午前9時27分 開議
◯委員長(池田有也さん) ただいまから三鷹駅前再開発及び市庁舎等調査検討特別委員会を開きます。
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◯委員長(池田有也さん) 初めに休憩を取って、本日の流れを確認したいと思います。
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◯委員長(池田有也さん) 休憩いたします。
午前9時28分 休憩
午前9時29分 再開
◯委員長(池田有也さん) 委員会を再開いたします。
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◯委員長(池田有也さん) 本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、議会閉会中継続審査の申出について、3、次回委員会の日程について、4、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
ありがとうございます。それでは、そのように確認いたします。
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◯委員長(池田有也さん) 市側が入室するまで休憩いたします。
午前9時29分 休憩
午前9時30分 再開
◯委員長(池田有也さん) 委員会を再開いたします。
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◯委員長(池田有也さん) 三鷹市三鷹駅前地区まちづくり推進本部報告、本件を議題といたします。
本件に対する市側の説明を求めます。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長・事務局次長(向井研一さん) 皆さん、おはようございます。三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局からの行政報告になります。今日は、三鷹駅前地区のまちづくりに係る推進状況について2項目、御報告させていただきます。説明は、担当課長の菅原からさせていただきます。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局担当課長(菅原恒一さん) おはようございます。私のほうから、それでは、資料1に基づきまして、三鷹駅前地区のまちづくりに係る推進状況について御説明をさせていただきます。
資料1での報告事項につきましては、2点ございます。1点目は、資料1の表面にありますUR賃貸住宅の先行整備についてです。2点目は、資料の裏面のほうになります、再開発課の執務室移転について。
以上、2点を今日、御説明させていただきます。
それでは、1点目のUR賃貸住宅の先行整備についてから御説明します。資料1の表面を御覧ください。1、UR賃貸住宅の先行整備について。三鷹駅南口中央通り東地区再開発事業の段階的な整備の一環として、さくら通り駐車場・駐輪場用地の一部で、UR賃貸住宅の先行整備が計画されております。この先行整備につきましては、下記の流れで進めることを予定しております。まず、UR賃貸住宅の建設する位置についてですが、資料の下のほうにあります位置図を御覧ください。約1.5ヘクタールの三鷹駅南口中央通り東地区の中の東側に、さくら通り駐車場・駐輪場が位置しております。このうちのさらに東側の部分に、さくら通りと本町通りに面した部分になるんですけれども、こちらのほうでUR賃貸住宅の建設が予定されています。図中で丸で囲んである位置になります。
このUR賃貸住宅の建設に向けては、資料にありますフローの流れで進めていくことを予定しております。フローのほうを御覧いただければと思います。まずは、UR賃貸住宅整備に関する説明会です。三鷹市まちづくり条例の第28条、これは開発事業を行う際に、説明会等を実施することを規定しているものですけれども、この規定に基づくUR賃貸住宅の整備に関する近隣関係住民への説明会が令和6年度に実施される予定となっております。
説明会の対象となる範囲につきましては、UR賃貸住宅の計画敷地の境界から、現時点では、まだ建物の高さは検討中と聞いておりますので、明確な範囲はちょっとお示しできないのですけれども、この計画敷地の境界から計画建物の高さの2倍の水平距離の範囲にある方が説明会の対象となります。
この説明会の後、その次に、用地返還のための市の準備工事等が行われる予定になっております。現在のさくら通り駐車場・駐輪場につきましては、UR都市機構の所有地を市が借り上げて、駐車場、駐輪場として活用している状況にございます。ここで言う返還のための準備工事等とは、さくら通り駐車場・駐輪場のうち、引き続き駐車場、駐輪場として継続運用する部分のレイアウト変更工事、それからUR賃貸住宅の建設のために三鷹市からUR都市機構へ返還する用地、この用地の更地化工事を行うことが、この準備工事に当たるものでございます。
その後、駐車場、駐輪場用地の一部を、つまり更地化しましたUR賃貸住宅の建設を予定している部分の用地を市からURへ返還し、用地返還後にUR都市機構が賃貸住宅の建設工事に入っていくという流れで予定しております。
以上が、UR賃貸住宅の先行整備についての説明となります。
続きまして、資料の裏面を御覧ください。本日の報告の2点目、再開発課の執務室移転についてです。2、再開発課の執務室移転について。三鷹駅前地区のまちづくりについて、スピード感を持って強力に推進していくため、現在の再開発課は4月1日付で廃止されまして、それに代わって都市再生部内に設置されます三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局、こちらの執務室が三鷹駅前地区内に移転することが予定されております。
(1)、移転先です。資料の下のほうにある位置図を御覧ください。移転先は、三鷹駅南口中央通り東地区の西側の位置になります。具体的には、住所が三鷹市下連雀三丁目33番3号アールヴェール三鷹中央通りの2階になります。ここは、昨年まで市民参加でまちづくり協議会、マチコエの活動拠点として使用していた場所になります。ここを引き継ぎまして、三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局の執務室といたします。
(2)、移転日です。移転は、令和6年4月1日からを予定しております。
(3)、当事務所の主な運用想定につきましては、まちづくり推進本部事務局の執務室としてのほかに、再開発事業に係る地権者等の皆様との協議の場、また現在、三鷹駅前地区のまちづくりについて意見交換などを行っております三鷹駅前地区まちづくりに関する連絡会の会場、さらには三鷹駅前地区まちづくり基本構想の実現に向けた様々な活動にも、この場所を活用していきたいと考えているところでございます。
以上が、再開発課の執務室移転についての説明となります。
私からの説明は以上です。
◯委員長(池田有也さん) 市側の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。質疑のある方。
◯委員(太田みつこさん) よろしくお願いいたします。まず、1番目のUR賃貸住宅の先行整備についてお伺いいたします。こちら、現在も広報として、こういう状況ですというのが貼ってあるかと思うんですが、現在、お知らせとして貼っている状況としては、どのように把握されていますでしょうか。今、駐車場の周辺に、ここが変わりますというようなお知らせが貼ってあるんですけども、その辺はどのように把握されているのか。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長・事務局次長(向井研一さん) ちょっと詳細は、どのような形の周知をされているか、ごめんなさい、それは私のほうで確認をしていないのですけれども、駐車場のほうは生活環境部で所管をしておりますので、そこで、それを運営委託をお願いしているまちづくり三鷹、そこと調整をしていると思われますので、ちょっとすみません、都市再生部のほうでは詳細のことについては把握をしておりません。
◯委員(太田みつこさん) ありがとうございます。今、駅前の特にURの方たちを含めて、ここの駐車場、駐輪場がこれから変わっていくという情報はもう皆さん把握していますので、その辺のお知らせというのを、私は少し足りないかなというのを思ってはいたんですけども、まちづくり推進本部のほうでも、ぜひその辺の駅前の周知の状況ですとか、あと、どの辺まで周知していくべきなのかというのを御検討いただきたいなと思っておりますが、いかがでしょうか。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長・事務局次長(向井研一さん) おっしゃるとおりだと思いますので、私どものほうでも、所管と全く調整していないわけではないんですけれども、例えばこれから駐車場、駐輪場を借りている人たち、特に再開発の地権者、関係者の方も中にはいらっしゃいますので、その方々には個別に御案内をしているところであります。これから動きがある、場合によっては、ちょっと場所が動くとか、使えなくなる期間もあるといったようなことも、お知らせをしているということは、動いておりますが、詳細については、これから駐輪場を所管している都市交通課や駐車場を所管している生活環境部と綿密に連携を取りながら、進めていきたいと思います。ありがとうございます。
◯委員(太田みつこさん) よろしくお願いいたします。駐車場も、あれだけの大きなスペースになりますので、日頃から利用している方ですとかも多いですし、特に駐輪場に関しては、いつも満車になっていることも多いので、これでスペースが減るということですと、やはり駐輪場難民のような形で、どこに置いたらいいか分からないという方が絶対出てくると思いますので、その辺の御案内でしたり、今後、そこの駐輪場が減ることに対しての対応というのはどのようにお考えでしょうか。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局担当課長(菅原恒一さん) 駐輪場の台数が減っていくことに関しては、現在、時間貸しのほうはなるべく台数を維持しながら、定期利用のほうを少し数を減らしていくということになる予定になっております。定期利用につきましては、周辺にあります駐輪場の空きなどの御案内などをしながら、あまり混乱のないよう対応していきたいというふうに考えておるところです。
◯委員(太田みつこさん) よろしくお願いします。やはり駅前の駐輪場の問題はすごく大きな課題だと思いますし、また、駐車場の話に戻るんですけど、あそこのさくら通りの駐車場は、中央通り商店会の連携駐車場となっておりまして、割引券も出しているものになりますので、こちらも駐車場が減ることに対しては、中央通り商店会の割引券との連携もありますので、ぜひ早めに御案内をしていただけるといいかなと思っております。
また、この駐輪場に関してなんですけども、ここも近隣にある駅前コミュニティ・センターですとか、住民協議会の方たちが止めている場所にもなりますので、いろんな形で御高齢の方が来たときに、やはり駐輪場がないということも考えられますので、ぜひコミュニティ・センターに対しての連携といいますか御案内というのもしっかりとしていただいて、駐輪場を使っている方が混乱しないように対応をお願いしたいと思っておりますが、そういった近隣との連携というのはどのようにお考えでしょうか。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長・事務局次長(向井研一さん) おっしゃるとおり、近隣の方々への周知というのはとても大事なことだと思っております。先ほども申し上げたとおり、この本部事務局だけで動くのもなかなか難しいところもありますので、庁内横断的に──この本部事務局というのはそういう趣旨でも設置されたところもありますので、関係する部署と住民協議会、コミュニティ・センターの対応であるとか、また商店会のほうの方々への周知というものも、関係部署と連携を図りながら密に行っていきたいと思っております。
◯委員(太田みつこさん) ぜひよろしくお願いいたします。
続きまして、2番目のほうの再開発課の執務室移転についてお伺いいたします。こちらに関しては、スピード感を持って強力に推進していくために設置しますということなんですが、具体的にスピード感を持ってというのはどのようにお考えでしょうか。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局担当課長(菅原恒一さん) 執務室を駅前に移しながら、この開発の地権者さん、あるいは地域の方たちと少し距離を近づけながら、より密なお話をしながら、お話合いの頻度なども高めていきながら、急ぎ、この再開発の計画の具体的な取りまとめを進めていきたいというふうに考えておるところです。
◯委員(太田みつこさん) この執務室というのは、駅前に移転して、地域の人が行ったりですとか、関係者、地権者の方とかが相談に行ったりするようなことができるような場所になるんでしょうか。窓口として何か対応されたりというのは、考えられているのでしょうか。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局担当課長(菅原恒一さん) この事務所につきましては、一般の方誰もが自由に使っていただくというような想定はしていないところでございますけれども、ここに職員が詰めますので、再開発の駅前地区のまちづくりに関しての御質問、御意見等につきましては適宜対応させていただく考えでございます。
◯委員(太田みつこさん) 分かりました。ぜひ駅前に関していろいろと思われている方とかいらっしゃるかと思いますので、適宜対応というのはどのような形で対応するのかというのも考えていただけたらいいかなと思います。
また、この移転先の元マチコエの場所というのは、とても家賃も高く、とても広いと思うんですけども、そのスペースをどのように活用するとお考えでしょうか。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局担当課長(菅原恒一さん) 先ほども少し御説明の中に触れましたけれども、再開発事業に係る地権者や関係者の皆様との協議の場であるとか、まちづくり連絡会の会場としての利用、それから、具体的な内容は今後の検討になりますけれども、まちづくり基本構想の実現に向けまして、将来的にはここでまちづくりとして推進しようとしております緑化であるとか、交通や道路環境の改善、にぎわいの創出や商業振興、ウオーカブルな回遊性のあるまちづくり、こういったことをテーマにしまして、地域の様々な活動をされている市民の方であるとか、団体であるとか、専門家の方などと、このスペースを使いながら協議、交流や、イベントなどでの連携なども取り組んでいきたいというふうに考えておるところでございます。
◯委員(太田みつこさん) ということは、ミーティングルームだったり交流スペースというようなものも、一緒につくっていくというような認識でよろしいでしょうか。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長・事務局次長(向井研一さん) まだ具体的に今の部屋というか、今までのマチコエのスペースを間仕切りをしたりとか、そういうことは今のところ考えておりません。フリーに広いスペースのところで、どういう形でやるかというのは、まだこれから具体的になっていくと思いますけれども、今、菅原課長が申し上げたとおり、いろんなテーマを基に、そこで関係する──今既に駅前でいろいろ活動されている方々もいらっしゃると思いますので、そういう方といろいろ協議をしながら、あそこで何か発信をしていけるような場として、具体的にテーマを決めて進めていきたいなというふうに考えております。
◯委員(太田みつこさん) これから決められていくということで理解するんですけれども、例えば商店会の地域イベントでしたり、阿波踊りの着替え場所とか、市としていろいろ活動している中で、スペースの活用として、いつもコミュニティ・センターの地下を使っていたり、場所がないというようなイベントがたくさんありますので、今思うところは阿波踊りの着替え場所でしたり、阿波踊りの待機場所とか、あと夏まつりの救護所ですね。
やっぱり暑い時期に、ちょっと休めるスペースというのを探されている方がいるので、本当にマチコエのスペース、とても広いので、家賃も高いので、有効に使っていただけるように、先ほど課長からお話があった、まちづくりに関する連絡会のミーティングの場とかというのもそんなに毎日やることでもないですし、講座とか、そういったものも常にやることではなく、スペースを持て余しているのはとてももったいないと思いますので、ぜひ有効に使っていただけるような形で考えていただきたいなと思っております。
以上です。ありがとうございました。
◯委員(紫野あすかさん) よろしくお願いいたします。先行整備について、資料1、ちょっと分からなかったんですけれども、この近隣関係者の住民への説明会のところで、説明会の対象となる範囲は、建物の境界のところから、予定の高さ2倍の水平の距離の範囲内というふうになって、今高さはまだ検討中ということなんですが、具体的にはどれくらいの範囲なんでしょうか。ちょっとイメージが分からないんですけど。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局担当課長(菅原恒一さん) 建物の高さで、この説明の範囲が定められるということに、このまちづくり条例の中で定められていまして、現在、その建物の高さを都市機構のほうで計画の詰めをしているということですので、建物の高さが定まらないものですから、ちょっとその範囲はまだ未定ということになっております。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長・事務局次長(向井研一さん) 補足させていただきます。例えば、これは例えばなので、今、高さについては、まだURから正式な高さというのは聞いておりませんので、例えば30メートルの高さの建物があそこに建つと。そうしたら、その2倍になりますので、60メートル。敷地から60メートルの範囲を水平距離で、位置を地図上で落として、そこにお住まいの方々に周知を行うと、そういう意味でございます。
◯委員(紫野あすかさん) ちょっとそれが、これだけでは意味が分からなかったんですが、じゃあ、建物の高さが高ければ高いほど、広範囲な住民の方が対象になるということですね。これ、いつぐらいにその高さは分かるんですか。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局担当課長(菅原恒一さん) URのほうとしては、令和6年度のなるべく早くに説明会を開催したいということですので、ちょっとその時期がいつになるか具体的にはまだ未定なんですけども、年度明けには説明会に向けての具体的な動きが出てくるかと思います。
◯委員(紫野あすかさん) じゃあ、令和6年度の早い段階で、大体このURの建物の高さがはっきりするということですね。
(「はい」と呼ぶ者あり)
分かりました。その建物の高さの2倍の周辺の住民だけが説明対象ということで、そのほかの、その範囲から外れる方たちはこの説明会には参加できない、もしくはお知らせはしないということですか。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局担当課長(菅原恒一さん) まず、お知らせについては、その対象の範囲の方には郵送で御連絡が行くというふうに聞いております。あと、現地のほうに、そういった説明会が開催される旨の掲示がされるということですので、現地のほうで見て、対象から外れる方も、一応現地の掲示では説明会の開催は把握していただけるような状況になるかと思います。
それから、説明会そのものに対象外の方が参加できるのかどうかというところで、URのほうからは、説明会の範囲から外れるからということで排除するものではないんですけれども、会場が一定のキャパシティーがありますので、会場の状況によって、もしかしたらお断りさせていただくようなケースも出てくるかもしれないというふうには聞いております。
◯委員(紫野あすかさん) 会場はどちらを予定されているんですか。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局担当課長(菅原恒一さん) 会場も厳密にはまだ未定なんですけれども、駅前地区のコミュニティ・センターなどを想定して、今検討しているというふうに聞いております。
◯委員(紫野あすかさん) やっぱり、同じ町内に住んでいて、うちには案内が来たけど、お隣はぎりぎり範囲内じゃなかったから来なかったとか、裏の人は行くのに、私は知らなかったわみたいなことになることも想定されると思うんです、この範囲の決め方ですと。なので、やはりなるべくたくさんの方たちがこの説明会に参加できるような工夫は必要なんじゃないかなって感じます。
やはり、このまちづくりってこのURの賃貸住宅のところだけではないので、様々な、なるべくたくさんの市民がこの説明会には参加できるようにしていただきたいと思います。じゃあ、今のところ、何世帯がこの説明会に来るとかいうことも決まっていないわけですよね。だから、事によっては、大きな会場を設定するとか、来た人は断らずに参加できるように検討していただきたいと要望します。
あと、駐輪場と駐車場を更地に返す工事をするということですけれども、この工事自体は三鷹市のほうで負担するんですよね。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局担当課長(菅原恒一さん) 御指摘のとおり、この土地は今、市がURさんからお借りしているので、それを返すに当たって、更地化をしてお返しするということでお借りしているものになっております。
◯委員(紫野あすかさん) この工事はいつ頃から始まるということも、大体もう決まっているのでしょうか。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局担当課長(菅原恒一さん) 今回、この土地の返還については、URのほうから、令和7年度の夏ぐらいに返してほしいというお話をいただいておるところです。ですので、この準備工事の手順としては、まず駐車場、駐輪場として残す部分のレイアウトの変更をし、そのレイアウト変更が完了した後、返す部分を更地にするという手順で進めようと思っているんですけれども、令和7年の1月から3月、令和6年度の後半に、まずレイアウトの変更を完了し、令和7年度明けましたら、お返しする部分の更地化工事をし、夏にはURのほうに土地をお返しできるような形で進められるよう、今準備しているところです。
◯委員(紫野あすかさん) 分かりました。先ほど太田委員もおっしゃっておりましたけれども、私もさくら通の駐車場のところを使っていたときに、何か看板は出ていたんですけど、よく分からないというか、ちょっと周知がいまいち分かりにくいかなって感じましたので、そこはしっかり見ていただいて、まちづくりのほうでも検討していただければと思います。
先ほどの説明会にちょっと戻っちゃうんですけれども、この説明会の時点で、大体UR側が説明をされるという感じのイメージなのでしょうか。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長・事務局次長(向井研一さん) 説明会は、今回このUR賃貸住宅の整備、建設に伴うものですので、説明者側というのはUR賃貸住宅です。ただ、前回、説明会で三鷹市も出席ということを、この委員会でもお話がありましたけれども、今回、その先ほど言った2Hと言われる、高さの2倍というところに市の駐輪場もありますので、市は説明を受ける側として当然行きますので、説明会の様子は三鷹市の職員も、私たちも行く予定で想定をしているところであります。説明はUR側のほうで行います。
◯委員(紫野あすかさん) じゃあ、その場合、例えば市民、住民の方から何か質問が出たりした場合に、市としては答えることはないという立場ですか。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長・事務局次長(向井研一さん) その辺の三鷹市の説明会の立ち位置というのをどうするかというのは、実際、具体的なその説明会の次第というか、どんな形で進められるかというのは、URと打合せをしたところで決めていきたいと思っておりますけれども、そもそも先ほど冒頭、菅原課長から説明していただいたように、再開発の段階整備の第1弾だという、この再開発の趣旨の中での位置づけでもありますので、そういう質問があれば三鷹市で答えられることもあるかなというふうに思いながらも、やはり今回のこの説明の趣旨というのは、UR賃貸住宅の整備に係るものでありますので、そこのところはちょっと整理をきちっとした上で、どのように臨むかというのは、UR側と説明会前によく調整したいというふうに思っております。
◯委員(紫野あすかさん) でも、そうはいっても、市民の方は、自分が住んでいる人は、何戸ぐらいできるんですかとか、いつ頃から入れるんですかという質問をされると思うんですけど、やっぱり全体の駅前まちづくりだと思って参加している人は、UR側が答えられないようなことも質問が出てくると想定するんですよね。なので、やはりちゃんと三鷹市としても、市民の人が混乱のないように、この説明会を受ける側という立ち位置だけでなく、しっかりとこのまちづくりをやっていく責任者としての立ち位置でこの説明会に臨んでいただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長・事務局次長(向井研一さん) 今ここで、じゃあ、市側も説明者側のほうに行きますということはちょっと明言はできませんけれども、柔軟に対応できるようにUR側とよく調整したいと思います。
◯委員(紫野あすかさん) ぜひ、よろしくお願いしたいと思います。
あと、再開発の執務室の移転なんですけれども、たしか5名とおっしゃっていましたっけ。5名の方が常駐されるということで、予算委員会のときでも、このメリットについて、市民が気楽に話しに来てくれるというふうにおっしゃっていたんですけれども、気楽に話しに行けるような環境なのか。そこにあることもあまり分からなかったり、謎の部屋にならないように、やはり市民が気楽に立ち寄れるような、表に見て分かるような工夫をするとか、ここに行けばいろんな図とか、いろんな資料がもらえたり、展示をされていて、まちづくりの、ここが拠点となる場所なんだということが分かるような何か工夫を考えていらっしゃるでしょうか。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長・事務局次長(向井研一さん) 具体的にはこれからですが、そのようにぜひ努めていきたいと思います。例えば、今想定しているのは、子どもの森、百年の森、これを駅前から発信していくんだというような考え方でおりますので、例えば緑を置いて、皆さんと再開発についてお気軽に、御質問や御意見がある場合はいらしてくださいといったような周知をするとか、そこは今、親しみのあるような場になるように、ちょっといろいろ工夫をしてみたいと思います。
◯委員(紫野あすかさん) そうですね、適宜対応すると先ほどもおっしゃっていたので、いろんな意見を持たれている市民の方とかが突然行っても、断ることなく、アポを取ってくださいとかいうことはなく、突然行っても大丈夫なんですよね。もう一回確認しておきます。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長・事務局次長(向井研一さん) 突然来ていただいて構わないです。5人いて、また結構市役所との間と打合せをしたりする場というのも、当面まだ市役所との調整事というのもありますので、時たまみんなが出払ってしまうこともありますけれども、なるべく、誰でもが、いつでも行って、受付ができるような形の体制を組みながら進めていきたいと思っています。
◯委員(紫野あすかさん) ほかのお仕事もあるので大変かと思いますが、ぜひ市民の声を聞きやすくするような工夫をお願いしたいと思います。例えば、意見箱などを設置して、会えなくても、そこにお手紙を入れておけるような、広く声を聞きますというような工夫をしていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長・事務局次長(向井研一さん) ぜひ参考にさせていただきます。そういうことを前向きに考えていきたいと思います。
◯委員(紫野あすかさん) 終わります。
◯委員(大倉あき子さん) よろしくお願いいたします。まず、URの賃貸住宅の整備に関する説明会、先ほど一定の御答弁があったんですけれども、ちょっとまた確認なんですけれども、この説明会の周知、御案内の看板を掲げるということだったんですが、それ以外にどのような周知方法をされるのか、また回数、どのように考えているのか、分かるようでしたら教えていただきたいと思います。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局担当課長(菅原恒一さん) まず、周知のほうなんですけれども、その対象の範囲の中に住んでおられる方には、郵便で説明会が開催される旨の御案内が行くようにするというふうに聞いております。それから、現地のほうにその説明会が開催される旨の掲示をするというふうに聞いておるところです。
それと、もう一つ、回数なんですけれども、範囲を今、URのほうでどのぐらいの方が対象になるのか調べている状況なので、それを踏まえて、会場なり回数なりを最終的に決めていくというふうに聞いているので、現時点ではちょっと未定になっております。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長・事務局次長(向井研一さん) 回数について補足させていただきます。先ほど、前の質問委員さん紫野委員からも、なるべく多くの市民を対象にということでお話がありましたけれども、多分一定の範囲の中での会場になりますと、結構な人数になると思うんです。なので、1回では無理だろうというふうに思っていますので、複数回お願いしたいということは、市からも、URのこの担当のほうにはお伝えをしておりますので、1回で終わるのではなくて、複数回行うことによって、なるべく多くの方が出席できるような環境をつくってもらいたいというふうに考えているところでございます。
◯委員(大倉あき子さん) 分かりました。いよいよ市民の方、動き始めるんだなということで、とても関心高くいらっしゃる方が多いと思うので、本当に広く皆さんに周知できるような対応をお願いしたいと思います。
それと、あわせて、先ほど紫野委員のほうからもあったんですけれども、この執務室、三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局、こちらなんですが、市民の方が気楽に立ち寄ってという、そういうことを前提としたときに、この再開発というのを三鷹市が担っているのかなということで、URさんと三鷹市と、どういったもののすみ分けかというのが市民にはなかなか見えづらいことがあると思うので、そういったことも含めて、多分、気軽にということになると、再開発課のほうに御相談に来たりとか、お尋ねに来たりとか、いろいろ思いを伝えに来たり、そういったことが想定されるところなんですけれども、そういった構えも考えていらっしゃるのか、お伺いしたいと思います。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長・事務局次長(向井研一さん) そうですね、一般の方は三鷹市が再開発するのかというふうに思われている方も多々おると思いますので、その辺の三鷹市とURの関係、再開発事業というのはどのように進められるのか。今、URというのは、あくまでもこの第一種市街地再開事業の施行予定者として一緒に今連携してやっているわけですけれども、その辺の関係性なども、その場に来たときに御説明できるような、そういう案内をするとか。
また、URとも、今度、三鷹の事務所が非常に近くなりますので、道路を挟んで前がURの事務所で、ちょっと斜めになりますが、今度の執務室の場所になりますから、URともよく連携して、URの方にもこっちに来てもらうとか、我々もURのほうに行くことも多々あると思いますが、その辺の関係性とか説明については、分かりやすく周知できるように努めたいと思います。
◯委員(大倉あき子さん) よろしくお願いいたします。それと、12月の委員会のときに移転概要説明会でしたっけ、前回あったかと思うんですけれども、やっぱりこのURの賃貸住宅の整備に関する説明会が始まることで、また、そこに住んでいる住民の方、事前に移動の説明会を聞いてからも、どうしたらいいのかということで悩まれたりとか、説明会、一方的に聞いただけで、よく理解ができないまま終わってしまったりとか、また、あそこに来られない住民の方もいたかと思います。
やはり、御高齢者の方も多いので、ここは行って終わりということではなくて、本当に寄り添って、その方が安心しても、移転先、こういうふうなことで、ここに住めるんだなというめどが立つまで、本当に寄り添って対応していただきたいなと考えるところなんですが、その後の進捗、どのようになっているのか、お伺いしたいと思います。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局担当課長(菅原恒一さん) UR賃貸住宅に現在お住まいの方で、先日URのほうから説明会があった方たち等、その後は個別のお話をさせていただいているというふうには聞いております。現地のほうにも窓口も設けられているということですので、現在はまだ今後の移転について、いろいろな御相談を受けているという状況かと認識しています。
◯委員(大倉あき子さん) 分かりました。また、再開発課の執務室と、あと第三住宅のURの事務所が本当に非常に近くなっているということで、ここの連携って本当にこれから重要になってくると思いますし、動き始めることによって市民の方の心も動いていくと思うので、ここはどっちの窓口に来てもしっかり連携して受け止めていただいて、そこは違いますよというのではなくて、対応をしていただけたらありがたく思いますので、よろしくお願いします。
それとあわせて、このURの賃貸住宅、こちら、令和7年度に条件説明会があって、たしかその3年後に、令和10年頃、そちらに移転される人も移転されるというような説明があったかと思うんですけれども、この今のURの建物、下に商業施設とかもあるかと思うんですが、この方たちが全部退去されるというのはいつ頃をめどにされているのか、お伺いしたいと思います。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局担当課長(菅原恒一さん) 今回の先行整備されるUR賃貸住宅につきましては、UR賃貸住宅の住宅にお住まいの方たちを対象に、先行的に移転先を確保しようということで動き出している部分になりますので、具体的には、商業施設の方たちの移転というのはまだ、これから再開発事業の中で計画を検討していくことになりますので、いつ頃その方たちが移転をできるかということについては、ちょっとまだ現在未定ということになります。
◯委員(大倉あき子さん) ここのURも防災の視点からも、やっぱり先行的にスピード感を持って始めるというふうなことで、ここをまず始めるということを理解したところなんですけれども、そうやって考えたときに、やっぱりここを早く建て壊すということも、1つ、大きな課題なのかなというふうに思っておりますので、ここはやっぱりその視点を大事にしていただいて、子どもの森の基本プランの兼ね合いもあるかと思うんですけれども、今本当に非常に地震が多い毎日で、みんな不安になっている思いもあるかと思うので、そこは意識をしていただいて取り組んでいただけたらと思います。
あと、最後に、今、資材価格とか人件費とか、本当に高騰していて、再開発がストップしたりとか、計画変更を余儀なくされているということがあるかと思います。今、「子どもの森」基本プラン、お示しをしてくださっているところなんですけれども、そういったことから今後、大幅に変更される可能性というのもあるのかということをお伺いしたいと思います。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長・事務局次長(向井研一さん) 資材の高騰とか、人件費、作業する人がいないとか、いろいろ問題があって、各地で展開されている再開発事業にも影響があって、プランの見直しをしなきゃいけない。また、場合によっては、地権者の方に負担をしてもらうというような話も、新聞、またテレビなどのニュースなどでも、そういう報道を聞いているところでございます。
三鷹市はこれから具体的な計画に入っていくのですが、特に事業費を考えるときに、今言われたような資材の高騰による全体の事業費の影響はどうなるかというのは、非常に大きな問題というふうに捉えております。
この間、予算委員会でも何度かそういう説明はあったと思いますが、現実的な事業費がどのくらいになるということについてはまだ決められているわけではありません。そもそもの施設計画を地権者の方々とまだ調整している段階であります。ただ、やはりその中で、資材の高騰によってどれだけ影響が出てくるかということを今詳細に確認をしていかなければいけないということで、そういう視点でも検討を進めているところでございます。
場合によっては、少し公共が持つ公益施設等の少しボリュームを考え直さなきゃいけないというところもあるかもしれませんが、まだ全体のことをお示ししていませんので、具体的にここをこうする、ああするというところまでは今こちらでは答弁することはできませんけれども、そういった視点も、今、常に念頭に置いて検討を進めているところであるということを申し上げておきたいと思います。
◯委員(大倉あき子さん) ありがとうございます。よろしくお願いします。
ごめんなさい、最後にもう一つなんですけれども、12月の委員会のときに、URの新しく建設される賃貸住宅、商業施設が入るんですかという質問があったかと思うんですけれども、次年度の早い時期にお示しできるかもというような話があったかと思うんですが、その方向性って、今示せるものはあるのか、お伺いしたいと思います。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局担当課長(菅原恒一さん) 今、UR都市機構さんのほうで、まさにその説明会に向けて計画の最終の詰めをしている状況になっておりますので、説明会のときには御説明の中にそういった内容も含まれてくるとは思うんですけれども、今の段階では、現時点では各種調整中というふうに聞いております。
◯委員(大倉あき子さん) ありがとうございます。
商業施設、これから「子どもの森」基本プランの中でも本当に非常にこれは課題になってくるかと思うんですけれども、三鷹の市民の方で三鷹市で買物ができない、武蔵境や吉祥寺に行ってしまう、三鷹市にお金が落ちないということを、昨日も改めてしみじみと語られていた方がおりました。
この商業施設に関しては、ぜひ──緑にこだわってしまうと市民ニーズと離れたものができてしまうということもすごく感じるところなので、どういったニーズが必要なのかということをきちんと調査をしていただいて、本当に市民に喜んでいただける、にぎわいのあるもの、できるかどうかは別としても、三鷹の基本プランのほうにはできると思いますので、御検討のほうお願いしたいと思います。
以上で終わります。
◯委員(赤松大一さん) よろしくお願いいたします。このフローを見ると、やはり説明いただいたとおり、まず高さが決まらないとという、そこからスタートを切ると思うんですが。ただ、課長のほうからは、令和6年度の早くに説明会をしたいとURさんのほうからあったということで、先ほど御答弁いただいたところでございます。説明会がいよいよスタートすることがこの事業の大きなスタートを切ることになるかと思うんですけども、その際に、次の段階の用地返還のための市の準備工事というのは、説明会を終わった後どのぐらいでスタートされるのか、お聞かせいただけますか。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局担当課長(菅原恒一さん) 用地返還のための市の準備工事につきましては、令和6年度の後半、令和7年1月以降に、まずレイアウト変更の工事に入っていきたいと思っております。その後、令和7年度の頭から、URの賃貸住宅の建設用地として、返還する部分の更地化工事をするというようなことで考えております。
◯委員(赤松大一さん) 分かりました。結構長い工事になるかと思うんですが、この敷地内の工事の際に、これ、いつぐらいから閉鎖になってしまうんでしょうか。それとも、閉鎖しないで工事するんでしょうか、お聞かせください。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局担当課長(菅原恒一さん) 一部、返還する部分につきましては、令和6年12月までは現状のまま、まだレイアウト変更の工事は始まりませんので、現状のまま使っていただける状況でいきたいなと思っております。
令和6年度以降、一部工事に入りますので、一部分の駐車場、駐輪場が使えない状況が出てくるだろうというふうに考えておりますけれども、全部が一度になくなるわけではなくて、なるべくなくなる台数が最小になるように工事は進めたいと思っておるところです。
◯委員(赤松大一さん) 分かりました。令和6年12月ぐらいにということですが、これ、やはり他の委員さんも質問があったとおり、やはりこの駐車場をしっかりと、例えば仕事とか生活の中で使われている方がいらっしゃるかと思います。ですので、要は告知はどのぐらい前からしていただけるんでしょうか。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局担当課長(菅原恒一さん) 月極駐車場につきましては、既に順次、令和6年12月までですということで、告知が契約者の方にされているというふうに聞いております。駐輪場の定期利用のほうにつきましては、半年くらい前から、順次御案内をしていく予定というふうに聞いています。
◯委員(赤松大一さん) 分かりました。月極の方はもう既にということで、駐輪場もそうでございます。また、一時利用の方もいらっしゃるかと思いますので、これに関しましては、私も一時利用している機会があるんですけども、とにかくしっかり丁寧にというか、分かりやすい表記、告知というか、していただきたいと、これは要望でございます。日頃から仕事等で使って、営業とかで来て、突然閉まっているとかいうことで、大きく影響されるかと思いますので、その辺は丁寧に、分かりやすいような形で告知していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
また、今回のこの土地返還に伴って、特に位置図の中にありますUR賃貸住宅建設予定位置、この楕円の色が濃いところですが、この場所等を活用されて、例えば地域のイベントとかお祭りとか、この地域で場所を借りて、いろいろ休憩所とかにされていた方々がいらっしゃいますが、その方々が、要はここが返還されることによって、年間の大事な行事の中である休憩所等に使っていた場所がなくなってしまうということは、非常に死活問題であるかと思うんですが、その辺に関しては、これ、URにこれを望むというのは難しいかと思うんですが、市としては、しっかりその辺は、例えばその団体の方々と御相談をしていただきながら、代替の確保とかいうことも非常に大事な観点かと思うんですけども、今後どのように取り組まれていかれるのか、お聞かせいただけますでしょうか。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長・事務局次長(向井研一さん) まずは、このさくら通り駐車場・駐輪場は、まず車や自転車を止める場所としての代替ということの考え方。やはり継続的に使えるようなという視点で、段階的に整備をしつつ、また近隣の駐車場、駐輪場への誘導というものも考えているところであります。
今言われたような、そういう駐輪場、駐車場以外の使い方、イベントでの活用ということもありますので、どうしてもボリュームがちっちゃくなっていくわけですので、その辺で使えなくなってしまうところもあると思いますが、先ほど太田委員からもありましたように、マチコエの今度の施設を、そういったものの──休憩場所とか、そういったものの活用、またURとも、URの事務所、あそこも今どんどん、耐震上問題があるということで、広く使うということは抑えられているようですけれども、そこでの一時的な活用などについては、URにもお願いをして、柔軟に対応できるかどうかということも模索をしていきたいというふうに思っております。
◯委員(赤松大一さん) 分かりました。ありがとうございます。やはり、イベントとかをやられる方に関しては非常に死活問題であるということをお話しさせていただきましたが、URに返しちゃったからもう知らないよというのではなくして、しっかりとその辺も、返した後でも、地域の大事なイベントでありますし、ある意味で駅前の活性化にもつながるイベントでもありますので、その辺は、これは市としてしっかりと丁寧な対応をしていただきたいと要望させていただきますので、よろしくお願いいたします。
以上で終わります。
◯委員(岩見大三さん) すみません、よろしくお願いします。ちょっと気になったんですけど、この工事箇所のスペースを見ていますと、こちらのいわゆる三鷹シティホテルの前からばあっとさくら通りに向かって工事箇所という感じになっているんですけど、これ、工事が始まった場合に、今の駐車場の出入口がありますよね、あの出入口の部分に、いわゆるその工事の資材等も含めてなんでしょうけど、そういうところが絡んでくるという、今の時点でちょっと想定は難しいと思うんですけど、その辺いかがでしょうか。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局担当課長(菅原恒一さん) 今、時間貸しの出入口になっている部分は、UR賃貸住宅の建設の部分に入ってしまうことは確実かなと思っておりますけれども、時間貸しのほうの車の出入口は、ちょっと今ぎりぎりのところで、恐らく外せるのではないかなというふうに聞いております。
◯委員(岩見大三さん) というと、今の出入口の現状のまま工事を行って、こちら側の要するに工事をやっていない箇所の駐車場はそのまま使えるというようなことですよね。ですから、どうなんでしょう、ちょっと思ったのは、むしろそうであれば、少し費用はかかるとは思うんですけど、駐車場の入り口をもう少し駅側のほうに移動させるとか、ちょっとそういう配慮をされたほうがいいのかなというふうに今感覚的に思ったものですから。
その辺の市のほうと、UR側の意向もあるでしょうけど、そういった点の工事の在り方といいますか、そういう部分では市側の意見として申し述べるという感じではいかがですか。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局担当課長(菅原恒一さん) 今、最終的にどういう範囲を返還するとか、どういうレイアウトをするかというのは、令和6年度になってからの検討になりますので、なるべく利便性がいいようになるように、今後の使い方なども検討していきたいと思います。
ただ、今、さくら通り沿いはURさんの賃貸住宅の工事になる。残っているところに、路線バスのバス停などもあったりして、意外といろんな機能が込み合っているところですので、そういうものをうまく考えながら、利便性の高い暫定利用ができるように考えていきたいと思います。
◯委員(岩見大三さん) 分かりました。利便性と、あと当然でしょうけども、危険があまりないような形での運用をお願いしたいと思います。
それと、こちらの執務室ということで、先ほど来いろいろ御質問があって、確かに大変広いスペースの中で活用となると、逆に言うと、駅前再開発での告知云々だけではなくて、いろんな使い方もあるのかなというふうにも思って、それはこれから検討されると思うんですけど。例えば、あそこの通り沿いに看板を立てたとして、いわゆるこの執務室の名称、例えば看板を出すとしたら、どういう形の名前をつけて、されるのかと。
そういう、市民から見たりとかしても、名称のつけ方とか、看板の立て方って結構大事かなというふうに思うので、その辺はいかがでしょうか。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長・事務局次長(向井研一さん) マチコエみたいな愛称を募集するとかいう考え方もなきにしもあらずだと思うんですけど、まだ具体的に、何かそういう愛称をつけるかどうかということは今のところまだ考えておりませんが、基本は、非常に言われるとあれかもしれませんが、今のところは、まだまちづくり推進本部事務局という表札のようなものをあそこに置いていきたいと思いますけれども。
先ほど、親しみのあるといったような、もうちょっとそれにプラスアルファしたようなものが周知できるような看板とか名称とか、そういったものも考えていきたいと思います。現時点では、今そういうところについては、具体的なところは考えておりません。
◯委員(岩見大三さん) 分かりました。そうですよね。使い方が複合的になっていけば、それに応じて名称も検討されるのかなとは思いますので、その辺のことも含めて、なるべく親しみやすいような感じのものをお考えになっていただければと思います。
以上です。
◯委員(大城美幸さん) 2つ質問したいんですが、まず1つは、資料1の左側のフローで、確認ですが、UR賃貸住宅整備に関する説明会は、令和6年になるべく早くって言っていたので、4月、5月、6月ぐらいかなと思うんですよね。先ほど赤松委員からあった、用地返還のための市の準備工事等は、説明会が終わって、駐輪場や駐車場の人たちにいろいろ周知、告知する時間があるので、2番目のところは令和7年1月から3月ということでいいんでしょうか。
その次が、駐車場の一部返還が令和7年4月から夏にかけてということでしょうか。この4つの囲みの一定のスケジュールを確認したいんですが。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長・事務局次長(向井研一さん) 今、大城委員おっしゃったように、まず説明会はなるべく年度初めなので、4月、5月、6月、まさに上半期を予定したいと思っています。それから12月までちょっと間が空いちゃうよねという感じもするのですけれども、施政方針にも記載をさせていただいておりますが、賃貸住宅の建築工事、またそのレイアウト変更工事に伴いまして、今あそこに小屋というか、さくら通りの駐車場の入り口のところに建物があると思いますが、あれについてのアスベスト調査とか、そういった調査も行う予定で、説明会開催後、そういった調査も予定をしております。
その後、多分令和6年度の後半、先ほど申し上げたレイアウト変更工事というのがあるのですけれども、それについての発注の準備、図面を作成したり、積算をしたりということに一定の時間がかかりますので、おおむね9月から12月ぐらいまでにかけては、発注準備などに伴う期間になるというふうに考えております。ですので、アスベスト調査は、7月、8月、9月という夏場の辺りを予定をしているところでございます。
それで、令和7年度以降、更地化工事、これは今現在のさくら通り駐車場のところのUR賃貸住宅が建てる建物部分については、今回、予算のほうでも債務負担行為で更地化工事の予算を計上させていただいておりますけれども、それを市側のほうで行いまして、令和7年の前半、夏場、おおむね9月、10月ぐらいを予定しておりますが、そこからUR賃貸住宅の工事に入っていくというようなスケジュールでいるところでございます。
◯委員(大城美幸さん) UR賃貸建設工事が令和7年夏ということでよろしいんですか。ちょっと今、更地化工事が令和7年度前半とおっしゃいましたよね。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長・事務局次長(向井研一さん) 現時点、想定しているのは、更地化工事は令和7年度に入って、これを三鷹市の工事として行うのが4月から、おおむね8月、夏場ぐらいを予定しています。それから、用地の返還の手続を行いまして、UR側のほうの工事、その後、準備工事などあると思いますけれども、夏というんでしょうか、9月以降に準備工事に入っていくというふうに聞いておりますので、この後はUR側のほうの作業になっていくと思います。
◯委員(大城美幸さん) 分かりました。今お話を聞いて、アスベストの調査もしなきゃいけないということが分かったのですが、もうちょっとタイムスケジュール、詳細なのが分かればよかったかなと思いました。
あと、もう一点ですが、執務室移転ですが、5人の職員が詰めるというお話でしたが、職員の役職っていうか、どういう人が詰めるのかというのが分かれば、教えていただきたい。なぜ聞くかというと、1人は、例えば3人のうち誰かが必ずいるとかなのか。それは、市民がいろんなことを言ってくるのに、本当にちゃんとその場で答えられるのかということを心配するので、お尋ねします。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長・事務局次長(向井研一さん) この間、予算委員会で質問があって、5人というふうに申し上げました。これ今、現再開発課の課長以下の職員が5人であります。今のところ、この後、人事異動の内示などもありますので、人事の構成というのは、この後また変わってくるかもしれません。ここでは詳細を申し上げることができませんが、少なくとも課長以下、管理職は必ずそこの5人の中には含めた形で体制を組んでいきたいというふうに思っております。
三鷹市とオンラインでいろいろ連絡をしながらとか、また市民の方、地権者の方が来られたときに対応できてちゃんと説明ができる体制が組めるように、人員体制を考えていきたいと思います。
◯委員(大城美幸さん) 分かりました。管理職が必ず詰めるということで、訪ねてきた市民をたらい回ししたり、不満を持って帰らせるようなことがないようにしていただきたいと思います。
◯委員(中泉きよしさん) よろしくお願いします。最初にちょっと伺いたいんですが、この資料1というのは、これはちょっと私は手元に来て読んでびっくりしたんですが、あまりの内容のなさにびっくりしたんですが、これは誰が、誰宛てに、何のために作った資料なんですか。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長・事務局次長(向井研一さん) 誰かというのは三鷹市、私どもが作った資料であります。ただ、UR賃貸住宅の整備については、詳細のスケジュールというのが、大枠のスケジュールは聞いておりますけれども、その辺がまだ詳細を記載できないので、先ほどタイムスケジュールをもうちょっと細かくというお話もあったんですけれども、そういう情報があれば、きちっとタイムスケジュールも載せられればと思ったのですけれども、今回、UR側から聞いている公に示せる資料としては、こういう流れでお伝えしたいということで、UR賃貸住宅の先行整備については、この間、この委員会の中でも御説明しているところでありますので、来年度、こういうような流れで進みたい、進んでいくという流れを委員の皆さん方に周知すべく、このような資料を作ったところでございます。
◯委員(中泉きよしさん) いや、先ほど、今、言及のあった大城委員からもそうなんですが、書かれてしかるべき、また書かれていなければならない情報があまりにもなさすぎるんじゃないのかなあという気がして、本当に聞かなくてもいいことまで、この資料では聞かないと明らかにならないというのが、ちょっとこの資料としてどうなんだろうというのが、私はこの数日前に頂いて、今日まで読んできたときの印象です。
このまちづくり推進本部をつくるときも、6か月近く前ですが、それはスピードアップして、業務を充実させるためにということだったんですが、それから6か月近くたって出てきたのがこれ1枚。そして、その片面はURのやること、裏面は引っ越すということだけ。時間軸の中で、こういう事業の進め方とか、報告事項という理解をしなければいけないんでしょうか、私どもは。もう少し何かあるんじゃないんですか。推進本部をつくって、6か月、報告すべきことというのはないんですか。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長・事務局次長(向井研一さん) 今回の大きく2つの報告事項というのは、令和6年度予算に係る内容でもあったということで、時系列的に予算委員会の後にこの特別委員会が開かれたというところもあるのですけれども、先行整備の、例えばこの更地化工事であるとか、これも6年度の予算をお認めいただいたところで、前提で進められるものというふうに捉えております。
この執務室の移転についても、これも令和6年度予算の中で賃借料、また、向こうに執務室として移転する費用というものについては、向こうに行ってからの予算というのは令和6年度予算として計上させていただいておりますので、詳細はまだこういうふうになりますというふうには書けない状況もあったということも踏まえて。ただ、とはいっても、現時点のこの後の流れというのは、やはりこの当委員会で周知をしながら進めていくというスタンスの下に資料作りをしたところがありますので、若干内容がない、もうちょっと情報があるべきという御指摘というのは理解はできるのですけれども、そういったことも鑑みて、このような資料を作ったというような前提があります。
◯委員(中泉きよしさん) いや、予算を認めてほしいということであれば、もっと情報を書かなければ、予算の検討がしようがないんです。だから、予算に関わらなくても、もう少しこの働きについて書いていただかないとということで──私も予算特別委員会に入っていませんが、最後に賛否をつけなければいけませんので。
最初に太田委員からあったように、このショールームというのはどういう役割だということで、この裏面の2の(3)、ちょっと後で順番が戻ったり何だりしますけれども、ここの(3)で書かれているようなことだということにあったのと、その後、紫野委員からあったように、突然誰が行ってもいいんですか、大丈夫ですかというときに、いいですよと言った。ショールームになるのか、カフェになるのか、何になるのか、私には分からないんですが、どうもその時々での答弁の趣旨が変わっているんじゃないですかね。
誰が来てもいい云々ということであれば、この(3)のところにそれを書いて、市民の皆さんの交流の場とか、意見交換の場とかいうのがなければ、先ほどの向井事務局長の答弁との整合性というのが、私、分からないんですが、この資料を見ても、あの答弁には行き着かないんですよ。近隣の方が突然行っても大丈夫云々、対応します云々というのが、そういうことがこれには書かれていないんですよ。これ、ここから読み取れますかね。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長・事務局次長(向井研一さん) 冒頭というか、菅原課長のほうから初めに御説明をしたところの誰でもというのが、再開発に関係なく、何となく三鷹市に何か物を申したいとかということで、こちらに来て、三鷹に対するいろんな意見とか、三鷹市の市政に対することというようなものについて言いたいということについては、いや、ここはそういう場所ではありませんと。
やはり、一定のここに来ていただく方の趣旨というのを、そういうものは確認をさせていただくということは前提にあります。ただ、やはりこの再開発についていろいろ聞きたいとか、子どもの森ってどんなことを考えているんですかと言っている、三鷹市が今お示ししているようなプランとか構想について、考え方を聞きたいとかということについては、誰しもが来て、対応できるような、そういう体制を組みたいということを言っております。
そういったものは、まずは地権者や関係者というのがメインになりますが、そういう等々の協議の場というところで、再開発事業に係る内容について、何か広く市民の方が来られるということであれば、そういったものについてお答えできるというようなことを、具体的には書かれておりませんけれども、この(3)の2つ目のぽつの中で協議、説明するような場というように考えているところでございます。
◯委員(中泉きよしさん) そうですか、協議の場というのは、すみません、じゃあ、私が先ほど、紫野委員の質問に対して向井事務局長が答えたことと、私はちょっと取り違えたので、そういうことということでいいんですね。
(「はい」と呼ぶ者あり)
分かりました。じゃあ、それはそのように認識します。
それでは、また、1ページにちょっと戻っていただいて、このURの建て替えの件ですが、これはやはり、この建物についてはURがやるのかもしれませんが、再開発の中の一環として恐らくやるのだろうという位置づけですから、そのときに、これはUR側がやる説明会だからということで、ここでの質疑もなかなか我々が新しく知る情報はないなというところがあるんですが、もう少しこの1.5ヘクタールの中でこのUR賃貸住宅の東側の建設というのがどういう位置づけとか、今後、ここの後にどう行くのかというのは、市なり、再開発ということを主体にした、もしくは全体を俯瞰した説明とか、そういうものがなくてよろしいんでしょうか。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長・事務局次長(向井研一さん) 改めてこの資料の中で、この段階的な整備の一環というふうに資料1の中で書かれておりますが、その辺の考え方をまた改めてここでは記載をしておりませんが、この間、この委員会の中では「子どもの森」基本プランの中で、再開発事業というのは、この中を一体的にこれから進めていくという考え方というのは申し上げて、それは御説明してきているものというふうな前提に立ってこの資料を作っております。
詳細というか、第一種市街地再開発事業という、その法定上の再開発の事業に関して言えば、このUR賃貸住宅というのはその再開発からは外れています。約1.5ヘクタールというのは、一体的に再開発として進めていく段階整備の一環なんですけれども、賃貸住宅は再開発事業からは、そういう趣旨で説明をすれば外れている位置になります。そういったことをまた事細かにこの中で改めて説明するということであれば、そういう趣旨は理解しますが、そういうことはもう既に説明しているという基でこの資料を作っている、そういう状況です。
◯委員(中泉きよしさん) ごめんなさい、私の言い方が悪い、ここでではなくて、説明会でということです。説明会で集まった方々に、この1.5ヘクタールの再開発に携わる市から、全体を俯瞰した説明とか、そういうものは要らないということなんですか。この建物がぽこっと建つ1つのことだけについて、URからの説明があるという位置づけなんですか、この説明会というのは。
──────────────────────────────────────
◯委員長(池田有也さん) 休憩します。
午前10時47分 休憩
午前10時48分 再開
◯委員長(池田有也さん) 委員会を再開いたします。
──────────────────────────────────────
◯委員(中泉きよしさん) ということは、じゃあ、またそれは別途、再開発、この1.5ヘクタールについては、市が主催でやる場面があるということの理解でよろしいんですか。それは、どこが主催して、また改めた機会というのがあるのかないのかというのを伺えれば。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長・事務局次長(向井研一さん) 今申し上げて、今の御質問というのがUR賃貸住宅とは別の、残りのいわゆる再開発事業として進める部分のところの説明会というのは、将来、再開発の事業がもうちょっと具体化したところでは、施行予定者であるURが主体になるかもしれませんけれども、そこは三鷹市として再開発事業を一緒にしていくものでありますから、そのときは三鷹市側も一緒にそこは御説明をする、そういう場になるかというふうに考えております。
◯委員(中泉きよしさん) 分かりました。
では、次、2ページ、執務室の移転について伺います。これは、マチコエの事務所に越すということで、先ほどから随分広い場所云々というところに5名での執務ということだったんですが、これは、例えばこのすぐ近くに市が持っている産業プラザですとか、もしくは──URと一緒に開発していく建物ですから、これから取り壊すであろう、そこの中は今随分空いているんだから、そちらに持っていけば、もっとコストの面だとか、執務がやりやすいやりにくい、自分たちの持ち物云々ということ、そういう検討というのはされた上で、それを上回る何かのメリットがあって、ここに決めたということなんでしょうか。ここに決めた経緯をもう少し伺えますか。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長・事務局次長(向井研一さん) これも予算委員会で市長も答弁させていただきましたけれども、やはりこちらの内装の工事とか、このマチコエの施設については、一定の投資を三鷹市側もしております。それに対して、やはりこの施設を三鷹市として十分活用して、回収していくという言い方はあれですけれども、場所もとてもいい場所にあるということは認識をしておりますので。もちろん、マチコエのときもそうでしたが、これからこの三鷹の駅前でいろんな事業を展開するときに、産業プラザの活用とか、現在のURの第三住宅とか、空いているところはありますけども、あちらは耐震性に問題があるので、そこを執務室とか、職員が入るというのは好ましくないだろうと。
ということと、あとは産業プラザのほうは──とはいっても空いているところがあるわけではありませんので、そういう検討はしてまいりましたけれども、この場所、とてもいい場所にお借りすることができましたので、マチコエの後、十分それを活用できるように、再開発の部隊がそこに入っていくというような検討経過から、この場所を継続して使うという考え方になっております。
◯委員(中泉きよしさん) それで、先ほどから執務室、どのように使うのかという質問が幾つかありましたけれども、どうも──うまく使うには、これから検討しますというのが多かったんですが、今検討している使い方では割と過剰な広さなんですか。
私は、今どういうものを持っていって、そこを広い、高いと言われている事務所を使うのかというのが、その執務室、5人でやるというものと、広い、高いという事務所とのバランスがうまく取れないんですが。それは、4月1日から、移転日となっていますが、今、この時点ではまだ検討中というお答えが多いんですが、実は早い段階からそこを十分に有効に使う手だてというのはほぼ想定できているものなんですか。
どうも、先ほどから伺っていて、もっと狭いところでよかったんじゃないの、もっと安いところでもよかったんじゃないの、税金で家賃を払うならというふうに思えるんですが、いかがでしょう。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長・事務局次長(向井研一さん) 現在の再開発課の執務環境を考えたら、非常に広い場所になります。まず、5人の執務室の場所としては、これは一般的に言っては広過ぎると思います。かなり広いと思います。ぜひ4月1日以降、予算をお認めいただいたところには、ぜひ来ていただいて、御覧いただければと思いますけれども、執務室としては十分な、十二分に広過ぎるぐらいの広さがありますので、だからこそ、ここでどういうことを展開するかというのがとてもポイントになると思っています。
それが、私たち市の職員がそこに行って、現場に行って、再開発はもとより、これからの駅前のまちづくりをここを拠点にどのように展開していくかというのが、私たちの目指すまちづくりにより資するような取組がここで展開できるかというのがポイントになると思いますので、それを具体的に、今、こういうことをやりますということまでは、ちょっとまだ決めかねているところでありますけれども、緑化の推進であるとか、にぎわいの創出とか、交通の問題とか、こういったテーマに、様々な方とここで協議ができるような場として展開ができればというふうに考えているところでございます。
◯委員(中泉きよしさん) これで終わりますけれども、このまちづくり推進本部、昨年の10月1日付でつくるということが発表されたときも、スピード感を持って云々ということがありましたが、今回のこの移転についても、スピード感を持って強力に推進していくためというふうになっておりますので、先ほど申し上げた10月1日にうたわれたそれの割には、ちょっと6か月近くたって出てきた資料がこれかということを最初に申し上げましたが、ぜひ4月1日以降、スピード感を持って強力に推進していくためというものを実践していただければと思います。
以上で終わります。
◯委員(野村羊子さん) じゃあ、すみません、最後に。ちょっと、幾つか確認だけしていきたいと思います。賃貸住宅の先行整備ですけれども、高さがまだ未定だということですけれども、ここ、最大どれくらいの高さが建つか把握していらっしゃいますか。
さっき30メートルを例に出されましたけど、そうすると、あの周辺から考えたら、10階建てぐらいとしたら、もう少し建つでしょうと。あるいは、最近のURの建設からいくと、もっとばあんと建てちゃう可能性があるので、高さ制限はどうだったかという確認と、例えば15階建て、45メートル近くというものが建つとしたら、2倍の距離を考えたら、中央通り辺りまで範囲として入るのか、具体的に、もしそれが例えば15階建て、45メートル、90メートルというと、中央通りを超えた先まで入るのかとか、ちょっとそれ、具体的に分かれば教えてください。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局担当課長(菅原恒一さん) あそこに建つ建物の高さが未定ということでお答えさせていただいているので、具体的な距離等はまだ未確定ではあるんですけれども、あそこの建物を一定程度のものが建てば、中央通りを超えた辺りまでは行くのではないかというふうに想像はしております。
◯委員(野村羊子さん) ありがとうございます。日照が、やはりこれから先問題になって。幾つもビルが建っているので、複雑な計算というか、実際にどこまでどう日が当たるか当たらないか。でも、今ビルの隙間で朝日が入っていたところが入らなくなるとか、そういうようないろんなことがあると思います。日照の影響としては、線路際まで行っちゃうぐらいの感じというふうに想定していていいですか。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局担当課長(菅原恒一さん) 日照等がどのような状況になるかまではちょっと把握していないところです。それにつきましては、URのほうで今、詳細に検討しておりまして、説明会の中で御説明がされるというふうに考えます。
◯委員(野村羊子さん) 分かりました。なので、実際には、今対象外の方も参加可能というふうな話があったので、ぜひその辺も、影響が及ぶ範囲って実際にはその2倍以上のところにあり得るので、そこは丁寧に、できれば郵送ではなくて、ポスティングでもいいので、そういう案内をしてもらうようにURに依頼することは可能でしょうか。ちょっと範囲を超えちゃうと思うんだけど、そういうことが依頼できるかどうかというのを確認したいと思います。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局担当課長(菅原恒一さん) 影響の範囲の中の方たちには、郵送されるということなんですけれども、それ以外の方への周知につきましては、現状聞いておるのは、現地で告知がされるということのみですので、そこはUR都市機構のほうに、より広く告知されるようなことは考えてほしいということは要請していきたいと思います。
◯委員(野村羊子さん) あそこは、たしか町内会の看板も建っているので、もしポスティングが駄目なら、少なくともそこに貼る。周辺の町会、幾つかありますよね。その辺に貼るくらいのことをぜひ要望していただければと思います。やはり、それなりの影響──ある意味、長年何もないところにぼおんと建つわけだから、周りに対する影響、眺望も含め、景観も含め、富士山が見えなくなったって昔からいろいろ言われますけども、そういうような話も出てくる可能性があるので、ぜひいろんな形で周知していただければと。
それと、先ほど出てきた駐車場の出入口の話ですけど、バス停と絡むじゃないですか。あの辺、どういうふうにうまくやりくりできるのか、それは何となく見通しが立っているでしょうか。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局担当課長(菅原恒一さん) 先ほども、ちょっと現状、あの辺の出入口、駐車場の再配置のレイアウトについては、次年度検討ということで、まだ詳細は決まっていないところですけれども、一応支障のないように配置できるのではないかというふうに当たりとしてはつけているところです。
◯委員(野村羊子さん) 現実には、今、駐輪場の辺りを一部潰して駐車場にするような話になって、それから今ある駐車場を潰すというようにやるわけだから、今の話でも全部を使えなくなるような形にはならないというふうなところで、駐輪場が一時全部使えなくなるみたいな、そういうふうな進め方になっちゃうのかどうかというのを確認します。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局担当課長(菅原恒一さん) そのレイアウト変更の作業等も今後の検討になるので、確実にどうできるというのは言えないところなんですけども、またその契約の方とのお話の進め方などもあるかと思いますので、瞬間的にでも、一旦皆さん解除みたいなことも想定されるやに聞いていますので、なるべく契約が継続されるように、機能が止まらないようにということを考えながら進めたいとは思っております。
◯委員(野村羊子さん) 分かりました。できるだけ具体的に例示をして周知する。ここからここまではいつまで使えますよとか、ここからここはいつ、今度こっちがこれで使えますよみたいな、そういう来年度の年間、あるいはこの先、返還の先の1年間半についてどういうふうに実際動いていくのかみたいなことが分かるような図示をしていただけると見通しが立つと思うんですよ。なくなっちゃう、違うところへ行く、またできたの、戻れるのとか、うろうろしちゃうと申し訳ないと思うので、できるだけ見通しが立つような形で、その変更の工事の動きを見せていただけるとありがたいと思うし、できれば現地だけじゃなくて、市のホームページとか、まち鷹のホームページとか、各駐輪場で配るとか、市民の皆さんに分かるような形でお願いしたいと思います。
執務室の話ですけど、私もこれ、最初からぜいたくだと思っていますので、それについては、やはりぜいたくだと思っていると。来年度予算で1,301万9,000円の賃借料なんですよね。これ、だから月100万円というものをかけてやるだけの費用対効果をどうやって出せるのかという、そこはもう一回ちょっと聞きたいなと。
それと、これの契約。賃貸で借りているので、2年前に契約をしたんでしょうか。それで、それがいつまでなのか、あるいは新たに契約し直すのか、その契約が何年間の予定なのかというのを確認したいと思います。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局担当課長(菅原恒一さん) マチコエの時点での契約につきましては、2年間の契約で、今年度末までを期限とした契約です。それを更新しまして、4月1日から契約をするということで、3年間の契約を予定しております。
◯委員(野村羊子さん) マチコエのときは、マチコエの活動期間を考えて2年間としたと。今回は、この先いつまでかかるか分からないと言えば分からないので、取りあえず3年間と、そういう解釈で契約をしたということでいいですか。ちょっと確認します。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局担当課長(菅原恒一さん) すみません、ちょっと正確な内容をもう一度お話しさせていただきます。従前のマチコエの時点での契約は、令和3年4月1日から令和6年3月31日まで。これも3年間の期間で契約しております。この後、令和6年4月1日、我々が移転してからの契約につきましては、令和6年4月1日から令和9年3月31日までを期間とした契約を結ぶ予定になっております。
◯委員(野村羊子さん) 分かりました、3年間、商業施設的には妥当だし、あの広さから考えて、あの場所でその家賃というのはあれだけど、やっぱり本当にこれだけのものをかけてやると。私から言わせれば、やっぱり公約だからこれだけのことをやるんだねということはあるんですけど、でも本当にそれだけの意味があるのかというのは、私も非常に問題だと思っています。
奥に執務室的な場所があって、手前に会議室というのがあってというのは、最初のオープンのときに見させていただいたので、分かっていますけども、もし本当にそうやって使うのであれば、市民が、例えばこの間マチコエで活動していた人たちのグループが団体活用する、グループ活用するとか。本当に、これだけ金を使うのに──私は別のところを探せとか言いたいけど、やるんだったら、本当に使えるように、住民、マチコエの活動グループがミーティングをするとか、そこで人を集めて何かやるとか、無料で使えるようなくらいのことを考えて、まち推の職員だけが考えてやるんじゃなくてというふうなことを思いますが、検討の余地はあるでしょうか。
◯三鷹駅前地区まちづくり推進本部事務局長・事務局次長(向井研一さん) 検討の余地は大いにあると思っております。それが駅前のまちづくりにどういう形で資するような取組になっていくのか、そういうテーマを掲げる中で、これまでのマチコエのいろんな取組の内容というのは成果が出てきているところでありますので、そういった方たちと、まさにそこで協議をしながら進めていく、そこから発信していくということは大いに考えられると思いますので、参考にさせていただきたいと思います。
◯委員(野村羊子さん) 分かりました。
資料の提示の仕方というのが課題になりましたけども、本当に、説明不足の資料、いつもどれだけ中身をきちっとやれるかというのが委員会の質疑でもあると思っていますので、私も事前に確認をしたりしながら、何をここで確認するかということをやっていますけど、やはり、どう市民に分かるような資料を作って──つまり、これは公開されている資料、委員会に提示された資料というのは公開でオープンになっていくものだから、そこをきちっと読みやすいもの、分かりやすいものにしていくようにするかは、私も今後検討していっていただきたいなというふうに思います。
終わります。
◯委員長(池田有也さん) 以上で三鷹市三鷹駅前地区まちづくり推進本部報告を終了いたします。
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◯委員長(池田有也さん) 休憩いたします。
午前11時08分 休憩
午前11時09分 再開
◯委員長(池田有也さん) 委員会を再開いたします。
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◯委員長(池田有也さん) 議会閉会中継続審査申出について、本件を議題といたします。
三鷹駅前地区再開発基本計画・事業等に係る諸問題及び今後の市庁舎・議場棟等に関して調査検討し、対策を講ずること、本件については引き続き調査を行っていくことで、議会閉会中の継続審査を申し出ることにしたいと思いますが、これに異議ありませんでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
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◯委員長(池田有也さん) 次回委員会の日程について、本件を議題といたします。次回委員会の日程については、次回定例会会期中とし、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくことにしたいと思いますが、これに御異議ございませんでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
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◯委員長(池田有也さん) その他、何かございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
なしということで。それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。ありがとうございました。お疲れ様でした。
午前11時10分 散会