午前9時30分 開議
◯議長(伊藤俊明さん) おはようございます。ただいまから全員協議会を開きます。
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◯議長(伊藤俊明さん) 初めに、伊沢けい子議員より、本日の全員協議会を欠席する旨の連絡がございましたので、御報告いたします。
本日の流れは、お手元に配付したとおりであります。御協力のほどよろしくお願いいたします。
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◯議長(伊藤俊明さん) それでは、令和7年度予算の内示について、本件を議題といたします。
本件に対する市側の説明を求めます。
◯市長(河村 孝さん) 皆さん、おはようございます。本日はお忙しい中、全員協議会を開催していただきまして、誠にありがとうございます。
このたび、令和7年度の予算案を取りまとめましたので、現段階における具体的な内容につきまして、議員の皆様に御説明させていただきます。令和7年度の一般会計の予算規模は、前年度比60億円余の増となりまして、6年連続で過去最大の規模となっております。
歳入面では、市税及び各種交付金が前年度を上回り、堅調に見えますが、その一方で、ウクライナ戦争や円安などに起因した物価上昇に加えまして、労働力の不足による調達コストの増嵩などが顕在化しておりまして、歳入の伸びが財政的な余力に直結しない状況となっております。市の発注業務においても、入札不成立により計画どおり事業を進めることができず、また市民サービスの調達コスト全般が大きく膨らみ続けている状況で、これまでに経験したことがない、かつてない自治体経営に直面していると言えると思います。
今後、生産年齢人口の減少や少子高齢化の進展などによりまして、さらに経営が厳しい状況が見込まれますが、財政構造を見直し、選択と集中により一層の施策の重点化を図っていきたいと考えております。
令和7年度は、こうした厳しい状況に対峙しながらも、市民の皆様の多様な意見を反映して策定いたしました第5次三鷹市基本計画の2年目の年となります。各種処遇改善や社会保障への対応、公共施設の改修、更新など、行政サービスの基盤となる経費を予算に盛り込むとともに、三鷹駅前再開発事業や国立天文台周辺のまちづくりなど、防災・減災のまちづくりをはじめとした計画に掲げております取組を着実に、かつスピーディーに進めていくための予算となっていると考えております。
なお、この場をお借りしまして、私から1点、御報告させていただきます。牟礼老人保健施設はなかいどうの居室使用料の過誤徴収についてであります。令和7年度の予算編成のプロセスにおいて、条例を上回る使用料を徴収していたことが判明いたしました。13年前のことでございますけれども、私の市政になりましても、5年間気づかずに徴収していたということがございます。まずは、市政の現在の責任者として、このような事態が生じたことに対して、しっかりおわび申し上げたいと思います。申し訳ありません。
そして、令和6年度中に対応可能な範囲で、速やかに返還手続を進めていくとともに、令和7年度介護サービス事業特別会計予算に所要額を計上し、丁寧に対応してまいりたいと考えております。詳細につきましては、また別途、御報告させていただきます。
それでは、引き続きまして、予算編成の考え方や各会計予算の計数面、具体的な事業の概要につきまして、各担当より御説明させていただきます。予算案に関する御要望等につきましては、皆様で御協議の上、市議会として一致した御意見を取りまとめていただければ、十分な検討をさせていただきたいと考えております。
私からは、まず以上でございます。ありがとうございます。
◯企画部長(石坂和也さん) それでは、資料に沿って、令和7年度予算の概要を御説明いたします。
1ページを御覧ください。予算編成の考え方についてです。こちら、1行目に記載のとおり、令和7年度の一般会計の予算規模は894億5,373万9,000円、前年度予算と比較すると62億6,576万7,000円、7.5%の増となりました。予算編成の考え方の第一は、下段に記載の物価高騰に伴う支援の継続で、さきの第1回市議会臨時会での補正予算措置による給付に加えまして、介護・障がい福祉サービス事業所への食材高騰分など、困難に直面している市民や事業者の方に対する支援を継続いたします。引き続き、補正予算等を含めまして適時適切に対応してまいります。
次のページを御覧ください。第2は、「第5次三鷹市基本計画」に基づく施策の推進です。個別の事業につきましては、後ほど企画部調整担当部長から御説明させていただきますが、1点目の「百年の森」の実現と地域の特性が生きるまちづくり、右側のページ、2点目の脱炭素社会の実現と気候変動に適応したまちづくり、3点目の防災・減災・安全安心のまちづくり、4点目のコミュニティの創生と地域と人をつなぐまちづくり。次のページ、5点目、子どもが輝き安心して暮らせるまちづくりといたしまして、未来志向のまちづくりを計画的に進めてまいります。
右側のページ、第3は、持続可能な自治体経営の推進です。1点目の行財政改革といたしまして、アの行政サービスの質と量の適正化では、令和7年4月から公設民営保育園を公私連携型保育所へ移行し、財源確保を図りながら、保育の質の確保と安定した事業運営を支援いたします。また、令和8年4月からの包括施設管理委託の導入を目指すほか、事務事業全般について歳出の総点検を試行的に行います。
イの組織と職員定数に関しては、令和6年第4回市議会定例会での組織条例の改正を踏まえ、防災安全部を新設するとともに、学童保育所及び地域子どもクラブに関する事務については、教育部に移管し、放課後の学校施設における一体的な居場所づくりを早期に進めてまいります。また、事業の新規・拡充に合わせまして、適切に職員を配置いたします。
次のページを御覧ください。ウのスマートシティ三鷹の取組となります。ガバメントクラウドへの移行を9月に予定しており、国の補助金を活用しながら、市の負担が最小限になるように努めてまいります。また、オンライン申請の拡充、庁内文書のペーパーレス化に向けた試行、生成AIの試行利用の継続など、デジタル技術を活用したまちづくりを進めてまいります。
次に、エの受益と負担の適正化では、物価高騰や低所得者の負担に配慮しながら、国民健康保険税の改定を行います。また、学童保育所育成料についても、指定管理料が増加傾向にあることなどから、改定を行います。
次に、2点目の財政基盤の強化のうち、まず、アの地方財政を取り巻く課題への対応では、ふるさと納税の影響として17億円規模の減収を見込んでおります。三鷹跨線人道橋跡のポケットスペースの整備に当たり、橋の解体後の部材を活用したオリジナルグッズ等を返礼品とするクラウドファンディングを実施するなど、市の魅力発信と財源確保を図ります。
次に、イの国や都の補助金では、令和6年度の国の補正予算で措置された物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金の一部を令和7年度に振り向け、介護・障がい福祉サービス事業所や保育施設への支援などの財源といたします。また、東京都の補助金を活用いたしまして、令和7年9月に保育料の第1子無償化を実施いたします。
次に、右側のページ、ウのうち、市債については、都市再生の財源などとして活用するほか、三鷹中央防災公園整備事業債について、利率見直しの機会を捉えて、一部繰上償還を実施し、返済期間の短縮を検討いたします。また、基金については、一定の活用を図りますが、令和6年度補正予算において基金積立てを行うこととしており、年度末時点において一定水準の基金残高を確保することとしております。
その下、参考といたしまして、令和7年度予算に関連して、令和7年第1回市議会定例会に提出を予定している主な議案4件を掲載をしております。
次に、8ページを御覧ください。令和7年度予算の概要となります。まず、(1)の一般会計の予算規模は、冒頭で申し上げたとおり、894億5,300万円余、下段の(2)の特別会計の予算規模は、393億3,000万円余となります。
11ページを御覧ください。市税は、419億1,100万円余で、前年度比20億6,100万円余、5.2%の増を見込んでいます。令和6年度に実施いたしました個人市民税の定額減税減収分が回復するほか、各税目とも堅調な伸びとなっております。
次のページ、12ページを御覧ください。市債は、一般会計の発行予定額が25億2,700万円で、前年度比85.0%の増、基金の取崩しは、一般会計が31億6,800万円で、前年度比3億1,000万円余、8.9%の減を予定をしております。
続きまして、会計ごとの特徴点を御説明いたします。14ページ,15ページを御覧ください。初めに、一般会計となります。歳入のうち、市税、基金、市債については、先ほど申し上げたとおりでございます。第3款 利子割交付金から第9款 環境性能割交付金までの各種交付金は、東京都の見込みを反映した計上となっております。第10款 地方特例交付金は、令和6年度に実施いたしました定額減税を補填する交付金が9億2,700万円余減となります。第15款 国庫支出金は12億4,600万円余の増で、令和6年度に実施した国の低所得者支援及び定額減税を補足する給付に伴う交付金が減となるとものの、児童手当拡充の平年度化の影響などによりまして、全体としては増となっております。第16款 都支出金は22億4,100万円余の増で、学校給食費の無償化の財源として、市町村総合交付金の増を見込んだほか、第1子の保育料の無償化の財源などが増となります。
右側のページ、歳出の第2款 総務費は20億2,900万円余の増で、ガバメントクラウドの移行に向けたシステム構築のほか、コミュニティ・センターの改修工事費の増などによるものです。第3款 民生費は25億8,200万円余の増で、国の低所得者支援及び定額減税を補足する給付金が減となるものの、児童手当の平年度化や私立保育園運営費の増などが要因となります。第6款 農林費は、牟礼の里農園(仮称)の用地取得費の減などにより、14億2,500万円余の減となります。第10款 教育費は21億2,500万円余の増で、大沢総合グランドのリニューアル整備や公定価格を反映した幼稚園等への給付費の増などによるものです。
続きまして、16ページ、17ページをお開きください。各特別会計となります。まず、国保会計は178億5,600万円余で、前年度比9億2,800万円余、4.9%の減です。右側、歳出の第3款 国民健康保険事業費納付金は、東京都全体の療養給付費総額が減少したことに加え、令和5年度の決算余剰金を活用し、市町村の負担軽減が図られたことなどによるものです。左側、歳入、第1款 国民健康保険税は、改定を反映した増となり、第5款 繰入金のその他繰入金は6億4,300万円余の減となります。
介護サービス会計は8億1,700万円余で、前年度比1億2,600万円余、18.2%の増となります。右側、歳出の第1款 介護サービス事業費は、給与改定、物価高騰を反映して指定管理料が増となります。
介護保険会計は153億2,400万円余で、前年度比3億400万円余、2.0%の増で、計画2年目の計上となります。右側、歳出の第2款 保険給付費は、サービス利用者の伸びを反映した増となります。左側、歳入では、保険給付費等に対する法定負担割合に応じてそれぞれ増となっております。
次に、18ページ、19ページをお開きください。後期高齢者医療会計は53億3,200万円余で、前年度比1億800万円余、2.1%の増です。これは、被保険者数の増などによって、東京都後期高齢者医療広域連合への納付金が増となることが要因で、左側、第3款 繰入金は3,900万円余、1.8%の増となります。
次に、下水道事業会計です。左側、収益的収入及び支出の純利益は1億5,200万円余、右側、資本的収入及び支出は、不足額が6億4,400万円余で、この不足額については当年度分損益勘定留保資金等で補填をいたします。
私からの説明は以上となります。
引き続き、企画部調整担当部長から、主要事業の説明をさせていただきます。
◯企画部調整担当部長(伊藤恵三さん) 引き続き、令和7年度予算における主要事業の中から特徴的なものを御説明いたします。
21ページを御覧ください。5の戦後80年平和事業の実施です。武蔵野市との連携事業や中学生の長崎市への平和交流派遣事業など、戦争の記憶と平和への願いを次世代に継承する多様な取組を実施いたします。
23ページを御覧ください。9の「みたか地域ポイント」の推進です。ポイント付与対象事業を拡充するとともに、法人向けのポイント活用事業や寄附制度を導入いたします。
24ページを御覧ください。10の寄贈物件を活用した「森のアトリエ(仮称)」の開設です。施設の改修を行い、若手クリエーターのスタートアップを支援する事業を三鷹ネットワーク大学や地域団体と連携して実施いたします。
26ページを御覧ください。14のガバメントクラウドを活用した標準準拠システムの稼働です。国の標準化対象の20業務のほか、対象外の40業務も含めて、東京自治体クラウドの導入市で共同利用を継続し、9月末から段階的に移行いたします。
右側のページ、16の学童保育所及び保育園入所等のオンライン申請に向けた取組です。随時申込み等で試行運用を行い、10月からの令和8年度入所申込みより本格実施を図ります。
28ページを御覧ください。19の包括施設管理委託の導入に向けた取組です。各部署で個別に発注している公共施設の維持管理業務を、令和8年度より、専門性を持った事業者に包括的に委託する準備を進めます。
30ページを御覧ください。21の「公契約条例(仮称)」の制定に向けた取組です。関係団体との意見交換や有識者へのヒアリングなど、様々な意見を伺いながら12月の制定に向けて取り組みます。
32ページを御覧ください。27の住民協議会の法人化及びデジタル化に向けた取組の支援です。令和9年度の事務局機能の法人化を目指し、事務の標準化に向けた業務のDX化や機器等の更新を支援します。
右側のページ、30の安全安心パトロール車による夜間パトロールの拡充です。業務委託により1台を通年で追加し、市民の安全安心の確保を図ります。
36ページを御覧ください。下段1の戸籍等への氏名の振り仮名追加に向けた対応です。振り仮名の確認等を行うため、確認通知を発送し、特設窓口を開設して対応を図ります。
39ページを御覧ください。1の災害時における要支援者・要配慮者の支援体制の強化です。福祉避難所について、対応マニュアルの作成や施設と連携した訓練を実施するとともに、個別避難計画の対象者の拡大を図ります。
41ページを御覧ください。5の介護・障がい福祉サービス事業所への食材費高騰に伴う支援の延長です。引き続き、物価高騰の影響が大きい食材費について、高騰分を支援します。なお、幼稚園、保育施設に対しても同様の支援を行います。
42ページを御覧ください。7の調布基地跡地福祉施設の整備及び開設支援です。整備工事に着手しており、令和8年4月の開設に向けて、建設費及び開設準備経費の支援を行います。
45ページを御覧ください。11の「認知症にやさしいまち三鷹条例(仮称)」の制定に向けた取組です。当事者や関係団体、専門家など、多様な意見を伺いながら、令和8年3月の制定に向けて取り組むとともに、併せて実効性のある施策についても検討を進めます。
46ページを御覧ください。13の福祉Laboどんぐり山事業の充実と発展です。ファンクラブの創設に向けた準備、団体間の交流促進、最新機器の導入やICTの活用など、地域課題の解決に向けた新たな事業展開を図ります。
右側のページ、14の小規模介護事業者の業務改善等に対する支援です。給与計算、社会保険等の手続、福利厚生の提供、規程の整備、業務改善等に資する専門家からの助言など、外部委託の経費に係る補助制度を創設いたします。
48ページを御覧ください。3の三鷹幼稚園跡地を活用した子どもの居場所づくりです。利活用を図るため、地権者との賃貸借契約に向けて不動産鑑定を行います。なお、地権者との調整を踏まえ、事業スケジュールを見直したことから、補正予算で開設等に係る経費を計上いたします。
右側のページ、5の「(仮称)三鷹市子どもの権利に関する条例」制定に向けた取組です。令和8年度の制定に向けて、子どもの意見を反映するためのアンケート調査を実施するとともに、条例検討委員会による検討を行い、条例の素案を作成します。
51ページを御覧ください。9の多様な他者との関わりの機会の創出事業の実施です。東京都の補助制度を活用し、私立の幼稚園や認可保育園において、保護者の就労等にかかわらず、ゼロから2歳の未就園児を対象とした定期的な預かり事業を実施いたします。
53ページを御覧ください。15の保育所等を利用する世帯の第1子保育料の無償化です。東京都の補助制度を活用して、9月から第1子の保育料を無償化します。なお、このことにより、保育料が全て無償となります。
54ページを御覧ください。16の学童保育所の充実に向けた取組です。一小学童保育所Cを開設し、定員拡充を図ることなどで待機児童ゼロを継続するとともに、障がい児の受入れ学年を6年生まで拡充いたします。
右側のページ、1の市内高度急性期病院への助成です。多摩地域で唯一の高度救命救急センターであり、地域医療の貢献度も高い杏林大学医学部付属病院について、特に物価高騰の影響を大きく受けていることから、支援を行います。
56ページを御覧ください。4の成人歯科健康診査の拡充です。対象年齢を20歳以上に拡充するとともに、75歳以上には新たに後期高齢者口腔機能検査を実施いたします。
58ページを御覧ください。9の2050年ゼロカーボンシティに向けた再生可能エネルギー等の活用の研究です。まちづくり総合研究所に研究会を設置し、再生可能エネルギー等を活用した施策の方向性等について検討を行います。
61ページを御覧ください。4の古着の水平リサイクル推進に向けた取組です。不要な衣料品を回収し、繊維から繊維へのリサイクルを推進する実証実験を実施いたします。
62ページを御覧ください。2の牟礼の里の緑と農の空間整備です。牟礼の里農園(仮称)の整備工事と管理棟の設計を行うとともに、隣接する農地の借用等により、体験農園と市民農園を開設いたします。
65ページを御覧ください。1の三鷹産業プラザ新創業支援施設の開設です。第1期棟の1階に創業コンシェルジュの配置やコワーキングスペースを移転、拡充したM−portを開設し、開業や事業継続の支援強化を図ります。
68ページを御覧ください。7の井の頭三丁目道路の拡幅整備です。遊歩道を拡幅し、緊急車両の経路を確保するため、土地開発公社により拡幅用地の先行取得を行うとともに、整備に向けた設計業務に取り組みます。
右側のページ、8の宮下橋の架け替えです。入札不成立を踏まえて仕様等を見直した上で、令和9年度の供用開始に向けて企業管の移設の後、3か年の架け替え工事に着手をいたします。
70ページを御覧ください。11の公共交通ネットワークの抜本的な見直しです。みたかシティバス北野ルートについて、AIデマンド交通の導入可能性を検討するほか、西部地区のAIデマンド交通のエリア外運賃について、妊婦等を対象とした割引制度を導入いたします。
72ページを御覧ください。2の東京外郭環状道路整備に伴うまちづくりの推進です。工事ヤードの一部について見回り等を実施しながら、暫定利用を開始いたします。
右側のページ、4の国立天文台と連携したまちづくりの推進です。土地利用の範囲について国立天文台と合意形成を図るとともに、具体的な建物の配置や道路計画案等を盛り込んだ土地利用整備計画を策定します。
74ページを御覧ください。5の井口特設グラウンドの利活用の推進です。公募により選定した医療事業者と定期借地契約を締結するとともに、隣接する井口つばき児童遊園にインクルーシブ複合遊具等を設置いたします。なお、教育費の計上となりますが、グラウンドについて引き続き整備工事を実施し、7月に開設を致します。
右側のページ、6の上連雀三丁目暫定集会施設用地の利活用の検討です。施設の老朽化が進んでいることから、民間事業者との協働による施設整備を視野に、測量等の事前調査を実施いたします。
7の三鷹駅前地区再開発の推進です。緑化推進、中央通りの商業空間、道路環境の整備に係るまちづくり活動案を検討するとともに、南口中央通り東地区について、地権者等と合意形成を図りながら、令和8年度の都市計画決定に向けた手続を進めます。
76ページを御覧ください。8のさくら通り駐車場・駐輪場の一部返還に伴う更地化工事の実施です。段階的な整備となるUR都市機構による賃貸住宅の整備に向けて、更地化工事を実施するとともに、今後の駐車場、駐輪場の代替や地区内事業者の仮移転先などのまちづくり用地の確保に向けた検討を進めます。
81ページを御覧ください。2の住宅確保要配慮者への居住支援です。新たに設立する三鷹市居住支援協議会において必要な支援策等を協議するとともに、相談窓口の開設や支援メニューの創設などに取り組みます。
83ページを御覧ください。1の防災行政無線等の適切な運用です。野川流域の浸水想定区域を主な対象として、防災行政無線の難聴地域解消のため、戸別受信機を貸与いたします。
85ページを御覧ください。2の物価高騰に伴う学校給食用食材購入費の増額と学校給食代替補助金の創設です。給食費単価を改定して食材購入費を増額するとともに、食物アレルギー等の理由で弁当を持参している児童・生徒の保護者等に対し、給食費相当額を新たに補助いたします。
87ページを御覧ください。6の学校3部制の推進です。令和7年度以降の3年間における取組の全体像や方向性を示すため、学校3部制推進プラン(仮称)を策定します。
7の地域子どもクラブ事業の拡充です。新たに一小と二小の2校で、長期休業日も含めた毎日実施を開始いたします。
89ページを御覧ください。1の自閉症・情緒障がい教育支援学級の開設に向けた準備です。南浦小での令和8年4月の開設に向けて、教室の改修工事を実施するとともに、開設準備委員会を設置し、教育課程の検討を行います。
90ページを御覧ください。3の中原小学校の建て替えに向けた設計の着手です。学校3部制のモデルとなる施設機能を検討するとともに、検討委員会等での意見を聞きながら、学校施設や仮設校舎等の配置を確定し、基本設計に着手をいたします。
92ページを御覧ください。5の学校トイレ洋式化改修の完了です。4校で改修を行い、全校での校舎及び体育館のトイレの洋式化が完了いたします。
94ページを御覧ください。3の三鷹跨線人道橋跡ポケットスペース(仮称)の整備です。撤去工事後の南側階段跡地にポケットスペースを整備します。整備に当たっては、橋の解体後の部材を活用したオリジナルグッズ等を返礼品とするクラウドファンディングを実施いたします。
99ページを御覧ください。4の大沢総合グランドのリニューアル整備です。サッカー・ラグビー場のリニューアルのほか、ボール遊び、バスケットボール、スケートボードの各エリアを新設し、令和8年2月を目途に順次利用を開始いたします。
105ページを御覧ください。3の資格確認書等の交付です。令和6年12月に現行の保険証の新規発行が終了したことから、保険証等の有効期限に合わせて、資格確認書または資格情報のお知らせを送付します。なお、後期高齢者医療特別会計でも同様の対応を行います。
110ページを御覧ください。3の都市型水害対策の推進です。大雨時に下水道管からあふれ出る雨水により発生する水害対策を進めるため、令和8年度のシミュレーションの実施に向けて基礎データの整理等を行います。
説明は以上です。
◯議長(伊藤俊明さん) 以上で市側の説明は終わりました。
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◯議長(伊藤俊明さん) これをもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。
以上で全員協議会を散会いたします。お疲れさまでした。
午前10時02分 散会