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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(令和2年総務委員会) > 2020/11/05 令和2年総務委員会本文
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2020/11/05 令和2年総務委員会本文

                  午前9時29分 開議
◯委員長(渥美典尚君)  ただいまから総務委員会を開きます。
 初めに休憩を取って、本日の流れを確認いたしたいと思います。
 休憩します。
                  午前9時29分 休憩


                  午前9時29分 再開
◯委員長(渥美典尚君)  委員会を再開します。
 本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、次回委員会の日程について、3、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認します。
 休憩します。
                  午前9時30分 休憩


                  午前9時31分 再開
◯委員長(渥美典尚君)  委員会を再開いたします。
 企画部報告、本件を議題といたします。
 本件に対する市側の説明を求めます。


◯企画部長・市制施行70周年記念事業担当部長(土屋 宏君)  おはようございます。企画部からの行政報告、本日は2件となります。
 資料のかがみ文を御覧ください。まず、1点目は、まちづくり応援寄附における返礼品の導入についてです。去る11月2日から、市の魅力発信や地域の産業振興、そして来訪者の増加などのきっかけになるように、ふるさと納税の返礼品をスタートさせましたので、その具体的な内容について御報告いたします。
 2点目の、ユーチューブによるシリーズ動画の配信は、様々な広報媒体を活用したメディアミックスの一環として、ユーチューブの三鷹市公式動画チャンネルの内容を拡充いたしましたので、その内容を御報告するものです。
 それぞれ詳細について、担当の課長から御説明させていただきます。


◯企画経営課長(齊藤大輔君)  それでは、私のほうから、資料1について御説明いたします。
 資料1を御覧ください。まちづくり応援寄附における返礼品の導入についてです。初めに、1の導入の考え方です。今回、返礼品の導入に当たりましては、広く三鷹市の取組に共感していただきますよう、寄附金の使い方や魅力的な返礼品を提示することによりまして、魅力発信や産業振興、来訪者の増加などにつなげ、住みたい・住み続けたい・訪れてみたいと思ってもらえるように、積極的なPRを行い、まちの活性化を目指すことを主な目的と捉えています。
 次に、2の導入のステップについてです。最初のステップといたしまして、三鷹の地域ブランドであるTAKA−1をはじめとした魅力的な返礼品を提示する、みたかグルメプラン・みたかグッズプランです。(1)のアにありますように、15の事業者さんから114品を登録していただきました。この114品ですけれども、寄附する方がその金額に応じて選ぶことができるように、いわゆる同じ返礼品の商品であっても、例えば1,000円相当の品、2,000円相当、3,000円相当など、その個数やグレードを変えることなどをしまして、金額に幅を持たせたものを積み上げましたのが、この114品となったものです。開始時期につきましては、先ほど部長からもありましたけれども、イにありますように、11月2日からスタートしております。この事業効果としましては、ウにありますように、事業者さんの売上増加、販路拡大、三鷹市の地場産品の魅力発信という効果につなげていきたいというふうに考えております。
 次の(2)からは、現在調整を進めているもの、また検討しているものとなります。まず、(2)にありますように、ステップ2としましては、市内の観光名所などを巡り、その訪問先での体験や地場産品を手にするような、三鷹独自の体験型の返礼品、みたかアクティブプランを提示していきたいというふうに考えております。
 具体的には、三鷹ゆかりの文学者である太宰 治関連のツアーですとか、国立天文台と連携したアクティブプランを想定しています。ただ、体験型の場合、対面での対応が必要となるため、新型コロナウイルス感染症への対策など、協力団体等の体制が整い次第、順次開始していきたいというふうに考えております。このほか、三鷹の森ジブリ美術館に関連するプランなども、今後調整していきたいというふうに考えております。なお、ウのその他にありますように、市内の店舗等で体験できるボルダリングやレストランでの食事券については、(1)のグルメプラン・グッズプランと併せまして11月2日から開始しております。また、このアクティブプランと食事券を組み合わせることで、三鷹をより楽しんでいただけるようなパッケージも検討していきたいというふうに考えております。
 次に、これは少し先のプランとなると想定しておりますけれども、(3)にありますように、市内の空き家の解消を視野に入れまして、宿泊とアクティブプランをミックスした、みたかステイプランを提示していきたいというふうに考えております。開始時期につきましては、イにありますように、令和3年度からの実施に向けて検討、調整を図っていきたいというふうに考えております。
 2ページ目に移りまして、3のステップ1で提示する主な返礼品です。表の中で、一番上の緑化センターのキウイワインから、その下の太田ふとん店さんの太陽系惑星ミニタオルまでが、TAKA−1店舗の関連商品というふうになっています。また、表の右側の列、対象寄附金額ですけれども、こちらは実際に御寄附をいただく金額をお示ししています。市が返礼品を調達する価格は、この寄附金額の3割以内というふうに決められておりますので、調達価格を割り返した額が寄附金額というふうになります。
 なお、表の下の米印にありますように、現在、庁舎・議場棟などに設置しております足踏み式の消毒のディスペンサー、こういったものについても事業者さんと調整を図っているところでございます。
 次に、3ページ目の4、返礼品提供事業者の募集です。こちら、返礼品を御提供いただける事業者さんについては、今後も随時募集していきます。募集に当たりましては、ホームページや広報のほか、関係団体の協力を得ながら、例えば団体の会報などにも載せていただくなどして周知を図ってまいります。
 最後、5番目のウェブサイトの活用です。これまでと同様に、ふるさと納税ポータルサイト、ふるさとチョイス、こちらを活用していきますとともに、11月2日の返礼品導入に合わせまして、一括代行事業者が運営しますわが街ふるさと納税という、下の別図でお示ししておりますウェブサイトにおきましても、返礼品の紹介や三鷹のふるさと納税の案内を行っております。なお、三鷹市のホームページでは、これらそれぞれ、各ウェブサイトへの案内も掲載しているところでございます。
 私からの説明は以上です。


◯広報メディア課長(鎮目 司君)  資料の2を御覧ください。私からはユーチューブによるシリーズ動画の配信について御説明いたします。市では、メディアミックスの手法によるSNSや動画の活用として、東日本大震災が発災した2011年から公式ツイッターを、2016年からユーチューブ公式動画チャンネルを開設し、運用をしております。当初ツイッターでは、主に空間放射線量の測定結果や防災行政無線の放送内容などを配信し、一方、ユーチューブではテレビ広報番組「みる・みる・三鷹」を配信していましたが、その後、運用方針の改定などにより、配信内容を拡充してまいりました。
 さらに、今年のコロナ禍に伴い取り扱う内容が大きく広がりつつあります。4月から5月にかけて配信した自粛生活を応援する動画や定額給付金のお知らせに関する動画は、再生回数も大変多かったものの、緊急事態宣言の解除後は、そうした一時的な盛り上がりは収束したかのように見えました。しかし、その後、国のマイナポイントの制度開始に合わせて、8月に配信しましたスマートフォンによるマイナンバーカードの申請方法の動画は、今日現在、視聴回数が1万5,000回を超えております。また、9月以降も、最新の防災グッズやアイデアに関する動画、また、三鷹警察署などと協力して制作した交通安全の多発箇所を紹介する動画も視聴回数が伸びてきており、最近では、イベントなどの紹介動画も配信するツイッターのフォロワー数も順調に増えております。
 そこで、こうしたコロナ禍に伴うSNSや動画へのニーズの高まりを踏まえまして、今回、新たに宅配サービス、デリバリー三鷹のシリーズ動画を配信することで、より多くの市民の皆様にデリバリー三鷹の魅力をお伝えするとともに、ユーチューブを利用される市外の皆様にも三鷹の魅力をお伝えすることを目的とするものでございます。
 資料の裏面をめくっていただきますと、既に10月27日に配信済みの動画3本のサムネイルが上段に、中段から下段にかけましては、この後、11月中旬から配信予定の動画のサムネイルを紹介しております。
 私からは以上でございます。


◯委員長(渥美典尚君)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。


◯委員(寺井 均君)  おはようございます。よろしくお願いします。
 資料1のまちづくり応援寄附における返礼品の導入ということで、返礼品、15事業者、114品目ということなんですけども、この選考方法といいますか、どのくらいの応募があったのかなということで、お断りした、採用されなかった事業者とか、商品というのがあったのかどうか、お聞きしたいと思います。
 一問一答でお願いします。


◯企画経営課長(齊藤大輔君)  お断りする事業者といいますか、それぞれ一括代行の事業者さんに営業をお願いしておりますけれども、まず、寄附額の3割以内が調達価格になりますので、それ以内になるような価格の設定、それから、お申込みいただいてから、それぞれの事業者さんに寄附者の方へ発送していただきますので、その発送のときに、例えば食べ物であれば、その賞味期限とか、そういったところは考慮していただくような形でお話しさせていただいておりますので、お断りするというよりは、それに合うようなものを営業の中で探していくというような形になります。
 御提案の中でお断りするというのは、今申し上げたような理由で、この商品に関しては、発送のタイミング、あとは、ふるさと納税の返礼品の条件がございますので、その中でお断りする場合も、もちろん、あったかとは思います。


◯委員(寺井 均君)  お断りした事業者数等、どのぐらいあったのか。


◯企画部長・市制施行70周年記念事業担当部長(土屋 宏君)  すみません、今、最初の段階で商品、御提案も含めて集めてきていると思うんですけれども、その中で、先ほど課長が申し上げたとおり、ふるさと納税の返礼品としての条件が国のほうで決められておりまして、地場産品じゃないといけないとか、三鷹市内で売っていても、作っているのが市外だと駄目だとか、いろいろ条件があるので、そういったものを精査した結果が、今この114品目という形になっているので、具体的にちょっとそれがあったかどうかというところまでは把握はしていないですけれども、考え方としては、そういうものもあり得たのではないかというふうに思っております。


◯委員(寺井 均君)  分かりました。またどこかで確認をしたいと思います。
 導入のステップの(3)でステップ3、みたかステイプランなんですけど、空き家の解消も視野に入れながら、市内での宿泊ということで、これは民泊をするということでいいのかどうか。民泊をするのであったら、例えば条例の制定とか、そういうことを視野に入れているのかどうか、ちょっとお聞きしたいと思います。


◯企画経営課長(齊藤大輔君)  御指摘のとおり、この住宅宿泊事業法、こちらを活用した空き家の宿泊型というものを検討しております。ただ、条例につきましては、この法律に基づいて行う上で、いろいろ事業の方法を精査していきながら検討していきたいと思っておりますので、もうちょっと中身を詰めて事業を組み立てていきたいというふうに考えております。


◯委員(寺井 均君)  ありがとうございます。民泊、これまでもいろいろな議員から質問があって、民泊を進めることも大事だし、それに伴ういろいろなデメリットもあるので、そういうのを注視しながらということもいろいろ議論されたところですので、今後検討だと思いますので、その辺も注意されてお願いしたいと思います。
 4番の返礼品提供事業者の募集で、随時募集するとなっていますが、これは、いつまでと区切るのではなくて、これからそういう御提案をいただいて、もし、さっき言ったいろいろな要件に、賞味期限とか合っていれば、随時、都度、期限を切らないで募っていくということでいいのかどうか。


◯企画経営課長(齊藤大輔君)  今御指摘されたとおりでございます。


◯委員(池田有也君)  では、幾つか質問させていただきます。まず、この11月2日からまちづくり応援寄附が始まっていますけれども、出だしの申込みの状況、盛り上がっているのかどうか、ちょっと知りたいので教えてください。


◯企画経営課長(齊藤大輔君)  現在、今日11月5日の朝の時点ですけれども、1件お申込みがありまして、事業者さんには随時対応していただくことになろうかと思っております。
 以上です。


◯委員(池田有也君)  ありがとうございます。初めてのことで、また、PRもこれからだと思いますので、どんどんPRしてほしいんですけれども、目標金額3,000万円というのは、特に変わりなく、今後も目標としていく予定でしょうか。


◯企画経営課長(齊藤大輔君)  目標金額の今年度の3,000万円は変わらず設定をしていきたいというふうに考えております。


◯委員(池田有也君)  分かりました。ぜひ強気に頑張っていただければと思います。
 1つ、9月の末の時点でこれに参加されている事業者さんのところからちょっと聞いた話で、ぜひ協力してほしいということで、協力して、いろいろ手続をしていく中で、市のほうに何かちょっと相談事で行ったときに、いや、全然知りませんみたいな感じの──最初、商工会さんとやり取りしていたか何かで、その後、市とやったときに、何ですかみたいな話がちょっとあったみたいで。
 多分、商工会と市とサイネックスさんと、いろいろな関わっている方がいる中で、横の連携というのも多少時間はかかる部分がきっとあると思うんですね。その辺、情報共有の体制がどうなっているのかというところと、多分、これ9月時点での話なので、まだスタート時点でなかなか体制が整っていなかった部分も多少あるのかなって、その方もおっしゃっていたんですが、連絡体制というのがどういうふうな感じになっているのか、教えていただきたいと思います。


◯企画経営課長(齊藤大輔君)  9月時点でそういう連絡がちょっと一部行き渡っていなかったということに関しては、申し訳なく思っております。ただ、商工会さん、そのほか関係団体のところにまず御挨拶へ行きながら、三鷹でこういう返礼品を導入していきたいというようなお話をさせていただきながら、そこから各団体さんに加盟している事業者さん、それから市内の事業者さんへという形で、一部、一括代行のサイネックスが営業していただいたりとかっていう形で展開していっておりますので、ちょっと9月ですと、その営業のスタートの時期ともかぶりますので、一部まだ情報が整っていなかったというところはあったかとは思いますけれども、今後、情報共有をしっかりしていきながら進めていきたいというふうには思っております。


◯委員(池田有也君)  ありがとうございます。せっかく参加される事業者さん、気持ちよく参加していただけるように、その辺は今後よろしくお願いいたします。
 続いて、恐らくこの制度的にワンストップ特例の申請というのが市のほうに来ると思うんですけれども、その際の申請と実際の寄附状況のひもづけってどのように管理されているのかというのが、もし分かればお願いいたします。


◯企画経営課長(齊藤大輔君)  寄附状況につきましては、一般的にはウェブサイトから入ってきた寄附者の方の情報については、サイネックスから逐次データが三鷹市のほうに送られてきますので、その情報で寄附していただいた方ということを把握をしている。そのほか、今までどおり、窓口ですとかでの対応というのもミックスしながら対応しておりますので、その点は今までと寄附のやり方とか、管理の仕方というのはさほど変わらないというふうには考えております。


◯委員(池田有也君)  分かりました。ありがとうございます。ぜひこれからのことですので、PRしっかりやっていただいて、期待しておりますので、よろしくお願いいたします。
 以上で終わります。


◯委員(野村羊子さん)  それでは、まず、ふるさと納税のほうから聞きたいと思います。個人的にはふるさと納税の制度そのものは、やっぱりおかしいというふうには思っていますけども、やらざるを得ないというところでは、せっかく予算をかけてやることですから、それなりに反応が出るといいなとは思っています。
 というところで、1つは、さっきの民泊の話ですけれども、空き家の解消も視野に入れながらということは、つまり、空き家を三鷹市が借りてやるのか、どこかの事業者に宿泊できるような空き家の設営というのかな、設備──これ、整えないと人に泊まってもらうことはできないと思うんですけども、あるいは維持管理とか、それについてはどのような方向性というか、どういうふうにしようと思っているのか。この先、だから、それについての予算というのがまた別途かかってくるのかということを確認したいと思います。


◯企画経営課長(齊藤大輔君)  空き家の活用の件ですけれども、基本的には住宅宿泊事業法の枠組みの中で実施していくことを想定しております。ですので、例えば空き家の管理にしましても、住宅宿泊管理業者というのがその法律の中で定めがありますので、そういった枠組みを検討していきながら進めていきたいと考えております。
 また、令和3年度の予算につきましては、今後、これから審議されていくものとなっているかと思いますので、その点は予算協議の中でしっかりとお示ししていきたいなというふうに考えております。
 以上です。


◯委員(野村羊子さん)  つまりね、そうすると、この住宅宿泊管理業者を募集するみたいな、そういうことになるのか、それとも、市が主体となって空き家解消──担当課と連携しながら、どこに空き家があって、使えるのか、使えないのかとか、そういうようなことを市のほうが具体的にやっていくのか、あるいは委託業者がそこまでやるのかというのは、誰が主体になって作業しますか。


◯企画部長・市制施行70周年記念事業担当部長(土屋 宏君)  先ほど課長が申し上げたとおり、制度の枠組みの中で三鷹市らしい、こういうステイプランをどうつくれるかということをこれから考えていきますので、それについてはまだ今後の検討課題だと思っております。


◯委員(野村羊子さん)  分かりました。空き家といっても、非常に活用は難しいというのが現状、調査の中で分かってきていることですので、実際に使うということは、いろいろな形で手を入れる、あるいは手間暇かけなくちゃいけないと思うので、十分注意しながら、逆にマイナスにならないように、寄附を集めるための費用が寄附より大きくなるということでは、やはりずっとマイナス状態になっていくと思うので、そこは細心の注意を払ってやっていただきたいというふうに思います。
 それと、戻りまして、アクティブプランですけども、子どもが楽しめるようなものというのは考えないのかということ。それから、この宿泊型なんかもそうですけども、ジブリは返礼品に使えないというのは分かっていますけども、でも、じゃあ、三鷹に宿泊してジブリ、あるいはジブリで1日楽しんで三鷹に宿泊していただくみたいなことを想定したときに、ジブリに行くための手続をどうしたらいいのかみたいな、そういう御案内もちゃんとしていくというふうなことも必要ではないかと。逆にそのことを明示するみたいなことも必要ではないかと思うんですが、その辺はどうでしょうか。


◯企画部長・市制施行70周年記念事業担当部長(土屋 宏君)  ジブリについては、先ほど、これからジブリ側とも調整しなくちゃいけないというふうに御説明をさせていただきました。どのような形で活用できるかを含めて、このジブリのことに関しては、まだこれからの話だというふうに思っております。


◯委員(野村羊子さん)  そうしたら、次のほうに関わるかもしれませんが、それこそユーチューブでジブリのチケットの取り方紹介みたいな、そんなことをちゃんと誘導しておく。どうしたら行けるのかをちゃんと伝えておくというのも、情報として、今現在、ここへ行って、こうして、こうすれば取れますみたいな、そういうようなこともちゃんと紹介していくっていうことは、1つ、活用する方法として必要ではないかというふうに思いますので、検討していただきたいと思います。
 返礼品の事業者ですけども、今、現状、店でというか、通常販売しているようなものをセットにしていただいてというふうなことだと思うんですけども、何年か前に会派でやはり宮崎のほうに視察に行ったときに、その数をどうするのか、注文とそれに応じた品をどれだけちゃんと用意できるのかというふうなことも含め、逆に数量限定、現在は品切れ中みたいなことをやることで、逆に人気が出たというところもあったり、あるいは事業者がもっともっとやりたいけど、そんないっときにやっても、かえって後で困るようになるんだからみたいなことを、まちと事業者とでやり取りしながら、数であれするみたいなこともいろいろ工夫しながら、あるいは努力しながらというふうなことのお話を伺ったんです。
 今の場合、まだぽつりぽつりという状態なので、多分通常の在庫状況で間に合うとは思うんですが、これはやっぱり数の限定、場合によっては、あるいは返礼品発送には何か月かかりますみたいな、そんなようなことも起こり得るのか。そこまで今想定はし切れないかもしれないけど、どの程度の量を皆さんに用意していただいているというふうなことも、条件の中に入っているのかどうか、その辺の対応を確認したいと思います。


◯企画経営課長(齊藤大輔君)  返礼品の事業者さんへのお話の中で、まずは、やはりお店として無理のない範囲で進めていただく。寄附の申出があった場合に、そのお店屋さんが返礼品をお送りする際の期間についても、お店によっては変わります。もちろん、受注をしてから、そこから生産する場合もありますし、お店にある店頭のものを箱詰めして送る場合もあります。
 ですので、様々な場合が想定されますので、そこはウェブサイト等、こういう場合はこのぐらいお時間がかかりますとかっていうところはコメントとしてお伝えをして、利用者さんに分かるような御説明はしていきたいというふうに考えております。


◯委員(野村羊子さん)  分かりました。こういう時期なので、ちゃんとそれぞれのお店の販売増につながってもらえれば、それはそれでいいなとは思います。
 基本的には、だから、これ、サイトでクレジット決済してというふうなお金の流れで、寄附者はお金を払って待つ。だから、ある意味で取りはぐれは絶対ないんですよねというふうなところも、ちょっと確認したいと思います。


◯企画経営課長(齊藤大輔君)  今御指摘のとおり、寄附していただいた方の入金を確認してから、事業者さんに発送していただくというような流れですので、今の言葉でいうと、取りっぱぐれはないというような形です。


◯委員(野村羊子さん)  GoToとか何とかで、予約をかけてキャンセルするみたいな、そういうトラブルが今すごく相次いているように思うので、そういうことにならないように。せっかく物を作ったのにキャンセルが入るって、やっぱり事業者としてはすごく嫌なので、そこはふるさと納税の中でそういう話はまだ聞いていないように思いますけども、ちょっと丁寧に対応していただければと思います。
 動画のほうの話に行きます。ツイッターにしても、動画にしても、うまくネットを使って若い人たちも含め訴求していただくというふうなことはいいと思います。それで、視聴年齢の傾向というのがありますが、何で見ているかなんていうのは分からないんだよね。パソコンとか、スマホとか、そういった端末のことはよく分からないというようなことはあると思います。この年齢の把握なんですけども、アンケートみたいなことをするのか。どういう形でこれ、年齢の把握をしているのか。年齢以外の把握というのがあるのか。ほかにも、もし把握ができるようなことがあれば、統計を取っているのかどうかというのを確認したいと思います。


◯広報メディア課長(鎮目 司君)  ユーチューブの視聴年齢の傾向について御質問をいただきました。こちらの数字の把握につきましては、ユーチューブにログインをいたしますと管理者の機能というのがございまして、アナリティクスというツイッターと全く同じような機能がついております。そこの画面を展開しますと、視聴者の年齢層とともにチャンネル登録者の年齢層も実は分かります。また、面白いのが、視聴者がどういった時間帯に三鷹市の動画を見ているのか、これも週間で月曜日から日曜日まで、さらにその時間帯、どこが多く見られているか、そういったものもグラフ化されていまして、かなり細かく分析することができます。
 これは当然ユーチューブ側で管理しているツールでございますので、私たちはそれを自由にこれからも見ることができると考えておりまして、新しい動画をつくる際には、必ずそこのアナリティクスのコーナーを見て、分析をした上で、ターゲットがどこの層なのかというのを見定めて、今後も動画をつくっていきたいと考えております。
 以上です。


◯委員(野村羊子さん)  向こうの収集した情報を、向こうが逆に制作者に見せてくれるというふうなことが分かった。それは、データとしてダウンロードできて、こちらのほうで集積することができるんですか。


◯広報メディア課長(鎮目 司君)  今いろいろ試しているんですが、やはり自由には使わせないようになっているようで、例えば印刷をして、こちらで配ろうと考えてみたんです。そうしますと、印刷も簡単にはできないように、やはりいろいろ工夫がされているようなんです。やはり彼らの持っているそういったデータというのは物すごく貴重なものだと思いますので、今後それがどこまで開放されていくのかというのも見定めながらということになろうかと思っています。


◯委員(野村羊子さん)  そうすると、その瞬間のスクリーンショットを撮って確認するくらいということなんですね。逆に言えば、多分金額で契約をすれば、それはそれなりに使えるデータというのはもらえるだろうというふうなことで、そこまでやる意味があるのか、費用対効果も含め検討だと思いますが。取りあえず、そういうのを分析しながらやっていくということは、それはそれでうまくやっていければいいなと思います。
 この動画作成は、これは業者に委託しているんですか、それとも何かこちらでやっているのか。いろいろ、あるいは市民テレビ局みたいにして市民のボランティアグループをつくるとか、そういうようなことはあり得るかもしれないけど、これは現在はどうしていますか。


◯広報メディア課長(鎮目 司君)  ユーチューブの動画制作、今回のデリバリー三鷹のシリーズ動画につきましては、これは見積りを取った上で民間の事業者に委託をしているものでございます。その際に──これまでも当然、動画というのは実際に職員だけでつくっている動画、またはジェイコム武蔵野・三鷹局に委託をしてつくっている動画というものがあったんですが、今回はちょっと切り口を変えたいなというのもありまして、実際に作品をつくっている会社さんをこちらでお調べをして、そこに打診をして、行政での動画の実績というのはなかったんですが、今実際に地上波でやっております、例えば「家、ついて行ってイイですか?」というテレビ東京の番組、御存じかと思うんですが、そうしたレベルの、例えば「モニタリング」ですとか、「月曜から夜ふかし」とか、そういったかなり視聴率もあるような番組を手がけている事業者さんを見つけまして、そこに打診したところ、非常に価格も安いと。機動力もあるということでしたので、一度試してみたいなということで、お話を聞いて、これならば間違いなさそうだということで、お願いをしたという経過がございます。


◯委員(野村羊子さん)  市民からの動画を募集するとか、市民のチームをそれこそ育成するとか、そういうことも今後やっていくと。市民テレビ局がこっちのほうにどんどん進出してもいいんだけど、その辺の連携も含め、うまくやりくりをしていってもらえればいいなと思います。
 それで、もう一つ、マイナンバーカードが今増えていると言っていましたけども、だから、私自身はマイナンバーカード、作らなくていいと思っているのであれですが、それは市民の今のあれですけども。だから、そうしたら、逆に転入手続とかのやり方とか、あともう一つは、ごみの捨て方、分別の仕方みたいな、そういうのもちゃんと、市がやっている事業で、市民に分かってもらったほうがいいようなことも、これからちゃんとピックアップして、それはいつでも使えるものだと思うので、そういうものもやってほしいと思います。
 その辺のアイデアとか、新たなものとか、今後まだまだつくっていくという理解でいいのか、ちょっとその辺もお願いします。


◯広報メディア課長(鎮目 司君)  今後のユーチューブの動画制作について御質問をいただきました。委員おっしゃるように、やはりタイムリーなものがユーチューブには非常に適しておりますので、年末のごみの出し方、もしくは年度末の引っ越しの手続の仕方、こちらは非常にいいヒントをいただいたなと感じております。
 また、庁内でも、先ほどちょっと御紹介をいたしました、都市交通課が三鷹警察署等と連携をしてシリーズ動画を始めておりまして、こちらも短期間に非常に視聴回数が伸びております。こういった庁内でのそれぞれのアイデアみたいなものを自由に出してくださる、今、風土といいますか、雰囲気が出てきていまして、子ども政策部とか、そういうところでは以前から盛んですし、そうしたものを、こちらでも定期的に周知をして、皆さんのアイデアがあれば、こちらでサポートして、それをお互いに生かし合うといった、そういったつくり方もこれからしていきたいなと思っております。
 以上です。


◯委員(栗原けんじ君)  よろしくお願いします。初めに、まちづくり応援寄附についてですが、ステップ1、ステップ2、ステップ3とあるんですけれども、返礼品の現状、2ページ目の中身を見て感じるんですが、三鷹の特徴としては都市農業があるかと思います。JAの関係でいうと、キウイワインのみですかね。やはりステップ2とか、ステップ3の体験型というのを考えたときには、1つ、JAとの協力というのは必要かなというふうに思うんですけども、そういうところからの申入れ、また、このサイネックスなどが取り組んでいる中で検討されたのかという点を確認したいというふうに思います。
 また、ステップ3のステイプランなんですけれども、ちょっとこれから──形がちょっとよく分からないな。心配するというか、よく分からないので、かえって心配が大きくなるんですけども、住宅宿泊事業法に基づいた取組になるということで、これからの制度設計が重要かというふうに思いますが、令和3年度からの実施に向けてということで、実際に来年度以降の寄附、返礼品の事業ということで考えていいのか。この実施時期関係でいうと、来年度──寄附の対象になるのはいつからになるのかという点も確認したいというふうに思います。よろしくお願いします。


◯企画経営課長(齊藤大輔君)  まず初めに、体験型のほうのプランですけれども、様々検討していこうかとは思っておりますので、今、委員御指摘の件につきましても、その1つのアイデアとして、今後、様々な点から検証していきたいなというふうに考えております。
 あと、令和3年度からのステイプランの件ですけれども、こちらも資料のほうに記載のとおり、令和3年度からの実施に向けて検討中ということで、それはもちろん調整が整い次第、このプランの提示につなげていきたいというふうには考えておりますが、これも先ほど来御説明しましたとおり、空き家の解消というものを視野に入れながらということで、検討を進めていきたいというふうに考えております。


◯委員(栗原けんじ君)  これからの事業なので、ステップ3のステイプランなどは本当に未知なる部分かなと思うんですけども、前委員が指摘したように、寄附を得るために取り組む事業が余計な出費というか、大きな支出になるということになっては本末転倒になってしまうので、やはり費用対効果というのをしっかりと、採算が合うという言い方が正しいのかどうか難しいんですけども、寄附に見合った事業を行うのに当たっての適切な費用というのをしっかりと提示して、検証できるようにしていただきたいというふうに思います。
 体験型というところが、イメージを出すこと、これから示されることが重要かと思うんですけども、体験型というと、季節ごとの都市農業における農作物の収穫だとか、返礼品でも三鷹の都市農業で作っている多品種の農産物をしっかりと提供できるような事業にしていく課題が、ちょっとこの返礼品の主なところから見て課題があるなというふうに感じています。今後増やしていくということでもあるので、積極的な働きかけも、紹介しながら、充実させていただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。
 終わります。


◯委員(石井良司君)  報告ですから、あまり質問いたしませんけども、数点お願いしたいと思います。
 まず、応援寄附なんですけども、これはふるなびとか、よく見ると、お肉類とか、お米が人気があって、工業製品だと燕市のハンディーブレンダーとか、あとは、角田市の圧力釜とかっていうのが出ているんですね。それで、そういうところと三鷹市は対抗しなくちゃいけないと、そういうことなんですよね。先ほど説明があったけども、三鷹市も確かにそういう食べ物であったり、ワインがあったりはします。だけども、世界的に、または日本中で有名なものと対抗しなくちゃいけないという中にあって、どのような三鷹市独自の戦略を持って行っていくのか、その点をお聞きしておきたいと思います。
 それと、あと三鷹市にはスバル自動車があります。このスバル自動車には自動車グッズとか、ほかの車にも使える車用のカーテン、または防災グッズ等があると思います。そういうものを、これは確かにスバルの車を買っていただいた方に、または買う方がまたそれを買うのかもしれないけども、そういうものをグッズにするとか。
 または、ここのステップ2を見てみると、体験型の返礼品が多いんですね。それで、三鷹市には割と多くの陶芸家もいるんですよね。また、ジュエリーのデザイナーも何人もいます。そういうところを見ると、例えば陶芸などにおいても、先日まで金沢工芸大学の教授をされている方が三鷹に住んでいて、今、富山にまた行ったり来たりしているんですけど、向こうでも個展をやって、東京都内でも個展をやったりしているんですね。そういう方の指導ではないんだけども、そういう方と一緒に作品を作ったりという、そういう体験なんかも面白いかなと思いますし、また、そういういろいろなジュエリーのデザイナーが創っている彫金等も関係するかもしれないけども、そういうものを一緒にやる体験なんかもいいのではないかなと思うけども、そういう点はどうなんでしょうかということをお聞きしておきたいと思います。
 以上です。


◯企画部長・市制施行70周年記念事業担当部長(土屋 宏君)  圧力釜だとか、そういう有名品が三鷹市にあればいいんですが、現状ではないという中で、どこまでできるかというところは非常に、我々としても苦しい部分だと思います。だからこそ、この商品は商品で始めます。これはやはり商業振興の視点も兼ねて、今回、初めの段階では、どちらかというとグルメプランということで、食べ物のカタログ販売的なイメージが少しあろうかなというふうには思うんですけど、やはりこの次の体験型──ですから、太宰 治、あるいは国立天文台はコアなファンがいる、そういったものについて魅力あるパッケージをお示しするというところに、三鷹市としては力を入れていきたいと。
 だからこそ、今度ジブリ等々もそこの体験型に入ってくることができれば、そこでまたさらに広がりができるかなと思っておりますので、もちろん、この品目を増やすということもこれからやっていきたいんですが、体験型をどう工夫していくかというところを、都市部の中でのちょっと非日常を感じていただけるような、そういった形での返礼品の提示、これから真剣に考えていきたいというふうに思っているところです。
 それから、その体験型ということに関連した、今御提案いただいたような、例えば陶芸だとか、ジュエリーの体験、例えば武蔵野市なんかはビール作りの体験なんていうのを返礼品として設定しております。そういったことが可能かどうかについて、これからこのいわゆるアクティブプランの中で検討できればいいなと思います。
 ただ、その一方で、陶芸家が創ったものを返礼品にできるかどうかというと、三鷹に窯があって、三鷹で創っているならいいけれども、どこか別のところに窯があった場合には、三鷹市の返礼品にはできないだとか、いわゆる地場産品の定義が非常に細かいものがあるようなので、そこに該当するかどうか、そういったところで可能性については、今後考えていければなというふうに思っているところです。
 スバルについて、そういった観点で、スバルでのものをまずスバル側から提供していただけるかどうかということと、それが返礼品として認めてもらえるかどうかと、両方の兼ね合いがありますので、そこについてもちょっとこちらで研究させていただければというふうに思います。


◯委員(石井良司君)  今、陶芸のことがちょっと出ましたので、お話しすると、陶芸には火で焼くのと、あと電気とガスと3つあると思うんですね。そこで、今私が言った方は牟礼におりまして、電気窯もガス窯も2メートル真四角ぐらいの大きなものなんですよ。ですから、相当大きな作品も創れるし、それで、作業場も見ると大分広いんですね。
 ですから、もしかしたら、そういうのができるんじゃないかなという思いがあったもので。それで、その方は忙しいから、どうしても──海外でもよく個展されているけども、今、富山の工芸大学の教授をやっているから、やはり向こうと半々で拠点になっているんですね。三鷹でも大分やっているので、先日も都内であったんですけど、それ、ちょっと私も見に行きましたけど、なかなか面白いのと、あと常に発想を持っているんですね。
 何かをやる場合に、必ずいろいろな発想を持たなくちゃいけないんですよ。だから、そういうものが芸術であるなと思うし、やはりこの返礼品と関連するのは、やはり──相手はすごいところなんですよね。世界的に、日本的に有名なものを返礼品で出しているところだから、やはりいろいろな発想を持って挑戦をしなくちゃいけないと思うんですよ。そういう面では、どういうふうなやり方をやっていくのか。
 ですから、やはりいろいろなものをまず最初にピックアップして、今回はここには114品ということが書いてあるけども、多くのものを出して、それで多くの人を集めて、多くの方に興味を持たせることが大切だと思いますので、そういう点を今後よろしくお願いしたいなと思っております。
 それと、あとは、もう一点、ユーチューブのほうなんですけども、これ、今回見るとデリバリー三鷹が中心、配信内容が6本ということでありますけども、この(3)の周知のところに、シティープロモーションを推進するということでありますけども、このデリバリー三鷹とシティープロモーションという結びつけをどう考えているのかということを、まずお聞きしておきたいと思います。


◯広報メディア課長(鎮目 司君)  今回配信をいたしましたデリバリー三鷹のユーチューブでの配信とシティープロモーションの関わりについて御説明いたします。
 デリバリー三鷹につきましては、7月20日の本格実施以来、かなり多数のメディアに取り上げられております。新聞はもちろんのこと、テレビの地上波でも大きく取り上げられまして、実は10月31日付で共同通信社が主催をして、地方の全国の新聞社と共催をしている地域再生大賞、こちらの東京代表にノミネートされました。先日、速報が入ってまいりまして、大変驚き、また喜んだところなんですけれども。
 そういうこともあって、三鷹市のデリバリー三鷹というのは今非常に──全国とは言いませんが、都内ではかなり本当に有名で、類似した取組が今現在、ほとんどどこにもないそうです。そうしたこともあって、実はこの動画の作成を委託した事業者、これは六本木にあるんですけれども、この事業者さんもニュースで見てよく御存じで、この事業の動画をつくれるということに大変興味を持たれていましたし、ありがたい機会だったと言ってくださいました。
 そういうこともあって、この取組を見ていただきますと、やっぱり市外の皆様にも、ぜひ、三鷹市というのは、やっぱこういう──御存じのように、この仕組みは産業支援だけではなく、学生さんも支援したり、また、1人でお住まいの方の食事も1食から頼めるといった、すごく幅広く支援をできる取組というふうになっておりますので、こういった取組を行う三鷹市は、当然魅力的だというふうに思っていただけるのではないかと、そういう期待も込めて動画をつくっているところでございます。
 以上でございます。


◯委員(石井良司君)  デリバリープロモーションについては分かったんですけども、要するにこれと関連づけて、シティープロモーションもしていきますよということだと思うんですよね。ですから、三鷹市の宣伝、広報、営業活動をして、そして何を求めるかということを聞きたかったんです。
 要するに、これによって三鷹のイメージの向上とか、またはブランドの確立ということが最終的な目標だと思うんだけども、そういう点については、これ、どう関連づけるのかということなんです。要するにシティープロモーションとの関係ということです。


◯広報メディア課長(鎮目 司君)  シティープロモーションの目的の1つに、やはり私は三鷹市に住んでいる市民の皆様が三鷹市に誇りを持てること、いわゆるシビックプライドと呼ばれているもの、そういったものを醸成することが一番大切ではないかなと考えているところです。それと併せまして、もちろん三鷹市が、ほかの三鷹市以外にお住まいの方から見たときに、やはりいいまちなんだなと思っていただけること、この2つの側面を持っていると思います。
 そうしたときに、ユーチューブでの配信というのは世界中から見ることができますので、市民の皆さんはもちろん、市外の方が見ても楽しめるような、そういった動画づくりを努めているという状態でございます。


◯委員(石井良司君)  それは分かるんだけど、要するに三鷹の魅力発信じゃなくて、基本的には、地域なんですよ。地域を基本に考えないと、プロモーションは僕はできないと思うんです。最終的には、三鷹のシティープロモーションですよ。だけども、基本は地域なんですよ。特に三鷹の場合は、市民参加だ、協働だということやってきて、地域を基本的に考えて、それで全体の三鷹市を考えているというようなことなんですよ。
 ですから、そういうプロモーションをしてかないと駄目なわけなんですよね。ですから、そういう意味でも、単なるこれはデリバリープロモーションに終わることなく、地域のまちづくり、要するに市民の意見を聞くことの必要性、また、その地域にある企業の意見を聞くことの必要性、そういうものを含めた中での地域のシティープロモーションをしていると、僕は、その上に三鷹のシティーのプロモーションがあっていいのかなと思うんですけども。
 そういう点、言っていることが分からないのかもしれないけど、そういう点を中心に、要するに市民参加、協働、地域のことをまず考えた上でやっていかないといけないのかなという、そういう思いがありますので。
 企画部長が答えたいそうですから、お願いしたいと思います。


◯企画部長・市制施行70周年記念事業担当部長(土屋 宏君)  今回のこのユーチューブ、デリバリーを選んだというのは、先ほど課長が申し上げたとおり、かなり話題性があるということで、三鷹のことを知ってもらう、三鷹の魅力を知っていただく体制として一番いいのではないかということで選ばせていただきました。
 今後、メディアミックスという考え方の中で、ユーチューブで配信していくのがいいものもあれば、広報紙でお知らせしていくのがいいものもあるし、あるいは新聞等のメディアを使った方法がいいものもあります。何が適切かということをしっかりと考えながら情報発信していくということと、地域での活動、そういったものについても──例えばですけれども、そういう地域での実際の現場でのワークショップだとか、そういったものをお知らせしていくということもあるかもしれませんので、いろいろなやり方を組み合わせながら考えさせていただければというふうに思っております。


◯委員(石井良司君)  分かりました。ありがとうございます。要するに私が言っているのは、地域のイメージアップをする、向上すると同時に、ブランドの確立。せっかく、これ、デリバリー三鷹をやるんだから、これをやればブランドの確立というのは、方向性というか、または、それが確立できるかもしれない。だから、そういう意味でこれはしっかりやってもらいたいのと、それから結びつけられるシティープロモーションをしっかり進めていっていただきたいなという思いで質問しましたので、よろしくお願いしたいと思います。
 以上です。終わります。


◯委員(栗原けんじ君)  ユーチューブによるシリーズ動画の配信なんですけど、作成費用というのはどのぐらい、この6本つくるのにかかったのかということだけ確認しておきたいというふうに思います。その費用は、このデリバリー三鷹の予算の中で、広報費としてつくられるのか、それとも、別の──三鷹のシティープロモーションということでいうと、広報としての費用、予算配分になったのかという点も確認したいと思います。1点、すみません。


◯広報メディア課長(鎮目 司君)  ユーチューブの配信の動画の委託料について御質問をいただきました。こちらの契約金額につきましては、49万7,970円となっております。なお、こちらの支出科目につきましては、テレビ広報番組「みる・みる・三鷹」を制作いたします、テレビ番組等作成委託料のほうから支出をしているものでございます。
 以上でございます。


◯委員(高谷真一朗君)  正副の打合せのときにも、ちょっとユーチューブの件に関しては、頑張ってくださいというふうに応援させていただいたんですが、先ほどの石井委員や野村委員のお話とも同じ着眼点になろうかと思うんですが、この資料2の中で着目すべきは、(4)の視聴年齢の傾向で、65歳以上の方が12%見てくださっているということです。御高齢の方って言っていいのか分かりませんけども、そういった年齢の高い方がこれを見ていただけるというのは非常にありがたいことなんですが、やはりここの割合をさらに上げていくことによって、こういう方々というのはリタイアして地域にいらっしゃる方も多いと思うので、こういった方々の視聴率を上げていくことが、いわゆる三鷹の魅力をさらに広めていただける方向につながると思うんですが、そうした動画をこれからもつくっていただきたいと思います。
 今は、いろんなアイデアを出し合ってくださっているということですけども、そういう高齢者に向けての配信という観点から、それをシティープロモーションにつなげていくというところでは、どうでしょう。


◯広報メディア課長(鎮目 司君)  今後の動画の作成について、視聴年齢層を踏まえた動画づくりについて回答いたします。
 視聴年齢の傾向なんですが、実は本日こちらへ参る前に、再度、管理者画面で確認をしましたところ、この資料2に記載をしております12%という数字から、さらに高齢者の割合が伸びておりまして、今日現在で15.2%でございました。この間、デリバリー三鷹の動画を配信した後も、引き続きやはり高齢者のほうがより伸びている傾向がございます。
 我々も、ここの部分はすごく大事だなと考えておりまして、やはり先ほど企画部長が申しましたように、全世帯に配布している「広報みたか」と、またユーチューブという比較的新しい媒体、こちらの媒体、それぞれ適した内容、また配信時期、そういったものが恐らくあると思っていまして、そこを特に注意深く分析しながら、最適な動画をこれからもアイデア出しをする中で検討していきたいと、そのように考えております。


◯委員(高谷真一朗君)  ありがとうございます。さらに伸びているということで、驚きだなと。私はこういうものが苦手なので、高齢になってもなかなか見れないんじゃないかなというふうに思いますが。これは、三鷹の人だけじゃなくて、いろんなところの地域の人が見てくださって、そういったところの高い年齢層の方が見てくれると、三鷹に移住してみようだとかということ等もあろうかと思いますし、地域にいる率が高いわけですから、御答弁のとおり、そうしたところも視野に入れての展開というものをお願いしたいと思います。
 以上です。


◯委員長(渥美典尚君)  では、以上で企画部報告を終了します。
 休憩します。
                  午前10時31分 休憩


                  午前10時32分 再開
◯委員長(渥美典尚君)  委員会を再開します。
 次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、次回定例会の会期中とし、その間必要があれば、正副委員長に御一任いただくことにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 その他、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 ないようですので、本日はこれをもって散会いたします。
 お疲れさまでした。
                  午前10時33分 散会