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2022/02/03 令和4年全員協議会本文

                  午前9時28分 開議
◯議長(土屋けんいちさん)  おはようございます。ただいまから、全員協議会を開きます。
 初めに、吉野和之議員より、本日の全員協議会を欠席する旨の連絡がございましたので、御報告いたします。
 本日の流れは、お手元に配付したとおりであります。御協力のほどよろしくお願いいたします。
 それでは、令和4年度予算の内示について、本件を議題といたします。
 本件に対する市側の説明を求めます。


◯市長(河村 孝さん)  本日はお忙しい中、全員協議会を開催していただきまして誠にありがとうございます。このたび、令和4年度の予算案を取りまとめましたので、現段階における具体的な内容につきまして、議員の皆様に御説明させていただきます。
 第6波を迎える中で新型コロナウイルスとの闘い、3年目を迎えようとしていますけれども、これまで講じてまいりました対策が効果を発揮しつつあります。昨年、議会の皆様にも御協力いただきまして、例えば、市内の宿泊施設を活用した陰性の御家族の方に対するショートステイ事業、これも現在、受皿として機能しております。また、自宅療養者に対する相談サービス、支援サービスも、現在の蔓延している状況の中で、逆にまだ足りない形になってくるぐらい活用されつつあります。本当にありがとうございます。
 また、6市で東京都に提案し、都のほうで急遽実施していただきました、味の素スタジアムでの酸素・医療提供ステーションも、現在、活用されつつあると、たくさん来ているということでございます。これまでの経験からいって、様々な事業をきめ細かく、基礎自治体らしく頑張ってきたことを活用されて──使われない方は、ありがたい話なんですけれども、逆に使われて安心するみたいな、ちょっと矛盾した気持ちでありますけれども、そういう状況になっております。
 また、財政運営の根幹となる市税収入でございますけれども、令和3年度予算では大幅な減収を見込んでおりましたけれども、勤労者世帯を中心に──三鷹の税収というのはそこが根幹なわけですけれども、思った以上のそういう落ち込みには至らず、今回組み上げました令和4年度予算では、前年度を上回る水準で確保できる見込みとなっております。こういった状況はどこまで続くのか、我慢比べみたいなところもありますけれども、まさに市民・国民の皆さんが、そういう意味で現在頑張っていただいているということであるというふうに思っています。
 ただ、困窮している方々の声もよく耳にします。二極化とよく言われますけれども、そういう意味で、目配りをしっかりしながら、安定的な市政運営ができるように頑張っていきたいというふうに思っています。
 さらに、第4次三鷹市基本計画(第2次改定)の節目となる4年目を迎えておりまして、新しい時代に向けて布石を打って、未来志向のまちづくりも同時に進めていかなければいけません。そういう意味で、簡単にすぐアフターコロナという時代の幕開けは難しいかもしれませんけれども、いわゆるウイズコロナの時期が長く続くと思われますので、市議会の皆様の御理解をいただきながら、まちづくりを加速化していきたいというふうに考えております。
 引き続き、予算編成の考え方や各会計予算の計数面、具体的な事業の概要につきましては、各担当より御説明させていただきます。
 なお、予算案に関する御要望等につきましては、従来と同じでございますが、皆様で御協議の上、市議会として一致した御意見を取りまとめていただければ、十分検討させていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。
 ありがとうございます。


◯副市長・企画部長事務取扱(土屋 宏さん)  おはようございます。それでは、資料に沿いまして、令和4年度の予算の概要を御説明させていただきます。
 資料の1ページを御覧ください。予算編成の考え方について申し上げます。こちらの冒頭にお示ししているとおり、令和4年度の一般会計の予算規模は750億7,926万2,000円、前年度と比較すると18億3,698万6,000円、2.5%の増で、3年連続して過去最大の規模となりました。市政運営の根幹となります市税収入は、令和3年度の当初予算では、リーマン・ショックに次ぐ減収を想定したところですけれども、結果としては大きな落ち込みには至らず、令和4年度予算も前年度比で一定の伸びが見込めます。
 しかし、土地の売払い収入の大幅な減や社会保障関連経費の増などの影響によりまして、例年同様、一定の基金取崩しを前提とした予算としております。
 こうした令和4年度の予算編成の考え方として、まず、第一に掲げているのが、新型コロナウイルス感染症への対応と支援の継続になります。コロナ感染の収束が見えない中、令和4年度予算でも感染症対策の徹底を基本に据えています。また、当初予算に加えまして、2ページに記載のとおり、感染症の状況によっては補正予算により追加の対策を講じていきたいと考えております。
 さらに、今般のコロナ禍の経験を踏まえまして、予備費を増額することといたしました。予算編成の考え方の第2には、第4次三鷹市基本計画(第2次改定)に基づく施策の推進を掲げております。コロナ禍で各施策の進捗に影響が生じていることなどから、第4次三鷹市基本計画の目標年次を、令和5年度まで1年延長することとしましたが、ここでは令和4年度の取組を7つの方向性に整理してお示ししております。
 個別の事業内容につきましては、後ほど企画部調整担当部長から御説明させていただきますが、大きな方向性として、1点目が「百年の森」に向けた段階的なまちづくり、2点目が、3ページの自然環境と調和した持続可能なまちづくり、3点目が、地域における防災活動の充実・強化、4点目、4ページになります、まちの声と活動をつなぐまちづくり、5点目が、時代の変化に対応したコミュニティの創生、6点目が、子どもが輝くまちづくり、そして7点目が、5ページになります、文化の薫りの高い三鷹に向けたまちの魅力の向上としているところです。
 予算編成の考え方の第3は、持続可能な自治体経営の推進です。まず、(1)の行財政改革に関連して、アの行政サービスの適正化や適正な事務執行の確保の観点からは、このページの末尾から記載しておりますとおり、内部統制制度について、三鷹市での取組を適正事務管理制度とした上で、令和4年4月から運用を開始することとしております。
 6ページのイ、組織と職員定数に関しては、参加と協働やスマートシティ三鷹の推進のため、課や係の新設を行うとともに、コロナ禍での臨時的、緊急的な対応の実践経験を踏まえまして、職員体制の強化を図ります。
 ウのスマートシティ三鷹の推進では、デジタル技術を活用した市民の幸福度の向上に向け、実証を繰り返しながら諸事業を推進することとしています。関連いたしまして、専門性を有する外部人材を非常勤特別職として配置いたします。
 エの受益と負担の適正化では、桜井浜江記念市民ギャラリー(仮称)の開設や定期利用保育事業の実施に当たっての使用料等を新設する。また、7ページのとおり、低所得者の負担に配慮しながら、国民健康保険税の改定を行います。
 次に、(2)、財政基盤の強化のア、地方財政を取り巻く課題の最たるものは、ふるさと納税の影響による減収が10億円規模に達すると見込まれることです。市としても、民間宿泊施設を活用した返礼品の導入やジブリ美術館の支援のための寄附の呼びかけなど、財源確保に取り組んでいきます。
 イの国や東京都等の補助金に関しては、引き続き有効活用に努めます。
 また、8ページのウ、市債と基金につきましても、いずれも残高に留意しながら一定の活用を図ることとしております。なお、参考としてこのページ、令和4年度予算に関連して、第1回市議会定例会に提出している主な議案7件を掲載しておりますので、御確認いただければと思います。
 9ページを御覧ください。令和4年度予算の概要になります。(1)のとおり、一般会計の予算規模は750億7,900万円余、また、下段の(2)のとおり、特別会計全体の予算規模は384億9,200万円余となっております。
 12ページを御覧ください。市税につきましては、387億4,000万円余を見込んでいます。前年度比18億8,300万円余、5.1%の増で、各税目とも前年度比で増収となります。
 右側、13ページの市債は、一般会計で8億4,380万円の発行を予定しています。前年度比3.9%の増で、小・中学校の施設や設備の更新などに活用いたします。基金については、一般会計で23億2,800万円余の取崩しを予定しており、こちらは前年度比で1億8,700万円余の減となります。年度末の基金残高は100億円を上回る規模で確保できる見込みとなっております。
 続きまして、14ページからの各会計予算総括表で、会計ごとの特徴点を御説明いたします。初めに、14ページ、15ページ、一般会計についてです。左側、歳入のうち、市税、基金、市債については、ただいま御説明したとおりです。第3款 利子割交付金から、第9款 環境性能割交付金までの各種交付金は、東京都が示す増減率を踏まえた計上を行っております。第15款 国庫支出金は、前年度比5億8,500万円余の増で、新型コロナウイルスワクチン接種に係る財源の計上などによるものです。第17款 財産収入は、前年度比5億9,000万円余の減で、令和3年度予算に計上いたしました中原三丁目公共用地と遺跡調査会跡地の売却収入が皆減となるということの影響によるものです。第21款 諸収入は、前年度比で6億2,000万円余の増で、大沢野川グラウンドの復旧工事に係る東京都からの補償金収入をこの款で計上しております。
 右側のページ、御覧ください。歳出の第3款 民生費は、前年度比4億7,400万円余の増で、私立認可保育園新規園の開設などによる運営費の増を反映したほか、旧どんぐり山の施設改修に着手することなどによるものです。第4款 衛生費は、前年度比6億8,500万円余の増で、新型コロナウイルスワクチン接種の関連経費をこの款で計上しています。第10款 教育費は、前年度比10億7,000万円余の増で、大沢野川グラウンド復旧事業費の増などによるものです。そして、第12款 予備費につきましては、コロナ禍の経験を踏まえまして、予測困難な状況に対し迅速な対応を図るため、5,000万円の増額を行うことといたしました。
 続きまして、16ページ、17ページをお開きください。各特別会計についてです。初めに、国民健康保険事業特別会計は、予算規模が183億9,100万円余で、前年度比5億700万円余、2.8%の増です。これは、東京都への納付金と保険給付費が増となることが要因です。国民健康保険税の改定を行いますけれども、歳出の納付金の増が保険税の増を上回ることなどから、左側、歳入の第5款 繰入金のその他繰入金は、前年度比で1億4,100万円余の増となります。
 介護サービス会計は、予算規模が9億7,600万円余で、はなかいどうの大規模改修の実施に伴いまして、前年度比1億500万円余の増となります。
 介護保険事業特別会計は、予算規模が143億7,500万円余で、前年度比3億100万円余、2.1%の増です。法定負担割合が定められており、歳出の保険給付費の増に伴いまして、歳入の第6款 繰入金の一般会計繰入金と、基金繰入金が前年度比で9,700万円余の増となります。
 18ページ、19ページをお開きください。後期高齢者医療会計は47億4,900万円余で、前年度比3億1,400万円余、7.1%の増です。これは、保険料の改定や被保険者数の増などによって、東京都後期高齢者医療広域連合への納付金が増となることが要因で、歳入の第3款 繰入金は、前年度比1億2,300万円余の増となります。
 次に、下水道事業会計です。左側、収益的収入及び支出の純利益は2億7,600万円余で、前年度とほぼ同水準となります。右側、資本的収入及び支出は、不足額が7億400万円余で、企業債償還金の減を反映いたしまして、前年度比1,900万円余の減となります。なお、この不足額につきましては、当年度分の損益勘定留保資金等で補填いたします。
 私からは以上になります。引き続き、企画部調整担当部長から主要事業の説明をさせていただきます。


◯企画部調整担当部長・行財政改革担当部長(石坂和也さん)  それでは、私からは、令和4年度予算における主要事業の中から特徴的なものを御説明いたします。
 20ページを御覧ください。まず1のまちづくり応援寄附の推進と2の三鷹市立アニメーション美術館の運営支援です。宿泊型返礼品を新たに導入するほか、引き続きアニメーション美術館への支援を行います。
 23ページを御覧ください。8の市民参加でまちづくり協議会の活動のさらなる充実です。市民参加の実践を通して、まちの声を聞くほか、自助・共助により対応が可能な企画案への助成制度を創設いたします。
 25ページを御覧ください。9のボランティアポイント・地域通貨事業の試行実施です。一部のボランティア活動や地域活動の参加者に対してポイントを付与し、記念品との交換のほか、一部公共施設での使用料の決済の試行運用を行います。その下、10の人権基本条例(仮称)の制定に向けた取組です。子どもの権利を含め、基本的人権が尊重される地域社会の実現に向けて、理解と共感を得ながら検討を進めます。なお、条例の上程時期につきましては、令和5年度に見直すことといたしました。
 26ページを御覧ください。12の基本構想の改正及び基本計画の策定に向けた取組です。令和5年度の三鷹市基本構想の改正、令和6年度の第5次三鷹市基本計画の策定に向けて、市民満足度意向調査を実施するとともに、基礎用語辞典の作成に取り組みます。
 右側のページ、14の三鷹中央防災公園・元気創造プラザの総点検です。キャッシュレス決済を導入するほか、市民参加、学識参加、職員参加を図りながら、感染状況を踏まえた今後の展開について検討を進めます。
 29ページを御覧ください。16のスマートシティ三鷹の実現に向けた取組です。手続のオンライン化、ロボット技術の活用、災害時の情報伝達ツールともなるスマートスピーカーの導入など、実装事業を実施いたします。
 31ページを御覧ください。19の新都市再生ビジョン(仮称)の策定です。公共施設の建て替え・改修の基本的な方針と長寿命化計画の位置づけを持つビジョンを策定いたします。
 32ページを御覧ください。22のコミュニティ推進計画(仮称)策定に向けた取組です。令和4年3月に策定予定の基本的な考え方を踏まえ、基本方針の策定に取り組みます。その下、23のコミュニティ・センター体育館への空調設備の整備です。夏季の熱中症対策や避難所としての機能強化を図るため、体育館のあるコミュニティ・センター5か所に、リース方式により空調設備を整備いたします。
 右側のページ、25の桜井浜江記念市民ギャラリー(仮称)の運営です。顕彰事業として、内覧等も兼ねた企画展示等を実施後、令和4年6月から市民利用を開始いたします。
 34ページを御覧ください。27の吉村昭書斎(仮称)の整備です。令和4年度からの書斎、和室の再現と展示機能の整備に向けて、引き続き設計に取り組みます。
 40ページを御覧ください。3のマイナンバーカードセンター(仮称)の開設です。マイナンバーカードの普及促進のため、三鷹産業プラザに支援機能を有したセンターを令和4年8月に開設いたします。その下、4のおくやみ窓口(仮称)の開設です。おくやみ窓口を開設し、死亡や相続に関連する手続を効率的に進めます。
 42ページを御覧ください。1の地域ケアネットワーク推進事業の充実と発展です。サロン事業の中で、マイクロバスを利用した買物送迎支援事業を試行的に実施いたします。その下、2の災害時避難行動要支援者の個別避難計画の作成です。大沢エリアの対象者を中心に、災害時に支援が必要な避難行動要支援者を対象とした個別避難計画の作成に着手いたします。
 右側のページ、3の補聴器購入費助成事業の実施です。認知症の発症予防や中等度難聴者の支援といたしまして、補聴器購入費助成を実施いたします。
 50ページを御覧ください。17の福祉Laboどんぐり山(仮称)プロジェクトの推進です。在宅での生活延伸を事業理念とし、令和5年度中の事業開始に向けてサービス開発等の開設準備を行うほか、改修工事に着手いたします。
 53ページを御覧ください。1の義務教育就学児の医療費助成の拡充です。小学6年生まで所得制限を撤廃していますが、令和4年10月から中学3年生まで拡充して実施いたします。その下、2の高校生等の医療費助成の実施です。全ての高校生等に対しまして、令和4年10月から現金給付方式で医療費助成を実施いたします。
 58ページを御覧ください。15の待機児童解消に向けた定期利用保育事業の実施です。1・2歳児の待機児童解消のための緊急対策といたしまして、定期利用保育施設の運営を開始し、待機児童の解消を図ります。
 61ページを御覧ください。20の学童保育所待機児童の解消に向けた取組です。新たに学童保育所分室3か所の運営を開始し、待機児童の解消を図ります。
 62ページを御覧ください。1の休日診療所・休日調剤薬局等の一体的整備です。感染症対策をより講じた設計内容に基づき、令和5年3月のオープンに向けて暫定施設を整備いたします。
 65ページを御覧ください。(2)のおたふく風邪ワクチンの一部公費助成の実施です。令和4年10月から、接種費用の一部助成を実施し、感染症予防と経済的負担の軽減を図ります。
 66ページを御覧ください。9の新型コロナウイルスワクチンの追加接種(3回目)の継続で、2回目接種完了から6か月を経過した18歳以上の方への接種を行います。また、小児接種につきましては、令和3年度3月補正予算に計上し、令和4年度に繰り越して執行することを予定しています。その下、10の新型コロナウイルス感染症対策への対応の検証です。今後の大きな波や収束を見据え、保健所を持たない基礎自治体として、発生初期から感染拡大における各段階での課題を検証いたします。
 右側のページ、11の三鷹市地球温暖化対策実行計画(第4期計画)の第1次改定です。国の削減目標を踏まえ、区域施策編と事務事業編に具体的な施策を盛り込んでいきます。13の「星空の街・あおぞらの街」全国大会の開催です。大気環境保全への意識向上と地域おこしを推進するため、全国大会を開催し、天文台のあるまち三鷹の魅力を発信いたします。
 71ページを御覧ください。3の市内産農産物の活用促進に向けた取組です。学校給食での規格外品の使用拡大、補助単価の増額、食育教育を推進する研究校と連携した補助など、市内産農産物の活用を促進いたします。
 74ページを御覧ください。(1)のデジタルスタンプラリーの実施です。「歳末市内一斉セール WITH アール・ブリュット IN MITAKA(仮称)」といたしまして、デジタルスタンプラリーを実施するほか、アール・ブリュット作品を展示いたします。
 右側のページ、7の生産性向上に取り組む事業者への補助です。コロナ収束後を見据えて、意欲的に設備投資等を進める市内事業者を支援いたします。
 77ページを御覧ください。3の三鷹台駅前広場の整備の推進です。広場の整備工事に着手し、防火貯水槽や防犯カメラを設置するなど、地域の防災機能等の強化を図ります。
 78ページを御覧ください。6の宮下橋の架け替えに向けた企業管移設工事の実施です。令和8年度の供用開始に向けて、架け替え工事に支障となる企業管の移設工事を行います。
 右側のページ、8のみたかバスネットの抜本的な見直しです。三鷹台及び大沢地区での実証実験を行い、三鷹台では小型EV車両を導入いたします。また、主要バス路線との乗り継ぎ等による公共交通ネットワークの方向性を示した全体構想の取りまとめを行います。
 82ページを御覧ください。2の用途地域等の見直しです。東八道路延伸に伴う沿道用途の検討、令和6年度の用途地域等一斉見直しに向けた取組など、地域特性に合わせた土地利用の推進を図ります。
 84ページを御覧ください。7の三鷹台駅前周辺地区のまちづくりの推進です。新たなまちづくり組織とともに、今後のイメージコンセプトを共有しながらまちづくりを進めるほか、駅舎のバリアフリー化や協同ビル化の検討を行います。
 右側のページ、8の国立天文台と連携したまちづくりの推進です。新たな地域づくりを目指し、土地利用基本構想を策定するなど、大沢地域、天文台と協働のまちづくりを進めます。その下、9の井口特設グラウンド利活用の検討です。ゾーニングや想定される施設等の検討を行うなど、資産の有効活用を踏まえた土地利用構想等の策定に取り組みます。
 86ページを御覧ください。10の三鷹駅前地区再開発の推進です。令和3年度に基本プランを策定する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、計画の検討等に時間を要し、地権者等の合意形成に至りませんでしたが、令和5年度の都市計画決定を目指し、早期事業化に取り組みます。
 92ページを御覧ください。6の防災NPO組織の設立に向けた取組です。共助のネットワーク化の中核機能を担う防災NPOみたか(仮称)の設立に向けて、NPO組織を設立し、防災の意識啓発や情報提供を中心とした活動を開始いたします。
 94ページを御覧ください。3の学校給食費の公会計化と学校徴収金の一括徴収による事務の効率化です。令和5年度から学校給食費の公会計化とともに、教材費等の学校徴収金についても、一括徴収できる仕組みの導入に向けて準備を進めます。
 右側のページ、6のスクール・コミュニティの実現に向けた地域学校協働活動の推進です。地域学校協働本部機能を担う新たな体制のモデル実施とともに、補助制度を創設し、主体的な活動を支援いたします。
 96ページを御覧ください。7のスクール・コミュニティの実現に向けた学校三部制のモデル実施です。学校施設を機能転換し、活用する学校三部制の実現に向けた制度設計の検討と環境整備に取り組みます。なお、総務費の計上となりますが、全体の実施方策を基本プランとして策定いたします。
 右側のページ、10の教員の授業力向上への支援と共同研究の実施です。民間の教育機関との共同研究により、子どもの関心を引き出す興味開発に特化した事業研究を行います。
 100ページを御覧ください。3の学校施設の大規模改修工事の実施です。早急に対応が必要な第五小学校、第二中学校の改修工事を実施いたします。
 103ページを御覧ください。5の地域子どもクラブ事業の拡充と児童の安全対策に向けた取組です。新たに2校で一部民間委託方式等を取り入れ、長期休業日も含めて毎日実施するほか、システムも導入し安全対策を行います。また、放課後の子ども向けのプログラムの開発にも取り組みます。
 106ページを御覧ください。5の大沢野川グラウンドの復旧工事です。令和4年4月から復旧工事に着手し、令和5年1月からの利用開始を予定していましたが、工事手法の変更が必要となったことから、スケジュールを見直します。令和5年度からの利用開始に向けて、令和4年7月から工事に着手いたします。
 108ページを御覧ください。1のはなかいどう大規模改修工事の実施です。令和3年度に引き続き、工事期間中は旧どんぐり山施設を活用し、利用者の安全確保等を図りながらサービスを継続するとともに、工事完了後、令和4年5月下旬からは、はなかいどうでの運営を再開いたします。
 私からの説明は以上です。


◯議長(土屋けんいちさん)  以上で市側の説明は終わりました。
 これをもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。
 以上で全員協議会を散会いたします。御苦労さまでした。
                  午前10時02分 散会