■みたか議会だより第333号 第3面■  ▼三鷹市議会ホームページに戻る際には、ブラウザの「戻る」ボタンでお戻りください。 ▽令和4年度決算審査報告の概要 ▼審査報告(要旨)  『令和4年度の本市の予算執行は、一般会計の歳入決算額は784億2千700万円余、前年度比21億7千800万円余、2.7%の減、また歳出決算額は761億1千800万円余、前年度比22億8千300万円余、2.9%の減となり、予算に対する収入率は95・0%、執行率は92・2%であった。また、歳入歳出の差引残額は23億800万円余で、翌年度への繰越財源額を差し引いた実質収支は、21億9千500万円余となった。一方、特別会計を合わせた歳入決算額は1千159億5千万円余で、前年度比12億9千800万円余、1.1%の減、歳出決算額は1千132億3千200万円余、前年度比14億2千400万円余、1.2%の減であり、予算に対する収入率は95・4%、執行率は93・2%となる中での執行となった。このような状況の中で、新型コロナウイルス感染症と物価高騰への対応と支援の継続、「第4次三鷹市基本計画(第2次改定)」に基づく施策の推進、持続可能な自治体経営の推進の3点を市政運営の基本的な考え方に据え、ウクライナへの人道支援、市内産農産物の活用促進に向けた取組、インクルーシブ遊具の整備、みたかバスネットの抜本的な見直し、「星空の街・あおぞらの街」全国大会の開催、休日診療所・休日調剤薬局等の一体的整備、スクール・コミュニティの実現に向けた学校3部制のモデル実施、吉村昭書斎の整備、「みたか地域ポイント」の試行実施など、基本構想が掲げる「人間のあすへのまち」の実現に向けて、「高環境・高福祉のまちづくり」を進めたところである。また、地方自治法第150条第2項の規定により、指定都市以外の市区町村は内部統制制度の整備が努力義務とされている中、本市においては、今後も自治体に求められる社会的な要請に応えつつ、質の高い行政サービスを提供するために、「三鷹市適正事務管理制度」として体制を整備し、令和4年4月から運用を開始した。この取組に当たっては、各部課で自己評価・自己点検を実施するなど、財務事務を中心にさらなる適正な事務執行を確保するための環境整備が進められるとともに、その結果については、監査委員の意見を付して議会に報告が行われたところである。今後も事務の執行に当たっては、引き続き適切なリスク管理を行い、正確かつ適正な執行を確保することにより、市民に信頼される市政の実現を目指すことを期待するものである。本委員会は、このような状況を踏まえつつ、令和4年度における予算執行とその行政効果等について、鋭意審査を進めた結果、本決算議案についてはいずれも原案を認定すべきものと決定した。』  委員会は次の附帯意見を付し、市理事者に対して、それらに十分配慮した市政の執行を要望しました。 ▼附帯意見 ◇一般会計〔歳入〕 1 国からの各種補助金については、普通地方交付税の交付・不交付にかかわらず補助するよう、国に対して強く働きかけること。また、東京都市町村総合交付金については、経営努力をしている地方自治体に不利にならないよう、東京都に対して引き続き強く働きかけること。 2 ふるさと納税制度については、普通地方交付税不交付団体が受けている制度上の不利益を見直すように国に働きかけること。 ◇一般会計〔歳出〕 ◆総務費 1 職員定数の適正な管理については、コロナ禍において臨時組織の設置や職員の兼務体制などが必要となったことを鑑み、職員定数の見直しや職員体制の充実・強化を図ること。 2 適正事務管理制度については、外郭団体や財政援助団体へ本手法の活用を働きかけること。 ◆土木費 1 三鷹駅南口中央通り東地区再開発事業に当たっては、地権者との合意形成を図りながら、防災・減災の視点からもスピード感を持って計画策定・事業化に引き続き取り組むこと。 ◆教育費 1 学校3部制の推進に当たっては、より多くの人に運営に携わってもらえるよう、地域住民への周知啓発に努めるとともに、安全確保のため校内のセキュリティー体制の強化を図ること。また、第2部については、魅力ある先進的な事業となるよう民間の活用も視野に入れること。 ◇【決算審査特別委員】 委員長  土屋けんいち 副委員長 大倉あき子 成田ちひろ 谷真一朗 伊沢けい子 池田 有也 栗原けんじ ▽監査委員の意見  審査に付された一般会計をはじめ、各特別会計の歳入歳出決算書、歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書及び各基金の運用状況を示す書類、下水道事業会計の決算書及び決算附属書類は、重要な点において、法令に適合し、かつ正確であると認められた。  厳しい財政状況下にあって、各部における主体的な経営努力により限られた財源を有効に活用し、計画した諸事業を実施してきたことを評価する。更なる事業見直しや経費削減を継続するとともに、適正事務管理制度の着実な運用に努め、市民から信頼される市政運営に取り組まれたい。 ▽委員会の活動 令和5年7月から9月 ▼総務委員会 ◇8月9日 【行政報告】  みたか地域ポイント事業について  ボランティア市民カメラマンについて  情報基盤システム等の更新について  市民参加でまちづくり協議会について ◇9月11日 【議案】  令和5年度三鷹市一般会計補正予算(第5号)  =原案可決 【行政報告】  三鷹駅前地区まちづくり及び国立天文台周辺地区まちづくりに係る推進体制について  みたか太陽系ウォークスタンプラリーの開催について  適正事務管理制度の運用について  三鷹市国民保護計画の変更について  各種証明書の郵送請求に係るクレジットカード決済の導入時期の変更について ◇9月29日  総務委員会審査報告書の確認について ▼文教委員会 ◇8月2日 【行政報告】  令和5年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価(令和4年度分)報告書について  令和4年度(2022年度)三鷹市立図書館の基本的運営方針に基づく点検・評価  SUBARU総合スポーツセンタースポーツ教室料金改定について  ほか1件 ◇9月14日 【行政報告】  令和6年度使用小・中学校教科用図書及び小・中学校教育支援学級用教科用図書について  三鷹市立小・中学校校庭危険物等調査除去業務中間報告について  第四小学校及び中原小学校のアスベストについて ▼厚生委員会 ◇8月3日 【行政報告】  三鷹市一小学童保育所A・B及び三鷹市北野小学童保育所A・Bの指定管理者の公募について  子育て支援ニーズ調査及び子育てに関する生活実態調査について  保育所施設整備に係る補助金の過大支給について ◇9月13日 【陳情】  健康保険証を存続するよう、国に意見書提出を求めることについて  =採択 【行政報告】  「第三期三鷹市障がい者(児)計画」の策定に向けた検討状況について  「三鷹市高齢者計画・第九期介護保険事業計画」の策定に向けた検討状況について  調布基地跡地福祉施設整備事業について  保育所施設整備に係る補助金の過大受給について ◇9月29日  厚生委員会審査報告書の確認について ▼まちづくり環境委員会 ◇8月7日 【行政報告】  第4期三鷹市地球温暖化対策実行計画(第1次改定)素案について  (仮称)まちづくり拠点形成計画(立地適正化計画)(検討案)について  用途地域等の一括変更等について  コミュニティ交通実証運行における評価・検証について  三鷹市交通ネットワーク全体構想(骨子案)について  ほか1件 ◇9月12日 【議案】  議会の議決に付すべき定期借地権の設定を伴う土地の貸付け又は借入れに関する条例  =原案可決 【請願】  2024年問題によるトラックドライバーのさらなる処遇改善のため、貨物自動車限定の高速道路料金負担の見直しを求める意見書の提出を求めることについて  =不採択 【行政報告】  三鷹市公共施設等総合管理計画の一部見直しについて  コミュニティ交通実証運行について  三鷹市農業振興計画2022(第4次改定)策定について  施設栽培用肥料購入費用支援の拡充について  第四小学校及び中原小学校のアスベストについて  井口特設グラウンドの土地利用について ◇9月29日  まちづくり環境委員会審査報告書の確認について ▼東京外郭環状道路調査対策特別委員会 ◇9月22日 【行政報告】  外環事業に係る取組み状況について ▼調布飛行場安全利用及び国立天文台周辺地域まちづくり特別委員会 ◇9月22日 【行政報告】  調布飛行場における米軍ヘリコプターの緊急着陸について  国立天文台周辺のまちづくりに係る推進体制について  国立天文台周辺地域土地利用基本構想策定に向けた基本的な考え方(案)について  国立天文台周辺のまちづくりの進捗状況について  ほか1件 ▼三鷹駅前再開発及び市庁舎等調査検討特別委員会 ◇9月25日 【行政報告】 三鷹駅前地区のまちづくりに係る推進体制について   ▽「声の議会だより」をご利用ください  本紙の内容をカセットテープ及びデイジー版CDに録音した「声の議会だより」を発行しています。ご希望の方にお届けしていますので、議会事務局までご連絡ください。 ■三鷹市議会■ 〒181-8555 三鷹市野崎一丁目1番1号 電話 0422-44-0249 FAX 0422-45-1031 三鷹市議会ホームページ https://www.gikai.city.mitaka.tokyo.jp/ Copyright (C) Mitaka City. All rights reserved.