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2009/03/13 平成21年度予算審査特別委員会本文

                  午前9時29分 開議
◯委員長(田中順子さん)  ただいまから、平成21年度予算審査特別委員会を開きます。
 初めに委員の皆様にお諮りをいたします。本日の委員会については傍聴を許可することといたしたいと思いますが、御異議ありませんでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、異議なしと認めます。さよう決定させていただきます。
 議案第12号 平成21年度三鷹市一般会計予算、本件を議題といたします。
 一般会計歳出 第4款 衛生費から第9款 消防費に入ります。本件に対する市側の説明をお願いいたします。


◯財政課長(郷原 彰君)  それでは、予算書の200ページをお開きください。200ページ、第4款 衛生費でございます。前年度予算比25.2%の増でございます。
 特記事項について申し上げます。203ページをお開きください。事項1.妊婦・乳児健康診査等関係費でございます。妊娠中の健診費用負担の軽減を図るため、公費負担を現状の5回から14回に拡充いたします。
 207ページをお開きください。事項21.がん検診関係費でございます。胃がんの個別検診対象者数を1,500人から1,600人に拡充するとともに、大腸がんに係る便潜血検査についても、より精度の高い検査内容に変更するものでございます。
 211ページをお開きください。事項2.予防接種関係費でございます。市外の医療機関でも接種できるよう、新たに武蔵野市、世田谷区とも協定を締結し、市民の利便性の向上と接種機会の拡大などを図ります。
 下の方の事項の5、新型インフルエンザ対策関係費でございます。新型インフルエンザの発生と流行に備え、保健所・医療機関等の関係機関と連携し、平成21年3月に策定予定の新型インフルエンザ行動計画に基づく具体的な行動マニュアルの検討などを進めるものでございます。
 217ページをお開きください。上から3番目の事項1でございます。環境基金積立金で、10月からの家庭系ごみ有料化を踏まえまして、環境基金の積立金を増額して、新エネルギーの導入やごみの減量・資源化など、市民等が行う環境活動への助成事業の新設・拡充等に活用するものでございます。
 続きまして、下の方の事項1.ごみ減量運動啓発費でございます。ごみ処理総合計画2015に基づき、ごみの減量・資源化施策を推進するため、市民への啓発活動を実施するとともに、発生抑制のための仕組みづくりを検討いたします。
 219ページをごらんください。事項2.排出抑制事業費でございます。ごみの減量化のために生ごみ処理装置を購入した市民への助成事業を拡充し、排出抑制を推進いたします。
 下の事項4.集団回収助成事業費でございます。地域の団体等が実施する古紙などの資源物回収に対する補助事業を拡充し、ごみの減量及び資源化を推進いたします。
 続きまして、221ページをお開きください。事項12.家庭系ごみ減量・有料化関係費でございます。10月からの家庭系ごみ有料化の実施に当たっては、ごみの出し方指導や不法投棄防止のための巡回パトロール、広報・パンフレットの全戸配布などを実施し、円滑な導入を図ります。
 223ページをお開きください。事項16.ふじみ衛生組合関係費でございます。ふじみ衛生組合を事業主体として、平成25年度の新ごみ処理施設稼働に向けて取り組んでいるところですが、本年度は、公設民営による事業者の選定、契約及び建設用地の取得、事務棟及び作業場等の移転・解体等を実施していくものでございます。
 続きまして、226ページをお開きください。第5款 労働費でございますが、前年度予算比4.4%の減でございます。
 特記事項について申し上げます。右側、227ページの事項7.就職面接会事業費でございます。年に2回実施しています年齢層別の就職面接会に加えまして、5事業者程度による小規模面接会を適宜開催してまいります。
 続きまして、228ページをお開きください。第6款 農林費でございますが、前年度予算比2.5%の減でございます。
 特記事項について申し上げます。右側、229ページの事項3.農業公園管理運営費でございます。開園5周年の記念事業を開催し、都市農業振興と市民との交流を推進いたします。
 続きまして、232ページをお開きください。第7款 商工費でございますが、前年度予算比18.4%の増となっております。
 特記事項について申し上げます。右側、233ページの下の方の事項1.商工振興助成事業費でございます。市内共通商品券事業につきまして、平成21年度は発行総額をプレミアム分を含めて2億2,000万円に増額し、事業を拡充して実施いたします。
 その下の事項2.中小企業等融資事業費でございます。市内中小企業者の経営を支援するため、緊急不況対策として平成20年12月に拡充した借受人支払い利子の全額を市が補給する事業を継続して実施するとともに、公的融資制度等活用のための相談体制を充実させることとしております。
 続きまして、240ページをお開きください。第8款 土木費でございますが、前年度予算比4.3%の増となっております。
 特記事項について申し上げます。245ページをお開きください。事項11.市道第392号線自転車道整備事業費でございます。平成20年度に引き続きまして、市道第392号線(かえで通り)における自転車道の整備を実施するものでございます。
 247ページをお開きください。事項10.道路環境保全事業費でございます。緊急雇用創出区市町村補助事業としまして、道路環境保全のための施設の現地調査、清掃事業等を行うものでございます。
 249ページをお開きください。このページ、一番下の事項3.交通安全推進事業費でございます。交通安全の推進及び子育て支援を目的とした、安全な三人乗り自転車のレンタサイクル事業を実施するものでございます。
 続きまして、255ページをお開きください。事項12.コミュニティバス関係費でございます。平成21年1月に設置した三鷹市地域公共交通会議において、総合的な交通計画の策定に向けた検討を進め、将来的な都市交通環境の整備を目指すとともに、平成20年度に引き続きまして、新バス交通連携システム(みたかバスネット)の整備に取り組みます。
 257ページをお開きください。事項5.地区計画等まちづくり推進関係費でございます。三鷹市にふさわしい地域特性を生かした景観誘導を図るため、景観法を活用した景観計画の策定を検討し、市の地域特性を明らかにする詳細な基礎調査などを実施するものでございます。
 259ページをお開きください。事項8.東京外かく環状道路計画調査研究関係費でございます。平成20年の8月、9月に開催されました三鷹地区検討会での市民提案や三鷹市の要望等に基づき、今後も地域の意見を聞きながら具体的な取り組みを実施するよう、国・東京都に対して要請してまいります。また、ジャンクション周辺のまちづくりについて、市独自の視点で調査検討を行うこととしております。
 中ほどの事項1.三鷹都市計画道路3・4・13号線(牟礼)整備事業費でございます。引き続き、都市計画道路整備のための用地取得に取り組みます。
 その下の事項2.三鷹都市計画道路3・4・7号線(連雀通り)整備事業費でございます。連雀通りの八幡前交差点から下連雀7丁目交差点付近の間、約235メートルの整備を進めることとしております。
 261ページをごらんください。事項10.大沢の里整備事業費でございます。緑と水の拠点・ルートの整備として、引き続き野川左岸の用地買収を行うとともに、野川右岸の水車「新車」の稼働のための水循環施設整備を行うものでございます。
 続きまして、270ページをお開きください。第9款 消防費でございますが、前年度予算比3.4%の増となっております。
 特記事項について申し上げます。273ページをお開きください。事項3.消防団詰所整備事業費でございます。老朽化した消防団第一分団詰所について、同一地区に新たに用地を取得した上で建てかえ工事を行います。消防団詰所につきましては、第一分団詰所をもって耐震化率100%達成となります。
 続きまして、275ページをお開きください。事項5.防災通信体制整備事業費でございます。防災行政無線を通じて、地震等の緊急情報を市民に直接伝える全国瞬時警報システム(J―alert)を導入いたします。
 277ページをお開きください。事項9.高齢者・障がい者等住宅火災警報器設置普及事業費でございます。平成22年4月からの住宅用火災警報器の設置義務化を受けまして、高齢者・障がい者世帯に対する住宅用火災警報器の設置を拡充して実施いたします。
 下の事項11.家具転倒防止器具取付事業費でございます。地震による家具の転倒を防ぎ、災害から市民の生命及び財産を守るため、家具転倒防止器具の設置普及事業を行うものでございます。
 説明は以上でございます。


◯委員長(田中順子さん)  以上で市側の説明は終わります。
 これより質疑に入ります。衛生費から消防費の委員1人当たりの持ち時間は30分になっております。なお、市側の答弁時間についても、その時間に含まれておりますので、御答弁につきましては簡潔、かつ明瞭にされますようお願いをいたします。
 初めに民主党。


◯委員(浦野英樹君)  では、きょうもよろしくお願いいたします。では、早速質問に入らせていただきます。まず衛生費ですね。衛生費の方で、213ページの項目の3、公害対策事務関係費の中で、カラス害対策について質問させていただきます。このカラス害、カラスの巣なんですけれども、一戸建ての民家にある場合は、これ、環境対策課の方で窓口となって対応していただけるということなんですけれども、結構、市民の方から問い合わせが多いのが、例えば通勤・通学で利用している歩道でよくカラスに襲われると。このあたりにカラスの巣があるのはわかるんだけど、例えば民家の木なのか、街路樹の木なのか、公園の木なのか、特定できないというケースがありまして、例えば道路の街路樹であったり、公園の木であると、実際、撤去する担当が違ってくるのかなと思うんですけれども、4月から6月あたりというのは非常に繁殖期で、市民の方からの問い合わせも多いと思うんですが、カラスの巣がわからないようなケースの場合、どういった対応をされるのか、お聞かせください。
 続きまして、ページの218ページと221ページ、可燃・不燃収集ごみの関係費、また家庭系ごみ減量・有料化関係費。これは関連していると思いますので、質問させていただきます。ごみの有料化が実施されるということで、手数料を取るということで実施されるわけですけれども、やはり、有料化がうれしいという方は、市民の方は余りいないと思うんですね。しかし、ただ、やはり、いかにごみに対するサービスを向上させるのかということが、市民の納得、そして協力を得られるかぎではないかと思うわけです。ごみに関するサービスに関して、今回、夜間収集についてちょっと質問させていただくんですけれども、私、下連雀三丁目に住んでおりまして、可燃ごみについては夜間収集となっています。私、どちらかというと生活が夜型な生活なものですから、夜型の生活をしている人には、やっぱり、この夜間収集は非常に便利だなというのは、最初に感じました。駅周辺というのは結構、どうしても仕事の関係で帰りが遅い人が住む傾向にあるのかなと思うんですけれども、やはり、夜間の収集というのは、ライフスタイルもいろいろありますけれども、非常にメリットを感じる市民も多いのではないかと思います。それで、やはり、ニーズが多い、夜間収集について非常に要望が多い地域があれば、私は拡大を検討してもよいのではないかと思います。それが、ごみに関するサービス、満足度のサービスや市民満足度の向上につながるのではないかと思いますけれども、家庭系ごみの夜間収集についての現時点の評価、また地域の拡大の検討について、現時点での市の考えをお聞かせください。
 続きまして、またごみに関連しまして、219ページの項目の5、リサイクル市民工房について伺います。このリサイクル市民工房につきましては、市民の方からも、さらに増設を望む声があります。市民センター周辺整備や市内東側への設置というのは検討できないでしょうか。また、環境に対する市民意識も向上していることから、リサイクル市民工房の今後のあり方について御所見をお聞かせください。
 続きまして、ページ223の項目の15、喫煙マナーアップキャンペーン関係費について質問させていただきます。この喫煙マナーの問題については、私も一般質問でかなり質問させていただきましたけれども、ずっと状況を見ておりまして、ポイ捨てや歩行喫煙というのは、ずっと見ておりますけれども、かなり減少はしてきたなというのは感じております。ただ、一方で、まだ、いまだに危険、駅の人通りが多いところでは、平気で歩きながら歩きたばこをしている方もいるのも事実でして、正直、この御時世に、これだけ喫煙マナーの向上が呼びかけられて、社会全体での取り組みも進んでいる中で、いまだに歩行喫煙をしている方というのは、もともとルールを守る意識が少ない方ではないかなと思っております。私は、個人的には、こういった方にはペナルティーを課すのも必要ではないかと思っておりますけれども、きょうは、その規制すべきか否かという議論はいたしませんで、まず現状ですね。路上喫煙についての現状の認識、また平成21年度、特に力を入れる項目などありましたら、お聞かせください。
 続きまして、労働費の方に移ります。労働費について、まず、これ、ちょっと大きな方向性、基本的な認識ということで質問させていただきますけれども、労働費というのは、これは民生費や商工費の中に労働関係費が入っている部分もありますけれども、基本的には独立して予算も計上されているわけですね。やはり、市が行う労働関係施策の意義というものがあるのだろうと思います。基本的に雇用対策ですとか労働政策というのは国の仕事だと思うんですけれども、実は、この雇用の問題というのは、民と民の問題ですから、国が意図した方向には行かないことも多々あるかなと思うんですね。例えば今、2009年問題というのが話題になっていますけれども、派遣労働者、同じ部署で3年間働かせたら直接雇用の申し込みをしなければいけない。実は、その2009年問題の前に、もう、実際、派遣で働いているアルバイトの方の中には11カ月問題というのがありまして、1年たつと直接雇用の申し込みしなきゃいけないから、11カ月で契約を切られてしまうという問題がありました。この直接雇用の申し込みというのは、非正規社員の、例えば正社員化を促して安定させようという意図で、国が直接雇用の申し込みというのをつくった経緯があると思うんですけれども、実際にはこれ、直接雇用の申し込みの規定が失業者を生んでいるというマイナスの面も出てきているわけですね。実際にことしの3月、4月にかけて、そういった問題が大きく出てくるのではないかと思います。
 今の、ちょっと国の話になっちゃいますが、労働市場について非常に今、規制を強化をされようとしております。私は必要な、規制を強化すること自体は必要だと思うんですけれども、それがプラスの方向に行く部分もあるんですけれども、マイナスの面というのも出るのではないかと感じております。
 今、派遣社員が非常に広がったのは、派遣社員は、やっぱり解雇をしやすいから広がったんだというような考え方が非常に大きいんですけれども、それも当たっているんですが、反面、なぜ派遣が広がったかといいますと、企業にとって派遣は雇いやすいから広がったというのもあるんですね。今、どちらかというと雇用をふやそうとしているわけで、必要な規制を強化していく部分もあるんだけれども、一方で雇いやすい環境をつくっていかなきゃならないと思います。
 ただ、今、国の政治を眺めていきますと、本当にそれがうまくいくのかどうかわからないし、国の意図する方向とは行かなかった方向に、やっぱり労働市場がなってしまうと、結局的に市町村が、その生活の立て直しに関与してくるという場面もふえてくるんじゃないかと思います。
 それで、市が行う労働関係施策の最大のメリット、特徴というのは、私は総合的、そして継続的な対応ができることではないのかなと感じておりまして、例えば、きのうの生活保護の議論がありましたけれども、生活保護を受けている状態から、いかに就労につなげていくのか、継続した対応ができる。また、例えば職場でうつ病になってしまった。うつ病になってしまってコミュニケーションがとれないという状態になった中で、地域の中でコミュニケーションをとれるような回復を促す中で、さらにそこから就労につなげていくというような総合的・継続的な対応ができるというのが非常に、市が行う労働関連施策の最大のメリットではないかと私は考えておりますが、市が行う労働関係施策の意義、そしてメリットについて、どのように考えておられるのか、基本的な認識をお聞かせください。
 もう1つ、労働費ですね。これは施政方針のページ、84ページ、緊急雇用創出事業についてをお伺いします。主に、この都支出金で行われる当事業は、昨今の経済情勢から緊急的に行われるものなんですけれども、期間満了ですね。期間満了後の仕事について、どのようにとらえておられるでしょうか。緊急雇用の職についているときはいいんですけれども、その後に職を失うということになってしまいますと、やっぱり状況は好転しないと思います。緊急雇用創出で一時的な職についているときに、同時に次の職を探さなければならないわけですけれども、次の職のあっせんなど、ハローワークと連携した取り組みと市としてのバックアップも必要と考えますけれども、御所見をお聞かせください。
 続きまして、土木費に移ります。土木費のページ、247ページの項目の7、また249ページの項目の7の三鷹駅前デッキの維持管理費、改修に関してお尋ねいたします。私も駅デッキ近くに住んでおりまして、駅デッキの上に立っていることが非常に多いので、非常に駅デッキの問題、三鷹駅前デッキの問題については、いろいろ市民の方から問い合わせ等をいただくことが多いんですけれども、以前も一般質問でも取り上げましたけれども、非常に風が強い。今の時期、非常に春一番が吹いて風が強いんですけれども、風はなくせないかもしれないですけれども、風で転倒する事故を少しでも減らすために、バリアフリーの観点とあわせて、手すりとかというのを検討してもらえないだろうかという要望があります。また、水はけですね。雨が降ったときの水はけが非常に悪いという声も聞いております。今、ごみを取って対応されているようですけれども、やはり、水はけ。一々、その都度ごみを取って対応するのではなくて、やっぱり水はけがいいような対応も必要なのかなと思います。今のデッキが完成して1年半たつ、約1年半になるのかなと思いますけれども、やはり一度、問題点を洗い出した上で、改善を図っていくための検討を進めていくべきだと思いますけれども、現時点での考えをお聞かせください。
 続きまして、デッキと連なる市道第141号線、風の散歩道のバリアフリー化についてお尋ねいたします。これ、代表質疑の方でも質問させていただきましたけれども、今、市道第141号線は、市内のみならず、アニメーションジブリ美術館に向け、世界じゅうから人々が通る道であり、三鷹の顔と言える道であろうかと思います。バリアフリー化に際しては、さらなる段差の解消とのことですが、現状では、どこをどのように整備するのか、ちょっとわかりにくいのかなと思いますので、具体的にお聞かせください。
 また、点字ブロックを連続化するということについては私ども賛成なんですけれども、色については弱視の方に配慮し黄色で行っていただきたいと思っております。また、三鷹の玄関口から障がい者に配慮したまちにするということで、すべての方々が安心して暮らせる三鷹をアピールできると考えると思いますが、御所見をお伺いします。
 続きまして、土木費。ページ、267ページ、上の方の項目の3、あと施政方針の98ページですね。三鷹駅南口中央通り東地区市街地再開発事業費、いわゆる文化劇場跡地の再開発です。今現在これ、予定地にマンションが建設されておりまして、私も多くの方からこれ、あそこの再開発はどうなっているんですかという問い合わせが非常に多いです。やはり、早急に市民の方にわかりやすいように伝わるようにビジョンを示すべきだと考えますが、御所見をお聞かせください。
 以上で終わります。よろしくお願いします。


◯市長(清原慶子さん)  労働費についての基本的な考え方だけ、私から答弁をさせていただきます。御指摘のように、三鷹市の中に労働費があるということの位置づけは、私も常に認識しておりまして、予算説明書の227ページの──予算説明書としては1ページだけなんですけれども、ここにあります、例えば勤労者等の生活資金融資事業とか、あるいは勤労市民講座等、加えて内職相談やしごとの相談、こうした情報提供と相談と啓発と支援というのが、やはり重要な柱だと思います。
 ただ、私が市長になりましてから動向、変わってまいりまして、質問委員さんが言われたように、派遣の問題であるとか、あるいは三鷹市の中でも、女性であるとか、高齢者であるとか、若者であるとか、就労支援、あるいは就労相談に関するニーズが大変顕在化をしてきました。そこで生活経済課の窓口で、改めて仕事に関して総合的に相談できるような担当も置きましたし、機能を強化してきたという経過があります。幸い三鷹市にはハローワーク三鷹があるということも大変有力なことでございまして、近隣の市の中では格別にハローワーク三鷹との連携事業というのを多く行うことができています。これは、三鷹市民の皆様だけが参加されるというわけではなくて、実は就職面接会とか、あるいは特に若者向けのセミナーなどをしますと、三鷹市民のみならず、多摩全域から相談者、参加者が集まるというような反響もあります。
 そうした中で、今後も雇用環境、急速に悪化しているわけですから、私たちとしては若者、高齢者、女性に加えて、失業されている方の、いわば職業設計、大きくいえば人生のキャリアガイダンス的なところも求められてくると思います。こうしたことについて、より一層注力したいと思いますが、あわせて、関係ないように見えるかもしれませんが、農林費であるとか、商工費であるとか、そういうところで商業振興するとか、農業振興するということは、働くということが地域に場として開かれていくために大変有効な取り組みなんですね。ですから、商業を継続する後継者の育成であるとか、農業も同様でございますけれども、そうした事柄と連携をしていくことで、厳しい労働環境の中で働くということに関して力を尽くしていきたいと思います。
 なお、関連して教育費の方になりますが、教育委員会でも、中学生はもちろんのこと、小学生から職業教育について大変力を入れてくれていますので、そうした取り組みに対して、地域との連携力を強める中で推進をしていきたいと考えています。
 私からは以上です。


◯環境対策課長(岩崎好高君)  カラスのお問い合わせにつきまして、お答えさせていただきます。カラスのお問い合わせは、環境対策課の方にまず連絡が入ります。先ほど、どこのところにあるかわからない、民家なのか、公園なのか、どうなのか。そういう場合には、私どもの職員が現地に赴きまして、その現場確認をいたします。その結果、公園にあった場合は、緑と公園課、あるいは公園の管理者、あるいは道路の場合も道路管理者の方に私どもから連絡して対応をとっていただくようにしております。
 以上です。


◯ごみ対策課長(齊藤忠慶君)  3点御質問いただきました。まず1点目、夜間収集の拡大ということでございます。現状、夜間収集に係りましては、経費的にいいますと、やはり約50%程度余分にかかっているというのが現状でございます。あと、我々の方も、いろいろ市民の方からのお声を聞くという中では、最近、特に夜間収集をお求めというのは、実は私どもの耳には、今ちょっとまだ少ないかなと思っておる。ですけれども、やっぱり、有料化に伴いまして、委員さんおっしゃるとおりサービスの向上という面も考えていかなきゃならないこと、ございますので、ごみ減量等推進会議等、そういったところの委員さんの御意見も聞きながら考えていきたいなと思っておるところでございます。
 次は、2点目の工房の件でございますけれども、この件につきましては、一応、新ごみ処理施設整備の方のところの中で、コミュニティ機能の充実というところをうたっておるところでございますので、ここの中でも当然、工房的機能を設けた施設を付随するという考えでございますので。東側という御要望でございますけれども、ここの中でちょっと考えていきたいなと思っておるところでございます。
 次、3点目が喫煙マナーの関係でございます。実際、私どもの方もマナーアップキャンペーンやらさせていただいております。こちらにつきましては、私どもの委員さん、ボランティアの方、たばこ商組合さんとか、商店街の方々御参加で、155人ぐらいの方が来て、大々的にキャンペーンをやらさせていただいているところでございます。現実に、その効果という形で調査の方もやらさせていただいているところでございますけれども、ここのところ、喫煙率については若干減少が見られます。ただ、やはり武蔵野市さんなんかと比べれば、若干低い、少ないというような形、あります。ただ、これについても、私どもの方も、ある程度の効果が上がっているとはちょっと判断はさせていただいているところでございますので。また来年度も、中央線沿線の各駅抱えているところの市が、また11月ですけれども、合同で一斉にキャンペーンをやろうというお持ちかけの案もございますので、我々も、それに乗って、各市一斉でとは考えているところでございます。また、調査の中では、やはり、ポイント8カ所ぐらいでやったんですけれども、どうしてもポイント、何か吸われやすいというところがありますので、その辺も、例えばベンチがあるところとか、そういうところは重点的に、ステッカー等々張りながら喫煙マナーの向上の方、かかわっていきたいと考えているところでございます。
 以上です。


◯生活経済課長(鈴木伸若君)  労働費に関して2点、御質問をいただきました。基本的な考え方といいますか、そうしたことは市長から御答弁させていただいていますので、私の方から具体的な御質問の補足的なことを含めてお答えをさせていただきますが、初めに市が行う労働施策の意義とメリットということ、大半、市長に語っていただきました。失業されている方への対応ということが非常に大事だろうと思います。
 もう一方で、視点を変えますと、市がやる意義としては、やはり地域の実情をよくわかっている市が行うことで、地域産業を育成すると、そうした立場も含んでいるかと、担当として認識しているところです。優秀な人材が他に流れてしまうというだけではなくて、そうした優秀な人材を地域でしっかり雇用していく、雇用できると、そうした機会も十分ねらいながらということで、市が、こうした施策に転ずる、講ずるという意味があるんだろうと考えているところです。
 それから、2点目でございます。緊急雇用に対する後のあっせん施策など、どう考えているかという御質問かと思いますが、先ほど市長も触れていただきましたが、面接会でありますとか、セミナーでありますとか、そうしたものを活用しながらと考えておりますけれども、そうしたこともございまして、来年度、通常であれば15社程度中心として行う面接会から小規模な5社程度の面接会も複数回重ねてやっていくことで、そういう機会がつくれないかと考えているところです。
 以上です。


◯道路交通課長(福島照雄君)  2点、御質問をいただいております。最初の三鷹駅前デッキの件でございます。これにつきましては、風の問題、それから雨天時における雨水排水の問題、またあるいは若干照明が暗い等、個々に市民からの苦情、要望とも市の方に寄せられております。そういった中で、その都度、対応もしているところでございますが、最終的には、やはり、この辺のもろもろの問題点をしっかり把握いたしまして、トータル的に見た改善、そういったものが可能かどうか、今後、十分検討してまいりたいと思っております。
 それから、2点目でございます。市道第141号線、風の散歩道のバリアフリー化事業でございます。これにつきましては、三鷹の駅広から──駅前広場から万助橋までの区間、延長にいたしますと680メートルにつきまして工事を行います。具体的には歩道の段差解消といいますか、歩道部の段差解消を行います。それとともに、視覚障がい者用誘導ブロックの連続化ということを考えております。この視覚障がい者誘導ブロックにつきましては、基本的には色は黄色を基本と考えておりますが、歩道等に色がついている場合には輝度比の関係がございますので、それらも十分、今後配慮いたしまして、設置については検討をしてまいりたいと思っております。
 以上でございます。


◯まちづくり推進課長(板橋弘二君)  お尋ね1点ございました。中央通り東地区の市街地再開発事業についてでございます。この事業は、UR都市機構さんが一応、施行者を予定して、地権者と一緒に取り組んでいるところでございます。残念ながら、全員の合意がまだなされていないということで、今回の、先ほど委員さんが挙げられた事例のような、予定地内にマンションが今建ってしまっているということでございます。これにつきましても、地権者の方が、ある御事情がございまして、今回建ててしまいますけれども、後には、この事業に参画するということをお話をいただいていると聞いております。
 今、取り組みの状況でございますが、なるべく全員の合意を目指して今、取り組んでおりますけれども、残念ながら、今、6割程度の合意ということで、今後8割程度の合意まで達した状況で、法的な縛りをかけられる都市計画決定の手続に入っていきたいと思っているところでございます。
 以上です。


◯委員(浦野英樹君)  ありがとうございました。まず、カラス害についてはわかりました。非常に環境対策課の方で一元的に対応されて、とりあえず一時的な対応の方は環境対策課の方でされているということで、巣があるけどわからないというケースもあるかと思いますので、よろしくお願いいたします。
 家庭ごみ有料化に関して、夜間収集に関してですね。ちょっとこれ、再質問なんですけれども、これ、夜間収集の場合、カラス害についての効果というのもあるかと思うんですけれども、カラス害の防止という観点から夜間収集の評価というのはどのようなものでしょうか。それ、再質問で聞かせてください。
 リサイクル工房についてもわかりまして、喫煙マナーアップキャンペーンについてもわかりました。先ほど答弁の中でも、吸われやすい、たばこを吸いやすいポイントがあるという話が出ましたけれども、私も見ていて大体吸っている方というのは場所が決まっておりまして、そのポイントポイントでたばこを、ポイントポイントでマナーの向上を呼びかけるという対応も必要になってくるかと思いますので、引き続き実情をよく調査していただいて、実効性ある対策をお願いしたいと思います。
 あと、労働費について、非常にわかりました。私も感じていますけれども、やっぱり市が行う労働施策というのは、直接的に何かをするというのではなくて、コーディネーター的な仕事なのかなと。地域の事情をよくわかっているからこそできる、コーディネーター的な役割というのがあるのかなと。地域産業の育成、またキャリア教育、またハローワークとの連携という話も出ましたけれども、そういった総合的な立場から、こういった労働施策というものを進めていただきたいと思います。
 緊急雇用対策事業についてもわかりまして、三鷹駅デッキ、風の散歩道につきましても、やはり市の玄関口でありまして、例えば、本当に都心に通勤されている方多いんですけれども、三鷹駅に帰ってくると、ちょっとほっとするというところがあるかと思いますので、引き続き、問題点等ありましたら細かく洗い出して対応していただきたいなと思います。
 それから、文化劇場跡地については、非常にこれは難しい問題でもあるのかなと思います。ですから、とにかくどうなっているんだという声がだんだん大きくなってきているのかなというものも感じておりますので、法的な縛り以前の段階のビジョンというものを、よりわかりやすく伝える努力をお願いしたいと思います。
 では、再質問、カラス害の防止の観点からの夜間収集の評価について、お願いします。


◯副市長(河村 孝君)  カラス害について夜間収集の効果というのは、御指摘のように、大変あると思っています。この夜間収集を当初始めた理由というのは、まさに、再開発の方でも御指摘ありましたように、三鷹の駅前が市の玄関口ということで、通勤・通学の方が朝からたくさん歩く中で、ごみが普通、夜間収集でなければ積み上がっている状態になっていますので、それは避けようと、そういう苦情等もありまして、実験的に始めて、一定の成果があるということで進めてきたわけです。ただ、全市的に広げるかどうかにつきましては、先ほど答弁ありましたように、経費が1.5倍かかるということと、それから、あともう1つ、施行してみるとわかる──実際お住まいですからわかると思いますが、ある程度の、夜間にごみを収集するということで、騒音の苦情もあるわけです。駅前は夜遅くまで、そういう意味では、いろいろな活動が活発なところですので、そこは現在、今は苦情が出てきておりませんが、市内全域となりますと、かなり静かな住宅街でありますので、その点も含めて、騒音等、それからコストのことも含めて、総合的には、現状では駅前に今のところ限定して、これは進めていこうという市の考え方でありますので、よろしくお願いいたします。


◯委員(浦野英樹君)  ありがとうございました。カラス害の問題については非常に、やはり、いろいろ市民の方からの話を聞いても、もっと取り組んでほしいという要望が多いですので、これは費用と効果とニーズというものを勘案して検討を進めていただきたいなと思います。
 以上で終わります。


◯委員(岩見大三君)  それでは、よろしくお願いいたします。それでは早速、質問に入らせていただきます。まずは衛生費の施政方針の77ページ、新型インフルエンザ対策の推進についてであります。御承知のように、近年、高病原性の鳥インフルエンザの世界的な流行、散発的な人の感染発生の継続から新型のインフルエンザの出現が強く懸念されているところであります。平成21年2月17日に新型インフルエンザ及び鳥インフルエンザに関する関係省庁対策会議が開催され、新型インフルエンザ対策ガイドラインが策定されました。そこで、こういった経緯を勘案しまして、今回の市の行動計画ということであるわけなんですが、今回のこの行動計画でありますが、まず端的にお聞きいたします。行動計画のポイント、体制、または市民への計画の周知、予想される課題についてお伺いいたします。
 続きまして、同じく施政方針78ページ、ISO14001の推進についてお伺いいたします。ISO14001の庁内導入も3年がたちまして、職員の皆さんにもかなり浸透したのではないかと思っております。そこで、昨年度の検証ですが、例えばガスや水道、あるいは電気などの項目について、使用量がふえたもの、あるいは減ったものについての、その内訳と傾向から、どのように分析を行いますでしょうか、お伺いいたします。また、さらに職員の方の環境意識を高めるために、何か対策を組まれておられますでしょうか。その点についてもお伺いしたいと思います。
 そして、簡易版マネジメントシステムの成果についてですが、施設のCO2の削減、施設ごとの個別目標を設けまして、順調に推移していると聞いているわけなんですが、さまざまな法令遵守──コンプライアンスですね。リサイクル法のそういったもののことも含めまして、さまざま現場の声、この導入過程でどんなものがあるかということを、続きましてお伺いしたいと思います。また、参考までに、導入施設数も、わかりましたらお願いいたします。
 今後は、これを受けまして、学校版のマネジメントシステムの作成に入られるということで、ここのことにつきまして、今後の予想される課題と作成スケジュールにつきましてお伺いしたいと思います。
 続きまして、同じく施政方針78ページ、公共施設アスベスト使用状況実態調査の実施についてお伺いいたします。これにつきましては、いわゆるトレモライトなどについての調査を実施されるということで、過去からいろいろな経緯があるかと思うんですが、その経緯につきましては割愛いたしますが、端的に幾つかお伺いしたいと思います。まず、トレモライトなどの人体の影響につきましての見解をお願いいたします。
 それと、今回の調査では、80施設の約300カ所につきまして調査を行うと聞いておりますが、大まかに、どのような施設で調査を行いますか。また、その調査期間と調査体制につきましてお伺いをいたします。
 続きまして、同じく施政方針79ページ、環境基金の活用と拡充についてお伺いいたします。家庭ごみ有料化を踏まえての高環境の創出に一層の取り組みを行うということで、環境基金の増額ということでありますが、この環境基金のもとに、環境と経済がより密接に絡む仕組みづくりというものが、やはり必要と考えております。そこで、幾つかお伺いいたします。環境基金に対する市民の評判と活用状況についてお伺いいたします。また、事業者の活用実績と不況対策効果に対する所見。この点につきましては、先ほどの代表質疑でも若干触れましたが、よろしくお願いいたします。
 続きまして、商工費に入らせていただきます。同じく施政方針の86ページであります。市内共通商品券事業への支援について、お伺いいたします。今回、発行総額を昨年の2倍の2億2,000万円にすることには基本的に賛成であります。ただ、昨年の実績を細かく検証いたしまして、次回は市民と事業者にとりまして、より魅力のある経済効果が高いものでなければならないと考えております。そういった観点から、幾つかお伺いいたします。前回は平日の販売でありましたが、幅広く市民が購入できるように休日販売にすると同時に、個人の購入額の上限を前回の半分にしてはどうかと思いますが、御所見をお伺いさせていただきます。
 それと、活用できる業種、店舗の拡大につきまして、できるだけ広く使えるようにしてはどうかと思いますが、御所見をお伺いいたします。
 または、この商品券の利用期間の延長につきましても、御見解をお願いいたします。
 また、実際の経済効果につきまして、どのように測定するか。これは極めて難しいと思うんですけれども、この課題につきましての御所見をお願いしたいと思います。
 続きまして、同じく87ページ、観光振興の推進についてお伺いいたします。観光案内所ができまして1年、市民にも好評であり、三鷹の観光にも大きな影響があったと思います。関係者の取り組みには、本当に敬意を表するわけでありますが、そこでお伺いをいたします。観光案内所の1日の来場者数、並びに年間の来場者数については、どのぐらいかということにつきましてお伺いします。また、外国人の方はどのぐらい来られたかという、これは即答は難しいと思うんですけれども、わかればお願いいたします。さらに、この1年をどう検証してこられたか、この御所見をよろしくお願いします。また、今後の人員を含めての観光案内所の体制につきましての課題、並びに今後の方針につきまして、お伺いできればと思います。
 続きまして、土木費。予算説明書の245ページ、説明4、バリアフリーのみちづくり推進事業についてお伺いをいたします。ほっとベンチ設置事業に対しては、道行く市民が利用されている姿を見るにつけ、さらに推進していただきたい思いが強まりますが、その用地を収得するに至るまでの御苦労も見てとれます。この事業を展開していた当初は、電柱に設置できるタイプの設営もあったはずですが、現状では設置をされておりません。狭い道路などの安全性に配慮したものと考えられますが、例えば高齢者の多い井の頭地域において、確かに狭い道路が多いことも理解をしますが、井の頭公園駅前通りなどは、それなりの道幅もあり、電柱へ設置されることで高齢者が出歩く機会もふえると考えます。場所を選定して電柱型を設置してはどうか、御所見をお伺いさせていただきます。
 続きまして、消防費に入らせていただきます。同じく予算説明書の271ページの2項、非常備消防費、同じく説明2の消防団運営費についてお伺いいたします。現在、消防団本部及び各分団に1台ずつ配備されているMCA無線は、災害時には大いに活用されていると聞きます。そうした中、現在、消防団の無線訓練では、本団に無線担当団員が1人配置され、市内全域の活動状況に対し指示を出す仕組みと聞いております。しかしながら、市内全域の情報を1人の団員に集約することは非常に困難で、実際の大規模災害では対応が困難だとも考えられます。災害対応の頭脳というべき団本部においては、スムーズな処理能力が求められることから、無線担当員は2人配置し、市内を東西に分けるなどの対策が必要であると考えますが、このことをどのようにとらえておられますか、御所見をお伺いいたします。
 また、今回の予算では、他にかかる経費が多いことから、そうしたMCA無線へ対しての予算措置はとられておりませんが、前述のことから次年度以降の検討にしていただきたいとともに、現在、分団に3台配備されている活動用無線についても、現場での重要性から、増設の予算措置を検討願いたいとの声が現役団員からあることから、あわせて、このことについても御所見をお願いいたします。
 以上、よろしくお願いいたします。


◯健康推進課長(内田邦夫君)  新型インフルエンザについて御質問をいただきました。市の新型インフルエンザの計画につきましては現在策定中ですが、国の行動計画が平成21年2月17日に新たに策定されましたので、それにすり合わせる形で、今、市の計画も策定しております。それで、行動計画の核になるものは、やはり市民の健康と、またあわせて社会経済の被害を最小限にとどめていく、そういうことを考えております。体制につきましては、経営会議を中心とした危機管理体制を設置していく方向で考えております。
 また、市民への課題ですが、やはり、これは感染しますので、できるだけ人と人が接しないような形で工夫していきたいと思います。その1つは、せきエチケット等、マスクをするとか、せきをするときは口をふさぐとか、そういう周知とともに、発熱外来とか、発熱相談センターという、今までのお医者さんにすぐ行くというわけにいきませんので、電話による発熱相談センターを設置しまして、そこで発熱外来に行ってくださいというアナウンスをすることになっておりますので、その医療関係の周知も今後の課題だと思います。また、市民の生活にかかわることですので、今後は日常品の備蓄等も、今後、市民の方々にお知らせしていくことが課題かと考えております。
 以上です。


◯環境対策課長(岩崎好高君)  まず、ISO14001についてお答えしたいと思います。平成19年度の実績でございますが、コピー用紙の購入量がマイナス6.4%。これは対平成18年度の比でございます。電気使用量が2.7%の増、ガソリンの使用量が9%の減、それから軽油が8.7%の増、都市ガスが1.6%の増、上水──水道水が4.7%の減、ごみの処分量が7.9%の増という形になっています。この増減をそれぞれ検討しまして、次年度、平成20年度の取り組みにつなげていっております。
 それから、環境意識を高めるために一体どういうことをしているかというところなんですが、2008年から市長表彰(ベストプラクティス表彰)の中で、環境マネジメント努力賞というのを設けさせていただきました。4つの課がその賞を受けたんですけれども、こういった取り組みで、職員の方々への啓発にもつながっていると思います。それ以外にも職員提案、ISOに関する職員提案を受け付けておりまして、それらを受けて、職員皆様の方に改善を求めていくような形になっています。
 それから、簡易版のマネジメントシステムの成果なんですが、温暖化と連動しているというところもありまして、電気、特に突出して削減の高いところとして、図書館本館では43.9%の電気の削減、あるいは東部市政窓口で25.8%の削減、都市ガスにおいても、図書館本館で53.2%、ガソリンについても、総合保健センターで37%の削減という形で、非常に効果が上がっていると、こちらでは判断をしております。そのほか、個別目標として緑のカーテンを設置したり、あるいはごみの分別を進めたりと、それぞれが、施設ができることを進めています。施設の対象数としては、29施設が対象となっております。それから、学校版についてなんですが、一応、平成21年度と平成22年度、2年間にかけて、学校版についても進めていきたいと考えております。今後、生徒さん、あるいは教職員さんと、いわゆる学校の中で、どういうような取り組みを進めていけば環境教育につながるかというところも含めて、今後、進めていきたいと考えています。
 それから、アスベストについてなんですが、トレモライトなどのアスベストについては、人体に対する影響としまして、肺がん、あるいは中皮腫という悪性腫瘍というようなことが起こると言われております。それも、10年とか20年、30年たって発症するというケースもありますので、今まで市では、この取り組みに対しては全力を挙げて取り組んでいたところなんですけれども、施設としましては、この本庁舎も含めて学校、それから図書館など、いろいろな施設で、まだ確認をしなければいけないところがございますので、これらを来年度、調査をしていきたいと思います。
 どのような機関かという部分につきましては、その資格を持った、計量証明が出せるところに委託をしていきたいと考えております。
 それから、アスベストに対する診断士、あるいは一級建築士などの資格を持った方に、まず診断をしていただいて、それから分析という形になると思います。
 調査体制なんですが、一応、環境対策課の方で、万全を期して体制を組んでいきたいと思っております。
 それから、環境基金の拡充についてなんですが、今後一層取り組みをというお話で、市民の評価等なんですが、太陽光発電については、かなりの問い合わせをいただいております。国・東京都が、国については、既に1キロワット7万円の助成をしていますが、東京都についても、平成21年4月から、また太陽光発電の助成をするということですので、そういった部分も含めて、市でも積極的に取り組みを進めていこうと思っておるところです。
 活用実績につきましては、既に400万円の予算なんですけれども、396万6,000円の助成が見込まれております。件数としましては28件、太陽光発電が27件、燃料電池コージェネレーションが1件という状況になっております。事業者も、予算を400万円から800万円に増額したということで、それなりの市内に対する経済効果も高いのではないかと判断しております。
 以上です。


◯生活経済課長(鈴木伸若君)  それでは、商工費2点御質問いただきまして、1点目の共通商品券についてでございます。おおよそ、これについても5点に分けて御質問いただきました。まず、前回、平日の販売だったものを休日にという、こうした御意見をいただいた1、2、3、4点について、多くの御利用の方、あるいは買えなかった方などからお寄せいただいていまして、商品券を実際に取り組まれた三鷹市商店会連合会、あるいは三鷹商工会の役員の皆さんなどで構成する実行委員会でも、そうした点が話し合われまして、ぜひ休日の販売に向けて、市の方からも要請をしておりますし、そうした点について前向きの検討をなされているということで、情報をお伝えをしたいと思います。
 それから、上限額についても、広く市民に行き渡るようにという趣旨でございます。これについても、できる限りそうした方向で。前回、1回目で、売り切れるかどうかということが大変不安だったと聞いておりますので、御要請の向きはしっかりお伝えをして、実行に結びつけていけたらいいなと感じております。
 それから、3点目、業種の拡大ということのお話ございました。まさに、この商品券事業で一番大事なところだろうと思っておりますので、参加いただいた615店舗をいかに来年度は拡大していくか。ここについては、市も十分協力をしながら、事業者と一緒に店舗拡大、取扱店舗の拡大に向けて汗をかきたいと考えているところです。
 4点目の利用期間の延長については、やはり、こうした御要請も大きかったことでございますので、商店会の皆さんがどういうふうにお考えになるかと。余り長くても使い忘れがあるんじゃないかという声もありますので、そうした議論をしっかりしながら、御要請の向きを、事業者と誠実に対応できるように検討してまいりたいと思います。
 そして、商品券の最後、経済効果なり測定の方法という御要請でございます。大変これは難しいというのが実態でございまして、余り細かく求め過ぎますと、ややもすると、商店会の皆さんが、どうも参加しづらくなってしまうということもございます。しかしながら、一方では、市としては、こうした税金を投入するという立場から、それが定量的に見えやすいようにという板挟みでもございますが、先ほどと同じように、事業者と十分協議をして、いかに、こうしたことが見えやすく、市民の皆さんに御利用の結果などが見えるようにするかということについて、今後、ぜひ工夫をしてまいりたいと思います。
 次に、観光振興ということで御質問いただきました。初めに、観光案内所への来場者の数でございます。まだ1年をたっておりませんが、2月末現在で1万4,204人というカウントをしてございます。1日に平均いたしますと、営業日に1日当たり50人程度という方々が来場されております。この来場される方の半分は、やはりジブリに関する場所のお問い合わせでありますとか、ジブリに関する資料を求めるという方が大変多くなっております。それから、外国人の方の数というのをカウントは直接はさせていただいていないわけでありますけれども、ジブリ美術館の方の来場者の状況が、来場者の約15%が外国人ということを情報入手しておりまして、それから類推しますと、約2,000人強が外国人であるのではないかと思っているところでございます。
 それから、2つ目として、この1年間の検証をどういうふうにしているのかということでございます。年度当初に案内所を開設して、夏にNPO法人として設立しているわけです。その間、あるいはそれ以降も、積極的に催し物への参加、あるいは主催ということで、正直申し上げれば、やっとここへ来て軌道に乗ってきたのかなと考えるところでありまして、目いっぱい走ってきたところだろうというのが、担当課長として、この1年間を検証しているところでございます。
 それから、3点目に、今後の体制と課題、あるいは方針という大変大きい御質問をいただいたわけでありますけれども、今後、市民を中心に、ボランティアをしていただいている市民などを中心に、協働という形で企画なんかに携わってもらうような、そうしたことを積極的に行っていきながら、三鷹らしい都市観光に取り組むと。具体的には、これまで三鷹「通」養成講座を行ってまいりましたが、太宰の三鷹検定などにもかかわりながら三鷹のいいところをPRする、そんな機会をつくっていきたいと考えています。
 以上です。


◯道路交通課長(福島照雄君)  ほっとベンチの件でございますが、これにつきましては、市民、事業者の皆様方から御寄附をいただく中で、平成18年度から設置が開始しております。そういった中では、この整備計画に基づきまして、当面、優先順位ということで、主要道路を、まず優先的に設置してきているのが現状でございます。そういった中で、その中におきましても、やはり、歩道上に設置する場合にも、安全性といった問題が非常に大きく左右されます。御指摘の電柱の設置をふやしたらどうかということでございますが、これらにつきましても、道路が本来持ちます機能、そういったものを阻害する可能性が非常に高いものでございますから、十分安全性等を配慮しながら、また東電等の協議もしっかり行いながら慎重に進めてまいりたいと思っております。


◯防災課長(島田 勉君)  MCA無線の複数担当制ということの御質問ですが、訓練のときは時間が短いということもありまして、1人でやっていただいておりますけれども、実際の災害時、昨年も台風通過ありましたけれども、そういった長時間にわたるときには複数の担当制をしいております。
 それから、あと活動無線の5ワットの増設要望でございますけれども、これにつきまして、また消防団ともよく相談しながら検討したいと思っています。
 以上です。


◯委員(岩見大三君)  御答弁ありがとうございました。それでは、ちょっと時間もないんですが、再質問させていただきたいと思います。まず、公共施設アスベストにつきまして質問させていただきたいと思います。今の現状の取り組み等々につきましては、わかりました。それで、少し今後の細かい点なんですが、調査工程、測定方法等につきまして、ごめんなさい、これはいいです。ちょっと時間もないので。いわゆるこれ、トレモナイトがあると測定されましたら、いわゆる、その施設は使えなくなるということになるかと思います。その後の市民への公表、あるいは除去作業につきまして、できるだけ迅速に行う必要があるかと思いますが、この点についての御見解といいますか、をお願いをしたいと思います。
 それともう1点、商工費の観光案内所の件につきまして、年間、やはり1万人以上の相談ないし来客が来るということで、この観光案内所の、いわゆる受け入れ人員体制につきましては、現状のままでよろしいかどうか。その点、2点につきましてお伺いしたいと思います。


◯環境対策課長(岩崎好高君)  アスベストが確認された場合は、まず空気環境測定を行いまして、空気中の飛散があるかどうかを確認します。飛散がない場合は、そのまま除去計画、その状況に応じて除去計画を立てて、予算化等を考えながら除去を進めていきます。市民等にも公表してまいります。もし万が一、空気中に発見された場合は、すぐにその場を隔離して、入らないような対策をとっていきたいと考えております。
 以上です。


◯副市長(河村 孝君)  観光関係の人員体制については、まず今、滑り出していく中で、独自財源をどうやってつくっていくかということが、まず課題になっています。ジブリのチケット販売等でそういった努力をしていますので、そういうことでの臨時職員等の繁忙期の対応などは、検討を内部でもしているようであります。また、ボランティアの方が毎日交代で、いろいろ詰めていただいたりしていまして、まさに市民参加型の新しい観光協会のあり方を頑張って追求していますので、その中で、また検討していきたいと思います。


◯委員(岩見大三君)  ありがとうございました。終わらせていただきます。


◯委員長(田中順子さん)  以上で民主党の質疑を一たん終了いたします。
 ここで休憩をさせていただきます。再開を10時55分にしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
                  午前10時42分 休憩



                  午前10時55分 再開
◯委員長(田中順子さん)  それでは、委員会を再開いたします。
 質疑を続けます。次、日本共産党。


◯委員(森  徹君)  それでは、質問させていただきます。最初に、家庭ごみ減量・有料化関係費、ページの221から行きます。この問題、代表質疑でもさせていただきました。市長の御答弁の中には、平成17年の分別、これによって大幅な減量があったと。しかし、それ以後は大幅減量は示していないことを踏まえということで有料化。それも減量・資源化の推進や地球温暖化や環境問題、そのきっかけにということで、さらなるごみの減量・有料化となっております。ということは、直後の大幅な減量はないけれども減量は行われている、進んでいるということを市長はこの中で認めていると思います。それで、やはり、ごみの減量や地球温暖化、環境対策、その取り組むきっかけのために、ごみの有料化を行うというのはいかがなものかと。改めて、平成17年の分別、それでごみの減量に入ったということで、あれから4年たって、改めて、今この時点で、市民への周知徹底といいましょうか、そういう努力、啓発等も必要ではないかと思っております。
 それで、やはり、ごみの減量は分別で減ったということもあるんですけれども、三鷹の場合には30年余り、それ以上でしょうか、収集は町会とか住民グループで分別の集団回収の地道な努力があると。そういう背景が、三鷹の場合はごみの減量につながっているということが言える。特に有料化を行っている他市にも増して有料化を行っているというのは、そういう市民の努力があるんだ。それも、長い努力があるということが言えるのではないでしょうか。やはり、改めて、ごみの減量というのは、この地道な市民の努力に依拠して、さらなる努力ということが求められると思います。
 そういう点では、このきっかけにということで有料化ということではなくて、やはり、まだまだやることがたくさんあるんじゃないかということで、1つは、私どもも、このごみの減量化の問題で市民の皆さん方に入りましたけれども、まだまだごみの減量はできるということを言われる市民の方がいます。それから、マンションなどの集合住宅では分別が不十分だという点。ここへの、やはり周知徹底といいましょうか、市の職員の方が管理組合の総会なんかに出かけられていって、そこで分別の問題をきちっと指導するといいましょうか、そういう努力を訴えるということもあるのではないか。
 それから、例えば小・中学校すべてで、やはり、生ごみの堆肥化ということもあるだろうと。
 それから、やはり集団回収では、この住民の努力に対して10円だった、キロ当たりですね、その手数料といいましょうか、助成が一たん7円に下がって、それを今年度、さらに1円戻すということなんですけれども、これは、やはり、もとの10円に戻して、そこでしっかりと助成に、市民の努力に対して、やはり、一緒になって集団回収を行っていく、こういうことも必要ではないかと考えるところです。
 即、やはり、したがって、きっかけで有料化するということではなくて、もっともっと市民との協働という方向の努力、これが求められる。今の経済不況、生活が大変という中での有料化というのは、市民に新たな負担を求めるものになるのではないかと考えますが、改めてこの件、お聞きしたいと思います。
 それから、商工費、ページの233。先ほどの委員の方も質問されましたが、このむらさき商品券事業、今年度はさらに拡充ということですけれども、委員会での資料で、アンケートの回収率等がいろいろ報告されました。その中で、設問で、売り上げにつながったかという問いに対して、増加したという方が9人、少しが51人、変わらないが124人で、アンケートの回収の比率がありますから、これがすべてではないと思うんですけれども、そういう状況の中で、やはり変わらないという方が多いわけなので、拡充という施策の中で今後、これは市は積極策打ったんですけれども、やはり、いわゆる商店の方の今後、努力されること、あると思うんですけれども、この辺、どう考えているかということをお聞きしたいと思います。
 それから、土木費、ページの240。私、調布保谷線の問題、一貫して取り組み、質問もしてきておりますけれども、今回も質問させていただきます。やはり、三鷹―武蔵野区間、ここが土地の収容率といいましょうか、62%と聞いております。私のところにも、このアパートに住まわれている方や、立ち退きの相談が来ております。特に病弱な方、高齢者、特にひとり住まいの高齢者という方が、いろいろ、これからの行き先というところで、非常に不安を持って相談が寄せられております。東京都も、都営住宅のあっせん、やっておりますけれども、その高齢者の場合、病弱の方は、近くに病院がある、やはり、かかりつけの医者がいるということが、かなり条件になってきている。しかし、東京都の紹介は、周辺他市となっておりまして、これは、やはり平成14年の7月に事業決定されている区間ですから、東京都は、もっと早いうちに、こういう手だてをしなくちゃならないとつくづく思うわけですが、三鷹市として、この辺の状況、どのようにとらえておられるのか。東京都の事業ですけれども、地元の自治体として、身近な政府としてお聞きしたいと思います。
 それから、調布―三鷹区間。これは対応する行政は、窓口は調布市だと認識しているんですが、往復4車線の供用開始が近いうちに迫っている。しかし、調布北高校の前に、鉄工所といいましょうか、鉄くずの大きなクレーンのある建物が、まだ残っております。昨日、私、そこ、夜、この終わった後、改めて走ってまいりました。急ピッチで供用開始に向けての整備が夜間行われておりました。しかし、交差点の近くに、そういう部分を残したまま供用開始をするというのは、非常にいかがなものかと。早く通したいという石原さんの意向はわかるんですけれども、そういう状況の中で通すということを。これは直接、窓口が三鷹市でないということは承知はしているんですが、この辺、すぐ北側が三鷹市ですから、鉄工所のすぐ北側が三鷹市だと思うんですね。あそこは市境だと思いますけれども、この辺、東京都からの話に対して、三鷹市としてどういう対応、また申し入れをされたのか、お聞きしたいと思います。
 それから、消防費。ページ270ですか、消防費。この火災人命救助の問題なんですが、分団の出初め式に私も出席しまして、市長から人命救助の表彰された方がいました。実は、私の小・中のときの同級生でして、その後、いろいろ話を聞いたんですけれども、七小の近くでの人命救助をされたと。そのときの具体的な話を聞きまして、やはり、2階で人が火にあおられているということで、脚立を持ってきてもらって、それで助けたそうですけれども、その熱風というんでしょうか、これがすごかったと言っていました。それから、ガラスが、熱圧というんですか、これで飛散すると。非常に怖かった。正直言って、感謝状はもらったんだけれども、ちょっと怖くて二度とできないというのが率直な。しかし、ああいう状況になると、人というのは、やらなければという気持ちが走りますから、やりたくないといってもやるんだろうと思うんですが、しかし治療費が2万8,000円かかったそうなんですね。それで、のどが、やはり熱風でやられて、非常に夜も眠れなかったと。この消防費の予算では、被災者見舞金というのが80万円組まれているんですが、こういう人命救助をやって、けがをしたといいましょうか、そういう方へも対応というのはあるんでしょうか。この方が、そのことを知らないで、自費で治療しているんですけれども、人命救助された方に対して、あるならば、そのことをお知らせしなくちゃいけませんし、ないならば、その予算的な手当てということが必要だろう。
 それから、私どもの近くに、建設現場からの出火で、隣が延焼で火災を受けた。私も、その場にすぐ駆けつけまして、それで本当に見る見るうちに、外は大したことないようですけれども、熱で中から発火するというんでしょうかね。そういう状況で、すごいな、大変だなと思ったんですが、その方が、市が用意した一時緊急避難場所ですか、そこは確保されたと。しかし、実は夜、そこの燃え残ったものを運ぶお手伝い、私も車を借りてきて──自分の車じゃ乗らないものですから、手伝ったんですけれども、避難場所は、市は準備しているんですけれども、その移送手段というのはないんですね。やはり、その方は車も燃えちゃったんですけれども、そういう避難場所への移送といいましょうか、市の方も車の対応といいましょうかね。そういうことが必要じゃないかということを感じましたけれども、この辺いかがでしょうか。
 それから、火災警報器の設置事業で、設置が義務づけられていると。しかし、一定の価格がすると。大型量販店なんかにも、そのコーナーがありますが、町内会の組織率が50%を切っていると。まとまって購入すると安くなる、半額ぐらいになるところもあるそうなんですが、例えば町内会のないところなんかは、そういうアナウンスがされない、まとまらないという点で、何かこういう窓口対応といいましょうか、そこ、まとまってアナウンスをして、義務づけられていますから、これに対してしっかりと、できるだけ出費の少ないような対応というのができないか、市としての何かそういう取り組みができないだろうかと考えます。
 とりあえず、以上ですね。よろしくお願いいたします。


◯市長(清原慶子さん)  1点目の家庭系ごみの有料化と市民協働についての御質問にお答えいたします。12月議会で、ごみの手数料をいただく件については条例が制定されておりまして、当該年度は10月から家庭系ごみの手数料をいただくこととなります。その中、質問委員さんは、私自身が市民のこれまでの減量の取り組みについて、あたかも認識していないかのような観点からの御質問なんですけれども、改めて申し上げますが、私、市長になりましてから、ごみに関する計画づくりの市民会議でも、ごみ有料化の有効性・意義については確認をされています。ただし、その時期については、ちょうど平成17年2月からさらなる分別を行うので、その成果を検証してからという留保がつきました。私は、ただ単に分別をして、それでおしまいということを市長としてもしておりません。この間、5月30日のごみゼロの日だけであったキャンペーンについて、ごみ減量等推進員の皆さんやボランティアの皆様には大変お手数をかけたわけですけれども、ごみ減量キャンペーン、喫煙マナーアップキャンペーン、そしてごみの不法投棄防止キャンペーンなど、私自身が市民の皆様と、まさに現場で御一緒にキャンペーンをさせていただきました。分別だけの効果では、減量には限度がありますから、それ以外に意識啓発をさせていただき、さらには、最近ではマイバッグキャンペーンまで加えて、マイバッグを無料でお配りするということですから、これにも経費かかっておりますので、そのようなこともさせていただきました。
 市民の皆様に協働していただくというのには、やはり、パートナーである行政が、市長を初め職員が一緒になって動かなければなりません。また、私たちにのしかかっているのは、今の環境センターの延命のための維持管理の努力と新ごみ処理施設の建設にかかわる多額の経費について、どう負担していくかということです。さらに、ごみ収集そのもの、リサイクルそのものには経費がかかります。それをいかに市民の皆様の減量、ごみゼロに向けた努力とともに取り結んでいくかということについては、やはり有料化というのは大いなる効果があるということは、近隣の市でも実証されているわけですね。
 ただ、それでは有料化だけすれば、それで減量し続けるのかというと、そうでもないことから、私たちは、やはり、今の時期、市民の皆様に対しては、きめの細かい料金設定と量を減らした人の努力が報われるような小さな袋の設置、また減免もきめ細かくさせていただき、そのいただいた手数料については、地球温暖化の中で、環境基金で見える形で使わせていただくと。このように、皆様の努力が可視化できるように取り組みをさせていただいたところに、三鷹市の市民の皆様のこれまでの減量を初め、ごみ問題に関する参加への形を反映したごみの有料化にしなければいけないという思いからの取り組みでございます。
 今週以降、リサイクルカレンダーも皆様のお手元に届くと思います。これも非常にきめ細かく編集をさせていただきました。ごみを分別するというのも大変なことです。しかも、さらに10月以降は有料化をお願いするわけですから、市民の皆様にわかりやすく書かせていただくとともに、そもそも、ごみになるものは買わない。そして、最小限ですね、暮らしの形式を変えることによって、ごみを考えることが環境問題に密接に結びつくのだということをわかっていただけるような三鷹市らしい家庭系ごみの有料化にしたいと思っております。
 なお、マンションへの指導とか、小・中学校での取り組みなどについては、別にこの間もやっていなかったわけじゃございませんで、これは当然のことながら、これからも市民の皆様の中で御努力いただいている方だけに依存しない、今、気づきがなく御努力いただいていない方にも、きめ細かい対応をさせていただき、意識啓発について、さらなる努力をしていきたいと思います。
 私としては、家庭系ごみの有料化の形そのものに、この間の市民の皆様との協働の形があらわれております。何か一部では、女性の市長なのに生活感覚がないと。この時期に家庭系ごみを有料化するのは何事だということで、何かそういう御発言をされている市民の方がいらっしゃいます。私、これ、女性であれ、男性であれ、私も暮らしをしておりますので、何ていうんでしょうかね。私としては、しっかりと市議会でも御議論いただきましたし、市民の皆様の御意見もいただいて、既に条例制定されておりますので、これは粛々と来年度させていただきます。そのことを申し上げます。


◯副市長(河村 孝君)  共通商品券で、その効果ということで、売り上げが変わらないと、そういう御意見の方も多かったと、そういう御指摘でございますけれども、この年末、大変な大不況の中で、市況が低迷していく中での変わらないということについての評価だと思いますけれどもね。一昨年の暮れと昨年の暮れと比べて変わらないということは、これは大変なことなんじゃないかなと私は思っていますし、恐らく商店の主の方たちも、実際の実感として、何とか暮れを乗り切れた、去年と同じぐらいの成果があったと御理解しているということは、そういった点ではよかったのではないかなと私ども考えております。そういう意味で、これからもっとさらに実績についての分析をしてまいりたいと思いますけれども、その中で、来年度しかるべき時期に、市商連と商工会中心に、昨年の成果以上のものを、さらに追求してまいりたいと思っております。


◯都市整備部長(坪山雅一君)  私の方は、調布保谷線についてお答えいたします。三鷹区間のこれから事業をやる箇所なんですが、その部分についての住まわれている方の移転については、今までも三鷹市の方としては相談に乗っているところでございますので、その中で、直接市がやっている事業じゃありませんので、そういう要望ですとか希望をきちっと東京都に伝えまして、東京都に対しても誠意を持って対応してほしいと伝えているところでございます。市の方としましては、こういう人たちが全く同じところに行けることはあり得ないので、その中で、極力御希望に沿うところに移転ができればと願っているところでございます。
 それから、調布―三鷹間の野崎交差点の一部分がまだ飛び出ているところがあるのではないかと。それなのに開通することについてということでございますが、道路の場合は、道路管理者と、それから交通管理者と両方ございまして、片方だけがやりたいと言っても、なかなか開通できるものじゃありませんし、また、特に交通管理者の方は、即、交通事故、交通渋滞のことを考えますので、その辺を十分協議して考慮した中で、今回開通されるんじゃないかと見ております。三鷹市としましては、直接どのように影響出るのか、今後の状況を見て、また考えさせていただきたいと思っております。
 以上です。


◯防災課長(島田 勉君)  3点ほど御質問いただきましたけれども、まず1点目が、けがをされた方につきましては、公務災害補償条例というのがございまして、消防団を対象になっているわけでありますけれども、その中に消防作業の従事者、あるいは協力していただいた方については補償も考えておりますので、その中で個別具体的に御相談をしたいということで考えております。
 それから、2番目の移送手段がないということで、被災者住宅については、各市とも同じような対応をとっているところでありますけれども、移送手段というのは、どこの市でも、そういった対応はやっておりませんので、市としても、自己防衛に努めていただくのが第一原則でございますので、その点については特に考えてはいないところでございます。
 それから、住宅火災警報器のアナウンスということでございますけれども、消防署とも連携して、消防署の方からも住宅火災警報器の販売店、値段等も一部チラシ等で書いて出しておりますので、そういったところを御紹介しながら、販売店等を御紹介しながら、消防署と連携しながら、そういった住宅火災警報器の普及に努めていきたいと思っております。
 以上です。


◯委員(森  徹君)  ありがとうございました。市長が女性か男性かと、そういうことを言うというのは本当にひどいですね。どういう人が言うんでしょうか。私どもの党は、やはり戦前から戦後もかけて、いろいろ大変な時期に、人権がない時期から、男女の平等ということで一貫して取り組んで貫いてきている立場でありますから、非常に今の市長のお話には驚かされました。そういうことがないように進めていかなくちゃならないと思います。
 それで、やはり分別が大変なこと。これは、この大変な努力、市民がやっているんですね。しかし、それが最初はわからない。何でこんなことをさせるのかという不満の声も、私は率直に聞きました。しかし、ごみというのは、三鷹市の場合には戸別収集を、他市がやらないうちから戸別の収集やってまいりましたね。だから、玄関先に出しちゃえば、もう関係ないと、そういうことでは困るんだと。やはり、みずからが納めた税金がそこへ使われるわけですから、自分の問題として考えるべきじゃないかという話も、私ども、いろいろ署名で回ったりする中でもやってきたわけです。そういう点で、そういう努力が、やはり、最初やったときから、先ほどの──先ほどといいましょうか、代表質問のときの市長の御答弁の中でも、直後では大幅な減量をしましたけれども、だんだん、その減量が、市としては思ったほどと考えたんでしょうか。確かに、こういう事業を行えば、最初の段階では大きな効果あるけれども、と同時に、努力はしているけれども、しかし、その先をどうするかと。それが有料化なのか、さらなる努力がほかにないのか、このことを質問しているわけなんですね。改めて4年たって、こういう状況なんだと。ここまで市民の皆さんとの協働で進んできたと。そこでどうしたらいいかということをさらにやるというのが、やはり三鷹の進む方向ではないか。逆に言うと、それを三鷹方式という形でもって、ごみの減量を進めていくということも1つの選択肢ではないか。そして、現在は非常に市民の生活は大変という中で、施設をつくるからお金がかかる。それでということですけれども、やはり、市民は税金を納めている。このごみの焼却炉の耐用年数って当然、行政は計画の中にあるわけですから、それに対する予算措置、計画はきちっと持たれるという中で、新たな。今まで無料だったわけですよ。市民の税金の中で、一般会計の中で取り組んできた。これを新しい問題提起をされたわけですから、それならば、もっと、4年たって減量が行ってきた。さらなる努力、どうしたらいいか。そういう、やはり、住民との、市民との一緒に物を考えていくという、その立場がなぜできないんだろうかということで質問させていただきました。そういうことから、どうでしょうか。
 それから、調布保谷線の1カ所立ち退きが全部終わらないで、部長の御答弁、理解できるような、できないような、それでいいんだろうかと、行政の立場として。確かに、調布―三鷹間で、窓口、調布市ということを認識して言っているんですが、三鷹市として、その先、三鷹に車が流れてくるわけですよね。三鷹からも、こういう流れていくということはありますけれども。それで、野崎八幡のところは、まだできていませんから、そこから新しいところに広がっていくという中で、事故が起きてからでは非常に心配だということも含め、また通過交通量が三鷹の中に入ってくるときにどうなるかということもあって、東京都の計画って非常に考えていると思うんですけれども、調布―三鷹区間、三鷹―武蔵野区間、当時の保谷区間、3つに分けて、三鷹―武蔵野区間が最後ですね、事業着手。そこの区間を、工事が終われば、そこで供用開始。調布保谷線というのは、調布―保谷ですから、全体が工事進まなくても通しちゃうという、そこに、やはり1つの一貫性がないと思うんですが、沿道住民といいましょうか、非常に不安になるわけですね。その区間区間だけで、全体が完成してからの供用ではないという点で、いろいろ問題が出ると思うんです。そういう角度から、交通量の流入を含め、それから事故の問題も含め、管理が別々だからというのでは、やはり、私の質問に対する答弁。心配な点から言っているわけですから、その辺、三鷹市として、どういう問題認識を持ったのか、また東京都にどう働きかけたのかということで、再度御答弁いただきたいと思います。
 それから、治療費の補償のことですが、実は、この方は、人命救助やったのは一昨年、何か、ちょっと前だったらしいんです。だから、ことしの分団の表彰で自分が表彰されると思わなかったと。大分前のことだったと言っているんですが、今からでも、そういう対応は生きるといいましょうか、お願いできるんでしょうか。
 それから、やはり、私は実際にそこを、本当に気の毒だと思ったのは、建て売りの家で、その1軒だけなんですよね。家族で水浸しの中からぬれていないものを取り出して、寒かったですから、私も家にあるものを持って来てくださいと。懐中電灯もないだろうと思って、懐中電灯を持っていって、そうしたら、それを照らしながら探しているということで。隣の家は電気がついているわけですよ、周りは。その1軒だけなんですよね、家族で必死になって。車も燃えちゃったという中で、他市がやっていないからということではなくて、やはり、三鷹市として、他市がやっていなくても、そこで困っているわけですから、そういうことが何かできないか。市の車を避難場所まで、御家族や衣類を、大体2台ぐらいで運んだんですけれども、そういうことがね、そこまでやってあげると、本当に助かったとなると思うんですね。それができないだろうかということを再度お聞かせいただきたいと思います。
 それから、例えば小・中学校でも、すべての小・中学校で堆肥化やっていないと思いますね。モデル事業としてやってきて、そのレベルを超えていなかったんじゃないでしょうか。これ、ちょっと私、調査していませんけれども、すべての小・中学校で堆肥化、いろいろね、そういうことも含めて、いろいろ手を打ってきたということには、まだなっていないのかな、まだ不十分ではないかなと思います。
 それから、集団回収の助成費が1円。ここにも有料化の中で、ここに回るんでしょうか。これを思い切って10円にですね──10円以上にと言いたいんですが、少なくとももとに戻すということも必要ではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。再度、御答弁をよろしくお願いします。


◯市長(清原慶子さん)  施政方針の80ページから82ページまでを見ながら家庭系ごみの再質問の答弁を聞いていただければと思うんですが、有料化についての議論は既に市民の皆様とも市議会でも行ってまいりましたので、ここで繰り返し答弁する気持ちはございませんが、御指摘のとおり、三鷹市は戸別収集と分別収集と有料化とを順次行ってきた自治体です。多くの自治体は、それを同時にして減量の効果を示すことが多いようです。でも、御指摘のように戸別収集をし、段階的に分別収集を取り入れてきて、だからこそ、今回有料化をさせていただければ、効果は必ず大きく出ると私は認識をしています。
 それから、集団回収についてなんですけれども、来年度、私は思い切ってですよ──あえて思い切ってと申し上げます──9円にいたします。なぜならば、現在リサイクルに対しては経費がかかりますし、紙等の金額も大幅に下がっている事態です。昨年、私が当初10円だったものを私の責任で7円にし、それを8円にし、来年度9円にするに当たって、現況のリサイクルの紙であるとか、缶であるとか、瓶とかの市況を調べましたが、愕然としましたね。恐らく来年度、4円とか5円になってしまって、結局、皆様にお払いするのは市況価格の倍、お払いするようなことになると思いましたが、しかし、ごみ政策というのは総合的なものだと私は思っているんですね。
 ここにありますように、家庭系ごみの減量・有料化の実施、家庭用生ごみ処理装置等購入費助成事業、集団回収助成事業、エコ野菜地域循環モデル事業、これは拡充いたしますので。さらに新ごみ処理施設の整備ですね。これ、トータルなんですよね。ですから、こういうことを、相互の関連性を考えながら、エコ野菜についても、ただ堆肥化するのはやれるんじゃないかとおっしゃいますが、そんな容易なものじゃないわけですね。御案内だと思いますが、堆肥化するための場所の確保等々、そういうこともございますし。でも、私たちは希望を持っていますので、エコ野菜地域循環モデル事業についても、さらに1カ所増設するように考えております。
 もう、これ以上申し上げませんけれども、私は、市民の皆様が総合的に、家庭系ごみの問題だけじゃなくて、集団回収であるとか、地域の清掃活動であるとか、あるいは緑のまちづくりの一環としてのさまざまなボランティア活動していただいている、そういうことも決して、広がることはあっても萎縮しないようにですね。今、家庭系ごみを中心とした清掃費のことだけ申し上げましたけれども、その他のボランティア活動との連携を図りながら、市民の皆様にとって、より一層、減量されることの喜びといいましょうか。まちがきれいになることでもありますし、家庭生活の中でも整とんがされていくことにもなりますので、そうした実感を得ていただけるようなきめの細かい、配慮が行き届いた取り組みをしてまいります。


◯都市整備部長(坪山雅一君)  調布保谷線について再度質問がありましたので、お答えします。まず、道路を築造する場合、買収して、拡幅して、ある一定の買収の完了を見たところで、通常は築造して、道路をつくりまして、開通させる、一般の用に供するというのが、これが一般的な考えだと思っております。それで、では、どこでもいいのかということではなくて、一応、大きい交差点から交差点というのが一般的な考え方で、そのところの区間を整備して、1日も早く市民の方、皆さんの方、多くの方に使っていただくというのが、これ、基本的な考えだと認識しております。
 そこで、今回の調布保谷線、調布区間の件についてですが、あそこの道路のボトルネックになっているのは西側の部分でございまして、道路に対して西側。要するに、車線でいえば、北に向かう車線です。北に向かう車線というのは、三鷹に入ってくる車線でございます。それで、もしあそこがボトルネックになっているならば、一般的なこれ、考え方なので、推測なんですが、大分手前から、道路はできていても絞っているんじゃないかと考えられます。
 それと、もう1つ、調布保谷線については、上下2車線ずつの4車線で、交差点付近については右折レーン、またはUターンレーンということで、一部5車線になるように、たしか基本的な考えを持っていたと認識しておりますので、あの交差点部分については、最終的にできれば、右折レーンと直進、左折レーン入れて、それから南に行くレーンを含めますと5車線できるんじゃないかと考えております。
 そんな中で、ボトルネックを抜けたら左折、右折、直進という形で3方向にできますので、それぞれ流れやすいんじゃないかと。そして、三鷹市に入る場合は、三鷹はまだ整備されておりませんから、1車線ですから。そのうち1車線が上ってくるというか、北に上がってくるのではないかということで、何回も申し上げますが、これは私どもの方に、調布区間なものですから、全然詳細な資料いただいていませんので、あくまでも推測でお話ししているんですが、東八道路も部分開通したときは、道路はつくりましたけれども、ガードレールで狭めるとか、そういう施しをして、交通の流れが円滑に流れるように、交通事故のないようにという形で開通しているのは一般的ですので、今回についても、まだでき上がったものを見ておりませんから何とも言えませんが、その辺のところは配慮した整備をされているんじゃないかと考えております。


◯防災課長(島田 勉君)  2点ほどいただきましたが、まず1点目の医療補償の関係でありますけれども、これについて、私どもも今、委員の方から情報いただきましたので、多分大丈夫だろうと考えておりますが、具体的に、御本人にお会いした上でお話を進めていきたいと考えております。
 それから、2点目の災害の荷物を運ぶかという問題でありますけれども、火災当夜、その晩、例えばその当日の問題については、体1つ運ぶわけではございませんで、その晩には、荷物があれば、必要な身の回りのものはすべてお持ちいただいて、私ども車で運んでいるのが現状でございます。ただ、状況にもいろいろとありますので、その個別具体的な対応をしながら、被災者の方が困らないような対応については考えていきたいと思います。
 以上です。


◯委員(森  徹君)  いわゆる火災の関係、多分、もう領収書とかそういうのないと思うんですね。そういう、ちょっと心配ありますけれども、ぜひ、今後のことも含めて、その方との話を進めていただきたいと思います。
 それから、車の方もひとつよろしく、被災者の立場でお願いできればと思います。
 それから、調布保谷線の方も、直接来ていないということなんですけれども、いろいろ耳を──耳といいますか、目を広げて、なくても都の方に問い合わせすると。それから、鉄工所のところの先が、すぐ交差点なものですから、余裕がないというところで心配だということで、この辺もよろしくお願いします。
 それから、ごみのことでは、まだ時間がありますので、ぜひ、幾つかの全国的な自治体の中でも、一たん決めたけれども、議会では決めたと。条例は通したと。しかし、今の経済状況や市民の声を聞いて、わずかですけれどもね。私が知り得ているのは3市ですけれども、市長おっしゃられたように、3市しか行っていないじゃないかということでしたけれども、しかし、3市でも、そういう判断をした行政があるということで、質問の中で紹介させていただいたわけです。したがって、まだ、そういう選択肢はあるということで、東久留米、広島、青森と、そういう市長さんの判断ということをやっているところ、あるわけですから、改めて凍結という方向で、市長がしっかりとした判断を下すということを求めます。
 それから、集団回収では、いろいろお金がかかると言いましたけれども、むしろ集団回収の方が約3分の1ほど、それ、かからないということも出ておりますので、その辺も検討していただきながら、ひとつ、ごみの減量、リサイクル、市民と一体になっての三鷹市のごみ問題の解決に、ぜひ努力していただきたいということで、私はここで質問を終わります。


◯委員(大城美幸さん)  それでは、衛生費の203ページ、7と8、介護老人保健施設太郎と三鷹中央リハケアに対して、建設費補助を行っています。そのことによって、建設費補助をしていることで、三鷹市がその老健施設の中で、三鷹市の市民枠のベッドというのを確保しているのではないかと思うのですが、そのベッドは、それぞれ幾つあるんでしょうか。老人保健施設だと、入所の期間というのが3カ月、最大で半年と限られていると思うんですが、その年間を通しての利用状況、ベッドの回転率や空き状況について、お答えをいただきたいと思います。
 あと、施政方針では83ページ、84ページですが、資料、説明書では227ページの労働費で、先ほど三鷹市、行政が行う労働の意義ということでは質問があり、一定の答弁も得ているわけですが、市長は施政方針やこの予算特別委員会の開会の冒頭のあいさつでも、昨今の経済状況のことに触れながら、今ある危機に対応しつつ未来ということでのお話をされました。私は当然、夢を持ち、希望を持ち、未来を描くということは大事なことですが、現在が、やっぱり、現在の基盤がしっかりしていないと夢や希望も持てないと思います。そういう意味では、今ある危機ということを、やはり、とても重視して、そのことに対応することが、行政が責任を持つべきところではないかなと考えるわけです。そういう視点からすると、この労働費のところで、100年に一度の経済危機と言われる中で、多くの市民が、まだ正社員であっても、非正規労働者は特にそうなんですが、今は首を切られていなくても、いつ自分にそのことが降りかかってくるかという雇用不安ということでは、大変な全国的にも大きな問題ではないかと思うんですね。当然、労働・雇用問題、国や東京都がやるべきだと言ってしまえばそれまでなんですが、労働費として、やはり、きちんと行政が対応するという点では、この労働費の予算編成に当たって、この今の経済危機の中で市民が抱える雇用不安に対しての議論というのは、どのような議論がなされたのか、お答えをいただきたいと思います。
 あと、土木費のページ、267ページ1と2、市営大沢住宅と都営住宅地元割り当て募集についてです。募集に対しての申し込みの状況、倍率をお伺いします。それと、募集の仕方について、ずっと前にも一般質問で質問したことがあるのですが、高齢者のひとり暮らし、単身者について、ついこの間も地元割り当ての募集がありましたけれども、この高齢者の単身の募集の場合、都営の募集、東京都の都営住宅の募集でも、ポイント制というのがないんですね。高齢者のひとり暮らしで、古いアパートで、もう立ち退きを迫られていても、そのポイント制がないために、優先順位でポイントがつかないために、あくまで抽せんということになっていて、その抽せんから外れるということになってしまいます。今の家賃から高い家賃のアパートに移ったときには、家賃補助とかの制度もあるわけですけれども、そういうのを使わないように済むためにも、やはり三鷹市で募集できる市営住宅。都営の地元割り当てが三鷹市のやり方で募集ができるかどうかはちょっとわからないんですが、この三鷹市が募集をかけて入所を決めることができるものであるなら、特別養護老人ホームの入所を決めたり、保育園の入所を決めたりとかするときのように、ポイント制というか、立ち退きや住宅の老朽度や、その人の経済的な状況などを把握して、優先的に入るべき人が入れるようにすることを、私はやっぱりやるべきではないかなと思うんですが、その点についてのお考えをお聞かせいただきたいと思います。
 最後、消防費の275ページの2の国民保護協議会関係費です。多分、毎年のっているのかなと思います。額は、そんなに大きな額ではないんですけれども、予算計上されているけれども、昨年も。昨年というか、今年度ですか。実際は執行されていないのではないかと考えるんですが、予算としてのせる必要があるのかどうか。削除して、削ってもいいのではないかと思いますが、お考えをお聞かせいただきたいと思います。
 以上です。


◯健康推進課長(内田邦夫君)  老健施設の太郎と中央リハケアの市民枠のベッド数について御質問いただきました。老健施設太郎につきましては35床、中央リハケアにつきましては60床でございます。また、市民枠に応じて利用しておりますので、今、空き状況はいっぱいの状態です。
 以上です。


◯生活経済課長(鈴木伸若君)  労働費に関しまして、市民の雇用不安に対する議論ということで御質問いただきました。委員さんおっしゃるように、雇用の不安というのが随所に広がっている状況、見受けられるわけです。そうしたことから、私どもも具体的に就職面接会を、これまでの2回だけではなく、小さい規模でも試行的に平成20年度も実施しましたが、平成21年度は、これは制度化して、ハローワークと共同で実施をしてみたり、就職を支援する、例えば面接の受け方だとか、履歴書の書き方だとかという細かい点まで含めたセミナーを実際に開いたり、あるいは企業者の──社長さんなんかとですね、話をして、どういう人材を求めているのかという場を提供しながら、市としては、そうしたものをつかみながら、また、そうしたものを市民の皆さんに提供する場として一生懸命開催しているところでございます。


◯まちづくり推進課長(板橋弘二君)  お尋ねの高齢者のひとり暮らしのポイント制の導入についてということで御理解しております。まず最初にお尋ねあった最近の市営住宅の募集の倍率ですけれども、これは空き家状態でしか募集をしないものですから、かなりの高倍率になっておりまして、約86倍の倍率が、市営住宅の場合はございました。都営住宅につきましては、平成20年度で、全体募集の割合といたしまして約49倍の倍率になっております。
 委員お尋ねの高齢者のひとり暮らしのポイント制でございますが、残念ながら、家族向けの高齢者世帯のポイント制というのは今、制度上ございます。ひとり暮らしというのは、委員さん御指摘のとおり、今、制度上ございません。三鷹市で今後どういうふうに考えているかということでございますが、都営住宅そのもの自体の移管のお話がございます。それについても、市としては、移管をまだできないという状況で、今とらえておりますので、そういう状況から見ますと、市が独自にポイント制を導入して行うのは、今の現段階では困難と考えております。
 あと、市営住宅につきましても、数の戸数が限定されておりますので、そういう状況の中で取り入れていくというのは、なかなか難しいかなとも考えているところでございます。
 以上です。


◯防災課長(島田 勉君)  国民保護協議会関係費でありますけれども、三鷹市の国民保護計画については、作成してまだ間もないというところございますので、見直しを含めまして予算計上させていただいているところでございます。今後、状況を見ながら検討していきたいと思います。
 以上です。


◯委員(大城美幸さん)  再質問させていただきます。衛生費、老人保健施設ですが、今のところあきはないということですけれども、三鷹市が建設費を出していることによって三鷹市の市民枠というのを持っている。その市民枠を確保している意義ということを、どういうふうにとらえているんでしょうか。私は、この老人保健施設にあきはないということですけれども、入りたい人がたくさんいらっしゃる、待ち状況というのがいっぱいあると思うんですけれども、その中でも、やはり、病院から追い出される人たちというので、特に相談で多いのが、胃ろうの方が受け入れてもらえない。かといって在宅に帰ることもできなくて、やはり老健施設を探すしかないんですけれども、結局、病院を3カ月ごとにたらい回しされているという状況を考えると、このような市民枠のところで、そういう人たちを救うしかないのかなと考えるんですが、その市民枠の中で、胃ろうの人を受け入れているのでしょうか。いるとしたら何人なのか。また、その市民枠を確保している意義については、どう考えているんでしょうか。
 労働費、雇用不安の問題で、当然、就職面接会等、本当にハローワークとの連携した取り組みというのは、私もよくやっているなと感じて、見にも行きましたけれども、やっていると思っています。今ある危機ということを考えるということを私は再三申し上げているんですけれども、私どもの情報では、お隣の武蔵野市にある大きな企業で、1月から3月までに雇いどめに遭う人が200人から300人、総勢で300人いると言われています。もう1月の段階で雇いどめに遭った人とか、既に出ているそうですが、この3月で切れる方が多いと聞いています。市内にも、やはり大きな企業がありますよね。そこの2つのところで働いている2人の方から、3月で雇いどめに遭ってしまう。1人は寮を追い出される。1人は自宅があるので、何とか仕事を探しながらということですが、きのう、ある、その中の1人の方と御相談をしましたら、10年間派遣で働いているというんですね。そうすると、先ほども出ていましたけれども、直接雇用も申し込むことが、申し入れるというか、請求できるわけで、労働局に行きましょうということになりましたけれども、違法行為をしている企業に対して、三鷹市として、やはり聞き取りや申し入れというのはできないんでしょうか。この予算の中では、事業者雇用環境等調査関係費というので、30人以上の事業所に対しての雇用環境の聞き取りを行うと聞いていますけれども、雇用環境、仕事を募集しますかという聞き取りではなくて、未然に防ぐという上での聞き取りをして、申し入れということはできないんでしょうか。お答えをいただきたいと思います。
 それと、せっかく、今ある危機という点では相談、労働・仕事の相談受け付け中ということで、随時受け付け中ということで、三鷹市に今、オリンピックの垂れ幕が下がっていますけれども、それではなくて、労働・仕事の相談受け付け中という垂れ幕などは考えられないんでしょうか。お答えをいただきたいと思います。


◯副市長(津端 修君)  老健施設の市民枠についてお答えします。一定の枠を確保するということで助成をしているわけでございますが、市民枠という考え方は、制度上、これ、持ち得ないんですね。国庫補助という補助もいただいていますから、そういうことに限定してはならんという制度でございまして、私が所管しておりますはなかいどうでも、他の区民、市民を一部入れざるを得ないという制度になっています。
 ところで、今言われた太郎につきましては、調布と武蔵野と3市で助成を入れていますが、この枠が実質上、武蔵野市から若干非難が出ておりまして、三鷹市が相当入れているじゃないかというぐらいの状況なわけです。したがいまして、リハケアについても、相当数が三鷹市民が入っているという実態にあると思います。
 それと、胃ろうの扱いにつきましては、職員体制のこともありまして、それだけをとって市民枠というのはなかなか、施設の方の受け手の状況もございますから、難しいかなと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。


◯副市長(河村 孝君)  雇用の問題で、いろいろな御提言あるようでございますけれども、やはり三鷹市役所という中で、人員も権限も限定されている中での、この雇用の確保と、そういう視点でいきますと、御指摘のような未然の防止のための調査とか申し入れについては、やはり権限がある、国とか東京都の労基署とか、労政事務所とか、そういうところが主力を注ぐべきであって、私どもは、やはりもう少しやわらかい形で、地域の中で総合的にできる範囲の中で、今ある危機に向かって丁寧に対応していくということが第1番目の責務ではないかと。そういう位置にいる者としての最大限の努力をしたいということでございます。


◯委員(大城美幸さん)  それでは、労働局や東京都・国に対しての申し入れというのは、申し入れというか、意見を言うことはどうなんでしょうかということと、市営大沢住宅、戸数に限りがあるからポイント制の導入ができないというお答えだったんですが、限りがあるからこそ、優先順位をつけて、入らなければいけない人を入れる必要があるんじゃないかと思うんですが、もう一度お答えをいただきたいと思います。


◯副市長(河村 孝君)  国とかそういうところへの申し入れというのは、ですから、自分たちが今やっていて、その集中的にやっていることについて問題があれば、それはそういう申し入れをいたしますよ。ですから、労基署とか、そういう権限がないところで一定の調査、それはできると思いますけれども、立ち入ったところで、本当に雇いどめがいろいろな問題がある不法なものであるかどうかということの調査までは及びませんからね。そういうところでの申し入れのところまではいかないだろうということです。


◯委員長(田中順子さん)  以上で日本共産党の質疑を一たん終了いたします。
 ここで休憩をいたしまして、再開1時ということでお願いをいたします。
                  午前11時55分 休憩



                  午後1時00分 再開
◯委員長(田中順子さん)  それでは、委員会を再開いたします。
 質疑を続けます。にじ色のつばさ。


◯委員(半田伸明君)  非常に多くの内容を手短に質問しなければいけないので、つらいところでありますが、淡々といきます。まず203ページ、事項4、204ページ、事項5、1歳6か月児健康診断関係費、3歳児健康診断関係費について質問します。記入する用紙で、御家族とうまくいっていますか、配偶者とうまくいっていますかという記入の記述がある。確かに、それを、その回答によってDVをあるんじゃないかという1つの端緒とする意義はよくわかります。わかるんですが、例えば単身赴任の方で、奥様が日本に残っていらっしゃる、そういう方とか、ひとり親の方とかは、やはり文書を見て、それは、それなりに感じるものがある。どっちもどっちなんですね。ポイントなのは、やはり文書のつくり方というか、相手に理解してもらえる文書のつくり方なのかなと思うんですよね。その点についての御所見をお聞かせいただきたい。
 2番目、211ページの事項5.新型インフルエンザ関係費なんですが、これ、財源が都とうちの一般財源ということで5対5ですよね。新型インフルエンザ行動計画に基づき対策を進めるとなっているんですが、これは率直にお伺いなんですが、この対策のあり方ですね。それについて、東京都から具体的な指示はあるのかどうか。
 3点目、215ページの事項11.アスベスト対策事業費に移ります。トレモライトなど、いろいろありますが、要するに、今まで問題ないとされてきたものが今回問題になっているということですよね。それで、予算では、300カ所の調査となっていますけれども、1年間で終わるのか、それとも発見された場合、除去工事など、どのような対策をとるのか。現に、市内の民間施設などで発見された事例はあるのかについて教えてください。
 4番目、221ページ、事項12.家庭系ごみ減量・有料化関係費。これはさまざまな議論ございました。市長にこの点はお答えいただきたいと思うんですが、手数料条例の改正が、施行期日が10月1日ということで、施行期日が書いている中身を議決したわけですから、議会の方の行動も非常に重いものがある、そのように理解をしております。その上で、ちょっと聞きたいんですが、過去の政策論議を踏まえて、また共産党の森委員との質疑を踏まえた上で、もう一度質問なんですが、まだまだ、あと半年はある。この半年の間で景気動向がどうなるか、これは正直読めないですよね。例えば、もう本当にどん底と、日経平均も6,000円割るよと、そんなような状況が今後来て、経済動向によって執行凍結の余地はあるのか、それともないのか。この点についてのお考えをお聞かせをいただきたいと思います。
 5番目、223ページ、事項16.ふじみ衛生組合関係費なんですが、先ほど報道にもありましたように、土壌汚染の判明がありましたですね。これ、工事費用の補正というのはどうなるんでしょうか。分担金が膨らむのかなとは思うんですが、そのあたりの流れを、どうなっているのかをちょっと教えていただきたいと思います。
 労働費に移ります。質問の6番目、227ページ、事項10.高齢者就業支援事業費なんですが、相手先はシニアSOHOになっていますが、ここ数年増加傾向ということで、先ほどからもいろいろ議論がございますが、ハローワークが現にある。ハローワークはハローワークで一生懸命やってくださっている。市は市で労働政策を一生懸命やっていくといった中で、その労働費のあり方と、この高齢者就業支援事業のあり方について、どのように現状をとらえ、今後につなげていきたいと考えていらっしゃるのか。それについて、お聞かせいただきたいと思います。
 質問の7、商工費。233ページの事項1、いわゆるむらさき商品券の件ですね。これについては、商店街を中心とした活性化という話と不況対策という意味合いがあります。確認なんですが、景気はサイクルの問題ですので、いずれはもとに戻る時期が来るわけなんですが、不況対策という意味合いが強いということを考えていくならば、景気が回復したら、この事業はおしまいになるのか、それとも、景気が回復した後も、商店街活性化ということで、やはりこれは続けていくと考えているのか。初年度の成功を踏まえて、現時点でどのようにお考えなのかをお聞かせいただきたいと思います。
 それと、あと最後の質問なんですが、土木なんですが、花と緑のまちづくりですね。261ページ、事項6.花と緑のまちづくり事業費。創造協会(仮称)とありますが、これは、まず確認しておきたいことは、現状、いろいろな協働事業、市の方でやっていらっしゃって、それなりの一定の成果をおさめていると。この、NPOにすることによって、どういう成功像を描いていらっしゃるのか。協働を進めていくとあるんだけれども、協働というのは当然、2当事者間から3当事者間、いろいろな複数の団体があっての協働だと思うんですが、片や、今まで市という団体があって、そこの一部の部分がどーんと出て、外に出ることによって、どういう効果を生み出そうとしているのか、現状のお考えをお聞かせいただきたいと思います。
 手短ですが、以上です。


◯市長(清原慶子さん)  家庭系ごみの施行についての御質問に私からお答えいたします。質問委員さんも、施行期日が入っている条例が制定されているということは重いと、議決の重さについての認識をされた上での御質問です。私は、議会の議決というのは大変重いですし、しかも、議会で議決されるに当たっては、この間、大変丁寧で熱心な御議論がされた上での議決だと思っております。また、内容につきましても、この間、経済動向等を踏まえつつ、きちんとした減免措置等について、かなりきめ細かい内容を吟味していただいた経過がございます。私は、景気に左右されない内容であると認識をしております。ただし、非常に極端なことが起こり得れば別ですけれども、私としては、この間、国とも景気回復については、国際的な責任もあり、一定の努力をされると思いますし、私としても、市としてできる限りのことをやってまいりますので、私は、議会の議決というのは大変重いものであり、しっかりと施行の準備に来年度入っていきたいと、このように考えております。
 もう1点、共通商品券についてお答えいたします。私たちは当初、一昨年の秋ぐらいから調査検討し協議をしておりましたときに、まず第一義的に、地元の消費者の皆様に商店街を御利用いただいて、商店街が地元で活性化して、商店街が、表現が適切でないかもしれませんが、生き残れる、そういう起爆剤として、この商品券事業というのはあると思いましたから、第一義的には、消費者の皆様が商店街を使っていただく動機づけを強く働かせたいという思いでございました。ただ、昨年に入りまして、今年度は特に後半、不況ということが大変懸念されるような事態になりましたので、商店街の皆様とさらに、11月の実施に当たっては、言葉があれかもしれません。質問委員さんがおっしゃったのは、不況対策的な機能も十分果たせるものであるということで実施をしたものです。その検証を踏まえまして今年度は増額したわけでございますけれども、今後については、今年度、平成20年度の取り組みを検証しつつ、もちろん平成21年度も、商店街の振興と消費者の皆様の保護を総合した不況対策として効果がどのぐらい上がるのか。上がるように進めますし、検証しつつ、その先のことは、また丁寧に考えていきたいと思っています。何よりも、これだけの規模の事業を今回、商店街と一緒にやっていくわけですから、必ず消費者の皆様にも、商店街の皆様にもメリットがあるように取り組みを、歩調を合わせて前進させていきたいと思います。
 私からは以上です。


◯健康推進課長(内田邦夫君)  健診の予診票の文言と新型インフルエンザについて御質問いただきました。健診は、病気の早期発見とか、成長・発達を確認するということで、大変重要と考えております。予診票につきましては、短い時間の間に、できるだけ御本人、お子さんと保護者の方の育児環境を的確に判断したいという趣旨をもちまして、現在のような形の文言にさせていただいております。
 次に、新型インフルエンザについて都からの指示はあるかという御質問ですけれども、新型インフルエンザにつきましては、国や都との一体的な対策が必要かと考えております。指示というよりか、多摩府中保健所と、また関係機関連絡会議等を開催しまして、協議しながら進めているところです。
 以上です。


◯環境対策課長(岩崎好高君)  アスベストの御質問にお答えしたいと思います。アスベストの調査は、調査対象の中に学校がございますので、どうしても夏休みを挟んだ期間を調査期間として予定しております。通常であれば、11月ごろには調査結果がまとまると考えております。
 アスベストのトレモライトなんですけれども、発見された場合には空気環境測定を行いまして、空気中の飛散がある場合には直ちにその場所を閉鎖して、すぐ除去に入るという対応になると思います。アスベストが発見されても空気に汚染がない場合は、その施設の利用状況等を勘案しまして、除去計画を立てて、遅くとも平成22年度までには除去を行いたいと、こちらでは考えております。
 それから、民間施設については、今のところ、このトレモライト等のものについて、三鷹市内で発見されたというのは確認されておりません。
 以上です。


◯生活環境部長(藤川雅志君)  新ごみ、ふじみ衛生組合の土壌汚染について御質問がございました。土壌汚染といいましても、六価クロムの方は詳細調査まで終わっておりまして、表土を取るだけですので、通常の予算内で十分対応可能でございます。それから、砒素、ベンゼンについては一報が入っておりますけれども、今後、詳細調査をしてまいりまして、どの程度の規模なのかを調べてまいります。また、その他のものについても調査をしてまいりますので、来年度は一定程度、土壌調査委託料等とってございますので、通常の予算の中で対応可能かと思いますけれども、規模と量によっては微妙なことも考えられますので、よろしくお願いします。


◯生活経済課長(鈴木伸若君)  今後のハローワーク等のすみ分けについて、労働費の関係で御質問いただきましたが、市といたしましては、わくわくサポートなどに特徴的に見られるように、例えばシニア層でありますとか、そういう年齢階層など、きめ細かく対応するということを心がけておりまして、求人などでいえば、より地元を重視したところで対応していきたいと考えておりますし、そうした意味で、わくわくサポート三鷹のいわゆる相談員さんは、全員がキャリアカウンセラーとして活躍をされていた、あるいは今もそういう資格を有している方でありますので、相談の中でも、キャリア設計などを含んで、きめ細かく対応していきたいと考えております。
 以上です。


◯都市整備部調整担当部長(大石田久宗君)  花と緑のサポート組織をNPO化することによって、どういう成功例を描いているかというお尋ねでした。それで、例えば市民活動、ふるさと、3つありますけれども、市民活動同士が集うこと、あるいは事業者と市民活動が集うことというのは、必ずしも平面的に行われていない中で、事業者、市民活動、行政が協働のネットワークをつくりまして、市民の緑化活動の支援をつないでいくと、そういう成功例をイメージして、あくまでも中間支援組織として立ち上げていくと、こういう考え方でございます。


◯委員(半田伸明君)  まず健康推進課の方なんですが、それはよくわかるんですよ。わかるんだけど、おひとり暮らしの方でね。おひとり暮らしという言い方、変か。連れ合いの方がいないケースと単身赴任していらっしゃるケースと。実は私、声届いたのは、だんなさんがシンガポールに行っているケースです。うまくいっていますかと言われたら、それはかちんときますよね。つまりは、DVの端緒としたいというのはよくわかるんだけど、表現をもう少し、ちょっとね、何とかならないか。例えば、一緒にお住まいの方とという言い方がいいのか、もしくは現状、近しい方との御関係ですがという聞き方にするかとか、いろいろあると思うんですよ。受け取り側の気持ちを考えてくれと、こういう質問なんですね。意義はよくわかる。問題なのは、意義がよくわかって100%相手に伝わるかどうか、ここに、やっぱりベクトルの相違があるわけです。これは今後、重々検討していただきたいと思います。表現を変えるだけで、ひょっとしたら健診に使えるかもしれない、気持ちも変わるかもしれない。実は、あるお母さん集団の中では、これ、うわさになっています。何と配慮のない言葉なんだろうと。ぜひ検討していただきたい。この点は要望で終わらせておきます。
 新型インフルエンザはわかりました。これ、要するに、都の関係もあるんだろうけれども、果たしてタミフルが新型インフルエンザに効くかどうかなんです。これは大きなポイントですよね。ですから、具体的な指示あるかというのは、要するに、そういう質問だったんですね。今後、そういうことが出てくるんでしょう。これ以上は質問しません。ポイントなのは、当然、重要な話ですからね。新型インフルエンザに効く対策は何なのかを、もうちょっと議論を重ねていただきたい。ただ都から薬がこれだと指示されたから、これでいいでしょうじゃないと思うんですね。それは、やっぱり議論が闘わせる余地があると思う。大切なのは命ですから、その命を守るために重要な仕事だと、これは思いますのでね。ぜひ見守り続けていきたいと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。これも答弁はいいです。
 アスベストはわかりました。気をつけて作業をしていただきたいと思います。
 ふじみもわかりました。分担金が膨らむかどうか、いろいろ問題が、今後、出てくるかと思うんですけれども、首ひねっているところを見ると大丈夫なのかな。これは起こってしまったことはしようがないという理屈もあろうかと思うんですが、ポイントなのは今後の対応の仕方ですよね。ここを、やはり見られています。きっちりとした対応をお願いしたい。これも終わります。
 労働費についてはわかりました。これはちょっと別の視点で、後ほど再質問いたします。
 むらさきもわかりました。ポイントなのは、一つ一つの事業にどういう色があるか、意味合いがあるかだと思います。景気が数年たったら回復していくんでしょうが、そのときのこの事業の効果の測定の仕方をどうあるべきだろうか。これは御担当の方、いろいろ建設委員会でも御報告いただいておりますが、御苦労があるみたいですけどね。効果測定できるかといったら、これ、現実には無理だと思います。では、その無理とわかっていた上での効果測定というのはどういうのが──自治体レベルでですね、あり得るのかについては、やはり、これは議論をしておく必要があるんだろうなと思うんですね。ですから、それを現場レベルで、ぜひお願いしたいと思います。
 花と緑はわかりました。が、この点は質問したいと思います。中間支援組織をつくることによって、現状やっている協働がどのように進んでいくかという理屈はよくわかりますよ。ポイントなのは、中間支援組織をつくらなければいけない必然性が見えてこないんですね。いかがでしょうか。これが再質問第1点目。
 それと、あと第2点目なんですが、ごみの話ですが、市長のお気持ちはよくわかりました。聞くところによりますと、ことしの夏が一番円高がきついみたいですね。いろいろな経済学者の論調を見ておりますと、ことしの夏に最安値を更新して、来年夏、来年6月に60円台突入というのが、ほぼ定説になっております。そういう状況を見据えた上で、激変は私はあり得ると思う。ポイントなのは、執行凍結の余地があるか、ないか。当然、安田前市長はスポーツセンターで大英断を下されたわけであります。この部分について、柔軟に対応していただきたいと思います。この点は、こういう意見を我々が持っているというレベルで抑えておきたいと思います。
 それと、あと再質問の2点目、これは補助のあり方ですね。今のむらさきの話ございました。今回の農林費、商工費、いろいろな補助ありますね。例えばむらさきを糸口に、この補助の議論につなげていくんですが、先ほどから労働費のあり方の議論が幾つか続いております。大変興味深い議論だったんですが、当然、ハローワークとのすみ分けの議論もあろうかと思うんですけれども、私個人としては、うちの会派としては、すみ分け云々というよりは、労働条件をあっせんする場所と雇用を生み出す場所と重層的にやっていけないかなという意味合いが、気持ちがあるんですね。例えば今回、農協に毎年ほぼ同じ金額が行っていますね。商工補助もそうですね。現金を出せという事業は当然、都からの話なんでしょうけれども、この事業の是非についても議論があることは、現場レベルは当然、御承知だと思いますね。
 こういった補助のあり方について、例えば、もう少し顔が見える補助ができないだろうか。例えば、内装を求めている業者がいるとしますね。でも、資金繰りから考えたら、300万円内装費出せない。でも、この内装がうまくいけば、もっとお客を呼び込めるんだとか、あと農林関係もそうですね。つまりは、そういった補助のあり方をいま一度見直してですね。例えば団体にぽおんとやって、もしくは農協にしても、商工会にしてもそうなんですけれども、後はお願いよではなくて、市が持っているまちづくりのイメージありますよね。商工振興したいというのもそうだろうし、農業振興もそうですよね。
 ポイントなのは、今こういう時期ですから、こういう補助のあり方を通じて、どうやれば雇用を生み出せるだろうかの議論を、ぜひ加えていただきたいんですね。そうすれば、こういうルートを使って、こういうやり方をいけば、補助の使い方、生き方、若干変わるんだけれども、ひょっとしたら、この補助200万円で人一人雇用がふえるかもしれない、あり得ると思うんですね。ですから、例えば補助事業についても、駅前再開発で、いつでしたか、建設委員会で報告ありました、BバイCの報告ありましたですね。国に出しましたですね。あれと同じように、補助の、やっぱり目的、効果というのは、いま一度議論があっていいのかなという気はいたします。その点について、現場レベルで、やっぱり、いろいろ御苦労あろうかと思うんですが、補助の事業を執行している側として、現状どういうお考えなのか。一つ一つの作業が、どうやれば雇用創出に生み出すこと、つくり出すことができていくんだろうか。どういったお考え、御議論が現状、進行しているか、現場レベルの率直な気持ちをお聞かせをいただきたい。
 以上、再質問2点お願いいたします。


◯都市整備部調整担当部長(大石田久宗君)  法人組織、花と緑のサポート組織につきまして再質問いただきました。現状の協働を進めるということはわかるけれども、つくる必然性はと、こういうお尋ねですね。この前、緑化政策をどう進めていくか。このイノベーション、改革を進める場合に、あと一歩前へ進めるための、要するに改善、改革の手法として柔軟に活動できる支援組織というのは、これまで議論されてきたし、それに向けて、実現に向けて努力してきたわけです。活動の輪を大きく広げるためには、今の緑と公園課でもできない部分。全部できないわけじゃないです。ただ、こういうことがあるんですね。市民活動同士をつなげていく、あるいは疲弊している市民活動がヘルプを出したときに、どう発見していくか。これは広がったネットワークでないとわからない、探知できないですね。トレックできない、そういう課題なんですね。そういうものに大きく広げていくために、最初は小さなNPO組織かもしれませんが、小さく生んで大きく育てると考えているところでございます。


◯生活経済課長(鈴木伸若君)  今、御質問で、るる補助のあり方の見直し的な、現場でどんな苦労をしているかと。それによって何か考えがあるかという趣旨の御質問かと思いますが、生活経済課の方でもいろいろな融資事業をやっておりまして、そうした意味で、例示にありました店舗の改修など、そうしたものを御活用いただくということが現状ではできるわけですけれども、もう少し踏み込んだ趣旨の質問だという理解をしております。例示にあった店舗の改修などでは、直接、市内業者を活用した場合に、例えば一定の利子補給ができるとか、あるいはそれに向けての補助を創設するかというようなことは、場合によっては、雇用創出という意味では、そうした工夫が必要な面もあるのかなと現場では考えているところです。
 以上です。


◯委員(半田伸明君)  ここでとめておきましょう。中間支援組織のあり方については、いろいろ議論があろうかと思うんですが、私が非常に不思議に思うのは、これ、今回、仕掛けが行政でしょう。そうですよね。いろいろな団体がある。JAもあれば、現状活動していらっしゃる団体もあればね。中間支援組織をつくることが、こういう効果があるねの議論は、それはよくわかる。だけれども、中間組織をつくらなければいけない事情が、よく見えてこない。ここなんですね。これは今後、議論が進んでいくんだろうと思うんです。予算というのは、あくまで枠組みの問題ですから、今後いろいろ具体化に向けてさまざまな議論が出てくるんだろうと思いますが、その行政の組織の一部を外に出すことによっての中間支援組織のあり方というのが、協働の推進のあり方と一環ではあるんだろうけれども、必然性が見えてこない。ここの部分の論証を、ぜひ今後、建設委員会だとか、本会議だとか、いろいろな場所あるんでしょうけれども、そういうところで多面的な議論が今後いろいろ出てくるかと思うんですね。観光協会も、その一端だと思うんですね。協働センターもそうですよね。今回、花と緑について特化して質問させていただいたわけなんですが、我が会派としては、この協働の推進のあり方の一方策としては、考えとしてはあり得るんだろうけれども必然性が見えてこないという問題意識のもとに、この花と緑のまちづくりの将来的なあり方については、ちょっといろいろと議論を今後させていただければなと思っております。
 それと、商工補助の件もよくわかりました。要するに、きめ細かいあり方を、例えば都がこういう補助だから、何千万円かわかりませんけれども、こういうのが来ました、はいとばらまいて終わりじゃ、これ、意味ないわけですね。ポイントなのは、一つ一つの補助事業のあり方で、農協なんかは、その典型ですよ。農業政策が市町村がやらなきゃいけないか、都道府県がやらなきゃいけないかという狭い議論はさておき、こういう三鷹の市内の農家の方が多い現状だからこそ、市独自の農業政策の補助のあり方はどういうのが今後考えられるだろうかの研究は、やはり必要になってくる。ここの農家の直接補助、私はありだと思いますよ。相対的に金額が大きくなるか、小さくなるかの議論じゃないんですね。農業政策、商業振興政策で、直接補助がいいのか、こういう間接補助、今までのやり方がいいのかの大きな議論を、現場の方もお気づきで、いろいろ考えていらっしゃるようなんですが、ぜひ多元的な議論を組み立てていただきたいと思うんですね。
 きのうも、とあるニュース番組で六次産業という言葉がありました。農家の人たちが、一次産業、二次産業、三次産業を一緒に兼ねてやることを六次産業と、なかなかよく言ったものだなと思いましたけれども、多面的なそういう展開のあり方については、現場レベルでさまざまな知恵を絞っていただいて、市内事業者の方への呼びかけ、あと雇用創出のあり方、現場の人たちと事業者の人たちと協働で、どういう成果が出てくるのか、非常に楽しみに今後見続けていきたいと思いますのでね。だから、むらさきもその一環で見ることができるんだろうなと思います。これは今後も研究していきたいと思います。
 それと、時間も最後になりましたが、市長ね、ごみの件は気持ちはよくわかりました。施行期日の問題もある。可決した。執行凍結の余地もあると思うんです。今後の景気動向の流れを見て、やはり英断すべきは英断すべき時期が来るかもしれない。英断しなくて、私は言われたとおりに、議決が決まったからやるかもしれない。それは正直、景気動向によると思うんです。ですから、今後の生活状況、景気動向を見比べて、特に私が一番気がかりなのは7月以降です。7月以降、多分、かなり激変が来ると私は予測しておりますので、夏以降の動向を見て、英断すべきは英断すべきである。そういう柔軟性を持って、このごみ政策に臨んでいただきたい。その旨の意見表明をして質問を終わります。ありがとうございました。


◯委員長(田中順子さん)  以上で、にじ色のつばさの質疑を一たん終了させていただきます。
 続きまして、政新クラブ。


◯委員(伊東光則君)  よろしくお願いいたします。まず最初、203ページ。衛生費の203ページの1番、妊婦・乳児健康診査等関係費なのでありますが、これは公費負担が5回から14回になるということで、大変望ましいことではあります。ただ、要綱を見ますと、受診できるところが東京都、都内だけということになっています。三鷹市に住まわれている方はもちろん東京都内で受けるんですが、出産に伴うことにおいては、いわゆる里帰り出産ということも考えられると思います。特に初めてのお子さんのときには、自分の親のいるところで産むという、安心とかの面で実践されている方がいると思います。そういう方は、東京都に里があればいいんですが、他の都道府県に戻られて産むというか、産む準備をされる方もいらっしゃると思うんですが、その辺に対しての配慮というのができなかったのかどうか。何か問題点があったのかどうか、お聞きいたします。
 続きまして、205ページ、6番の乳幼児健康相談関係費についてです。これは、趣旨としては、初めての親で、お母さんになって、子どもの育て方にすごい不安がある方などが相談をしていただけるような仕組みということなんですが、大変子どもがいて、元気に育っているつもりでも、簡単な風邪を引いたりして、あと夜泣きをしたりとか、本当に小さい乳幼児の子育てには、とてつもないストレスがお母さん、お父さんにかかっていると思います。その相談を受けるということですので、大きな問題になる前に、本当は受けていただきたいとは思っています。ですので、この相談事業に対して、もっと周知をしていただいて、できたら悩む前に相談してもらえるような、そういう周知をしていただけないかと思うのですが、現状の周知の仕方等、御所見をお聞かせ願いたいと思います。
 続きまして、211ページ、5番の新型インフルエンザの対策についてです。これはもう、ほかの委員さんからも大変多く質問が出ていますので、私は1点だけ御質問させていただきたいと思います。この対策を、計画を立てていくということでありますけれども、その間に、もし発生してしまったら。仮定の問題なので、具体的な話はいいんですが、せめて、どういう体制で、この危機管理を乗り越えるか。そのときに、いろいろな情報がどんどんあると思いますので、その時点で対策を練るということになると思いますが、市長を中心に対策本部をつくられるとは想像できますが、どのぐらいの危機管理の体制を今思っているのかという点をお聞きしたいと思います。
 続きまして、213ページ、4番の環境調査及び測定関係費。これは井戸水の調査等ということでありますが、今回、平成21年度は120カ所実施するということであります。平成16年には30カ所、何か重点箇所が上がったということなんですが、これは異常があったのかどうか。その辺、安全性の面で、人が飲める水なのかという点で、平成16年の結果の状況、また今わかっている最新の情報がありましたら、お示し願いたいと思います。
 続きまして、ごみの有料化関係についてお聞かせ願いたいと思います。ちょっと項目は多岐にわたっていますので、一括してごみの有料化についてお聞かせ願いたいと思います。この家庭系ごみの有料化というのは、もう決まったことでありますので、今、一番の問題なのかなと思うのは、市民への周知徹底だと思います。その点について、さらなる周知徹底をするために、どのように考えられているのか、お聞かせ願いたいと思います。また、ごみ袋に対してスポンサーを募集したと思うんですが、どのような反応があったのか、お聞かせ願いたいと思います。
 続きまして、労働であります。227ページ、事項7、8について。これも他の委員の方から質問も出ていたところですが、三鷹市、国、都というのが、やはり就職に対してはハローワークなど充実していただくのはもちろんですが、その上で、三鷹市でも優しくて丁寧な対応をすると御答弁いただいているところですが、三鷹市独自の方針というのがあるならば、御所見としてお聞かせ願いたいと思います。
 続きまして、229ページ、事項3の農業公園管理運営費についてであります。この中で、農業公園のイメージをシンボルマークにする取り組みをされるということでありますが、これについてお聞かせ願いたいのですが、シンボルマークを策定する上で、市民や小学生、中学生、幼児に公募というスタイルはどういうふうに考えられているのか、お聞かせ願いたいと思います。また、農業公園の振興をするということは、やはり緑を大切にする三鷹市にとっては大変重要なことですし、農業従事者に対しましても、大変期待をされている事業だと思いますので、ぜひ推進していっていただきたいんですが、市としての思いですね。この農業公園を通して、農業に親しむ、都市農業に親しむ三鷹市というところの御所見をお聞かせ願いたいと思います。
 続きまして、商工の方に入らせていただきます。233ページの事項1.商工振興助成事業費、むらさき商品券のことであります。前回の発売では、本当に1時間かからないで、大きなところは販売完了してしまいまして、翌日には全部売れてしまったとお聞きしているところです。今、その成果というか、報告等が上がってきているのかなと思いますが、大変市民にとって受け入れられた事業だと思います。その上で事業費も倍増ということで、次回にも期待したいと思うんですが、いいことばかりではなかったと思うので、課題ですね。課題をお聞かせ願いたいと思います。
 続きまして、235ページ、事項8.観光振興推進事業費であります。これも他の委員から質問があって、その答弁の中で、案内所の利用はジブリ関係の問い合わせが多かったというお話が出ていました。三鷹市の観光施設は、ジブリは大きい施設としてはありますが、ほかにも東京天文台ですとか、多々あると思います。それにどのように結びつけていくのか。これからの課題ではあると思いますが、御所見をお聞かせ願いたいと思います。
 続きまして、土木ですかね。ページで251ページの三人乗り自転車購入費についてであります。まず、これの具体的なレンタルの、購入してレンタルを始めるということでありますが、具体的な開始時期、また、どういう地区でレンタルをするのか、また、台数をお示し願えればと思います。
 続きまして、261ページの7、8、9、10、全体的になんですが、緑と水の公園都市として三鷹市はいこうということでありますが、その中で、やはり緑、水ということで、この辺の項目が挙がっているのかなと思っております。ただ、ここに載っていますのは、ハード面の整備が主だと思うんですが、それぞれの施設のある地域の住民の方の御理解が大変必要な事柄だと思います。たとえ緑を大切にするといって木を1本そこにあったとしても、冬になれば葉が落ちますし、そうすると、いろいろ苦労される地域の方ということになります。ですので、地域の方の御理解、御協力というのが大変重要だと思いますが、その辺はどのように考えられているのか、御所見をお聞かせ願いたいと思います。
 続きまして、消防費に入らせていただきます。275ページですか。防災体制整備事業、また事項5の防災通信体制のことであります。消防団の方で無線機を活用されて、大変成果を上げていると聞いているところですが、実際の消防活動というのは、無線機も必要なんでしょうが、火を消す、また被害を最小限にとどめるようにするのが第一の目標、目的だと思います。実際の無線機が入ってから、入る前と比べて、どのような成果があったのか、お示し願いたいと思います。
 続きまして、277ページ、事項の8です。自動体外式除細動器設置関係費についてであります。これも今、三鷹市内、公共施設にはAEDが配置されているところであります。これも、本当にAEDだけあっても、実は役に立たないわけですね。消防署さんとの関係の上で、その使い方についていろいろな講習をされていると思います。その、まず実際に、例えばコミュニティ・センターに配置してありましたりするところですが、実際の、本当は活躍とかあってはいけないことなんですが、もしそれを使うという上で、課題がまだたくさんあると思います。その課題、また、これからのどういうふうに活用していくのか、活動させるような仕組みをどういうふうに考えているのかという御所見をお聞かせ願います。
 最後の項目になります。277ページの事項9.高齢者・障がい者等住宅用火災警報器と事項11.家具転倒防止器具取付事業についてであります。これは、やはり万が一のときの備えとして大変有効なものだと思います。現在、把握されている中で、どのぐらい普及していると考えられているのか。また、本当は全戸に対して設置、また家具の転倒防止器具は設備されるのがいいのかなと思いますが、数をふやしていく施策など、所見をお聞かせ願いたいと思います。
 以上です。


◯市長(清原慶子さん)  私から新型インフルエンザについてと農業公園について答弁いたします。新型インフルエンザにつきましては、委員さん御指摘のように、計画を策定している間にも、もちろん危険性があるわけですから、私たちとしても、平成20年度、注力して、その取り組みを健康福祉部中心に進めてまいりました。特に、言うまでもないことですが、東京都を構成する1つの市として、東京都との連携、また保健所を中心とした情報共有や検討もさることながら、三鷹市医師会等関係団体、また市内の杏林大学医学部の皆様との情報共有と計画策定の準備に向けた、さまざまなやりとりをさせていただいております。
 特に特徴的なのは、先ほど健康推進課長も答弁いたしましたけれども、いざというときに、新型インフルエンザに罹患されたと想定される方が病院に行ったら、その時点で感染が広がるおそれもありますので、いわゆる発熱センターといいますが、そうした特定の場所を決めた上で、電話等でしっかりと症状等を把握をさせていただき、移送についても配慮が必要だということになります。そこで、現時点ではございますけれども、杏林大学医学部が三鷹市民にとっての発熱センター的機能を果たしていただける可能性について積極的なやりとりをしております。その上で、この3月に、私も担当副市長も出席をいたしまして、この新型インフルエンザの対策に向けた演習というんでしょうか、そういうのをさせていただこうと。もう日にちも少なくなってきたのですが、少なくとも今年度中にやれることはやろうと進めております。
 なお、一説によりますと、タミフルでは効かない可能性があるということで、今、ちょっとど忘れしているんですけれども、リレンザという、非常にこれ、ちょっと鼻を使って吸入するような形のものですから、なかなか一般の市民には使いにくいもので、ぜんそく用の薬などを使っていらっしゃる方は想像されると思うんですが、その備蓄を東京都は進めてくれていまして、全国のほかの道府県、なかなかおくれている中、備蓄をしてくれているようですが、タミフルの備蓄や、そのリレンザの備蓄等に対する情報も丁寧に把握しながら、質問委員さん御懸念の、計画策定中に万が一発生したときにどうするのかということについては、対策本部長であります市長として、震災や水害等の前例等を踏まえながらも、医療的、特に感染症であるがための特殊な対応がございますので、集中的に私自身が当事者意識を持って取り組んでいるところです。
 次に、農業公園についての御質問いただきました。市の思いを話してほしいということでございますので、これは私がお話しさせていただくべきだと思います。私は平成15年、市長になりますときのマニフェストの1つに、もちろん農業公園を置いておりましたが、実は、三鷹市では、農業振興の計画の中に、しっかりと農業公園、位置づけておりまして、旧新川みどりの小広場を該当地としまして、建設委員会、市議会でも、そうした御検討を踏まえた上で、私が市長になったわけでございます。しかし、この農業公園をつくるに当たりましては、いろいろな経過がございました。議会でも請願が採択されたということがございました。
 私は、都市農業を市民の皆様に親しんでいただくために有効な施設として農業公園を位置づけているわけですが、あわせて、第一に、地産地消という点で、三鷹市の農産物、果樹や花卉、植木なども含みますけれども、そうしたものを、市民の皆様に名前と顔のわかる形で活用していただくという機能。また2点目には、そのことを通して、農産物を得るだけではなくて、実は体験農園の御指導を農業者の方がしてくださる。あるいは、いろいろな花の植え方や野菜の植え方などの教室の講師として農業者の方がいてくださる。毎週のように相談員として農業者の方が緑化センターの前で待機してくださっているということで、農業を専門とする農業者との触れ合いがあるということ。3点目には、こうした市内の農地の重要性を認識していらっしゃる消費者を守るだけではなくて、援農ボランティアの養成などを通して、実際に後継者不足や、あるいは人員が不足していらっしゃる農家の方と市民の方が実際的に農業を通じて農業を継承させるということ。4点目には、容易ではない都市農業の問題について積極的に理解をしていただいて、三鷹市民であるならば、ほうっておいたら地産地消の恩恵にも浴せなくなると。これは継続するためには、相続の問題とか、農地法の問題だとか、そういうことを改善しなければいけないのだということを知っていただく契機になると考えています。5点目に、何よりも大きな特徴は、指定管理者としてJA東京むさしにお願いしているだけではなくて、運営懇談会が運営について責任を担ってくださっているということで、この運営懇談会は、JAの関係者、そして利用者の代表──これは障がい者も含みますし、また公募の市民の皆さん、そして三鷹市の職員がフラットな中で協議をして運営をしていくということになっていることです。
 その中から、農業公園5周年記念事業の開催について問題提起されておりますが、実は農業公園の運営懇談会の委員の方の任期というのが参りまして、実は来年度、新たな公募市民の皆様も含めたメンバーになります。したがいまして、農業公園のシンボルマークの公募方法などについては、その新たな運営懇談会で御議論されて明らかになっていくと思いますので、私たちとしては、せっかくの農業公園、節目の5周年でございますし、今列挙しましたような農地があること、農業があることのよさを、農業公園というダイレクトな名称で浸透してきている、その取り組みを、より農業公園を御活用いただいていない市民の皆様にも広げまして御活用いただくような、そういう力を入れた取り組みにしていきたいと考えております。
 私からは以上です。


◯副市長(河村 孝君)  私の方から2点ほど答弁させていただきます。まず観光振興の関係で、案内所にいらっしゃる方の聞かれる御案内のほとんどがジブリだということで、それで御心配されている向きだと思いますが、1年目ということで、真ん前にジブリの、御承知のように、バス停がございますから、そういう関係で聞かれる方が多いんだろうと思います。ただ、実は私の関係する芸文財団で山本有三記念館というのがございますが、あそこの入館者数は、有料になっても、公園の部分を含めば全然入場者数は落ちておりません。有料で入られる方も、恐らく近隣のいろいろな文学館などに比べて引けをとらないぐらいの入場者数が来ておりまして、それも、あそこの風の散歩道を歩きながら、そこの場所を発見するということだろうと思います。あるいは、太宰のことをそこで改めて聞いて、そちらも寄ってみようかなと、そういう動きが出てきているということは、大変好ましいんじゃないかなと思っています。私ども、ジブリ一極ですと、そこで終わって帰ってしまうので、駅前で何とか人をとどめられないかということも含めて、太宰 治さんのそういう事業も展開しておりますけれども、何十周年とか、天文台ですと、今度は400年とか、いろいろなことがありますから、そういう節目節目をとらえて、積極的に全国にアピールしながら、三鷹の魅力をアピールしていけば、真ん中に三鷹駅前のいろいろな文化施設がある。そしてまた、東にはジブリ、西には大沢、天文台があるとか、そういうふうに三鷹全体の奥行きのある観光資源が皆さんに発掘されて、連携の相乗効果が出てくるものだと思っております。
 それから、緑と水の関係で、261ページのところはハード系が中心じゃないかという御指摘でございまして、そこのところで事項の6を見ると、花と緑のまちづくり事業費とか、その前の緑のこととか、花いっぱい運動とか、いろいろございまして、私どもとしては、緑と水の回遊ルートを中心とした緑と水の公園都市という三鷹市が目指すべき都市像があります。これは、我々としては非常に高邁な志を持って三鷹のまちのイメージをつくっていると思っています。この標語を最初に出したとき、実体がないじゃないか、これは出すに恥ずかしいという意見を聞いたことがあるぐらいですけれども、今やすっかり定着して、その資源がどこにあるかな、次はどうなるのかなと皆さんたちが思うようになっております。そういう意味で、花と緑のこのまちづくりのところで、先ほどの御質問者もありましたけれども、NPO組織をここでつくっていくということも、こういうところに含まれていくわけですが、このソフトをつくっていくというのは、私どもは、これまでの段階的に点といいますか、ゾーニングとして、ふれあいの里づくり、3つの里づくりから始まりまして、川を通した線でつないでいく。そしてまた、今は花と緑のフェスティバルというテーマを平成22年にやりたいということで、着実な歩みをしていく中の中核組織としての協会でありますけれども、まさに点、線、面という形で、三鷹市全体が緑と水の公園都市にふさわしいステップを踏んでいくんだという高い志を持って考えているところであります。それを行政がすべて主導するということではなくて、まさに協働の時代でありますから、市民の方と、あるいはJAとか事業者の方と連携してやっていくことが、この261ページのところに込められておりますので、ぜひそういうことで御理解いただいて、御協力をいただきたいと思っております。


◯健康推進課長(内田邦夫君)  妊婦健診と乳幼児健康相談についてお答えいたします。妊婦健診につきまして、14回に拡充しますとともに、里帰り出産等に償還払いで対応できますように予算計上しております。
 続きまして、乳幼児健康相談につきまして。これ、平成17年度から、平成17年度が1,355人、平成19年度が1,693人と、毎年毎年相談していただける方がふえております。現段階で、健康ガイドとか、市のホームページで広報しておりますけれども、引き続き、きめ細やかな広報を行う中で、子育てするお父さん、お母さんが悩む前に相談してくださいという形でPRしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


◯環境対策課長(岩崎好高君)  井戸の水質調査についての御質問について、お答えいたしたいと思います。平成16年度は、市内全域120カ所につきましてトリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、1,1,1―トリクロロエタン、鉛、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素について検査を実施いたしました。120カ所中35カ所で基準を超過いたしました。その後、この超過した井戸について重点的に、毎年30カ所選定いたしまして調査を進めてまいりましたところ、平成17年度は28カ所、平成18年度は27カ所、平成19年度は16カ所、平成20年度は18カ所の基準超過を確認しております。平成21年度につきましても120カ所を、市内全域をもう一度再調査いたしまして、最近の傾向としまして、若干減っている傾向がありますので、その確認をさせていただきたいと思います。また、平成19年度、平成20年度につきましては、弗素と硼素を追加して調査を実施しております。
 以上です。


◯ごみ対策課長(齊藤忠慶君)  有料化につきまして2点御質問いただきました。まず有料化の実施に当たっての周知ということで、委員さんおっしゃいますように、私どもの方も、有料化を進めるに当たっては、市民の皆様全員に御協力をいただかなければならない事業だと認識しておりますので、その辺については徹底的な、いろいろな媒体を使って考えていきたいなと思っているところでございます。まず、最初の取り組みとしましては、先ほどもあったリサイクルカレンダーの中で、有料化を開始させていただきますという形で、まず当面のインフォメーションの方をさせていただいたところでございます。ただ、やはり市民の方と、実際に御説明したり、お話ししながら、やはり御理解をいただくというのが一番大切なことかなと思っておりますので、4月から年度明け、8月ぐらいにかけまして、説明会の方を広く開催していきたいなと考えております。これはコミュニティ・センターとか、あるいは地区公会堂という形を中心にしまして、全市域を説明会に回って御説明をしていきたいなと考えております。
 そのほか、例えば私ども、今回のでは、ごみ対策課の方での広報という形で、特別に出させていただこうという形で、こちらについての、この広報を使って御理解を深め、また、あとは開始も、時期の開始前を見ながら、もう一度、個別のパンフレットという形で、これもまた全戸に配布して、さらに周知を図る。あるいは、車といいましたら、公用車、あるいは委託している車両とかございます。これは毎日、車が市内走りますので、これのマグネットで使って、車載の広報。あと、横断幕とか、そういった形での目に見える形を考えています。また、特に開始前ぐらいになると、やはりいろいろお問い合わせ等々があるかなと思っておりますので、そちらにつきましても特別に、電話の受付という形で人員の方、確保させていただきながら、御丁寧に説明をさせていただきたいなと考えているところでございます。
 もう1点の指定収集袋に対しての広告という形の応募状況でございます。現在のところ、こちらについては5種類の袋に募集をかけているところでございますけれども、いろいろお声をかけたところ、4社のところ──4社といいますか、4口というんでしょうかね──からの応募がございました。ただ、まだ1つ枠がありますので、これからまだ、袋の方の製造の関係もございますけれども、ちょっと時間がありますので、また埋めるような形で声をかけていきたいなと思っているところでございます。
 以上です。


◯生活経済課長(鈴木伸若君)  しごとの相談、あるいは面接会のことで、三鷹市独自の方針ということを御指摘いただいたわけですけれども、基本的には、市長も申されるように、この仕事といいますか、職の問題、国が基本的に対応すべきだという考えを持った上で、三鷹市としても、先ほど申しましたように、きめ細かな対応をさせていただいていると。その対応としては、やはり、国あるいは東京都、ハローワークさんなどと連携をしたり、そうした関係を深めたり、あるいは、そうしたところへつないでいく、相談事をつないでいくということが市の大事な業務であろうと考えているところです。近隣各市の状況の中をちょっと御紹介しても、ハローワークと同様、共催で、こうした面接会を行っているところは、ハローワーク三鷹の管内では三鷹市だけでございますので、そうしたことをさらに進めていければと考えているところでございます。
 次に、むらさき商品券の課題という点で御質問いただきましたが、さきの委員さんにもお答えをさせていただきましたように、販売の曜日でありますとか、お一人お一人の上限の額、それから御使用いただく期間、そして商品券の発売される場所の数でありますとか、その位置関係について、そうしたことが多く寄せられたりもしておりますし、私どもとしても、先ほどもちょっと紹介したように、各商店会で、こうした取り組みを一緒になってやってほしいなと考えているところでございます。
 そして最後に、大型店と、小規模店と言っていいんでしょうか、個店ですね。そういうところの利用比率、勘案して、なかなか今回はいいバランスにいったのかなと思っていますが、もう少し個店に力点を置いた方法というのを検討すべきかなと考えているところです。
 以上です。


◯都市交通担当課長(山口忠嗣君)  三人乗り自転車について御質問をいただきました。まず、三人乗り自転車をめぐる現況からちょっと御説明をさせていただきたいと思いますが、御案内のとおり、平成20年6月に改正道路交通法が施行されるということがございました。この際に、警察庁が改めて自転車の三人乗りを禁止するという発表をしたわけでございますが、全国的に大体父兄の、お母様が多かったかと思いますが、思いのほか大きな反響といいますか、反撃に近いような状況がございまして、この際、警察庁が、今後、十分な強度、安定性を持った自転車を開発することを前提に容認するという方向性を出したところでございます。警察庁が、自転車振興協会という業界の協会がありますが、ここを通じて12社の業者に試作車をつくるということで要請をしまして、そのうちの8社、10台が一応、基本線に沿った選考にパスをしたということで、昨年の12月とことしの3月、2回にわたって、実際にお母様方が前と後ろにポリタンクを乗せて走ってみるという試乗をしたということでございます。現在、この8社10台について製品化を進めているというところでございますが、今後の動きにつきましては、まず、この自転車の三人乗り規制というのは、実は都規則で制限をされてございます。ですから、この規格がきちっと定まった段階で、都規則の改正があり、発売という手順になろうかと思います。その後に、私どもが購入をして、レンタサイクル事業を始めるという手はずになろうかと思いますので、早くとも秋以降になるのかなと考えているところでございます。
 また、実施場所につきましては、こういった子育て支援ということに加えまして、1つは商業振興という視点も含めまして、駅前の駐輪場とセットで事業化したいと考えてございます。今予定されております三人乗り自転車は、前か後ろが二輪という形になりますので、通常の駐輪場ですと、やや幅をとるということもございます。専用の駐輪場があれば、いつでも間違いなく収納できるというメリットもございますので、そういったセットで実施をしたい。台数につきましては、予算的には一応、今、1台10万円という大変高い金額が業界の方から聞こえてはきますが、発売ベースで若干下がるといたしまして、30台程度を考えてございます。この際には、予算、なるべく執行を抑えるという意味でも、メーカーからも協力を得ながら、例えばコマーシャルをつけることで提供を受けるということも含めて、なるべく廉価で実施をしたいと考えてございます。
 以上でございます。


◯防災課長(島田 勉君)  まず無線機の活用の成果ということでありますが、火災の現場で非常に消防署と連携がとれるようになりましたので、効率的な消火活動はもちろんできているということ等ありまして、なおかつ、台風とかそういった警戒時については、消防団からの的確な情報の把握と、また情報の迅速性も図られて、消防団活動の効率化が図れたということであります。
 それから、自動体外式除細動器、AEDの活用の課題でありますけれども、これについては使える人をふやすということが大きな課題かと思っておりまして、現在、消防署の方でも、AEDだけに特化した救命講習会をやっておりますので、それは土日、夜間にかかわらず消防署の方も出向いてくれますので、消防署と連携しながら使える人をふやすことを推進していきたいと思っています。
 それと、あと家具転倒防止等金具と、それと住宅火災警報器の普及率であります。住宅火災警報器の普及状況でありますけれども、現在、消防署の方でローラー作戦、全戸世帯を回るということでやっておりまして、当初、消防署のデータ把握では24%ぐらいが住宅火災警報器がついているということでありまして。ところが全世帯、まだ全部回っているわけじゃありませんが、多く回った中では、4割方はつけているという情報を現在得ているところであります。市役所のロビーを活用したり、さまざまな工夫をしながら住宅火災警報器の設置促進を図っていきたいと考えております。
 それから、あと家具転倒防止については、特にデータ的なものを把握しておりませんけれども、消防署と連携しながら住宅火災警報器とあわせまして普及、設置促進については図っていきたいということで考えております。よろしくお願いします。


◯委員(伊東光則君)  御答弁ありがとうございました。まず質問した順番で、再質問があるものはさせていただきます。まず、妊婦・乳児健康診断の方は償還できるというお話ですので、安心しました。ぜひ、その対象者には周知していただければなと思いますので。結構、やはり里帰り出産という方、多いと思うんですね。ぜひ、そういう方に活用していただけるようにしていただければと思います。ありがとうございます。
 それと、乳幼児の健康相談については、1,693名の方が訪れているということで、随分多くの方が来られているのかなと。それだけの方が、逆に安心感を持たれたのかなとも考えますので、引き続いて市民のために努力していただければと思います。ありがとうございます。
 そして、新型インフルエンザ、今言われた、既にいろいろな機関と連携をとっていただいて考えていただいているということで、少し安心していますので。ただ、ないように、インフルエンザが広がらないことを祈念して、この質問については以上とさせていただきます。
 井戸水のことでありますけれども、この120カ所中、検査で平成16年では36カ所出て、直近では18カ所ですか、去年18カ所だめだったということですが、災害時にも活用されるのかなというふうに、大震災とか、そういう災害時にも活用される水なのかなというところもありますので、水質の検査、もちろんそうなんですが、いざそういうときに、その水が吸い上げられないと活用できないと思っていますので、例えば停電をしてしまう危険性もあるでしょうし、井戸の周辺ですか、周辺がしっかりしていないと、井戸そのものが埋まってしまう可能性もあると思うんですね。その辺についても、持ち主の方と、もちろん相談していただかなければいけないと思いますが、しっかりと確保できるように。水質はもちろんそうなんですが、いざというときに活用できるような施策があれば。消防の方になってしまうのかなとは思いますが、どういうふうに考えられているのか、お答えいただきたいなと思っております。
 次に、ごみの減量というか、有料化についてでありますが、スポンサーが4社、袋についてはついたということであります。また、広報する上で、リサイクルカレンダーや説明会、広報、パンフレット、車に磁石式のやつかもしれませんが、やっていただくと。横断幕や電話対応も考えているということで、しっかりやっていただけているのかなと、考えられているのかなと思っております。ただ、それだけ広報活動すると、やはり経費もかかってきてしまいますので、なるべく経費のかからないようにも配慮していただいて、効率のいい広報に心がけていただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。
 あと、就職関係であります。ハローワーク三鷹では、三鷹だけしか連携をとっていないということですね。三鷹はそれだけ進んでいるのかなというふうにも考えていますが、やはり就職問題というのは、すごい個人的な問題、家庭的な問題とか含んでいると思います。ぜひ対象の方の気持ちになって対応していただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。
 そして、農業公園については、市長から御答弁いただいたので、御答弁の内容どおりに進めていただければと思います。そして、やはり、位置的にも三鷹の中心の位置にありますので、そういう面でも農業公園を大切に、三鷹市の農業の中心地というか、そういう意味合いもあると思いますので、ぜひ、これからも振興するというか、ためにお願いしたいと思います。
 それで、商工費の方のむらさき商品券です。実は、うちの家族というか、うちの近所の方も、商品券そのものの存在は知っていたんですが、だれも購入できなかったというようなこともありますので。希望者にはなるべく購入していただけるようなことをしていただければなと思っておりますので、いろいろ問題点もありますが、次回のときには克服して、いいむらさき商品券になるようにしていただければと思います。
 次に、観光振興の観光協会とか、関係であります。これからの課題という、まだ立ち上がったばかりだからという御答弁いただきました。確かに、まだ新しい取り組みなのかなとも思っておりますが、これからは、例えば、もうすぐ国体とか、観光とは別のところで人が集まってきますので、そういう方の取り組み、そういう方が三鷹市で観光していただけるように取り組みを強化していただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。
 次、三輪車の件であります。ごめんなさい、三人乗り自転車、三輪車じゃない、済みません。いやいや、前か後ろにタイヤがついていて、三輪車ということもあるんですが、三人乗り。すごい、三鷹市の場合は自転車の不便、ちょっと交通事故の多い地区とも考えられますので、この三人乗りの自転車というのは、安全につくられているとは思いますが、やはり1回事故が起きますと、3人乗っているわけですから、また、それは大変なことになります。ですので、その辺にも重々配慮していただいて、乗る上で、普通の自転車とはやっぱり違いますから、乗り方とか違いを明確に打ち出して、レンタルされる方が絶対に交通事故に遭わないように配慮していただきたいと思いますので、その辺また、どう考えられているかだけお願いいたします。再質問として、お願いします。
 あと、AED。ちょっと飛ばしちゃいますが、AEDじゃない、無線については、確かに警戒のときに、ポンプ車が現場の近くにいて、本部が市役所でしょうか、の防災課に用意されたときに連絡をとるのに役立っているのかなということはあります。ぜひ有効利用ということで、訓練も必要だと思いますので、団員に大変な負担にならない範囲で使えるように訓練もしていただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。
 それと、AEDの方なんですが、これは消防署と連携して、AED専用の講習会等をやっていただいていると思いますが、どうも、ここのところに来て、受講者というか、新しくAEDを操作しようと思われる方が、まだ少ないのではないかという気がしています。当初は、ああ、せっかくだから、じゃあ、受けようかという方もいらっしゃいますし、また、なかなか1回受けただけで使えるかというと、皆さん、不安に思っていると思うんですね。やる気のある人は、1回受講しているからいつでもできると思っている方も中にはいらっしゃると思いますが、多くの方は、1回受けただけでは、ちょっと不安だということで、定期的に開催できるような、そういう仕組みができないかどうか、御答弁いただければと思います。
 以上です。


◯防災課長(島田 勉君)  まず震災用井戸の関係でありますけれども、防災課の方でも現在39カ所、震災用井戸として指定しておりまして、そのうち28カ所ぐらいは十分飲料水たり得るということであります。ただ、これはあくまでも補助的、震災用井戸については、すべて使えなくなったときの補助的なものとして考えておりまして、現在は東西浄水場の水とか、市内に5カ所ほど、また飲料水のありますので、そういったところを優先的にやっていきたいと考えております。震災でくみ上がらないという場合もありますけれども、またポンプも配置されているところがありますので、市役所本部の発電機を使いながら、またそういったもの、対応していきたいと考えております。
 それから、無線機の活用に当たっての有効な消防団員の関係でありますけれども、これについては、とりあえずは年2回、火災予防運動ありますので、その初日に必ずそういうMCAの訓練を、それも人を回しながら訓練をしておりますので、熟知できるように訓練を積んでいるところであります。
 それから、AEDの関係につきましては、さらに消防署とも連携しながら、AEDの必要性について訴えて、普及を図っていきたいと考えております。
 以上です。


◯都市交通担当課長(山口忠嗣君)  三人乗り自転車についての再質問いただきました。1点、三鷹、自転車に関する交通事故の件数が多いということではなく、交通事故全体に占める関与率が高いということでございますので、それを踏まえまして、どういった安全対策を立てるかということでございます。かねてより、三鷹では自転車の安全講習会、実施してございます。こちらの中で、自転車の安全な利用について一定の講義、あるいはテストを通じて学習をしていただいているということでございますが、現在の自転車に3人で乗っている方々について、新しい三人乗りの自転車を開発してお使いいただくということでございます。自転車の特性というものはございましょうけれども、より安全で安定性のある自転車ということでございますので、その特性をしっかりと身につけていただくことを前提に、いろいろな形で御案内をしていければなと思います。
 あと、それに加えまして、現在整備中であります自転車走行空間、自転車道の整備でありますとか、そういったハードの整備も含めまして、より安全な自転車利用ができるような形で普及をさせていきたいと考えてございます。
 以上でございます。


◯委員(加藤浩司君)  それでは、よろしくお願いいたします。まず最初に衛生費、201ページ、事項の2、衛生行政協力事業交付金の中の三鷹市医師会難病検診事業補助金でございます。衛生行政協力事業交付金について、まずお伺いをさせていただきます。中でも、三鷹市医師会難病検診事業補助金についてですが、文字どおり、三鷹市医師会の協力により毎年行われている検診事業の1つであります。まさに先週の土曜日行われたわけですけれども、毎年私も会派を代表して、田中幹事長とともに検診の御様子を拝見させていただきました。難病検診は、膠原病などの神経系の相談者に対し、医師やリハビリ療法士により予約順にカウンセリングを進めていくわけであります。実際に病院などで診療を受けていますが、診察の際は医師の話を聞くだけで、こちらの数多い──患者さんのですね──数多い心配事や悩みを聞いていただく時間などなく、ふだんから聞きたかったことを初め、ふだんの生活に対することなど、細かく相談をしておりました。かかりつけのお医者様のほかに意見を聞けるわけですから、セカンドオピニオン的な立場、位置的なものもあるのかなと思い、聞いておりましたけれども、皆さん、相談者さんは満足していただいた様子でございました。私は、この膠原病ということにかかわらず、この難病検診に関しては、膠原病かなとか、手足がちょっとしびれているとか、しびれているんだけど通院するほどではないとか、手足等のしびれで悩んでおられる多くの方に、この検診を受けていただければと思いました。実際に今回の受診者においても、検診の実態を知らず、かかりつけ医の紹介で知り、受診していた方もいらっしゃいました。多方面での周知の方法と市民に対する受診しやすい内容の広報の仕方についてお尋ねいたします。
 続きまして、205ページ、事項10.親と子の心のケア事業費でございます。この事業は、主として母親の心理面の支援をしていく事業であります。市内の大学病院においても、親と子の心のケアについての講演会が催されるなど、育児に対する悩みは大変多いように感じております。この事業は、個別相談と母親グループにより問題解決に取り組むなど、幾つかの形態があるようです。実際、このカウンセリングや相談を受けた方々のその後のフォローアップ等はどのようになっているのか、お聞かせ願います。
 続きまして、207ページ、事項の21、がん検診関係費でございます。5つのがん検診の総体のものですけれども、がん検診関係費。近年、がん検診の受診者が増加傾向にあり、健康意識が高まりつつあります。三鷹市のがん検診は、5種類のがんについて検診を行っております。幾つかのがん検診については、受診希望者全員に受診できる体制と認識しております。それ以外の検診についても、希望者すべてが受診できる検診体制の実現が望まれているわけであります。本予算では、胃がんの個別検診対象者数を1,500人から1,600人に拡充して実施することと、大腸がん検診の一環として実施している便潜血検査についても、より精度の高い検査方法への変更が盛り込まれているわけであります。そこで、お伺いをさせていただきます。この拡充している経過を踏まえてですけれども、過去3年間のがん検診の受診者数の推移、それとあわせて、その受診希望者数についてもお答え願います。
 続いて、215ページ、事項の11。他の委員からも質問があったアスベスト関係なんですけれども、ちょっと視点を変えてというか、私どもの考え方に沿って質問させていただきたいと思います。アスベストとは、天然に産出する、きわめて細かい鉱物繊維であります。6種類あるアスベストのうち、消費量の大半、約90%以上は、クリソタイルという種類のアスベストであります。アスベスト規制の経緯については、昭和47年、世界保健機関(WHO)などの国際機関の専門家会議において、アスベストの発がん性が指摘されました。これと前後して、日本では昭和46年、特定化学物質等障害予防規則を制定し、アスベストを扱う事業所に対し規制がされました。その後いろいろな経過を経て、平成16年には、すべての石綿の使用を原則禁止に至ったのであります。アスベストは耐磨耗性、耐熱性、防音性などなど、すぐれた特性や、比較的安価なことから、身近なところでは自動車の部品、家電品、建築資材など、最盛期には約3,000種類以上の製品に使用されておりました。主な用途では、自動車のブレーキの一部、エレベーターや列車の制動部品、建物に関しましては天井材や外壁材に多く使用されておりました。消費量90%のクリソタイルという種類のアスベストについての調査や対策については、ほぼ完了していると思われます。今回の調査は、子どもたちなどの安全対策に万全を期すために、文部科学省が各都道府県に通知をしたことからであると認識しております。そこでお伺いをいたします。今回調査対象のトレモライト等について調査が行われるのですが、先ほどの委員からの質問があったとおり、危険性に対する市民への周知も大切ですが、発見されたらすぐ危険ということでなく、飛散していなければ問題ないとか、取り扱いについての周知も必要かと思われますが、いかがでしょうか。
 続きまして、223ページ、事項の14、エコ野菜地域循環モデル事業費でございます。ごみ対策の一環として進めているエコ野菜地域循環モデル事業費について、この事業の拡大という点でお尋ねいたします。大沢台小学校と中原保育園の2カ所から、昨年度に南浦小学校と野崎保育園に新たに設置されました。そこで、ことしは、さらに1カ所増設されることになりました。生ごみ処理機が増設されて、ますます堆肥の利用者がふえてくることを期待しております。農協の皆さんも取り組んでくれていることなので、ぜひ拡大を期待しているところですが、今後どのような広がりを持つと市では考えているでしょうか。お考えをお聞かせください。
 商工費の方に移りたいと思います。237ページ、事項の16、井の頭恩賜公園100年実行委員会関係費でございます。せんだって、「よみがえれ!!井の頭池!」ということでイベントが行われました。三鷹市やまちづくり三鷹は実行委員会のメンバーですから、当日は市長の代理で河村副市長があいさつされるなど、都市整備部からも坪山部長を初め市の職員の方々も数多く参加をされていたことをお見受けいたしました。この活動を通じて、先ほどから話の中でジブリと大沢の天文台という話があるんですが、井の頭には井の頭公園も三鷹市内にあるわけですから、ぜひ井の頭公園をきれいにするという運動を、三鷹市内でももう少し周知をしていただけたらと思います。実際、池の水が汚かったりだとか、池の水が少なくなっていることで、井戸を掘ってくみ上げたりとかしている事業も、ほとんどの方が知らないのではないかと思うわけであります。私なんかは、井の頭にいる人間として、多くの方々が朝、散歩をしたり、あそこをマラソンコースに選んでいる方もいるわけですから、将来的には三鷹市で管理ができたらななんて個人的には思っているところでありますので、せっかく実行委員会のメンバーとしてやっていられるので、その辺をもう少し市民の皆様に周知していただきたいと思うのですが、市の御所見をお聞かせ願います。
 続いて、土木費でございます。249ページ、事項の7、三鷹駅前デッキ改修事業費でございます。さまざまな諸課題を解決して、諸課題を通して整備された現状のデッキですが、昨年、西口の再開発ビルにデッキがつながることにより一定の整備を終えた駅前デッキでありますが、本年度、改修事業費が予算計上されております。具体的な改修の内容とその背景について、お尋ねいたします。
 続きまして、255ページ、事項の11、バス交通問題連絡協議会費でございます。市内のバス路線などの安全確保など、さまざまな諸問題について話し合われていると思われます。現状の三鷹駅前ロータリーの問題についてですが、通勤・通学の時間帯はロータリーのバス降車場付近が混雑し、ピーク時ではロータリーの手前で乗車客をおろしております。そのような状況も見受けられるわけであります。ピーク時はバスの本数も多く、物理的に対処は難しいと思われます。しかし、平日の昼間などはロータリー内の所定のバス降車場でバスが待機していることにより、手前で乗客を降車させたり、時には二重、三重にバスをとめて降車させて、比較的すいている時間帯であっても、とても危険な状況がつくられております。雨などが降っているときなどは、せっかくぬれずに駅まで行かれるようにつくられたにもかかわらず、一度傘を差さなくてはいけないのです。このような実態について、バス交通問題連絡協議会では議題になってはいないのでしょうか。また、どのような事柄が課題に挙げられているのでしょうか、お聞かせ願います。
 257ページ、事項の6、三鷹台駅前周辺地区整備基本計画関係費でございます。数年にわたり続いております、この三鷹台駅前のまちづくりでありますけれども、おかげさまで、やっと歩道の整備について着々と進んでいることと思います。実際、今後、計画をつくり上げて、今後の三鷹台がどのようなまちになっていくのか、そういうことを計画していく時期に来ていると思います。今、実際、市により、いろいろなところが事業地として明け渡しを行っているわけですけれども、ちょっとぽつぽつと歯抜け状態になっておりまして、歩道ができて安心・安全なところになるんだなという市民の気持ちは伝わってくるのですが、その後どうなってくるのかというのが、ちょっと余りにも見受けられず、ただ歩道ができて終わりなのか、それとも今後もっとまちが変わっていくのかというビジョンが打ち出されずにいる。これは市だけの問題でなく、まちづくり協議会の方も積極的にやっていかなきゃいけない問題だということを私は認識をして質問をするわけですけれども、できることなら、もう少し上手に誘導していただいて、積極的に前に進むようにしていただきたいと思うのですけれども、それについての所見をお聞かせ願います。
 続きまして、消防費、273ページ、事項の4、消防団出初式関係費、あわせて事項の5、火災予防運動関係費でございます。今年度、消防団出初め式には、昨年に比べると数多くの見学者の方がいらっしゃいまして、とても喜ばしく思いました。恐らく、ちょっと私にはわからなかったのですが、いろいろな手法ほかで周知をしていただいたことにより、あれだけ多くの方が集まっていただいて、出初め式としては本当に完成されたものというか、実際、参加されているというか、行っている消防団の方々もやりがいがあったのじゃないかなと思われます。引き続き、この周知の方法を徹底していただきたいと思うのと、あわせて、せんだって行われました火災予防運動、期間中にもかかわらず、これは残念な話なのですが、火事が起きておりました。当然、その期間中は、消防団の皆様も夜警、夜ですね、鐘を鳴らしながら、火事についてもいろいろアドバイスを、市内を走って回っていただいているわけですけれども、火災に対する危険度も、もう少し周知をしなければ、またいけないところに、何かなれてきちゃっているのかな。去年、とてもすばらしい成績をおさめた三鷹市で、ちょっと市民の方も安心してしまったのかなという残念なところを危惧しております。今後の火災予防運動や消防団出初め式につきまして、新たな方針がありましたらお聞かせいただきたいと思います。よろしくお願いします。
 最後に、273ページ、事項の3、消防団詰所整備事業費でございます。第一分団詰所の建てかえを最後に、全10分団すべての詰所の耐震化が完了いたします。建てかえ中に活動ができなくなってしまうわけにはいきませんので、建てかえに際しましては、別の場所に新たに建てた後に引っ越すという段取りになると推測いたしております。そこで、お尋ねいたします。今、現状の第一分団詰所の場所ですね。その土地について、今後の利活用について、お考えがありましたらお聞かせいただきたいと思います。
 以上です。よろしくお願いします。


◯市長(清原慶子さん)  井の頭公園100年記念事業に関連しまして、都立井の頭恩賜公園について、市政でどのように位置づけていくか、もう少し積極的な位置づけが必要ではないかという点について答弁をいたします。井の頭公園は、もちろん、今申し上げましたように、東京都立井の頭恩賜公園ではあるんですけれども、市民の皆様にとって本当に重要な公園で、既にことしで92年ということになります。全国でも、ほとんど初めての郊外型の都市公園として発足しているわけですけれども、この間、90周年を迎えるに当たって、東京都の西部公園緑地事務所より私たちの方にお話がありまして、正直申し上げますと、100年のために今から準備をというのは随分先だなと、その89年目ぐらいは思いました。そこで、90年ということを契機に、これから一貫して10年間、つまり90年から100年に向けて、都立井の頭公園について、絶えず何らかの具体的な取り組みをしながら、より市民の皆様に開かれた公園の取り組みをということで、協議をしながら進めています。民間団体の方もいらっしゃいますが、中核として、東京都の西部公園緑地事務所と三鷹市と、そして武蔵野市の3者が、よくよく情報交換をしながら進めています。
 実は、公園の中の池を美しくすることについては、三鷹市で環境表彰をさせていただいたこともあります市民の団体が、かなり御苦労してくださっていますし、東京都と連携しながら、ブラックバスだとか、そういう池に好ましくない魚の扱いについても努力をしてくださっています。また、言うまでもないことですが、これから迎える桜のシーズンには、10時までお酒は飲んでもよし、火は絶対使わないようにと、そういう桜ルールを定着して、本当に救急車やパトカーや消防車の出動回数が激減をしています。そうしたことを、少なくとも池を中心とした部分は三鷹市であるということを、市民の皆様にさらにアピールをしながら進めていきたいと思います。
 なお、秋にアートピクニックというのが行われておりまして、この間、例えば、あさみちゆきさんを初め、さまざまな音楽家、芸術家が西部公園緑地事務所に申請をして、許可を受けて、適正な活動をしてくださっていますけれども、ちょうど去年のアートピクニックのときには、まさに池の底が見えたのです。私は、それを目の当たりにしまして、やはり、今後とも関連して雨水浸透ますの配備を、上流であります国分寺市さんとか、小金井市さんだとか、武蔵野市さんにお願いしつつ、三鷹市としても、そういう取り組みをしっかりしていきたいなと考えています。
 もう1点だけ、私から答弁いたします。消防団出初め式のことについて。これは、本当に担当がPRに努めてくれたのと、何ていったって、1月の最も寒い日に出初め式はするわけでございますので、テントを張るとか、暖房器具を配置するとか、風も結構強いので、風の被害が参加者の皆様に及ばないようにということで、条件整備をいろいろ工夫しながら、毎年改善をしてきてくれています。そうした努力もあり、また消防団の関係者の皆様も応援にということで、特に小・中学生に声をかけていただいていて、参加をしていただいていますが、それは消防ポンプ車の写生会だとか、そういう地道な日常の活動も効果があると思いますし、消防署の皆さんと消防団との連携の姿を児童・生徒の皆さんが目の当たりにすることがあって、日常があっての出初め式ではないかなと思っていますから、出初め式の充実というのは、やはり全体としての日常の消防団及び消防署との連携、そして市民ボランティアの皆さんや消防関係者の皆様の連携があればこそと確認をしているところでございます。
 私からは以上です。


◯健康推進課長(内田邦夫君)  難病検診と親と子の心のケア事業、がん検診について御質問いただきました。難病検診につきましては、昭和55年から事業が始まりまして、医師会が主催で行っておりまして、市は補助金を支出しているという形になっております。先日、膠原病系の検診が行われましたけれども、来ていただいた方は9人でした。皆さん方の検診を終わった後のコンファレンスで、来ていただいた方の、すごく満足されて、非常に先生とゆっくり話せてよかったというお話が皆さんから聞かれました。そういう意味で大変、セカンドオピニオンといいますか、納得がいくまで先生からお話聞かれるというのは、すごくいいことだと思います。ただ、今後、広報のあり方、より多くの方が来ていただくなり、知っていただくなり、その辺も含めて、医師会とまた相談させていただきたいなと思っております。
 次に、親と子の心のケア事業。この事業は、やはり虐待が心配される方に対しての事業でございます。お母さんグループは主に育児不安が強い方、また、いやしのグループが虐待等、不適切な育児を行っているお母さんに対してグループ活動を行っているということです。参加者は、お母さんグループが平成19年ですが21人、いやしのグループが26人となっております。これで、それぞれ1年間の継続ですけれども、お母さんグループは1年で終わりまして、あとは地区の担当の保健師の方に引き継がれていっております。いやしのグループにつきましては、1年終わった後もエンドレスで行っていきまして、心理面とか、また地区担があわせてサポート体制をしいて行っているところです。
 続きまして、がん検診につきまして、申し込みと受診の人数という御質問いただきました。平成17年度ですが、これは申し込みが1万318人、受診者が7,984人、平成18年度が申し込みの方が1万148人、受診者が7,936人。平成19年度が、申し込み者が1万3,381人、受診者が1万18人となっております。
 以上でございます。


◯環境対策課長(岩崎好高君)  アスベストについての御質問にお答えしたいと思います。アスベストにつきましては、広報あるいはホームページなどを通じて市民の皆様に何度となくお知らせをしていますが、それ以外に、こういった東京都が出しているアスベストQアンドAとか、あるいはアスベスト全面禁止、石綿作業従事者の健康管理とかというパンフレットを環境対策課の窓口等に置かせていただきまして、それらに関係する方に御配布させていただいております。また、調査を行う際には、必ずアスベストに関する情報提供も含めて、市報あるいはホームページでお伝えしているところですけれども、今後も、今回の調査時には改めてこういった安全性、取り扱いも含めて、そういったPRをしていきたいと考えております。
 以上です。


◯ごみ対策課長(齊藤忠慶君)  エコ野菜について御質問いただきました。やはり、エコ野菜事業については、生ごみの資源化というのも私どもの方の課題になっているわけでございます。ただ、生ごみの方、こういったようなエコ野菜通じましてコンポスト、生ごみ処理機を使ったコンポストという形で、御利用の方をできるかという形で、今、続けているわけでございます。ただ、おかげさまで私ども、JA東京むさしの青壮年部さんと連携してやらさせていただいているところでございますので、この堆肥にする事業につきましても、将来的に拡大の販路といたしましては、青壮年部の部員さんの畑の中での堆肥をつくる場所、あるいは植木関係の方もいらっしゃいますので、公共施設の樹木の利用ばかりでなく、そういったところの利用という形で、この拡大という形も図りながら、公共施設等を中心に生ごみ処理機の方もふやしていっていきたい。
 また、もう1点として、やはり、できたものを今、学校の方に、児童・生徒さんのところでお配りしているんですけれども、エコ野菜という形で販売みたいな形でもできないかという形、今、研究を進めているところでございます。
 以上です。


◯道路交通課長(福島照雄君)  三鷹駅前デッキ改修事業費の内容と背景について御質問ございました。現在、三鷹の駅前デッキ、5カ所で9基のエスカレーターが設置されております。これ、毎日休みなく動いておりまして、通常のメンテナンスといたしまして定期点検、毎月1回です。さらに法定点検ということで年1回行っておりますが、ある一定程度の年数が経過いたしますと、その心臓部であります駆動系のステップチェーンという回転する総元ですが、その心臓部分の交換をしなければいけないということになりまして、来年度は全体で5基ですか、が対象になるということになりまして、このような多額の経費がかかっております。なお、このチェーン等の交換につきましては、維持補修計画に基づいて順次行っているものでございまして、やはり安全な運転と安全確保のためには、これは必要、どうしてもやらなければいけないものでございまして、こういった点検を行うことで事故防止等を防いでいくということで御理解いただきたいと思います。


◯都市交通担当課長(山口忠嗣君)  三鷹駅前ロータリーの混雑ということで御質問いただきました。私どもにも御質問と同様の御意見が寄せられてございます。これ、特にバス事業者に対する苦情という形で私どもの方には寄せられてございますが、現状を調査いたしまして、そういった状況も実際には見られるということがございましたので、2月に文書で改善方、バス事業者の方に要請をいたしました。その後の状況を見ますと、あそこは西側からの一方通行で、すぐ降車場という物理的な条件はございますけれども、その降車場のすぐそばに、生理的なあれを解消するようなところもありまして、若干そこに運転手さんがたまっているという状況もございました。今現在は、おろしてすぐ、本来待つべきバス停の方にバスを回すような形で努力をしていただいておりますので、従前よりはかなり改善されているのかな。ただし、やはり交通集中の起こります通勤時間帯につきましては、一定程度、後ろの車が詰まってしまうということがございますので、完全に100%解消するというわけにはいかないかもしれませんけれども、最大限努力の中で、そういったことを避けていくということで、今現在も、そういう対応をしていただいているところでございます。
 私どもとしましては、課題としてとらえておりますのは、今、検討中のコミュニティバス──これは路線バス、コミュニティバス含めてなんですが、こういったものの整備、地域交通の整備に向けた内容であろうととらえているところでございます。
 以上でございます。


◯事業担当課長(田口久男君)  三鷹台駅前のまちづくりについての御質問にお答えいたします。平成16年に、三鷹台まちづくり協議会から三鷹台駅前通りの歩道設置に係る緊急提言書が提出され、市ではこれを受けまして、平成17年10月に緊急整備方針を策定しまして、平成18年度より交通安全施設整備事業ということで歩道の整備を開始しております。現在、積極的に用地買収に取り組んでいるところでございます。また、平成19年に同協議会から、まちづくり推進地区の指定の申し出がございまして、同年8月に、まちづくり推進地区に指定をいたしました。今年度、同協議会から昨年度実施した模型づくりを踏まえた第三次提言、そういったものをこの3月に提出を受けております。
 市としましては、このまちづくり条例の規定に基づきまして、まちづくり推進地区に指定されていることから、同協議会から提案された内容、また商店街、地権者の方々、意見をしっかり聞きながら、地区まちづくり整備方針を策定を来年度、平成21年度に行っていくと考えております。
 その内容については、今後の検討で進めていくことになりますが、これまでいただいた御意見、歩道など道路整備や防災機能を向上する、あるいは周辺の住環境と調和した商業・業務施設の整備、そういったことを神田川など地域特性を踏まえながら、そういった方針を策定していきたいと考えております。
 以上でございます。


◯防災課長(島田 勉君)  火災予防運動の推進ということで御質問いただきましたが、火災予防運動の推進につきましては、特に、この間の火災発生した地域それぞれについて、消防署が重点的、また集中的にチラシを三鷹市と共同でつくりまして、そういったチラシを集中的に配布して火災予防運動を進めておりますし、またシティバスの中への広告とか、新聞折り込みですね──全世帯ではありませんでしたが、新聞折り込みなども、新聞販売店の協力を得ながら、消防署が連携して折り込みをやったり、あるいはJRの方に掲示物を掲示させていただいたりしながら、火災予防運動を進めております。また、さらに今後も、消防署と連携を進める中で、火災予防運動は進めていきたいと思っております。
 それから、第一分団、現第一分団詰所の用地の利活用でありますけれども、現在の予定では、売却をしたいということで考えております。
 以上です。


◯委員(加藤浩司君)  ありがとうございました。それでは、幾つか再質問させていただきたいと思います。難病検診に関して再質問させていただきます。多くの方に周知という方法と、さっき僕が質問した意図は、より、膠原病かどうかもわからないような、ほんのちょっと悩んでいる方も気軽に来やすいような周知の内容ですね。中身の文面というか、そういうことに対しての考慮はいかがなものかなと思いまして御質問させていただきましたので、その点について再度、よろしくお願いいたします。
 それと、アスベストに関してなんですが、いろいろなパンフレットで、そういうふうに周知をしたりだとかいうことはわかりました。ただ、環境対策の窓口に、そのパンフレットがたとえあったとしても、アスベスト、イコールあの窓口ということは、市民の方はちょっとわかりづらいのかなと思ったことと、そんなに、例えば吹きつけ材じゃなくて、ボードに含まれているようなアスベストであれば、ただ、それが割れたりとかして飛散しなければ、そんなに問題はないと少し周知をした方が大ごとにならないんじゃないのかなとちょっと思ったわけですね。というのは、実際の対策の方法として、それを残した囲い込みだとか方法もありますし、法令では、解体の際に飛散しないようにするということが定められているわけですから、飛散しなければ、そのままあっても安全。囲い込みは、あと固めるような作業もたしかあると思いますけれども、そういったことで対策ができるんだということも、できれば周知をしてあげた方が、市民の要らぬ心配をしなくてもいいのかなと思ったので、その辺についてもう一度、御所見あればお願いいたします。
 エコ野菜地域循環モデルについてですが、エコ野菜販売について、そういうことを検討していただけるというのは非常にいいことだと思いますので、そういうものが市内の各所で、スーパーとかいろいろなところで売っていただけるだとかという、拡充に広がればいいなと思いますので、ぜひとも進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 三鷹駅前デッキの改修ですけれども、維持補修計画に基づいて、そのエスカレーターの駆動部をやるということで、わかりました。先ほどの質問委員からも、デッキに対して、雨が降ったときに、ちょっと水はけが悪いとかということもありましたので、今後の計画にそういうことを入れていただいたりとか、三鷹の玄関口である三鷹駅の南口ですから、先ほどの話でもありましたとおり、緑と水の公園都市三鷹の玄関口にふさわしい顔として、何か改修が行われるんじゃないかなという期待で質問をさせていただきました。そういうイメージで三鷹に、駅おりてきて、目の前、どんとビルなものですから、ちょっと緑があったりとかですかね。水があるというのは難しい、噴水があるとかというのは、デッキですから難しいと思うんですけれども、何となくおりたときに、玉川上水から井の頭公園に続くとか、そういった何か広がりのあるようなデッキを。当然、物理的に狭いのもよくわかっているんですけれども、それ、何か創意工夫されて、色でもいいです。何か緑と水の公園都市三鷹にふさわしいようなデッキになってほしいなと思いますので、よろしくお願いいたします。ここについては特に御答弁は必要ありませんので、よろしくお願いいたします。
 消防団出初め式、ふだんからの市の取り組みがあのような結果になったということで、これからも引き続き出初め式が盛大に行われることと、そういうことで消防団の活動が皆さんにわかる、それがイコール火災予防につながるんじゃないかなと思いますので、今後もお願いしたいと思います。
 再質問は以上です。


◯健康福祉部長(玉木 博君)  難病検診の周知のあり方について、再度質問をいただきました。医師会が主催しておる検診でございますけれども、市民の方の中には、そういった難病ではなかろうかという悩みをお持ちの方もいらっしゃるわけですから、そういった人たちに声が届くように、検診に来やすいような工夫を医師会とも協議しながら、パンフレット等、工夫を凝らしていきたいなと考えております。


◯生活環境部長(藤川雅志君)  アスベストの広報のあり方について御指摘をいただきました。市民の皆さんに要らぬ心配をかき立てるような広報のあり方というのは、やはり、まずいと思います。どういうふうにやるのが適切、適度かというところは、場合と、それから出た状況にもよります。その辺、よく勘案しながら、適時、適切な広報に努めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


◯委員(加藤浩司君)  以上で終わります。


◯委員長(田中順子さん)  ただいま政新クラブの質疑の途中でございますが、ここで休憩をさせていただきます。再開を3時30分ということでお願いをいたします。
                  午後3時02分 休憩



                  午後3時29分 再開
◯委員長(田中順子さん)  委員会を再開いたします。
 政新クラブ、続けてお願いいたします。


◯委員(白鳥 孝君)  それでは、まず衛生費からお願いをいたします。209ページの健康づくり推進事業でございますけれども、なかなか、みずから健康づくりなどやらないのが現状だと思うんですけれども、私だけかもしれませんけれども。健康づくりの促進の働きかけをしても難しいところがあると思うんですけれども、要するに、この推進事業呼びかけに、どのぐらいの人が参加して、この事業に設定した基準、例えば何人、300人なら300人とかという基準があったり、またどのぐらいの人が来ていただけるだろうというパーセンテージがあるかと思うんですけれども、ウオーキング大会とかというのをやっていますよね。それから、あと料理教室とかというのがあるかと思うんですけれども、事業の実態というのはどうなんでしょう。例えば、実態そのものなんですけれども、民間のジムや多様なサークル、そしてメディアが今、一生懸命、このごろ働きかけて、健康づくりということでやっておりますけれども、その辺のこの推進事業に当たりまして、何かお考えがあるでしょうか。ちょっとお伺いをしたいと思います。また、高齢者の生活機能の低下を防ぐことや健康長寿、それから地域介護予防のネットワーク事業などは、どのように展開しているのか、まずお伺いをいたします。
 続きまして、215ページの先導的環境活動支援事業でございます。活動に対して表彰したり、標語募集をしたりしていることは認識しているんですけれども、新エネルギー導入助成金やら、環境活動事業助成金の啓発事業をどのように行っているのでしょうか。特に太陽光、風力、それから燃料電池など、よく近ごろ耳にしますけれども、そういったことはどうなんでしょうか、御所見をお伺いいたします。
 また、公共施設での先導的な役割というのがあるかと思うんですけれども、この事項の前にISO14001が、運用事業が800万円と書いてあるんですけれども、費用対効果等、またこの導入の助成金の800万円の価値はどうなんでしょうか、お伺いをいたします。
 また、先導的役割の中で、市民向けのISOとそっくり同じじゃなくてもいいんですけれども、こういった取り組みをすることによって、これだけ安くなるという形のモデル分析というんでしょうか、そんなものはできないでしょうか。そして、検証事業と、それから関係してくると思うんですけれども、そういったモデル分析、仕掛けづくりについて、お考えがあればお伺いをいたしたいと思います。
 続きまして、219ページのリサイクル市民工房ですけれども、循環型社会の形成をとらえながら、ごみ減量キャンペーンとあわせて、リサイクル運動の啓発と、もっと活力剤になるような仕組みとか展開を期待するところですけれども、自治会や町会との連携とか、アイデア募集とかを考えが今まであったのでしょうか。その辺をお伺いし、例えば、またフリーマーケット、市の広場でもやってはいるんですけれども、もし、そういった、個々にフリーマーケットをやりたいようなことがありますれば、背中をちょっと行政の方で押して、ぼちゃんじゃ困るんですけれども、押してやって、それがフリーマーケットが継続してできるような事業展開というのが考えられるのではないかと思うんですけれども、その辺の御所見をお伺いをいたします。
 労働費に入らせていただきます。227ページ、高齢者就業支援事業でございます。今この時期に実効性の高い就業環境を生み出すためには大変な御苦労があるかと思うんですけれども、その方策というのが、どのようなことでやっていらっしゃるんですか。ちょっと御所見をお願いいたします。
 求人関連情報、わくわくサポート三鷹や障がい者就労支援センターの関係機関への提供のほか、セミナーや、就業し元気に活躍されている事例集みたいなものが調査研究なされていらっしゃればお示しをいただき、また、もしなされていなければ、そんなような、要するに、元気出てやっていますよという事例集みたいなのもつくって、元気のない方がいらっしゃれば、それを見て、その事例集で元気を出していただき、やっていけるようなことができますればいいかなと思うんですけれども、その辺のところ、お願いをいたします。先ほど冒頭、きょうの午前中、市長がそういった就業に関して情報、啓発、それから支援という形でお話がありましたけれども、そういったことに結びつくような方策を考えればなと思っております。
 商工費に入ります。235ページ、コミュニティビジネス等の支援事業でございます。セミナー等の開発やビジネスプランコンテストにおけるコミュニティビジネスの研修等の事業の充実により、利用者ニーズにこたえながらビジネスの立ち上げや事例集をふやしていると思いますけれども、コミュニティビジネスは仕組みづくりというのがポイントではないかと思うんですけれども、企業での仕組みは、枠組みや事業としていかに収益を上げるかですけれども、一方、地域貢献のボランティア的な社会性の重視を余りし過ぎても困る側面もあるんですけれども、両方の利点を生かしながら、サービス、物販といったような多様な事業の仕組みづくりで、地域コミュニティを生かした循環型のビジネスモデルが一番理想ではないかなと思うんですけれども、全国的にSOHOを耳にする、この先駆的な三鷹の地で、どのようにして、これからやっていくのかなという御所見がありますれば、よろしくお願いいたします。
 土木費に入ります。249ページ、街路灯維持管理でございます。防災上の最近、青色の鎮静効果に着目して、青色の街路灯というんですか、街路の設置が、事例があると思うんですけれども、この取り組みというのは、そもそも8年ぐらい前でしたでしょうか。イギリスの方でグラスゴーというところで、景観の改善に当たって、そういった青色に変えたところ、犯罪が減ったということでございますけれども、その辺の検討をしたことがあるでしょうか。確かに、ちょっと高いんですよね。光源、例えば5ワットの高出力レンズを使って、LEDですか、あれを使うと、かなり省エネになるし、長寿命のランプなんですけれども、80ワットの水銀ランプと同等な明るさや、そして虫も余り寄ってこないというようなことも言われているんですけれども、これからソーラーとあわせて、太陽光のことも考えながら、そういった街路灯に関して、そういった検証をなさっていらっしゃるでしょうか。その辺もお伺いいたします。また、商店街などの街路灯というのは、商店街で持っている街路灯ですよね。そういった電気料の補助金とか設置基準があれば、お伺いをいたします。
 あと、249ページの交通安全推進事業でございます。先ほどのお話に三人乗り自転車のお話があったんですけれども、モラルの向上というのが非常に三鷹市内で叫ばれてはいるんですけれども、なかなか向上がしてこないのが実情ではないかなと思うんですけれども。数年前から自転車の安全運転免許証というのを発行しているわけなんですけれども、これまで発行した枚数はわかっておりますでしょうか。また、その最近、取得率というのはどのぐらいあるでしょうか。これのメリットとかデメリットというのはどんなものか、教えていただければなと思っております。
 それから、243ページのバリアフリー。バリアフリー化改善事業費なんですけれども、バリアフリーって、極端に言うと、どこまでやればバリアフリーが終了するのかなというのがお聞きしたいところなんですけれども。例えば、三鷹の駅つくれば武蔵境の駅もつくる、また次の駅もつくる。だんだん、だんだん、それをやっていくと、やはり次の隣の駅がつくれば、私たちの駅もつくってほしいと要望が来ると思うんですけれども、そうすると、北海道の方まで駅、ずっとエレベーターつくったり、エスカレーターつくらなきゃならないという単純な考え方なんですけれども、そういうことで、どこまでバリアフリーをやれば済むのかなというところを教えていただければありがたいかなと思うんですけれども。
 245ページの市道第392号線です、自転車道なんですけれども。今、今年度の事業で一部、工事やっているんですけれども、見ていると、電信柱ですね、電柱、今、移設をしているんですけれども。どうも見ていますと、自転車道の中に、また立てかえるみたいなことをしているんですけれども、自転車に、また邪魔になるんじゃないかなと思うんですけれども、その辺、どういう考え方で、あれ、自転車道の方にやっているんでしょうか。ましてや、先ほど3人乗りという自転車も出てくるとなると邪魔であるし、一番いいのは、今あった植樹帯の中にあればいいのではないかなと思うんですけれども、その辺、この年度の考え方はどういう考え方なんでしょうか。
 255ページの民間駐車場の建設助成なんですけれども、駅前、大変駐車場が少なく、要するに、駐車が多くて駐車できないというのが結構見当たるんですけれども、ましてや文化劇場跡地のところの駐車場もなくなるのではないかと思うんですけれども、その辺のところ、大分少なくなって、助成が、もうちょっと何とかできれば、駐車場をつくっていただける民間の方もいらっしゃるのかなと思うんですけれども、その辺のところ、お伺いをいたします。
 259ページの公共施設の案内標識関係費なんですけれども、いっぱいつくってはいるんですけれども、ちょっと小さいかなと思うんですけれども。私も自転車でちょこっと行くと見損なってしまったり、また、なれているから、わかっていて、そこへ行けるんですけれども、なれていない方は、ちょっと見づらいし、また、どこに設置してあるのかなというところも見づらいところがあって、その辺のところ、どういうふうな、これからですね。色がどうなのかなというところもあるし、また、どういうところに設置したらいいかというところのこともきちんと考えて立てていると思うんですけれども、その辺の御所見と、それから柱に広告を入れてもいいのではないかなと思うんですけれども、その辺のところもお願いいたします。
 以上で終わります。


◯委員長(田中順子さん)  質問が大分多いようですから、御答弁につきましては簡潔に、明瞭にお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。


◯健康推進課長(内田邦夫君)  健康づくりについて御質問いただきました。三鷹市の健康づくりの特徴は、住民協議会の方々、市民の方々、また団体、行政が一体となって事業を進めているということが特徴だと考えております。平成17年に策定した健康づくり目標を、ともに推進して事業を進めております。特に栄養とか運動の推進に力を入れて行っております。
 それで、各コミセンでは、ウオーキングの講習会とか、栄養料理教室等を行っております。平成19年にはウオーキング大会を行いまして、平成20年には三師会、JAむさしさん、助産師会等、御協力をいただきまして、新たに団体の協力をいただく中で事業の実施を行うことができました。今年度から各コミセンで行っている料理教室、それが具体的に健康づくり目標とどういうふうにマッチしているのか、それを皆さんで話し合いましょうという話し合いの場も、つい2月に設けまして、今後、よりよい栄養教室等も行っていきたいと考えております。
 以上です。


◯委員長(田中順子さん)  各対象人数のことを伺っていたかと思うんですけれども、事業に対する。恐れ入ります。


◯健康推進課長(内田邦夫君)  各コミセンで行っている栄養料理教室では、平成19年度で64回行われまして、参加の方が1,366人です。ウオーキング大会につきましては、平成19年は402人、平成20年度は639人の参加をいただいております。
 以上です。


◯環境対策課長(岩崎好高君)  新エネルギー導入助成金等についての御質問にお答えしたいと思います。太陽光発電につきましては、1キロワット5万円で上限20万円というのが、この助成の対象になっております。環境活動助成につきましては、平成18年度に2団体を助成した後、平成19年度、平成20年度は申請がございませんでした。現在、その申請しやすい方法等に改めることを検討しております。
 それから、ISO14001の費用対効果なんですが、金額ではちょっと出しづらいところがございまして、ただ、対平成17年度比で、平成19年度のCO2の削減としましては、約20万キログラムの削減が実行されたのではないかという、あくまでも概算ですが、そういうふうに事務局では見ております。
 それから、簡易版の環境マネジメントシステムを将来的には中小事業者等にも活用できるようなことも検討していきたいと考えております。
 以上です。


◯ごみ対策課長(齊藤忠慶君)  リサイクル市民工房について、御質問にお答えいたします。今、工房の方では、楽しみながら資源化、リサイクルと考える形で、いろいろな講習会の方、開催させていただいています。その講習会についても、あるボランティアさんにお願いしまして、講師になっていただいているわけでございます。ただ、そのボランティアさんの方も、やはり人数とか、お手伝いの方を広げていくという中で、やはり、どうしても口コミというか、その方の関係ので広げていくという形になっているんですけれども、今、委員さんがおっしゃったように、その辺のことも町会・自治会さんでしょうかね、そういうところにちょっとお声かけして、ボランティアさんとして、いろいろな講習会をやっていただく、あるいはアイデアの方を出していただくという形で検討していきたいなと考えているところでございます。
 あともう1点、フリーマーケットでございます。フリーマーケットにつきましても、工房の方では年2回、開催をしているところでございます。この開催のときに、市の市役所の方でやっているフリーマーケットにつきましても、あわせて御紹介するという形で、ホームページの中ではさせていただいておりますので、こういう形で、私どもの方のフリーマーケットを見て、ほかのところもまた見れるという形の、なるべくそういう形で、広く知っていただくような形では考えているところでございます。
 以上です。


◯生活経済課長(鈴木伸若君)  それでは、労働費からお答えします。高齢者就業施設のわくわくサポートについて、今後の方策という御質問をいただきました。先ほどもちょっとお答えをさせていただきましたように、相談員、キャリアカウンセラーなどがいますので、そうした点、きめ細かな対応をしてまいりたい。また、ハローワーク、あるいは東京しごとセンター──都のしごとセンターと十分連携をとりながら情報交換を密にして、この役割を十分果たしていきたいと。
 それから、事例集について御質問いただいたんですが、直接、こうした事例集をつくっておりませんが、労働相談の関係では、ワンストップとした、こうした冊子をつくらせていただいております、相談窓口ガイドブックと。こうしたことも生かしながら、御提案の趣旨は、今後、調査に取り組んでみたいなと考えています。
 次に、コミュニティビジネス支援について御質問いただいております。どのように進めてきているのかという御質問でございました。産業プラザの地下1階で、身の丈起業塾という塾、小ぢんまりとした塾として7回ほど実施したりして、起業活動、そうしたものを支援をしているところであります。残念ながら、平成20年度は起業、業を起こされた方はゼロでございましたが、既に平成21年度に向けては二、三者新しく、NPO含めて起業される、そうした活動、芽生えているところでございます。
 次に、商店街の電気料等の関係で、基準その他に御質問いただいておりまして、商店街灯の電気料については、80%以下という規定で補助をしておりまして、平成19年度も80%という補助率を達成をしているところでございます。現在、補助している街路灯の基数としては644基ございます。設置についてでございますけれども、できるだけ道路上ではなくて民有地に設定してほしいということをお願いをして、設置に協力しているところでございます。
 以上です。


◯都市整備部長(坪山雅一君)  青色の街路灯の設置についてでございますが、確かに犯罪の防止効果があるということを認識しております。三鷹の中では、大沢のサイクル・アンド・バスライドの駐輪場がございまして、そこに1カ所つけている事例がございます。ほかの街路灯につきましては、今後、照度だとかいろいろな面がございますので、検討していきたいと考えております。
 それから、バリアフリー化でございますが、どこまでやればバリアフリー化なんだというお話でございますが、これは究極はすべてだと認識しております。ただ、駅のお話だったものですから、駅によっては地方の駅、それぞれ都心の駅と違いますので、やり方はいろいろあろうかと思いますので、最終的には、すべてやるのがバリアフリー化だと認識しております。
 以上です。


◯都市交通担当課長(山口忠嗣君)  自転車安全講習会に伴う自転車安全運転証について御質問いただきました。自転車安全運転証の発行枚数イコール自転車安全講習会の受講者数ということでございます。現在までの累計は、全体で1万728名の方に受講していただいてございます。約1割が一般の受講者。そして自転車教室、小学校で実施しておりますが、こちらが85%。残り、シルバー人材センターであるとか、そのほかのところ、こちらから出向いて、例えば東大の学生寮とか、そういったところで受講していただいたものが5%弱という割合になってございます。
 これのメリット・デメリットというお尋ねでございますけれども、メリットといたしましては、ちょうど、つい最近終わりましたが、登録駐輪場の優先権ということがございます。あと、有料駐輪場、これはすずかけでございますけれども、1カ月間無料というプライオリティーをつけてございます。また、去年から武蔵野市が同様の講座を始めまして、こちらと共通で、こういった優先権を使っていただこうということで、相互乗り入れと申しますか、そういったことを始めたところでございます。という制度でございますので、デメリットというのはございません。メリットのみということでございます。
 それと、もう1点、民間駐輪場の助成についてお尋ねをいただきました。昨今、減少ということが予想されるような状況ではございますが、御案内のとおり、立体の駐輪場ということでございますので、建設費がかなり膨大なものがかかります。そうしますと、私どもの500万円の補助金が、なかなか建設の動機づけにはなっていきにくいのかなということで、近年は実績がございません。ただ、今後の再開発の進捗等にあわせまして、用地の確保等、あるいは民間駐輪・駐車場の増設に向けた何らかの工夫というものをこれからしていかなければいけないのかなと、課題としてとらえているところでございます。
 以上でございます。


◯まちづくり推進課長(板橋弘二君)  公共施設の案内標識の設置についてでございます。これは市内に全部で58基、設置させていただいております。場所につきましては、交差点等にかかわる場所で、なるべく民間側の敷地等のことも考えながら、その辺のことを設置させてもらっています。
 現在のああいう形態になった経過でございます。色もあわせてですけれども、景観等に配慮して、いろいろ試行錯誤して、現在のああいう形にさせていただいたと。色も、なるべく目立たない茶色系で、でも、字が浮き出るように白系で考えさせていただいているということでございます。
 以上です。


◯道路交通課長(福島照雄君)  第392号線自転車道整備工事で、電柱が自転車道の中に立っているということですが、こういったことは一切ございません。と申しますのは、御指摘いただいている部分は、自転車専用道から横断歩道の手前で一たん歩道に乗り上げする部分でありまして、歩道を拡幅しております。そういった関係で、邪魔にならない位置に今、移設をしているものでございます。
 以上でございます。


◯委員(白鳥 孝君)  ありがとうございました。健康づくり、ちょっともう1回お願いしたいんですけれども、済みません、最後に。ちょっと、この事業に対しての、要するに、例えば予定の基準というのは立てていると思うんですけれども、その辺は何%ぐらいで立てているか。そこだけ、済みません。わからないですか。


◯健康推進課長(内田邦夫君)  先ほど申し上げましたけれども、ウオーキング大会、それは当初、前年度が400人で、その次が600人。これは、特に600人にしようとか、そういう予定は特に立ててありませんでした。栄養料理教室につきましても、1,366人ということですけれども、ただ、内容について、割合、糖尿病食とか、そういうふうにやりますと人が来ないというのはあります。いかに趣旨を健康づくり目標、健康にいいような講座をやる中で多くの方が来ていただくかというところが、工夫しているところでございます。


◯委員(白鳥 孝君)  予算立てしている以上、やっぱり、どのぐらいの規模というのは考えているかと思うんですけれども、そこをちょっとお伺いしたかったんですが、結構です、わかりました。後でまたお伺いいたします。


◯委員長(田中順子さん)  以上で政新クラブの質疑を一たん終了させていただきます。
 続きまして、公明党さん、お願いします。


◯委員(粕谷 稔君)  それでは、公明党、最後でございますので、御答弁よろしくお願いいたします。初めに衛生費、215ページ、事項9.環境活動事業助成金についてお伺いいたします。参考資料2−10でございます。平成19年度、平成20年度、利用がございません。こうした環境活動に活躍される団体は多いと思いますので、この助成金の未利用、未活用を踏まえ、お伺いいたします。実績が伴っていないのは、制度そのものの問題なのか、助成対象の問題か、広報の問題か、市民や市民団体が求める内容とのアンマッチングなのか、市民からの問い合わせ内容も分析しながら今後どうされるのか、御所見をお聞かせください。
 続きまして、農林費、ページ229、事項3.農業公園管理運営費でございます。農業公園の5周年を迎え、さまざまなイベント等の開催を通して、より幅広い市民にも周知をされてきたと思います。今後は大きなイベントだけではなく、日ごろから市民が親しむことができる健康増進活動や憩いのスポット利用など、常時過ごせる公園づくりを目指していくことが大切ではないでしょうか。先日のプレーパークなど、年代、世代を超えて全市的に参加できる取り組みなども大変に有効的で、例えば御家族でお昼などをとれるようにするとか、市松模様に季節ごとに楽しめたり、座るところを選べる特徴のある芝生植えであったり、すのこ風ウッドデッキの設置など、多角的な利活用についての創意工夫、アイデア収集等の協働の進め方について御所見をお伺いいたします。
 続きまして、労働費。227ページ、事項7.就職面接会事業費についてお伺いします。予算概要83ページでございます。来年度の4月以降の面接会というのは、質・量とも相当アップして取り組む必要があると思われます。特に正規雇用とともにパート、アルバイト、3カ月、6カ月など、短期の受け入れが可能な雇用条件を幅広く取りそろえるほか、雇用を求める気持ちにも配慮し、年代別、世代別の就職面接会も必要であるかと考えます。あわせて、マッチング率向上のための工夫等、どのように展開されていくのでしょうか。御所見をお伺いいたします。
 続きまして、土木費、245ページ、事項4.バリアフリーのみちづくり推進事業費についてお伺いいたします。ほっとベンチ設置については、使ってよかったという市民からのさらなる設置要望はふえています。年度ごとの拡充数や屋根、禁煙協力とともに3点セットとなるバス停へのベンチ設置との相乗効果も含めて、今後の取り組みの御所見をお伺いいたします。
 続きまして、同じく245ページの事項11.市道第392号線自転車道整備事業費についてお伺いいたします。近隣住民からは、商業環境としての不安の声だったり、接触事故の増加にならないかとの不安の声もありました。近隣の説明会に参加された方が、やや少ないかなという状況も感じておりますが、むしろ市側から、通学路、通園路となる当該小・中学校や幼稚園、保育園に出張して説明会を開くなど、PTA、父母会、交通対向けに行うとか、積極的に応対をしていくべきであると考えます。この工事が完了した際には、一定期間、安全員、指導員等の配置等、地域の不安を取り除くことも必要であるかと思います。安全の推進への理解と整備につき、市としての御所見をお伺いいたします。
 続きまして、249ページ、事項7.三鷹駅前デッキ改修事業費についてお伺いいたします。防災の観点も踏まえて、消防費とあわせてお伺いしたいのですが、今後のファシリティーマネジメントの観点から、補修・改修におけるコストのシミュレーションプランや、保全や管理委託に当たって、施策についての方向性をお伺いいたします。また、JRと連携して大量の双方向の帰宅混雑時を想定した災害時想定の避難訓練等、防災訓練も必要であるかと思います。それに伴う改修、補強のシミュレーション等も行っていくべきだと考えますが、いかがでしょうか。御所見をお伺いいたします。
 255ページ、事項12.コミュニティバス運行費についてお伺いいたします。予算概要93ページ、参考資料2−28でございます。運行補助金が平成20年度4,300万円余りのものが平成21年度2,800万円余りと1,400万円余り減っておりますが、どのような内容の削減なのでしょうか、お伺いいたします。また、北野で試行運転された小型循環バスは利用度が少なかったわけですが、同じように走っている小金井市のCoCoバスやCoCoバス・ミニは、そのかわいい色遣いとともに、路線、バス停、時間帯等もあわせて市民に大変好評のようです。市内全体を見渡して、小型循環バスの利用できる地域の有無や準路線バス化へのお考え、強化路線等があれば、お考えをお伺いいたします。
 続きまして、267ページ、事項1から3、ちょっと一括なんですが、三鷹駅前地区再開発事業運営費から三鷹駅南口中央通り東地区市街地再開発事業費についてお伺いいたします。再開発の全体として、継続して残された課題であり、東地区の再開発と切っても切り離せない区域内幹線道路、また中央通りモール化事業など、進捗状況はどうなのでしょうか。この東地区再開発において、平成21年度の進捗目標と取り組み、再開発におけるURと三鷹市の関係、役割、三鷹市がリード役を務めていくのでしょうか。これも、あわせてお伺いいたします。
 続きまして、消防費に移らせていただきます。ページ277、事項9.高齢者・障がい者等住宅用火災警報器設置普及事業費でございます。火災警報器の設置については、都内設置率34%、お隣の武蔵野市でさえ32%。ところが、三鷹市は24%とのこと。先ほど課長から4割ぐらいはついているんじゃないかという御報告もありましたが、我々の手元にある数字は24%でございました。特に今回は、市内事業者から御寄附をいただいて、助成制度とあわせて設置の推進となりますので、大変にありがたい事業であると思います。警報器設置義務化に当たり、防災課、高齢者支援室、地域福祉課、そして消防署、出張所とも連携を図り、あわせて心配される詐欺などへの警戒と対策も必要であるかと考えます。消費者センターへの徹底もなされるべきであると考えます。どこに問い合わせをしても同じ情報提供ができる、丁寧な対応をしていただける等、市民、特に障がい者や高齢者が安心して設置できる取り組みが不可欠であると思いますが、準備状況について教えてください。消防署職員の方が巡回していただいているようですが、本人確認や上がり込まれるのは嫌だとか、熱感知や煙感知の機能の区別、品質、設置方法等も含めて、市民には不安も多くあると思われます。周知徹底の広報や安価で安心な設置体制としてのシルバー人材センターへの依頼も含めた体制づくりの内容をお伺いいたします。また、今回の無料対象から外れている都営住宅、URの住宅居住者の推進状況は把握されているのでしょうか、お伺いいたします。
 最後に、277ページ、事項11.家具転倒防止器具取付事業費でございます。減災、またBCPの観点からも、今般、大変に重要な事業であると思います。以前から御提案している市役所やコミセン、社教会館等での展示説明会、期間とともに、今回の火災警報器とあわせた周知と啓発が有効ではないかと考えます。推進に当たっての御所見をお伺いいたします。この事業は大変大きな額の事業でございます。しっかりと推進していくべきであるという考え方からも、お考えをお伺いできればと思います。
 以上でございます。


◯環境対策課長(岩崎好高君)  環境活動事業助成金についての御質問について回答させていただきます。委員御指摘のとおり、三鷹市の、この事業が2年間、申請がなかったという事実がございますので、私どもも重く受けとめております。それで、三鷹市環境基金活用委員会にも図りまして、原因、あるいは対策をどうしたらいいのかということを平成20年度、3回にかけて議論していただきました。その結果、原因としましては、申請書類が多いこと、あるいは年2回の募集回数である、4月1日から5月10日まで、それと9月ごろに2次募集をいたしますが、その期間が通年ではないということ、それから2分の1の補助率であるということですね。例えば20万円の事業に対して10万円の助成をいたしますが、この場合、団体が10万円を自己負担しなければならないと。大きな団体でなければ、これだけの金額はなかなか集められないということで、この補助率を上げる必要があるのではないかという御意見をいただいております。実際、PRにつきましては、私ども広報、ホームページ、あるいは各公共施設に対してチラシを配布したり、あるいは市民協働センターの団体に対して御案内をしたり、ありとあらゆる方法で周知はしているんですが、これらのことを踏まえまして、今後、申請のしやすい方法を検討すると同時に、さらなるPRに努めていきたいと考えております。
 以上です。


◯農業委員会事務局長(林 繁盛君)  質問は、三鷹市農業公園の利用と、全市的な利用と多角的な活用ということなんですが、先ほど市長から三鷹市農業委員会運営懇談会の方の御紹介がありましたが、私どもとしては三鷹市農業公園運営懇談会のアドバイスをいただきながら、農業者、市民、市が協働で農のあるまちづくりを進めるため、指定管理者である緑化センターと協働、連携しながら、市民について、農業について学び、体験し、交流できる総合的な拠点として、三鷹市農業委員会の運営について、今後検討していきたいと思います。
 以上でございます。


◯生活経済課長(鈴木伸若君)  就職面接会について御質問いただきました。委員さんのおっしゃられた、これからの必要性と私ども考えている内容が、ほぼ近しいような気がいたしますので、これからどんなふうに取り組んでいくかというお話をさせていただいて、回答にかえさせていただきたいなと思っています。
 この就職面接会という切り口で言いますと、3つの方法で実施したいなと考えているところです。1つは、ハローワークと共催の35歳未満、いわゆる若年の方、それから40歳以上の中高年向きという、委員さんおっしゃった年齢別に実施をしたいと考えております。それから、規模においても、先ほど来申し上げるように、小規模な面接会も実施をして、その機動性をよくしたいと。これについては3回程度実施したいなと考えています。それから、55歳以上を支援しているわくわくサポート三鷹におきましても、55歳以上のシニアを対象として、2回程度は少なくとも実施したいと考えております。重ねて、パートタイマーの方についても、何らかの施策というお尋ねがございまして、こちらについては、就労の支援セミナーにおいて、女性向けでありますとか、パートタイマー向け。これについては、今年度、平成20年度から託児スペースを用意して、お子さんをお連れになって来場いただくような、そうしたことも対応しております。また、中高年に向けてもセミナーを活用しておりますので、こうしたこととセットしながら、効果的な事業の推進を進めてまいりたいと思います。
 以上です。


◯道路交通課長(福島照雄君)  3点御質問いただいております。最初のほっとベンチの件でございます。これにつきましては、平成18年度から行っておりまして、毎年35基ずつ、平成20年度末で合計105基が設置完了でございます。今後の予定でございますが、なかなか、このほっとベンチの設置場所等々、大変苦慮しております。ただ、多くの方からバス停への設置要望も来ておりますので、今後、十分、場所等を確認いたしまして、安全性の担保が図られるところから順次、設置をしてまいりたいと思っております。
 それから、2点目でございます。自転車道の工事に当たりまして、整備工事の説明、さらには今後の安全面の点でございますが、現実的に今年度、現場に入っておりますけれども、個々に、やはり現場で丁寧な形での説明を今させてもらっている状況でございます。そういった中では、出入り等の問題で大分いろいろと御質問も出てまいりますが、現場で丁寧に説明することで大変理解もいただいているというところでございます。
 また、この自転車道、つくった後の利用の面が一番大事でございます。そういった部分では、幹線を指導員といいますか、誘導員、そういった人を一定期間配置いたしまして、また小学校等の自転車講習会等でも自転車道の安全な運転の乗り方ということで、積極的に啓発を行っていきたいと思っております。
 また、3点目でございますが、三鷹駅前デッキの補修・改修でございます。エスカレーター5基の改修でございますが、今後さらに残りの4基が、また追加される状況になっております。そういった中では、部品によって耐用年数がそれぞれ違うものですから、一概に言えませんが、この全体のエスカレーターが改修になれば、現在の約倍近くの補修費がかかるという状況になっております。ただ、これらについては避けて通れないものでありますので、一定の年数が来たときにはやらざるを得ない状況であるということでございます。
 以上です。


◯総務部長(萩原幸夫君)  デッキの改修に関連をいたしまして、JRとの関係で、震災時の対応、帰宅困難者を含めての御質問ございました。帰宅困難者の問題だけでなくて、大規模事故への対応ということも含めて、JRとの関係、JRだけではありませんけれども、駅との関係は大変重要な問題でございます。そういうことで、今年度の平成21年度の予算におきまして、JR三鷹駅に防災行政無線の個別受信機を設置をさせていただく予定で予算を計上しております。それによって、連絡体制を強化して、運転状況の確認や、それから入場制限、あるいは通路の確保、デッキへの市民の動線の確保や駅からの脱出確保という問題もありますので、市、JR、警察、消防、それからほかの輸送機関との関係でバス事業者と関連の事業者さんとも協議をしながら、そこのところのこれから行動のマニュアルといいますか、そういった対応策について検討していきたいと考えております。


◯都市交通担当課長(山口忠嗣君)  コミュニティバスの補助金について、お尋ねをいただきました。御案内のとおり、現在、新川・中原におきましてコミュニティバスルートの検討をしているところでございますが、この運行開始に当たりましては、関係機関と現在ぎりぎりの折衝を行っているという状況でございます。そういった中で、現段階では、そこで使用する車両や台数、あるいはバス事業者で行けるかどうかということも含めて、固められない状況でございます。実現の暁には、このルートにかかる経費というのは、かなり金額的に幅が出てくる可能性がございますので、実際にこれから運行が開始されるという段階になりました段階で、改めてお示しをしたいということでございまして、現在計上しておりますコミュニティバス補助金については、この新しいルートを除いた従前の補助金ということで御理解をいただければと思います。
 もう1点、北野で行いました小型循環型の小型車両の使用等につきまして、私どもに小金井市さんから何回か、逆に視察がおいでになりました。実際に試乗もされていって、それをもとに御自身の地元で運行を開始されている。私どもも逆に、運行開始された後に、あちらの方にお伺いをして乗せていただいたということでございます。こういった小型車両の使用の可能性も含めまして、今後のコミュニティバスの整備事業については検討してまいりたいと考えてございます。
 以上でございます。


◯まちづくり推進課長(板橋弘二君)  再開発事業の関係費で御質問を大きく3点いただいたと思っています。1つ目には、再開発事業の運営費でございます。これは年に1回、まちづくりの機関紙というか、広報紙を発行しておりまして、まちづくりかわら版を一応発行する予定で、平成20年度におきましても、この3月に発行しようという準備を進めているところでございます。
 それから、全国市街地再開発事業の負担金でございます。これは、まさに旧文化劇場跡、中央通り東地区のこの再開発事業で、さまざまな再開発協会からの情報なりもらうため、それから、その補助金等の活用を図るための、そういう情報機関として、こういう負担金を払って成果を上げていると理解しております。
 それと、大きく2つ目の三鷹駅前地区まちづくり連絡会の関係費ということでございます。これは駅前の17ヘクタールの再開発基本計画エリア内の事業について、こういう組織を設けて、情報の連絡会を設けています。委員さんの構成につきましては、駅前に面する6商店会、それから住民協議会、さらに商工会、それから消費者団体の代表の方ということで、合計12名の委員さんをお願いして、年に数回、情報の交換を行っているものでございます。
 最後になりました、中央通り東地区に絡んで御質問がございました、中央通りのモール化ですとかループ道路、これにつきましては、この本体の再開発事業と3点セットで事業を進めると今、市としては考えております。ですから、どれか1つ欠けても事業が成り立たないという状況ですから、一番、やはり重要なのは、中央通り東地区の再開発事業が進捗しない限り、区域内幹線道路ができない。あわせて、その2つの事業が完成した後にモール化に入っていきたいと今イメージしているものでございます。
 平成21年度の目標につきましては、今、朝一番、別の委員さんからも御質問ございましたように、地権者の合意が最優先ということで、その地権者の合意の状況によって、都市計画への手続の準備に入っていきたいなと今、思っているところでございます。
 最後に、URとの関係につきましては、この事業を三鷹市としても支援、推進していきたいという観点から、URさんが事業の予定者として今、動いているわけですから、パートナーとして側面的な支援をしていきたいと思っているところでございます。
 以上です。


◯防災課長(島田 勉君)  住宅火災警報器の普及ということでございます。先ほど御答弁させていただきましたが、市内の設置については確かに24%ということでございまして、消防署、市とも、危機管理を持ちながら、今現在、設置の促進を進めているところであります。そこで、消防署の方でも心配しておりまして、全戸、今、ローラー作戦やっておりますけれども、消防署の方でも身分証明書を持たせておりますので、身分証明書の確認をしていただきたいということも、あわせて周知をしているところでございます。
 それから、ことしは特に消防署とも連携してチラシをつくったり、あと、既に実施しておりますけれども、ロビーを活用しての住宅火災警報器の普及と、それから相談会、非常に好評でありまして、それをことしは特に重点的に進めていきたいということも考えております。
 それから、振り込め詐欺ではありませんけれども、こういった詐欺のないように、各課とも連携しながら、それについては進めていきたいということで考えております。さまざまな機会をとらえまして、「広報みたか」、あるいはホームページ等を使いながら周知に努めたいと思っております。
 それと、あと都営住宅とURの設置状況でありますけれども、消防署からいただいている情報では、来年から義務化されるわけでありますけれども、その中では、それまでには都営住宅、URともに全戸設置をするということで進めているとの情報です。都営住宅の設置状況は現在90%いっているという情報は得ております。
 それから、家具転倒防止の関係でありますけれども、これについては、住宅火災警報器の設置について連携しながら事業を進めるということについて予定しておりまして、できるだけ高い率で取りつけていただくように推進してまいりたいと考えております。
 以上です。


◯委員(粕谷 稔君)  御答弁ありがとうございました。ちょっと先ほどの質問委員ともダブった質問でもあったんですが、御丁寧に答弁いただきまして、ありがとうございました。ひとつ、この火災警報器の推進に当たっては、今、一番最新号の広報でもうたっていただいているかと思います。本当にこの消防署の方から参りましたという、一時期、消火器の取りつけをうたった詐欺等もはやりましたし、今、本当に毎月のように、この振り込め詐欺の取り組みが報道をなされております。そういう部分でも、きめ細かく、ぜひ対応していただきたいということを、この点についてはお願いしたいと思います。
 それで、あわせて、どこに市民が問い合わせをしても、今回、高齢者と障がい者の部分の制度もございますので、丁寧に対応していただけるような情報の共有化を、ぜひともお願いしたいと思います。
 あわせて、先ほどの詐欺等の対策のためにも、消費者センターですかね、この辺の体制も盤石にしておいていただければと思っております。
 それから、三鷹駅デッキの防災の観点からの質問に関して、以前も事故等が──電車がとまったときですかね。非常にバスはどんどん入ってくる、電車は動かないということで、デッキに人があふれたようなことがあって、市の職員の方も駆けつけて大変な対応をされたという記憶がございます。まだ地域の防災訓練等にも、公共の交通機関でございますので、なかなか防災訓練等に加わるというのは難しいかと思うんですが、総務部長から本当にうれしい御答弁をいただきましたので、しっかりと連携をとりながら進めていただければと思っております。
 それから、三鷹東地区再開発の事業なんですが、御丁寧に答弁いただきました。パートナーという形で、URさんの事業主と、事業主がURさんということで、多々、側面的な支援というお話をいただきましたけれども、以前、建設委員会等で提示されましたデッキ前デッキを利用した市民のアンケート等の結果があったと思います。本当にあのときには夢のあるというか、市民の方がこういう三鷹駅前だったらいいなという声が多々あったと思います。ああいった声もしっかりと、この地権者の方とかURの、この事業主としてのURさんにも伝えていっていただきながら、夢のある、最後の三鷹市内で大きな開発だと思いますので、取り組んでいっていただきたい、このように要望を入れさせていただきまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。


◯委員(川原純子さん)  最後の質問者でございますので、どうぞよろしくお願いいたします。ページ数203の事項1.妊婦・乳児健康診査等関係費についてでございます。妊婦が受ける健診は、母子の健康状況を把握するためにも、出産までに14回程度は望ましいということから、公明党は、少子化対策の一環として無料健診を推進してまいりました。若い子育て世代の方々の負担を軽減し、安心して出産していただくためにも大切な事業だと思います。三鷹市は昨年、不交付団体にもかかわらず、公費負担を2回から5回に拡充していただき、さらに今回14回に拡充していただき、本当にありがとうございます。必ず多くの方々が喜ばれると確信しております。質問でございますが、病院によっても、また検査内容によっても金額が違いますが、全額公費負担になるのでしょうか。または、1回の健診負担額が決められ、足りない分は利用者負担になるのでしょうか。健診回数も違うと思いますので、どのようなシステムで行われるのか、お尋ねいたします。
 続きまして、参考資料2−25、妊婦健康診査助成金(仮称)として、里帰り出産等、受診票を使わなかった市民に平成21年度から3,125万円の予算がついております。私としても一般質問で訴えてきました里帰り出産ですので、妊婦健康診査助成が実現し、本当にうれしく思っております。この事業に関しましても、何名ぐらいを見込んでの予算なのでしょうか。また、この件についても、どのようなシステムで行われるのか、お尋ねいたします。
 次に、ページ数203、事項4と、それからページ数の204の5でございますが、1歳6か月児健康診査関係費と、それから3歳児健康診査等関係費でございます。それぞれの受診件数は、どのぐらいなのでしょうか。母子手帳を渡された方全員が子どもを連れて健診を受けてくださることが理想ですし、また願いでもあります。そのようにしていかなくてはならないことだと思っております。現在何%受診しているのでしょうか、お伺いいたします。
 続きまして、ページ数204、事項8.妊産婦及び新生児訪問指導関係費でございますが、三鷹市は26市、また東京都においても26日間ということになっていますけれども、三鷹市は本当に90日間と延ばしていただきまして、90日以内に訪問指導を希望する人は母子パックに入っている所定のはがきを出し、育児で一番大変な時期に保健師、助産師の方々が訪問してくださり、妊産婦及び新生児の健康面や相談に乗ってくださるものですが、子どもの虐待防止にもつながっている大切な事業だと思っております。新生児の割合からいって、利用者の割合はどのぐらいなのでしょうか、お伺いいたします。
 続きまして、ページ数205、事項6.乳幼児健康相談関係費でございます。今現在、本当、核家族化が進行しておりまして、特に母親が孤立化する社会現象にも見られることから拡充されたということは、相談件数がふえてきている傾向や相談内容が深刻化してきているのでしょうか。相談の内容によっては専門の医師や関係機関につなげていく必要があると思いますが、医師会、また児童相談所等が考えられますが、連携はどのようになっているのでしょうか、あわせてお伺いいたします。
 続きまして、ページ数207の事項21.がん検診関係費であります。今、がんは全国でも本当に多くなっておりまして、3人に1人の割合でがんになっているという現状から、国民病とも言われております。公明党としても、がん対策を重点施策として位置づけ、さまざま取り組んでおります。がん対策基本法も推進し、2006年6月に制定されました。がんは、何といっても早期発見・早期治療ですから、その観点からも、がん検診は大変有効かつ重要な事業であります。胃がん検診対象者の拡充、並びに健康診査における、死亡率第1位であり、ふえてきています大腸がん検診の一環として実施している便潜血検査についても、より精度の高い検査内容に変えるなど、三鷹市は拡充をされましたことは大変に評価しております。また、参考資料25にもあります女性特有のがんであります子宮がんと乳がんについても、三鷹医師会の先生方も積極的に推進していただくなど、三鷹市は、どこの自治体よりも先進的に取り組んでいただき、マンモグラフィーも、我が会派の要望を取り入れてくださり、早くに導入してくださいました。しかしながら、残念なことに、検診率が低い現状です。個別対象人数に対しての応募人数は何人ぐらいなのでしょうか。受診者の方の中にはリピーターの方も含まれていると思いますが、より多くの市民の方に検診を受けていただくための観点から、いかに未受診の方には、ぜひとも受診していただくのはもちろんですけれども、受診率を上げていくことが課題だと思っております。受診率向上のため、市民の健康を守る意味からも、どのような取り組みをされるか、お考えをお聞かせください。特に女性の場合は、本当に家族のことですとか、そういったことから、自分の健康ということは二の次、三の次になっていくような状況です。特に乳がんに関しましても、20代から30代と低年齢化している現象からも、3月1日から3月8日まで厚生労働省が女性の健康週間ということで、女性が健康で明るく充実した日々を自立して過ごすということを総合的に支援するために、こういった週間が組まれました。そういったことからも、三鷹市としても、女性のこの特有のがんに関しても取り組んでいただいておりますけれども、何としても、国としても目標とされています50%、検診率を上げていくためにも、その取り組みの仕方を、またお考えをお聞かせいただきたいと思います。
 続きまして、ページ数221の事項12.家庭系ごみ減量・有料化関係費でございます。ごみ有料化によるごみ減量を進める上で、広く市民にごみ有料化・減量化の周知徹底を図ることが重要なポイントであるということは常々言われていることでございますけれども、町会・自治会などから、市民の方からの要望があれば、説明会も積極的に担当職員の方が開催してくださるということですけれども、市民の方々からも心配されている声というのが、やはりアパートですとかの集合住宅で、管理人さんがいないところだとか、それからまたは管理がしっかりされていない、そういったところに関して、指定の袋に入れずに、今までどおりのスーパーのレジ袋ですとか、ビニール袋などに入れて捨てられる場合が出てくるのではないか。そういったときに、今回の有料化の1つであります、市内に住民票がない方なども最近多くなっていることからも、ごみ処理には税金がかかることですから、公平性ということが担保されなければなりません。そのためにも、有料化の一因にもなっているわけですけれども、どのような対処をしていかれようとしているのか、お考えをお聞かせください。
 続きまして、ページ数229の事項1でございます農業振興費について、参考資料2−14もあわせてなんですけれども、三鷹市の農業に携わってくださっている方々が元気に農業振興に頑張ってくださるということに対して、エールを送る意味で質問させていただきます。三鷹市優良農地育成事業補助金、これに関しまして、市内農家、平成17年から16軒となっておりますけれども、今後ふえる見込みはあるのでしょうか。また、どのような基準で決められ、軒数枠というのもあるのでしょうか、お伺いいたします。
 農業振興のため、三鷹市の農業の方は、三鷹市の名産であるキウイを初め、海外の方だとか、また都内からも研修に来ていらっしゃる方に関して指導していただいております。三鷹の農業者の知識はすばらしいものだと私も思っております。こういった物づくりというものは、真心がなくてはできないことでありますけれども、そのような点から、都市農業に対しての貢献について、どのような努力をされているのか、お伺いいたします。
 続きまして、ページ数243の事項3.バリアフリー化改善事業費でございます。先ほども質問議員さん、おられましたけれども、三鷹市のバリアフリーのまちづくり基本構想に基づいて、風の散歩道の段差の解消及び視覚障がい者用の誘導ブロックの整備が行われますけれども、視覚障がい者に関しましての誘導ブロックは、先ほど答弁にありましたように、黄色が基本ということですけれども、三鷹市のほかのまち並みを見ますと、白ですとか、建物やまち並みに合わせて、グレーだとか茶色を使用しているものもあります。中途視覚障がい者の方たちから言わせると、黄色が一番わかりやすいということなんですけれども、以前にもお聞きしたときに、三鷹市は東京都を基準としていらっしゃるということなんですが、この際、やはり三鷹市として、トータル的なバリアフリーのまちづくりということから、この色というものに対しても考えていくべきではないかと思います。
 そしてまた、段差の件なんですけれども、三鷹市を歩いていますと、歩道に関しても、本当にフラット、本当に平らなところもあれば、または1センチ、2センチと、せっかくバリアフリーしているといっていても、歩道が1センチ、2センチと高くなっているところもあります。車いすを使っている方が、その多少のことであったとしても、非常につらいものがあるということもお聞きしておりまして、こういった統一性というのがどういうふうになっているのか、お伺いいたします。
 それから次に、これ、ページ数245の7なのかなと思うんですけれども、その他交通安全施設整備事業に関してなんですけれども、土木費なんですが、上連雀五丁目中心に、狭い道のために車がスピードを出さないために、10年以上ぐらい前に設置されたポールがあります。茶色で、今既に光も出ていないような状況で、高齢者の方や何かが、また夜間にぶつかってしまって、けがをしたということもお話がありまして、私も市の方にお願いして、今、反射板のようなものを応急処置でつけていただいておりますけれども、既にこれはつくられていないということなんですが、こういったことから、今後どのような対応を市としてしていかれるのか。それから、カーブミラーに関しましても、今、特に冬の朝などは曇って見えにくいカーブミラーもありまして、そういった、よく見えるカーブミラーと見えないカーブミラーがあるんですけれども、そういった施設整備ということに対しての御所見をお聞かせください。
 最後になりますけれども、これも先ほど答弁がありましたので、ちょっと角度を変えさせていただきたいと思いますが、ページ数261の6の花と緑のまちづくり事業費でございます。これも非常に大きな事業であると思っております。花と緑のまち三鷹創造協会(仮称)、設立されるとのことですけれども、同協会はどのような組織形態で構成されているのか。先ほどお話もありましたけれども、三鷹市が目指している緑と水の公園都市の実現に向かって取り組まれるこの本事業は、大変夢が持てると思っております。そういったことから、定着してきた市民の方々のガーデニングフェスタにも影響してきますし、それからまた、市内を歩いていますと、各家庭ですとか庭先においても、お花を植えられ、まち並みも以前に比べて明るくなってきたなということは思っております。そういったことから、本当に花は心を和ませてくれますし、協力していただけるおうちもふえているような状況で、まさに三鷹が目指しています協働による花と緑のまちづくり事業ですので、どのように、さらにさらに市民に広げていこうとされるのか。そういったことに対して、具体的なスケジュール、シミュレーションを教えていただきたいと思います。
 先ほどの御答弁にもありましたように、農業公園との連携と点から線、線から面での展開をされていくということですけれども、市内の井の頭公園もそうですけれども、児童公園などの市内にある公園とのつながりも入れていらっしゃるのでしょうか。そして、市制60周年記念行事としても、花と緑のフェスティバルの開催がありますけれども、この記念事業だけで終えてしまうのではなくて、大イベントになるのでしょうから、そのまま何か生かせる形態を考えていくべきではないかと思います。農業祭を見ていてもそうなんですけれども、本当に一生懸命いろいろなもの、すてきなものをつくっていても、その何かの事業、フェスティバルだとかそういったもので、何か取り壊されてしまうのは、本当にもったいないので、生かせる何か形態というものを考えていくべきだと思うんですけれども、御所見をお聞かせください。よろしくお願いいたします。


◯市長(清原慶子さん)  一番最後の御質問で、花と緑のサポート組織の展望について、意義を御理解いただいた上での御質問をいただきました。言うまでもなく三鷹市は、その基本目標の1つに緑と水の公園都市というのを置いています。おかげさまで、三鷹市の緑化推進委員の皆様に象徴されるように、さまざまな市民主体の活動というのがございます。しかしながら、私は市長になりました直後から、例えば緑化推進委員さんが、お誕生された赤ちゃんの記念樹を配っていただいたり、あるいは鳥の巣箱を配っていただいたりですね。もちろん、それぞれ、さまざまな形で御支援をいただいているんですけれども、どうしても気づきのある人の数が限られていると。より一層、三鷹市において、みちパートナーであるとか、公園ボランティアであるとか、そういう取り組みをしている人たちの数をふやし、実際に市が直営で管理する公園以外、あるいは東京都が管理する公園以外でも、さらなる緑化推進や、特に花が季節ごとに咲くような、そういうまちづくりをするために、何らかの展開をしたいという問題提起をいただきました。
 そこで、1つのきっかけとして、ガーデニングフェスタというのを始めましたが、当初は、私も皆様に元気になっていただければということで、表彰するという形で、市長賞だとか、委員長賞だとか、そんなような形で取り組みをしたわけですけれども、実は、市民の皆様が望んでいらっしゃるのは、そういうランキングで1位、2位、3位をつけられることではない。むしろ、手を携えながら、例えば向こう三軒両隣で花をそれぞれ学びながら、育てながらしていくことであると。そういうことがガーデニングフェスタの取り組みの中で鮮明にわかってまいりました。
 事業者の方もたくさんいらっしゃいます。農業者の中で、三鷹市では植木や花卉の取り組みをされている方が多く、しかも、いつも東京都知事賞とか、賞を多くとっていらっしゃるわけですね。そうした園芸緑化組合の皆様たちも、より一層、自分たちのノウハウとかそういうものを伝えて、市民の皆様の中で、お庭でガーデニングをされている方、あるいは公園でボランティアをされている方、そういう方たちとつながりたいと。しかし、そういう方がつながるときには、どうしても営業でやっているかのような誤解もあると。自分たちは、もちろん営業で商売もさせていただくけれども、社会貢献として地域の花づくり、緑づくりにも貢献したいと思っていて、そのためには事業者と幅広い市民の皆様とつないでいく行政プラスアルファの中間的な支援組織が有効であろうということで、私たちも学びながら、緑化推進委員の皆様を中心に、どうしたら、この花と緑のサポート組織ができ得るのかということで、この間、予算でお認めいただきながら検討会も設け、その皆様からの提案を平成19年度にはいただき、そしてさらに平成20年の3月には、平成19年の3月に続いた提案として、花と緑のサポート組織のあり方について具体的な提言もいただいたわけです。
 私としては、この間、私が市長になってからですから、6年間かけて検討してきたものが、ようやくスタートをすると考えています。任意団体よりはNPO法人であった方が客観性も担保できますし、しかも市民の皆様で、今までそうした取り組みになかなかかかわれなかった方にもかかわっていただくということで、この取り組みを深めていきたいと思います。
 その関連で、1点だけ申し上げます。先ほど農業者の皆様について優良農地育成事業というのもあって、このことについて御質問いただきましたことと、これもかかわると思います。実は、優良農地ということについては、農業者の皆さんも、自主的に評価活動などをしていただいて、農業者が農業者の農地から学び、そして保全を提案し、評価をしていただくと、そういうきちんとしたプロセスを踏んで、この優良農地育成事業も重ねてきております。ですから、質問委員さんがおっしゃいましたように、農地を保全していくときに、運動型でいくこともあるでしょうし、農業公園でいろいろなものを地産地消で享受していただくこともあるでしょうけれども、具体的な補助の仕組みとして、客観的な評価も得た、この優良農地育成事業というのも、やはり、ちょっと制約というか、財源的な限界があるので、800万円前後推移しておりますけれども、重要な施策として継続していきたいと考えております。
 2点、私から以上です。


◯健康推進課長(内田邦夫君)  妊婦健康診査についてお答えいたします。妊婦健康診査につきましては一部公費負担ということになっておりますので、全額無料となるわけではございません。一定の上限を決めて、それまでを補助するということになりますけれども、上限の額は、まだ確定しておりません。
 次に、里帰り出産につきまして、何人分予算措置しているかというお尋ねですけれども、150人分でございます。
 次に、1歳6カ月健診の受診者数及びパーセンテージですけれども、平成19年度で1,253人で、84.9%です。次に3歳児健診ですが、平成19年で1,353人で、96.9%です。妊婦・新生児訪問の件数ですが、妊婦訪問は延べで93人、新生児訪問647人でございます。平成19年度の値です。乳幼児健康相談ですが、平成19年で1,693件です。連携先ですけれども、医師会、子育て支援センター、児童相談所が挙げられております。次に、がん検診です。乳がん検診申し込みされた方が平成19年度で4,545人、受診された方が3,608人でございます。ですので、申込者に対する受診率は79.4%でございます。また、乳がん検診について受診者アップにつきまして、小・中学校の保護者会等に医師会の先生方が説明しに行っていただきまして、また女性の健康づくりとしまして、幼稚園の保護者の皆さんに、市の保健師が出向きまして、乳がん検診の看視を行っております。
 補足しますが、先ほどの妊婦健診ですが、予算上は1回5,000円を計上しております。
 終わります。


◯ごみ対策課長(齊藤忠慶君)  有料化実施に当たって、有料袋を使わない方への周知、あるいは対応という形で御質問いただきました。私どもの方も、これ、やはり袋を使っていただかないというのが一番心配する、これは皆さんも意見を聞く会なんかでも御心配だという形でお声をいただいた部分でございます。幸いにも、私どもの方、ごみ減量等推進会議の構成、推薦委員の中に、不動産屋さんが集まっていらっしゃいます宅地建物取引業協会さんからの御推薦もいただいているところでございます。こういう形で、事前にこの会の方と連携とって、入居者の方に入居のときに、三鷹市、こういう形で有料化していますという形で御説明をしていただくような形のお願いの方をしていくことと、それと、あと通常、やはり、集積場が余り管理がよくないようなところについては、私どもの美化パトロールにつきましても毎日パトロールしていて、大体、現状の方、把握できておりますので、そういうところについては重点的に、集積場の方に事前に通知、周知の看板ですとか、あるいは個別的にもっとチラシを入れていくという形で、事前の周知を図っていきたいなと思っております。
 また、やはり、実施後使われなかった場合という形でございます。やはり、私どもの方も、ビラを警告ビラという形で張って残させていただくという考え方をしております。ただ、燃やせるごみについて残してしまうと、やはり、どうしても、その後、何か散乱したとかというのもございますので、ある程度、数カ月かは周知をする期間、1日ぐらい残しておいて、やはり、それ、とらないと、その周囲に環境が悪くなっていくということも考えられますので、張りますけれども、1日、2日程度でしょうね。そのぐらいで、その後は回収の方はするという形でございますけれども、それについても数カ月程度という形で、周知の方を図っていきたいなと考えているところでございます。
 以上です。


◯農業委員会事務局長(林 繁盛君)  優良農地の基準なんですが、優良農地保存協定は5年間、優良農地として保存していただくということで、1,000平米の生産緑地に指定されている農地を協定の対象とする、5年間保存していただくということでございます。補助額については、50万円を限度とし、補助対象額の3分の1、または対象農地面積100平米掛ける1万円のいずれかの低い額ということになっております。平成18年度につきましては24軒、767万2,000円、平成19年度については23軒、748万円。平成20年度については、見込みなんですが、24軒、771万9,000円ということで、軒数枠はありません。
 なお、使途なんですが、軽トラックとか運搬車両、それにトラクター、パイプハウス、自販機といったものに使用されております。
 以上でございます。


◯道路交通課長(福島照雄君)  バリアフリーに関連いたしまして、視覚障がい者誘導ブロックの色の統一ということでございます。さらには歩道の段差ということですが、現在、東京都福祉のまちづくり条例の基準の改定を行っております。そういった中で今後、統一された形でのものが示されることになっておりますが、御指摘のように、色につきましては黄色が基本でございます。ただ、歩道に色がついている場合は、やはり輝度比で、黄色では見えないケースもございますので、その場合には別の色を使うということになっております。
 また、歩道の段差につきましては、三鷹の市道につきましては、ゼロ2と言っておりますが、段差がゼロから2センチにという形で行っておりますが、都道につきましては、どうしても、やはり段差が2センチから始まりということでなっております。その関係で若干、2センチの段差も残っているところもあります。
 それから、2点目でございますが、コミュニティ・ゾーンで行いました上連雀五丁目内のボラードの件でございます。確かに大分古くなっておりまして、今後、状況を見まして、ちょっと新しいものにかえられるかどうか、検討を進めてまいりたいと思います。
 最後になりますが、カーブミラーの曇りですが、これは相手が自然現象なものですから、絶えずきれいにしてやれば曇りがないそうですが、ちょっと不可能でございます。また、見えないカーブミラーにつきましては、ぜひ一報いただければ、また調整をいたしまして、見えるような形にもしたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。


◯都市整備部調整担当部長(大石田久宗君)  花と緑のサポート組織で、NPO法人の構成メンバーについてお尋ねがございました。学識者、3つのふるさとありますから、そのふるさとの管理団体、JA、それから観光協会、協働センター、ネットワーク大学、それから商工会、商店会、住民協議会、緑化推進委員会、そして市の職員も入れて構成する予定でございます。


◯委員(川原純子さん)  済みません。では、1つ質問させていただきます。1歳半の健診と、それから3歳児健診なんですけれども、今パーセントをお伺いしましたらば、1歳6カ月健診は、要するに、健診受けない方が5.1%いますね。それから、3歳児健診の場合は3.1%になりますよね。問題は、やっぱり、この受診に来ないという方に関しまして、これが来ない人に関して、私は来ない母親に、何らかの問題を抱えているのではないかなということが考えられます。その方たち、お母さん方を、本当に親身になってかかわってあげるということに対して、事故防止にもつながっていくのではないかと思っておりますので、この出産後の妊産婦、新生児の訪問というのは、そういった点からも大切な事業ではないかと思いますので、はがきが来た方に関しては行っていただきますけれども、この来なかった方に関しましての対応、これを、ちょっと要望という形になってしまいますけれども、ぜひぜひ、よろしくお願いします。
 以上です。


◯委員長(田中順子さん)  以上で公明党の質疑を一たん終了いたします。
 以上で、第4款 衛生費から第9款 消防費に対する質疑を一たん終了いたします。
 本日の予算審査特別委員会はこれをもって散会いたします。
 なお、次回は来週月曜日、3月16日午前9時半より開きます。文書による御通知はいたしませんので、御了承くださいますようにお願いいたします。大変お疲れさまでございました。御苦労さまでした。
                  午後4時57分 散会