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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(令和4年まちづくり環境委員会) > 2022/03/09 令和4年まちづくり環境委員会本文
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2022/03/09 令和4年まちづくり環境委員会本文

                  午前9時28分 開議
◯委員長(大城美幸さん)  おはようございます。ただいまから、まちづくり環境委員会を開きます。
 初めに休憩を取って、審査日程及び本日の流れを確認いたしたいと思います。
 休憩します。
                  午前9時28分 休憩


                  午前9時30分 再開
◯委員長(大城美幸さん)  委員会を再開いたします。
 審査日程及び本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、所管事務の調査について、3、次回委員会の日程について、4、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 市側が入室するまで休憩いたします。
                  午前9時31分 休憩


                  午前9時33分 再開
◯委員長(大城美幸さん)  委員会を再開いたします。
 生活環境部報告、本件を議題といたします。
 本件に対する市側の説明を求めます。


◯生活環境部長(川鍋章人君)  生活環境部の行政報告5件、よろしくお願いいたします。冒頭の2件につきましては、定例の2件でございまして、毎年御報告している内容、残りの3件につきましては、トピックとして御報告をさせていただきます。
 それでは、順次、担当より御報告いたします。よろしくお願いします。


◯環境政策課長(茂木勝俊君)  よろしくお願いいたします。私からは、まず行政報告3点の説明をさせていただきます。
 1つ目、資料1、令和3年度環境活動表彰について、こちらを御覧ください。環境活動表彰は、平成18年度から表彰が始まり、市民の皆様が三鷹の環境をよりよくしようと取り組んでいる活動を三鷹市環境基金活用委員会にて審査を行い、表彰してきました。今年度は、環境活動表彰1件、環境活動功労表彰1件、環境活動奨励表彰2件を2月18日に表彰しまして、賞状と記念品をお渡ししましたので、ここで御紹介をさせていただきます。
 まず、環境活動表彰についてです。この表彰は、波及効果などを総合的に評価いたします。今年度は、みたか紫草復活プロジェクトの活動が表彰されました。江戸紫の復活を目指し、紫草が自生する環境づくりを10年以上継続し、染色という珍しい分野に挑戦している点が評価されました。
 また、地域や子どもたちに伝統文化の継承といった、歴史的かつ文化的な活動をしている点、こちらも含めて表彰となっております。
 次に、環境活動功労表彰です。この表彰は、活動の継続性を中心に評価します。大沢四丁目住宅自治会の活動が表彰されました。現会長の後継者が活動を継続できるのか、後継者の育成について今後の展望性、そういったものにちょっと欠けるという点はあったんですけれども、35年間以上の清掃活動の継続が評価されました。また、清掃活動のみならず、移動スーパーの誘致等により団地内外の住民同士が交流したり、現会長が自ら団地住民用のコミュニティ紙を作成して景観の維持に努めている、そういったことも含めての表彰となっております。
 次に、2ページ目の環境活動奨励表彰です。この表彰は令和元年度から創設され、活動期間にかかわらず、今後の展望性を中心に評価いたします。今年度は2件の活動が表彰されました。
 まず1件目、こちら、野のです。活動期間は短いんですけれども、量り売り、こちらはプラスチック削減につながる環境活動であること、それが評価されました。また、若い世代はSNSを利用して情報収集とか、そういったものができるんですけれども、幅広い世代に対して量り売りを認知する意義、そういったものがあると考えまして、そういった期待も込めましての表彰となっております。
 2件目、こちらはプラモンやっつけ隊です。こちらは、小学生がプラスチックごみ問題に関心を抱き、自分たちで環境活動を考え、その活動を実現し、大人たちへの影響や意識変化につながる波及効果がある点、こちらが評価されました。また、他の模範となる先導的な環境活動であり、事業の先進性や今後の展望性、そういったところも期待できる、そういったことから表彰となっております。
 次に、3ページ目、資料2のほうに移らせていただきます。令和3年における三鷹市内の空間放射線量の測定についてです。まず、表1の令和3年1月から12月までの公共施設等の62か所の測定結果を御覧ください。こちら表1、最大値、最小値、平均値ということで、それぞれが地上5センチ、地上1メートルの地点で測っております。最大値は0.11毎時マイクロシーベルトと、0.10毎時マイクロシーベルト、最小値は、5センチ、1メートルとも、0.02毎時マイクロシーベルト。平均値は、地上5センチが0.06毎時マイクロシーベルト、地上1メートルが0.05毎時マイクロシーベルトです。
 なお、こちら、集計前の個別のデータにつきましては、ちょっとめくっていただきまして、5ページから始まる別紙1、こちらに全て掲載をしておりますので、後ほど御覧いただけたらと思っております。
 また、ちょっと戻っていただきまして、今回は62か所の測定を行いましたが、これは、その1ページ前の4ページの、令和3年4月1日以降の空間放射線量の測定についてに基づいて測定した結果です。このことは、昨年3月のまちづくり環境委員会でも御報告させていただきましたけれども、空間放射線量の測定につきましては、開始から約10年が経過し、現在は低い値で安定している。そういったことから、令和3年4月1日以降の空間放射線量の測定については、定点測定地点のみ行うこととし、その他公共施設等における測定は、不安要素が生じない限り休止という形にしております。このため、公共施設等における測定は年度単位で実施していることから、令和2年4月から令和3年3月までに実施した施設等のうち、本報告では、令和3年1月から3月まで、こちらに測定した62か所の結果を報告しております。
 そうしたら、また戻りまして、3ページ、表2の定点観測地点の測定結果を御覧ください。こちらは、表1の測定データに含まれますけれども、毎月定点として測定している6か所、こちら下の米印の記載の場所で、4ページのほうに地図も掲載してある場所ですが、こちらの二小、五小、南浦小、羽沢小、東台小、堀合児童公園、こちらでの測定結果をまとめたものです。
 こちらも表2のほう、最大値、最小値、平均値という形で、最大値が0.09毎時マイクロシーベルト、0.08毎時マイクロシーベルト、最小値は同じく両方とも0.03毎時マイクロシーベルト、平均値は0.06毎時マイクロシーベルトと0.05毎時マイクロシーベルトという測定結果となりました。
 これまでの測定結果の推移につきましては、またちょっと行ったり来たりで申し訳ないですが、13ページの参考に定点観測における測定結果の推移に掲載しています、こちらを御覧ください。こちらの表とか、図にもあるとおり、基本的には低い値で安定をしております。
 またすみません、行ったり来たりであれなんですけど、3ページにお戻りいただきまして、2番の公表のところです。こちらのところに「広報みたか」、市ホームページやツイッター、安全安心メール、市民センター等での掲示で公表を行っております。そのほかにも、地図情報で、わがまちマップ「三鷹市空間放射線量測定マップ」という形で掲載をして、広く広報のほうをしております。
 すみません、ちょっと1個抜けまして、申し訳ありません。その前に、基本的には測定につきましては、表2のちょっと下にあるんですけども、0.24毎時マイクロシーベルト以下が1つの目安とされておりますけれども、三鷹市におきましては、0.20毎時マイクロシーベルト以上の場所は念のため洗浄等を行うこととしておりますので、上記の結果につきましては、この数値の範囲内であり、なおかつ、低い値で安定しているという形になっております。
 資料2につきましては、以上となります。
 それで、ちょっとページが飛びまして、15ページを御覧ください。こちらは井口特設グラウンド土壌対策についてです。こちらは、防災都市づくりを視野に入れた土地の利活用を検討するため、土壌調査を実施してきました。その結果、当該調査にて基準不適合土壌があることが判明しましたので、掘削除去を実施して、グラウンドの利用ができるよう、健全土等で埋め戻し復旧を行いました。
 1番の土壌調査、こちらは土地の利用状況を調査する地歴調査、その後、その地歴調査を受け、土地の表層を調査する土壌概況調査、最後に表層で汚染やその疑いがあったときに、深さ方向や地下水への影響を調査する土壌詳細調査、こちらを実施してきました。その結果、こちらの表及び図にあるとおり、地下水に影響が及ぶことはありませんでしたけれども、良質土の下の旧工場地盤面には、鉛の基準不適合土壌が3か所確認されました。
 そして、この3か所の基準不適合土壌は、土壌対策として掘削除去をすることといたしました。その対策が2番になります。土壌対策につきましては、法や条例に基づきまして、こちらのイメージ図のとおり掘削除去を実施してきました。それで、除去した土壌の量につきましては約400トンぐらい。それを、その後、健全土等で埋め戻し、復旧を行っております。現在はグラウンド利用ができる状態にまで戻っている形になっております。なお、その除去した土壌につきましては、管理票に基づき、土壌汚染対策法に基づきまして、適正に処分をしております。
 土壌対策のスケジュールにつきましては、こちらの下の最後の表にあるとおり、1月23日の日曜日に井口コミュニティ・センターで土壌調査結果及び対策に関する説明会といたしまして、近隣にお住まいの方向けと、グラウンド利用団体向けに2回開催しております。当日の御参加いただいた人数につきましては、御近隣にお住まいの方向けが8人、グラウンド利用団体向けが10団体、10人でした。
 また、当日御参加いただけなかった方にも、希望する方にも資料を郵送いたしました。郵送した人数は、御近隣にお住まいの方が7人、グラウンド利用団体が8団体という形になっております。
 それで、実際の対策ですけれども、こちらにもあるとおり2月7日から28日まで、基準不適合土壌の掘削除去と健全土等による埋め戻し復旧を行いました。この時点で、グラウンドは既に全面利用ができるような、そういった状態には戻っているんですけれども、東京都による措置完了届出書の確認が終わらないと全面開放できませんので、現時点では土壌対策工事が始まる前と同じ状態、つまり土壌対策を行った場所などを囲って立入りできないようにした上で、現在は使用を再開しております。この状態でのグランド利用は、現時点では3月31日までを予定しております。
 そして、措置完了届書の確認が終わりましたら、その翌日以降、こちらで言えば、4月1日にはグラウンドを全面開放することとしております。なお、現在の措置完了届出書というのは今週の金曜日、3月11日に東京都のほうに提出しまして、必要な説明をしてくるというふうに予定をしております。できるだけ──先ほど3月31日とは言っておりますけれども、少しでも早く全面開放ができるようにしていきたいと思っております。
 私からは以上です。


◯生活環境部調整担当部長(垣花 満君)  私からは、資料の17ページ、資料4、新型コロナウイルス感染症三鷹市緊急対応方針、令和3年度取組状況について御説明をいたします。こちら、11月にも同様の御報告をしているところでございます。今回も途中経過ですので、御説明は事業内容等は省略しつつ、新しく加わった事項や実績等を中心に御報告をさせていただきます。
 まず、17ページの(1)のところ、三鷹商工会との協働による経営相談でございます。下の実施期間のところを御覧いただきたいと思いますが、令和3年4月1日から令和4年3月31日まで、相談実績につきましては、合計で414件、月平均にしますと41件でございます。令和2年度の情報も書いてございますが、年間で708件、月平均59件ということで、相談件数的には3分の2、もしくは4分の3程度に落ちてきているといったところかと思います。
 業種割合、相談内容については、以前と変わらず、特に補助金等の御相談、自分がそういう補助金をもらえるかどうか、給付金をもらえるかどうかといった確認のことが多いというふうに聞いているところでございます。
 なお、緊急対応方針第10弾で、既定予算の範囲内で3月に再度、事業者に対して約3,700社にチラシを郵送します。また、あわせて、商工会さんのほうで案内動画を作成し、ホームページやSNS等でも周知を図る、こちらも市と一緒にやっていくという予定でございます。
 (2)番、不況対策緊急資金等の要件緩和による融資のあっせんです。こちらは、年度当初から進めさせていただいている施策でございます。18ページを御覧いただきたいと思います。上の段のところに実績とございます。あっせん件数、こちら93件、令和2年度の4月、5月、6月の爆発的な申請に比べますと大分落ち着いておりまして、令和2年度は315件という形でございました。あっせん申請金額の平均も、令和2年度の756万円から470万円と、落ちてきているところでございます。
 (3)番、飲食店の経営支援です。デリバリー三鷹、こちらは12月で終了させていただいた事業でございます。下のほうの事業実績を御覧いただきたいと思います。配達件数は6,659件、月平均740件程度と、令和2年度は1万2,303件、月平均1,361件ということで、月平均で見てみますと、注文件数等も大分落ちてきているというところでございます。御登録いただいた店舗は延べで、令和2年度から合わせて考えると58店舗ございました。
 その下、イのところでございますが、感染拡大防止啓発グッズの配布でございます。こちらは、市内の飲食店に対し、マスク着用に協力してくださいという啓発メッセージカード、それから啓発のステッカー、マスク、アルコール消毒液、4点の配布を行ったものでございます。
 19ページ、御覧いただきたいと思いますが、全部で3回に分けて配布しています。1回目は市報やホームページ、商工会の会員さん・飲食業連合組合さんとの協力により、把握した市内の飲食店405店舗に対して、通知を郵送した上で配布を実施しました。辞退されたり、営業実態がないとか、休店中というような方もいらっしゃいまして、365店舗に配布をしたと。
 2回目に以降につきましては、市報やホームページ等により希望者を募って、そちらのほうにお届けをしていったという形でございます。3回の配布をもって予定数、500個全ての配布を完了したというところでございます。
 19ページの中程、ウでございます。感染拡大防止啓発マスクの配布。これは市民向けということで、これは三鷹市緊急対応方針第6弾で、三鷹駅前で──ちょうどあのまん防が発動したあたりでしたけれども、キャンペーンをしようというお話がありましたが、緊急事態宣言が発出されたということもあり、中止としておりました。代替措置として、市内の7つの地域包括支援センターさんのほうに配布をして、高齢者のほうにお渡しいただいているということでございます。
 エ、二酸化炭素濃度測定器の貸出しです。こちら、三鷹市感染症対策アドバイザー、水野先生の御指導で、やはりコロナ対策には換気が大事というところで、その換気の重要性をPRしていこうということで始めた事業でございます。三鷹商工会さんと三鷹市飲食業連合組合さんのほうに5台ずつ機械を貸し出し、それぞれの組織が自主的に自主点検済証の発行をするという仕組みにしてございます。
 下のほうの貸出件数、三鷹商工会24件、三鷹市飲食業連合組合38件、自主点検済証の発行数が三鷹商工会さん24件、三鷹市飲食業連合組合さん51件と。これは、自分でも測定器を持っている方も、測定結果を出すことで、そういった点検済証を発行したということになります。
 続きまして、20ページをお開きください。(4)番、新しい生活様式に対応するための環境整備の支援、コロナに負けない環境づくり補助金の実施状況でございます。中ほど、オのところに実績がございます。交付申請件数96件、それから交付決定数85件、審査中が11件となっております。交付決定総額は625万1,901円となっておりまして、まだ数件、ちょっと審議中のものがございますので、そちらのほうを今、急いで事業者さんとの連絡を取り合いながらやっているというところでございます。
 カの申請者の主な業種ですが、医療、福祉、お医者さんとかも今回非常に多く応募いただいているというところです。また、補助対象経費の内容ですが、空気清浄機等、それからパーティション等の備品等です。それから、換気扇工事などの設備工事、それから自分の店がいかにコロナ対策をしているかという、そういったチラシなども認めておりますので、そういったPR費や、例えば抗菌コートをするような、そういった委託料みたいなものが、ここに計上されております。
 (5)番、売上減少に直面している中小企業等特別給付金の給付でございます。こちら、緊急対応方針第9弾で、9月補正で議会の皆様のほうに御承認いただいた事業でございますが、想定よりも多くの事業者様のほうに御利用いただいておりまして、1月に流用をした上で実施をし、こちらのほうは、交付、それから支払い、全て完了しているものでございます。
 21ページのエ、申請期間のところを御覧いただきたいんですが、令和3年11月1日から令和4年1月20日。それから、その下のカの実績です。当初、470件想定でございましたが、給付申請件数596件、給付決定数が586件となってございます。審査中8件となっておりますが、現在はもう全て審査も終わって、不給付決定数は3件で確定しているところでございます。
 申請者の主な業種ですが、サービス業、運輸業、建設業という順番でございます。特に、運輸業につきましては、今回、個人タクシーさんが非常に多く御申請をいただいたということで、そういった業種にも支援ができたというところで、1つ意味もあったかなというふうに思っているところでございます。
 私からは以上です。


◯都市農業課長(塚本 亮君)  私のほうからは、23ページ、資料5、三鷹市牟礼五丁目市民農園(高齢者向け)の閉園について御説明させていただきます。市が運営する市民農園は、これまで年齢制限のない2つの農園と、60歳以上に限定した高齢者向けの5つ農園を、市が土地の所有者から農地をお借りし開設しておりますが、令和3年度の施政方針で、市民農園の一体的な運用に向けた取組としてお示ししたとおり、令和3年度は、令和4年度からの運用に向けて、牟礼一丁目に新たな市民農園を整備するとともに、既存の7つの農園と合わせた8つの全農園につきまして、農園ごとに一般向けと高齢者向けを区分しないで一体的に運用するための準備を進めていたところでございます。
 しかしながら、既存の高齢者向けの牟礼五丁目市民農園につきまして、令和3年11月下旬に、土地所有者の御親族から市に、所有者が10月末にお亡くなりになったことから、市民農園用地を返還してもらいたいとの御連絡がございました。そのため、11月25日に御遺族に実際にお会いしまして、用地返還の意向を確認をいたしました。
 このため、現在の利用者の利用期限である令和4年1月31日をもって閉園することとし、この3月末までに原状復旧を行い、返還することといたしました。この市民農園の利用者には、令和3年12月10日に、園内の掲示板によって閉園についてお知らせをいたしました。
 裏面の24ページを御覧ください。それにつきまして、令和4年度からは農園ごとに一般向け、高齢者向けを区分せず、各農園に一般向け区画、高齢者向け区画を設定し、全農園の一体的な運用の準備を進めているところですが、急遽、牟礼五丁目市民農園が閉園となったことから、約70の高齢者向け区画が減ずることになりました。このため、利用者の混乱をできるだけ招かないようにするため、この牟礼五丁目の近くの牟礼二丁目と北野二丁目の市民農園につきましては、当初の予定を変更し、一般向け区画を設けず、高齢者区画のみといたしました。
 令和4年度からの利用者募集につきましては、この1月に行ったところですが、この閉園による苦情や問合せについては、特に市のほうには寄せられておりません。
 説明は以上です。


◯委員長(大城美幸さん)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑のある方。


◯委員(山田さとみさん)  御説明ありがとうございます。それでは、質疑をしていきます。
 まず、環境の表彰についてなんですけれども、小学生とか、若い層が、本当にお若い方が取り組まれていて、今すごく環境に対する意識が高まってきているので、これからもこういった御活動される方が増えてくると思われるんですけれども、これ、どうやってこういった御活動を見つけられているのか、お伺いします。


◯環境政策課長(茂木勝俊君)  今回の表彰に関しましては、まず、こういった表彰がありますという形で、市のほうで、広く広報させていただいております。基本的には、これ自薦、他薦を問いませんので、自らこういう活動をやっているということで声を上げていただいているケースもありますし、お知り合いの方が推薦していただいたりする形もありますので、できるだけ私どもとしても、こういったものが皆さんの目につくような形にして、我こそはというのでもいいですし、あの方がというのでもいいですし、そういった形で少しずつ広げていくというふうに考えています。


◯委員(山田さとみさん)  ありがとうございます。市がこういうふうに表彰しているのって、とてもいいことだと思いますので、今後ともこういった自薦、他薦問わず、広く表彰していただければと思います。
 次に、三鷹市内の空間放射線量の測定についてなんですけれども、御報告の内容は理解しまして、分かったんですけれども、不安要素がなければ定点観測のみということで分かるんですけれども、じゃあ、不安要素って何なのか、ちょっと具体的な基準について教えてください。


◯環境政策課長(茂木勝俊君)  具体的な基準という明確なものではないんですけれども、例えばこの測定値が、今低い値で安定しておりますけど、高くなってくる傾向が見られるとか、または、外的要因じゃないですけれども、例えば何か今回、福島の原発事故を基に始められたところもありますけれども、そういったような要因で不安要素があるとか、今後、三鷹市内で空間放射線量が増えるとか、そういった見込みというか、要素があるようなときというふうに認識しております。


◯委員(山田さとみさん)  分かりました。承知いたしました。ありがとうございます。
 次に、コロナ対策なんですけれども、新しい生活様式に対応するための環境整備の支援について、三鷹市感染症対策アドバイザーによる新型コロナウイルス感染症対策動画の視聴を条件としたとあるんですが、この条件自体はとてもいいと思うんですが、どのように確認されたのでしょうか。


◯生活環境部調整担当部長(垣花 満君)  申請書の中にチェック欄を設けて、視聴しましたというところをきちっとつけていただくというところで、確認としています。


◯委員(山田さとみさん)  分かりました。ありがとうございます。
 最後に、市民農園の閉園についてなんですけれども、こちら、御遺族の御意向ということで仕方ないと思います。今、コロナ禍でこういった自分たちで──市民農園のニーズって増えているのかなあと思うんですけれども、その傾向と、あとこのちょっと減っちゃったことについて、高齢者の方が困ってしまわないようにしていただきたいんですけれども、一般向けにも、高齢者の方って申し込むことってできるんでしたっけ。


◯都市農業課長(塚本 亮君)  一般向けについては、年齢制限を設けておりませんので、下限関係なく、それは可能となっております。
 傾向といたしましては、今まで高齢者向けについては、最大、時期によっては50区画の空きがあったりしたことがございます。ちょうど今入れ替わりなんですけど、その前のときも、当初からかなりの数、空き区画がございました。ただ、今回の募集については、空き区画が、大沢に設けた高齢者区画が数か所というだけで、ほかは全部埋まっている状態には、今、当初はなっております。
 ただ、今確認中ですので、今後どうなるか分かりませんけども、現状では、それ以外全て埋まっているという状況で、今までよりは充足はして、待機の方が、高齢者も一般向けもいるような形にはなっております。


◯委員(山田さとみさん)  分かりました。こういった待ちの方がもし今後増えてくるようであれば、新しい区画の御検討もしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。


◯都市農業課長(塚本 亮君)  今、農地につきましては、近年の都市農業がいろいろ見直されまして、いろんな都市農業、農地を保存したり、振興していくような法制度が制定になりまして、かつてとは違って、農家の方が生産緑地をすごく借りやすくなっております。昔は、市民農園しか用途がなかなかなかったんですけども、今は農家同士の貸借というようなことがありまして、農家の方が比較的お知り合いの農家の方に農地を使ってもらいたいという傾向もやりやすくなってきておりますので、そういう面の使い方の農地というのは、ございます。
 市民農園につきましては、やはり市のほうで整備をすると、かなりの費用が当初かかってしまいますので、その後、やはり10年以上は市民農園として使えるような状態じゃないと、市としての投資をした分の効果が出ないなということもございまして、そういうようなことを、長年使える農地というのをやはり探すというか。あとまた、市民農園の開設をすると、多くのいろいろな方が利用するので、やっぱり近隣の方からの苦情もいろいろ想定されるということもございまして、我々としても、そういうところを見極めるというのがなかなか難しいような状態でございます。
 ですので、そういうことをクリアできるような適地があれば、今後、検討していきたいなとは思いますけども、いろんな条件を鑑みながら、農地を有効的に活用できるようなことで進めていきたいと思っております。


◯委員(小幡和仁君)  では、二、三質問させてもらいます。今の農地のお話ですけど、近隣の方から苦情があるというお話があったんですけれども、これは具体的にどういった苦情なんでしょうか。


◯都市農業課長(塚本 亮君)  朝早くから活動して、そこでおしゃべりであるとか、あと、基本的に禁止はしているんですけども、農園の中で喫煙をするとか、あと近くに車で来て、近所の方の迷惑になるとか、そういうのがたまにあるということで。一応、利用規定も設けまして、そういうことを事前にやめてくださいというのは周知はしているんですけども、やはりそれを守られない方も中にはいらっしゃるということで、そういうのがたまにあります。
 最初、市民農園として考えられた方が、そういうのをいろいろ御自分で目にして、やはり自分のところをそういうふうにやるのはちょっと厳しいなというような方もいらっしゃいます。


◯委員(小幡和仁君)  大変難しい時代になりましたね。昔は道路を遊戯道路といって、道路で子どもたちが遊ぶというのが当たり前の時代があったと思うんですけれども、今ではそんなことも難しくなったんだろうなと思いますが、御苦労を察しますけれども。さはさりながら、やっぱり、御希望者が多いということであれば、できるだけ何とか工夫をして増やしていっていただければなと思いますので、引き続きよろしくお願いします。
 それでは、ちょっと戻りますけれども、この放射線の点につきまして、1点、一定レベル以上の場合、念のため洗浄等を行うことにしているという記載がございました。現状、そういったところはないというお話でございましたが、洗浄等というのは具体的にどの範囲まで、どういったことをするのかだけ、ちょっとお聞きしたいなと思います。


◯環境政策課長(茂木勝俊君)  この洗浄等というのは、正直こういった事例はまだないのであれなんですけれども、基本的にはこの0.20毎時マイクロシーベルト以上とならないような形で、土壌のほうをきれいにするというような形で考えておりますので、もしそういうようなことがあれば、当然、洗浄後、きれいになったかというのを確認した上での形になりますので、やりながらというような形にはなるかと思います。


◯委員(小幡和仁君)  何といいますか、今の御答弁ですと、どこを具体的に洗浄するかというのがちょっと分からなかったんですけれども。要はそのポイントが一定のマイクロシーベルト以上になった場合に、その原因がどこにあるかによって、もしかしたら、その洗浄のやり方も違ってくる。もしくは、洗浄しても意味がないと言ってはあれですけれども、もともとの元をたださなくちゃいけないというところも──原因ですよね。そこの究明ということもあると思うんですけれども、そこら辺を含めましてもう一度お願いいたします。


◯環境政策課長(茂木勝俊君)  そうですね、もちろん、測定しているのはある意味、複数箇所で測っていますけども、ピンポイントでありますので、当然そこだけを入れ替えればというものではありませんので、その周囲も当然可能性としてはありますので、そういったところも含めて調査のほうはしていく必要はあると思います。
 そこも含めて、全体をきれいにしていくということが大事だと思います。ただ、現状、これまで10年近く測定しておりまして、今現在、そういった影響がないので、変な話、もしここで何か急に上がるとか、そういうことがあれば、当然そこに1年間とか、測定する期間の間に何かあったらということは想定はできますので、そういった原因究明も、その間に何があったかというのも含めて考えて、適切に対応はしていきたいと思っております。


◯委員(小幡和仁君)  ありがとうございます。これはあくまでも空間放射線量の測定ということなので、土だとか、具体的なものだとか、そういったものの放射線量ということじゃなくて、あくまで空間ということだと思うので、そういった意味でいうと、その1地点において測定値を超えた場合に、もしかすると、単にそこの場所だけ洗浄すればいいというわけではないとも思われますので、そこは具体的にそういった測定値を超えた場合にどういう対応をすべきかということにつきましては、しっかり対応を考えていただくようにお願いいたします。
 最後に、コロナウイルス感染症対策で1点だけお聞きしたいんですが、今回、特定不況対策緊急資金の利用の緩和をいたしましたが、結果的には、あまり増えてないという状況になったかと思うんですけれども、もしお分かりになればなんですけれども、ここら辺の理由等、どういうふうに推察されているのか、教えていただければと思います。


◯生活環境部調整担当部長(垣花 満君)  こちら、一定程度、東京都さんのほうの制度ですとか、あと、日本政策金融公庫さんの制度というのが充実をしてきていたというところもございます。ただ、私どもといたしましては、いわゆる返済が始まるタイミングですとか、いろんな融資のいわゆる変化というものを正確に読み切れない以上、一定の準備をしておく必要があるだろうと。もし、市民の方、事業者の方がすぐにでもちょっと足回りのいい融資を借りたいという状況が起きたときに、なるべく手軽に御利用いただけるようにという思いで設定をしてございます。
 現に、御利用いただいている方にとっては非常によい制度ではないかというふうに、今後の売上見込みを含めての条件で、低下していればお貸しできますという形にしてございますので、早め早めの一手というところであれば、1つ意味もあるのかなと思っているところでございます。
 以上です。


◯委員(小幡和仁君)  何かそこら辺、例えば業種によって、非常に申請が多い業種とかっていうのが──これを見ると、サービス業は33%なんですけど、建設業も23%、これは結構、具体的にそういったことがあったということなんでしょうかね。


◯生活環境部調整担当部長(垣花 満君)  傾向といたしましては、ここに書いてあるとおりです。若干、例えば業種によって、2年度と3年度を比べると、変更もありますが大きな構造としては変わっていないです。何というんでしょう、やっぱり一定程度借りると、もう借りられないだとか、いろいろな、今後の借換えとか──東京都さんもそういった制度をつくるようなうわさもございますので、そういったものをにらんで、皆さんがどういう動きするのか、なかなか読みづらいというところはございます。


◯委員(粕谷 稔君)  すみません、じゃあ、2つだけちょっとお伺いしたいと思います。コロナ対策の21ページになりますが、売上減少に直面している中小企業等特別給付金の給付なんですが、先ほど御説明ありましたとおり、不給付決定件数が2件で──最終的に3件というふうに御報告があったんですが、この給付されなかった傾向性とかって何かあるんでしょうか。


◯生活環境部調整担当部長(垣花 満君)  この不給付の3件につきましては、いずれも規定の10%の減少に至らなかったというところで、事業者さんとも確認をし合って不給付としているものでございます。


◯委員(粕谷 稔君)  分かりました。じゃあ、条件がちょっと合わなかったと、そうですね。分かりました。せっかく予算を通して、多くの方に使っていただいたというのは非常にうれしい報告だなというふうに思いました。ありがとうございます。
 あともう一点だけなんですが、農園の件、今お二人からもありました。今回、高齢者向け、この表を見ると、単純には70区画減という形になっているかと思うんですが、最近、空きもあるというお話もございましたけれども、やはりこれ、地域の利用のしやすさとかってあると思うんですが、今後、やはり高齢者の皆さんの生きがいという部分にもつながる事業かと思うんです。
 先ほどもございました10年程度を農園として利用ができるような農地が必要という御判断もあろうかと思うんですが、例えば、将来の方向性的に、やっぱりどうしても借地という部分でのこういったリスクというのはあると思うんですが、何かしら地域によっては何か──以前も伺ったことはありますけど、宅地から農地に変更することに対する、すごい大変さというのも伺っているところではあると思うんですが、こうした相続的な部分が出たときに、例えば全てとはいかないんですが、その一部でも市として買い取って転用していくというお考えというのは、今現状どうなのかなってちょっとお伺いしたいと思うんですが。


◯都市農業課長(塚本 亮君)  相続が起こったときに、やはり相続税の支払いのために農地を手放すというのは、どうしてもこれは避けられない、現状の法制度の中ではしようがないような部分でございまして、その部分を市としてどうするかなんですけども。やはり、三鷹の農地は、農地といえども、やはり購入するには普通の宅地と同じような形ですので、それを農地として活用するだけの広さとなると、やはりかなり財政的な負担が大きいので、担当部署としましては、そういうのを含めて、農地として市で所有できれば当然いいとは思いますけども、なかなかこれは市全体の施策に関わることですので、希望としては、公園と同じように維持していきたいということでございますけども、ちょっと希望だけで、実際にはなかなか難しいのかなと、正直思っております。
 ただ、これにつきましては、三鷹だけではなくて、多摩地域も含め、区部も含め、東京都全体の問題でありますので、そういった財政的な支援を含めて、さらに充実するように、東京都と国のほうには要望は常々しておりますので、そこら辺の対応も期待したいと思っております。


◯委員(粕谷 稔君)  予想どおりの答弁で、本当にこちらの思いも、もちろん分かっていただいているでしょうし、市の財政、お財布事情もあるかと思うんですが。三鷹らしいところという部分では、この取組って本当に長年の御努力もそうですし、農家の方の御協力という部分でもそうですし──今全然ないですけど、それぞれの地域のお祭りに行くと、農家の方がお野菜を売っていただいたりとかっていう部分の、三鷹って本当にいいよねって思うようなところにつながっている大事な事業かなというふうに思うので、本当に減らないように、共々に努力を重ねてまいりたいなというふうに思います。
 また、さらに市民の皆さんに喜んでいただけるような、本当に工夫もされて、一般向けではなくて、高齢者の区分けもつくっていただいたということで、非常に御努力いただいていることも重々承知ではございますけれども、またしっかり農地を守っていく、また、一人でも多くの方が農に触れる機会が増えるような取組をさらに進めていっていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。


◯委員(伊藤俊明君)  では、何点か質問させてください。まず最初に、環境活動表彰についてなんですが、この表彰の──皆さんはもっと詳しく分かっているかとは思うんですが、この辺、例えばみたか紫草復活プロジェクトでも、これを見て、13年間もなさっていると。私もちょっと聞いたことはあるんですが、これがどこを拠点に、何人ぐらいのグループでやっていて、どういう活動を。それでまた、今育成の場所は増やしていくのは分かったんですけど、それで、例えばその染料を使って何を作ったんだとか、何かそういうもう少し詳しくというか、分かるような取組。
 それとともに、こういう事例を教育委員会というか、子どもたちへの環境教育に非常に──特に最後のプラモンやっつけ隊だとか、まさにプラスチックごみに関して映画やテレビでもやっていますよね、いろいろ環境。それで、こういうのを見て、子どもたちがこういうふうに触発されてというか、こういう取組をしたので。これも、誰とまでは言わないけど、どこの小学校でじゃないけど、ここで何人ぐらいで、こういうことでということで、小学校同士のとか、いろいろ教育委員会やら、校長会でこういう例があったとか、そういう連携だとか、発表の場等はどのようにお考えでしょうか。


◯環境政策課長(茂木勝俊君)  まず、こういった表彰の対象となっている団体の御紹介という意味ですけれども、1つは、基本的にはこれと同じぐらいのレベルにはなっているんですけれども、例えば表彰した日であれば、フォトニュースに載せたりとか、あとは、常設のページで、こういった活動の取組の内容とかっていうのは、御紹介のほうはさせていただいております。現状では、そういったような形で、市民の方々に目につくという意味においては、そういうような取組をしております。
 そのほかの連携という部分ということですけれども、例えばこのみたか紫草復活プロジェクトとか、そういったものというのは、例えばふだんから生涯学習課であったりとか、そういうところで事業として広報とかにも載っていたりとか、そういうような取組とかもあります。また、プラモンやっつけ隊とかですと、私どもで言うと、今度、3月27日の日曜日に環境講座というのを実施するんですけれども、その中で、問題としてはプラスチックの問題ということで、大学の先生をお呼びして講師を務めていただいてやるんですけど、その中でプラモンやっつけ隊の皆さんにもちょっと御登場いただいて、先生と一緒にお話をしたりとか。そういうような形でちょっと御紹介をするとか、できるだけ私どものほうも、そういった形で次につながるようなことも考えておりますので、ちょっと連携という部分で不十分な部分もあるかもしれませんが、今後そういうようなことを活発にはしていきたいと思っております。


◯委員(伊藤俊明君)  御答弁ありがとうございます。よく分かります。それで、とにかく大事な取組だと思いますので、こうやって環境活動を表彰したり、顕彰したりということで、余計さらにやる気をとか。あと、いろんな多方面とも連携を取りつつ、継続性というか、今後の展望というのは非常に大事なことだと思いますので、ぜひ、これがもっと取組が盛んになっていくように、拡大していくような取組をお願いいたします。
 あと、空間放射線量測定なんですが、この取組も随分長くやっていていただいて。それで、ちょっとだけ気になったのが、もちろん基準値以下だから全然いいんですけど、こうやってぱらぱらと見ると、南部図書館のところが最大値の0.11毎時マイクロシーベルトだったり、0.10毎時マイクロシーベルトだったり。あと、新川暫定広場だとか、あと東部水再生センターだとか、東台とか、とかくこっちの南側がちょっと高くないですか。
 これは、自然界の中にも相当数あるというのは聞いているから、だけど、何かこの三鷹全体を見渡した中での見解というか、分析した考えがあれば、教えてもらいたいなと。


◯環境政策課長(茂木勝俊君)  そうですね、今回、南部図書館が0.10毎時マイクロシーベルトとか、0.11毎時マイクロシーベルトというような値が出ているということで、ほかと比べると若干高いというのはあるかと思います。ただ、この間、ずっと私ども調査しまして、最大値は大体このぐらいの数値が出るという傾向はあります。もちろん、この結果を見ても分かるとおり、最小値でも0.02毎時マイクロシーベルトは出るという形で、自然界にも存在しているというところがありますので、これが特に何か異常値かというと、そうではないという認識ではあります。
 その上で、何かこういった形で、特別地域差があるかというところなんですけれども、基本的にはそういったものは、こちらのほうでは因果関係とかを認められるということはないというふうに認識はしております。


◯委員(伊藤俊明君)  分かりました。もうこれだけたっていて、この程度の数字でというか、それなんで、公共施設のほうのまず62か所をやめるということは聞いていますが、定点観測すれば、そろそろタイミングを見て引きどきなんじゃないかな、なんていうことも感じたところでございます。
 あと、井口特設グラウンドの土壌対策については、またこれも400トンも除去して入れ替えたということで、大変──ただ、あそこも利用頻度が非常に高いので、利用者が。この4月からというんですから、一刻も早く全面開放して、利用者にこれ以上御不便をかけないようにしてもらいたいんですけど、何かありますか。


◯環境政策課長(茂木勝俊君)  私も思いは全く一緒で、一日も早くやりたいと思っております。その上で、できるタイミングとしましては、本当に東京都のほうで確認のほうが終わりましたら、当日は無理かもしれないですけど、翌日とか、グラウンドの空き状態もありますので。今、くいを打っているような状況になっていますので、このくいを抜くと。やはりそのときにグラウンドを利用されている方とかいらっしゃいますと、その作業によってその時間帯は使えなかったりとかというのもありますので、空きの時間とか、日にちとかも見極めながら、その上で東京都の確認のオーケーが取れたら、すぐにやるというような形で考えております。


◯委員(伊藤俊明君)  ありがとうございます。一日も早く全面開放できるように、よろしくお願いいたします。ただ、地下水に影響が及んでいないということが分かったことは、よかったなと思います。
 それから、市民農園に関して、先ほど来、いろいろ委員の方からも意見が出ているように、僕も本当に、あそこは79区画もあったので、本当に残念だなと思っているところです。ただ、せっかく牟礼一丁目のほうも確保できたということで──特に全体的な一般と高齢者向けというのが、今度は一体的な運用ということで、ここが大きく変わったんですが。この牟礼一丁目のところで、全部高齢者向けの区画にしなくて、一般は12で、高齢者は4でということで分けていますよね。これ、むしろ逆なぐらいな。高齢者向けが一気になくなったので、その募集の度合いにもよろうかとは思うんですが、ここは本来であれば、高齢者向けのがなくなった分を、せめて牟礼一丁目のほうに全部したらどうだったのかななんて思ったんですが、どういうお考えでしょうか。


◯都市農業課長(塚本 亮君)  今回の一体的な運用というのは、これまでの市民農園が、農園ごとに高齢者・一般というふうに分かれているところの中で、井口と大沢だけが年齢制限なく使えるところで、ほかのところは全て60歳以上の高齢者向けということになっておりました。東のところの牟礼の二丁目、牟礼五丁目、北野二丁目、あと上連雀の七丁目の2か所なんですが、これは全て高齢者しか使えないということで、東のほうは高齢者の市民農園の区画しかなかったというところで。
 やっぱり一般の方にも使っていただけるように、地域的な偏差をなくそうということが目的の1つでございましたので。当初、牟礼一丁目の新設につきましては、最初は極端なことに全て一般向けでもいいんじゃないかというような思いもございました。やはり東の部分で、一般の年齢制限なく開設するというところはありましたので。
 ただ、当初、牟礼二丁目も、北野二丁目も、一般区画を設けるつもりでは当初は考えていたんですが、五丁目がなくなったということで、こういうような対応をし、牟礼一丁目については、やはり新たな新設園ということもございますので、やはり一般向けの方、今まで利用ができなかった東の方に配慮するという形で、こういうような設定をしたということでございます。


◯委員(伊藤俊明君)  分かります。何しろ、ただ、この場所が、ここにも書いてあって思い出したけど、昭和48年のということで、僕も本当に小さいときからあそこをずっと貸してくれていたんですよね。それなんで、ちょっと景色が変わっちゃうなという思いであれなんですが。周りの方も、苦情も来ていなかったということなので、その点はいいんですけども。
 ただ、やはり利用していた人をはじめ、周りの方たちもさぞかし残念だろうなという思いはしているんですが。それと、他の委員からもいろいろ御意見があったように、高齢者の健康長寿というか、生きがいづくりとしても大事な取組なんでね。それで、先ほどの話を聞いていても、やはりこの市民農園を開設してもらうために、ある程度、市としても設備投資じゃないけど、しなくちゃいけないということで、やはり10年ぐらいはやってもらわなきゃいけないというお気持ちもよく分かりますが。
 そうなると、またハードルが非常に高くなっちゃって、今、生産緑地の農家同士の貸借もできるようなことになると、どうしてもそちらのほうに流れがちなので、これもまた難しい問題だとは思いつつ、そこの10年縛りのところを──10年縛りじゃないですけど、御希望としては、市民の大切な税金なんで、市民農園で整備してすぐ返してくれなんていうことになっちゃうと、それは困るということも分かるんですが、その辺を何とかバランス取ってやっていかないと、だんだんに市民農園とか、一般的な高齢者向けも、拡張するのがとか、維持するのすら難しくなっていっちゃうのかなということがありますので、その辺も。
 ちょっとこれ、とかく不可抗力で、返してくれというか。だから、年数のところは難しい問題ですが、とにかく貸していただけるというお気持ちで、貸してくださる方のお話はちょっと前向きに聞いてあげて、少しでも市民農園や高齢者向けの維持、むしろ拡張できるようなふうな取組に努めていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。


◯生活環境部長(川鍋章人君)  もちろん、私どもとしても、市民の皆さんに農に親しんでいただくということは大切なことだと思っておりますので、できる限り存続していきたいし、一定程度、どの程度拡大できるか分かりませんけども、そういう姿勢で臨みたいと思っております。


◯委員(伊藤俊明君)  結構です。よろしく、前向きに取組をお願いいたします。


◯委員(土屋けんいち君)  それでは、井口特設グラウンドについて、ちょっと確認をしたいと思います。これまでも、このまちづくり環境委員会でずっと行政報告いただいておりまして、もしかしたら報告があったかもしれないんですけども、ちょっと最終的な確認をさせていただきたいと思います。
 去年の7月から10月ぐらいに調査をしまして、先ほど伊藤委員からもありましたように、地下水に影響が及んでいないということが確認できてよかったと思うんですけども。この確認方法なんですけど、どこの井戸で調査したのか。どこかボーリングしたのか。もしかしたら、報告があったかもしれないんですけども、地下水に影響が及んでいないということの確認方法について、ちょっともう一度お願いしたいと思います。
 それから、約400トンのいわゆる残土というんですか、土を除去したんですけども、この残土は適正に処分しているという一言で今説明があったんですけども、その搬出先というか、残土処分の場所というのは、三鷹市のほうで把握しているのか。どうやって鉛を除去するのかということについても、ちょっとお伺いしたいと思います。
 また、再利用されて、遡ってずっと調査していたら、三鷹市から出た土だったみたいなことが後で起きると困るので、その辺についてちょっとお伺いしたいと思います。


◯環境政策課長(茂木勝俊君)  まず、地下水への影響というところで考えますと、この間、土壌概況調査、詳細調査という形でやってきましたけれども、まず概況調査、表層の調査の中で、ガスが出ているかどうかというところを、井口グラウンドは確認しております。それで、基本的にガスが出てきている箇所というのが、まず1か所、この時点で把握されます。それはトリクロロエチレンという物質だったんですけれども、そういったガスが出ているところに関しましては地下水に影響があるということで、詳細調査、深さ方向の調査をそこでやりまして、実際そこで深さ方向の調査をした中で、トリクロロエチレンとか、そういったものがないということを確認をしております。だから、どこの井戸でというよりも、そこの検出された場所で深さ方向を測ってやっております。
 次に、処分された土壌のところなんですけれども、基本的には法に基づきまして管理票というものがございまして、それが交付者であったり、収集運搬処理業者だったり、そういったところにそれぞれ管理票というのがあって、順次流れていくんですけれども。その中で、処分する場所としては愛知県のほうで処分をしております。処分の方法につきましては、分別処理という形で、その土をそのままどこかへ埋めるとか、そういうことではなくて、できる限り再利用というか、そういった形で、全てを捨てるような状況にならないような形でやりまして、それでも残ってしまったものというものは、当然処分になりますけれども。基本的には、できる限り何かしら利用するような形で処分もしておりますので、流れとしましては、そういった管理票というもので確認をしておりますし、場所につきましても愛知県というような形で把握もしておりますので、私どものほうとしては、書類で適正に管理しているというふうに認識をしております。


◯委員(土屋けんいち君)  分かりました。法に基づいてということですので、あまり疑ってもあれなんですけども、適正な処理をされているということで安心しました。
 恐らく、この報告は今回が最後なのかなという気がしまして、確認させていただきましたけれども。今後、井口特設グラウンドを、一部グラウンド機能として活用したり、病院をとかいう御答弁もありますけども、今後の利活用に際して、もう土壌調査というのは今回で終了だよということでよろしいんでしょうか。その点についてお伺いします。


◯環境政策課長(茂木勝俊君)  そうですね、不適合土壌という部分につきましては、全て除去をして、新たな土も入れておりますし、その新たに入れた土も当然検査をした上できれいな土を入れておりますので、土壌調査というものにつきましては完了したという認識で結構です。


◯委員(土屋けんいち君)  分かりました。
 以上です。


◯委員(嶋崎英治君)  これは、資料3、15ページ、井口特設グラウンド土壌対策についてなんですが、今るる答弁がありましたけれども、管理票ですよね。管理票にはどのようなことが書かれているのか、それを市はいつ確認をされたのか。まず、お聞きします。


◯環境政策課長(茂木勝俊君)  管理票につきましては、法令に従った形で、そういった事業所の名前とかもそうですし、引き渡しした場合の年月日だったりとか、場所であったりとか、担当の名前も含めて、そういったことを書いております。管理票自体も1枚という形ではなくて、交付者が持つものであったり、運搬受託者であったり、処理受託者が持つものであったりという形で、それぞれ必要なものが適切に書いてありますので、そういった形で把握はしております。
 把握した時期なんですけれども、基本的には私どものほうには写しが来る形になりますので、ちょっとすみません、具体的な何日という形ではあれなんですけれども、完了日以降に写しという形でもらっておりますので、それを見て私どもでは判断をしているという形になります。


◯委員(嶋崎英治君)  その写しというのは、直接届けに来るんですか、それとも郵送なんでしょうか。


◯環境政策課長(茂木勝俊君)  ちょっとタイムラグとかもあるので、全てが一遍にそろうわけではないのであれなんですけども、実際、例えば交付者である者が持ってきたケースもあるかもしれませんし、郵送もあるかもしれません。ちょっとすみません、そこはあれですけれども、いずれにしても、間違いなくそういったものは受け取っています。


◯委員(嶋崎英治君)  ありがとうございました。次に、下の囲みの中に措置完了届出書って、これは東京都に3月11日に提出するということなんですが、それには管理票、マニフェスト票を添付するような形になっているんですか。


◯環境政策課長(茂木勝俊君)  はい、添付する形になって、終了しているということが分かるように報告します。


◯委員(嶋崎英治君)  最後に、健全土等で埋め戻しというふうに、先ほど新たな土についても安全を確認をしたということなんですが、それは市がやるんですか。それとも、稲城の業者が持ってきたということのようなんですけども、その土の安全というのは、土に何かこれは検査済みとかを貼ってあるわけじゃないので、どういう具合でその客土についての安全というのを確認されたのでしょうか。


◯環境政策課長(茂木勝俊君)  そうですね、これは市が直接検査するとか、そういうことではなくて、搬出するときに、搬出場所において、1検体当たり、例えば5,000立方メートルごとに1回分析するような形で、そういった分析を行って、問題がないというのを確認したものを受け入れている形になっております。


◯委員(嶋崎英治君)  ありがとうございます。つまり、その土壌を市が購入する形になるわけですよね。購入するときに、その業者がそういうことを確認をしていると、こういうふうに理解してよろしいですか。


◯環境政策課長(茂木勝俊君)  そうですね、そういった形です。


◯委員長(大城美幸さん)  そのほか、質疑ございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 では、以上で生活環境部報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午前10時45分 休憩


                  午前10時54分 再開
◯委員長(大城美幸さん)  委員会を再開いたします。
 都市整備部報告、本件を議題といたします。
 本件に対する市側の説明を求めます。


◯建築指導課長(近藤政則君)  よろしくお願いいたします。私からは、令和3年12月の本委員会で行政報告させていただきました、三鷹市耐震改修促進計画の改定に先立ち行いましたパブリックコメントの結果について、行政報告をさせていただきます。
 お手元の資料の1−1を御覧ください。パブコメに関する実施事項につきまして、概要をまとめさせていただいております。1、(4)にありますように、令和4年1月11日から31日の3週間で実施を行いました。市民からの御意見につきましては、(5)にあるように、御意見なしという結果になりました。
 2、計画(改定素案)に対する変更ですが、12月の本委員会で行政報告させていただいた内容を変えず、改定素案を改定案といたしまして、計画改定の手続を進めていきたいと考えております。
 3、三鷹市耐震改修促進計画(改定)(案)を資料1−2として、御参考に添付させていただきました。内容は変わらず、表紙と裏表紙の件名のみ変わっております。素案を案としたものでございます。
 4、今後のスケジュールといたしまして、3月中旬にパブコメの結果をホームページで公表し、3月下旬に改定計画を策定、公表したいと考えております。
 私からは以上でございます。


◯都市計画担当課長(梶原一郎君)  三鷹台駅前周辺地区の都市計画変更について御説明します。12月の本委員会で御報告しました同地区の土地利用の方針に基づきまして、三鷹台駅前周辺地区の都市計画変更の手続に入っていきますので、今後の取組について御報告いたします。
 資料2−1を御覧ください。1、経過です。令和2年2月のワークショップ開催から、地域の皆さんと意見交換を重ね、令和3年11月の都市計画審議会で異議なしの答申をいただき、土地利用の方針を確定しました。また、令和4年2月の都市計画審議会では、土地利用の方針に基づき都市計画変更を進めることについて、御報告したところです。
 2、概要です。令和3年11月に確定した三鷹台駅前周辺地区土地利用の方針の内容を反映して、4つの都市計画、用途地域、特別用途地区、高度地区及び地区計画について、法令に基づいて都市計画変更の原案を作成し、公告・縦覧、意見書の募集、変更原案の説明会を開催します。具体的な内容については、土地利用の方針から変更はございませんが、概略を御説明させていただきます。
 資料2−2を御覧ください。1ページ、下の2、対象区域です。赤い破線の対象区域を緑の第一種低層住居専用地域と、黄緑の第一種中高層住居専用地域から、ピンクの近隣商業地域へ変更することとしております。
 3ページを御覧ください。下の図ですが、ピンクの近隣商業地域の範囲を整備済みの道路の区間、まる1、まる2の東南側──図でいきますと右側ですが、について道路から20メートルに変更することとしております。
 以上、2点の変更を近隣商業地域と併せて指定している高度地区、特別用途地区にも同様に適用し、地区計画も、地区整備区域との整合を図りまして、地区計画の内容の時点的な修正も含めて変更をいたします。
 資料2−1、1ページにお戻りください。3、三鷹台駅前周辺地区の都市計画変更原案説明会についてです。変更原案の説明会を、令和4年4月3日日曜日、午後2時から井の頭コミュニティ・センター新館1階、視聴覚室で行います。
 2ページを御覧ください。4、都市計画変更に向けた今後のスケジュールです。説明会と並行しまして、令和4年3月22日から4月5日まで都市計画変更原案の公告・縦覧を行い、4月19日まで意見書を募集します。また、令和4年9月には都市計画変更案の公告・縦覧、意見書の募集を行い、11月に都市計画変更の告示を行う予定です。
 報告は以上です。


◯道路管理課長(山中俊介君)  私からは、資料3、三鷹台駅前広場の整備についてを御説明いたします。資料3を御覧ください。1のこれまでの経過にありますとおり、三鷹台駅前広場については、平成30年7月のまちづくり推進地区整備方針、平成31年2月の地区計画において、駅前広場を地区施設と位置づけ、検討を進めてきました。市民参加の場としては、令和2年2月のワークショップより、線形についての意見交換会を行い、令和3年6月に最終的な線形を決定したところです。また、その後、防護柵や植栽帯、歩道の色彩などの道路附属物についても、2回の意見交換を行うなど、市民意見の反映に努めてきたところです。
 市民参加で得られた御意見ですが、2、主な意見を御覧ください。(1)、全体についての御意見としては、三鷹台周辺のにぎわい創出についての意見が多く、広場整備で終わるのではなく、広場を中心とした面的なまちづくりについても、引き続き検討してほしいなどの御意見がありました。(2)、広場については、地域として、ふだんからイベントなどで活用できる広場空間の確保や防犯・防災に関する御意見を多くいただきました。また、(3)、その他として、将来的には、三鷹駅のようなペデストリアンデッキの整備やバスに関する御意見をいただいたところです。
 このような御意見を踏まえまして取りまとめました整備計画案ですが、別紙を御覧ください。令和3年8月の本委員会において、平面計画を御説明したとおり、線形については変更しておりませんが、道路附属物についての内容を新たに追加しておりますので、そちらを中心に御説明いたします。左側の囲みにある歩道舗装材については、三鷹台駅前通りの歩道と広場が一体的となるように景観に配慮し、レンガ色のインターロッキングブロック舗装を採用しようと考えています。広場照明については、左下の凡例にあるとおり、二重丸になっている部分と、丸に下が黒くなっている表示なんですけれども、3か所設置しようと考えているところです。
 特徴としては、停電時も明かりが消えないように、3日間の無停電電源装置を搭載する予定です。また、先端がとがっているため、鳥がとまりにくい特徴があり、デザインが広場のアクセントとなる洋風なデザインとしました。防護柵については、車道と歩道の境に設置し、夏祭りなどの大きなイベント時に脱着できる車止めのボラードとチェーンを組み合わせたものとしました。バスシェルターは、バス乗り場2か所に、夏場に快適な日影をつくれるシェルターを設置いたします。
 次に、右の囲みになりますが、広場と個人宅との緩衝帯の役割を持たせるために植栽帯を設置いたします。植栽帯には、中木として、病害虫に強いことなどを考慮し、ベニバナ、トキワマンサクを、低木としては、病害虫の被害が少ないこと、成長がやや遅いなどの特徴があり、三鷹台駅前広場と同様のドウダンツツジを植樹しようと考えております。
 また、広場照明で明るさが確保できない箇所も想定されるため、個人宅間にはフットライトも設置いたします。このほか、広場の北東角の市道57号線沿いに道路照明を一基設置するとともに、囲み表示にはありませんが、市民意見を反映して、南側と東側の広場照明灯2基に防犯カメラを、広場内に防火水槽も設置いたします。なお、本案で現在、設計作業を進めており、次年度より整備に着手したいと考えています。
 私からの説明は以上です。


◯都市交通課長(久保田実君)  私のほうからは、報告事項の4、三鷹市コミュニティバスの社会実験について、御報告をいたします。
 資料4を御覧ください。1、概要についてです。昨年8月に策定いたしました三鷹市コミュニティバス将来的なあり方方針に基づき、令和4年10月から三鷹台駅周辺地区及び大沢地区にて社会実験を予定しております。
 2、実施期間についてです。令和4年10月から1年間を予定しています。なお、社会実験期間中は、既存の三鷹台・飛行場ルートは運休といたします。
 3、運行予定についてでございます。専門部会での御議論や地域の皆様の御意見、交通事業者との意見交換を行い、運行概要案を設定いたしました。
 三鷹台駅周辺地区におきましては、2種類の社会実験を予定しております。1つは、現在のコミュニティバスと同じ車種である日野自動車のポンチョを用いて、三鷹台駅と杏林大学病院を30分に1本程度の運行間隔でつなぐ運行でございます。運行日時は、全日の7時半から19時まで、運賃は現在の三鷹台・飛行場ルートと同様の運賃体系とし、大人210円、子ども110円、シルバーパスや障がい者割引も御利用いただけます。地域の皆様から御意見をいただくためのイメージのルートとして、前回のまちづくり環境委員会の御報告では、連雀通りを運行するルートをお示しいたしましたが、地域の皆様から、連雀通りは路線バスが充実しているので、コミバスを走らせる必要はない。地域の足として杏林大学病院までしっかりとつないでほしいとの御意見を多くお寄せいただいたこと。また、交通事業者からも、連雀通りは路線バスが高頻度に運行しており、運行の重複ルートになるとの意見があったことなどから、三鷹台駅と杏林大学病院をつなぐルートといたしました。
 もう一つ、三鷹台駅周辺のほうでの社会実験といたしまして、小型の電気車両でありますグリーンスローモビリティーを用いて、小型バスでも運行できない住宅密集地の中を運行しながら、三鷹台駅と明星学園バス折り返し場を40分に1本程度の運行でつなぐ運行でございます。運行日時は、月曜から土曜の10時から16時まで、運賃は大人、子ども、同額で100円、シルバーパスや各種割引等については、御利用がいただけないものとなります。
 大沢地区におきましては、ワンボックス車等を用いたデマンド運行による社会実験を予定しております。運行日時は月曜日から土曜日の8時から17時、予約に応じた運行を行います。料金は大人、子ども同額で、大沢エリア内の御利用は100円、エリア外の御利用は300円、シルバーパスや各種割引等については、御利用がいただけないところでございます。
 資料を1枚おめくりいただきまして、別紙の1を御覧ください。ポンチョを用いた三鷹台駅周辺での社会実験のイメージルートです。既存の三鷹台・飛行場ルートを三鷹台駅周辺エリアに運行を限定することで、60分に1本程度の運行間隔を30分に1本へと短縮し、利便性の向上を図ってまいります。
 次ページ、別紙2を御覧ください。小型電気車両のグリーンスローモビリティーを用いた三鷹台駅周辺での社会実験イメージルートです。道路が狭く、小型バスが運行できない住宅密集地を低速、低振動、低騒音で、環境にも配慮した小型電気車両で運行することにより、交通不便地域の解消を図ってまいります。なお、いずれのルートも交通管理者との実査が完了しておりませんので、運行ルート案のイメージとして御理解をいただければと思います。
 次のページ、別紙3を御覧ください。大沢地区でのデマンド運行による社会実験のイメージです。電話やインターネットからの予約状況に応じて、AIが最適な乗り合いや運行ルートを決定するAIオンデマンド運行システムを活用いたします。大沢地区のエリア設定として、野崎にある一部の集客施設につきましても大沢地区エリア内とし、買物支援に対応いたします。また、御自宅の周辺で乗車して目的地の周辺で降車する運行により、高齢者や子育て世代の外出促進にも対応いたします。エリア外の乗降場所として、市役所、元気創造プラザ、杏林大学病院の3か所を予定しております。
 資料4にお戻りください。住民説明会の実施です。井の頭、牟礼、大沢の各地区で住民説明会を行い、住民の方から御意見をいただいてまいりました。井の頭、牟礼地区では、グリーンスローモビリティーを井の頭コミュニティ・センターまで運行してほしいとの御意見をいただきましたが、コミュニティ・センター周辺の道路が特に狭いことや、三鷹市としてもグリーンスローモビリティーでの運行は初めてのチャレンジであることから、まず社会実験において運行の安全と実績を積んだ上で、将来的な運行に向けて継続して検討していくことをお伝えいたしました。
 また、大沢地区では、住宅街を運行する定時定路線も検討してほしいとの御意見をいただき、検討を進めましたが、地区内に高低差が多く、運行距離も長いことから、グリーンスローモビリティーの活用ができないこと、小型車両を用いた場合も、道路幅員が狭く、エリア運行ではなく決まったルートを運行する定路線運行では幹線道路しか走ることができないことなどから、住宅地の中を運行する定時定路線については、困難であることをお伝えしたところです。
 5、今後のスケジュールについてです。3月に開催を予定しております地域公共交通活性化協議会で運行内容を決定し、各種許認可等を調整した後、令和4年10月から社会実験を予定しております。
 続きまして、報告事項の5、民間シェアサイクルの導入について御報告をいたします。資料5を御覧ください。民間事業者がコンビニエンスストアや集客施設等にサイクルポートを設置し、事業展開するシェアサイクル事業について、短距離の移動や日常生活の足など、新しい交通手段として有効であること、また、電車、バス、コミュニティバスなどと併せて、多種多様な交通手段の1つとして考えられることや、新しい生活様式における市民ニーズの多様化への対応としても有効であることから、導入を図ってまいります。
 1、事業概要についてです。電動アシスト付自転車を専用アプリを活用し、乗りたいときに借りて目的地近くのサイクルポートに返却できる民間のシェアサイクリングで、事業主体はOpenStreet株式会社です。料金は15分70円となっております。
 2、導入に当たっての費用等についてでございます。市と事業者の協定により、市立駐輪場の一部など、公有地等をサイクルポートとして無償提供し、導入を促進していきます。サイクルポートの整備等は事業者の負担とし、市の持ち出しは原則ございません。
 3、導入に当たっての役割分担についてです。市は、協定に基づき市立駐輪場の一部を提供すると同時に、シェアサイクルの周知、民有地の開拓に一部協力をいたします。サイクルポートや電動アシスト付自転車、コールセンター、アプリ提供等は、事業者で行います。
 4、導入時期についてです。令和4年度中の協定締結に向けて、現在、事業者と調整を進めているところでございます。
 5、既存サイクル事業との関係についてです。現在、三鷹市で実施をしておりますサイクルシェアは、月額制で、三鷹駅の近くのサイクルシェア駐輪場で借りて、同じ駐輪場に返却する定期利用としてのシェア事業でございます。導入を促進していきます民間のシェアサイクルは、15分単位の課金で、乗りたいときに借りて、目的地の近くで返却する一時利用としてのシェア事業となりますので、それぞれ相互に補完することが可能だと考えております。
 なお、大学のオンライン授業やテレワークなど、新しい生活様式において一時利用の需要が増えていることから、既存のサイクルシェアから、民間のシェアサイクルへの移行の可能性についても検証してまいります。
 私からの説明は以上でございます。


◯水再生課長(一瀬貴仁君)  6月の本委員会で、契約の報告をさせてもらいました汚泥脱水設備等改築工事(第一期)の繰越しについて報告します。資料6を御覧ください。
 令和3年度に予定しておりました工事におきまして、新型コロナウイルスの世界規模による蔓延により資材の手配が滞り、年度内に工事が終わらないことが判明しました。そこで、契約変更を行い、繰越しを行いますので、御報告させていただきます。対象となりました工事は、東部水再生センター汚泥脱水設備等改築工事(第一期)となります。工期が間に合わない理由としましては、工事対象設備の脱水機制御盤に使われております電子機器が、新型コロナウイルスの蔓延により東南アジアでロックダウンが発生し、手配が滞ったのが原因となります。
 本工事の契約先は、月島機械株式会社、契約金額は3億800万円となります。工期につきましては、令和3年5月21日から令和4年2月18日までを予定しておりましたが、契約変更により、令和4年9月30日までとしました。契約金額については、変更はありません。また、補助金につきましても、年度は変わりますが、金額に変更はありません。また、今回の工期変更に伴い、工事監理業務委託も併せて変更手続を行いました。
 報告は以上となります。


◯委員長(大城美幸さん)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑のある方。


◯委員(山田さとみさん)  ありがとうございます。順次質問してまいります。
 まず、三鷹市耐震改修促進計画のパブリックコメントがゼロだったということで、いつもどおりの周知をされていたと思うんですけれども、今後──全員協議会とかでも言っているんですけど、例えばツイッターとかにリンクを載せるだったりとか、もっと皆さんの目につくような周知の方法をぜひ考えていただきたいなと思うんですが、いかがでしょうか。


◯都市整備部長・新都市再生ビジョン担当部長(小泉 徹君)  パブコメにつきましては、手続条例に基づいて行って、こういった結果になったわけですけども、市全体として、どういった方法でやっていくことが今後、効果的なのかということ、全体的なところで一緒になって取り組んでいければというふうに思っております。
 また、今回、ちょっとパブコメを実施した期間が1月11日から1月31日で、ちょうどコロナの第6波で急激に感染者が増えて、それで、なおかつ、今回は結構身近な方が感染するような状況になってきたということで、やっぱりどうしても日々の日常的なことに皆さんの関心が行ってしまったということもあって、こういったような結果になったのかなというところも感じておりますので、今後、市全体でのパブコメの在り方については、足並みそろえて、我々都市整備部としても取り組んでまいりたいというふうに思っております。


◯委員(山田さとみさん)  ありがとうございます。ぜひお願いいたします。
 次に、三鷹台駅前の整備について伺います。大体お話で分かったんですけれども、資料3なんですけれども、主な意見のところ、将来的にはペデストリアンデッキにしてほしいというような御意見が出たということで、これはどういった理由があって、そういうふうにおっしゃったというふうに考えておられますか。


◯道路管理課長(山中俊介君)  デッキについての御質問をいただいたところです。現在、三鷹台駅のほうが、ちょうど階段で上っていくような構造になっていることから、そこからフラットな面で、新しくできる広場のほうに来れたら、もっと利用勝手がよくなるんじゃないかというようなことをイメージして、できれば1回道路の面に降りて車道を歩くとかではなくて、そのまま駅から直結で広場につながるような広場が将来的には欲しいというようなことで、そういった御意見があったところです。


◯委員(山田さとみさん)  分かりました。ありがとうございます。承知しました。
 次に、三鷹市コミュニティバスの社会実験についてなんですけれども、まず運行概要のところで、先ほど御説明の中で、小型EVバスとワンボックス車のほうは割引ができないというふうにおっしゃっていたんですけれども、これは基本100円で、エリア外300円ということもあって、割ともう十分に安いから、これ以上割引はしませんという、そういうことでよろしいでしょうか。


◯都市交通課長(久保田実君)  コミュニティバスの運賃の割引につきましては、原則、バス事業者の割引体系と同一を原則として考えております。その場合、料金が210円のいわゆる路線バスと同額であれば、同様の体系が取れるんですが、100円の運賃の場合については、割引等についての体系が非常に難しいということ。
 また、この概要を決定する際の専門部会の中には、障がい者団体の方の代表も御参加をいただいているんですが、その団体の方からは、今ハンディキャブを使うと1回移送が500円かかるということで、さらにそれより安い値段で、大沢地区での社会実験については市役所まで行けるということで、この値段でも十分利用してみたいなということで御発言をいただいているところでございます。


◯委員(山田さとみさん)  分かりました。当事者の方が使いやすかったら、それはいいと思います。丁寧に御意見を伺っていただいて、ありがとうございます。
 それと、住民説明会の実施のところなんですけれども、私もこの井の頭一丁目の方から、やっぱりコミセンまでちょっと遠いよとか、あと、ちょっと市役所が遠く感じるみたいな御意見を従来よりいただいておりまして、狭いというのは分かるんですけれども、今後、引き続き検討していただけたらなというふうに思いますが、いかがでしょうか。


◯都市交通課長(久保田実君)  地元に入っていって説明したときにも、どうしてもやっぱり地域の核になるコミセンですので、そこは行きたいんだという御意見、非常に多かったです。ただ、私どもも今回、本当に初めての車両で、初めての運行ですので、交通管理者との協議のところの部分等を考えて、やはりある程度の実績を残して安全に運行できるんだというところをお示しした上で、さらに狭い道路のところに入っていきたいということで、交渉と言っちゃいけませんね──許認可の進め方の手順を行いたいというふうに考えております。
 まず、今現在の役割というか、考え方といたしましては、しっかりとこの三鷹台地区の住宅密集地で、新しい運行の形態について実績と安全を積み重ねていきたいと。その後、コミュニティ・センター等へのものについても、継続して検討していきたいと考えております。


◯委員(山田さとみさん)  分かりました。住民の方にも御説明されていると思いますので、引き続きお願いいたします。
 あと、大沢コミュニティ・センターのところでの御意見なんですけれども、相乗りが多くなるよう検討してほしいというのは、どういった御意図なのか、ちょっとお伺いしたのと、あと、これ、相乗りが多くなれば、その目的地に着くまでの時間が、最初に乗っている人は延びちゃいますよね。なので、そういったメリットとデメリットをしっかりと市民の方と共有していただきたいなというふうに思います。
 あと、この下のデマンド運行だけじゃなく、住宅街を運行するような定時定路線運行も検討してほしいということなんですけど、これは将来的に社会実験が終わった後にどうすべきなのか検討していくのか、どういうふうにお考えなのかお伺いしたいのと、加えて、これ、予約型ですよね。以前の委員会でもお伺いしたと思うんですけれども、何日前とか、いろいろとお伺いさせていただいたんですけど、結局、これは予約はどういうふうにしていくのか、詳しくお伺いしたいと思います。


◯都市交通課長(久保田実君)  大沢のほうの住民説明会でいただきました御意見のうち、相乗りについてですが、こちらはいわゆるデマンドの特徴として、相乗りをすることによって効率化を図るというところの部分について御理解をいただいて、住民の方から、そうした効率的な運行に努めてほしいという意味で、なるべく相乗りが発生するようにしてほしいというふうにいただいたものだというふうに理解をしております。
 ただ、同時に相乗りが多くなりますと、目的地まで着く時間について遅くなるというのは確かに御指摘のとおりでございまして、そこはいわゆるデマンドにおけるデメリットになります。タクシーについては、直接行けるということでタクシーの優位性がありますし、バスはダイヤどおりに動くということで優位性がございます。それぞれ三鷹市内には、タクシー事業者、またバス路線もたくさん入っておりますので、その中で重複する部分を──全く同じものを100円でやるといった場合については、民業圧迫だったりとか、ひいては地域の公共交通の衰退にまでつながってしまうおそれがありますので、そこはしっかりとデマンドのデメリット、そういう運用ですよということにつきまして、今後しっかり周知をしながら、その運用について行っていきたいと考えております。
 また、大沢地区における定時定路線の今後についてでございますけれども、まず、社会実験で1年間しっかりデマンド運行について行った後、その評価・分析を行って、その後、いわゆるそのデマンド運行を、例えば悪かった点を改良して、さらにバージョンアップして続けていったほうがいいのか、それとも一旦デマンドはこの1年間社会実験として、定時定路線に戻したほうがいいのかというところについて、しっかりと検討・検証を行っていきたいと考えております。
 最後、御質問いただきました予約についてでございます。この予約につきましては、今予約のアプリ、システムの会社が複数ありまして、今、複数社と交渉、説明を続けているところでございます。その中で、三鷹市のほうの基本的な考え方としてお伝えをしているのが、予約についてはリアルタイムでできるということ。いわゆる30分前とか、10分前じゃなくて、リアルタイムで予約ができるようなシステムということで、そういうものを三鷹市としては想定してやっていきたいと思っているということで、業者にお伝えをしているところです。
 実際に令和4年度に入ってからの契約になりますので、まだ今前交渉ですので、実際に業者さんと契約する際には、予約についても、もう少し詳しいお話をさせていただけるというふうに考えているところでございます。


◯委員(山田さとみさん)  まさにリアルタイム予約だと、予約する方にとってすごく利便性が高いと思うんですけれども、それに加えてさっきの効率的な運行というところで、相乗りが多くなるようにすると、やはり自分が思っていたよりも病院に着くのが遅くなっちゃったとか、予約の時間に遅れちゃったみたいなところもきっと発生してくると思うので、その辺りのメリット・デメリットについて、使われる住民の方にしっかりと周知をした上で、ちょっと早く予約していただくだとか、ちょっと早めの時間におうちを出ていただくだとか、話し合いながら進めていっていただきたいなと思います。お願いします。
 次は、民間シェアサイクルの導入についてお伺いします。民間とこうやって連携してやる取組は、私はとてもいいと思うんですけれども、一部だと思うんですけれども市の駐車場三、四か所程度を提供するということで──これまで駅前の駐輪場が足りないとかあったり、一方で、コロナの影響で少し余裕が出てきたりとか、いろいろあると思うんですけれども、この取組をすることで、これまで使っていた方、市民への影響というのはどのように考えていらっしゃるでしょうか。


◯都市交通課長(久保田実君)  民間シェアサイクル導入促進のために、市のほうが協定に基づき、当面は三、四か所という形で想定しておりますが、1駐輪場の台数についてはおおよそ5台ほどを想定しているところでございます。今、三鷹市の駐輪場収容台数、駐輪場の大小はありますけども、1つの駐輪場でおおむね100台ぐらいは収容できますので、そのうち5台程度を無償で提供をしたいというふうに考えております。
 そのため、既存の駐輪場利用者の方については、大きな不便、または混乱がないものと考えております。また、最近新しい生活様式の中で、短時間、ちょっと一時的に自転車に乗りたいとか、今まで電車で行っていた1区間を自転車で行きたいといったようなものの要望等、お声を聞いているところです。そういった新しい市民の方のニーズに対応する民間のシェアサイクルだと思っておりますので、新たな御利用者を生むことができるのではないかと、同時に考えているところです。


◯委員(山田さとみさん)  分かりました。ありがとうございます。
 最後に、汚泥脱水設備等改築工事についてなんですけれども、これは御説明で分かったんですけれども、この延長したことによって何かストップしてしまうだとか、市民生活に影響があるのか、最後にお伺いしたいと思います。


◯水再生課長(一瀬貴仁君)  現在、汚泥脱水機は3機ありまして、通常2機の運転をローテーションしていまして、1機は予備に対応しておりますので、影響は特にないと考えております。
 以上になります。


◯委員長(大城美幸さん)  そのほか。


◯委員(小幡和仁君)  それでは、3点ほどお聞きしたいと思うんですけれども。まず、耐震改修促進計画ということで、パブリックコメントの結果がゼロだったということなんですが、今回、住宅のほうは93%台ですかね。あともうちょっと頑張らないといけないという状況だと思うんですけれども、いわゆる、それ以外の事務所建物とか、あるいは店舗が入っている大型の建物、ここら辺に関します今回の促進計画、これが、例えばなんですけれども、三鷹駅前のURについては、これ、以前から耐震のチェックもしていないというふうにお伺いしているんですけれども、今回の計画の案の中では、ここら辺が読んでいて非常に分かりづらいんですけれども、御指導をするということで、そういう指導になっているということで。
             (「パブコメについて」と呼ぶ者あり。)
 もとい、すみません。パブコメについてお聞きします。パブコメについて検討結果、ゼロだったということなんですけれども、例えばこれ、住民協議会さんとか、そういったところ、具体的にお聞きするとか、非常に関係するところがあると思うんです。あるいは、建物とか、そういったところを所有している先、そういったところで非常に関心が高いと思うんですけれども、このパブリックコメント、ゼロということでございましたけれども、具体的にそういったところについての質問を今後するおつもりとかというのはあるのか、ないのか。あるいは、パブコメの中でそういったところについてより御回答いただくための何らかの施策をされたのか、お聞きしたいと思います。


◯都市整備部長・新都市再生ビジョン担当部長(小泉 徹君)  計画策定するに当たっての、どういうふうな手順、市民参加していくかということだというふうに理解をします。パブリックコメントはあくまで条例に基づく手続なので、条例に基づいてしっかりやっていくと。その過程の中で、それぞれの計画ごとに性質だとか、内容によって、どういった形で意見を聞く場を設けるのかということを、しっかり考えて取り組んでいくということだろうと理解をしますので、今後それぞれの計画に応じて必要な意見を聞く機会、そういったものをそれぞれに応じて考えていければというふうに思っています。


◯委員(小幡和仁君)  ぜひそこはお願いをしたいと思います。条例に基づいてパブリックコメントというところは理解いたしますけれども、結果、こういうゼロということについては、それはそれで受け止めていただきたいなと思います。
 続きまして、すみません、このコミュニティバスの社会実験につきまして1点だけお聞きしたいんですけれども、ちょっと以前、今回、やはりこの市役所とか、それから病院のほうまで300円で行けるというようなことで書かれていますけれども、結局これ、行って、例えば病院で治療した後、帰るときにまた予約をすると、こういうことを想定されているという理解でよろしいでしょうか。


◯都市交通課長(久保田実君)  デマンド運行については、予約制になりますので、行きの予約をした後、帰りのほうの御利用も予約が必要だというふうに想定をしております。


◯委員(小幡和仁君)  分かりました。あわせて、井の頭地区のこのスローモビリティーなんですけれども、これは想定するのは基本的には三鷹台駅まで行くっていう住民の方を想定しているのと、もう一つは、明星学園折り返し場から三鷹駅に行く方がいるということを想定してのこのスローモビリティーだと思うんですけれども、具体的に対象人数といいますか、これを利用される住民の方はどのくらいいらっしゃるという想定をされているか、もしそこら辺、検討されているところがあれば教えてください。


◯都市交通課長(久保田実君)  具体的な利用者のところの想定人数の割り出しというのは行っていないところです。なぜかといいますと、ここは今、公共交通が1本も通っていないので、参考となるデータが何も今手元にないところでございます。ここの住民の方は、今三鷹台駅に出るにしても、1本のバスでは出れないというより、歩いてバス停まで行って、三鷹台とか、あと明星学園のほうの折り返し場まで歩いていって、そこから三鷹駅、もしくは吉祥寺駅へのバスに乗るという形の御利用をされているものと想定をしております。
 今回、100円で三鷹台駅、あと明星学園のところをつなぎますので、いわゆる既存のところの乗換えというよりは、新たな御利用者が生まれてくるような交通だというふうに理解をしているところでございます。


◯委員(小幡和仁君)  ありがとうございます。基本的に今のルートにされているところというのは、それぞれ井の頭公園駅とか、三鷹台駅辺りから半径500メートルを超える辺りのルートになっていると思うんですけれども、社会実験をされるという中で、今ちょっと御答弁では、そこら辺の需要人数、そういったものは調査していないといいますか、なかなかそういったところまでは見ていないということでございましたけれども、具体的にそこら辺はしっかりと今後の社会実験の中でぜひ見ていくべきだというふうに思います。
 最後に、シェアサイクルですけれども、非常にこれはいい取組だというふうに思って拝見させていただいたんですが、具体的にはこれ、市のほうの予算は基本的にはゼロという理解でよろしいですよねという話と、あと、よく都内ではコンビニの駐車場を使って、こういったシェアサイクルというのが非常に進んでいるというふうに理解しているんですけれども、三鷹市でも今そういったお話に、業者さんのほうとはなっているのかにつきまして、お伺いをしたいと思います。


◯都市交通課長(久保田実君)  民間シェアサイクルの導入につきまして、市のほうの予算については、基本ゼロ円という形で認識をしておりますし、事業者のほうとも確認を取っているところでございます。
 また、一時駐輪場以外のところのサイクルポートの設置につきましては、民間事業者が個別に集客施設だったりとか、そういったところの事業者、地権者の方と交渉して、設置を増やしていくという形で展開をしているものだというふうに聞いているところでございます。


◯委員(小幡和仁君)  この用地の開拓については一部協力というのがありますが、そういった意味で、コンビニのほうは協力というのはあまり考えていないということですか。


◯都市交通課長(久保田実君)  その明確なところについては、現在、事業者と協議を進めているところではございますが、この一部協力の部分につきましては、あまり積極的に市のほうとして民間事業用地のところの交渉に乗り出していこうとは、今のところは考えてはいないところでございます。公有地を中心に、例えばまちづくり三鷹の敷地の一部とか、そういった市の関連のところでも公有地以外のところはございますので、そういうところは市を仲介して事業者を紹介して、市のほうでも協定を結んでいますよということで口添えをしながら、一部開拓に協力をしていきたいと考えております。


◯委員(粕谷 稔君)  いろいろお伺いしたいんですけど、1点だけお伺いします。コミュニティバスの社会実験なんですが、先ほど都市交通課長のほうからありました、大沢のオンデマンドです。今回、日産のセレナの車両ということで──先ほどハンディキャブのほうの御利用者の方からも1回500円ということで、こちらのほうが利便性というか、使いやすいというお話がございました。
 1点確認したいのが、例えばこのセレナなんですが、いわゆる車椅子、いわゆるハンディキャブの代わりとして利用される場合には、福祉車両ではないのかなとちょっと個人的には思っていたんですが、いわゆる3列シート跳ね上げのところに車椅子に乗っていただいて、固定していくというタイプなのか、それとも、車椅子は畳んで座っていただくというスタイルなのか。逆に、多分セレナですので、7人乗りか、8人乗りの仕様があろうかと思うんですが、車椅子がそのまま乗るという形になると、いわゆる3列目がないという認識になるんですが、例えば乗り合いの部分であふれてしまう可能性というか、そういう部分での対応というのはどうなのかなというのが、現時点、分かれば教えていただきたいと思います。


◯都市交通課長(久保田実君)  大沢地区のデマンドの運行イメージとして、別紙の3で車両イメージの1例としてお示しをしましたけども、本当にこれは1例でございまして、この車種と決定しているわけではございません。ただ、市のほうで指定をしているところは、UD車両、いわゆるユニバーサルデザイン車両を必ず導入するという形で、今、業者と詰めておりますので、そういう意味では、車椅子に対してもしっかりとUD車両で対応していくということで考えております。
 また、車椅子をUD車両に乗せた場合、確かにスペースを取ってしまうので、乗り合いが発生しにくいというところはあるというのは御指摘のとおりだと思います。ただ、そこを踏まえた上でも、大沢地区でしっかりと車椅子等の方への対応もした上で、デマンド交通を行っていきたいというふうに考えております。


◯委員(粕谷 稔君)  ありがとうございます。もう頭の中、セレナになっていたんで、すみませんでした。UDということで、1つ安心したんですが。例えばバスなんかもそうなんですけど、今、昨日もそうだったかな、やっぱり車椅子の方が乗るときって、運転手の方が1回降りられて、その対応というのに一定程度の時間がかかるかと思うんです。例えば大沢地区のこのエリアを回っていく中で──先ほど来ありましたように、幅員が狭いからこそ、いろいろな課題が山積をして今になっているわけで、そうした部分での一定程度の車椅子の乗り込みとか、乗り降りの際の手間という部分が発生すると思いますので、何か後続車両への御協力とか──もちろん、一般の車がやっているというイメージではないとは思うんですけれども、そうした工夫もぜひやっていただきたいなというふうに思うのが1点。
 あと、想定されているのが、市役所と元気創造プラザと杏林大学病院ということで、いわゆるエリア外ですよね。300円という部分でちょっと、多分なんですが、エリア的に見ると結構武蔵境を御利用されるというか、商業施設においても、キッチンコートという部分でここに入れていただいていますけど、武蔵境に出たいというお声、また日赤病院もありますよね、そうしたお声もあると思うんです。そうした部分、例えば何か出てきた場合には──もちろん周知をしていただくというところが前提だと思うんですが、そのエリアを出たところでバスを乗り継いでいただいてしまうのか。そうした部分の対応というのは、現状、どういうふうに捉えているか、それだけをお伺いしたいと思います。


◯都市交通課長(久保田実君)  まず、車椅子の乗降につきましては、もちろん、運転手が一部お手伝いをするという形になると同時に、後続車等につきましても、ハザードランプをたくなどの、しっかりと啓発を行っていくことを考えています。通常のタクシーでのいわゆる車椅子の乗り降りとほぼ同じような作業になると思いますので、その運用のものをそのまま適用することによって、支障なく車椅子の乗り降りができるものと考えております。
 また、大沢エリア地区でのエリア地区外のところの設定についてでございます。まず、今回の設定した3か所につきましては、既存の三鷹台・飛行場ルートのところがここを通っていたということで、今回デマンドでエリアを設定した際の外の部分として、その3か所について設定をさせていただいたところでございます。
 社会実験を行っていく中で、利用者の方、また地域の方へアンケート、また意見交換会を進めていこうというふうに考えておりますので、その中で、例えば武蔵境の駅だったり、調布駅というところの御意見があった場合については、一定のお話についてはお聞きをしたいというふうに考えております。ただ、このデマンド運行の特徴として、遠くまで運べば運ぶほど、呼んでもなかなか来ないというデメリットが非常に多くなります。
 デマンド運行を一番効率的にやるには、地域をなるべく限定した上で車両をどれだけ投入できるかというところが、利便性の勝負というふうな交通になっておりますので、その観点からも、今、大沢につきましては天文台通りが比較的路線バスのほうが高頻度に運行しております。地域に入ったときに、だんだん高齢化が進んできて、そのバス停まで行くのが大変なんだよとか、バス停まで遠いんだよねという御意見がありましたので、そういう意味では、駅に向かう交通については、いわゆる民間の路線バスがメインになっていくもの。
 逆に、バス停までの移動が大変だというような高齢者だったりとか、小さいお子さんを連れているような方は、そのエリア内を自宅の近くで乗って、バス停まで運んで、そこから路線バスに乗り換える、そのような運行の形というのも1つ例示としてお示しをして、デマンドの活用方法として住民の方にお示しをしながら周知をしていけたらいいなというふうに考えているところです。


◯委員(粕谷 稔君)  ありがとうございます。まさに今言っていただいた、そのバス停までが大変だというお声がやっぱり多くなっている実態があると思うので、まさにドア・ツー・ドアのオンデマンドなので、そうした部分に市民の方も甘えたいというか、あそこまでという部分の声もまた出てくると思いますけれども。
 また、こうした部分の実証実験──今なかなか、ここにもありますけど、日中タクシーがつかまらないということがあって、以前コミセンとか、都営住宅に待機できないかみたいなことも議会で提案させていただいたことがあるんですけど。やっぱりタクシーの活性化にも、そうした部分もまた本当につながっていくのかなという気がいたしますので、そうした部分もお気遣いというか、御配慮いただきながら丁寧に進めていっていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。


◯委員(伊藤俊明君)  私からも1点だけ、ちょっと質問させてください。今、三鷹市コミュニティバスの社会実験についてのことなんですが、この令和4年10月から令和5年9月までということですが、今いろいろ聞いていても、新規の路線だから、既存の路線バスとは違ってということで、いろんなデータがないので、想定人数も先ほどもまだちょっと不明だというような御答弁があったんですが。この今の路線を見ても、三鷹台の件ですけど、なかなかちょっとこれも厳しいんじゃないかなというような予感がしないでもないんですけど。
 これ、9月までのこの1年間に関しては、この社会実験は一切──例えば運行の時間帯とか、そういうのも、これをやりながら、例えば3か月見て、ちょっとこれはとか、逆にもうちょっと延ばしたほうがいいんじゃないかとかって、変更の余地は一切ないのか。運賃にしても、運行時間にしても、コースはある程度あれしなきゃいけないけど、この運行時間だとか何かも。ちょっとこの1年間、これ全部このとおりではめてやっていくおつもりなのか、柔軟に考えているのか、お聞きしたいと思います。


◯都市交通課長(久保田実君)  社会実験につきましては、スタートの設定として、概要として今定めているところですが、当然、社会実験の途中にそれぞれ検証の期間を設けます。それによって、例えば利用者の方の御意見や地元の御意見を聞きながら、運行時間や曜日等について変更しながら社会実験を継続していく。そのような柔軟な対応を取りたいと考えております。


◯委員(伊藤俊明君)  それを聞いて安心しましたけど。今、考えているのは、例えば3か月、半年とか何か様子を見て変えるような考えがあるのか。ただ、時間帯は変えても、コースに関してはちょっとこれで──やっぱり例えば市役所まで行っていないと、どうしてもあれだとかあっても、コースに関しては変更は考えていないのか、ちょっとその辺だけもう一点。


◯都市交通課長(久保田実君)  社会実験中のコースの変更についてですが、検討することは可能だというふうに考えております。ただ、交通管理者との協議・実査に非常に時間を要するものですので、その社会実験中に手続を行ったとしても、社会実験がその間に終わってしまう可能性があるのかなというのが正直なところでございます。


◯委員(伊藤俊明君)  分かりました。あとは、時間帯に関しては多少は融通は利くということですが、とにかく市民の意見を聞きながら、よりいい方法でお願いいたします。
 以上です。


◯委員(土屋けんいち君)  コミュニティバスについて、前回、11月でしたっけ、イメージの報告があって、それからの変更した点について何点かお伺いしたいと思います。まず、三鷹台駅・杏林大学病院ルートなんですけども、今まではイメージだったので、あえて指摘しなかったんですけど、今回ルートの(仮称)ということで、これ、三鷹台駅・明星学園ルートは、三鷹台駅折り返し場にちゃんと訂正されているんですけど、この三鷹台駅・杏林大学病院ルートは、これ三鷹台駅まで行っちゃうんですか。これ、イメージのときは、イメージだからいいなと思っていたんですけど、これ案なので、これだと駅まで行っちゃうので、まだ折り返し場、整備されていないですよね。この辺について、ちょっと訂正したほうがいいんじゃないかと思うんですけども、その点について、まず1点。
 あと、大沢のデマンドなんですけど、すごく面積が広がりましたよね。3割、4割──1.3倍、1.5倍ぐらいになったのかな、前回の報告されたイメージより。今まで基督教大学とか、ルーテル学園まで含まれていなかったんですけど、すごく広範囲になりました。こんな広範囲にしちゃって、まず大丈夫なのかという点。
 あと、今回のこのイメージだと、学園通りというんですか、ルーテル大学のほうまで範囲があるので、井口四丁目の西のほうとか、深大寺三丁目にも隣接しますよね。そこの交通不便地域の解消として、井口四丁目在住の方が活用できるのか。大沢エリア内であれば、御自宅周辺で乗車することはできますでいいんですけども、その道路の向かいの井口四丁目、深大寺三丁目の学園通りの人は、目の前の道路に出れば、呼べば来るんじゃないかなと思うんですけど、活用できるのかという点、ちょっとお伺いしたいと思います。


◯都市交通課長(久保田実君)  まず、御質問いただきました1点目、ポンチョを用いた三鷹台・杏林大学病院ルートの案のところについてでございます。これ、すみません、文字がないので、今委員がおっしゃったような形で御理解されるのは当然だと思うんですが、イメージとしては、これは三鷹台駅の折り返し場と杏林大学病院を結ぶルートという形で地図でお示しをしたものとして作成をしたものとなります。
 2点目、大沢のデマンドのところのエリア及びその御利用についてでございますけれども、北のほうに少しエリア、拡大いたしましたが、実はここはICUの敷地がほとんどで、いわゆるタクシー車両が入っていけないところ、また天文台のところももちろん入っていけないんですけれども、なかなか住民の方がいらっしゃらないエリアというのが比較的多いところかなというふうに考えております。
 なお、井口四丁目や深大寺三丁目、いわゆるラインの際のところの方の御利用なんですが、このデマンドについては、利用者を大沢住民に限定しておりません。乗り場所が大沢地区だけですので。例えば市外から来られた方も、もちろんアプリを使って予約をすれば、市外利用者の方も大沢エリア内等で乗ることができます。あくまでも地区として、出発のエリア、また到着のエリアとして、大沢地区という形になっていますが、利用者は大沢住民に限定しない形で、今社会実験を予定しているところでございます。


◯委員(土屋けんいち君)  分かりました。まず、三鷹台駅・杏林大学病院ルートにつきましては、前回、イメージだったからよかったんですけど、今回、これから市民にも案としてお示しすると思うので、これ折り返し場に訂正したほうがいいと思います。前回は三鷹台になっていましたけど、三鷹台駅・明星学園ルートは訂正されています。これはぜひ訂正をお願いしたいと思います。
 大沢地区のデマンド運行、大沢住民じゃないと駄目だという、道路の向かい側の住民は使えないということで。
              (「いや、使える。」と呼ぶ者あり。)
 井口四丁目、深大寺三丁目の人も使えるということですか。分かりました。井口四丁目の西側の、本当に突き当たりの奥のほうの人は、いわゆる交通不便地域ということで、そちらにも利活用できて大変いいのかなと思います。ありがとうございます。
 民間シェアサイクルについてなんですけど、三鷹市は鉄道駅が市境にあって、本当に自転車の利用が多い自治体でありまして、本当にこのような取組はすばらしいと思います。また、自転車活用推進法でも、基本方針が14個ありまして、その中にシェアサイクル施設の整備というのがあります。都道府県・市区町村は区域の実情に応じて計画を定めるように努めなさいという努力義務があるという、それにも沿っているということで、この取組は本当にぜひ進めるべきだと思います。大変すばらしい取組だと思います。
 その中で、このサイクルポートなんですけど、現在、市内でもコンビニ等で何か所かあると思うんですけど、そこの医師会館の目の前の新しくできたコンビニにもこのサイクルポートはありまして、私は見たことがあるんですけども、今市内に既にどのくらいのサイクルポートがあるのか、もしお分かりになれば教えていただきたいと。
 あと、市立駐輪場三、四か所ということなんですけど、ここには大沢とかにあるサイクル・アンド・バスライドの駐輪場も含まれているのか、可能なのかという点をお伺いしたいと思います。
 それと、隣接自治体の状況なんですけど、府中市とか、調布市、世田谷区、杉並区は、もう既に協定済みだと思います。三鷹はこれからだと思うんですけど、武蔵野市、小金市さんの動向とか、もしお分かりになればお伺いしたいと思います。
 あと、既存のサイクルシェア事業の、今後、移行が可能かということなんですけど、利用現状はどうなのか、ランニングコストはどうなっているのか。大幅に厳しい状況だとか、そういうことであれば、今後、移行をぜひ──いいのかなと思うんですけども、その点についてお伺いしたいと思います。


◯都市交通課長(久保田実君)  現在の市内のサイクルポートの数でございますけれども、実は日々増えたりとかしていますので、正確なものは把握はしていないんですが、今、三鷹市にはおよそ10か所程度ぐらいの設置があるというふうに認識をしているところでございます。私も大沢の龍源寺の近くのコンビニエンスストアのところに新たにポートが設置されているのを確認をしたりとか、日々しているところでございます。
 また、市のほうで一部提供する候補地の中にサイクル・アンド・バスライドを含めることが可能か、また、含んでいるのかということなんですが、まず含めることについては可能だというふうに考えております。現在、事業者のほうと、どの駐輪場について提供したほうがより効率的なのかというところの交渉もしておりますので、その中で決定をしていきたいと考えております。
 隣接します武蔵野市や小金井市のほうの民間シェアサイクル導入についての状況についてでございますが、武蔵野市のほうとはそれぞれ連絡を取り合いまして、三鷹のほうでこういったもので動きを進めているんだということについて、既に情報提供はしているところでございます。武蔵野市側のほうも、同じ事業者さんのほうから、そのようなお話、説明については既に受けているので、まだ決定はしていないんですが、武蔵野市のほうでも今後継続して検討していきたいと考えているんだということで、電話でのヒアリング、お答えをいただいているところでございます。
 最後、サイクルシェアのコスト及び現状についてでございますが、サイクルシェアにつきましては、通常の駐輪機のところの駐輪ラックのほかに、鍵の管理をするキーボックスというものが必須になっております。また、それに伴う通信費等が発生することから、通常の自転車駐輪場に比べて、サイクルシェアについては、やはりランニングコストについて大きな負担となっているところでございます。
 また、併せまして、大学の授業がオンラインになってしまったことがあって、今非常に大学生の利用ががくんと減っていて、社会実験、また本格運行に移行したときは、契約者数のおおよそ9割ぐらい契約したんですが、今、約半数、5割から6割ぐらいの契約者まで落ちていて、収支のところの収入面からも、今非常に厳しい状況がコロナ禍の中で続いているところでございます。
 以上です。


◯委員(土屋けんいち君)  ありがとうございます。既に市内にコンビニ等、10か所程度あるというお話ですけども、やはり駅の往復の利用ももちろん活用できますけども、駅じゃないところの移動にも活用できたらなと思います。やはり調布市さんとかは、もう既にすごいいっぱいあって、移動が可能ですので、三鷹市としましても、この市民センターはもちろんのこと、コミュニティ・センターは7か所ありますね。コミュニティ・センターとか、多世代交流センターだとか、市政窓口だとか、あと児童公園、公園だとか、市の公有地がかなりあると思うので、そちらへも拡充していただければなと思うんですけども、その点についてのお考え、御所見をお伺いしたいと思います。


◯都市交通課長(久保田実君)  民間のサイクルシェアにつきましては、スポットの数が利便性のほうと直結すると思っていますので、庁内横の連携をしっかり取りながら、スポット数を増やせるように、三鷹市のほうとしても協力して、導入促進していきたいと考えております。


◯委員長(大城美幸さん)  そのほか、質疑ございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 では、以上で都市整備部報告を終了いたします。
 休憩します。
                  午後0時08分 休憩


                  午後0時09分 再開
◯委員長(大城美幸さん)  委員会を再開いたします。
 所管事務の調査について、本件を議題といたします。
 まちづくり、環境に関すること、本件については引き続き調査を行っていくということで、議会閉会中の継続審査を申し出ることにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よってさよう決定いたしました。
 次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、5月13日午前9時半とし、その間必要があれば、正副委員長に御一任いただくことにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 そのほか、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。御苦労さまです。
                  午後0時10分 散会