午前9時29分 開議
◯議長(伊藤俊明さん) おはようございます。ただいまから全員協議会を開きます。
──────────────────────────────────────
◯議長(伊藤俊明さん) 本日の流れはお手元に配付したとおりであります。御協力のほどよろしくお願いいたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◯議長(伊藤俊明さん) それでは、令和6年度予算の内示について、本件を議題といたします。
本件に対する市側の説明を求めます。
◯市長(河村 孝さん) 皆さん、おはようございます。本日はお忙しい中、全員協議会を開催させていただきました。ありがとうございます。
このたび、令和6年度予算が取りまとめられましたので、現段階における具体的な内容について、議員の皆様に御説明させていただきます。
元日には能登半島地震が起きまして、多くの建物の倒壊や道路の寸断、土砂災害など、甚大な被害がありました。改めて防災対策の重要性を実感し、三鷹駅前再開発事業や国立天文台周辺のまちづくりをはじめとした防災・減災のまちづくりを着実に推進していかなければいけない、そういう決意を新たにしたところでございます。
また、不安定な国際経済情勢等を背景に、原油価格や物価の高騰が長期化しております。市民生活や経済活動に支障が生じており、切れ目のない支援が求められています。そしてまた、市民サービスの調達コスト全般に影響が及ぶなど、市の財政にも影響が生じております。
こうした状況の中で、令和6年度は、約2年半にわたり活動をしてまいりました市民参加でまちづくり協議会、これの政策提案を反映しました第5次三鷹市基本計画を策定いたしまして、それに基づいて実行する初年度となります。4年間のまちづくりビジョンを「まちの声をカタチにして実践する三鷹の新時代!」と称しまして、コミュニティの創生と未来への投資を優先課題に位置づけております。
未来志向のまちづくりを積極的に、かつスピーディーに進めていくために、選択と集中により施策の重点化を図りながら、三鷹駅前再開発事業の段階的な整備や市立小・中学校の給食費の無償化の実施など、スタートダッシュを切るための施策を令和6年度予算に盛り込んでおります。
一方で、給食費の無償化によりましては、多額の財政負担が経年的に生じることから、保育園の運営形態の見直しをするなど、新たな財源確保にも並行して取り組んでいきます。
それでは、引き続き予算編成の考え方や各会計予算の計数面、具体的な事業の概要につきまして、各担当より御説明させていただきます。
なお、予算案に関する要望等につきましては、例年どおり、皆様で御協議の上、市議会として一致した御意見を取りまとめていただければ、十分に検討させていただくというふうに考えております。
よろしくお願いいたします。
◯企画部長(石坂和也さん) それでは、資料に沿って、令和6年度予算の概要を御説明いたします。
1ページを御覧ください。予算編成の考え方についてです。1行目に記載のとおり、令和6年度の一般会計の予算規模は831億8,797万2,000円、前年度予算と比較すると53億4,487万3,000円、6.9%の増で、5年連続で過去最大の予算となりました。
予算編成の考え方の第1は、下段に記載の物価高騰に伴う支援の継続で、国の総合経済対策に伴う給付のほか、市の独自事業として、困難に直面している市民や事業者の方に対して食材費高騰分の支援を継続いたします。引き続き、補正予算等を含め適時適切に対応していきます。
次のページとなります。第2は、第5次三鷹市基本計画に基づく施策の推進です。令和6年度は、三鷹市基本構想及び第5次三鷹市基本計画に基づき取組を本格化する年度となります。個別の事業については、後ほど企画部調整担当部長から御説明させていただきますが、1点目の「百年の森」に向けた段階的なまちづくりとエリアマネジメントの推進、2点目のゼロカーボンシティーの実現に向けたまちづくりの実践。右側のページとなりますが、3点目の地域における防災活動の充実と強化、4点目の時代の変化を捉えたコミュニティの創生と誰もが暮らしやすいまちの実現。次のページ、4ページとなりますが、5点目、子どもが輝き安心して暮らせるまちづくり、そして6点目の文化の薫りの高い三鷹に向けたまちの魅力の向上といたしまして、未来志向のまちづくりを積極的かつスピーディーに進めていく予算としています。
なお、冒頭、市長が申し上げました給食費の無償化に伴う今後の財源確保につきましては、4ページ中段に記載のとおり、公設民営保育園の公私連携保育園への転換をはじめとした運営形態の見直しなどにより、財源の捻出に向けた取組を並行して進めていきます。
右のページ、第3は持続可能な自治体経営の推進です。1点目の行財政改革といたしまして、アの行政サービスの質と量の適正化では、東京都の補助金を活用し、エデュケーション・アシスタントを配置することに伴い、1年生の1学期の間に市単独で配置していた教育活動支援員を見直すほか、インターネットの利用や移動販売の普及等により、買物支援事業を廃止いたします。
次に、イの組織と職員定数についてです。組織は、令和6年4月からの見直しで、令和5年第4回市議会定例会での組織条例の改正を踏まえ、都市再生部に住宅政策課を新設するとともに、都市交通課を移管いたします。また、母子保健に関する事務を子ども政策部に移管するほか、保育の質の向上と適正化を図るため、保育支援課を新設いたします。
職員定数では、事業の新規拡充に合わせ、職員を適切に配置するとともに、より一層の組織体制の強化と職場環境の充実を図るため、職員定数の増員を図ります。
ウのスマートシティ三鷹では、市民課窓口の書かない窓口に向けた新たなシステムの導入、生成AIの活用による業務効率化などに取り組むほか、次のページの記載となります、6ページですが、令和7年度のガバメントクラウドへの移行に当たっての国庫補助金の拡充を要望してまいります。また、税3課及び市民課でのフリーアドレス制の導入に合わせまして窓口機能を拡充し、業務の効率化や労務環境の改善、来庁者の利便性の向上を図ります。
エの受益と負担の適正化では、低所得者の負担に配慮しながら、国民健康保険税と介護保険料の改定を行います。また、学童保育所育成料について、指定管理料が増加傾向にあることから、見直しに向けた検討を進めます。
次に、2点目の財政基盤の強化のうち、まずアの地方財政を取り巻く課題への対応では、ふるさと納税の影響として16億円規模の減収を見込んでおります。そのため、FC東京と連携した新たな体験型の返礼品により、市の魅力発信に努めながら財源確保を図るとともに、市内大学の応援寄附を新設するなど、多くの方に共感していただけるような取組を進めます。
次に、右側のページ、イの国や都の補助金に関しましては、引き続き市の施策に合致した補助金を活用して事業の拡充を図ります。
次に、ウの市債と基金についてです。市債については、都市再生の財源などとして活用いたします。基金につきましては、収支の乖離が拡大し、取崩しは前年度予算を大幅に上回ることとなりますが、令和5年度補正予算において積立てを行い、年度末時点において一定水準の基金残高を確保することとしております。
次のページ、8ページを御覧ください。参考として、令和6年度予算に関連して、令和6年第1回市議会定例会に提出を予定している主な議案6件を掲載しております。
右側のページ、9ページを御覧ください。令和6年度予算の概要です。(1)の一般会計の予算規模は、冒頭で申し上げたとおり、831億8,700万円余、下段の(2)の特別会計の予算規模は397億2,000万円余です。
12ページを御覧ください。市税は398億4,900万円余で、前年度比3億7,500万円余、0.9%の減を見込んでいます。法人市民税や固定資産税は堅調な伸びとなりますが、個人市民税の定額減税による減収は9億2,400万円余と見込んでおり、市税全体では前年度を下回ることとなります。なお、定額減税による減収分については地方特例交付金として全額補填されます。
右側、13ページの市債は、一般会計の発行予定額が13億6,600万円余で、前年度比0.5%の減。基金の取崩しは、一般会計が34億7,800万円余で、前年度比14億8,800万円余、74.8%の増を予定をしております。
続きまして、会計ごとの特徴点を御説明いたします。14ページ、15ページを御覧ください。初めに、一般会計です。左側のページ、歳入のうち、市税、基金、市債については、先ほど申し上げたとおりです。第3款 利子割交付金から第9款 環境性能割交付金までの各種交付金は、東京都の見込みを反映した計上となっております。中ほど第10款 地方特例交付金は9億400万円余の増で、定額減税による減収を補填する交付金の増となります。第15款 国庫支出金は、24億900万円余の増で、国の低所得者支援及び定額減税を補足する給付に伴う交付金の増などによるものです。第16款 都支出金は7億9,800万円余の増で、令和6年度からの学校給食費の無償化、令和5年度補正予算で実施いたしました保育料の多子世帯軽減に係る財源の計上などにより増となるものです。
右側のページ、歳出の第3款 民生費は、31億5,200万円余の増で、国の低所得者支援及び定額減税を補足する給付のほか、児童手当の拡充などによるものです。第6款 農林費は、牟礼の里農園(仮称)の用地取得費の計上などにより14億5,400万円余の増となります。第10款 教育費は、井口グラウンド(仮称)の整備に着手することなどから5億8,500万円余の増となります。なお、第12款 予備費はコロナ禍前の1億円に減額いたします。
続きまして、16ページ、17ページをお開きください。ここからは、各特別会計となります。国保会計は187億8,400万円余で、前年度比1,300万円余、0.1%の減です。
右側のページ、第3款 国民健康保険事業費納付金は、都独自の新たな財政支援などにより減となります。
左側、第1款 国民健康保険税は、改定を反映して増となり、第5款 繰入金のその他繰入金は1億200万円余の減となります。
介護サービス会計は6億9,100万円余で、令和3年度のはなかいどうの大規模改修事業債の元金償還の開始に伴い、右側のページ、第2款 公債費が増となることなどから、前年度比1,700万円余、2.5%の増となります。
介護保険会計は150億2,000万円余で、前年度比1億8,600万円余、1.3%の増で、計画を踏まえた1年目の計上となります。第3款 地域支援事業費は、包括的支援に係る国・都支出金の予算計上の一本化に合わせて、地域包括支援センター運営費等を一般会計に組み替えることから減となります。その一方で、第2款 保険給付費はサービス利用者の伸びを反映して増となります。
左側、歳入では、保険給付費等に対する法定負担割合に応じた増があるものの、一般会計の組替えを反映した内容となっております。
続いて、18ページ、19ページをお開きください。後期高齢者医療会計では、52億2,300万円余で、前年度比2億2,400万円余、4.5%の増です。これは、被保険者数の増などによって、東京都後期高齢者医療広域連合への納付金が増となることが要因で、左側、第3款 繰入金は3,900万円余、1.9%の増となります。
次に、下水道事業会計です。左側、収益的収入及び支出の純利益は1億9,000万円余、前年度比7,100万円余、27.2%の減となります。
右側、資本的収入及び支出は、不足額が6億4,400万円余で、この不足額については当年度分損益勘定留保資金等で補填をいたします。
私からは以上です。引き続き、企画部調整担当部長から主要事業を御説明させていただきます。
◯企画部調整担当部長(伊藤恵三さん) 引き続き、令和6年度予算における主要事業の中から、特徴的なものを御説明いたします。
21ページを御覧ください。2のまちづくり応援寄附の推進です。FC東京と連携したNFT画像の返礼品を拡充するほか、卒業生等が母校を応援する市内大学応援寄附を開始します。
22ページを御覧ください。3のフリーアドレス制の導入、拡充です。税3課及び市民課で導入等を行い、窓口機能の拡充により利便性を向上するとともに、職員の労務環境の改善を図ります。
24ページを御覧ください。7の男女平等参画の推進です。男女及び多様な性の平等参画のための三鷹市行動計画2027(仮称)を策定するとともに、パートナーシップ宣誓制度の運用やLGBTに関する相談窓口を開設します。
右側のページ、9のみたか地域ポイントの本格運用です。令和6年度から本格運用を開始し、付与ポイント数等の見直しやポイントを寄附できる制度の導入、ポイント決済が可能な店舗の拡充に取り組みます。10の人権施策の推進です。人権を尊重するまち三鷹条例(仮称)に基づき、審議会の設置や相談体制の整備を進めるほか、条例の普及啓発に取り組みます。
26ページを御覧ください。12の第5次三鷹市基本計画の策定です。市民参加でまちづくり協議会の政策提案など、多様な意見を反映し、令和6年6月に計画を策定するとともに、関連する個別計画の策定に取り組みます。
28ページを御覧ください。14のスマートシティ三鷹の実現に向けた取組です。スマートシティ三鷹構想2027を策定するとともに、生成AIの導入やSNSを活用したプッシュ型情報発信等の実装に取り組みます。
右側のページ、15の書かない窓口サービスの実現です。市民課での住民異動届等の申請に当たり、書かない窓口システムを導入し、窓口サービスの向上を図ります。
30ページを御覧ください。19の三鷹市コミュニティ推進計画(仮称)の策定です。令和5年度に策定する基本方針を踏まえ、住民協議会在り方検討会などの意見を反映して計画を策定します。
右側のページ、23の公共施設への太陽光発電設備の設置です。公共施設への太陽光発電設備等導入可能性調査の調査結果を踏まえ、井の頭コミュニティ・センター本館に設置をいたします。
33ページを御覧ください。27のアール・ブリュットみたか2024の開催です。共生社会の推進や多様な芸術文化に触れられる機会を提供するため、実施体制を見直して開催します。なお、民生費でも障がい者団体の芸術文化活動支援に係る経費を計上しております。
40ページを御覧ください。4の地域共生社会の実現に向けた重層的支援体制の推進です。地域福祉コーディネーターを増員して各地区に1人配置するとともに、相談機会を拡充するなど、重層的支援の充実を図ります。
右側のページ、5の介護、障がい福祉サービス事業所への食材費高騰に伴う支援の延長です。引き続き、物価高騰の影響が大きい食材費について、高騰分を支援します。なお、幼稚園、保育施設に対しても同様の支援を行います。
42ページを御覧ください。8の調布基地跡地福祉施設の整備等に向けた取組です。公募により決定した事業者と費用負担等を定める基本協定を締結し、令和7年度の開設に向けて建設費の助成を行います。
44ページを御覧ください。10の認知症にやさしいまち三鷹の取組のさらなる推進です。認知症の方や家族等の意見を聴きながら、認知症に係る計画の策定や条例の制定に向けて取り組むほか、普及啓発を図るイベントを開催いたします。
46ページを御覧ください。13の福祉Laboどんぐり山の本格運営です。在宅医療・介護研究、介護人材育成、生活リハビリの各センターの有機的な連携を図りながら運営を本格化していくほか、最新機器を活用した在宅医療・介護のモデル環境の創出を検討いたします。
右側のページ、14の低所得者支援及び定額減税を補足する給付金による生活支援です。国の総合経済対策に基づき、新たに住民税非課税等となる世帯や、減税額が定額減税額に達しない方を対象に給付金を給付いたします。
49ページを御覧ください。3の児童手当の拡充です。12月支給分から所得制限の撤廃や支給対象年齢の拡充等を行います。
50ページを御覧ください。6の子ども人権基本条例(仮称)の制定に向けた取組です。こども基本法の基本理念に基づき検討委員会を設置するとともに、子ども、若者の意見を反映させながら、令和8年度の制定に向けて取り組みます。
52ページを御覧ください。9の(2)、ベビーシッター利用支援事業の実施です。一時的に保育が必要となった保護者がベビーシッターを利用する際に、東京都の補助制度を活用し利用料の一部助成を行います。
56ページを御覧ください。16の学童保育所待機児童ゼロの継続等に向けた取組です。小学校の教室等を活用することで、運用定員の拡充を図るほか、申込児童が多く見込まれる一小学童保育所C(仮称)について、令和7年度の開設に向けてリース方式で整備をいたします。
58ページを御覧ください。1の産後ケア事業の拡充です。デイサービス型の対象施設の拡充や訪問型の事業を新たに実施するとともに、課税世帯に対しても利用料減免制度を導入します。
60ページを御覧ください。5の新型コロナウイルスワクチン接種の定期接種化への対応です。国の方針に基づき、令和6年度よりB類疾病の定期接種として、65歳以上の高齢者と60歳から64歳で重症化リスクの高い方を対象に実施をいたします。
右側のページ、6の地下水の水質調査における検査項目の拡充です。市内井戸を対象に災害時の活用等も見据え、有機フッ素化合物(PFAS)も対象に加えて調査を実施いたします。
62ページを御覧ください。8の姉妹町等と連携したカーボンオフセット事業の実施です。森林環境譲与税を活用して、福島県矢吹町及び山形県白鷹町と連携したカーボンオフセット事業を実施いたします。
64ページを御覧ください。2の牟礼の里農園(仮称)整備事業の実施です。牟礼の里公園と玉川上水のアクセス確保と農空間の保全を図るため、生産緑地を買い取り、令和8年度の利用開始に向けて設計に取り組みます。
68ページを御覧ください。1の商店街の維持、活性化に向けた支援の充実です。商店会活動に対する相談や連携づくり等の支援を行うほか、地域団体等との連携事業や新規出店者に対する助成を新たに行います。
71ページを御覧ください。6の三鷹産業プラザ新創業支援施設の整備です。1期棟1階のリニューアル工事を実施し、交流型コワーキングスペースの開設や開店希望者のチャレンジスペースの整備など、起業・創業支援機能の強化と災害時における事業継続支援等の環境を整備します。
72ページを御覧ください。1の熱中症対策の推進です。三鷹駅前緑の小ひろばと三鷹中央防災公園にミスト設備を設置し、クールスポットを創出します。
74ページを御覧ください。7の宮下橋の架け替えです。令和8年度の供用開始に向けて、企業管の移設の後、3か年の架け替え工事に着手をいたします。
右側のページ、10のさくら通り駐車場・駐輪場の一部返還に伴う整備工事の実施です。まちの機能を維持した段階的な整備手法として、UR都市機構が当該敷地の一部において、老朽化した賃貸住宅を新たに建築するための環境整備に着手をいたします。
11のみたかバスネットの抜本的な見直しです。井の頭地区及び西部地区での実証運行を踏まえ、令和7年1月からのAIデマンド交通の本格運行への移行に向けて取り組むとともに、交福ネットワークを目指し、三鷹市交通総合協働計画を策定します。
76ページを御覧ください。12の三鷹駅南口駅前広場等の交通環境改善に向けた取組です。JR東日本が所有する線路沿い駐輪場の敷地を活用したバス降車場の整備工事を実施し、二重降車による交通混雑の解消を図ります。
80ページを御覧ください。6の国立天文台と連携したまちづくりの推進です。土地利用基本構想を策定するとともに、具体的な配置計画を盛り込んだ土地利用整備計画(仮称)の策定に着手します。その下、7の井口特設グラウンドの利活用の推進です。公募により医療事業者の選定を行い、基本協定及び定期借地契約の締結に向けて取組を進めます。なお、教育費の計上となりますが、グラウンドや東西通路の整備に取り組みます。
右側のページ、10の上連雀三丁目暫定集会施設用地の利活用の検討です。施設の老朽化が進んでいることから、土地交換や官民連携事業の利活用など、まちづくりの相乗効果が生じるような事業スキームの調査、研究を行います。
82ページを御覧ください。11の三鷹幼稚園跡地の利活用です。令和6年3月に閉園する跡地に、地権者の理解を得ながら、子どもたちの居場所となる施設の整備に向けた基本プランを策定いたします。その下、12の三鷹駅前地区再開発の推進です。緑化推進、中央通りの商業空間、道路環境の整備の具体的な取組や新たなコミュニティバスのルートについて検討を行うほか、南口中央通り東地区再開発で整備する公共施設の内容等について整理を行います。
89ページを御覧ください。3の住宅確保要配慮者への居住支援です。不動産関係団体や福祉団体等とともに、支援のプラットフォームとなる三鷹市居住支援協議会(仮称)の設立に向けて取り組みます。
91ページを御覧ください。4の防災NPO団体Mitakaみんなの防災の運営支援です。運営費の補助を行い、防災意識の啓発や地域で共助の核となる人材の育成など、地域の防災力向上に向けた活動を支援いたします。
92ページを御覧ください。2の学校給食の無償化の実施です。東京都の補助金を活用し、令和6年4月より、市立小・中学校で提供する学校給食費を無償化します。
94ページを御覧ください。8の国立天文台周辺のまちづくりにおける義務教育学校に関する研究の実施です。研究会を設置し、義務教育学校の在り方について検討を進めます。
右側のページ、10のスクール・コミュニティの実現に向けた学校3部制の推進です。第2部の取組として、部活動がない種目等の地域クラブ活動の立ち上げや、みたか地域未来塾の拡充を図るとともに、第3部の取組として、学校開放施設の拡充やスクール・コミュニティに関わる人材の養成に取り組みます。
96ページを御覧ください。11の長期欠席、不登校及びその傾向にある児童・生徒への支援です。小学校4校に校内別室を設置し、子どもたちが安心して個別最適な学びができる環境を整えます。
100ページを御覧ください。6の中原小学校の建て替えに向けた取組です。令和9年度からの建て替えに向けて検討委員会を設置して検討を行い、基本プランを策定します。
103ページを御覧ください。2の三鷹跨線人道橋跡ポケットスペース(仮称)の整備です。撤去工事後の南側階段跡地に設置するポケットスペースに、階段の一部の現地保存や橋桁の一部を移設するための設計に取り組むほか、記念グッズの試作品を製作します。
104ページを御覧ください。3の地域子どもクラブ事業の拡充です。新たに1校で長期休業日も含めた毎日実施とするほか、7校で日数の拡充を図ります。
106ページを御覧ください。4の大沢総合グラウンド等の再整備の実施です。大沢総合グラウンドについて、サッカー・ラグビー場の人工芝や防球ネットの張り替え、管理棟横広場の整備などの設計に取り組むとともに、大沢野川グラウンドの階段の改修工事を実施いたします。
109ページを御覧ください。4の保険証の廃止に伴う資格確認書の交付です。マイナンバー法の改正により、令和6年12月に現行の保険証が廃止されるため、マイナ保険証を保有していない国保の被保険者に資格確認書を交付します。なお、後期高齢者医療特別会計でも同様の対応を行います。
説明は以上です。
◯議長(伊藤俊明さん) 以上で市側の説明は終わりました。
これをもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。
以上で全員協議会を散会いたします。お疲れさまでした。
午前10時00分 散会