■みたか議会だより第294号 第7面■  ▼三鷹市議会ホームページに戻る際には、ブラウザの「戻る」ボタンでお戻りください。 ▽常任委員会管外視察  三鷹市議会では、全国の自治体で実施されている特色ある施策や先進事例を視察し、今後のまちづ くり等の参考とするため、各常任委員会で管外視察を行っています。視察の成果は、今後の委員会活 動はもとより、市行政に反映させていきます。なお、管外視察結果報告書の詳細な内容については、 市議会ホームページ「委員会の結果」ページ下部の「常任委員会管外視察結果」からご覧になれます。 ▼≪常任委員会管外視察≫ ◇総務委員会 10月15日から10月16日 蒲郡市(愛知県) 蒲郡市空き家等適正管理条例 焼津市(静岡県) 焼津市消防防災センター防災学習室、自主防災組織(防災会) ◇文教委員会 10月27日から10月28日 釜石市(岩手県) 防災教育 仙台市(宮城県) 新たな防災教育 ◇厚生委員会 10月20日から10月21日 北九州市(福岡県) 放課後児童対策の拡充 生駒市(奈良県) 地域ケア会議の取り組み ◇まちづくり環境委員会 10月7日から10月8日 三条市(新潟県) 産業振興施策 長岡市(新潟県) 中心市街地活性化事業 ▼総務委員会 ◇蒲郡市(愛知県) ◆蒲郡市空き家等適正管理条例  本市では、近年増加傾向にある空き家の一部が適正に管理されておらず、周辺の住環境に衛生上等 の悪影響を与えていることから、空き家の実態調査や所有者等へのアンケート調査、プロジェクト・ チームの設置など、空き家等の適正管理に関する基本的な考え方や必要な施策について庁内関係部署 と検討を進めてきました。そして平成26年度は、空き家等に関する情報の適正管理に向けた取り組み を進めているところです。そこで、良好な住環境を維持・保全し、安全で安心して暮らせるまちづく りの参考とするため、先進事例である蒲郡市の蒲郡市空き家等適正管理条例について視察しました。 ◇焼津市(静岡県) ◆焼津市消防防災センター防災学習室 ◆自主防災組織(防災会)  本市では、平成25年6月に改正された災害対策基本法に基づく地域防災計画の改定や自主防災訓練 の実施等による防災力の向上を図るとともに、NPO法人三鷹ネットワーク大学推進機構と連携して、 市民による地域の防災リーダー育成に努めています。また、市内の7つのコミュニティ住区を単位と した自主防災組織においては、救急救命実技訓練や可搬ポンプの運用訓練など防災に対する知識や技 術の向上を図る訓練や研修会などを行うことにより、市民の防災意識の啓発、町会・自治会などの防 災組織の育成に努めています。そこで、市民の自助と地域の共助による防災力の強化の参考とするた め、先進事例を視察しました。 ▼文教委員会 ◇釜石市(岩手県) ◆防災教育 ◇仙台市(宮城県) ◆新たな防災教育  本市では、地域防災計画において、震災等災害発生に向けた事前の備えとして、教育委員会及び学 校等における関係職員及び児童・生徒に対する地震防災教育の実施を対策の一つに掲げています。ま た、教育委員会が定める学校教育の基本方針においては、安全で快適な充実した教育環境の整備を目 標の一つに掲げ、児童・生徒への安全教育、防災教育のより一層の充実を図り、危険を予測し回避す る能力と非常時に備え、自らの安全を確保する力を育てることとしており、その具体的な取り組みと して、指導資料・教材を活用した防災教育の充実や中学校3年生を対象とした普通救命講習の実施、 あわせて各校における危機管理マニュアルに基づいた危機管理体制の構築等を推進しているところで す。そこで、防災における自助・共助の重要性を自覚し、児童・生徒の主体的な判断力・行動力等の 定着を目指す今後の防災教育のあり方の参考とするため、自分の命は自分で守ることができる力を児 童・生徒に身につけさせることで、東日本大震災において「釜石の奇跡」と呼ばれる避難行動を生み 出した釜石市の津波防災教育の取り組みについて視察するとともに、東日本大震災による教訓等を踏 まえ、児童・生徒が生涯にわたって必要な防災能力を習得できるよう、学校における防災教育のあり 方について根本的な見直しを行い、新たな視点で防災教育を推進している仙台市の取り組みについて 視察しました。 ▼厚生委員会 ◇北九州市(福岡県) ◆放課後児童対策の拡充  本市では、学童保育所や地域子どもクラブ等の放課後支援対策の充実と安定的な運営の推進に向け て、子どもたちが遊びや学習を通じて仲間づくりや社会参加ができるよう、三鷹市子どもコミュニテ ィ推進計画に基づき、地域、学校、家庭が一体となり子どもたちの放課後等の活動の拠点づくりに取 り組んでいます。また、学童保育所のサービスの向上と地域子どもクラブの活動の充実を図り、相互 の連携を進めています。学童保育所については、通所児童の安全、待機児解消、施設の老朽化等の視 点から計画的に整備を進めています。そこで、今後の放課後児童対策の取り組みの参考とするため、 北九州市の放課後児童対策の拡充について視察しました。 ◇生駒市(奈良県) ◆地域ケア会議の取り組み  本市では、すべての高齢者が、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けることができるよう、利 用者のニーズに合わせ、医療・介護・予防・住まい・生活支援のサービスが一体的に提供される地域 包括ケアシステムの構築に向けて、地域包括ケア会議モデル事業を実施しています。具体的には、地 域包括支援センターが主体となり、多職種で構成された会議を開催し、地域課題の抽出・分析等を行 うとともに、個別困難事例の解決に取り組む中で、地域に共通した課題の明確化や地域資源の開発・ ネットワーク化を進めています。そこで、今後の地域包括ケア会議のあり方を検討する参考とするた め、生駒市の地域ケア会議の取り組みについて視察しました。 ▼まちづくり環境委員会 ◇三条市(新潟県) ◆産業振興施策  本市では、三鷹市産業振興計画2022において目標とする都市像を「産業と生活が共生する都市」と し、優良企業の誘致、商店街振興と新たな地域コミュニティの創生を図る買い物環境の整備、SOH O事業者の集積、三鷹ブランド戦略の展開などの諸施策を民学産公の協働で推進しています。そこで、 本市の産業振興施策の推進の参考とするため、先進事例である三条市における産業振興施策について 視察しました。 ◇長岡市(新潟県) ◆中心市街地活性化事業  本市では、持続可能な都市の創造に向けて、環境保全や経済性に配慮した都市構造・都市空間の更 新・再生が必要となっていることから、市街地再開発事業や住宅・民間建築物における耐震化の促進、 公共施設の整備・再配置や耐震化などを進めています。特に、三鷹駅前地区の再開発については、 「安全と安心のまちづくり」「都市の活性化」「良好な市街地の形成」「まちの個性の創出」という 基本的な視点に加え、バリアフリーや協働の視点を踏まえ積極的に取り組んできました。現在、三鷹 駅南口中央通り東地区再開発事業において、都市再生機構を中心とした地元協議会で検討を進めると ともに、同駅南口西側中央地区において、駅前広場との一体的な再開発に向けた協同ビル建設の事業 化の支援に取り組んでいます。そこで、本市の表玄関のシンボルとなる両地区を初めとした再開発事 業の推進の参考とするため、先進事例である長岡市における中心市街地活性化事業について視察しま した。 ■三鷹市議会■ 〒181-8555 三鷹市野崎一丁目1番1号 電話 0422-44-0249 FAX 0422-45-1031 三鷹市議会ホームページ http://www.gikai.city.mitaka.tokyo.jp/ Copyright 2007 Mitaka City Assembly. All rights reserved.