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2021/02/03 令和3年全員協議会本文

                  午前9時29分 開議
◯議長(石井良司君)  おはようございます。ただいまから全員協議会を開きます。
 初めに、半田伸明議員より、体調不良のため本日の全員協議会を欠席する旨の届出がございましたので、御報告いたします。
 さて、本日の流れについては、お手元に配付したとおりであります。御協力のほどよろしくお願いいたしたいと思います。
 それでは、令和3年度予算の内示について、本件を議題といたします。
 本件に対する市側の説明を求めます。


◯市長(河村 孝君)  皆さん、おはようございます。お忙しい中、全員協議会を開催していただきまして、誠にありがとうございます。このたび、令和3年度の予算案を取りまとめましたので、現段階における具体的な内容について、議員の皆様方に御説明させていただきたいと思います。
 令和3年を迎え、1月7日に2度目の緊急事態宣言が発出されました。昨日、さらに3月7日まで延長されることになっております。感染者数は減少傾向になっているものの、重症者数等はまだ依然として高い水準で推移しており、医療体制につきましても、依然として厳しい状況が続いております。
 そうした中で、令和3年度予算は、まずこの新型コロナウイルス感染症への対応と支援の継続を最優先に取り組むこととしました。施設管理や事業実施に当たり、それぞれの特性に合わせた感染症対策を徹底していくということで、PCRセンターの開設、医療機関への支援等の期間を延長するなど、市民の皆様の命と暮らしを第一に考え、多様な取組をしていきたいというふうになっております。
 その上で、感染症の猛威を乗り越え、一定の収束が図られることを前提に、第4次三鷹市基本計画(第2次改定)の各施策を着実に進めていくことといたしております。私が市長就任後、改定いたしました第4次三鷹市基本計画(第2次改定)は、折り返し点となる3年目を迎えます。令和5年度の三鷹市基本構想の改正と第5次三鷹市基本計画の策定、SDGsなどの未来に向けた持続可能なまちづくりを見据え、厳しい中ではありますけれども、しっかりと布石を打ちながら、また構想を練りながら、厳しい財政状況の中にあって施策の優先順位を再確認し、令和3年度予算に盛り込んでおります。
 基本計画の目標達成に向けて、全庁一丸となった取組を進めていきたいと考えています。また同時に、先行きが不透明な財政状況の中で強固な財政基盤を構築し、景気変動の影響を最小限とする足腰の強い財政運営が必要となります。事業を再定義し、時代に合致したものへと再構築するなど、また徹底した行財政改革を推進していきたいというふうに考えております。
 出口が見えないコロナ禍にあって、令和3年度においても前年度と同様に柔軟な財政運営が求められます。感染症の状況に応じまして、適宜補正予算により軌道修正を図るなど、議会の皆様、市民の皆様の御理解を得ながら、徹底した感染症対策を基礎に「あすのまち・三鷹」を目指した取組を進めていきたいと思っております。
 なお、感染症拡大防止の切り札として期待されている新型コロナウイルスのワクチン接種については、当初予算には盛り込んでいませんが、国の制度設計を踏まえ、補正予算を編成するなど、全ての対象者への接種に向けて、スピード感を持って取り組んでいきたいと考えています。
 引き続き、予算の考え方や各会計予算の計数面、具体的な事業の概要につきましては、担当より御説明させていただきます。
 なお、これは例年のことでありますけれども、予算案に関する御要望等につきましては、皆様で御協議の上、市議会として一致した御意見を取りまとめていただければ、十分な検討をさせていただきたいと考えておりますので、併せてよろしくお願いいたします。ありがとうございました。


◯企画部長・市制施行70周年記念事業担当部長(土屋 宏君)  おはようございます。それでは、お手元の資料に沿いまして、令和3年度予算の概要を御説明させていただきます。
 まず、資料の1ページを御覧ください。初めに、令和3年度の予算編成の考え方です。令和3年度の一般会計は、予算規模が732億4,227万6,000円。前年度予算と比較すると、10億5,780万円、1.5%の増で、令和2年度に続き、700億円を超え、過去最大の規模となりました。市政運営の根幹である市税収入は、リーマン・ショックの影響を受けた平成22年度予算に次ぐ大幅な減収です。一方で、経常的な経費は前年度を大幅に上回ります。そのため、事務事業の見直しや経常経費のマイナスシーリング、市有地の売却などで財源を確保し、さらに基金の取崩しを増額して収支の均衡を図りました。
 令和3年度の予算編成に当たっては、新型コロナウイルス感染症への対応と支援の継続を基本的な考え方の第一としました。新しい生活様式への対応など、感染症対策を徹底しながら、コロナ禍の中での事業実施に工夫を凝らすこととしています。
 一方で、感染症が年度内に収束するであろうという想定で予算を編成しています。そのため、2ページのとおり、状況によっては軌道修正のための補正予算が必要になる可能性があります。ワクチン接種の経費も当初予算には盛り込んでおりませんので、国の制度設計などを踏まえ、適宜補正予算を編成していくことになると考えております。
 予算編成の考え方の2点目は、第4次三鷹市基本計画(第2次改定)に基づく施策の推進です。このページから4ページまでに令和3年度の特徴的な取組を御紹介していますが、これらを含む主要事業については、後ほど調整担当部長から一括して御説明いたします。
 4ページを御覧ください。予算編成の考え方の3点目は持続可能な自治体経営の推進です。まず、都市経営アクションプランに基づく行財政改革の推進のア、行政サービスの適正化に向けた見直しと再点検の実施です。先行きが不透明な財政状況の中、市議会にも経費削減の御協力をいただいておりますが、市としても財源確保のための事業の見直しを積極的に進めました。
 例えば、テレビ広報「みる・みる・三鷹」の作成回数の見直し、リフト付タクシーの借り上げ方式の見直し、自転車のTSマーク附帯保険加入助成の見直しなどによって、サービスの質と量の適正化を図ります。また、内部統制制度を令和4年度から導入するため、検討を進めることとしています。
 5ページのイ、組織の見直しによる機動的な施策の推進では、個別最適化された学びの実現とスクール・コミュニティの創造、旧どんぐり山施設の利活用、エリアマネジメントの推進など、新たな施策に集中的に取り組むため、係の新設や事務分掌の見直しなどを行います。
 ウの働き方改革の推進と職員定数の適正な管理では、ストレスチェックの活用による職場環境の改善の推進や学校の労働安全衛生管理体制の強化などに取り組みます。また、学校給食調理業務の委託化などによって、引き続き職員配置を見直す一方で、新規・拡充事業の推進のため、職員の適正な配置を行います。
 6ページを御覧ください。エのスマートシティ三鷹の実現に向けた取組では、令和3年11月の自治体クラウドの安定稼働を最優先としながら、新たな窓口機能の実現に向けた検討や調整などを併せて進めていきます。また、業務とシステムの標準化を図りながら、行政手続のオンライン化にも取り組みます。
 オの受益と負担の適正化では、介護保険料の改定に当たり、基金を活用しながら保険料の上昇を極力抑制するとともに、軽減措置を拡充するなど、低所得者にも十分配慮することとしています。
 次に、持続可能な自治体経営に必須の財政基盤の強化についてです。アの地方財政を取り巻く課題への対応では、ふるさと納税対策が重要となります。令和3年度、その伸びは一定程度鈍化すると見込んでいますが、減収の影響額が高止まり状態にあることは否めません。そのため、体験型の返礼品の拡充や吉村昭書斎の整備に向けた寄附の募集などに取り組みます。
 イの国や東京都の補助金の積極的な活用などによる財源確保では、引き続き市の施策に合致した補助金を有効に活用いたします。
 ウの将来負担を見据えた市債借入れの抑制と基金の活用では、市債を予防保全や都市再生の財源として有効に活用する一方で、将来負担を軽減するため、三鷹中央防災公園整備事業債を一部繰上償還いたします。
 9ページを御覧ください。令和3年度予算について、計数面を中心に御説明いたします。まず、一般会計の予算規模は732億4,200万円余、特別会計の予算規模は372億6,300万円余となります。
 少し飛びまして、12ページを御覧ください。市税は、予算額が368億5,600万円余で、前年度比14億2,400万円余の減を見込んでいます。個人市民税と法人市民税の減が大きく影響しております。
 右側のページ、市債の借入れは、一般会計で8億1,200万円余、前年度比4億300万円余の減を予定しており、三鷹台駅前広場整備などに活用いたします。基金の取崩しは、一般会計で25億1,600万円余を予定しています。前年度比で12億7,200万円余の増となりますが、この取崩しを行った上でも、令和3年度末時点で100億円を超える残高を確保できる見込みとなっております。
 14ページを御覧ください。このページからの当初予算総括表で会計ごとの特徴点を申し上げます。14ページ、15ページは一般会計になります。初めに、全体的な財源構成を御説明いたします。歳入の第1款 市税は前年度比14億円余の大幅な減ですが、第2款から第12款までの各種交付金に伸びが見込まれるため、一般財源全体としては前年度比7億3,600万円余の減となります。
 一方で、歳入の第19款 繰入金で基金の取崩しを前年度比12億7,200万円余増額しています。したがって、この基金の取崩しの増額分のうち、一般財源の減収分7億3,600万円余に充当した残り、5億3,600万円余が歳出の増に対応するための基金の取崩しの増となります。
 この歳出増の要因といたしましては、保育園の待機児童対策、介護サービス事業や介護保険事業への繰り出し、児童・生徒1人1台タブレット端末の導入などによる経常経費の増が挙げられます。さらに、新型コロナウイルス感染症対策に係る経費をできる限り当初予算に計上しておりますので、これも大きく影響しているというふうに考えております。
 なお、市税と各種交付金については、今後の経済状況などによっては下振れのリスクもございますので、引き続き慎重な財政運営に努めていきたいと考えております。
 そのほかの歳入の特徴点といたしましては、第6款 法人事業税交付金が前年度比3億7,600万円余の増となります。これは、市町村への交付割合が本則適用となることなどによるものです。また、第15款 国庫支出金は前年度比6億7,800万円余の増で、私立認可保育園等の運営費の財源である施設型給付費負担金が増となっています。第17款 財産収入は、前年度比1億900万円余の増で、財源確保の観点から、中原三丁目公共用地と遺跡調査会跡地の売却収入を計上しています。
 右側、歳出では、第3款 民生費が前年度比12億3,200万円余の増で、私立認可保育園の運営費に公定価格の増を反映しております。また、介護保険事業特別会計等への繰出金も増となっています。第4款 衛生費は前年度比2億3,700万円余の増で、し尿投入施設の整備費などを計上しています。第8款 土木費は前年度比4億8,900万円余の減で、三鷹台駅前広場の整備に係る用地取得費の減などによるものです。
 続きまして、16ページ、17ページを御覧ください。ここからは、各特別会計となります。まず、国民健康保険事業特別会計は、予算規模が178億8,300万円余、前年度比0.8%の減です。歳出の第3款、東京都への納付金が減となることが主な要因ですが、一方で、歳入の第1款 国民健康保険税が被保険者数を反映して減となります。そのため、歳入の第5款、その他繰入金は、前年度比900万円余の増となっております。
 介護サービス事業特別会計は、予算規模が8億7,000万円余、前年度比32.6%の増です。これは、はなかいどうの大規模改修工事に着手すること、そして工事期間中、旧どんぐり山施設を活用してサービスを提供することが主な要因です。歳入の第3款 繰入金は、全体で前年度比9,200万円余の増となります。
 介護保険事業特別会計は、予算規模が140億7,400万円余、前年度比2.0%の増で、歳出の第2款 保険給付費の増などによるものです。歳入の第6款の一般会計繰入金も、低所得者の保険料軽減措置の拡充を含めまして、前年度比1億1,400万円余の増となっております。
 18ページ、19ページをお開きください。後期高齢者医療特別会計は、予算規模が44億3,400万円余、前年度比0.5%の増です。歳出の第2款、後期高齢者医療広域連合への納付金、こちらが増となることが主な要因で、歳入の第3款 繰入金も前年度比で3,700万円余の増となっています。
 次に、下水道事業会計です。左側、収益的収入及び支出の純利益、一番下、2億6,000万円余で、前年度比1億5,800万円余の増となります。これは、法適用前の原因によって生じた費用の特別損失としての計上が令和2年度のみであったことなどによるものです。
 右側、資本的収入及び支出は、一番下ですが、不足額7億2,300万円余で、前年度と比較して7,300万円余、拡大しています。これは、平成27年度に借り入れた企業債の元金償還の開始などによるもので、この不足額については、当年度分損益勘定留保資金等で補填することとしております。
 私からは以上ですが、引き続き調整担当部長から主要事業の説明をさせていただきます。


◯企画部調整担当部長・行財政改革担当部長(石坂和也君)  それでは、引き続きまして、令和3年度予算における主要事業の中から、特徴的なものを御説明いたします。
 22ページを御覧ください。3のまちづくり応援寄附の推進です。体験型返礼品の拡充を行うほか、吉村昭書斎(仮称)の整備に係る寄附の募集を実施いたします。
 26ページを御覧ください。11の三鷹ネットワーク大学での研究の支援です。地域ポイント・地域マネーの研究やまちづくり研究員の活性化などに取り組みます。12の市制施行70周年記念事業の実施です。新型コロナウイルス感染症の影響により、令和3年度に見送ることとした記念式典及びふるさと三鷹周年祭について、簡素化しながら11月3日に開催いたします。
 28ページを御覧ください。14の新たな市民参加の実践と、右側のページ、15の市民参加の拠点整備です。市民ボランティアで構成する市民参加でまちづくり協議会(仮称)を設置し、令和3年9月より本格的な活動を開始いたします。また、市民参加の活動拠点となる施設を整備し、三鷹駅前再開発の拠点としての活用も図ります。
 30ページを御覧ください。16の人権基本条例(仮称)の制定に向けた取組です。SDGsの理念を踏まえ、基本的人権が尊重される地域社会の実現に向けて、人権基本条例(仮称)を制定いたします。多文化共生センター(仮称)での事業展開を見据え、ワークショップを開催するなど、子どもの権利を含めて検討を進めます。18の国立天文台と連携したまちづくりの推進です。相互の連携協力により、関係団体の意見を聞きながら、土地利用基本方針を策定いたします。
 32ページを御覧ください。22のスマートシティ三鷹の実現に向けた取組です。令和5年度のビジョンの改定に向けて基本方針を策定し、行政手続のオンライン化などの先行的な取組を進めます。
 右側のページ、23の住民情報システムの共同利用です。令和3年11月の稼動に向けて、3市での取組とともに、新たな窓口機能についても検討を進めます。
 34ページを御覧ください。25の新都市再生ビジョン(仮称)の策定です。防災都市づくり方針を踏まえ、公共施設の建て替え・改修の基本的な方針と長寿命化計画の位置づけを持つビジョンの令和4年度の策定に向けて取組を進めます。
 右側のページ27の(1)、コミュニティ創生研究事業の推進です。平成28年5月に提出された住民協議会の在り方検討委員会での協議結果(中間報告)を踏まえ、これからのコミュニティの在り方についての検討を進め、基本的な考え方の取りまとめを行います。
 38ページを御覧ください。34の吉村昭書斎(仮称)の整備です。書斎を移設、再現するとともに、展示機能を付加することで、顕彰事業の発信の場として整備いたします。令和5年度のオープンに向けて設計に着手いたします。
 右側のページ、35の民間ビルを活用した市民の美術作品発表の場「桜井浜江記念市民ギャラリー(仮称)」の開設です。太宰治展示室を設置した美術ギャラリー第3展示室の代替施設として、三鷹駅前に建設中のマンション1階スペースを賃借し、市民の美術作品発表の場を開設いたします。なお、故桜井浜江氏のアトリエ跡でもあることから、名称を桜井浜江記念市民ギャラリー(仮称)としております。
 42ページを御覧ください。2のより実践的な避難行動要支援者名簿の整備と活用です。庁内関係部署の連携を強化するとともに、福祉施設等と連携した実践的な名簿の活用に向けてシステムの更新を行います。
 44ページを御覧ください。7の障がい者の生活を地域で支える地域生活支援拠点の整備です。重度化・高齢化や親亡き後に備えた支援を行うため、基幹相談支援センターを中心に関係機関が相互に連携して、地域の生活を支援いたします。
 47ページを御覧ください。12の旧どんぐり山施設の利活用です。旧どんぐり山施設を在宅医療・介護の推進拠点、モデル施設としての整備に向けて、施設改修プランと事業計画を策定いたします。
 49ページを御覧ください。2の児童福祉施設等の在り方についての検討です。将来的な就学前人口、児童数及び保育需要の動向を見据え、施設老朽化等を踏まえながら、今後の施設の在り方の検討を進めます。
 53ページを御覧ください。11の認証保育所における1歳児受入れの促進です。認証保育所で生じているゼロ歳児の空き定員を活用し、1歳児の受入れ人数を増やすことで待機児童の解消を図ります。
 55ページを御覧ください。15の学童保育所待機児童の解消に向けた取組です。西多世代交流センターにおいて、ランドセルを持ったまま来館できる仕組みを導入するほか、次のページに記載のとおり、新たに学童保育所3か所及び分室2か所の運営を開始いたします。
 58ページを御覧ください。1の休日診療所・休日調剤薬局等一体的整備の実施期間等の見直しです。感染症対策をより講じた施設内容とするためスケジュールを見直し、令和4年10月のオープンに向けた取組を進めます。2の新型コロナウイルス感染症対策の推進です。三鷹市PCRセンターの開設期間と医療支援事業の助成期間を令和3年9月まで延長いたします。
 60ページを御覧ください。5の産前・産後サポート支援の拡充です。妊娠期から子育て期において、専門職による電話等での相談を行い、不安の軽減や必要なサービスにつなげていきます。
 63ページを御覧ください。13の井口特設グラウンドにおける土壌調査等の実施です。避難場所の確保や医療施設の整備等を視野に入れ、定期借地権の活用も想定しながら土地の利活用の検討を進めており、その前提となる土壌調査等を実施いたします。
 64ページを御覧ください。1のし尿投入施設整備に向けた取組です。令和4年度からの稼働に向けて、旧第二体育館跡地にし尿投入施設を整備いたします。
 66ページを御覧ください。2の市民農園の一体的な運用に向けた取組です。新たに市民農園を整備するほか、一般向けと高齢者向けの一体的な運用に向けた検討を進めます。
 69ページを御覧ください。2の買物環境の整備です。大沢地域で実施している送迎サービスを踏まえ、全市展開に向けて施行いたします。
 71ページを御覧ください。7の市内事業者実態調査の実施です。ヒアリング調査を中心に、新型コロナウイルス感染症の影響による実態把握とともに、各種行政支援策の活用状況や効果の検証を行います。
 75ページを御覧ください。6の三鷹台駅前広場の整備の推進です。令和4年度からの駅前広場の整備に向けた用地取得と設計を行います。
 76ページを御覧ください。10の宮下橋の架け替えに向けた仮橋設置工事の実施です。架け替え工事に支障となる企業管を移設するための仮橋の設置工事を行います。
 78ページを御覧ください。14のみたかバスネットの抜本的な見直しです。専門部会の意見を踏まえながら、令和2年度に策定する見直し方針に基づき、三鷹台・大沢地区のルート変更の検討を進めます。
 右側のページ、1の雨水貯留施設の設置と上部空間の公園・道路整備です。雨水貯留施設の最終年度の工事を行うほか、令和4年4月からの利用開始に向けて、防災機能を有した公園とともに道路を整備いたします。
 81ページを御覧ください。1の用途地域等の見直しです。三鷹台駅前周辺地区の用途地域等の変更、東八道路延伸に伴う沿道用途の検討など、地域特性に合わせた土地利用の推進を図ります。
 82ページを御覧ください。2の東京外郭環状道路整備に伴うまちづくりの推進です。北野情報コーナー(仮称)を拠点として、蓋かけ上部空間の利用とともに、周辺都市計画道路の整備等に合わせたまちづくりの検討を進めます。
 右側のページ、4の三鷹台駅前周辺地区のまちづくりの推進です。地域と市が今後の土地利用やイメージコンセプトを共有しながら、ハードとソフトの両面でまちづくりに取り組むエリアマネジメントを推進いたします。5の三鷹駅前地区再開発の推進です。地域の意見を聞きながら、令和5年度の三鷹駅南口中央通り東地区再開発事業の都市計画決定を目指した取組を進めます。
 89ページを御覧ください。6の要配慮者支援と避難先の拡充です。要配慮者のための福祉避難所や避難先の拡充を図るとともに、福祉避難所に備蓄品の配備を進めます。
 90ページを御覧ください。8の防災NPO組織の設立に向けた取組です。共助のネットワーク化の中核機能を担う防災NPOみたか(仮称)の設立に向けて取り組みます。
 92ページを御覧ください。4の三鷹教育・子育て研究所における今後の三鷹市の教育の方向性の検討です。個別最適化された学びの実現、スクール・コミュニティの創造、地域資源を活用した学びの実現など、引き続き調査研究を行います。5のスクール・コミュニティの創造に向けた取組と教育フォーラム2021(仮称)等の開催です。地域で横断的な活動を進めるため、スクール・コミュニティ推進委員会(仮称)を設置するほか、情報発信の機会として、教育フォーラム2021(仮称)等を開催いたします。
 94ページを御覧ください。10の学習用端末等の活用です。1人1台の学習用タブレット端末を活用し、児童・生徒の学習状況や興味・関心等に応じた学びを進め、個別最適化された学びの実現を図ります。
 右側のページ、2の学校施設長寿命化計画(仮称)策定と大規模改修工事等の推進です。令和4年度に策定を予定している新都市再生ビジョン(仮称)の中で、学校施設長寿命化計画(仮称)の策定に取り組みます。また、早急に対応が必要な第五小学校の改修工事等を実施いたします。
 96ページを御覧ください。3の学校空調設備の体育館への整備と計画的な更新です。災害時のリスクを踏まえ、都市ガス、LPガス、電気の分散型熱源の考え方に基づき、全小・中学校体育館の空調設備の整備が完了いたします。
 99ページを御覧ください。4の第六小学校における学童保育所分室と連携した地域子どもクラブ事業の拡充です。一部民間委託方式を試行的に導入し、開放場所を拡充するほか、長期休業期間中も含め、毎日実施するなど、子どもの居場所づくりを推進いたします。
 101ページを御覧ください。2の東京2020オリンピック・パラリンピック開催に伴う市民一体となった感動体験の創出とレガシーの創造です。令和3年7月からの開催に向けて、東京都、組織委員会と連携し、簡素化を図りながら、市民から共感が得られる取組を実施いたします。
 106ページを御覧ください。1のはなかいどう大規模改修工事の実施です。空調設備、屋上・外壁改修などの大規模改修工事に着手いたします。工事期間中は施設機能を旧どんぐり山施設等へ移転し、利用者の安全確保等を図りながらサービスを継続いたします。
 説明は以上となります。


◯議長(石井良司君)  以上で市側の説明は終わりました。
 これをもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。
 以上で全員協議会を散会いたします。御苦労さまでございました。
                  午前10時05分 散会