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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(令和2年まちづくり環境委員会) > 2020/06/16 令和2年まちづくり環境委員会本文
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2020/06/16 令和2年まちづくり環境委員会本文

                  午前9時29分 開議
◯委員長(大城美幸さん)  おはようございます。ただいまから、まちづくり環境委員会を開きます。
 初めに、休憩を取って審査日程及び本日の流れを確認いたしたいと思います。
 休憩いたします。
                  午前9時29分 休憩


                  午前9時31分 再開
◯委員長(大城美幸さん)  委員会を再開します。
 審査日程及び本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、所管事務の調査について、3、次回委員会の日程について、4、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 市側が入室するまで休憩いたします。
                  午前9時32分 休憩


                  午前9時33分 再開
◯委員長(大城美幸さん)  委員会を再開いたします。
 生活環境部報告、本件を議題といたします。
 本件に対する市側の説明を求めます。


◯生活環境部長(岩崎好高君)  生活環境部といたしましては、1件、新型コロナウイルス感染症緊急対応方針の取組状況について、御報告をさせていただきます。それぞれ担当から御説明をさせていただきます。


◯生活環境部調整担当部長(垣花 満君)  御説明いたします。資料1を御覧いただきたいと思います。新型コロナウイルス感染症緊急対応方針の取組状況についてでございます。こちら、第1弾の経過報告も含めて、第2弾の事業につきまして御説明いたしたいと思います。
 まず、大きな1番、(1)、三鷹商工会との協働による経営相談でございます。こちら、アの事業者向け経営相談窓口の設置につきましては、議会の皆様の御了承を得ながら3月23日から始めさせていただきまして、現在、相談実績のほうですが、そちら、少し古いデータになっておりますので、今日現在のデータを申し上げますと、電話で79件、窓口が166件となっております。小売、卸、サービス業の問合せがやはり多いということでございます。
 2番目のイ、社会保険労務士等の経営アドバイザー派遣。こちら、既存の制度に上乗せする形で、特に、非常に難しい手続が必要とされている雇用調整助成金などのアドバイザーとして拡充することを目的に始めております。現在、実績のほうが、社労士のほうが9件の実績が出ているというふうに聞いてございます。全体の相談件数は18件でございます。
 それから(2)番、不況対策緊急資金等の要件緩和による融資のあっせんでございます。こちらも、4月1日から始めさせていただきました。現在も続いておりますけれども、事業者の皆様からの申請が大変多かった制度でございます。制度の概要につきましては、1回御説明をしておりますが、既存の不況対策緊急資金の要件緩和、貸付限度額を倍額にする、それから売上減少の比較期間につきまして、今後の見込みを含めた減少という形で、パーセンテージも問わずに利用できるようにしたものでございます。
 2ページ目を御覧いただきたいと思います。実施期間は令和2年4月から令和3年3月末までということで、そちらも実績のほうを書いてございますけれども、こちら、資料作成時点のものですので、6月8日時点ですけれども、201件の申請がございました。こちら、既に予算額のほうもかなり超えておりますので、補正のほうをさせていただいて、年間を通じて実施をさせていただきたいと思ってございます。
 (3)番、飲食店の経営支援でございます。こちら、飲食店の経営支援につきましては、大きく3つの事業でできております。1つは、宅配・テイクアウトリスト作成・配布。これは、市内の宅配やテイクアウトをしている飲食店さんをリスト化をして、ウェブ上、もしくはパンフレットにして配布するといったような事業でございます。
 それから、2番目のイ、新たな宅配サービスによる事業者、高齢者、学生などへの支援でございますが、こちらは、要は、飲食店さんは、届けるといった労働力のところが大変不足しているというところでございます。このコロナの新しい生活というところで、店内の席数を減らしたりとか、いろいろそういったこともございます。要は、今までの経営状態から、新しい、もう少し拡大して、業態変化も起こしながら進めていくということで、取りあえず、ここのところで宅配の手をまちづくり三鷹さんのほうに委託をして、宅配事業を展開していくということを考えてございます。
 主にアルバイト先の休業などにより、急激に収入が減少している学生さん等を中心に雇用することを考えております。また、事業が進むうちに、例えば学校が始まるとか、いろいろな状況の変化があれば、さらにコロナの関係で離職されている方などについても、対象として考えていきたいと思っております。
 こちらの事業は、高齢者の支援、それから子ども支援というものも、それぞれの部のほうから乗っていただいて、敬老のつどい招待予定者に対し、サービス参加店舗で利用できるお食事クーポン券の配布、これを利用して宅配を利用してもらう。それから、新型コロナウイルスの感染等により保護者が入院・隔離となった際、保健所や学校等と連携しながら子どもの在宅生活を支援するということで、こちらのほうに対しても、宅配サービスを利用できる食事の提供を行っていくという形になってございます。
 3ページ目を御覧いただきたいと思います。現在の予定でございますけれども、6月に一部地域での試行を経てというところがございますが、もう少し詳しくお伝えしますと、6月17日から、まちづくり三鷹のスタッフで、ちょっと取りあえず試行してみると。それから、学生さん、今10人程度集まっておりますけれども、そちらの訓練、それから講習、そういったものを済ませまして、6月24日から学生さんの試行を始めます。それから6月6日、こちらは連雀地域に限定して、実際の一般のお客様からも注文を受けて試行し、7月20日から本番という形の予定をしているところでございます。
 それから、その下のウ、宅配・テイクアウト導入支援補助、こちらは先ほど申し上げました、少しでも幅広く業態を転換していくということを支援するというところで、新たに宅配やテイクアウトを始めた方に限らず、拡充してやっていくという方について、3万円を上限に補助金を出すというものでございます。
 (4)番、市内小規模事業者への給付金でございます。こちらの事業の目的は、新型コロナウイルス感染症の影響により売上げが減少し、厳しい経営を余儀なくされている市内小規模事業者の事業活動継続を支援するため、市内の店舗・事業所に係る月額賃料相当額の2分の1の3か月分、最大30万円を給付するというものでございます。現在、こちらも非常に御好評を得ておりまして、507件の申請が来てございます。そのうち、昨日現在で、伝票の処理済みの件数が463件となっておりまして、順調に大体10日前後で振込のほうができているかなというふうに考えてございます。
 給付対象事業者は、イのところに記載しているとおりなんですが、実は、走り始めていろいろと市民の方の御要望を聞きながら、現行の予算の範囲内で、少し対象事業者のほうの拡充ができないかということで、今、対象外になっているNPOさんですとか、あと財団さんですとか、もちろん、小規模企業に該当する人数の雇用者の範囲なんですが、そういったものを取り入れて、少し制度のほうを充実させるということで、今動いているところでございます。
 4ページ目を御覧いただきたいと思います。こちら、申請期間、9月30日までとなっております。それから、給付状況は今申し上げたとおりです。
 私のほうからは以上でございます。


◯ごみ対策課長(仲 雅広君)  資料の4ページ目の2、家庭系ごみ指定収集袋減免申請手続の郵送化の推進について、御説明いたします。事業の概要を簡単に御説明しますと、毎年9月から10月の下旬に特別窓口を設けまして、高齢者の方や障がい者の方を対象に、家庭系ごみの指定収集袋を交付する事業になります。窓口に来られますと、高齢者の方等、新型コロナウイルスの感染の可能性が高くなりますので、今年度は、窓口ではなく郵送で送付するということにさせていただいています。
 現在の進捗状況につきましては、まだいろいろと準備段階にありまして、袋の作成とか、福祉関係とか、子育て関係の部署と、対象者のリストの出し方とか、その辺を調整している段階にあります。
 御説明は以上です。


◯生活環境部長(岩崎好高君)  私は、4ページの3の市民の感染症予防に向けて(緊急対応方針第2弾)の(1)で、緊急事態宣言解除後の公共施設の開館状況としまして、新川暫定広場以下、6月1日から既に開場、開館しているもの、あるいは6月3日から、それから、既にもう継続して利用しているんだけれども、一定程度制限を加えている施設等々を記載してございます。
 5ページのほうには、(2)、令和2年度の主なイベント等の中止・延期状況といたしまして、それぞれの課で行っている事業の中止、または延期を記載してございます。
 私からは以上です。


◯委員長(大城美幸さん)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑のある方。


◯委員(半田伸明君)  御苦労さまです。資料の1ページ、中小企業の経営継続に向けた支援ということで、アとイと2つに分かれています。経営相談窓口のほうは、相談実績、電話79件、窓口166件ということで伸びている。一方、社労士等の経営アドバイザー派遣は、既存の100件分をさらに50件拡充にもかかわらず、9件のみ。これをどう分析をするか、この辺りから入ります。


◯生活環境部調整担当部長(垣花 満君)  御指摘いただいたとおり、非常に伸びが鈍いというふうに考えています。社労士を使って雇用調整助成金を受けようという企業の方が、少ないのか、多いのか、そこのところもつかみかねているというのが実情です。ただ、御依頼を受けて派遣をする制度なんですが、ちょっと工夫をいたしまして、例えば曜日を決めて、ある場所に社労士さんを設置して、そこに相談してきてもらう形を取ろうかとか、ほかの相談に来た方で、社労士さんにも相談できるねという方を回そうかとか、そういった工夫を商工会さんと今話をして、進めています。
 あとは、周知の問題もあるので、諦めずに広報やチラシ等々で周知をしていかなきゃいけないかなと。その辺は、ほかのアドバイザー派遣制度も、通常であれば100件分取っておりますので、その辺の辺りの伸びもなければいけないんですが、現在のところ、やはりこのコロナ禍の中で、なかなかそこまで皆さん、考えが至らないのかなというところも含めて、ちょっと今、現状把握に努めているところです。


◯委員(半田伸明君)  雇用という形態に至らない個人事業主が多いということの証明なのかなと、僕は思ったんです。雇用って何人以上とかって、いろいろあるじゃないですか。だから、そういうのが、見込みが違っていたのではないか。何を言いたいかというと、実は個人事業主のレベルの人たちが、例えばその大半を占めていて、経営相談は伸びているでしょう。不況対策の融資も伸びているでしょう。個人事業主はそういうところには行く。でも、特に雇用というわけではない。だから、雇用調整と言われても、いやいや、そこまではうちは、という人たちが多分大きいのかなというふうに、個人的にはちょっと思ったので。いい悪いじゃなくて、この分析をどうするかというのは、この後への比較という意味で1つの研究材料になるのかなという問題提起でございました。御答弁はそれで十分です。
 あと、2ページの飲食店の経営支援なんですが、そのうち3本立てのイ、新たな宅配サービスによる事業者、高齢者、学生などへの支援ということで、まち鷹に委託ということで、個人的にはこれ、ちょっと心配をしています。どういうことかと言いますと、こういうの、民業でいっぱいあるわけですよね。名前は伏せますけど、よく自転車で走っているところを見ますよね、Uから始まるところとか。民業圧迫の声が出かねないのではないか。
 それに対する行政の反論といいますか、どのように理論を構築しておくかというのは、これは、事前の段階で準備しておく必要があるのではないか。いかがでしょうか。


◯生活環境部調整担当部長(垣花 満君)  御指摘いただいたことは懸念の1つとして捉えております。ただ、こちらのUから始まる事業者さんなんかには、ちょっとお話はしてございませんけれども、例えば市内で似たような事業をされている方とは連携を取れないかとか、そういった形で少しお話をしたりはしています。
 また、今後、この宅配というものが、コロナが少し鎮静化した後、飲食店側からの需要とか、消費者側からの需要はどの程度あるのかとか、さらに言えば、この仕組みがまた別の形に転換していく可能性もあるだろうというふうに考えています。今は、このコロナという特別な状況下の中で、とにかく何か食べなきゃいけない方と、それから、買ってもらえない飲食店さんをとにかくつないでいこうというところで始まっているものですので、今後、やはりその辺はきちっと注視しながら、いろいろな方の意見も聞きながら、事業のほうを考えていきたいと思っております。


◯委員(半田伸明君)  Uから始まるところじゃないところで、やっていらっしゃるところはいっぱいあるわけで、そういうところと連携を取れないかという話なんだけど、実はそこも気になっていて、まち鷹から再委託っていう形になったら、これはまた別の問題が発生しますよね。ここはいかがですか。


◯生活環境部調整担当部長(垣花 満君)  まちづくり三鷹から再委託するかどうかについては、また、例えば学生さんでは賄えないような場合にどうするかという対策として、一部、少し検討はしている部分はございます。適正な再委託であればよろしいかとは思っておりますけれども、その辺も十分注意しながら進めていきたいと思っております。


◯委員(半田伸明君)  資料の3ページで、飲食事業者支援事業費(宅配サービス支援委託料)3,448万円、これがまち鷹に行くお金っていうことでよろしいですか。


◯生活環境部調整担当部長(垣花 満君)  こちらのお金が委託料というふうに考えていただいて結構です。


◯委員(半田伸明君)  この3,448万円の積算根拠を教えてください。


◯生活環境部調整担当部長(垣花 満君)  こちら、まず通信費等々、消耗品など、そういったものが77万4,000円、それから、契約社員を2人雇いますので、そちらが350万円弱、それから、アルバイト人件費、こちらが一番多くて2,200万円程度、その他の雑費等々で、こちらの積算になっております。


◯委員(半田伸明君)  つまり、ほとんどが人件費に消えるっていうことですね。アルバイト人件費2,200万円、ああ、そんなにかと思いましたけど。何が言いたいかというと、さっきの民業圧迫の批判にどう対応するかという事前準備をしなきゃいけないというのがまず1点と、あともう一点は、ほかの同業者の関係で、まち鷹から再委託となった場合、再委託というのは、基本、あっちゃならない話ですから、そこをどう論理武装するかということ。
 あともう一つは、再委託となった場合に、当然、ちょっと失礼な言葉を使いますけど、まち鷹の取り分っていう話も出てきますよね。心配していることは、中抜きになるんじゃないか。今、ストレートに言いましたけど。まち鷹の関係は、未執行だったら、その未執行がちゃんと返ってくるのかどうか。まち鷹に委託している事業っていっぱいありますよね。事業によって、未執行だったら、返ってくる、返ってこない──指定管理料の話は別ですけど、そういうのはあると思うんですけど、これはどうなんですかね。
 結局、中抜きの危険性を僕は心配しているということと、あと、アルバイト人件費2,200万円って、多分そこまで行かないと思いますので、未執行だった場合、ちゃんと市に返ってくるのか。ここは、いかがですか。


◯生活環境部調整担当部長(垣花 満君)  その辺につきましては、人件費については、使わなかったものについては、全て返してもらうと、そういう約束で委託をします。
 また、ほかの経費につきましても、例えば明らかにやらなかったようなことがあれば、その部分は清算の対象にするというふうに考えております。


◯委員(半田伸明君)  分かりました。そういう心配をしているということは、ちょっと留意をしてもらいたいと思います。特に民業圧迫の件は、これ、ちょっと一歩間違ったら大変な話になっていくと思いますので、公としてこれをやる意味と、民業圧迫につながらないんだよっていうところの論証をきちんと準備をしていただきたいと思います。
 それと、3ページの(4)、市内小規模事業者への給付金ということで、専決処分になったやつなんですが、不況対策の関係は4月1日からでしたよね。さっき201件っていう話がありましたが、要するに多かった。不況対策のほうが先行した。その後に、うちの独自給付が決まった。何が言いたいかというと、この独自給付が、保証協会の借入れの一部内入れ資金になってしまってはいないか。ここなんですよ。
 先に借入れをした、国とか、都も様々な協力金だの何だのをやっているけれども、その関係で一部内入れが発生したとしたら、これは税の使い方としてはいかがなものかというのがあるんですよね。ここもきちっと整理しておく必要があると思います。いかがでしょうか。


◯生活環境部調整担当部長(垣花 満君)  お金なので、もらってしまえば色がないので、ちょっと分からないというところは当然ございます。ただ、ちょっと時期はずれてしまったものの、こちらの、いわゆる賃借をしながら営業している小規模事業者というのは、やはり3月の末ぐらいからかなり苦しさが見えていたかと思います。そういった者に対して給付をするということと、融資のほうの部分の内金になっているんではないかという御心配ですが、ちょっとその辺は、はっきりと見えないところは当然ございます。
 その辺はまた、これからいろいろ分析もしていかなきゃいけないかと思いますが、基本的には、この出している家賃相当額の補助金というのは、大家さんに行くものというふうに、私どもとしては考えて出しているものでございます。


◯委員(半田伸明君)  そう答えるしかないんでしょうけど、要は二重、三重になっちゃうんですよね。国のほうも様々、今回の国会で家賃補助でしたっけ、何か新しいのが始まりますよね。輪をかけて様々なものが始まる。片や、うちとしては、これ3億円台でどおんと出してしまった。僕は、最終的にはこれに理解を示したんですが、お金の在り方として、先に要するに借金をしてしまったところに対して補助をするということが、果たして適切だったのかどうかは、どこかで考えなきゃいけないと思う。
 私は、これに最終的に了承したのはなぜかというと、借金をしていないところがありますよね。例えば大家さんと昔の付き合いが長くて、じゃあ、お互いに泣きを見ましょうと、1年間は家賃半額でいいですよというところも幾つか話が聞こえてきて。借金していないところの、要するに無理して借金をしないところが、この補助金で息を吹き返したというのは確かにあると思うんです。
 一方、借金をしてしまっているところは、一部運転資金、ないし返済資金に回っている可能性は否定できない。だから、この辺りはどこかで研究をしなきゃいけないと思うんです。出したからおしまいというわけではなくて、実際にどうだったのか。その辺は問題提起をしておきたいと思います。
 先に借入れをしているところに対して、内入れ資金になってしまっているのではないかというのは、問題意識として私は──もともと私、金融出身なんですけど、そこにやっぱり頭がどうしても行きますのでね、そこは考えておいていただきたいと思います。
 あと、4ページで、補助金の続きで、申請が507件、給付決定463件っていう数字、ありましたよね。これ、資料を見ると197件の136件でしょう。だから、あまりにかけ離れているんですが、5月26日時点と書いてあるので、5月27日以降、急増したという理解で合っているのか。ここはどうでしょうか。


◯生活環境部調整担当部長(垣花 満君)  こちらの資料を作ったのが、5月18日の申請が始まってから間もない26日というところでございます。その後、びしばし処理をしてございまして、その結果、昨日の時点でこの件数というところで御報告をしていると。


◯委員(半田伸明君)  るる問題提起しましたが、いい悪いということではなくて、特に民業圧迫のところはきちんと論証しておくということ。あと、借入れの部分と、借入れをせずに、補助金で賄えている部分とをきちんと分析をしておくということ。この辺りはひとつよろしくお願いしたいと思います。
 あと、社労士の経営アドバイザー派遣については、はっきり言うと滑っちゃっているので。少ないもんね。既存100件に対してすら9件なんで、もうこれ、要らないんじゃないと思うんですけど、その辺りはひょっとしたら、アの事業者向け経営相談窓口の設置のほうに例えば流用するとか、この辺りも柔軟に御対応いただければと思います。
 以上で質問を終わります。


◯委員(土屋けんいち君)  それでは、何点か質疑をさせていただきますけれども、その前に1点、ちょっと確認をさせていいただきたいと思います。2ページの下5行の高齢者支援のお食事クーポン券、子ども支援の子どもの在宅生活を支援する、これは厚生並びに文教委員会所管ということでよろしいでしょうか。


◯生活環境部長(岩崎好高君)  この制度に、私どもで一緒にやらせていただく部分に関しては、私どものほうでお答えしますけれども、予算のつけ方とか、人数とか、そういった詳細については、そちらのほうでお願いしたいというふうに思います。


◯委員(土屋けんいち君)  分かりました。このコロナに関してはいろいろ所管をまたぐので、まちづくり環境委員会としての答弁をお願いしたいと思います。
 まず、3ページの宅配・テイクアウト導入支援補助なんですけども、この補助に関しては、いい取組だなとは思っております。その中で、食を扱うので、宅配・テイクアウトというのは店舗を離れてしまうということで、食の安全というのが担保されなければいけない、そこが大前提だと思いますけども。過去は過去ですけど、今後、食中毒を起こしたような業者への対応──除外するのか、どうするのか、そういう対応について、まずお伺いしたいと思います。
 それと、その下の市内小規模事業者への給付金ですけども、これは代質でも質問をさせていただきましたけども、やはり三鷹の住民を除くというのは、どうも市内店舗の継続を目的としているのは分かるんですけども、やはり三鷹独自の給付金という観点から、三鷹在住の小規模事業者が、ちょっと市外に、市境から向こう側に店舗を出している場合、除外されるというのは、どうもよろしくないのかなと思います。
 そのときの答弁、武蔵野市並びに調布市等の隣接の自治体も同様のそういう給付金があれば、そちらを活用してほしい旨の答弁ありましたけれども、実際、そういう類似給付金というのは存在しているのかということを、まずお伺いしたいと思います。


◯生活環境部調整担当部長(垣花 満君)  まず、食の安全のほうで御質問を頂きましたけれども、これからの季節、本当に心配なんですよね。これ、三鷹弁当マップという、ウェブ上のデータベースというか、アプリで見るようなものを基本にしておりますけれども、そちらのほうから今、この宅配対象とする方についてはアンケートを取り、そして、例えばきちっとした衛生管理ができるのというところも確認しながら、登録をしていくと。
 そこでイエスと言ってくれた方を、この宅配対象にしていくというふうに考えています。こんな時期じゃなければ、集めて衛生講習会でもやりたいところなんですが、基本的に食品のお店をやっている方は、本来であれば、きちっとその辺の知識を持っているという前提で許可をされているはずですが、やはりそこについては再度、きめ細やかに、例えば情報提供しながら、そういった危険性がないような形で進めていきたいと。
 また、何かあった場合どうするのかということですが、これもケース・バイ・ケースですので、ちょっと今こちらで何とも言えませんけれども、そういったことが起きないようにやっていきたいなというふうに思っております。
 それから、小規模事業者の給付金のほうでございます。こちらの代表質問のほうでもいろいろお話しさせていただきましたけれども、そこでもお話ししたとおり、この給付金については、やはりまちの価値を下げないということを含めて、三鷹市内で事業所、経済活動をしていただいて、市民の方が使っている、そういった方たちについて対象とさせていただいています。おっしゃるとおり、三鷹市にお住まいで、隣、もしくは隣の隣、もしくはもっと遠く、いろいろ事業所を持たれている方、いらっしゃるかと思うんですけれども、やはり今回の補助金の趣旨からすれば、その事業所が市内にあるということをまず基本とさせてもらいたいということ。
 あと、私、答弁で小金井市と言ったような気もするんですが、などでは、やはりちょっと類似、もちろん目的とか、多少ずれているんですけれども、例えば武蔵野市であれば、感染拡大防止に努めてくれているお店に対する給付金ですとか、小金井市さんのほうでも今、うちに似たようなものを検討しているというふうに聞いておりますけれども、やはり市内の事業所があるということがやはり前提になるやに聞いております。
 なかなかちょっと事業者の皆様、御納得いただけない部分、あるかとは思いますけれども、今回のこの給付の目的は、そういったところで絞らせていただいているということでございます。
 以上でございます。


◯委員(土屋けんいち君)  御答弁ありがとうございます。まず、食中毒というか、食の安全の点ですけども、これ、もしかしたら所管が違っちゃうのかもしれませんけども、もともとテイクアウト・宅配をしていない飲食店は、その店内で短時間の間にすぐ食べることを想定して提供していると思うんですよね。ですから、やはり店外で、じゃあ、いつ食べるんだという話で、それによっては、その責任の所在がすごく曖昧になる可能性があると思います。
 食べ物というか、ケーキ屋さんとかでよく何時間以内で家に着きますかとか、聞かれると思うんですけども、やはりそういうところを徹底しないと、本当にこれからの季節、大変心配なので、その点は十分お店のほうにも、再度、市側のほうから注意喚起を徹底していただきたいと思いますけれども、その点について、もう一度お願いしたいと思います。
 それから、給付金ですけども、御答弁の内容は十二分に私も理解しております。ただ、この三鷹の独自の給付金なので、財源は三鷹市の税金というよりも、都からのお金ということは十分に承知しているんですけども、やはり市内の住民の方が、ちょっと市境から向こう側に店舗があるだけで外されるというのは、市民というか、三鷹住民にとって、何でっていうのは残ると思うんですよね。
 ですから、これ、そもそも論なんですけど、本来これ、広域的に行われなければならなかった給付金ではないのかなと思いますけれども、その点についていかがでしょうか。


◯生活環境部調整担当部長(垣花 満君)  御指摘の広域的に行われなければならないというのは、そのとおりなのかなという面もございます。例えば近隣市との連携という意味でいえば、なかなか統一的な制度というのは、それぞれの市の考え方がございます。お隣同士で、ふだんいろいろとお仕事も一緒にさせていただいているとはいえ、やはり今回の商店や事業所に対する給付も、やはり武蔵野市、三鷹市では、随分違いますし、小金井市さんともやっぱり違います。
 その辺を均一的に展開していくというのは、ちょっと基礎自治体の施策としては、なかなか難しいかもしれないなというふうに、今思っております。また、今後、何か連携して展開できるようなことがあれば、また、それは展開していくとして、今回については、それぞれの事情に応じた施策がつくられていると理解してございます。
 食の安全につきましては、再度、私どものほうで徹底をしていくつもりで打合せを今進めておりますので、食中毒等を起こさないように細心の注意を払って取り組んでまいりたいと思っております。
 以上でございます。


◯委員(土屋けんいち君)  ありがとうございます。ぜひとも徹底をしていただきたいと思います。
 この給付金につきましては、先ほどNPOとか、財団への拡充も検討しているということですので、その検討の中に市内住民の方への拡充もぜひ検討していただきたいと要望して、終わります。


◯委員(小幡和仁君)  お疲れさまです。よろしくお願いいたします。まず、三鷹商工会との協働による経営相談、1ページのところで、アとイの点についてですけれども、半田委員からも御指摘がありましたけれども、社会保険労務士対応に関しまして、9件ということで、ちょっとこれは非常に意外な件数だなというところがあるんですけれども、新聞報道等にもよりますと、雇用調整助成金の申請が極めて大変だというお話があって、社会保険労務士さんさえ、できればやりたくないぐらいだと、新聞の記事に載っておりましたけれども、そのくらいのレベルのものであるとすると、こういった利用実績でしかないという点と併せまして、そもそもこの予算が85万円ということなんですけれども、1件当たりどのくらいの単価でアドバイスをするということなのかという点も、ちょっと気になるところなんですが。
 具体的に社会保険労務士さんのアドバイス、サービスの内容ですね、どこまでやられるのか。表面的なアドバイスだけですと、当然使い勝手が悪いっていう話になると思いますし、逆に、それほど難しい書類を最後まで面倒を見て、社会保険労務士さんが引き受けて作るとなると、恐らくこの予算では、もしかすると間に合わないのかなと。そもそもどの程度のことを考えて、市としてこの予算を組まれまして、今の現状があるのかということについて、1点お聞きしたい。
 2つ目は、中小企業診断士のほうの御相談件数はそこそこあるということで、主には資金繰り等の御相談だと思うんですけれども、それ以外でもどのような相談があるということを、市として認識されているのか。その相談内容を受けて、今まさにこれから経済のほうとコロナと、どう共生してやっていくかということが言われていると思いますけれども、ここから見える経済の、三鷹市の小売業さん等の店舗さんの経済の立て直しっていうところで、何かこうすべきというところのお考えを今持っているのかということについて、この相談内容を受けて、考えていらっしゃるところがあれば、御所見をお伺いしたいと思います。


◯生活環境部調整担当部長(垣花 満君)  大きく2点、御質問を頂きました。1つは、アドバイザー派遣の制度、社労士さんについてですね。私ども、これをつくろうというふうに思い至った部分というのは、やはり委員さんにおっしゃっていただいたとおり、雇用調整助成金が非常に煩雑で、手をつけるのも嫌、見るのも嫌という方たちがたくさんいらっしゃるというところでした。
 そうはいっても、整理してお話をして、この書類をそろえるんだよというようなことを、まずイントロダクションとして御案内できれば、そこから、もし本格的に社労士さんのほうに代書を頼むということであれば、それは別の契約で個人個人でやっていただければ結構なので、このイントロダクションのところだけでもきちっと整理をして伝えるということを目的にしてございます。ですから、他のアドバイザー派遣制度と同じように、単価1万5,000円でお願いをしているという形です。
 また、中小企業診断士さんのほうは、資金繰り以外ですと、例えば生産性向上の関係だとか、あと、実際には、例えば国の給付金の申請の仕方だとか、今ですと、そういった東京都の感染拡大防止協力金だとか、そういったことの問合せも多いと聞いております。また、そういうところから始まって、実際にいわゆる経営改善とか、そういったものに進んでいくケースもあるやに聞いてございます。
 今後、どのように事業の立て直しを図っていくかは、かなり大きな問題で、今ここできちっとお答えできる問題なのか、ちょっと分かりませんけれども、やはりコロナの状況にもよりますけれども、ここからは、例えばある意味、コロナを転機とした新しい戦略転換だとか、あと、いわゆる消費の喚起だとか、そういったものを使って、今落ち込んでいる状況を引き上げていかなきゃいけないだろうと。というところで、BCPとか、いろんな問題もありますけれども、もろもろやっぱり総合的に推進をしていかなきゃいけないなというふうに思っております。
 以上でございます。


◯委員(小幡和仁君)  ありがとうございます。今後のことを考えますと、できるだけ市内のいろいろな業者さんが元気になるような取組を市として、政策として後押ししていく、そういったところにもお金をかけていくということをやっていくという時期かなと思うので、そこら辺の御検討をしっかり、よろしくお願いしたいなというふうに思います。
 この社会保険労務士の件に関していうと、一番心配なのは、新聞報道にあるように、雇用調整助成金、諦めちゃったという事業者さんが、三鷹市内の事業者さんにいらっしゃるとすると、それは非常に問題だと思うので、そこら辺の実態がどうなのかですよね。そこら辺、できれば商工会さんとも連携の上、ヒアリングすべきではないかなと思います。せっかくこういった制度をつくっていながら、十分に生かされていない点を見ると、何か課題、問題があるような気がしますので、よろしくお願いしたいと思います。
 もう1点だけ御質問したいんですが。もう1点は、市内小規模事業者への給付金の件でございます。これは、かなり好評だということで、申請件数も相当増えてきているということなんですけれども、そもそもとして、この対象となる小規模事業者さんというのが三鷹市内にどれだけあって、今この申請件数になっているのかという点について、ちょっとお聞ききしたい。
 あと、この1か月、20%以上減少で出すということなんですけれども、こういった中で、不正受給って言ったらなんですけれども、あまりこれは言いたくはないところですけれども、不正受給ということの観点で、市としてどうチェックしているのか。当然、迅速にお支払いするという点と、公平を保つという、この二律背反するといいますか、そういった問題がどうしてもあると思うんですけれども。大切な税金を使っていくという以上は、このバランスをしっかり取っていくということも、当然必要であろうと思います。
 これ、都のほうの制度でいうと、実際に休業していないのに休業協力金みたいのをもらうみたいな、そういったうわさもあるというふうに聞いておりまして、そういった観点もあって、ちょっと、そこら辺をどういうふうに考えているのか、どういう対応をされているのか、お聞きしたいと思います。


◯生活環境部調整担当部長(垣花 満君)  まず、こちらの給付金の対象想定数のお話がございました。今回は事業所じゃなくて、事業者が対象になりますけれども、国のほうのデータを探してみまして、2016年時点の数字を使っているんですけれども、市内の小規模事業者数が約3,000でございます。その中から、業況の見通しの悪化の可能性ですとか、賃貸による事業所を有する事業者割合ですとか、あと申請率、そういったものをちょっと加味しまして、一応私どもとしては、1,500の事業者さんが申請してくるんじゃないかという想定の下、予算を組んでいるところでございます。
 それから、20%の減少要件についてなんですが、こちら、1つ前の年度の確定申告の写しを必ずもらっています。それから、現年度のところにつきましては、現状の試算表ですとか、売上帳等々を見させていただいています。不正防止という観点でいけば、きちっとそういった資料を出していただいて、そこの数字を見ていること。これは、融資とか、セーフティーネットも同じ資料で見ているんですけれども、同じような書類を出させて、そこは手間をかけてきちっと見ています。
 それから、申請書のほうにもきちっと誓約してもらうというような形で、不正の防止に努めているところです。
 以上でございます。


◯委員(小幡和仁君)  ありがとうございます。今後、もしNPO法人とか、そういったところまで広げるとなると、実際、売上的なものはどのぐらいあるのかとか、そういったところが非常にクリアじゃなくなってくるといいますか、どのくらいの規模があるのかとか、そういったところも、ややちょっと不透明な部分が出るのかなということは、やや心配するところでございます。引き続き、よろしくお願いいたします。ありがとうございます。


◯委員長(大城美幸さん)  そのほか、質疑ございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 では、ないようですので、以上で生活環境部報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午前10時25分 休憩


                  午前10時34分 再開
◯委員長(大城美幸さん)  委員会を再開いたします。
 都市整備部報告、本件を議題といたします。
 本件に対する市側の説明を求めます。


◯水再生課長(奥嶋 亮君)  新型コロナウイルス感染症の緊急対応方針の取組状況について、1番目、下水道使用料の猶予について御説明させていただきます。令和2年3月18日に開催された政府の新型コロナウイルス感染症対策本部において、生活不安に対応するための緊急措置が決定されたことを受け、三鷹市においても下水道使用料金について、お客様の申出があった場合に支払い猶予(過去最大4か月)の取扱いをしているところでございます。
 また、お客様からの申告は、下水道使用料徴収事務を委託している東京都水道局の多摩お客さまセンターで受付をしています。開始日時です。令和2年3月24日、猶予件数、一般家庭110件、事業者12件、これは令和2年5月14日時点になります。
 私からの説明は以上になります。


◯緑と公園課長(高橋靖和君)  続きまして、2番、市内公園の巡回による子どもの安全の確保につきまして、御説明いたします。新型コロナウイルス感染症予防に配慮した公園利用が行われるように、市内の三鷹市が管理している公園を巡回し、子どもの安全な利用の確保を行っております。
 (1)、緊急事態宣言中の対応です。ア、都市整備部及び都市再生部の職員にて、特に子どもの利用が多く主要な公園31か所を週1回、そのほかの主要な公園64か所を、月2回程度巡回いたしました。イ、巡回時の対応ですが、感染症予防の周知看板の確認や利用者に対して手洗いの徹底、マスクの着用、3密の回避の声かけなどを実施いたしました。こちらのア、イ、共に5月のまちづくり環境委員会にて御報告いたしました内容と変更はありません。次に、ウです。要望等の対応における庁内の関係部署との連携や情報共有の徹底を図るようにいたしました。なお、5月のまちづくり環境委員会にて、御意見を頂きました公園利用につきまして、教育委員会とも情報共有等を図りました。
 続きまして(2)、緊急事態宣言解除後の対応です。緊急事態宣言解除後の5月26日火曜日からは、公園の全ての遊具を使用可能としましたが、引き続き子どもの安全な利用の確保を図ることから、6月の12日金曜日までは、緊急事態宣言中と同様に公園巡回を実施いたしました。また、その後は、緑と公園課による公園パトロール等にて対応をしております。
 続きまして(3)、緊急事態宣言解除後の主な要望等についてです。全ての公園が対象となりますが、公園の遊具はいつから使えるのかなどの遊具の使用についてや、深大寺公園においては、早朝から球技をしての騒音等で困るなどがありました。また、新型コロナウイルス感染症とは直接関係ないところで、ウのその他となりますが、公園内のごみの対応や樹木の剪定をしてほしいなどがありました。
 2番の説明は以上となります。


◯都市交通課長(久保田実君)  新型コロナウイルス感染緊急対応方針(第2弾)に基づき実施をいたしますコミュニティバスの運行支援、学生の自転車駐輪場等利用料金減免の取組について御報告をいたします。
 まず、資料の3点目、コミュニティバスの運行支援について御報告をいたします。コミュニティバスは、外出自粛の要請等に伴い、利用者が大幅に減少しております。今後も利用者減による運行収入の減少が見込まれることから、事業継続を支援するため、運行補助金を増額いたします。また、利用実態に即して、令和2年5月18日から早朝及び夜間の減便の臨時ダイヤを実施しているところでございます。
 (1)です。対象路線の利用者数です。平成30年、平成31年の3月の平均の利用者と比較いたしまして、令和2年3月では1万6,516人、マイナス29%の減となっているところでございます。(2)、5月18日から実施しております臨時ダイヤについてでございます。北野ルート、三鷹台・飛行場ルート、新川・中原ルート、明星学園ルートにおいて、利用実態に即した早朝及び夜間の減便を実施しております。
 (3)、補正予算額についてです。令和2年4月から6月の運行収入減分から、臨時ダイヤ実施による経費削減分を差し引いた439万4,000円について措置をしております。
 続きまして、資料の4点目、学生の自転車駐輪場等利用料金減免の取組状況について、御報告をいたします。(1)、対象者についてです。令和2年4月1日から5月25日までの間に、市立の定期利用駐輪場及びサイクルシェア駐輪場の有効な契約をしている学生を対象といたします。
 (2)、減免手続の流れについてです。対象者リスト抽出、案内発送、申請書提出、内容確認、返金等処理を行います。現在、指定管理者において対象者リストの抽出作業を進めているところでございます。おおむね1,200人程度が対象になるのではないかと見込んでいるところでございます。
 (3)、案内発送についてです。令和2年6月末までに案内文、減免申請書、指定口座番号届を対象者に郵送する予定としております。
 (4)、申請書提出方法、提出物、提出期限についてでございます。申請は、減免申請書、学生証等のコピー、指定口座番号届を添付し、指定管理者へ郵送にて提出をいたします。提出期限は令和2年12月31日(消印有効)といたします。また、現在協議中ですが、郵送ではなく、駐輪場での提出も可能となるように調整を進めているところでございます。
 (5)、返金等処理についてです。本人からの申請に基づき、指定口座への振込といたします。また、こちらも現在調整を進めておりますが、自転車の駐輪場の更新をする際に、新たに発生する利用料への充当についても可能になるように、手続を進めているところでございます。
 なお、これらの経費につきましては、駐輪場の運営経費として、指定管理料精算の中で、まちづくり三鷹と協議をしてまいります。
 私からの御説明は以上になります。


◯委員長(大城美幸さん)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。


◯委員(半田伸明君)  御苦労さまです。公園です。緊急事態宣言中の対応、ウ、要望等の対応における庁内の関係部署との連携や情報共有の徹底ということで、前回指摘させていただいたことをスムーズに対応してくださったことには感謝します。そのことをもう一回ちょっと確認したいと思います。
 あのときは、問題提起した内容は、とある学校が苦情を受けて、独自に判断してフェアキャストを流しちゃった。ここが問題だった。緑と公園課発ではないんですよね。学校発だった。学校発だった内容が、市全体で共有されていないところが問題だった。その後の流れなんですが、聞いている範囲では、そういったものがストップしているようなので、何とも言えないところなんですが、学校が独自に判断をしないような仕組みづくりが、市全体に求められていたというのが問題提起だったんです。情報共有の徹底とあるんだけれども、その辺りはきちんと、学校側にブレーキをかけられるシステムが出来上がったのかどうかがポイントだと思います。この辺り、いかがでしょうか。


◯都市整備部長(小出雅則君)  前回、委員のほうから、フェアキャストで、特定の公園で遊ばないようにというような、そういった内容で流れていたようだという情報を頂きまして、私どものほうでも、実際に教育委員会からどういうメールを流したのか、情報提供をしていただいて、中をちょっと確認したんです。
 確かに1つ、大きな問題として特定の公園を指して、そこの公園に対して、こういう苦情が出ていますという内容が書いてあって、それで、最終的に公園で遊ばないようにということじゃなくて、公園で遊ぶときに、近所でお住まいになっている方もいらっしゃるので、保護者の方に、お子さんの遊び方への配慮をしてくださいという、そういう内容があったものですから、直接公園の管理のところには、その内容は踏み込んでいなかったということを確認しました。
 それで、教育のほうと話したのは、特定の公園を指して、こういう出し方はやっぱりよくないだろうということで、今後、教育の立場で、お子さんたちの公園の過ごし方みたいなのを指導することは、それはおかしい内容ではないんで、特定の公園に対してあったことは、出し方に注意して、そういう出し方をしないようにしようということを、教育部長と私の中で確認したところです。
 ですから、今後、公園名を特定せず、一般の公園を対象とした内容で出すとしても、お子様たちの公園管理に入るような内容じゃないものを、学校として流す場合は注意してほしいということをお伝えしました。


◯委員(半田伸明君)  配慮を求めるっていうのは、読み手は、ああ、使うなってことなんだなってなるんですよ。そこは、文章の文字の意味と受け取る側の解釈の意味は全然違うんですね。だから、私はあのメールの文章はやっぱりまずかったなと思います。なぜこの話をぶり返すように今質問しているかといいますと、今後、もし仮に第2波、第3波となった場合、また緊急事態宣言だとか、外出自粛要請だとか、面倒くさいことになっていったら、同じことが発生しかねない。だから、学校が独自に動くのをストップさせる仕組みづくりを、きちんと今後もしていただきたいと思います。
 その点については、行政報告の内容としては了解しましたので、引き続き留意をしていただきたいということのお願いでございます。
 それと、同じく公園について、(3)、緊急事態宣言解除後の主な要望等で、早朝から球技をして騒音がどうのこうの──私の記憶違いだったら、ごめんなさい。ちょっと確認したいんだけど、深大寺公園って、たしかネットを張る、張らないで新規の予算がありましたよね。今年か、去年か、ちょっと忘れたけど、その事実確認から入ります。


◯緑と公園課長(高橋靖和君)  深大寺公園のネットにつきましては、昨年度、ボール遊びをできるように、地区の方と話をしながら造っております。


◯委員(半田伸明君)  となるとね、これ、緊急事態宣言解除云々の問題じゃないでしょう。もとから、地域住民との合意が図れていなかったんじゃないかなって思っちゃうんですよね。どうでしょうか。


◯緑と公園課長(高橋靖和君)  実際に早朝とか、遊び方の時間的なことについては以前からありましたが、今回は、緊急事態宣言解除というところでいうと、小学生の方とか、中学生の方、結局休校でお休みになったところを、地域の方に聞くと、今までなかったのが、多分そういう関係から、朝から来て遊んでいらっしゃるとか、ボール遊びをしている方がいらっしゃるという話を頂いたので、そういった中から、今回、深大寺公園は防球ネットを造ったんですけども、そういうふうな地域の方との話の中ではしてあったんですが、時間的な使い方というところを、もうちょっと丁寧に、利用者の方にも説明しなきゃいけないかなということで、今回挙げさせていただいています。


◯委員(半田伸明君)  事情はよく分かりました。でも、早朝から遊んじゃいけないという決まりはないでしょう。だから、これ、しようがない話だと思うんですね。早朝から遊んでいるという苦情を出すこと自体が、よくよく考えると不思議な話で、だから私は、何だこれと、思わず思ったんですが。何でこういう話をしているかというと、球技って、普通のキャッチボール以外にも、バスケもあれば、バレーもあれば、いろいろなものがあるわけですよね。市の東側ではバスケットのゴールを設置している公園もありますよね。
 ちょっと今危惧しているのは、各学校の例えば体育館、7月に受付開始になるかどうかという声も聞こえてきますが、要はまだまだ先の話だと。そういった団体に、こういう公園を占拠されたら、それはそれで違うと思うんです。団体は団体で練習したがるだろうし、神代植物公園ってありますね。あそこの駐車場にバスケのゴールが2基か3基あるんですよ。たまたま通りかかったときに、大勢の人たちで練習しているのを見たんですよ。随分前の話ですけどね。
 あそこは駐車場だからまだいいんだけども、市内の公園でそういうところが占拠されてしまうようなことが仮にあるならば、公園の均一利用という点からすると、それはちょっと違ってきますよね。だから、その辺りの実態をきちんとつかんで、体育館といったら教育のほうになりますけど、情報交換をしていただきながら、どのように状況が推移していくのかは留意をしておかなければいけないと思いますね。この辺り、いかがでしょうか。


◯緑と公園課長(高橋靖和君)  委員おっしゃるとおり、やはり実際に使われている実態というのをよく把握して、いろいろな公園の特徴ってありますので、今まで市のほうでも、いろいろ要望を頂きながらとか、整備しながらということで、そういう特徴をもう一回把握をして、実態を調査、また確認しながら、必要であれば、おっしゃるとおり体育館、どこで使うのかというところ、目的というところも確認しながらやっていかなきゃいけないかなと思っています。
 併せて、先ほどの深大寺公園のほうですけど、実際には球技をしてはいけないというよりも、騒音というところがちょっとありますので、その地域の方がどこを捉えてというところをちゃんと把握しながら、皆さんがちゃんと利用できるようにしていきたいというふうに思っています。


◯委員(半田伸明君)  結局こういうのって利害調整なんですよね。だから、団体で使いたい、体育館が駄目だ、深大寺は早朝からどうのこうの、いろいろあるんだけど、団体さんの気持ちも分かるし、公園の均一利用という観点から、団体さんの動きも制限しなければいけないというのも正しいし、どっちも正しいと思うんです。
 ですから、大事なことは、占拠している利用実態がないと信じたいですが、仮にあるならば、それは市全体の課題として共有をしてもらう。教育のほうに、例えばコロナ対策会議でも何でもいいですから、実態を共有してもらって、その実態を解消するために、例えば体育館の開放をちょっと早めるとか、そのような市全体の政策決定につなげていただきたいんですよね。
 公園の課題は公園の課題で、中で単独で解決できるかといったら、意外にそうでもないなと思うんです。だから、その辺りの利用実態をコロナ対策会議できちんとかけて、各施設の早期開放につなげられるのかどうかが今後の焦点になっていくと思いますので、その辺りは、庁内の議論を深めていただきたい。
 以上、指摘申し上げまして質問を終わります。


◯委員長(大城美幸さん)  その他、質疑ございますか。


◯委員(小幡和仁君)  お疲れさまでございます。よろしくお願いいたします。最初に、市内公園の巡回の件なんですけれども、子どもの安全利用確保を目的にということで、特に利用の多い公園を中心に巡回していただいたと。これは、前回もそういった御報告を頂いたところでございますけれども、改めて緊急事態宣言解除後に公園の遊具を使用可能としたということですけれども、公園の遊具を期間中は使用禁止にしたというところの件につきまして、その意味合いというか、どの程度効果があったのかというか、そこら辺の総括的なところは何か御検討されていますでしょうか。
 当然、第2波のときにもどうするのかという問題もあると思うんですけれども、今の現時点での御見解等あれば、お願いいたします。


◯緑と公園課長(高橋靖和君)  遊具の使用についてですが、市としても、緊急事態宣言が発令されたときは、使用禁止はしていなかったです。途中、東京都と近隣、武蔵野市、調布市が併せて公園の遊具を使用禁止、また広場を使用しないような形でのお話がありましたので、その上で市の中でも議論して、うちだけ開けて使えるということになってしまうと、逆に人がまた集まってしまう、密になってしまうということもあります。そういうことを考えて、うちのほうも併せて使用禁止という形にしました。
 ただ、地域の方も本当に御理解していただいて、小さいお子さん、親子連れなんかをよく見かけたんですが、まだ使えないということで、公園に来て、ちょっとボールで遊んだりとか、そういう状況は見受けられました。
 また、逆にテープで貼ったりしていたんですが、逆に今度テープが取れているということで、逆にそういうような情報も頂きましたので、うまくそういう中では、地域の皆さんと、利用者の皆さんと、ある程度理解をしながら動けたのかなということで、今理解しているところです。


◯委員(小幡和仁君)  すみません、都のほうはどういう理由で、これは、使えないようにしたということなんですか。


◯緑と公園課長(高橋靖和君)  東京都のほうは、緊急事態宣言発令後、順にどんどん閉めていくような──まず、施設からとかやって、外の公園とかを含めては使用禁止、閉鎖等はしていなかったんですが、東京都のほうの判断としては、直接聞いてはないんですけども、外でも密になってしまう状況とか、そういうふうなおそれがあるということを踏まえて、そういう可能性のあるところは全部閉めていく。
 あとは、遊具でも、不特定多数の方が使われるので、基本的にはその都度消毒するのがいいんですが、それもちょっとできないというところを踏まえて、東京都のほうは、遊具、そういうものは使えないような形でやったということで、判断しています。


◯委員(小幡和仁君)  そうだとすると、禁止にした以降は、公園で遊ぶ人数が減っていないといけないと思うんですけれども、それは減ったんですか。


◯緑と公園課長(高橋靖和君)  実際に正確な数字は押さえていないんですが、巡回している職員にいろいろ聞くと、大体二、三割ぐらいは人数的には減っているということで。巡回する時間もまちまちなので、統一的な正確な数字は出ないんですけども、一応二、三割は減ったということで、うちのほうは理解しています。


◯委員(小幡和仁君)  ありがとうございます。ここら辺、非常に悩ましいところだと思うんですけど、子どもたちの心のケアの問題もあるし、ずっと家の中に閉じ籠もっていてもどうかという問題も、一方であろうと思うんです。当然、外に行けば、適切に遊んで、家に帰ったときはちゃんと手を洗って、うがいもしてと、そういったことをしっかりとやってもらうというのは、当然のこととしてあると思うので、あまりにも過度に行き過ぎるというところもややどうかなという点もあるので、こういった取組については、しっかりと効果等も検証して、進めていっていただければ、ありがたいなと思います。
 2つ目はコミュニティバスの件でございますけれども、これは確認ですが、三鷹の森ジブリ美術館循環ルートと、三鷹・境循環共同運行ルートに関しては、減便の措置はしていないという理解でよろしいのかという点と、(1)、利用者数がございますけれども、これは、それ以外の4路線の利用者数という理解でいいのかという点。
 併せて、4月のほうが、むしろかなり人数が減っていると思うんですけれども、ざっくり、この3月を見ると4割減ぐらいになっています。4月は何割減ぐらいまで行ってしまっているのかという点。
 それと、3つ目として、減便による経費削減が極めて大きな効果、6月単月で196万円と大きな数字が出ていますけれども、こういった大きな効果が出るというところについて、ちょっと御説明いただけると、ありがたいなと思います。


◯都市交通課長(久保田実君)  委員のほうから御質問いただきましたことについて、順次お答えいたします。まず、ジブリルートと、あと武蔵野市と共同で走らせている運行ルートのところの臨時ダイヤ、減便ダイヤについてでございます。まず、ジブリルートにつきましては、ジブリ美術館が現在休館中というふうになっておりますので、それに合わせた臨時ダイヤ、減便ダイヤを、この5月18日より以前に、既にもう実施をしているところでございます。
 また、共同運行ルートにつきましては、武蔵野市におきまして、平日においても、減便をしている休日ダイヤでの運行というのを、既に4月1日から実施をしているところになります。
 続いて、今回の利用者数のところでお示しした人数、また、マイナスのパーセンテージにつきましては、これはジブリ及び共同運行ルートを除いた4路線での数字となっているところでございます。
 また、次に御質問を頂きました4月の減のところなんですが、先日バス事業者のほうからも数字が上がってまいりまして、4月の時点でおよそ5割減という形になっているところです。3月の時点は3割減だったんですが、4月に入ってから5割減という形で、報告は上がっているところでございます。
 また、最後、御質問を頂きました減便による経費削減のところの効果につきましては、バス事業者のほうから、実際にこれだけ減便した場合に、どれぐらい経費の削減が可能かということで計算をしていただきまして、その数値を載せているものでございます。内訳等の詳細についてはもらっていなくて、一括でこれぐらい削減できますということなので、内訳は分からないんですが、やはり人件費に係る部分が削減できたので、その分が大きく、ガソリン代だったりとか、そういうところでは、やっぱり人件費減のところが大きいというところで、ヒアリングはしているところでございます。
 以上です。


◯委員(小幡和仁君)  ありがとうございます。ちょっと聞き取れないところがあったんですが、三鷹の森ジブリ美術館ルートは今運行していないと。


◯都市交通課長(久保田実君)  三鷹の森ジブリ美術館ルートにつきましては、減便で実施をしています。今回、5月18日から行っている減便ダイヤにつきましては、早朝及び夜間の減便、利用者が比較的少ない便を減便しているんですが、ジブリ美術館のところにつきましては、美術館が休館中ですので、日中についても減便をしたダイヤで、今運行しているところでございます。


◯委員(小幡和仁君)  ありがとうございます。実は、三鷹の森ジブリ美術館については休館していたと思うので、その間必要だったのかなとちょっと思ったところもございまして、どういうことだったのかなというふうに、ちょっと思います。
 今のお話を聞いていると、ちょっと減便するだけでも、人件費のところで非常に大きな経費削減効果があるというのを感想として持ったところでございます。ちょっとこういった状況の中では、状況に応じて減便等、あるいはなくすところも含めて、臨機応変に取り組む必要もあるのかなというふうに感じたところなので、引き続きよろしくお願いいたします。
 最後に、学生の自転車駐輪場の利用料金の減免について、対象者が4月1日から5月25日の期間に契約をしている学生さん1,200名と書かれているんですけれども、これ、具体的に減免する額といいますか、期間というのは、これはどういうふうになるんですかね、ちょっとそこを確認したいです。


◯都市交通課長(久保田実君)  減免対象月につきましては、4月及び5月──もちろん4月しか利用がなければ、4月だけの1か月になりますし、4月から5月、両方契約をされている方であれば、4月、5月の2か月分の減免対象というふうにしているところでございます。


◯委員(小幡和仁君)  すみません、あえて言えば、3月から休校にはなっていたと思うんですけれども、そこは入れないという御判断はどういったところから出ましたですかね。


◯都市交通課長(久保田実君)  4月の頭からの判断というところにつきましては、やはり東京都の緊急事態宣言が、発令されたのが4月入ってからとなりましたので、4月1日に遡っての対象期間としているところでございます。


◯委員(小幡和仁君)  ありがとうございます、以上で終わります。


◯委員(粕谷 稔君)  すみません、じゃあ、2点だけちょっと確認をしたいと思います。まず公園なんですが、様々な利用をめぐっては、要望等を3つほど挙げていただいているかと思うんですが、三鷹市に限らず、子どもの利用という部分では、公園の遊具の使用の禁止ということもあって、一定の効果があったのかなと思うんですが、逆に、ちょっと私も近所の公園を見ていますと、報道なんかでもありましたけど、大人の方が飲食店、外食とか、居酒屋さんとかに行けないっていうことで、公園での飲酒に伴うごみっていう部分が非常に増えたのかなという気がするんですが。そうした部分での管理の状況っていうのは、これまでどんなものがあったのか。また、ごみの処理のこと等も含めて、ちょっとお伺いをしたいのが1点。
 あと、今コミュニティバスの部分も様々な御質疑がありましたので、1点だけ。今度の19日を境に国のほうでも、東京都も含めてですけど、県をまたいでの移動という部分の解除というか、今まで自粛警察とか、いろいろなことがあったと思うんですが、飛行場ルートに関してなんですが、特別委員会もあるわけではありますけれども、そのコミュニティバスの部分での、今後、離島を含めた人の移動という部分も出てくるのかなという気がいたしますので、いわゆるコミュニティバスの部分での飛行場との連携とか、見通しという部分が、今後、何か決まっている部分があれば、ちょっとお教えいただきたいと思います。


◯緑と公園課長(高橋靖和君)  公園の使い方の中で、飲酒、食事、そのごみについてなんですけども、委員おっしゃるとおり、確かに実際の先ほどの要望の中でも、ごみということで明記させていただきまして、実際に、食べ物を食べた跡ということで、そういうものがちょっと落ちているということで、何件か頂いているのは確かにあります。
 基本的には、委託清掃業者のほうに、月4回程度、週1回ぐらい見回っていただいて、清掃等をしていただいているところですが、その中で急遽ごみが出た場合については、緑と公園課のほうに御連絡を頂いています。実際には、そんなに多くごみが出たということまでは、緑と公園課のほうには来ていないんですけども、数件、先ほど言ったごみについてということは、確かに食べ物の中ではありました。基本的にやはり食べ物、ただ、缶とか、そういうのも含めて、飲食もあったということで、うちのほうも理解しています。


◯都市交通課長(久保田実君)  委員さんの御指摘のように、確かに調布飛行場からは、伊豆大島だったりとか、新島だったりとか、飛行機の便が出ているところでございます。19日を境に県をまたいだ移動の解除というところで、調布飛行場の利用者も今後増えていく可能性があるというふうに考えております。
 ただ、今のところ、まだ臨時のダイヤを実施しているところですし、また、移動の解除をした後に、すぐに利用者が増えるかどうかというところも、まだちょっと、私どものほうでも見込めない状況ですので、そのような移動の解除等の後の状況を見ながら、そのような対応を進めていきたいというふうに考えているところでございます。


◯委員(粕谷 稔君)  ありがとうございます。そうですね、そうはいっても離島も東京都ですので、非常に人の移動とか、物流も含めてなんですけど、どれだけ変化があるのかということ。また、企画部のマターになるのか分からないんですが、そうした部分の飛行場との連携というか、東京都との連携になろうかと思うんですが、その部分もまた当該の担当の方々にもお願いをしたいなというふうに思います。
 公園なんですが、直接公園課のほうにも、ごみの依頼を頂いているということだったんですが、やっぱり、私も見ていると、お酒とか、弁当箱のごみっていうのがちょっと目立って、個人的にも処理をさせていただいたという経緯もあるんですけど、そうした中で、やっぱり、どうしても子どもがいない時間帯ではあると思うんですが、喫煙を伴うとか、吸い殻も落ちていたりとかということも散見されたかと思います。
 ちょっと所管は違いますけれども、今、受動喫煙防止条例の制定のほうも準備をしていただいているかと思いますので、本当に公園、あれしちゃいけない、これしちゃいけないということをやったら切りがないとは思うんですけど、何かまたそうした部分の気づきが得られるような注意書等も含めて、重々していただいていることとは思うんですけど、またお願いをしていただければというふうに思いますので。
 そうですね、喫煙とか、飲酒という部分、なかなか外に出られないで、そういうところで何人か集まってということもあったようにも伺っておりますので、その辺の早朝・夜の管理という部分は難しい部分はあるかと思うんですけど、例えば近隣の住民にそうした部分、取材していただくとか、苦情の連絡も多々入っているようでございますので、そうした部分、機動力があるような対応をまたお願いしたいと思います。ありがとうございました。


◯委員(土屋けんいち君)  それでは、1点だけ、公園でのマスクの着用についてお伺いしたいと思います。まず、緊急事態宣言中の対応で、利用者への手洗い、マスクの着用、3密の回避、声かけ等を実施したということですけども、この宣言中でもかなり暑い日があったと思います。そのときでもマスクの着用をしてほしいという要請をしたのかという点と、それ以降だと思うんですけど、熱中症予防ということで、今は3取るといって、距離を取る、マスクを取る、水分を取るという、そういう3取るの行動が、コロナウイルス感染、蔓延時の熱中症予防として重要だということが言われております。
 この緊急事態宣言解除後の公園におけるマスクの着用について、どのように市民に指導というか、お願いしていくのか、その点についてお伺いしたいと思います。


◯緑と公園課長(高橋靖和君)  2点、御質問を頂きました。緊急事態宣言中のお子さんたちが遊んでいる状況で、暑い中でマスクをというところだったんですが、基本的には、強制的にマスクをしてほしいということではなくて、例えば遊んで、走っているときは、やはりこのマスクをしていることによって、逆にちょっと息苦しくなったりということがあるので、基本的にほかの方にうつさないようにということを言いながら、マスクということをエチケットとしてやってくださいと、そういうふうな基本スタンスで話をしました。
 その次、緊急事態宣言解除後の熱中症等、そういうふうな予防についてなんですけども、おっしゃるとおり、もうマスクをというところではなくて、基本的には体を壊さないというところで、熱中症にならないということも考えなきゃいけないところがありますので、そこにつきましては、エチケット的なものをやりながら、今緊急事態宣言解除後ですけども、まだ引き続き第2波、第3波ということもあることを頭に入れながら、基本的には人にうつさない、マスクにこだわらずに、せきエチケット、そういうものを含めた指導とかいうことを行っていきたいと思っております。


◯委員(土屋けんいち君)  御答弁ありがとうございます。専門家というか、有識者の方のお話ですと、大人はともかく、子どもは気管が細いということで、マスクを着用していると呼吸困難になってしまう。特に30度を超えるようなときのマスク着用は本当に危険だということで、逆にマスクは外したほうがいいんじゃないかということまで言っております。
 先日、豊田市の小学校の当下校時の傘差しの件も代質で言わせていただきましたけれども、あのときは、雨が降っていなくても、当然距離を取るということで傘を差したらという、すばらしいことだと思うんですけども、傘を差しているときは、マスクを外してもいいよということにしてあるそうです。そのくらい、学校側でもやっぱりマスクをすることの子どもへのリスクを考えているということで、そういう点も十分留意して、今後の公園内でのマスクの着用についても、特に子どもたちへの啓発をどうしたらいいかということを徹底していただきたいと思います。
 マスクをすると、顔の温度、体温が3度ぐらい上がるということなんですよね。その点、啓発について、いかがでしょうか。


◯緑と公園課長(高橋靖和君)  委員がおっしゃるとおり、マスクにこだわらず、感染予防というところの対策を、傘差しとかおっしゃられましたけども、そういうことを、公園だけでなくて、庁内全体で情報共有をしながら、子どもたちの安全確保を図っていきたいと思っています。
 以上です。


◯委員(土屋けんいち君)  よろしくお願いしたいと思います。やはり子どもたちにもそういうことを啓発、徹底していただくとともに、やはり大人にも、市民にも知っていただかないと、先ほど質問があったみたいに、マスクをしていないで公園で遊んでいると、そういう苦情とかが来る可能性もありますので、やはり子どもだけではなく、皆さんにその点を周知していただきたいと思います。よろしくお願いします。


◯委員長(大城美幸さん)  そのほか、質疑ございますか。


◯委員(嶋崎英治君)  確認の意味でお尋ねします。2ページの4、学生の自転車駐輪場等利用料金の減免についてのところの(3)、予定ってなっていますよね。まだ始めていないのか、いつ開始するのかということを確認したいと思います。


◯都市交通課長(久保田実君)  資料の2ページ目、4の(3)、案内発送の時期についての御質問を頂きました。現在、指定管理者のほうで減免の対象となる方のリストの抽出を行っているところでございます。そのリストの抽出が終わりましたら、減免対象となる方に案内状及び必要書類等を発送予定なんですが、抽出が終わり次第、遅くても6月中に発送をさせていただきたいと予定しているところでございます。


◯委員(嶋崎英治君)  分かりました。次に、(4)のところで、まる1のところの説明で、駐輪場でも受付を検討中だということでした。これは、契約している当該の駐輪場ですよね。これも、確定するのはいつ頃なんでしょうか。


◯都市交通課長(久保田実君)  委員のほうから御質問いただきました、駐輪場での減免書類の提出について、今、指定管理者のほうとはほぼ詰め終わって、対応できるという形で確認をしているところです。遅くても、案内状の中には、そのできる、できないのところはしっかりと対象者の方にはお知らせをいたしますので、もう間もなく、最終的に指定管理者のほうと確認をして、対象者の方にその旨を記載した案内状を6月末までに送りたいというふうに考えているところでございます。


◯委員(嶋崎英治君)  分かりました。ありがとうございました。
 以上です。


◯委員長(大城美幸さん)  ほかに質疑ございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 では、以上で都市整備部報告を終了いたします。御苦労さまです。
 休憩いたします。
                  午前11時22分 休憩


                  午前11時23分 再開
◯委員長(大城美幸さん)  委員会を再開いたします。
 所管事務の調査について、本件を議題といたします。
 まちづくり、環境に関すること、本件については引き続き調査を行っていくということで、議会閉会中の継続審査を申し出ることにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 休憩いたします。
                  午前11時23分 休憩


                  午前11時24分 再開
◯委員長(大城美幸さん)  委員会を再開いたします。
 次回委員会の日程については、8月5日午前9時30分といたしたいと思います。その間必要があれば、正副委員長に御一任いただくことにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 その他、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 ないようですので、本日はこれをもって散会いたします。御苦労さまでした。
                  午前11時24分 散会