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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(令和4年まちづくり環境委員会) > 2022/08/05 令和4年まちづくり環境委員会本文
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2022/08/05 令和4年まちづくり環境委員会本文

                  午前9時29分 開議
◯委員長(大城美幸さん)  ただいまからまちづくり環境委員会を開きます。
    ──────────────────────────────────────


◯委員長(大城美幸さん)  初めに休憩を取って、本日の流れを確認いたしたいと思います。
    ──────────────────────────────────────


◯委員長(大城美幸さん)  休憩いたします。
                  午前9時29分 休憩


                  午前9時30分 再開
◯委員長(大城美幸さん)  委員会を再開いたします。
    ──────────────────────────────────────


◯委員長(大城美幸さん)  本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、管外視察について、3、次回委員会の日程について、4、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
    ──────────────────────────────────────


◯委員長(大城美幸さん)  市側が入室するまで休憩いたします。
                  午前9時30分 休憩


                  午前9時32分 再開
◯委員長(大城美幸さん)  委員会を再開いたします。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


◯委員長(大城美幸さん)  都市整備部報告、本件を議題といたします。
 本件に対する市側の説明を求めます。


◯都市整備部調整担当部長(高橋靖和君)  よろしくお願いいたします。まず、アの用途地域等の一括変更の考え方につきまして、御説明いたします。資料1の1、背景及び変更理由を御覧ください。三鷹市では、これまで三鷹市用途地域等に関する指定方針及び指定基準に基づき、地域のまちづくりに合わせて地区計画を策定した上で、用途地域等の変更を随時実施するとして対応してきました。一方、平成16年に実施しました前回の一斉見直しから約18年が経過し、道路の拡幅等により地形地物に変化が生じ、用途地域等の指定当時と現況に不整合が見られることなどから、市街地環境に影響を及ぼさず、地区計画を策定する必要がないものに限定して、一括変更を実施することになりました。
 今回、東京都が市街化区域と市街化調整区域、いわゆる区域区分の見直しを行うことから、都市計画の整合を図る観点からも、東京都に合わせて、令和6年度の都市計画決定に向けて、三鷹市においても用途地域等の一括変更を実施いたします。なお、用途地域につきましては三鷹市決定となります。
 また、前回の平成16年は、東京都内全域で用途地域等の見直しを一斉に実施し、三鷹市では敷地面積の最低限度や特別商業活性化地区等の特別用途地区等を定めましたが、今回の用途地域等の一括変更は前回の見直しとは異なり、地区計画の策定を伴わない道路形状の変更など、地形地物等の変更に伴うものに限定して、用途地域等の変更を実施する一括変更となります。
 続きまして、具体的にはどのようなものが、今回の用途地域等の一括変更の対象に該当するのかを御説明いたします。1ページ、2の変更の主な対象の考え方、(1)のア、基準としていた地形地物(道路や通路等)の位置や形状が変更した場合を御覧ください。図のように、道路が拡幅している箇所につきましては、拡幅後の道路を基準に用途地域境界を変更していきます。
 続きまして、2ページのイ、基準としていた地形地物(道路や通路等)がなくなった場合を御覧ください。図のように、用途地域境界の基準としていた道路が消失した箇所につきましては、近傍の地形地物である道路等を新たな用途地域境界の基準として変更していきます。
 続きまして、ウ、地形地物に変更はないが、現指定の用途地域の境界の位置や根拠が不明確となっている場合です。用途地域境界の基準が不明確となっている箇所につきましては、近傍の地形地物である道路等を新たな用途地域境界の基準として定めていきます。
 次に、(2)の事業中または整備が完了した都市計画道路等の沿道地区についてです。前回の都市計画審議会で諮問させていただき、確定いたしました三鷹市用途地域等に関する指定方針及び指定基準において、地区計画の策定やほかの都市計画制度の活用など、三鷹市では地域のまちづくりと併せて変更していくとしていることから、東京都の考え方では一括変更の対象としておりますが、今回三鷹市においては変更対象外としております。
 続きまして、(3)の都市計画を伴わずに土地利用が転換した地区についてですが、こちらも東京都は対象としておりますが、三鷹市内において現在発生している、または発生が想定されている箇所がないことから、三鷹市では対象外としております。
 続きまして、3ページの3、用途地域等の一括変更に向けた今後の検討課題を御覧ください。用途地域等の土地利用制度の運用面での課題を整理し、今回の一括変更の中で解決方法を検討していきたいと考えております。
 (1)の敷地面積の最低限度についてです。こちらは、用途地域の都市計画の中で制限を定めておりますが、建築基準法上の無接道敷地解消のため、位置指定道路や協定通路に協力して敷地が減少する場合、敷地面積の最低限度を下回ることができないことから、都市計画法や道路法だけでなく、このケースにおいても適用除外にすることができないかを検討しております。
 続きまして(2)、建築物の高さの最高限度についてです。こちらは高度地区を都市計画で制限を定めておりますが、地域特性に応じた土地利用をより誘導していく観点から、地区計画に高さの最高限度を定めることで、高度地区の建築物の高さの最高限度に読み替えて適用できることを検討しております。現時点で具体的に想定されている課題としましては、アの都市計画一団地の住宅施設などについて、許可による特例を認めておりましたが、一団地の住宅施設そのものは都市計画を廃止して地区計画へ移行しているため、高度地区の高さの最高限度が緩和されていない状態になっており、不整合が生じております。次に、イについてですが、平成26年のマンションの建替え等の円滑化に関する法律の改正に伴い、耐震性不足等の認定を受けたマンションの建て替え時の容積特例許可制度が創設されましたが、建築物の高さの最高限度は緩和されず、緩和された容積率の活用が難しい点が課題となっております。
 最後に4、スケジュールを御覧ください。本日、用途地域等の一括変更の考え方を報告させていただいておりますが、今後は本日御説明した内容に基づく三鷹市における具体的な用途地域等の変更箇所を報告させていただく予定です。その後、11月から12月頃に住民説明会を行い、令和5年の2月に都市計画審議会で素案を報告し、今年度末には、用途地域等変更原案を確定する予定でございます。
 説明は以上でございます。
 続きまして、イの三鷹台駅前周辺地区に係る都市計画変更につきまして、資料2で御説明いたします。三鷹台駅前周辺地区に係る都市計画変更につきましては、三鷹市まちづくり条例第19条の規定に基づく説明会の開催及び同条例第18条に基づく地区計画の変更原案の縦覧を行いました。また、用途地域、特別商業活性化地区、高度地区の変更原案につきましても、地区計画と関連性が高いことから、地区計画の変更原案の縦覧と併せて提示しています。
 なお、今回お示ししております各都市計画の変更原案につきましては、令和4年3月のまちづくり環境委員会で御報告させていただきました三鷹台駅前周辺地区土地利用の方針から大きな内容の変更はございません。都市計画変更の内容につきましては、参考資料1として、新旧対照図を添付しておりますので、御参照ください。
 それでは、説明会でいただいた御意見等について御説明させていただきます。資料2−1を御覧ください。1、説明会の(1)、概要です。説明会につきましては、令和4年4月3日に井の頭コミュニティ・センターで開催いたしました。今回は、新型コロナウイルス感染症にも配慮し、会場だけでなく、オンラインでも参加できるようにいたしました。参加人数はオンラインを含めて14名でした。
 次に、(2)、意見及び質問並びに市の回答を御覧ください。1番ですが、今回変更となる区域では、高い建物が建築されるようになるのか、周囲への影響はどうなのかという御質問がありました。市としましては、駅前広場北側では、高さの制限は変わりはありませんが、容積率が変更となるため、土地に対する建物の大きさとしては、現状よりも大きな建物が建築できるようになること、駅前広場南側では、高さ制限及び容積率が変更となり、高い建物が建てられるようになりますが、東側の住宅地と地盤の高低差があるため、その分、建物の圧迫感は低減されると考えていると回答しています。
 次に、2ページを御覧ください。6番ですが、今後、目指すべきまち並み等を誘導する際に、地域の意見は反映される機会はあるのかという御質問がありました。市としましては、今後、まち並み等を誘導する際に、制限等を行う項目につきましては、地域の皆様と協議、検討を行い、地区計画等に位置づけていくことになりますと回答しております。
 そのほかにも、1ページの2番や3番では、変更区域につきまして、また、2ページの4番や5番では、地区整備計画区域での制限内容につきましての御質問がありましたが、後ほど市の回答と併せて御覧いただければと思います。
 続きまして、2、縦覧及び3、意見書の提出を御覧ください。都市計画の変更の原案につきましては、令和4年3月22日に公告し、3月23日から4月5日までを縦覧期間、そこから2週間後の4月19日までを意見書の提出期間としていましたが、縦覧、意見書ともに提出はありませんでした。
 次に、資料2−2の経緯の概要書を御覧ください。表の中段よりやや下に記載してありますが、本日8月5日に本委員会に変更原案に対する意見書等を報告させていただいております。今後は、本日の意見等を踏まえまして、都市計画変更の案として8月から9月にかけまして、都市計画法第19条に基づく東京都知事協議、同法第17条に基づく都市計画案の公告・縦覧を行います。その後、10月頃に都市計画の変更について、都市計画審議会に諮問する予定でございます。
 説明は以上となります。


◯都市整備部交通ネットワーク推進担当部長(齊藤大輔君)  よろしくお願いします。それでは、私からは、資料3について御説明をさせていただきます。資料3は、三鷹台・大沢地区の実証運行における地域連携についてです。今回の御報告は、これまで本委員会で御説明してきました、三鷹台・大沢地区での実証運行に際しまして、地域の理解・連携を深め、親近感を持って新たなコミュニティ交通を利用し、地域全体で盛り上げる施策を協働で取り組むものです。なお、実証運行につきましては、10月24日から開始する予定とさせていただいております。
 それでは、地域との連携事業、大きく3つございますので、順次御説明させていただきます。まず、2番のネーミング募集です。今回の実証運行で使用する三鷹台地区の小型EV車両1台と、大沢地区で使用するAIデマンド車両2台の計3台のネーミング、愛称を募集いたします。ネーミング募集では、この間の実証運行に係る専門部会等で、地域や事業者の方から、地域での運行に愛着を持ってもらえるようにと御提案があったものです。
 募集については、(2)にありますように、本日8月5日から8月25日までの3週間です。
 応募方法は、(3)にありますように、応募フォームやはがき、ファクスのほか、井の頭、大沢コミュニティ・センターに設置する応募用紙に記載の上、応募箱に投函する方法を取ります。
 周知方法は、(4)にありますように、本日から配布を開始します「広報みたか」8月1週号のほか、井の頭住民協議会が発行している「吾木香」、それと大沢住民協議会が発行している「コミュニティおおさわ」のほか、ホームページや公式ツイッターにて周知を図ってまいります。
 募集後の流れですけれども、選考方法は(5)のとおり、住民協議会で最終候補作品を選定してもらいまして、最終的に市が決定いたします。その結果については、(6)のとおり、9月に開催予定の交通安全フェスタや「広報みたか」で発表していきたいと考えております。
 次に、3番の広報活動です。実証運行を広く地域の方に知っていただき、理解を深め利用促進につなげるため、井の頭と大沢の両住民協議会と協働しまして、記載のとおり地域と連携した広報活動に取り組んでまいります。
 裏面へおめくりください。4番の動画の作成です。広報活動の一環で、実証運行に具体的なイメージを持ってもらうため、住民協議会と連携し各種動画の作成を行う予定です。動画の企画案としましては、大きく、PR動画や説明動画、利用動画などに分類をいたしまして、動画作成に当たっては地域の方にも出演していただくなど、実際に利用する地域の方の視点から、親しみやすい動画の作成を行っていきたいと考えております。
 最後に、5番目の今後のスケジュールですけれども、10月24日の実証運行の開始に向けまして、PR活動に取り組んでいきたいと考えております。
 説明は以上となります。


◯委員長(大城美幸さん)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。


◯委員(山田さとみさん)  御説明ありがとうございました。1点だけ確認させていただきます。三鷹台駅前周辺地区に係る都市計画変更原案の説明会の意見及び質問並びに市の回答の3番目のところなんですけれども、ちょっと確認なんですが、近隣商業地域から第一種低層住居専用地域に変更になる区域があるが、なぜかというところなんですけれども、この変更によって不都合が出てしまう事業者など、あれば教えてください。これを受けて、この該当地域の住民ですとか、事業者への影響について教えてください。


◯都市整備部調整担当部長(高橋靖和君)  今、3番のところの第一種低層地域が変更されることについての影響ですが、そこの敷地に関係している地権者さんは京王電鉄さんになります。実際に線路の中の敷地でありますので、実際にはもう地権者さんである京王電鉄さんにもお話をさせていただいて、実際にそういう不利益等はないような形での確認を取っているところなので、ほかの影響等はないというふうに考えています。


◯委員長(大城美幸さん)  そのほか質疑ございますか。


◯委員(粕谷 稔君)  すみません、ざっくりなんですが、最初の用途地域の件ですが、先ほど高橋部長から御説明いただきました、この2ページのウ、地形地物に変更はないが、現指定の用途地域の境界の位置や根拠が不明確となっている場合というふうに御説明があったんですが、これは具体的にどれぐらいの箇所というのがあるのかというのが分かれば、ちょっと教えていただきたい。


◯都市整備部調整担当部長(高橋靖和君)  今、精査している段階なので、数字的にはまだちょっとはっきりしていないんですが、ただ、今のところ、線形がちょっと不明確だというところで確認取れたのは、まず1件はあります。ただ、今後精査していく中で、さらに増えるかどうかというのはありますので、またそれは次回に変更箇所と報告させていただく予定でありますので、その中でまた具体的な話をお示しさせていただければと思っております。
 以上でございます。


◯委員(粕谷 稔君)  ありがとうございます。多分、市内にまたこういうところが出てくるのかなという気がいたしますので、また、ちょっと詳しくやっていただきたいと思います。
 あと、その下に(2)、(3)については、対象外ということだったんですが、(3)のところ、工場等が撤退後、住宅等に転換した場合というのがあるんですが、ちょっと性格的な、法的な位置づけというのが定かではないんですけれども、市内にやっぱり、住宅街にいまだ工業というか、御家族で営んでいるようなところとかがあると思うんですが、やはり産業とか、そうした方々の高齢化で、これからそういうところが代替地を探したりとか、また廃業になったりとかいう形で──後追いで認めていらっしゃるところというのもあるかと思うんですが、今後そうした部分の──個人でやっている部分なので、市がどこまで関与していくかということはあると思うんですが、市内産業とかを守っていくという視点で、この部分についてはどのように掌握していく方法等があるのかというのを、もし何か今考えていることがあれば、お答えいただければと。


◯都市整備部長・新都市再生ビジョン担当部長(小泉 徹君)  委員おっしゃるように、昔から工場としてあったようなところ、また、それも結構一定程度まとまって工場があるような地域もありますので、そういったところだと建て替え等で工場が建てられないようなところにつきましては、特別用途地域の指定をさせていただいておりますので、そういったところでは工場についての建て替えができるような形での、一定の土地利用の状況を見ながら、そういった対策はこれまでも取ってきたところでございます。
 一方で、集約化みたいなところ、移転建て替えだとか、いろいろな御事情によってというところにつきましては、今回の土地利用総合計画の見直しの中でも、新たに住・商・工調和形成ゾーンというゾーンの指定をさせていただいております。今後、そういったところでのまちづくりなども行いながら──これ、単純に用途だけでこれがかなうというわけではございませんので、やはりそういった産業の支援とか、振興のそういった生活環境部の生活経済課との連携の中で、そういった方々が操業を継続できるような取組を庁内連携しながら進めてまいりたいというふうに考えています。


◯委員(粕谷 稔君)  ありがとうございます。市内、たまに話題になるのが、住宅街に例えば砂利とか、いわゆる建設関係の資材置場兼搬入・搬出みたいなことでの苦情とかということが──事業者さんとしては昔からやっていて、周りが宅地化されて、後追いの住民からそういった苦情が出たりとか、また、住民の方からすれば騒音だとか、粉じんだとかというような苦情をたまにいただくような機会があるとは思うんです。そうした部分でも、例えば、環境政策課のほうから指導していただいたりとか、御助言いただいたりとか、お声かけとかをしていただいているかと思うんですが、非常に三鷹市の中では、こうした──メインが住宅地ですので、まちづくりというくくりの中でも、今後そうしたこととかも問題になっていくのかなという気がいたしますので、何か、そうした事業者さんへのお声かけとか、集約化という部分も含めてなんですが、きめ細かくやっていかないと──片や、商業・工業の振興とか、保護という視点と、適切な宅地の環境の保全という部分というのは、なかなか相入れない部分があるかと思いますので、そうした方々とも情報共有ができるような連携が、今回の取組の中で生きていけばいいのかなという気がするので、その点をちょっとまたぜひ進めていっていただきたいなというふうに思います。これは、特に答弁要りませんので、よろしくお願いいたします。
 あと、実証運行、本当に御苦労されているようでございますし、ありがとうございます。今回、地域の「コミュニティおおさわ」も拝見をさせていただきまして、ちょうど時期的に夏休みの期間なんですけど、子どもなんかも参加できたらよかったのかなという気がするんですが、そうした部分の何かお考えというのは今回なかったのか、お伺いしたいと思います。


◯都市整備部交通ネットワーク推進担当部長(齊藤大輔君)  今、委員御指摘のように、子どもたちへの周知というところも、住協さんとお話しする中ではもちろんありまして、ただ、学校のほうに周知するということで、全市的な取組、全校にというような形ではないので、今回はちょっとそこは控えさせていただきました。
 ただ、地域全体で盛り上げていきたいですよねというような話はさせていただいたので、今回、井の頭住協と大沢住協の広報紙についても一面に大きく載せていただくような形で、地域の方も本当に積極的に取組を進めていただいたなというふうには実感しています。


◯委員(粕谷 稔君)  本当に地域の方々もすごく楽しみにされているでしょうし、今後の交通不便地域の解消にはすごく大切な事業ですので。例えば名前が決定していく中で、地味に走るのではなくて、ちょっと何かその名前に適合したようなラッピングとか、そんなような方向性というのはどうなんですかね。実証実験をやっている、取組をしているというのが目に見えるような、可視化というのが必要かなあという気はするんですけど、その辺のお考えというのは何か今現状あるんでしょうか。


◯都市整備部交通ネットワーク推進担当部長(齊藤大輔君)  車両のラッピングについては、EVバスのほうも、デマンド車両のほうも、ネーミングが決まれば、そのネーミングをラッピング、もしくは、マグネットのシートのようなもので、その車両のネーミングが分かるような形でお示ししていきたいなというふうには考えています。
 あと、そのほかにも、例えば夏休みとかに、各小学生に交通標語を出してもらうような取組も、別の取組でございますので──そういった住宅街の中を運行するような形になりますので、交通安全も気をつけていきましょうというような形でPRが何かしらできないかなということは、今検討しているところでございます。


◯委員(粕谷 稔君)  非常に注目される事業だというふうに思いますので、例えば車の後ろのガラスに文字というかあるじゃないですか、レタリングみたいな──広告になるのかな、そういうような手法をちょっと用いて、実証で運行しているというのが後ろの車両とか、前の車両とかからも分かるような工夫というのがすごくいいのかなという気がしますので、その辺もまた何かぜひ御検討いただければというふうに思います。
 何としても齊藤部長の下、大成功するように、事業の成功をお祈りしたいなというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
 すみません、あと一点、このネーミングについては、何か地域由来というか、大沢の特性とか、三鷹台の特性的な部分を御期待されている感じなのか、三鷹市を象徴するようなものか、どういうものが来るかということも見えないですけど、その辺のお考えというのは現状、どのように分析されているでしょうか。


◯都市整備部交通ネットワーク推進担当部長(齊藤大輔君)  今回、ネーミング募集ですので、応募されてきた中に地域由来のものですとか、そういったものが出てくるといいなとは思いますし、選考に当たっては、住民協議会の皆さんに最終作品まで選んでいただいて、最終的には市が決定するというような流れでいきたいと思っておりますので、やはり地域の方が選考する中で、地域の由来ですとか、イメージするようなものが選考されていけばいいなというふうには考えています。


◯委員(粕谷 稔君)  ありがとうございます。最後、市が決定ということでありますので、えいやで終わらないように──これは市長になるのかどうか分からないですけど、よろしくお願いしたいなというふうに思います。本当に御苦労されることは多いかと思いますけれども、これが今後の三鷹市の中の市民の足、移動手段の大きな核となっていくというふうに思いますので、御苦労、大変かと思いますけど、よろしくお願いしたいと思います。
 ありがとうございます。


◯委員長(大城美幸さん)  そのほか質疑ございますか。


◯委員(小幡和仁君)  それでは、2点ほどお聞きしたいと思います。まず最初の1点目は、用途地域等の一括変更の考え方につきまして。この最初の背景及び変更理由につきまして、ちょっとお伺いしたいと思うんですが、この道路の拡幅等による地形地物の変化が発生して、現況と不整合が見られたと書かれております。このため、東京都が区域区分の一括変更を実施することになったということなんですけれども、ここら辺、不整合が見られて、市街化区域と市街化調整区域を一括変更するという、この関係性について、ちょっともう少し詳しく教えていただければなと思います。
 具体的に、東京都としてはどんな大きな変更をしてきているのか。三鷹は、それに対して、この区域区分については、全域市街化区域のため変更はないということで書かれていますけれども、そういった判断の考え方、それは全地域そうなんだから、そうなんだということなのかもしれませんけども、一応考え方につきまして、お示しいただきたいと思います。


◯都市整備部調整担当部長(高橋靖和君)  一括変更につきまして、基本的に東京都が一括変更だけでなくても──今、都市計画決定は市のほうなんですけども、以前は東京都が決定していたというところもありまして、当時からそういうふうなものを踏まえて、区域等を変更する際に、東京都が一括して、区部、市部併せて変更すると。その変更する際に、必ず東京都と市が協議するという形を取っていますので、ある程度時間を要するところもあります。
 今回、そういう意味では一括変更する際というのは、あくまでも、例えば地区計画だったり、また、地域の方の意見を聞くという、そういうふうなものはなく、あくまで線形──道路の端から20メートルというところが、道路を少し拡幅したことによって、20メートルの位置が変わるということもあります。そういうところの不整合がないような形で、あくまでも簡易的なというところを前提として、東京都が集約して一括変更しましょうというところが、まず、あります。
 その中で、今回の1ページ、2の(1)から(3)の東京都の考え方ということで載せてありまして、三鷹市では全部それが当てはまるものではなくて、御説明したように、あくまでも(2)、(3)につきましては、東京都のほうで考え方として一括というふうには考えているんですけども、三鷹市としては、例えば都市計画道路につきましては、地区計画をかけてもうちょっと丁寧に変更していかなくてはいけないとか、あとは、工業地域から、いわゆる住宅しかなくなったところを第一種低層ということで、考え方を一括しても東京都はいいというふうには言っていますけども、そういうところは三鷹市はないんですけども。いわゆるあくまでも線形がちょっと変更するとか、ほかの地権者さん、関係している方に影響がない範囲内でやっていくというところが前提にありますので、ほかの市区につきましても、同様に東京都の考え方はあるので、その中で今回の時期に合わせて変更できるものは一括して、ある程度都市計画について変更できるものは不整合のないような形にしていくという形なります。
 それで、今回、GISデータ──東京都のほうでは、いわゆる地理情報システムを使って、より具体的に区域の区分を、精度を上げるというところがありますので、そういうところも踏まえて、東京都のできる広域的な範囲内で東京都は動くという形になります。
 三鷹市におきましては、市街化区域ですので、実際には調整区域はない。あくまでも市街化区域全域がというところになりますので、ほかのところでは市街化区域だったり、調整区域だったりというところもあるので、そういうところのちゃんと区分をしていくというのは東京都の役目ということで、今回、地理情報システムを使ってちゃんとした精度を上げていくという話で、一括変更の中でやっていくということで行っています。


◯都市整備部長・新都市再生ビジョン担当部長(小泉 徹君)  ちょっと今の部長の答弁に補足させていただきますけども、まず市街化区域と市街化調整区域があります。市街化調整区域になりますと、一定程度、建築行為などができないという形になります。これについては、東京都が東京都全域の中でどこを市街化区域にする、しないということを、今回見直しを行います。こういった市街化された区域につきましては、従来も市街化区域であったようにそこは継続されるわけですけども、一定程度、多分西のほうなんかでは見直しがあるのかもしれません。
 ただ、その中で市街化区域、市街化調整区域を新たに今回見直すことによりまして、市街化区域の面積は何ヘクタール、市街化調整区域については東京都の中で何ヘクタールといったことを、都市計画の中に定めていくと。そういったときに、その面積を出すのに、今回新たにGISというようなシステムを使って面積を算定します。そうした場合には、三鷹市も市街化区域の中の一定程度の区域の中に入っていますので、三鷹につきましては、もう一度、面積がそれによって再度測定をされるという形になります。
 そうなりますと、若干、現在やれている面積との差というのが出てくることが想定されます。そうした場合に、地形地物でずれている部分が──いずれにしても面積は変更になります。一方で、ずれている部分について、そのままということではなくて、この際、そういったところがしっかり面積的にも合うように、整合を図るような形にしていったほうがいいだろうということで、今回、東京都も各市町村のほうに、用途地域についてそういった不整合が生じているところについては、この際、合わせるような形で、面積的にもしっかりと現状と合うような形で見直しをするということでの考え方が出されまして、三鷹市としましても、面積を改めて再測定するわけですので、しっかりその辺、現況と合うような形でやっていきたいということで、今回、三鷹市といたしましても一括変更を行うといったことで、地形地物を中心に見直しを行うといったことをしているということでございます。


◯委員(小幡和仁君)  詳しい説明、ありがとうございました。この点につきましては、おおむね分かりました。
 2つ目の質問ですけど、このネーミング募集といっているんですけど、この大沢の2台については、それぞれにネーミングを、2台の車両につけるのか、1つのデマンド交通ということの全体的な愛称をつけるということなのか、そこら辺はどういうような経緯で、どのようにそういう結論になったか、ちょっと教えていただきたいと思います。


◯都市整備部交通ネットワーク推進担当部長(齊藤大輔君)  まず、結論から申し上げますと、大沢については2台それぞれのネーミングを募集していきたいというふうに考えています。応募の仕方についても、大沢については、紙のほうの応募用紙は2台分書けるような用紙にしていく予定になっておりますし、応募フォームについても、その分書けるような形にはしておりますので、基本的には2台分を設定していきたいというふうに考えています。
 また、その経緯なんですけれども、これ、地域公共交通活性化協議会等の中で御意見でいただいた中で、やはり2台ありますので、例えばですけれども、大ちゃん号、沢ちゃん号みたいな形で2台分、ネーミングがあったほうがいいんじゃないかという、これは私の意見ではなくて、そういう意見があったというような形になっております。


◯委員長(大城美幸さん)  そのほか質疑ございますか。


◯委員(伊藤俊明君)  すみません、何点か質問させてください。やっぱり、用途地域の一括変更の考え方ということで、これ、まちづくりにとっても大変重要な点だと思うので。基本的には三鷹市が変更できるということなんですが、久しぶりにこれだけ大がかりな一括変更によって、どの程度影響というんですか、どういうふうに、例えば住居地域が増えていくのか、商業地域がとか、中高層地域がどのぐらい増えるとかというようなことは、大まかには分かっているんですか。


◯都市整備部調整担当部長(高橋靖和君)  今回の一括変更につきましては、大きく用途地域を変えるとか、変更というところは伴わない中での微妙な、微々たるというか、ちょっとした動き。だから、基本的には、例えば資料1の2ページのイにあるように、道路がなくなって、新しく道路にという、そんな大きなことはなく──イメージがちょっと大き過ぎていますけど、本当に微々たるところで、大きく面積、用途が変わるというところはない状況です。


◯委員(伊藤俊明君)  それで、この変更に関してなんですけど、例えばうちのほうの北野の地域とか、3・4・12号線だとか、新しく都市計画道路を造っていたりというか、外環の工事に伴って3・4・11号線だ、3・4・3号線とかあるんですけど。それで、これはどの程度こうなったら──皆さん、地域の方からもよく相談を受けるんですけど、なかなか生活再建とか、設計が立たないということなんですけども、ある程度、とっくに七、八年前に土地の買収は終わっているんですよね。それなんだけど、一部、工事が始まっていたり、除草シートが敷いたままだとか、いろいろあるんですけど、そこを完全に開通しなければ──この都市計画審議会とかかけて用途地域の変更とか、今の既存の道路、まさにそこから──今度は道路幅が広がって、そこから20メートルまではとかっていうことで、ある意味で期待していたりとかというか、事業を考えている方が、いつになったら、どうなるんだということを質問を受けるんですけど、どのように考えたらよろしいですか。


◯都市整備部調整担当部長(高橋靖和君)  都市計画道路、新しく道路を造るときに合わせての用途変更ということなんですけども、それにつきましては、地域の方との、どういう用途をどういうふうにやっていくかというところを、ちゃんと話合いをしながら決めていく必要があります。また、用途変更に伴いまして、地区計画、そういうところ、そこの特性に合った変更、地区計画をかけてやっていくというところもありますので。タイミングとしてはやっぱり全線開通というところはもちろんあるんですけども、例えばその間に建て替えをされたりとか、地権者さんの方でいろいろ動きがあるので、そこのところはいろいろと話を聞きながら、どういう状況かって確認しながらやっていくんですが、基本的にある程度道路が開通した中で、そういうふうなところの用途変更をしていくというのが、まず基本になるのかなと思います。
 ただ、その途中で再建される、建てられる方とか、そういう方もいらっしゃる中で、ちょっとそこはいろいろ相談に乗りながら、タイミングを見て、今後、用途変更をどうするのかというところも踏まえて、少し中でも検討しながら、時期については、またちょっと調整していく必要があるかなと思いますが、基本的には、ある程度開通して、道路ができてというところと、あと、地権者さんがある程度住まわれる方たちと話合いをできるようなとか、そういうまちづくりの協議会的なものをつくって、地区計画ができるようなある程度の段階にして、ちょっとそういうふうな用途変更をしていきたいというふうには考えております。
 以上です。


◯委員(伊藤俊明君)  御答弁の内容はよく分かるんですけど、早くにというか、いろいろな意味で事業協力した方が、なかなか思うように進んでいないということによって非常に長い間待たされているというような現状があるので、何とかそういうところも。じゃあ、ある程度は家の建て替えとか──また事業計画になっちゃうと難しいのかもしれないけど、何とか話し合って、あまり支障が出ない程度に進めてもらえるような形を取ってもらう。例えば、今現在の8メートル道路で、そこから20メートルまでは中高層だとか建つというような地域が、今度はまた16メートルになれば、そこから20メートルという考え方で、基本的にはよろしいんですかね。用途地域もそのようになるという。


◯都市整備部調整担当部長(高橋靖和君)  委員さんおっしゃられるとおり、あくまで道路の線から20メートル、30メートル、そこはある程度、三鷹市内の幹線道路はそういう形でやっていますので、基本的にはそういう形、いわゆる道路線から20メートル、30メートルである程度のアップゾーンというか、そういうゾーンの用途地域になってくるかと思います。で、その範囲以降は、良好な住環境とかというところが基本的な考え方となると思います。


◯委員(伊藤俊明君)  とにかく速やかな事業の推進というか、整備を促進してもらいたいなという思いです。あとは、こちらのほうのあれですかね。
 それで、3ページのほうの用途地域等の一括変更に向けた今後の検討課題というので、(1)、(2)、ありますけど、基本的にはこのような方針で進めていくという考え方でよろしいんですよね。適用除外を検討するとか、建て替え時に容積特例許可を受けるものとか、(1)、(2)、そういう認識でよろしいのか。


◯都市整備部調整担当部長(高橋靖和君)  今、委員さんがおっしゃるとおり、今回の3番の(1)、(2)につきましては、今度の一括変更に合わせてこれについて検討していくということで載せていますので、それを何とかできるような形で進めていきたいというふうに考えております。


◯委員(伊藤俊明君)  それでは、そのように進めてください。よろしくお願いします。


◯委員長(大城美幸さん)  そのほかございますか。


◯委員(嶋崎英治君)  確認の意味も含めて、ちょっとお尋ねをしたいと思うんです。「コミュニティおおさわ」の広報紙、それから「吾木香」の広報紙が手元にあるんですが、愛称募集に当たってQRコードが印刷されているわけです。これは、1人何回とかという制限が書いてないんですよ、何件とかね。だから、1人で、日にちもずれて何回か応募するということが可能だと思うんですけども、それはどうなんでしょうか。


◯都市整備部交通ネットワーク推進担当部長(齊藤大輔君)  委員おっしゃるとおり、1人何回でも応募が可能になります。応募のこのフォームの中に住所ですとか、名前ですとか、そういった形で記入していただいて、ネーミング案を出していただくというような形でございますので、1人1点、これぞと思うものを出していただく人もいるかもしれませんし、いろいろ複数の案が浮かんだので、それを提案していきたいなという方もいらっしゃるかもしれませんので、そこは提案の方の自由度といいますか、そういった形で応募していただいて、最終的にその中で先ほどほかの委員さんからもありましたように、地域に即したようなとかというところで、住民協議会の中で選考していただければなというふうには考えております。


◯委員(嶋崎英治君)  ありがとうございます。それから、もう一点ですが、大沢地区の2台については、車両の色は全く同じ色でしょうか。その辺ちょっと、これまでも確認を何もしてこなかったので。


◯都市整備部交通ネットワーク推進担当部長(齊藤大輔君)  現状では、2台は同じ色にする予定になっています。ただ、先ほどのようにネーミングのラッピングですとか、実証運行中ですよというような形を貼ると、車体の色としては同じ色なんですけれども、そういった装飾がそれぞれありますので、そういった形で本当に単色でワンボックスの車両がただ動いているというような形ではなくて、地域の方にも分かりやすいような形で運行していきたいなというふうには考えております。


◯委員(嶋崎英治君)  逆に言えば、1号車と2号車の色を変えることも可能だということですか。やれということじゃないですよ。可能かどうかということ。


◯都市整備部交通ネットワーク推進担当部長(齊藤大輔君)  車両の色を変えるのは可能なんですけれども、やはり地域の中でこういった車両が走りますよということをお知らせするに当たっては、同じ色がまずはベースになるのかなというふうには考えてはおります。


◯委員長(大城美幸さん)  そのほか、質疑ございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 では、以上で都市整備部報告を終了いたします。御苦労さまです。
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◯委員長(大城美幸さん)  休憩いたします。
                  午前10時25分 休憩


                  午前10時26分 再開
◯委員長(大城美幸さん)  委員会を再開いたします。
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◯委員長(大城美幸さん)  管外視察について、本件を議題といたします。
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◯委員長(大城美幸さん)  休憩します。
                  午前10時26分 休憩


                  午前10時31分 再開
◯委員長(大城美幸さん)  委員会を再開いたします。
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◯委員長(大城美幸さん)  管外視察については、お手元に配付をした日程(案)のとおり進めてまいりたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 なお、ダイヤの改正などに伴い、時間につきましては若干前後することがありますが、あらかじめ御了承願います。
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◯委員長(大城美幸さん)  次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、次回定例会の会期中とし、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくことにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 その他、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。御苦労さまでした。
                  午前10時33分 散会