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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(平成30年総務委員会) > 2018/09/06 平成30年総務委員会本文
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2018/09/06 平成30年総務委員会本文

                  午前9時28分 開議
◯委員長(石井良司君)  おはようございます。ただいまより総務委員会を開会いたします。
 初めに休憩をとりまして、本日の日程及び流れの確認をしたいと思います。
 休憩します。
                  午前9時29分 休憩


                  午前9時30分 再開
◯委員長(石井良司君)  再開いたします。
 ただいま休憩中にお諮りいたしましたように、本日の日程でございますが、1番、議案の審査について、2、議案の取り扱いについて、3、行政報告、4、所管事務の調査について、5、次回委員会の日程について、6、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 はい。それでは、そのように確認をいたします。
 休憩します。
                  午前9時30分 休憩


                  午前9時32分 再開
◯委員長(石井良司君)  おはようございます。総務委員会を再開いたします。
 議案第40号 平成30年度三鷹市一般会計補正予算(第1号)、本件を議題といたします。
 本件に対する市側の説明をお願いいたします。


◯財政課長(石坂和也君)  それでは、一般会計補正予算(第1号)について御説明いたします。補正予算書の1ページをお開きください。
 今回の補正は、第1条のとおり、歳入歳出予算に7,294万3,000円を追加し、総額を689億136万5,000円とするものです。
 補正の内容について、歳出予算から申し上げます。14、15ページをごらんください。第2款 総務費です。右側説明欄をごらんください。1点目は、高畑勲監督追悼映画上映会関係費51万3,000円の計上です。平成30年4月5日に逝去された高畑 勲氏を追悼し、その功績を顕彰するため、映画上映会を開催します。
 2点目は、財政調整基金積立金10万5,000円の増で、平成29年度3月補正後の一般寄附金相当額を積み立てるものです。
 16、17ページをごらんください。第3款 民生費です。右側説明欄をごらんください。1点目は、健康福祉基金積立金344万1,000円の増で、平成29年度3月補正後の民生費寄附金相当額を積み立てるものです。
 2点目は、ファミリー・サポート・センター事業費を94万2,000円増額します。東京都の補助制度を活用し、援助会員の謝礼に市が上乗せして支給することで、援助活動の質の向上と援助会員の確保を図ります。
 18、19ページをごらんください。第4款 衛生費は、環境基金積立金の増1万2,000円で、平成29年度3月補正後の寄附金相当額を積み立てるものです。
 20、21ページをごらんください。第8款 土木費では、右側説明欄のとおり、市道第56号線拡幅整備事業費を1,760万3,000円計上します。市道第56号線については、計画幅員を6から8メートルとしており、地権者の建てかえなどに合わせて、拡幅部分の用地買収を行っています。第五小学校の通学路となっている井の頭二丁目と三丁目の用地について、地権者の建てかえ計画に合わせて、今年度中に拡幅整備を行い、通学路の安全と緊急車両の運行を確保するため、用地取得費を計上するものです。
 22、23ページをごらんください。第10款 教育費は、教育振興基金積立金の増32万7,000円で、平成29年度3月補正後の教育費寄附金相当額を積み立てるものです。
 24ページをごらんください。第13款 予備費は、左から3列目の補正額の欄に記載のとおり、5,000万円を増額します。平成30年6月18日に発生した大阪府北部地震におけるブロック塀等の倒壊を踏まえ、市が管理する公共施設のブロック塀等の緊急改修工事と詳細調査に取り組んでいます。予備費の機動性を生かして改修等を行っていますが、今後予想される台風や豪雨などの自然災害等の財政支出を考慮して、予備費の増額を行います。
 続きまして、歳入予算について申し上げます。10、11ページにお戻りください。第14款 都支出金です。右側説明欄のとおり、子ども家庭支援区市町村包括補助金を94万2,000円増額するもので、民生費で申し上げたファミリー・サポート・センター事業費の財源とするものです。
 12、13ページをごらんください。第18款 繰越金です。右側説明欄のとおり、前年度繰越金7,200万1,000円の増で、平成29年度決算において、平成30年度当初予算で計上した繰越金を上回る収支差額が生じており、今回の補正予算における財源として増額するものです。
 なお、総務費、民生費、衛生費、教育費で説明いたしました平成29年度3月補正後の寄附金もこの繰越金に含まれているものです。
 補正予算書の説明は以上ですが、続きまして、別途提出している総務委員会審査参考資料についてご説明いたします。
 資料の1、2ページ、平成30年度基金運用計画をごらんください。1ページ右側の当該年度元金積立予算額の列の1行目、財政調整基金1号として10万5,000円、3行目、健康福祉基金1号として344万1,000円、5行目、環境基金1号として1万2,000円、6行目、教育振興基金1号として32万7,000円の積み立てを行います。
 その結果、平成30年度末の基金残高見込みは、2ページ、合計欄1号として記載のとおり、116億3,330万4,000円となります。
 次に、5ページをごらんください。ブロック塀等の改修に伴う予備費の増額について御説明させていただきます。
 まず、1の補正予算の内容についてです。議決をいただいた当初予算額は1億円、特定緊急輸送道路沿道建築物耐震化促進事業補助金など、当初予算編成後に生じた不足額への対応として、既に予備費を充当した額は1,734万3,000円、今回のブロック塀等に係る充当額が4,928万2,000円で、予算現額が3,337万5,000円となります。
 今後の自然災害等の財政支出を考慮して5,000万円を増額し、補正後の予算現額を8,337万5,000円とするものです。
 次に、2の充当額の内訳のうち、ブロック塀等に係る充当額は(2)に記載しており、4,928万2,000円となっています。その内訳は、アの学校施設の隣地に面する塀及び万年塀が4校5カ所で2,214万4,000円、イの学校施設内におけるブロック塀が7校10カ所で1,907万8,000円、ウの学校以外の公共施設が3カ所で354万4,000円、エの詳細調査の実施が451万6,000円となっています。
 私からの説明は以上となります。引き続き、その他の資料について、順次所管課から御説明させていただきます。


◯スポーツと文化部調整担当部長(向井研一君)  私から、お手元の審査参考資料3ページから高畑勲監督追悼映画上映会について御説明をさせていただきます。
 まず、資料3ページの項目の1では、事業の目的や趣旨、経過などを記載しておりますが、アニメーション監督で、三鷹市立アニメーション美術館、三鷹の森美術館を運営する公益財団法人徳間記念アニメーション文化財団の理事を務められていました高畑 勲氏が、本年4月5日に、享年82歳でございましたが、亡くなられました。
 アニメーション映画を文化に高めるなど、世界のアニメーションに大きな影響を与えまして、ジブリ美術館の開館から理事として運営に御尽力をいただいた高畑 勲さんを三鷹市民とともに追悼し、その功績を顕彰するため、このたび、映画上映会を開催したいと考えております。
 次に、項目の2でございますけれども、事業内容を記しておりますが、上映会は、本年11月24日、土曜日、午後1時から三鷹市公会堂光のホールにて、三鷹市民約700人を対象に開催したいと考えております。
 入場料は無料で、事前申込制、申込多数の場合は抽せんで進める予定としております。
 当日は、映画の上映に先立ちまして、スタジオジブリの関係者の方に高畑監督や作品などについてお話をいただきまして、その後、高畑監督の2013年の作品「かぐや姫の物語」を上映する予定でございます。
 また、本事業は、三鷹市が主催し、公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団、また株式会社スタジオジブリ、公益財団法人徳間記念アニメーション文化財団の御協力により開催をしたいと考えております。
 最後に、項目の3、経費でありますが、今回の補正予算額は51万3,000円です。内訳といたしましては、チラシ等の印刷費が16万8,000円、また看板作成等に係る委託料が7万5,000円、会場等使用料が10万5,000円、そしてフィルム借り上げ料を10万8,000円、その他5万7,000円ということで計上させていただいているところでございます。
 私からの説明は以上です。御審議のほど、どうぞよろしくお願いいたします。


◯子ども発達支援課長(池沢美栄さん)  私からは、続きまして、お手元の参考資料4ページにございます「みたかチルミル」養成事業の実施について御説明をさせていただきます。
 まずは事業概要でございます。三鷹市では、ファミリー・サポート・センターが調整機関となり、子育てを手伝ってほしい方、こちらを利用会員と呼んでおります、子育てのお手伝いができる方、こちらを援助会員と呼んでおります、の方々が、それぞれ会員登録をして、保育園の送迎や保護者にちょっとした御用事があるときにお子さんをお預かりするなど、一時的な援助を必要とする場合などに御利用できるファミリー・サポート事業を実施をしております。
 現在、援助会員の中でも、一定の研修を受講した会員につきましては、子育てサポーターといたしまして、1対1の子育て援助活動のほかに、コミュニティ・センターや親子ひろば等において、保護者からの子育ての悩み相談への対応や、研修事業などにおける預かり保育等の場面で御活躍していただいているところです。
 そこで、今後、より一層、子育てをする人と地域の人が一緒に子どもを見守る協働型地域子育て支援環境の充実に向けて、子育て中の親子に身近な地域の頼れる存在をふやすために、児童虐待や緊急救命などの追加研修を実施して、子育てサポーターから、さらにスキルアップした援助会員「みたかチルミル」を養成して、子育て支援の質の向上を図っていくことにいたします。
 なお、この養成事業の実施に当たりましては、東京都の補助制度を平成31年度まで活用して、「みたかチルミル」の養成研修受講の促進を図ってまいります。
 また、「みたかチルミル」という呼び名でございますが、これはチルドレンである子どもと、チルドレンを見るということで、それぞれを短く略した東京都がつくった造語でございます。三鷹市におきましては、三鷹の地域の中で子どもを見守る頼もしい人材になっていただきたいという思いから、「みたか」をつけて、「みたかチルミル」としたものです。
 次に、事業内容について御説明をいたします。「みたかチルミル」養成研修を11月より実施をいたします。実施の時間や対象についてですが、既に現在41人の子育てサポーターとして活動をしていただいている方には、3.5時間の追加研修を、また、通常の援助会員として活動をしている220人の方には、合計12.5時間のフォローアップ研修、子育てサポーター養成研修、追加研修といった研修を実施してまいります。
 次に謝礼金に関してですが、「みたかチルミル」会員には、ファミリー・サポート援助活動に対して、利用会員から直接支払い、こちらは平日ですと1時間当たり800円ですけれども、それのほかに、市が謝礼として1時間当たり500円を支給をいたします。
 また、引き続き、地域の子育て援助の裾野を広げるためにも、新規の援助会員を年間30人を目標に養成できるように研修をいたします。
 最後に、補正予算額といたしましては、歳出、援助会員の謝礼といたしまして94万2,000円、歳出といたしましては、都支出金として同額の94万2,000円でございます。
 私からは以上です。


◯委員長(石井良司君)  説明は終わりました。これより質疑に入ります。


◯委員(寺井 均君)  おはようございます。よろしくお願いします。高畑勲監督追悼映画上映会ですけれども、今回、「かぐや姫の物語」を上映するということで、高畑監督、数多い作品で、出していただいている中で、今回「かぐや姫の物語」になった経緯といいますか、背景といいますか、スタジオジブリからのお薦めなのか、三鷹市としてこれをお願いしたいという形なのか、その背景についてお聞きしたいと思います。
 「かぐや姫の物語」、私も劇場で見させていただいて、一風変わったというか、水彩画のような、本当に日本の映画らしい映画なので、これでいいとは思っているんですが、その辺の背景がわかりましたら教えていただきたいと思います。
 「みたかチルミル」養成事業の実施ということで、チルミルのネーミングについては、東京都の造語として決まったということで、今お聞きしたので。ちょっとネットで見たんですけれども、チルミルって、まだ名前が浸透していない。チルミルで出てくるのは、赤ちゃん用の粉ミルクがずうっと出てきて、これについての説明が何も載っていなかったものですから、どこから選んできたのかなと思ったら、今の説明で、東京都の造語、東京都で決めたということで、「みたかチルミル」というふうにつけてということなんですけれども、何かほかに、もっとわかりやすいといいますか、考えなかったのか。お母さん方は多分、チルミルというと、粉ミルクで、三鷹の粉ミルクみたいなイメージなのかなというふうに思ってしまうんですが、何かほかにそういう決めるときに案とかがあったなら、東京都がそうなんだからということなのか、ちょっと教えていただきたいと思います。
 それと、今回、援助会員から15人、子育てサポーターから35人、合計50人、このチルミルに対応していただく方ということですかね、養成して。この50人は、皆さん、全員活動していただけるというふうに思っているのか、その中から何人かがということなのか、50人全員で活動していただくのかな。50人全員で活動していただくとなると、94万2,000円で割ると、1人1万8,000円余ということで、このお金、38時間当たりになるのかなとは思っているんですが、この辺の費用に対する、38時間、50人、その部分について、考え方といいますか、ありましたら教えていただきたいと思います。
 あと、5ページのブロック塀の改修等に伴う予備費の増額ですけれども、当初予算から、今回ブロック塀にかかわる部分、4,900万円余を使うということで、残り3,300万円あるわけですが、これでは今後の後半の部分の自然災害について足りないという判断で今回5,000万円、さらにということだと思うんですけれども、予備費のあり方ということで、半年経過した中で、どのぐらい予備費というのはあるべきなのかって、何か目安というんですかね、そういうものがあれば、教えていただきたいと思います。
 以上です。よろしくお願いします。


◯スポーツと文化部調整担当部長(向井研一君)  高畑 勲監督についての御質問にお答えいたします。今回、「かぐや姫の物語」を上映するということでありますけれども、その作品にした背景、経緯でございますけれども、まず高畑監督の2013年の作品ということで、この作品が高畑監督の最後の監督作品であるということ、これがまず1つ大きく挙げられるところでございます。
 また、作品といたしましても、今、寺井委員おっしゃったように、非常に斬新な映像ということで、ユニークな作品となっておりますけれども、国内外でも大変大きな評価を得られている作品であるということ。
 さらに、この作品のラストで、二階堂和美さんの「いのちの記憶」という曲が最後に流されます。この中でも、「いまのすべては 未来の希望 必ず 憶えてる いのちの記憶で」という歌詞でございます。清原市長も、先だって行われたジブリでの高畑 勲監督のお別れの会のときに、二階堂さん自身がそちらで最後のお別れの会のところで歌われたんですけれども、非常に感動されて、まさにこういった高畑監督の作品を、「いのちの記憶」という曲からも、顕彰するのに非常にふさわしいであろうというような思いも込めまして、今回この作品にした経緯がございます。
 以上でございます。


◯子ども家庭支援センターすくすくひろば担当課長(後藤めぐみさん)  よろしくお願いいたします。先ほどの御質問のチルミルのネーミングについての御質問がありましたけれども、これは東京都のほうから、「とうきょうチルミル」という事業を推進するに当たり、チルミルという言葉を使ってほしいというふうな要望がありましたので、これは使わせていただきたいと思って、ほかの名前については、思いつくところがなく、使わせていただいております。「とうきょう」のところを「みたか」に変えたというところですね。
 あと、50人は、活動の援助をしていただけるかという御質問なんですけれども、既に子育てサポーターとして41人の方は活動していただいていますし、その中から活動できる方は、35人は活動していただけるという予定のもと、35人を今算出しているところなんですけれども、それプラス、今年度新たに子育てサポーターになっていただき、さらに同じ研修を、チルミルになる研修を一緒に受けていただいて、養成する方が15人、予定として考えておりますので、35人については、12月からの活動実施で、4カ月の期間を予定しておりまして、15人につきましては、3月、1カ月の活動援助と考えておりまして、1人につきまして、73件を予定していますので、年間73件の活動件数がありましたので、そこから算出してこの金額になりました。
 以上でございます。


◯財政課長(石坂和也君)  予備費の目安についてということのお尋ねでございました。具体的に全国的な統一の基準というのはないところでございます。そういうところで、他市の財政規模等を参考にしながら計上しているといったところでございます。
 具体的に申し上げますと、例えば近隣市でいきますと、武蔵野市さん、府中市さん、調布市さん、これ、同様に1億円の予算計上といったところで計上しています。そういったところを勘案しながら、三鷹市におきましても、当初予算に1億円の予備費を計上して、予算編成時には予測できなかった経費、そういった財源にしているところでございます。


◯委員(寺井 均君)  ありがとうございました。高畑 勲監督、「かぐや姫の物語」、私も見させていただいたということで、今後、新しい作品が、本当に特徴的な映画だったので、次も楽しみにということで、亡くなられて本当に残念なんですけれども、今回、「かぐや姫の物語」、ぜひ多くの方に見ていただければと。定員が700名と決まっているので、オーバーしてしまうのかなという部分もありますが、周知等も含めまして、この上映会が成功するようによろしくお願いいたします。
 あと、「みたかチルミル」ということで、「とうきょうチルミル」をそのまま「みたか」にということでわかりました。ただ、ネットを見ても、チルミルの説明とか、何も載っていない状況で、東京都の周知もどうなのかなという部分もありますが、せっかく今度、こういう形で三鷹市もやられるということなので、こういう活動をしていることの周知、利用者の方への周知も含めて、ぜひやっていただいて、これをうまく使っていただきまして、せっかくとれた予算ですので、うまく使っていただくように、三鷹としても、ぜひ、チルミルということを、皆さんがわかってもらえるような形で発信していただければなと思いますので、よろしくお願いします。
 あと、予備費の考え方はわかりました。他市を参考にということで。
 後半になりましたのでということがありましたが、きょうといいますかね、北海道でああいう大きな地震があったので、三鷹市もということで、心配の部分で、この1億というものがどうなのかという部分もありますが、この予備費というのが、柔軟に動かせるといいますか、そういうお金ということもありますので、その辺も、近隣市もそうだと思いますけれども、今後、地震後、起こったところの予備費の使い方とか、そういうものがどうだったのかということも分析、研究していただいて、予備費のあり方というものも研究していただければと思います。
 よろしくお願いします。終わります。


◯委員(野村羊子さん)  それでは、1つずつ行きたいと思います。まず、高畑 勲監督のことですが、今、映画の選定は市長の思いによるんだというふうな御説明だと受けましたが、なぜ三鷹で追悼の会をやるのか。三鷹に住むさまざまな著名な方、あるいは、三鷹にかかわってくださった方で亡くなられた方というのはこの間いろいろいらっしゃると思うんですね。なぜ高畑監督だけ追悼の特別の会をやるのか。ジブリではジブリの美術館でお別れ会というのをやりましたよね。たくさんの人が詰めかけたという話も聞きましたけど、ジブリとしては、もうそれは、自分たちでは追悼という会はやっているわけですよね。なぜそれに加えて三鷹市がやるのか。
 三鷹市として、つまり、どういう方を追悼、わざわざ補正予算を組んでまで追悼の会をするのか、しないのか、そのような基準があるのかということについて確認したいと思います。


◯スポーツと文化部調整担当部長(向井研一君)  まずこの追悼といったようなイベントについての基準があるかどうかということについては、特に現時点では基準はございません。やはりそのとき、そのときの案件に応じて判断をすることになろうかと思っております。
 やはり、なぜ三鷹でやるのかといった点でございますけれども、先ほど申し上げたように、三鷹での市立美術館であるジブリ美術館の開館の当時から、理事として、開館、また、それから、現在までの運営に当たるまで大変お世話になった功績ということがありますので、それを三鷹市民と一緒に追悼しようという趣旨でございますけれども、この5月に行われたジブリが主催したお別れの際のときにも、市長のところに多くの方から三鷹市でも映画上映等を開催したらどうだろうといったようなお声があったというふうに聞いております。
 そういったことも踏まえて、特に世界的にも、国内外、高畑 勲監督は非常に認知されて、有名でありますし、ぜひそれを皆さんで一緒に追悼したいという思いから、今回この追悼映画上映会というものを開催するという計画を立てたところでございます。
 以上です。


◯委員(野村羊子さん)  市長がお声を受けて、皆さんのためにみたいなことではあるんですけど、というふうに聞こえるんですけど、やはり市の財政規律として、その基準というか、やるか、やらないか。今回無料でやりますよね。追悼なさりたい方は、じゃあ、そこで、例えば1人1,000円でも出せば、あるいは800円でも出せば、今回の予算、賄えるわけですよね。変な話ね。三鷹市18万何千人が全てそこに関心があり、そこに追悼するというふうなことなのかというと、私ももちろん高畑さんの映画好きですから、やることそのものがどうこうというより、やっぱり三鷹市の予算としてこれをやるということの本当に正当性をきちっと示さなければならないんじゃないかと思うんですが、その辺、もう1回お願いします。


◯企画部長・都市再生担当部長(土屋 宏君)  すいません。まず三鷹市の大きな政策の1つとして、文化の薫るまち三鷹ということを掲げております。そういったところから文化行政というのは力を入れていきたい。ただ、全体的な経費として文化行政というのはそんなにお金がかかっているわけではございません。ただ、やはり市民の皆様一人一人にそういう思いをどんどん広げていくというようなことでの取り組みを進めているという中で、先ほど担当の部長も申し上げましたとおり、高畑 勲さんに関しましては、この間、三鷹市のこういう文化行政に大きな功績があった方ということで、今回、こういうふうに残念ながら亡くなられてしまったということを契機というか、きっかけ、ちょっときっかけというのは言葉がおかしいですけれども、そういったところでの顕彰とあわせまして、やはりこういうアニメーション文化の発信、それにも大きくこれからも寄与していきたいという思いで、今回こういった追悼映画上映会を開催させていただいております。
 委員さん、ちょっと市長の思いというふうにおっしゃいましたけれども、決してそういうことではなく、やはり文化行政全体の中で、今回、こういったことをきっかけにやらせていただくということで御理解いただければと思います。


◯委員(野村羊子さん)  顕彰の仕方っていろいろあると思うんですね。今までも名誉市民みたいな形の顕彰とか、あるいは作品を市が購入なり、いただくなりして展示をする、企画展をするというふうなこともやってきていますよね。で、今回、では、なぜ、このタイミングでの追悼映画上映会なのか。あるいは、来年度、例えば一周忌的な時期に予算組みして、あるいは、全体のさまざまな行事の中で位置づけてやるということも考えられたと思うんですが、わざわざ補正を組んでまでやるということの理由をもう一度お願いします。


◯企画部長・都市再生担当部長(土屋 宏君)  確かに1年後に当初予算を組んでやるというやり方もあろうかと思います。ただ、これは、残念ながら亡くなられてしまったということを踏まえて、それを受けて、三鷹市としても、またこれも言い方ちょっと難しい言い方になる、タイムリーという言い方をすると非常に語弊が出てしまうんですけれども、やはり皆さんそういったことで残念に思われているという思いの中でやらせていただく。これは、先ほど、私、文化行政の一環ということも言いましたけれども、あわせて、三鷹市としてもそういったことを大切にしているということを三鷹市民以外の多くの方にも御理解いただけるというようなきっかけにもさせていただければというふうに考えております。


◯委員(野村羊子さん)  市が言いたい理由は、とりあえずは、何を言っているかはわかりますが、それが本当に市民の皆さんの納得を得るかどうかというのは、私自身ももう一度皆さんの声を聞いてみなくちゃなと思っています。
 「みたかチルミル」について、今回、東京都、今年度の新規事業ですね。で、これ、保育グランパ・グランマをふやすというサブタイトルがついているんですよ、「とうきょうチルミル」って。今どきね、まあ、だから、高齢者を引っ張り出したいというふうなことなのかなと思いながら、実際に、じゃあ、今、ファミリー・サポート・センターの、実際に今子育て、援助会員なり、サポーターなりとして登録して活躍していらっしゃる方々の年齢層って、これに該当するような御年齢の方々なんでしょうかね。
 今回、そういう方々に研修をして、ステップアップというのか、ブラッシュアップというのか、していただくというふうなことなんですけれども、研修していただいて、緊急、あるいは虐待の方とか、そういうときに対応できるようになることは、それはそれで、その中身そのものはある意味では必要なことであったりもすると思うんですけれども、実際に今、35人、つまり、子育てサポーター41人中35人の方が研修を受けてくださるだろう。今、援助会員220人の中で、新たに研修を受けてくださるだろう15人というのは、まだ、これ、募集して人数が確定したわけではなくて、これだけの人数がやりたいよという予算の人数でしかないわけですよね。実際に見込みがあるのか、あるいは、それ以上の人たちが受けたいといった場合にどうするかということについてもあわせてお願いします。


◯子ども家庭支援センターすくすくひろば担当課長(後藤めぐみさん)  年齢層についてなんですけれども、現在、一番多い年代は、40代が31%、50代が26%、60代が22%、70代が14%という数字が出ておりまして、一番多いのは40代なんですけれども、実際に御活躍いただいているのは、50代、60代の方が多いというふうに数字が出ています。40代の若い方は、ここでファミリー・サポートの援助会員の資格を取っても、ほかにパートとして月曜日から金曜日まで働きたいという方もいらして、そこの職につかれている方も多くて、援助活動が厳しいという方が多い状態にあります。なので、実際に働いている方は、活躍していただいている方は、50代、60代の方が一番多いです。
 そして、人数の確保についてですけれども、それは課長のほうから。


◯子ども発達支援課長(池沢美栄さん)  人数の見込みのところでございますが、今現在、ファミリー・サポートの援助活動の多くの活動数のうち、子育てサポーターの方に担っていただいている部分が、ある一定程度件数が多くなっているといったことがございます。そういったことからも、高い意識を持っていただいて、既に御活躍してくださっている41人から、その中の、日程がどうしても合わないであるだとか、そういったことの研修を受けにくいものの状態を除けば、一定程度の35人程度は受講していただける、養成講座を受講していただけるものと思って考えております。
 また、援助会員の方の220人のうちから15人といったことでございますけれども、お忙しい中で日程を組んでいきますので、やっていただける方と、あと、実習を、子育てサポーターの方がなっていただける養成のところの講座を先に打っていくといったこともありますので、多分そういったものが、周知が進んでいけば、御活躍していただいている、今、一般の援助活動をしていただいている援助会員さんに対しても、この人数についてはやっていただけるものと考えております。
 新たにこれ以上どんなふうに人数がふえていくかといったことにつきましては、またいろいろ現場等とも精査をしていきながら考えていきたいなというふうにして思っておりますが、おおむね、この人数、やっていただけるものと思って想定をかけております。
 以上です。


◯委員(野村羊子さん)  要するに、ファミリー・サポートって、やっぱり援助会員が少ないというか、需要にマッチしないというか、そこが一番の問題で、サポートしてほしい時間帯なり、内容なりに援助会員の提供できるものが合わないということがこの間ずっと問題だったと思うんです。子育てサポーターという形で別途研修をして、相談に応じたり、保育をしたりというふうなことをできるようにするという中で、ある種、仕事的にそれを担ってくださる方をふやしてきたという経緯があるんじゃないかと思うんです。この子育てサポーターとして仕事をした場合に、その方が得る、報酬という言い方でいいのかどうかわかりませんが、そういうのは今幾らになっているのか。今回、チルミルとして動くときに、説明としては、ファミサポの800円、利用会員から払われる800円プラス500円ということですけれども、そこに子育てサポーターとしての資格を持っている人たちはさらにプラスアルファがあるのか。東京都は、これ、活動時間につき1,000円の上乗せとしていますよね。それを三鷹は500円にしているということの理由もあわせて、お一人の方が受ける金額。先ほど寺井委員からもありましたけれども、人数的なことと、実働に対応して、この時間で間に合うんだろうかというふうなこととありますけれども、実際にはコーディネートして、利用会員の方から利用申請があった場合に、ここには、じゃあ、チルミルの方を派遣しよう、ここにはサポーターの方を派遣しよう、ここには援助会員でいいみたいな、そういうコーディネートを結局するわけですよね。だから、そこで、金額的なものは逆にそこで調整できちゃうということになるんじゃないかと思うんですが、本当に必要な人にその高い研修を受けた方が行けるようなことをきっちりできるのかというふうなことをもう一つお願いしたいと思います。


◯子ども発達支援課長(池沢美栄さん)  一番最後の質問のところのものですけれども、ふさわしい、その方に本当に援助を求めていらっしゃる方に、どの方にこの援助をお願いしたらいいのかといったところは、従来もサポートセンターのアドバイザーがしっかりコーディネートをしているところです。それは、今も、どの援助について、どの方がいいのかといったことを、今現在も行っておりますので、それはスタンスとしては変わらないというふうにして考えております。この方はサポーターがいいのか、もしくは、サポーターには至っていないかもしれないけど、御近所でいつもやっていただける方が好ましいのか、そういった視点も持っておりますので、さまざまな援助を求めている方のニーズと申しますか、そういったものに合わせたコーディネートを引き続き行っていきたいなというふうにして考えております。
 また、子育てサポーターの人件費というか、お支払いする金額についてですけれども、援助活動をしている、今も、現在もですね、今現在援助活動をしているときについては、子育てサポーターであっても、一般の援助活動をしていても、利用者からのお支払いする金額800円には変わりがございません。
 一方で、親子ひろばであるだとか、研修についての一定程度の預かりの保育、そういったものについては、800円以上の金額でお支払いをしている場合もございます。
 それと、最後になりましたが、500円という、東京都は1,000円を上限にして金額を支払ってもいいというふうにしてなっておりますけれども、三鷹市として、そこをあえて500円といった金額を設定をさせていただきました。これは、今現在、ファミリー・サポートの援助活動のほかにも、例えば、もっと小さいお子さん、生まれたばかりのお子さんがいらっしゃる御家庭に、家事援助であるだとか、そういったことを行う育児支援ヘルパーであるだとか、要保護児童のいらっしゃる御家庭に家庭事支援をしたほうがいいというようなヘルパーを派遣をするといった事業もございます。育児支援ヘルパーについては、昨年度でいいますと、47件、558日間派遣をしておりますけれども、その金額、そこでお仕事していただいている人のお支払いをしている金額と今回お支払いを上乗せをさせていただく金額に大きく離れが出るというあたりは、活動していただいている方々のバランス等を考えて、こういった金額が、一定程度、今年度、来年度についてはこの金額でいこうというふうにして考えたところです。
 以上です。


◯委員(野村羊子さん)  金額のほうからいきましょうか。今、ファミサポは800円ですと。子育てサポーターというお資格を持っていても、研修を受けた人であってもね。それ以外に、育児支援ヘルパーとか、要保護児童へのヘルパーは何というのか、今の話聞いて、ちょっと捉えられなかったんですが、それについては、では、その人たちは幾らという規定がありますか。


◯子ども家庭支援センターすくすくひろば担当課長(後藤めぐみさん)  育児支援ヘルパーは1時間当たり1,000円で行っております。養育支援ヘルパーにつきましては、1時間当たり1,600円で活動を行っております。
 以上です。


◯委員(野村羊子さん)  それぞれの制度の中で決まった金額があるということですね。ということで、その間、800プラス500で1,300と、その間をとろうかみたいな感じの金額の定めかなというふうに思いますが、それが本当に妥当なのかどうか。全体の、それこそ育児ヘルパー、民間のヘルパーを依頼したときに、千何百円ということが利用者にはかかるし、ヘルパーそのものに支給される給与、報酬というのが時給幾らというふうな、そういう市場の中で、この金額というのが勘案されたのかどうかということをもう1回確認します。


◯子ども政策部長(濱仲純子さん)  ファミリー・サポート・センター事業につきましては、会員同士の支え合いの仕組みとして、ボランティア精神をもとに考えた制度の仕組みの中でございます。また、先ほどお話しした育児支援ヘルパー、養育支援ヘルパーにつきましては、一定の資格を持った方にさらに研修を受けていただいた上で業務に当たっていただくというような、専門性を兼ね備えた業務であったりというところのバランスを今回考えて、800円に500円の上乗せの1,300円という形をですね、日ごろの活動に感謝を込めて、今回東京都がこの制度をつくったことを契機に、私ども、せっかくの制度でございますので、活用させていただき、皆様のお気持ちにも感謝をしつつ、支給をしたいというものでございます。
 もちろん市場価格といたしまして、2,000円とか、また、資格によってはもっと高い1時間当たりの単価でのヘルパー派遣というのはございますけれども、今回はあくまでボランティアの地域の支え合い活動の中での金額設定というふうに私ども考えているところでございます。


◯委員(野村羊子さん)  金額の考え方はわかりました。言っている中身がわかったという話でね、置いときますけど、それで、実際に支え合いのボランティアということですけれども、何か事が起こったときの保険、あるいは労災、責任、その辺の、さらに今回、専門性が必要な方たちのところへ派遣しようというふうなことになるわけで、今までのファミサポであれば、ちょっと難しいから無理ですみたいなね、コーディネートし切れませんとかいうふうなことだってあったんじゃないかと思うんですが、そうではなくて、緊急、児童虐待というふうなことの研修を受けて派遣する人たちですよ。そういう人たちに対するそういう補償、何かあったときの、それはサポーター、ヘルパー自身も、子ども自身も含めて、何かあった場合の責任体制、あるいは補償というのはどういうふうになっていますか。


◯子ども家庭支援センターすくすくひろば担当課長(後藤めぐみさん)  ファミリー・サポート・センターにおきましては、援助会員と利用会員を対象にしました保険に入っております。活動中の事故とか、傷害とか、損失とかについて、事務局が責任を持って行っております。
 以上でございます。


◯委員(野村羊子さん)  事務局が責任を持って行っているというところがね、市が責任を持ってちゃんと行っているということが実際には重要なことではないかと思いますが、そこが本当にちゃんとできるのかどうかということは、つまりね、東京都もこの制度、ファミサポのボランティア精神の上に乗っかってボランティアをふやす、保育グランパ・グランマって、リタイアした人たちはお暇でしょうからやってくださいみたいなね。それ、今、そうじゃないじゃないですか。今のグランパ・グランマは、自分の孫に大変ですよ。プラス、介護もしています。若い方たちのダブルケア、問題になっていますけれども、今、50代、60代って、逆にダブル、トリプルケアしていますよ。そういう方たちが、本当にボランティアでやれる余裕があるのかといったときに、本当に責任持ってサポート、ヘルプをする、子育て支援をするといったときに、ボランティアに寄りかかっていていいのかという制度上の問題があると思うんです。私はそこが、特に40代の方の登録は多くても、実際には活動し切れないというね、思いはあってもできないというのは、収入を得なくちゃいけないからじゃないですか。だとしたら、これ、それは東京都の制度なので、あれですけれども、やはり市としては、ボランティアではなくて、きちっと仕事としてできるヘルパー、先ほど言った専門性のヘルパーってありますよね。同じような専門性を持ったヘルパーというね、仕事としてやっていただくような制度設計というのを考えなくちゃいけないんじゃないですかと思うんですが、その点についてはいかがでしょうか。


◯子ども政策部長(濱仲純子さん)  現在、今の社会状況の中で、専門性を持った子育ての担い手というのは、本当に貴重な人材でございます。反対に、ファミリー・サポート事業の中で御活躍いただいている方については、もちろんそれぞれの御家庭の事情もございましょうが、その上で高い志をお持ちになって、手助けをしたいという、そういった方の集団だというふうに私ども思っております。当然それを職業として、自分の生活の糧にというような方についてはですね、本当に今引く手あまたでございますので、そういったところでの活躍の場がしっかり確保されているというふうに考えております。その中でもやはり地域での支え合いの部分を少しでもしっかりとつくっていきたいということでの今回の対応でございます。
 以上です。


◯委員(野村羊子さん)  本当にこの先のことを考えたときに、どこまでこのボランティア制度で維持できるのかというのはね、いろいろ先を見通した検討をしていかなくちゃいけないんじゃないか、それは問題提起としておきます。
 それで、これ、東京都は、2年間、2018年、2019年度は補助率10分の10、その先は2分の1ということでやっています。一応今の制度設計はね。これが、その次、来年、再来年に、いやいや、10分の10で続けましょうとなるかどうか、状況でわかりませんけれども、とりあえずサンセット事業というふうに捉えられると思うんですが、三鷹市は、じゃあ、その場合どうするのか。2年で終わり、あるいは3年目は250円上乗せというふうにするのか、それとも、継続するために一般財源を上げるんだという覚悟でやるのか、その辺、ちょっとどうでしょう。


◯子ども発達支援課長(池沢美栄さん)  先ほど申し上げましたように、育児支援ヘルパー、または養育支援ヘルパー、そういった、さらに高い、丁寧な、より緊密なかかわりを持たなければいけないヘルパーの方々のお支払いと、いろんな今回行いますファミリー・サポート・センター事業との金額、そういったものをさまざま考え合わせることがやっぱり必要かと考えております。この事業を平成31年度までといったことの10分の10の間の中で、またしっかりと総括をして、次にどのように進んでいくのか、検討をしっかり行いたいと考えております。
 以上です。


◯委員(野村羊子さん)  それでは、それは本当に来年、再来年の検証ということで、実態とね、あるいは、この人数が集まっていただけるのか、利用の方のニーズに合わせた支援ができるのかということはしっかりと確認をしていっていただきたいと思います。
 じゃあ、次へ行きます。市道第56号線。市道拡幅ということで、場所的な問題としては、これ、やっぱり緊急にというか、できるだけ早くやれるといい場所だろうなと想像はしておりますが、でも、とりあえず、今まで三鷹市は、土地開発公社を使って、まずは用地取得をする。その後、補助金等を活用ができないかどうかというのを確認をしながら、市が順次買い取っていくというふうなことをしていたと思うんです。なぜ今回、直接補正を組んでまで急いで買い取るのか、土地開発公社を活用できなかったのかということについて確認をしたいと思います。


◯財政課長(石坂和也君)  土地開発公社の活用の有無というか、検討についてというお尋ねでございます。まず基本的な考え方といたしまして、例えば土地開発公社の所有している土地について、市が整備を行う場合、整備・供用開始前に市が買い戻してから整備・供用するという考え方が前提にあります。その前提の中で、例えば井口地区で行った東西道路、こちらについては、補助金の活用があるということで、土地開発公社で一旦買い支えて、後年度に補助金を活用して用地を買い戻したといった経過がございます。この56号線については、そういった補助金の有無もないといったようなところの中で、今回、やはり緊急に整備をする必要性があるだろうといったような考え方から、当該年度に、土地開発公社、取得しますが、買い戻しの予算も計上して整備を行うと、そういった考え方から予算計上を行ったものです。


◯委員(野村羊子さん)  緊急性の中身というのは、相手方のあることなので、そういうことが理由が大きいのかなと推測をします。補助金があっても、なくても、市の財政的な計画的な活用ということであれば、今、これ、購入して整備することで、当該の道路が全部きれいにつながるというふうなことになるのかどうか。もしそうでなければ、そこまで急がなくてもよかったのではないかというふうなことが考えられると思うんですが、その点いかがでしょうか。


◯道路交通課長(池田啓起君)  今回の案件2件につきましては、平成30年の3月ごろから土地の売買及び土地利用の予定があるということで、2件の問い合わせと相談を受けております。その後、事業の趣旨を説明して御理解いただき、2件とも、双方のスケジュール、例えば取得時期であるとか、整備や方法等を前提に御協力をいただける方法で、協力、協議をさせていただきました。
 1件につきましては、当初予算編成後の3月に問い合わせがあって、先方のスケジュール的に、急遽、急いでいるということもあり、土地開発公社で先行取得を行って、今、所有権移転等の手続を行っているところであります。
 もう1件につきましても、土地開発公社での取得を検討はしたんですが、やはり前提となる交渉において、土地利用のスケジュール、秋ごろに契約をして、道路整備をして、市が道路区域に入れて道路を適切に管理していくという前提で協議を交渉しておりますので、スピード感を持って対応するためには、今回の補正としてお願いして対応していくというふうに進めてきたところであります。
 以上です。


◯都市整備部調整担当部長(小泉 徹君)  今のお話では、周りがどうなのかというようなお話もございました。今回、既に隣接する部分につきましても、広がっているということで、今後、取得した後に、そこを整備することによって連続性が保たれるということもございますし、また、今回拡幅でございますので、そこをきちんと道路区域に入れてあげないと、うちの後ろのほうの土地のほうについての活用もできないということがありまして、今回こういった形で補正に上げさせていただいたということでございます。


◯委員(野村羊子さん)  相手方の事情があって、緊急、タイミングが必要だということはわかりました。それで、道路整備をするということですが、道路拡幅工事の事業費というのは予算化されているのでしょうか。今年度中にやるとしたら、それも今度、予備費対応なり、補正予算なりということがあり得るのか、今後の予定についてどういうことになっているのか、ちょっと確認したいと思います。


◯道路交通課長(池田啓起君)  今回の2件につきましては、延長が11メートル、あともう1件につきましては12メートルと、延長的には短い工事となります。今の予定ですと、平成30年度の既定予算の範囲で対応できるということで今考えております。
 以上です。


◯委員(野村羊子さん)  はい、わかりました。土地を購入するということに関して、今まで土地開発公社でやれてきている、あるいは、やってきている。でも、ここのところ、じかで買うということもふえてきているということで、土地購入の予算というのを一定額、予算として計上しておく、補正予算じゃなくてというふうな、そういうことというのはあるのか、ないのか、検討するのか、しないのかといふうなこともちょっと確認したいと思いますが、いかがでしょうか。


◯財政課長(石坂和也君)  やはり予算としては、計画性があるものということで、やはりつかみで一定程度持つというのは、なかなか予算計上は難しいのかなということで、やはり最小の経費を見積もるといった中で、あと、そういった不測の事態が生じたときは、その都度予算措置で対応するといったような考え方でございます。


◯委員(野村羊子さん)  考え方はわかりました。じゃあ、予備費のことについて行きたいと思いますね。ブロック塀の対応をしていただいたということで、緊急に対応していただいたのは、これはよかったと思います。やはり全国的な課題として取り上げられた中で、調査をし、必要があるからさっさと工事にかからなければいけないというふうなね、その対応はよかったと思いますが、予備費の考え方として、今回不足するかもしれないということで増額をするということですよね。
 1つ考え方として、ブロック塀の工事そのものを補正予算で組む。他の自治体で、夏に臨時議会を開いて、補正予算、緊急に上げたというふうなところもあるんです。それは予備費の対応ができなかったのかどうかというのは、ちょっとそこまで細かく確認していませんけれども、そういうことは、1つは、ブロック塀って何千万かかるってわかっている話であれば、そのとき緊急に臨時議会でも開いて、そのための予算を組むというふうなことが考えられなかったのかどうかということと、補正予算が不足して追加するという事態が、過去、私は今まで余り記憶にないんですが、あったのかどうかというふうなことについて、ちょっと確認したいと思います。


◯財政課長(石坂和也君)  まず後段の予備費を追加した補正があったかどうかということで、こちら、平成元年から調べてみたんですが、いわゆる骨格、予算を組んだとき以外はないといったのが事実でございます。
 最初の前段の臨時議会での予算編成、補正予算もあったんじゃないかといったようなお尋ねでございますが、これまでも三鷹市においては、例えば台風、豪雪とか、災害等に起因している案件について、早急なものについては、予備費で機動的に対応するといった方針でやってきたところでございます。そうした中で、今回も、万一の地震に備えて、やはり安全が最優先といったような観点から対応したところでございます。
 と同時に、各常任委員会に報告させていただく中でも、予備費で対応させていただきたいというような形で、事前に情報提供させていただきながら、丁寧に進めてきたところでございます。


◯委員(野村羊子さん)  今回、本当に、けさ北海道で地震があって、全道で停電みたいな話になったりしていて、電柱が倒れたというわけではないけども、発電所の関係で停電みたいな話があって、何が起こるか、どこが原因の被害が波及してくるかわからないという事態ではあるので、予備費をそれなりに積んでおく。で、それを緊急災害対応にするんだということは、考え方としてはそれはそれだと思うんです。だとしたら、現状、ことしの状況なんかも考えて、関西では3回台風に直撃されるみたいな事態になって、ということを考えたときに、予備費を積み増しておく。来年度以降、災害対応のために予備費を、1億じゃなくて、もっと置いておくというふうな考え方、検討、検証というのはあり得るのかということを確認したい。


◯企画部長・都市再生担当部長(土屋 宏君)  予備費に関しては、近隣市、先ほど財政課長が御説明したとおり、近隣市の状況等を踏まえて1億円というようなことで計上させていただいております。ここ何年かの状況を見ても、それが足りなくなったというようなことはございませんでした。
 ですので、万が一の場合に備えてということでどこまで積むかというのは、これは本当にバランスというか、考え方というか、いうところになりますけれども、1億とりあえず持っていれば、次の補正予算までのつなぎ等々の期間の中で何とかなるであろうということが、我々の経験則として持っているというところで、現在こういった形にさせていただいております。
 ですので、今回、ここであえて1億を超える金額を予備費で積み増ししようというようなことは、考えとしてはございませんでした。


◯委員(野村羊子さん)  来年度の予算に向けて、検討をするのかどうかというようなことがありますが、どっちにしろ、補正で積めるだけの余裕を持っているわけですよね、決算の中でというか、繰り越し。ここは繰り越しを増にしますけれども、収支差額があって繰り越せる、繰越金を増にできるみたいな、そういう全体像があるから言っていられることかもしれないなと思うんです。その辺は、本当に予算の考え方の中でどうとるのか。今回の決算を見ても、その余裕と言えるのかどうか、あれですけれども、それがあるから、こうやって補正を順次、それこそ毎回のように、補正できるだけのもの、余分を持っているというふうなあり方なんだろうなと思いますが、でも、そのことを含め、それはもう予算のほうの話になるのでこれ以上ここはしませんが、今後どう対応していくのかということはちゃんとそれなりの検討をし、それなりの考え方を示していくということが必要じゃないかと思いますが、どうでしょうか。


◯企画部長・都市再生担当部長(土屋 宏君)  1つ誤解があるようなのであえて申し上げさせていただきます。繰越金があるから補正を組むとか、繰越金があるから予備費を積み増しするとか、そういうことではございません。今までの我々の提案させていただいている議案をごらんいただければおわかりいただけると思うんですけれども、その都度その都度の必要性に応じて的確な予算を補正予算で計上させていただいているというのが我々の基本的な姿勢ですので、その点についてはぜひ御理解をいただきたいというふうに思います。


◯委員(野村羊子さん)  いや、そこを言っているわけじゃない。ちゃんと計画的にやるんだという、先ほど、予算計上の話でも、そうやって、考え方、規律があってといった話、それはわかりますよ。でも、やっぱり三鷹市として、そういう余裕を持っている部分があるというふうなことは私は思っています。ということだけ言って、とりあえず、基金を積むとか、そういうような話もありますけど、まあ、いいです。一応終わりましょう。


◯企画部長・都市再生担当部長(土屋 宏君)  補足させていただきますと、繰越金があるから補正をするのではなく、補正の必要があれば、補助金確保するなり、あるいは、最終的には財政調整基金の取り崩しというような財源の確保をしながら、的確な予算計上に努めていきたいというふうに考えております。


◯委員(大城美幸さん)  1点質問しようと思ったことは、ほぼ市側の考え方はわかりました。最初に高畑勲監督追悼映画上映会について伺います。なぜ行うのかとか等々は、市の考えはわかりましたので、事業の周知をどのように行うのか。対象者が三鷹市民というふうにあります。市内勤務の人とかは含まれるのか、三鷹市民ということをどういうふうに確認するのかということをお聞かせいただきたいと思います。


◯スポーツと文化部調整担当部長(向井研一君)  まずこの事業についての周知の仕方でありますけれども、通常のイベントをするときと同様に、「広報みたか」、ホームページ、特にまた今回、諸印刷費ということで計上させていただいていますけれども、チラシも約3,000部印刷をする予定でおりますけれども、それで考えておりますが、それを市内各所に置いて周知に努めたいと思っております。
 三鷹市民ということでございますけれども、光のホールということで、限られたキャパの中で開催することになりますので、約700人ということですので、市民の皆様を中心というふうに考えておりますけれども、やはり市民といった場合には、在宅、在学、在勤、在活動ということも含めて市民というふうに捉えておりますので、幅広には捉えますけれども、一義的には三鷹市民を中心に約700人の方にお集まりいただきたいと考えております。
               (「在住は対象か」と呼ぶ者あり)
 在住も当然、対象になります。


◯委員(大城美幸さん)  はい、わかりました。3,000部チラシ作成ということで、各所に置くということで、それは、コミュニティ・センターとか、公共施設に限るんでしょうか。


◯スポーツと文化部調整担当部長(向井研一君)  まだ具体的にどこに置くかというところは、詳細はまだこれから詰めていくことになりますけれども、公共施設を中心に、あと、学校ですね、各学校にも配っていきたいと思っておりますけれども、それ以外の、公共施設以外のところについても、幅広に置くことができるように、今後ちゃんと検討、詰めていきたいと思っております。


◯委員(大城美幸さん)  はい、わかりました。では、次の「みたかチルミル」ですけれども、ここも大体わかったんですが、最初の説明で、平成31年度まで都の補助を活用すると。10分の10の間の検証をして、今後考えるというような御答弁だったんですけれども、この資料の四角い、三角の横の四角い囲みに、星印のフォローアップ研修は、養成研修受講後3年以内に受講するということで、「みたかチルミル」は続くということですよね。そうすると、10分の10の間に検証すると言っても、続いて事業は継続されるというふうに考えると、市の持ち出しということになるのかなと思うんですが、いかがでしょうか。


◯子ども政策部長(濱仲純子さん)  今回は、研修を上乗せして実施し、一人一人の会員の方の質の向上を図るという大きな目的がございます。その中で、非常に研修を積んでいただいて、質の向上を図っていただいた援助会員の方を「みたかチルミル」と言います。今回は、東京都の補助金がそのチルミル会員の援助活動に対して出るということでございますので、そこは皆様の活動に感謝の気持ちも込めて上乗せをさせていただきますが、その後につきましては、やはり全体の質の向上は常に図るべきだと考えておりますので、研修自体は実施をさせていただきながら、単価、報酬といいますか、謝金につきましては、またその時点で、継続をするかどうか、別途検討をさせていただきたいというものでございます。


◯委員(大城美幸さん)  はい、わかりました。それでは、もう1点だけなんですけど、謝礼金の支給で、平日1時間当たり800円ということで、休日対応はどのようになるのでしょうか。


◯子ども家庭支援センターすくすくひろば担当課長(後藤めぐみさん)  謝礼金につきまして、休日当たりは1,000円になりますけれども、平日と同じように500円の上乗せでいく予定であります。
 以上です。


◯委員(大城美幸さん)  市の謝礼は、平日、休日変わりなく、上乗せ分が500円ということで、変わりないということですね。それはわかりました。
 最後に、先ほど道路の拡幅の、市道第56号線の拡幅のところの質疑で、その後の道路整備ということについては、平成30年度予算の範囲内で対応できると考えているという御答弁がありましたけども、道路拡幅とか、隅切りの予定とか、計画が、道路整備の予定があるものが、計画があるものが予算の中に含まれていて、突如地主等とかの緊急を要するとか、そういうものになったら、予備費だとか、そういう予算外というふうになることもあるというふうに考えていいんですか。何か先ほどの答弁を聞いていると、道路整備の予定、計画に含まれ、最小の予算で、一定、土地の購入の考え方について、計画のあるものに限るというような答弁に聞こえたんですが、相談を受けているものとか、そういうものまで一応見通しをして、今年度中には購入するという話し合いがめどがつくかなとか、そういうものも含めて、計画のあるものとして考えているというふうに思っていいんでしょうか。


◯都市整備部長(田口久男君)  道路に関しての予算編成の考え方でございますが、当然計画がしっかり立てられて、次年度に進められるものは予算計上していきますが、今回の事業については、建てかえとか、土地の処分に伴いまして進めていく事業。あくまでも所有者の方の協力があって成立する事業ということで、それぞれのやはり御事情があって、なかなか前年度にお話がつくような事例はございませんので、土地購入ということで多額な費用がかかりますので、予算の計上まで至らなかったと。
 ただ、道路整備とか、先ほど言った整備については、通常考えられるものは当然予算計上しまして、対応しているところでございます。隅切り等の整備についても、予算計上しておりますが、これはおおむね一定程度見込みが毎年立ちますので、そういったものは計上させていただいているという考えで進めさせていただいております。


◯委員長(石井良司君)  質疑の途中でございますが、しばらくの間、休憩いたします。再開を11時といたします。
                  午前10時49分 休憩


                  午前10時59分 再開
◯委員長(石井良司君)  それでは、委員会を再開いたします。
 そのまま続けます。


◯委員(渥美典尚君)  お願いします。ほかの委員の皆さんがいろいろ質問していただいたので、私は1点だけ、上映会についてお聞きします。三鷹市民約700人という数なんですけども、申込総数の想定とかはされているんでしょうか。


◯スポーツと文化部調整担当部長(向井研一君)  申し込みについては、何ともですね、時期的なものも、この秋のこの時期はどうかということもあるんだと思いますけれども、基本的に何人というふうに想定をしている人数はございません。多くても抽せんで対応しようということで考えているところでございます。


◯委員(渥美典尚君)  ありがとうございます。なぜお聞きしたかというと、話題作でもあるし、ジブリの作品でもあるし、申し込みって多いような気もするんですよね。過去に勤労者福祉サービスセンターが「アナと雪の女王」をやったときは、追加上映をして対象者をふやした経緯があるんです。トークショーなんかは追加難しいのかもしれないんですけれども、上映だけなら、1部制、2部制にして上映することも可能かなと思うんですが、その辺の対応、柔軟な対応ということに関しては、いかがお考えでしょうか。


◯スポーツと文化部調整担当部長(向井研一君)  フィルムの借り上げも、これも1回、この日にお借りして上映をするという試算で計上させていただいておりますので、同じ日に2部制ということも考えられないわけではないですけれども、非常に長い作品でもありますし、今、いろいろ準備等を考えますと、この日の1日の中で2部制にするのは難しいかなと考えております。
 また、日を改めてということになりますと、また別にこれも予算がかかってきますので、現時点では、大変苦しいところもありますけれども、この1日の1回で対応したいということが現時点では考えているところでございます。


◯委員(渥美典尚君)  はい、わかりました。1時から第1回目で、4時から第2回目というのも可能かなというふうに考えて見ておりました。これ、企画内容、確定しなきゃいけないので、大変かもしれませんけども、ちょっと先例で柔軟に対応した上映会の例もあるということをお含みおきいただき、対応していただければと思います。
 以上です。


◯委員(後藤貴光君)  それでは、高畑監督の追悼映画上映会についてお伺いしたいと思います。今、渥美委員からもお話があったんですけれども、この上映会については、大変申込多数になる可能性があると。広報、ホームページ、チラシ等ですけれども、これ、一旦火がついて、ホームページとかから、インターネット上とかでだあっと広がっていくと、大変な応募数もあるのかなと。特に今回、対象が、三鷹市在住、在勤、在学、在活動という、活動しているのかどうかとか、そのあたりのところ、まず申し込みのところで、どういった形の部分、在住の方は住所をここに書きますから、どういう形でやるにしてもわかるでしょうけれども、在勤、在学についても、場合によっては、どこの大学に行っていますだとか、あるいはどこに勤めていますとか、在活動についてとか、そこら辺のところの確認というんですかね、確認というのは変ですけれども、どういったフォーマットで申し込みをするのか。それと、それに関連してなんですけれども、申込方法に関しては、はがきだけという形でやるのか、それとも、メール等のインターネットでの申し込みも可とするのか。もしこれ、インターネット上で申し込みできますよなんていう形で、在活動、例えば極端な話、三鷹市に買い物来るから在活動ですというふうな形のことも、極端な話、あるのかななんて思うので、そのあたりのところ。特に在住市民中心で抽せんについても行いたいというお話ありましたけれども、具体的にはそのあたりはどのような形でやるのか。大きく3点ですかね、お伺いしたいと思いますので、お願いします。


◯スポーツと文化部調整担当部長(向井研一君)  やはり準備に当たって、この申し込みの多数の場合の抽せんというのが非常に担当としても悩ましいところではないかと考えております。まず、はがきだけではなくて、ネット上でもシステムを使って申し込みができるような、そういう仕組みを今回は提供したいと考えております。
 先ほど申し上げたように、在宅、在勤、在学、在活動ということを、募集をする際にもそのような表示をして申し込みを受けたいと思っておりますけれども、なかなか在活動をですね、どのように確認をするのかというのは非常に難しいところなんですけれども、その確認をする作業に非常に時間を費やすということは本来のものではないので、ここは、市民の方、応募される方の書かれたものを信用するというんでしょうか、それに基づいて対応したいと考えております。はがきや申し込みされた内容については、一定の住所を記載していただいて、ここで活動している、ここで勤めている、ここの学校に行っているといったようなことを書いていただいた上で、それを基本的には信用して、そこで抽せんをしたいというふうに考えております。


◯委員(後藤貴光君)  在住中心の件、在住中心でやりたい、抽せんについてはやりたいということだったんですけれども、例えば応募者多数の場合は、500人くらいまでは在住の方を優先するだとか、先ほど在住中心という話がありましたけれども、ネットの関係であっても、はがきであっても、抽せんしていって、例えば外からの応募が多数でも、例えば1,000個引いて、在住の方が500までいった時点で、その500人までを先に優先してという形のこともできると思うんですけれども、具体的には、在住中心の部分というのは何人くらいを想定しているだとか、あるのでしょうか。ちょっとお伺いしたいと思います。


◯スポーツと文化部調整担当部長(向井研一君)  まず対象を700人としておるんですけれども、先ほど申し上げたように、どれだけの数が応募があるかということも、全体のことを見た中で、ちょっとそこは改めて考えていきたいと思っております。初めから何人までは市民ということで中心にということは、今現時点では申し上げられませんけれども、応募総数を踏まえた上で、そのところは抽せんに当たっていきたいと思っております。


◯委員(後藤貴光君)  では、三鷹市の事業でございますから、これについては、在住中心でやりたいということですので、そのあたりは、実際にやる中で、そこには十分に配慮して、実態に合わせた中で取り組んでいただければと思います。
 次に、「みたかチルミル」養成事業の実施に関してお伺いをしたいと思います。まず今回、緊急救命、特にチルミルの方は緊急救命、あと、援助会員の新規会員の方にも緊急救命研修を今後は行っていくということになると、その差が出てくるかなと思うんですよね。既存会員さんで受けない方も、例えば援助会員で、現在登録している方については、緊急救命研修は対象外という形になると、そのあれはやっていないと思うんですよね。一方で、今後、新規会員で登録される方は緊急救命研修が必修という形になると思うんですけれども、その点に関して、今後、順次全員を対象に、これは研修をやっていくのかどうか、確認をしたいのが1点です。
 それから、チルミルの対象が必要なケースとそうでないケース、非常に困難なケースを優先的にマッチングを、困難なケースというか、それにプラス500円するのに、それなりの研修に見合うだけの方とのマッチングというような形になると思うんですけれども、また、チルミルの方の対応が必要なケースと普通の一般援助会員でも大丈夫なケースというのがあると思うんですけれども、そういった場合、ある程度高度な対応が必要な方については、必要な研修をやった上で、実質1,300円になるんだと思うんですけれども、ただ、一方では、それほど数がないということもあると。例えば援助会員の方が、私もチルミルになりたいというふうなお声がたくさん出るケースもあると思うんですよね。予算の都合もあると思いますので、今回、50人を対象に、子育てサポーターから35人、援助会員から15人、実際に活動されている方の想定等があって、このくらいというふうにあると思うんですけれども、援助会員さんからの、今想定されている15人の養成に関しては、どういった基準で選抜をするのか。例えば私もチルミルの追加研修を受けてチルミルになりたいという方が、例えば多数いらっしゃった場合の、その選抜、これは非常に難しいんだと思うんですけれども、そのあたり、どのような基準で考えていらっしゃるのか、お伺いしたいと思います。よろしくお願いします。


◯子ども家庭支援センターすくすくひろば担当課長(後藤めぐみさん)  まず1点目の緊急救命研修についてですが、これはもう東京都のほうから、平成29年度から、要綱の中で、緊急救命を受講する必要があるというところで言われていますので、昨年度から緊急救命の研修は実施しております。個人で市で受けた方は、それをよしとしているんですけれども、ちょっと受けられなかった方がいらっしゃいますので、その方は必ず受けていただくというところで、今年度も、このチルミルになられる方を対象に、そこに必ず受けてくださいというふうに呼びかける予定でおります。今後は、養成講座を受ける方には必ず受けていただく予定でおります。で、全員が受ける形になっていく予定です。
 そして2点目は、困難なケースと一般のケースについて、どうやって振り分けていくかというふうな御質問があったと思うんですけれども、基本的には、困難なケースというのではなくて、普通の援助、一般のケースに対して、「みたかチルミル」の方に活動していただくって、中には、そういう方もいらっしゃる、初めからわからないので、援助のケースについては、行ってみて、そういう方がいらしたら、そのスキルを持って対応していただくというふうなことになるかと思います。今の時点では援助内容については、違わないということですね。チルミルも、普通の援助会員の援助内容は変わりはないということです。
 そして、どのような方を選んでいくかということなんですけれども、援助会員になって、実際に活動をしていただくんですけれども、活動件数が30回以上経験した方を対象に、子育てサポーター、チルミルとして応募していただきたいと思っていますので、そのような形で選定していきたいと思います。
 以上です。


◯委員(後藤貴光君)  では、まず緊急救命研修の関係ですけれども、一応確認ですけれども、既に平成29年度からやっていて、まだ受けていない方もいらっしゃるけれども、今後、できるだけ速やかに、新規の方も含めて、登録者全員が緊急救命研修を受けるようにしていくと。実際のところ、今、緊急救命研修、どのくらい、登録会員の方、現員の方261名いらっしゃって、ちょっと今お休みされている方とか、そういう方もいらっしゃるとは思うんですけれども、実際261人中、どのくらい、例えば7割くらいとか、8割くらいとか、どのくらいの方が緊急救命研修を既に受講済みというか、なのか、お伺いをしたいと思います。


◯子ども家庭支援センターすくすくひろば担当課長(後藤めぐみさん)  実際に220名の中の活動してこられている方は150人ぐらいなんですね、年間。それで、その方を見ますと、去年の緊急救命をうちでやったところの受講者は50人ぐらいですので、それ以外、自分で実際に受けている方は、同じような数、大体7割ぐらいは受講しているというふうに認識しております。
 以上です。


◯委員(後藤貴光君)  それでは、緊急救命については、できるだけ早く全員の方が受けられるよう取り組んでいただけるよう、お願いいたします。
 予備費の関係、今回いろいろ議論出ていると思うんですけれども、予備費の増額の話とか、考え方の話も出ていると思うんですけれども、今回のケースに関しては、予備費の範囲内でブロック塀の対応についてはできるということで、ただ、少なくなってきたので、通常の定例会の中での補正で行うということだと思うんですけれども、本当に緊急に市民の方の生命・財産や活動について影響がある、しかも金額も、2億、3億とかかるようなケースについては、私が考えるのは、こういったケース、今までこの間、平成元年から事例がないということですけれども、市長の専決で、議長に対して、議会に対して専決申し出の上で、それを行う。平常時のふだん使いに関しては、今回のような形で対応する。あるいは、時間的余裕があれば、まあ、時間的余裕はないけれども、そこまで緊急じゃないというようなケースの場合は、例えば場合によっては臨時議会を開く。これは議会と市側のほうで調整する形になろうかと思うんですけれども、そのような形でのことを考え、そういった部分まで想定して、予備費については1億円ということを想定されているのか、そのあたり、近隣が1億円とか、経験則的にというお話もありましたけれども、対応の仕方としてはそういったことを考えているのかなというのを確認いたしたいと思いますので、お願いいたします。


◯企画部長・都市再生担当部長(土屋 宏君)  御指摘のとおり、基本的に一定範囲での対応ができる可能性のある中での予備費対応ということでの1億円です。これが当然足りなくなれば、先ほど、委員御指摘のとおり、専決ということもありますし、要は、予算を緊急の場合にどう使うかというのは、恐らく各市、まちまちで、それは各市の議会と市長部局との間でのそういうやりとりの中でのルールが、恐らく暗黙のルールがあって、臨時会を開くというところもあるでしょうけれども、例えば三鷹市の場合なんかは、選挙なんかでも専決処分でやらせていただいているということがございます。
 そういったことからいたしますと、まずは予備費で対応。それが無理な場合には専決処分というようなところが一定のルールかなと。ルールというか、一定の考え方かなというふうには思っております。その上で、時間が間に合うようなものは補正予算ということ、この組み合わせ、うまくやりながら、緊急の対応も含めてしっかりとした対応をしていければと考えております。


◯委員長(石井良司君)  他にございますか。
                (「追加質問」と呼ぶ者あり)
 以後気をつけていただいて、質問は1回でまとめていただきたいと思います。


◯委員(野村羊子さん)  すいません。申しわけありません。ファミサポ、チルミルについてですけれども、先ほど保険、ボランティアで保険ということで、ボランティア保険ということの範囲の中の対応だというふうに受けとめましたけども、やはりいろんなことが起こりかねない。支援という、対人支援の中で、いろんなことが起こりかねないということで、労災対応というふうなことも考えるべきではないかと思うんですが、この辺の対応についてどうなっているのかだけ、ちょっと確認したいと思います。


◯子ども家庭支援センターすくすくひろば担当課長(後藤めぐみさん)  保険についてですけれども、ボランティアではなくて、損害賠償とか、活動に対する保険です。労災ではないです。
 以上です。


◯委員(野村羊子さん)  労災というのは、だから、雇用関係があって、労働というふうになって初めてできるということであって、今回これは、活動といっても、つまり、それは雇用関係にある活動ではなくて、ボランティアとしての活動ということであっての補償だというふうに思うんですが、ボランティアじゃない活動というのはどういうふうな位置づけなのか。それで、どこまで、じゃあ、補償されるのか。その方が、あるいは、援助されている対象の方が障がいを負うとか、いうふうなことになった場合の対応というのはどうなるのかということについて確認したいです。


◯子ども政策部長(濱仲純子さん)  ただいまの課長の答弁に補足をさせていただきますと、普通に市民がボランティア活動をしているときの活動の補償ではなく、それ以上の内容に対応できる保険に入っているということで、ちょっと手元に詳細がございませんので、正確にお伝えすることはできませんけども、それ以上の活動に対する責任のある対応ができるような保険に入っているということでございます。


◯委員(野村羊子さん)  障がいを負ってしまったときの対応とかね、つまり、何か対人で物をぶつけたりとかといったときの補償とか、事故を起こしたときの損害賠償みたいな、そういうものはわかるんですけど、その先の、本当に何か後々までずっと補償が必要な状態というようなときは、市が責任を持って、援助会員にしても、利用会員にしても、市が責任を持って、ちゃんと補償し続けるのかということを確認したいと思います。


◯子ども政策部長(濱仲純子さん)  申しわけございませんが、今、手元に保険の内容がございませんので、正確に答えられませんけれども、改めてそのあたり、しっかり活動をしていただける保険の内容かを確認をさせていただき、検討もさせていただきたいと思います。


◯委員(野村羊子さん)  やはり大きな課題だと思います。ファミリー・サポートという制度そのものの課題、先ほどもちょっと言いましたけれども、それに絡む重要なことだと思いますので、できればこの保険の内容については、後ほど資料提供をいただければと思いますし、そのことも含めて、今後の検討というのをしっかりしていただきたいと思います。


◯委員長(石井良司君)  他にございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 委員長を交代します。


◯副委員長(高谷真一朗君)  委員長を交代しました。


◯委員(石井良司君)  ちょっと私、心配な点が1つございます。というのは、先ほども各委員から質疑ございました高畑 勲監督の追悼映画上映会ですけれども、何か聞いているとね、やはり市長の思いが濃くにじんで感じられてしまうんですよね。ですから、こういうものは私は過去にはなかったような気がします。
 それで、確かに文化行政に大変三鷹市は取り組んでいるし、そういう活動自体もジブリを通して高畑さんはやっていただいたと。そこは大変高く評価するところではありますけどもね、ただ、この事業についてやるのはどうかなという思いがあります。やはり補正でやるべきものではないのではないかなという思いが私はあります。それにやるのに、例えばこれ、高畑さんのジブリ関係もやるわけだから、ここに見ると、これ、フィルムの借り上げ料が入っているんだよね。このくらいは向こうでも出してもらってもいいのかなという。金額的には少ないけども、これは気持ちの問題だと思うんだよね。
 そういうことを考えると、私はこれをやることの重要性というのが、先ほど企画部長もしっかり答弁はしていただいたけども、あるのかなという疑問がございますので、再度、この必要性についてお聞きしたいのと、補正で出すものだったのかという、その2点だけを確認をしておきたいと思います。


◯企画部長・都市再生担当部長(土屋 宏君)  まず、何度か御答弁させていただいているところなんですけれども、三鷹市のこの文化行政、文化施策というものを非常に三鷹市は大切にしているということで、アニメーションも文化であるというようなところまで高められた高畑 勲さん。しかも、やはり単にアニメーションを文化として高めた市民というだけで、一市民というだけで、こういったことをやるかどうか。それはまたそれぞれ、その場その場での判断になろうかと思いますけれども、三鷹の森ジブリ美術館の設立から運営にまでずっとかかわってくださっていたという、この三鷹市とのかかわり、これも大切にしていただきながら、その上で、三鷹からの文化、アニメの発信ということにも、この機会を捉えて進めていきたいというのが、今回の追悼映画会の趣旨だというふうに私は考えております。
 その上で、単に映画の上映会にはしていません。これは先ほど説明がありましたとおり、たしか対談等々入れて、やっぱり高畑さんを追悼するとともに、アニメーション文化を発信していく、そうした機会としても大切な、大切な機会としても、この上映会、位置づけさせていただきたいと思いますので、今回こういった形で補正予算を計上させていただいております。
 補正で出すべきかどうかというところについては、確かにいろいろと議論はあろうかと思います。補正で出すべき云々という話につきましては、一昨年度、井の頭の文学施設等々の話もございました。そこでの委員長の、あるいは総務委員会の御意見等々も踏まえて、我々としては、しっかりと説明ができる範囲での補正予算計上というのをこの間取り組んでまいりましたし、そのように努めてまいりました。
 逆に、ただ、何が何でも補正予算を出してはいけないかというと、そういうことではなく、例えば国でも、東京都でも、特に国・東京都、最近補正予算で年度の途中に予算計上して、その補助金を獲得するためにはどうしても三鷹市としては補正予算を組まなくてはいけないというような案件もございます。と同時に、三鷹市としても、これを今のタイミングでやるべきだ、やりたいということについては、的確な御説明をさせていただきながら、こういう御議論いただいて、補正計上させていただく。そのバランスというか、そこまで補正でやるのかと言われてしまうようなことまで、これから出すかどうかというのはまた別ですけれども、その辺のバランスをしっかり考えながら。ただ、これ、大変申しわけないんですけれども、補正予算は一切新規事業を出しませんというふうに、市として、それをここで断言するのは非常に厳しいところがございますので、やはりしっかり御説明させていただきながらの御対応をお願いできればというふうに考えております。


◯委員(石井良司君)  今の説明だと、やはりまだ市長の思いのほうが、思いというかね、そういうのが強そうに思うんだよね。だから、やっぱりこういうのはもう少し慎重に考えてほしいと思う。
 それと、あと、これ、例えば主催が三鷹市になって、協力がジブリとかスポーツ文化財団等になっているけど、逆だったらまだいいのかもしれないけどね。これ、主催が三鷹市だから、どうなのかなという、そういう思いもあるんだよね。だから、協力が三鷹市だから、補正で出していいというわけじゃないんだよ。だから、そういうところは、もう少ししっかり今後考えてもらえればなと思いますので。そういう文化行政に大変関心のある、そういう部分とか、協力していたということは、十分、十二分にも承知はしているところだけども、やはり、議会のルールと言うのかどうかわからないけれども、やはりそういうことで考えていくと、私は補正にはこれも少し合わないのかなという、そういう思いがしています。
 ですから、そういう思いを今後、しっかり市長にも伝えていただいて、今後、これに類するものを出す場合にはね、また新規のものについては、しっかりと精査をしていただいてやってくださいということを申し添えて終わります。


◯副委員長(高谷真一朗君)  委員長を交代いたします。


◯委員長(石井良司君)  委員長を交代しました。
 他に質疑ございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 ないようでございます。御苦労さまでございました。
 休憩します。
                  午前11時28分 休憩


                  午後0時59分 再開
◯委員長(石井良司君)  それでは、委員会を再開します。
 議案第40号 平成30年度三鷹市一般会計補正予算(第1号)、本件を議題とします。
 本件に対する質疑を終了してよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑を終了いたします。
 これより討論に入ります。


◯委員(野村羊子さん)  議案第40号 2018年度三鷹市一般会計補正予算(第1号)について討論します。
 高畑勲監督追悼映画上映会については、どのような基準で追悼事業をするのか否かの基準が明確にならなかった。文化行政を大切にし、アニメを文化にまで高めた功績をたたえ、ジブリ美術館、三鷹市立アニメーション美術館開館当初から理事としてかかわり等々の答弁が繰り返しなされたが、三鷹市にゆかりのある著名人はたくさんおり、その方々への対応との違い、なぜ今こういう形の単独イベントなのかが明確ではない。高畑さん御自身の功績は当然のことではあるが、三鷹市が主催する事業としての開催基準が曖昧であり、恣意的な事業ではないかという疑問は払拭できない。
 「みたかチルミル」事業は、ファミリー・サポートの制度に緊急救命や児童虐待に対する研修を3.5時間追加することで、通常の利用会員からの謝礼800円に500円を上乗せするものである。三鷹市のファミリー・サポート事業は、援助会員登録が261人となっているが、年代の内訳は40代、31%、50代、26%、60代、22%、70代、14%であり、うち、活動しているのは50代、60代が中心であるとの答弁だった。実際に昨年度活動したのは約150人との答弁もあり、40代は登録したが、実際には就労し、対応が困難とのことであった。現実に援助会員とのマッチングにおいて、利用会員の要望に十分応え切れない状況となっている。東京都は保育グランパ・グランマをふやすとこの事業のサブタイトルにつけているが、500円の上乗せという小手先の仕組みで、しかもまさに孫守りと親の介護のダブルケアをしている50代、60代、あるいは、生きるために、あるいは、子どもの教育費のために稼がなければならない40代のニーズにマッチするとは思えない。地域の支え合い事業として始まったファミリー・サポート事業だが、他のボランティアによる、例えば高齢者配食事業などと同様に、恒常的な活動を維持できる人材が不足している。全国的に制度そのものを見直し、検証する時期に来ているのではないか。
 事故があった場合の補償は、団体で傷害保険に加入しているだけで、市が責任を持って対応するとの答弁があったが、実際には保険会社対応になるしかない。きちんと子育て支援ヘルパー制度を直雇用の制度として、仕事として子育てを支える専門家を養成し、福祉として公が責任を持って派遣する制度を検討しなければならない時期に来ている。東京都の2年間の期限つきサンセット事業でもあり、東京都の姿勢も問われなければならないが、継続的な制度ではないという点も大いに問題である。
 市道整備は緊急案件であり、予備費は、当初予算をブロック塀の改修に充当したため、今後の災害対応等を見据えて補充するもので、必要なものと理解する。
 しかし、2点について容認できない点があるので、補正予算は反対する。


◯委員長(石井良司君)  他にございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって討論を終了いたします。
 これより採決いたします。
 議案第40号について、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
                   (賛成者挙手)
 挙手多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
 休憩します。
                  午後1時03分 休憩


                  午後1時04分 再開
◯委員長(石井良司君)  それでは、委員会を再開いたします。御苦労さまでございます。
 企画部報告、本件を議題とします。本件に対する市側の説明をお願いいたします。


◯企画部長・都市再生担当部長(土屋 宏君)  引き続きよろしくお願いします。本日、企画部からの行政報告は2件です。資料のかがみ文をごらんください。
 1点目は、第10回「三鷹の森 科学文化祭」の開催についてです。本事業は、今年度、10回目を迎えることから、当初予算で一定額を増額いたしまして、その上で、この間、具体的な事業内容を検討してまいりました。このたび、全体の計画がまとまりましたので、御報告をさせていただきます。
 2点目は、市町村総合交付金の見直しについてです。この交付金は、一般財源を補完するための東京都から市町村への交付金となります。制度の見える化や算定方法の簡素化等に向けまして、見直しが提案されておりまして、このたび、制度の大枠が固まりましたので、その内容を御報告させていただきます。
 詳細につきましては、担当課長から順次説明させていただきます。


◯三鷹ネットワーク大学担当課長(八木 隆君)  よろしくお願いをいたします。それでは、資料1、第10回「三鷹の森 科学文化祭」の開催について、説明をいたします。
 まず初めに、1の「三鷹の森 科学文化祭」について説明いたします。天文台のあるまち三鷹で、2009年の世界天文年に、三鷹市と三鷹ネットワーク大学との共催で始まった「三鷹の森 科学文化祭」は、2013年8月、三鷹市、三鷹ネットワーク大学、国立天文台の3者で締結した三鷹の森科学文化祭の実施に関する協定書に基づき、国立天文台を加えた3者による共催事業として実施しております。
 ことしで記念すべき10回目の節目を迎えるに当たり、中心事業であるみたか太陽系ウォークについて、国立天文台、三鷹ネットワーク大学を初め、三鷹商工会、株式会社まちづくり三鷹、みたか都市観光協会など、市内のさまざまな団体との連携により、まちぐるみの協働をさらに進めるとともに、10回目を記念する特別企画として、ノーベル物理学賞受賞者である梶田隆章氏を迎えて記念講演会を開催いたします。
 次に、2のみたか太陽系ウォークについて説明いたします。みたか太陽系ウォークは、JR三鷹駅に直径約1メートルの太陽があるという設定で、13億分の1に縮尺した太陽系の軌道を三鷹市の地図に重ねて、太陽系の大きさや距離を実感するというものでございます。10回目の今回は、地域全体の取り組みや市民サポーターの活躍で、さらにバージョンアップを図っております。
 開催期間は9月21日、金曜から10月28日、日曜の38日間。参加店舗は、昨年度のスタンプ設置数246カ所より若干ふえまして、過去最高の249カ所となっております。このほか、三鷹国際交流フェスティバルなど、期間中の21のイベントの開催日限定で21個のすい星スタンプを設置します。
 昨年度の実績でございますが、景品交換者数は3,256人、総スタンプ数は43万6,593個、また、拠点スタンプを全て集めた太陽系コンプリート証の対象者は380人、すい星スタンプを全て集めたすい星コンプリート証の対象者は209人に達している状況でございます。
 また、10回目の主な特別・新規企画につきましては、(4)、アでございますが、これまでの4つの賞に加えて、三鷹市名誉市民であり、人工衛星の軌道計算法の確立など、天文学の発展に多大なる貢献をされた功績をたたえ、2018年2月に逝去された古在由秀氏の名前を冠した賞を創設いたします。
 次に、イでございますが、今回10回目となるみたか太陽系ウォークのさまざまなイベントに参加・協力をいただくため、公募しました市民による約30人の太陽系サポーターの活躍により、制作いたしました13億分の1に縮尺した直径1.07メートルの太陽模型を、太陽系の中心となっている三鷹駅に設置いたします。
 次に、ウでございますが、連携事業といたしまして、(ア)のジブリ美術館との連携企画、星の映画・お話と星空観望会では、前半は館内の小さな映画館、土星座において、スタジオジブリ制作のオリジナル短編アニメーション「星をかった日」の映画上映と星空解説、後半は、井の頭公園における観望会を開催いたします。
 次に、(イ)の駅からハイキングでございますが、JR東日本の各駅の沿線を散策する企画として人気のあります駅からハイキング、昨年度は1,362人が参加しております。今回は、JR三鷹駅から太陽系ウォークスタンプラリーの拠点である国立天文台などを経由して、都立野川公園までの9キロメートルをめぐるコースで、杏林大学の学生とも連携して開催いたします。
 次に(ウ)のデジタル・スタンプラリー「お宝発見!ミタカをミタカ」でございますが、三鷹市内のお宝として、牟礼の里公園や赤とんぼの碑などの24カ所の観光スポットに設置してあるビーコンからスマートフォンにデジタルスタンプを取得しながら楽しむ、みたか都市観光協会との連携企画デジタル・スタンプラリー「お宝発見!ミタカをミタカ」を開催いたします。今回のアプリにつきましては、三鷹ネットワーク大学における「民学産公」協働研究事業において、賛助会員である事業者の実証実験として取り組んでおります。
 次に、エでございますが、キックオフイベントとして、国立天文台にことし4月に着任され、太陽研究が専門の常田佐久台長と三鷹市長の特別対談を三鷹ネットワーク大学において開催をいたします。
 最後でございますが、オでございますが、探査機はやぶさ2が到着した小惑星リュウグウの特別スタンプを、10回目限定で、従来の地球エリアのスタンプからリュウグウの特別スタンプに変更して、三鷹ネットワーク大学にオンリーワンとして設置するところでございます。


◯企画経営課長(井上 忍君)  それでは、引き続き、3、記念講演会「地下から探る宇宙〜ニュートリノと重力波〜」につきまして、私から説明をさせていただきます。
 冒頭の説明でもございましたが、10回目の科学文化祭を記念いたしまして、2015年にニュートリノ振動、それによるニュートリノ質量の発見ということでノーベル物理学賞を受賞されました東京大学卓越教授でいらっしゃいます梶田隆章氏をお招きして、御講演をお願いするものでございます。
 講演の概要でございますけれども、梶田先生は、東京大学の宇宙線研究所の所長でもございます。岐阜県の飛騨市に旧神岡鉱山というのがございますけれども、そこの深いところで、地下1,000メートルに建設してあります同研究所の神岡宇宙素粒子研究施設、その研究施設では長年にわたり、宇宙に数多く存在しているという素粒子ですね、物質を構成している最小の粒子というような定義がございますけれども、素粒子の1つでございますニュートリノの研究が行われております。現在、スーパーカミオカンデという観測装置で観測が行われているところでございます。
 また、同所では、現在、宇宙からの波動である重力波、今までと違う方法で宇宙を、重力波が観測できると、今までとは違う方法で宇宙を観測できるようになるということが期待されているものでございますけれども、重力波の観測を目指す大型低温重力波望遠鏡「KAGRA」という施設の研究も進んでいるところでございまして、来年中には観測を開始したいというような記載が、最近東大の宇宙線研究所のホームページに公表されたところでございます。
 御講演では、ニュートリノと今後期待される「KAGRA」での重力波を通して調べる宇宙の謎について、中学生でも興味を持って理解できるよう、わかりやすくお話しいただける予定でございます。
 三鷹市ネットワーク大学、国立天文台の共催で、秋も深まりました11月21日、水曜日の午後7時から、公会堂光のホールで行う予定でございます。中学生以上を対象としまして、700人、入場無料の事前申込制ということで、今月の16日から30日までの間、電話、メール、ファクスのいずれかの方法で受け付けをしたいと思っております。なお、申込多数の場合は抽せんを行いたいと思っております。
 私からの説明は以上でございます。


◯財政課長(石坂和也君)  それでは、市町村総合交付金の見直しについて、A3の資料2で説明させていただきたいと思います。
 冒頭、企画部長からも御説明申し上げましたが、東京都市町村総合交付金は、各種施策に必要となる経費の一般財源を補完するものとして、平成30年度三鷹市の予算におきましては、10億5,000万円を計上し、貴重な財源として有効に活用しています。
 制度創設から10年以上が経過し、平成29年12月に東京都から見直しの方向性が示されました。その後、丁寧な協議を経て、8月に見直し概要が確定し、平成30年度の算定から適用されることとなりましたので、見直し内容を説明させていただくものです。
 見直し内容の説明の前に、括弧書きの見直しのイメージの左側の現行の区分によりまして、改めて従前の交付金の概略を御説明させていただきます。
 まず、まる1とあります財政状況割は、東京都総額の30%が配分されており、財政規模や財政力に応じて交付されています。具体的には、地方交付税算定における基準財政需要額を用い、財政力指数等により補正を行った上で、額が決定し、配分されています。
 次に、まる2の経営努力割は、都総額の15%で、行財政努力に応じて配分されます。具体的には、人事、給与、定員管理適正化、徴税強化の取り組みなどを点数化し、額が決定されており、いずれも算定方法が明確になっているところです。
 そして、下段、まる3の振興支援割は、まちづくり振興割と特別事情割の2つに区分されています。まず(ア)のまちづくり振興割は、公共施設整備などに係る所要一般財源を基準として、東京都において1件ごとに審査・算定されます。普通建設事業費を補助対象の基準とするもののほか、地域特選枠として、地域特性や独自性の視点に立って取り組む事業も対象となります。
 平成29年度においては、市道舗装や駅前デッキエスカレーター等改修など、15事業に加えて、地域特選枠として、井の頭コミュニティ・センター図書室と市立図書館との連携など、4事業が個別に採択されています。
 次に、その下、(イ)の特別事情割のうち、個別事情対策は、市町村の特殊事情を勘案し、東京都が算定するもので、算定方法は市町村に示されておらず、額のみが市町村に提示されています。
 その下の特定地域振興対策は、離島・山村振興などが対象であり、三鷹市には算定されない項目となっています。
 平成29年度までは以上のような配分での交付となっておりました。
 次に、一番上に記載の見直しの視点をごらんください。今回の見直しの視点は大きく3点ございます。まず1点目は、まちづくりに対する支援について、算定方法を簡素化するとともに、市町村が主体的に充当先を判断できる仕組みを導入するということ。そして、2点目は、振興支援割について、支援内容等を整理し、算定における客観性、透明性の向上を図ること。最後に、3点目は、都と市町村が連携して取り組む政策課題への取り組みを支援する政策連携枠を導入することとなっています。
 見直しのイメージの右側が変更後の区分となります。財政状況割と経営努力割は現行のとおりで、変更ありませんが、振興支援割のメニューが個別課題に関する支援と特定地域課題等に関する支援に再編され、さらに、右下に記載の政策連携枠として、待機児童対策、電気自動車の導入、消防団活動の充実の支援メニューが追加されました。
 まず、個別課題に関する支援のうち、右から2列目のまちづくり振興対策についてです。これまでのまちづくり振興割は、10月、1月の都のヒアリングを通して個別の事業ごとに採択されてきましたが、交付額の範囲内で市町村が主体的に充当事業を判断する方式へ変更されます。
 また、右側の1段目と2段目のまちづくりといたしまして、基礎分は過去3カ年のまちづくり振興割の平均交付額の2分の1、事業費連動分は平均交付額の2分の1に普通建設事業費の伸び率を乗じた額の合算となり、算定における客観性や透明性の向上が図られました。
 また、普通建設事業費が補助対象の基本となることは同様ですが、算定方法が市町村に明示され、交付額の範囲内で主体的に充当事業を判断する方式になり、都のヒアリングや契約書等の提出が不要となるなど、市町村の事務負担が軽減されることとなりました。
 その下の地域特選と経営改善は、対象範囲や充当率が明確になったほか、手続が簡素化されることになりましたが、支援内容に大きな変更はありません。
 その下のその他知事が認める対策は、年度途中の財政需要や市税収入の減など、特別な財政需要を勘案し交付されるもので、現段階で算定方法等は示されていません。
 最後に、右下の政策連携枠は、今回新たに追加されたメニューとなります。平成30年度から3年間継続的に支援を行うこととされています。まず、2行目の電気自動車の導入は、電気自動車、燃料電池自動車及びプラグインハイブリッド自動車の購入について、公益財団法人東京都環境公社の助成を受けるものが対象で、定率10分の10の支援となります。
 3行目の消防団活動の充実は、特別区の消防団の装備品を基準とし、導入経費について、定率10分の10の支援となります。
 平成30年度は、都の予算550億円のうち、政策連携枠として20億円を見込んでおり、待機児童対策は、予算の範囲内で、保育サービス利用児童数や待機児童数に応じて交付されることとなっています。
 説明は以上となります。


◯委員長(石井良司君)  説明が終わりました。報告ですから、質疑はないと思いますけれども、質疑されたい方は。


◯委員(寺井 均君)  それでは、よろしくお願いします。「三鷹の森 科学文化祭」のほうですけれども、直径1.07メートルの太陽模型とありますけれども、これはあれですかね、太陽の形をしているというふうに思ったほうがいいのか、太陽の塔のように太陽をイメージしたモニュメントなのか、どういうものなのか、もう少し教えていただければと思います。
 それと、ジブリ美術館との連携事業ということで、星の映画・お話と星空観望会、これ、もう申し込み受け付け、終わってしまっているということなんですけれども、前半は館内で、後半は公園で観望会ということなんですけれども、公園外ですと、例えば公園にいらっしゃる方が、それと一緒に聞いたりすることができるのかどうか。今回、申し込み受け付け終了しているということで、予定数より多くの応募があったのかどうか。そのことが、漏れてしまった方が、後半の公園だけでも参加できるのかどうか、その辺を教えていただきたいと思います。
 あと、(ウ)のところですけれども、これ、デジタル・スタンプラリーということで、実証実験としてやられるということなんですけれども、このシステムの構築料というのは当初予算のところに入ってやっているものなのか、その辺のシステムの構築料、どうなっているのか。イメージなんですけれども、例えばポケモンGOのように、そこ行ってぱあっとやれば、スタンプラリーがスマホのところに取り入れられるというようなイメージでいいのかどうか、ちょっとその辺、教えていただきたいと思います。
 それと、市町村総合交付金の見直しのところですけれども、例えばこの右側の新しい変更のところですけれども、例えばまちづくりの事業費連動分とか、地域特選、経営改善、この辺は市としての自由性が少しできるようになったという理解でよろしいのかどうかということと、政策連携枠で、三鷹市として、待機児童対策、電気自動車の導入とか、消防団活動の充実、これについて、これ、来年度になるんでしょうか、この交付金を使って予定していることがあるのかどうか、教えていただければと思います。


◯三鷹ネットワーク大学担当課長(八木 隆君)  それでは、御質問いただいたところをお答えさせていただきます。まず1点目でございますが、こちら、直径1.07メートルの太陽模型の件でございますが、実際に、こちら、約1メートルの、発泡スチロールなんでございますけれども、直径1メートルの本当に球体で、それに太陽の色を塗装しまして、実際の太陽の模型を作成するということでございます。
 2点目でございます。こちら、星空観望会の件でございますが、こちら、まず、応募状況ということでございますが、70人の定員に対しまして200人以上の応募があったということでございまして、また、御質問のありました星空観望会につきましては、こちら、井の頭公園のスペースを使うということで、安全の確保上、70人の定員に、あと、スタッフが入りますので、その人数で実施をしたいと考えております。
 3点目でございますが、みたか都市観光協会のデジタル・スタンプラリーの件でございますが、こちらの費用につきましては、三鷹ネットワーク大学の「民学産公」協働研究事業のほうで、その事業に対する補助ということでお金を、補助を支出しておりますので、それでシステムを構築するという形でございます。
 また、先ほどありましたポケモンGOのようなイメージということでございますが、市内24カ所の観光スポットにビーコンを設置しておりますので、大体その半径10メートルぐらいの範囲に入りますと、スマートフォンが反応して、スタンプがスマートフォンに取り込まれるというようなイメージでございます。
 以上でございます。


◯財政課長(石坂和也君)  総合交付金、2点御質問をいただきました。まず市町村としての自主性が向上するのかという点でございます。先ほども御説明させていただきましたが、これまで、当初予算の中、一般財源が多いような事業について、1件ずつ申請して、決定されるというような枠組みでございました。算定方法も明確になっていないと。どういう基準で採択されたかというのがわからないというようなことがございました。今回の見直しの中で、こういったまちづくりの基礎分、事業費連動分という形で、算定方法が明確になる中で、市町村が事業を選んで、充当先を選んでいいといった形で、格段に自主性が高まるのかなというふうに認識をしているところでございます。
 そして、2点目の政策連携枠の件でございます。今回の算定は、実は平成30年度からということでの算定が適用されるということになります。これから各所管課と情報交換を進めながら、場合によっては、補正予算等も含めて、各市の状況を見ながら、対応も検討していきたいというふうに考えております。


◯委員(寺井 均君)  ありがとうございます。太陽の模型ということで、いわゆるそのまま太陽の形をして、オレンジ色なのか、よくわかりませんが、そういうあれで、これはあれですかね、お子様が持ったり、さわったりとかというのはできるようになっているのかどうか、教えていただきたいと思います。
 あと、ジブリ美術館と連携企画の星空観望会、やっぱりお申し込みがすごい多かったということで、当たらなかった方でも少し入れればなと思ったんですが、ちょっと無理なようなので、あれですけれども、そういう、どうしても抽せんとか、これ、抽せんだったんでしょうかね、そういうあれで、あれだと思うんですけども、数多く、今後やられるときに、もう少し、これを分けるというのはなかなか難しいことかと思いますが、せっかくこれだけのお申し込みがある方、少し何か、そういう方でも少し携われるといいますかね、見ることができるようなことも考えていただければなという、これは今後のお願いです。
 デジタル・スタンプラリー、実証実験ということで、これ、うまくできると、最終的にはいろんなところで使えるのかなと思うんですけど、これを踏まえて、将来こういうことにも使いたいんだという、何か今考えていることがあれば、教えていただきたいと思います。
 あど、市町村総合交付金の見直しということで、自由性が格段に上がるということなので、ぜひ三鷹市、こういう活用というのは得意としているところだと思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思いますし、電気自動車の導入、消防団活動の充実、待機児童対策、全て大事な事業だと思いますし、電気自動車の導入、なかなかきっかけがないと踏み込めない部分もあるかと思います。こういうことの研究も含めて、ぜひ進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。お願いします。


◯三鷹ネットワーク大学担当課長(八木 隆君)  1点目の太陽模型の件でございますが、こちら、三鷹駅の構内に設置するような形になっておりまして、安全確保上、柵ではないんですけれども、太陽の模型を囲むように、お子様等が直接さわれないような形で安全確保をする形でございます。
 2点目のデジタル・スタンプラリーの件でございますが、今回、実証実験で行うわけでございますけれども、今後の活用方法についてはこれからいろいろ検討してまいりたいと思っております。
 以上でございます。


◯委員(寺井 均君)  ありがとうございます。10回を記念してということで、いろんなイベントもやっていただけるということで、さらに盛り上がるのかなと思います。太陽模型、どういうものか、私も拝見したいと思いますが、ここからスタートするんだよということで、市外から来られる方も多くいらっしゃると思いますので、ある程度見やすいというかね、スタートを切るのにふさわしいものにしていただければと思います。質問を終わります。


◯委員(野村羊子さん)  まず科学文化祭ですね。太陽系ウォークですけども、今回、スタンプ設置が249カ所ということで、昨年もコンプリートした方が380人、すい星が207人ですかね。すい星21個のスタンプというのは、昨年と比べて多いのか、少ないのかの確認と、それから、多彩な連携事業というところも、これらもすい星スタンプの対象になっているのかどうかというふうなことと、それから、リュウグウは、今までネット大に置いてあったスタンプがこれにかわるということですが、休館日の対応というのはどうなっているのかということをまずお伺いしたいです。


◯三鷹ネットワーク大学担当課長(八木 隆君)  まず1点目に御質問のありましたすい星スタンプの件でございますが、昨年度は18個ということで、3個ふえている状況でございます。
 また、多彩な連携事業ということでございますが、先ほどお話のありましたすい星スタンプのほうも多彩な連携事業の1つということでございます。
 3点目でございますが、こちら、今回、三鷹ネットワーク大学におきましては、今年度特別でリュウグウのスタンプを設置するところでございますが、休館日につきましては、スタンプの押印といいますか、はできないような状況でございます。
 ジブリ美術館のほうはスタンプを設置しているような状況なんでございますが、あと、駅からハイキングとデジタル・スタンプラリーのほうにつきましては、従来、太陽系ウォークスタンプラリーのほうでスタンプを置いているところも、何といいましょうか、例えば駅からハイキングですと……。すいません。


◯企画部長・都市再生担当部長(土屋 宏君)  連携事業の会場そのものには今のところすい星スタンプを置く予定はないと。ただ、たまたまその会場が何らかのスタンプの置き場になっていれば、そこはとれるということで、連携事業そのものにはないということで御理解いただければと思います。


◯委員(野村羊子さん)  はい、わかりました。今、少し言いかけていた、例えばデジタル・スタンプラリーのスポットと太陽系ウォークラリーのスタンプの置く場所が重なるのか否かというのは、それは別々に地図なりがあって行くわけだと思うんですけども、その辺が重なって、両方が取得できるようになっているのかどうかというふうなことの、ちょっと1つ確認をしたいと思いますが、今、先ほどの説明で10メートル範囲内でスタンプを取得できるとありましたけれども、すごく人気になったものでは、やはりスマホを見ながら歩いてとか、あるいは1カ所に人が集中してわやわやしちゃうとかというふうな課題があったと思うんです。その辺の対応策、あるいは実施状況等、これ、登録して、アプリを入れてスタートするということだと思うんですが、その辺の人の動きなどを含め、安全対策というのが一番心配だと思うんですが、その辺についてどうなのかということですね。
 それと、先ほどのネット大、休館日は対応しないと言いましたが、とにかくコンプリートしたい方、せっかく行ったのに休みでできなかったというのはさんざん言われますので、その辺の対応、特に今回、これ、ここにしかないもの、すい星もそうなんですけども、とにかくコンプリートしたいという思いになっていらっしゃる方々、すごく頑張ってやっちゃうのでね、ちょっとその辺の、ある種、やりやすさと、そういうサービス的なことも含め、でも、安全性とか、あるいは、せっかく行ったのに最後の休館日でコンプリートできなかった、泣いちゃうみたいなね、というようなこととか、その辺の実際の運用のあり方ということでどう対応できるのかということの考え方についてお願いしたいと思います。


◯三鷹ネットワーク大学担当課長(八木 隆君)  1点目ですね、デジタル・スタンプラリーにおいて、太陽系ウォークのスタンプラリーと両方同時に取得できるかというお話だったんでございますけれども、こちら、例えば太陽系ウォークのマップのほうで、コラボといいますか、デジタル・スタンプラリーのポイントを24カ所載せておりまして、明記してありますので、同時に取得できるというところがわかるようになっております。
 また、スマートフォンの利用する方の安全対策というところでございますが、特にスマートフォンに特化して注意書きはないんですけれども、特に交通事故なんかに遭われると危険なものですから、交通ルールを必ず守りましょうということで、スタンプラリーの台紙の冊子のほうには掲載をしているというところでございます。
 あと、3点目の休館日の対応についてなんでございますけれども、三鷹ネットワーク大学以外にも248カ所あるんでございますが、それぞれの施設、店舗に、定休日といいますか、営業時間もございますので、それをマップのほうに1点1点詳細に載せているような状況でございますので、そちらを確認して楽しんでいただければと考えております。
 以上でございます。


◯委員(野村羊子さん)  わかりました。それぞれ、お店によっては、シャッターの前に置いとくみたいな対応しているところもある。いろいろありますけども、でも、それで持っていかれちゃったみたいな話もあったりして、ちょっといろいろ難しい点はあるとは思っています。何せ、物すごいたくさんの方が週末は動いていく。子どもたちだけで動いていく姿もたくさん見られるので、楽しんでいただけるのはいいけれども、本当に安全性というところはきちっと見ておかなくちゃいけないかなと思います。
 それで、ごめんなさい、デジタル・スタンプラリーは、これ、コンプリートしたら何かあるのかというふうなことはない。とにかく自分で集めて楽しめばいいというふうなことでいいんでしょうかね。何かやっぱり集め出すと、そういうのが欲しくなるみたいで、何らかの集めた証明みたいなのが欲しいとかね、何かそういう感じもあるんじゃないかなと思うんですが、どうなのかということと、今回、古在賞を追加して、マップのほうに、こういうことをしたらこの賞だよということが載っていると思いますけども、これは今回だけで、次回からはない。次回はまた4つになるだろうというふうなものとして捉えていいですか。


◯三鷹ネットワーク大学担当課長(八木 隆君)  1点目は、デジタル・スタンプラリーの景品の件でございますが、こちらにつきましては、24カ所ございますが、1カ所以上でも回れば、ペーパークラフトということです。あと、24カ所コンプリートされた方にはトートバックを差し上げるということになっております。
 また、古在由秀賞のほうなんでございますけれども、こちらにつきましては、今回10回目を記念して創設したところではございますが、今後も継続して、景品交換の賞として継続していきたいと考えております。


◯委員(野村羊子さん)  本当に皆さんに楽しんでいただければと思いますが、記念講演会、これ、平日の夜という設定ですが、中学生でもというふうな形での募集の中で、なぜ夜なのかということだけ確認したいですね。


◯企画経営課長(井上 忍君)  日程設定の件でございますけれども、先生、大変お忙しい中で日程調整をさせていただいて、あと、場所ですね、場所の確保の件と合ったのがこの11月21日ということで、中学生以上ということですので、中学生を含め、一般の方にも御参加いただけるようにということで、夜でも可能だろうということで設定をさせていただきました。


◯委員(野村羊子さん)  それはわかりました。そしたら、それでは、市町村総合交付金の見直しについてですが、本当にこれで、今まで、本当にこれ、市町村総合交付金、都支出金の中のこれって一体どうなるんだみたいなことが、すごくわけがわからないというか、難しいというか、というふうなところで見ていたのが、割と明確化される。だんだん明確化されてきましたけど、それがさらに明確化して、さらに市の要望というか、市が選んで、これに充ててほしい、これに充てるんだということが、一定の枠内で決められるようになるということになりますけれども、これ、三鷹市に対して幾ら割り当てというか、ふうになるのか、それの中で……。今までは、どれだけ認められるかわからないからたくさん、とにかく出してみて、これはもらえた、これはもらえなかったみたいなことになっていたんじゃないかと思うんですが、最初から、じゃあ、幾らですよと枠がぼおんと来るのか、枠をとるための何らかの提案なり、申請なりというふうな、そういう作業が必要になるのかということ、ちょっとそこをまずお願いします。


◯財政課長(石坂和也君)  まず枠を算出するためにどういった手続があるのかというお尋ねがありました。こちらの変更後のところの下のほうのまちづくりの部分でいきますと、基本的にはこれまでの交付金の実績、これを平均をまず基礎にしますといったことでございます。単純に平均で、2分の1の部分は平均をやると。一方で、もう一つの2分の1については、例えば30年度予算の普通建設事業が延びたとか、減少したとか、そういった事業の多寡を反映する仕組みといったことになっていますので、基本的には枠をとるための手続は不要になるものというふうに考えています。


◯委員(野村羊子さん)  そうすると、予算書を提示して、これだけことしやりますよと。だから、これくらい欲しいんですみたいなことの中で、じゃあ、幾らぐらい、じゃあ、これとこれ、幾らぐらいという示しがあって、じゃあ、これとこれに対して充てましょう。そうじゃないのは一般財源で全部やりますみたいな、国の補助金はあるとしてもね、そういうような形で、額、対象事業を決めていくというのがまちづくりのほうであるというふうなことでいいですかね。じゃあ、1個ずつやろう。いいですか。


◯財政課長(石坂和也君)  手続ないと申し上げたところなんですが、個別の申請というよりも、実は東京都が毎年当初予算が終わった後に、当初予算調べという形で予算のヒアリングがあります。その中で、今までもこういった普通建設事業に関する一般財源の調べがありました。それがどう変わっていくのかというところだと思いますが、基本的にはその中で完結してデータが得られるのではないかなというふうに考えています。


◯委員(野村羊子さん)  はい、わかりました。ほかのものもありますが、細かいものは、私も見ていかないとなあと思いますが、今年度について、補正も含め対応というような話が先ほどありました。実際に今年度幾らになるのかということがもう既に決まっていて、いや、この事業、あの事業ということをやるということなのか、明確ではないからきちっと言っていかなくちゃいけないということになるのか。普通建設事業のところは、そうやって当初予算のヒアリングでわかるでしょうけど、それ以外の部分で、市として、これ、あれ、みたいな、あるいは、ある意味で当て込んでいたものがきちっと来るようにするということと両方必要だと思うんですけども、補正でさらにこれというふうなね、その辺はどんな状態になるんでしょうか。


◯財政課長(石坂和也君)  そういう意味でいくと、金額的に確かに悩むところは、政策連携枠、新たに創設されたメニューなので、ここが非常に難しいところかなというふうに認識しています。といいますのも、東京都もまだ、20億円の枠を決めたものの、各市がどの程度申請してくれるかわからないといったような状況は言っています。そうした中で、来週説明会がある中で、いろんな条件もわかってくると。各市の条件もわかってくると。そういった枠の配分の中で何ができるか。そして、例えば今年度どこまで対応できるか。納期の問題も含めてですね、そういったところの複数の情報を組み合わせた中での検討かなというふうに考えていますので、こちらの政策連携枠については、いろんな状況を勘案しながら対応が必要かなというふうに考えています。


◯委員(野村羊子さん)  はい、わかりました。全体の中で、例年どおり、あるいはそれ以上にきちっと、あるいは、こちらの当初予算で見込んだ分がきちっと来るようにということは非常に重要なことだし、プラスアルファでやれるのであれば、それはそれで、必要なものとしてやれるのであればと思います。
 ただ、先ほどの議論であったように、2年限定の事業を、それをその後、見通しがある、ないという中で、どこまで申請しちゃうのかというふうなことは政策課題としてあると思いますので、待機児童対策はまだまだ必要だしというふうな、いろいろね、そのものとして必要なものはあると思うので、丁寧に進めていっていただいて、適宜報告をしていただければと思います。ありがとうございます。


◯委員(大城美幸さん)  では、最初にみたか太陽系ウォークですが、このネットワーク大学の会議委員を随分前にしていたんですが、そのときにもよく聞いたんですが、先ほど、平成29年度246から、スタンプ設置数が、若干3件ですが、ふえているということでした。参加者数等をどんどん拡大してきて、市民も結構子連れで、子ども同士とか、いろいろね、親子で歩いている様子を見るんですが、周知されてきているなとは思いますが、商店、設置しているところとか、経済効果というのはどのようにお考えでしょうか。


◯三鷹ネットワーク大学担当課長(八木 隆君)  先ほど御質問のありました経済効果というところでございますが、先ほどお話がありましたように、参加店舗等数につきましては、3カ所ふえまして249カ所ということで、また、マップ自体の制作も2万枚配布をして、ほぼ皆様に配布しているところなんでございますけれども、年々参加者がふえている状況でございますので、総スタンプ数もふえている中ですので、店舗に訪れる方も多いということもありますので、一定の経済効果はあるのかなというところを考えております。


◯委員(大城美幸さん)  数字ではかれるものではないとは思うんですけども、商売をしているときに、スタンプと来られても、忙しいから、結局、外にスタンプを置いているところが結構ありますよね。そういうところも結構あるかなと思います。でも、一度そこを訪ねたから、今度はゆっくり行ってみようと思う。スタンプを置いていることが、PRの効果が出て、次の消費行動につながるということもあるとは思うんですけど、そういう効果が知られて、スタンプの設置数がまた商工会等とかに広がっていくというか、やっぱりみたか太陽系ウォークの発想もそうなんですが、商工会、市民にもっと広まって、より全体の経済効果につながるような努力ということは、商店自身も、商品開発とか、いろんなことも考えなきゃいけない。そういうことまで含めて、もっと深く掘り下げるようなものも含めて、太陽系ウォークが生かされたらいいなと思うんですが、その辺の、市として支援することとか、何かお考えがおありでしょうか。


◯企画部長・都市再生担当部長(土屋 宏君)  御指摘のとおり、店の前にスタンプがあるだけで終わってしまっているというような状況もあるかもしれないし、恐らくあるんだと思います。ただ一方で、商店によっては、これは昨年もそうなんですけれども、1日限定の商品、恐らくこれ、一定の安売り、値引き品等だと思うんですけれども、そういったものの販売をして、それを積極的にPRする。これは太陽系ウォークのほうの関連商品販売というような形で、太陽系ウォークの取り組みの一環としてやらせていただいておりますので、こういった形で、恐らく、これ、委員さんおっしゃるとおり、我々がこのスタンプラリーの機会を市内広く設けるだけではなくて、これに乗っかって個々の商店さんがどういうことをやっていきたいかという、それぞれのアイデアも必要だと思うんです。そういったことを含めた、実際にそういうような意見というのも恐らく、参加者のアンケートなんかでも、行きたいと思っていた店に行くきっかけができたというような声もいただいているところなので、市民の利用者の皆さんと商店の皆さんとその環境整備をする三鷹市、あるいは三鷹ネットワーク大学、このコラボですね、単なるスタンプラリーということに終わらないようなやり方、本当に、正直言って、経済効果、物すごい経済効果がすぐに出るというふうには思わないんですけれども、そういった少しずつの仕掛け、仕組みづくりというのは、ことし、来年、再来年という形で実行委員会のほうで検討していくというようなことで努力をしていきたいと思います。


◯委員(大城美幸さん)  ぜひ努力していただきたいと思います。もう1点は、デジタル・スタンプラリーの件ですけど、この24カ所の観光資源の中に、公園とか含まれていますでしょうか。児童遊園というか、公園。


◯三鷹ネットワーク大学担当課長(八木 隆君)  先ほど御質問のありましたデジタル・スタンプラリーの24カ所の中で、公園というお話だったんでございますけれども、先ほども申し上げました牟礼の里公園、あとは、公園ですと、新川丸池の里でございますかね、公園としてはその2つになってございます。


◯委員(大城美幸さん)  なぜ聞いたかというと、ポケモンラリーのポケモンのゲットって、児童公園とかに集中して、大人が結構昼間いて、保育園の子どもたちとぶつかったりとかするということを聞いた。子どもたちが行く公園に大人がポケモンのゲットで来たりとかして困っているということを聞いたんですね。今言われた牟礼の里公園と新川丸池の公園が、保育園が使っているかどうかということもありますけど、もちろん、先ほど、歩いて、交通ルールを守りましょうということで掲載していると言った、おっしゃられたんですけれども、安全対策ということは本当に徹底しなきゃいけないし、事前に予測できることについては、対応、対策をとったほうがいいと思うんですよね。その辺、牟礼の里と新川丸池が、近くの保育園の児童・生徒がそこに行くことがあるかどうかということはちょっと私もわかりませんが、そういう対策ということは何かお考えでしょうか。交通ルールを守りましょうという掲載だけじゃなくて、いま一つ、事故に遭わない、事故を起こさないというか、そういう啓発、PRというのは徹底していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。


◯企画部長・都市再生担当部長(土屋 宏君)  これ、すいません、何の市場調査もやっていない、推測でしかないんですけれども、ポケモンGOと違って、市場の規模が全然違うので、どこまでそういう1カ所の公園に集中するかというのはなかなか推測が難しいと思います。ただ、恐らくああいう形にまではならないのではないかということは思っているところです。
 御指摘の点、もっともだと思います。少し緑と公園課等も連携しながら、例えば余りに本当にそういった形で人が集まるような状況があるようでしたら、適切な対応をさせていただきたいというふうに思いますし、また、保育園のほうからも情報収集するように努めていきたいというふうに思います。


◯委員長(石井良司君)  それでは、市側の説明は終わりました。御苦労さまでございました。
 休憩します。
                  午後1時58分 休憩


                  午後1時59分 再開
◯委員長(石井良司君)  それでは、再開いたします。
 所管事務の調査について、本件を議題といたします。
 ICT・地方分権と市民サービスに関すること、本件については引き続き調査を行うことといたしたいと思います。議会閉会中の継続審査を申し出ることといたしたいと思いますが、これに御異議がございませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 はい。異議なしと認め、さよう決定いたしました。
 次に、次回委員会の日程でございます。
 次回委員会の日程については、本定例会最終日である9月27日として、その間に何かあった場合には、正副委員長に御一任をいただきたいと思います。よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 はい。それでは、さよう決定いたします。
 その他、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようでございますので、本日はこれをもって散会いたします。御苦労さまでございました。
                  午後2時00分 散会