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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(令和4年三鷹駅前再開発及び市庁舎等調査検討特別委員会) > 2022/03/22 令和4年三鷹駅前再開発及び市庁舎等調査検討特別委員会本文
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2022/03/22 令和4年三鷹駅前再開発及び市庁舎等調査検討特別委員会本文

                  午前9時27分 開議
◯委員長(後藤貴光君)  おはようございます。ただいまから、三鷹駅前再開発及び市庁舎等調査検討特別委員会を開きます。
 本日、吉野和之委員より欠席の連絡がありましたので、御報告いたします。
 初めに休憩を取って、本日の流れを確認いたしたいと思います。
 休憩いたします。
                  午前9時27分 休憩


                  午前9時27分 再開
◯委員長(後藤貴光君)  委員会を再開いたします。
 本日の流れにつきましては、1、議会閉会中継続審査申出について、2、次回委員会の日程について、3、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしということですので、そのように確認をいたしました。
 市側が入室するまでしばらく休憩いたします。
                  午前9時28分 休憩


                  午前9時29分 再開
◯委員長(後藤貴光君)  委員会を再開いたします。
 先ほど、本日の流れを確認しましたが、改めて確認をさせていただければと思います。
 本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、議会閉会中継続審査申出について、3、次回委員会の日程について、4、その他という形で行っていきたいと思いますが、これに御異議ありませんでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認をいたしました。
 それでは、改めて市側が入室するまで、しばらく休憩をいたします。
                  午前9時30分 休憩


                  午前9時31分 再開
◯委員長(後藤貴光君)  委員会を再開いたします。
 行政報告、本件を議題といたします。
 本件に対する市側の説明を求めます。


◯都市再生部長(久野暢彦君)  おはようございます。本日、駅前再開発につきまして報告させていただきます。よろしくお願いいたします。


◯都市再生部調整担当部長・エリアマネジメント担当部長(向井研一君)  おはようございます。私のほうから報告させていただきます。ホチキス留めのカラーの資料、三鷹駅前の市民・事業者向けアンケート調査結果を御覧ください。この調査につきましては、昨年12月の本委員会において中間報告をいたしましたが、本日はこのアンケート結果のクロス集計や自由記述、また事業者の方に実施したヒアリングでの結果等を含めて、調査全体の結果について御報告をさせていただきます。
 初めに、改めてアンケートの実施概要について触れておきたいと思います。1ページを御覧ください。まず、今回実施した調査は、令和4年度に予定をしております新三鷹駅前地区再開発基本計画(仮称)の策定に当たりまして、本計画の対象区域である三鷹駅前地区の約17ヘクタール全体のまちづくりについて、市民・事業者の皆さんが日頃感じている課題や要望などを把握し、その結果を計画策定の基礎資料とすることを目的といたしました。
 その中でアンケートは大きく2つ、市民向けと事業者向けに分けて行いました。まず、市民向けのアンケート対象につきましては、市民、在勤・在学の方、三鷹駅前に関心を持っている全ての人といたしまして、市外の方も含めて対象としました。実施方法は、市のホームページ上で回答いただくウェブでの回答のほか、紙ベースでの回答もできるようにしました。実施期間は令和3年9月17日から10月20日までで、回答数はホームページからの回答が178件、紙での回答が52件の合計230件ございました。
 次に、事業者向けのアンケートですが、対象は再開発基本計画の対象区域である駅前地区約17ヘクタール内の事業者のほか、駅前地区に乗り入れているバスやタクシー等の交通事業者といたしました。実施方法は郵送による配布・回収としました。実施期間は令和3年9月の中旬から10月20日までで、回答数は回答用紙を628件の郵送に対しまして、144件の回答をいただいたところです。回答率は22.9%でした。
 次に、2ページ、2としてアンケートの設問構成を御覧ください。ここでは市民向け、事業者向け、それぞれのアンケートの設問構成をテーマごとにお示しをしております。(1)、三鷹駅前のまちのイメージと、(5)、三鷹駅前についての自由意見につきましては、市民、事業者、各対象の意識の違いを比較できるように、共通の設問といたしました。また、(3)、三鷹駅前に求められていることについては、市民に対して、また、(4)、三鷹駅前でやってみたいことについては、事業者に対して、それぞれの立場から自由に記述していただく形としました。さらに(2)、三鷹駅前に必要なことについては、事業者の方にお聞きする設問といたしました。(6)は、回答者の属性をお聞きする質問といたしました。
 なお、この設問が記されております市民向けと事業者向けのそれぞれのアンケート調査票は、この資料の46ページ以降に参考資料として掲載しておりますので、適宜御参照いただければと思います。
 ページをおめくりいただきまして、3ページを御覧ください。少し長いのですが、3ページから40ページまでがアンケートの調査結果の全体となります。
 まず、3ページ、上のところで、結果の共通事項といたしまして、集計結果の割合が小数点第2位を四捨五入していることから、合計しても100%にならない場合があること。また、業種別のクロス集計──このクロス集計というのは、各設問の結果を掛け合わせた分析のことでございますが、このクロス集計につきましては、回答者数が少ない業種は正確な分析がしづらいということから、回答が多かった上位2つ、卸売業・小売業と飲食店を対象としたことを記載しております。なお、本日御報告する資料でのクロス集計につきましては、項目ごとに、市民向けは年齢と居住地、また、事業者向けは開業年数と業種でクロス集計を実施しております。
 お手元の資料では、その結果を全て掲載をしておりますが、少しボリュームもありますので、本日はその中から特徴的なものを抜粋して御説明させていただきたいと思います。
 初めに3ページ、(1)、三鷹駅前のまちのイメージについての結果でございます。まず、まる1で、今のまちのイメージについて、市民と事業者にお聞きいたしまして、それぞれの単純集計の結果を比較できるように、上下にグラフを掲載しております。3ページ、下のグラフを御覧ください。市民、事業者ともに似た傾向となっておりまして、上位3つはマンションが多い、スーパーなどの日用品を買えるお店が充実している、治安がよいとなりました。また、その他の具体的な記述を踏まえますと、市民、事業者ともに、駅前について、マンションの多い住宅地で、日常生活を送る上では利便性が高いものの、特徴や個性のないまちとして捉えている傾向が見られました。
 続きまして、4ページから7ページ、こちらが今のまちのイメージのクロス集計の結果になります。特徴的な箇所を説明させていただきます。4ページを御覧ください。ここでは、今のまちのイメージと市民の方の年齢をクロスした結果を掲載しています。グラフの見方といたしましては、これ以降、同様となりますけれども、一番上の青や緑の塗り潰しが回答いただいた方全体の結果になります。この全体の結果というのは、3ページ掲載のグラフと同じ結果を掲載していることになります。そして、その下に並んでいる棒グラフが属性ごとの結果となりまして、ここでは下の凡例のとおり、20歳代までの方、30歳から50歳代までの方、60歳以上の方で、分けてお示しをしております。
 ここでの集計結果は、いずれの年代も全体的な傾向は類似しておりますけれども、その中でも高層ビルが多いは、年齢が高くなるほど増加しておりまして、こだわりのある個性的なお店が多い、戸建て住宅が多いは、年齢が高くなるほど減少しておりまして、世代によって今のまちのイメージに差があることが、ここから分かると思います。
 次に、8ページを御覧ください。ここからは未来に望むまちのイメージを市民と事業者にお聞きいたしまして、これも同様に、それぞれの単純集計の結果を上下のグラフで掲載をしています。8ページのグラフを御覧ください。市民は、多いほうから順番に、街路樹など緑が多い、散策できる場所がある、治安がよいとなりました。下の事業者では、傾向としては市民と近くなりましたが、治安がよい、街路樹など緑が多いに次いで、こだわりのある個性的なお店が多いが3位になっています。
 次に、9ページから12ページ、こちらが未来に望むまちのイメージについてのクロス集計の結果となります。ここからも特徴的な箇所を御説明いたします。10ページを御覧ください。こちらは、未来のまちのイメージと市民の方の居住地をクロスしたものになります。居住地については、主に駅前の近くとして、下連雀、上連雀の方、さらに三鷹市内で下連雀、上連雀以外と三鷹市外にお住まいの方の大きく3つに分け、集計を行いました。
 結果としましては、下連雀、上連雀にお住まいの方は、スーパーなどの日用品が買えるお店が充実しているの回答率がほかと比べて高く、一方で、こだわりのある個性的な店が多い、歴史や文化を感じることができるへの回答は、三鷹駅前から離れた場所にお住まいの方のほうが回答率が高くなりました。このことから、近くにお住まいの方は生活の利便性を求めており、遠くにお住まいの方は、行く目的になるようなものを求めている傾向が見られます。
 ページをおめくりいただきまして、次、11ページを御覧ください。こちらは、未来のまちのイメージと事業者の開業年数をクロスしたものになります。開業年数につきましては、10年ぐらいまでの比較的年数が短い方と、10年から30年までの方、30年以上の比較的長い方に分けています。結果としましては、開業年数が10年以上の方は、大型の商業施設やこだわりのある個性的なお店などの来街者が見込める施設や、また治安がよい、街路樹など緑が多い、歴史や文化を感じることができるといった、質の高いまちにつながるものへの回答率が高くなりました。
 一方、10年までの事業者の方は、スーパーなどの日用品を買えるお店が充実しているへの回答がほかよりも高く、開業年数の違いによって、未来のまちに望んでいるものが違う傾向が見られることが分かります。
 次に、13ページを御覧ください。こちらは、ここまで説明してきた今と未来のまちのイメージを比較したものです。13ページでは市民向けの結果を、14ページでは事業者向けの結果を載せております。ここでの結果は、あくまで回答結果から想定されるイメージとして捉えていただければと思いますが、初めに、13ページと14ページの下の凡例を御覧ください。両ページとも同じ凡例となっておりますが、まず、凡例では一番上、グラフでは一番左になりますが、青や緑系の塗り潰しが今と未来、両方に丸があった。つまり、今の三鷹駅前のまちのイメージとしてあり、未来でもそうあってほしいものと、ここでは想定しています。
 その次の青や緑系のドットのハッチが、今に丸がなく、未来に望むものに丸がついていた。つまり、今の三鷹駅前のまちのイメージにはないが、未来ではそうなってほしいものとして想定しています。さらに、凡例では上から3つ目、薄いピンクの網かけが、今に丸がついており、未来に望むもので丸がつかなかったもの。つまり、今の三鷹の駅前のまちのイメージにはあるが、未来ではそうなってほしくないものと、ここでは想定し、最後に、凡例では一番下、グラフでは一番右のピンクの塗り潰しが、今も未来に望むものにも丸がつかなかった。つまり、今の三鷹の駅前のまちにイメージはなく、また、未来でもそうなってほしくないものと、ここでは想定をしております。
 これをまとめますと、左側2つ、グラフの左側ですが、青や緑系の多いものは未来に望まれているもの、また右側2つ、ピンク系の多いものは、未来に望まれていないものと、ここでは想定をしています。グラフを見ますと、市民の方と事業者の方の傾向は似ており、治安のよさは維持しつつ、街路樹などの緑や散策できる場所といったパブリックスペースが豊かな、質の高いまちが望まれていることが分かります。一方で、高層ビル、オフィス、マンション、戸建て住宅は、右2つのピンク色が多いために、未来に求められていないというふうに、ここの結果からは想定されます。
 ページをおめくりいただきまして、15ページを御覧ください。この15ページから29ページまでは、三鷹駅前に必要なことについて、事業者の方にのみ聞いた設問をまとめた結果になります。項目といたしましては大きく5つ、1つ目はにぎわい、2つ目は緑や広場、3つ目に交通や道路の環境、4つ目に防災や安全、5つ目にコミュニティについて、大きく5つ、それぞれ三鷹駅前に必要だと思うことを聞いています。クロス集計は、それぞれ開業年数と業種で行っています。
 まず、15ページを御覧ください。このページでは、にぎわいづくりや仕事をする上でこうなるといいなと思うことを聞いた結果をまとめております。単純集計の結果について、ここではお示ししておりますけれども、ここで1つ訂正をさせていただきます。令和3年12月、暮れに行った本委員会での中間報告した資料において、ここでの集計結果の数値に誤りがございましたので、訂正をさせていただきたいと思います。
 この設問のみ、一部で回答者数を分母として割合を算出するところ、回答数全体を分母として算出してしまったことによって、数値が変わってしまいました。そのほかは、改めて検算をしておりまして、誤りはありませんでしたけれども、この結果だけちょっと誤りがありましたので、訂正をさせていただきます。申し訳ございません。
 ちなみに12月の中間報告では、上位3つを示しておりまして、この中で多い順に、お店がもっと増えるが1番、2番目に駅前にわくわく感がある、3番目に美しいまち並みになるというふうにしておりましたが、正しくは、こちら15ページの資料のとおり、1番目が駅前にわくわく感があるで61.1%、2番目が美しいまち並みになるで56.3%、3番目がお店がもっと増えるで50%でございます。なお、今回まとめたクロス集計や分析等につきましては、修正後の数値に基づき行っておりますので、御了承いただければと思います。
 では、引き続きクロス集計の結果について、それぞれ特徴的なものを御紹介いたします。ページをおめくりいただきまして、次、20ページを御覧ください。こちらのグラフは、緑や広場と業種をクロスしたものです。業種につきましては、先ほど述べましたように、回答いただいた事業者の方の中で多かった上位2項目の、卸売業・小売業と飲食店の2つを対象としています。結果につきましては、卸売業・小売業と飲食店の事業者の方は、駅前全体が緑にあふれる、街路樹が増えるなど、緑を増やすことについては、全体よりも回答率が低くなっています。
 一方、飲食店の事業者の方は、イベントに使える広場がある、公園などのオープンスペースが多いについては、ほかより回答率が高いため、広場やオープンスペースが必要だと考えていると思われます。
 ページをおめくりいただきまして、23ページを御覧ください。こちらのグラフは、交通や道路の環境と業種をクロスしたものです。全体的な傾向は類似しておりますけれども、卸売業・小売業の方は、駐輪場がたくさんあるへの回答率が高く、飲食店の方は駐車場がたくさんあるへの回答率が比較的高くなっています。このことから、業種によって、駅前に必要だと思うものが違う傾向が見られます。
 ページをおめくりいただきまして、29ページ、お開きください。こちらのグラフは、コミュニティと業種をクロスしたものになります。卸売業・小売業の方は、町会や商店会がより活発になるへの回答率がほかと比べて高い一方、飲食店の方は、多世代やお店同士のつながりへの回答率が、卸売業・小売業の方より高くなっていることから、業種によって求められているコミュニティの種類が異なると推測されるところでございます。
 続きまして、30ページを御覧ください。この30ページから36ページまでは、市民、事業者の方に自由記述式の設問で回答いただいたものでございます。ページの見方といたしましては、いただいた御意見の中で同様の内容のものをまとめて整理し、それをまちのコンセプトや、買物環境、交通環境などのカテゴリーごとに分けて掲載をしています。それぞれの意見の前の括弧書きの数字は、それぞれの意見の件数を表しておりまして、その数字を足していただきますと、それぞれのカテゴリーの横に記載している件数の数値になっております。
 まず、30ページと31ページは、三鷹駅前に求められていることについて、市民の方に三鷹駅前でどんなことができると、行ってみたいと思いますかと聞いた設問の回答結果をまとめています。一番多かったのは、買物環境に関する意見で、大型の商業施設や魅力的で個性的なお店を求める声が多くありました。また、緑を感じること、三鷹の文化を体感できること、また子どもと一緒に過ごせることなど、多様な意見もいただいておりまして、市民の皆様が様々なことを駅前に求められていることが分かりました。
 32ページを御覧ください。こちらは、三鷹駅前でやってみたいことについて、今度は事業者の方に、駅前でやってみたいことはありますかと、先ほど市民の方にお伺いしたことを事業者の立場から回答いただくような設問の結果をまとめております。一番多かったのは、イベントに関する意見で、ビールフェスやお祭り、子ども対象のスポーツイベントなど、様々なイベントを開催してみたいという御意見を多くいただきました。
 また、やってみたいことを聞く設問でしたが、こうなってほしいという御意見や御要望もいただいておりまして、通り過ぎるだけではなく、立ち止まって何かできる場所になるとよい、また、多目的広場や公園が欲しいなどの意見があったところでございます。
 ページをおめくりいただきまして、33ページを御覧ください。33ページから36ページまでは、三鷹駅前についての自由意見となりますが、市民の方、事業者の方に共通した設問で、三鷹駅前について思うことを何でも教えてくださいという設問の結果をまとめています。
 まず、33ページと34ページは、市民の方の結果をお示ししております。こちらも、先ほど同様、様々な御意見をいただいておりますけれども、34ページに記載しておりますが、再開発事業に関する御意見が、先ほどの問いより多かったことが特徴となります。大型の店舗が欲しいなど、お店を求める声が多くありましたが、一方で、大規模な開発に否定的な御意見もあり、全体的な傾向としては、歩きやすい歩道、休憩する場所、広場・公園など、人を中心とした空間を求める声が多くあったところでございます。
 ページをおめくりいただきまして、35ページ、36ページを御覧ください。こちらは、今と同様の問いを事業者の方に聞いた結果をまとめております。こちらも多岐にわたる御意見をいただいておりますが、特に、買物環境や交通環境に関する意見が多くございました。買物環境につきましては、お店を求める声が多くありましたが、求めるお店としては、大型商業施設、個性的なお店など、様々な御意見がありましたので、今後のにぎわいづくりの方向性については、多様な視点で進めていくことが必要だと思われます。
 また、交通環境に関する意見としましては、中央通りのバスが多く危険である、違法駐輪が多く歩きづらいなど、バスや自転車の課題に関する御意見が多くありました。市民の皆様、事業者の皆様から様々な御意見をいただきましたので、改めて三鷹駅前の課題を認識し、今後のまちづくりに反映させたいというふうに考えております。
 ページをおめくりいただき、37ページを御覧ください。こちらは回答者の属性になります。こちらは今回の調査結果について、回答者の属性をまとめたものでございますが、12月に本委員会で報告したのと同じ内容となっております。37ページから39ページまでが市民向けの調査の結果、39ページから40ページまでが事業者向けの調査の結果となっております。
 次に、41ページを御覧ください。41ページと42ページは、事業者ヒアリングといたしまして、アンケート調査の後に実施した事業者の方へのヒアリングの結果をまとめております。41ページ、上のところで実施概要を記載しておりますが、対象としましてはアンケート調査に回答いただいた方のうち、ヒアリングが可能と回答した方から、回答内容や業種バランスなどを考慮して選定いたしまして、実施したところでございます。
 実施方法は、市職員によるお店や事業者などへの訪問を基本としましたが、先方の希望によって駅前のMachikoeの打合せスペースで実施した方もいらっしゃいます。実施期間は、令和3年11月19日から12月24日まででした。実施した数といたしましては、ヒアリングを可能と回答いただいた方が59名いらっしゃいましたが、そのうち30名の方に実施をいたしました。
 次に、その下に、いただいた主な御意見をまとめております。今回のヒアリングは、主にお答えいただいたアンケートの回答の内容についてお話を伺っておりますが、ここではその中でも特に多くいただいた御意見を記載しています。全体的な傾向といたしましては、事業者の方、三鷹に愛着がある方が多く、治安や歴史・文化について高く評価している方が多くいらっしゃいました。一方、先ほどの自由記述と同様、お店を求める声やバス、駐輪場の課題に関する御意見も多くいただきました。
 また、42ページの最後、その他として記載をしておりますが、商店会の加盟数のことや新規出店がしづらいなど、事業者の方ならではの視点の御意見もいただいたところでございます。
 次、ページをおめくりいただきまして、43ページを御覧ください。こちらは、最後にまとめといたしまして、大きく6つ、まちづくり、にぎわいづくり、緑や広場、交通や道路の環境、防災や安全、コミュニティ、以上、この6つの項目について、それぞれの結果の分析と今後の取組の方向性をまとめております。
 まず、(1)、三鷹駅前のまちづくりについてですが、市民の方、事業者の方ともに、現在の三鷹駅前について、治安のよい環境でマンションなどの住宅が多く、日用品の店舗が充実しているというイメージをお持ちの方が多くいらっしゃると分かりました。一方、自由記述の意見を見ると、吉祥寺や武蔵境など、JR中央線沿線のほかの駅前と比較して特徴がないという意見が多くございました。
 今後の取組の方向性といたしましては、治安のよさや今の三鷹駅前の魅力を維持しながら、三鷹の歴史や文化を活用した新たな魅力を創出し、市民の皆様がより暮らしを楽しめ、また、駅前から遠い方や三鷹市外にお住まいの方も訪れてみたいと思えるまちづくりを進めることが必要だというふうに考えております。
 次に、(2)、にぎわいづくりについてです。43ページ、44ページにわたって記載をしておりますが、魅力的なお店やまち並みの美しさを求める声が多くございまして、特に事業者向けのアンケートの結果では、開業して10年から30年ぐらいまでの事業者の方の回答率が高くございましたが、今後のまちづくりを協働で取り組むことが期待できると考えられます。
 また、事業者向けのアンケートでは、市外から遊びに来るような集客施設が必要だと回答した人が約半数近くおりまして、生活の利便性の向上だけではなく、三鷹駅前の魅力の向上につながる施設の整備が求められると考えられます。
 今後の取組の方向性といたしましては、店舗の充実やまち並みの質の向上、ウオーカブルな環境づくりに取り組み、都市空間としての個性と魅力を高めることが必要だと考えられます。
 次に、(3)、44ページですが、緑や広場についてです。広場や公園を求める声は多くございまして、特に飲食店や長く営業している事業者の方に、その傾向がうかがえました。このことから、イベントや滞在する場所など、にぎわいづくりにつながる場所への期待が高いことが分かりました。また、緑が増えることについても好意的な御意見を多くいただいております。
 今後の取組の方向性としましては、広場や公園などのパブリックスペースと緑化の推進が求められていることから、「百年の森」への取組や、にぎわいづくりにつながる魅力的な、滞留できる空間を整備することが必要だと考えられます。
 次に、(4)、交通や道路の環境についてです。自転車やバスに関する意見を多くいただいておりまして、自転車に関しては、駐輪場が少ない、使いづらい、自転車マナーが悪い、違法駐輪で歩道が歩きづらいなどの意見が多うございました。また、バスにつきましては、中央通りに並んで停車していることから、歩行者の視界が悪くなり、危険である。また、発着場が利用しづらいなどの意見がありました。
 今後の取組の方向性としましては、自転車に関するハード・ソフト面での改善や歩きやすい歩行空間の整備、また、バスの安全性や利便性の改善に向けた取組について検討が必要だと考えられます。
 ページをおめくりいただきまして、45ページを御覧ください。次に、こちらは、防災や安全についてです。アンケート調査の結果から、駅前の治安のよさについては評価が高く、それを維持したまちになってほしいという結果がうかがえました。また、防災については、事業者ヒアリングでは避難場所が遠い、行きづらい、駅前の近くに防災拠点が欲しいなどの意見を多くいただいたところでございます。
 今後の取組の方向性といたしましては、防犯面では、今のよさを維持しつつ、防災面では、今後より多くの方にお越しいただくことを想定しますと、防災拠点や避難場所などの地震や台風などの自然災害や感染症対策を見据えた三鷹駅前での防災機能の充実が重要になると考えられます。
 最後に、6番、コミュニティについて御説明します。事業者の方は、商店会や町会のような既存のコミュニティがより活発になることや、お店同士の新しいつながりを求める回答が多くありました。また、市民の方は自由記述で、あらゆる世代が利用できる活動場所や誰でも参加できるいろいろなイベントを求めている意見が多くあったことから、今後の取組の方向性といたしましては、商店会や町会などの既存のコミュニティのよさを大切にしながら、多世代、多文化など、多様なコミュニティに対応できる場づくりに向けての検討が必要だと考えられます。
 まとめは以上になります。先ほど申し上げましたとおり、この後、46ページ以降は参考資料として今回のアンケート調査票をつけております。
 なお、本日御報告いたしました基礎調査の結果につきましては、4月にホームページや「広報みたか」などを使って、市民の皆様へも報告することを予定しております。令和4年度は、今回実施したこの調査の結果を基に、新三鷹駅前地区再開発基本計画(仮称)の策定に向けた取組を進めます。また、今回のアンケートで終わりではなく、引き続き市民の皆様から御意見を伺いながら進めてまいりたいというふうに考えております。
 私からは以上です。


◯委員長(後藤貴光君)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。


◯委員(紫野あすかさん)  よろしくお願いいたします。このように、市民、または事業者の方からの声を広く聞こうという、この取組はとてもすばらしいと思うんですけれども、実施期間が1か月しかなくて、市民の方もこれをやっているということを知らない方も多くて、実際に回答率を見ても、とても少ないなと思います。本当にこれが民意というふうに捉えていいと考えていらっしゃるか、一部の方の御意見というふうに思っていらっしゃるか、もう少し広く期間をたっぷり取って、もっとたくさんの多様な意見を聞いたほうがいいのではなかったかと思うんですが、その点はいかがでしょうか。


◯都市再生部調整担当部長・エリアマネジメント担当部長(向井研一君)  12月の本委員会でも中間報告をした際にも同様の御指摘、御意見をいただいたところでございます。最後のほうで申し上げたとおり、このアンケートで市民の意見を全て聞いたというふうに位置づけている認識はございません。これからも引き続き、より多くの方々の意見を聞きながら進めていかなければいけないということは認識しておりますので、アンケートの調査の結果をこれから基本計画、基本プランなどに反映させていきたいと思っておりますが、節目節目でまた広く市民の方、議会の皆様はもとよりですけれども、多くの方の意見を聞きながら進めていきたいというふうに考えております。


◯委員(紫野あすかさん)  これが市民にとってまちづくりを一緒につくっていく一歩だったと思うんですけれども、やはり節目節目でっていうことなんで、2回目、または計画ができてから3回目とか、何度もこういうアンケートは、年に1回とか行われるような計画なのでしょうか。


◯都市再生部調整担当部長・エリアマネジメント担当部長(向井研一君)  このようなアンケートの形とは限らずに、広く広報などでお示しして、意見をいただいたりとか、また、駅前の地権者の方、商店会の皆様方の下に赴いて説明をしたりとか、そういうことも適宜適切にやっていきたいと思っています。今のところ、令和4年度は、こういう大々的なアンケートをするという予定はございませんけれども、広く意見をいただけるような取組は進めていきたいと思っております。


◯委員(紫野あすかさん)  このアンケート結果を4月以降、広報などで市民にお知らせ、お返しするということなんですけれども、やはりそれを見て、ああ、アンケートを集めてたの、知らなかった、私も言いたかったという方とかもいらっしゃると思うので、頻繁にアンケートを取らないのであれば、随時受け付ける、ホームページなどでも、常にこの項目で返事ができて、いつでも声を聞く姿勢があるよというふうなことなどはできないものでしょうか。


◯都市再生部調整担当部長・エリアマネジメント担当部長(向井研一君)  いろんな工夫が必要だと思っております、広報やホームページ。広報に出せば、それで市民の方全員に、多くの方に見ていただけるかと思うと、案外見ていない方もいらっしゃるという一面もありますので、いろんな工夫が必要だと思いますけれども、継続して随時──常にという今御指摘をいただきましたけれども、それに向けていろいろ工夫しながら、意見を聴取できるように進めていきたいと思います。


◯委員(紫野あすかさん)  分かりました。お願いいたします。この「百年の森」構想ですけれども、知っている人は、パンフレットをちょっと見たとか、広報を見た。でも、知らない人は、再開発のことについてまだまだ分からない、どうなっているんだろうとか、何も分からないという市民の方の声をたくさんお伺いしています。どうしても、あのパンフレットを見るだけでは、緑化計画なんだと、緑を増やすことが目的なんだというふうに受け止めておられる方も多くて、三鷹はもう既に緑もいっぱいなのに、何をするんだろうとか。
 もちろん、はっきりとした計画の中身が決まっていないので、市民の方も分からないのは当然だと思いますけれども、私がよく市民の方から駅前再開発についての意見を聞くのは、森と言うんだったら、高層ビルは森にはないよねとか、高いビルは森にはないよねっていう意見もお伺いします。
 この今と未来のイメージの比較でも、大型の商業施設があるとか、ビルが多いということをあまり望んでいないという結果で、大規模な大型マンションは要らないという反対意見も個別の市民の中には──結構19人って、多い数だと思うんですけども、いろんな意見の方もいらっしゃるので、今後も市民の皆さんの意見を広く聞く姿勢を持っていただきたいと要望します。
 以上です。


◯委員(伊沢けい子さん)  それでは、幾つか質問したいと思います。前ももしかして聞いたかもしれませんが、まず1ページのところで、このアンケートを取るに当たって、アンケート用紙とともに資料とか、何か一緒に提供したのかどうかという点と、それから、事業者向けの回答率が22.9%というのは、郵送なんでしょうが、非常に少ないと思うんですけれども、その数字についてはどう分析されているのか、まずお聞きしたいと思います。


◯都市再生部調整担当部長・エリアマネジメント担当部長(向井研一君)  まず、このアンケートをどのように配布したかということでございますが、基本的にというか、全てこの46ページ以降に記載されている調査票のみでございます。何かほかに付随してつけた資料はございません。アンケートに答えていただくような形で、それに関するものを送っております。
 この事業者向けの回答率22.9%ということでございますが、これも中間報告の際に少ないのではないかと、回答率としてはもうちょっと多くあるべきじゃないかというような御意見をいただいたことは認識をしております。高いか低いかというと、全体が100%になるとすれば、2割ということだと少ないという考え方もあると思いますけれども、多くの、三鷹市で市民向けのアンケートなどをする際には、2割、3割ぐらいというのが一般的にあるケースでもありますので、極端に低かったというふうな認識はありませんけれども、より多くの回答率を上げるような取組が、今後もしアンケートなどをやる場合は意識しなければいけないなというふうに──前の紫野委員からも言われておりますけども、期間の問題とか、多くの人たちへの周知の仕方といったものについては、工夫して行っていきたいというふうに思っております。


◯委員(伊沢けい子さん)  そもそも計画がはっきりしたものが示されていませんので、そういう意味では、特に事業者は非常に答えにくかったのではないかというふうに想像はいたします。
 それから、次に13ページとか、14ページのところに、どのような未来のイメージかというところで、高層ビルが多いというところに関しては、あまり望んでないという人が7割、8割、市民も、事業者もという形だったと思います。それは、そもそも答えている方の人数がそんな多くはないですけど、でも、その中で意見を出したという人の中でも、高層ビルというものによる開発ということは、非常に望んでいないということがあるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。


◯都市再生部調整担当部長・エリアマネジメント担当部長(向井研一君)  特にこの高層ビルが多いとか、オフィスが多い、マンションが多いなどのものについて、未来には求められていないという結果については、改めて担当としても認識したところでございます。これまでもイメージスケッチや「百年の森」のコンセプトブックなどを出したときも、やはり高層ビルへの反対というか、後ろ向きの意見があったということはございました。
 ただ、やはりこの再開発を考える上では、駅前は広い敷地がたくさんあるわけではありませんので、限られた敷地の中でオープンスペース、潤いや安らぎなどを求められるような、そういうオープンスペースをつくるには、部分的には土地の高度利用が必要となる可能性があるとの認識は持っておりますし、また、再開発事業でありますので、地権者の皆様の生活再建を進めるといった事業の採算性のバランスという視点も、大事なものとして捉えております。
 ただ、やはりこのように、高層ビルというようなものが多くの市民の方に──これで全ての市民の方の意見とは認識をしておりませんけれども、そういう声があるということは真摯に受け止めまして、高層ビルありきで施設計画を進めるのではなくて、事業の実現性を踏まえて、三鷹らしい計画を検討していきたいというふうに、この結果から認識をしたところでございます。
 以上です。


◯委員(伊沢けい子さん)  中央線沿線の各いろんなまちの再開発、国立市とか、小金井市などもありますけど、やはり、結局高層マンション、ツインタワーみたいなものが建ってということが再開発とセットであるということで、イメージ図にも、もともと子どもの森とかっていうときに載っていたと思いますけど、そういったものについては、改めてこのアンケートの結果で示されたのでは、市民が望んでいない、事業者さんも望んでいないということが分かったのではないかと思います。
 それで、次の34ページに、自由記述のアンケート結果がありますが、その34ページの、先ほど報告もありましたけど、再開発事業そのものについて、大規模な再開発、高層マンションや大型商業施設への反対意見というものが19件あったということで、二百何件回答があったうち、19件というのは、1割近くあって、割合に大きいんじゃないかなと思いますが、この辺はどう捉えていますでしょうか。


◯都市再生部調整担当部長・エリアマネジメント担当部長(向井研一君)  確かに再開発事業については多くの意見をいただいたというふうに先ほど御報告いたしましたけれども、中でも大規模な再開発、これ、こういうふうにくくっておりますけれども、やはり高層マンションとか、大型商業施設が来ることへの反対意見というのが、具体的にはございました。
 やはり、これは市民、事業者の方の意見ですので、これは真摯に受け止めていきたいというふうに思っております。ただ、やはり再開発事業を進めるという目標、その考えはなくしているわけではありませんので、その中でこの再開発を進める上で市民が求められているものと、より三鷹にふさわしい事業の在り方というものを、今後具体的にお示しをしながら、また、そこでも事業者や市民の方の意見を聞いて、進めていきたいというふうに思っております。


◯委員(伊沢けい子さん)  それから、38ページに市民の方でお答えになった方の属性がまとめてありますけれども、その住んでいる地域のお答えが、やはり下連雀と上連雀という駅前の方が多くて、合わせると7割近い方が、連雀地域の方が回答されています。それで三鷹駅前に行く頻度というのも、その回答された中での集計だと思いますので、当然ながらほぼ毎日とか、週に数回、月に数回というふうになるんだと思うんですけれども、ほかの連雀地域以外の方は回答者の中で少ないので、そもそも三鷹駅を使うっていうことでは、連雀地域以外の方は三鷹駅を使わないという方が、本当に中原なんかだと、私も本当に年に1回も行かないよというような声を聞いたりしていますが、そういう意味じゃあ、この答えた方っていうのは、やはり駅前にすごく偏っていると思うんですよね。いかがでしょうか。


◯都市再生部調整担当部長・エリアマネジメント担当部長(向井研一君)  確かにこの市民向けのアンケートの属性を見ますと、下連雀、上連雀の方が多いので、結果的に行く頻度につきましても、そういう方たちの頻度といたしましては、ほぼ毎日とか、週に数回というふうに、割かし頻度が高いという結果が出ているということは、認識をしております。
 まず、この駅前に関してのアンケートであったということ。ただ、広く、なるべく多くの方々にお答えいただけるように、各いろんなコミュニティ・センターや公共施設などにも置きましたけれども、やはり関心が三鷹駅前ということで、駅前の方が多くなってしまったという、そういう兆候があることは確かだと思います。
 と言いつつも、少ないながらも三鷹駅前から遠い方々の意見というのも一定数ございましたので、やはりそういう人たちが駅前に求めるものは何なのかといったことを、これからも分析した結果をこれからの計画に反映させて、より魅力的な駅前になるような取組を考えていきたいというふうに思います。


◯委員(伊沢けい子さん)  三鷹駅前の再開発事業というのは、やはり使う頻度とかということでいうと、連雀地域などを中心とした人たちの問題になるということが非常に大きいと思います。それにもかかわらず、整備事業費というのは非常に莫大なものになるということは必至であると。一方で、金額というのは現時点でも一切明らかにされていないです。それは議会に対してもそうですし、市民の方々に対しても、事業費が幾らかかるのかということは示されていないわけです。
 仮に、本当に事業を再開することになれば、市の財政に大きな負担になることは間違いないし、それで、一方で、再開発法に基づく事業というのは、市民が望む施設とはかけ離れたものになるということが、他のこの中央線沿線の市区町村などの事例でも明らかであるという点から、この事業については、三鷹駅前のいわゆる再開発法に基づく再開発事業は行うべきでないということを申し上げておきたいと思います。これは意見です。
 以上で終わります。


◯委員(大倉あき子さん)  よろしくお願いいたします。この基礎調査の結果を見させていただいて、事業者、市民、また属性にかかわらず、似たような傾向が回答であるなということを実感をさせていただきました。また、駅前にわくわく感があるとか、美しいまち並みとか、散策するスペースがあるとか、緑が多いとか、本当にこれからの三鷹の駅がよりよいものになるということを、皆さん、期待されているということを、私はこのアンケート調査からすごく感じさせていただきました。
 その中でちょっと質問なんですけれども、今回、事業者ヒアリングを実施されたということで、アンケートだけでなく、やはり直接お声を聞くということはやり取りも、キャッチボールもできるので、非常によかったかなと思っているところなんですけれども、今回、59社のヒアリング、オーケーという回答の中で、30社ということで、これはもともとこの数、30社ということの数があっての選定だったのか、それとも、回答結果とか、また業種のバランスとかを考えての結果として30社になったのか、お伺いしたいと思います。


◯都市再生部調整担当部長・エリアマネジメント担当部長(向井研一君)  初めに何社を行うということは決めずに、回答内容や業種バランスを考慮して、希望をしていただいた会社の方には順次連絡を取って、ヒアリングを進めさせていただきました。なるべく多くの方に、59社全部にヒアリングができればというふうに考えておりましたけれども、ヒアリング自体を、年末ということもあって、希望はしたけれども、都合がちょっとつかないとか、忙しくて辞退したいという方もあった結果、この30社になったという、こういう経緯でございます。


◯委員(大倉あき子さん)  分かりました。59社の全部にかけての結果が30社ということで、理解をさせていただきました。
 また、中間報告をいただきまして、この中間報告が既にホームページに概要版も詳細版も掲載されているかと思うんですけれども、こういった途中報告を協力していただいた事業者さんにフィードバックされているのか、それともホームページを御覧くださいという形になっているのか、ちょっと確認をさせていただきたいと思います。


◯都市再生部調整担当部長・エリアマネジメント担当部長(向井研一君)  その件、私も、今日、ここで委員会の皆様方に御報告した後、3月末には事業者に委託をしているこの業務も終わりますので、一定のまとまったところで、ヒアリングを行った事業者の方には、個別にやはりこの結果をお知らせをしたいというふうに思っております。お忙しい時間を割いていただいて、ヒアリングをしていただいたわけでありますので、それに対するフィードバックは丁寧にさせていただきたいというふうに思っております。


◯委員(大倉あき子さん)  ありがとうございます。駅前の商店の方たちは、本当に今回の再開発はどうなるのかということで、すごく期待と、また本当にどうなっていくのかって知りたいという思いがすごくあるお声をよく伺います。本当、今回、貴重な御意見をたくさんいただいたかと思うんですけれども、やはり、市がどういう姿勢でいるのかということを、駅前の方、また事業者の方にきちんとお知らせしていくということが、事業者の方が市は本当に本気で取り組んでくださっているんだなということの安心につながると思うので、そこはやはりお互い、やり取りというのは非常に重要になってくるかと思うので、今後もよろしくお願いをしたいと思います。
 あと、もう一つ、令和3年度に基本プランを策定する予定が、新型コロナウイルスの感染症の影響で時間を要して、地権者との合意形成に至らなかったということなんですけれども、コロナ禍の影響と考えると、今年も、また令和4年度もどうなっていくのかというのが非常に先が読めないというところなんですが、このコロナ禍にかかわらず、令和4年度はしっかりと進めていくということなのか、やはりコロナ禍ということが、この策定に、基本プランをつくるに当たっても影響していくと考えるのか、そこだけ確認をしたいと思います。


◯都市再生部長(久野暢彦君)  コロナにつきましては、本当に今年度、どちらかというと影響を受けっ放しだったんですけれども、次年度、来月以降はコロナが少し落ち着けば本当にいいと思うんですが、たとえそうでなくても、もう少し何か工夫の方法を考えてプランをつくっていきたいなと思っております。
 実際には、権利者の方々とか、地元の方々と接触することが難しいという状況は、本当に事業を進める上でやりにくいんですけれども、ちょっとほかの考え方もありますので、今回のこの基礎調査の結果なども踏まえて、また地権者の方々と大勢で集まることが無理でも、一部の方々と個別にでもお話ができれば、少しずつ、状況を踏まえて、できるだけ本当に急いでやりたいなというふうに思っております。
 以上です。


◯委員(大倉あき子さん)  承知しました。また地権者との話合いというのが、本当に合意形成というのが大変だと思います。合意形成といっても、何年も何年もたっている現状があるかと思うので、ここは本当に力強く進めていかないと、また延びてしまうということがちょっと懸念をされているので、ぜひそこは丁寧に、そしてスピード感を持って前向きに取り組んでいただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。ありがとうございます。


◯委員(大城美幸さん)  1点だけ確認したいと思います。13ページ、14ページで、先ほど来、未来のまちのイメージで、高層ビルを望んでいないということが明らかになり、先ほどの御答弁を真摯に受け止め、高層ビルありきで進めるのではなくというふうに御答弁がありましたが、まとめのところで、43ページの三鷹駅前のまちづくりについてのところで、この高層ビルのことについては触れられていないんですが、この調査結果がこれからの計画の基礎資料で、ある程度の方向性というか、基礎資料なんだけど、これからの、今後の取組の方向性というふうにそれぞれ書いていますが、やはり構想の最初のイメージが、雲の上の高層ビルが、すごい市民にはインパクトがある、強烈なイメージがあるので、高層ビルありきではなくて、身の丈に合った地権者が住み続けられるまちづくりを目指すんだっていう、そういうことをきちんとどこかで示してほしいなと思いますが、いかがでしょうか。


◯都市再生部長(久野暢彦君)  当然、市街地再開発事業ですので、地権者の方々が住み続けられるようなまちをつくるべきだと考えております。新たに何かの移転した跡地に、新規で、もともと住んでいた方がおられないところの開発だったら、また違う考えがあるのかもしれませんが、現地は、こちらについては、当然、今お住まいの方々、それから商売を営んでいる方々がおられる地域で、また、この方々の資産である土地ですとか、そういった資産を活用して再開発事業が行われるものですので、地域の方、地権者の方々が住み続けられるような、そういうまちづくりを前提として考えているところです。
 高層ビル云々については、これは計画の話ですので、高層ビルが絶対になくなるとか、そういうことをお約束するものではありません。そういうものがないと、地権者の方々が将来、生活再建が成り立たない場合もありますので、やはり地権者の方々が将来その場所に住み続けられるような計画を前提にしながら、とはいうものの、今回の基礎調査の結果から、物すごく高いものは、みんな周りの方々があまり望んでいないという傾向は分かりましたので、そういうことを踏まえて計画をつくっていきたいというふうに考えております。


◯委員(大城美幸さん)  先ほど来の、駅前に敷地がないから、どうしても広場スペースとかを確保したりすると、高層にならざるを得ないというのも理解はします。だから、地権者が住み続けられるようにする、新しくやると、結局家賃が高くなるというか、それで移り住めないっていうことが起こらないようにしてほしいということもあるんですが。
 要は、超高層ビル、雲の上まで突き抜けるような、そういうことを望んでいないし、市もそういうことは考えていないということを確認したいなって思うんですが、やはり地権者や市民の駅前のまちづくりに対する様々な、右から左、賛成、反対ではなくて、どういうまちづくりをするか合意形成を図るという意味では、やっぱり膝を突き合わせて、何回も何回も話し合って、何回もアンケートをやって、意見交換をすることで醸成されるかなと思うので、その取組はしてほしいんですが、最初の質問で言ったように高層ビルっていうとちょっとあれだから、超高層ビルは考えてはいませんぐらいは言えませんか。


◯都市再生部長(久野暢彦君)  超高層ビルを絶対にやらないと、今ここでお約束することはできません。計画がどうなるか、これから決まりますので。だから、超高層をみんなが望んでいるわけではないということは認識をいたしました。ですから、計画はこれからです。その計画をつくる上では、おっしゃったとおり、膝詰めで地権者の方々といろいろ御意見を聞きながら、その方々の生活再建が成り立つ市街地再開発事業を計画する必要がございますので、その中の条件でどういった建物の配置、高さになってくるかが決まってくるというふうに考えております。


◯委員(大城美幸さん)  じゃあ、まずは地権者が中心、重要で、その人たちの合意をきちんと勝ち取って、住みよい、住み続けられる駅前の再開発を要望して、終わります。


◯委員(半田伸明君)  1ページに、新三鷹駅前地区再開発基本計画(仮称)ってあるでしょう。今まで、再開発基本計画って昔からありましたよね。それと、この新というのとどう違うのか、そこから入ります。


◯都市再生部調整担当部長・エリアマネジメント担当部長(向井研一君)  新しい計画では、これまでの計画とはまた違ったコンセプトというんでしょうか、そういうことも踏まえていきたいと思っております。それはコロナのこと、感染症対策なども含めたり、また防災・減災のまちづくりといった、今までも防災については書かれていましたけれども、よりそこのところを踏み込んだ形で、計画をまとめていきたいという思いから、今(仮称)で新ということで置いているところでございます。


◯委員(半田伸明君)  ちょっとよく分からないけど、結局、継続編で、名称が変わっただけって、こういう話なんですか。


◯都市再生部調整担当部長・エリアマネジメント担当部長(向井研一君)  継続はしていきたいというふうに考えております。継続して、さらに新たな部分も加えていきたいというところから、新というふうに入れているところでございます。


◯委員(半田伸明君)  分かりました。ここ、大事だと思っていて、じゃあ、今までは再開発何とか計画ニイマル何とかみたいのが、今まで何発かありましたよね。じゃあ、それは全部おしまいなんだと、新しくできるんだではなくて、今までの流れを引き継いで、名称が変わって、ちょっと少し盛り込みましょうと、こういうことでよろしいでしょうかね。
                 (「はい」と呼ぶ者あり)
 そうなると、これはしょせんアンケートで、こうなりましたって結果の報告だけなので、これに対して、ここは市側がどうのこうの考えていますっていう報告をする場ではないので、こういうアンケート、御苦労さまでおしまいなんですが、要はこれを受けて、再開発基本計画(仮称)につき、市側はこう考えていきますよっていうのは、当然、今後出てきますよね。
                 (「はい」と呼ぶ者あり)
 そうですよね。この手の計画っていうのは、ほかの個別計画もそうなんだけど、必ず素案があって、成案になっていくまで、一旦、素案の段階で行政報告とかあるわけですよね。その辺りの今後のスケジュールはどう考えていらっしゃるのか、ここを教えてください。


◯都市再生部調整担当部長・エリアマネジメント担当部長(向井研一君)  12月の報告のときにも若干スケジュールについて述べましたけれども、その後、令和4年度の予算もこの3月の議会でもお示しをしているところでありますけれども、現時点では、この再開発に関するスケジュールといたしましては、今年の9月にこの新三鷹駅前地区再開発基本計画、さらには1.5ヘクタールの中央通り東地区の再開発事業に関する基本プラン、これを今年の9月に案をお示しいたしまして、12月には策定をしたいという、そういうスケジュールで進めたいというふうに考えております。
 ですので、それぞれ9月の議会のときにも、この案についてお示しをする予定で準備を進めたいと考えています。


◯委員(半田伸明君)  すみません、ちょっと記憶違いだったらごめんなさいね。9月に策定って話じゃなかったっけ。ちょっとそこも前後しているかなと思うんだけど、最初から12月に策定予定ということでしたっけ。ちょっとそこ、前後関係がよく見えない。


◯都市再生部調整担当部長・エリアマネジメント担当部長(向井研一君)  12月のときにどのように答弁したかというのはあれですけれども、その時点で9月に策定をするというふうには言っていなかったと思います。9月には案をお示しするということで、それをめどに進めていきたいという、次の節目というのは9月だということは申し上げたというふうに記憶をしておりますけれども、策定というのは、9月というふうには言ってなかったと思います。


◯委員(半田伸明君)  一方、新都市再生ビジョンとの関連も出てきますよね。防災都市づくり方針という大きな流れがあって、その下に新都市再生ビジョンがあって、これも含まれる個別計画という大きな流れがあったでしょう。新都市再生ビジョンの策定はいつ頃になるのか。つまり、気になっているのは、ここの1ページにあります、再開発基本計画が新都市再生ビジョンの策定より前に策定されるのかどうか、ここです。


◯都市再生部調整担当部長・エリアマネジメント担当部長(向井研一君)  その件につきましても、半田委員に、12月のこの委員会でも御指摘いただいたというふうに記憶しておりますけれども、新都市再生ビジョンの策定のスケジュールも、今私が申し上げた基本計画などと同様に、9月に案をお示しし、今年の12月に策定ということで、これと併せた形で基本計画も策定する予定で進めたいと考えています。


◯委員(半田伸明君)  となると、新都市再生ビジョンもこの再開発基本計画も両方とも9月の段階で素案を行政報告いただいて、12月に両者とも同時に策定という流れですよね。そうなると──それは分かりました。再開発基本計画が先に出るのはおかしいだろうと以前言っていましたので、そこは御理解いただけたと思うんですが、同時にということで、そこは時間軸は調整がついたということで、それはよろしいんですが、いろいろなことが新都市再生ビジョン待ちなんです。あれ、物すごいでかい話ですよね。だから、新都市再生ビジョンの行政報告の在り方について、ここは再開発という所管なんですが、当然まち環も入ってくるでしょうね。いろいろあろうかと思います。所管はそちらですから、ただ、新都市再生ビジョンの9月の行政報告の在り方については、少し意を用いていただきたい。つまり、各所管、だあっと入っちゃうんですよね。ちょっと若干ずれますが、天文台も一部入ると聞いています。
 となると、各所管に行政報告すれば済むのレベルを超えちゃうんです。ここから先は、ぜひお考えいただきたいということを1点だけ申し上げますが、新都市再生ビジョンの素案については、やはり全員協議会を開催すべきであると。一般的な基本計画とか、第2次改定とか、そういうことがあるときに、やっぱり手続を踏まえてそれをきちんとやるじゃないですか。それと同様のレベルの重さがある話ですので、再開発基本計画についての素案の行政報告は当然ここでいいんですが、新都市再生ビジョンというのは、言わば大きな概念ですので、その行政報告の在り方は全員協議会を開催すべきではないかという声が委員会の中でありましたということは、理事者にもぜひお伝えいただきたい。
 その旨申し上げまして、質問を終わります。


◯委員(石井良司君)  ありがとうございました。この計画というか、特にこの駅前再開発は、ここには書いていないけど、部長がちらっと「百年の森」ということを言ったけども、それに向けて3年間、市長、考えてきたと思うけど、質問しても具体性はなく、自分の夢しか語ってない。全然見えてこない。だから、市長は駅前についての森が分かってない。自分で言っていることが分かっていないんじゃないかなと、私は思ってしまう。
 それで、具体的にということで、先日の予算委員会でも私は聞いたけど、言わなかった。次の質問者には、部長からしっかりと、私もほぼ理解できるような答弁があったと。やっぱりそのくらいのことは、市長として答えられなくちゃいけないと思います。そして、この内容を見ると、要するに3年間答えられなくて、早い話、3年間たってしまったということなんです。それで今、半田委員が質問したように、今年の12月に策定しますよと。ちょっと、私、何やっているのかなという思いが、はっきり言ってあります。
 それで、幾つか質問しておきたいんだけど、今回のこの調査も、市長の言葉を借りれば意図的な内容の質問をしたけども、市長に合っている結果が出てこなかった。これを見ると、これはそういうアンケートですよ。それは何かというと、やっぱりマンションが多いとか、スーパーが多いとか、治安がいいとか、ここが中心なんですよ。それで、かわいそうに、部長が「百年の森」と一言言ったけども。
 それで、質問したいのは、これを見ると、森ではなく街路樹なんですよ。まち並みなんですよ。それで、ここにウオーカブルシティーの言葉がちらっと書いてあるけども、これウオーカブルシティーというのは、ロンドンとか、パリとか、私は行っていいなと思ったのは、コロンビアのボゴタ、あそこも非常にきれいなまちなんですよ。そういうまちっていうのは、はっきり言って緑があまりない。そういうまちなんですよ。
 ここでそういうまちを駅前でつくろうとするというのは、何回も言うけど、いかがなものかなという思いがあります。やっぱり駅前というのは、にぎわいはいいんですよ。オープンスペースをつくろうとすれば、やっぱりこれ、3次元の世界だから、上に行くしかないんですよ。そういうことを考えないで、「百年の森」、子どもの森構想を言っていても、私はいいまちづくりはできないと思う。ここでも言われているように、街路樹があったほうがいいって言っているじゃないですか。オープンスペースがあったほうがいいと言っているんだから。やっぱりそういうことを考えながら、しっかりまちづくりをしていかないとと思うんだけども、この街路樹と森の構想とね。
 要するに森の構想と街路樹の関係というか、それとまたオープンスペースとの関係というのをどういうふうに考えているんでしょうかということなんですよ。それが三鷹の駅前なんですよという、そこをちょっとお聞きしておきたいと思います。


◯都市再生部長(久野暢彦君)  とても貴重な視点だと思っております。街路樹、それからオープンスペース、そして「百年の森」の構想の話、これらについては、今現状にある建物、コンクリートで造られた駅前の無機質な建物の現状、それから、その道路との間に植えられていく、植えることのできる街路樹、それから建物にそのまま──壁面とか、屋上などに緑化できるもの、それと、今回のような再開発のように、建て替えをする場合に、新規に造る場合に、建物の周りにオープンスペースを取って、そこに緑を植えていくということで、いろいろ形は違うかと思います。
 「百年の森」構想のポイントとしては、当然これから建物が建て替わっていくときに合わせて、少しスリム化しながら、周りのところ、建物の足元周りにオープンのスペースをつくっていくというのが1つあります。それと別で、今現状にある建物についても工夫の余地があると。壁面ですとか、屋上などに緑化していくというところと、2つ考え方があるというふうに思っております。
 その両方を兼ねながら、年月は随分かかると思いますけれども、建物が建て替わっていくにつれて、徐々に徐々に緑が増えていくと。決して駅前が全部森になるわけでは全然ありませんので、建物と緑がある程度共存するようなまちを目指していくと、そういうものを考えております。
 コロンビアは確かに魅力的なまちでありますけれども、あのパターンとは違ってくる、むしろ三鷹らしいまちを目指すべきではないかというふうに、今考えております。
 以上です。


◯委員(石井良司君)  でも、これに書いてある森っていうのは森ですよね。だから、やはり今言われたように街路樹を中心とした、また壁面の緑を中心にした、そういうまちづくりはいいんですよ。それで、ただ、これを見ると全然分からない。ただの森だもの。だから、そういうようなことをやるんじゃなくて、今部長が言われたようなことをしっかりとやっぱり図面化というか、見える化していかないと、先ほど言われたように具体化していかないと、私は物事は前に進まないと思う。
 だから、そういうものをしっかりと示してもらって、それで計画をしてくださいよ。市民の意見、十分聞いてくださいよ。今も言われたけども、いろんな方法でとあるけども、手紙でもいいんですよ。インターネットが嫌いな方は手紙でもいいんですよ。お年寄りは使えない方もいらっしゃるから。基本的にはリモートでやったり──今みんな企業ではテレワークをやっているんだから、1週間のうち、3日、4日、会社に行かないで、2日ぐらいでやっているんですよ。そういうような、いろんな方法があると思うんですよ。
 若い方にはどうするか、年配の方にはどうするか、それをしっかりとやってくださいよ。それでないと、こういう計画は進みませんよ、私は基本的にクエスチョンマークだけど。だから、そこをしっかりやってください。
 やっぱり、駅前の緑はいいです。でも、にぎわいと言ったら、ここに滞留できる空間の創出ってあるけども、滞留したら経済は回らないんですよ。それで、これウオーカブルシティーでしょう。歩きやすいまちなんですよ。全然この関連性が非常に乏しい。だから、そういうことも考えながら、しっかりとした駅前のまちづくりをやっていただきたいということで、お願いをして、まだまだ言いたいことはありますよ。ここら辺でやめておきます。
 以上です。


◯委員長(後藤貴光君)  以上で行政報告を終了いたします。
 しばらく休憩いたします。
                  午前10時50分 休憩


                  午前10時51分 再開
◯委員長(後藤貴光君)  委員会を再開いたします。
 議会閉会中継続審査申出について、本件を議題といたします。
 三鷹駅前地区再開発基本計画・事業等に係る諸問題及び今後の市庁舎・議場棟等に関して調査検討し、対策を講ずること、本件については引き続き調査を行っていくということで、議会閉会中の継続審査を申し出ることにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 異議なしということで確認をいたしましたので、さよう決定いたします。
 次に、次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、次回定例会会期中とし、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくということにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 異議なしということで確認をいたしましたので、さよう決定いたしました。
 その他、何か皆様からありますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。お疲れさまでした。
                  午前10時52分 散会