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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(令和2年文教委員会) > 2020/03/09 令和2年文教委員会本文
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2020/03/09 令和2年文教委員会本文

                  午前9時29分 開議
◯委員長(伊東光則君)  ただいまから、文教委員会を開きます。
 初めに休憩をとって、審査日程及び本日の流れを確認いたしたいと思います。
 休憩いたします。
                  午前9時29分 休憩


                  午前9時31分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 審査日程及び本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、所管事務の調査について、3、次回委員会の日程について、4、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 市側が入室するまで休憩いたします。
                  午前9時32分 休憩


                  午前9時34分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 企画部報告、本件を議題といたします。
 本件に対する市側の説明を求めます。


◯企画部長・市制施行70周年記念事業担当部長(土屋 宏君)  おはようございます。企画部から、三鷹市の教育に関する大綱(改定案)につきまして、御報告させていただきます。2月のこの委員会で御報告したものからの変更点を中心に御説明させていただければと思います。
 なお、教育に関する大綱につきましては、2月7日から16日まで市民意見の募集を行いましたが、ここでの御意見はございませんでした。ただし、基本計画のパブリックコメントや総合教育会議での議論を踏まえまして、若干の修正を行っておりますので、本日、その内容について御説明させていただきます。よろしくお願いします。


◯企画部調整担当部長・行財政改革担当部長(秋山慎一君)  それでは、私から資料1、三鷹市の教育に関する大綱(改定案)に係る修正の方向性について、御説明をいたします。なお、この教育大綱につきましては、3月2日に開催しました総合教育会議において、最終確定に向けた案の協議を行ったところでございます。
 初めに、1の市民意見募集です。これは今、企画部長のほうからは御説明しましたとおり、意見募集をこの期間に行いましたけれども、この大綱に関する御意見というものはございませんでした。
 次に、2の基本計画への反映です。教育に関する大綱につきましては、従前どおり、基本計画(第2次改定)の中に組み込むことといたしまして、第IV編としてこれを組み込むことといたします。
 次に、3の修正の方向性です。基本理念を継続することに関しましては、前回の委員会でも御説明したとおりですが、施策の方向に関しましては、基本計画の内容とも連動しますので、今回、基本計画のパブリックコメント等を受け、変更する部分がございますので、教育大綱に関連する部分について御説明をいたします。
 1つ目は、基本目標1、生き生きと子どもが輝く教育・子育て支援のまちをつくるの(2)、子育て支援の充実におきまして、基本計画のパブリックコメントを受け、待機児童解消への取り組みについて、地域状況に応じた計画的な保育施設の整備の推進に係る記載を下線部のとおり追記いたします。
 2つ目は、同じく基本目標1の(3)、魅力ある教育の推進におきまして、12月の全員協議会で御説明いたしました2次案では、適応支援教室(仮称)としておりましたが、このほど名称を適応支援教室A−Roomといたしましたので、そのように内容を修正いたします。
 3つ目は、基本目標2、創造性と豊かさを広げる生涯学習・文化のまちをつくるの(3)、市民スポーツ活動の推進におきまして、基本計画のパブリックコメントを受け、大沢野川グラウンドの復旧整備工事について、早期の利用開始に努める旨の記載を追記いたします。
 以上の点を踏まえまして、今後、基本計画(第2次改定)の確定とあわせて、教育大綱についても確定とさせていただきます。
 説明は以上です。


◯委員長(伊東光則君)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑のある方。


◯委員(山田さとみさん)  よろしくお願いいたします。私からは1点だけお伺いさせていただきたいと思います。市民の意見募集というところで、意見数がゼロ件だったんですけれども、どのような募集の仕方をされたのか、教えてください。


◯企画部調整担当部長・行財政改革担当部長(秋山慎一君)  市民意見の募集についての御質問にお答えをいたします。期間につきましては、こちら記載のとおり、2月7日から16日ということで、ホームページを中心に、その他、公共施設へこの大綱の案を置いて意見を募集しました。なお、公共施設に関しましては、市政窓口4カ所、図書館が全5カ所、それから市民協働センター、それからコミュニティ・センターが7カ所、あと市役所2階の相談・情報課にも、案を置いて意見募集をしたところでございます。その旨を「広報みたか」の2月の1週号でも一応、意見募集についての記事を掲載しております。
 以上です。


◯委員(山田さとみさん)  ありがとうございます。いろいろなところに置いていただいて、ホームページや「広報みたか」でも周知していただいたということで、広く皆様に御理解いただけるような対応をとっていただいたと思うんですけれども、ほかにももっと皆さんに周知できるような方法、例えばツイッターなどで周知するですとか、もし改善できるところがあれば、さらに皆さんに見ていただきたいなと思いますので、そのような対応をとっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。


◯企画部長・市制施行70周年記念事業担当部長(土屋 宏君)  一応今回、この教育大綱ってパブリックコメントという形はとらなかったんです。パブリックコメントは基本計画そのものでパブリックコメントをやっていますので、それとほぼ重なる内容なので。ただ、それでもやっぱり、これだけでも市民の皆さんからの御意見もお伺いしたいということで、この教育に関する大綱は市民意見の募集という形でやらせていただきました。
 ただ、そうはいっても、三鷹市のこういう意見募集のやり方っていうのがパブリックコメントのやり方をベースにしますので、ツイッターだとか、そういった形での周知ということになると、パブコメの仕組みそのものを変えていく、どうやっていくかという話になりますので、ちょっとこの教育大綱だとかということではなく、やはり今の御意見というのはパブコメ制度そのものへの御意見ということで、まず私どものほうとしては受けとめさせていただければと思います。


◯委員(山田さとみさん)  済みません、ちょっと伝え方が──私の質問の補足で、パブコメのあり方というのはまた別での議論をしていただけたらと思うんですけれども、ツイッターでこういうパブコメをやっていますよとか、そういった周知ですね。これだけじゃないですけど、こういった計画を知らない方が多いんじゃないかなというふうなことを思っていまして、そういった広報のあり方ということです。


◯企画部調整担当部長・行財政改革担当部長(秋山慎一君)  御質問の趣旨、よくわかりました。今ツイッターでも「広報みたか」の記事等についての周知をするという運用をしておりますので、計画の改定時の意見募集とか、パブコメも含めてなんですが、そのような形で対応できるように、今後調整を図っていきたいと思います。


◯委員長(伊東光則君)  以上で企画部報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午前9時41分 休憩


                  午前9時43分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 スポーツと文化部報告、本件を議題といたします。
 本件に対する市側の説明を求めます。


◯スポーツと文化部長・東京2020オリンピック・パラリンピック等担当部長(和泉 敦君)  よろしくお願いいたします。スポーツと文化部から、大きく4点ほど報告をさせていただきます。
 初めに、1つ目と2つ目につきましては、三鷹市生涯学習プラン2022(第2次改定)と三鷹市スポーツ推進計画2022(第1次改定)についてでございます。どちらも、令和2年1月14日から2月3日までパブリックコメントを実施いたしましたので、その状況と修正の内容について御説明をさせていただきます。どちらの計画も、この文教委員会に御報告の後、決裁、その後、令和元年度内に確定する予定となっております。
 3つ目は、東京2020オリンピック・パラリンピック等の取り組みについてでございます。このたびチリパラリンピック委員会と事前合宿の協定を締結することとなり、先週になりますけど、去る3月6日の金曜日に、立会人のフィオル駐日大使にこちらのほうにお越しいただきまして、協定書の署名式を行いましたので、その報告となります。
 また、最後、4点目につきましては、この3月20日にオープンを予定しております弓道場・アーチェリー場について、昨年9月の条例審査の際にも御意見がございました、弓道場・アーチェリー場等の団体や個人の利用要件等につきまして御報告をさせていただきます。内容につきましては、各所管の課長より説明をさせますので、よろしくお願いいたします。


◯生涯学習課長(加藤直子さん)  1つ目の三鷹市生涯学習プラン2022第2次改定(案)に係る主な市民意見と対応・修正の方向性について、御説明いたします。
 資料の1をごらんください。まず1つ目、パブリックコメントでございます。実施は本年1月14日から2月3日まで実施いたしました。意見数としましては、7件、4人の方からいただきました。意見対応表は資料2のとおりでございます。
 資料の2のほうごらんいただきたいと思います。1つ目についてでございますが、遺跡や文化財に関する御意見でございます。ほかの6件は、市民大学事業総合コースに関することです。対応の方向性といたしましては、計画への反映が1件ございました。次に御説明する主な変更内容で御説明いたします。事業実施で検討は4件ございました。ナンバー4の市民大学総合コースの講師に対する謝礼金について、ナンバー5の運営について等でございました。次に、盛り込み済みは2件ありました。市民大学総合コースを継続してほしいという御意見でした。
 2番目の主な変更内容についてです。(1)、計画の位置づけを加筆いたしました。生涯学習プラン2022にかかわる基本計画及び個別計画の体系図に「三鷹市の教育に関する大綱」を追加いたしました。記載のとおりでございます。
 (2)、「学びと活動の循環」関係図についてです。学びづくりを土台として、人づくり、きずなづくり、地域づくりが相互に影響を及ぼし合いながら、コミュニティ創生につながるイメージとなるよう、学びと活動の循環の関係図を再考いたしました。裏面2ページの下のほうの図でございます。こちらは、生涯学習審議会・社会教育委員会の委員において、この表がわかりづらいという御意見がありましたので、そちらの意見に基づきまして再考といたしました。
 (3)、計画の重点事業のうち、「三鷹市立図書館の基本的運営方針」の推進の中で、調整中でありました目標指標の目標値が確定したため、追記いたしました。
 2ページ目、裏面をごらんください。生涯学習の場の提供、芸術文化センターを追加いたしました。生涯学習の場と機会の提供(基本施策2)のところに芸術文化センターを追記しました。記載のとおりでございます。
 最後に、(5)、生涯学習活動の支援(基本施策3)こちらはパブリックコメント、資料2の6番目の御意見を反映させたものです。市民大学事業総合コースの記載について、より詳細な説明を追加いたしました。米印の文章を欄外に記入することで対応いたしました。
 私からの説明は以上です。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  私のほうから、資料3、三鷹市スポーツ推進計画2022第1次改定(案)に係る主な市民意見と対応・修正の方向性について、御説明いたします。
 パブリックコメントについては、お手元のとおりの実施期間で行いましたけれども、意見についてはございませんでした。
 また、2にありますように、教育委員会への意見照会の結果でございますが、スポーツ基本法の第10条第2項の規定に基づき意見照会をいたしましたけれども、修正意見についてはございませんでした。
 3番の主な変更点でございますけれども、第2章の基本的な考え方の4、改定に向けた基本的な考え方の中で、スポーツを支える人材の活躍と育成ですけれども、この最後の行のところ、また、ボランティア・ポイント制度(仮称)の導入に向け、検討しますというふうにございますが、ボランティア・ポイント制度について注釈をつけたところでございます。
 次に、資料4、東京2020パラリンピック競技大会事前合宿に関する協定の締結でございます。3月6日金曜日でございますけれども、午前10時から午前11時まで、市役所本庁舎の市長公室におきまして、チリ共和国パラリンピック委員会との協定締結に向けた協定署名式を開催したところでございます。こちら、協定書がついておりますので、簡単に御説明をいたします。
 第1条に、事前合宿は三鷹市の施設で実施するとしているところでございます。第2条のところで三鷹市が行うこととしまして、必要な施設及び練習環境の提供を調整すること、そしてもう一つ、滞在中の交流プログラム開催に向けて調整するとしております。
 次に、第5条の(1)でございますけれども、実施期間につきましては2020年8月とし、滞在期間は最大15日としたものでございます。次に、少し飛びまして1番下のところ、費用負担につきまして、三鷹市はチリのナショナルチームの日本国内での施設使用料の全額、それから国内の移動交通費の全額、そして宿泊費については定額を負担するとしているところでございます。(5)のところですが、交流プログラムの実施につきましては、チリナショナルチームについて、滞在期間中、三鷹市内の小・中学生及び高校生との合同練習会や市民との交流会に参加しますというふうにしているところでございます。
 以上、合意のあかしとしてこの協定書を作成することとしたものです。署名者につきましては、チリパラリンピック委員会委員長のリカルド・エリサルデ・ブラボ様と三鷹市長、河村 孝となっておりますけれども、今回、立会人といたしまして、駐日チリ大使のフリオ・フィオル様に御署名をいただいたところでございます。今回、この3月6日につきましては、河村市長とフリオ・フィオル駐日チリ大使のほうで署名をさせていただきましたので、この後、外務省を通じまして、チリパラリンピック委員会のほうにこの協定書をお送りしまして、ブラボ委員長に御署名をいただき、協定締結というような運びになる予定でございます。
 次に、資料5でございます。SUBARU総合スポーツセンター弓道場・アーチェリー場についてでございます。先般の文教委員会で、この施設の団体利用・個人利用の形について御質問をいただいたところでございます。この団体利用・個人利用ともに、高校生以上の利用というふうにしたところでございます。
 団体登録の要件でございますけれども、SUBARU総合スポーツセンターの一般利用の団体登録と異なる登録要件でございますけれども、この1のただし書きのところ、構成員のうち個人登録カード所有者が3人以上であることというのが、1つ、特徴でございます。この欄外にございますように、個人登録カード所有者とは、安全に矢を射られる技量認定証を受けていること、そして、施設利用に関するオリエンテーション修了証の交付を受けているということでございます。高校生につきましては、この利用当日の安全管理というところで、18歳以上の安全管理ができる者がいることとしております。この安全管理をする方でございますけれども、高校生というのは高校の部活を一般的に想定をしておりますが、18歳でも高校生ということがありますので、この高校生は想定せず、高校の教職員の方、保護者の方に、一般的に悪ふざけをしないような形で、それを見ていただくというような方がいることというのを条件としているところでございます。
 そして、個人利用につきましても、一般と高校生でございますけれども、それぞれ個人登録カード所有者であるということで、技量を持っている者ということになるわけですけれども、高校生については、やはり18歳以上の安全管理ができる者の付き添いが必要というようなことで条件をつけさせていただいているところでございます。
 次に、2番、三鷹市民センター駐輪場及びSUBARU総合スポーツセンター弓道場・アーチェリー場の内覧会ということで、市議会議員の皆様に御案内をさせていただいておりますが、3月10日の火曜日の午後4時15分から実施をさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 また、3番目、開館日につきましては、3月20日、祝日をオープンとしておりますけれども、特にコロナウイルスの関係がございまして、オープン記念式典は行わないという形で開館を迎えさせていただきます。
 説明は以上です。


◯委員長(伊東光則君)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑のある方。


◯委員(山田さとみさん)  御説明ありがとうございます。よろしくお願いいたします。私から、3点お伺いしたいと思います。
 まずは、資料3のパプリックコメントなんですが、件数がゼロということで、どのような周知をされたのか、お伺いしたいと思います。
 次に、東京2020パラリンピック競技大会事前合宿に関する協定書の(4)、費用負担というところです。事前合宿で、市民の方とお子様ですとか、触れ合える機会ができるというのはとても楽しみなことだと思います。ただ、この費用負担、幾らくらいかかるのか、もし概算など、わかれば教えてください。
 最後に、資料5の(2)、個人利用、あと(1)も、18歳以上の安全管理ができる者がいることっていうふうに書いてありますけれども、チェックする方が、しっかりとここが保護者だとか、部活動指導員だというようなことを明記するですとか──私が以前報告を受けたときに、遠隔であけられるような仕様になるということで、そのあたり、ちょっと確認がうまくできるのかなというところが少し心配であります。本当にこの18歳以上の保護者ですとか、部活動指導員がいるっていうことをどのように確認するのか、教えてください。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  まず、パブリックコメントのこの周知でございますけれども、基本計画とそのほかの個別計画と同様に、ホームページでパブリックコメントの御案内をしておりますのと、あと広報で御案内をしているところでございます。また、冊子等につきましては、所管課の窓口のほか、市政窓口等で──これも基本計画、個別計画と同じように、公共施設のほうで閲覧をさせていただいて周知を図ったところでございますけれども、このスポーツ推進計画については、ゼロ件というようなことであったというところでございます。
 また、次の御質問の費用負担のところでございますけれども、こちらは、予算にもちょっとかかわることでございますので、具体的なことはちょっと差し控えさせていただければというふうに思いますけど、ここに記載のとおりの内容について、予算の範囲内で支出していくというようなことを予定しているところでございます。
 また、3番目に御質問の18歳以上の安全管理をする者でございますけれども、安全管理者証というものを発行いたしまして、遠隔でモニター越しにこの安全管理者証を職員が確認して施錠を解除するというようなことで、きちんと運用してまいりたいというふうに考えております。


◯委員(山田さとみさん)  ありがとうございます。まず、パブリックコメントについては、ホームページとか、広報──冊子は公共の施設に置いていただいたということで、広く広報していただいたということで、ありがとうございます。先ほども、ちょっと大綱のときも同じことを言ったんですけれども、こういったパブコメがあるよということを、せっかく最近、三鷹市はツイッターがかなり活発になってきているのかなというふうに思っておりますので、ツイッターのほうでも今こういうパブコメをやっています、こういうところに冊子がありますなど、周知していただければいいなと思いました。
 安全管理者証というのはすごくいいと思いますので、ぜひ安全管理の徹底をよろしくお願いいたします。
 以上でございます。


◯委員(谷口敏也君)  済みません、1点だけお伺いしたいんですけど、生涯学習プラン2022のほうで、この図っていうのは、前回のこれで、この場所っていうことですよね。前回の説明のときに、文章の(5)のスクール・コミュニティの創造に向けた仕組みづくりの推進を図りますと、ここにスクール・コミュニティというのが入っているんですけど、この図だけを見ると、何かスクール・コミュニティとは別なような感じがしちゃうんで、本当だったら、ここにもスクール・コミュニティという文字が入るほうがわかりやすいというか、今までCSに関係していた人たちからすると、スクール・コミュニティとは全く別の生涯学習なのかなというようなイメージになっちゃうのかと思うんですけど、その辺についての議論はなかったんですか。


◯生涯学習課長(加藤直子さん)  こちらの図は、個別の事業を捉えるというよりも、全体的な学びと活動の循環のイメージを捉えるという形で、関係図としてつくっております。もしスクール・コミュニティを入れるとしましたら、5大事業に入れました全ての事業をここに入れるという形にもなってきますし、そういった個別の事業という考え方ではないです。


◯委員長(伊東光則君)  以上でスポーツと文化部報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午前10時00分 休憩


                  午前10時15分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 教育委員会報告、本件を議題といたします。
 本件に対する教育委員会の説明を求めます。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(宮崎 望君)  おはようございます。本日は、教育委員会の行政報告としまして、お手元の資料に5件ありますけれども、まず三鷹市立小・中学校の臨時休校についてというところを先にさせていただいて、残りについては、また私のほうから説明をしたいと思いますので、よろしくお願いします。
 市立小・中学校の臨時休校につきましては、御案内のように3月2日から実施しております。先週の金曜日、さらに学校の校庭の利用について可とするというような新たなことも出しました。先週の金曜日のプレスリリースで、皆さんに一応お伝えしたところですが、本日からの校庭の利用可についてお知らせしたところでございます。
 さらに、金曜日、厚生委員会があったと思いますけれども、その中でも図書館でありますとか、学校図書館の利用についても、3月15日まで臨時にお休みをしているというようなことはお伝えしているところでございます。きょうのところは、小・中学校の臨時休校についてということで資料を使って御説明しますが、そういった教育委員会の施設については、図書館等もあるというようなことを申し添えておきます。
 それでは、小・中学校の臨時休校について、資料1に基づきまして、指導課長のほうから説明させていただきます。


◯指導課長(松永 透君)  それでは、私のほうから資料1に基づきまして、三鷹市立小・中学校の臨時休校についてということで御説明をさせていただきます。2月28日付で保護者の皆様にも通知をさせていただいたところでございます。その通知文をきょうつけさせていただいたところです。状況としては、皆様も共通で御理解いただけていると思うんですけれども、この新型コロナウイルスの感染症といったことの、この感染拡大をどう防いでいくのかといったことの方策の1つとして、内閣総理大臣のほうからも臨時休校を要請するということがございました。
 それだけではないんですけれども、やはり学校といったところは集団での活動が物すごく多いということもあって──子どもはかかりにくいというようなことも一部報道でされているところももちろんあるわけでございますけれども、そこから御家庭にとか、また、外にといったことで、集団クラスターができやすいんじゃないかといったこともあって、三鷹市、それから三鷹市教育委員会として判断をさせていただいて、休校措置をとるということを決めさせていただいたところでございます。
 3月2日から、基本的には春季休業までということで、通知のほうにはわかりやすくということで、始業式の前の日までということで書かせていただいておりますけれども、基本的には、いわゆる春季休業までの間を臨時休校とするということになっています。
 この臨時休校に当たりましては、一番大切なことは、子どもたちの健康・安全を第一にするといった趣旨の中で進めさせていただいたところでございます。いろいろな意味で子どもたちの行動に制限がかかったりとか、それから、学習をどうするのかといったことで御心配の向きはあるかなと思っているところですけれども、各学校でも対応をとるということで、26日、それから27日、この28日もそうなんですけれども、臨時で校長会を開かせていただきまして、その中で校長先生方から学校の現状、それから措置をとったときの子どもたちの様子、どういうふうなことが想定されるのかといったことについて、意見交換を十分にさせていただいた上で、ここに書かれている中身については、校長会も含めて三鷹市の学校関係の総意ということで進めさせていただいたところでございます。
 特に一番心配されるのが、やっぱり不要不急の外出を控えるということで、子どもたちは基本的には自宅で過ごすんだといったことの徹底、それから保護者の方につきましても、子どもの行動について把握をしてくださいというお願い、それから学習等についてということでは、各学校のほうで──実は休校になる前に、26日の段階で、もしかしたらそういうこともあり得るかもしれないからといったことで、学校のほうでは、休みになったときの課題については、その段階で三鷹では準備をさせていただいていたところです。そういった意味では、28日、学校のほうも割とスムーズに課題等配付ができたりといったことがあったというふうになっています。
 それから、特に先週から今週にかけてということで、学校に置いたままになっている荷物──ちょっと28日の1日だけでは持ち帰り切ることができないような荷物ということでありましたので、その間、時間を分けて、学校のほうに登校して、そこで持ち帰ってくださいということでの指示をしながら、子どもたちの様子、どうだろうということも含めて進めています。早いところは、先週、持ち帰りということをやっているんですけれども、1週間たってから子どもたちの様子を見たいと思っている学校については、今週持ち帰りの週間ということで、学校に来て、持って帰ってくださいというふうにやったところもございました。
 それから、教育支援学級の固定制に在籍する子どもたちについては、1人でっていうのがとても難しいということもありましたので、子どもたちの状況を御相談いただければ、学校のほうに登校して、介助員さん等もいますので、そこで過ごすことができるということでやらせていただきました。実際、スクールバスで大沢台小学校とかも──三、四人といったかな、来られているっていうお子さんも実際いらっしゃるということです。
 それから、学童保育につきましては、教育委員会の所管ではございませんけれども、通常の長期休業期間中と同様の対応ができるといったことを確認をした上で、この措置に入ったといったことでございます。
 現段階では、卒業式が懸念されるところなんですけれども、今、これについても、この28日の段階では、基本的には卒業生のみが参加するということで、来賓、それから保護者等については、入らない中で、いわゆる証書授与をメーンとしたものをやりたいということで、学校のほうでも話をしたところです。市民の皆さんからは、卒業式、何とか出られないかという声は上がっているのも事実なんですけれども、現状としては、今推移を見守りながら、可能であるかどうかっていった可能性については、これからも探っていきたいと考えているところです。いずれにしても、現段階の情報ということで、これにつきましては、状況が変われば、対応も変わってくるということは想定の中で動いているところです。
 また、先ほどございましたけれども、本日から小・中学校の校庭について、いわゆる普通の校庭開放とは違うんですけれども、校庭を利用して──さすがに1週間で子どもたちもストレスがたまっているということもあって、校庭で一定時間運動ができるようにしてあげようということで、集団クラスターが怖いといったことと矛盾するんじゃないかという意見もあるんですけれども、学校のほうでも、感染が拡大しないようにという配慮の中で、手洗い等の徹底をさせながら、濃厚な接触ができるだけ起きないようにということで、今授業がございませんので、教員が見守りの体制をとりながら、ふだんの休み時間よりも、そこの部分を強めてやっていこうということで、御了承いただきながら、今そういうことを始めたところです。
 本日の南浦小学校を、先ほど指導主事がちょっとのぞいてきたんですけれども、80人ぐらいの子どもが──1年生から3年生ということなので、400人ぐらいの中の80人だから5分の1ぐらいなんですけれども、きょう来て、楽しそうに運動していたということでした。ただ、これで外に外出がいつでもオーケーと、そういうことではなくて、一定時間遊んだ後は、ぜひうちで学習しましょうということを呼びかけながら進めていくということで、進めているところでございます。
 いずれにしましても、判断の最優先になることは、子どもたちの健康・安全、これを第一にということで対応していきたいと考えておりますので、どうぞ御理解いただきますよう、よろしくお願いしたいと思います。
 以上です。


◯委員長(伊東光則君)  アについての説明が終わりました。
 質疑のある方。


◯委員(山田さとみさん)  お忙しい中、御説明ありがとうございます。ちょっと幾つか質問がありますので、1問ずつ聞かせていただきたいと思います。
 済みません、先ほどの説明の中でちょっと聞き漏らしてしまったところがありまして、大沢台小学校に三、四人来られているというお子さんはどんな方なんでしょうか。


◯指導課長(松永 透君)  大沢台小学校の特別支援学級──教育支援学級のわかば学級の子どもたちですね。この間、御希望があるということで、一応スクールバスも走らせながら、送迎しながらということでやらせていただいています。


◯委員(山田さとみさん)  ありがとうございます。ほかの特別支援学級、教育支援学級ではニーズはあったんでしょうか。


◯指導課長(松永 透君)  詳細について、全ての人数を把握しているわけではないんですけれども、何名か来られているという話は聞いています。


◯委員(山田さとみさん)  ありがとうございます。
 きょうから校庭開放されたということで、それまでは公園に児童があふれていて、ぎゅうぎゅうな中で遊んでいるというのが見受けられていたので、校庭で伸び伸び遊べて、教員と話せる機会があるというのは、安全管理としてもとても重要だと思いました。非常にポジティブに捉えております。
 先ほども南浦小の前を通ったとき、すごい子どもたちが駆けて入っていくのを見て、相当うれしいんだなと思って、すごく喜ばしいなと思いました。集団クラスターのお話もありましたけれども、教員の見守りでどのようなかかわり方をされるのか、もし詳細に決まっていれば、わかる範囲で教えてください。


◯指導課長(松永 透君)  基本的には、見守りがメーンです。もちろん、受付でどの子が参加したのかっていう、万が一のことがあって、その後の広がりとか、接触がどうだったのかといったこともあるので、全部把握するようにしているんですけれども、そこは教員が受け付けをしながら、声かけ等もあわせて行って指導しているところです。いろんな意味で、子どもたちのことですから、さまざまなじゃれ合いとか、絶対に接触しないわけはないので、余りそこのところがちょっと度が過ぎるようであれば、先生方も声をかけながら、余りそういうことじゃない遊びをしようということで話はするというふうには聞いています。


◯委員(山田さとみさん)  ありがとうございます。
 次は、事務局から、以前、教育委員会にいろいろ質問を出させていただいたんですけれども、教育委員会にお電話で寄せられた保護者からの声はお伺いすることはできたんですけれども、学校にお寄せいただいた保護者からのお声ですとか、地域の方からのお声で何か重立ったものがあれば、教えてください。


◯指導課長(松永 透君)  学校の校長先生から聞くと、いや、余りないんだけどっていう、そういう声が大きくて、来るのは教育委員会の事務局のほうなのかなという感じはあるんですけれども。ただ、やはり卒業式を何とかしてほしいなという声とか、あとは、やはり昼間、お子さんがいるので仕事を休まなければならないという御家庭等については、何とかならないのかなという形の御相談とかはあったようですけれども、対応できることはやるけれども、それ以上のことはなかなか難しいというふうなお答えはされているようですね。


◯委員(山田さとみさん)  ありがとうございます。そういったお声って随時、教育委員会に行くようになっているんでしょうか。学校がそのまま抱えてしまっているのかなと。どういう流れなんでしょうか。


◯指導課長(松永 透君)  基本的には校長会って、本当にこの間頻繁に行うことがあって、この前も教育長に入っていただきながら、何かあったらどんどん言ってということで、皆さん、率直にお話しされているので、基本的には共有しているというふうな認識です。


◯委員(山田さとみさん)  ありがとうございます。ぜひ学校からの声も吸い上げていただけるように、校長会を頻繁に行って、吸い上げて、三鷹市のこと全般として教育委員会で捉えていただけるようにしていただければと思います。
 次に、生活指導ですとか、家庭学習の指導ですとか、この間、1週間、学校がお休みだったわけですけれども、何かコンタクトをとれるような手段ですとか、されていれば教えてください。


◯指導課長(松永 透君)  家庭学習の課題が大体1週間で終わっちゃったみたいな形の子どもたちも結構いるわけで、追加のものについては、先ほども申し上げましたけど、荷物をとりに行きましょうといったタイミングで、もう1回再配付をしている学校とか、それからホームページ上にこういう課題を出しますので、そこから見てダウンロードしてくださいみたいな形でやられている学校もあります。ただ、インターネット環境が全ての家庭にあるわけではないこともあって、本当にそれだけで済むかというと、そうじゃなくて、届かないという御家庭については、教員が自宅にポスティングするとか、そういうような配慮もしながらということで、それは進めているというふうに、今のところなっているかなと思います。


◯委員(山田さとみさん)  ありがとうございます。実はうちにも小学校の子がいるんですけれども、フェアキャストで学年便りの新しいのをアップしましたということで、子どもへのメッセージが書いてあったりとか、今後の流れであるとかが書いてあったんですけれども、例えばそれを電話で受けている人はどういうふうにもらっているのかなというところがちょっと気になったので、ちょっとお伺いしたところです。
 でも、こういった緊急時にフェアキャストで、一斉に新しい情報がホームページにアップされましたというようなのはとても有効だと思いましたので、ぜひ続けていただけたらなと思います。
 あと、ちょっと気になっているところなんですけれども、給食費免除の御家庭ですとか、就学支援を受けられているお子様方の栄養状態が心配でございまして、そのあたりのフォローはされているのかどうか、お伺いさせてください。


◯指導課長(松永 透君)  ごめんなさい、なかなかそこの部分というのは把握ができていないところです。


◯委員(山田さとみさん)  ありがとうございます。ぜひ、ちょっと気にかけてあげていただきたいなと思います。給食を出している団体とかもありますし、例えばフードバンクみたかさんですとかがありますので、1週間たちますので、そのあたりのケアも考えていただければと思います。
 次に、卒業式に関しては安全第一だと思います。でも、私のほうにも保護者が出席したいというような声が届いていて、私のほうでも安全が第一だということはお伝えしているんですけれども、もし、児童だけの出席になっても、壇上での写真をプロの方が撮ったものを後日販売するでもいいですし、動画を撮って、それをDVDで販売するでもいいですし、可能であればライブ配信とかも考えられると思うんですけれども、何か保護者の方の記憶に残るようなものも残していただければと思いますが、いかがでしょうか。


◯指導課長(松永 透君)  これ、難しいところがあって、時間を短くするというのが1つの──同じ集団がいるということで。今、校長先生方と話をしているのは、最大でも60分間以内で入場から退場まで全部やるということです。学校によって卒業生の数が違うということもあって、第一中学校なんかだと、280人ぐらいに証書授与をするというようなこともあって、壇上で1時間ぐらいいると足が硬直してくる状況なんですけど、そういうことがあって、状況によっては、代表児童・生徒が授与をされると。呼名は全員します。ただ、全員に証書を授与できるかどうかというのは、ちょっと時間の配分等も含めたところで学校で検討していただくような状況にはなっているところです。何とか全員、壇上でというふうな思いをお持ちの学校ももちろんあるわけですけれども、そこら辺の部分をどうするのかというのは、ちょっとこれからまだ、今、中身については検討しているところですね。
 写真等については、考えられることだとは思うんですけれども、今からそれの手配が上手にできるかどうかといったことも含めて考えていかなきゃいけないかなとは思っています。学校のほうもいろいろそういうことを考えておりますので、各学校等、工夫できるところを共有しながら、ある意味、これは教育委員会が決めるということではなくて、各学校の行事っていうのは校長先生のほうの権限の中でやられますので、そのあたり、今考えてはいると思います。


◯委員(山田さとみさん)  ありがとうございました。学校間で共有できるような体制づくりをぜひ整えていただきたいと思います。
 私からは以上でございます。


◯委員(紫野あすかさん)  よろしくお願いします。今回の休校は本当に──木曜日の6時ごろでしたっけ、いきなりニュースで私も見まして、木曜日の夜で、来週から休校って、自治体に丸投げで、本当に大変だっただろうなというふうに思いました。休校から、きょうからは校庭開放と、さまざまな御苦労と英断などをされたと思います。本当に敬意を表したいと思います。
 確認なんですけれども、今回のこの休校についての正式な国からの要請みたいなものは、文書であったのでしょうか。


◯指導課長(松永 透君)  文部科学省からの通知はございまして、休校の要請ということで通知はございました。


◯委員(紫野あすかさん)  ありがとうございます。文部科学大臣からは、各自治体、柔軟な対応をというふうな話をされていましたが、最初の通知もそのような中身だったんでしょうか。


◯指導課長(松永 透君)  文部科学省のほうから、2月28日付ということで通知が届いています。基本的には、文部科学省から東京都教育委員会のほうに来て、東京都教育委員会から三鷹市の教育委員会のほうに来るという状況でございました。一律にということは、これ要請ですから、強制ではなくて、自治体ごとの判断ということです。ですから、そういう意味では、何が今の段階でできることなのかといったことで、2日から休校を決めた三鷹のような自治体も多くございますけれども、2日の午前中は登校させて、午後からとか、あるいは、その日は休校にせずに、翌日からとかってということで、各自治体の独自の判断ができるような、そういう通知ではございました。


◯委員(紫野あすかさん)  ありがとうございます。本当に大変だったのではないかなというふうに思いました。この休校を決めるに当たっては、やっぱり現場の先生たちの声が反映されて、休校やむなしというふうに決められたということでよろしいでしょうか。


◯指導課長(松永 透君)  基本的には、意見ももちろん聞いて、こういう形で要請が来ているんだけれども、各学校で可能なのかといったことについて、先ほども申し上げました校長会等、話をしていく中で、詰めながら、判断として、これでできないっていうことであれば、また、ちょっと考えていかなきゃいけないことも出てくるだろうというのはありましたけれども、簡単にできるっていうふうに言い切れない部分も、多分学校としては、校長先生としてはじくじたるものがあったかもしれないんですけれども、何とか子どもたちの健康・安全を第一にということでやっていくっていうことで、皆さんに同意していただけたので進めてきたといったところでございます。


◯委員(紫野あすかさん)  ありがとうございます。きょうから一部校庭が開放ってということで、本当に喜んでいる子どもたちが多いんですけれども、この校庭の開放も、親御さんたちの声とか、先生たちの御意見などがあって、検討されて、決められたんでしょうか。


◯指導課長(松永 透君)  公園が大変ですとか、それから、三鷹の子たちは余りそういう子たちはいないと思うんですけど、原宿が大変ですとか、いろんな報道がされている中だったと思うんですけれども、学校のほうも、やっぱり子どもたちがこの約1カ月にわたってずっと家の中でということについては、健康面での心配がすごくあるというような声は出ておりました。
 そういった意味で、フリーで、いつでもいいですよというわけにはいかないんですけれども、ある一定程度の枠の中で校庭を使わせて、子どもたちに思い切り体を動かせてあげたいという、そういう声は学校のほうからも上がっていまして、そのあたりを踏まえてやらせていただいたところでございます。


◯委員(紫野あすかさん)  ありがとうございます。子どもたちが、けさも喜んで行っているのを見て、本当にいい判断をしていただいたなと思って感謝をしております。
 ちなみに、先生は毎日何人ぐらい学校にいらっしゃって、生徒たちを見てくださっているんでしょうか。


◯指導課長(松永 透君)  基本的にはお休みではなくて、皆さん、出勤されるんです。ただ、個々の御事情の中で自宅勤務をされる先生であったりとかもいらっしゃいますので、全部の先生が常にいるわけではございません。ただ、この校庭に関しては、ふだん恐らく2名体制ぐらいで、休み時間とか、先生方、見ていらっしゃると思うんですけど、それよりも強化しようということで、3人とか、4人とか、あるいは受付の担当の先生もいらっしゃいますので、少し強化はしながらやっています。
 ただ、教員ですので、子どもたちの活動しているところの近くにいたいという気持ちはあるかなと思っていますので、それについては、教員のほうから大変だとかという声は、まだきょう始めたばかりなので、これから出てくるかもしれないんですけど、余りないかなと思っています。


◯委員(紫野あすかさん)  ありがとうございます。雨の日はどうするのかという点と、そういうときは体育館とか、一部、教室なんかも使えたらいいんじゃないかなと思う点と、あと保健室なんかもちゃんとふだんどおりに使えるのかということを確認したいと思います。


◯指導課長(松永 透君)  保健室については通常通りに使えるかなと思っています。ただ、体育館については、一応、今のところ、市全体でも15日までということで、その間については、屋内についてはどうなのかといったところがありますので、まず、今回、通知を出したのも、一応今度の金曜日までというところで一旦区切らせていただいたのは、その状況を見て、体育館が使えるかどうかとか、教室が使えるかどうかとか、そのあたりも踏まえて判断していきたいと考えておりますので、今週については、雨天の場合には学校判断で中止ということもあるかなと考えています。


◯委員(紫野あすかさん)  ありがとうございます。あと、子どもの宿題の中に結構調べ物学習があるんですけれども、図書館も、図書室も、今使えないという状況で困っているという中学生の声を聞きました。パソコンも、親がいるときでないと使えないというルールなんかがあって、ほとんど長時間使えないというお子さんらしいんですね。なので、調べ物学習ができないから、せめて図書室も使用させてほしいという声を聞いてきたので、意見としてお伝えしておきます。
 あと、先ほど山田委員もおっしゃっていましたけれども、子どもの貧困対策──今7人に1人が貧困世帯で、給食だけが1日の唯一の栄養源だっていう子どもが300万人いるというふうに言われています。ネグレクトとか、貧困などが原因の子どもたちだと思うんですけれども、きのう、ある先生にお会いしてお話を聞いたところ、各学校に1人ぐらいは必ずそういう子どもがいて、毎日、担任の先生がその子の顔を見て、元気かなとか、痩せていないかなとか、けがしていないかなっていうのを、常に気をかけているんだというふうに、その先生はおっしゃっていました。
 三鷹では、そのような、給食だけが食事という子の人数の把握はできていないと、先ほどおっしゃっていましたけれども、何か対策などは考えてはいらっしゃらないでしょうか。


◯指導課長(松永 透君)  なかなかパーフェクトに把握できることではないので、そこの部分は難しいんですけれども、学校の先生方は子どもたちの様子とか、状況とかっていうのを常に見ていますので、ある程度つかめているのかなというふうには思っているところです。
 ただ、統計的な数字にはなかなかなりにくいところですので、先ほどはちょっと把握できてないということを申し上げました。子ども家庭支援センター、児童相談所等と要支援の家庭のネットワークの中でやっているところです。いわゆるその情報共有している中で、今、各学校では担任の先生が心配な子どもたちには連絡をとりましょうということではやらせていただいてはいるところです。それが結果として、今まだうちのほうには上がってきていないので、今の段階ではそこまでの対策かなと思っています。


◯委員(紫野あすかさん)  ありがとうございました。だめもとで言うんですけれども、何とか希望者には給食を提供する、再開するということは、やっぱり難しいでしょうか。例えば牛乳だけでもとか、学童の子どもたちも給食があれば助かるという親御さんの声も聞いていますし、やっぱり今回長期ですので、アレルギーの問題もあるので、本当に難しいというのはすごく理解できるんですけれども、そういうことは考えられないでしょうか。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(宮崎 望君)  子どもの喫食状況の把握とかも、今ちょっとお話がありましたが、そういった要支援の家庭のネットワークの中での情報と教員の情報とをすり合わせながら、訪問とか、相談とかっていう中で今対応しているところですけども。実際、給食をやるかどうかっていうことについては、衛生管理の問題だとか、やっぱりいろんな──調理師だとか、そういう手が入りますので、他市の状況を見ますと、調理師が感染したりとかっていう、そういうような状況もあったりするので、今、そこはちょっと慎重にしています。
 なので、今のところ給食をするということは考えていませんけれども、そういった連絡をとる中で、お弁当の手配とか、そういったことを保護者としっかり連絡をとり合って、栄養管理には努めていきたいなというふうに考えているところです。


◯委員(紫野あすかさん)  ありがとうございます。今回の休校によって、この給食の仕入れ業者への影響みたいなものは、どれぐらいというのはあるんでしょうか。


◯学務課長(金木 恵さん)  学務課での実際の対応状況といたしましては、2月28日に休校が決まったということで、この日に3月分の食材についてはキャンセルという形で連絡をさせていただいております。学校によって、2週間程度分、先に発注しているところが大体かなとは思うんですけれども、まずはとめさせていただくということを御連絡した上で、通常の学級閉鎖のときもそうなんですけれども、翌日の分でもう既に手配をされているものについては、やはりとめられないということなので、こちらのほうで食材料費相当分はキャンセルはきかないので、実額を事業者のほうにお支払いするという形で対応しています。
 ただ、根菜類のようなお野菜、八百屋さんの場合は一般の市場でも当然売ることができるものになるので、学校のほうからキャンセル料という形でお支払いいただかなくても大丈夫ですよという御返事をいただいた事業者さんについては、3月2日からとめたような形にはなっております。


◯委員(紫野あすかさん)  ありがとうございます。でも、実際は3月からキャンセルっていって、予定していた食材が大変余ってしまうということは現場では起きているのではないかなと予想されます。給食費はもう既に生徒さんからは集められた後だったんでしょうか。


◯学務課長(金木 恵さん)  学校給食費につきましては、学校長の、いわゆる私費の会計になるので、学校によっていわゆる引き落とし日が異なります。ただ、例年のことを考えると、恐らく3月分はもう既に引き落としが完了しているものと思われる学校のほうが大多数かなと思います。この後、基本的には、学級閉鎖が全学級、全学校で起きたというような前提に立って、返還の作業について今計算をしているところです。


◯委員(紫野あすかさん)  わかりました。あと、休校のために仕事が急になくなってしまった調理員さんとか、職員さんみたいな人は、何人ぐらいいらっしゃって、非正規の職員さん、先生も含めて、その方たちの収入面に関しては、今後どのように補償というか、されるようなことは考えていらっしゃいますでしょうか。


◯総務課長(高松真也君)  私のほうでは市の職員ということで、お答えをさせていただきます。給食調理、直営校ですとかについては、市の職員を配置しているところです。正規職員や再任用職員については全て勤務日とする取り扱いについては、変更はございません。また、非常勤の嘱託員についても、基本的に勤務日という扱いについては変えておりませんので、例えば給食調理業務等でしたら、給食室の洗浄作業ですとか、食器の洗浄とか、そのときにできる業務についてしっかり行ってほしいということ。また、年次有給休暇等があれば、その積極的な活用も図ってほしいということ、そういうことを周知しているところでございます。


◯委員(紫野あすかさん)  ありがとうございます。ぜひ、そのように──急に仕事がなくなって大変だという方が今多いようなので、よろしくお願いします。
 あと、卒業式についてなんですけれども、現在の中学校3年生は3・11のときに幼稚園や保育園の年長さんで、まともな卒園式とか、入園式、入学式ができなかった世代だということで、なるべく中3の卒業は、特に地域の友達とも別れる最後の卒業式ともなるので、できるだけ思い出に残るようなものにしてほしいというふうに思います、できたら、保護者の方もおうちから1人ぐらいは出席できるような態勢を整えていただきたいなと、これはたくさんお声をいただいたので、お伝えしておきます。
 今後また、15日以降は市の施設も再開して、来週からの学校のことも、この1週間で校庭が使えるようになって、また、さまざまな子どもたちの意見、先生方の現場の意見もたくさん出ると思いますけれども、ぜひ、そういうのも聞いて、要望に応えていただけるよう柔軟な対応をお願いします。本当に大変な中、御苦労さまと言いたいです。ありがとうございます。


◯委員(大倉あき子さん)  よろしくお願いいたします。本当に今回の臨時休校の措置でも、さまざま大変な御苦労があったかと思うんですけれども、本当にありがとうございます。
 一定の答弁があったので、私のほうから3点だけお伺いしたいんですけれども、まず1つが、先ほどの御答弁でも、保護者の方の声はほとんどなかったということで、皆様、本当に今回の緊急事態を受け入れてさまざま御家庭で努力されているんだなということがわかったんですけれども、御家庭によっては、お仕事を休めないとか、またひとりで置いておくことができないということで本当にお困りの御家庭もあったかと思うんですけれども、そういったお声、御相談というのはなかったのか、お伺いしたいと思います。


◯指導課長(松永 透君)  ホームページを通じてのさまざまな御意見、御要望という形でいただいているものの中には、やっぱり仕事が休める状況にないっていう、そういうことでのお困りだということでいただいたメール等はございました。いろんな対応を考えられるかなとは思っているんですけれども、まず最初の1週間だけは、フルの、いわゆる対応、対策をということで組んできて、今週になってそれで固定をという形で、少し動き出したところなんですけれども。
 学校を休校にした上で、学童はやっていますけど、それ以外の子どもたちを集めるというのも、果たして本当にそれは、今回の休校自体の効果が見えないところもあるかなというところでの苦渋の判断なんですけれども、だから、本当に御家庭には非常に厳しい状況があったかなというふうには理解しているところです。


◯委員(大倉あき子さん)  ありがとうございます。本当に個別のお声というか、そういったどうしようもないというお声は直接は届いていないという、そういうことで、わかりました。
 あと、学校によって──一中さん、私も子どもが実際におりますのでフェアキャストをいただいたんですけれども、中学1・2年生、登校日を設けるということでの配信がされてきたんですが、この登校日っていうのは、お子さんが来られてどういったことをやるということを決められているのか、お伺いしたいと思います。


◯指導課長(松永 透君)  1つは、やっぱり子どもたちが元気かどうかっていったことの確認を、学校としての把握とか、それから担任としての声かけとか、そういったことが1つの一番大事なことなのかなというふうには思っています。
 あわせて、今困っていることであるとか、相談、それから、あとは先ほども申し上げましたけど、学習の課題をそこでもう一度、再提示してあげるとか、そういうようなことをしていこうということだと考えています。


◯委員(大倉あき子さん)  ありがとうございました。最後は要望ではあるんですけれども、先ほど紫野委員のほうからも卒業式のことの御質問があったかと思うんですけれども、本当に今回、短縮をして短くということで、保護者も今のところは入れない、お子さんと教職員だけっていうことなんですけれども。あとは今後の状況を見てっていう御答弁ではあったんですが、例えば皆さんが体育館から出られて、校庭で見送るっていう、そういうセレモニーもあったかと思うんですけれども、せめて校庭で、保護者が来て写真撮影、撮ってあげるっていうことも可能にしてあげると、外になってくるので、感染ということの心配も少し薄らぐのかなと思いますので、そういったことも、今後検討していただけたらありがたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 以上です。


◯委員(吉沼徳人君)  よろしくお願いいたします。1点だけお尋ねをしたいんですけども、先ほど紫野委員から給食の食材の話が出たんですけども、キャンセルのできなかった食材もあると思うんですね。そのような食材はどのようにしたら──例えばフードバンクに寄附したとか、あるいは行政によってはまちの住民に販売したとかっていうような報道もあるんですけども、三鷹の場合はどのようにされたんでしょうか。


◯学務課長(金木 恵さん)  基本的には、全校で学級閉鎖が起きたという形での対応を基本といたしましたので、3月2日に納入されたものっていうのは、基本的に学校に届いているものはないんですね。なので、事業者さんのほうでほかの販路があるものについては、そちらのほうで切りかえて供給をされているというふうに聞いております。


◯委員(吉沼徳人君)  じゃあ、実際に学校に入ったものはないということでよろしいんですね。
                 (「はい」と呼ぶ者あり)
 わかりました、ありがとうございます。


◯委員(谷口敏也君)  幾つかお伺いしたいと思います。一定の質疑があったので、それに続く質疑と考えていただければいいんですけど、私のほうにも、やっぱり小学校6年生の保護者の方、中学校3年生の保護者の方っていうのが一番多いです。連絡が入ったのはやっぱり卒業式の件で。説明の中にもありましたけど、保護者の可能性を今後見きわめていくというような話だったんですけど、基本的には、それぞれの学校での校長先生の判断になるのかなという気もしていたんで、そういう返事をしたんですけど、ある程度、教育委員会として、例えば今大倉さんが言ったように、卒業式から出た校庭でのお見送りとか、多分どこの学校でもやっているのは、それには保護者がいいとかいうのも校長の判断ということになると、学校間の格差──保護者って、そういう横のつながりで、うちはこうだったとか言うじゃないですか。
 ある程度、教育委員会としての卒業式、こういった形でなるべくやってくださいみたいなのを出せば、逆に校長先生も、教育委員会がこういうふうに言っているから、こうしますと言えるじゃないですか。これ結局、国が全校休みにしてくださいと言うのと同じように、三鷹市としては、国に倣って、ある程度責任転嫁じゃないですけど、校長先生も自分で判断したことによって万が一何か起きた場合に自分の責任になるのは嫌だなと思うと、なるべくやらなかったりするじゃないですか。そこを教育委員会としてフォローしてあげる必要があるんじゃないかなと思うんですけど、その辺の考え方は、教育委員会、どうお持ちなのか、お伺いします。


◯指導課長(松永 透君)  学校行事ですから、基本的に校長に権限がある中で決めるっていうことになるんですね。ただ、おっしゃるようにいろいろな判断材料とか、そういったことも含めて、私も学校間で全然違うことが起こるというのはやっぱり懸念しています。教育委員会が示すっていうことも1つの方法ではあるんですけれども、こういうときだからこそ、小学校の校長会、中学校の校長会の中で、できるだけの知恵を絞って何ができるのかっていったことを考えてくださいっていうことで、今話をしているところです。
 それで、線を出した上でやっていこうということでやっていただくことのほうが、教育委員会がトップダウンのような形で示すよりも、現場サイドに近い発想の中でできるんじゃないかなというふうには考えています。中学校のほうからはこれで行きたいというのは出てきているんですが、今、小学校のほうはまだ詰めているところかなと思います。


◯委員(谷口敏也君)  ありがとうございます。ということは、小学校の校長先生たち、中学校の校長先生たちが話し合いながら、三鷹の小学校の卒業式はこういったものにしようよという横の連絡ができて、ある程度同じようなことができるというような形になるんですか。


◯指導課長(松永 透君)  どこかだけ違うことをしちゃうとかっていうことが想定できないわけではないですけれども、ただ、一応、三鷹市の全体の小学校・中学校それぞれの中で申し合わせをしながらやっているんだっていったところについては、私たちは基本的には学校の主体性といったところを尊重していきたいなとは考えています。


◯委員(谷口敏也君)  ありがとうございます。それぞれの学校の主体性っていうのはそもそも大事だと思うんですけど、例えばいろいろと意見ももらっているんですよ。先ほどからも出たかと思うんですけど、インターネット中継でライブ配信とか、写真撮影とか、さっき山田委員からもありましたけど、そういったことについて、ある程度費用がかかってしまうという部分もなきにしもあらずだと思うんですね。
 そういった点で、教育委員会だと、市長部局ではないんで、なかなか難しいところがあるかもしれないんですけど、そういった小学校の校長会、中学校の校長会から上がってくる要望に対して、可能な限り受け入れて実施できるような形にしていただきたいんですけど、そういったお考えは何か今持っているのかどうか、お伺いします。


◯指導課長(松永 透君)  こういうことをしていったときにどういう課題が起きるのかっていったところが解決できるということであるならば、柔軟には対応できる部分もあるのかなとは思っているところです。
 ただ、1つ、保護者の方にも、皆さんにも御理解いただきたいと思っていることは、例年の卒業式を全く例年どおりのイメージで見られたとするならば、それはできませんといったところだと思います。時間短縮の中であったりとか、さまざまな──卒業生たちにはかわいそうだなと思うことはもちろんあるわけですけれども、それと全く同じものはできないと。だから、そういう意味で、保護者の皆さんが見たい卒業式になるかどうかっていうのは、またちょっと別の問題があるかなっていうふうに考えているところです。


◯委員(谷口敏也君)  ありがとうございます。なかなか難しいところだと思うんですけど、いろいろと要望的なことは集まってきているんで、今卒業式の話を具体的にお話ししましたけど、各学年でもやっぱり終業式とかっていうものもあるわけで。この前、フェイスブックでつながっているお母さんから紹介されたんですけど、ある市内の小学校の校長先生が生徒向けにホームページでいろいろ配信して──ホームページだから配信と言わないか、1年生の皆さん、きょうはどうですかと。そういった形での終業式っていうのも考えられませんかみたいな感じで、いろいろ提案をいただいたんですけど、そういったことも可能ではないかなと思うんですね。ユーチューブを使ったり、あるいはホームページ上に、校長先生とか、それぞれの担任の先生が一言、動画を撮っておくとか、そういったこともアイデア次第ではできるんじゃないかなと思うんで、先ほどと同じなんですけど、そういったことに対しての支援策──学校でそういったインターネットとかに詳しい先生がいなかった場合には、教育委員会で誰か行ってもらってやってもらうとか、そういったこともお金をかけなくてもできるんじゃないかと思うんですけど、そういった要望に対しての回答なりはいかがですか。
 今、具体的な意見が余り挙がっていないというようなお話だったんですけど、現場ではそんなことないと思うんですよ。校長先生が具体的なものを挙げていないのかもしれないですけど、逆に本当にこういう事態なんで、先生からでも何かあったら教育委員会のほうに話してくださいというような感じで、とりあえずはみんな聞く。いろんな要望も聞いて、教育委員会として判断をするということも重要なのではないかなと思うんですけど、その積極的な聞き取り調査じゃないですけど、校長先生からは余りないって言われても、本当に現場の先生はあったりしたりすると思うんですよ。
 現に、だって、我々のほうにあって、私なんかは、じゃあ、それは同じことを校長先生にも言っておいてくださいねと言っていますから、それを校長先生が教育委員会に上げていないのかもしれないんですけど。そういった点で言うと、いろいろな声が保護者からなり、先生なりに上がっているはずなんですよ。そういう積極的に聞き取りを行ってもらいたいなと思うんですけど、教育委員会としてはどのようなお考えを持っているのか、お伺いします。


◯指導課長(松永 透君)  校長が意図的に言っていないかどうかっていうのはちょっとわからない部分があるんですけど、基本的には校長をしたことのある人間として申し上げますけど、教員が何を言っているのかとか、どんなことを考えているのかっていうのは知っています。ちゃんと伝わってきているし、その中で教育委員会に話として上げるんであれば、きっと整理はされて語られているからというところなのかなというふうに思っています。
 先ほどのさまざまな形での終業式のあり方、これ、教員も相当ショックを受けていて、2月28日で、これで自分のクラスがここで解散になってしまったという衝撃はかなり大きい先生方も実際いるのは、私も教員と話をしていて感じているところです。そういったこともあるんですけれども、何ができるのかというのは、それぞれで学校のほうでも考えてもらっているし。これ、自分のクラスだけやったとかっていうことがあると、ちょっとまたいろいろ大変なことが起きることもあるので、そうならないように、最大公約数で何ができるのかっていったことについては、各学校でも今いろいろ考えてはいるところかなと思っています。
 ちょっとホームページ上にユーチューブの動画が載るかどうかというのは、ちょっとまた技術的にとか、セキュリティー的にどうなのかっていったこともあるので、今ちょっとそこではできる、できないはちょっと答弁は控えさせていただきます。


◯委員(谷口敏也君)  ありがとうございます。担任を持っている先生も、もちろんそういった思いもお持ちだと思うんで。
 あと、保護者の方からいろいろ意見を聞く中で、やっぱり子どもたちの心のケア、今回の一般質問でも、最後にやらせてもらったんですけど、学校に行けない、この後、友達に会えないということのショックで、今課長がおっしゃったように、先生たちも、確かに区切りのない──自分が1年間持ってきて、あるいは2年間連続で持ってきているところもありますよね。そういったところで、ここで別れてしまうというようなことになると、きちっとしたけじめがつかないというようなことで悩まれている先生もいらっしゃると思いますし。
 今後の話になりますけど、そういった子どもたちのためのメンタルヘルス的なこともしっかりと考えていただきたいなと思います。それには、やっぱり市独自でなかなかスクールカウンセラーの増員とかって難しいでしょうから、やっぱり東京都の動きに合わせて、国のほうもいろいろと予算をつけるようなこともおっしゃっていますし、しっかりと東京都の教育委員会とも話をしながら、そういった予算を確保するようなことをしていただきたいんですけど、要望的なことはどういったことをされているか、お伺いします。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(宮崎 望君)  東京都への要望ということでは、先日、市長会を通して要望事項を全庁的に上げました。教育委員会のほうからは、そういった衛生管理用品の調達でありますとか、あとは相談支援体制の強化。特に児童相談所を運営している東京都に対して、そういったスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーとの連携でありますとか、子ども家庭支援センター、そういったネットワークとの相談体制の強化、連携についての要望は出しているところでございます。


◯指導課長(松永 透君)  部長の答弁に補足させていただきます。今、この臨時休校の期間中は、普通の学期中と変わらないように、週に2日間、市のスクールカウンセラーと都のスクールカウンセラーは来ていまして、そこで開室できるということで、心配な子はおいでっていうことで声はかけさせていただいています。


◯委員(谷口敏也君)  ありがとうございます。特に障がいをお持ちのお母さんから言われたんですけど、毎日毎日同じ行動をする、何時に学校へ行って、終わってっていう同じ動きはすごくできる。ただ、それが一旦変わってしまうと、パニックになってしまうという子をお持ちのお母さんだったんですね。そういうことを考えると、やっぱり、先ほど大沢台のお話もしましたけど、そういった子には特にメンタルヘルス関係のケアが重要じゃないかなと思うんで、一定の答弁いただきましたので、引き続き進めていただければと思います。
 以上で終わります。


◯委員(吉野和之君)  それでは、何点か質問をさせていただきます。まず、第1点なんですけども、今回、コロナウイルス感染症対策ということで臨時休校がついているわけなんですけども、季節を考えると、特に子どもたちにとっては、コロナウイルス同様、インフルエンザね、これも大変に恐ろしい病気だと思うんです。例年、今時分になるとインフルエンザ対策ということが大きな話題になると思うんですが、今回、コロナウイルス対策も当然重要なんですけども。子どもたちにとって、この怖いインフルエンザ、実はマスコミなんかでは、熱が出たといってすぐに医者に行くなとか、いろんな情報が流れているんですよ。そうすると、そのために、例えばかかりつけの医者に行くのがおくれて、インフルエンザが悪化するとか、そういうこともあるんですね。ですから、このインフルエンザ対策についても、この時期ですから。やはりしっかりと行っていく必要がある。
 この点について、やはり状況も把握する必要がある。学校も休校になっちゃったんで、なかなか難しいと思いますけども、やはりこれ、子どもたちにとって、このインフルエンザが大変に危険な病気であるということは変わりませんので、このインフルエンザ対策について、どのように行っているか、どのように把握しているかということをお伺いいたします。
 もう一つお伺いします。不要不急の外出は控え、基本的に自宅でお過ごしくださいということなんですが、そういう意味で、わかるんですけども、例えば塾に対する対応、これはどのようにお考えになられているのか、お伺いいたします。


◯学務課長(金木 恵さん)  1点目の御質問のインフルエンザ対応のほうについて、お話をさせていただきたいと思います。基本的には、学校が授業日のときには毎日健康観察という形で把握はできるんですけれども、学校が休校中という形だと、確かにリアルタイムで確認するというのは難しい状況はございます。
 ただ、各学校におきましては、発熱等があったら必ず学校に連絡するようにという形でお知らせをさせていただいていると思いますので、その中で個別に学校のほうで把握をされているものというふうに認識をしてございますけれども、教育委員会のほうにその内容について報告をしなさいといったところまでは求めていないのが現状でございます。
 インフルエンザの対応も、新型コロナウイルスの対応も、基本的には手洗いであったりとか、うがいであるといったところの毎日おうちでされる予防策は一緒であると考えますので、引き続きそのようにお気をつけいただければというふうに考えております。
 以上です。


◯指導課長(松永 透君)  塾への対応ということでございましたけれども、一応、経済産業省のほうからは、塾関係の業界については自粛の方向でということで通知があったというふうに聞いています。
 また、なかなかこの塾というのは、御家庭のほうで費用を御負担いただいている中でのことなので、基本的には、不要不急であるかどうかっていう御判断については、最終的には御家庭に委ねるしかないのかなというふうには考えているところです。


◯委員(吉野和之君)  それでは、まず、インフルエンザ対策なんですけども、発熱する場合は学校に連絡するというようなお話がありましたね。実はマスコミなんかにも、先ほど言ったように、多少の発熱では医療機関に行くなというような、そういう情報が乱れ飛んでいるんですよ。だから、そういう意味で、このインフルエンザに対する注意喚起も、これはやはり同時に──家庭で行ったときに、マスコミの情報に振り回されないで、もし子どもさんたちの状況が悪くなったときは、かかりつけ医に行ってくださいというような、こういうことまでしっかり流さないと、かかりつけ医に行くと、今度は、簡単に行くものじゃないという、残念ながらそういう風潮もあるわけなんですよ。やはり子どもたちにとって、このインフルエンザも大変に恐ろしい病気なんで、この辺の対策もやはりしっかり家庭でとっていただくことが必要だというふうに思います。
 それから、あと、塾への対応について、なかなかこれ自粛という通知は出ているんですけど、現状どうなんですか。お子さんの状況、どうなっているか、三鷹市ではそこら辺を把握していないんですか。


◯指導課長(松永 透君)  申しわけございません、把握はできていないところでございます。


◯委員(吉野和之君)  ありがとうございます。学校が休校しても、やはり塾というのは閉鎖された空間の中で、塾によってはたくさんのお子さんたちがいるところもあるでしょうから。そこら辺もやっぱりしっかり、これから学校を休校しても、塾に行ったんでは、やはりそういう意味ではコロナ対策という意味では万全を期すとは言えないと思うんで、これもやっぱり状況をしっかり把握しておくべきかなというふうに思いますので、よろしくお願いします。
 終わります。


◯委員(山田さとみさん)  済みません、ちょっと追加であと2点聞かせてください。図書館の閉館の件なんですけれども、3月15日まで一度区切っていらっしゃると思うんですが、状況を見てあけるかどうか決める。その後の対応を決められるということでよろしいでしょうか。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(宮崎 望君)  図書館の再開といいますか、今後のことでございますけども、とりあえず今、市のスポーツ施設とか、そういった生涯学習施設については、一律15日までの休館をしているところでございますけれども。状況がどうなるかということも含めて、明日、定例の対策会議がございます。そこでも一定の確認をするんですけども、そこで来週以降の施設の再開について方針が出ます。
 そういった中で、図書館をどういった形で再開するかについては話し合いをしますので、そこでの議論に委ねるかなというふうに思っているところでございます。


◯委員(山田さとみさん)  ありがとうございます。ぜひ会議の中で──ちょっとこれは報道されていたんですけれども、図書館で予約のみ対応しているところもあるようですので、安全が第一というのは変わりないんですけれども、もし、せっかく子どもたち、家に基本的にいるので、なるべく本を読める機会にしていただけたらいいなと思いますので、その点はちょっとお話ししたいと思いました。
 あともう1点、学校への保護者からの声ということで、昼間、子どもがいて仕事に行けないんだというお声が来ていると思います。学校だけではなかなか対応もし切れないと思いますので、ぜひ子ども政策部、児童青少年課と連携した対応をとっていただければと思います。これは要望です。
 以上です。


◯委員長(伊東光則君)  以上で、アの三鷹市立小・中学校の臨時休校についての報告を終わります。
 イ、令和2年度教育委員会基本方針について以降をお願いします。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(宮崎 望君)  それでは、2番目以降の報告事項につきまして、一括して御説明をさせていただきます。
 まずは、令和2年度教育委員会基本方針について御説明させていただきます。資料の2−1のA4の縦のものが基本方針でございますが、修正箇所や修正の趣旨等を示した参考資料を用意しておりますので、こちらの資料で御説明をいたします。
 それでは、資料の2−2をごらんください。この基本方針は、三鷹市の教育が目指すべき中長期の施策の方向性を定めた三鷹市教育ビジョン2022の第2次改定等に基づきまして、教育委員会が実施する令和2年度の基本的な取り組みをまとめたものでございます。なお、この後、議会で別途御審議をいただきます令和2年度予算を踏まえまして、4月に事業計画を策定いたします。事業計画では、基本方針に基づく令和2年度のより具体的な取り組みを記載させていただきますので、改めて本委員会にも御報告をさせていただく予定でございます。
 それでは、内容に入ります。1ページをごらんください。4段落目の網かけがございますが、各個別計画に加えまして、三鷹市立図書館の基本的運営方針を追加させていただいたところでございます。
 1枚めくって、2ページをお開きください。教育ビジョン2022の改定を踏まえて、社会力の定義につきまして、「共に」という文言を加えさせていただきました。それに加えまして、4段落目の網かけのところに学習権の保障という文言と、個別最適化された教育の実現を明記したところでございます。
 右側、3ページをごらんください。まず目標I、地域とともに、協働する教育の推進の中で、1枚めくって4ページをお開きください。コミュニティ・スクールの機能の充実のところでございますが、全学園が10周年を迎えたということで、令和2年度は三鷹教育フォーラム2020を実施して、その取り組みを全国に発信し、スクール・コミュニティの創造に向けた契機とするとしました。
 1つ飛んで3ですけれども、コミュニティ・スクールの充実に向けた支援体制の整備でございますが、コミュニティ・スクール推進員からスクール・コミュニティ推進員へ名称変更すること及び統括スクール・コミュニティ推進員を配置することを明記しました。
 次に、下段の目標IIに行きますが、小・中一貫した質の高い教育の推進の中で、1番、小・中一貫教育の充実と発展のところでございますけれども、効果的かつ持続可能な学園運営システムの構築のところでは、右側の5ページですけども、学園版カリキュラムの活用、スタートカリキュラムの活用というようなことを追記させていただいております。
 下段に行きまして2番目、知・徳・体の調和のとれた三鷹の子どもを育てる教育内容の充実でございますけれども、こちらにつきましては、外国語活動の指導力を高めるための教員研修の充実等を追記させていただいております。
 さらに、6ページをお開きください。4番目、生活指導の充実をごらんください。右側の7ページ、こちらに不登校、問題行動等の課題について、子どもの貧困対策も含めた家庭支援を図る仕組みを活用するとしました。また、不登校対応として、令和2年度から適応支援教室を開設して児童・生徒がみずからの進路を主体的に捉え、社会的自立や学校復帰に向かえるよう支援を行うことを追加したところでございます。
 その下の5番目、教育支援の充実でございますけれども、誕生から自立までの切れ目ない継続的な支援について、記載させていただいたところでございます。
 続きまして、1枚めくって8ページ、目標IIIでございます。学校の経営力の向上と特色ある学園・学校づくりのところでございますけれども、1番目、学園長・校長の学校経営ビジョンに基づく特色ある学園・学校づくりの推進の中で、学校・学園評価における学校で学ぶ当事者である児童・生徒の意見の反映というのを追記させていただいております。
 右側、9ページをごらんください。2番目の三鷹らしい教育の実現を目指す教員のキャリア支援と人材育成のところに、学校における働き方改革についてを移行させていただきましたので、よろしくお願いいたします。
 次の3番目、三鷹教育・子育て研究所の活用では、新しい教育課題に対応するための三鷹教育・子育て研究所のシンクタンク機能を活用した提言と事業計画等への反映について明記したところでございます。
 目標IVでございますが、安全で快適な、充実した教育環境の整備の1番、子どもの安全・安心の確保でございますけども、10ページをお開きください。市の補助制度を活用した市内産野菜の活用のさらなる拡充に修正するとともに、災害発生時の学校教育活動の早期再開に向けた、学校分野に関する事業継続計画の策定について、修正追記しております。
 2番目、防災都市づくりに向けた安全で快適な学校環境の整備でございますけれども、防災都市づくり方針(仮称)を踏まえた新都市再生ビジョン(仮称)の中で策定する旨を追加で記載しております。
 続いて、右側のページでございます。4番目のICTを活用した魅力ある教育環境の整備と利活用でございますけれども、校務事務の効率化、ICT環境・機器の整備の推進とともに、更新後の機能強化された学校図書館システムのさらなる活用を図ると追記したところでございます。
 その下、5番目、児童・生徒数の増減に対応した適正な学習環境の確保でございますが、下連雀五丁目第二地区開発事業については、その動向を引き続き注視するということを記載しております。
 6番目、校外学習施設「三鷹市川上郷自然の村」の効率的な運営の推進では、災害被害の早期復旧に向けた取り組みを推進する旨、記載しております。
 次に、目標Vでございますけれども、変更・修正はございません。
 ここまでが学校教育分野となります。
 1枚めくって12ページをお開きください。ここから生涯学習分野ですけれども、目標VI、市長部局との連携による生涯学習の推進ですが、スポーツと文化部所管の第4次基本計画、生涯学習プランの改定と表記を合わせるため、芸術文化、財団法人等々の文言修正となっております。
 1枚めくって、飛びますけど、14ページになるんですが、目標VII、地域の情報拠点としての図書館活動の推進のところでございますが、4番目、図書館ネットワークの再構築に向けた取り組みでは、タイトルを少し修正させていただきまして、第4次基本計画との整合を図り、再開発事業や公共施設整備の推進に対応する図書館ネットワークの再構築についての検討を追記しました。
 最後になりますが、5番目、図書館の適切な維持・補修及び図書館サポーター活動の充実のところでございますが、西部図書館の改修による快適な読書環境整備について、休館中の移動図書館車の巡回による代替サービスの提供及び地域住民の利用者満足度の向上に向けたサポーターとの協働による図書館運営について記載させていただいたところでございます。
 基本方針については、以上でございます。
 引き続き、個別計画の改定について御説明をさせていただきます。教育委員会の個別計画につきましては、昨年の12月の文教委員会に各計画の第2次改定案の主な改定点について、それぞれお示しいたしまして、改定箇所を中心に御説明させていただいたところでございます。その後、1月14日から2月3日までの間でパブリックコメントを実施いたしました。本日は、パブリックコメントでいただきました意見等々、これに対する対応について御報告させていただきたいと思います。
 それでは、まず教育ビジョン2022から御説明させていただきます。まず、A4縦の資料3、三鷹市教育ビジョン2022第2次改定(案)に係る主な市民意見と対応・修正の方向性をごらんいただきたいと思います。パブリックコメントで、教育ビジョン2022第2次改定(案)にいただきました意見は、全体で4人から14件ございました。意見対応表につきましては、別紙、三鷹教育ビジョン2022第2次改定(案)に係る市民意見への対応についてのとおりでございますが、3ページにわたって御意見を記載させていただいているところでございます。
 対応の方向性としましては、対応困難が3件、ナンバー1と8と12です。事業実施の中で検討するが1件、これはナンバー14です。既に計画に盛り込まれているが6件、ナンバー2、3、5、6、10、11でございます。その他というのが4件、ナンバー4、7、9、13でございました。
 主な変更内容でございますが、事業進捗に伴う時点修正が2カ所でございます。1つ目は、重点施策の3、コミュニティ・スクールの充実に向けた支援体制の整備の中の、組織的かつ継続的な学校支援を可能とするための、各コミュニティ・スクールへの支援の充実の中で、令和2年4月からコミュニティ・スクール推進員をスクール・コミュニティ推進員に名称変更することに伴って、名称の記載を変更するものでございます。
 2つ目は、重点施策7番目、生活指導の充実の中の関係諸機関と連携した生活指導や家庭支援の推進の中で、(仮称)と付記していた適応支援教室の名称について、適応支援教室A−Roomに名称決定したため、記載するとともに、第4次基本計画の記載に合わせて記述を整理するものでございます。
 教育ビジョン2022の第2次改定については、以上でございます。
 次に、教育支援プラン2022第2次改定(案)でございます。こちらは資料4、三鷹市教育支援プラン2022第2次改定(案)に係る主な市民意見と対応・修正の方向性をごらんいただきたいと思います。教育支援プラン2022第2次改定(案)についてのパブリックコメントでございますが、こちらは1人の方から、合計3件の意見をいただいたところでございます。
 意見の対応表は別紙、市民意見への対応についてのとおりでございますが、対応の方向性としましては、計画への反映が1件、これはナンバー3です。既に計画に盛り込まれているのが1件、ナンバー1、その他が1件、ナンバー2ということでした。
 主な変更内容ですが、事業進捗に伴う主な修正は2カ所、市民の意見を反映して修正したものが1カ所、市長部局と調整してその意見を反映したものが4カ所ございます。事業進捗に伴う主な修正ですが、1つ目がVの具体的な施策、基本方針1の中で、2、一人一人の児童・生徒を支援する学校の体制づくりの中の(6)、不登校児童・生徒への対応の中で、先ほども出ましたけども、(仮称)と付記していた適応支援教室の名称について、名称決定したため記載するとともに、教育ビジョン2022の記載に合わせて記述を整理したものでございます。あわせて、巻末資料1の三鷹市の教育支援のシステムの(4)、不登校児童・生徒への対応の記述も同様に整理しました。
 (2)、パブリックコメント及び市長部局からの意見を踏まえた主な修正ですが、パブリックコメントの3つ目の市民意見を反映して、具体的な施策、基本方針3の2、教育支援にかかわる総合教育相談機能の充実の中の(2)、派遣事業の充実におきまして、スクールカウンセラーとスクールソーシャルワーカーの役割について、追加して記載したところでございます。
 市長部局からの意見を踏まえた修正としましては、1つ目が三鷹市教育支援プラン2022の第2次改定に向けての章末のところに、市長部局の意見を反映して、ユニバーサルデザインについて注釈を追加しました。
 あとは、(2)の就学前の支援から就学相談への引き継ぎの中で、市長部局の意見を反映しまして、子ども発達支援センターで療育を行ってきた幼児の記述にまとめたところ。あとは、ウからオにつきましてでございますが、巻末資料の1、三鷹市の教育支援のシステムの乳幼児・児童・生徒の障がいの発見から学校教育への連携において、市長部局の意見を反映して、アの乳幼児期、イの就学前の支援及びウの就学前から就学相談への取り組みについて、より適切な記述に修正したところでございます。
 教育支援プランについては以上でございます。
 最後に、みたか子ども読書プラン2022の第2次改定(案)についてでございますが、資料5、みたか子ども読書プラン2022第2次改定(案)に係る修正の方向性をごらんください。パブリックコメントの意見はございませんでしたが、主な変更内容として、事業進捗による主な修正が1カ所、これは第2部の各論で、具体的な施策の展開、第1章、子どもが本を手にする仕組みの第3の関係施設・関係部署との連携の中の1番目、コミュニティ・センター図書室との連携の中で、一層の事業推進を図るため、文言を追加するものでございます。
 2つ目は、市長部局からの意見を踏まえて、2の子ども政策部及び健康福祉部との連携の中で、健康推進課及び高齢者支援課との具体的な共催展示の取り組みを追記したところでございます。
 私からの説明は以上でございます。


◯委員長(伊東光則君)  教育委員会の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑のある方。


◯委員(山田さとみさん)  御説明ありがとうございます。幾つか質問がありますので、1つずつ聞かせていただきます。
 まず、5番の教育支援の充実のところなんですけれども、通常の学級の中で教育支援を必要とする子どもに対しての記述の中で、具体的にどのような支援を想定していらっしゃるのか。これを読むと、教員からの支援というようなとり方ができるんですけれども、私が先日一般質問で聞いたような、学習ボランティアの方に入っていただくようなことも入れていただければなと思っているんですが、一般質問で、個別支援計画ですとか、作成時に学習ボランティアのニーズを確認してほしいという質問をさせていただきました。その中で、検討するというような答弁を得たと思っているんですけれども、この通常学級の中で教育支援を必要としている子どもに対しての支援、具体的にどのようなことを考えていらっしゃるのか、お聞かせください。


◯指導課長(松永 透君)  御質問ありがとうございます。基本的にはこれ、学校ができる教育支援は何なのかといったところからのスタンスで、ここの部分は書かせていただいているところかなという認識でおります。学習支援ボランティアの方々の取り組まれることっていうのは、すごく重要な部分もあるかなというふうに思ってはいるんですけれども、ニーズがあったら全部つけられるかというと、そういうわけでもないところなので、なかなかこの基本的なビジョンの中にそれを落とし込むというのは少し難しいとは考えています。
 ただ、おっしゃっていらっしゃることはよく理解はしていますので、そういうことが実際の事業運営の中で進むようにというふうには考えています。


◯委員(山田さとみさん)  ありがとうございます。ここに盛り込めないとしても、実際の教室の中で、ぜひ考えていって、取り組んでいただきたいと思います。
 次に、目標IVの2番、防災都市づくりに向けた安全で快適な学校環境の整備。ここで新都市再生ビジョンの中で、学校施設長寿化計画を策定しますというところなんですけれども、以前の委員会の後に、お隣の武蔵野市で心配な事件が起きまして、御存じだと思うんですけれども、学校の天井の落下というのがありました。平成30年度に調査したようなものを武蔵野市さんでもやっていらっしゃると思うんですけれども、その評価は悪いものではなかったと聞いております。配管設備からの水漏れということで、三鷹市は大丈夫なのかなというのが一番心配になったところで、そこの下に生徒がいたらけがにつながってしまうので、調査の中で、こういった配管設備の水漏れに関することってしっかり調査されていたのか、あと、それに対しての対応、そして、それを踏まえて、この長寿命化計画というのは策定、盛り込まれていくのかなというところを、ちょっとお伺いしたいと思います。


◯施設・教育センター担当課長(田島康義君)  私も、武蔵野市の案件はよく承知をしております。今回、平成30年度に調査した内容なんですけども、意匠・設備の関係で当然見てはいるんですが、今回の武蔵野市さんみたいな形の、建物の奥に入っているもの、つまり天井を剥がしてまで全てを確認しているのかと言われますと、それはしておりません。やはり、外観での目視確認をしているところでございます。
 ただ、武蔵野市さんの場合の案件ですと、今回、配水管のところが腐食して、水が漏れて、天井が落ちたというふうに伺っているわけですけども、当然ながら、急に天井が落ちるわけじゃなくて、もし水漏れ等があれば、天井にしみ等も出ているでしょうし、その辺については、やはり、しみも含めて、雨漏りも含めて確認をしているところですので、急に武蔵野市さんみたいな事例が三鷹で発生するとは認識しておりません。
 ただ、しっかりと全ての天井を剥がして配管の位置を全部確認していないので、じゃあ、絶対起きないのかと言われると、やはり心配なところはありますけども、今現状のところ、当然学校長、副校長を含めて学校を確認しておりますし、我々職員も学校を点検に回っておりますので、その中においては、緊急に武蔵野市さんみたいな事例が起きるということはないというふうに考えてはいるんですけども。
 以上です。


◯委員(山田さとみさん)  ありがとうございます。水漏れしている学校って幾つかあると思うんですけれども、そういった水漏れの箇所に関して把握はされているのかというところと、今どういった対処をされているのか、お伺いしたいと思います。


◯施設・教育センター担当課長(田島康義君)  しみ等を含めて、雨漏り等だと思うんですけども、それについては、学校から含めて、さっき言いましたように、職員、点検に回っていますので、おおむね把握をしています。それに、基本的に雨漏りを含めますと、例えば、大きなものですと、やはり大規模な改修が必要なものについては計画的にやっていきますし、原因がわかるようなものがあれば、その場その場で対応していくという基本的な方針でいます。


◯委員(山田さとみさん)  ありがとうございます。ぜひ、ただの雨漏りと見ずにしっかり対応していただければと思います。ありがとうございます。
 あと、その後、4番、ICTを活用した魅力ある教育環境の整備と利活用というところなんですけれども、ICT環境・機器の整備を進めますと書いてあって、とってもありがたいなと思っております。これはどのくらいの規模ですとか、どのように進めていくのか、今、計画があれば教えてください。


◯施設・教育センター担当課長(田島康義君)  具体的にいついつから、どれぐらいの規模でっていうのは、今のところ計画を持ち合わせておりません。ただ、国のほうは昨年の末ぐらいにGIGAスクールの補助金等も出されておりますので。ただ、補助金は委員の皆さんはよく御存じだと思いますが、整備費用のごく一部ですので、やはり半額までも行かないような、やはり市費の持ち出し分が相当大きいということもありまして、どの規模でどれぐらいやっていくのかというのは、今検討中でございます。


◯委員(山田さとみさん)  ありがとうございます。ぜひ進めていただきたいところでありますので、国の動向、都の補助金ですとか、見ていただきながら進めていただきたいと思います。
 その下、5番なんですけれども、学級編制基準の見直しなんですが、これは本当に少人数制を望む保護者の方からたくさんのお声をいただいております。教育委員会のほうにもそういったお声が届いているかどうか、確認したいと思います。


◯指導課長(松永 透君)  ここで記載されている学級編制基準の見直しっていうのは、市が行うことではなくて、基本的に国から出たものについて東京都がどうするのかといったことで、教職員の配置等、学級の規模が出てくるといったことがあるので、なかなかちょっと今の段階で、私どものほうからお答えできることというのはないのかなというふうには考えているところです。


◯委員(山田さとみさん)  そのシステムについてはわかっているんですが、特にそういったお声は届いていないということでよろしいですか。


◯指導課長(松永 透君)  今、東京都のほうでは、小1が35人っていう、これ全国一緒、小2が35人と、それから中学1年生はギャップ加配ということでね、35人ということでやっていただいているところです。それ以上に少ない人数でやってくださいという形のことというのは、今のところ市のほうでは余り話としては伺ったことはございません。


◯委員(山田さとみさん)  わかりました。市のほうには届いていないということなんですが、私のほうには、親御様から届いておりまして、ぜひ国と都にも声を上げてほしいっていうのと、あと、すごく予算のかかることなので、やっぱり難しいというのも都のほうからも聞こえております。なので、スクール・サポート・スタッフの活用ですとか、学習ボランティアの活用もあわせて検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。


◯指導課長(松永 透君)  教員とスクール・サポート・スタッフとか、あるいはボランティアの皆さんとは、役割は違うところがあるんですけれども、さまざまな形で三鷹は本当にいろんな方が支えてくださる自治体ですので、学校の中でうまく子どもたちのためになることということで、一緒にコラボレーションしていけたらなというふうに思っているところです。


◯委員(吉沼徳人君)  済みません、よろしくお願いいたします。
 1つ目が、7ページのところなんですけども、生活指導の充実というところの一番下のところなんですけど、これまで通級指導学級が担ってきた不登校対応については、適応支援教室を開設しって書いてあるんですけど、この適応支援教室というのはどこに設置されて、どのような運営をされるのであるかということをお伺いします。


◯学務課長(金木 恵さん)  適応支援教室A−Roomに関しましては、第一中学校の1階の教室をお借りして開室する部分と、あと学校というところに通うのはどうしても難しいというお子さんに関しましては、分室という形で教育センター内に通う場所を設ける予定でございます。


◯委員(吉沼徳人君)  わかりました。じゃあ、第一中学校には常設であるということでよろしいでしょうか。
                 (「はい」と呼ぶ者あり)
 それと、続きまして、9ページなんですけど、2番の三鷹らしい教育の実現を目指す教員のキャリア支援と人材育成というところで、みたか教師力養成講座というのと、みたか教師力錬成講座というのがございますけど、この2つについてちょっと簡単に御説明をいただけますでしょうか。


◯指導課長(松永 透君)  この2つの講座とも、三鷹ネットワーク大学推進機構と連携して、共催の形でやっている事業です。みたか教師力養成講座のほうは、これから教員になりたいという大学生であったり、あるいは、今社会人なんだけれども、教員になりたいということで、土曜日に実施をしている講座です。
 ここで具体的に言うと、三鷹の教育についてよく理解している即戦力の新規採用教員を採りたいということでやっているんですけれども、そこで週に1回ぐらいは、学校のほうにも特別教育実習ということで行かせてもらっているので、そこで校長先生が、この人はいい先生になるなと思っている方々は、学校運営協議会のほうからの意見として、ぜひ三鷹にこの人を教員でくださいということで出すと、結構な確率で三鷹に配置していただけるという、そういう人材育成の仕組みです。
 教師力錬成講座のほうは、こちらはもう既に教員になっている方々対象なんですけれども、教育課題で、例えば保護者との接遇の部分だったりとか、いろんな課題があるわけですけれども、どちらかというと、今、若手の2年次、3年次の先生方を中心に受講していただいていますけれども、教員としての実践力を高めるような現職研修の講座という、そういう位置づけでやらせていただいているものでございます。
 以上です。


◯委員(吉沼徳人君)  そうすると、錬成のほうは、市内の教員の先生方がそちらに通っているという格好でよろしいわけですね。養成講座のほうなんですけど、これは、これから教員になりたいという方が受けられるということなんですけども、これを受けたからって、必ず東京都を受験するとも限らないし、受かったからって三鷹に──今、お話だと、大分有利には働くみたいなんですけど、来てくれるとは限らないわけですね。できれば、そういうところで受講された方は、やっぱり三鷹のことをよく御存じであれば、三鷹の学校でぜひ教鞭をとっていただきたいと思います。そのようなことを、東京都に要請していただきたいと思います。それは、どうぞよろしくお願いいたします。
 それと、その次のページになりまして、IVの安全で快適な、充実した教育環境を整えますのところの、子どもの安全・安心の確保というところの1の下のほうの部分になりますけど、学校給食における市内産野菜の活用について、これは基本計画(第2次改定)の中で、市長も30%の農協さんの市内産野菜を使うということを目標にしておりますけども、生鮮産品の給食食材の納入で、市内業者さんというのは大体何割ぐらいで、あと市外からどのぐらい入っているかというようなことはわかりますでしょうか。


◯学務課長(金木 恵さん)  今ちょっとごめんなさい、具体的なものを持っていないので、はっきり申し上げられないんですけれども、基本的には給食の食材については、登録されている事業者さんが納入をするという形で対応をさせていただいております。その中には、当然市内の事業者さんも登録していただいておりますし、それだけで足りない部分については、もう少し規模の大きな事業者さんが登録しているものもございますので、結果として、どのぐらいの食材を市内事業者さんから買っているかといったようなデータは把握をしていない状況です。


◯委員(吉沼徳人君)  そうすると、登録をすれば、別にどこの業者さんでも納入はできるということで、その登録というのは、やっぱりいろいろと厳しい規約があるんだと思うんですけども、市内の業者さんが例えば登録をしたいというような場合に、何か市内だから特殊なこと、あるいは生鮮産品ですので、近いということはすごく新鮮なものが入ってくるという感覚がするんですけども、そのような、市内の業者さんが有利になるような話は一切ないんでしょうか。


◯委員長(伊東光則君)  済みません。予算のほうに、市内産野菜の取り組みというのが載っているので、そこにぶつからないように、よろしくお願いします。


◯学務課長(金木 恵さん)  登録事業者さんは、限られた期間に募集をさせていただいて、一定の期間で募集をし、内容について審査をするという形で対応をしているところです。なので、当然、安全安心に使える食材を納入している事業者だということが確認できれば、登録をさせていただく中で活用をさせていただくということになります。


◯委員(吉沼徳人君)  お伺いしたいのは、要するに市内企業の育成というようなこともありますので、できるだけ市内の業者さんを使っていただけると、現実に今このような状況で、非常に市内の商工業も低迷しておりますのでね、できればそれを使っていただけるようになればと思って、ちょっとお尋ねをいたしました。
 済みません。それと、もう一つ、これは言葉のことなんですけども、次の12ページのところのVで、地域をつなぐ拠点となる学校をつくりますということで、第1番目の地域社会の拠点としての学校づくりの推進というところの一番最初のところに、家庭、保護者、地域住民って書いてあるんですけど、この家庭と保護者ってどういうふうに分けて考えたらいいのか、ちょっと教えていただきたいんですけど。このところですと、学校、家庭、地域というような言葉がたくさん、何回も出てくるんですけど、ここだけ家庭、保護者って書いてあるので、家庭と保護者、これはどういうふうに捉えたらいいのかなと思って、ちょっとお伺いします。


◯指導課長(松永 透君)  鋭い御指摘、ありがとうございます。なかなか難しいなと思いながら、今考えていたんですけれども、これはどちらかというとスクール・コミュニティに向けてといったところでのことだと考えます。御家庭には保護者以外にも、何というのかな、おじいちゃん、おばあちゃんだったりとか、そういう方々も含めて、ここで家庭という言葉を多分最初使ったんだろうというふうに考えています。
 それが合っているかどうか、ちょっと私がパーフェクトに答えられているかどうか、ちょっとわからないんですけれども、そういう意味合いで捉えていくのかなというふうに思っているところです。


◯委員(吉沼徳人君)  今、課長の回答だと、ほかのところにも家庭が入ってきてもいいかなというような気もするんですけど、その辺、またちょっとお考えをいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
 以上でございます。


◯委員(谷口敏也君)  済みません、1点だけ質問させていただきます。基本方針の10ページの一番上の、子どもの安全・安心の確保のところのBCPの件なんですけど、今回というか、役所のほうもそうですけど、震災編ということと──役所のほうは風水害だと思うんですけど、今回の新型コロナウイルスなんかで、結局初めてですけど、こうやって長い間休校になっちゃうじゃないですか。そういうときの対応というのも何か考えておいたほうがいいと思うんですけど、何々編でいうと、ちょっと今思いつかないんですけど、そういったことはお考えなのかどうか、お伺いします。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(宮崎 望君)  こちらに書かれている事業継続計画については、震災等を想定しているものでございますけども、いわゆる感染症対策のパンデミック等については、多分、健康福祉部のほうで、いろんな学校も含めた総合的な計画、対策というのを考えていて、今現在も、1つ、多分そういうのがあると思いますので、そこの中での学校の記述についてしっかり検討してみたいなというふうに思っています。


◯委員(谷口敏也君)  それは、教育委員会のほうと連携しながらつくっているんですか。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(宮崎 望君)  その計画については、それぞれの分掌組織がございますから、そこの中の記述については、それぞれに健康推進課のほうから問い合わせがあって、そこをつくっていくというようなつくりになっていると思います。


◯委員(谷口敏也君)  ありがとうございます。今回、いろいろな問題点とか、課題とかが見えてきているわけで、何らかの方法でその記録を残しておいて──前もSARSがあったじゃないですか。今後も発生する可能性もあるわけですから、事業継続計画じゃなかったとしても、教育委員会として、いろいろな課題とかをまとめたものをとっておく必要があるんではないかなと思うんですけど、その辺のお考えはありますか。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(宮崎 望君)  まさに今、そういう状況を迎えているわけでございまして、今回のこういった経験を、ぜひ、そういったものに生かしていけるように、記録をとったり、お気づきの点をしっかりとそういった計画に反映できるような体制をとっていきたいと思っております。


◯委員長(伊東光則君)  以上で教育委員会報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午前11時59分 休憩


                  午後0時00分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 所管事務の調査について、本件を議題といたします。
 三鷹の教育・文化・スポーツの振興策に関すること、本件については引き続き調査を行っていくということで、議会閉会中の継続審査を申し出ることにいたしたいと思いますが、これに御異議ありますか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 休憩いたします。
                  午後0時01分 休憩


                  午後0時03分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 次回委員会の日程については、5月18日、午前9時30分といたしたいと思います。その間必要があれば、正副委員長に御一任いただくことにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よってさよう決定いたしました。
 その他、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。お疲れさまでした。
                  午後0時04分 散会