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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(平成30年まちづくり環境委員会) > 2018/08/08 平成30年まちづくり環境委員会本文
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2018/08/08 平成30年まちづくり環境委員会本文

                  午前9時29分 開議
◯委員長(土屋健一君)  おはようございます。ただいまから、まちづくり環境委員会を開きます。
 初めに、休憩をとって本日の流れを確認いたしたいと思います。
 休憩いたします。
                  午前9時29分 休憩



                  午前9時30分 再開
◯委員長(土屋健一君)  委員会を再開いたします。
 本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、管外視察について、3、次回委員会の日程について、4、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 市側が入室するまで休憩いたします。
                  午前9時31分 休憩



                  午前9時33分 再開
◯委員長(土屋健一君)  委員会を再開いたします。
 都市整備部報告、本件を議題といたします。それでは、本件に対する市側の説明を求めます。


◯都市計画課長(田中元次君)  おはようございます。私のほうから、三鷹台駅前周辺地区の都市計画決定・変更の考え方について、説明のほうをさせていただきます。
 資料1、1ページをごらんください。1、都市計画決定・変更についてです。平成30年7月に確定した三鷹台駅前周辺地区まちづくり推進地区整備方針を受け、都市計画決定及び変更を行ってまいります。(1)、都市計画道路についてです。三鷹都市計画道路3・4・10号三鷹台駅井の頭線の都市計画道路を廃止してまいります。(2)、地区計画についてです。三鷹台駅前周辺地区地区計画の都市計画決定を行います。位置については、井の頭一丁目及び二丁目地内です。面積は約60ヘクタール、地区整備計画として地区施設などを位置づけていきます。
 資料1、2ページ、三鷹台駅前周辺地区の都市計画決定変更概略図をごらんください。青色でお示ししている箇所が地区計画区域になります。黄色でお示ししているところが廃止する三鷹都市計画道路3・4・10号三鷹台駅井の頭線になります。赤色でお示ししているところが地区整備計画区域になります。緑色でお示ししているところが地区施設になります。駅前小広場、駅前広場、区画道路。区画道路については、現在整備しております市道第135号線を位置づけてまいります。
 資料1、1ページにお戻りください。2、都市計画決定・変更の手続の予定です。次回の都市計画審議会を10月に予定しておりますが、ここで素案の報告を行い、御意見をいただき、原案を策定いたします。その後、10月に原案の公告・縦覧を行います。さらに、原案に関する説明会を10月下旬に行うとともに、並行して原案に対する意見書の募集を10月から11月に行い、市民の皆さんからの御意見をいただき、御意見を反映した後、都知事協議を行い、案を決定してまいります。平成31年1月に案の公告・縦覧を行います。あわせて案に対する意見書の募集を1月に行い、市民の皆さんからの御意見を反映し、2月に予定しています都市計画審議会に諮問したいと考えています。
 3、今後の進め方についてです。引き続き、市民の皆さんと三鷹台駅前周辺地区の商業やまち並みのあり方について意見交換を行い、改めて三鷹台駅前通り周辺の用途地域及び地区計画の変更について検討を進める予定としております。
 説明については以上になります。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  それでは、「東京における都市計画道路の在り方に関する基本方針 中間のまとめ」について、資料2のほうで御説明いたします。
 ページをちょっとおめくりいただきまして、中間のまとめ、目次をごらんください。章立ては3章で構成されております。第1章は、都市計画道路を取り巻く現状と今後の見通し、第2章は都市計画道路のあり方、第3章は今後の進め方となっております。
 それでは、1ページをごらんください。第1章、都市計画道路を取り巻く現状と今後の見通しです。1の都市計画道路の整備状況です。東京都と26市2町及び特別区は、都市計画道路の整備を計画的・効率的に進めるため、おおむね10年間で優先的に整備すべき路線を示した事業化計画を策定し、事業の推進に努めてまいりました。下段、図−2のとおり、平成28年度末時点の整備状況ですが、区部においては65%、多摩地域においては61%が完成済みとなる予定となっております。
 8ページをごらんください。第2章、都市計画道路のあり方です。1の背景です。第四次事業化計画に基づき、優先整備路線等の整備を推進することにより、2040年代には都市計画道路の約8割が完成する時代を迎えることとなります。その一方で、優先整備路線に選定しなかった都市計画道路については、その必要性は確認しているものの、事業着手まで期間を要することとなり、都市計画法による建築制限がさらに長期化することが想定されます。こうしたことから、整備すべきものは整備し、見直しすべきものは見直すとの基本的な考え方に基づき、優先整備路線等を除く未着手の都市計画道路のあり方について、東京都と26市2町及び特別区は共同で検討を進めています。
 9ページをごらんください。2、検討対象です。本方針では、第四次事業化計画の将来都市計画道路ネットワークの検証で必要性が確認された路線のうち、優先整備路線として選定しなかった未着手の都市計画道路を検討対象としています。
 10ページをごらんください。本方針では、広域的な道路──都が主な都道として整備・管理が必要と考えている道路と、地域的な道路──こちらは広域的な道路以外の道路ですが、に分けて検証を行います。検討対象につきましては、11ページのとおりです。
 13ページをごらんください。4の検討フローです。14ページ、表−3に記載しております4つの検証項目を新たに設け、計画内容を検討します。
 15ページをごらんください。5の具体的な検証事項です。(1)、概成道路における拡幅整備の有効性の検証です。概成道路とは、都市計画道路のうち計画幅員までは完成していないが、現況幅員が多摩地域においては8メートル以上の道路です。概成道路の中には、都市計画道路に求められる機能をおおむね満たしている区間もあれば、車道部や歩道部が狭く、さまざまな課題が生じている区間もあります。
 16ページをごらんください。(イ)、検証の視点をごらんください。都市計画道路に求められる機能に着目し、概成道路の車道部・歩道部、それぞれの構成要素に対して道路構造条例等の基準に当てはめ、現道幅員の評価を行います。さらに、歩行者の状況と地域の実情も踏まえ、計画存続、あるいは計画変更、縮小を検討いたします。
 19ページをごらんください。(2)、交差部の交差方式等の検証です。アの立体交差、20ページ、イの交差点拡幅部、また21ページ、ウの支線、22ページ、エの隅切り、23ページ、オの橋詰めにおいて、それぞれの未着手の箇所について、計画の要否を検証します。
 24ページをごらんください。(3)、計画重複等に関する検証です。ア、計画の重複です。都市計画公園等と計画が重複している箇所について、都市計画道路及び都市計画公園等の機能や地域の実情を踏まえ、将来の事業実施に向けた計画変更の方向性を検証します。
 25ページをごらんください。イ、事業実施済み区間です。都市計画事業以外の手法により、既に事業が実施された現道の道路区域が都市計画道路と一致していない区間について、現道に合わせた都市計画変更をするかを検証します。
 26ページをごらんください。(4)、地域的な道路に関する検証です。未着手の都市計画道路の近傍にある都市計画道路以外の道路について、都市計画道路に求められる機能を代替できるかを、地域の実情も踏まえて検証いたします。
 27ページをごらんください。第3章、今後の進め方です。8月10日まで実施しているパブリックコメントに寄せられた意見を踏まえ、検証手法を整理し、個々の路線を対象とした検証を実施し、計画変更等の対応方針を取りまとめた、「東京における都市計画道路の在り方に関する基本方針」を平成30年度末を目途に策定していきます。
 28ページをごらんください。検討体制です。東京都と26市2町、特別区は合同の策定検討会議を設置し、学識経験者で構成する専門アドバイザー委員会からの助言を受けながら、協働で調査検討を進めています。
 資料2の説明は以上です。


◯都市整備部調整担当部長(小泉 徹君)  私からは、報告事項のウ、公共施設のブロック塀等の緊急点検について、御説明をいたします。
 平成30年6月18日に発生いたしました大阪府北部地震により、小学校や住宅の塀が倒壊し、重大な事故が起きたことを受けまして、公共施設のブロック塀等の緊急点検を実施いたしましたので、その結果等について御報告させていただきます。資料3をごらんください。
 初めに1、点検の概要でございます。点検を実施した施設は、(1)の表に記載の412施設となります。点検の対象物はコンクリートブロック塀及び組積造の塀で、学校につきましては、あわせて万年塀についても確認を行っております。点検の方法といたしましては、外観目視による確認で、学校施設につきましては教育委員会、その他の施設につきましては都市整備部の技術職の職員が実施しております。点検項目といたしましては、塀の高さ、塀の壁の厚さ、控え壁の状況、塀の劣化状況となっております。また、今回、隣地との間にある塀で、塀の所有が明確でないものにつきましては、集計に加えておりませんが、引き続き塀の状態等を踏まえながら、塀の所有や土地の境界など、詳細を調査確認しながら、順次必要な対応を図っていきたいと考えております。
 続きまして、2、点検結果の判定基準でございます。塀の高さや控え壁など、ブロック塀等の外観に関する建築基準法施行令の規定への適合性と、損傷、劣化状況の2つを基準に、フロー図にございますように規定に不適合なもの、損傷等が著しいものを改修としております。
 続きまして、2ページをごらんください。3の点検結果及び改修予定でございます。最初に、学校施設でございますけども、道路に面する塀で法令に適合しないものはございませんでした。しかし、隣地に面する塀におきまして、法令不適合のものが3校4カ所あり、このうち1カ所は塀の高さが2.2メートルを超えておりました。万年塀につきましては、法令の規定、基準はございませんが、隣地に面するもので傾斜等が著しいものが1校1カ所確認されました。また、学校敷地内にあるブロック塀等につきましても、敷地外周部の塀と同様の点検を行ったところ、法令に適合しないものが7校10カ所ございました。具体の施設の塀の状況、改修予定は表に記載のとおりでございます。
 次に、3ページの学校以外の公共施設についてでございます。道路に面する塀で2.2メートルを超えるものはございませんでしたが、控え壁の不足やピッチが大きいなど、法令不適合のものが4施設4カ所ございました。また、3段積みの低いブロックでございますけども、老朽破損しているものが1施設1カ所確認されました。具体の施設及び塀の状況、改修予定は表に記載のとおりでございますが、おおむねの施設で改修に着手している状況でございます。
 次に、4の詳細調査の実施でございます。今回の緊急点検は外観目視による点検でございますので、鉄筋等の内部の状況までは確認できてございません。そこで、今回の緊急点検では、問題がないとされた塀など、既存のブロック塀等を継続して使用するものにつきましては、今後、鉄筋探査等によります内部の調査を行う予定としております。
 また、今回のブロック塀の対応につきましては、万一に備えまして迅速な対応が必要であるということから、改修や詳細調査に係る経費につきましては予備費を充当して対応することとしております。
 説明は以上でございます。


◯都市交通担当課長(久保田実君)  お手元に配付してございます資料の4番目をごらんください。みたかシティバス新川・中原ルートダイヤ改正についてでございます。新川・中原ルートのダイヤ改正につきまして、9月から実施予定のダイヤ改正案が固まりましたので御報告を差し上げます。
 三鷹市では、平成28年度末にみたかシティバスの一部運行ルートの変更並びにダイヤの改正を行いました。平成29年度に見直し後の検証を行い、新川・中原ルートについて、三鷹中央防災公園・元気創造プラザまでルートを伸ばしたことにより、市役所や三鷹中央防災公園・元気創造プラザへのアクセスなど、利便性の向上について評価をいただく一方、逆にルートを伸ばしたことにより、今までの30分に1本のダイヤから40分に1本のダイヤになったこと、また、運行回数が減したことにより、ダイヤがわかりづらい、利便性が下がってしまった等の御意見をいただいたところでございます。また、利用人数につきましても、新川・中原ルートにおいて年間18万1,328人と、前年度から4万2,146人の減少となっております。
 見直し後の検証を行った結果の分析から、延長しました三鷹中央防災公園・元気創造プラザバス停の利用は、新川・中原ルート全体の中でも1割程度であり、その御利用時間も10時から17時に全体の約88%が集中しております。これらのことを受けまして、平成30年2月13日に開催いたしました、平成29年度第3回地域公共交通活性化協議会において、新川・中原ルートのダイヤ改正を協議し、承認をいただきました。その後、交通事業者との調整を行い、今回、具体的なダイヤの改正案が固まったところでございます。
 ダイヤ改正案の中身ですが、早朝や夜間など、三鷹中央防災公園・元気創造プラザバス停の御利用が少ない時間帯につきまして、従来の形であります杏林大学までの運行とし、運行間隔を40分から30分に変更いたします。三鷹中央防災公園・元気創造プラザバス停の御利用が多い時間帯につきましては、プラザへの乗り入れを行い、運行間隔を現行と同様の40分といたします。また、運行回数につきましても、現行の1日22往復から24往復へと増便をいたします。詳細のダイヤにつきましては、資料4の裏面をごらんください。
 今後のスケジュールですが、交通事業者より7月31日に国土交通省関東運輸局にダイヤ改正の申請を行い、受理をされたところでございます。この後、8月の第2週をめどにホームページやバス停への掲示、またバス社内の掲示によりダイヤ改正の周知を行い、その後、平成30年9月1日より改正ダイヤでの運行を予定しております。
 私からの報告は以上でございます。


◯道路交通課長(池田啓起君)  私のほうからは、三鷹市社会教育会館跡地等の土地利用の全体概要について御説明させていただきます。下連雀六丁目13番の社会教育会館跡地につきましては、ことし5月に旧社会教育会館の建物の解体工事が完了いたしまして、現在は暫定の通路箇所を除きまして閉鎖管理を行っているところであります。これまで当該敷地に隣接する北側になりますが、ひまわり児童遊園と合わせた1筆の市有地、約1,500平米につきまして、今後の土地利用等の検討を関係部署と一緒に進めてきました。
 今回、一定の土地利用のイメージ、また今後のスケジュール等につきまして方向性がまとまりましたので、御報告させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
 それでは、資料5、1ページの次第順に説明させていただきます。初めに1、当該地の土地利用(イメージ)についてです。2ページ、A3横の資料をごらんください。上段1、当該地の土地利用(イメージ)になります。上段左側が現状となっておりまして、北側に約250平米のひまわり児童遊園、その南側に社会教育会館跡地約1,250平米となっております。上段右側に移りまして、将来の土地利用(イメージ)であります。敷地中央に敷地西側の市道第6号線から、延長約40メートル、幅員4メートルの新設道路を築造する予定としております。その道路の北側の敷地約450平方メートルにつきまして、売却を予定、道路の南側の敷地約850平方メートルにつきましては、既存のひまわり児童遊園を新たに約3倍の面積に拡充しまして、南へ移しまして、第六小学校と隣接する形で整備を行うものとしております。
 土地利用の考え方につきましては、これまで懸案となっております東西の通り抜け機能を確保しつつ、土地利用を踏まえた道路の築造を行うこととしております。また、公園の拡充と公園の施設の充実を図り、第六小学校と隣接する位置に移すことで、学校敷地との連続性であるとか、その土地の確保、隣地住宅等への緩衝空間としてなど、周辺環境に配慮するプランとしております。面積につきましては、まだ詳細測量に入っておりませんので、現在のところは机上での面積の計上となっております。今後、変更になる場合があります。
 続きまして、資料下段の大きな2番、当該地の土地利用のスケジュール(案)になります。全体スケジュールとしましては、平成30年度中に下水道工事及び道路の築造工事、平成31年度に公園の新設工事と既存の公園の撤去工事、そして北側用地の売却を予定しております。
 スケジュール上段になりますが、来月下旬ごろから敷地の境界測量等に入る予定であります。また、今年度予定しております下水道工事、道路工事につきましては、これから測量、設計、調査に入りまして、おおむね11月ごろから工事着手、年度内の完成を目指しております。工事中、また道路完成後につきましても、東西の通路機能は現状と同様に確保できるように進めていきたいと考えています。
 そして、平成31年度に予定しております公園整備に向けまして、今年度の秋ごろから地域の皆様と整備内容等についての意見交換会等を始めまして、来年度の整備プランに反映していくと、こういう予定となっております。平成31年度につきましては、6月ごろから公園の新設工事に着手しまして、公園が供用開始できる時期を踏まえまして、既存公園の撤去、整地工事に入る予定としております。地域の皆様が公園を使用できない期間が生じないよう、工事の調整をしていきたいと考えております。北側用地の売却につきましては、平成31年度末ごろを予定しているところであります。
 続きまして、次第の大きな3番になりますが、土地利用に係る説明会について(予定)になります。参考資料1をごらんください。地域の皆様に対しまして、社会教育会館跡地等の土地利用に係る説明会を予定しております。日時は平成30年8月21日の火曜日、午後6時半から、第六小学校のふじみ校舎2階、プレールームをお借りしまして、社会教育会館跡地等の土地利用の方向性、整備内容、今後のスケジュールなどについて御説明する予定としております。
 私からの説明は以上です。


◯委員長(土屋健一君)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑のある方は挙手をお願いします。


◯委員(増田 仁君)  では順次、列挙して質問したいと思います。まず、三鷹台駅前の件なんですけれども、駅前広場が今回きちんと出るようになったということで、これはまちづくり協議会のほうでもいろいろやられていたと思うんですけども、近隣の方との調整というのは、おおむね完了したからここまで来たということでしょうか。要は、この2の都市計画決定変更手続のところに入っていくに当たって、またがらがらっと変わるようなことはないと思うので、そうなると、以前から話がある信号の話は、十字路のところ、どうするのかというところであるとか、流入の車両ですとか、商業をやられていない方、そういった方も人の流れが変わって、駅前広場ができることによってどうなるのかわからないみたいな話が出てくると思うんですが、そのあたりはどうなっているのか、まずお伺いをしたいと思います。
 次に、資料2のほうの、東京都の都市計画道路の基本方針のところの中間のまとめで、これで三鷹市が既に一部牟礼地区のところで工事できないようなところもあるんですがみたいな話、牟礼橋のところがあったりとかするんですけども、そもそもの話として、今現状のある道路でも、この中で見直しの対象になっている中で、交差点のところの改善の話で、具体的に言うと、都道でバスが右折するところというのは、慢性的に渋滞が起きやすいところというのは御理解いただいていると思うんですけれども、そのあたりについて、三鷹市というのは具体的に提案、東京都と協議していく中で、どのようにやっていくのかというところ、ちょっと確認をしておきたいと思います。
 既に今年度も東京都議会のほうで予算のヒアリングも始まっていますから、もし可能なところがあれば、一定程度早目に、このまとめにかかわらずでも改善をお願いしたいというところはあるんですが、お伺いしたいと思います。
 次に、資料3の公共施設のブロックの緊急点検なんですけれども、4の今後の詳細調査というところなんですが、これ鉄筋の探査等というのは、等には土台のところもきちんと含まれているのか。あとは、鉄筋も、入っていなかったのは問題外ですけれども、入っていても、きちんと土台まで根入りがされていないとか、途中で鉄筋が切れていて、上はまた鉄筋はついているけれども、実際連続していないとか、よく欠陥というんですか、ちゃんとつくられた構造になっていないというものもあると思うんですが、そこまできちんとチェックをするということでよろしいでしょうか。
 みたかシティバスについては了解をいたしました。以前から提案、問題があるというふうにいろいろな議員の方から言われていたところなので、これでいいのではないかなと思います。これでまた様子を見て改善をしていただければと思います。
 最後の社会教育会館の土地利用のところなんですけれども、これA3の資料を見ると、何か左上のほうに、児童遊園の予定地のところに門扉らしいものがあるんですが、入り口、ここだけということでしょうか。何かちょっと使いづらいような印象があるんですが。それと、市の管理用地というのが道路予定地の一番端にあるんですが、これは道路ではないという扱いなのか。ちょっとこれ、恐らく点が2本入っているので、鉄塔の今の用地のすき間のところのことを考えてだと思うんですが、ちょっともう一度説明をお願いします。
 あと、ひまわり児童遊園の予定地のところで、土地の確保という説明があったんですけれども、これ、今の状況で学童の話とか、保育園という話も出てくると思うんですが、要はそういうことも踏まえた土地の確保という説明なのでしょうか。それとも、ただ公園としての土地の確保ということなんでしょうか、お伺いします。


◯都市計画課長(田中元次君)  三鷹台の駅前広場のところの位置づけ、近隣との話し合い等はどうなっているのかという御質問をいただきました。こちら、先ほど説明の中で申し上げた、三鷹台駅前周辺地区まちづくり推進地区整備方針をつくる中で、まちづくり協議会の皆さんですとか、商店街の皆さんですとかに、丁寧に、そういったところの皆様との合意形成をしながら、この計画をつくっているところでございます。
 また、5月には地域に向けた説明会等も行いまして賛同を得ているというようなところでございますので、そういう意味では、地域の皆様からのそういった合意形成を得て、この計画を進めているというふうに認識しているところでございます。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  都市計画道路の整備の状況につきましては、緊急的に整備が必要なところ、重要な路線について優先整備路線に定めまして、まず10年間で整備する路線を優先的に整備しようということで取り組んでいるところでございます。今、委員のほうからおっしゃられた交差点の関係、バスが曲がるところとか、そういうところで危ないと言われているところ。都市計画道路の計画があっても、なかなか都市計画事業にならないようなところについては、これまで交差点の改良事業とか、そういった都市計画事業がありながらも、交通安全の事業で取り組んできているところでございます。
 今回のあり方の検討というのは、優先整備路線に選定しなかった、それ以外の路線をどういうふうな形で今後検討していくのかというものを示しているものでございますので、我々としてはまず、必要な路線を早期に整備していくということに取り組んでいるところでございます。


◯都市整備部調整担当部長(小泉 徹君)  ブロック塀の詳細調査の内容でございますけども、まず非破壊検査であります鉄筋探査によりまして、鉄筋の配置ですとか径を確認するとともに、ブロック塀の一部を削孔をいたしまして、鉄筋の接合や定着状況、そういったものを確認する調査となります。
 それから、社会教育会館の跡地利用で土地の確保ということで御質問をいただきました。今回、あくまでも公園利用地として確保するものでございますけども、例えば将来的にいろいろ事情、状況の変化等によりまして、土地利用を考える際に、離れたところよりも一体的にあったほうが何かといろいろな検討の幅も広がるということから、そういった将来のもしものことを踏まえまして、連続したところに確保するというものでございます。


◯道路交通課長(池田啓起君)  社会教育会館跡地等の土地利用につきまして、公園を新たに設置します児童遊園の入り口につきまして御質問をいただきました。資料の西側に門扉があるんですが、ここが将来的に入り口になるわけではなくて、新設道路側が全て公園と接しますので、今後、地域の皆様と意見交換会をする中で、この新設道路からの公園のアクセスというふうに考えております。
 あと、道路の一番東側にあります市管理用地につきまして、道路ではないのかという御質問なんですが、道路と同様に市が管理する用地となります。ただ、道路区域に道路法の網かけをすることによりまして、隣接する敷地の建築基準法が適用になったりであるとか、そういった法的なこともありますので、今回は手前で、道路区域としては資料にあります赤色の部分を道路区域としまして、残りを市が管理する管理用地と。
 施設としてこの2点、黒丸が2カ所あるんですが、今、予定では車両の進入の防止であるとか、歩行者、自転車の飛び出し防止としてボラード等の設置を予定しているところであります。
 以上です。


◯委員(増田 仁君)  わかりました。三鷹台駅前のところについては、おおむね賛同を得られてゴーになっているということで、そこは理解をいたしました。恐らくこれを正式に出すことによって、今度、通勤される方から意見が出てくると。そうすると、今までもさんざん出てきている話で、交差点のところ、要は横断歩道と十字路のところをどうにかしてくれと、恐らく話に出てくると思うので、そこら辺はきちんとやっていただかないといけない話になるのかなというのは感じております。
 次に、都市計画道路の話なんですけれども、今回見直しの対象となっているものについてということなので、そうすると、やはり、じゃあ、今まであるところはどうなのかという話がまた出てくる話になると思うんですね。今回話をしている中で、最近よく要望を受けているのは、市役所のところの交差点の話はもう何度も出ているんですが、やはり新川のところ、あそこはバスがいろいろな方向から曲がってくるので、そうするとあそこで必ず渋滞になるので、通過するのに特に困るというので、子どもの送り迎えで車を使う人もいらっしゃるので、そうすると、あそこが結構ネックになるので、生活道路を抜け道に使っていいんだったらいいけど、朝は通行禁止になっているところが多いからね、みたいな話があるので、やはりここできちんとやっていただく中で、既存の漏れのところはどうするのかっていう話が出てくるので、そこは東京都に機会を捉えて改善要望をしていっていただきたいと思います。
 あと、社会教育会館の件も了解しました。このA3の資料だけ見ると、入り口が1個しかないので、ちょっと不便かなと思ったんですけど、今後の道路のつくりぐあいによって変わってくるということで了解をいたしました。そこは、市民の皆さんの説明会でも、これが門っぽいなっていうところ、気がついてしまう方が多分いらっしゃると思うので、多分、これ、何ですかという話になると思うので、説明の際には留意していただければなと思います。
 終わります。


◯委員(森  徹君)  それでは、何点か質問させていただきます。質問の前に、ブロック塀のことで、これは文教委員会でも当然議論されることだと思いますけども、これメディアの情報で知っている私の知識ですけども、大阪のブロック塀の下で子どもさんが亡くなられたっていうのは、何カ月か前に防災関係の専門家が危険を指摘していた。その後、教育委員会が見て、これは必要ないということでしたよね。ですから、今回、三鷹の調査の中でも、やはり危険な部分は直ちに撤去を含めて対応していただきたいし、都市整備部として専門的な知見からこれをしっかりと対応していただきたいというふうに思います。こういう問題、事故が起きてから動くということですから、三鷹の場合、絶対そうならないようにぜひお願いしたいというふうに思います。
 それから、道路のあり方に関するこの件で質問させていただきます。ここには、東京を取り巻く社会経済情勢や道路に対する都民ニーズということで、日々変化、多様化していると。国も都市計画道路、必要ないものは廃止を含めて検討してくださいということは相当前から言っている。その背景には、今の経済情勢と財政問題が根本にあるし、やはり今までつくられてきたインフラの老朽化の問題、これとの関係があると思いますね。
 ですから、やはり三鷹市内においても必要ない道路については、国の方針がそういう方向ですから、ぜひ突っ込んで検討していくということが必要ではないだろうかと。それで、5ページ、検討を要する路線ということで、計画内容再検討路線、ありますね。私もこの道路、必要ないものは廃止も含め、見直しをということを一般質問でも質問させていただきましたけども、三鷹の中ではそこはないと。市長の答弁では、それはどこでも必要なんだということで、そういう答弁なんですが、この再検討路線という中で、三鷹市が検討されている内容、路線というのは具体的におありなのか、どうなのか、お聞かせいただきたいと思います。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  計画内容再検討路線につきましては、これは第四次事業化計画のときに位置づけた路線になりますので、今回のあり方検討の対象ではないんですけれども、具体的に位置づけた路線については、「外環ノ2」とか、あと牟礼橋に接続する3・4・12号線から牟礼橋までの3・4・7号線の区間、また、3・4・13号線の支線の位置にって言いました。これは外環が高架で決定されたときに支線が出ていましたので、その支線のあり方、そういったものを計画内容を再検討する路線。必要性は確認されているんですが、計画の内容を再検討するということで、これは東京都が検討主体となって、今、まず事務レベルの中でいろいろ検討しているところでございます。


◯委員(森  徹君)  この中にも道路予算の問題、具体的に書かれておりますし、東京都の中でも道路の予算って、道路建設というのはやはり土地の買収費がかなり占めるんだろうと思うんですね。それで、上連雀の二丁目、三丁目、住宅の中を東西に、ここが整備優先に。これ、必ず東京都の指導なんでしょうか、どこか道路を指定をしなくちゃならないというところで、そこが挙げられましたよね。これも、私も一般質問等で取り上げさせていただいて、防災上の視点からこの道路が必要だということだったと思います。
 しかし、三鷹市の防災計画の中での防災ブロック、この考え方からすると、1キロ四方にそういう大きな幹線道路だとか、防火の遮断帯だとか、そういうものがということで、そういう防災上の考え方が位置づけられているんですが、あそこは既に防災ブロックは連雀通りは狭いですけれども、やはり新武蔵境通り、中央線、三鷹通りというのが防災ブロックでできていて、さらに新道北通り、それから、仙川がその南側にありますけども、ミニ防災ブロックも実際には完成されていると。
 ミニ防災ブロックまでできているというのは、私も十分に三鷹全体をつかんでいるわけではありませんけども、少ない中でここは唯一、ミニ防災まで防災上は対応されているということなんですけども、この道路についての市の考え方、改めて見直しとの関係で、どのようにお考えになっているのか、お聞かせいただきたいと思います。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  今委員のおっしゃった三鷹都市計画道路3・4・9号線、これ優先整備路線に今位置づけたところでございますけど、これは第四次事業化計画を策定する中で位置づけたものでございます。これについては、三鷹駅前から調布保谷線、または武蔵境に向けての都市計画道路として、交通を処理するという大きな機能がございます。
 確かに今委員おっしゃったように、防災性の機能だけで必要というわけではなくて、やはり調布保谷線もここで4車線で今供用開始されております。そういった中で、交通処理をする、駅前からの都市計画道路として必要性が高い道路というふうに認識しております。特に今三鷹通りで都市計画道路、とまっておりまして、三鷹通りでの交通負荷が大分かかっておりますので、そういった交通負荷を調布保谷線等で分散する役割等もありますので、私どもとしては、第四次事業化計画の優先整備路線を選定する中で、防災機能とあわせて交通処理の機能、道路ネットワークという視点から、この道路を早期に整備する必要があるというふうに認識しているものでございます。


◯委員(森  徹君)  必ず道路建設にはネットワーク論が出てきます。ネットワークというのは、必ずしも直線でなくても、右折、左折してもネットワークで、そこに道路がなければ必要かもしれませんけども、東西のアクセス道路、ネットワークっていうのは現在あるわけですから、ひとつその辺も含めて、しっかりとした三鷹の都市計画というのが必要ではないだろうかということを、意見を含めて指摘しておきたいと思うんです。
 もう一つ、この道路ができますと、現在、電車庫通りが中央線に沿ってあります。道は狭いですけども、あります。新道北通りがあります。この3・4・9号線が一番電車庫通りに近い。電車庫通りがいろいろ曲がっていますから、一番近いところでは10メートルあるかないかというところにこの3・4・9号線が走るという関係もありまして、その辺もしっかりと認識していただきたいと思うんですが。この道路は、航空写真を見ていただいても、住宅地図を見ていただいても、現状は建物がびっしりと張りついて、住民の方が住んでいる。特に新武蔵境通りに近いところでは、ここ五、六年でしたっけ、10年ぐらいになったでしょうか、新しい戸建ても建ったという状況のところですね。
 この3・4・9号線に該当するところで、もしもこの計画が進むと、立ち退き対象といいましょうか、そこは何軒と言ったらいいんでしょうか、何世帯と言ったらいいんでしょうか、それがもしもわかれば、お聞きしたいと思います。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  実際に事業化されたときに何世帯の方に立ち退いていただく等につきましては、まだ測量等、実施してございませんので、私どもでも数字のほうは今も正確に把握しておりませんけれども、事業を実施する前の段階で、測量等に入っていくときにも、また、皆さんにも御説明させていただきますし、そういった中で道路の必要性については、皆さんの意見を聞きながら進めていくということで考えております。


◯委員(森  徹君)  ぜひ事業が進まないことを望んでおりまして。それで、進んでからの数をというよりも、現在、都市計画道路、線引きされていますよね。その中で、現在何軒とか、何世帯というのはわかると思いますので、きょうここでわからなくても、また別の形で報告していただければというふうに思います。以上、道路問題はこれで終わりにします。
 それから、社会教育会館の跡地、私ども、この土地の売却っていうのは、これは市長の財産じゃなくて市民の財産だから、売却はよしてほしいと、有効な活用をしてほしいということで、今までいろいろなところで質問もし、申し入れもしてきたところであります。この売却予定地というのは、社会教育会館跡地、あそこに車が並列してとまる、その裏側に細長いのが、いわゆる今までのひまわり児童遊園。だから、これでいくと、新しい道路をつくりながら、そこを売却するということなんですが、これも数字的にもう持っているのかどうか。持っていれば、大体どのぐらいの売却額を見込んでいるっていうか、試算的に持っておられるのか、これをお聞かせいただければと思います。


◯都市整備部調整担当部長(小泉 徹君)  現段階ではまだ測量等、これから入っておりませんので、面積も変わったりですとか、あと最終的には不動産鑑定などを取りますので、今のところ、あくまでも職員のほうで試算した概数という形になりますけども、売り払い収入といたしましては、約1億6,500万円程度を見込んでおります。


◯委員(森  徹君)  ありがとうございました。以上で質問を終わります。


◯委員(赤松大一君)  よろしくお願いいたします。まずは、みたかシティバスのほうを質問させていただきます。まず今回、こういう形で早い時間帯と、終便に近い時間帯に30分単位で戻していただくということで、市民の方からの御希望もあった点でございますので、非常に望ましいと感じているところでもあるんですが。やはり、肝心なのは、広報の仕方にかかってくるかと思います。説明の中でも広報等、また具体的にバス停等で告知していくという形で御説明いたしましたが、ただ、なかなかそれを読まれない方とか、また、乗ってからという形もありますので、例えば実施してからある一定の間は、車内アナウンスの活用によって、例えばこのバスは市役所まで行きません、杏林大学が終点です、みたいな形で──また逆のパターンもそうですが、ということも必要かと思いますが、その辺の御検討はどうされているのか、ちょっとお聞かせください。


◯都市交通担当課長(久保田実君)  新川・中原ルート、ダイヤ改正に伴いましてのアナウンスについて御質問をいただきました。車内のアナウンスにつきましては、バス事業者と協議を行いまして、より丁寧なアナウンスに努めてまいりたいというふうに考えております。
 以上でございます。


◯委員(赤松大一君)  ありがとうございます。やはり御高齢の方が使う際に、やはりその辺に関しては非常に勘違いをされる方が出てきてしまうことも考えられますので、今御答弁いただいたとおり、より丁寧な対応をいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
 また、済みません、ちょっとこれは直接の所管ではないかと思うんですが、以前、問い合わせさせていただきました総合時刻表ありますよね。要は民間が発行して、折り込みに入れていただいて、今回元気創造プラザと杏林大学に置けるという御説明をいただきましたけども、これの時刻表ってどうなっているんでしょうか。もう変わるかと思うんですが。


◯都市交通担当課長(久保田実君)  今委員さんのほうから御質問がありました、三鷹市総合交通ブック、こちらは民間会社のほうが発行しているもので、7月末、新聞の折り込みとして配布がされたところでございます。7月時点での発行となっておりますので、ダイヤ改正は今回9月になりますので、今、7月時点でのコミュニティバスのダイヤが掲載されているという形になっております。
 また、配布場所等につきまして、杏林大学や元気創造プラザ等にも配置をされていますが、同時に市のほうの道路交通課、また相談・情報課の窓口、また1階の総合案内受付にも一部、部数を配置して、市民の方への御要望に応えているところでございます。
 以上です。


◯委員(赤松大一君)  ありがとうございました。つくったのが民間ですので、市がなかなか意見を申し入れるというのは難しいかとは思うんですが、要は、あれは気づいた方は非常に大事にとっておいて活用されている方がいるので、特にみたかシティバスに関してでございますが、ちょっと難しい、差しかえっていいますか、それをちょっと市のほうからリクエストしていただければと思います。
 要は、今課長がおっしゃるとおり、7月発行ですから7月の時刻表に記載するのは、これは当たり前のことですが、実際にはいよいよ9月から、今回、御尽力いただきました運行開始になりますので、その辺の変更を何か対応できるようなものがあれば、民間のほうにリクエストしていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。これはお願いでございます。
 続きまして、社会教育会館跡地のほうをお聞きいたします。さきの委員も質問されておりましたが、今回売却されるということでございます。ただ、こちら、従前は社会教育会館という非常に地域に根差した施設があったという背景もございますので、また、近隣には幼稚園や小学校、また病院等あるんですが、要は来年、平成31年度後半の売却ということで今御説明いただきましたけども、売却先の検討に対して、やはりそういう形で、この土地の歴史もありますので、できれば子育てとか、高齢者とか、そういう関係のところに売却をお願いしたいなという願いがあるんですけれども、その辺の御検討等、現時点でどのような検討をされているのか、お聞かせください。


◯都市整備部調整担当部長(小泉 徹君)  現時点ではまだそこまでの検討はしておりませんで、一般競争入札による売却というふうに考えておりますけども、今後、関係部署のほうにもニーズ等も確認しながら、また規模的なものもございますので、そういったものも勘案しながら検討をしていきたいと思います。


◯委員(赤松大一君)  よろしくお願いします。非常に大事な土地といいますか、今回の売却の事案になるかと思いますので、御検討のほう、お願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 今回、参考資料1、いただきました。具体的に近隣の方に配布することかと思うんですが、配布範囲、どのぐらいまでにされるのか、お聞かせください。


◯道路交通課長(池田啓起君)  説明会の配布範囲につきましては、今、解体工事で説明をさせていただいた、その範囲を含む近隣の皆様へと、あと関係者の皆様へというふうに考えているところです。
 以上です。


◯委員(赤松大一君)  具体的に字とかわかれば、済みません。


◯都市整備部長(田口久男君)  配布範囲でございますが、今課長が申し上げたとおり、解体工事の範囲ということで、建物の2倍の高さの範囲で、そこに少しでもかかった場合は、その後ろの道路ぐらいのエリアを配布していく予定でございます。


◯委員(赤松大一君)  ありがとうございました。あと、済みません、今現状、今のひまわり児童遊園を迂回路として使っていただいているかと思うんですけれども、これは道路完成とともにそこが解除になるという認識でよろしいんでしょうか。


◯道路交通課長(池田啓起君)  今、暫定で通路を設けています。社会教育会館の跡地を通りまして、最終的に西側の第6号線に出る際に、公園の一部を通行している状況にあります。今年度、新設道路が開通した時点で、その迂回している部分については振りかえて、新設道路のほうを通行してもらうというふうになると思います。
 以上です。


◯委員(赤松大一君)  ありがとうございました。スケジュールですと、今年度の10月から公園整備のほうでございますが、これに関して意見交換会の参加者の対象はどのような方を想定されているのか、お聞かせください。


◯緑と公園課長(高橋靖和君)  対象者につきましては、地域の方と、あと町会・自治会等を含めまして、あと近隣の方の意見、話を聞きながら、そういうふうに地域の方と参加者等をある程度決めていきたいと考えております。
 以上です。


◯委員(赤松大一君)  ありがとうございます。そうですね、町会・自治会、また近隣の幼稚園とか、あと学校等もございますので、その辺の方の御意見を聞いていただくのと。あと、現状、今ひまわり児童遊園等を使っている方等も、何とか参加できるような取り組みをしていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
 あと、最後、希望でございますが、今課長も御答弁いただいたとおり、古い公園から新しい公園にシフトする際のところで、一応工事計画ですと1カ月の重なりがあるんですけれども、極力子どもたちが公園を使うことができない期間がないように計画を進めていただければとお願いするところでございます。
 以上で終わります。


◯委員(白鳥 孝君)  2点ほど。都市計画のほうで進捗率っていうのが、今たしか多摩で61%、区部で65%とかっていうお話がありましたけれども、これは何年度の数字で、三鷹市の進捗率はどのぐらいなのか。そして、その中に外環の関係の附帯道路等々も入っているのかどうか、その辺をちょっとお聞きをします。
 もう一つ、これ、教育委員会の関係なんですけども、ブロック塀のことなんですけど、大体予算的には、トータルどれぐらいになるんでしょうか。そして、これ、補修じゃなくて改修ということですよね。その辺のところ、例えば控えがないから控えだけつくるという感じなのかなというふうに。それを全部壊してやるのか、その辺のところ、2点、お願いいたします。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  都市計画道路の整備率ですけれども、先ほど申しました区部で65%、多摩で61%というのは、平成28年度末時点のものになります。
 また、こちらの2ページのほうにも記載してありますけれども、各区市の都市計画道路の整備率の状況を記載しております。三鷹市におきましては、平成28年度都市計画の現況調査で、こちら46.1%ということで、近隣区市に比べると、整備率としては低い状況にございます。これは外環周辺の都市計画道路が整備されていないということでございまして、今、完成しないと整備率は上がってきませんので、実際にこれから仕掛かりしている路線がかなりありますので、今後、インターチェンジが開設されるまでには、三鷹市も整備率を上げていけるように、東京都のほうに働きかけをしていきたいというふうに考えています。


◯都市整備部調整担当部長(小泉 徹君)  ブロック塀の改修に関する御質問でございますけども、改修につきましては、基本的に撤去して新しいフェンス等を設置するものと、あと、控え壁は高さが1.2メートル以下のものは必要ありませんので、そのままで高さを抑えまして、その上にフェンスを設置するとかっていうような、既存のものを活用して改修する方法と、2つございます。学校につきましては、一部そういった現状のものを活用した回収というものも予定をされておりますけれども、学校以外につきましては、基本的には撤去して新たなものを新設するという形で考えております。
 おおむねの現時点での試算でございますけれども、改修につきましては、資料にあります記載のものの改修ということで、約4,700万円程度を試算をしているところでございます。


◯委員(白鳥 孝君)  ありがとうございます。外環が始まる前から、大体三鷹市って進捗率四十一、二%っていうのは、何十年来ずっとそうなんです。今ここでは武蔵野市と同じように、同等になっていますけども、武蔵野市よりちょっと低いかなというふうに思うんですけど。この辺というのは、やはり今後、外環が通って、その後の状況の中で、やはりきちんとやっていかないと、ちょっと混乱を招くかなということもありまして、これは東京都に重々、外環絡みで整備をしなければいけないということをちょっと言っていただかないと、三鷹だけちょっとおくれてしまうかなというところもございますので、ぜひそれはお願いいたします。
 ブロック塀なんですけど、既存のやつを上側へ乗っけるとかっていう話、それは大丈夫なのかどうか、その辺もきちんと見ていただいて、その辺を整備をしていかないと、まただめだったなんていうことになっちゃうと、まずいかなというふうに思います。ぜひそんなところをよろしくお願いいたします。
 以上です。


◯委員(石原 恒君)  1点だけ質問させていただきます。資料4のみたかシティバス新川・中原ルートダイヤ改正についてですけれども、今回、見直しということなんですが、今後もそういった取り組みはされるということなんですけども、見直しする際、利用者のアンケートという、そういったことでいろいろと検討されていると思うんですが、1つの材料として、どこから乗って、どこからおりるという方法はとれないと思うんですが、そういった統計を何かつかんでいらっしゃるのか、ちょっとお尋ねしたいんですが。
 その上でちょっとお伺いしますが、この利用者は現金で利用されているとか、あとはSuica、PASMO、あとは、もしくはシルバーパスですね。どのような比率で利用されているかというところを、まずお尋ねしたいと思いますが、その辺のデータはとっていらっしゃるでしょうか、お伺いしたいと思います。


◯都市交通担当課長(久保田実君)  平成28年度末に実施しましたダイヤ改正並びにルート改正につきましてのフォローアップ調査といたしましては、平成29年11月5日並びに11月19日に乗車及び降車のところの調査を行っているところでございます。
 また、アンケート調査といたしまして、平成29年11月15日から12月22日の間にアンケートを配布しまして、527件のアンケートを頂戴しているところでございます。
 さらに、グループヒアリングといたしまして、それぞれ変更を行いましたルートの沿線の方、また障がい者福祉懇談会等へ行きまして、アウトリーチでこちらから出向きまして、それぞれ見直し後のルートの御感想や御意見をいただいたところになります。
 また、2点目でいただきましたICカードと現金の利用の部分の比率なんですが、済みません、今手元に数字を持っていないんですが、一般的な方向性といたしましては、小田急バスだけですが、ICカードの利用のほうが現金利用よりは今現在多いという形になっております。


◯委員(石原 恒君)  ありがとうございます。ダイヤ改正すると、いろいろと便利になった分、また不便も感じていらっしゃるとかいう関係があると思いますので、そこの御意見をどう集約していくかって、非常に難しいところだと思いますけれども、今後も検討いただきたいと思います。
 あと最後、シルバーパスの利用者もいらっしゃると思いますが、その割合も差し支えなければ、それは一般的な傾向で結構ですので、教えてください。


◯都市交通担当課長(久保田実君)  シルバーパスの利用につきましては、割合といたしまして、人数ベースで申し上げますと、3万7,000人余の方が今シルバーパスを利用しているところでございます。そうですね、比率といたしましては約3割の利用という形になっております。


◯委員長(土屋健一君)  以上で、都市整備部報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午前10時44分 休憩



                  午前10時54分 再開
◯委員長(土屋健一君)  委員会を再開いたします。
 生活環境部報告、本件を議題といたします。それでは、本件に対する市側の説明を求めます。


◯生活環境部長(大野憲一君)  それでは、生活環境部の行政報告について御説明いたします。生産性向上特別措置法に係る三鷹市導入促進基本計画の策定についてでございます。本件は、本年5月の委員会で御説明をした生産性向上特別措置法が6月に施行されましたので、これを受けまして、三鷹市として導入促進基本計画を策定したものでございます。市ではこの導入促進基本計画に基づき、市内の中小企業が老朽化が進む設備を生産性の高い設備に更新し、労働生産性の向上を図る取り組みを支援、後押しするための体制をスタートさせました。
 具体的には、中小企業が次の3点にわたる支援策の全部、または一部を受けることができるようになったものでございます。1点目は、中小企業庁が所管する補助金の優先採択等を受ける、2点目は、信用保証制度による資金繰りの支援を受ける、3点目は、固定資産税の課税標準の特例割合を最初の3年間はゼロとすると、こういった支援でございます。
 それでは、この導入促進基本計画の詳細につきましては、生活経済課長から御報告をいたします。どうぞよろしくお願いいたします。


◯生活経済課長(垣花 満君)  それでは、資料1の1ページのほうをごらんいただきたいと思います。生産性向上特別措置法に係る三鷹市導入促進基本計画の策定についてということで、御説明申し上げます。1番の経過につきましては、ただいま生活環境部長のほうから御説明をしたとおりでございます。大きな2番、導入促進基本計画による中小企業者支援の概要でございます。
 こちら、9ページの図のほうで御説明を申し上げたいと思います。9ページをおあけください。先端設備導入計画の概要でございます。こちらの計画は、生産性向上特別措置法において措置された中小企業・小規模事業者等が、設備投資を通じて労働生産性の向上を図るための計画となってございます。下の図のほうをごらんいただきたいと思います。先端設備導入計画のスキームでございます。まず、国が経済産業大臣のほうで導入促進指針というのを策定します。こちらは、平成30年6月に既に国が策定済みでございます。次に、各市町村がその指針に基づいて導入促進基本計画というのを策定いたします。こちらは国のほうに協議を行い同意を得ることとなっておりますが、こちらも、三鷹市の場合は平成30年7月6日付で国の同意を受けているところでございます。今度、一番下、中小企業等になります。こちらは、中小企業さんそれぞれが、右にあります認定経営革新等支援機関──こちら商工会議所や士業の皆様等と、あと地域の金融機関の皆さんの支援を受けて、生産性向上が図れるというきちっとした計画を立てて市のほうに申請をしてまいります。市町村のほうは、その申請、計画を審査しまして、認定をするという形になります。
 その認定を受けることで、今度右の支援措置というところになりますが、こちらにつきましては後ほど詳しく御説明をいたします。隣の表、認定を受けられる中小企業者の規模というところをごらんいただきたいんですが、こちらがその先端設備等導入計画を策定できる、中小企業者さんの規模という形になります。製造業その他は3億円以下で300人以下等々書いてございます。後ほど御説明いたします税制支援等につきましては、またこちらの範囲と若干異なりますので、そこのところは御留意いただきたいと思います。
 ページをめくっていただいて、10ページでございます。それでは、各中小企業者がつくる先端設備等導入計画というのはどういったものかというところが、こちらに書いてございます。下の表のほうに書いてあるように、計画期間、3年から5年、労働生産性は年平均3%以上、それから、導入する先端設備につきましては、機械装置、測定工具及び検査工具、器具備品、建物附属設備、ソフトウエア等となってございます。こちらは各中小企業さんが定める計画についてということになります。
 それでは、三鷹市が策定した導入促進基本計画について御説明しますので、3ページをあけていただけますでしょうか。こちら、全体の構成が示されております。赤字は国の規定の範囲内で市の裁量で決定する事項、青字は市が独自に記述する部分という形になります。ほぼほぼ、ひな形が国のほうから定められておりますので、それに沿って策定をしているという形になりますが、基本的に対象となる地域ですとか、業種等につきましては、国の基準内でなるべく多くの中小企業の皆様に、なるべく長くこの制度を活用していただきたいという視点で、計画のほうをつくってございます。
 1枚めくっていただきますと、三鷹市導入促進基本計画、こちらが本編になります。こちらのほう、少し説明をしてまいります。1番、先端設備等の導入の促進の目標でございます。こちらは地域の人口構造や産業構造等が記述してございますが、三鷹市の自由記述の部分でございます。今後、少子高齢化が進み、生産年齢人口が減少していきますというところが、この1ページのところに書いてございます。
 めくっていただいて6ページ、産業構造のところですが、こちら三鷹市内の産業構造について記述してございます。リーマン・ショックによる世界的な金融危機に伴う景気後退のところから大きく事業者数等は減少しておりますが、その後、平成24年から平成26年にかけては微増傾向にあります。ただ、小売業や製造業等はやはり年々減少傾向にあり、医療・福祉を代表しますサービス業等がふえてきているというところが記述してございます。
 7ページをごらんください。(2)の目標でございます。こちらは三鷹市のこの計画策定に係る理念を記述するところになりますが、ア、イ、ウと3つ掲げてございます。1つ目、ア、後継者不足等の課題に対応すべく、人手不足に対応した事業基盤の構築を図っていこうというところが1つ。それから、イとして、各事業所もしくは産業の競争力を強化していく、それからウとして、従業者一人一人のライフ・ワーク・バランスのとれた生活を実現していこう。この3つを、生産性向上の取り組みを通して、三鷹市として実現していきたいものとして掲げてございます。その下、(3)、労働生産性に関する目標。こちら、国の基準と同一としております、年平均3%以上です。
 めくって8ページ、先端設備等の種類でございます。こちらも国の規定がございまして、それと同様に、生産性向上特別措置法のほうに定めている全ての設備というふうに規定してございます。3番、先端設備等の導入の促進の内容に関する事項。(1)、対象地域、(2)、対象業種・事業となっておりますが、こちら、先ほど御説明したとおり、なるべく多くの事業者さんに使っていただきたいということで、対象地域は市内全域、それから、対象業種・事業については全産業を対象にすると定めました。
 4番の計画期間でございますが、これも国の基準内で三鷹市の裁量でつくっておりますけども、国が基本計画に同意した日から3年間、そして、(2)、これは中小企業者さんがつくる先端設備等導入計画の計画期間ですが、これは3年、4年、5年、任意とすると定めてございます。5、先端設備等の導入の促進に際し配慮すべき事項としては、こちら国のほうからメール等で要望等があった事項になりますけれども、いわゆる人員削減を対象としたもの、それによる生産性向上等の取り組みは対象としないと、それから、公序良俗に反する取り組みや、反社会勢力との関係については否定をすると。それから、市税を完納している。これは三鷹市のほうでつけ加えましたが、やはり市税のほうを完納していただいているということを条件といたしました。
 それでは、こちら、中小企業の皆様がこの計画を利用した場合のメリットについて、少し詳しく御説明します。
 1ページ目、大きな2番の(4)からごらんいただきたいと思います。認定を受けた中小企業者は、以下の支援措置を受けることができるとなっております。1つ目は、ア、補助金の優先採択です。導入促進基本計画において、固定資産税の課税標準の特例割合をゼロとした市町村の地域内の認定事業者は、中小企業庁が所管する各種補助金の優先採択の対象となります。また、人気のあるものづくり・商業・サービス経営力向上支援補助金につきましては、こちらの認定を受けていること自体が申請の要件となります。平成30年度のものづくり・商業・サービス経営力向上支援助成金につきましては、国のほうで第一次募集、第二次募集をしてございますけれども、第一次募集で採択された方についても、こちらの先端設備等導入計画の認定を受けることが最終的な交付決定の要件となる。また、二次募集については計画認定を前提として申請をしてくださいという形になっております。
 また、イの信用保証制度、こちらは融資です。融資枠の拡大を国のほうで準備してございます。
 また、ウ、固定資産税の課税標準の特例割合の適用でございます。市町村は、認定を受けた中小企業のうち、地方税法で規定する一定規模以下の事業者が、計画を認定された日から平成33年3月31日までに行う一定の設備投資に係る固定資産税の課税標準の特例割合を、条例で規定することで最初の3年間ゼロから2分の1とすることができます。三鷹市では、既にさきの議会でゼロにすることを議決していただいたところでございます。
 11ページをごらんいただきたいと思います。では、その一定規模以下の事業者と一定の設備投資とは何かというところでございますけれども、こちらが固定資産税の特例を対象とする場合の決まりでございます。対象者は、資本金額1億円以下の法人、従業員数1,000人以下の個人事業主で、先に説明しました先端設備等導入計画の認定を受けた者という形になります。
 それから、その導入する設備につきましては、指標が旧モデル比で年平均1%以上向上すること、また、地方税法のほうで幾ら以上の備品で、何年以内に発売したものか。要は、古いタイプのものは対象としないということですけれども、そういったことも規定されています。その他、中古品でないことといったことが定められているという形になります。
 最後に、2ページ目をごらんください。スケジュールでございますが、既に三鷹市導入促進基本計画の協議書を国に提出し、7月6日付で同意を得てございます。7月19日から市内の事業者から市に対する計画の認定審査受け付けを開始しておりまして、現在2件申請を受けて、2件の認定をしたところでございます。今後、市のホームページや三鷹商工会等のニュース等にも積極的に掲載をし、普及、PRをしていきたいと考えているところです。
 以上でございます。


◯委員長(土屋健一君)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑のある方。


◯委員(増田 仁君)  商工振興対策審議会のほうで一定の内容は理解しておりますので、先ほど説明あった中で、2件の事業者さんから話があったということなんですが、この2件というのは商工会加盟の2者でしょうか、お伺いします。


◯生活経済課長(垣花 満君)  認定支援機関が商工会ではなかったので、恐らく商工会には入っていない方というふうに思いますが、最終確認はしてございません。


◯委員(増田 仁君)  今この話を聞いたのは、周知を行うという話で、市のホームページや商工会を通じてということだったので、それ以外の方であると、既に本社とかが仮にほかの自治体にもあって、三鷹にも事業所があるから、じゃあ、三鷹ではこれをやってねという話だったのかなと推測をした次第なんですけれども。裾野をもっと広げるという意味で考えれば、先ほど個人事業主という話もちょこっと出ていたので、青色申告会ですとか、武蔵野法人会、こちらのほうにも話をしてはどうかなと思ったんですが、そのあたりはいかがでしょうか。


◯生活経済課長(垣花 満君)  委員さんおっしゃるとおり、さまざまな団体に周知を図っていきたいと思います。あと、金融機関さんですとか、そういったところにも連絡をとり合いながらやっていきたいと思っております。


◯委員(森  徹君)  私も商工審で質問させていただいたんですが、この中小企業の生産性革命という言葉が、この法律ができたということなんですけどね、国の考え方っていうのはよくわからない。中小企業の生産性革命が何を指しているのかちょっとわかりにくいんですが、この法律に基づいて市の基本計画等、条例も含めて流れてきていますけども、この国の方向に基づいた市の対応ですけども、市内の中小商工、工業関係、これの効果というのはどのように見ているんでしょうか。その辺、どのように分析されているか、お聞きしたいと思います。


◯生活経済課長(垣花 満君)  国の分析によれば、やはり日本国内の中小企業のいわゆる設備というのは、依然としてそれを買いかえていくということがなかなかできずに、古いものを使っているというような現状があるというふうに理解をしております。今回の生産性向上特別措置法につきましては、3本柱となっておりまして、IoT技術ですとか、あと、いわゆる試しに規制を外した形で自由に試していくような、そういったいろいろな制度とセットの中で、この中小企業の古くなっている設備の入れかえを促進していこうという意図だというふうに考えておりますので、当然、現在までに2件の申請があったというふうに申し上げましたけれども、やはりそういうことを考えていらっしゃった中小企業の皆様は、やはりそこに飛びついて、これを機にいろいろ改革をしていこう、生産性を上げていこうというふうにお考えになっているように、私どもにはうかがえますので、それなりの効果があるというふうに考えて、実施してございます。


◯委員(森  徹君)  国の考え方はわかりましたけども、これに基づいて三鷹市として、この6ページにも小売業や製造業等の事業所の減少、三鷹市としてそういう分析をされていますね。けさの新聞で、アベノミクスの効果というので、数十兆円相当の国の税金を投入して、それで株価は上どまりというんでしょうか、株価は相当維持してきていると。しかし、実態は、三鷹市内でも小売業や製造業が先が見えなくて非常に苦労しているという分析なんですが、この効果っていうのは、改めてどう捉えているのか、また、この対応によってどういう方向性が──製造業等に光が当たろうとしているのか、この辺はどんなふうにお考えでしょうか、率直にお聞かせください。


◯生活経済課長(垣花 満君)  おっしゃるとおり、小売業、それから、製造業は今減少をしている形になっております。これは、やはり時代とともに、小売業や製造業のあり方みたいなものとも非常に連関があるんだろうというふうに思っているんです。ですから、こちらの法律、もしくはこの条例、計画だけで、そういったもの全てに光を当てて、例えばそういったものがふえていくというところに転じていくかどうか、そこははかりかねますけれども、少なくとも今製造業さん、それから小売業さん、それから伸びてきているサービス業さん、そういった方たちがこれを活用することで、伸ばせるところをより伸ばしていくというような意味では、非常に効果があるというふうに考えております。
 以上でございます。


◯委員(森  徹君)  そういう御答弁ですが、私も国会の質疑等、いろいろ読ませてもらって、その議論等、国、政府の答弁等を見ていても、三鷹の中での商工振興、これに本当にこの法律がマッチしたものなのかっていうのが、どうもすとんと落ちないんですよね。したがって、国がこういう法律をつくって、それに対応して市が、ということは流れとしてあるんでしょうけども、改めて市内の現状、これをやはり掌握されているわけですから、それに合わせた商工振興を三鷹市としてぜひ、一番そこで苦しんでいる、また、これから頑張ろうとしているところに光を当てたそういう施策をぜひお願いしたいという意見を述べて、終わります。


◯委員長(土屋健一君)  以上で生活環境部報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午前11時16分 休憩



                  午前11時17分 再開
◯委員長(土屋健一君)  委員会を再開いたします。
 管外視察について、本件を議題といたします。
 休憩いたします。
                  午前11時17分 休憩



                  午前11時22分 再開
◯委員長(土屋健一君)  委員会を再開いたします。
 管外視察については、お手元に配付した日程案のとおり進めてまいりたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 なお、ダイヤの改正などに伴い、時間につきましては若干前後することがありますが、あらかじめ御了承願います。
 次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、次回定例会の会期中とし、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくことにしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 その他、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 ないようですので、本日はこれをもって散会いたします。お疲れさまでした。
                  午前11時23分 散会