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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(令和4年まちづくり環境委員会) > 2022/12/12 令和4年まちづくり環境委員会本文
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2022/12/12 令和4年まちづくり環境委員会本文

                  午前9時29分 開議
◯委員長(大城美幸さん)  ただいまから、まちづくり環境委員会を開きます。
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◯委員長(大城美幸さん)  初めに休憩を取って、審査日程及び本日の流れを確認いたしたいと思います。
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◯委員長(大城美幸さん)  休憩します。
                  午前9時29分 休憩


                  午前9時30分 再開
◯委員長(大城美幸さん)  委員会を再開いたします。
    ──────────────────────────────────────


◯委員長(大城美幸さん)  審査日程及び本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、まちづくり環境委員会管外視察結果報告書の確認について、3、所管事務の調査について、4、次回委員会の日程について、5、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
    ──────────────────────────────────────


◯委員長(大城美幸さん)  市側が入室するまで休憩いたします。
                  午前9時31分 休憩


                  午前9時32分 再開
◯委員長(大城美幸さん)  委員会を再開いたします。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


◯委員長(大城美幸さん)  都市再生部報告、本件を議題といたします。
 本件に対する市側の説明を求めます。


◯都市再生部長(久野暢彦君)  皆さん、おはようございます。都市再生部からは、井口特設グラウンドの土地利用について報告させていただきます。よろしくお願いいたします。


◯まちづくり推進課長(池田啓起君)  おはようございます。私からは、井口特設グラウンドの土地利用について、報告事項のアの部分について御報告いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
 井口特設グラウンドにつきましては、改めてですが、令和元年に売却から土地利活用へ方針を転換して、現在は防災都市づくりの観点からの利活用の検討を進めているところです。令和3年度は土地の状況把握のための土壌調査を行いました。そして、今年度に入りまして、敷地測量の実施と、また9月に本委員会で御説明させていただきました土地利用構想(案)の策定に向けた検討を、現在引き続き進めているところであります。
 今回は、9月の報告以降に行いました地域や利用団体への説明会はじめ、住民協議会の方々、また関係団体への御説明についての報告と、またその意見等を踏まえて、構想案の修正、見直しを行った内容について、御報告させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
 それでは、資料1に沿って説明をさせていただきます。1、説明会等の実施です。本委員会で報告をさせていただきました内容と同様になりますけども、土地利用の基本的な考え方、また方向性を示す土地利用構想(案)について、10月8日土曜日に一般向け、またスポーツ団体さん向けの説明会を行いました。計53名の方に御参加いただき、御意見、御要望をいただいたところであります。そのほか、西部地区の地域防災の中心的な役割を担っております自主防災組織の住民協議会の役員さん、また、防災部会への御説明と意見交換などをさせていただいたところであります。
 また、医療機関に関しましては、三鷹市の医師会さんについても同様の説明を行ったところであります。このほか、これまで直接、市のほうに来庁して対応させていただいた3件、またお電話も2件、メールにつきましては2件、こういった問合せ、御意見等をいただいております。こうした御意見、御要望につきましては、個別に丁寧に御説明をさせていただきながら、また、意見交換もさせていただいているところであります。今後も引き続き丁寧な対応をしていきたいと考えております。
 次に、いただきました主な御意見、御要望につきましては、別紙1になります。別紙1を御覧ください。こちらは主な御意見等の概要を整理しております。全般的な内容、土地利用の基本的な方向性の3点、また、その他の5つのカテゴリーに分けて、御意見等を分類して整理しております。
 (1)の全般的な内容に関することでは、土地利用の方向性についてはいいと思う、大筋で賛成などの御意見をいただく一方で、少数ですが、構想(案)を白紙にしてほしいといった御意見もありました。また、現状は地域のグラウンドという感じがしないので、検討では、今後、地域の利用の視点も含めて考えていってほしいという御意見、また防災訓練などの地域行事の際のグラウンド利用などについても御意見、御要望をいただいているところです。
 次に、(2)、一時避難場所の確保・グラウンドの整備に関することでは、グラウンド・一時避難場所としての充実を望む声、整備後のグラウンドの利用種目に関しての御質問、また、グラウンドがおおむね半分になることによる利用団体さんの利用枠などへの影響について、グラウンドの検討では、子どものためにもできる限りグラウンドのほうを少しでも広く取ってほしいなどの御意見をいただきました。
 次に、(3)、医療機関の誘致に関することでは、近くに病院があるため、この場所に医療施設は必要ないのではといった御意見であるとか、医療機関とは総合病院のようなものか、それともクリニックモールのようなものなのかといった、想定する医療機関に関しての御意見、また、その他感染症の対策に対しての御意見、御質問をいただきました。
 そして(4)、東西方向の通路等の整備に関することでは、東西通路については、利便性の面などから賛成との御意見をいただいております。しかし一方で、東西の往来の状況によっては声などの騒音などの懸念があるため、通り抜け通路は反対であるという御意見もいただいております。その他、車両の通行であるとか、通路の位置などについて御質問をいただいております。
 (5)番目、その他になりますが、バスの乗り継ぎポイントはどのようなものか、また地域の自主防災組織の皆様からは、グラウンドの一部を防災広場として活用していくことがいいと思うというような具体的な提案もいただいております。また、建物とグラウンドの配置に関する御意見もあったところであります。
 以上が、説明会などでいただいた主な御意見、御要望、御質問となりますけども、説明会や住民協議会さんとの意見交換におきましては、土地利用の方向、方針については、おおむね前向きな御意見をいただいたというふうに受け止めております。
 また、説明会では、今後も検討の進捗を見ながら適宜説明する場を設けてほしいという御意見をいただいております。市も、当然、引き続き丁寧な説明が必要と考えておりますので、今後も地域、また利用団体等との意見交換を行いながら、次のステップとして、整備プランなどの検討にこうした声を生かしていきたいというふうに考えております。
 前後して申し訳ありません。資料1に戻りまして、次に大きな2の土地利用構想(案)の修正についてです。地域や関係団体などの皆様からいただいた意見、また、せんだって本委員会での御意見等を踏まえまして、土地利用構想(案)の修正を行っております。今回、大きな修正、見直しなどはありませんが、修正点が若干ありますので、御説明させていただきます。
 別紙2の構想(案)(修正)と併せて御確認をお願いいたします。主な修正点の1点目は、地域に資するグラウンド利用等についての追記になります。別紙2では、4ページの朱書き部分が該当部分になります。先に下の下段のほうになりますが、こちらは地域から、今後は地域の憩いの場や交流の場といった視点を持って検討してほしいとの御意見をいただき、今回、地域行事での活用や地域住民の憩い、また交流の場など、地域に資するグラウンド利用についても検討していくことを、ここで追記しました。
 上段になりますが、そのほか、整備に当たりましては、検討段階から一時避難場所等への転用を見据えた設備等を考慮していくことを追記しております。
 2点目は、医療機関の誘致についての追記になります。別紙2の5ページの朱書きの部分になります。説明会などで参加者に、誘致する医療機関の役割や規模感が伝わりにくいところがあったため、期待する役割として、地域医療や災害時医療、感染症対策等を担うことができる医療機関の誘致を目指すことなどを補足追記しております。
 また、市内には施設や設備面で課題のある市内病院もあることから、それらの機能維持や拡充を支援していく観点を踏まえて検討していくことをここで追記しております。
 3点目は、防災・コミュニティ広場整備についての追記になります。別紙2の5ページの朱書きの部分と6ページのイメージ図にも追記しております。地域の防災活動に関わる皆様からは、防災拠点としての一層の取組として、防災設備を備えた広場整備、例えば市内の他の地区で行っております防災広場のような整備の検討について御意見を受けております。その旨の追記とともに、土地利用のイメージに防災・コミュニティ広場の追記をしております。
 最後に、資料1の3、今後の予定についてです。主に令和4年度の予定について記載しております。おおむねの予定となりますが、土地利用の方針となるこの土地利用構想につきましては、本委員会での報告後、内容を確定していきたいと今現在考えているところであります。また、医療機関の誘致の検討としましては、現在のところ、公募による事業者選定を考えておりますので、今後、公募要項の整理などに取り組み、令和5年度に医療機関、医療の事業者選定に向けた準備を進めていきたいと考えております。
 さらに、グラウンド整備につきましては、現在のグラウンド利用を当面継続しながら、地域やスポーツ団体さんとの意見交換を行いながら整備プラン等を検討していきたいと考えております。そして、適宜、地域や利用団体、関係団体の皆様に対して説明などを継続して行いながら、次のステップとなる具体的な設備、また施設、その配置などの設計等の調整・検討を進めて、その後、整備のほうに入っていければと今現在考えております。
 私からの資料の説明は以上になります。


◯委員長(大城美幸さん)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑のある方。


◯委員(山田さとみさん)  説明ありがとうございます。これまで、この井口特設グラウンドの土地利用に関して、やはり案が固まり切ってしまう前に、市民の方、御利用者の方にしっかりと御説明をして一緒にプランをつくっていくべきだというふうに話をしてまいりました。そういったことで、今後も市民の方と適宜意見交換しながら進めていくというように、今御報告がありましたので、とても安心しております。ぜひ、お願いしたいと思っております。
 意見交換を今回されたことで、幾つかちょっと聞いていきたいんですけれども、まずグラウンドの利用に関して、これまで暫定といえども全面使ってきたスポーツ団体の方がいらっしゃって、じゃあ、半分になってしまうことについての御意見など、率直に教えていただければと思います。


◯まちづくり推進課長(池田啓起君)  利用団体様からの御意見としましては、やはり利用枠が少なくなるということで、その対応について、今後、将来的にどう考えているのか教えてほしいという御意見をいただきました。市としましては、今回、井口特設グラウンドがおおむね半分の利用になるということを踏まえて、また一方では、野川グラウンドが今年度末には完成する予定ということで、その野川グラウンドの利用、また今後、学校3部制の在り方の中で、その3部の中で学校の開放についても、スポーツの利用について、そうしたことも踏まえて全体で検討していくというお答えをさせていただいています。
 まだ具体的に、どの学校がとか、どの時間帯がというようなことはこれからの検討事項になりますが、そういったお答えをさせていただいているところです。
 以上です。


◯委員(山田さとみさん)  そういった御答弁をされて、おおむね納得されたという理解でよろしいでしょうか。


◯まちづくり推進課長(池田啓起君)  反対意見等は特にいただいておりません。ただ、やはりそういった不安──今後の状況を皆さん、気にされているので、そこはしっかりと今後も検討していきますというお答えはさせていただいています。


◯委員(山田さとみさん)  ありがとうございます。継続的に意見交換されるということなので、ぜひ丁寧に進めていただきたいと思います。
 こちらの施設で、今現在の井口特設グラウンドのトイレとか、すごく怖い感じになっておりまして、私も子どもに野球とサッカーをやらせていましたけれども、やっぱりちょっと子どもが怖がってしまったりとか、なかなか使いづらいなというふうに思っております。やっぱり、せっかく整備するのであれば、トイレとか、着替えとか、できればシャワーとか、そういった施設も、医療施設側につけるのか分からないですけれども、ぜひ一体的に整備していただきたいなと思いますが、いかがでしょうか。


◯まちづくり推進課長(池田啓起君)  これまで暫定グラウンドとして長年にわたりスポーツ団体の皆様に使われてきた経緯があります。しかし、暫定グラウンドという位置づけから、トイレをはじめ設備等の改修や、そういった修繕になかなか経費がかけられなかった、かけてこなかったという状況があると認識しております。
 ただ、ここで売却から土地利用に方針を転換して、一部存続しながら、今後は恒久的な施設として位置づけていきたいという方針を示しましたので、今後、人工芝、また防球ネット、またトイレ、管理棟などの施設についても、利用者が快適に利用できるような施設環境となるように、また、これも御意見を聞きながら、また管理するスポーツと文化部とも調整を図りながら、その方向で具体的な整備を進めていきたいというふうに考えております。


◯委員(山田さとみさん)  人工芝って今出ましたけれども、マイクロプラスチックとかも今、問題視されていて、自然に返るようなプラスチックを使った人工芝も今出ていますので、そういった環境に配慮した整備をお願いしたいと考えておりますが、この点についていかがでしょうか。


◯まちづくり推進課長(池田啓起君)  グラウンドの舗装については、まだ人工芝にするのか──おおむね人工芝がいいねというようなお声はいただいているんですが、今委員さんおっしゃられたように、環境に配慮した材料だとか、材質となるように、また、所管するスポーツと文化部さんとの調整を図りながら、土系にしていくのか、また、そういった人工芝にしていくのか、もしくは天然芝の可能性も検討しながら、多方面から検討を進めていきたいと思います。


◯委員(山田さとみさん)  ありがとうございます。そうですね、今ので大体分かったんですけれども、あとちょっと気になるのは、この構想案は白紙にしてほしいというような御意見があると思うんですけれども、今後もぜひ丁寧に対話を続けていただいて、こういった整備をする意義ですとか、丁寧に対応していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。


◯まちづくり推進課長(池田啓起君)  中にはそういった御意見をいただく近隣の方、また隣接の方に対しては、丁寧に御説明、また、この事業の趣旨をしっかりと説明させていただきながら、御協力を得ていきたいというふうに考えております。また今後もしっかり、適宜説明を丁寧に進めていきます。
 以上です。


◯委員(山田さとみさん)  ありがとうございます。ぜひお願いします。
 最後にですけれども、やっぱり地域に資するグラウンド利用についてということで、新たに加えられました。地図というか、この6ページ目を見ると、コミュニティとか、防災の広場っていうのは、一時避難場所を除いて、コミュニティに資する整備をする場所というのは、ここの一角になるという理解でよろしいでしょうか。


◯まちづくり推進課長(池田啓起君)  様々な御意見をいただいていまして、地域に資するグラウンド利用ということで、例えば大きな防災訓練であるとか──今、小学校で行っていますが、やはり避難所となるコミュニティ・センターと隣接する井口グラウンドのほうで行うと、より効果のある防災訓練ができるんじゃないかということで、その行事等については、一時避難場所を兼ねたグラウンドのほうを使っていきたいというようなお声をいただいています。
 また、防災広場として──ほかの地区にもありますけども、例えば避難時の在宅支援施設を備えた防災広場となるような、そういった地域のコミュニティ広場としては、こちらの西側にある防災・コミュニティ広場を常時そういった仕様で、防災に特化したような地域のコミュニティ広場として活用していけたらいいなということで、ちょっと使い分けながら、利用を考えていきたいというふうに考えています。


◯委員(山田さとみさん)  ありがとうございます。今後も地域の方の御意見を伺いながら、ぜひ丁寧に進めていっていただければと思います。
 以上です。


◯委員長(大城美幸さん)  そのほか、質疑ございますか。


◯委員(小幡和仁君)  それでは、よろしくお願いします。今回の皆さんの意見、この中に別紙1の(2)、一時避難場所の確保・グラウンドの整備に関することの一番上の方なんですけれども、現在グラウンドとして有効利用されているため、医療の充実ではなく、グラウンド・一時避難場所の充実を考えてほしいと、こういった御意見を出されておられますよね。これに対しまして、グラウンドについての御回答はされているんですけれども、一時避難場所についての市としての考え方については、当日の説明会で示されていなかったのかなというところがちょっと気になりました。
 ただ、今回、別紙2の土地利用構想(案)の中には、一時避難場所等に転用可能となる整備を進めますと書いてありまして、一時避難場所に関してはさらに進化させていくという趣旨のことだと認識しているんですけれども、この一時避難場所の必要性ということについては市も認識されていると思うんですが、特にこのグラウンドが面している道路が一般緊急輸送道路に指定されていると思います。つまり、大災害が起こったときに、いろいろな政府関係の車もこの道路を利用して入ってくるということ、また場合によっては、大きな余震とかが心配されるときに、自衛隊等のお風呂の設置とか、様々なことが想定されると思うんです。
 そう考えますと、一時避難場所としての役割で、その後も継続的に多くの市民に使われる場所というふうに考えると、この場所、一定程度の広さを確保しておいたほうが、防災・減災のまちづくりという観点からは必要ではないかと。市のほうの御説明では、病院というのが防災・減災のまちづくりとして必要だという御認識を言われてきたと思うんですけれども、今回、市民のほうからも、ここはむしろ一時避難場所という観点で、より一層充実するべきだという御意見も出ております。
 そう考えますと、ここの一時避難場所はあまり狭くしてしまいますと、そういった活用ができなくなってくるおそれもあるという、その点についてはどのように考えられており、検討もされているのか、お聞きしたいと思います。


◯都市再生部長(久野暢彦君)  今おっしゃられた内容は当然認識しております。災害時における緊急の体制というのは、どこにどういう機能があるかによって全然変わってきますから、ここの場合は、おっしゃったとおり、緊急輸送道路に接したところに一時避難場所を──今までもありましたけれども、それを継続させ、なおかつ隣の井口コミュニティ・センター、避難所をこれと連結できる位置を上手に使おうと。
 今おっしゃったように、じゃあ、一時避難場所が広ければ広いほどいいのかというと、そうは考えていなくて、ある程度は当然必要だと思いますが、ここの場合、全体で約1.2ヘクタールの広さがございます。このうち、今回、約半分を一時避難場所、残りを医療機関というふうに考えたんですが、医療機関も災害時に必要な機能だと思っているんです。避難した人のスペースは当然必要ですけれども、そこに、隣に医療機関があれば、先生方が出てきてトリアージができたりとか、また医療機関では当然けがをした方とかの応急処置ができます。そういうことも含めると、一時避難場所と、それから医療機関が隣接するということによる相乗効果もまた期待できますので、そういった意味で、この場所を災害時の拠点として十分機能できるような施設にしたいというふうに考えている次第です。


◯委員(小幡和仁君)  今の議論の中で、広ければいいというものではないというのは、どういった見解から出てきているんですか。


◯都市再生部長(久野暢彦君)  場所は、ここ、限られています。どんどん広くできるという意味ではないですから、周りに住宅が既に隣接しておりますので、そういう意味では、この1.2ヘクタールの中を有効に活用しなければならない、そういう意味でございます。


◯委員(小幡和仁君)  そうしますと、一時避難場所としては、広ければ広いほどいいというふうな御理解をされているということでいいですか。


◯都市再生部長(久野暢彦君)  広ければ広いほどいいというふうには思っておりません。むしろ、今回のように、隣に緊急輸送道路が接しているようなところであれば、医療機関も来ることによって、緊急時に対応できる施設として機能が上がってくるというふうに考えております。


◯委員(小幡和仁君)  そうしますと、もし大災害が起こったときに政府機関の車が入ってくるとか、常時そういう対応する救急班みたいな方々も入ってくる、それに伴う車両も入ってくる。そういったことも想定して、半分にするということで十分だと、こういう認識をきちっと、そこは検証された上で、されているということでよろしいですか。


◯都市再生部長(久野暢彦君)  いえ、そこまで検証しているわけではありません。どういった災害が起きるかによって、その対応すべき内容が変わってくるからです。巨大な地震なのか、それとも中程度なのか、それから、どういう車両がここにやってくるのかということがなかなか想定も難しい。
 そういった中で、ここの場所は、今、限られた条件の中で、この面積の中で、どういった機能を持ってくるべきかということから、今、ある程度こういった方向性を見据えて計画していきたいと考えているところです。


◯委員(小幡和仁君)  今の発言は非常にびっくりしたんですけれども、やっぱり巨大な大地震、これを想定したものをやっぱり考えるべきだと思うんですが、三鷹において、こういった一時避難場所は、そんなに多くはないわけですよね。特に三鷹市の西側の拠点として非常に重要な場所にあると思うんですけれども、そういったことを考えたときに、やっぱり巨大な大震災というのを想定して検討すべきだと思うんですが、そこを検討していないというのはいかがなものかなと思うんですけれども、どうでしょう。


◯都市再生部長(久野暢彦君)  想定していないというのは、すみません、ちょっと言い方がよろしくありませんでした。今、現時点では、こういった一時避難場所と医療機関がセットになっている災害拠点がありません。そうした中で、おっしゃるように、三鷹市域の西部地域でこういった災害時にも安全な施設というものが必要だと思っております。それをここでどういうふうに実現しようかという観点から、今考えているというものです。


◯委員(小幡和仁君)  先ほど、今おっしゃったようなことで、医療機関がそばにあればトリアージ等、様々対応ができると。これは、今回、医師会さんともお話はされていると思うんですけれども、そういった各医師会さんを含めた医療機関さんからのいろいろなヒアリングをした上で、そういった事を考えているのか。
 ちょっと思いますのは、ほとんどの三鷹市内の一時避難場所は、そばに病院があるわけじゃないじゃないですか。そう考えると、原理原則は、いかにそういった一時避難場所に医療をできる人をちゃんと手配するといいますか、いざというときの対応をきちっと市として整理して、つくっていくということのほうが、むしろ私なんかは重要であるような気がするんですけれども。ここに取り立ててですね──あったほうがいいか、ないほうがいいかと聞かれたら、もちろん病院が近くにあったほうがいいんでしょうけれども、いろいろな比較考量をする必要があるところではないかなと思っていて、一時避難場所として広く取っておいたほうが、いざというときにいろんな形で臨機応変にできるという視点も──あるとすればですよ、そういったメリット・デメリット、そういったところも考えないといけません。
 おっしゃっているところは至極もっともだと思います。トリアージできる病院があったほうがいい。だけれども、三鷹市全体を考えたときに、そういったことができる場所はほかにはないわけですから、むしろ病院、お医者さんが、しっかりと連携して、いざというときに対応できるような体制を整えるということが極めて重要で、ここのところは、一時避難場所をしっかりと取ったほうがいいのか、病院をそばに置いたほうがいいのか、そこの比較考量をしっかりした上で施策決定をすべきだと思うんですけれども、いかがですか。


◯都市再生部長(久野暢彦君)  全体のことは今申し上げられませんけど、この地区につきましては、今こういった方向でグラウンド・一時避難場所となるところに隣接する形で医療施設を持ってきたいと。2つしか、この機能がございませんので、じゃあ、一時避難場所を広げれば広げるほど、今度は医療機関の機能が狭くなっていってしまうと、そういう関係にございますので、今の時点では半分程度というふうに考えているところです。
 でも、おっしゃったように、こちらで一時避難場所と医療機関が隣接することによるメリットも、今方向性としてはこういうことで考えたいと思っていますけれども、その効果ですとか、そういうことはこれから先検討していきたいというふうに思っております。


◯委員(小幡和仁君)  そうなんですよね。まさにその病院が近くにあったほうが、本当にこの大災害のときに市民にとってプラスなのか、あるいは一時避難場所がむしろ広いほうが市民にとってプラスになってくるのか、そこって非常に重要なポイントじゃないかなと思うんですよね。そこを抜きにして、やっぱり市民の意見からも今回出てきたように、この判断というのは軽々にしてはいけないのではないかなと、ちょっと思います。そこはぜひしっかりと検討してほしいんですよ、どちらが本当に市民にとってプラスなのか。
 そして、今回、医療機関の誘致についてということで、極めて重要な修正が加えられたなと思っているんですけれども、文言として、5ページに、赤いところで、市内病院もあることから、それらの機能維持や拡充を支援していく観点を基軸としてと書かれていますよね。つまり、ここで──従来は三鷹市の市内の病院ということは全く白紙ですというお話の説明だったかと思います。今回、これを入れたことによって、三鷹市の病院を基軸に誘致していくというふうに読み取れるんですけれども、つまり三鷹市のどこかの病院を考えているというふうに読み取れるんですけれども、そこはそういうことなんですか。


◯まちづくり推進課長(池田啓起君)  市内病院もあることから、機能維持や拡充を支援していく観点を基軸としてという記載をさせていただいております。これは、まだ──市内の想定された病院があって、こういう記述をしたわけではないです。ただ一方で、先日、コロナ検証の報告もあったかと思います。市内には、特定機能病院でもある杏林大学附属病院でコロナ患者であるとか、感染症受入れをやっておりましたが、やっぱり感染拡大により市内のほかの病院にもかなり影響があって、医療体制の確保の懸念が今後も考えられるというふうな検証がされたところであります。
 ただ、市内にはやはり、ここにも書いておりますが、設備等、あと施設に老朽化等、また、その他の条件で課題がある病院もあるということも分かってきております。そうした中で、そうした病院の機能維持、事業継続をしてもらうためには、やはりそういった一定の市の支援も必要だろうという考えから、こういった記載をしております。
 ただ、これを市内限定にして公募していくのか、また、ほかの地区にも広げて公募していくのかというのは、これから公募要件を整理していく中で、しっかりそこを状況をきちっと整理して検証した上で、公募の内容については精査していきたいというふうに今現在考えております。


◯委員(小幡和仁君)  そうおっしゃいますけど、今回、基軸にって書かれているので、三鷹市の病院を考えているんだろうなというふうにしか読み取れないんですけれども。
 現在、ここに誘致する病院のベッド数はどのくらいを考えているんですかね。


◯まちづくり推進課長(池田啓起君)  想定する、この病院に求める機能として、やはり災害時医療であるとか、感染症医療の対応ができる規模の病院機能を有した医療機関という期待をして、こういう検証をしているところです。
 市内についていうと、大きな病院、また、この中核病院としては、一定程度、100床を超える病床を持つ医療機関もあります。ここの検討では、そういった医療機関もここに入ってこれるような規模の今想定をして、また、具体的にグラウンド全体の半分程度を想定しますが、それは詳細、検討した中で、どれくらいの面積になるかは今後決まってくると思うんですが、一応想定としては、その規模の病院がここに誘致できることを前提に今検討しているところです。


◯委員(小幡和仁君)  そうしますと、およそ100床以上のベッド数の病院を誘致したいと。この市民からの質問に対しても、クリニックではなくて、今おっしゃったような総合的な病院ですという御回答をされていますよね。そういった中で、この土地の面積半分ということになれば、少なくとも100ベッド以上ということを考えておられる、そういう理解でよろしかったですか。


◯都市再生部長(久野暢彦君)  100床以上に必ずなるのかとか、そういうところは決まっておりませんので、これからの検討になりますが、今、池田課長が申し上げたような規模の医療機関がこちらに来るといいなというふうに今考えております。そういう方向で、これからこのイメージの計画がこちらにできるかどうか、今後検討していきたいと思っております。


◯委員(小幡和仁君)  三鷹市内の100床以上の病床数の病院は4つではないかなと思うんですけれども、この4つの病院はともかくとして、そもそもこの地域のベッド数を増やすということは、これは都の認可とか、そういうのが必要になってくるのではないかと思うんですけれども。つまり、ベッド数は、結構この地域は足りているという、そういった見解が出ていると思うんですが、そこら辺はそのように把握されていますか。


◯まちづくり推進課長(池田啓起君)  三鷹市域の医療圏内につきましては、北多摩南部医療圏において──三鷹市、武蔵野市、府中市、調布市、小金井市、狛江市の中で、東京都が一括して病床数の管理をしているというふうに認識しております。その中で、この医療圏内においては、現状この病床数については一応充足しているというふうな東京都の判断ですので、新規でここに病床数が増えるということについては東京都と相談、また許可が必要となりますので、現状のところは、増やすことについては難しいのかなと今考えております。


◯委員(小幡和仁君)  そうしますと、北多摩の中のどこかの病院を誘致して、ここで新たに移設して造ってもらうという、そういうことを考えていると、そういう認識で大丈夫ですか。


◯都市再生部長(久野暢彦君)  必ずしも北多摩というふうにも決めておりません。市内だけになるのか、そのどちらになるのかということも含めて、これから検討していきます。ただ、遠いところから、圏外のどこからか新しい病院を、ぽおんと病床数が増えるような、そういうイメージは今持っておりません。


◯委員(小幡和仁君)  最後に、そもそも三鷹市内の、施設や設備面に課題のある市内病院もあることから、それらの機能維持や拡充を支援していく観点を基軸としてと、もし──これをそもそも今回入れた経緯みたいなのがあれば教えてください。


◯まちづくり推進課長(池田啓起君)  令和3年3月にお示ししました防災都市づくり方針にも、やはりこういった市内医療体制の充実を図っていくというふうな記載をさせていただいて、それに基づいた検討を今進めているところであります。この市内病院体制の充実について、やはりもっと考えていくべきではないかというふうに考えておりますのは、多分このコロナ検証でもお示しされていると思いますが、市内では杏林大学病院で受入れを行っていますが、その他の病院につきましては、やはり施設、設備面で老朽化等、また更新について課題があり、例えば受入れに対しても、バリアフリーだったり、エレベーターがなかったり、病床にたどり着くまでの動線が分離できなかったりという課題が見えてきた。ということで、やはりこうした市内病院を含めて、そういった災害時医療、また感染症対策医療の受入れについても検討していくべきではないかというふうに考えております。
 根底には、市内病院の建て替えであるとか、そういった施設更新に当たって、例えば市内病院が転出してしまう、市外に出ていってしまう可能性もあります。そうしたときには、ほかの地区に比べて──三鷹市の病床数というのは、おおむね6割以上、7割近くが杏林大学病院の病床になっております。それを除くと、ほかの自治体に比べて病床数がはるかに低い状況の現状があります。そうしたことをなるべく避けていきたいという考えからも、やはりこの市内病院を基軸とした支援というのを記載をさせていただいたというところであります。
 以上です。


◯委員(粕谷 稔君)  すみません、じゃあ、何点かちょっとお伺いをしたいと思います。1つ、この市民の皆さんのお声とかっていうのは、この委員会のメンバーも結構多く説明会に参加させていただいたので、認識は共有しているのかなと思います。
 3の今後の予定についてでございますが、今日はあえて都市再生部の方の御報告という形なんですが、この事業を進めていくに当たって、いわゆるグラウンドの視点とか、あと医療の視点とかっていうところ、あと防災の視点という部分かと思うんですが、市側のこの事業に対する体制というのはどのようにお考えなのか、今現時点、分かる範囲でお伺いをしたいと思います。


◯都市再生部調整担当部長・エリアマネジメント担当部長(向井研一君)  この間、土地利用の関係の報告は、この、まちづくり環境委員会とともに、今はまずこのグラウンドの整備という部分もありますので、文教委員会のほうにも報告をしております。庁内全体の体制についても、この間スポーツと文化部とグラウンドについてのいろいろ整備の内容について、これから利用団体の御意見なんかも聞きながら進めていかなければいけませんので、連携して進めてまいります。
 また、これから医療機関の誘致ということで公募の準備をすると、そのような説明を先ほどさせていただきましたけれども、そういった公募要項の整理などに当たっては、健康福祉部との連携というか、連絡調整をしながら進めていく必要があると思いますので、当然あとは防災の面では、総務部防災課ともですね、やはりそのところは横断的に様々協議をしながら進めていきたいと思っておりますけれども、基本、今この議会の委員会の中での報告は、まちづくり環境委員会と文教委員会のほうで御報告をさせていただきながら進めていくところであります。


◯委員(粕谷 稔君)  ありがとうございます。文教のことは我々もちょっと聞けないので、この計画自体の方向性という部分では、今、御説明あったように、様々、健康福祉部とか、総務部とかいう部分があろうかと思いますので──決してそういうことはないとは思うんですけれども、風通しのいいというか、三鷹市のチーム一丸となってという形でぜひ進めていっていただきたいというふうに思います。
 それから、今、小幡委員からもありましたけれども、今後の東京都の福祉保健局との連携という部分では、将来病床数においては充足しているという認識でということだったと思うんですが、従前は、将来的に北多摩南部という部分では、地域の高齢化の推移とかを踏まえると、減少傾向にあるのではないのかということと、あとやっぱり医療圏自体で考えなければいけないという視点では、隣接する市での病院の経営の課題があるというふうにも伺っております。
 近隣市との緊密な連携が取れていればいいんですけれども、なかなか厳しいという状況もあるのかなという気がするんですが、その辺の見通しという部分では、東京都福祉保健局の見解というのは、直近ではどれぐらいの時期に、御意見なり、今後の展望という部分を三鷹市として連携されたのか、ちょっと1点お伺いをしたいと思います。


◯まちづくり推進課長(池田啓起君)  この基本構想をまとめるに当たって、東京都の福祉保健局とも相談に行き、この圏内の状況であるとか、また、近隣市の状況についてもヒアリングをしております。
 その中では、やはり委員さんおっしゃるとおり、近隣市の医療機関の状況であるとか、また近隣市の医師会さんとの連携、あと保健所との連携も踏まえて、東京都としては、市としてそういった連携を率先して進めてほしいという御指示をいただいているところであります。
 今後、具体的に検討する中では、やはり近隣の医療機関、また自治体とのヒアリングも意見交換も含めて、状況を、この地域においてどういった改善ができるのかというのを相談して、引き続きやっていきたいなというふうには考えております。


◯委員(粕谷 稔君)  ありがとうございます。そうですね、近隣の医療機関の経営状況という部分では、当該の地域の理事者が、しっかりと支援をしていくというふうにおっしゃるような機会もあれば、その医療法人自体がもう経営的に厳しいということで継続が困難だというようなうわさも聞こえてきたりとかがありますので、ちょっと近隣市との連携という部分では、よく見ていっていただきたいなというふうに思います。
 先ほど来ありましたように、やっぱり今回、地球的規模でこのコロナを経験したわけでございますし、市内の医療機関の老朽化とか、建て替えが課題であるということは──公共施設もそうなんですけど、これから更新の時期を迎えていくという部分は、本当に横一直線というか、全市的な大きな課題かと思って、これはすごく評価をさせていただきたいなというふうに思うんですけれども。
 比較的に、今回──これから公募という形だと思うんですが、災害時の医療支援とか、あと感染症対策に特化したという部分での市との連携が図れる医療機関ということかと思うんですが、それ以外に、例えば今──決して三鷹市とほかの地域を比べることではないのかもしれないんですけど、開発の中で、そうした医療機関が、例えば本当に遺伝子レベルでのがん検診に取り組んでいただいて、地域の健康福祉の向上に役立っていただけるとか、そうした部分のインセンティブということも考えられるのかなという気がするんですが、そうした御見解とか、市としての今の現状の課題について。
 あと、非常に私が聞くのは、今、コロナ禍でやっぱり病院の経営というのはどこも本当に大変な状況かというふうに伺っております。そうした中で、市内の医療機関であろうが、圏内の医療機関であろうが、ここでちょっと事業をしたいという意思があっても、なかなか例えば融資が得られないとか、そうした部分も今あるのかなという気がするんですが、そうした懸念への対応というのは、何か情報共有とかされている部分とか、備えていらっしゃる部分とかというのはあるのか、これもちょっとお伺いしたいと思います。


◯都市再生部長(久野暢彦君)  今おっしゃった内容をこれから調べていこうと思っています。今申し上げたとおり、この場所で医療機関の誘致を考えているというところですので、おっしゃったように、コロナの影響でいろんなことが今回判明しましたから、そういうことによってどういう影響があるのか、今後、新しい病院にする上でどういった工夫が必要なのか、私たちも研究していかなければいけないと思っています。
 ただ、感染症に特化した病院というわけではありません。感染症が蔓延したときにも対応できるような病院というふうに考えております。災害時に機能してもらうことも当然ですが、日常的な医療も担ってもらえるような病院というふうに考えております。そうした中で、経営が難しい病院をどうするのかについては、ちょっと今、自分ではとても申し上げられませんけれども、こういったところに、単なる病院としてではなく、自治体、三鷹市と連携して災害時に機能を発揮してもらえるような、隣に避難場所があるということ、それから緊急輸送道路と接点になっている、そういうところを、立地性も生かしたようなことを協力してもらえるような病院、そういうものを目指したいなということで今から検討を進めていきたいと思っております。


◯委員(粕谷 稔君)  非常に大きな課題、質問させていただいちゃいましたけれども、そうですね、最低限というか、災害時の対応をいただける部分とか、感染症にも特化というか、対応していただけるという部分は必須かなと。連携をしていくという部分では、今後必要な条件かなというふうに痛感をしているところでございます。
 そうした中で、プラスアルファというか、何か地域の健康福祉とか、健康増進とかに御協力いただけるような部分、例えば医療機関プラス研究機関という部分でも──どうしても規模的な問題はあるかと思うんですけど、そうした部分で、例えば国からすごく補助金をいただけるとかっていうこともあるようにも聞いておりますので、そうした部分も、できるできないは二の次だと思うんですけれども、そうしたこともぜひ。
 先進的な事業となり得るということが──もちろんグラウンド機能を残しつつというのは前提なんですけれども、この事業の付加価値という部分をどこまで出していけるかということが重要かなというふうに思いますので、引き続き東京都の福祉保健局とか、特に近隣との連携、こうした部分、大変かと思うんですが、情報共有していただきながら、キャッチしていただいて、本当に西部地域の防災・減災、そして健康・福祉とか、また市民へのスポーツ文化の交流という部分に大きく寄与するような事業で、ぜひあっていただきたいなというふうに思いますので、庁内の連携等も含めて体制づくり等もぜひ盤石にしていただいて、進めていただければというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。


◯委員(土屋けんいち君)  では、大きな観点から1点だけというか、質問したいと思います。市民の意見で、この構想を白紙にしてほしいという意見があったんですけども、この趣旨というか、どういう観点からこのような意見があったと認識しているか、その点についてお伺いしたいと思います。


◯まちづくり推進課長(池田啓起君)  構想案を白紙にしてほしいという、この内容につきましては、やはりこの沿道といいますか、この近隣にお住まいの方にとっては、この施設が今通り抜けになっていない、東西通路がない中で、東西通路ができてしまうと、やはり人の流れが多くなり、その状況によっては、声だとか、騒音とか、事故につながる可能性があるので、今の自分が住んでいる環境が変わってしまうのではないかという御意見があって、こういった、まずは白紙に戻してもう一度最初から検討をしてもらえないかという御意見をいただいております。
 また、医療機関についても、先ほど申し上げたように、近くに病院がある。そういったことから、すぐ近くにこういった医療機関を誘致する必要はないのではないかという御意見もありました。そういった背景があって、この白紙にしてほしいと御意見をいただいたという認識でおります。


◯委員(土屋けんいち君)  というと、この構想の内容についてという理解なんですか。結局この構想を白紙にしてほしいということは、もともと売却する予定の土地だったんだから、売却したほうがいいよとか、そういう意見ではなかったということなんですね。


◯まちづくり推進課長(池田啓起君)  この構想の白紙というのは、この事業をやめてほしいと。この方については、売却も反対であると。このまま一時避難場所を兼ねたグラウンドとして、グラウンドをそのまま継続してほしいという、そういった御意見が一番強い御要望でして、この構想をそのまま白紙というよりも事業自体をやめてほしいという御意見であります。


◯委員(土屋けんいち君)  分かりました。この背景・目的のところに、もともと総合スポーツセンターを整備するために取得して、その間、臨時的、暫定的にスポーツ広場として、井口特設グラウンドとして活用してきたけど、市役所の隣に総合スポーツセンターができたから、目的がなくなった土地であると。
 それよりも、暫定的に使ってきたこの特設グラウンドを残してほしいと、そういう意見だということで。この説明の中に、今私が言ったこと、それで、土地利活用の方向を転換しましたということなんですけども、三鷹市としても、私たち議員としても──もともと売却する土地だったので、売却しなくなったということは結局収入がなくなるわけですよね。やはり、今は三鷹市が逼迫していないかもしれませんけども、一定程度の収入を確保する、歳入を確保するということは、やはり必要、重要だと思うんですよね。
 その点をやはり──その部分が読み取れないというか。市民に説明もしていないんじゃないかなと思うので、だからグラウンドとしてこのまま引き続き残してほしいだとか、そういう意見も出てしまうのかなと思うんですよ。やはり、安定した収入の確保というのも──どこにも出てこないんですけども、その点をなぜ市民に説明しないのかな。税収も上がっているから要らないのかなって、多分受け止められますよね。その点について、いかがでしょう。


◯都市再生部長(久野暢彦君)  全くおっしゃるとおり、ここについては、安定した収入として、例えば定期借地で貸した場合であれば、地代が入ってくるようになるというふうに考えております。それをここに、もっと説明しないのかということなんですが、こちら、土地利用構想なので、あまりそういったところを入れる気はなかったということが理由です。ですが、おっしゃるように、そのことって、市としてもっと説明をすべきだなと、今お話を聞いて思いました。とても大事なことだと思います。
 やはり、ある程度、この土地を活用するに当たって、市の財源確保というのは大事な目的の1つでもありますので、防災・減災のまちづくりをしつつも、その一方で、この土地を有効に活用するという意味で、地代が入ってきて、それによって市の財政がいいほうに、それも長期的に働くということについては、説明していくべきだというふうに思います。


◯委員(土屋けんいち君)  土地利用ということで、あまりその点には触れていないという御答弁でした。今後、市民への説明の中に、目的を失った土地として売却の予定だったんだけど、売却をやめて、グラウンド機能を残しつつ、さらに防災・減災の三鷹市を目指す観点から病院も隣に建設をして、さらに一定程度の財源も確保すると、やはりこの3点セット──もちろん、東西通路、長年の地域の要望もここでかなえられる、そういうことをやっぱり総合的に説明していくべきだと思いますので、これからぜひその点も踏まえてほしいなと思います。
 以上です。


◯委員長(大城美幸さん)  そのほか、質疑ございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 では、以上で都市再生部報告を終了いたします。
    ──────────────────────────────────────


◯委員長(大城美幸さん)  休憩します。
                  午前10時38分 休憩


                  午前10時49分 再開
◯委員長(大城美幸さん)  委員会を再開いたします。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


◯委員長(大城美幸さん)  生活環境部報告、本件を議題といたします。
 本件に対する市側の説明を求めます。


◯生活環境部長(川鍋章人君)  生活環境部の行政報告は1件、2050年ゼロカーボンシティ表明についてでございます。11月の本委員会で「星空の街・あおぞらの街」全国大会の開催報告及び今後の取組についてを行政報告させていただきましたが、今後の取組の方向性の中で、2050年二酸化炭素実質排出ゼロを目指し、2050年ゼロカーボンシティを表明するということをお示しいたしました。
 この件につきまして、去る12月1日に三鷹市ホームページにおきまして表明をいたしましたので、御報告をさせていただきます。冒頭に宣言文を読み上げさせていただきまして、御説明につきましては、茂木課長よりさせていただきます。
 それでは、資料3ページの別紙を御覧ください。
 「三鷹市ゼロカーボンシティ宣言〜2050年脱炭素社会の実現を目指して〜」近年、地球温暖化が原因と見られる気候変動は、猛暑、集中豪雨、干ばつなどを引き起こし、世界各地に被害をもたらしています。こうした環境を取り巻く状況は、地球規模で大きな課題となっており、猛暑日による熱中症など、温暖化の脅威が私たちの暮らしに関わる大きな問題となっています。
 この現代社会が抱える諸課題を解決するためには、市民・事業者、そして市が協働した「オール三鷹」で、環境・経済・社会が統合的に向上する持続可能な社会を実現しなければなりません。
 三鷹市では、これまでに、再生可能エネルギーの活用、省エネルギー対策の推進や、市独自の環境マネジメントシステム「みたかE-Smart」を通して、環境負荷の低減や環境貢献に取り組んでまいりました。
 令和4年第34回「星空の街・あおぞらの街」全国大会の開催に当たり、私たちは「100年後の地球〜今、私たちにできること〜」をテーマに掲げました。未来を担う次世代に、豊かな自然を貴重な財産として引き継いでいくため、三鷹市は、2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにする「2050年ゼロカーボンシティ」を目指し、脱炭素社会の実現に向け、地球温暖化対策を実行していくことをここに宣言します。
 令和4年12月1日、三鷹市長、河村 孝。
 私からは以上でございます。


◯環境政策課長(茂木勝俊君)  私からは、ページ戻りまして1ページ、資料1のほうを御覧ください。令和4年10月22日、23日に「星空の街・あおぞらの街」全国大会を開催いたしましたが、この大会の目的は、大気環境の保全に対する意識を高めること、郷土の環境を生かした地域おこしの推進に役立てることであり、大会を通じて醸成したその精神を受け継ぎまして、さらなる環境施策に取り組むべく、2050年二酸化炭素実質排出ゼロを目指すこととし、令和4年12月1日に、先ほど宣言文を読み上げましたとおり、2050年ゼロカーボンシティを表明いたしました。
 このゼロカーボンシティーとは、環境省が示す2050年に二酸化炭素を実質ゼロにすることを目指す旨を、市長自らが、または地方自治体として公表された地方自治体のことであり、現在、三鷹市のホームページに掲載していますが、今後、環境省のホームページにも、2050年ゼロカーボンシティー表明自治体として掲載される予定となっております。
 2番の今後の取組の方向性についてですけれども、こちらも先月の本委員会でも御説明いたしましたが、まずは2050年二酸化炭素実質排出ゼロということを、現在改定作業中の三鷹市地球温暖化対策実行計画(第4期計画)の第1次改定に明確に位置づけまして、改定後はその進捗管理をしっかりしていくこととしております。
 次に、こちらの(2)のところになるんですけれども、市全域における温室効果ガス削減の取組としましては、これまでも取り組んできました新エネルギー・省エネルギー設備設置助成制度、こちらの見直し、拡充や、あとは住宅・建築物への温暖化対策設備の設置に対する事業者への奨励などを検討いたしまして、助成制度がこれまで以上に実効性のある温暖化対策となるよう推進していきます。
 また、環境基金を活用した環境活動表彰、環境ポスター表彰などの顕彰制度や、市民会議である三鷹環境活動推進会議と連携しました環境講座であったり、三鷹ネットワーク大学と連携した省エネルギー講座など、環境啓発や学習の機会を設けまして、市民の皆様と共により一層推進していきたいと思っております。
 このほかにも、(3)のところの、市として市の事務及び事業における温室効果ガス削減の取組を推進していくために、今後、公共施設の太陽光発電の導入可能性調査とか、車両のEV化、あと電気の二酸化炭素排出係数を重視した電力調達契約、こういったものなどを積極的に検討していくとともに、これまで以上に市職員一人一人が環境活動を推進していく担い手となるよう取り組んでいきたいと思っております。
 私からは以上です。


◯委員長(大城美幸さん)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑のある方。


◯委員(山田さとみさん)  御説明ありがとうございます。このゼロカーボンシティーの表明について、三鷹市が今まで名を連ねていなかったことを非常に残念に思っておりましたが、12月1日に宣言をされたということを非常にうれしく思っております。ありがとうございます。
 先ほど、実効性のあるというふうにおっしゃいましたけれども、やはり市内の事業者、そして市民への働きかけが重要だと考えておりますが、今後、市民、そして事業者の機運を高めていくために、実際どのような働きかけをされていくのかについてお伺いいたします。


◯環境政策課長(茂木勝俊君)  今後の事業者、市民への働きかけという部分ですけれども、市民に対しましては、これまでも環境啓発であったりとか、そういった部分で様々なことをやってきております。あと、助成制度、そういった形で太陽光パネルをのせたりとか、そういったこともやってきているところですけれども、今後は、やはり家庭の二酸化炭素の排出というのが三鷹でいうと約4割ぐらい占めておりますので、そういったところを挙げていくように考えております。今、太陽光パネルがすごく話題に上っていますけれども、例えば家の断熱性能を上げるとか、そういったようなところで助成とかというのも考えていかなければいけないと思っています。
 あとは、市民の皆様に、ちょっとしたことの積み重ねで温室効果ガスを削減するということもできますので、そういった日常生活の中でできることというところを1つずつ皆様のほうに浸透していくようにしていきたいと思っております。
 あと、事業者のほうです。事業者のほうにつきましても、これまでも進めてきているところもあるんですけれども、先ほどもちょっと説明した中で、やっぱり事業者への奨励というところを──今までちょっと、防災エコタウンとか、そういったものもありましたけれども、そういったところをもう一歩進めたりして、事業者への奨励制度というのも、今もう少し拡充していかなきゃいけないなと思っておりますので、そういった制度をちょっと新たに考えていくというのを考えていきたいと思っております。
 以上です。


◯委員(山田さとみさん)  ありがとうございます。今、太陽光パネルなども都議会でも審議されているところでございますけれども、断熱性能を上げるだとか、こういったことも、都の助成制度でもあります。こういったものと絡めて、さらに──制度が複雑になってしまうと、都と市の助成金のやり方がすごく煩雑になってしまったりして使いづらいものになってしまうと思いますので、この辺り、市民が使いやすいような制度になるようにぜひ考えていただければと思います。
 あと、やはり市報ですとか、そういったものでの広報活動ですとか、そういったものもすごく重要になってきますし、あとはボランティアポイントも始まっていますから、そういったものと絡めたりですとか、いろいろ、ぜひ機運の醸成についても考えていただければと思います。
 また、事業者に関しては、私、ヒアリングをしている中で、やはりこういったものに関して、例えばESG投資とか出ますけれども、そこまでちょっと頭が回らないとか、そこまで考えられないんだというのが実情だというふうに今思っています。さらに事業者の方が取り組みやすい制度として、奨励制度についてはこれから拡充するということですので、使いやすいものをぜひ考えていただければと思いますが、いかがでしょうか。


◯環境政策課長(茂木勝俊君)  まず、市民が使いやすいというところで、市報であったりとか、ボランティアポイントだったりとかを絡めながらやっていくというところで、確かに東京都の制度があって、三鷹の制度もあって、両方使えて、より推進していただくというのはすごく大事だと思いますので、その辺りのところは意識していきたいと思っております。
 今回も、市報で1面を取らせていただいて、ゼロカーボンにできることという、ちょっとした取組とか、そういったところで、市民の皆様には、これだけやると幾らぐらい節約になるよって、お金も含めてちょっと提示していますので、そういった分かりやすい形でやりたいと思います。
 あと、ボランティアポイントも、これもちょうどこの間の土曜日、環境連続講座を私どものほうでやりまして、そこも試行で始めたところなんですけど、ボランティアポイントが対象のものとなっていますので、そういったところ、ボランティアポイントも宣伝しながら、我々の環境というところも絡めて進めていきたいなというふうに思っておりますので、市民の皆様にはいろんな方法でお伝えしていきたいと思っております。
 あと、事業者のほうも、山田委員がおっしゃるように、やはりなかなかこういったゼロカーボンというところをやるには、いろいろ多分ハードルがあるんだろうなというふうには感じております。私どもとしましても、事業者支援というのは必ずしも環境政策課だけではありませんので、いろいろな部署とも併せまして、中小企業とか、そういったものが活性化しつつ、なおかつそういった環境にも配慮していただけるような形で、分かりやすくて利用しやすいような形で進めていくということが大事だと思っておりますので、今後の検討課題といたしまして、さらなる推進はしていきたいと思っております。
 以上です。


◯委員(山田さとみさん)  ありがとうございます。分かりやすくて利用しやすいというのはすごくキーワードだと思いました。先日配られた広報でも、すごく自分の生活に密着したような御提案だったと思います。また、ボランティアポイントも絡めての講座もやられているということで、今後も引き続きよろしくお願いしたいと思います。
 以上です。


◯委員(小幡和仁君)  よろしくお願いします。この説明資料の1ページに、市職員による環境活動の推進ということで、市独自の環境マネジメントシステムの運用というふうに書かれておりますけれども、従来やってきた市の職員の皆さんの取組は一旦ストップすることになるのか、それに代わる何か取組が始まるのか、そこら辺ちょっとお聞かせください。


◯環境政策課長(茂木勝俊君)  こちらのほう、従来のものがストップするというよりかは、従来のものも「みたかE-Smart」というような形でやっておりまして、これは全庁挙げてやっております──適用範囲はあるんですけれども。その中でSDGsとか、そういった理念も含めてやっておりますので、基本的には大きく変わることはありません。
 職員の一つ一つの、本来環境とはあまり縁のないような事務事業に対しましても、ちょっと視点を変えるだけで環境貢献ができるというところもありますので、そういったところを引き続き、我々としても気づきとなるような形で、市職員全員でやっていきたいと思っておりますし、逆に市職員のほうにも積極的に環境貢献の担い手となっていただけるような、そういったところを進めていきたいと思っておりますので、これまでのものとも連続しながら、さらに発展していきたいと思っております。


◯委員(小幡和仁君)  ありがとうございます。今回のゼロカーボンシティー宣言なんですけど、「星空の街・あおぞらの街」開催に当たり、こういったテーマを掲げましたということを入れられましたよね。この冒頭のところでも、本大会を通じて醸成した精神を受け継ぎと、こう書かれていて、何となくやや大げさだなというか、2日間のこの大会、結構市民も知らない方もいらっしゃったりして、これを前面に出された。
 むしろ、今ちょうど三鷹市地球温暖化対策実行計画(第4期計画)、これの第1次改定作業をちょうど下半期していると思うんですけれども、むしろ、そういった視点の中でいろいろやるんだということを示す、このゼロカーボンシティー宣言を。むしろ、そちらのほうが自然だったんじゃないかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。


◯環境政策課長(茂木勝俊君)  そうですね、どちらが自然かというのはなかなかあれなんですけれども。ただ、私どもが1つのきっかけとして考えている「星空の街・あおぞらの街」全国大会ですけれども、やはりこちらを考えていくに当たりまして、空が明るいとか、暗いとか、そういった問題が、例えば大気環境保全、いわゆる温室効果ガスにつながるとか、そういったところの視点というのは、なかなか一見してはちょっと見いだしづらいとは思うんですけれども、ただこういった大会を通じてやっていくことにおいて、私どものほうの実感でもあるんですけれども、温暖化対策というのは1つの方向だけで見ていては解決しないんだなというのをすごく感じております。
 その中で、やっぱり大気環境保全をうたっているこの大会において、いろいろな気づき、それは環境省であったり、東京都であったり、今回、国立天文台であったりとか、そういったところと連携していく中でもございますし、その中で市民活動、星空観望会とかをされている方々と、市民の皆様ともお話ししていく中で、やはりこれは全てつながっているなというところの認識がありましたので、そういったところで市としては上げているというところはあります。
 一方、小幡委員がおっしゃるように、今回の実行計画の部分というのは非常に大事なもので、ある意味このゼロカーボンシティーを宣言するに当たりまして、こちらでしっかり事業を位置づけていかないと達成はできないものでもありますので、理念として掲げる部分と実行していく部分という形で、それぞれが大事なものであるという認識で、小幡委員がおっしゃるように、地球温暖化対策実行計画、こちらのほうもしっかり進めていくという意味においては、このゼロカーボンシティーには、今後の取組の方向性の中の一番で上げているとおり大事なものだと思っておりますので、こちらのほうは今後しっかり進めていきたいと思っております。


◯委員(小幡和仁君)  ありがとうございます。意見ですけど、何となく大気環境保全意識というところは、私から考えるとむしろ一部かなという感じがして。地球温暖化対策というと、もっと幅広く、経済とか、社会とか、そういったところまで関係してくる幅広い要因があるので、今まで三鷹市内でも様々な方がこういった活動をされている方もいらっしゃると思いますし、そう考えると、ややこの狭い部分の環境保全というところから、三鷹市は考えているというのをちょっと出されたところについては、どうなのかなというのはちょっと自分としては思いました。意見として申し上げます。
 以上です。


◯委員長(大城美幸さん)  そのほか、質疑ございますか。


◯委員(嶋崎英治君)  今、答弁を聞いていて思ったんですが、太陽光発電ですね、3・11のときにあれが大量破壊されて、猛毒が海に出たと。耐用年数も──私の認識が古かったら訂正していただきたいと思うんですが、20年だと。その処理先が、当時でもまだ見つかっていないというふうに言われていたわけですが、耐用年数なり、期限が切れて廃棄処分の処理方法というのは見つかったのでしょうか。そこ、分かれば教えてください。


◯環境政策課長(茂木勝俊君)  こちらのほうは、東京都のほうが今、太陽光発電の義務化というような形で進めているかと思うんですけれども、これを廃棄する場合、東京都のほうでQ&Aとかで書いてある内容ではあるんですが、専用の事業者さんのほうで安全に廃棄するというような形で進めておりますので、そういったところで──今後、大量廃棄の時代が来るのかもしれないんですけれども、そういった部分、先を見据えた形で制度のほうは考えていかなきゃいけないと思っておりますので、私どものほうもその辺り、技術的な部分というのはもうちょっと精査しながら進めていきたいと思いますが、まずはそういったところで、専用の事業者さんのほうでやっているということで一定の安全性はあるかと認識はしております。


◯委員(嶋崎英治君)  恐らく企業秘密だから明らかにされないのかなというふうにも思うんですけれども、私は今あった義務化については大変な疑義を持っていますし、この廃棄方法も、私自身でまだ、こういう処理方法なら安全だという確認ができないんですよね。
 ですから、奨励制度云々ということはあるんですが、そこのところはしっかりと検証というか、市でも安全処理方法というのをしっかりと確認をしてほしいなと思うんですが、いかがでしょうか。


◯環境政策課長(茂木勝俊君)  私どものほうでも、これまでも太陽光パネルの導入の設備設置助成金をしてきております。そういった意味におきましては、専門の事業者がやるということであっても、私どものほうでもそういった安全性というのは確認はしていかなきゃいけないと思っておりますので、その辺りのところは注意しながら進めていきたいと思います。


◯委員(嶋崎英治君)  ぜひよろしくお願いしたいと思います。
 以上で終わります。


◯委員長(大城美幸さん)  そのほか、質疑ございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 では、ないようですので、以上で生活環境部報告を終了いたします。
    ──────────────────────────────────────


◯委員長(大城美幸さん)  休憩します。
                  午前11時14分 休憩


                  午前11時16分 再開
◯委員長(大城美幸さん)  委員会を再開いたします。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


◯委員長(大城美幸さん)  都市整備部報告、本件を議題といたします。
 本件に対する市側の説明を求めます。


◯都市整備部交通ネットワーク推進担当部長(齊藤大輔君)  では、よろしくお願いいたします。私からは、資料の1です。三鷹台・大沢地区のコミュニティ交通実証運行について御説明させていただきます。
 今回の御報告は、三鷹台・大沢地区のコミュニティ交通の実証運行につきまして、10月24日から開始をしたことに当たりまして、開始後1か月の経過ですとか、地域の声を聞く取組等について御報告させていただきます。
 まず初めに、1の実証運行状況です。実証運行が始まりました10月24日から11月19日までの1か月間、運行日数としましては23日間の実績となります。まず、(1)の井の頭地区の小型EVバス、井のバスですけれども、グラフについては、上の段が日ごとの利用者数の推移でございまして、青の棒グラフが現金、100円の乗車の数です。オレンジの棒グラフが、モニター制度の方ですとか、商店会で買物した際の乗車券で乗られた方の数です。折れ線グラフについては、これを日ごとの合計の数を折れ線グラフで表しています。
 下の段につきましては、曜日別の利用者数で、青とオレンジとグレーのグラフは先ほどのグラフと同様ですけれども、黄色の折れ線グラフは曜日ごとの平均の数のグラフとなっております。グラフから見ますと、平均すると12名程度の乗車数ということになります。曜日によってばらつきはありますけれども、特に土曜日の乗車が多いということが分かります。
 続きまして、2ページ目の(2)、大沢地区のAIデマンド交通です。大沢めぐり号と大沢ほたる号についてです。グラフについては、同様に、上段が日ごとの利用者数と、下段が曜日ごとの利用者数のグラフとなっております。こちらについては、青の棒グラフがエリア外の利用者数、それからオレンジ色がエリア内の利用者数をお示しをしております。
 グラフから、平均すると1日15人程度の乗車数となっておりますけれども、エリア内とエリア外については、若干エリア外のほうが多い傾向にあるということが分かります。詳細な分析は、これから順次行っていく予定ではございますけれども、乗降ポイントの利用頻度ですとか、利用時間、そういった時間帯など、今後の見直し等にも活用できるように運行実績の分析を進めていきたいというふうに考えております。
 次に、下段の一番下の2の利用者・地域アンケートについてです。まず、(1)の実施期間にありますように、実際に乗車いただいた方への利用者アンケートですとか、井の頭地区ではモニター制度を導入しておりますので、より詳細なアンケート調査を行っています。また、地域で利用されている方、もしくは利用されていない方も、御意見を伺うためということで、地域アンケートとして各コミュニティ・センターにアンケートを設置しております。それぞれのアンケートについての期間は記載のとおり実施をしているところではございますけれども、現在、アンケート結果を整理しておりますので、こういった地域の声として、今後の見直し検討で参考としていきたいというふうに思っております。
 (2)のアンケートの内容については、今回の実証運行の理解度ですとか、利用頻度、目的、満足度などをお聞きする内容としております。
 こうしたアンケート調査に加えまして、次のページの3ページ目の3、意見交換会ですけれども、住民協議会ですとか、地域ケアネットワーク、井の頭地区でのモニター意見交換会など、地域の皆さんから直接御意見や感想をお聞きする場を設定していきます。こういったアンケート、意見交換会を通じまして、様々な評価・検証の参考にしていきたいというふうに考えております。
 次に、4の広報関係です。(1)の利用促進動画では、まずアの「みる・みる・三鷹」の11月6日号で、「最新技術を体験「小型EVバス」&「AIデマンド交通」」というタイトルで放送されておりました。イの三鷹市公式動画チャンネル「突撃!交通安全24時」では、間もなく大沢地区でのAIデマンド交通予約方法動画を配信する予定となっております。また、井の頭地区での小型EVバスの利用促進動画につきましては、地域の方にも出演いただき、利用者の視点での動画を作成するため、御出演いただく方も含めまして、現在打合せを進めているところです。
 次に、(2)の広報紙では、アの「広報みたか」をはじめ、井の頭地区の「吾木香」や大沢地区の「コミュニティおおさわ」、こういった地域の広報にそれぞれ掲載をしていただく予定となっております。こういった多岐にわたる調査ですとか、意見交換、周知を進めまして、利用状況なども踏まえながら、今後の見直しについて、5のスケジュールにありますように、今月12月にコミュニティ交通実証運行評価・検証検討会を開きまして、見直しに向けた検討を行います。
 その結果等を1月開催予定の地域公共交通活性化協議会で共有、確認をしていく、そういったスケジュール感で考えております。その間、井の頭地区での小型EVバスのモニターの皆さんに集まっていただく意見交換会や地域での意見交換などを実施しまして、令和5年度の見直しに向けて取組を進めていきたいと、そのように考えているところでございます。
 私からの報告は以上です。


◯委員長(大城美幸さん)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑のある方。


◯委員(山田さとみさん)  御説明ありがとうございます。開始から1か月のデータをお示しいただきまして、ありがとうございます。アンケートを行ったということと、あと住民協議会や地域ケアネットワークですとか、こういったいろんな方の意見を伺うという姿勢、すごくありがたいと思っております。
 アンケート結果はここに出ていないので、もしかしたら精査中なのかなと思ってはいるんですけれども、主な御意見など、もしお示しいただけるようでしたら、お願いしたいのと、あと利用者アンケート、モニターアンケートというところで、様々な年代の方が入っていると思いますけれども、意見交換会の方々などを見ても、少し高齢者の方が多いのかなというような印象を受けてしまいました。実際そうじゃないかもしれないですけれども。
 これはちょっと御提案なんですけれども、例えばですけど、ちょっと管轄がまたがるので答えられる範囲で構わないんですけれども、例えば近隣の学校の学習用タブレットで、グーグルフォームでちょっと意見をいただくとか、あとこれまで私、いろんな方たちと意見交換してきましたけれども、保育園とか、幼稚園とかの保護者の方は、やっぱり送迎に、例えば雨の日とかすごく御苦労されていたり、そういった幼稚園・保育園の関係者の方も、すごくこのバスのネットワークの見直しについて非常に関心が高かったというのをお伝えしておきたいと思います。
 ぜひ、そういったところとの意見交換なども視野に入れていただければなと思っております。よろしくお願いします。


◯都市整備部交通ネットワーク推進担当部長(齊藤大輔君)  まず、利用者アンケートにつきましては、期間としましては11月30日までということで、11月いっぱい利用させていただきまして、内容については現在集計中ではあるんですけれども、個々のアンケートの内容、こういったものを見ていく中で幾つか御意見として把握しているところで申し上げます。
 例えば、井の頭地区のEVバスのほうは、よい意見、それから改善してほしい意見、それぞれ両方あるんですけれども、よい意見としては、今、井の頭の地区で、電気バス、EVバスということで環境によいバスが地域を走っているのはよいことですよねというような意見をいただいています。
 一方で、改善としてでは、ルートが決まっている中でもう少しバスの降りる場所を増やしてほしいというような御意見は、この利用者のアンケートの中でもいただいております。また、住民協議会での、井の頭の住協さんとお話をさせていただいた中では、これはよい意見ですけれども、車内で知らない人と会話をするということでコミュニケーションが生まれるというような、よい意見ですとか、あと今回の狙いの1つでもあります、明星学園の前からの乗り継ぎ、こういったことも、慣れるとうまく乗り継ぎができるようになったというような御意見もいただいているところです。
 あと、大沢の地域、大沢のAIデマンド交通に関しましては、今回、ワンボックスの後ろ側に車椅子がそのまま乗れるような形になっておりますので、この車椅子の利用がしやすいので助かっているというような、よい御意見をいただいています。
 改善の御提案としては、今回の運行内容が月曜日から土曜日までの運行ですので、日曜日にこういった市役所の周りでイベントがあった際には、日曜日のそういうイベント運行などもしてほしいというような御意見はいただいているところでございます。
 あと、これは本当、アンケートの内容を集計しないと分からないんですけども、年代とかは、今後その集計する中で明らかになっていくと思います。
 また、高齢者の方ばかりじゃないかというようなところもあったんですけれども、井の頭のEVバスのモニター制度、こちら20名の方が参加していただいているところなんですけれども、年代の内訳を見ますと、ちょっと手元に細かい資料はないんですけれども、本当に50代、60代、高齢者なので60代以上の方ばかりではなくて、40代、50代の方もいらっしゃいますし、若い方も、20代の方もいらっしゃったりとか、あと、お一人ですけども高校生の方もいらっしゃったりとか。そういった形で、この20名のモニターの方も、結構年代的には満遍なく幅広い方が参加していただいているのかなというふうには考えております。
 また、御提案のありました、そういった保護者の方へのアンケート等については、また教育委員会等関係部署と確認をしながら、できるかどうかを含めて検討していきたいなというふうに考えております。
 以上です。


◯委員(山田さとみさん)  ありがとうございます。モニターの中でも、幅広い年齢層だったということで、すごくありがとうございます。偏っていないんだなというところが確認できてよかったです。私からの提案も検討してくださるということなので、今後とも幅広い住民の方にヒアリングをしながら、この実証実験を踏まえて、市民により広く利用していただけるような交通網となるように改善のほうをお願いしたいと思います。
 以上です。


◯委員(小幡和仁君)  それでは、幾つか御質問します。まず、これ、運行状況についてどのように考えておられるのか。井の頭地区、大沢地区、当初想定していたものと変わってきているのか、想定どおりなのか、そこら辺の現状での御認識をお伺いしたいと思います。


◯都市整備部交通ネットワーク推進担当部長(齊藤大輔君)  現状の利用者数の認識でございますけれども、井の頭地区のEVバスについては、開始当初から週平均でいくと十二、三人ぐらいのところで推移しているわけですけれども、こちらは、やはり私の認識の中では、まだ利用者数が横ばいなので、これは利用者数を増やしていきたいなというふうには考えております。
 やはり1日9往復なので、18便ありますので、平均すると十二、三人ということは、空便もあるというような形になりますので、こういった利用状況の中では、やはり今回、商店会さんともコラボしながら地域で盛り上げていくというような取組を進めておりますので、こういった利用者数を増やす取組というのは今後も力を入れていきたいなというふうに考えております。
 一方の大沢地区は、初めこそ利用者の方、少なかったんですけれども、週単位で見ますと、だんだん利用者が増えていっているというようなところもあります。今回の資料の中では1か月ということで、11月19日までの1か月間をお示しさせていただいたんですけれども、直近の──この後も運行しておりますので、12月の3日ぐらいまでの週を見ますと、最初の1週目は平均すると十二、三人ぐらいのところなんですが、4週目、1か月ぐらいたったところから20人を超えてきまして、現状だと平均すると25人ぐらいの利用者数ということで当初よりも倍にはなっている。
 ただ、これも8時から17時までの運行の中で、平均すると25人というのは、まだちょっと少ないかなというふうには思いますので、やはり、今回、大沢地区での1つのポイントとして、買物ができるところにポイントを置くということで、スーパー、何か所か置いておりますので、そういったところの利用も促進していきたいなと、こういったことで利用者数を上げていきたいというふうには考えておりますので、今、現状でこの数に満足しているというわけではありません。この利用者数はどちらの取組も増やしていきたいというのが、現状の考えでございます。


◯委員(小幡和仁君)  ありがとうございます。井の頭のほうは、あまり増えてきていないというのがあって、ちょっと心配な状況だなって感じを私もしますけれども。
 行き先ですよね、どういったところに行きたいんだというののアンケートというのは、今現状としては取っているんですか。そこら辺の三鷹台に行く、あるいは明星学園の折り返し場に行くというところ以外に、こういったところに行けたらもっといいみたいな、そういったことをアンケートの中では聞いておられますか。


◯都市整備部交通ネットワーク推進担当部長(齊藤大輔君)  今回行いました利用者アンケートについてなんですけれども、このアンケートの中では、乗った際の乗車目的、今回どのような目的で乗りましたかと、要は買物ですとか、通院とか、そういった選択肢の中から選んでいただくというような形でのアンケートを実施しました。
 それに加えまして、先ほどの報告の中で、満足度ということで、例えば運行ルートですとか、バス停の位置や運行本数みたいなところも、満足度として、満足、普通、不満というような、単純なところのアンケートですけれども、そういった形でアンケートをお聞きして、仮に──例えば行き先のところで、今後の具体的な改善意見を御記入くださいということで、そこは自由記述というか、具体的に記載するような形でのアンケートの方式も取っておりますので、こうした中で、それぞれ利用者の中でも、さらにこういったところに延ばしてほしいというようなアンケートは今回の取組の中で取っているというような状況でございます。


◯委員(小幡和仁君)  意見ですけど、意見交換会を今後されると思うんですけれども、当然その中で乗車していない方、そういった方に、具体的にどういった路線だったらいいのか、どういったところを目的地にされたら乗る気があるのか、そういったこともぜひ聞いていただきたいなと思います。
 それと、大沢地区のほうは、意外とエリア外が多いなと思ったんですけど、逆に言うとエリア内が少ないというんですか、エリア外が多い。ここも、エリア外でもう少しこういうところに行きたいんだというニーズがあるのか、どうなのか。そんなところも今後調査していただきたいなと思います。また、エリア内でも、どこからどこへ行っているのか。そこら辺は当然今回アンケートで結果として出てくると思うんですけれども、今後また分かりましたら教えていただきたいと思います。ありがとうございます。


◯委員長(大城美幸さん)  そのほか、質疑ございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 では、ないようですので、以上で都市整備部報告を終了いたします。
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◯委員長(大城美幸さん)  休憩します。御苦労さまでした。
                  午前11時39分 休憩


                  午前11時41分 再開
◯委員長(大城美幸さん)  委員会を再開いたします。
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◯委員長(大城美幸さん)  まちづくり環境委員会管外視察結果報告書の確認について、本件を議題といたします。
 まちづくり環境委員会管外視察結果報告書の正副委員長案を作成いたしましたので、御確認をいただきたいと思います。
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◯委員長(大城美幸さん)  休憩します。
                  午前11時41分 休憩


                  午前11時42分 再開
◯委員長(大城美幸さん)  委員会を再開いたします。
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◯委員長(大城美幸さん)  お手元の報告書(案)をもって、まちづくり環境委員会管外視察結果報告書とすることにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
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◯委員長(大城美幸さん)  所管事務の調査について、本件を議題といたします。
 まちづくり、環境に関すること、本件については、引き続き調査を行っていくということで、議会閉会中の継続審査を申し出ることにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
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◯委員長(大城美幸さん)  次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
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◯委員長(大城美幸さん)  休憩します。
                  午前11時43分 休憩


                  午前11時44分 再開
◯委員長(大城美幸さん)  委員会を再開いたします。
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◯委員長(大城美幸さん)  次回委員会の日程については、2月8日午前9時30分といたしたいと思います。その間必要があれば、正副委員長に御一任いただくことにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 その他、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。御苦労さまでした。
                  午前11時45分 散会