午前9時29分 開議
◯議長(土屋けんいちさん) おはようございます。ただいまから令和3年第2回三鷹市議会定例会第4日目の会議を開きます。
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◯議長(土屋けんいちさん) 本日の議事日程はお手元に配付したとおりであります。
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日程第1 議案第23号 三鷹市市税条例等の一部を改正する条例
日程第2 議案第24号 三鷹市手数料条例の一部を改正する条例
日程第3 議案第25号 三鷹市立第五小学校大規模改修I期工事請負契約の締結について
日程第4 議案第26号 「三鷹都市計画道路3・4・7号(連雀通り)電線共同溝整備工事に
伴うボックスカルバート撤去工事請負契約の締結について」に係る契
約の金額の変更について
日程第5 議案第27号 令和3年度三鷹市一般会計補正予算(第2号)
日程第6 議案第29号 令和3年度三鷹市一般会計補正予算(第3号)
◯議長(土屋けんいちさん) 直ちに日程に入ります。
この際、日程第1 議案第23号から日程第6 議案第29号までの6件を一括議題といたします。
〔書記朗読〕
提案理由の説明を求めます。市長 河村 孝さん。
〔市長 河村 孝さん 登壇〕
◯市長(河村 孝さん) おはようございます。ただいま上程されました議案第23号から議案第27号及び議案第29号までの6件につきまして、御説明申し上げます。
議案第23号 三鷹市市税条例等の一部を改正する条例
この条例は、令和3年度の税制改正による地方税法等の一部改正に伴い、関係規定の整備をするものです。
まず、個人市民税関係については、新型コロナウイルス感染症等に係る住宅借入金等特別税額控除の特例の適用期限を1年延長して令和17年度までとするとともに、特定一般用医薬品等を購入した場合の医療費控除の特例の適用期限を5年延長して令和9年度までとするほか、扶養親族申告書等の提出方法、非課税限度額等における国外居住親族の取扱い及び寄附金税額控除の控除対象寄附金の範囲を見直します。
次に、固定資産税関係については、雨水貯留浸透施設について、いわゆる「わがまち特例」を導入し、民間事業者等が一定の条件に基づき、浸水被害防止のために取得した償却資産について、固定資産税の課税標準の特例割合を3分の1とする時限的な特例措置を創設いたします。
軽自動車税関係については、種別割のグリーン化特例の適用期限を2年延長して令和5年度までとするとともに、適用対象の車両を重点化します。
この条例は、公布の日等から施行します。ただし、個人市民税関係の医療費控除及び寄附金税額控除の改正は令和4年1月1日、非課税限度額等の改正は令和6年1月1日から施行します。
議案第24号 三鷹市手数料条例の一部を改正する条例
この条例は、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の一部改正を踏まえ、建築物エネルギー消費性能適合性判定等について、中規模の非住宅等における面積の区分を分割して手数料を引き下げるとともに、評価方法に国土交通大臣が認める方法を追加します。
また、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正に伴い、個人番号カードの再交付事務に係る手数料を廃止します。
この条例は、公布の日から施行しますが、個人番号カードの再交付手数料の廃止は、令和3年9月1日から施行します。
議案第25号 三鷹市立第五小学校大規模改修I期工事請負契約の締結について
この議案は、劣化診断の調査結果や現状に基づき、早急に対応が必要な第五小学校の大規模改修工事を実施するものです。
契約の方法は、制限付一般競争入札で、契約の金額は1億6,500万円、契約の相手方は桂・三友建設共同企業体です。
工事内容は記載のとおりで、工期は契約確定日の翌日から令和3年11月30日までです。
議案第26号 「三鷹都市計画道路3・4・7号(連雀通り)電線共同溝整備工事に伴うボックスカル
バート撤去工事請負契約の締結について」に係る契約の金額の変更について
この議案は、令和元年第4回定例会で議決をいただきました議案第39号の工事請負契約につきまして、この契約に係る金額の変更を行うものです。
変更の内容でございますが、同工事について、撤去するボックスカルバートの追加等により、工事内容を変更する必要が生じたため、契約の金額を既定額1億4,993万円に6,921万7,500円を追加し、2億1,914万7,500円とするものでございます。
議案第27号 令和3年度三鷹市一般会計補正予算(第2号)
今回の補正は、歳入歳出予算の総額に、それぞれ2億1,548万4,000円を追加し、総額を746億8,808万円とするものです。
補正の内容について、歳出予算から御説明いたします。
初めに、総務費についてです。
1点目のまちづくり応援寄附推進事業費と3点目のアニメーション美術館管理等関係費は、合わせて1,000万円の増額で、市内外からのふるさと納税を活用し、三鷹市立アニメーション美術館への支援制度を創設するものです。今後の大規模改修を見据えた支援とともに、コロナ禍での当面の対応として、当該年度の施設等修繕についても交付の対象とするなど、持続可能な施設運営のための支援を行います。
2点目は、ポキ活用促進関係費65万5,000円の計上です。三鷹市立アニメーション美術館開館記念キャラクターであるPokiが誕生し、令和3年度で20周年を迎えます。これを契機に、スタジオジブリの協力を得ながら、ホームページからダウンロードできるコンテンツの作成など、活用を拡大し、魅力の再発信を図ります。
次に、民生費についてです。
1点目は、生活困窮者住居確保給付金支給事業費6,467万4,000円の増額です。国の制度改正により、令和2年度申請分の支給期間の延長が図られたことなどから、申請件数が当初の見込みを上回り、不足が見込まれるため増額するものです。
2点目の子育て世帯生活支援特別給付金給付事業費は、1億2,823万円の増額です。既に、給付を開始しているひとり親世帯に加えて、令和3年度住民税非課税世帯等に対し、児童1人につき5万円を給付し、新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中で、所得の低い子育て世帯の生活を支援します。
次に、衛生費についてです。
1点目は、ふたご家庭等応援事業費50万2,000円の増額です。ふたご家庭等では、妊婦健康診査の受診回数が増加する傾向にあり、経済的負担が大きくなることから、令和3年度の国の当初予算で創設された補助金を活用し、健診費用の一部助成を行います。
2点目は、高齢者等予防接種事業費906万9,000円の増額です。これは、令和3年度の東京都の予算で創設された補助金を活用して、令和3年10月から肺炎球菌ワクチン接種に係る公費助成を拡充し、接種率の向上を図るものです。
次に、土木費は、都市デザインアドバイザー(仮称)関係費195万4,000円の計上です。新たな緑の拠点となる駅前の子どもの森と、市内にある様々な緑の拠点をつなぎ、市全体を緑のまちとする「百年の森」構想の実現に向けて、市の緑のまち創出というコンセプトと親和性の高い建築家である隈 研吾氏のアドバイザーへの就任を予定しています。市長との対談を動画として取りまとめ、情報発信することで、魅力あるまちづくりを進めていくための契機とするとともに、今後のまちづくりに反映していきます。
次に、教育費は、授業改善推進拠点校事業費40万円の計上です。国や東京都の調査等を活用し、第五中学校で、指導と評価の一体化による授業改善の組織的な推進に取り組みます。東京都の補助金を活用し、3年計画で実施します。
続きまして、歳入予算について申し上げます。
初めに、国庫支出金についてです。
1点目は、生活困窮者自立相談支援事業費等負担金4,850万5,000円の増額で、民生費で申し上げた生活困窮者住居確保給付金支給事業費の財源とするものです。
2点目は、新型コロナウイルス感染症セーフティネット強化交付金1億2,823万円の増額で、民生費で申し上げた子育て世帯生活支援特別給付金給付事業費の財源とするものです。
3点目の多胎妊婦健康診査支援事業補助金25万円の計上は、衛生費のふたご家庭等応援事業費の財源とするものです。
次に、都支出金についてです。
1点目は、高齢者肺炎球菌ワクチン定期接種補助金544万7,000円の計上で、衛生費で申し上げた高齢者等予防接種事業費の財源とするものです。
2点目は、授業改善推進拠点校事業費補助金40万円の計上で、教育費で申し上げた同事業費の財源とするものです。
次に、寄附金は、アニメーション美術館支援寄附金1,000万円の計上で、総務費で申し上げたまちづくり応援寄附推進事業費とアニメーション美術館管理等関係費の財源とするものです。
次に、繰入金は、財政調整基金とりくずし収入2,238万7,000円の増額で、今回の補正予算における収支不足を補填するものです。
次に、諸収入は、予防接種費負担金収入26万5,000円の増額です。これは、近隣市との相互協定に基づく相互乗り入れ接種に伴う負担金で、衛生費で申し上げた高齢者等予防接種事業費の財源とするものです。
議案第29号 令和3年度三鷹市一般会計補正予算(第3号)
今回の補正は、新型コロナウイルスワクチンの接種体制の強化に係る予算を計上するものです。杏林大学病院等のさらなる御協力が得られることとなり、65歳以上の希望者の7月末までの接種完了に向けて、早急に準備に着手する必要があることから、追加で提出するもので、歳入歳出予算の総額に、それぞれ1億7,567万3,000円を追加し、総額を748億6,375万3,000円とします。
歳出予算では、衛生費の新型コロナウイルスワクチン接種事業費を1億7,567万3,000円増額します。杏林大学病院に新設されたアリーナを大規模接種の会場とするほか、9月から予定していました連雀コミュニティ・センターでの集団接種を、7月から前倒して実施するなど、7月末の接種完了に向けて、接種体制の強化を図ります。また、杏林大学病院周辺の道路は、平常時においても混雑が生じており、今回の集団接種に当たり、通常診療や周辺の交通状況への影響が懸念されます。そのため、接種会場へ行く場合は、公共交通機関の利用を基本とし、その一方で、市役所と杏林大学病院間のシャトルバスを運行するなど、円滑な接種に向けた環境を整備します。
歳入予算では、国庫支出金の新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金を歳出と同額、増額します。
提案理由の説明は、以上でございます。
どうぞよろしく御審議のほど、お願い申し上げます。ありがとうございました。
◯議長(土屋けんいちさん) 提案理由の説明は終わりました。
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◯議長(土屋けんいちさん) 本日はこれをもって延会いたします。
なお、次回の本会議は6月7日午前9時30分に開きます。文書による通知はいたしませんから、さよう御了承願います。お疲れさまでした。
午前9時49分 延会