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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(令和4年東京外郭環状道路調査対策特別委員会) > 2022/09/22 令和4年東京外郭環状道路調査対策特別委員会本文
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2022/09/22 令和4年東京外郭環状道路調査対策特別委員会本文

                  午前9時28分 開議
◯委員長(伊藤俊明君)  おはようございます。ただいまから東京外郭環状道路調査対策特別委員会を開きます。
    ──────────────────────────────────────


◯委員長(伊藤俊明君)  初めに休憩を取って、本日の流れを確認いたしたいと思います。
    ──────────────────────────────────────


◯委員長(伊藤俊明君)  休憩いたします。
                  午前9時28分 休憩


                  午前9時29分 再開
◯委員長(伊藤俊明君)  委員会を再開いたします。
    ──────────────────────────────────────


◯委員長(伊藤俊明君)  本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、議会閉会中継続審査申出について、3、次回委員会の日程について、4、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
    ──────────────────────────────────────


◯委員長(伊藤俊明君)  市側が入室するまで休憩いたします。
                  午前9時30分 休憩


                  午前9時31分 再開
◯委員長(伊藤俊明君)  それでは、委員会を再開いたします。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


◯委員長(伊藤俊明君)  行政報告、本件を議題といたします。
 本件に対する市側の説明を求めます。


◯都市再生部長(久野暢彦君)  おはようございます。本日、都市再生部から2点報告がございます。1点目は、外環整備に伴う安全・安心のまちづくり連絡協議会書面開催について、これが1点。それと、もう一つ、外環事業に係る取組状況について、この2点を報告させていただきます。よろしくお願いいたします。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹君)  それでは、資料について説明させていただきます。それでは、次第の1、外環整備に伴う安全・安心のまちづくり連絡協議会(令和4年度第1回)書面開催について御説明します。
 資料1を御覧ください。1、開催日、開催方法及び参加者数です。(1)、開催日は令和4年7月28日木曜日、(2)、開催方法は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から書面開催としました。(3)、参加者数は22人です。
 2、内容です。連絡協議会の構成員の変更について、賛否の確認を行いました。また、今後、整備が予定されている市道第184号線代替道路の切り回し工事についてお知らせし、御意見等をいただきました。
 市道第184号線代替道路の切り回しについて、2ページを御覧ください。工事概要になります。中央ジャンクションの中央を東西に走る現在の市道第184号線代替道路箇所において、地下部の埋め戻し工事を行うため、約3か月間、道路を北側に切り回します。埋め戻し工事完了後は、現在の位置に戻す予定です。切り回し期間は、令和4年10月下旬頃から令和5年2月中旬頃を予定しています。
 1ページにお戻りください。2、内容の最後の箇所です。外環整備に伴う安全・安心のまちづくり連絡協議会(令和4年度第1回)書面開催の次第につきまして、参考資料1に記載していますので、後ほど御確認ください。
 3、主な意見・要望です。市道第184号線代替道路の切り回し期間は、誘導員の配置や速度抑制の看板設置等を実施し安全の確保を図ってほしい、工事現場見学会を幅広い対象に実施してほしい、除雪作業や除草作業を実施し、適切な管理を行ってほしいなどをいただきました。
 資料1については、以上です。
 次第にお戻りください。2、外環事業に係る取組状況について御説明します。資料2を御覧ください。1、本線トンネル工事等の掘進状況について(令和4年9月中旬時点)です。2ページを御覧ください。1、本線トンネル(北行き・南行き)東名北工事の進捗状況です。北行き(がるるん)、南行き(みどりんぐ)については掘進を停止しており、これまでの内容と変更はありません。
 2、本線トンネル(北行き・南行き)大泉南工事及びFランプシールドトンネル工事の進捗状況についてです。こちらも掘進を停止しており、これまでの内容と変更はありません。なお、南行き(グリルド)は現在補修中であり、10月下旬までかかるものと聞いています。
 3ページを御覧ください。3、中央ジャンクションA・Hランプシールドトンネル工事の進捗状況です。中央ジャンクション北側Aランプシールドは、4月19日に初期掘進作業を完了し、現在、設備の段取り替えを行っています。中央ジャンクション北側Hランプシールドは、6月16日から本掘進作業を開始しており、9月12日時点でHランプ立て坑から274メートルに位置しています。
 1ページにお戻りください。2、中央ジャンクション(仮称)地域において現在行われている工事の状況について(令和4年9月中旬時点)を御説明します。
 4ページを御覧ください。6つの工事を記載しています。黄色の枠、まる1、中央ジャンクション南側Bランプシールドトンネル工事及びまる2、中央ジャンクション南側Fランプシールドトンネル工事です。シールドトンネル工になり、準備工として防音設備工事及びシールドに係る附帯設備工事等を施工中です。
 紫の枠、まる3、東京外郭環状道路中央ジャンクション南工事です。連結路、換気所地下部等の構築に向け、現在、掘削工事及び躯体構築を行っています。
 青の枠、まる4、東京外環中央ジャンクション北側ランプ函渠(その2)工事です。工期が令和5年3月31日まで再契約されました。ランプ部地下躯体構築等を行うもので、現在、躯体構築工事及び埋め戻し工等を施工中です。
 赤の枠、まる5、東京外環中央ジャンクション北側Aランプシールド(その3)工事及びまる6、東京外環中央ジャンクション北側Hランプシールド(その3)工事です。Aランプシードは、現在初期掘進を完了し、本掘進作業に向けた準備を行っています。Hランプシールドについては、令和4年6月16日より事業地内において本掘進作業を開始しています。
 資料に係る御説明は以上となります。


◯委員長(伊藤俊明君)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。


◯委員(寺井 均君)  よろしくお願いします。資料1の外環整備に伴う安全・安心のまちづくり連絡協議会の件ですけども、今回、連絡協議会の構成員の変更がありました。これは人の入替えなのか、構成がどういうふうに変わったのか、教えていただきたいと思います。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹君)  今回、構成員の方につきましては、22名のうち9名の方が替わられました。これは、PTAですとか、役員さんが変更になったことに伴うものと聞いております。
 以上です。


◯委員(寺井 均君)  9名の方が替わられたということで、これというのは、特にこういう協議会の場での引継ぎとか、そういうことはされることはなくて、いわゆる事前にそういうことをやられているというようなことでよいのか。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹君)  こちらのほうから、特に内容について御説明というのは、申入れがありましたら行うんですけれども、各協議会の中におきまして、この開催内容については周知をしていただいておりますので、その中で対応しております。
 以上です。


◯委員(寺井 均君)  分かりました。あと、裏面の市道の第184号線の道路の切り回しの件ですけども、今回、北のほうに多少動いてという形なんですけど、また戻されるということなんですけども、この動かしたところのままだと、下の本線とか、そういうのに影響があって、また戻すという形になってしまうのか。2回工事しなきゃいけないので、非常に大変なのかなと思うんですけど、それをちょっとお聞かせください。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹君)  こちら、当該地の市道第184号線、現在の道路というのは、都市計画道路の3・4・3号線が通る箇所となっておりまして、将来的にもこちらのほう、都市計画道路とする予定ですので、それも踏まえて戻すものと聞いております。
 以上です。


◯委員(寺井 均君)  ありがとうございます。計画がそうなっているということなんで、ただ、二重の工事で非常に、もう少し何とかならなかったのかなというような気はします。
 それで、切り回しのところの参考資料1の3ページのところに、どういう状況で整備されるかというのが載っているんですが、これを見ますと、仮囲いが3メートルあると、非常に高いところにあるということで、ほかのも含めて大体そういう形だと思うんですけど、ちょっと気になったのは、ここ、防犯カメラというのは設置がないのかなと思って。夜、ここを一人で通ると、結構真っ暗という形、周りもあまりないところということなので、ちょっと心配かなとは思うんですけど、その辺のことは何か聞いていますでしょうか。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹君)  市道第184号線の現在のところ、こちらにつきましては、カメラの方向によって、向いている全てを撮れるという形になっておりまして、移動した後には、こちら、防犯カメラのほうをしっかりと据え付けて撮るように要望しております。
 以上です。


◯委員(寺井 均君)  要望しているということなので、ここにないということは、まだ決定ではないということですか。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹君)  こちら、防犯カメラの向きによって、もう一度撮るようにするか、それとも新たにつけるかというのを、まだ事業者のほうで検討中なんですが、必ずこちらのほう、全部見えるように撮るというふうに聞いております。
 以上です。


◯委員(寺井 均君)  ありがとうございます。安心はしました。ただ、会議の中では、この誘導員の配置はどうなんだということもあったかと思うんですけど、その辺はどうなったか。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹君)  誘導員の配置につきましては、そちらの協議会のほうからも要望がありまして、事業者側のほうにおきましては、通学路の時間帯においては誘導員を配置するなど、対応するというふうに聞いております。
 以上です。


◯委員(寺井 均君)  ありがとうございます。防犯カメラと誘導員ということで、ある程度安心は保たれるのかなあと思いますので、ありがとうございました。
 今回の工事なんですけど、これはあくまでも道路の整備ということの、いわゆる地上面だけで、その下に管を入れるとか、そういうことはないというような理解でいいんでしょうか。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹君)  切り回しを移動する北側の箇所については、既に埋め戻しが終わっている箇所になっております。そこの箇所におきましては、道路を切り回して造りまして、そして、現在あるところの下は、まだ覆工板で下が空洞になっておりますので、そちらのほうを埋め戻しをしまして、そして道路を戻すという形で聞いております。
 以上です。


◯委員(池田有也君)  幾つか質問させていただきたいと思います。まず、今回の切り回しのところで通学への影響はあるということで、参考資料1のほうに書いてあるんですけれども、先ほど申されておりました、そうした安全対策が取られるということについて、学校側のほう、保護者の皆様への周知については、どのように行っているか教えてください。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹君)  こちらの道路の工事につきましては、北野小学校、また六中のほうにも情報提供を事業者のほうからさせていただきまして、周知をさせていただいているところでございます。
 以上です。


◯委員(池田有也君)  分かりました。ありがとうございます。ぜひ、不安がないような形に周知徹底のほうをしていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
 それと、前回の委員会のときにもあって、現地の見学会について、ぜひ小学生以外にも広げてほしいということで、いろんな意見がたくさん出ましたけれども、参考資料1のほうにも検討していきますとありますが、その後、何か事業者側で具体的に、いつぐらいに行おうかみたいな動きがあれば、教えていただければと思います。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹君)  まず、一般の方々にしっかり現場見学会を行っていただいてほしいということ、また、学校の現場の取組についても広げてほしいということについては、事業者のほうにしっかりと要請をしまして、そちらについて、まだ明確な回答はございませんが、そちらのほうはなし得るように調整を進めているところでございます。
 以上です。


◯委員(池田有也君)  分かりました。ありがとうございます。ぜひ具体化するように、引き続き働きかけていっていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
 それと、北野情報コーナーのほうですけれども、現在の活用状況、どのような状況か教えていただければと思います。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹君)  利用状況につきましては、だんだんと人数が増えてきまして、1日でおよそ30名程度の方が利用して、だんだん広がっているという形でございます。
 また、1つ、アイデアとしまして、芝生広場のところに人工芝を置きまして、ちょっとゴールネットっぽいものをつけましたら、そこで非常に小学生の子どもたちが遊ぶという形で利用が進んでおります。また、グリーンインフラの一環の取組としまして、そちらの箇所におきまして、皆さんで緑を一緒に植えるとか、環境対策について取り組んでいるという事業も1つ、行われているところでございます。
 以上です。


◯委員(池田有也君)  分かりました。ありがとうございます。多世代の交流の場でもあると思いますので、ぜひ有効に活用していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 以上で質問を終わります。


◯委員(谷口敏也君)  切り回し道路のところで、幾つか質問させていただきたいんですけど、まず、現状の道路の東側に信号があったような気がするんですけど──ありませんでしたっけ、それがあれば、移動するのかどうか、ちょっと確認したいんですけど。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹君)  質問委員さんおっしゃいますように、こちらに信号がありまして、ちょうど北野中央通りの東側のところを東西に横断するという形になってございます。
 以上です。


◯委員(谷口敏也君)  それは、今回の切り回しで北側に上がることによって、信号の位置は変わらないんですか。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹君)  信号の位置はあくまでも仮設というところですので、そのままの位置というところで、その代わり、誘導員などを指定時間には設けまして、横断とか、そういったのがないような形で取り組んでいるというふうに聞いております。


◯委員(谷口敏也君)  分かりました。ありがとうございました。
 あと、確認なんですけど、切り回し道路もそうですけど、現状もそうなんですけど、この青の線で書かれている道路って、さっき課長がおっしゃった都市計画道路の3・4・3号線、今現在、これに基づいた幅員になっているのかどうか、確認したいんですけど。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹君)  こちらの道路につきましては、幅員はやや狭いという形になってございます。できる都市計画道路は16メートルで、両側に歩道がつくような形態となっております。


◯委員(谷口敏也君)  ありがとうございます。そうじゃないかなと思って聞いたんですけど、そうすると、最後の完了というところで、今現在と同じ幅員じゃないですか。右側に見える黄色い線が多分歩道じゃないかなと思うんですけど、それだったら、完了の時点で3・4・3号線の幅員と同じ幅員に広げるほうが──素人考えですけど、そこだけ整備したほうがいいような気がするんですけど、これだと、そうじゃないような感じがするんですけど、それはどうお考えですか。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹君)  こちらの生活道路につきましては、もともとあった市道の幅員に基づいて構成をされております。そして、今後、都市計画道路におきまして、16メートルと広がるんですけれども、その広がることによって、上面の施工ヤードが大分取られてしまうということについて、あとまた広がることによって、交通を呼び込んでしまうことがあるんじゃないかという懸念もありまして、現在の生活道路の機能補償道路と同じ形態としているところというふうに聞いております。


◯委員(谷口敏也君)  交通を呼び込むといったって、この短い距離ですから呼び込みようがないと思うんですけど。市の事業じゃないからあれですけど、二度手間とかじゃないですか。せめて幅員を広げて両方歩道を整備するほうが、三鷹市としてはありがたいと思うんですけど、市はそういった要望はしないんですか。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹君)  まず、16メートルにして、歩道をできるだけ多くというのは伝えてはいるんですけれども、まず、1つの工事ヤードの問題。あと、同じような形態にするためには、やはり今度はその下のインフラ整備とかというのも、今後、将来的には必要になってまいります。その辺の兼ね合いを考えて、市道としての機能補償という形で構成されているというふうに聞いております。


◯委員(谷口敏也君)  分かりました。両方整備しておいて、三鷹市としては、幅員を広げてもらって両方に歩道があるほうがいいと思うので、引き続き要望していただければなと思います。
 以上で終わります。


◯委員長(伊藤俊明君)  他にございますか。


◯委員(栗原けんじ君)  よろしくお願いします。初めに、市道第184号線ですけれども、現在のこの西側の交通量の現状というのは、どのように把握しているんでしょうか。安全対策として、通学時間ということでの誘導員の設置は検討されているということですけれども、朝は一定、時間は決まっていると思うんですけど、午後の通学時間というのはどのように確認しているのか、取り組まれるのかというのを確認しておきたいと思います。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹君)  こちらの交通量調査を行っておりまして、12時間の統計では、12時間でおよそ100台程度で、30秒間に1台程度ということで聞いているところでございます。
 以上です。


◯委員(栗原けんじ君)  誘導員の──通学時間、午前中は時間が限られているのを、午後もされるんですか。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹君)  朝夕というふうに聞いているところではございますけれども、そちらのほうはなるべく長く、1日立っていてくれということは、求めていきたいと考えているところでございます。
 以上です。


◯委員(栗原けんじ君)  夕方の時間もということで、授業時間数というのは低学年でも増えているので、一定、午前中で終わる時間というのは限られていると思うんですけども、下校時間、各カリキュラムに合わせて、適切に誘導員を置いて、安全対策を取られるように確認してほしいというふうに思います。取り組むと言われても、四角四面でやるのではなくて、やはり生徒が帰る時間に合わせて、特に低学年の時間というのは早い時間になる場合もありますので、その点では──実行されるということですけれども、そこら辺の詰め、確認というのはされているんですか。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹君)  こちらの東側の北野中央通りのS字に曲がるところ、あそこの横断歩道につきましては、誘導員の方に現在立っていただいているところでございます。それと同じような形態で立つように要望しているところでございます。
 以上です。


◯委員(栗原けんじ君)  ここ、通学路になっているかと思うんですが、現状どのくらい利用されているというのは把握していますか。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹君)  こちらも、市道第184号線の箇所は通学路の指定はございませんで、東側の北野中央通りのほうが対象となっているところでございます。こちらにつきましては、数十名の方が通学路として利用しているというふうに聞いております。
 以上です。


◯委員(栗原けんじ君)  そうすると、この西側の部分を通学で使っている生徒数というのは、ほぼいないということですか。今、東側の部分は、仮の北野中央通りですよね。そこは通学路になっているけども、西側は通学路になっていないという、今、答弁でしたか。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹君)  西側の道路につきましても、同じように通学路に指定されております。市道第184号線の代替道路、この赤い、今回移設されるところ、こちらにつきましては指定通学路にはなっていないという現状でございます。
 以上です。


◯委員(栗原けんじ君)  ここを通りたくなりますよね。ちょっとそこは通らないようにするというふうにするのか、通学道を勝手に変えないようにということになるかと思うんですけれども、子どもの通学路というのは、どのように。3か月って短い期間で、もともとの現状の道路も、通学路として中央通りを東から西に渡るというような生徒はいないということでいいんですか。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹君)  現在、こちらのほうは指定通学路になってございませんので、制度上は渡ることはないということではございますけれども、ただ、子どもたちが遊びに来るとき、例えば北野情報コーナーに遊びに来るときなどにおいては、こういったところを利用しているというのは散見しておりますので、誘導員の方には立っていただきながら、そちらの通りのほうも見ていただく。また、こちら、工事のトラックが横断するために、時間内は必ず警備員が立っておりますので、そちらにおきましてもしっかりと見てもらうように要望していきたいと思います。
 以上です。


◯委員(栗原けんじ君)  北野の情報コーナーもある中で、子どもたちも利用しているということもあり、学校、通学の登下校の安全対策として、3か月という短い期間ですけれども、事故のないように適切な対応というか、しっかりと安全対策を確保していただきたいというふうに思います。協議の上で進める、それをお願いします。
 実際に、この工事の期間というのは3か月というか、いつから始まるというのは書かれていないですよね。いつからいつまでというのは確認できますか。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹君)  資料1の2ページの上のほうに切り回し期間、10月下旬頃から令和5年2月中旬頃と記載がございますけれども、実際の工事は9月12日から、新たな道路を造る工事というのは現在始まっているところでございます。
 以上です。


◯委員(栗原けんじ君)  現在、工事ヤードの中は始まっていて、中旬頃までということなんですよね。冬の時期、日の短い時期ですので、より安全を確保していただきたいというふうに思います。
 あと、ちょっと、ここ、私もよく通っているんですけど、新しく切り回し道路を仮移設するところの道は出てくるところが狭いですよね。なので、西側はガードレールがあって、歩道も確保されていて、その中は自転車は通らないようにというふうに指導されているんですよね。車道のほうを自転車は通るようにというふうになって、指導がされています。しっかりと、それが守られれば、事故も少ないと思いますけども、危険箇所だなというのは感じますので、今、さきに質疑しましたけども、安全対策を十分に、誘導員の設置は確実に、できるだけ長い時間務めていただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。
 外環事業に係る取組の状況について質問をします。赤の東京外環中央ジャンクションAランプシールドトンネル工事と北側のHランプシールドトンネル工事、これ今、順次、工事ヤード内でのシールドマシンの工事が進んでいて、地域にも情報提供されていると、また実際に情報提供していただいて、ありがとうございます。
 ただ、この現状でいうと、ほぼ見通しがHランプシールドトンネルでは、ヤード内は10月中に到達していくっていう報告だったと思うんですけども、1回ここでシールドマシンはヤード内で止まるんでしょうか。このシールドマシン工事の安全確認を併せてやっているということで説明を受けていると思うんですけれども、Hランプシールドトンネルの工事は安全だというふうに検証されることがこの期間の重要な役割だと認識しています。
 調布の陥没事故を起こしたシールドマシンも、また大泉のほうのシールドマシンも、今、本道のほうは止まっています。本道は止めているのに、ランプシールドトンネルは別の事業だということで進められているのに対しては、本当に同じ技術で行われているのに適切なのかと、安全の問題が住民の方からも声が出ています。
 現状のシールドマシントンネルの検証と、今後のこのヤード外に出る可能性、出る場合の住民に対する説明ですとか、そういうことについては、今情報はあるでしょうか。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹君)  ランプシールドにつきましては、まず、Hランプにつきましては現在、本日付でおよそ310メートルほどの掘進となっておりまして、残りおよそ100メートル程度となってございます。
 そして、恐らくHランプが掘進を終了するのは、10月中か、10月の初旬頃かなと考えているところでございます。そのうち、今度は、こちらとかぶるのかはまだ分かりませんけれども、Aランプシードのほうの本掘進が開始してもおかしくないのかなと捉えているところでございます。そして、こちらのほうのは現在の安全性、騒音・振動等につきましては、このランプシールド自体において、そういった騒音・振動が発生して、被害があるというようなことは聞いてはいないところでございます。
 ただ1点、ダンプの走行等により、土砂ピットを周辺のところにおきまして振動があるのではないかという問合せがありましたので、こちらのほうは適切に事業者のほうに対応を求めているところでございます。
 そのほか、地表面等につきましても、最新の情報でもプラス2ミリからマイナス5ミリの変動というところで、1,000分の1ラジアン以内というところで、異常はないというふうに聞いております。
 また、掘削土量が適切かどうかというところにつきましては、データというのはこちらのほうには送付はされていないんですけども、どこかで検証がされて、公表されるものというふうに認識しております。
 以上です。


◯委員(栗原けんじ君)  現状では、騒音・振動も、周辺には大きな影響が住民からは寄せられていないということで認識をしました。
 また、Aランプシールドトンネルは、これから本格掘進が始まるだろうということも分かりました。今後、10月下旬にはヤード内の工事はほぼ到達してしまうと、その先については、説明会をされて、その区域内に入ると。いよいよ、調布のような市街地に入ったときに──今、調布のほうでは地盤改修の補修工事の説明会がされたりしているわけですけども、ああいう陥没ですとか、空洞を生み出せば、住民の財産にも重大な影響を及ぼしますし、生活にも影響するということで、安全確保しなければ工事が進められないというふうに認識しています。
 また、中止すべきだと思うんですけども、ここのヤードから到達したその先の計画というのは、市にはどのように説明されているんでしょうか。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹君)  まず、Hランプにつきましては、事業地内で止まるものという予定となっております。Aランプにつきましては、今後また掘進がされまして、事業地外に出るときが来ます。そのときにおきましては、別の説明会を行うこと、また、そちらの現場のほう、現場見学会を開くと、こういうふうに説明会ではありましたので、そちらのほうをしっかりと求めていきたいと考えております。
 以上です。


◯委員(栗原けんじ君)  そうすると、ヤード外に出る場合には、その前に住民に対する説明や市に対する説明があるというふうに認識していいですか。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹君)  そのように認識しております。
 以上です。


◯委員(栗原けんじ君)  ヤード外の工事になる場合には、そこに入る場合には、十分に説明会をするよう強く求めていただきたい、確実に行っていただくように要請したいと思います。よろしくお願いします。
 あと、南側ですけれども、今、黄色の枠の工事現状ですけれども、準備工事の段階と書かれています。こちらのシールドマシンの進捗ということでいえば、この工事期間がまる2のFランプシールドトンネルについては、令和5年3月31日ということになっています。これは現状、こっちのランプシールドトンネルの掘進、今までの例でいえば、準備掘進、初めの予備掘進みたいな形から本掘進に入ると思うんですけども、そのスケジュールは示されているでしょうか。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹君)  こちら、シールドトンネルにおきましては、質問委員さんおっしゃるように、最初に立て坑から出る際におきましては、初期掘進というのがございます。そちらのほうは、北側と合わせておよそ60メートル程度なのかなと認識しております。
 詳細なスケジュールにつきましては、こちら、掘進工事が行われる際には住民説明会を行うというふうに聞いておりますので、そちらのほうで確認したいと思っております。
 以上です。


◯委員(栗原けんじ君)  住民説明会は、初期掘進が始まる前段階で説明会があると、それはまだ報告はないと、だから未定で分からないということでいいですか。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹君)  こちら、事業者から聞いておりますのは、三鷹市内におきましては区分地上権等、全て使用できるという形になっているんですけれども、調布側のほうで、まだそちらのほうで区分地上権の取得ができていない箇所もあるというふうに聞いておりまして、まだ工事に入っていないというふうに聞いております。
 以上です。


◯委員(栗原けんじ君)  そうすると、三鷹側の区分地上権についてはクリアしているけれども、調布の部分で区分地上権の確認が取れてないところがあるということで、進められない状況が今現状であるという認識で確認していいですか。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹君)  まず、権利につきましては、そのようなものと認識しております。また、こちらにつきましても、再発防止対策ですとか、また十分な説明会というものが必要だと認識しておりますので、それにおいてもまだ進められないのかなと考えております。
 以上です。


◯委員(栗原けんじ君)  分かりました。南側をスタートすると、すぐに五中の地域、仙川を越えると住宅地に入っていきますので、注意が必要だと思います。市としても、ぜひ安全対策確認を、他の止まっているシールドマシンの検証も含めて、反映させていく必要があるというふうに思いますので、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。
 あと、この中央ジャンクション、まる4の北側ランプ函渠の工事なんですけど。すみません、その前に、まる3の中央ジャンクション南工事なんですけど、これは南側の換気所の掘削工事、開削ボックスの躯体構築中だというふうに、状況が説明されています。この換気所についての設計というのは示されているんでしょうか。脱硝装置ですとか、ここは中央道を挟んで2つの換気塔が、16キロの東京外環では5か所のうちの2つが集中するということで、大気汚染に対する不安、またダウンウォッシュ、煙突から排気が出た場合の下に落ちてくる問題なども指摘されてきました。
 どのような施設で、脱硝装置などの空気を正常化するための設備が一定確認されてないと、こういう工事は進まないんじゃないかと思うんですけども、その換気所の、換気塔も含めた施設の概要というのは、今、市として把握されているんでしょうか。確認したいと思います。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹君)  換気所の全体的な概要については、まだ説明を受けていないところでございます。
 質問委員さんがおっしゃいますように、そこの中においてどのような設備が設置されるのかというところにつきましては、対応の方針におきまして、低濃度脱硝装置の検証などを行いながら、最新の設備を検討するとあります。したがいまして、こちら、低濃度脱硝装置ですとか、よりよい最新のものというのを求めていきたいと考えております。また、その内容につきましては、低濃度脱硝装置もつけられるスペースは確保しているというふうに聞いております。
 以上です。


◯委員(栗原けんじ君)  現状、これ、躯体工事、開削ボックスの工事がされていて、一定規模が示されているということでいうと、中身ももっと詳細な説明というか、現状の把握というのはできると思うし、していただきたいというふうに思うんですけれども、その点での情報提供をどのように考えているのか。今お答えになった部分は、その造る前段階での、言ってみれば対応の方針に含まれた中身であって、現状どうなっているのか。
 これを進めるに当たっての──当時と今ではまた技術革新も進んでいると認識しています、最新の技術を入れるということが、住民に対しても繰り返し説明されてきたわけですけれども、じゃあ、最新の技術とはどういうものなのかというのが示されてない、また分からないという状況なので、ここの一定の計画というのはもっとオープンにされるべきだと思います。市として把握していただきたいと思うんですが、どのような取組をされるのか、確認したいと思います。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹君)  こちらの設備につきましては、市におきましても、重大な関心を持って見ているところでございます。ただ、事業者におきましても、そちらのどのような設備を造るのかということはまだ決まっていないということの答えでありましたので、できる限り、そちらのほう、スケジュール的にも分かるような形で、早期に示すように求めているところでございます。
 以上です。


◯委員(栗原けんじ君)  情報がなかなかオープンにされていない現状だというふうに思うので、進捗状況にも関わっていく問題だと思っています。どの程度進んでいるのかというのがよく分からない。工事が永遠に続くような、先の見通しが立たないという状況が市民にとっても一番つらいですし、まちへの影響も大きく出ます。全体を通して、特に4番目の中央ジャンクションの北側のランプの函渠ですとか、AランプシールドトンネルやHランプシールドトンネルの部分の一番南側のところは一定埋め戻し、また躯体工事がされていて、平地になっていると。
 今回も、切り回し工事がされれば、一定の都道は位置が定まっていて、都市計画変更しなければ変えられないから、ここは道路ができますよね。そうすると、地上部の早期利用も、また暫定利用も可能な限りできる条件が整ってくるというふうに思います。今の現状、その進捗状況を示すという──進捗状況というのは、もっと住民に、また市に対して情報提供があってもいいと思いますが、現状、進捗状況、全体の完成から含めて、どのくらいというふうに説明をされているのか、確認していただきたいと思うんですけども、確認していれば教えていただきたいと思います。


◯都市再生部長(久野暢彦君)  こちらのジャンクションの工事の概要、それから今後の予定については、先方に、3者それぞれに対して非常に頻繁に求めております。私どもとしても、ぜひ把握したいところですし、市民の方からもそういった御意見をいただいているところでございます。
 先般の調布の陥没の対応に追われているというのは、事業者からも聞いているところですけれども、今この中央ジャンクションのところの工事についても、内容については、今工事をやっている内容と、それから今後の予定、計画についてはどうなんでしょうかという聞き方をしております。
 先ほどの南側の工事などについてもそうですが、これから設計、工事をする部分については、もしその時期が後になるのであれば、より一層、新しい技術で取り組めるような可能性があるのであれば、それはそれで構わないと思っています。なぜなら、より安全に、工期がちょっとでも短縮になるとか、そういうメリットがあるのであれば、そのほうがいいと思っていますので、そういうことについては取り組んでもらいたいとする一方で、全体の計画、全体のフローだけでも分かればというふうに求めているところです。
 ただ、今のところ、残念ながら、そこまではちょっと見据えることができませんという回答をいただいているところです。それでも、これから引き続き、同じように求めていきたいと思っています。事業者側も事情はあるんでしょうけれども、私どもとしては引き続き知りたいということと、それから、質問委員さんもおっしゃったように、場合によっては工事ヤードの一部を暫定的にでも使わせてもらえないかといった、工事施工上の工夫ができればということも含めて検討してもらいたいと思っていますので、そういうこととひっくるめて、先方には今後も要望していきたいというふうに考えております。


◯委員(栗原けんじ君)  事業者が情報公開についてあまり積極的でないということは大変遺憾だということを強く求めていただきたいと思うんです。これ、本当にこの本道のことを考えると、完成しないんじゃないかという不安も生まれていますし、危険な工事はすべきでないということでは、本道は止めてしまっても、住民の利益になるということはあると思います。
 そのときに、でも、中央ジャンクションは残るわけで、やはり中央ジャンクションの上部空間の利用というのは早期に実現するということが、暫定利用であったとしても、本格利用であったとしても、市民の理にかなった要求で、外環に対する立場の違いを超えて、進められることだというふうに思います。
 ちょっと情報提供がすごくされていない、本当に不十分だというふうに思います。工事が進められているわけですから、全体のスケジュールは絶対分かるはず、あるはずなんですよね。それがないとなると、やりながら進めているというのも無責任だし、そこのところはもっと詰めた要望をしていただきたいというふうに思います。努力もされていて、なかなか向こうのやり方というのが、地元自治体との関係で、協力関係に十分ないという部分が見てとれるので、それの立場をやっぱり変えてもらわなければならないというふうに思います。
 その点では、しっかりと支えていきたいと思っていますので、市として全体把握、進めていただきたいというふうに思います。
 また、ちょっと、今、調布の陥没事故で、その対策で追われていて、いろいろ対応が大変だということです。実際には、この中央ジャンクションの工事とは別工事ですよね。それが影響しているというふうに向こうは説明しているんですか。この工事に影響しているんですか。対応のためにこっちの工事が遅れているということはあるんですか。ちょっとそこは確認したいと思います。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹君)  やはり、こちらトンネル工事になりますので、1つが止まれば、その次の工事ができないとか、もしくは、それぞれにおきましても再発防止対策とか、より丁寧な説明をというふうにもちろん求めているので、それをなし得るためには、相関関係によって、やはり全体の事業にも、中央ジャンクションにおきましても影響があるというふうに認識しております。
 例えば、地中拡幅部の工事なんかにつきましては、本線が来ないと工事のしようがないというのもありまして、そうすると、それに伴う上部空間の利用というのをうちは求めてはいるんですけれども、いや、事業者のほうからは地中拡幅部の工事で全体の上部のほうを使いたいんだというふうな話も聞いているところでございます。そちらのせめぎ合いが今行われているということでございます。
 以上です。


◯委員(栗原けんじ君)  中央ジャンクションから出ている大深度地下トンネルに関わる問題でいうと、ランプトンネルですよね。ランプトンネルは、一体ですけれども、ここで完結してしまう工事と見ることができます。それがそうなのか、どうなのかというのを確認する必要はあると思うんですけども、今、世田谷の宇名根から来ている本道のトンネル、その残土は中央道から出るわけです。大泉のほうの本道のシールドマシントンネルのほうは、大泉のほうから出されるわけで、ここには本道のトンネルの影響というのは本来はないはず。
 言ってみれば、別として考えることができる。接続点では問題としてありますよ、地上拡幅部の問題はあるんですけども、ここは、中央ジャンクションとしては完結する事業だという認識を持っている方も多くいると思うんですけども、その点は、そういう認識で市も同じですか、それとも違うという考えですか。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹君)  それぞれの工事におきましては、完結はしているところでございます。ただ、相関というのがありまして、こちらの工事が終わらないとこちらができないというのはございます。例えば、南側のB・Fランプシードにつきましては、3番のジャンクション南工事とかぶっております。こちらは、かぶっているところにはB・Fランプシールドの土砂ピットがあるんです。そちらのほうが終わらないと、この南工事でその下の躯体の構築はできないという関係になっております。
 このように、それぞれの相関がやはりほかの箇所でもございますので、一つ一つの工事としては完結はしているんだけども、関係性はあるというところで認識しております。
 以上です。


◯委員(栗原けんじ君)  本道との関係で相関関係があるというのは分かります。東京外環16キロ区間の本道の道路と、それに中央ジャンクションの部分で接続するという、ランプシールドトンネルも含めた中央ジャンクション部分の計画というのは、やはり単体で、上部空間も含めて進捗する。本道がずっと止まっていても、中央ジャンクションはどんどんと進められる環境に、実際にはあるというふうに思います。中央ジャンクションの部分も本道は通りますよ、大深度地下で40メートル以下を通るわけですけど、それは関係ないというよりも、上の工事が進んでいようが、進んでいないだろうが、関係なく通るわけです、安全にできれば。
 ただ、それも中央ジャンクションの中の躯体工事が進む中で──本当に近接していると思います、そういうものが本当に安全なのかというのも、不安はありますけれども、中央ジャンクションとしての躯体工事は一定進捗している中で、いかにして三鷹市民にとって──使うのは地下ではなくて、地上部なんですから、その活用の方向性をできるだけ追求していただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。十分な安全対策を最優先にした監視と要請を続けていただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。
 終わります。


◯委員(野村羊子さん)  それでは、幾つか確認させていただきます。まず、市道第184号線の代替道路のことですけども、一定の質疑があったので、状況等、工事の内容等も理解しますが、切り回し道路の西側に生活道路が接続することになる。ここに入り込んでしまう車、住宅街の中に、この狭い道に入っていってしまうようなことは起きないのか。それによって住宅街のほうに影響が起きないのか、それに対する対策というのは何らか考えられているのかを確認したいと思います。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹君)  こちら、西側のほうに生活道路があるところではございますけれども、現在のところにおきましても同じようにつながっておりますので、主にそちらに居住されている方が利用されるような、割と狭い道路になってございますので、そちらのほうにそのまま真っすぐ行くというよりかは、現状とほぼ変わらないのではないかと。
 あと、こちら、同じように、交通量につきましてはしっかりと測るように要請をしていきたいと考えております。
 以上です。


◯委員(野村羊子さん)  今の車はカーナビが変に御案内しちゃったりなんかするので、迷い込むということもあり得るんじゃないかってちょっと心配なので、その辺は注意深く見ていただければと思います。
 それで、ランプシールドトンネルの進捗状況で、この間、資料提供として工事のお知らせを配布いただいていて、ありがとうございます。ただ、それを見ていると、ランプシールドマシンは一体どこにいるのというのがより分からなくなるというか。今回、報告として頂いた資料、9月12日付のHランプシールドマシンはここにいますという場所と、9月9日の通過1か月前と、通過1週間前とも場所が違うんですが、また、16日に頂いたものの場所ともちょっと違って。これ、何を基準につけているんだろうかという、事業者がこれ、どちらにしても作っている図ですよね。
 ちょっとその辺が、工事のお知らせ、毎回、同じおうちに、これ、何回か配られることになるのかなと思うんです。そうすると、ちょっとずつ進んでいるんだなということが分かりますけども、1か月前と1週間前の違いとか、今回12日の分との違いとかという、もし説明が可能であれば、お願いしたいと思います。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹君)  質問委員さんおっしゃいますように、同じ方に何枚か行ってしまうということもございまして、なかなか分かりづらいというところも、こちらも理解をしているところでございます。それにつきましては、掲示板に一定期間貼り付けるような形のものをもう少し長くするとか、また、利用者におきまして、問合せがあった際には、ちゃんと図を持って対応するなど、丁寧な対応をするように求めていきたいと思います。
 以上です。


◯委員(野村羊子さん)  現実に今ここにいるよと、外環のネット上で毎日のように──毎朝かな、情報更新をしていると。先日、マイナスだった、昨日より後ろに下がっているという話があって、市民の方から問合せを受けたんです。だから、そういう意味では、今日ここだけではなくて、連続して情報を重ねていってほしいと思うんです。そうすると──そのマイナスだったときの話はちゃんと確認していただいたので、ここでも御説明いただきたいと思うんですが、そういうことを防止するためにも、ちゃんと公開する情報の中に、何日はここ、何日はここというふうに、連続した情報が分かるようなことをしていただきたいというふうに思いますが、それについてはいかがでしょうか。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹君)  まず、1点目としまして、進捗の表示が間違っていたというのは確認をしたところでございます。質問委員さんおっしゃるように、シールドマシンがバックしていたということで、2時間後にはそれは間違いということで修正をされたところでございます。そして、そちらにつきましてはしっかりと、そのようなことがないようなチェック体制のほうを求めております。
 また、連続して貼り付けて進捗状況が分かるようにすべきだということにつきましては、事業者のほうに求めていきたいと思います。
 以上です。


◯委員(野村羊子さん)  ほかのところの工事では、やはり、シールドマシンの、今ここというのを出しているところでは、やっぱり日にち順にちゃんと進捗状況は分かるんです。そうなっていれば、事業者のほうも、アップするときにあれって絶対分かるはずなんですよね。なので、何時間後かに情報更新されたとしても、毎朝、特定の時間にやっぱり自分もちゃんと見ているというふうな方にとっては分からないわけですよ。昨日の情報はもう見えないから、新しい情報になっちゃうと、昨日修正された情報は見えないんですよね。
 なので、そこはやはりもっとちゃんと、ほかの工事ではできるということは、技術的にはできるということだから、できないことを要求しているわけじゃないので、そこはしっかりと再度言っていただきたいと思います。
 それで、工事全体、いつもこの工事の状況を図示していただいて、ありがとうございます。今、一定、いろいろ質疑があったので、1つ、2つ確認をしたいんですが、まず南側のほうですけれども、区分地上権のほうの課題があって、そちらのほうは進まないという話ですけども、これは今後の見通し等、何かしらの情報はあるんでしょうか。それとも、今どうせ本線は来ないし、まだ先でいいだろうみたいなことになっているのか、よく分かりませんが。
 というのと、このランプシールドマシンは、かなり何年も前に出来上がって、ここに設置されていると思うんです。機械として、ずっと動かさないで、そこにいて、さびついてないかというか、使える状態なのか、そこで動かしたりとか、何かそういうようなことをしているのか、点検しているのかというのを、分かっていたら教えてください。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹君)  まず、事業の見通しにつきましては、事業者のほうから説明は受けていないところでございます。
 ランプシールドマシンがそこに置いてあって、大丈夫なのかというところにつきましては、1日に十分程度、試運転、空回しなどをしまして、そちらのほうはメンテナンスのほうは保っているというふうに聞いております。
 以上です。


◯委員(野村羊子さん)  ありがとうございます。そうすると、周辺のお宅で振動というのを感じていないのか、10分程度だから、ちょっとあれっと思っても、すぐ過ぎちゃうから大丈夫なのか。ちょっとその辺は、やっぱりここは随分建て詰まっているところで、これの最初の工事をするときには、かなり振動、毎日、毎日、振動は幾つだったみたいなお話を伺ったこともあるので、ケーソンとかだったか、いろいろな──最初の工事の頃です、そういうお話も伺ったことがあるので、この辺は、そういう苦情が出てないのかどうかというのを確認します。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹君)  まず、振動につきましては、やはり掘削で土を削るときに出るということで、振動については空回しでは出ていないと聞いております。また、騒音、低周波等、こちらのほうにつきましてもデシベル等を測りまして、発生はしていないというふうに聞いております。
 以上です。


◯委員(野村羊子さん)  北側のほうですけども、先ほどのHランプ、ちょっとやはりこれ、周辺のお宅から振動の苦情というのが出ていると思います。遅い時間まで振動を感じるということで、シールドマシンが止まっても、やはり低周波音を出す機械がもしあるとしたら影響はあると思うし、シールドマシンが遅い時間まで動くということはやはり問題だと思います。一定の騒音・振動の出る工事であれば、本来であれば、指定工事としてその時間制限の中でやらなくちゃいけないはずですけども、その辺の時間制限の在り方と、それからこの北側のほうの周辺の振動・騒音。
 低周波音は本当に特殊な機械で測らないとね、しかも感じている人のうちの中じゃないと、その建物の構造で多分、より重複、中でハウリングを起こすような、そういうような世界だなと思っているので、外で測っても全然分からないんですよね。その辺の対策ってどうなっていますでしょうか。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹君)  まず、騒音につきましては、一番最新のものは8月26日に公表されたもので、58デシベル、振動は51デシベルとなっております。一方の停止中におきましても、56デシベル、そして振動は52デシベルということで、振動においては逆に下がっているというような状態で、騒音につきましては2デシベルほど増えているのかなあと捉えているところでございます。
 低周波音につきましては、71デシベルとなっておりまして、こちらについては一般にあるものが90デシベルから100デシベルというふうに聞いているところでございますので、そこまで発生はしていないところではございますが、ただ一方で、個人のお宅の造り等によっても大分違うというふうには認識しておりますので、そちらのほうがあるということをお話しいただきましたら、事業者のほうがしっかりと測りに行って確認をさせていただく、また対策を取るというふうに確認をしているところでございます。
 以上です。


◯委員(野村羊子さん)  結構、低周波音は、これがそのせいだというのは分からないことが多いので、できれば市のほうでも、具合が悪いことはありませんかみたいな、そういう注意喚起をしていただけると、ああ、これ、ひょっとしたらそうかもというふうなことになるかと思うので、ちょっとその辺は、慎重に、丁寧に、市民の皆さんに注意喚起をしながら──これは本当に被害が気づかないうちに悪化していく、重なっていく、結果的に様々な過敏な状態になって、いろんなところで、化学物質過敏症とか、花粉症と同じように、普通の人は感じないのに感じて具合が悪くなるようなことになっていくので、ちょっとその辺の注意喚起を何らかできないでしょうか。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹君)  市のほうにおきまして、ありますかどうかというのはちょっとなかなかやりにくいところではございますけれども、事業者のほうにおきまして、しっかりとチラシのほうに、振動があるかもしれません、もしくは何かあったときは御連絡くださいとか、そういったことを載せている。また、事業者と市の連携、また環境政策課のほうでも現地のほうに確認をしたり、私自身も現地のほうに確認に行きまして、騒音・振動は発生していないかどうかというところを確認をしているところでございます。
 以上です。


◯委員(野村羊子さん)  丁寧な対応をお願いしたいと思います。
 最後にもう一つ、資料提供いただいた、調布で行われたオープンハウスについて、ホームページ上に何人来場者があったというような報告があるということでプリントアウトしていただきました。これ、具体的内容、どのような意見が出たかとか、説明の内容はプリントを頂いたので──この資料の中身的には、とても大変な工事が進んでこれは本当に大丈夫だろうかとか、工事、コンクリートを地面の中に打ち込んでいくということは、結局、あそこの川に落ちていく地形の中で、やっぱりダムを造っちゃうような感じになって、かえってその周辺の地下水の状況がおかしくなっちゃうんじゃないかと、とても心配になるので、今後の状況をしっかり注視していただきたいと思いますが。
 このオープンハウスでの意見について、今後、公表されるのかどうか、まとめが出てくるかどうかというのが分かったら、教えてください。もし、それがあるようだったら、また情報提供をお願いしたいと思いますが、どうでしょうか。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹君)  こちらのオープンハウスで出た意見につきましては、御意見を取りまとめた上で、今年の秋頃にまた同じように開催をしまして、その開催結果についてまたオープンハウスなどを開くということを聞いているところでございます。具体的には出てはいないんですけれども、地盤補修について確実に行ってほしい、また逆に地盤補修工事についてやっぱり不安があるとかという意見はあったというふうに、担当者のほうから口頭では聞いているところでございます。
 以上です。


◯委員(野村羊子さん)  これ、会場には三鷹の職員は入れたのか。地域の住民、チラシを持っている人しか入れませんみたいに限定されていたので、入れたのでしょうか。たしかチラシが、ちょっと三鷹市域にも何軒か配布されていたようなので、三鷹市民の方で行かれた方がいらしたかどうかなというところまで分かるでしょうかね、どうでしょうか。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹君)  まず、三鷹市民につきましては、ゼロ人と聞いているところでございます。
 あと、職員のほうが入ったかどうかというところにつきましては、本来入る予定ではなかったんですけれども、三鷹市側のほうに配布がされたということで、必ず入れなさいということで、入らせていただいて、確認をさせていただいたところでございます。
 以上です。


◯委員(野村羊子さん)  そこはしっかり対応していただいたのはよかったと思います。やっぱり現場の空気を感じて、現場で何を言っているかをきちっと把握するというのはとても大事だと思いますので、今後もしっかり対応していただければと思います。
 じゃあ、終わります。ありがとうございます。


◯委員長(伊藤俊明君)  以上で行政報告を終了いたします。
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◯委員長(伊藤俊明君)  休憩いたします。
                  午前10時44分 休憩


                  午前10時45分 再開
◯委員長(伊藤俊明君)  委員会を再開いたします。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


◯委員長(伊藤俊明君)  議会閉会中継続審査申出について、本件を議題といたします。
 東京外郭環状道路建設問題について調査検討し、対策を講ずること、本件については引き続き調査を行っていくということで、議会閉会中の継続審査を申し出ることにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


◯委員長(伊藤俊明君)  次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、次回定例会会期中とし、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくことにしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 その他、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。お疲れさまでした。
                  午前10時46分 散会