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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(令和3年文教委員会) > 2021/05/14 令和3年文教委員会本文
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2021/05/14 令和3年文教委員会本文

                  午前9時28分 開議
◯委員長(伊東光則君)  ただいまから文教委員会を開きます。
 初めに休憩を取って、本日の流れを確認いたしたいと思います。
 休憩いたします。
                  午前9時28分 休憩


                  午前9時30分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、次回委員会の日程について、3、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 教育委員会が入室するまで休憩いたします。
                  午前9時30分 休憩


                  午前9時31分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 教育委員会報告、本件を議題といたします。
 本件に対する教育委員会の説明を求めます。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(秋山慎一君)  おはようございます。本日、教育委員会から御報告をさせていただきます事項は、日程に記載の3件でございます。
 報告事項の1件目、三鷹市立学校の教員が逮捕された事案についてと、2件目の新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言発令に伴う対応状況については私から、3件目の学習用タブレット端末の一層の活用に向けたアプリの提供については担当課長から、それぞれ説明をさせていただきます。
 それでは、初めに、三鷹市立学校の教員が逮捕された事案について御説明をいたします。資料1の1ページをお開きください。まず、経緯について御説明いたします。令和3年4月21日水曜日、一部の報道機関が、調布市在住の小学校教諭が、いわゆる児童ポルノ禁止法──正式な法律名で申しますと、児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律になりますが、この法律違反の容疑で、4月20日火曜日に、警視庁調布警察署に逮捕されたと報じました。
 警察からの報道発表の有無や正式な情報提供が受けられず、容疑の具体的な内容等については把握できていませんでしたが、これ以前に調布警察署から学校長に対して捜査への協力が求められ、それに応じてきたことや実名による報道がなされたことから、時間を待たずに、逮捕された人物が三鷹市立学校の教員であることが明らかになると思われたことから、同日午前11時前には容疑者が三鷹市立学校の教員であること、市教育委員会として、今後、事実関係の把握に努め、警察の捜査に協力するとともに、再発防止と信頼回復に努めるとの内容を報道機関向けに発表いたしました。
 あわせて、貝ノ瀬教育長のコメントを発表しまして、同じ内容を市ホームページにも掲載いたしました。なお、この報道発表の資料につきましては、資料1の2ページに記載をしてございます。
 次に、本事案に対する対応の状況です。当該教員の逮捕を受けまして、4月21日水曜日、夕方から、勤務する小学校において緊急の保護者会を開催し、教員が逮捕された事実と報道等により明らかになっている状況について説明を行いました。翌22日木曜日の朝、勤務する小学校で、全ての児童に対して校長や担任から同教員が逮捕されたことを伝えるとともに、心の様子を知るためのアンケートを実施し、子どもたちの状況の把握に努めました。
 また、児童の心のケアに当たるため、市のスクールカウンセラーに加え、東京都教育相談センターの専門職であるアドバイザリースタッフ──これは臨床心理学等に関する専門家になりますが、この派遣を受けまして対応に当たったところでございます。
 4月23日金曜日、午前には、臨時の校長会を開催し、教育長から、全教員の綱紀粛正と服務規律の確保について周知徹底を図ることを指示いたしました。その際、発出いたしました文書につきましては、資料1の3ページに記載をしてございますが、校長自らが先頭に立ち、服務規律の確保に向けて具体的、組織的に取り組むとともに、教職員に対する指導をなお一層徹底し、教育公務員としての信頼回復に努めることを記しています。
 そして、4月26日月曜日には、教育委員会の臨時会を開催し、今後、事実関係の詳細が明らかになり次第、任命権者として処分権を有する東京都教育委員会と連携をしながら、厳正に対処していくことなどについて改めて確認をいたしました。
 なお、学校における服務事故防止研修は、年度当初の実施を含め、毎年最低3回は実施をしているところですが、本事案を受けまして、改めて全学校において研修を実施し、教員としての自覚と責任に基づいて職務を全うすることを校長から全教員に対して、指導を徹底したところでございます。さらに、今後、東京都教育委員会と連携して、全校長を対象とした服務事故防止研修を実施することとしています。
 また、当該教員につきましては、本人への事情聴取が可能となった時点で、校長及び市教育委員会において聞き取りを行いまして、その後、東京都教育委員会による処分がなされることとなります。
 1件目の報告事項については、以上でございます。
 続きまして、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言発令に伴う対応状況について御説明いたします。資料2の1ページを御覧ください。初めに、1の市立学校です。市立小・中学校につきましては、臨時休校は行わず、感染防止対策を徹底した上で教育活動を継続していますが、(1)にありますように、通常の授業等を実施する中で感染症対策を講じてもなお飛沫感染の可能性が高い学習活動、例えばグループでの話合いや合唱、器楽演奏、調理実習などですが、こうした学習活動については行わないこととしています。
 また、(2)の部活動ですが、当初の緊急事態宣言の期間である5月11日までは、人の流れを極力抑えるという宣言の趣旨を踏まえまして、他地区の生徒との接触がある大会等への参加も含めた全ての部活動を中止いたしましたが、期間の延長に伴い、その後の運用を一部見直すこととし、大会等につきましては、主催者が行う感染症対策に従うことを条件に、保護者同意の上で校長の責任の下、参加を認めるとともに、そのための練習についても時間等の一定の制限をかけて行えることとしています。
 また、(3)の学校行事につきましては、緊急事態宣言の期間においては、児童・生徒等が一堂に集まって行う行事や宿泊を伴う行事等は中止をしておりますが、当初、5月12日から予定をしていました小学校の自然教室につきましては、宣言の延長に伴い、実施時期を再度調整の上、延期することとしています。
 次に、2の市立図書館です。図書館につきましては、国の基本的対処方針、また東京都の緊急事態措置における休業要請対象施設に該当しなかったため、休館とせず、緊急事態宣言の期間中は一部利用を制限しながら開館を継続しています。
 まず、開館時間に関しましては、(1)にありますように、5月11日までは本館及び三鷹駅前図書館における平日夜間の開館を行わず、午後5時の閉館としていましたが、緊急事態宣言の延長に伴い、他の公共施設と同様に午後8時までの開館としています。また、閲覧室の利用を中止するとともに、利用者へは短時間の滞在に御協力いただくようお願いをしています。
 次に、イベント等につきましては、(2)にありますとおり緊急事態宣言の期間中は中止とし、土曜日に行っている学校図書館の地域開放事業についても実施を見合わせています。
 このほか、図書館では、(3)、感染症対策の徹底についてにありますように、4月24日に感染症対策の専門家を招き、現在実施している感染防止対策への具体的な助言を受けたところです。
 今後、他の公共施設等と同様に指摘事項等への対応を図るとともに、新型コロナウイルス感染症の緊急対応方針(第6弾)に盛り込みました施設出入口への非接触型の検温機器の設置やトイレ等の蛇口の自動水洗センサーへの切替えを行い、さらなる感染拡大の防止に取り組んでまいります。
 最後に3の三鷹市川上郷自然の村です。令和2年4月及び令和3年1月の緊急事態宣言時における対応と同様に、緊急事態宣言が解除されるまでの期間、施設を臨時休業としています。臨時休業とした期間中に御予約をいただいていた方に対しましては、指定管理者より電話等により連絡をいたしまして、キャンセル料は徴収せず、予約を取り消す対応をしたところでございます。
 新型コロナウイルス緊急事態宣言への対応につきましては、以上でございます。


◯施設・教育センター担当課長・デジタル活用担当課長(田島康義君)  私からは、資料3の学習用タブレット端末の一層の活用に向けたアプリの提供について、御説明をいたします。
 1の概要についてです。令和2年度に整備しました学習用タブレット端末の一層の活用を図るため、タブレット端末向けのアプリの提供を行います。アプリは、保護者向けの保護者連絡帳、児童・生徒向けの学習帳、教員向けのポータブルの3つのアプリの提供を予定しております。
 1つ目の保護者向けのアプリ、保護者連絡帳につきましては、学校から保護者への連絡や保護者から学校への欠席連絡などができるようになります。例えば欠席連絡につきましては、今まで連絡帳等で行っていたものが、タブレット端末等でできるようになるというふうに考えております。
 2つ目の児童・生徒向けのアプリ、学習帳につきましては、児童・生徒が学びの状況をタブレットで確認できるようになります。例えば子どもが配信された動画教材などを活用して学習でき、その履歴を確認できるようになります。
 3つ目の教員向けのアプリ、ポータブルにつきましては、先生が児童・生徒の学びの状況を確認できるようになります。例えば授業中の気づきや発言回数など、記録ができるようになります。
 これらの取組を行うに当たり、校務支援システムの機能拡張をすることにより対応を行うこととしていますが、機能拡張に当たりましては、校務支援システムの事業者と三鷹市教育委員会が協定を結んで共同で開発しているところでございます。
 具体的な機能の提供時期につきましては、裏面2ページの令和3年度の予定を記載しております。5月から欠席連絡がタブレット端末でできるアプリを提供する予定でいます。また、今年度は学校からの連絡機能など、保護者向けのアプリ機能の追加を予定しております。
 参考までに、3の保護者向けアプリの保護者連絡帳の画面イメージをつけております。
 私からは以上になります。


◯委員長(伊東光則君)  教育委員会の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。


◯委員(山田さとみさん)  よろしくお願いいたします。まず、資料1の教員が逮捕された事案について、4月22日に心の様子を知るためのアンケートを実施したということですけれども、個人情報に配慮していただきながら、心配な回答ですとか、主な回答について、お答えできる範囲でお答えください。


◯指導課長・個別最適化担当課長(長谷川智也君)  こちらのアンケートにつきましては、当日、校長の話、そして、それを受けた担任の話を受けて、当該の学校の全児童に実施したものでございます。具体的には、校長先生の話を聞いて心配になったことですとか、不安になったことがあったのか、ないのか。あった場合には、具体的にどんな内容があったのかと。
 そして、大きな2つ目としては、先生に伝えたいことですとか、相談したいことなどがあれば、ある・なしをチェックして、ある場合には詳しく書くということで、全部をチェックしました。
 具体的な中身は、個人的なことに関わるので控えさせていただきますが、やはり、逮捕を受けてショックだったというようなことが多く、その後の、こちらも先ほど説明ありましたように、心理の専門士、それからスクールカウンセラー等の相談につなげたところでございます。
 このアンケートについては、その朝、書きましたけれども、保護者にも確認をしていただきたいということで、当日持ち帰り、保護者にも確認していただいて、さらにまた翌日以降、改めて保護者の要望も含めて、カウンセリングをしたいという子どもに対しても対応できるような形を取ったところでございます。
 以上でございます。


◯委員(山田さとみさん)  ありがとうございます。では、心配なことがあったりだとか、伝えたいこと、相談したいことがあるというふうに丸をした生徒に関しては、カウンセラーにつなげたという理解でよろしいでしょうか。


◯指導課長・個別最適化担当課長(長谷川智也君)  そのとおりでございます。あとは、ここに書かなくても、状況的に心配な子等には、心理士のアドバイスの下、カウンセリングをしたということになっております。


◯委員(山田さとみさん)  ありがとうございます。このカウンセラーについては、もう対応が終わっているのでしょうか。もしまだケアが必要な子がいれば、必要な期間していただきたいと思いますが、それについてはどのようにお考えでしょうか。


◯指導課長・個別最適化担当課長(長谷川智也君)  やはり先月の21日に朝刊で報道されて以降、心理士のほうは毎日派遣をしておりました。通常であれば、該当校は、火曜日、そして木曜日、計、週2回、2人のカウンセラーを配置しているところでございますが、重点的に、当初が多いときでは3名、少なくとも複数対応でずっとやってまいりました。最終的に、5連休明けの6日、7日まで、心理士を派遣しましたけれども、その段階で学校としては大変落ち着いているという状況になっておりますので、現段階としては、今週からは通常どおりの週2日の配置というふうになっております。
 今後、必要があれば、こちらとしては、いつでも動ける体制を取っております。
 以上でございます。


◯委員(山田さとみさん)  分かりました。丁寧なお答えをありがとうございます。今後もお願いします。
 次に、4月26日の教育委員会の臨時会で今後の対応について協議を行ったということですが、今後の対応について、主に再発防止策などについて協議はされたのでしょうか。今後の再発防止策については、先ほど御説明のあった研修の拡充という理解でよろしいでしょうか。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(秋山慎一君)  26日の臨時会に関しましては、個人情報等を扱うということで、いわゆる非公開の会議として開催をいたしましたが、教育委員の皆さんには、この間の経過というのは逐次、メール等も含めまして、御報告をしていましたので、臨時会においても、最終的に、今日御報告を差し上げている内容のような形で御報告をした上で、今後の対応というか、それについても当然話し合ったところでございます。
 事件の概要等については、本日、私どものほうから御報告をさせていただいたところが、いわゆる把握をできているという範囲になりますけれども、現時点でまたその後の状況というのが、なかなか警察のほうからの情報提供はございませんので、先ほどちょっと申し上げましたけども、実際には、この教員と事情聴取ができるようになってから、本人から直接話を聞いて、事案の全容というか、そういったものを把握して、それで、やはり再発防止等について有効な手だてを考えなければいけないと思っていますけども、基本的に現時点で行う対応としては、先ほど申し上げたように、各学校において、校長から教員に対する研修を行いましたけども、加えて、今後、東京都の教育委員会のほうとも今調整をしておりますけれども、連携をしながら──これは校長向けの研修にしたいと思っていますけども、全校長に対する服務事故防止の研修を行って、再度またさらにそれを学校の中で周知をしていくということを、今考えています。
 さらに、これはちょっと今後のことになるんですけれども、今回、先ほど申し上げたように、まだ実際に細かい事実というか、そういったところについては、結局、本人からいろいろ聞き取らないことには分からない部分がありますので、何がこういう事案につながってしまったのかというところをやはりしっかりと把握をした上で、改めてそれに対して有効な手だてを考えていきたいというふうに考えていますので、これらについても、今後、教育委員会会議の中で教育委員の皆さんともしっかり議論していきたい、このように考えています。


◯委員(山田さとみさん)  分かりました。ありがとうございます。よろしくお願いいたします。
 次に、新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言発令に伴う対応状況について、お伺いします。学習活動なんですけれども、感染が心配な場合の児童・生徒さん、リモートで授業を見ることができたりするんでしょうか。以前の御答弁の中で、対応している学校があるというのは承知しているところなんですけれども、全学校で必ず対応してくださるものなのでしょうか。基本的なスタンスなどがあれば、教えてください。


◯指導課長・個別最適化担当課長(長谷川智也君)  今のお話につきましては、東京都からも、そのような理由で学校を欠席したいという場合には、できるだけオンラインを活用したリモート授業をするようにという通知も出ております。本市といたしましても、それも踏まえて、そのような希望がある場合には、対応するようにという通知を出しているところでございます。
 以上でございます。


◯委員(山田さとみさん)  ありがとうございます。次に、学校行事なんですけれども、自然教室については、分かりました。今、学校公開の時期なんですけれども、Zoomで開催していらっしゃる学校があったり、中止にしてしまった学校もあると聞いております。行事は、可能であれば、1年前の6月の文教委員会でもお願いしていますけれども、ぜひ特別な理由がなければ、個人情報に配慮しながら、ぜひオンライン参観などができるようにしていただきたいと思いますが、お考えをお伺いします。


◯指導課長・個別最適化担当課長(長谷川智也君)  行事につきましては、これまでも御答弁申し上げておりますように、特別活動の1つとして、子どもたちの学びにとって非常に重要なものでございます。ですので、一律に中止ということではなく、校長の判断の下、PTA、それからCS委員の御意見も参考にしながら、その学校の実態に合った形で工夫をしながら、それぞれ取り組んでいるところでございます。
 以上でございます。


◯委員(山田さとみさん)  分かりました。そういうふうにおっしゃっていただいているというのは理解しましたけれども、オンラインで開催しているところもあるので、事例なども紹介しながら、ぜひできるところは積極的に対応していただけるようにお願いしたいと思います。
 次に、図書館のことなんですけれども、開けていただいて本当にありがとうございます。専門家を招き、具体的な助言を受けたということなんですけれども、昨日ユーチューブに上がっていたのを確認しました。その専門家の方の御指摘の中で、マスクをしていれば、これは要らないというような御指摘もあったかと思うんですけれども、まず、それはマスクをされていることが条件ですので、マスクを着用されていないお客様、市民の方への御対応はどうなさっているのでしょうか。ほかのお客様、市民の方、あと働いている職員のことをしっかり守っていただきたいと思いますが、どのようにお考えでしょうか。


◯三鷹図書館長(大地好行君)  マスクをされていないお客様は確かに多少いらっしゃるところなんでございますけれども、私どものほうからマスクをしろという形ではお話ができませんものですから、マスクをして御来館をいただけるように、ホームページとか、告知とかでお願いをしている状況でございます。
 24日の御指摘でも、まず距離があれば大丈夫というお話をいただいたので、距離が取れるところについては、一定、フィルムを外すなりしているんですけれども、現状、距離が取れないところについては、お子様の目線の高さよりも上のところまで切らさせていただいて、大人が立って話をするときには、一応間にフィルムがあるような状態を、取りあえず今確保した形で対応させていただいているところでございます。
 以上です。


◯委員(山田さとみさん)  分かりました。それを聞いて安心しましたが、やっぱりマスクをつけてくださいと言うのは、なかなか難しいことなんですかね。どのような懸念をされているのか、ちょっとお伺いしたいと思います。


◯三鷹図書館長(大地好行君)  基本的には公共施設でございますので、市民の方の利用を制限するという形では、対応がなかなか難しいものでございますので、一応私どものほうとしては、お願いの形、告知の形を取らせていただいているところです。
 以上です。


◯委員(山田さとみさん)  分かりました。公共施設なので、御来館を断るというのはできないのかもしれませんが、次回はつけて来てくださいねぐらいは、アナウンスしていただきたいなと思います。
 次、学習用タブレットの一層の活用に向けたアプリの提供について、お伺いします。これは本当に求めてきた内容であって、本当に、本当に感謝しております。ありがとうございます。保護者からのニーズも、コロナ禍で、特に連絡帳については本当に御要望が多かったところだったので、5月から開始ということで、非常にありがたく思っております。
 まず、お伺いしたいのは、全校で絶対に使っていただけるんですよねというところと、あと、まだ使われていないみたいなんですけれども、5月中のどこかという認識でいいのかというところ。あとは、全機種、例えば保護者の端末でも使えるというふうに書いてあるかと思うんですけど、これは全機種使えるんでしょうか。アイフォンとか、アンドロイドとか、そういった指定とかがあるのかどうかというのを、ちょっとお伺いしたいと思います。


◯施設・教育センター担当課長・デジタル活用担当課長(田島康義君)  まず、全校かというお話ですけども、一応校長会含めて、全校で実施していただくようにお願いしているところでございます。
 また、時期につきましては、一応5月をめどに実施するように学校長にお願いしておりまして、この後、保護者向けの通知等が学校からされると。学校内含めて、準備ができ次第通知をして、保護者の体制を含めて、学校の体制を含めて、整ったところから実施されていくものだというふうに認識しております。
 また、アプリのところですけども、基本的には学習用タブレット端末の児童・生徒向けのタブレット端末には、このアプリを導入しております。
 また、保護者のスマートフォンでの対応ということになりますが、今回はアイフォン向けのものを用意しているということでございます。詳しくは、今ちょっと調整をしておりまして、アイフォンでも様々な機種──昔の機種から最新機種までありますので、OSのバージョンも違いますので、その辺につきましては、一定の制限がかかるものだというふうに認識をしております。
 また、アンドロイドにつきましては、アンドロイドOS自体が機種に依存しているところがございまして、全ての機種に対応するというのは非常に困難でございます。現状は、ソフトウエアとして開発ができておりませんで、今後、順次、どういう形で対応できるかを事業者と検討しながら、提供に向けた努力をしていきたいというふうに考えているところでございます。


◯委員(山田さとみさん)  分かりました。児童用のタブレットでは必ず使えるので、それに補足する感じで、バージョンにもよりますけど、アイフォンで使えますよというところで、アンドロイドについては、今後開発していくかもしれないというところですね。分かりました。
 私からは以上です。


◯委員(紫野あすかさん)  よろしくお願いします。教職員の逮捕された事案については、本当に残念としか言いようがなく、今後再発がないように努めていただきたいと思います。先ほど、子どもたちの心のケアでアンケートを取られて、カウンセラーの方もしっかりついてくださっているということなんですけれども、不登校になるなど、影響は出ていないという状況と考えてよろしいのでしょうか。


◯指導課長・個別最適化担当課長(長谷川智也君)  今お話のあったとおり、この件について、この件がきっかけで不登校になったという事実はございません。


◯委員(紫野あすかさん)  ありがとうございます。先ほど保護者会でも説明をされたということだったんですけれども、保護者の方からの何か要望とかがありましたでしょうか。聞かせていただける範囲で、もし何かありましたら。


◯指導課長・個別最適化担当課長(長谷川智也君)  やはり、保護者の皆さんもまずはびっくりしているというのが現状でございます。と同時に、やはり二度とこういうことがないようにしていただきたいと。それから、やっぱり、二次被害等、子どもたちを守ってほしいという御意見がありまして、私どももそれが第一だというふうに考えておりますので、そのために今様々な取組をしているところでございます。
 以上でございます。


◯委員(紫野あすかさん)  ありがとうございます。警察からの情報が得られないので、細かいことが分からないようなんですけれども、例えば二次被害として、その写真がネットに出回ってしまっていたとか、何か写真が売られていたとか、そういうようなことは現時点ではないという認識でよろしいのでしょうか。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(秋山慎一君)  今御質問のあった点については、警察のほうの捜査が進んでいるとは思いますけれども、具体的な状況についての情報提供は一切ございませんので、私どもとしては把握ができていないというところでございます。


◯委員(紫野あすかさん)  分かりました。本当に、今後、このようなことが二度とないようにしていただきたいと思います。
 次に、コロナウイルス感染症緊急事態宣言発令に伴う対応状況についてです。部活動なんですけれども、運用を見直して、大会等については、感染症対策を厳守することを条件に、保護者の同意を得て参加することを可能としているとあるんですけれども、保護者の同意が得られなかった御家庭で、子どもは参加したいけれども、うちが駄目だと言うから出られないというような場合は、どのように対応されているのでしょうか。


◯指導課長・個別最適化担当課長(長谷川智也君)  まず同意書につきましては、東京都中学校体育連盟のほうで統一のものを使っております。この中体連の大会に参加する場合には、必ずそれを提出してくださいというふうになっております。現状では、今言われたような事例は一つも聞いておりません。どちらかというと、3年生にとってはこれは最後の大会になりますので、何とかして出たいというような意見が多いと認識しております。
 以上でございます。


◯委員(紫野あすかさん)  ありがとうございます。なるべく大会に出られるように、部活動のほうも、子どもたちが生き生きとできるようにしていただきたいと、大変だとは思いますけれども、よろしくお願いしたいと思います。
 あと、3番の学校行事なんですけれども、小学校の自然教室の延期ということなんですけれども、延期はいつ頃になる予定でしょうか。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(秋山慎一君)  時期につきましては、5月末まで延長された関係で、今、実際、5月中に予定していた学校が5校ございますが、時期について今学校のほうと調整をしておりまして、学校の様々なほかの教育活動等との関係もありますので、学校の都合のいい時期にというふうに考えておりますけれども。いわゆる夏前というか、そういう時期を御希望されている学校もあれば、秋口を御希望されている学校もあるということなので、去年は10月とか、11月の時期になりましたけれども、それよりも前に、今、現時点、その5校については調整をして、実施をするというような方向で今対応しています。


◯委員(紫野あすかさん)  ありがとうございます。適当なよき時期を見て、なるべく行えるようにしていただきたいというふうに思います。
 あと、図書館のほうなんですけれども、よく図書館なんかに本の消毒機みたいな機械が置いてあるところがあるんですけれども、三鷹の図書館のほうではそのような本の消毒機みたいなものは置いていないのでしょうか。


◯三鷹図書館長(大地好行君)  現在のところ、図書館に本の消毒機は置いてございません。
 以上です。


◯委員(紫野あすかさん)  ありがとうございます。去年のコロナの拡大以降、割と全国の図書館で消毒機というものを置いていて、6冊ぐらいかな、借りて返すときに、それを通して、1分ぐらいかな、何かやって返すみたいなシステムを導入されている自治体も多いように聞いておりますので、そんなめちゃくちゃ高い金額でもなかったと思いますので、そういうのもちょっと検討していただければ市民が安心して本を借りられるのかなって思ったので、検討していただければと思うんですが、いかがでしょうか。


◯三鷹図書館長(大地好行君)  本の消毒機につきましては、おっしゃられるとおりで、近隣の市町村でも昨年度のコロナ禍のところで導入を図っているところがあることについては承知しております。基本的には、本の消毒機そのものについて、現時点であまり積極的に導入をしたいと考えていないわけですが。
 理由としましては、そもそも日本図書館協会のガイドラインで、本の消毒機の有効性について疑問が呈されているということが1つあるのと、また、紫外線を照射いたしますので、基本的には本そのものに紫外線を当てることがあまりよろしくないということがございまして、基本的には本の形になってしまっているものを完全に消毒することっていうのはなかなか難しいという現実がございます。
 そのほかに、今販売されているもので、コロナウイルスに対する有効性をうたっている機械はないと、私どもとしては認識しております。当然、検体はございませんので、なかなかそれを明確に出せるものがないので、今後のちょっと検討課題とさせていただければ大変ありがたいなと思っております。
 以上です。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(秋山慎一君)  ちょっと補足をさせていただきますと、今、館長が申し上げたように、いわゆる科学的というか、機器の有効性というところももちろん、十分検討しなきゃいけない課題だと思いますけど、一方で、この4月24日に専門家の先生に見ていただいた際に御指摘もあったんですが、本を消毒するというよりも、人間を消毒するというか、触る前、あるいは触った後に小まめに消毒をできるように、例えば館内にアルコール消毒をたくさん置いて、そこで対応できるようにしたらどうだというような、そちらが有効だというような御指摘等もありましたので、今後、そういったような形で小まめに消毒をできるようにしていきたいというふうに考えています。
 昨年の今頃というのは、非常にいわゆる消毒液そのものとか、容器とか、そういったものがなかなか手に入りにくいということもあって、当時は、だから、入り口には置くけれども、館内、例えば施設内にはあまり置かれていないとか。
 一方で、さっきちょっと説明がありましたけども、ビニールで覆うとか、そういうことで一応対応していましたけれども、今割と消毒液も普通に買えるようになっておりますので、小まめに消毒をできるような環境を提供するということで、図書館を安全に御利用していただけるように進めていきたいと考えておりますので、本の消毒機については、先ほど館長が申し上げたように検討課題とさせていただきますけれども、基本的には御利用の皆様が手指の消毒がしっかりできるように、館内の環境を整えてまいりたいと考えています。


◯委員(紫野あすかさん)  ありがとうございます。私が見たときは、消毒機プラス、本を一つ一つ係の方が消毒薬で拭いていらっしゃって、安心ですということをアピールされていたので、こういうのがあるのかと思って、ちょっと質問させていただきました。図書館をすごく楽しみにしていらっしゃる方も多いので、閉じないで、こうやって開けてくださることは大変ありがたいと思います。
 次に、タブレットのアプリの件なんですけれども、これ、今回、両備システムズという会社の製品なんですけれども、このRYOBIを選んだ理由というのは何かあるのでしょうか。


◯施設・教育センター担当課長・デジタル活用担当課長(田島康義君)  両備さんと共同開発に至ったところですけども、現在利用している校務支援システム自体がプロポーザルにより選定をされていますが、この選定された事業者さんであると。つまり、校務支援システムの事業者さんであるということと、今回のところにつきましては、校務支援システムの機能拡張でこういうような様々な対応をしていくということを踏まえまして、事業者である両備システムズさんと協定を交わしているということでございます。


◯委員(紫野あすかさん)  ありがとうございます。じゃあ、今後また開発されて、使いやすいものになっていくというようなイメージでしょうか。


◯施設・教育センター担当課長・デジタル活用担当課長(田島康義君)  委員さんのおっしゃるとおり、今後、様々なシステムを開発し、利用していきたいというふうに考えております。


◯委員(紫野あすかさん)  ありがとうございます。先ほど山田委員からも質問がありましたが、今後、スマホでも、この連絡帳を使えるということで、便利だなというふうに思ったんですが、昨日ちょっと見てみたら、やっぱりアップル社しかダウンロードができないということで、アップルのユーザーしか使えないというのは、どうしても保護者の方からも、何か不公平感というか、不満が出そうなようにちょっと感じてしまうんですけれども。
 子どもが学校にタブレットを持っていってしまっているときに、何か学校から連絡があったりとか、こっちから学校に連絡がしたいときは、タブレットがない人は、スマホで何かできることは、アイフォンでないとできないという考え方でよろしいのでしょうか。


◯施設・教育センター担当課長・デジタル活用担当課長(田島康義君)  委員さん御指摘のことも、私は感じていますが、先ほど申し上げたように、アンドロイドOSとアイフォンのiOSというやつですけども、このアンドロイドOSにつきましては、スマートフォン本体にOSがチューニングというか、最適化されているということですので、機種依存が非常に高いんです。そのために、ソフトウエアを開発するに当たって、全ての機種の動作確認ですとか、全ての機種に対応したアプリを1個1個作っていかなければいけないと。すごくコストと時間がかかるというものになります。
 基本的には、スピード感を持って対応したいというふうに考えておりまして、まずは我々的にはiPadを今回導入しますけど、このiPadOSとアイフォンのiOSが互換性が非常に高いというところで、アイフォン向けのアプリを今後提供していきたいというふうに考えているところです。
 ただ、先ほど委員さんにも御説明しましたが、全くやらないということではなくて、今後しっかり検討して、提供できるような形にしていきたいというふうには考えているところです。
 あと、連絡が取れないということにつきましては、基本的には、今の機能には欠席連絡ということになっておりますので、そういう意味では、朝の時間帯で欠席連絡をしますので、基本、子どもたちが学校にいる間での連絡ということはないので、今後の機能の提供に基づいて、委員さん御指摘のようなことも発生するとは思っていますけども、検討してまいりたいというふうに考えております。


◯委員(紫野あすかさん)  分かりました。その中でも、どうしても使いこなせないというような保護者がいらっしゃった場合は、今までどおり、連絡帳でもオーケーという考え方でよろしいのでしょうか。


◯施設・教育センター担当課長・デジタル活用担当課長(田島康義君)  そのとおりでございまして、基本的にアプリじゃないといけないということではなくて、さらなる利便性の向上のためにアプリを提供しているということですので、学校側には、今までどおりの連絡帳を含めた連絡手段というのは当然廃止することなく、加えてアプリでもできるような環境を整えるということでございます。


◯委員(紫野あすかさん)  分かりました。ありがとうございます。
 以上です。


◯委員(大倉あき子さん)  どうぞよろしくお願いいたします。三鷹市立小学校の教員が逮捕された事案なんですけれども、本当に子どもたちのことを思うと胸が痛い思いでいっぱいなんですけれども、本当、教育委員会のほうでも最大限、子どもたちを守るということで専門職の方も派遣されて、重層的に対応されているということで安心をしております。今、現時点で特段本当に大変なことはないということだったんですけれども、時の経過とともに、子ども、また、いろいろなことが発生してくることもあると思いますので、長い目で見守っていただけたらと思います。
 また、今、国会でも教員に対するわいせつ行為の処分ということで議論されていて、ますます厳しくなっていくという中で、教師自身の人生にも関わってくると思うので、先ほど秋山部長もおっしゃっていましたけれども、何がこの事案につながっていったのかって、研修だけじゃなくて、やっぱりその根本的なところも本当に目を向けていかなければいけないなと思っていますので、引き続きお願いをしたいと思います。
 質問は部活動のことなんですけれども、先ほど一定の答弁もあったんですけれども、今本当に感染力が強い変異株が蔓延していて、屋外の外食でも3密じゃないようなところでも感染が発生しているという状態であります。非常に、大会ということもしてあげたいという思いでいっぱいなんですけれども、やはり一方、大変懸念されることも多くあるかなと思うんです。このことを、先ほどは校長先生の責任の下とあったんですけれども、大会に出ようって決定するのは各学校なのかどうなのか、お伺いをしたいと思います。


◯指導課長・個別最適化担当課長(長谷川智也君)  こちらについては、保護者、そして生徒の意向を最大限に尊重して、最終的には校長が決定をするというふうになっております。これは東京都も同様の内容でして、校長の責任の下、大会の参加を認めるというふうになっております。
 以上でございます。


◯委員(大倉あき子さん)  分かりました。ということは、三鷹市全校というわけじゃなくて、保護者、生徒さんの意向で、各学校、差が出ることもあるということの認識でよろしいでしょうか。


◯指導課長・個別最適化担当課長(長谷川智也君)  原則そのとおりでございますが、中学校校長会の意見を聞きますと、全ての校長が出させてあげたいという方向で動いております。
 以上でございます。


◯委員(大倉あき子さん)  分かりました。それでは、本当に感染対策も万全にして、最高の、最後の思い出になるように、お願いをしたいと思います。
 続きまして、学校行事なんですけれども、こちらに緊急事態宣言期間においては、児童・生徒が一堂に集まって行う行事や自然教室を含めた宿泊を伴う行事は行わないこととしていますとなっているんですが、春に運動会を行うところも多いと思うんです。この運動会の実施についてもお知らせもいただいているところなんですけれども、運動会についてはどのようになっているのか、お伺いしたいと思います。


◯指導課長・個別最適化担当課長(長谷川智也君)  運動会、体育大会等につきましては、昨年、様々な学校で工夫をして、感染症対策の下、子どもたちが充実した運動会になるためにはどうすればいいかということで、各学校、大変議論をして、そして種目の工夫等も図ってまいりました。今回につきましては、各学校とも、まず御来賓等については全て入場させないと。あとは、保護者等につきましては、グラウンドの大きさ、それから種目、それから、大会の運営の仕方等がありますので、そういう状況を踏まえて、各学校のPTAと調整をしながら、全く入場させないところもあれば、制限して入場させるというようなところもあるというのが事情でございます。


◯委員(大倉あき子さん)  分かりました。都立高校とかも全て延期ということになってしまう中で、三鷹市は本当に工夫されてやられるということで、また、こちらも感染が広がらない対策を十分注意していただいて、実施していただけたらと思います。
 続きまして、図書館なんですが、私も消毒機のことをお伺いしようかなと思ったんですけれども、やはり、どこまでこれが有効なのか、本当に検証してみないと取り入れられないだろうなと思っていて、先日の水野先生、そういったことの御意見もあったのかなって聞きたいところだったんですけれども、よく事情が分かりましたので、それ以外のところでしっかり、人体が消毒されるということが大事ということで、私も、テレビを見ながら、なるほどなと思って聞いておりました。
 図書館って、皆さんの本当に憩いの場でもあり、また知的なものを求める場でもあります。今、コロナ禍において、そういったものも求めている方は多いと思いますので、安心して行ける図書館を引き続きお願いいたします。
 以上です。


◯委員(吉沼徳人君)  よろしくお願いいたします。市立学校の教員の逮捕について、ちょっとお尋ねをしたいんですけども、この先生、三鷹においでになる前にも、何かそのような傾向があったというようなことがどこかで報道されていたんですけども、そのような情報を教育委員会のほうでも、例えば前任の市か、区か分かりませんけども、そこの教育委員会から、そういうような引継ぎみたいなことっていうのはなかったのか、また、そういったような状況を三鷹のほうでつかんではいなかったのでしょうか。


◯指導課長・個別最適化担当課長(長谷川智也君)  今回の教員の事件については、今回明るみになって初めて、報道にありますように、前地区で勤務していたところでもというところの情報を我々はつかんだところでございますので、事前には、全くこの教員がこれまでこのようなことをやっていたということは、一切把握しておりません。
 そして、この教員の勤務状況につきましても、例えば指導上、様々な課題があって、苦情があるですとか、それから、勤務態度等のいわゆる服務上も課題があるとか、そういうことは、この事件が明るみに出るまで、校長としても、そういうような様子は全くなかったということでございます。
 以上でございます。


◯委員(吉沼徳人君)  分かりました。三鷹としては全然分かっていなかったという状況ですね。
 それで、逮捕がありまして、20日に逮捕されて、21日に報道があったわけですけど、その後、子どもさんたちにアンケートを取ったりして、その中で、子どもさんたち自身から、児童から、私は被害に遭ったんじゃないかとか、あるいは、実際に遭いましたとか、もしかしたら遭ったかもしれないというような訴えというのは、なかったんでしょうか。


◯指導課長・個別最適化担当課長(長谷川智也君)  子どもから直接、このアンケート等を通じて、それからアンケートを介しないでも、教員に直接こういうことがあったというような申出は把握はしておりません。


◯委員(吉沼徳人君)  ということは、子どもさんたちには、三鷹では被害がなかったというふうな解釈でよろしいのでしょうか。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(秋山慎一君)  被害の状況等については、先ほどちょっと申し上げましたけれども、具体的に警察のほうから詳しい内容というのは伝えられておりません。加えて、この法律の趣旨からすると、子どもを守るということがこの法律の中に明確になっているので、報道のほうも、一定程度そういったことに配慮して、当然行われているわけですね。
 とはいえ、今回の報道では、調布市と三鷹市の小学校と、それからスポーツ施設みたいな表現で報道されていましたので、記事から推察する限りにおいては、両市のそれらの施設において、警察がこの事案について逮捕できるという事実があったというふうに、警察としては把握をしているんだろうなというふうに思いますけれども。
 具体的なその内容等については、私どものほうには一切情報が提供されていないものですから、確認はできておりませんけども、報道の範囲であれば、今申し上げたように、記事の中に明記されているのは調布市と三鷹市であり、施設としては小学校とスポーツ施設ということになっていますので、そこにおいて一定のそういう事実があったんだろうということは、報道の中で私たちは把握をしているというところでございます。


◯委員(吉沼徳人君)  そうすると、市としては、子どもさんたちに直接影響があったり、内容について市のほうで把握しているということはないということなんですけども、先ほど、東京都から教育相談センターの専門職の方をお呼びしたりして、子どもたちに心のケアをしたということなんですけども、個人的にケアをしなきゃいけないような子どもさんたちが、何人ぐらいいらして、今後、これからもケアをしていかないといけないような子どもさんたちはいたのでしょうか。


◯指導課長・個別最適化担当課長(長谷川智也君)  具体的に何名といいますと、ある程度子どもが絞られてしまいますので、10名弱というふうにお伝えしたいと思います。
 その子どもたちにつきましては、当初やはりショックで教室に入れないとかという状況もありましたが、今現在はそういうことは全て落ち着いておりますので。ただ、先ほども申し上げましたように、表面上見えなくても、今後出る可能性もありますので、いつでも、我々は、何度も申し上げているように、子どもたちを守るというのが一番、第一ですので、対応できるように対応をしております。
 以上でございます。


◯委員(吉沼徳人君)  10名弱の方がそういうふうなケアを受けたということであれば、今おっしゃったように、今ちょっと心のところになくても、何かのときにまた出てくるということがあると思いますので、ぜひその10名弱の子どもさんたちについては、しっかりと見守っていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
 以上です。


◯委員(谷口敏也君)  それでは、逮捕された事案についてのみ、幾つか質問させていただきたいんですけど、三鷹でわいせつ系の逮捕の事件って、ここ数年で3件目ですよね。もしかしたら、その3件に携わっている方はいらっしゃらないか──松永部長、そうかもしれないですけど、違いますか。一連、携わっている方はいらっしゃらないかもしれないんですけど、三鷹だけ多いのかなっていう気もするんですけど。実際、東京都の中で、こんな単独の三鷹市という中で、ここ数年で3人も逮捕されているということについて、三鷹市教育委員会としてどう考えているのか、お伺いしたいんですけど。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(秋山慎一君)  本当に今、谷口委員御指摘のとおり、ここ数年の中で度重なる不祥事が起きているということについては、大変残念だというふうに考えています。こうした事案について、先ほど、指導課長もちょっと申し上げましたけれども、なかなか予見をすることが難しいというのもありますし、他地区でそういうことがありやなしやということについての把握というのはどうなっているんだというのは、たしか平成27年の事件のときにも議論があったところです。
 そういうこともあり、今、国のほうでもそういった教員が二度と教壇に立てないようにというようなことが論じられているというふうに認識をしています。これが多いか、少ないかというのはちょっとなかなかあれなんですけれども、そのあたりは、数でいうとどうかというのがありますけれども、当然、平成27年のときの事案などでも、その後のいろいろな対応の中で、研修等々を行いながらということで取り組んで、私は当時はいませんでしたけども、当時としても、こういうことが二度と起きないようにということで、繰り返し対応してきたという経過がございますけれども。
 やはり、なぜか繰り返されてしまうということについては、先ほども少し申し上げましたけれども、もちろん、教員一人一人の自覚や責任というものに訴えかけながら、これは我々もそうですけども、公務員としてどういう振る舞いをして、どういう職責を果たしていくかということを自覚しながら、しっかり務めるというのが基本ですけれども、なぜそういう事案が起きてしまったのかという背景というようなものを、やはり可能な限りこれは把握に努めていかなければいけないのではないかなというふうに思っております。
 これは、本当にいろいろな専門家の方の力も借りないと恐らく難しいと思いますし、我々がそういう聞き取り等をやる中で把握できるものかどうかも、正直分かりませんけれども、やはり繰り返されているということを考えたときに、今回は、今回の事案をこれからいろいろ詳細を確認していきたいと思っていますけども、いま一度、過去の事案についても振り返りながら、その中で、やはり本当の意味でのという言い方はおかしいですけども、しっかりとした再発防止策というのを考えていかないといけないというふうに思っておりますので、現時点で、今回の事案については、まだ詳細は把握し切れておりませんけれども、しっかりそれに努めながら、二度とあってはならないことですから、対応してまいりたいと考えております。


◯委員(谷口敏也君)  ありがとうございます。結局、事件が起きて、再発防止策に努めますというような答弁だと思うんですけど、先ほど吉沼さんからもありましたけど、学校の先生って、イメージ的に、最初のうちというか、結構数年で学校を転校していくというようなイメージがあるじゃないですか。そうすると、前学校で何かあったんじゃないかとか、その前の学校で何かあったと、そういう経歴というのは継承していかないものなんですか。
 例えばどこどこの学校で何年勤めて、学年主任をやったとか、何をやったとかっていうのは、当然、経歴書みたいな感じでずっと残っていくんでしょうけど、何か少し問題があったとか、要はマイナス点については、次の学校とかって連絡が行かないのかどうか、ちょっと確認したいんですけど。


◯指導課長・個別最適化担当課長(長谷川智也君)  こちらについては、いわゆる文書面で様々な経歴、履歴は当然いわゆるカードとして来ます。と同時に、校長としましても、やはり前任の校長と直接連絡をして、この教員はどういう教員だったのか、特に赴任当初、ちょっと課題が見られるなという教員については、特に連絡を取りながらやっていた。私も今までやっていましたし、どの学校もそのようにやっているという現状でございます。
 以上でございます。


◯委員(谷口敏也君)  ということであれば、もし何かがあった場合には、逮捕まで至らなかったとしても、ちょっとした事件を起こしたとか、そういうのは必ず引き継いでいる、連絡が行っているという形でよろしいんですか。


◯指導課長・個別最適化担当課長(長谷川智也君)  基本的にはですね、何かあった場合には、今後のその教員に対する人材育成、指導に生かすことも必要ですので、情報提供を私もしますし、情報提供をいただくように働きかけを、校長としております。
 以上でございます。


◯委員(谷口敏也君)  分かりました。ということは、先ほど秋山部長のほうからもありましたけど、なかなか予見がしづらいというのは、当然そうだと思うんですけど、細かい注意点を把握しておいて、少し重点的にというか、慎重にその先生を見ておく必要もあるのではないかと思うんですけど、その辺は、各校長先生はそういう認識でいるということでよろしいですか。


◯指導課長・個別最適化担当課長(長谷川智也君)  校長会のほうも、私のほうから、この4月、5月の校長会で人事上の取組と課題ということでお話ししていますが、特に転入のあった教員、新規採用の教員については、より細かく見取って、そして、必要に応じて職務経歴等の記録も取りながら、職務実績も取りながら、指導をするということを、この年度初めは重点的にやるよう指示をしているところでございます。
 以上でございます。


◯委員(谷口敏也君)  分かりました。今ありましたけど、国会のほうでもいろいろと動きがあるようですから、これからも、しっかりと子どもたちを守るためにお願いしたいと思います。
 それと、もう一点気になるのが、経緯の中で、一部の報道機関がまず報道したと。そのときには、三鷹市教育委員会のほうには何も連絡がなかったわけですよね。ということって、何かちょっとおかしいんじゃないかと思うんですよ。警察が報道機関には情報提供するけど、肝腎の職場である三鷹市の教育委員会のほうには連絡しなかったということなんですか。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(秋山慎一君)  今回の事案に関しては、調布署のほうとのやり取りということなんですが、当該教員の服務監督をするのは校長になりますので、基本的には警察署のほうからは校長のほうに捜査への協力依頼等を含めて連絡等は取っていたんですけれども、いわゆる先ほど申し上げたように、報道発表を警察として正式にすれば、当然、その内容について教えてほしいということを申入れ等はしていましたけども、これは、21日の新聞の記事を読んでいただくと分かるんですが、捜査関係者によるとっていう、そういう記事なんですね。
 ということは、これは、この時点では、警察としては正式にこれについて発表はしていないんですけども、その新聞社が独自の取材の中で、いわゆる捜査関係者からこの情報を得て記事を書いたということになるというふうに考えていますので、基本的には、やっぱり内容について、当然、これは出てしまうタイミングで、どういう出方をするかというのもありますけれども、警察のほうにはそういう申入れというか、お願いはしていましたけれども。
 それが、21日の段階で、いわゆる特ダネ的に新聞社が抜いたということなんですけども、記事になったということですから、我々としても、これがちょっと21日の時点で、こういう形で報道されるというのは想定をしていませんでしたので、その後、ちょっと対応について速やかに行わなきゃいけないということで、先ほど申し上げたような経過になりますけれども。
 報道発表の内容については、校長を通じて、時期等についても含めて警察のほうにお願いをしていましたけども、結果として、その前に一部で報道されたと、そういう事実でございます。


◯委員(谷口敏也君)  そうですよね、たしか新聞社1社だけなんですよね。特ダネ的なことだったのかもしれないんですけど。そうすると、やっぱり三鷹市教育委員会としても、もう一度しっかりと──こういう出方になると、要は突発的に出て、誰も知らなかったということになるわけじゃないですか。そうなると、市民に対してやっぱり説明がつかないと思うんですよ。だから、捜査関係者の人がちらっと言っちゃったのかもしれないですけど、そういうことのないように。
 だから、そういうところで捜査関係者がちらっと言うのであれば、こっちにちらっと言ってくださいよみたいな、そういった申入れを改めてしたほうがいいですよ。というのは、学校の先生も三鷹市教育委員会の管轄ですけど、東京都の職員ですし、警察だって東京都の職員で、同じところなのに、横の連携ができていないみたいな、そういうふうに思われちゃうじゃないですか。それって、どこに対しても悪いことというか、損なことだと思うんですよ。
 だから、それは三鷹警察署でも、調布警察署でも、しっかりと行政として連携は取っているというところは、やっぱり見せていかないといけないと思うんで、申入れしたほうがいいと思うんですけど、その辺どうお考えでしょうか。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(秋山慎一君)  今回の件については、先ほどちょっと申し上げたんですが、当然、発表前に内容等についてはぜひお知らせいただきたいということでお願いをしていましたが、それは当然、こういったことに関してもそうなんですが、何でもそうですけど、いきなり報道で知るっていうのは、非常にやっぱり都合が悪いところがありますので、こういうことに限らず、しっかり連携という言い方がいいのか分かりませんけども、お願いをしながらやっていきたいと思っています。
 それぞれの機関のそれぞれの事情というか、そういったものもあるのかなと思いますので、それがうまく機能するかというのは、必ずしも分かりませんけれども。ただ、今回については、事前に一定のやり取りが警察との間ではありましたので、仮に何らかの形で報道──どのタイミングで報道されるかというのは、いずれにしてもこれは報道はされるだろうというふうに思っていましたので、その点については、先ほど資料1の2ページのほうにお示ししているような内容のものを、あらかじめちょっと用意をした上で、速やかに公表できるような形で準備をしていましたので、21日の時点で記事は朝に出ましたけれども、対応としてはさほど遅れることなくできたのではないかと思っています。
 いずれにしましても、こういったことについては、委員さんおっしゃるように、市民の皆様への説明等の責任が、私どもにございますので、そこでやっぱり時間が空くとか、内容にちょっと違いがあるとか、そういうことはあってはいけませんので、しっかりと連携できるような形で行うことが必要だというふうに認識はしています。


◯委員(谷口敏也君)  ありがとうございます。確かにこれ、対応は早かったですし、プレス発表というか、教育長のコメントまで入っていましたから非常によかったと思うんですけど。実際、今のお話ですと、21日の朝刊に載る前に一定の話はあったんですか、一定の情報提供は。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(秋山慎一君)  当然、市内の教員に係る事案ですので、先ほど申し上げたように、警察署のほうでいわゆる服務監督者である校長に対して、その情報提供というか、今こういう状況でというような話は当然ありましたし、捜査への協力の依頼というのも当然ある中での話でしたので、私どものほうとしては一定の事態の進捗というのを校長を通じて確認はしていました。
 ただ、逮捕に至るまでのプロセスについては、当然これは捜査上の話になりますので、具体的にいつ頃、何が起きるのかということについては、当然把握はできなかったわけですけれども。ただ、先ほど申し上げたように、これはいわゆる報道という形で表面化することによって、教育委員会なりの対応というのは、そこから当然起きてくると──事実の確認も含めてなんですけども、ありますので、そういった意味では、事前の一定の情報はありました。ありましたけれども、詳細なり、時期なりは分からない中での対応だったということでございます。


◯委員(谷口敏也君)  分かりました。もう一点、確認なんですけど、新聞社が記事を掲載するという情報はつかんでいなかったところなんですか。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(秋山慎一君)  御指摘のとおり、特に私どもには一切取材がございませんでしたので、まさに捜査関係者への取材で、ああいった記事が書かれたということだというふうに認識しています。


◯委員(吉野和之君)  それでは、三鷹市立学校の教員が逮捕された事案について、1点だけお伺いいたします。この事件は、子どもたちにとって最も信頼していた先生が自分たちを裏切ったという、大変に心の傷が深く残る事件であったと思いますね。先ほどお話にもありましたように、平成27年にもこのような大変痛ましい事件がありまして、三鷹市で再発しているわけなんですね。
 それで、今回、教育長が綱紀の粛正と服務規律の確保についてという通知を出したわけなんですけども、私は、この事件の根本には、こちらのほうの教育長の言葉にあるとおり、高い倫理性、それから不道徳な行動は厳に慎むこと、これに尽きると思うんですよ。今の児童・生徒に対しては、道徳教育が教科化されて、先生は教える立場にあるんですね。その教える立場の先生がこんなことをしてしまう。
 これは、先生に対する信頼を失うということで、先ほど言ったように、子どもたちにとっては大変に大きな傷が残ると思うんですが。私は、やはり先生方も、やはり徳について学ぶことが必要ではないか。つまり、道徳というのは、子どもたちだけに教えればいいんじゃなくて、自分たちもやはり一生を通じて学ばなければいけない、これが道徳であると思うんですよ。
 ですから、服務規律もそうなんですけど、やはり心の問題として高い倫理性、それから道徳性がこの先生方に求められるということを、今回痛切に感じたんですね。ですから、やはり徳について学ぶ機会、これをできるだけ多く与えることが必要だし、やはりその中で先生たちが、子どもたちに道徳を教えているんだけども、やはり大人も一緒になって徳とは何かということを再度自分のものとして捉えて、そして、子どもたちに教えるという、こういうことも必要ではないかと思うんですが、先生方が倫理及び徳について学ぶ機会、これは今後どのように考えていくか、お伺いいたします。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(秋山慎一君)  まさに委員御指摘のとおりで、そういったことを教える立場にあるのが教員ですので、やはり自らがそういう高い倫理感を持って職務を全うしていくということが大変重要なことだと思います。
 したがいまして、学ぶ機会ということでいうと、これは本当に自ら学ぶということが一番だと思いますけれども、今回でいうと、そういう研修等を通じて自ら学んでいくという機会をつくっていきたいというふうに考えております。東京都教育委員会において、そういう教職員の服務に関するものとして、使命を全うするというテキストなどもございまして、この中にはやはり服務上の自らに課せられている義務をしっかり学ぶというような内容が書かれております。
 こういったものも活用しながら、今、教育委員会のほうにおいては各学校と連携しながら教員の研修等を行っておりますけれども、今後も、しっかりそのあたりについては、先ほどちょっと申し上げましたが、今東京都教育委員会とも連携をして学ぶ機会を設けたいと思っておりますので、今御指摘いただいた点も踏まえまして対応を図るように努めてまいりたいと思います。


◯委員(吉野和之君)  ありがとうございました。私はこの道徳教育は、ある意味で生涯教育に属するものだと思うんです。特に先生においては、教科化されて教えるのもそうですけれども、教える方はそれ以上の高い道徳性、倫理性というものを求められていると思うので、これを学ぶ機会を今後より拡充していただきたいと思います。


◯委員長(伊東光則君)  以上で教育委員会報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午前10時50分 休憩


                  午前11時05分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 スポーツと文化部報告、本件を議題といたします。
 本件に対する市側の説明を求めます。


◯スポーツと文化部長・東京2020オリンピック・パラリンピック等担当部長(大朝摂子さん)  それでは、お手元の資料に沿って御説明をさせていただきます。
 本日、御報告させていただく案件は3件でございます。1件目は、新型コロナウイルス感染症に関する対応について、2件目は、第37回太宰治賞について、3点目は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会等の取組についてでございます。
 では、まず1点目の新型コロナウイルス感染症に関する対応については、私から御説明をさせていただきます。資料の1のまる1を御覧ください。1ページ目でございます。緊急事態宣言に伴う公共施設の対応状況についてでございます。5月11日までの当初の緊急事態宣言期間に加えまして、12日以降の延長期間についても併せて記載をさせていただいております。この資料に記載している全ての施設につきまして、4月25日から5月11日までの間は休館、閉場とさせていただきました。12日からは、都が発表した緊急事態措置による要請に基づき、1にある休館とする公共施設と、2に挙げております利用を再開する公共施設とに分けた対応となってございます。
 1の休館とする公共施設でございますが、都の要請に基づき休館を継続している施設でございまして、1,000平米を超える施設につきましては休業要請、1,000平米以下については休業の協力の依頼となっているところでございますが、三鷹市においては、該当する施設については、規模の大小を問わず全て休館の対応を継続しております。
 また、2ですけれども、利用を再開する公共施設につきましては、音楽ホール、貸し会議室、そして屋外体育施設等にジャンル分けをされる部分でございます。入場制限や時間短縮、そして何よりも感染症対策を従来以上に徹底するということを前提にして、利用再開をしているものでございます。都の基準にのっとっておりますけれども、近隣他市も同様の措置を取っているということを確認しているところでございます。
 なお、芸術文化センター地下の音楽練習室につきましては、感染症対策として、現状ではやや脆弱なところがございます。練習室という性質上、密閉性が高うございますので、もともとサーキュレーターでのいろいろな対応などを図ってきたところではございますが、先日、専門家の先生の助言をいただいて、さらなる換気の強化ですとか、利用方法についての改善の御助言をいただきましたので、この改善をした後に利用を再開するべく、今対応に当たっているところでございますので、現時点では、一旦休場を継続させていただいております。
 資料の1のまる2を御覧ください。この間、中止・延期としたイベント等について一覧としておりますので、御覧いただければと思います。なお、このうち、生涯学習課の茶摘みに関連した事業につきましては中止といたしましたけれども、ユーチューブチャンネルの配信など、工夫をもって対応しているところでございます。
 私からの御説明は以上です。引き続きまして、担当より御報告申し上げます。


◯芸術文化課長(井上 仁君)  資料2を御覧ください。第37回太宰治賞についての報告をさせていただきます。筑摩書房・三鷹市主催の太宰治賞の最終選考結果が下記のとおり実施されまして、受賞作が決定いたしました。1番といたしまして、最終選考は5月10日に行われまして、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮しまして、従来ですと、みたか井心亭において選考会を開催しておりましたが、今回はオンライン併用の形を取りまして、公会堂さんさん館の多目的会議室を使って行いました。
 選考委員の皆様は、荒川洋治様、奥泉 光様、中島京子様、津村記久子様でございます。応募数は1,548編で、過去最高の数となっております。うち、三鷹市民の応募は14編となっております。最終候補作品はこちらに書いてある4作品でございます。この結果、受賞作品につきましては「birth」、受賞者は山家 望様が受賞されたということになりました。
 2番につきまして、その他、贈呈式でございます。贈呈式は、6月15日火曜日、午後6時から如水会館で開会され、受賞者に記念品及び賞金100万円が当日贈呈される予定でございます。
 なお、新型コロナウイルスの影響を考慮した上での開催を予定しておりますので、人数の制限でありますとか、飲食の提供をしないとか、様々な工夫をした上で贈呈式を行いたいと考えているところでございます。
 参考までに、昨年の贈呈式は三鷹市のさんさん館で行われましたので、昨年の方も御紹介ができるようなことを、一応検討しているところでございます。
 私からは以上になります。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  私からは、資料3、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会等の取組について、御説明させていただきます。こちら、資料3については、令和3年度三鷹市東京2020オリンピック・パラリンピックの事業概要でございます。こちら、ポイントのみかいつまんで御説明をさせていただきたいというふうに思います。
 1番のオリンピックの聖火リレーでございますけれども、記載の日程で開催予定でございます。一番影響のございます交通規制等につきましては、6月1週号の「広報みたか」での公表を予定しております。こちら、また「“2020”ニュース」の活用ですとか、住協や町会・自治会等へ丁寧な情報提供に努めたいというふうに考えております。ボランティアや職員体制については記載のとおりでございます。
 次に、3番のパラリンピックの聖火リレーの開催でございます。こちら、開催は記載のとおりでございます。ルートにつきましてはまだ調整中でございまして、5月に公表される予定でございます。交通規制等については、6月3日の「広報みたか」で公表を予定しております。ボランティア、職員体制についてはお手元のとおりでございます。
 自転車ロードレースの開催でございますけれども、記載の2日間を予定しております。こちら、交通規制等につきましては、5月1週号の「広報みたか」等で公表するとともに、組織委員会のほうで、沿道へのチラシの配布を5月から6月に予定しているところでございます。ボランティア、職員体制についてはお手元のとおりでございます。
 また、一番下のところ、自転車ロードスタンプラリーの実施ということとか、コースに該当しております自治体の8市で連携する形の事業として、6月19日からスタンプラリーを実施してまいりたいというふうに考えております。
 次のページ、5番でございます。東京2020ライブサイトの開催でございます。こちら、オリンピック・パラリンピックの開催期間中に、それぞれ開催されるものでございます。場所は、井の頭恩賜公園の西園を予定しております。こちらには、三鷹市で出店ブースを予定しておりまして、チリの文化等の紹介や三鷹の観光パンフレット等の配布等を予定しているところでございます。
 こちら、記載の中に、加美町というふうに書いているところがございます。こちらは宮城県の加美町になりまして、日本では三鷹市と宮城県のこの加美町がチリのホストタウンになっているという関係から、内閣官房のホストタウン事業の関係で、この後、この資料の中で加美町とも連携をして事業を実施していくという枠組みがございまして、この加美町とも連携して事業を実施していくものでございます。
 6番目のチリ事前キャンプの受入れでございますけれども、現在のところ選手団11人を予定しているところでございます。パラリンピック卓球の選手としては5人になるであろうというふうに想定されておりますけれども、確定は3人で、2人がこれからの代表選考ということでございます。パラアーチェリーにつきましては、選手1人を予定しております。
 事前キャンプの期間としましては、チリの希望により8月3日から21日まで、お手元に記載のとおりで、練習会場、SUBARU総合スポーツセンターを中心に、宿泊施設としては市役所のお隣に当たる地方銀行研修所を予定しているところでございます。
 感染症対策につきましては、今マニュアルを検討しておりまして、基本的にはこの練習会場と宿泊所を往復するということで行動管理を行うとともに、健康管理も併せて行っていくというような形を予定しているところでございます。
 選手との交流でございますけれども、こちら、チリパラリンピック選手団と子どもたちとの交流というふうに記載がございます。アのところで、チリ選手団に手紙を送ろうということで、日本郵便との連携事業になりますけれども、絵手紙を書いていただいて、選手にお送りして、そちらを読んでいただいて、またメッセージをいただきたいというようなことを実施するとともに、三鷹に来た際には、直接交流はかないませんけれども、またオンライン交流を実施していきたいというふうに考えております。
 7番目のチリホストタウン交流事業でございます。(1)のところですが、来週の月曜日、5月17日になりますけれども、チリ臨時代理大使に御同席をいただきまして、切手の贈呈式を行ってまいります。
 (2)、小・中学校児童・生徒とのオンライン交流としまして、6月から7月にかけて、チリのサンティアゴ市内にある中学生と三鷹の生徒、そして加美町とのオンライン交流というものを行ってまいりたいというふうに考えております。
 (3)、(4)を飛ばしまして、(5)番、チリ給食の提供でございます。チリの独立記念日が9月18日ということもございまして、9月に各校で実施できる日程で、チリ料理を給食として提供していただくということを、教育委員会と連携して実施してまいります。
 (6)、小学生オリパラ絵展でございますけれども、今、観客を入れて実施するのか、しないのかというところが6月に公表されるということになっておりますけれども、安全に観戦できるということが前提になってきますけれども、もしそうした観戦がかなえば、そこで見て印象に残った場面等を子どもたちから絵を募集して、12月に展示をしてまいりたいというふうに考えております。
 次に、1つ飛びまして、9番目の三鷹ゆかりのアスリート応援事業でございます。高橋侑子選手につきましては、あした横浜国際が代表選考レースの最終という形になってまいりますけれども、6月に代表が発表されるというふうに聞いているところでございます。代表ということになれば、感染状況等も考慮した上での実施、実施しないということにはなってまいりますが、現在のところ、パブリックビューイングと観戦バスツアーというものを予定しているところでございます。
 次のページ、もう一方、杏林大学に所属されている有安諒平選手、障がい者のボートをパラローイングというふうに呼ぶ競技になりますけれども、6月に代表選考のレースが予定されているというふうになっておりますので、また応援していくとともに、代表になれば、可能な範囲で応援していく形を考えていきたいというふうに考えております。
 10番、11番につきましては、お手元のとおり御覧いただければというふうに思います。
 次に、5ページ目でございますけれども、これまでの東京2020オリンピック・パラリンピック大会機運醸成事業の実施状況でございます。1番で、東京2020聖火リレーサポーターの募集を行ったところでございます。昨年、一旦募集をしているわけでございますけれども、トータルといたしまして、オリンピックの聖火リレーで410人、パラリンピックのほうで230人を必要とするということで、組織委員会のほうから提示をいただいているところです。
 今回、昨年度、御希望になった方に意向調査をし、さらに足りない人数につきまして募集をかけました。そちらが追加募集概要の募集人数のところでございます。190人と40人ということで募集をさせていただきましたが、募集の結果、355人と257人と、非常に多くの方に御応募いただきまして、抽せんで決定いたしました。応募いただいた方は、両方のボランティアを御希望される方が多かったんですけれども、これだけ多くの人数に応募いただきましたので、お一人1つのボランティアということで、できる限り多くの方に御参加いただけるように抽せんをしたところでございます。
 2番の三鷹体操、みたかダンスでございますけれども、(1)の三鷹体操のリニューアルということで、リニューアル動画を作成し、三鷹市スポーツと文化部ユーチューブチャンネルにアップしているところでございます。また、みたかダンスにつきましても、同様な形で動画をアップさせていただいております。三鷹体操につきましては、スポーツ推進委員や地域スポーツクラブの方、また、募集いたしましたボランティアの方に指導的な役割を担っていただいて、普及をしていきたいというふうに考えております。みたかダンスにつきましては、5月2日発行の広報で掲載いたしましたけれども、動画募集を7月30日までしておりまして、こちら、動画募集を含めて普及を図ってまいりたいというふうに考えております。
 次のページ、6ページでございます。東京2020大会の聖火リレートーチの展示でございますが、4月5日と6日に実施いたしました。5日月曜日については、雨模様でございましたので、201人ということでございましたが、6日のほうは449人ということで、特に密になるというような状況は発生せず、御覧いただけた人数となったところでございます。
 4番は、オリンピック開催100日前展示の実施状況でございますので、御覧いただければと思います。また、あわせまして、「みたか“2020”ニュース」5月号ということで、チリの代表が確定している4選手から、三鷹市宛てプロフィール及びメッセージをいただきましたので、掲載しておりますので、御覧いただければと思います。
 説明は以上です。


◯委員長(伊東光則君)  スポーツと文化部の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。


◯委員(山田さとみさん)  よろしくお願いいたします。まず、新型コロナウイルス感染症に関する対応についてお伺いします。資料1のまる1で、休館とする公共施設の中に学校開放施設というところがありますが、こちらは引き続き休館だと思うんですけれども、校庭は屋外ですが、校庭に関してもやはりそのまま継続で貸出し不可という理解でよろしいでしょうか。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  御質問のとおり、学校の校庭及び屋外であるテニスコートにつきましても、引き続き休館とさせていただきました。こちら、そのような判断をするに当たりましては、やはり学校の部活動が原則として中止になっているというところでございまして、子どもたちが活動の場所として使えないというところの学校で、一般の市民の方に開放していくというところは、なかなか難しいというふうに判断をいたしまして、そのような判断をしたところでございます。


◯委員(山田さとみさん)  分かりました。ありがとうございます。
 次に、太宰治賞についてお伺いします。贈呈式なんですけれども、飲食なしで人数制限をするということなんですけれども、これ、要望ですけれども、市民の理解を得られるような形でぜひやっていただきたいなというふうに思います。これって、去年は贈呈式のみだけだったと思うんですけれども、今年もそういったイメージでよろしいですか。


◯芸術文化課長(井上 仁君)  昨年は贈呈式というだけだったんですけれども、今回は贈呈式に、いわゆる筑摩書房関係の文壇関係の方ですとか、あとは記者の方とか、そういう方も、こちらの贈呈式のほうには来ていただいて、ただし、人数についてはなるべく抑えるような形で行いたいなというふうに考えているところでございます。


◯委員(山田さとみさん)  分かりました。ありがとうございます。
 次に、大会チケットを活用したみたかスポーツサポーターについてお伺いします。これ、大会チケット100枚はどこから入手するのかというところと、あと応募していただいた方に大会チケットを差し上げて、その方々には、今後スポーツサポーターとして活躍していただくという理解でよろしいのか。定員はないようなんですけれども、100人を超えた場合、チケットはどうされるのか。この3点、お伺いいたします。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  こちら、チケットの100枚につきましては、組織委員会から購入するというような形になりまして、予算については10分の10の補助である市長会の補助金を充てさせていただいております。
 こちら、抽せんで差し上げるというような形になってございますので、御応募いただいた方、本日が締切りでございますけれども、100名を若干超える御応募をいただいておりますので、ちょっと残念ながらチケットが渡らない方が10人ちょっと出ちゃうのかなあというような形でございます。こちらで御応募いただいた方は、6月以降研修等をさせていただきまして、説明会等を開催させていただいて、実際にちょっと見に行く形については、個人個人で行っていただいて、その経験も生かして、市のボランティアとして活躍をしていただければというふうに考えているところでございます。
 以上でございます。


◯委員(山田さとみさん)  分かりました。抽せんに外れた方が納得していただけるような抽せん方法でお願いしたいと思います。
 あと、シティードレッシングのところで、(4)番のオリンピック聖火リレー銘板の設置というふうに書いてあるんですけれども、これはどこに設置されるんでしょうか。どんなものなのでしょうか。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  こちらは、設置場所につきましては、中央防災公園の日本無線の広場に設置する予定をしておりまして、内容としては、走られる選手の名前とコースを記載するような形を、今予定しているところでございます。


◯委員(山田さとみさん)  分かりました。では、ここで聖火リレーが始まりましたよというような記念のものという理解ですね、分かりました。ありがとうございます。
 あと、東京2020大会機運醸成事業なんですけれども、1番のリレーサポーターについて、人数集まらないんじゃないかなと思っていたんですけれども、上回って安心しました。1人1つのボランティアというところで調整をされたということなんですけれども、その後、抽せんがあって、外れてしまった方もいらっしゃるということでよろしいですか。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  抽せんの結果、やはりどちらもボランティアとして御参加いただけないという方は生じております。


◯委員(山田さとみさん)  分かりました。ありがとうございます。
 以上です。


◯委員(紫野あすかさん)  お願いいたします。まず、オリンピックの聖火リレーについて何点か質問させていただきます。
 今、オリンピック自体の開催もどうなるのか分からないというこの状況で、7月に聖火リレーを行うスケジュールなんですけれども、当日までの感染者の状況を見て、この聖火リレー自体も中止になるということもあり得るのか、それは誰が、どのように、どのような基準で決められるのかを確認したいと思います。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  今、状況によって中止になるという場合も想定されております。今、中止になった場合、どういうふうな形になるのかというところは、このオリンピックのほうにつきましては、一番最後の自治体に当たりますのが、この日の最終が武蔵野市になりまして、武蔵野市の陸上競技場のほうでセレブレーションというものを行うことになっております。
 そのセレブレーション会場において、一定のセレモニーを行うということが、中止になった場合の示されている内容でございます。中止の基準につきましては、報道等で、もう皆さん御存じかと思いますけれども、明確な基準というものは設けられておりませんので、感染状況、そして都市的な状況から沿道で密が生じるですとか、そういったところを総合的に勘案して、基本的には組織委員会のほう、東京都と協議して決定していくというような形になろうかと思います。


◯委員(紫野あすかさん)  本当に微妙な、判断の難しいところだと思うんですけれども、聖火リレーの観客の人もそうだし、ボランティア410人の方、そして職員さんも42人ですかね、お仕事をされると思うんですけれども、具体的には整列をしてもらうとか、内容的には、密にならない、安全に行えるような仕事の内容なのでしょうか。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  具体的には、これからサポーターの説明会を開催していきますので、そういった中でボランティア自身の安全の確保、感染予防の在り方であるとか、それから、当日の感染者の交通整理の在り方については、具体的にはそこから説明を受けて対応していくというような形になってきます。


◯委員(紫野あすかさん)  ありがとうございます。聖火リレーのコースのほうは、こちらは確定しているんでしたっけ、パラリンピックではなくて、こちらのほうは。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  オリンピックのほうは確定しまして、公表をされているところでございまして、パラリンピックのほうはまだこれからという状況でございます。


◯委員(紫野あすかさん)  ありがとうございます。
 次に、このパラリンピックのほうの、三鷹市独自の手法で採火するというのがちょっと気になったんですけれども、三鷹市独自の採火の方法ってどういうものなんでしょうか。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  今、予定しているのは、とにかく火起こし器という類いで火を起こすということが、三鷹市の火の起こし方の中心として考えておりまして、まだ正式にどういった形で起こすのかというところは、最終的には決定しているところではございません。


◯委員(紫野あすかさん)  ありがとうございます。じゃあ、パラリンピックのほうの聖火は、オリンピックの火を受け継いでつなげるという感じではなく、独自の火を起こして、それぞれの自治体が独自の火でやるっていうようなイメージでよろしいんでしょうか。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  オリンピックにつきましては、ギリシャのほうで火を起こして、それを元にっていうようなことが決められているんですけれども、パラリンピックの火につきましては特に決まった方式がないということです。ですので、各自治体で火を起こしまして、三鷹市の火を東京都のほうの火に集めます。各自治体で起こした火を東京都に集火ということになるんですけども、東京都の火のほかに、47都道府県の火を東京都のほうに集約して、それを日本のパラリンピックの火というようなことで、つくり上げるという形でございます。


◯委員(紫野あすかさん)  私、ちっとも知らなくて、すみませんでした。勉強になりました。だから、三鷹市独自の火を起こすというイメージなんですね。よく分かりました。ありがとうございます、全然知りませんでした。
 次に、小・中学生の大会観戦支援事業、7月24日から9月4日の期間のどこかということなんですけれども、これは81万人が行くと、テレビなどでも何かと話題にもなっていました。この時期についてはちょうど夏休みにかかる可能性のほうが大きいんですけども、9月になると学校期間中になる場合も、そう当たりますけれども、教育委員会じゃないからあれなんですけれども、当日、不参加としたいという御家庭があったりした場合はどういうふうに扱われるのか。
 教育委員会に聞かないと分からないですかね。こういう感じでスポーツ推進課のほうは、運用の仕方というか、参加の仕方は教育委員会のほうがやるということなんですかね。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  私が承知しています大枠でのお話になってしまうんですけれども、基本的にはもともと希望調査というのがございまして、三鷹の教育委員会のほうにも東京都の教育委員会のほうから希望調査がございまして、それに対して希望を出されて、その希望するチケットについてはほぼ満額配当で用意されているというような形になっております。
 6月に、こちら、観客を入れるか、入れないのかというようなところの判断がありますので、本当に全体で三鷹市の教育委員会もその日、割り当てられているところがいけるのか、いけないのかというところを判断して、場合によっては、より絞った形での参加ということになれば、さらに教育委員会の中で絞り込みが行われて、それに基づいて参加していくというような形になります。ちょっと個々の御家庭の児童・生徒さんの参加、参加しないという意向のところは、どういうふうに反映していくのかというところはちょっと承知してないところでございます。


◯委員(紫野あすかさん)  本当に結構大変だなって思ったんですけれども。真夏なので、暑さ対策とか、野外の競技を観戦するのか、室内なのか、日にちによってもばらばらだと思うんですけど。じゃあ、三鷹の何とか小学校は、結構ぎりぎりになって、何月何日のこの競技ですみたいな感じでチケットが降りてくるイメージなのでしょうか。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  もう既に観客の制限がなければ、この日にこの競技を、この学校が見に行くということは決定されておりますので、その条件よりもっと厳しい観客の入場制限があった場合に、どういうふうに教育委員会の中でさらに絞り込みをするのかというところの作業が生じてくるというところでございます。


◯委員(紫野あすかさん)  じゃあ、すごくその制限が厳しくなってしまって、思った以上に子どもたちが入れなくなってしまって、残念ながらここの学年は行けないとかいうような可能性もあるということでしょうか。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  まだちょっと、どのような選択、絞り込みがあって、それを受けて、どういう基準で教育委員会のほうで絞り込みをしていくのかというところは、ちょっと私も聞いておりませんので、そういうようなことが生じた場合には、また教育委員会のほうから御説明させていただければなというふうに考えております。


◯委員(紫野あすかさん)  ありがとうございます。本当にできるのか、できないのか、どうなるのか分からない状況での準備なので、本当に大変な思いをされているかと思いますけれども、よろしくお願いいたします。
 あと、都市装飾、横断幕やのぼり旗を掲げる、のぼり旗75本ということなんですけれども、これ、どういうようなイメージで、どのようなものを掲げる予定なのでしょうか。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  オリンピックののぼり旗についてはいろいろ種類があるんですけれども、シティードレッシング用ののぼり旗というのが決められておりまして、5色の、ちょっと和風の色使いのカラーを用いたものが指定されておりますので、この中央防災公園につきましては、園内にそののぼり旗を公園全体、周囲と中の園路に沿うような形で設置をしていくような形を予定しております。


◯委員(紫野あすかさん)  分かりました。ありがとうございます。先ほどオリンピック聖火リレーの銘板を防災公園で、お名前とかを載せるということだったんですけれども、これ、聖火リレーが中止になってしまって、できなかった場合は、どのようにする予定なのでしょうか。すみません。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  今は、中止になった場合の想定を明確にできていないので、どういう状態で中止になるのかという時期等も含めて、設置の可否も含めて適切なのかどうかというところも含めて、その時点で再検討していくような形になろうかと思います。


◯委員(紫野あすかさん)  分かりました。ありがとうございます。
 あと、最後に、みたかダンスなんですけれども、ひろみちおにいさんが出られていて、動画も見たんですけれども、結構激しくて、私、覚えて踊れないなってちょっと思ったんですけれども。これ、予算的には、このみたかダンスの作成は三鷹市の独自の予算でつくっていたんでしたっけ、すみません。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  三鷹体操とみたかダンスの予算については、昨年度1つのものとして計上していました。予算計上していたものについては、市長会の補助金を活用する形で実施をしたんですけれども、当初、三鷹体操の座位バージョン、座った形のものというものは予定していなかったことから、その費用については、ちょっと市のほうの予算を直接、補助対象じゃないものとして支出せざるを得ない部分は出てきたというところで、基本的にはみたかダンスについては、市の三鷹体操と合わせた予算の中で実施をしたというような内容でございます。


◯委員(紫野あすかさん)  すみません、予算的にはお幾らぐらいだったんでしたっけ。ごめんなさい、事前に聞いていないですよね。事前に言えばよかったです。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  三鷹体操として市長会の補助が10分の10で50万円ございまして、ちょっと座位バージョンのほうの撮影を含めて、100万円程度の予算執行になったというふうに記憶しております。


◯委員(紫野あすかさん)  すみません、みたかダンスも含めてでしょうか。
                 (「はい」と呼ぶ者あり)
 分かりました。


◯スポーツと文化部長・東京2020オリンピック・パラリンピック等担当部長(大朝摂子さん)  金額について、もう一度確認してお知らせさせていただきますが、当初申し上げました市長会の50万円の中にみたかダンスが含まれているというふうに……。


◯委員(紫野あすかさん)  分かりました。すみません、ちょっと確認したかったので。
 以上です。ありがとうございます。


◯委員(大倉あき子さん)  よろしくお願いします。一定の答弁がありましたので、1点だけお伺いしたいと思うんですけれども、チリの事前キャンプの受入れなんですが、8月3日から19日までパラ卓球、8月3日から21日までパラアーチェリーということで、地方銀行の研修所で宿泊されるということなんですけれども。
 今、本当に感染状況と、またワクチンを選手が接種されているかどうかとか、いろいろなことも関わってくるかと思うんですけれども、実際この研修所にいらっしゃる期間というのは、練習所と宿泊施設の往復だけなのか、それとも、それ以外、おもてなしみたいなものを検討されているのか、お伺いしたいと思います。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  基本的には練習会場と宿泊施設ということになります。宿泊施設の中で、どのような形でリラックスしていただけるのか、これは地方銀行研修所のほうとも、どのぐらいのスペースを、どういう目的で、どこを使っていいのかというようなところの協議を進めていかなければなりませんけれども、そういった宿泊施設の中で一定のリラックスができるようなものというものを少し工夫していきたいなというのと、今、オンラインの説明会等で国際大会の運営の中で出ておりますのは、やはり中だけでは息が詰まってしまうというようなところもあって、バスやタクシーなど、車両でまちを御案内するとか、そういうような事例も聞いておりますので、予算の適切な支出の範囲の中で、そういったことも工夫して考えていきたいというふうに思っております。


◯委員(大倉あき子さん)  ありがとうございます。本来だったら、せっかくチリとの交流で遠くから日本に来てくださるということで、三鷹の魅力とかを、おもてなしでしてさしあげたいなという思いはあるんですけど、本当に今の状況がとても心苦しいと思いますし、オリパラの開催の部分も決まっていない中で、本当にこれだけの準備がその背景に着々と進んでいるということがあると思うので、本当に皆様、御苦労されていると思うんですけれども、どうぞよろしくお願いいたします。
 以上です。


◯委員(吉沼徳人君)  よろしくお願いいたします。初めに、コロナウイルス感染症に関する対応についての中の資料1のまる2、それの上から3番目に東京2020オリンピック競技大会自転車競技ロードレースに係る三鷹市地域説明会、中止なんですね。説明会だと、普通は延期で、どこかでやらないといけないんじゃないかと思うんですけども、中止でこれ、大丈夫なんでしょうか。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  こちら、広報等で御案内をいたしまして、このコロナ禍でございましたので、事前予約制で募集をしたところです。応募いただいた方が10人足らずというようなことで、この募集の前には、沿道の事業者についても、この事業の説明会の案内を職員が配ったんですけれども、やはり説明会は行かなくても、交通規制の状況が分かればいいですというようなお声も多く、そして、募集した結果も10人未満でということでしたので、この方々には、当日配布予定であった資料のほうを郵送させていただきまして、もし御質問があればスポーツ推進課のほうにお問い合わせくださいというふうな形でお伝えしたところ、特に御質問等もない状況でございますので、ほか、ポスティング等も実施されることから、中止ということで判断したところでございます。


◯委員(吉沼徳人君)  じゃあ、開催しなくても影響はあまりないというようなことでよろしいわけですね。ありがとうございます。
 それと、次に、これはパラリンピックの事業概要のところ、資料3の2ページなんですけども、チリ事前キャンプの受入れのところで、練習会場に国際基督教大学のアーチェリー場というのがあるんですけど、昨日のテレビの報道で、あるまちで学校の施設をホストタウンで使おうと思ったら、学校のほうから感染症のことがあるんでといって断られたのが報道されていたんです。
 そういうのを見たときに、ICUのほうは大丈夫なのかなとちょっと感じたんですけど、その辺の確認はしっかり取れていますでしょうか。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  今現在、学生等の入場も制約があるというふうに聞いているところです。ですので、この施設についても、日頃は一般の利用についても貸出しがあったりするところでございますけれども、現在、このパラリンピックということで、お貸しいただきたいということをしっかり要望として伝えまして、やれるやり方というものを模索していきたいということで、今の段階で利用はできませんよというようなことは、回答としてはいただいていないところでございますので、しっかり協議してまいりたいというふうに考えております。


◯委員(吉沼徳人君)  分かりました。しっかりと会場、学校側とも綿密な連絡を取っておいたほうがいいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 それと、その次のページ、3ページになりますけども、チリホストタウン交流事業の中のチリの給食の提供というところなんですけど、チリの独立記念日の9月18日の土曜日に給食ということなんですけど、ちょっと私も内容は分からないんですけど、チリの料理って見たこともないし、食べたこともないので。というのは、珍しいお料理なので、子どもたち、みんな食べたがると思うんですよ。ただ、そのときにアレルギー対策というのをしっかり考えていただかないと、ふだん我々が食べている食材と違う食材が使われるんじゃないかと思うんですけども、その点のことをしっかりと子どもたちにアレルギー対策をしていただくということはできていますでしょうか。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  私、一般的にふだんからアレルギー対策等については、注意をして提供されているということは聞いておりますので、今回、このチリの給食提供に当たって、特にやはり手に入りにくい食材というものを使うような形にはならないのではないかというふうに思っておりますので、ふだん使っている食材でしっかりとそういったところも配慮した上で御提供いただくということで、栄養士会のほうともしっかり連携を取って実施してまいりたいというふうに考えております。


◯委員(吉沼徳人君)  そうですね、食べたことのないものだと、どういうアレルギーがあるかも分からないので、できるだけふだん口にしているもので作っていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
 あとは──それで結構です。子どもたちのアレルギーについては、ひとつよろしくお願いをしたいと思います。ありがとうございます。


◯委員(谷口敏也君)  1点だけ質問させていただきます。先ほど山田委員の質問と答弁の中で、コロナウイルス感染症に対する対応についての学校施設の開放の校庭とテニスコートについての答弁で、学校の部活動がやっていないのに開放するわけにいかないというような理由を述べられたと思うんですけど、先ほど教育委員会の行政報告の中で、部活動について、これをもう一回読み直してみたんですけど、大会等については云々かんぬんと書いてあって、当然、校長の責任の下、大会に出るような感じなんですよ。
 ということは、当然練習もするんだろうなと、私というか、みんな思いましたよね。ということは部活やるんだろうなと思っていたんですけど──部活をやらないということで報告を受けているのか。その辺の調整が違うと、市民に対して、学校はやっているじゃないかと言われるような可能性があるんですけど、その辺はどうやり取りできているんでしょうか。


◯スポーツと文化部調整担当部長・三鷹中央防災公園・元気創造プラザ総点検担当部長(高松真也君)  まず、東京都の扱いとしまして、都立学校ですけれども、部活動は中止というのが大前提でございますが、一部、公式の大会については校長の判断の下に参加を認めるということ。その大会参加のために必要最低限に絞った練習というんですかね、それについても認めるというような形になっておりまして、三鷹市においてもそれに準じた形で、中学校の部活動については扱っていくというふうに把握をしております。
 つまり、原則部活動については中止をするということについては確認をしておりますが、一方で、おっしゃるとおり、公式の大会については校長の判断の下に認め、また感染対策を徹底した上での必要最低限の練習は認めるという扱いと認識しておりますので、部活動が原則は中止だという前提の下に、それを踏まえて学校開放施設の扱いについては判断をしたところでございます。
 ちなみに、近隣市においても同様の取扱いというふうに承知をしております。
 以上でございます。


◯委員(谷口敏也君)  そうなると、例えば団体利用している人とかも、既に予約を取ってないのか。でも、12日以降は取っていますよね。延長になったから使えませんよという理由の中で、先ほど課長が言ったように、中学の部活動も再開していないですから、使えませんというふうに説明していたとして、でも、実際行ったら部活動をしているじゃないですか。大会に出るために練習して。大会に出るために練習しないわけじゃないでしょう。そうなると、そこで矛盾が生じますよね。
 だから、説明の仕方というか、もう説明は終わっちゃったかもしれないですけど、その説明をしていたんだったら、これからクレームの電話が入るかもしれないです。それに対して、こうこうこうなんですって、きちんと説明できるような準備をしておかなきゃいけないと思うんですけど、その辺についてどうお考えなのか。


◯スポーツと文化部長・東京2020オリンピック・パラリンピック等担当部長(大朝摂子さん)  質問委員おっしゃるとおりでございまして、この間、特に学校開放施設、それが例えば11日までの期間、私どもは、大沢総合グラウンドとか、外施設を止めましたけれども、ただ、一部、近隣市で外施設をやっていた自治体さんもないわけではございません。そのような状況を御存じの市民の方から、よそはしているのにどうなんだとか、そういう御意見はいただいております。
 私ども、東京都の指針に基づいて、近隣市でやっていたところもありますけど、例えば調布市さんとはやはり共同歩調で、外施設はどっちも止めようねということで御一緒に止めたりとかもしていますので、そういう意味では、近隣の状況も把握をしながら、市民の皆さんの健康上の安全が第一と思って判断をさせていただいております。
 今の学校の体育施設の件は、一方で、市民の皆さん、大変活発に活動していただいていますので、学校施設の市民利用を止めると、この間も大変多くの御意見、なぜ開けないのかということを中心にした御意見をいただくのは事実でございます。
 一方で、例えば今回の4月25日からの緊急事態宣言の前までは、感染状況がだんだん深刻になってきた中でも、学校の部活をやっている中で、市民の利用も止めずに来ましたので、その間、逆に子どもたちの間にもだんだん感染が広がっているような報道がある中で、なぜ学校の施設を市民が使わせてもらっているのかという御意見をいただくのも事実です。
 ですので、どこかで線を引かないといけなくて、どちらで線を引いても、反対側の御意見の方から御意見をいただくというのは事実でございまして、そのことについては、窓口を担当する職員が大変苦労しているところでございます。今回のことも、部活の全部をオーケーにしているわけではなくて、必要最小限の──都立の高校が大会等に出るのを限定してお認めになっているという背景には、例えば最近受験などで、大会に出ての成績などを、高校3年生なんかが特に受験に活用するような場合もあるので、大会への参加というのは基本認めるというような、そういうような御判断もあるやに聞いております。
 中学生は、例えば3年生中心に、やはり最後の大会だからとか、高校受験のものに書けるからとか、そういう状況もあるかと思います。なので、学校サイドも非常に気を遣って、配慮しながら活動していただいていて、全部をお認めになっていらっしゃるわけではないと。感染症対策を考えて、基本的には中止をしているという大前提だということを考えれば、やはり市民利用は止めさせていただくと。使いたいんだというお声は恐らくたくさんあると思いますけれども、ここはやはり、申し訳ないけれども、学校体育施設の市民利用は一旦中止をさせていただくという判断をするということで、丁寧に御説明をしたいというふうに思っております。


◯委員(谷口敏也君)  ありがとうございます。先ほど教育委員会の中でも、やはり学校長の最終的な判断ということで、校長会で話をしたときも、全ての校長が子どもたちのために大会に出ることを優先させてあげたいと、認めてあげたいというような話もあったんで、基本的に3年生が最後の大会になるわけじゃないですか。
 そうすると、大会がある種目については練習すると思うんですね、基本的に。そうなると、そういうクレームが多分スポーツ推進課のほうに入るから、今部長が答弁したような内容、それでいいと思うんですよ、学校の子どもたち優先ですから。そういった内容を、電話を受ける全ての人が答えられるように、スポーツ推進課のほうで準備をしていただきたいなと思います。よろしくお願いします。
 終わりです。


◯委員長(伊東光則君)  以上でスポーツと文化部報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午後0時01分 休憩


                  午後0時02分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、次回定例会の会期中とし、その間必要があれば正副委員長に一任をいただくことといたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 その他、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。お疲れさまでした。
                  午後0時03分 散会