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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(令和6年三鷹駅前再開発及び市庁舎等調査検討特別委員会) > 2024/06/24 令和6年三鷹駅前再開発及び市庁舎等調査検討特別委員会本文
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2024/06/24 令和6年三鷹駅前再開発及び市庁舎等調査検討特別委員会本文

                  午前9時28分 開議
◯委員長(池田有也さん)  ただいまから三鷹駅前再開発及び市庁舎等調査検討特別委員会を開きます。
    ──────────────────────────────────────


◯委員長(池田有也さん)  初めに休憩を取って、本日の流れを確認したいと思います。
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◯委員長(池田有也さん)  休憩いたします。
                  午前9時28分 休憩


                  午前9時29分 再開
◯委員長(池田有也さん)  委員会を再開いたします。
    ──────────────────────────────────────


◯委員長(池田有也さん)  本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、議会閉会中継続審査申出について、3、次回委員会の日程について、4、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 ありがとうございます。それでは、そのように確認いたします。
    ──────────────────────────────────────


◯委員長(池田有也さん)  市側が入室するまで休憩いたします。
                  午前9時29分 休憩


                  午前9時31分 再開
◯委員長(池田有也さん)  委員会を再開いたします。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


◯委員長(池田有也さん)  行政報告、本件を議題といたします。
 本件に対する市側の説明を求めます。


◯都市再生部三鷹駅前再開発推進担当部長・三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長(向井研一さん)  おはようございます。本日は、当本部より2件報告をさせていただきます。
 まず1点目は、令和6年度の都市再生部の方針と重点管理事業から、三鷹駅前地区再開発に関すること、2点目は、三鷹駅前地区のまちづくりに係る推進状況についてでございます。
 初めに、私から部の方針と重点管理事業について御説明させていただきます。こちらの部の方針と重点管理事業、9ページを御覧ください。中ほど、3の重点管理事業のまる1、三鷹駅前地区再開発の推進のところでございます。
 目標が3つ挙げられておりますが、上から2つのポツが本委員会に該当するものとしております。まず1つ目、三鷹駅前地区まちづくり基本構想の重点事業に係る具体的な取組内容の検討は、三鷹駅前地区約17ヘクタールに係る内容でございまして、本基本構想の中で位置づけている重点事業のうち、今年度は緑化推進整備事業、中央通り商業空間整備事業、さらに回遊性を生む道路環境整備事業について、具体的な整備内容等を検討するものでございます。
 2つ目、三鷹駅南口中央通り東地区再開発事業における公共公益施設の内容等の検討です。これは約1.5ヘクタールを区域とした再開発事業に関するものです。今年度は、再開発事業の中で整備する公共公益施設の内容や規模、また全体の施設計画の中での配置上の考え方などの整理を行うほか、当該地区の段階的な整備に伴う建物や用地に係る暫定利用などについての検討を行うものでございます。いずれも、令和6年度の施政方針では122ページに記載がありますので、御参考にしていただければと思います。
 なお、目標のポツの3つ目でございますが、三鷹幼稚園跡地の利活用に向けた基本プランの作成については、今年度、駅前周辺のまちづくりの一環として、三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局において、全庁横断的に利活用に向けた検討や調整を行っておりまして、将来的には子どもの森との連携も視野に入れて利活用を検討していくことから、こちらに掲載をしておりますけれども、現時点においては、まだ三鷹駅前再開発に直接関係するところまで検討は至っておりませんので、都市再生部の所管に関する事項と致しまして、この時点ではまちづくり環境委員会にて報告をしております。よろしくお願いいたします。
 私からは以上ですが、項目2点目については、菅原次長から説明いたします。よろしくお願いします。


◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局次長(菅原恒一さん)  2点目の三鷹駅前地区のまちづくりに係る推進状況について説明させていただきます。本件につきましては、大きく2点御報告させていただきます。1点目は、資料1の1ページ目にあります、UR賃貸住宅に係る近隣関係説明会についてです。2点目は、同じ資料1の4ページ目にございます、さくら通り駐車場・駐輪場についてです。
 それでは、1点目のUR賃貸住宅に係る近隣関係説明会について御説明させていただきます。資料1の1ページ目を御覧ください。1、UR賃貸住宅に係る近隣関係説明会について。三鷹駅南口中央通り東地区においては、地区の段階的な整備の一環として、現在はさくら通り駐車場・駐輪場の用地である土地の一部で、UR賃貸住宅の先行整備が計画されているところです。このUR賃貸住宅建物の整備に関する三鷹市まちづくり条例第28条第1項に係る近隣関係説明会が、令和6年5月にUR都市機構により開催されましたので、この概要について御報告させていただきます。
 なお、この説明会につきましては、市は対象範囲内の地権者でもあることから、全ての会を傍聴いたしました。
 それでは、(1)の開催概要です。UR賃貸住宅建物は、現在、三鷹駅南口中央通り東地区内にあります三鷹駅前第一、第二、第三市街地住宅のUR賃貸住宅にお住まいの方のための移転先ともなることから、資料にも記載のとおり、アのUR賃貸住宅にお住まいの方を対象とした説明会と、イの近隣にお住まいの方等を対象とした説明会が開催されました。いずれの説明会も説明内容は同じです。
 まず、アとして三鷹駅前第一、第二、第三市街地住宅のUR賃貸住宅にお住まいの方を対象にした説明会の開催概要です。開催日は、令和6年5月8日、記載の時間に計2回開催されております。会場は三鷹駅前にありますUR都市機構の三鷹都市再生事務所で開催されました。合計31名の方が参加されました。
 次に、イの近隣にお住まいの方等を対象とした開催ですが、近隣にお住まいの方とは、新たに建設するUR賃貸住宅の計画敷地の境界から、計画建物高さの2倍の水平距離の範囲内の方を指しています。説明会は、記載の日時に計5回開催されておりまして、会場は三鷹駅前コミュニティ・センターの地下1階にあります大会議室。追加開催となりました5月31日のみ、UR都市機構の三鷹都市再生事務所で行われました。合計で90名の方が出席されました。
 次に、資料の(2)、説明内容です。説明内容は、三鷹市まちづくり条例及び同条例施行規則にのっとり、敷地面積や建物の高さ、階数、整備される住宅の戸数、工事の工期など、計画及び建物の概要が説明されました。また、建物の配置計画図、各階平面図、立面図が示されるとともに、工事に係る工法、作業方法、建物による電波障害予想図、日影図、環境配慮基準等に係る対応について説明が行われました。
 次ページに進んでください。(3)として、説明会で出た主な質問とUR都市機構からの回答を一覧にまとめております。なお、この内容は市が説明会で傍聴で聞き取ったものを取りまとめた内容となっております。施設に関する内容としては、共用施設や店舗の内容、整備する住戸の規模等について質問がございました。共用施設は集会所、または居住者用のラウンジを想定していること、店舗についてはコミュニティに資するものとすることを考えていること。住戸規模は30平米台から70平米台のものが考えられているとの回答がありました。
 また、新しいUR賃貸住宅の入居対象者はという質問に対し、地区内のUR賃貸住宅の居住者が優先的に移転しますが、その残りの住宅については、三鷹駅南口中央通り東地区内で並行して検討を進めております再開発事業の、地権者の仮移転先としての活用も想定しているとの回答がございました。工事に関する内容としましては、工事説明会の開催について、また工事車両や工事の騒音、振動についての質問がございました。工事説明会につきましては、別途工事着工前に予定するとの回答がありました。また、工事車両や工事による振動、騒音については、工事車両による地域への影響を抑えるよう対応を検討したい、また、工事による振動、騒音は発生しますが、近隣に御迷惑をおかけしないよう対策を検討したいとの回答がありました。周辺環境に関する内容としまして、現在のUR賃貸住宅が入っている古い建物の解体時期についての質問がございました。三鷹駅前第一、第二、第三市街地住宅の建物の解体については、再開発事業の中で行われる予定との回答がありました。UR賃貸住宅に係る近隣関係説明会についての説明は以上となります。
 続きまして、2つ目、さくら通り駐車場・駐輪場についての御説明をさせていただきます。資料の4ページ目を御覧ください。先ほどの1、UR賃貸住宅に係る近隣関係説明会についてで御説明しましたUR賃貸住宅につきましては、現在のさくら通り駐車場・駐輪場の一部を計画地としております。このため、UR賃貸住宅の整備に向けまして、当該駐車場・駐輪場のレイアウト変更を予定しております。
 まず、資料の(1)、台数の変更についてです。レイアウト変更に伴いまして、資料に記載のとおり、駐車場・駐輪場の台数が変更となります。駐車場につきましては、地域への来訪者のための駐車場を優先するという考えから、現在69台ある時間貸し駐車場をレイアウト変更後も約40台確保し、月ぎめにつきましては、適宜確保という考え方にしております。駐輪場につきましては、一時利用については現状とほぼ同じ約350台を確保、また定期利用については現在の832台から約400台となります。レイアウト変更後の駐車場・駐輪場の配置は記載の図面のように計画しておるところです。
 続きまして、(2)で当該レイアウト変更工事期間中の駐車場・駐輪場の運用について、御説明させていただきます。レイアウト変更工事の実施時期につきましては、駐車場については令和7年1月から3月に、駐輪場については令和7年1月から2月に実施することを予定しております。このレイアウト変更を実施している期間中の運用につきましては、駐車場の時間貸しについては台数を縮小して運用、月ぎめについては利用の停止、駐輪場については一時利用は継続して運用、定期利用については利用停止ということになります。
 以上のレイアウト変更工事から、変更後の運用開始までの流れを(3)のスケジュールにまとめてございます。(3)の表を御覧ください。表の縦列、左から2列目、駐車場の時間貸しについてです。レイアウト変更工事を行う令和7年1月から3月までの間、現在の時間貸し駐車場──図中で薄いピンク色で囲われておりますUR賃貸住宅建設敷地の範囲になりますけれども、この位置で一部縮小して運用をします。令和7年4月より、変更後の位置、図中の緑色に囲われた範囲で利用開始をする予定です。
 月ぎめ駐車場については、既に駐車場の現在の契約者の方には、令和6年12月をもって利用停止となることを通知されています。月ぎめにつきましても、時間貸しの駐車場と同様に、令和7年1月からレイアウト変更工事に入り、4月からは変更後の場所で利用開始をする予定です。
 駐輪場の一時利用については、図中の黄色で囲われた範囲で、レイアウト変更工事に関係なく継続して運用されます。駐輪場の定期利用については、令和6年4月に契約者の方に対して、令和6年12月をもって利用停止となることを通知しております。令和7年1月から2月のレイアウト変更工事期間中は運用が停止され、令和7年3月から変更後の位置、図中の濃いピンク色で囲われた位置で利用が再開される予定です。
 なお、定期利用の駐輪場については、周辺の駐輪場に約1,000台の空きがありまして、レイアウト変更工事に伴う利用停止期間におきましても、利用者の移転先の確保は可能と考えております。
 なお、レイアウト変更工事に伴うさくら通り駐輪場の再編等については、令和6年5月のまちづくり環境委員会において行政報告をさせていただいておるところです。
 さくら通り駐車場・駐輪場についての説明は以上となります。


◯委員長(池田有也さん)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。


◯委員(太田みつこさん)  よろしくお願いいたします。それでは、まず方針と重点管理事業について少しお伺いしたいんですけども、今回、3つの重点事項というところで、前々からこのように進んでいくということは伺ってはいたんですけども、具体的にこの通年を通して、基本構想の具体的な取組の内容を検討していく、公共施設等の内容等の検討をしていく、また三鷹幼稚園の利活用に向けて基本プランを策定していくとあるんですが、具体的に計画的に何か検討していくスケジュールみたいなのはありますでしょうか。


◯都市再生部三鷹駅前再開発推進担当部長・三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長(向井研一さん)  三鷹幼稚園跡地については、まちづくり環境委員会のほうが所管ということなので、そちらのほうでやっていますので、上の2つについて答弁させていただきます。
 まず、この基本構想の重点事業に係る具体的な取組内容、先ほど申し上げましたとおり、3つ事業を予定をしておりまして、緑化推進、中央通りの商業空間、さらに回遊性を生む道路環境というところでございます。スケジュール的には、通年かけて、この事業をそれぞれ何月にどれをやるというふうにまでは決まっておりませんけれども、まずは緑化については、駅前推進本部事務局も中央通りに面するところに行きましたので、そこでまず緑化について、活動としてどんなことができるかということを考えて、早速7月以降進めていきたいと思っております。
 中央通り商業空間につきましても、にぎわいの創出というところが目途にありますので、中央通りの商店会の皆さんや、また近隣の商店会の皆様方と検討する機会がありますので、そういったところで、やはり7月以降、順次進めていきたいと思っております。
 回遊性を生む道路環境につきましては、ウオーカブルな回遊性のあるまちづくりというところを目途に置いておりますけれども、この中央通り東地区の再開発事業全体の計画の中で、どのような道路環境ができるかということも並行して検討しながら、この後進めていきたいというふうに考えております。
 最後に、公共公益施設の内容等の検討でございます。この間、様々、公共公益施設の内容については、基本プランなどについても、イベントホールであるとか、子ども、子育て世代のための施設、また文化関連の施設などを予定しておりますけれども、それぞれの施設が改めてどんなことを担う施設になるのか、役割とか機能を改めて確認をしながら、施設の内容や規模などを検討していきたいと思っています。
 そして、もう一点、とても大事なところだと思っておりますが、先ほど報告しましたように、URの賃貸住宅が先行して整備されます。その後どうなるのという質問も説明会のところでもあったところでございますが、すぐに中央通り沿いの第三住宅が解体されるということではありませんが、UR賃貸住宅ができて、一定の移転が済んだ後、どのように建物の解体や整備の順番、土地や建物の暫定的な活用などを、まちの機能の維持の観点を念頭に置いて検討を進めていきたいというふうに考えております。これも並行して、再開発事業の検討と併せて、これから検討を進めていきたいと思っております。


◯委員(太田みつこさん)  ありがとうございます。まず1点目なんですけど、緑化を進めていくというお話があったんですが、この緑化に関しては、まちづくりの視点から緑化をどうしていくかということになると思うんですけど、やはり緑の専門家ですとか、駅前だけじゃなくて全体に考えていかなければいけない点が多々あると思うんですが、緑についてはどのように考えられていますでしょうか。


◯都市再生部三鷹駅前再開発推進担当部長・三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長(向井研一さん)  三鷹市全域を緑にするという「百年の森」構想もあるのですが、まずはこの中央通り東地区の再開発事業の中で、駅前に緑を増やすための実際的な動きというものを取り急ぎ進めていきたいというふうに考えております。当然、緑化については私たちは素人でありますので、既に緑化に向けていろいろ活動されている方との意見交換とか、専門家の方々にアドバイスをいただくことなども検討しているところでございます。
 また、市としても緑化に向けた様々な仕組みとか制度、支援策、どういった支援策をすることによって、市民参加を誘導しながら緑化を一つ一つ進めていけるかどうかということも市側のほうでも考えていきたいというふうに思っております。


◯委員(太田みつこさん)  ありがとうございます。三鷹の駅前も本当に商店会を含めて、今、緑化活動が盛んに行われている状況で、駅周辺の緑というところをどういうふうに守っていくかというような話も多く出ていますので、ぜひ専門家の方々に入っていただいて、今ある緑を大切にしていただいて、その上でどう増やしていくかというのをぜひ考えていっていただけたらなと思います。
 続きまして、商業施設、商店会等と一緒にということだと思うんですが、商店会自体が機能しているところばかりではないんですけども、一緒にまちづくりにおいて考えていくかという点では、これから商店会とどのように話をしていこうと考えられているか、お伺いします。


◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局次長(菅原恒一さん)  今、駅前のほうでは、駅前地区まちづくり連絡会という、地元の商店会さん等も入っていただいている組織がございますので、今そこでいろいろな、まちづくり基本構想──市が令和5年2月に策定しました構想をベースに、いろいろな事例なども参照しながら、今後、この駅前でどんなまちづくりをしていくべきかというような意見交換をさせていただいておるところで、これは引き続き令和6年度においても継続的に議論をさせていただきたいと思っておるところでございます。


◯委員(太田みつこさん)  ありがとうございます。ぜひ一緒に考えていっていただければと思います。先ほどの公共施設に関しては、これは具体的に今ある公共施設を検討しながら、新しいものを考えていく、またはまちづくり基本プラン構想の今お示しいただいているもので考えていくということでしょうか。どのように考えていくのか。


◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局次長(菅原恒一さん)  再開発事業の中で、公共公益施設、どのようなものを整備していこうかと、基本プランの中で今大きな考え方をお示しさせていただいているところなんですけども、これをもう少し具体的にしていくべき検討を進めなくてはいけないというふうに思っております。
 駅前地区周辺には、様々ないろいろな公益施設等も立地しておりますので、そういうことを前提としながら、再開発のエリアの中でどのような公益施設を整備するべきか、またそういうものがその地区の中でどのような形で配置されることが望ましいのか、そういったことを検討していきたいと考えておるところです。


◯委員(太田みつこさん)  ありがとうございます。これ、重点事項の具体的な取組内容と公共施設──通年を通して検討していくという形だと思うんですが、今年、この1年の中で、どこかのタイミングで途中経過みたいなことというのは御報告いただけたりはするんでしょうか。


◯都市再生部三鷹駅前再開発推進担当部長・三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長(向井研一さん)  いつも、この委員会で今年度中にはというように申し上げて、それが年々、次の年に先送りになってしまっているというところは感じながらも、もう待ったなしで進めなければいけないというのは、これは市民の皆さんの声、また地権者の方も、もうこれ以上待てないというか、一体どうなっているんだというような足踏み状態についての御意見がありますけれども、毎回申し上げているように、地権者の合意形成──いろいろと今までお話合いができなかった人ともお話合いができるようになってきて、一定の再開発事業の全体像というのも描ける段階に来ているのではないかなというふうに担当としては感じております。
 今年中には、やはり一定の、事業のもうちょっと具体的な施設のゾーニング等とか、施設の配置計画などについても、基本プランよりもう一歩先に進んだ形のものをお示しできるように努めていきたいというふうに思っております。当然、その際には、議会の皆様をはじめ、市民の皆様にもそれを提示して、また意見をお聞きしながら、さらにブラッシュアップをして事業計画を進めていきたいというふうに思っております。


◯委員(太田みつこさん)  ありがとうございます。この公共施設ですとかというのは、今までの流れのような形での報告というよりも、公共施設は特に大きなものになると思いますので、もう少しコンスタントに説明でしたり御相談というのをしていただかないと、やはり公共施設、かなり皆さん、気にされているところではあるので、もう少し丁寧な説明と進捗状況というのを御相談いただいたりですとか、意見等々を集めていただいていったほうがいいとは思うんですけども。いろいろな御意見がある中で公共施設を検討していくと思いますので、今までのような流れだと、理解をしてもらうのがなかなか難しくなるのではないかなとは思うんですが、公共施設の検討に関して、すみません、もう一度お願いします。


◯都市再生部三鷹駅前再開発推進担当部長・三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長(向井研一さん)  少しでも早く公共公益施設の内容とか、全体の配置計画などもお示ししたいところでありますけれども、先ほど来申し上げている地権者の方の資産──いわゆる住宅とか、商業を営んでいる方たちのその後はどうなるのかという、全体の再開発計画の中での商業部分とか住宅部分、さらに公共公益施設の部分というのが、どのぐらいの割合でゾーニングされるのか、またそれぞれどんな動線で機能的に動きができるのかなどの検討を、順を追って検討して示していかなければいけないところもありますので、公共公益施設だけこういうものというところまでは──全体の中で把握をした上で皆さんにお示ししたいというふうに考えておりますので、その辺はもうちょっとお待ちいただいて、段階的にお示しをしていきたいというふうに思っております。


◯委員(太田みつこさん)  ありがとうございます。駅前もそうですけど、やはり市民の方のニーズも、時代の変化、社会の変化でどんどん変わっていますので──長引けば長引くほどニーズが変わってきている中で、何十年後というのを見据えて、何の公共施設が必要なのかというのは、本当に大変難しい問題だと思いますので、ぜひしっかりと検討をお願いいたします。
 続きまして、先日の説明会のほうは、私も参加させていただいたので、状況は大体分かっております。1点だけ、こちらの資料にも記載があるんですけども、この賃貸住宅の敷地の境界からという──近隣の方の説明会の際に、私、お伺いさせてもらったんですけども、やはり参加された方々から、資料を読むだけの早口の状況で、理解までいかなかったというような声があって、実際、私も話を聞いていて、資料を読むだけで状況を把握するというのは難しいのかなというのを感じていたので、説明会の内容というところでは、こちらに記載のあるとおりだとは思うんですけども、やはり今回の説明会だけで皆さんが理解したというところまではいかなかったのではないかなとは思うんです。
 追加で、これ以降、説明会でしたり、工事の工事説明会があるということなんですけども、これはより具体的な工事についての説明会になると思うんですが、この施設についての説明会というのは、今後は予定はしていない状況でしょうか。


◯都市再生部三鷹駅前再開発推進担当部長・三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長(向井研一さん)  今回のこの5月に開催された説明会と同様の説明会を再度行うということは聞いておりません。多分ないと思います。ただ、今、太田委員から言われたように、早口で分かりにくかったという声は、私のほうにも実際説明会に来られた方から耳にしているところでありますので、それについては、UR賃貸の担当のほうに、当日の説明に分かりにくかったところもあったと、早口で聞き取れなかったといったこともお伝えをしていて、そういった人たちのフォローというのはきちっとしてほしいということは連絡をしておるところであります。それに対しては、URの担当の連絡先が説明会の資料にも書かれていたと思いますが、そちらのほうに連絡していただければ、個別に質問などにはお答えするというようにお聞きしておりますので、そういう事後のフォローは丁寧にしっかりやってほしいということはお伝えしているところでございます。


◯委員(太田みつこさん)  よろしくお願いいたします。ありがとうございます。
 続きまして、さくら通り駐車場・駐輪場についてお伺いします。まちづくり環境委員会のほうで駐輪場の説明はあったということで、今回、駐車場が主になってくると思うんですが、この駐車場に関しては、確保しながら、全部が使えなくなるということではなくて、一時的に工事をして、レイアウト変更しながら、台数を確保しながら、駐車場の変更をしていくということなんですけども、この駅前の駐車場に関しては、近隣の商店会の方々がたくさん、駐車券を無償で提供するということで、駐車券を買っております。
 駐車券を買って、商店街を利用した方々にその駐車券をお渡ししているというので、結構店舗によっては何十枚も購入している店舗さんがありまして、この辺の連携を少しうまくやらないと、ただ単に駐車場があるから大丈夫というところではなくて、商店会へのフォローというのもしていかなければいけないかなと思うんですが、その辺についてはどのようにお考えでしょうか。


◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局次長(菅原恒一さん)  あそこの駐車場が、商店会さんのほうでチケットを買われるという状況は我々も聞き及んでおりますので、今回、こうやって計画が少し見えてきましたので、商店会さんとも少しお話をしながら、今後の対応などについて御相談したいと思います。


◯委員(太田みつこさん)  ありがとうございます。タイムズの有効期限なども含めて、利用しやすいように商店会、あとまちづくり三鷹のほうで駐車場の管理をしているかと思いますので、まちづくり三鷹ともしっかりと連携をして、商店会の方々がせっかくお買物に来てくれた方たちに対して、これまでどおり駐車券を渡せるような体制をしっかり整えてほしいなと思います。
 あともう一つ、利用者さんに関しても、駐車場を利用する方々に対しても、少し駐車場が縮小されるということで、北野ですとか大沢とか、ちょっと遠い方々からは、駐車場が少なくなるのであれば、三鷹駅前に行きづらいわというような声もいただいていますので、告知の部分でも十分駐車場は確保できているよということと──40台の駐車場、あと近隣の駐車場で対応できますというお話ではあったんですけども、さくら通り駐車場のほうに近隣の駐車場マップでしたり、そこに来て駐車場がないといったときにどうしたらいいかというのが分かるように見せていただけると、遠い方々に対しても分かっていただけるかなと思います。やはり、駅前で一番大きい駐車場なので、ここを目がけて来る方というのは今までもたくさんおりましたし、たくさんの方の利用が多い場所ですので、その辺の駐車場の対応というのをしっかりしていただけるように計画していただきたいなと思いますが、何かその辺、考えられていることはありますでしょうか。


◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局次長(菅原恒一さん)  レイアウト変更等の工事に入る前の段階で、利用されている皆さんが混乱されないように、現地において周知をしていくとともに、その周辺の駐車場情報なんかも併せて掲示するようなことも検討していきたいと思います。


◯委員(太田みつこさん)  よろしくお願いします。あと、最後にもう一点ですけれども、そちらも想定はされていると思うんですが、このさくら通りのすごく交通量の多い場所の出入りになるというところと、しろがね通りは一方通行なんですけども、この辺のやはり交通安全面のしっかりとした管理という案内でしたり、本当に事故が起きてしまっては、この計画自体、やはり疑問視されてしまうことになると思いますので、駐車場の位置が変わる、搬入の入り口が変わるということも想定される中で、安全管理のほうもしっかりと、ここはバス停でしたり、車の交通量も多かったり、朝なんかは通勤通学の方々もたくさんいらっしゃるところになりますので、その辺の安全管理というところもしっかりとしていただきたいなと思っております。
 以上です。よろしくお願いいたします。


◯委員(紫野あすかさん)  よろしくお願いします。駅前地区のまちづくりに係る近隣説明会について質問します。これは、駅前再開発事業の段階的な整備の一環というふうに位置づけられており、あくまでもURが行った説明会だというふうに聞いています。市も地権者であるという立場なので、全ての会を傍聴したというふうにあります。ちなみに、この近隣の方の5回にわたって行われた説明会、出席者は90名ということですけれども、対象人数は何人ぐらいだったかというのはお聞きになっていらっしゃるでしょうか。


◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局次長(菅原恒一さん)  2Hの範囲で、対象の範囲の中の周知ということで、URのほうで各戸に資料を配布しているんですけども、配布した戸数として、1,236戸のお宅に投函されているというふうに聞いております。


◯委員(紫野あすかさん)  その対象の中の90名しか参加されなかったということは、やっぱり大変少ないのかなというふうに思いました。私もその対象ではないので、この説明会には参加できていないんですけれども、当日参加された方のお話では、市が一緒になって行う説明会だと思ったと。だから、市の再開発のこともいっぱい質問が出たけれども、回答としては、それは市に聞いてくれ、それは市に聞いてくれみたいな感じで、混乱したという意見を市民の方からお聞きしています。具体的に、例えば古い建物はいつ解体するのかという質問が出て、それは市に聞いてほしいというふうになっておりますけれども、例えばそこで市の方が説明はしちゃいけなかったというか、できなかったのか。市は傍聴されて、この説明会でどういう関わり方をされたのかというのをお聞きしたいんですけど。


◯都市再生部三鷹駅前再開発推進担当部長・三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長(向井研一さん)  三鷹市は、その説明会のときの立場は、いわゆる2Hの範囲の対象者の一員としてですので、説明側のほうにはいませんでした。一説明を聞く立場として伺っておりました。やはり、今そういう再開発の質問などがあったときに、そこで三鷹市が再開発についての質問に答えてしまうと──答えてしまうとというか、そういう方向に話が流れてって、そのことばかりに質問が集中してしまいますと、本来、URがまちづくり条例に基づいて施設のいろんな計画についての説明というのが、希薄になってしまうということもあるかなという嫌いもありましたので、きちっとそこは区分けをして、再開発に関する、また再開発の事業の中で今後検討していくものについては、この説明会の終わった後、市のほうにお聞きくださいということを、UR側のほうに事前にお話をしておりまして、三鷹市の連絡先なども、説明会のほうには記載をしておりまして、それで区分けをして対応したところでございます。


◯委員(紫野あすかさん)  それだけ、やはり市民にとっては再開発がよく分かっていない、知りたいことが多い、疑問が多いということの表れだとも思うんです。市民にとっては、どこが主催する説明会であろうと、やはり、まちづくりの説明会だというふうに受け止めていると思うんです。ここに、市に聞いてほしいと、ここに聞いてほしいという連絡先もその場で伝えられたということなんですけど、市民の疑問に対する回答はどういうふうに実際行われたのか。行われていく予定があるとか、そういうことは計画されているんでしょうか。


◯都市再生部三鷹駅前再開発推進担当部長・三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長(向井研一さん)  まだまだ再開発についての疑問があるという市民の方々のそういう受け止めについては、真摯に私たちも受け止めて、それに対して丁寧に説明をしなければいけないというふうに感じております。
 この説明会の後、連絡があるかなと思ったら、思いのほか、それに関係する、そのとき聞きたかったことを、じゃあ、別途、市に対してお聞きするというような連絡があるかなと思ったんですけども、基本的にあまりそういう連絡はありませんでした。だからいいということではなくて、質問に対してはきちっと答えられるような、今後も今お話のあったような、この後、建物がどうなるのかといったことについては、適宜、機会あるごとに、市側からもそういったことに対する発信をしていけるよう努めていきたいと思っております。


◯委員(紫野あすかさん)  やはり、その場で様々な説明があって、その場で湧いた疑問なので、そこで聞きたいと思うのは当然のことだと思います。当日配られた資料を、私はその参加者の方からコピーを頂きました。様々、日照権のこととか、すごく詳しく載っておりますけれども、今日この委員会でこの資料を委員に配付されないのはなぜか、理由があるのでしょうか。


◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局次長(菅原恒一さん)  今回のこの説明会が、まちづくり条例に基づいて事業者であるUR都市機構が開催するものということで、実施主体がUR都市機構であったこと、またこの説明会の配付資料もUR都市機構が作成したものであるため、本委員会では、この説明会で配られた資料については配付をせずに、概要を本委員会で市のほうで聞き取った内容として御報告させていただくということにさせていただいております。


◯委員(紫野あすかさん)  URの説明会の資料であることは理解しますが、やはりこの駅前東地区再開発事業の段階的な整備の一環として行われる、このURの建て替え、先行整備って書いてありますので、やはりこの委員会には大変重要な資料だと思いますので、それは配っていただきたいなと要望します。
 具体的にすごくいろんなことが書いてありますよね、14階建てになるとか、戸数は93戸だとか、やはり今後のまちづくり、この委員会の中でも様々な今後計画検討される中での重要な資料だと思いますので、それは配っていただきたいと要望いたします。資料請求、要望。


◯委員長(池田有也さん)  その辺りの資料については難しいですか。
    ──────────────────────────────────────


◯委員長(池田有也さん)  一旦休憩します。
                  午前10時14分 休憩


                  午前10時17分 再開
◯委員長(池田有也さん)  では、委員会を再開します。
    ──────────────────────────────────────


◯委員(紫野あすかさん)  資料の件については理解いたしました。
 やはり、市民は、まだまだ再開発、どうなるんだろうという疑問をすごく持っていらっしゃる方、多いですよね。今回も、この説明会でもっと別の様々な話が聞けるのかなと思ったとか、説明がよく分からなかったとか、すごく個々の疑問がいっぱい出ているんです。なので、やはり市民に対する説明とか、もっともっと市民の声を聞く場はこれからも持っていただきたいなというふうに思います。
 やっぱり計画が進んでしまうと、立ち止まって変えていくということはなかなか難しくなると思うんです。公共ホール、また公共施設の必要性についても、先ほどの委員もおっしゃっていましたが、しっかりと市民の意見を聞く場を設けていただきたいというふうに思います。


◯委員(大倉あき子さん)  よろしくお願いいたします。まず、部の方針と重点管理事業のほうの確認なんですけれども、先ほど御答弁で、緑化推進事業とか、中央通りの商業空間整備とかを7月以降、順次進めていかれるということで、これは、まず検討を進められるということの理解でいいのか、お伺いしたいと思います。


◯都市再生部三鷹駅前再開発推進担当部長・三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長(向井研一さん)  検討を進めていくというのは、まず間違いはございません。ただ、やはり検討だけでなく、緑化については、やっぱり何か形にチャレンジしてみたいと思っています。何か動きを出して、そこで実際の駅前で活動されている方と何か一緒に、本部事務局も駅前のほうに執務室が移りましたので、そこで何かが展開できるように。ただ考えているだけじゃなくて、行動に移すような、駄目だったらまたそれをやり直すとかいう、いろいろなチャレンジをして、皆さんに動きを感じていただけるような、そういう場も考えていきたいと思っています。これは、動きとして進めていきたいと思っています。


◯委員(大倉あき子さん)  ありがとうございます。やはり、まだ具体的になっていくのが、もうちょっと時間がかかるのかなと思ったので、そういった機運醸成じゃないですけれども、市民の皆さんと取り組んでいくのは非常に大事だと思いますので、よろしくお願いいたします。
 じゃあ、続きまして、令和4年に策定した「子どもの森」基本プランに基づきということで、今後またこの準備をしていくということなんですけれども、やはり今、資材価格、人件費が高騰したということと、あと三鷹幼稚園の跡地の活用の問題とかで、先ほど太田委員もおっしゃっていましたけれども、時代もどんどん進んでいく。そういった中で、令和4年度につくった基本プランが、またその時代に、いろんな現在の状況にそぐわなくなってくるということも考えられるのかなと思うんですけれども、この基本プラン自体が大幅に変わっていくということについてはどのように考えられているのか、お伺いしたいと思います。


◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局次長(菅原恒一さん)  「子どもの森」基本プラン、令和5年2月に策定させていただきまして、今それをたたきに、地権者さんの皆さんといろいろお話合いをしておるところです。今のところ、そこで記載していたことから大きく変更が生じるような議論にはなっていませんので、あの方向で引き続き議論を進めていきたいと思っております。
 地権者の皆さんとの完全に最終的な合意に至っているわけじゃなくて、まだ議論、検討の途中ではありますので、そういう中では地権者さん、皆さんの御意向なども踏まえて、少し調整なども必要なことも出てくるかもしれないんですけども、今のところ、おおむね基本プランをお示しいたしました方向で議論を進めさせていただいているところです。


◯委員(大倉あき子さん)  ありがとうございます。非常に心配するところは、やはり地権者様と、あと行政側とということで、やっぱりすごくアイデアとか考えとかも限定されてしまうのかなというところが心配されるところでもありますので、やはり、これは未来を生きる若者とか、そこに広くアイデアを、新しい意見を入れていくことで、逆に地権者様のいろんな発見とか気づきにもつながるんじゃないかなということを常日頃から感じているところなので、そこはいろんな専門家の方も交えながら、また若い人の意見も交えながら、地権者様にいろんなアイデアを逆に提供しながらという形でやっていけたらいいのかなということを考えておりますので、よろしくお願いします。
 それと、もう一つ確認なんですけれども、今度、このまちづくりの連絡会委員の方たちと一緒に視察に行くといった予定がされているかと思うんですけれども、やっぱりこの視察先、どういったところを選ぶのかということも、地権者様とかまちづくり連絡会委員の方が未来の駅を描くのも非常に重要になってくる要素の1つになってくるのかなと思うんですけれども、具体的な場所が決まっているのか、どんなことを今コンセプトとして選んでいらっしゃるのか、お伺いしたいと思います。


◯都市再生部三鷹駅前再開発推進担当部長・三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長(向井研一さん)  まだ場所は決まっておりません。一般的に、何か面白いまちづくりをやっているね、じゃあ、そこを見てみようかというような、そういう視察先の決め方はしないようにということで考えております。
 もうちょっとというか、この間ずっと各商店街の人たちにもヒアリングをしているのですけれども、三鷹のそれぞれが持っている──商店街によっても様々課題があります。三鷹の持っている駅前での課題、さらにまた三鷹ならではのよさ、そういったものをもう少し洗い出しをして、整理をし──1つの意見として、マチコエで行われた様々な意見というのを、駅前の商業振興に向けてこんなことというようなたくさんのアイデアがありますので、そういったものも参考にすべきではないかという声もいただいております。
 そうした中で三鷹の課題、また、よさというものを十分整理した上で、だとしたら、どういったまちづくりの方向性で、どういうところの先行事例が参考になるねというようなところを、もう少し、これはスケジュール的には秋口ぐらいまでにかけてそれを決めて、行き先も、ある程度そこの中で、まちづくり連絡会の皆様方と検討して、年明けぐらいに行けたらいいねというような、そんなスケジュール感で今進めているところでございます。


◯委員(大倉あき子さん)  ありがとうございます。いろいろ、本当に先進的なまちづくり、また三鷹に合ったまちづくり、そういったところを中心に検討されているということなんですけれども、視察先って、新しい取組をしていくとき、物すごい学びになると思うので、その視察先の検討って非常に重要かなと思っておりますので、ぜひよろしくお願いいたします。
 続きまして、三鷹の駅前地区まちづくりに係る進捗状況についての中の、居住者を対象とする説明会のことでちょっと確認なんですけれども、今回、45世帯中、出席者31名ということで、ここに参加されていない方たちに対する丁寧な説明、その後、進捗状況を聞いているのか、お伺いしたいと思います。


◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局次長(菅原恒一さん)  今回、現在のUR賃貸住宅にお住まいの方への説明会については、対象となる45世帯中31名が御出席ということで、いらっしゃっていない5世帯の方もいらっしゃるんですけれども、資料については、先ほど言いましたように、あらかじめ全ての世帯の方にお配りさせていただいていまして、そこにお問合せ先なども書かせていただいているとともに、居住者の方たちが、今回のこのことに含めず、移転等についての御相談をするために、現地にもURのほうが事務所というか相談窓口を開設しておりますので、そちらのほうに御相談に来ていただければ、丁寧に対応するということで、URのほうで今体制を組んでいるというふうに聞いております。


◯委員(大倉あき子さん)  分かりました。実際に、本当に体の不自由な御高齢者の方とか、いろんな課題を抱えられて住んでいらっしゃる方が多くいらっしゃるので、待っている状態ではなく、ぜひ御訪問して、困っていることはないですか、今後のことについて聞きたいことはないですかという丁寧な対応を求めていきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。
 それと、確認なんですけど、主な質問と回答の中で、1つ気になったところが、周辺環境に関する内容というところで、説明会に出させていただいたんですけれども、この質問が私が行ったときにはされていなかったかなと思うので、確認なんですけれども、本町通りの児童遊園の間、ここに東西に抜ける道路を整備する予定と書いてあるんですけれども、ここは本町通りとしろがね通りを結ぶ、通り抜けできる道ができるということの認識でよろしいのか、お伺いしたいと思います。


◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局次長(菅原恒一さん)  UR賃貸住宅が計画地の南側、児童遊園がある位置には、おっしゃられるように、本町通りからしろがね通りへ抜ける新設の道路を再開発事業の中で整備をすることを今計画しております。


◯委員(大倉あき子さん)  分かりました。ありがとうございます。
 では、最後に、さくら通りの駐車場・駐輪場についてお伺いしたいんですけれども、今回、スケジュール、予定というのが分かりました。やはり、先ほど太田委員からもあったように、商店街の方、どのようなスケジュールで、どの間使えなくなるのかとか、そういったことを非常に心配されていたので、商店街の方に丁寧な説明、必要だなということを思っているところなんですけれども。
 それとともに、やはり今回の、皆さん、この駐輪場、駐車場を利用されていて、ここがどうなるのかってとても気になるところだなと思うので、この周知の仕方、掲示板だけじゃなくて、皆さん、ホームページで情報を取られることが多いと思うので、このスケジュールも含めて掲載していただけたらなと思うんですけれども、そこについて御検討されているのか、お伺いしたいと思います。


◯都市再生部調整担当部長(齊藤大輔さん)  駐車場、駐輪場については、まず月ぎめと定期利用の契約者の皆さんには既にもう個別に周知をしておりますけれども、一般に時間貸しですとか一時利用の皆さんも気になるところだとは思いますので、今、質問委員さんおっしゃったように、このスケジュール全般については、それぞれ駐輪場、駐車場でホームページに掲載している市側のホームページもありますし、また管理しているのがいずれもまちづくり三鷹ですので、その事業者と連携をしながら周知に努めていきたいというふうには考えております。


◯委員(大倉あき子さん)  ぜひ、さくら通り駐車場・駐輪場でヒットするようなホームページ、周知の仕方をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 以上です。


◯委員(赤松大一さん)  よろしくお願いいたします。まず、施政方針のほうといいますか、今回の部のほうの方針のほうからお聞きします。まず、事業概要の中で、(2)のコミュニティバスの発着所云々ということと、ルートの見直し、ルートの検討が取り上げられております。やはり、今回、駅前再開発にリンクして、いろんな地域の方から、市内全体の中から駅前に来ていただく手法が非常に大事だと思っています。要は、地域によっては三鷹の駅なんか数年行っていないよとかいう方のお声も、場所によってですけども聞くんですが、その方々も来ていただけるような足の確保、ルートの確保が必要だという観点からも、このコミュニティバスのルートの検討が必要だと思うんです。キーになってくるのが、やはり、今、実証実験しておりますデマンドのほうとうまくリンクさせることによって、より三鷹駅のほうに行きやすい環境づくり──コミュニティバスだけだと、やはり限界があるような気がするんですが、まず実証でもございますけれども、やはりその辺も視野に入れてのルートの検討が必要かと思うんですが、現時点でそのような御検討はどのようにされていかれるのか、お聞かせいただければと思います。


◯都市再生部調整担当部長(齊藤大輔さん)  まず、再開発のところへのコミュニティバスの発着場所については、これは今、さくら通り側への発着場ができないかというところで、今いろいろ検討を進めております。今、三鷹駅前のちょうど緑の小ひろばのところがコミュニティバスの発着場所になっておりますので、それを再開発のほうに移転するとしたらというような検討を今進めております。
 ちょっと話がずれちゃうかもしれないですけれども、今、三鷹の駅前の交通混雑といったところも、1つ交通課題として取り組んでいるところでありますので、そこの三鷹駅前のバスの大変多い交通混雑の部分と、この再開発と連携した部分というところで取組を進めていければなというふうに思っております。
 もう一つのデマンドとのリンクといったところでは、このAIデマンド交通、コミュニティバスもそうですけれども、導入の目的としては、交通不便地域の解消といったところでの補完的な役割を担っているといった整理をしてありますので、路線バスとコミュニティバスとAIデマンド交通、これを組み合わせながら市内での交通ネットワークを形成していきたいといった観点から、駅前に市内のどこからでもデマンドで行けるといったところは、これはなかなか難しいのではないかなというふうには考えています。
 もちろん、ほかの民間の公共交通の事業者さんとの連携ですとか、競合というような観点もございますので、そこの部分については、デマンド交通については、そういった役割分担をしながら取り組んでいきたいなというふうに考えています。


◯委員(赤松大一さん)  分かりました。ありがとうございます。また、しっかりと再開発により期するところでもございますので、しっかりと検討いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
 また、すみません、今回の説明会の中で、やはり他の委員も非常に危惧されておりました、今回の解体の内容は市に聞いてほしいというふうにお声があったということですが、ほかにどのようなものが、市に聞いてほしいというような質問があったのか、もし分かる範囲があれば、お聞かせいただければと思います。


◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局次長(菅原恒一さん)  今回、掲載させていただいたものの中にもありますけれども、再開発のほうで地下駐車場が造られるという話があるんだけれども、どうなっているかというような御質問などもありました。これについても、市のほうに聞いてほしいというようなお話があったところです。
 以上です。


◯委員(赤松大一さん)  そうすると、今回のこの解体のことと駐車場の2点だけですか。ほかには、参加者からはそんなに。


◯都市再生部三鷹駅前再開発推進担当部長・三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長(向井研一さん)  私も全ての回に出ていないので、私がいたところで記憶にあるものの中では、URの賃貸住宅の建物の1階に店舗ができると、そこの店舗はどんなものなんですかというところで、緑に関するものというふうに言われたのですけれども、そういったものについては、今後の再開発全体の計画の中でどんなふうに位置づけられるのかという質問みたいなのがあったというふうに記憶しております。なので、この後、先ほど緑化に関する質問もございましたけれども、緑化について、その店舗というのがお店なのか、そこを何か緑化をするための人々の集まりができるような、店舗も兼ねたそういう拠点になるかどうかというのは──今後、再開発の中で進めていくということについては、その辺は詳しいことは分からないけど、市に聞いてほしいというような流れがあったというふうに記憶しております。


◯委員(赤松大一さん)  分かりました。先ほど部長のほうからも、市に聞いてくださいと言って、こちらの問合せ先等もアナウンスしていただいたということだったんですが、そんなにお問合せはなかったということであるんですが。参加される方ということは、やはり一定の興味というか、非常にいろんな意味で不安とか、危惧するものがあった上での御参加だと思うんですけども。その辺のところをしっかりと、市として住民の方が考えていらっしゃる不安というか、疑問に思っていらっしゃるんだなということをしっかりとキャッチしていただいた上で、これ、まとめて発信できる手法とかというのがあればより──本来は聞きたい人が聞くのが筋というか、そういう流れかもしれないんですが、会場でそういう質問があったならば、やはりそれを疑問に思っていらっしゃる方が多い観点からすると、その辺のQ&Aじゃないですけど、よくある質問じゃないですけど、まとめて市のほうから逆に発信することができれば、より安心して今後の計画に臨んでいただけるんじゃないかと思うんですが、そういうことはいかがでしょうか。


◯都市再生部三鷹駅前再開発推進担当部長・三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長(向井研一さん)  直ちにこの説明会の状況を踏まえて、何かQ&Aを作って、市から発信するということは今のところ考えておりませんけれども、この委員会でも、市がこの説明会に出席することによって、そのときの状況などもちゃんと感じ取れるんじゃないかということは、確かに参加してやはりどんなことに心配をされているのかということは理解できたなというふうに思っているところであります。
 なので、今後、やはり再開発を進めていく中でも、特に感じたのは、工事とか何か整備が始まると、そのときの近隣の人たちの安全ですよね。これは、確かにこの説明会を通じて、工事中の安全確保は大丈夫ですかといったような、工事車両の入り方とか、誘導員がついているのかとか、通勤通学の皆さんの安全をちゃんと確保できていますかといったような質問、そういったことをやはり心配されているんだということは、十分私たちも認識いたしましたので、そういったことは、これから進める中でも、URの皆さんに、こういうところを市民の方が心配しているということで、改めて伝えるということ。また、再開発に関するいろんな質問については、今後やはり一定の計画がまとまったところで、私たちが発信する際に、こういったところはちゃんと気にしてやっていきますよといったところで、Q&Aなのかどうか分かりませんが、そういう感じ取った市民の皆様の質問や、この心配とか御不安を解消できるような情報の発信というのは努めて進めていきたいと思っておりますので、今具体的なQ&Aをするというところまでは至っておりませんが、その視点を持って今後の周知に努めていきたいと思っております。


◯委員(赤松大一さん)  分かりました。やはり、今、部長にいただいたとおり、今回、参加していただいたというのは、やはり市民がどういうことを疑問に、また不安に思っていらっしゃるかということをしっかりとキャッチしていただくための御参加、我々委員としてもお話をさせていただいたところもございますので、やはりその辺をしっかりとキャッチしていただいた上で、直接な、Q&Aとかという形でなくしても、確かにその辺の観点をしっかりと持っていただいて、今後、まさに市民目線で様々なこの再開発に臨んでいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
 終わります。


◯委員(岩見大三さん)  説明会に関連して幾つかお伺いしたいんですが今回、これ、14階の建物が建って、具体的にこの工事の時期も明示されたわけでありますけど、この間も、すみません、もしかしたら質問が出ていたかもしれないんですけど、例えば周辺の日照権に関わる問題であるとか規制の問題とか、そういった部分についてのUR側の想定みたいなことを、何か御理解している部分があったら、教えていただければと思います。


◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局次長(菅原恒一さん)  今回のUR賃貸住宅の建物で、地区の周辺に新しく建てる建物による日陰などが一部出てくるということに関して、UR都市機構のほうからは、法にちゃんと準じて計画等をしているというふうに伺っておるところでございます。


◯委員(岩見大三さん)  一応、どういうふうな状況があるかというのは、まだちょっと分からないといった理解でよろしいですか。つまり、14階の建物が建って、周辺の住宅とかに日陰であるとか、日照権の問題とか、いろいろ発生するかどうかというのは分からないんですけど、そういう想定はUR側のほうでされているかどうかということを、御理解していただいている範囲でちょっとお聞きしたかったということなんです。


◯委員長(池田有也さん)  分かる範囲で、答えられる範囲で。


◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局次長(菅原恒一さん)  現在のところ、UR都市機構から、周辺への日陰に関しては、説明会であった内容を伺っているのみでございます。


◯委員(岩見大三さん)  分かりました。
 それと、ちょっと細かい点で確認したいんですが、今回、先ほどもちょっとお話がありましたとおり、解体のお話が出ていまして、これは市側のほうで再開発の中で行う解体時期というのは、どういうような形で、現時点で何か想定されている部分がありましたら、教えていただければ。


◯都市再生部三鷹駅前再開発推進担当部長・三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長(向井研一さん)  まだ具体的な解体の順番とスケジュールとかっていうのは、今後それを、今年度、その辺りのことも少し具体的に検討してみたいなと思っているところです。やっぱり、賃貸住宅ができるので、じゃあ、賃貸住宅が入っている、今、中央通り側のほうの市街地住宅がすぐ壊されるのじゃないかというような趣旨の質問も多々あったところですが、直ちに壊すわけではありません。こっちが出来上がって、住人の方たちがこっちに全部移ってからでありますので、まだ時間はあるのですけれども、そういったスケジュールも含めて。その後、すぐまた解体するのかどうか。その後の再開発事業の全体の計画がはっきりすると、ここを壊して、次はここを建ててとかっていう、もう少し見えてくるところがありますので、その辺は今、全体像の再開発の計画が見えてきたところで、また改めてもっと詳細な検討をして、お示しができるようにしていきたいと思っております。


◯委員(岩見大三さん)  分かりました。
 それでは、最後に確認なんですけど、この1階に予定している店舗ということで、現在未定ということなんですけど、コミュニティに資する店舗を考えているというようなことで、これは理解としては、例えばコンビニみたいな、そういったものが商業的な部分で入るかと──コミュニティに資する店舗というのは、意味合いとしてはどういうのがあるだろうということで、お伺いしたいと思います。


◯都市再生部三鷹駅前再開発推進担当部長・三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長(向井研一さん)  説明会の中では、例えばコンビニとか、24時間やっているようなところだと困るというのかな、そういうのはちょっと嫌だなというようなお声もあったふうに聞きました。ただ、今のところ、まだ全然店舗については、何をするかというのは決まっておりませんし、この後、普通、一般的な流れからすると、URのほうで公募をして、どういう店舗が入るかというのを決めるというふうに聞いておりますが。ただ、先ほど申し上げたように、やはりこれから緑化を進めるということが、大きな再開発の中でも子どもの森構想の中でもうたわれておりますので、そういったものをこの店舗の中で、例えばグリーンを売るような、そういうことをしながら、緑を増やすためにどんなことができるかといったような相談に乗れるような場であったりとか、三鷹の駅前を緑化するための人たちがそこで集まって──これはあくまでも私の今の現時点での担当での考え方でありますけれども、そういったコミュニティに資するような店舗、また集まりの場になればいいかなと思いながらも、やはりそこはあくまでもURに貸してもらう場でありますので、誰がお金を払うんだとか、そういった条件面での話もこれには付随してきますので、そういったことも総合的に勘案しながら、どうあるものがいいのかというのは、継続して検証していきたいと思っております。


◯委員(大城美幸さん)  説明会のほうから聞きます。ずっと今、質疑を聞いていて、居住者のほうの参加されなかった方には、資料を配ってフォローしているというお話がありました。建物高さの2倍の方たちは1,236戸のうち90名しか参加されていなくて、その方たちも、説明会を開催しますよの資料配付ではなくて、説明会で配られたそのものが配られて、都市機構のほうに、何かあったら御相談とか問合せをしてください、まちづくり、再開発については三鷹市のほうに問合せをしてくださいっていう、このことが近隣住民、居住者、当事者に十分に伝わっているのかなということが、ちょっと疑問に思うんですが、そこは市としてどうなんでしょう。市のほうもちゃんとPRしているでしょうか。


◯都市再生部三鷹駅前再開発推進担当部長・三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長(向井研一さん)  市として、それにぜひ来てくださいとか、周知はしていません。お住まいの方への周知の仕方と、2H、いわゆる周辺の人たちへの周知も、単にこの日にやりますよだけじゃなくて、この説明会で使った資料は2Hの方にも全て、1,200戸近くの戸数の人たちにお送りしたものに、その説明会の資料も併せて送付しているところでございますというふうにURから聞いております。


◯委員(大城美幸さん)  分かりました。もっと敷居を低くして気軽に、URも窓口があるわけで、市も今度執務室ができたわけで、もっとまちづくりについて市民が気軽に議論したり、意見を言ったり、相談したりできるということを市のほうからもPRしたほうがいいんじゃないかなというふうにも思っていますので、今後の検討課題にしていただきたいと思います。
 重点管理事業についてですが、施政方針で都市計画原案を作成しますと。それは、今年度中にやるということで確認していいでしょうか。なぜ聞くかというと、先ほど来、スケジュールをここにも書いてありますが、緑化とか、回遊性の道路環境とか、取組の検討で、具体的なものは、緑化をやるというふうに、見える形のをやりたいと御答弁がありましたが、スケジュールとして、この公共施設の規模とか配置とかも整理を行いますと。考え方の整理をするんだけど、先ほど来、いつという具体的なスケジュールの時期が示されないのですが、都市計画原案が今年度中となると、もうお尻は決まっているわけで、せめてこの公共施設については、いつまでに決めなきゃいけないという腹づもりとか、具体的なスケジュールとして示されていいんじゃないかと思うんですが、いかがでしょう。


◯都市再生部三鷹駅前再開発推進担当部長・三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長(向井研一さん)  この辺のスケジュールは、本当に慎重にお答えしないと、あのとき向井がこう言ったというふうになるので。ただ、やはりこの後のスケジュールを考えると、今年度中には事業区域を確定して、ある程度、こういうような計画になるという──ただ、それも決定ではありませんよ。これは決定ではない、もうちょっと基本プランよりも一歩進んだ事業計画案、概要をお示しをしなければ、都市計画決定に向けたいろんなスケジュールが多分どんどん遅くなっていってしまいますので、この駅前再開発の推進、施政方針の中で書かれている都市計画原案を作成する、着手ができるようなところまでは行きたいと思っています。
 つまり、それは事業の区域であるとか、事業の大枠の計画というのが今年度中にお示しできるということを目指して進めていきたいと思っております。
 ただ、いつ都市計画決定というところは、まだその年度を明示することは控えさせていただきます。早期の都市計画決定に努めてまいりたいというふうに思っております。


◯委員(大城美幸さん)  でも、決定に向けた原案ができるように努力をする。でも、3月を過ぎたとしても、5年も先、2年も先ではないわけだから、公共施設の規模とか配置とかの議論は大体いつまでにというのはないんでしょうか。
 それと、もう一点、最後に質問しますが、再開発課の執務室が4月にできました。まだ2か月しかたっていませんが、計画をつくるに当たっても、地権者の合意が第一なわけで、その執務室が有効に活用されているかということを最後お聞きします。


◯都市再生部三鷹駅前再開発推進担当部長・三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長(向井研一さん)  2点質問があったというふうに受け止めています。まず1つは、スケジュール感覚です。先ほど来申し上げているように、今年度中には事業計画案をまとめたいというのが、目標としているところであります。
 今年度中に都市計画の原案が全てできるわけではないというふうに思っております。着手をし、やはり段階を踏んでいきますので、ただ都市計画決定手続というのは、都市計画決定しますという手続をしてから、どうしてもやっぱり東京都とか関係機関のほうとの調整も必要になりますので、一定期間、1年近くの月数が必要になります。これは、私たちの努力だけではない、努力ではどうすることもできない期間がありますので、それを見据えると、早期の都市計画決定までこぎ着けるためには、本年度中に都市計画原案に着手ができるような状況に持っていきたいというのが、この辺がぎりぎり言えるところかなと思っております。聞かれていることに明確に答えていないかもしれませんが、それが1つです。
 それから、4月から執務室が駅前のほうに行って、それが合意形成にどれだけ役に立ったのかというような趣旨の質問でありますけれども、その場所で毎日のように地権者の方と交渉して、合意形成に向けた何か動きをしているわけではありません。ただ、そこの場所に行くことによって、近くのUR事務所とも近いので、URと調整をしながら、じゃあ、地権者にどう当たっていこうとか、お話をなかなか聞いていただけない地権者の方に、今まで役所にいるよりは、もっと顔を出す機会が増えたとか、そのような側面的な意義というか、合意形成に向けた取組ができたというふうに認識はしております。
 もっと細かな協議というのは、別の場所で──御自宅に行ったりということが中心になっておりますので、ただ、やはり近くに行ったことによって、駅前再開発の機運というのも、近隣の方々といろいろお話合いをするとかというものの意義としては、側面的な意義はあったというふうに受け止めているところでございます。


◯委員長(池田有也さん)  質疑の途中なんですけれども、一旦休憩を入れたいと思います。
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◯委員長(池田有也さん)  休憩します。
                  午前10時57分 休憩


                  午前11時08分 再開
◯委員長(池田有也さん)  委員会を再開して、質疑を続けます。
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◯委員(中泉きよしさん)  よろしくお願いいたします。じゃあ、先ほど来、質問もありますけど、この9ページの目標ですが、私も一般質問でこれをしましたが、もう一回伺いますが、この目標として掲げるべきものというのは、この事業、もしくは推進本部では何なんでしょうか、明確にお示しいただけますか。


◯都市再生部三鷹駅前再開発推進担当部長・三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長(向井研一さん)  この部の方針と重点管理事業、目標とスケジュールと書いてあるところでは、今回、極力通年というふうに表記しているところでありますが、できれば何月に何というような明確な目標については示したいところなんですけれども──これ、一般質問で市長が答弁させていただいたのと基本的には私の答弁は同じなんですけれども、やはり、まだここのところ、17ヘクタールや1.5ヘクタールの内容については、特に再開発事業についての地権者との合意形成、こちらの内容がある程度見えてこないと、明確にいつまでに何々をするというような一般的な目標、スケジュールを記載できないというふうに、担当としては整理をしたところであります。
 そこで、質問委員さんにしてみれば、これが目標なのかというような趣旨のお話もあったところでございますけれども、現時点では、先ほど申し上げたような具体的な取組内容などについての検討というのを今年度は中心に進めさせていただきたいということで、こちらに記載をしているところでございます。


◯委員(中泉きよしさん)  この冊子の、部の方針と重点管理事業の冒頭に、各部共通の方針の2のところに書いてあるのが、「部の方針と重点管理事業は、市議会で議決された予算を執行するに当たり、部の責任者である部長が市長、さらには市民の皆様に対して運営の基本的な考え方と主要事業の目標をお示しするものです」と書いてあるので、やっぱりここには示すべきではないかと。あるところでは、市議会に1億円を認めてもらったからこういうことをやっているんだと言いながら、でも、その目標水準というものが示せない。
 先ほど来あるように、または市長からの答弁にもあったように、駅前の一等地に、広々としたところに6人の専任職員の枠を設けて、事業費の7割を超える、市長も認めているように非常に高い管理費を充てるということに対して、何をやるのかというのがもう少し見えてこないと、市議会で承認をもらった予算でというのが前提でありながら、それで何をするという来年の3月の着地点が見えないというのはやっぱり──しかも、この冊子を作っておいて、公表しているに当たって、また、この欄の中に書くものとしては不適切なんじゃないかと、もしくは不十分なんじゃないかというのは拭えないんですが、そのことに関しては何か回答はありますか。


◯都市再生部三鷹駅前再開発推進担当部長・三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長(向井研一さん)  不十分というふうには思っておりません。今現時点では、私どものスケジュール感として書ける表記としては、この辺りが限界とは言いませんけれども、こういう設定の仕方で、全般的な取組内容──もちろん、この中には、具体的な内容については、先ほど申し上げたような項目について検討していくわけでありますけれども、いついつまでにこれをつくるといったような内容については、まだ明確にここにお示しはできないということで、整理をしたところであります。


◯委員(中泉きよしさん)  ありがとうございます。これはここで言っても、これ以上のものは出てきそうにないので、これで結構です。
 それと、この説明会のほうについてお伺いします。私も5月11日の説明会、出席いたしました。やっぱり、1,236戸に御案内して90名、しかもこれ、追加も含めると5回で90名というのは大変少ないですね。これは、やっぱり案内の仕方なのか、内容に対する期待感もあってのこの数字なのかというのはちょっと分かりませんが。先ほど、質問委員のほうからあったように、市に聞いてくれという質問がほかにありましたかということで、事務局のほうから、ほかにはあまり思い当たらないということでしたが、私が聞いていた中では、やっぱり建物だけの説明では全体像が見えないということだったんですが、それに付随して、さくら通り、あまりにも歩道が狭いので、これは歩道が少し広くなるような──セットバックというのかどうか知りませんけれども、少しそういう配慮した建てる位置になるのかというような質問もあったと思います。それも、たしか全体に関わるから答えられないということだったんですが、建てる位置を下げるから歩道を広げられるよとか、そういう少し展望みたいなことすらも説明できない。もしくは、今日、私がこれを質問したとして、その程度の見通しというものは、今お伺いできるものなんでしょうか。


◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局次長(菅原恒一さん)  さくら通り沿いの歩道が現状、非常に狭いという認識があって、再開発事業の中で、もう少し歩行者にとってゆとりのある空間を沿道沿いにつくれないかということは考えていきたいと思っておるところです。ただ、それは歩道を広げるというよりは、歩道に沿って敷地内で少しゆとりのある空間を、歩行者の人が立ち入って歩けるような空間を取れないかということは考えていきたいと思っているところです。


◯委員(中泉きよしさん)  私も、この計画書を見ているのと、あと当日配られたこのマンションを建てる位置を見ていると分かるんですが、どうもあまりにも慎重になり過ぎてなのか、あまり情報公開したくないのか、そこはよく分からないんですけど、それぞれから見てとれるものと、うかがえるものの情報が、今もそうなんですが、どうも整合性にはてなマークをつけざるを得ないような状況なので、そういったところで市民との信頼関係とか云々ということで、危惧はしております。改めてのこれの回答は結構です。
 それと、先ほどこれもありましたけれども、もう一つは、住民向けのほうです。5月8日の住民向けのほうの説明で、これも45世帯中31名出席ということで、出席されなかった世帯への丁寧な説明があるのかということでありましたけども、UR側では、問合せがあれば丁寧な対応をするということだったということですが。私、懸念するのは、この丁寧な対応というのは、逆に言うと、問合せがない方にも説明するのを丁寧な対応というのであって、問合せがあったら丁寧な対応をするというのは、あまり丁寧な対応ではないなと思うんですが。しかも、これは、市民19万人に向けてだったら、それは問合せがなければできないでしょうが、対象者がたかだか45世帯に限られている。しかも、31名は出ているんですから、それは、本当にそういう問合せがあれば丁寧な対応ということでよろしいんでしょうか、認識として。


◯都市再生部三鷹駅前再開発推進担当部長・三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長(向井研一さん)  45世帯引く31世帯ですから、十四、五世帯にもう一度URの賃貸の担当が、来られなかった世帯の方の家に赴いて説明するというのもあるやもしれませんが、それはUR側のほうではそういうことはやってはいないそうです。ただ、やはりもちろん、問合せがあればだけではなくて、この後、お住まいの方々には、団地ニュースというんでしょうか、この説明会の結果を報告するようなニュースを、居住者向けに定期的に──不定期かもしれませんけれども、配布をしておりますので、その中でこういうことがされましたと、またその際にももし質問があれば対応いたしますというような周知を図るというふうに思われますので、質問委員さんがおっしゃるような丁寧な対応ということについては、もしかしたら足りないのかもしれませんが、現時点では、URが事後のそのようなフォローはするというふうにお聞きをしているところであります。


◯委員(中泉きよしさん)  ありがとうございます。今日はこの辺にしておきますが、駅前に市長も認める一等地に広い事務所をということを、本人も言われておりますので、ぜひ市民の皆さんとの意見交換を積極的に行って進めていただくこと、推進本部はそのためにつくったんでしょうから、そうしたものが目に見える形で、私どもにも認識できるよう、お願いいたします。
 以上です。


◯委員(野村羊子さん)  一定、質疑があったところですけれども、少し質問させていただきたいと思います。最初に、重点管理事業のところに関わって、公共公益施設の内容等の検討って、先ほど来答弁がありました。幾つもの施設について言及されていますけど、実際、本当にある程度具体的な施設を挙げる、それについての可否というか、市民の皆さんの反応、イベントホールなのか、ほかのものなのか、図書館という声も私は聞いているので、あるいは多文化共生センターとか子育て支援施設とか文学施設とか消費者活動センターとか、幾つも幾つも施設が挙がっては消えみたいなところもあります。それについて、きちっと市民に問う。契約の中で何を入れられるかということをしているんだということは再三答弁でも言っていますが、やはり、駅前に必要な施設として、この検討の中で市民の声を聞く、パブリックコメントになるのかどうか分かりませんけど──そんな公的なものにはならないと思いますが。
 やはりこれだけの施設を今検討中で、どれが駅前に欲しいと思うかみたいなくらいな具体的なことを挙げて、例えばマルシェのときに市民にアンケートを取るとか、それくらいのことをしてもいいんじゃないかと思いますが、そうやって市民の声を聞くということが検討の中に入っているでしょうか。


◯都市再生部三鷹駅前再開発推進担当部長・三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長(向井研一さん)  そういうプロセスを踏んで進めていかなければいけないという認識はあります。基本プラン、これまでの再開発の計画の中では、あれもこれもと、この中に結構いろんな施設ができたらいいねということでお示しをしているところであります。それはそれで、この間、それに対するお声もいっぱいいただいています。駅前に芸術文化センターがあるのにホールが必要なのかとか、前は図書館というような話もあったけれども、最近は図書館じゃなくて本を読む場があればいいというようなことも示しながら、それに対する一定の反応というか御意見もいただいているところでありますので。
 もちろん、この後も、先ほど来申し上げているように、今年度中にある程度事業計画案というのを示そうと思っておりますが、その中でもやはり具体的な施設なども示しながら、そこで御意見をいただく。例えばマルシェなんかのときに御意見をいただくというようなアンケート形式の形でやるというようなことも、これもぜひ参考にさせていただいて進めたいと思っておりますし、広く周知を図りながら、市民の意見を聞く、そういうプロセスは踏んでいけるよう努めていきたいと思っております。


◯委員(野村羊子さん)  再開発事業、今、本当にタワーを建てないんだったら、東京都がいかにどれだけ担うかによってできるということになっちゃっているので、どれだけ市が財政を持てるのか。それが本当に30年、50年、市民のためになるものなのかということは本当に慎重に検討しなくちゃいけないと思っています。その辺りの、本当に市民の声をしっかりまとめていくプロセスというのをやっていただきたいと思います。
 それともう一つ、計画原案に着手したいといって、事業範囲、区域をどうするかという話でしたけど、このURの新たに先行して建てる、今回説明会が行われたその場所は、結局含まれるのか、含まないでやるのか。つまり、面積が変わってくると思うんですが、それは今どういう方向でしょうか。


◯都市再生部三鷹駅前再開発推進担当部長・三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長(向井研一さん)  再開発の一環で賃貸住宅がまず先行整備しますというような言い方や、またあるときには、第一種市街地再開発事業という法的な再開発事業の区域はどこですかと聞かれる、そういう場もあるかと思っております。そこはきちっと区分けをしていきたいと思っておりますけれども、一連の一般的な駅前の再開発と言ったときには、やはり再開発のコンセプト、子どもの森や「百年の森」構想にうたっているような、そういったもののコンセプトを踏襲した計画という意味では、今まで言っている約1.5ヘクタール、UR賃貸住宅も含んだところも再開発として位置づけて、一緒に一体的な再開発ができるようにと考えております。
 一方で、これから都市計画決定に向けて、区域はどこですかという、法定再開発に向けた事業区域を示す場合には、このUR賃貸住宅はそこから除かれておりますので、今計算したところ、おおむね約1.4ヘクタールぐらいになるかというふうに思っておりますが、UR賃貸の部分を除いたところを第一種市街地再開発事業というような形で整理をして、進めていきたいというふうに思っております。


◯委員(野村羊子さん)  分かりました。建蔽率とか開発の分量、ボリュームがそれによってまた変わってくる可能性があると思いますので、1.4ヘクタールということで、その辺しっかり押さえながら、今後の計画決定、注視していきたいと思います。
 説明会のほうですけれども、1つは居住者向け説明会のフォローについていろいろありましたけども、実際には、この方々は最終的には移転をせざるを得ないというところで、移転に関わっての具体的な相談等、手続等というところでは、URと直接個別に面接をして、それぞれの手続を進めていくしかないですよね。そういうプロセスを経ないと、多分移転はできないと思うので。その辺りで、個別に決定のプロセスにおいて丁寧な説明と、御本人の判断が尊重されるような対応というのがなされるかどうか、その辺り、市からちゃんとURに、居住者に対してきちっと丁寧に対応する、意思を尊重するというようなことを要請をしておくというふうなことはあり得るのかというのを確認します。


◯都市再生部三鷹駅前再開発推進担当部長・三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長(向井研一さん)  今年の5月に行われたこういった住民説明会以前にも、居住者向けには計画の概要の説明会であるとか、移転概要説明会というのが適宜行われてきたところであります。今お住まいの方が全て、今度造られる新しいUR賃貸住宅に行くかどうかというのはまだ分かりません。ただ、全ての方がそちらに移っても、入れるだけの戸数は確保しているというような説明はあったと思いますけれども、中には、この機に違うところに引っ越される方、またURの別の賃貸住宅に引っ越される方もおりますので。
 ただ、その辺りも条件がもう少しはっきり見えないと、その辺の判断ができないというふうに思いますので、それについては適宜、きちっと住人の方に説明をするようにというふうに、私たちからもお伝えしていますが。一応、今、この後の賃貸住宅のそういったものへのスケジュールについては、令和7年以降に条件提示説明会というのが開催されて、もう少し家賃等の条件を示して、いかがでしょう、こちらに移転されますかといったような、そういうプロセスがあるというふうに聞いておりますので、適宜そういうようなアナウンスをしてもらうよう、働きかけていきたいと思います。


◯委員(野村羊子さん)  その場合に、特に動けなくなっている方で説明会に出て行けない方に対してどのように対応するのかということを、市がサポートできるのか。逆に、今までのいろんな再開発の状況を考えると、自宅にURの方が来て、があっと言われて、1対1でかえって困惑するみたいなことも起こり得る。URがその気がなくても、そうやってうわっとするつもりはなくても、そう感じてしまうような状況も含め、どのようにサポートしながら、御本人たちが納得できるような移転ができるかというのは、やはり市がサポートすべきだと思うんです。その辺りの対応をどこまで考えているのか、考えられるのかというのを確認します。


◯都市再生部三鷹駅前再開発推進担当部長・三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長(向井研一さん)  三鷹市としてできることというのは、やはりある程度一線を引かないといけないと思っておりますので、UR賃貸がやるべきことに私たちもどんどん入って一緒にやっていくというところには、やはり一定の限界、整理が必要かなというふうに認識をしております。とはいえども、やはり御高齢の方で説明会に行くのもかなり大変だというような思いの方もいらっしゃるということを前提に、そういう方もいるようでしたら、UR側のほうから丁寧に対応してほしいというような働きかけはできるというふうに思っておりますので、その辺は状況を見ながら、適切に対応していけるよう努めたいと思います。


◯委員(野村羊子さん)  場合によっては、地域福祉コーディネーターとか民生委員さんとか、様々な方の協力を得てやっていただければと思います。
 それで、近隣住民のですけれども、今回、お知らせそのものは1,200人余で、2Hの範囲ということですけど、それ以外の方も、だから、参加することは拒まないということで行われたと聞いていますが、それでよかったでしょうか。


◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局次長(菅原恒一さん)  現地に説明会が開催される旨の掲示がされていましたので、連絡が来ていない方でも、いらっしゃれば入っていただけるように考えているというふうにURから聞いております。


◯委員(野村羊子さん)  分かりました。
 あと、この追加ですけれども、この追加の人たちは対象の範囲が広がったのか、あるいは、どういう形で追加についての周知があったのかというのを確認したいと思います。


◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局次長(菅原恒一さん)  URのほうからの説明によりますと、説明会開催後、対象となる方の人数であるとか、参加人数の確認をしている過程の中で、説明会の案内が漏れている方が11名いることが分かったということで、急遽追加で説明会の開催を準備し、11名の方たちに御連絡をしたというふうに伺っております。


◯委員(野村羊子さん)  案内漏れが分かって、追加設定されたのはよかったと思います。通常、マンションのこういう説明会は、1回で終わりみたいなところで、1日何回も設定しながらというのは、ある意味丁寧だと思うんです。なので、そういう意味でそこそこの出席者かなと私は思っています。マンションの建設だと、10人、20人くらいのところで終わっちゃうようなことが多いので。
 実際に工事が始まって、目に見えて初めて気がつくようなことが多いので、実際には、多分駐輪場の工事、駐車場の工事が始まってから気がつかれて、問合せが来るということもあると思うんです。そういう場合に、市のほうに問合せ、あるいはまち鷹のほうに問合せがあった場合に、どのような案内ができるのかというのを確認したいと思います。


◯都市再生部三鷹駅前再開発推進担当部長・三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長(向井研一さん)  まずは、三鷹市のほうに来れば、それはまち鷹のほうですとかURに聞いてくださいというような、そういうたらい回しにするような扱いではなくて、まず、もし一義的に市の駅前まちづくり推進本部のほうに連絡があったときには、きちっと受け止めて、回答ができるようにしたいと思います。また、これから、それぞれいろいろ関係するところが出てくると思います。駐車場の関連であれば、管理をしているまちづくり三鷹であるとか、また建設そのものに関しては、UR賃貸住宅のほうに関連するところもありますので、そういった関係部署とは、質問に対してはよく連携して、同じような答えができるように、また一連の統一的な見解の下、進められるよう、意見交換をきちっとして対応できるようにしたいと思います。


◯委員(野村羊子さん)  そうですね、フォローしていただければと思います。そうすると、駅前のまちづくり推進本部、あそこに行けば、これの、URの説明会での配付説明資料みたいなものはあるのでしょうか。それはURの事務所に行かなければないのでしょうか。


◯都市再生部三鷹駅前再開発推進担当部長・三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長(向井研一さん)  メモをいっぱい入れたこれは持っていますけれども、そういう方たちのため用に数部置いてはいません。駅前推進本部事務局には置いておりません。それは、URの賃貸事務局の担当のほうに取りに行ってくださいというような御案内をする予定でおります。


◯委員(野村羊子さん)  分かりました。まちづくり推進本部とURの事業所は向かいといえば向かいにあるわけだから、その辺は連携をうまくしていただいて対応していただければと思います。
 駐輪場について確認をします。駐車場、緑の枠になる、将来的にというか仮設か、最終形はまた違うのだと思うので、これは工事中のレイアウトですよね。駐車場の出入口はさくら通り側だけでしょうか。しろがね通りから車の出入りがないということの計画かどうかをちょっと確認したいと思います。


◯都市再生部調整担当部長(齊藤大輔さん)  これはUR賃貸の工事中のレイアウトというよりは、UR賃貸住宅が建って、再開発事業が始まるまでの間のレイアウトというふうに御理解いただければと思います。この緑の枠の駐車場の出入口については、今のところ、さくら通り側だけの出入口というような形で駐車場と駐輪場の具体的なレイアウトの検討を今しているところでございます。


◯委員(野村羊子さん)  ちょっと狭い出入口で怖いなと思うのと、あと、しろがね通りのほうに、人だけが出入りできるような口というのがあると便利なんじゃないかなとちょっと思ったりしたんですが、そういうことは検討していないのか。


◯都市再生部調整担当部長(齊藤大輔さん)  今、駐車場については、車の駐車のスペースの絵を描いていく中で、しろがね通り側からの出入りというのはちょっと難しいかなというふうに想定をしております。


◯委員(野村羊子さん)  分かりました。
 あと、レンタサイクルの置場がここに今あると思うんですが、それについてはどのようになるかというのを聞いていますでしょうか。


◯都市再生部調整担当部長(齊藤大輔さん)  シェアサイクルですね。シェアサイクルについては、今現状だと、さくら通りの駐輪場の部分にあるんですけれども、さくら通りの第1駐輪場もしくは第2駐輪場、どちらかの駐輪場の側にシェアサイクルの置場を造っていきたいというふうに考えております。


◯委員(野村羊子さん)  私も時々利用するんですけど、割と便利に使われて──場合によってはないことがあったりとかいうのもあるので、便利に使っている方がいるんだとしたら、使えるようにしておいていただければと思います。
 それから、駐輪場の定期が約半分になると。1,000台空きがあるというふうにおっしゃっていますが、3人乗り自転車とか、大きいやつは、やっぱりこの地上部に置く。もちろん、あそこの禅林寺第3でしたか、3人乗り用に駐輪場を造っていますけども、やっぱり地上部に置きたいという思いがあると思いますが、この1,000台のうち、地上部に空きがある──すずかけは地下に入れなくちゃいけない、トリコナにあるのも地下に入れなくちゃいけないって結構大変ですよね。
 そうじゃなくて、3人乗り自転車が置きやすいような駐輪場の空きというのは、どれくらいあるか把握できていますか。


◯都市再生部調整担当部長(齊藤大輔さん)  いわゆる電動の3人乗りの自転車のことだと思いますけれども、具体的に個々の駐輪場でどのような場所の駐輪スペースが空いているのかという、個々の台数確保については把握はしておりませんけれども、今御指摘があったように、すずかけ駐輪場については入れられる自転車のスタイルというか形が決まっておりますけれども、そのほかの駐輪場についても、いわゆる思いやりゾーンのような、大きな自転車が止められるようなスペースも確保しながら取り組んでいるところであります。
 また、さくら通り第2駐輪場は、4月にこの利用停止の周知をした後ですけれども、昨年度末ぐらいでおおむね750台ぐらいの台数があったんですけれども、今、現状でそこから600台ぐらい、要は150台ぐらいは既に契約者の皆さん、ほかの駐輪場に移動されている。こういった自主的な配置の転換を促進しながら、12月末の利用停止のときに困らないような形で、周知を継続して行っていきたいというふうに考えております。


◯委員(野村羊子さん)  本当に大きいのは重たいので大変だと思うので、そういう方々が、それこそ本当にお子さんを保育園に預けて、止めて、走っていくみたいなことをしていらっしゃる方が本当に大変にならないような対応がうまくできればいいなと思います。なかなか難しいかもしれませんけども、その辺りも含めて、担当のほうが対応をちゃんとやっていただけるようにお願いしたいと思います。
 ということで大丈夫かな、あとは大体、皆さん、聞いていただいたと思うので。
 ありがとうございます、終わります。


◯委員長(池田有也さん)  ほかはないですね。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 以上で行政報告を終了いたします。
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◯委員長(池田有也さん)  休憩いたします。
                  午前11時39分 休憩


                  午前11時39分 再開
◯委員長(池田有也さん)  委員会を再開いたします。
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◯委員長(池田有也さん)  議会閉会中の継続審査申出について、本件を議題といたします。
 三鷹駅前地区再開発基本計画・事業等に係る諸問題及び今後の市庁舎・議場棟等に関して調査検討し、対策を講ずること、本件については引き続き調査を行っていくことで、議会閉会中の継続審査を申し出ることにしたいと思いますが、これに御異議ありませんでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 ありがとうございます。御異議なしと認めます。よってさよう決定いたしました。
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◯委員長(池田有也さん)  続いて、次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、次回定例会会期中とし、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくことにしたいと思いますが、これに御異議ありませんでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 ありがとうございます。御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
    ──────────────────────────────────────


◯委員長(池田有也さん)  その他、何かございますでしょうか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。お疲れさまでした。
                  午前11時41分 散会