■みたか議会だより第320号 第3面■  ▼三鷹市議会ホームページに戻る際には、ブラウザの「戻る」ボタンでお戻りください。 ▽令和元年度決算審査報告の概要 ▼審査報告(要旨)  『令和元年度の本市の予算執行は、一般会計の歳入決算額は732億3千500万円余で、前年度比36億2千900万円余、5.2%の増、また歳出決算額は720億1千300万円余、前年度比43億1千万円余、6.4%の増であり、予算に対する収入率は96.3%、執行率は94.7%であった。また、歳入歳出の差引き額は12億2千200万円余で、翌年度への繰越財源額を差し引いた実質収支は、11億2千200万円余となった。一方、全会計における歳入決算額は1千125億5千100万円余で、前年度比36億2千900万円余、3.3%の増、歳出決算額は1千110億1千200万円余、前年度比41億8千400万円余、3.9%の増であり、予算に対する収入率は96.9%、執行率は95.6%となる中での執行となった。このような状況の中で、「第4次三鷹市基本計画」の第2次改定と個別計画改定の有機的な連携による効果的な施策の展開、市民サービスの質の向上を支える行財政基盤の確立を市政運営の基本的な考え方に据えつつ、「補正予算編成にあたっての市政運営の基本的な考え方」で示した施策に取り組み、基本構想が掲げる「人間のあすへのまち」の実現に向けて、「都市再生」「コミュニティ創生」「安全安心」「子ども・子育て支援」「健康長寿社会」「セーフティーネット」などに取り組んだ。なお、当該決算年度は、台風第19号による豪雨に伴い、本市としては初めてとなる避難所開設を行ったほか、新型コロナウイルス感染症拡大に対応するため、三鷹市新型コロナウイルス感染症対策本部を設置し、自然災害のみならず感染症対策を踏まえた都市の在り方が問われることとなった。本委員会は、このような状況を踏まえ、令和元年度における予算執行とその行政効果等について、鋭意審査を進めた結果、本決算議案についてはいずれも原案を認定すべきものと決定した。』  委員会は次の附帯意見を付し、市理事者に対して、それらに十分配慮した市政の執行を要望しました。 ▼附帯意見 ◇一般会計〔歳入〕 1 ふるさと納税の減収補填措置をはじめとする普通地方交付税不交付団体に対する不利益な取扱いについては、引き続き国に対して改善を強く働きかけること。 2 国からの各種補助金については、補助率が低く設定されるなど地方交付税不交付団体が不利にならないよう、国に対して引き続き強く働きかけること。また、東京都市町村総合交付金については、経営努力をしている地方自治体に不利にならないよう、東京都に対して引き続き強く働きかけること。 ◇一般会計〔歳出〕 ◆総務費 1 災害に強いまちづくりに向けた計画等の策定・見直し、施設整備等に当たっては、近年の台風被害の甚大化なども踏まえ、より一層迅速に取り組むこと。 2 公共施設については、防災拠点として必要な役割、機能など、平常時及び災害時の両面から検証を行い、早急な対応に取り組むこと。 ◆民生費 1 幼児教育・保育の無償化については、地方自治体の負担が増えることがないよう国・東京都に働きかけること。 2 学童保育所における待機児童の早期解消に向けた緊急対応に当たっては、新たな施設整備にこだわることなく、既存の公共施設の効率的な利用や空き家等の地域資源の活用など、機動性を持った取組を積極的に進めること。 ◆衛生費 1 新型コロナウイルス感染症への対策に当たっては、国・東京都の対応状況を注視し、必要な施策に迅速に取り組むこと。 ◆消防費 1 災害時において、市民が取るべき行動や対応を速やかに取れるよう、災害情報の迅速かつ正確な伝達に努めること。 2 台風第19号による風水害の課題を踏まえ、野川をはじめとする市内河川の適切な管理及び災害時の備えとしての監視体制強化については、国・東京都と緊密に連携するとともに、必要に応じて支援を要請すること。 ◆教育費 1 学校施設の長寿命化については、「新都市再生ビジョン(仮称)」策定の中で優先的に取り扱うよう考慮すること。 ◇【決算審査特別委員】 委員長  後藤 貴光 副委員長 赤松 大一 吉沼 コ人 谷口 敏也 野村 羊子 吉野 和之 栗原けんじ ▽監査委員の意見  審査に付された一般会計をはじめ、各特別会計の歳入歳出決算書、歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書及び各基金の運用状況を示す書類は、重要な点において、法令に適合し、かつ正確であると認められた。  厳しい財政状況下にあって、各部における主体的な経営努力により限られた財源を有効に活用し、計画した諸事業を順調に実施してきたことを評価する。「三鷹市都市経営アクションプラン2022」の取り組みを進め、更なる事業見直しや経費削減、新たな財源確保を図り、市民が求める施策を効率的・効果的に実現されたい。 ▽委員会の活動 令和2年7月から9月 ▼総務委員会 ◇8月3日 【行政報告】  「各部の運営方針と目標」(令和2年度)について  =企画部、総務部、市民部  新型コロナウイルス感染症 三鷹市緊急対応方針に基づく企画部の取組状況  三鷹市障がい者活躍推進計画(案)について  避難所における新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン(素案)について ◇9月9日 【議案】  令和2年度三鷹市一般会計補正予算(第7号)  三鷹市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例  =以上2件、原案可決 【行政報告】  防災都市づくり方針(仮称)の基本的な考え方【中間まとめ】  新型コロナウイルス感染拡大の防止に向けた主な取組状況  まちづくり応援寄付における返礼品の導入  新たな行政評価制度の構築に向けた取り組み  情報セキュリティに関する取り組み  Wi―Fi環境の整備に関する取り組み  三鷹市特別定額給付金事業について ◇9月30日  総務委員会審査報告書の確認について ▼文教委員会 ◇8月6日 【行政報告】  「各部の運営方針と目標」(令和2年度)について  =教育部、スポーツと文化部  新型コロナウイルス感染症 緊急対応方針に基づく取り組み状況について  令和2年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価(令和元年度分)報告書について  西部図書館改修工事に伴う休館と代替サービスについて  移動図書館ひまわり号巡回ステーションの見直しについて  新型コロナウイルス感染症に関する対応について  ほか1件 ◇9月14日 【行政報告】  新型コロナウイルス感染症 緊急対応方針に基づく取り組み状況について  令和3年度使用小・中学校教科用図書及び小・中学校教育支援学級用教科用図書について  新型コロナウイルス感染症に関する対応について  「太宰治展示室 三鷹の此の小さい家」について ▼厚生委員会 ◇8月7日 【行政報告】  「各部の運営方針と目標」(令和2年度)について  =健康福祉部、子ども政策部、市民部、生活環境部  新型コロナウイルス感染症 緊急対応方針に基づく主な取組  新型コロナウイルス感染症対策について  国保財政健全化変更計画について      新型コロナウイルス感染症 緊急対応方針の取組状況について ◇9月11日 【行政報告】  子ども食堂等運営支援事業の拡充について  高山小学童保育所D(仮称)の開設について  「ふたご家庭支援事業」について ▼まちづくり環境委員会 ◇8月5日 【行政報告】  「各部の運営方針と目標」(令和2年度)について  =生活環境部、都市整備部、都市再生部  新型コロナウイルス感染症 緊急対応方針の取組状況について  三鷹市下水道再生計画の改定について  令和元年度三鷹台駅前周辺地区まちづくりワークショップの開催結果について  駐輪場料金改正後フォローアップ調査の結果について  三鷹駅東側バス降車場の工事実施及びジブリ美術館ルートのルート変更について  宮下橋架替工事の現状について ◇9月10日 【議案】  三鷹市受動喫煙防止条例  =原案可決 【行政報告】  令和2年度三鷹市プレミアム付商品券事業について  「星空の街・あおぞらの街」全国大会の開催候補地の決定について  みたかシティバスのダイヤ改正について  防災都市づくり方針(仮称)の基本的な考え方(中間まとめ) ◇9月30日  まちづくり環境委員会審査報告書の確認について ▼東京外郭環状道路調査対策特別委員会 ◇9月23日 【行政報告】  「各部の運営方針と目標」(令和2年度)について  =都市再生部  外環事業に係る取組み状況について ▼調布飛行場周辺利用及び安全対策特別委員会 ◇9月23日  議会閉会中継続審査申出について ▼三鷹駅前再開発及び市庁舎等調査検討特別委員会 ◇9月24日 【行政報告】  「各部の運営方針と目標」(令和2年度)について  =都市再生部 ▽「声の議会だより」をご利用ください  三鷹市議会では、目の不自由な方を対象に、本紙の内容をカセットテープ及びデイジー版CDに録音した「声の議会だより」を発行しています。ご希望の方に郵送でお届けしていますので、ご利用ください。また、お知り合いで希望する方がいらっしゃいましたら、議会事務局をご案内ください。 ■三鷹市議会■ 〒181-8555 三鷹市野崎一丁目1番1号 電話 0422-44-0249 FAX 0422-45-1031 三鷹市議会ホームページ https://www.gikai.city.mitaka.tokyo.jp/ Copyright (C) Mitaka City. All rights reserved