取りやめたことになったことによって、人だまりスペースが減少することについて心配する意見等がございました。今後はですね、この施設配置案について協議会においてさらに議論を重ねて具体的な施設計画案を進めていくということで、市としても地域の活性化に向けまして、適切な商業環境、あるいは公共駐車場を確保できるよう融通するとともに、周辺環境への影響が少なくなる計画となるよう誘導していきたいと考えております。こちらの説明は以上でございます。
 続きまして、4点目のJR中央本線連続立体交差事業高架下利用検討案について、資料3の方で御説明させていただきたいと思います。こちらの検討案は、本年の5月にJR中央本線三鷹駅−立川駅間ほか、連続立体交差事業協議会から示されたものでございます。それでは、資料3の図面の方をお開きいただきたいと思います。こちらの図面は、三鷹駅と立川駅間の高架利用の検討案の中で、三鷹駅と武蔵境駅周辺の部分を抜粋しております。まず右側の断面図をごらんいただきたいと思いますが、その断面図の中の右のJR中央線単独部分というところでございますが、高架下の3.2メートルの部分が利用可能な範囲ということでございます。
 次に平面図の方でございますが、今御紹介しました断面図のちょうど真ん中あたり、上が三鷹駅になります。その西側左側に三鷹電車庫がありまして、その中で黄色く着色された部分、その部分が盛土区間、さらにこの左側が三鷹市の方で利用可能な区間ということで、三−Aと表示しております。こちらの検討案の中では、公共施設と民間施設の配置が示されております。公共施設では、放置自転車の一時保管場所と防災倉庫の整備を検討するとしております。また、民間施設としましては、玉川上水へ続く堀合遊歩道に隣接する緑豊かなゾーンとして、自然素材等を対象とした施設を検討するとしております。
 続いて、その西側、左側の部分、紫色に着色された部分が武蔵野市の利用可能なところで、武蔵野のA。順次B、C、D、Eという範囲になりますが、まず武蔵野のAとBは、自転車駐車場等公共施設・民間施設の整備を検討するとしております。また、武蔵野の武−Cは駅施設や店舗、サービス施設等の公共施設と民間施設の整備を検討するとしております。さらに武−D・E、こちらはJR本線と西武線の多摩川線の高架下が並行している部分ということで、自転車駐車場等公共施設と民間施設の整備を検討するとしております。
 今後、JR中央本線(三鷹駅〜立川駅間)他連続立体交差事業協議会においてこの詳細の調整を進めた後、設計等の取り組みを行う予定というふうに聞いております。説明は以上でございます。


◯花と緑のまちづくり担当課長(小泉 徹君)  それでは、私の方から花と緑のフェスティバルの取り組み状況につきまして、御説明をさせていただきます。資料4をごらんください。
 初めに、実施に当たりましての基本的な考え方についてでございますけれども、4点ほど挙げてございます。1点目は、これまで行ってまいりましたガーデニングフェスタを拡充しながら、市内を花や緑で飾りまして、まち全体を対象とした事業として開催するということでございます。こうしたことによりまして、全市的な緑化運動への契機としてさらなる発展へとつなげてまいりたいと考えております。
 2点目といたしましては、イベントの実施や緑化の機運を盛り上げるために、春より順次関連事業を実施するということでございます。5月1日からはガーデニングフェスタの写真の募集を開始しております。また、6月5日には花のまち交流会の方を開催したところでございます。
 3点目は、フェスティバルの実施・運営についてでございます。緑の活動を担う人材の発掘や協働による花と緑のまちづくりの仕組みづくりを進めるために、運営につきましては関係団体や市民の皆さんの参加を得ながら行い、事務局につきましては、花と緑のまち三鷹創造協会が担うということとしております。
 4点目といたしましては、都市のみどりを守るフォーラムをメーン会場でのイベント時にあわせて開催をするということでございます。このフォーラムにつきましては、国・都及び都心に近接しております8区市で構成しております東京みどりの研究会が主催をし、平成16年度よりおおむね毎年、首長がパネラーとなりまして開催しているもので、平成22年度は三鷹市が担当市となっているということから、フェスティバルにあわせて実施するものでございます。
 次に、イベント会場と開催日程についてでございます。メーン会場につきましては、暫定管理地で9月25日の土曜日にイベントを開催することとしてございます。また、サブ会場といたしまして、花と緑の広場で9月20日、敬老の日でございますけれども、プレイベントを実施することとしてございます。
 最後に、これまでの取り組み経過と今後の進め方についてでございます。先ほど申し上げましたように、フェスティバルの運営につきましては、花と緑のまち三鷹創造協会が担うということで、これまで同協会におきまして準備委員会を設置いたしまして事業企画については検討を行ってまいりました。ここでその検討結果がまとまりまして、5月18日には花と緑のフェスティバル事業企画(案)が市の方に提出されたところでございます。資料の2ページ目以降が提出されました事業企画(案)となっておりますので、後ほど御確認をいただければと思います。
 また、今後の進め方といたしましては、関係団体の代表者等で構成いたします実行委員会を設置いたしまして、事業企画(案)をもとに精査を加えまして、参加団体と連携を図りながらフェスティバルの実施・運営を図ってまいりたいというふうに考えているところでございます。説明は以上でございます。


◯委員長(宍戸治重君)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。


◯委員(川原純子さん)  それでは、何点か質問させていただきます。いろいろと説明をお伺いしまして、三鷹の風景・景観づくりに向けての調査報告書、本当に今までのいろいろな皆様方の御意見等が集約されて非常によくまとまっているなということで、非常に期待が持てるようになりました。私としてはこの方向性というか、広く市民の方々、また関係者の方々の御意見を取り入れていきながら、より以上にすばらしいものにしていただきたいなという、要望的なものになってしまいますが、よろしくお願いします。
 お聞きしたいことに関しましては、この三鷹駅南口中央通りに関しての東地区再開発事業の件なんですけれども、これもまたどんどんこういう報告のたびによくなっていく、また改正されていくということで見させていただいたんですけれども、私的にわからない点をお聞きしたいと思うんですが。駐輪場ですとか、3ページになりますね、自走式駐輪場から機械式駐輪場に変更されたということで、これも私も専門的に聞きたいんですけれども、この自走式と機械式の違いというか、それぞれのメリット、デメリットをお聞きしたいなということ。
 それから、6番目、店舗から駐車場に変更されておりますけれども、これは何台ぐらいの駐車ができるのかということ。
 あと、荷さばき場が変更になりまして、1階から地下1階ということで、道路等も狭いですから、この点は非常によかったと思うんですけれども、それに伴って、むしろトラックを運転してきてくださる業者の方たちが、逆にエレベーター、荷さばきをするに際しての荷さばきスペース、これは図を見ると非常にあるなという感じはするんですけれども、荷さばきスペースですとか、あとはエレベーター等が近くにあるのかとか、そういったことをちょっとお聞きしたいと思うんです。
 それから、こちらの方にも注意点がどこかに書いてあったんですが、要するにほかの書かれたことと、私も心配な点は、さくら通りとか、中央通りだとか、道路に面しているところに関して店舗の利用者の方たちの自転車とか、車だとか、それから人だとか、出入り等に関して、そこをスムーズに行けるのかどうか。大抵こういった大きな店舗があるところというのは、それなりに役員の方というか、整理される方がいらっしゃいますけれども、混雑時に関してはそういう方たちがいらっしゃいますけれども、通常の平日なんかに関しては、なかなか人件費もかかることですからないと思うので、事故等の懸念が心配されるんですけれども、そういったことももちろん配慮されていると思いますけれども、1つお聞きしたいと思います。
 それから、JRの中央沿線の立体の件なんですけれども、私も武蔵境に近いところに住んでいるものですから、線路が上に上がることに関して、これはもう当然にわかっていたことではないかなと思うんですけれども、それに伴って自転車だとか、渡るに渡れないというか、どんどん自動車が来ますね。それなので、それに関して自転車とかが渡ったりとか、自動車がとまってくれるということはまずなくて、できれば信号機の設置だとか──これは武蔵野市側の件なんでしょうけれども、三鷹市民の方々も非常に使っているところですので、関係ないのかもわかりませんけれども、そういったことに関しても東京都等は考えていなかったんでしょうかということをちょっと聞きたいなと思います。線路の高架のところですね。
 それから、これも三鷹側に関係してくるのかな、陸橋等がありますね。これも、今回のこれに関係しているか否かは私も常に疑問で、市長なんかに話をしたことがあるんですけれども、太宰に関係してきているゆかりの地でありますので、陸橋も非常に古くなってしまって、これもやはりJRにお願いしていっていただきたいというような希望でいるんですけれども、耐震の問題が。結構人が、中学生等も、また市民の方々も陸橋を渡っていますので、この陸橋のあたりの耐震補強のこと等も考えていただいているのか、また調査もしていただいているのか。三鷹市の景観も含めてですけれども、陸橋は非常に大切な場所でもありますので、そこをお聞きしたいと思います。
 それから、最後になりますけれども、この花と緑のフェスティバルに関して、プレイベント会場になります花と緑の広場ですけれども、先日もお伺いさせていただきまして、本当にきれいに整備されて。そのときは菜の花が植わっていたんですけれども、今度コスモスを植えるということで、きれいにされてしまったんですけれども。種を植えている間、何かお花がないと寂しいなという感じがするので、季節、季節のことで種をまいていらっしゃるんでしょうけれども、常に何かのお花が咲いているという形をとれないのかということと、それから、きょうも非常に真夏日になってきますけれども、これから日陰が全くないですね。ですので、そういった木陰だとか、またあずまやだとか、そういったものも今度こういった形をとるに関してお考え等があるかどうか、お聞かせいただきたいと思います。以上です。


◯都市整備部技監・広域まちづくり等担当部長(小俣 崇君)  高架下利用の件について、私の方から答弁させていただきます。まず高架下の利用で踏切が解消されて非常に便利になったということだけれども、自転車の通行等に安全性が保たれていないという御指摘だったというふうに思います。高架下の事業につきましては、現在の状況が完了形ではございません。中央線に沿った測道の道路、いわゆる都市計画道路でございますけれども、その道路が整備された段階で高架下事業というのは事業が終了するという状況で、まだ途中ということで御理解をいただきたいと思います。今後、その道路が整備された段階で交通管理者と協議して、信号等の設置、歩行者の横断等々、いろいろな面がこれから整備されていくものというふうに理解しているところでございます。
 それともう一点、陸橋でございますけれども、これはかねてからあそこの利用者が結構いまして、小さいお子さんが上から電車を見たりとか、親子連れとかが結構います。その中から階段の上り下りとか安全性の面でも結構指摘されておりまして、これまでも管理者であるJRさんの方に安全性についていろいろな面で要請をしているところでございます。今後も、これまでの経過を踏まえて重ねて要請してまいりたいというふうに考えております。以上でございます。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  再開発の関係で4点ほど御質問いただきました。まず1点目、平置き駐車場と機械式駐車場のメリット、デメリットということでございますが、自走式駐車場、平置きということなので、利用に関しては利用しやすいというメリットがあると思います。また、単純に駐車場だけを考えると、そこの整備費用、機械式にした場合、効率的になる部分、整備費用が抑えられると。ただ、一方で、メンテナンスに関しましては、自走式平置き駐車場は全然かからないというわけではないんですが、整備が終わった後はそれほどかからない。ただ、機械式につきましてはエレベーター等と同じで、メンテナンス費用がかかると、そういったデメリットはございます。
 また、この案につきましては、先ほど御紹介しましたように、協議会の方からもいろいろ御意見をいただいておりますので、そういった駐車場形式については今後また議論をしていきながらですね、メリット、デメリットを踏まえて検討をしていくということになると思います。
 次に、2点目の台数、駐車場部分を減らして商業床にしたというところで、どのぐらいの増減があったかというような御質問だったかと思いますが、地下1階につきましては、もともとの計画では約1,200平米程度商業床がありましたけれども、先ほど御説明したように、そこが商業床としてはゼロになったということです。逆に、1階は約3,400平米ぐらいあった商業床が4,400平米、約1,000平米ぐらいふえたと。2階につきましては、3,300平米程度あったものが3,800平米程度、500平米程度増加したと。3階については、逆に1,500平米程度あったものが500平米になったということで、1,000平米程度減になったということで、全体としては、商業床は700平米程度、前回案に対しては減ってはいるんですが、先ほど御説明しましたように、商業環境として最も有効なところをふやしたということでございます。また、これにつきましても今後、店舗面積、いろいろまた意見をいただきながら検討をしていくということになります。
 続いて3点目の、荷さばき、あるいは駐車、機械式のところに来られたお客さん等は、エレベーターでどのように店舗あるいは住宅の方に入っていくかという部分でございますが、3ページ目の図面を見ていただきたいと思うんですが、まる4で示した中央で大きく丸く書いた部分、こちらが機械式の駐車場になりますが、車が3台並ぶような形が4列配置されていると思いますが、その両側にですね、四角で書いてありますけれども、そちらが両側エレベーターがございます。これは住宅用のエレベーターになります。また、その丸の下の部分でございますが、ちょっと字が小さくて恐縮ですが、出庫待合スペースと書いてありますが、こちらが商業用の待合スペースで、左側に小さい正方形が書いてありますが、そこが商業施設へのエレベーターといった配置になっております。
 続いて4点目の御質問で、周辺道路への影響というか、配慮についてという御質問をいただきましたが、こちらにつきましては、今回案、前回案に比べて先ほど御説明しましたように、4ページ目の方を見ていただきたいと思うんですが、一定程度、出入り口については集約をしました。これも協議会の方からいただいた意見を反映したものでございますが、本町通り側とさくら通り側にまとめたということで、その出入りに関しては少なくなったことについて、影響は部分的には少なくなったということは言えると思いますが、今後、大店立地法の手続をする際、例えば入り口から駐車場までの延長とか、そういったものを法律の中から規定されておりますので、そういったところをきちっと法制度に合うようにしていく。あるいは、周辺への道路の影響ということでは、交通管理者等の協議も必要になってきますので、そういった中で影響が極力少ないような計画となるよう、市の方もそういった誘導をしていきたいというふうに考えております。
 2点目の質問で、ちょっと答弁が漏れておりました、済みません。駐車場の総台数ということで、この計画(案)の中では、機械式が4つのタワーパーキングがありまして、今示されているのはそれぞれ100台掛ける4ということで400台と、地下1階部分のところに30台。先ほどの3ページの図面のまる7と書いてあるちょうど下あたりですね、平面式平置きの駐車場等が配置されて30台ということで、総数、今の計画のマックスとしては430台という計画になっております。私からは以上です。


◯花と緑のまちづくり担当課長(小泉 徹君)  花と緑の広場の関係での御質問でございます。お花の関係につきましては、あそこの中を幾つかのゾーンに分けまして、お花の時期が違ったものを播種をしていくと、種をまいていくということで基本的には進めてまいりたいと考えてございます。ことしにつきましては、春咲きのものは昨年の秋にまくというものが大変多くございまして、昨年の秋がちょうど工事中だったということで、先行して整備できたところに菜の花をまいたということでございますので、今後は関係しておりますボランティアの皆さんとも御相談をしながら適切な品種を選んでまいりまして、冬の期間は厳しい部分もございますけれども、できる限り花が切れ目がないような形で計画をしてまいりたいというふうに考えております。
 それから、日陰の問題でございますけれども、こちらについては、やはりあちらの方が木陰等のところが全然ないということで、やはりこちらの方も今ボランティアの皆さんともいろいろ御相談をしておりまして、その中では植物でトンネルとかアーチとかをつくって、そこで少しベンチなどで休んでもらったらどうかとか、いろいろなアイデアもいただいているところでございます。今後もそういったボランティアの皆さんと御相談をしたり、また今年度そちらの広場の方でも追加工事の方も予定をしておりますので、その中でも含めて木陰ができるような形、日陰ができるような形で検討をしてまいりたいというふうに考えております。


◯委員(川原純子さん)  ありがとうございます。高架事業に関してなんですけれども、これは本当に以前からわかっていた計画でしたよね。私たちも何回も説明を聞いていて、実際に本当に今スムーズに、それこそ踏切、今まで20分、30分通行できないのがどんどんスムーズになっている。これは本当にありがたいことなんですけれども、要するに三鷹市民、武蔵境のあたりというのは、上連雀一丁目の方たち、それからこっちは井口四丁目だとか、そういう方たち、本当にしょっちゅう子どもたちや何かも通っているんですけれども、どんどん車が切れ目なく来て、見ていても怖いなというか、危険だなということを毎日のように感じていて。ですから、これは東京都も考えていかなくちゃいけなかったことではないかと思うし、それから武蔵野市側に関しても同じだと思うんですが、これもやはり三鷹市、市民の命と安全を守るためにも強力に言っていただきたいなと思います、毎日のことですので。
 それから、陸橋の件もそうです。私はJRに関して少し堀合の地下道もそうでしたけれども、全然お金を出してくれなかったですね、耐震補強工事に関してとか。だから、JRを三鷹市民の方たちが使っているわけですし、安全性ということを考えたときに、陸橋だって同じだと思うんですね。特に三鷹市にとって、またこれは日本国民にとってもそうですけれども、太宰にもゆかりのところでもあるし、こうやって太宰ブームになってからしょっちゅういろいろな方たちが来ています。写真も撮ったり、乗ったり、それから小さいお子さんたちが、夕方になればおじいちゃん、おばあちゃんたちに手を引かれて陸橋に上ったりする光景もよく見ますし、子どもたちも通学に使っていたりして、毎日見ていて、本当にこんな古い橋、いつ崩れるのかしらというような怖さも感じますので、本当に大変なことだと思いますけれども、JRに強く要望していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。


◯委員(栗原健治君)  4点お伺いします。1点目ですけれども、運営方針と目標という点で、三鷹のバスネットの推進ということで、コミュニティバス事業の基本方針に基づいてさらなる改善を進めていくと。見直し優先度の高い対象改善ゾーンを中心に見直しを行っていくということで、新・中ルートの実現を、ぜひ今年度頑張ってもらいたいというふうに思います。この点での見通し、お伺いしたいと思います。
 2つ目、外環ですけれども、新しい政権のもとでの方針がなかなか不確定な要素がある中で、「対応の方針」の対応があいまいになるということは許されないというふうに、最低でもその条件は求められていると思います。私は現時点では住民合意もされていない、まだまだ多くの意見があるので中止すべきだと思いますけれども、こういう「対応の方針」の確実な実行がされるよう国や東京都に強く要請していきたいというふうに書く状況というのは、どのように情勢が反映しているのかお伺いしたいというふうに思います。
 あと2点。三鷹の風景づくりにもかかわるんですけれども、三鷹の管理している公園とか、雑木林として残っているところも多々あると思います。気になっているのは剪定の仕方で、すごく思い切った剪定がされると。本当に木がかわいそうというか、景観自体が壊れてしまうぐらいばっさりと切られてですね、痛々しい感じがする場所が見受けられました。剪定を本当に手を入れて維持していくのはお金がかかることですけれども、景観を守るということでは、それなりのお金をかけていかなければ守れないという側面も私はあるというふうに思います。この点では十分に地域の人たちにお知らせをしてもらいたいとは思うんですけれども、景観を守る立場からですね、雑木林だとか、そういうランドマークになるような巨木というのはやっぱり手入れの仕方があると思うので、一定の方針、方向性を明確にする必要があるのではないかと。丁寧な剪定、維持管理を求めたいと思うんですけれども、御意見をお伺いしたいと思います。
 最後に公園なんですけれども、今暫定広場として使われているところも含めてグラウンドでサッカー、野球に市民の中で使われているわけですけれども、小判塚の地域が半分返還されるだとか、今あるグラウンド、サッカーとか野球ができるグラウンドというのは貴重なグラウンドになっていると思います。そこの整備をですね、ぜひ使いやすいものとしていっていただきたい。中原の中央高速の北側にある公園ですけれども、グラウンドが平らではなくて石もごろごろしているという点が、やはり貴重なグラウンドとして改善をしていただきたいという今の課題としてあると思うんですけれども、この点での課題というんですか、取り組みについてお伺いしたいと。4点お願いします。


◯都市整備部長・調整担当部長(大石田久宗君)  1点目、バスネットの推進ですけれども、特に新・中ルートの実現はどうだということですが、今警視庁の方も規制の担当は、三鷹市は一定の投資もし、努力もしているということを認めていただいております。ですから、あと、例えば市長の答弁にもありましたけれども、すれ違い箇所は何カ所なのかとか、どういう工夫をするのかということでの詰めが残っていますので、それをごりごり詰めていきたい、こういうふうに思っております。


◯都市整備部技監・広域まちづくり等担当部長(小俣 崇君)  外環についての答弁をさせていただきます。御指摘のありました「対応の方針」でございますけれども、これは私どもがこれまで積み重ねてきた重要な課題でございまして、「対応の方針」に沿ってしっかり事業を進めてほしいという形でやってきたわけでございますけれども、国交省からの4月の方向性については、はっきりした確実に履行するというお話をいただけなかったわけです。そこで沿線の6市でもって、その対応に対して非常に不十分な対応だということで、さらに確実な履行を求めて要望書を先日提出したわけでございます。この中身については外環特別委員会の中でしっかり説明をさせていただきたいと思います。
 これまで国交省はですね、政務三役しか対外的な対応が抑えられた部分があります。ここで、ここ数日の間に、昨日の新聞等によりますと、事務官をうまく使うのも1つの政治家の役割だというような御発言もございましたので、また国交省等も今後またこれまでの対応とは違った対応が期待されるかなというふうに思いますので、具体的な話もできるのではないかということを期待しているところでございます。以上です。


◯緑と公園課長(川口幸雄君)  まず3点目の樹木の剪定等につきまして、強剪定が行われているという点でございます。確かに一定規模の樹木につきましては三鷹市の保存樹木ということで指定してございまして、約700本強の樹木がございます。それにつきまして、剪定費用としまして上限5万円ということでしております。3年以上たちましたならば、簡単にいうと3年ごとにその調整をしているところではございますけれども、今後もさらに工夫してですね、皆様が強剪定にならず、また適切な管理をしつつ、風景とかシンボルマークとなるような保存の仕方につきましても、今後その風景づくりというところで協議をしながら進めていきたいなというふうに考えてございます。
 それから、中原にございますものを含めて、特に小さなお子さんたちが親子でキャッチボールができるような程度の、そういう公園につきましては利用がしやすいような形で丁寧に対応していきたいなというふうに考えてございます。以上でございます。


◯委員(栗原健治君)  よろしくお願いします。外環ですけれども、「対応の方針」は約束なので各段階での対応をするということになっていますので、ぜひ市側も頑張ってもらいたいと思います。
 あと、強剪定ですけれども、三鷹市が管理している公園もあると思うんです。そこのところでの本当に手を入れなければ維持ができない、庭園のような側面が実際にはあるんですね。ですから、これからの考え方として、風景・景観ということを考えたときの整備のあり方、管理のあり方というのは課題だと思いますので、ぜひ検討していっていただきたいというふうに思います。
 公園ですけれども、グラウンドですが、本当に貴重なスポーツをする広場になっていますので、安全に使えるように、また快適に使えるように整備を進めていただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。


◯委員長(宍戸治重君)  ほかに。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 ないようでしたら、以上で都市整備部報告を終了いたします。
 休憩します。
                  午後0時18分 休憩



                  午後0時21分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  それでは、委員会を再開いたします。管外視察については、休憩中に協議します。
                  午後0時22分 休憩



                  午後0時28分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  それでは、改めて委員会を再開いたします。
 管外視察については、休憩中に御協議いただいたように、日程については10月25日、26日とし、また視察先について、6月15日までに事務局へ提出していただくということで進めていくことにしたいと思います。御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 異議なしと認めます。それでは、そのように進めさせていただきます。
 次、所管事務の調査について、本件を議題といたします。
 まちづくり、環境について、本件については引き続き調査を行っていくということで、議会閉会中の継続審査を申し出ることにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 次回委員会の日程について、本題を議題といたします。
 休憩します。
                  午後0時29分 休憩



                  午後0時29分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  委員会を再開いたします。
 次回委員会の日程については、8月18日とし、詳細につきましては正副委員長に御一任いただくことにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 なお、時間等について正式に決まり次第、委員の皆様に御連絡することといたします。
 そのほか、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。長時間にわたり、ありがとうございました。
                  午後0時31分 散会