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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(令和4年文教委員会) > 2022/12/13 令和4年文教委員会本文
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2022/12/13 令和4年文教委員会本文

                  午前9時29分 開議
◯委員長(渥美典尚君)  ただいまから文教委員会を開きます。
    ──────────────────────────────────────


◯委員長(渥美典尚君)  初めに休憩を取って、審査日程及び本日の流れを確認いたしたいと思います。
    ──────────────────────────────────────


◯委員長(渥美典尚君)  休憩いたします。
                  午前9時30分 休憩


                  午前9時31分 再開
◯委員長(渥美典尚君)  委員会を再開いたします。
    ──────────────────────────────────────


◯委員長(渥美典尚君)  審査日程及び本日の流れにつきましては、1、議案の審査について、2、議案の取扱いについて、3、行政報告、4、文教委員会管外視察結果報告書の確認について、5、所管事務の調査について、6、次回委員会の日程について、7、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
    ──────────────────────────────────────


◯委員長(渥美典尚君)  市側が入室するまで休憩いたします。
                  午前9時31分 休憩


                  午前9時33分 再開
◯委員長(渥美典尚君)  委員会を再開いたします。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


◯委員長(渥美典尚君)  議案第54号 三鷹市市民体育施設条例の一部を改正する条例、本件を議題といたします。
 本件に対する市側の説明を求めます。


◯スポーツと文化部長(大朝摂子さん)  では、議案第54号 三鷹市市民体育施設条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。
 この議案は、三鷹市総合スポーツセンターの個人使用の場合、回数券を使用できるものとするほか、三鷹市大沢野川グラウンド駐車場の使用料の額を改定するため、提出いたしたものでございます。
 詳細につきましては、お手元の議案審査参考資料に基づきまして、平山スポーツ推進課長から御説明申し上げます。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  文教委員会議案審査参考資料に基づきまして、御説明いたします。議案第54号 三鷹市市民体育施設条例の一部を改正する条例についてでございます。本議案の改正点は大きく2点ございます。まず1点目が、総合スポーツセンターの個人使用における回数券の導入について、2点目が、三鷹市大沢野川グラウンド駐車場の使用料の改定についてでございます。
 資料1を御覧ください。回数券の導入についてでございます。1、目的・内容です。元気創造プラザ利用者の利便性の向上を図るため、市民等を対象とした現行の三鷹市総合スポーツセンター等の個人使用に係る市民等カードに代えまして、多機能の市民等個人利用者カード(仮称)を導入することで、キャッシュレス決済による使用料の支払いを可能とするとともに、三鷹市総合スポーツセンターの個人使用について回数券を新たに導入し、一層の利用促進を図るものでございます。
 (1)でございます。市民等個人利用者カード(仮称)の交付対象者でございます。この交付対象者は、回数券の交付対象者と同じでございまして、カードを交付された者が回数券を利用できるというような関係にございます。対象は三鷹市内に住所を有する者、または市内に通勤し、もしくは通学する者、もしくはふじみ衛生組合を構成する調布市に住所を有する者としております。こちらは、三鷹市市民体育施設条例別表第4(第12条関係)備考1(5)に規定する市民等に該当する者でございます。
 (2)でございます。市民等個人利用者カード(仮称)の機能でございます。カードの機能として、大きく4点ございます。まず、アといたしまして、個人使用に係る使用料の回数券購入、決済が可能となります。イとしまして、カードに大人、子ども、高齢者の区分が記録されることにより、券売機において市内料金、子ども料金、高齢者の減額料金の適用が可能になります。ウ、券売機で現金のチャージにより使用料のキャッシュレス決済が可能です。エ、個人使用の使用料のチケットレス対応、プールやトレーニング室等の各施設入り口に設置する端末で、駅の自動改札のようなタッチ・アンド・ゴーが可能となります。
 米印のところ、当該カードに対応する券売機は、元気創造プラザ内の1階総合案内横、地下1階総合スポーツセンター受付横、地下1階プール受付横に設置しております。
 (3)の回数券の内容でございます。弓道場・アーチェリー場を除きますが、総合スポーツセンターの個人使用(市民等に限る)につきまして、11回分利用できる回数券を10回分に相当する額で購入できるものといたします。購入については、市民等個人利用者カード(仮称)の交付を受けた者が、券売機を通じて行うものでございます。
 (4)の回数券が利用できる施設です。ア、メインアリーナ、サブアリーナ、武道場、小体育室、軽体操室及び多目的体育室における種目別個人開放、イ、プール、ウ、トレーニング室、エ、ランニング走路となってございます。
 米印、それぞれの区分のみで利用できる回数券を券売機で購入していただく形です。この上記区分については、市民等個人利用者カード(仮称)の利用(回数券を含む)により、各施設入り口に設置する端末により、チケットレスでの対応が可能となってございます。
 ページをおめくりいただきまして、(5)、その他でございます。ア、市民等個人利用者カード(仮称)の再交付に当たっては、カード実費として200円を徴収することとします。イ、チャージ上限額は2万円を予定しています。ウ、回数券は2セット(22回分)まで購入することができます。エ、カード返却、紛失時等にチャージ金等の返金を予定しているところでございます。
 2、回数券利用の流れです。(1)、市民等個人利用者カードの交付申請、カード交付を受けます。次に、券売機で回数券を購入していただくような形になります。(2)、市民等個人利用者カード(仮称)の交付申請です。受付場所につきましては、元気創造プラザ内の1階総合案内と地下1階総合スポーツセンター受付の予定でございます。イ、受付時間は午前9時から午後9時30分まで、ウ、必要書類については、申請者の氏名、住所、年齢を確認できる書類(運転免許証、健康保険証、住民票などのコピー)。ただし、市内在勤者または市内在学者の方は、上記書類に加え、在勤または在学を確認できる書類(社員証、在勤証明書、在学証明書などのコピー)を提出していただきます。
 3番、施行期日は令和5年2月28日でございます。
 続きまして、資料2でございます。大沢野川グラウンド駐車場の使用料の改定についてでございます。
 1、背景・概要です。東京都の野川大沢調節池規模拡大工事のため、平成28年度より利用を停止している大沢野川グラウンド駐車場の使用料につきましては、周辺の有料駐車場の利用料金と比べ安価になっていることから、以前は施設利用者以外の駐車場の利用者──大沢総合グラウンドの利用者であったり、飛行場の利用者も散見されたところです。そこで、令和5年4月下旬の同施設の利用再開後は、大沢総合グラウンド利用者との公平性や受益者負担の観点から、周辺有料駐車場の利用料金を勘案した金額設定とするものでございます。
 2、改定内容でございます。大沢総合グラウンド利用者との公平性や使用時間に応じた受益者負担を図るため、使用時間にかかわらず一律500円としている大沢野川グラウンド駐車場の使用料について、最初の1時間以内を300円とし、以後1時間を超え20分までごとに100円(1日最大1,200円)に変更するものでございます。
 お手元の資料に改正前の表がございまして、矢印で改正後としております。改正前の使用料が500円になりまして、改正後は、1時間以内300円で、1時間を超え20分までごとに100円といった形で、備考の2のところに、使用料の上限額は1日当たり1,200円とすると記載しております。
 使用料の比較は、お手元の表になっておりますので、御覧ください。
 次のページをおめくりください。3、近隣の駐車場の利用料金でございます。近隣の駐車場でございますけれども、表の1段目では、武蔵野の森公園第二駐車場、こちらは大沢総合グラウンドに隣接する駐車場でございます。こちらが最大1,200円(12時間)、そして初回1時間300円、以降20分ごと100円という形です。営業時間につきましては24時間となっております。2段目に、調布飛行場の第一と第二の駐車場でございます。最大料金は1日当たり1,000円という単位でございます。1時間ごとに100円という形で、営業時間は午前8時30分から午後6時まででございます。
 欄外の米印に大沢野川グラウンドの駐車場の開場時間を記載してございます。午前6時30分から午後7時30分まで。11月から翌年3月までにあっては、午前6時30分から午後5時30分までとしております。使用時間別の料金については、お手元の表のとおりでございます。
 施行期日につきましては、規則で定める日としております。
 続きまして、資料3、三鷹市市民体育施設条例新旧対照表を御覧ください。こちら、ページで申し上げますと、11ページのところをお開きください。網かけの部分がございます。附則の部分でございます。先ほど説明いたしましたとおり、回数券の利用に当たる附則の部分が令和5年2月28日から施行という形になりまして、その他駐車場利用料金に関する施行日が別表5の部分に当たりまして、規則で定める日からというふうに記載されているものでございます。
 19ページを御覧ください。こちらの網かけ部分でございます。回数券についての規定でございます。4と番号がございまして、1の表と2の表に掲げる施設の個人使用(市民等に限る)の場合、11回分の回数券(回数券の発行その他の取扱いは市長が別に定める)を使用できるものとし、その額は当該使用区分の額の10回分に相当する額ということで定めてございます。
 そして、別表5につきましては、大沢野川グラウンド駐車場の使用料についての規定でございます。1時間以内300円、1時間を超え、20分までごとに100円としております。備考の2のところの使用料の上限額は、1日当たり1,200円とするというふうに規定してございます。
 議案第54号に関する説明は以上でございます。


◯委員長(渥美典尚君)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。


◯委員(成田ちひろさん)  1点だけ確認させていただきたいんですけども、駐車場使用料については、別表に入っているんですけども、これを条例の中にというか、そういうふうに載せるという意味合いについて、考えを確認させていただきたいと思います。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  こちらは条例の別表第5で、駐車場の使用料を規定しております。使用料につきましては、条例で規定するというふうになってございますので、従前の500円というものも条例で規定していることから、そこの変更部分ということで、今御説明した内容で変更するものでございます。


◯委員(紫野あすかさん)  おはようございます。よろしくお願いします。今回の回数券制度ということなんですけれども、前回の文教委員会でも、結構行政報告でお話を伺っていたので、大体雰囲気は分かるんですけれども、今回、Suicaのようにすいすいタッチをして使いやすくなるということで、サービスが向上するということなんですけれども、申請時に身分証明書みたいなものは必要なんでしょうか。


◯三鷹中央防災公園・元気創造プラザ担当課長(小林大祐君)  御申請の際には、おっしゃられるとおり、まず本人確認をさせていただきます。間違いなく三鷹市に御住所がおありとか、在勤の方であれば、在勤証明書などが必要になりますので、そのような確認をさせていただきます。


◯委員(紫野あすかさん)  分かりました。前回もちょっと言ったんですけど、本人以外の人が使ってしまう場合に、それを見つけることができないかなというふうに思うんですけれども、性善説でやりますというふうにおっしゃっていたので、それはいいかとは思うんですけれども。もしそれが、ほかの人のカードを使っていたりとかということが分かった場合には、どのように対応されるのでしょうか。


◯三鷹中央防災公園・元気創造プラザ担当課長(小林大祐君)  まず、カードの規約などに不正の行為とか、そういう要項を設けまして、他人に貸すことができないとか、そういうことはきちんと明記をいたします。それを分かった上で御利用いただくわけなのですけれども、もしそういう現場が発見されたというようなことでありましたら、そのときにお声かけさせていただきまして、カードの正しい手続方法を改めて御説明させていただくだとか、どうしてそのようになってしまったのか、まずしっかりと現場で把握をしたいというふうに考えております。


◯委員(紫野あすかさん)  そういう方はおられないと思うんですけど、例えば子ども料金で安く入っちゃったりとか、高齢者料金で入っちゃったりということはできないシステムになっているんでしょうか。


◯三鷹中央防災公園・元気創造プラザ担当課長(小林大祐君)  やはりカードを物理的にかざして反応するものですから、使う人間が入れ替わってしまえば、やはりそのカードで機械は反応いたします。機械のほうに、例えばAI機能がついていて身長や年齢を確認できるというものでは残念ながらありませんので、悪用しようと思えばできるという事実はございます。


◯委員(紫野あすかさん)  Suicaの場合は、よく子どもさんの場合はピヨピヨと鳴ったりとかして分かるんですけど、そういうことは機械としてはできないというシステムなんですね。


◯三鷹中央防災公園・元気創造プラザ担当課長(小林大祐君)  おっしゃられるとおり、お子様であれば色をつけるというようなことは、今後検討していきたいと思います。


◯委員(紫野あすかさん)  分かりました。あくまでも、市民の皆さんが利用しやすいようにということで考えられたことだというふうに受け止めております。
 あと、大沢野川グラウンドの駐車場使用料の改定についてなんですけれども、これまでの駐車場の台数は何台あって、新しく何台になるのか、お伺いしたいと思います。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  従前は65台です、うち障がい者対応のスペースが4台。今度再開します駐車場の台数ですけれども、51台で、うち障がい者対応のものが4台というような台数になってございます。


◯委員(紫野あすかさん)  これまでよりちょっと台数が減るかとは思うんですけれども、減っても、満車になって止められないとかというようなことは、これまでの稼働率から見ても考えにくいということでよろしいでしょうか。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  これまで、従前の施設に当たりましては、先ほど料金改定の趣旨のところで申し上げましたように、ほかの施設の利用者が利用しているというような状況が見られました。それは1回500円ということなので、長時間にわたって駐車したい方は、大沢総合グラウンド隣接の武蔵野の森と調布飛行場の駐車場より安く利用できるというようなこともございましたので、そういったことから、ほかの施設の利用者が利用してきたというところでございます。
 特に、大会等が大沢総合グラウンドで開かれる際に、長時間止められる方は、少し距離はありますけれども、野川のほうに止めてというような利用者もいらっしゃいましたし、飛行場の利用者も止めていたというようなことから、今回の利用料金の改定によって、大沢総合グラウンド隣接の武蔵野の森第二駐車場とは同じ料金体系になりますので、大沢総合グラウンドからの利用者がこちらの野川の施設を利用することはなくなるだろうというふうに思っております。
 しかしながら、大沢野川グラウンド──お子様は自転車で大半の方がいらっしゃいますけども、やはり大人の皆様は1人1台で御利用になるというような状況もございますので、満車に全くならないかというふうに御質問いただきますと、そこは満車にはなりませんというふうにはちょっとお答えしにくい状況かなというふうに思います。以前の大沢総合グラウンドとの駐車場利用者というようなところでは、大分緩和されるのではないかというふうに思っておりますし、やはりこの駐車場料金の改定の1つの眼目としましては、この大沢野川グラウンドの利用者がしっかりと大沢野川グラウンドの駐車場を御利用いただけるというふうな視点も持っておりますので、そのように御理解いただければというふうに思います。


◯委員(紫野あすかさん)  近隣の料金と整合性を図るというようなことなんですけれども、近隣の民間のコインパーキングで大沢五丁目近くで、リパークだったと思うんですけど、そこは最大料金1,100円、調布飛行場第二駐車場は最大料金1,000円で、ちょっと1,200円というのは高いのかなというふうに感じるんですけれども。特に今まで利用されている方にとっては、今回の値上げにより、市民の方にはすごくがっかりされる方もおられるというふうに思うんですけれども、その値上げの理由などは市民に対して理解が得られるというふうに考えておられますでしょうか。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  先ほどの御質問でも答弁させていただきましたとおり、大沢総合グラウンドを御利用の皆さんや飛行場を利用の皆さんが、500円というところではやはり野川グラウンドのほうの駐車場を御利用になられていた実態があるというようなところもございます。そもそもこの500円というところも、大沢総合グラウンドの隣接する駐車場、武蔵野の森公園の第二駐車場は、当時は2時間利用だと500円というところで、基本的な考え方としては、大沢総合グラウンドと野川グラウンドの市の施設を御利用になる方が公平感を持って御利用いただけるというようなところで、2時間500円というようなところで設定して、運用してきたところございます。
 しかしながら、先ほど来申し上げていますように、施設の利用者が使えない。やはり、野川を御利用になる方が野川の駐車場を御利用いただけるようにしていく視点も加味しまして、今回の料金改定を図っておりますので、そういったところを皆様に丁寧に御説明することによって、御理解は得られるのではないかというふうに考えております。


◯委員(紫野あすかさん)  少しでも安いところに止めたいという気持ちは、当たり前の気持ちなのかなというふうには思います。調布飛行場の駐車場に止めておられる方も多い状況となっていると思います。改定前と比べて、やはり値上げの幅がちょっと大き過ぎるんじゃないかなというふうに感じます。また、駐車場には止めなくても、送り迎えの親御さんが路上駐車をされているという状況もよく目につきます。
 今回の値上げで、ますますお迎えの方の路上駐車などが増えてしまうことになるのではないかなというふうに思うんですが、その点はいかがでしょうか。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  路上駐車につきましては、利用者に注意喚起等をしっかりとしていく必要があろうかなというふうに思います。年にそれほど御意見をいただくことはないんですけれども、私がスポーツ推進課長になってから、一、二件は、やはり大沢総合グラウンドの御利用の方がそういった形で路上に駐車して乗り降りしてというところについて、やはり御意見をいただいたこともございますので、そこはしっかりと三鷹警察等も含めまして、まずは利用者への注意喚起というところが重点的になってくるかと思いますけれども、しっかり対応するようにしてまいりたいというふうに考えております。


◯委員(紫野あすかさん)  あと、このシステムの面で、スポーツセンターのほうは、たしか駐車料金を払うときにSuicaを使えるようになるんでしたよね。ここの駐車場のほうは、そのSuicaをピッとやって使えたりするような機械のシステムを導入されるんでしょうか。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  交通系のICカードを利用できるゲートを設置いたします。


◯委員(吉沼徳人君)  よろしくお願いします。個人回数券のことなんですけど、現在の改正によると、元気創造プラザの中の個人使用だけが対象になっているんですけど、今後弓道場・アーチェリー場とか、あるいはテニスコートとか、個人使用の部分に対して、これを拡大していくとか、あるいは団体使用まで伸ばしていくとかっていうような計画はあるんでしょうか。


◯三鷹中央防災公園・元気創造プラザ担当課長(小林大祐君)  個人回数券につきまして、弓道場・アーチェリー場のほうは、まず今の券売機のほうが令和7年までの契約となっておりますので、その券売機を今あるような券売機に交換するときに、改めて個人利用の回数券導入を検討していきたいと思います。
 また、テニスコートにつきましては、今は総点検の中からいろいろなお客様からの御意見で、プールなど、トレーニング室の回数券を利用したいというお声があって、そこを導入することになっているんですけれども、今後その利用状況を、お客様の声をしっかりと聞きながら、受け止めながら、検討していくことになるかなというふうに思っております。


◯委員(吉沼徳人君)  団体利用については、全然考えてないですか、回数券。いろいろなスポーツは、試合だけじゃなくて、練習もあると、週に1回とかっていうような、集まるようなこともあるんですけれども、団体利用についての回数券というのは考えていらっしゃいませんか。


◯三鷹中央防災公園・元気創造プラザ担当課長(小林大祐君)  答弁、大変失礼いたしました。団体利用につきましては、今のところ検討はしておりません。


◯委員(吉沼徳人君)  今、弓道場については、令和7年までなので、その後、改正は簡単にできると思うんですけども、テニスコートなんかですと、また現地に券売機を置いたり、いろいろな施設が必要だと思うんですけど、やっぱり個人利用について、そういうふうに利用しやすいものにしていくんであれば、やっぱり市の施設ですので、全ての施設を利用する方が平等に11回の券が10回分の料金で買えるようなシステムにしていくことが必要かと思います。
 それと、あと団体利用についても、できれば、今後やっぱりスポーツの振興の上からも考えていただきたいと思いますけど、いかがでしょうか。


◯スポーツと文化部長(大朝摂子さん)  回数券機能につきましては、ICカードに入れて活用する──今回ICカードを導入できるので、個人の御利用について回数券が導入できるというような仕組みになっております。御希望があるということ自体は認識をいたしますけれども、一方で、システム的にやはりきちんと、先ほど来、例えば不正な利用があるのかないのかというような御質問もございましたけれども、やはりシステムとして、きちんと満了できるかどうかですとか、それからやはりある程度初期投資をして、きちんと運用できるかどうかとか、そういうことも非常に重要な視点でございますので、今後の検討課題としていきたいと思っております。


◯委員(吉沼徳人君)  スポーツ振興という観点からも、ひとつよろしくお願いしたいと思います。
 それと、もう一点、その他のところでちょっと出ているんですけど、エのところで、カードの返却とか、紛失時にチャージ金等の返金をすると書いてあるんですけども、カードを返却してくれるときは分かると思うんですね。カードを持ってくれば、幾ら入っていて、残っているのを返す。紛失したときには、どのように本人であることを確認できる──何か、システムみたいなのはあるんでしょうか。


◯三鷹中央防災公園・元気創造プラザ担当課長(小林大祐君)  御申請時に名前や御住所、生年月日など、本人確認をさせていただきまして、それをシステム上はデータ登録をいたします。紛失の申出があった際には、当然その方のお名前、御住所などを確認させていただくことによって、発行していた番号、カードを割り出しまして、そこに幾ら残金が残っていたかというデータを確認させていただきます。
 そうしまして、当然、拾った方が、先ほども申し上げましたが、誰でもかざせば使えてしまうカードですので、まずは第一義的に警察への紛失届なども必要かとは思いますけれども、私がなくしちゃったんだと、落としてしまったんだというふうに申出をいただきましたら、すぐさまそのカードの停止をかけて、他人に悪用されないようにしたり。
 その次に、御本人のお申出で御本人確認をさせていただいて、間違いなく残金、お幾ら入っていましたねということは、対応したいというふうに考えております。


◯委員(吉沼徳人君)  ありがとうございました。
 それと次に、大沢グラウンドの駐車場のことなんですけども、今までは500円ということで、飛行場の利用者、あるいは野川公園の第二駐車場を使う方が、長時間止めるときは、安いからということで利用されたと思うんです。今度、この武蔵野の森公園と同じ金額になりますと、例えば調布飛行場の第一、第二駐車場へ──これ、3時間までだと、3倍なんですよ、今度新しく改正になる料金、あるいは武蔵野の森の料金が。
 そうすると、そこへ利用者が止めてしまうと、本来の飛行場利用者が利用するときに、既に満車になっちゃったとか、そういう状況が発生すると思うんですけど、何かそれに対する対策というのはお考えになっていらっしゃいますか。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  料金体系からいきますと、そういった御選択をされる方が増えるということは予想できると考えております。この料金改定の件につきましては、調布飛行場管理事務所のほうにも情報提供をさせていただきまして、意見交換もさせていただきました。500円という従前のときにも、逆に大沢野川の利用者が短時間ということであれば、調布飛行場の駐車場を利用していたというようなこともありましたので、そうした過去の経過というのは承知していますと。
 今後は、この料金改定があった後に、どのような形になるのかというようなところは、ちょっと様子をしっかり見て、調布飛行場のほうに、大沢野川の施設の利用者が多く止めて、飛行場の利用者が飛行場の駐車場に止められないというような状況が生じましたときには、注意喚起等をしっかりさせていただく等の対応と、また調布飛行場管理事務所と協議をさせていただいて、対応を図ってまいりたいというふうに考えております。


◯委員(吉沼徳人君)  やっぱり、ある程度申込みの時点で注意喚起みたいな、例えばチラシを配るとか、何かして、どちらも、できるだけグラウンドの使用者については、調布飛行場の第一、第二駐車場を利用しないようにというような注意喚起というのは、今のところ、市は事前にする気はありませんか。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  そのところは、きちんと注意喚起をして、運用を再開してまいりたいというふうに考えております。


◯委員(吉沼徳人君)  分かりました。どうぞよろしくお願いいたします。


◯委員(吉野和之君)  それでは、市民等個人利用者カードについて、確認の意味でちょっと1点だけお伺いしたいんですが、先ほど、これはあくまでも本人が使用することを前提として、本人確認を行って発行するということをお伺いしました。この発行されたカード、これは写真、あるいは生年月日、これが記載されたものなんでしょうか。


◯三鷹中央防災公園・元気創造プラザ担当課長(小林大祐君)  カードには写真が出るようなことはございません。また、生年月日やお名前なども、出るようなものではございません。
 以上です。


◯委員(吉野和之君)  あくまでも本人使用を前提としたカードですから、写真もなければ、生年月日もないということでは、チェックも全くできないと思うんですが、そこら辺はどうなんでしょうか。


◯三鷹中央防災公園・元気創造プラザ担当課長(小林大祐君)  おっしゃられるとおり、やはり例えば家族5人でカードがばらばらになったときに、どれが自分のカードだったかというのは分かりづらいようなことが起こり得るとは思います。例えば、三鷹市で発行している印鑑登録証明書なども番号だけですので、御家族でカードのどこか裏側にマークをつけて、自分のものは三角だとか、丸だとか、そんな形で個人のものを、皆さん、特定して使っているというような使い方になるかと思っております。


◯委員(吉野和之君)  ただ、これはやはり入場のときにチェックがある程度できないと、全くチェックしようがないんですよね。そこら辺、本人が使用するということが大前提なんですけど。であれば、カード自体が本人のものであるということを何らかの証明するようなもの、生年月日とか、写真とか、これ両方あれば完全なんでしょうけども、そこら辺が全くないということは、これは第三者が全くチェックできないということだと思うんですが、そこら辺、どうなんでしょうか。


◯三鷹中央防災公園・元気創造プラザ担当課長(小林大祐君)  カードの裏面には、よく保険証もそうでしょうけども、名前の記載欄を設けて、そちらのほうに記入をすると。現行のカードでも、やはり写真は載っておらず、番号の記載があるんですけれども、そこにお名前を書いていただいて、御利用いただくということになります。


◯委員(谷口敏也君)  幾つか質問させていただきます。まず、利用カードの件ですけど、これ、そもそも調布市に住所って書いてありますけど、もともと調布市の人も三鷹市民等という料金なんでしたっけ。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  市民体育施設条例に規定がございますように、調布市の市民も個人利用として御利用いただけるというような形になってございます。


◯委員(谷口敏也君)  ありがとうございます。ちょっと探せなかったんで、確認させていただきました。
 それと、逆に、調布市の総合体育館、すぐそこにあるじゃないですか。あれも逆に三鷹市民は、調布市民枠で使えるんでしたっけ。


◯スポーツと文化部長(大朝摂子さん)  SUBARU総合スポーツセンターについて、調布市民の方も、三鷹市民と同様に使っていただけるという規定になっております。それは、SUBARU総合スポーツセンター、プラザがふじみ衛生組合の熱源をいただいて運営をしておりますので、そういう意味で、一緒に共同運営している調布市民の方も、SUBARU総合スポーツセンターについては御一緒にというような、そういう規定になっているということです。
 調布市の総合体育館は分からないですけど、恐らく先方のほうで、三鷹市民が同等に使えるという規定にはなってないのではないかと思われます。


◯委員(谷口敏也君)  私もちょっと調べられなかったんで、ホームページを見たんですけど書いてないなと思いながら、ここで聞けばいいかなと思ったんですけど。ないのであれば、こういう機会に、向こうにも──お湯とか、電気とかは分かりますけど、調布市民の方のためにまた1つ、大きな割引というか、回数券を発行するんだから、三鷹市民も調布市民と同等の料金体系にしてもらえないかなという協議ぐらいはしてもいいと思うんですけど──要望ぐらいは。どうお考えでしょうか。


◯スポーツと文化部長(大朝摂子さん)  今回の規定に関して言うと、市民等個人利用者カードをもって回数券を発行するので、必然的に調布市民の方も、今、市民等の等に加えているので、御一緒にということです。
 回数券を特段融通したということよりも、もともとSUBARU総合スポーツセンターを三鷹市民と同等の枠組みで、個人の方がお使いできるということで、それはあくまでもやはり熱源と電気をふじみ衛生組合からいただいて運営しているので、そこの還元といいますか、調布市民の皆さんへの還元という意味ですので。
 一般的に、ほかのスポーツ施設も全部同じようにということではないかなと思います。調布市のほうの施設で、同じように三鷹と共同運営している、例えばふじみ衛生組合から何か熱を引いたというような施設がもしできて、そこの利用について、では三鷹市民も同等にというふうに申し上げるということはあると思いますけれども、一般的な、特に熱源云々関係のないスポーツ施設について、三鷹市民の方も同じような役割だということは、このことについてということでは特段ないかなと思います。


◯委員(谷口敏也君)  それは分かるんですけど、何かの機会があれば、そういう交渉ができるんじゃないかなと思うんですよ。何もないと、そのままずっと何もないでしょうけど、こういう回数券という1つの得するものをつくるんだから、この際、せっかくだから。
 だって、そんなに遠くないじゃないですか、深大寺の北側だから。三鷹市役所からだって近いわけでしょう。そうすると、三鷹市民だって、向こうも使えるんじゃないかなということを考えれば、これを機会に調布市民と同等の料金で使えるようにしてくれないですかという交渉ぐらいはしてもいいんじゃないかなと思うんですけど、いかがでしょうか。


◯スポーツと文化部長(大朝摂子さん)  例えば、4市連携というような、近隣市との連携の組織の中で、お互いの公共施設を使いやすくしましょうねとか、そういうお約束をしているというような枠組みは──調布市さんは、ちょっとその4市の枠組みに入ってないんですけれども、武蔵野市さんとか、小金井市さん、西東京市さんと御一緒にやっているとかということはないわけじゃありません。なので、あくまでもSUBARU総合スポーツセンターのこの市民等の等に調布市民が含まれているのは、あくまでも熱源のことがあるからなので、それとは別の意味での自治体間連携という考え方でということはあるかもしれませんけれども、今回のこれをきっかけにしてということでは、特にはないかなと思います。


◯委員(谷口敏也君)  だけど、何かきっかけがないと、交渉できないじゃないですか。今までずっと来ているのに、何でそんなこと急に言うのとか言われちゃうでしょう。そうしたら、こういう回数券をつくるきっかけとして、この際どうですかというのは言えるんじゃないかなと思うんです、タイミングとして。何もなければ言えないでしょう。何もなければ、今までどおりになるから。こういう新しいことをやるから、調布市さん、ぜひ三鷹市民の方も調布市民料金で使えるようにしてくれないですかという交渉はしやすい時期じゃないかと思うんです、こういうことをやるんだったら。
 大朝部長がその気がないというんだったら、しようがないですけど。直接、長友市長に言いますけど。そういう、いい機会じゃないかなと思って提案をさせていただいているところでございます。もしかしたら、でも、三鷹市民もそういう料金ではないよね。
 もう一つ、いいですか、部長。私、前も要望したんですけど、この料金体系の種別は、大人、子ども、高齢者じゃないですか。何年か前に高校生から言われていたんですよ、学割つくってって。そのときは大朝部長に要望したんですけど、あまりいい答えじゃなかったので。こういう機会を捉えて、高校生だって、今、結構高校でバイト禁止だったりするんですよ、昔と違って。そうすると、学生まではいいかなと思うんです。大学生ぐらいの学割料金という割引料金があっても。
 特に高校生はそういった形で、まだお小遣いをもらって、それで利用するわけですから、そのときの答弁が、部活とかでやっているからという答弁だったんですよ、部長、もうお忘れだと思うんですけど。もちろん、そうなんですけど、今、部活も毎日はやらない。部活の改革とかいって、毎日練習できない。その中でも、頑張ろうという子は、筋トレとかしに来たりするんですよ、あそこのスポーツ施設に。
 そういうことを考えると、またこの機会って言いますけど、こういう機会を捉えて、学割というのも創設すべきじゃないかなと思っているんですけど、その辺についてはどうお考えでしょうか。


◯スポーツと文化部長(大朝摂子さん)  以前に御質問いただいて、そのときに部活などで対応していますというようなお答えをしたことは覚えております。すみません、そういう意味でいうと、あまり積極的な答弁じゃなくて大変恐縮なんですけれども、今の条例上、やはり大人、子ども、高齢者という枠組みで、今回も提案させていただいておりますので、現状ではそれを堅持していくということになります。
 それで、今、物価高騰の折ですとか、部活の3部制とか、いろんなことも起きていますので、高校生、大学生の方に向けてどうなのかということ自体は、御希望があったり、御議論の対象になる可能性があるということは認識をいたします。なので、当然のことで、今日のこの場での御提案ではもちろんございませんし、今後、いつ云々ということは今の時点では申し上げられませんけれども、そういう御要望があるということは認識をさせていただこうと思っております。


◯委員(谷口敏也君)  ぜひお願いします。特に、土日はそれこそ学校で練習だったり、練習試合に行ったりするんで、平日なんですよ。平日だったら、そこもそんなに混んでないじゃないですか。平日利用したいんですよねっていう、その子たちも、もう既に大学生になって、もうそろそろ卒業とかいうふうになっているんですけど。多分、今の高校生とかもそういう思いはあると思うんですよね。
 なかなか、市にそういう要望を持っていくとかいうのは、頭に考えもないでしょうから、やっぱりそういう声は、我々議員とかも酌み取っていかなければいけないなと思っているので、ぜひ検討の1つに加えていただければなと思います。
 あとは、この回数券が利用できる施設でア、イ、ウ、エとありますけど、これ文章で読んでいると分かりづらいんですけど、結局4種類の回数券を発行するということでいいですよね。確認なんですけど。


◯三鷹中央防災公園・元気創造プラザ担当課長(小林大祐君)  大きく分ければ4種類になりますが、ランニング走路だけは、1時間料金、2時間料金、それぞれが異なりますので、それぞれ用の回数券も発行しますので、種別としては5種類になると思います。


◯委員(谷口敏也君)  回数券という券を発行するわけじゃなくて、カードの中に読み込むわけでしょう。そうすると、最初の説明というか、目で見えないんですよね。何かに入れれば、プール何回、トレーニング室何回とかって出るわけじゃないでしょう。そこは、本人としても、あれ、何回使ったっけなあという確認とかは、どうやってやっていくんですか。


◯三鷹中央防災公園・元気創造プラザ担当課長(小林大祐君)  カードをかざして、利用履歴というところを見ていただければ、残数とかは確認できます。


◯委員(谷口敏也君)  分かりました。広報するに当たっても、何かその辺、分かりやすいような、買うときに説明すれば分かるかもしれないんですけど、分かりづらいと買うのもためらったりするじゃないですか。せっかくだったら、多くの方に購入してもらいたいですし、その辺を分かりやすい絵か何かのポスターとか作って広報したほうがいいんじゃないかと思うんですけど、その辺は。でも、「広報みたか」とかでそういうのをやるのか。どういう広報をしていくのか、ちょっと確認したいんですけど。


◯三鷹中央防災公園・元気創造プラザ担当課長(小林大祐君)  やはり当然広報にもお載せしますし、財団から出しているニュースのほうにも載せます。あと、ホームページにも当然なのですけれども、広報というのはやはり紙面に限りがございますので、詳しくは財団ホームページへとか、そのような御案内で、そちらのほうに細かく、こういう回数券の発行で、手続がこうなって、なくした場合にはこうなってと、そういうようなものをお載せするのと同時に、交付される方にその場で、1枚と言わず、丁寧な用紙でカードの使い方とか、そういったものをお渡ししていくというふうに考えております。


◯委員(谷口敏也君)  ありがとうございます。あとは、現場で回数券じゃなくて、入場券を買おうとしている人に、回数券というのができたんですけどとか、その場でPRしないと、なかなか難しいと思いますので、ぜひお願いしたいと思います。
 駐車場の件なんですけれども、私も吉沼委員と同じように、空港のほうに迷惑かけちゃうんじゃないかと思ったんですよね。空港利用者だと、かなり長い。空港を見て帰る人だったら、時間は短いでしょうけど、例えば飛行機を利用して、向こうで泊まるとかいうと、1日、2日とかになるわけじゃないですか。そうすると、少なくとも最大料金は合わせたほうがよかったんじゃないかなと思うんですよね。1日の料金というのが、空港が1,000円で、野川グラウンドのほうは1,200円になるわけでしょう。
 そうすると、1日使っちゃうよなっていうような人は、飛行場に置きそうじゃないですか。課長の説明だと、調布飛行場のほうにこの説明もしたっておっしゃっていましたから、もしかしたら調布飛行場のほうが値上げしていくんじゃないかなと思うんですけど、その辺の打合せとかは、話した感じはどうだったんですか。短時間だと、確かに飛行場のほうが全然安いから、飛行場に行っちゃいますよね。
 飛行場のほうのキャパはどれぐらいあるのか、本当に飛行場に迷惑かけないのか、その辺はどういう見込みなのか、平山課長のほうで考えているのか、お伺いしたいと思います。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  調布飛行場の駐車場、第一と第二がございまして、飛行場ターミナル前にあります第一駐車場が24台、第二駐車場のほうが200台というような台数になっております。現状で利用状況を聞きますと、ターミナル前の駐車場については、大体、利用時間からすぐに飛行場利用者で満杯になってしまうと。一方、200台の第二駐車場については、ほとんど満車になるということはないというような状況でございます。
 表向きにつきましては、飛行場の利用者が、この第一駐車場、第二駐車場を御利用できるというようなことになっていて、他の施設を利用の方は御遠慮くださいというところは、一定程度お考えを持っているようでしたけれども、第二駐車場が満車になることはないというようなことから、近隣の三鷹市の施設の利用者等が止めているという現状は承知はしているけれども、駐車場が満杯にならないので、御利用いただいているような状況ですというようなお話でした。
 料金につきましては、現時点で料金改定等のお考え等ございますかというようなお話は伺いましたけど、現時点ではありませんというようなところでございます。一番は、やはり飛行場のターミナル前の第一駐車場がすぐに満杯になってしまいますので、やはり目の前ですので、ここの利用に、大沢野川の利用者が先に入ってしまうということについては、一番懸念を持っているというようなことでございましたので、そこの部分については注意喚起、あるいはもしそれ以上の対策が必要になれば、どういう対策が有効なのかというところも、飛行場管理事務所のほうとお話をさせていただいて、対応を取っていきたいと。
 まずは、大沢野川グラウンドの利用の再開時期等もお話ししてまいりましたので、先ほどの質問ございましたけども、注意喚起を徹底する中で、どういった混乱が生じるのか生じないのかといったところを見極めて、しっかり対応を取ってまいりたいというふうに考えております。


◯委員(谷口敏也君)  ありがとうございます。少し安心しました。ただ、やっぱりすぐ前に24台しかないんであれば、そこだけは最初に野川グラウンドの人とか、駐車しないでくださいというのは設置したほうがいいと思いますので、お願いします。
 終わります。


◯委員(吉沼徳人君)  ちょっとすみません、今のカードのことで、谷口委員の質問で、ランニング走路については、1時間のと2時間の回数券があるというお話なんですけども、これ、全ての施設がそうなんですけど、入るときと、出るときと、2回チェックするんでしょうか。


◯三鷹中央防災公園・元気創造プラザ担当課長(小林大祐君)  おっしゃられるとおり、タッチ・アンド・ゴーというのは、まず入るときにかざしていただいて、時間が記録されますと。1時間で利用されたのであれば、アウトのときにやはりかざしていただいて、1時間分は引かれますし、これが超過しているようであれば、2時間分が引かれるというような形を想像していただければと思います。


◯委員(吉沼徳人君)  了解しました。ありがとうございます。


◯委員長(渥美典尚君)  以上で本件に対する質疑を一旦終了いたします。
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◯委員長(渥美典尚君)  それでは、議案第57号 三鷹市大沢野川グラウンドの指定管理者の指定について、本件を議題といたします。
 本件に対する市側の説明を求めます。


◯スポーツと文化部長(大朝摂子さん)  それでは次に、議案第57号 三鷹市大沢野川グラウンドの指定管理者の指定についてを御説明させていただきます。この議案は、大沢野川グラウンドの指定管理者を指定するために提出をするものでございます。
 詳細につきましては、お手元の資料に基づきまして、平山スポーツ推進課長から御説明いたします。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  それでは、文教委員会議案審査参考資料に基づき、御説明いたします。資料4を御覧ください。議案第57号 三鷹市大沢野川グラウンドの指定管理者の指定についてでございます。
 1、対象施設につきましては、三鷹市大沢野川グラウンド。
 2、指定の期間につきましては、令和5年2月1日から令和9年3月31日までとしております。現在、令和5年4月下旬の利用再開を目指して、復旧工事を行っているところでございます。5月利用分から一般の使用の開始を予定しておりまして、市内団体の3か月前の抽せん申込みが2月1日になることを踏まえまして、今、指定管理期間の開始日を2月1日としているところでございます。また、令和9年3月31日は、他の屋外スポーツ施設である大沢総合グラウンド、新川テニスコートの指定管理期間と合わせているものでございます。
 3、選定方法につきましては、非公募。
 4、指定管理者候補は、公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団です。
 5の指定理由でございます。公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団は、市民のスポーツ活動を推進・支援することを設立目的に含んでおり、これまでの市のスポーツ施設の管理運営実績から、施設の特性上、近隣施設である三鷹市大沢総合グラウンドと一体的に管理運営することにより、効率的な運用が可能となるとともに、治水施設の観点からも、市民及び施設の安全管理体制が整備され、安全かつ市民満足度の高い効率的な運営が期待できるものです。事業実施計画、収支計画及び経営状況についても適正であり、本施設の指定管理者として適当であると考えております。
 資料5を御覧ください。こちら、指定管理者候補者選定方法審議結果(一覧)でございます。まず、ここでは非公募とすることを選定委員会で判断したものでございます。
 次に、資料6でございます。指定管理者候補者審議結果(一覧)でございます。指定管理者候補者を公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団とすることに選定委員会として判断した資料になります。
 次に、資料7です。指定管理者候補者審議結果(施設別)です。事業実施計画、収支計画、経営状況について適合性があると判断したものでございます。
 次に、資料8が事業実施計画書でございます。この実施計画書において、指定理由にあります三鷹市大沢総合グラウンドと一体的に管理運営することにより、効率的な運用ができるということ、そして治水施設の観点からも市民及び施設の安全管理体制が整備されているといった点を含めまして、適切に事業実施計画書が出されているというふうに判断したところでございます。
 資料9、こちらは35ページになります。収支計画書でございます。こちら、年度別になっておりますが、令和4年度につきましては、本議会に提出しております補正予算と同額となっております。令和5年度以降は、御覧いただきますように3,000万円弱の指定管理料を見込んでいるところでございます。
 次に、資料10でございます。スポーツと文化財団の概要です。事業概要、管理施設、組織構成等を記載しておりますので、御覧いただければと思います。
 説明は以上でございます。


◯委員長(渥美典尚君)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。


◯委員(成田ちひろさん)  1点だけ確認いたします。指定期間のことなんですけれども、こちらは野川グラウンドを前に使っていて、復旧ということで、指定管理という流れだと思うんですけども、三鷹市では指定管理者を初めて指定する場合は3年というふうになっていると思うんですけども、今回、初めてではないですけれども、新たにもう一回始めるというところで、この3年を超える指定期間にしたという理由は御説明いただいたとおりと思うんですけど、そこの3年にするかしないかというところを検討されたのか、確認します。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  指定管理でございますけれども、先ほど御説明しましたように、大沢総合グラウンドとの一体の管理というようなところ、それから指定管理者候補者である公益財団法人スポーツと文化財団の実績を踏まえまして、この令和9年3月31日までの期間というふうに提案させていただいているところでございます。


◯スポーツと文化部調整担当部長・三鷹中央防災公園・元気創造プラザ総点検担当部長(高松真也君)  若干補足をさせていただきます。全庁の取扱いとして定めております三鷹市指定管理者導入・運用の基本方針におきましては、指定期間について、最初に指定管理者として初めて指定する場合は、3年間から5年間の範囲内とするというようなことで定めておりまして、そうした中で、今スポーツ推進課長が申し上げたような形で、今回の指定期間について庁内で検討し定めたということで御理解いただければと思います。


◯委員(成田ちひろさん)  分かりました。大体初めてのときは3年かなというふうに、私も4年間経験した中でそういうふうに思ったので、一応確認ということでさせていただきました。ありがとうございました。


◯委員(紫野あすかさん)  何点かちょっと質問させていただきます。これまでの管理については、どのようにされていたんでしたっけ、すみません。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  市の直営施設ということで、管理運営については委託という形で、委託事業者を充てまして運営をしてきたというところでございます。


◯委員(紫野あすかさん)  その委託事業者はどういうところだったんですか。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  ちょっと今、正確な時期の部分が手元にないんですけれども、事業者、複数ございまして、年度によってシルバー人材センターに委託していたり、ムサシ綜合メンテナンスに委託をしていたというような時期がございました。


◯委員(紫野あすかさん)  じゃあ、そういうところは使わないというか、新たに指定するということなんですよね。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  まずは、今回提案させていただいていますように、指定管理者として、スポーツと文化財団に指定管理者の指定をしていきたいというふうに考えております。これは、繰り返しになりますけれども、屋外スポーツ施設を大沢総合グラウンドや新川テニスコートと一体的な管理といったところを考えているところでございます。
 また、今回お示ししております資料8、事業実施計画書の29ページ、中段の安全・安心面からの管理の具体策など特徴的な取組についてという中に、この1段落目の部分、第三者委託を大沢総合グラウンドや新川テニスコート、総合スポーツセンターは実施していると。本施設においても、こうした効果を最大限発揮するため、第三者委託を想定しているというような形になりますので、指定管理者から第三者委託というようなところを今計画としては想定しているということでございます。


◯委員(紫野あすかさん)  分かりました。じゃあ、今後も委託という可能性があるということですね。この施設は、スポーツ施設というところと、冠水をさせていくというような、災害時の場所でもあるということなんですけれども、東京都とはどのように──もし、災害が起きたときの対応というのは、三鷹市が行うのか、東京都が行っていくのか、教えてください。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  まず、大前提となってきますのが、ここが野川の治水施設であるということでございます。この土地については、東京都から三鷹市が占用許可を得て使用をするというような形になってきます。この災害時の対応につきましては、当然グラウンドを利用している間にゲリラ豪雨ですとか、そういうようなおそれが発生した場合には、そこは現場で避難誘導等を行って、適切に安全管理を行うと。利用者の安全確保というようなところにおいては、三鷹市及び指定管理者のほうでその対応を図っていくというような形が第一義的なところでございます。
 また、水が入った後の部分につきましては、ポンプを東京都のほうで設置しておりますので、その後、排水等は東京都のほうでおおむねの排水をし、その後の小さな土砂の部分ですとかの清掃等については、東京都か、市かという役割分担では、市の役割分担になってきまして、清掃及び消毒をして、またグラウンド開放をしていくというような形になってまいります。


◯委員(紫野あすかさん)  ということは、今後、何か整備していったりとか、物が壊れたりとかした場合は、三鷹市がお金を出して直していったりするという感じなんでしょうか。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  災害で水が入って、大きな施設への影響がどのように出るかというところでは、そこは、復旧に当たっては、その状況によって東京都とお話をしていくような形になろうかなあというふうに思います。現在の役割分担では、復旧したスポーツ施設については、それは三鷹市のほうで責任を持って管理していくというような形にはなっておりますけれども、そういった形で今後一定程度の被害が出ないような運用を、今、東京都とも協議しまして、施設の構造としては、造っているというところにはなってきます。そうした経過を踏まえながら、やはりその被害状況によって、スポーツ施設にどういった被害が、何によって生じたのかといったところの原因によって、そこは三鷹市のほうで改修を担うべきものなのか、そうではなくて、東京都のほうに一定程度、治水施設の何かしらの原因があれば、東京都のほうで補償していただくとか、そういった状況を見た協議になってくるかなというふうに考えております。


◯委員(紫野あすかさん)  じゃあ、例えば全然災害時とかじゃなくて、何かの理由でその施設が傷んだりとか、修繕が必要というような場合は、三鷹市が負担するということでよろしいですね。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  今おっしゃられるように、ふだん使いの使用に伴う劣化ですとか、そういう部分につきましては、三鷹市のほうで対応していくというような形になります。


◯委員(紫野あすかさん)  そういう災害が起こらなくて、なるべく水を流さなくてもいいような使い方だといいと思いますけれども、しっかりと東京都のほうとも連携して運営していただきたいというふうに思います。
 あと、このスポーツ施設としてのほうの利用で、これまでも利用団体の方から、予約の取り方などについていろいろな意見が出されていたりしていたと思うんですけれども、今後、トラブルを防ぐために何か変えていくとか、ルールをこのように変更するとか、何かそのようなことは考えておられるでしょうか。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  今現在、屋外施設、屋内施設ともに、生涯学習予約システムで、基本的に一般登録団体の方に抽せんで3か月前に御予約いただいてという形で御利用いただいております。その利用に当たりましては、一番多く寄せられるのは、なかなか施設が思ったように取れないというようなお話は受けております。そこのところは、抽せんというような公平な形で、公平に実施できているというふうに思いますので、そういった仕組みであるということを丁寧にお話ししていくという形かなというふうに思っています。
 また一方で、御存じのように、市民大会や体協加盟団体等で市民を広く対象とした大会や教室というところを、土曜日、日曜日に実施しているというようなところもございます。そういった部分については、一方で、一般登録団体からは、一般の団体の枠が少なくなってしまっているんじゃないかというような御意見もいただいたり、逆に、市民大会に御参加いただいている方については、そういった機会があってとてもうれしく思っていますというような御意見をいただいたりしますので、やはりそこのバランスをしっかりと考えて施設の運用をしていくというところが一番大切かなというふうには考えております。


◯委員(紫野あすかさん)  皆さん、それだけ抽せんになるほど利用したいという人がたくさんある施設だと思いますので、公平に皆さんが喜んで使っていただきやすい施設になればいいなというふうに思います。
 以上です。


◯委員(谷口敏也君)  スポーツと文化財団しかないかなと思っていますけど、この35ページの指定管理料の中の内訳で、光熱費とかが出てくるということは、多分ここに管理棟みたいなものも造るのかなあって推測できるんですけど、その辺はどういうふうになるのか。
 あと、賃借料が28万円で何を借りるのか。それと、3,000万円のうちの2,500万円がほぼ委託料ですけど、先ほどの説明があった再委託というか、スポーツ施設の日頃の維持管理じゃないかなと思うんですけど、大まかにどういう支出があるのかをお伺いしたいと思います。


◯三鷹中央防災公園・元気創造プラザ担当課長(小林大祐君)  御質問いただきました燃料光熱水費につきましては、委員おっしゃられるとおり管理棟がございまして、電気料ですとか、水道料、ガス料になります。
 賃借料の内訳につきましては、主には複合機の使用料ですとか、駐車場管制機器の使用料になります。
 また、委託料ですけれども、総合管理の委託のほか、消防設備の点検の委託ですとか、機械警備の委託ですとか、駐車場機器保守管理、廃棄物処理、除雪委託、野川氾濫時の清掃業務委託、消毒委託、また害虫駆除ですとか、排水などがございます。


◯委員(谷口敏也君)  御説明ありがとうございます。今のでちょっと疑問に思ったのが、今までもあそこは水が年に結構な回数入るんですよね。その費用はこれに入ってないのかと思ったら、入っている。入って、これで済むんですか。イメージ的に、排水するだけじゃなくて、掃除して消毒して、その辺さっきの答弁だと、東京都じゃなくて三鷹の負担になって、年に何回かって言っていましたよね。
 イメージ的に何回ぐらいだったか、一、二回じゃなくて、下手したら10回ぐらい入るというようなイメージで今まで聞いていたのね。そうすると、その金額は到底これじゃ賄えないだろうなと思っていたんですけど。例えば何回ぐらい入る想定で、これで賄えるんですか、水が入って、消毒してっていう、料金も今入るって言ったでしょう。想定している予算は──台風とかが多くて、かなり回数が多くなれば、これプラスしていくということなんですよね。その辺も確認したいんですけど。


◯三鷹中央防災公園・元気創造プラザ担当課長(小林大祐君)  今、想定している回数としては、2回の野川氾濫で見積りを取っているところです。


◯委員(谷口敏也君)  何年か前に聞いたときに、いや、1回、2回じゃなくて、そんなに入るんですかと。入らないと思っていたのにね。何かで聞いたときに、いや、年に五、六回は入りますみたいな感じで、ええっ、そんなにやっているんだと思ったんですけど、2回でいいのか。3回、4回とかになって、追加料金が発生した場合には、その都度補正予算か何かでプラスしていくというような考え方でいいのか、お伺いしたいんですけど。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  今、水が入った実績としましては、令和2年はゼロ回です。令和3年が2回というような形になっておりまして、当初想定したときは、これが1回入るかどうかというところだったんですけども、それよりは多く入りますねというような実態が生じておりました。
 ただ、今回の堰の改修等に伴いましても、おおむね2回見ていれば大丈夫ではないかというふうな想定はされておりますけれども、また近年のゲリラ豪雨の多発等によりましては、それを上回る回数というものも当然出てくるのかなというふうに思いますが、現在聞いているところでは、2回程度というようなところで見ております。


◯委員長(渥美典尚君)  では、以上で本件に対する質疑を一旦終了いたします。
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◯委員長(渥美典尚君)  休憩いたします。
                  午前10時54分 休憩


                  午前10時55分 再開
◯委員長(渥美典尚君)  では、委員会を再開いたします。
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◯委員長(渥美典尚君)  議案第54号 三鷹市市民体育施設条例の一部を改正する条例、本件を議題といたします。
 本件に対する質疑を終了してよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑を終了といたします。
 これより討論に入ります。


◯委員(紫野あすかさん)  議案第54号 三鷹市市民体育施設条例の一部を改正する条例について、討論いたします。
 長引くコロナ禍や物価の上昇の中、少しでも市民がスポーツを楽しめる機会を増やし、環境を整えることは重要であると考えます。三鷹市総合スポーツセンターの個人使用における回数券の導入については、利便性の向上につながるものであると考えますが、大沢野川グラウンドの駐車場使用料の改定については、これまでより駐車場台数が14台も少なくなる上、これまでの利用料金は一律500円であったのに対して1時間以内300円、1時間を超えて20分までごとに100円となり、1時間40分を超えて利用する場合は実質値上げとなります。最大時間利用の場合、これまでの500円から1,200円と2倍以上の大きな値上げ幅になっています。近隣の民間コインパーキングの料金と比べても高い料金となってしまい、市民の理解が得られないのではないかと考えます。
 今回の駐車場利用料金の改定は市民の負担増につながることから、本条例に反対いたします。


◯委員長(渥美典尚君)  これをもって、討論を終了いたします。
 これより採決いたします。
 議案第54号について、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
                   (賛成者挙手)
 挙手多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
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◯委員長(渥美典尚君)  続きまして、議案第57号 三鷹市大沢野川グラウンドの指定管理者の指定について、本件を議題といたします。
 本件に対する質疑を終了してよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑を終了いたします。
 これより討論に入ります。
                 (「省略」と呼ぶ者あり)
 これをもって討論を終了いたします。
 これより採決いたします。
 議案第57号について、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
                   (賛成者挙手)
 挙手全員であります。よって本件は原案のとおり可決されました。
    ──────────────────────────────────────


◯委員長(渥美典尚君)  休憩いたします。
                  午前10時58分 休憩


                  午前11時08分 再開
◯委員長(渥美典尚君)  委員会を再開いたします。
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◯委員長(渥美典尚君)  スポーツと文化部報告、本件を議題といたします。
 初めに、項目アに対する市側の説明を求めます。


◯スポーツと文化部長(大朝摂子さん)  では、まず1点目、井口特設グラウンドの土地利用についてでございます。9月の文教委員会で土地利用構想(案)について御報告をさせていただきましたが、その後、地元説明会等を経て内容を一部修正しているようでございます。改めて御報告をするものです。
 池田まちづくり推進課長から御説明いたします。


◯まちづくり推進課長(池田啓起君)  おはようございます。私から報告事項のア、井口特設グラウンドの土地利用について御説明させていただきます。よろしくお願いいたします。
 改めてですが、井口特設グラウンドにつきましては、令和元年に売却から土地利用へ方針を転換して、現在は防災都市づくりの観点からの利活用の検討を進めているところであります。昨年度、令和3年度は土地の現況把握のための土壌調査等を行いました。そして、今年度に入り、敷地測量の実施と、9月には本委員会で御説明させていただきました土地利用構想(案)の確定に向けた検討を現在も引き続き進めているところであります。
 今回は9月の報告以降に行いました、地域や利用団体への説明会をはじめ、住民協議会の皆様や関係団体の皆様への御説明について、その内容の報告と、またその意見等も踏まえての構想案の修正、見直しを行った点について、説明させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
 それでは、資料1に沿って説明させていただきます。1、説明会等の実施です。9月の本委員会で説明をさせていただいた内容と同様になりますが、土地利用の基本的な考え方や方向性を示しています土地利用構想(案)について、10月8日、土曜日に井口コミュニティ・センターにおいて一般向け、またスポーツ団体向けの説明会を行い、計53名の皆様に御参加いただき、御意見、御要望等をいただいたところであります。
 そのほかになりますが、西部地区の地域防災の中心的な役割を担っています地域防災組織の住民協議会の役員会であるとか、また防災部会さんへの御説明、また意見交換なども並行して行わせていただきました。また、医療機関に関しましては、三鷹市医師会にも同様の説明をさせていただいたところであります。このほか、直接来庁された方3件、またお電話では2件、メールで問合せ、御意見等で2件、こうした問合せ、御意見等をいただいております。
 こうした御意見、御要望などにつきましては、個別に丁寧に説明をし、また個別に意見交換等もさせていただいたところであります。引き続き丁寧な対応をしていきたいと考えております。
 次に、いただきました主な御意見、御要望につきましては、次の別紙1を御覧ください。こちらは、主な御意見等の概要を整理したものになります。全般的な内容、土地利用の基本的な方向性の3点、その他の5つのカテゴリーに分類し、整理をしておるところであります。
 (1)の全般的な内容に関することでは、土地利用の方向性についてはいいと思う、大筋で賛成などの御意見をいただく一方で、少数ですが、構想案を白紙にしてほしいといった御意見もありました。また、現状は地域のグラウンドという感じがしないので、検討においては、地域の利用の視点も含めて考えてほしいという御意見。また、防災訓練などの地域行事の際のグラウンド利用などについても、御意見、御要望をいただいております。
 (2)の一時避難場所の確保・グラウンドの整備に関することでは、グラウンド・一時避難場所としての充実を望む声、また整備後のグラウンドの利用種目に関しての御質問、またグラウンドがおおむね半分になることによる利用枠の減少などによる、そういった影響についての御意見、またグラウンドの検討においては、子どものためにもできる限りグラウンドのほうを広く取ってほしいなどの御意見をいただきました。
 次に、(3)、医療機関の誘致に関することでは、近くに病院があるため、この場所に医療施設は必要ないのではといった御意見、医療機関とは総合病院のようなものか、それともクリニックモール的なものなのかといった、こちらに誘致を想定する医療機関等に関しての御質問、その他、感染症対策に関してなどの御質問をいただいております。
 そして、(4)の東西方向の通路等の整備に関することでは、東西通路については、利便性の面などから賛成との御意見をいただいております。しかし一方で、東西の往来の状況によっては騒音などの懸念があるため、通り抜け道路は反対であるとの御意見も、少数ですがいただきました。その他、車両の通行はどうだ、また通路の位置などに関しての御質問もいただいております。
 (5)、その他になります。バス乗り継ぎポイントはどのようなものか、また地域の自主防災組織の皆様からは、グラウンドの一部を防災広場として活用していくことはいいと思う、こういった具体的な提案もいただいております。また、グラウンド、建物の配置に関する御意見もいただいております。
 以上が、説明会などの主な御意見、御要望、御質問となります。説明会等で、また住協の皆さんとの意見交換の中では、土地利用の方針、方向性については、おおむね前向きな御意見をいただいたと受け止めております。また、説明会では、今後も検討の進捗を見ながら適宜説明する場を設けてほしいという御意見もいただいております。市も当然、引き続き丁寧な説明が必要と考えておりますので、今後も地域や利用団体の皆さんとの意見交換を行いながら、次の整備プランなどの検討にこうした声を生かしていきたいというふうに考えております。
 すみません、前後して申し訳ありませんが、資料1にお戻りいただきまして、次に大きな2、土地利用構想(案)の修正についてです。地域や関係団体などの皆様からいただいた御意見や、せんだって本委員会等で御意見などをいただきました内容を踏まえまして、土地利用構想(案)の修正を行っております。主な修正点について御説明させていただきます。
 次に、別紙2の構想案の修正と併せて御確認をいただければと思います。主な修正点の1点目、地域に資するグラウンド利用についての追記になります。別紙2では、4ページの朱書き部分が該当となります。先に下段のほうになりますが、こちらは、地域から、今後は地域の憩いの場や交流の場といった視点を持って検討してほしいとの御意見をいただき、今回、地域行事での活用や、地域住民の憩いや交流の場など、地域に資するグラウンド利用についても検討していくことを追記しました。
 そのほか、上段のほうになりますが、整備に当たっては、検討段階から一時避難場所等への転用を見据えた設備等を考慮して検討していくことを追記しております。
 2点目は、医療機関の誘致についての追記になります。別紙2では5ページの朱書きの部分が該当箇所になります。説明会などで、誘致する医療機関の役割、また規模感が参加者の方に伝わりにくいところがあったため、ここでは、期待する役割として、地域医療や災害時医療、感染症対策等を担うことができる医療機関の誘致を目指すことなどを補足追記しております。また、市内には、施設や設備面で課題のある市内病院もあることから、それらの機能維持や拡充を支援していく観点を踏まえて検討していくこともここで追記しております。
 3点目は、防災・コミュニティ広場の整備等についての追記となります。別紙2の5ページの朱書きと、6ページのイメージ図にも追記、反映をしております。地域の防災活動等に関わる皆様からは、防災拠点としての一層の取組として、防災設備を備えた広場整備、これは例えばなんですが、市内の他の地区でも実施整備しております防災広場のような整備の検討についての御意見を受けました。その旨の追記とともに、土地利用イメージ図にも防災・コミュニティ広場の追記をしております。
 最後に資料1の3になります。今後の予定です。主にここでは、令和4年度の予定について記載しております。おおむねの予定ですが、土地利用の方針となるこの土地利用構想については、本委員会等への報告後、策定をしていきたいというふうに考えております。また、医療機関誘致の検討としましては、現在のところ、公募による事業者選定を考えているため、今後、公募要項の整理などに取り組み、令和5年度の医療事業者選定に向けた準備を進めていきたいと考えております。
 さらに、グラウンド整備につきましては、現在のグラウンド利用を当面継続しながら、地域やスポーツ団体等との意見交換を行い、整備プラン等を検討していきたいと考えております。適宜、地域や関係団体の皆さんに対して、説明などをその都度継続して行いながら、次のステップとなる具体的な施設やその配置、設計等の検討を進めていき、その後、整備に入っていければというふうに現在考えております。
 私からの説明は以上になります。


◯委員長(渥美典尚君)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。


◯委員(紫野あすかさん)  よろしくお願いします。井口グラウンド、様々な市民の皆さんの声をお聞きになって、赤い字で修正されて、より理解が深まるようにされているということは、とてもいいことだなというふうに思いました。今回のこの病院の誘致についてなんですけれども、これを見ると、災害時の医療や感染症対策なども担う医療機関ということで、このイメージ図からいっても、結構、ある程度の規模の病院でないと駄目なのかなという感じはするんですけれども、募集などの準備もされていくということですけれども、大体こういう、例えばベッドが何床以上ある病院とか、総合病院であるとか、その募集するための要項みたいなものは決まっているんでしょうか。


◯まちづくり推進課長(池田啓起君)  医療機関の誘致に関しては、来年度、令和5年度に向けて公募の準備をして、実際に令和5年度中に公募をして、事業者選定をしていきたいというふうに考えております。現時点でその公募要件につきましては、これからの整理になってきます。これから、ここで担ってもらえる災害時医療であるとか、感染症対策、またその規模、当然、病床数が何床以上とか、そういった具体的な内容もこれからの検討で、そういった条件をつけていくのかなどについても、今後の検討というふうに今考えております。


◯委員(紫野あすかさん)  では、例えばここで全く新しい病院を開業するということも、対象にはなるんでしょうか。


◯まちづくり推進課長(池田啓起君)  こちらに誘致する医療機関につきましては、現時点では、東京都がこの三鷹市を管轄しています北多摩南部医療圏について──こちらは三鷹市、武蔵野市、府中市、調布市、小金井市、狛江市が圏域になっております。この圏域の中では病床数は充足していると、東京都が判断しております。まだ三鷹市としても東京都と相談、整理をしているところなんですが、新規でこの医療圏内に病床数を増やすのは、現時点では難しいのかなというふうに考えております。
 そうしたことを考えると、医療機関において施設、また設備等に課題を抱える機関に対しての誘致というふうになるのかなというふうに現時点では考えております。


◯委員(紫野あすかさん)  分かりました。移転されてこられる病院側のほうにも、移転するとすれば、いろんな予定や計画などもあるかと思うんですけれども、内々では、本当はもうここが来そうなんじゃないかなみたいなことが進んでいるということは全くなく、あくまでも公募で決めていこうということでよろしいでしょうか。


◯都市再生部長(久野暢彦君)  おっしゃるとおりです。今、ここにしようとか、決定するとか、そういったことはございません。公募しようというのは、やはり希望される医療事業者の方々──私どもとしては、どこが来るか分かりませんけれども、あくまで公平に公募をしたいなと今の段階では考えております。


◯委員(紫野あすかさん)  分かりました。あと、最近、公園の子どもたちの声がうるさいということで公園自体を廃止してしまうような、すごく悲しいというか、残念な自治体もあるように聞いているんですけれども、今回も住民の方から、通路の開通により人の行き来が増えて騒がしくなるのは好ましくないというような意見とか、この構想案は白紙にしてほしいというような、結構反対の意見も少数ながらおられるようなんですけれども。
 近隣の住民とか、例えば病院を誘致──病院と子どもたちの声、病院の方にとってはすごくうるさいとか、医療の妨げになるというような声、苦情とかが出るようなこともあるのかなとかって、ちょっと感じたんですけれども、その辺り、三鷹市としては、スポーツをされる方とか、子どもたちの声などについては、どのように考えてこのグラウンドを存続、守っていこうという考えなのか、ちょっとお聞きしたいと思いました。


◯まちづくり推進課長(池田啓起君)  御意見として、そういった交通量が増える、また子どもたちの声により──現状、グラウンドで使われている状況があるんですが、そういった周辺環境が今後変わってしまうのではという御意見もいただいています。
 また一方で、隣接する方からは、こういった土地利用については、やはり子どもの声は騒音ではなく元気が出ていいんだという、逆にそういったお声もいただいております。市としましては、そういった環境をなるべく悪化させないような運営の仕方であるとか、また病院の誘致についても、そういった病院側に配慮してもらうような設備としても、そういった周辺環境への影響にならないように配慮してもらえるような誘致をしていきたいというふうに考えております。


◯委員(紫野あすかさん)  安心いたしました。本当に子どもたちの声が聞こえているって私はとてもいい風景であり、いい音だなというふうに感じるんですけれども、伸び伸びとこのグラウンドでたくさんの人が楽しめるような、近隣住民の方からも理解が得られるような、そういうグラウンドになっていけばいいなというふうに思います。
 以上です。


◯委員(吉沼徳人君)  よろしくお願いいたします。ちょっと医療機関のことについてお尋ねをしたいんですけど、今病床数については、増設は難しいというようなお話があったんですけども、この医療機関については、災害時の体制や感染症にも柔軟に対応でき、災害時の拠点となるようなものを想定していらっしゃるということですけども、新しいのが難しいとなると、今のこの条件の中に合う病院というのは、三鷹市内には何院ぐらいあるんですか。


◯まちづくり推進課長(池田啓起君)  現状の病院数を申し上げますと、杏林大学附属病院を入れて、地域医療や感染症対策が担える、いわゆる中堅の病院というと、全体で8病院ございます。ただ、そこには一般病床を備えていない、精神病床だけの病院さんもいらっしゃるので、一般病床だけを考えると、もう少し減るのかなというふうに考えております。


◯委員(吉沼徳人君)  今、公募というお話もあったんですけど、市内に8病院、その対応の中では、多分8病院はないんだろうと思いますけど、そうするとそれらの病院の中で、これは建て替えをする病院がここに来る可能性が高いと考えてよろしいでしょうか。


◯まちづくり推進課長(池田啓起君)  まだ、この構想段階でここに記載しております三鷹市内病院を基軸として考えていくという方針であります。ただ、現時点で市内病院に限定しているということではありません。また、今後、検討を進めていく中で、そうした市内病院を基軸とした検討にはなっていくと思うんですが、現時点ではそういった方向で考えているところです。結果的に、公募により市内病院がここに誘致されるということになるのかなというふうに思います。


◯委員(吉沼徳人君)  了解いたしました。市民からの要望の中にも、近所に病院があるので、ここには必要ないだろうというような意見も出ておりますので、恐らく市内病院が移転するんだろうと思うんですけども、移転するに当たっては、やっぱり現在ある病院、ほかの病院との関係、距離、そういったもの、あるいは近い例ですけども、三鷹ではありませんけど、武蔵野日赤なんかも近所にありますので、その辺をしっかり考慮して選定していただきたいと思います。
 それともう一つ、地域交通の拠点の整備についてなんですけど、バスの乗り継ぎによる目的地への快適な移動が可能となるというようなことが書いてあるんですけど、現状、この施設の前の道路というのは、路線としては三鷹行きのバス1路線しかないんですよね。現実に施設の西側辺りだと、武蔵境ですと徒歩で行く方が大体多くて、高齢者の方なんかはバスを御利用すると思うんですけど、そうするとこの場所において、乗り継ぎ所で今どのような構想をお持ちになっているのか、教えていただけますか。


◯委員長(渥美典尚君)  所管の範囲での御答弁をお願いできればと思います。


◯まちづくり推進課長(池田啓起君)  現在、都市整備部のほうでバスの乗り継ぎポイントの市内の交通ネットワークに関して、学識経験者等も交えた研究会を立ち上げ、そこで市内全体の交通ネットワーク構想の取りまとめ作業をしているところであります。井口地区での乗換ポイントの1つとして、この井口グラウンド候補地として今検討しているのは、今路線バス、これを都市レベルの交通機関──また、そこにつないでいく井口地区、西地区のほうの地域レベルの交通、例えば今実証をしていますデマンド交通であるとか、三鷹台で行っている交通であるとか、そういったところを踏まえて、ここで乗り継ぎをして都市レベルの路線バス等に乗り換えて、目的地に向かっていただくというような考えの下、今検討を進めているというふうに聞いております。


◯委員(吉沼徳人君)  そうすると、結局、今、三鷹の井口、深大寺地区というのは、非常にバス路線以外に不便をしている市境のほうの土地もあるんですけど、そういったところに、デマンドバスみたいなものを通すという構想が前提になっているわけでしょうか。


◯委員長(渥美典尚君)  すみません、ちょっとまちづくり環境委員会の所管に入ってしまっていますので。


◯委員(吉沼徳人君)  了解しました。いいです。


◯委員(谷口敏也君)  文教委員会なんで、質問は注意して行わせていただきます。まず、質問じゃないんですけど、意見表明じゃないんですが、そもそもこの井口グラウンドは、総合スポーツセンターを造るために買って、我々が議員になる前だったかもしれないんですけど、設計ができて、ガラス張りのすごい総合スポーツセンターという構想があって、その後、結局、バブルの時期の設計で、ランニングコストもかかるからというので、一時停止になっていて、そこができたから、取りあえずスポーツセンターはよしと。
 あちらは売却というような方針で決まったと思うんですよ。我々としても、特に子どもたちが使っていた井口グラウンドなので、あそこを売却して、なくなるんだったら、ほかを何か探してくれってずっと要望していて、JAXAの中のグラウンドみたいなのがあるんですよね、それとか、大沢天文台のところとか、いろいろ市のほうでも探してくれていたと思うんですけど、あそこを売却しないで、半分残るということであれば、そっちのほうは探さなくていいよというわけじゃなくて、もともとグラウンドが少ない場所じゃないですか、調布とか、河川敷があるところから比べると。
 やっぱり、特に子どもたちのために、そういったグラウンドをまだ探すべきじゃないかなと思うんですけど、その辺のことについては、スポーツと文化部としてどうお考えなのか、お伺いします。


◯スポーツと文化部長(大朝摂子さん)  今、この井口グラウンドに関して言いますと、今質問委員がおっしゃったとおり、本来は売却の予定だったものを、河村市長になって方針の変更があって、売却をしないというふうになったということから、今日のこの御報告になっているかなと思います。
 とはいえ、後半のほうでおっしゃった、例えばJAXAの中のグラウンドとか、天文台の中のグラウンドとかというふうにおっしゃった例で挙げていただきましたのは、1つは、大沢野川が当面使えなくなったということで、井口も少し売却時期をずらして、延ばして、しばらく使えるようにしようという話があり、全体として、大沢野川が停止したことに伴って、全体的にやはりグラウンド需要が逼迫する中で、市が直接所有していないグラウンドについて、活用させていただきたいということで、例えばJAXAの中でどうなんだとか、そういうことは実際あったと思います。
 なかなか調整が難しくて実現しなかったりとか、あと天文台の中のグラウンドは、今コロナで停止している面があるかと思いますけれども、もともとお使いにならない時期は可能な範囲で市民利用に提供していただいたりとか、ICUのグラウンドも、今コロナで停止していますけど、コロナ前は御利用に供していただいたりとかしていますので、市内の市が直接所有していないグラウンドとして利用できるものについて、市民への提供をお願いするということは、それは別途継続的にやらせていただきますけれども、それはまた井口の話と少し違うというふうに御判断いただければなと思います。


◯委員(谷口敏也君)  やっぱり、文教委員会なんで、引き続きJAXAにしろ、ほかのところにしろ、使えるような交渉をしていただきたいなと思います。都市再生部も、せっかくですから、こういった経緯があって、今、井口グラウンドでこのような話が進んでいるわけで、本来であればなくなる施設だったんですよ。そこを半分残してというか、全体の売却をやめて、その代わり、やっぱり財政的な問題がありますから、半分貸して、少しでも市の財政のためになるような形でというようなことで進めているわけですから、そういった今までの背景とかをしっかり説明して、理解をしてもらうほうがいいと思うんです。
 少なからず、我々のほうにも、今のままで残してほしいという声は入ってくるんですよ。我々としては、やっぱりSUBARU総合スポーツセンターを造ったことによって、財政上逼迫してきているんであれば、何らかの方法で稼ぐじゃないですけど、お金、収入を少しでも得られるような方法を取るしかないわけですから、その辺は理解してもらうような説明の仕方をするべきじゃないかと思います。
 あと、もう一つ、今回変更になった点で、先ほど池田課長からもありましたけど、課題のある市内病院もあることからとかいって、大体あそこでしょうみたいなのは分かるんですけど、そういうこともちゃんと最初から説明して、ここに、こういったことがあれば建て替えもできるし、しかももうちょっと大きくなるかもしれないとか、そういうところも説明して、いろんな要因が絡まって、こういう構想になっているんですというのは、やっぱり丁寧に最初から説明するべきだと思うんです。
 じゃないと、紫野さんが言ったように子どもの声がうるさいとか──だって、病院だって、今度、救急車が入ってきたら、24時間うるさいから反対だというかことになるわけでしょう、結局。その辺は最初から丁寧に説明して、理解を得ていただきたいなと思います。意見です。


◯委員長(渥美典尚君)  では、以上でアに対する質疑を終了いたします。
    ──────────────────────────────────────


◯委員長(渥美典尚君)  休憩いたします。
                  午前11時40分 休憩


                  午前11時41分 再開
◯委員長(渥美典尚君)  委員会を再開いたします。
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◯委員長(渥美典尚君)  次に、イ、ウに対する市側の説明を求めます。


◯スポーツと文化部長(大朝摂子さん)  引き続きどうぞよろしくお願いいたします。まず、2点目でございますけれども、吉村昭書斎(仮称)移築整備事業についてでございます。工事事業者などが決定されましたことにつきまして、進捗を御報告するものでございます。
 3点目は、第31回三鷹市民駅伝大会実施結果報告についてでございます。3年ぶりとなる公道での開催につきまして、感染症対策等も含めて御報告をいたします。
 吉村昭書斎につきましては井上芸術文化課長から、駅伝につきましては平山スポーツ推進課長から御説明申し上げます。


◯芸術文化課長(井上 仁君)  吉村昭書斎(仮称)移築整備事業についての御説明でございます。この間、設計段階から御報告をしてきたところでございますが、今回、工事の請負契約が締結されましたので、そちらの御説明でございます。
 資料2の1の(1)を御覧ください。概要といたしましては、三鷹市ゆかりの文学者である故吉村 昭氏を顕彰するため、執筆活動を行っていた書斎を移設・再現するとともに、展示機能を付加することで、吉村昭顕彰事業の発信の場として整備する設計業務を行い、それに基づく工事請負契約を制限付一般競争入札として実施いたしました。再度の入札に付しても落札者がいなかったため、地方自治法施行令第167条の2第1項第8号の規定により、入札参加者のうち最低価格を提示した者と随意契約を行ったものでございます。
 契約の件名といたしましては、吉村昭書斎(仮称)移築整備工事。工事の概要といたしましては、現存の書斎解体、書斎棟の移築、展示・交流棟の新築、外構、植栽となっております。
 平面図等につきましては、別紙の図面になっております。旧井の頭第二駐輪場を今回の計画地にしておりますので、資料の下のほうが井の頭線になりまして、そこに面した敷地の中に、この図面でいきますと、左側が展示・交流棟、そちらから入っていただいて、奥の外構通路を伝わって、書斎棟については奥から入っていただくような形になります。その次が、書斎棟の立面図、次が展示・交流棟の立面図になっております。
 資料2に戻っていただきまして、契約の相手方は八大建設株式会社、東京都府中市本宿町一丁目44番地の1バウムハウス西府2階。履行期間といたしましては、令和4年11月11日から令和5年11月14日まで。現場工期としましては、12月19日から令和5年10月16日までを予定しているところでございます。契約金額につきましては、1億3,365万円でございます。
 新しく建てる場所の近隣の方向けに工事の説明会を12月2日に実施をいたしました。移築工事先、約40世帯に開催チラシを配布いたしまして、参加者は1名、隣接した方が御参加いただいたところでございます。また、工事説明会と並行しまして、地元の井の頭町会や井の頭公園駅前の商店会、また井の頭住民協議会にも同様の説明を個別に行ってきたところでございます。
 3番としまして、市内外からより多くの共感を得られるように、引き続きクラウドファンディング、第1回目を終了しましたので、第2回目を令和4年12月から令和5年2月と予定しているところでございます。目標金額は300万円になります。
 説明は以上になります。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  それでは、資料3を御覧ください。第31回三鷹市民駅伝大会実施結果報告についてでございます。1番から3番まで、主催、主管等につきましては、お手元のとおりでございます。4番の開催日時ですが、11月27日の日曜日、天候、晴れということで、実施ができました。主な新型コロナウイルスの感染症対策ですけれども、選手、監督に対して当日の朝、抗原検査を実施し、陰性を確認したチームに御参加いただいたというところでございます。
 6番の出場チーム数でございます。募集は、定数200チームということで募集いたしましたが、申込みがあったのが132チームでございました。当日、出場チームは125チームございまして、125チーム全て完走しております。部門別につきましては、お手元のとおり御覧いただければと思います。招待チームにつきましては、矢吹町から4チーム、チリ大使館から1チームがございました。
 沿道観衆を含む来場者数としましては、約1万3,000人、協力スタッフ等は687人の御協力をいただいたところでございます。9番の救護でございますけれども、救急車の出動要請やAEDの使用はございませんでした。救護室の利用としまして3件、足がつったりですとか、転んで擦り傷をしたですとか、あと走り終わった後、ちょっと気分が悪いですという方、3件の御利用があったところでございます。
 そして、10番目の大会チラシ及び総合記録表につきましては、後ほど御説明いたします。11番の写真が、当日のスタートと表彰式、閉会式の様子でございます。あと、資料等ございませんけれども、市民等からの当日の御意見、苦情というところでございますけれども、市の警備室のほうには七、八件ございまして、車両での移動が制限されたですとか、中央防災公園の東広場でブラスバンドによる選手の応援の演奏が行われていましたけれども、ちょっとその音が大きいというようなお話等ございました。
 三鷹警察自体には1件、タクシー運転手のほうから、ちょっと渋滞がひどくて困っているというようなお話がございましたのと、小田急バスのほうですけれども、三鷹駅から武蔵境駅行きのバスが想定以上に遅延してしまったので、もし改善いただけるなら、規制の仕方等工夫をしてほしいというような御意見をいただいております。
 チラシはお手元のとおりでございまして、総合記録のほうでございます。部門別に掲載しておりまして、一般男子の部、6位まで入賞という形で表彰しております。こちら、三鷹警察については、6位の特殊詐欺撲滅というチーム名で御参加いただいております。一般女子につきましても、一般男子同様、6位まで入賞という形で、シニアの部、中学生男子の部、中学生女子の部は、それぞれ3位まで入賞というような形で表彰を行ったところでございます。
 説明は以上です。


◯委員長(渥美典尚君)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。


◯委員(成田ちひろさん)  1点だけ質問します。市民駅伝の報告のところなんですけども、チラシを拝見すると、三鷹バーチャル市民駅伝も、時期は同時じゃないかもしれないですけど、開催しているということで、こちらについては、総括的な感じで御説明いただけるとありがたいです。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  市民駅伝大会の開催の前に、お申込みいただいたチームにこのタッタカくんのみたかバーチャル市民駅伝大会を使って練習をしていただけたらということで、多くの参加者を監督会議等でPRをしまして、期待しておりました。チーム数としてしましては、20チームを超えるチームというところで、残念ながら市民駅伝大会の参加チームのほとんどがというところまで至りませんでした。
 ちょっとそういったところの原因分析はまだできておりませんけれども、やはり今後どういう形で、バーチャル駅伝も御参加いただいて、タッタカくんのアプリをより多くの人に知っていただいて、ウオーキングやランニングの運動習慣の定着につなげていけるかというところについては、研究していきたいなというふうに考えております。


◯委員(吉沼徳人君)  質問ではないんですけども、私も若いときはずっと駅伝に出ていて、選手もしていて、日本陸連にも登録していたんですけど、この間、久しぶりに陸上競技連盟の役員の方とちょっとお話をしたんですけど、今回、高校生、中学生と、学生の若い方が非常に頑張っておりまして、その方も言っていたんですけども、市内の高校とか、大学に別に案内を出していただいて、今ここでいうと明星学園が一般の部でも優勝したり、それから女子のチームでは法政が優勝したりとか、杏林なんかも出てくれているんですけど、うちの会の委員さんにもいるけど、大成高校とか、三鷹高校とか、ICUとか、そういったやっぱり若者に頑張ってほしいと。
 というのは、陸上競技連盟自体もかなり高齢者が多くなってきているので、こういうところでやっぱり若い者に頑張っていただいて、市内のスポーツにも励んでもらいたいという話があったので、次回、もしできれば、やっぱりそういう学校関係には案内をお出しいただけないかなというふうにちょっと思っていますけど、いかがでしょう。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  学校につきましては、特に中学校につきましては、中学生の部門がございますので、私立を含めて御案内をさせていただいたところです。高校、大学については、特にくまなくというような形でPRができておりませんので、今、貴重な御意見をいただきましたので、積極的にしっかりPRをして、御参加いただけるよう、そしてまた三鷹市のスポーツの発展につながるような、人の循環みたいなものも意識しながら取組を進めたいというふうに思います。


◯委員(吉沼徳人君)  ぜひよろしく、若者を育てる意味でもお願いをしたいと思います。ありがとうございます。


◯委員(谷口敏也君)  吉村昭書斎の件で質問なんですけど、今回、1億3,000万円ということで、やっぱり移築って、かなりお金がかかるんだなという実感です。今後、指定管理料も発生していくわけで、我々は会派としても、地元議員がいるものですから、有効な利用、かつ活用していただきたいなと。有効利用で、多くの人に来ていただくのは、もちろんそうなんですけど、地域の方々が、何かがあったときには使えるようにということで要望をしてきました。
 今回、改めて配置図、平面図というのが出て、詳しい配置図が分かったんですけど、展示・交流室ということで、交流が入ったのは非常によかったかなと思うんですが、具体的に、今後、管理運営については決めていくんでしょうけど、これを見ると、ここから入りますよね、受付の横から。展示・交流室を通って、ここはたしか車椅子も行ける傾斜で、こっち側からしか入れないんですよね。南側からしか入れない状況で。
 展示・交流室のほうは、一定の展示物があるのかなということを考えると、当然、開館時間中は、ここの見学者しか使えないというような状況で、地域の方々が使うには、閉館後とか、閉館日とか、そういうときになるのかなと思いますけど。今現在、地域開放については、どの程度話が進んで、どういう要望があって、市としてどう考えているのか、お伺いしたいんですけど。


◯スポーツと文化部長(大朝摂子さん)  先ほど課長も申し上げましたとおり、新しい敷地の周辺の方への地元説明会のほかに、町会さん、それから商店会さん、そして住民協議会さんへの個別の、お邪魔をしての御説明、そして意見交換も定期的に行わせていただきたいと今後も思っております。
 この間いただいている御意見の中で、今、展示・交流という交流の言葉を入れたというのも実際そうなんですけれども、1つには、開館時間中に、気軽に立ち寄れる場所にしてほしいという御意見をいただいております。ですので、前回、前々回ぐらいの委員会でも御説明しましたとおり、今のところ、展示・交流棟については料金は頂戴しない。奥の書斎棟を見ていただくときには、そちらは本物を展示しておりますし、かなりデリケートなものも扱おうと思っておりますので、そちらのほうに入るときには、何がしかの入館料をというふうには思っておりますけれども。
 手前側の展示・交流棟のところには、地域の方も含めて、頻繁にお立ち寄りいただくというようなこともしていただけるように、こちらは特段料金がということなく、お立ち寄りいただけるようにということをまずは想定してございます。
 それから、地元の方にいろいろお話を伺う中で、やっぱり自分たちが占有して利用するということは可能なのかどうかというお問合せはいただいております。必ずそうしてほしいという御意見というよりも、そういう可能性はあるだろうかというようなお問いかけをいただいておりますので、実際できてみて、施設を見ていただいてということも必要かなとは思いますけれども、この建物、この形、この広さのものの中で、どういうニーズがおありかということを伺う中で、もしくは前庭を使ってとか、おみこしの休憩所はどうなんだとか、そういうようないろんな意見、感想をいただいているところですので、実際建物が建ち、開館をして、御利用勝手を見ていただいた上で、じゃあ、休館日や閉館後にお使いいただける可能性がありやなしやというようなことを、改めて御確認いただければなというふうに思っております。


◯委員(谷口敏也君)  ありがとうございます。引き続き、地域の方々と話し合っていただいて、確かに出来上がって見たほうが使い勝手とか、広さとかも分かるでしょうから、その辺は臨機応変にお願いしたいと思います。
 今、部長から気軽に立ち寄っていただくというようなお話がありました。この前も、北野の里(仮称)のところで、元都市整備部長が待機している場所があるじゃないですか。行ったことないですか。そこが、すごくいいの。子どもたちとかが学校帰りとかに寄ったりするんですよ、隣に広場があるというのもあるんですけど。朝から夕方まで元都市整備部長が詰めているんですけど、私も北野のお祭りのたびに行って話をすると、子どもたちが下校時刻とか、下校時間で歩いて行くのに、元部長にばいばいとか、手を振ったりしているんです。
 だから、すごい地域の人が本当にふらっと寄れるような感じになっているので、ぜひこの施設もそういった施設になるような仕組みづくりをしていただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。1回行ったほうがいいと思いますよ。


◯委員長(渥美典尚君)  よろしいでしょうか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 以上でスポーツと文化部報告を終了いたします。
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◯委員長(渥美典尚君)  休憩いたします。
                  午後0時01分 休憩


                  午後0時57分 再開
◯委員長(渥美典尚君)  委員会を再開いたします。
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◯委員長(渥美典尚君)  教育委員会報告、本件を議題といたします。
 本件に対する教育委員会の説明を求めます。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(伊藤幸寛君)  よろしくお願いいたします。本日、教育委員会より行政報告をさせていただきますのは、お手元の日程にありますとおり2件です。
 1件目は、三鷹市立第五小学校給食調理業務の委託について。給食調理業務の委託につきましては、来年の4月から第五小学校で委託化を行いまして、これで全22校全て委託化が完了ということになります。
 2点目です。学校給食費の公会計化と学校徴収金の一括徴収について。
 以上2件につきまして報告をさせていただきます。詳細は担当の課長より御説明いたします。


◯学務課長(久保田実君)  私のほうから2点、三鷹市立第五小学校給食調理業務の委託についてと、学校給食費の公会計化と学校徴収金の一括徴収について、御報告をいたします。
 資料の1を御覧ください。三鷹市立第五小学校給食調理業務の委託についてです。1、委託事業者の選定方法です。令和5年度から給食調理業務委託を行う第五小学校について、公募型プロポーザル方式による業者の選定を行いました。2、募集要項の配付期間、3、現地説明会、4、応募受付期間につきましては、配付を7月に、第五小学校給食調理室での現地説明、見学を8月に、公募を9月にそれぞれ実施をしたところでございます。5、選定経過についてです。プロポーザルには、11の事業者の応募がございました。選定に当たりましては、教育部長を委員長とする候補者選定委員会を設置し、対象校の学校長にも委員となっていただき、選定を行いました。資料1の裏面を御覧ください。選定に当たりましての選定基準を抜粋して掲載しているところでございます。
 表面のほうにお戻りいただきまして、9月30日に第一次審査として書面による審査を行い、審査の結果、11事業者全てが見積りの要件を満たしていることを確認するとともに、選定基準に沿って、企画提案書の上位6事業者を第二次審査に招集することといたしました。10月31日に6事業者によるプレゼンテーション審査を行いました。質疑応答の中では、エリアマネジャーの経験年数、第五小学校の現場を見た上での注意点、熱中症対策、現場のバックアップ体制、調理員加配の考え方等について、質疑応答がなされたところでございます。11月7日に総合の審査を行いました。審査の結果、第五小学校は、株式会社メフォスを契約候補者として選定をいたしました。
 株式会社メフォスは、既存の受託校といたしまして、小学校4校、中学校2校を受託しており、第五小学校で7校目の受託となります。また、学園単位で見ますと、三鷹の森学園では、高山小学校、第三中学校は株式会社ジーエスエフ、第五小学校は株式会社メフォスが給食調理業務を受託する予定となっております。これにより、令和5年4月から全22校が委託化となります。
 続きまして、資料の2を御覧ください。学校給食費の公会計化と学校徴収金の一括徴収についてです。国のガイドラインに基づき、現在、学校長の私会計として学校で管理をしております学校給食費について、さらなる透明性の向上などを図るため、令和5年度から公会計へ移行いたします。あわせまして、学校における働き方改革及び保護者の負担の軽減を図るため、学校長が私会計として学校管理しております教材費等の学校徴収金について、学校給食費と一括して徴収を行ってまいります。
 1、開始時期についてでございます。令和5年4月1日の開始を予定しております。2、概要についてです。プロポーザルにより選定いたしました、日本ソフトウェアマネジメント株式会社のシステムを導入し、児童・生徒等の喫食数や口座情報、年間徴収計画を管理し、給食費と学校徴収金を一括徴収いたします。徴収した給食費は市の歳入とし、食材等は市の予算から歳出をいたします。一方、徴収した学校徴収金は各学校で管理しております口座に振り込み、各学校において執行をいたします。あわせて、未納者への督促や催告につきましても、システムを活用することで教職員の負担軽減を図るとともに、従来保護者が負担していました口座振替手数料を不要とし、市費による負担といたします。3、今後のスケジュールについてです。令和5年1月の「広報みたか」において、学校給食費の公会計化と学校徴収金の一括徴収のお知らせを掲載いたします。1月中旬から2月にかけて、学校を通じて保護者への御案内、口座登録等の依頼を行い、5月の末に初回の引落しを予定しているところでございます。
 私からの報告は以上でございます。


◯委員長(渥美典尚君)  教育委員会の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。


◯委員(成田ちひろさん)  よろしくお願いします。まず、第五小学校の給食調理業務の委託のことで、1点確認します。こちらについては、先ほども御説明の中でありましたけれども、学園の中では違う会社がというようなことでした。以前もそういうような質疑はあったかもしれないんですけど、再度確認なんですけれども、学園で同じ会社にするとか、そういうようなことについては何か考えがあるのかどうかについて、伺います。


◯学務課長(久保田実君)  今回は、本当に厳正な審査をした結果として、新たにメフォスが、同じ学園の中のほかの2校とは違う事業者という形で決定をしたところでございます。同じ学園の中で同一事業者にした場合、まず事業者側のほうのメリットとして、そのスケールのメリットから、例えば人員のところのシフトや配置の関係といったようなところのメリットがあるというのは、そのとおりだと思います。
 また、三鷹市側といたしましても、小・中一貫教育の中で学園単位での行事だったりとかの中で、そういった行事食のほうにスムーズに連携をしながら行えるというところのメリットはあるというふうに考えているところでございます。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(伊藤幸寛君)  若干答弁を補足させていただきます。これ、決算審査特別委員会の中でもいろいろと議論が出たんですけれども、契約を所管している総務部とも調整を図っているんですけれども、基本的な方向としては、今後、全校委託化になった後は、その新たなプロポーザルのタイミングに応じて、学園ごとに委託を決めていくというような考え方を持っています。
 ただ、連雀学園だけは4校ありますので、そこは2対2で分けるようかなというふうに考えておりますけれども、基本的には今後、学園ごとにプロポーザルを行っていくという考えを持っております。


◯委員(成田ちひろさん)  分かりました。ありがとうございます。
 続きまして、学校給食費の公会計化のところで、幾つか確認したいと思います。まず、すみません、システムの導入のところで、どこの会社のシステムかというところを、ごめんなさい、聞きそびれてしまって、もう一度お願いいたします。


◯学務課長(久保田実君)  日本ソフトウェアマネジメント株式会社のほうのシステムを今回導入いたします。


◯委員(成田ちひろさん)  分かりました。これは、今年度の経費に入っていたのかというのの確認と、あとすみません、口座振替手数料が今回──保護者が、私も引かれているなというのは、いつも自分の子どもので確認しているんですけど、そちらが全額市費負担になるというようなイメージだと思うんですけれども、こちらにつきましては、じゃあ、総額幾らぐらいになるのかというのの試算を教えていただきたいんですけども。


◯学務課長(久保田実君)  システムの導入につきましては、債務負担行為を組みまして、その中での上限金額という形でプロポーザルの結果、業者を選定しているところでございます。すみません、今手元に細かい数字がないのですが、そういった形でしっかりと手続を取って、予算をあらかじめお見せした上で、プロポーザルで事業者を決めているところでございます。
 また、口座振替手数料につきましては、まだ正確な試算はしていないところなんですが、おおむね教材費につきましては、年6回から8回、学校によって異なるんですが、引き落としを行っていましたので、1回当たり、おおむね手数料として、その1回当たりはそれほど高額ではないんですが、100円から200円が実際、保護者の負担としてかかっていたものが、給食費と一緒に徴収することで、市費のほうで賄うという形で、今検討を進めているところでございます。


◯委員(成田ちひろさん)  分かりました。そうなりますと、結構な額になるのかなというふうに思いました。今回、一括徴収については、給食費と、あと私費会計である教材費をしていると思うんですけど、これも既に質疑がいろいろあると思うんですけれども、私費会計についても公会計化するという自治体も周りにあるみたいなんですけども、現時点ではそちらについてはどのように考えていらっしゃるのか、確認したいと思います。


◯総務課長(宮崎 治君)  私費会計の学校徴収金の教材費等につきまして、実は既に実施しているという団体に聞いたところ、当初かなり混乱して、例えばどういうことかというと、教材も公会計ですので、市の予算で買うわけですけども、その際に一定程度平準化というか、ある教材について指定しながら、その中で選んでいくというような形をどうも取ったようなんです。ただ、当初、学校ごとに、やはり先生ごとに選ぶ教材が違っておりまして、それで当初は半分ぐらいは、それぞれの先生に選んでいただいて、半分ぐらいは市全体で共通の教材で賄ったということがありました。かなりそういうことがあったので、正直言ってうまくいかなかったという事例があります。
 ですので、もし公会計にするときには、教材の選び方とか、そういったものについて相当議論して決めないと、なかなか難しいのかなと思っておりますので、今のところ、すぐにそれが対応できるかというと、ちょっと時間が必要じゃないかなというふうに思っております。


◯委員(成田ちひろさん)  認識は分かりました。


◯委員(紫野あすかさん)  よろしくお願いいたします。まずは、給食調理業務の委託についてです。これで全ての学校が業務委託になったということなんですけれども、この厳正な審査をされて、こちらは株式会社メフォスさんというところに決まったということなんですけれども、この株式会社メフォスさんについて、働く人たちが書かれている口コミサイトを見ますと、給料が安過ぎるとか、現場はいつも人手不足で回っていないとか、パワハラが頻繁にあるとか、離職率が高いなど、5段階評価で1.8と、かなり働く人たちからは低い評価をされている会社となっていました。
 ヒアリングとか、プレゼンテーションなどではなかなか分からない点もあるのかというふうに思って、どういうふうに評価するのかはすごく難しいなと感じたんですけれども、このような点はどのように思っていらっしゃいますか。


◯学務課長(久保田実君)  個々の業者につきましては、今回プレゼンテーションの中では、経営状況だったりとか、三鷹の学校給食に対する企画提案書、そういったものを、またヒアリング等によって決めているところで、従業員の方の口コミについては、今回、評定の中には確かに委員御指摘のように反映されていないところでございます。
 ただ、一定の企業として、既に三鷹の中でも既存の受託校として受け持っていて、しっかりと給食のほうを対応していただいている。また、私個人としては、既存で既に受けているメフォスが入っている学校の学校長にも個別にお話を聞いた中で、比較的皆さんよくやっていただけているということの──決まった後ですけども、ヒアリングも行っているところですので、給食調理業務を行っていく上では、しっかりとした対応を行っていただける業者だというふうに考えているところでございます。


◯委員(紫野あすかさん)  なかなか会社の実態などは把握しにくいと思うんですけれども、やっぱり非正規の方が多かったり、いろいろなことがあるんだなというふうにそれを見ていて感じました。ヒアリングとかでは、プレゼンテーションではそんなことは語られないと思いますので、やはり現場で働く方たちが安心して働けるような環境であってほしいなというふうにすごく思いました。
 次に、公会計化の話なんですけれども、ちょっと確認なんですけど、現在ではほとんどの学校が給食費は引き落としになっているかと思ったんですけれども、教材費なんかについては、それぞれどのような形で、今、徴収をされているんでしょうか。


◯総務課長(宮崎 治君)  学校徴収金につきましても、今、学校のいわゆる校長口座に振り込む形になっておりますので、振り込みによって徴収しているという状況です。


◯委員(紫野あすかさん)  じゃあ、もう全て今現在では、引き落としという形にはなっているということですね。
                (「そうです」と呼ぶ者あり)
 それで、学校や先生たちの負担軽減につながるということはいいと思うんですけれども、公会計にしている政令指定都市などでも、未納率が高くなっていく傾向があるということを聞いているんですけれども、この未納率に関しては、今現在どのようになっていて、今後、解消していけると考えていらっしゃるのか。どうお考えでしょうか。


◯学務課長(久保田実君)  給食費のところの、私会計下における給食費の未収金についてですけれども、逆に収納率でいいますと、令和3年度実績では99.99%。ちなみに前年であります令和2年度につきましても99.96%と、三鷹の場合についてはほぼ全ての保護者の方にきちんと納めていただいているという形になっております。
 公会計化に伴います未収納率の変化ですが、これにつきましては、三鷹はまだ公会計化していないというところもありますので、未収納率の変化につきましてもしっかりと追いながら、その動きを注視していきたいと考えております。


◯委員(紫野あすかさん)  そうですね、年間6回の引き落としということは、2か月に1度の引き落としが行われて、それプラス、そのときによって教材費なども引き落とされるということなんですけれども、保護者にとっての負担はどのように考えておられますか。


◯総務課長(宮崎 治君)  6回の引き落としは、学校給食費と、それから教材費と合わせての6回で、要するに今までと金額が変わるわけではなくて、それを今まで、例えば多いところだと10回程度引き落としているところもありますし、学校によってそれぞれ違うんですけども、それを6回に収める形で引き落としをするということで、特に負担額が変わるものでも何でもないということです。


◯委員(紫野あすかさん)  すみません、じゃあ、今までは学校によって年に10回に分けていたところとか、様々違っていたということですか。


◯総務課長(宮崎 治君)  学校によって確かに回数が違っておりまして、給食費と、それから教材費と、別の月に取ったりということもありまして、そういう事情があったので、恐らく数が増えているのかなと思うんですけども。今回は、手数料の負担を減らすという意味もありますので、それは一括して取れば、その分、口座の手数料が不要というか、親御さんたちが不要になりますので、そういった運用をするということでございます。


◯委員(紫野あすかさん)  じゃあ、口座にお金が入っていなくて引き落とせなかった場合とか、督促などを行うのも、日本ソフトウェアマネジメント株式会社が行うという考え方でよろしいでしょうか。


◯総務課長(宮崎 治君)  いろんな手段がありまして、例えばメールで御案内するというのも1つなのかもしれないんですけども。システムを使って、その対象者を抽出して、それで郵送なりでお送りすることも当然やりますので、そういった中で、よりよい御案内をして、無理なくお支払いいただくような形にしていきたいと思っております。


◯委員(紫野あすかさん)  先生たちのこれまでの負担というのは、すごく大変だったと本当に思うんですけれども、やはりそのことで子どもの育ちというものをしっかり把握できていたという一面もあるとは思うんですよね。ここの御家庭はちょっと給食費が払えてないような状況が、何かあるんだろうかということで、支援につながったりとか、先生がその家庭のことも気にかけるとか、そういう面もあったとは思うんですけども。
 どうしてもお金を払うだけ、徴収するだけというような関係になると、事務的になってしまうような場合もあると思うんですけれども。例えば徴収がちょっと滞っているような御家庭がある場合、そのことは学校側とかでもちゃんと把握はできていて、問題なんかも一緒に考えるきっかけになるようなことはできるようなシステムになっているんでしょうか。


◯総務課長(宮崎 治君)  学校徴収金といいますか、教材費なんですけど、そもそも校長口座に振り込まれて、学校が教材を買うという構造は変わっておりませんで、その部分でももちろん把握できます。全てではないんですけど、一定の事項については、学校の協力を得ながらお金を徴収するということも必要な場面は出てきますので、そういった意味では、全く学校と給食費なり、それから教材費なりが切り離されるということではなくて、そこは協力しながら──ということは、逆に言うと、御家庭の状況も分かる場面もあるのかなというふうに思います。


◯委員(紫野あすかさん)  給食費の負担は、兄弟が多い御家庭ほど、とても負担が重くなっておりまして、3人兄弟だと、多い方だと年間20万円ぐらいになる方もおられます。保護者と教員の負担軽減を図るという目的で今回の公会計化は進んでいくかと思うんですけれども、給食費そのものの負担軽減もぜひ検討していただきたいと要望します。
 以上です。


◯委員(谷口敏也君)  まず、業務委託なんですけど、先ほどの御答弁の中で、私も単純に考えれば、やっぱり学園単位とかのほうが、企業にとっても、近い場所で、緊急に何かあった場合に、人の配置がすぐできるとかいうのがあって、メリットがあるんじゃないかなと思って、伊藤部長のほうからも、いずれ学園単位でっていうお話がありましたけど。そうならば、今回も高山小学校と三中を受けているところがスケールメリットがあっていいと思うんですけど、そこが、それ以上にメフォスというところがよかった理由があるのか。
 あるいは、高山と三中を受けているところが出なかったんだったらしようがないですけど、それはどういったことがあるんですか。


◯学務課長(久保田実君)  まず、今回、高山と三中を受けていた事業者さんも、11事業者の中に入っております。さらに、一次審査を通過して、二次審査のプレゼンテーションのほうでも、プレゼンテーションをしていただいているところでございます。その中で、やはり株式会社メフォスなんですけれども、まず1つは、現場を見た上での課題や指摘のところの分析が非常に正確でした。株式会社メフォスの質疑の中で、五小の給食室のところで、やはり動線の問題と、汚染区域と非汚染区域をしっかりと分けた形での業務を行うということでのプレゼンテーションがあって、そこは特に学校、五小の校長先生のところについては、すごくそこはいい印象を持たれたというふうに思っております。
 また、加配につきましても、スタート校という形で、しっかり加配を行うという形での御説明があり、その点についても高く評価を得たところだというふうに考えております。


◯委員(谷口敏也君)  ありがとうございます。ということは、やっぱり安いだけじゃなかったということですね。ありがとうございます。
 もう一つ、公会計の件なんですけど、この制度によって学校徴収金の教材費等ってありますけど、学校が直接集金するお金というのは、これによってほぼなくなるということなんですか。お伺いしたいんですけど。


◯総務課長(宮崎 治君)  学校徴収金の教材費等の中に、例えば卒業アルバムであるとか、そういったものも含まれてはいるんですけども、先ほど申しましたように、学校で学校長口座に入れまして、ここで言っているのは、教材費等について市が集めるというのではなくて、給食費で一括して徴収して、それを学校の校長口座にそれぞれ振り分けるので、その振り分けの作業はするんですけど、集める主体としてはあくまでも学校長でありますので、一定程度システムを使って対応はできるんですけども、主体としては、学校長になりますので、そういった意味では、学校長の徴収金が減るということではないです。


◯委員(谷口敏也君)  学校長なの。ちょっと認識が違っていたのかもしれないですけど、たしかこれ、予算委員会か何かでも要望を出したんです、まとまった要望として。そういうふうになったと思うんですけど。要は今まで、たしか学校長の名前だけど、副校長が全部やっていたと聞いたんですよ。そういうのが負担だから、公会計にしたほうがいい。市が集めて、各学校の口座に入れるっていうんじゃないんですか。


◯総務課長(宮崎 治君)  先ほど集める主体の話をしたので、どなたが実際事務を行うかというのはちょっと別の問題だと。確かに給食費を一括して徴収できるものについては、一括して徴収しますので、その分については、そういった意味では学校の事務は減ることはあります。なんですけども、ただ、集める際にいろいろデータを作成したり、誰から幾ら取るとか、何学年幾ら取るという、そういった事務は残りますので、一括で徴収するというところがポイントで、じゃあ、それは学校長なり、学校の事務から全く離れるのかというと、もちろんそうではないので。
 その分、集めるのを一括しているというだけでありまして、そういった意味では、学校なり、学校長が徴収するものというのは同じという。


◯委員(谷口敏也君)  それは分かるんですけど。じゃあ、もう一回最初の質問に戻るんですけど、例えばいろんな教材費以外にも、例えば遠足の費用とか、修学旅行の積立てとか、そういうのがあるじゃないですか。そういうのもこのシステムに入るのか、それともそういうのは残っていて、やっぱり校長先生、副校長がやっていかなきゃいけないのかというのを聞きたかったんですよ。


◯総務課長(宮崎 治君)  主には教材費のことを考えているんですけども、それぞれの学校によって徴収する仕方が違うというふうに聞いておりますので、具体的に何を一括して取るというのは、学校のほうにお任せしているということです。


◯委員(谷口敏也君)  そうですね、学校のほうに任せるのが確かに一番いいでしょうね。前、私もPTAだったときにも、給食費も最終的には副校長がまず電話して、振り込んでもらわなきゃいけないんだとかいう話を聞いて、それ、副校長がやってるのという話だったんですけど。そういうことが基本的になくなるのがこの目的であって、そうするとやっぱり今言ったような遠足とか、ほかのいろんな集めるのも一緒に口座登録してもらって、引き落としなり、振替なりってやったほうがいいと思うので、学校側はこれは面倒くさいから、学校が全部受けますよというんだったらまだ大丈夫でしょうけど、その辺はこれから各学校と調整していくということなんですか。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(伊藤幸寛君)  基本的には、学校が学校徴収金についての徴収計画を定めて、それに基づいてこちらでは引き落としていきますが、唯一そういった学校との調整の議論の中では、PTA会費だけは学校徴収金では徴収できませんよと、そこだけは明確にしております。


◯委員(谷口敏也君)  それで、この口座登録依頼というのがありますけど、よく私立の高校とかだと、振込手数料とか、振替手数料がかからないように、この銀行の支店をつくってくださいとかっていうのがあるんですけど、それはどうなんですか。


◯総務課長(宮崎 治君)  金融機関については、要するに市で扱っている公金を使えるところであれば、どちらも対象にはなっております。ただ、学校のほうである特定の金融機関を使っている場合には、振込手数料は確かに安くなることもありますので、そういった事情を保護者の方に説明して、それで最終的に保護者の方に選んでいただくという形を考えております。


◯委員長(渥美典尚君)  以上で教育委員会報告を終了いたします。
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◯委員長(渥美典尚君)  休憩いたします。
                  午後1時31分 休憩


                  午後1時33分 再開
◯委員長(渥美典尚君)  委員会を再開いたします。
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◯委員長(渥美典尚君)  文教委員会管外視察結果報告書の確認について、本件を議題といたします。
 文教委員会管外視察結果報告書の正副委員長(案)を作成いたしましたので、御確認をいただきたいと思います。
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◯委員長(渥美典尚君)  休憩いたします。
                  午後1時33分 休憩


                  午後1時34分 再開
◯委員長(渥美典尚君)  委員会を再開いたします。
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◯委員長(渥美典尚君)  お手元の報告書(案)をもって、文教委員会管外視察結果報告書とすることにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
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◯委員長(渥美典尚君)  続いて、所管事務の調査について、本件を議題といたします。
 三鷹の教育・文化・スポーツの振興策に関すること、本件については引き続き調査を行っていくということで、議会閉会中の継続審査を申し出ることにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 異議なしと認めます。よって、さよう決定しました。
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◯委員長(渥美典尚君)  次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、本定例会最終日である12月21日とし、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくことにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 その他、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。お疲れさまでした。
                  午後1時35分 散会