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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(平成29年東京外郭環状道路調査対策特別委員会) > 2017/09/21 平成29年東京外郭環状道路調査対策特別委員会本文
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2017/09/21 平成29年東京外郭環状道路調査対策特別委員会本文

                  午前9時29分 開議
◯委員長(伊藤俊明君)  おはようございます。それでは、ただいまから東京外郭環状道路調査対策特別委員会を開きます。
 初めに休憩をとって、本日の流れを確認いたしたいと思います。
 休憩いたします。
                  午前9時30分 休憩



                  午前9時30分 再開
◯委員長(伊藤俊明君)  委員会を再開いたします。
 本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、議会閉会中継続審査申し出について、3、次回委員会の日程について、4、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 市側が入室するまで休憩といたします。
                  午前9時31分 休憩



                  午前9時33分 再開
◯委員長(伊藤俊明君)  それでは、委員会を再開いたします。
 都市整備部報告、本件を議題といたします。本件に対する市側の説明を求めます。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  よろしくお願いいたします。それでは、報告事項の1番目、アの北野の里(仮称)まちづくりワークショップで提案された意見の説明について、資料1のほうで御説明いたします。
 資料1の1ページをごらんください。1の概要です。平成28年度に開催した北野の里(仮称)まちづくりワークショップについて、ワークショップ参加者から提案されたゾーニング案等を広く市民に説明するとともに、北野の里(仮称)のまちづくりに御意見をいただくことを目的に、来場者を対象に資料1−1、1ページのアンケート調査を行いました。説明に当たっては、会場に中央ジャンクションの模型を配置し、国の職員とも連携して取り組みを進めました。
 2の日時、場所、来場者数です。(1)の日時、場所です。6月20日から6月22日の3日間、全市民を対象に庁舎1階市民ホールで開催いたしました。また、6月23日及び6月25日にはジャンクション周辺地域の市民を対象に、北野地区公会堂で開催いたしました。開催の周知につきましては、ホームページ、市報に掲載しました。また、開催案内のお知らせビラを北野小学校、第六中学校の保護者に配布したほか、北野地区公会堂へも掲示し、周知を図りました。(2)の来場者数及びアンケート回答数です。総来場者数は442人、アンケート回答数は154件です。会場ごとの来場者数等については記載のとおりです。(3)の配布資料は、参考資料1のワークショップ報告書(抜粋版)ほか、記載のとおりです。
 続きまして、資料1−2の1ページをごらんください。アンケート回答結果等概要についてです。1のアンケート回答結果概要です。(1)、性別です。協力していただいた回答者は、男性が89人で全体の約60%、女性が65人で全体の約40%でした。(2)、住所です。中央ジャンクションに近い北野、新川・中原・牟礼の方が約40%、その他市域の方が約40%、市外の方が約20%でした。(3)、北野の里(仮称)に期待するものとしては、景観に配慮した緑豊かで安らげる空間が最も多く、次に、子どもが泥んこになって遊べ、安心して見守れる空間に多くの期待が寄せられました。下段の円グラフのとおり、市民ホールと北野地区公会堂では期待するものの順位が異なっているということがわかりました。
 また、2ページから3ページがゾーンごとにどのような使い方ができればいいかについて記載した意見の取りまとめとなります。
 4ページをごらんください。(5)、北野の里(仮称)の名称及び範囲についてです。名称については、北野の里が最も多く、範囲については北野地域全体とするワークショップの提案に賛同する意見が多くありました。(6)、ジャンクション及びインターチェンジの名称についてです。ジャンクションの名称は三鷹中央ジャンクションが最も多く、インターチェンジの名称は三鷹インターチェンジとする意見が多くありました。名称については、三鷹や北野の名前を入れるとした意見が多くありましたので、事業者に申し入れしていきたいと考えています。
 5ページをごらんください。(7)の北野の里(仮称)のまちづくりに関する自由記述です。項目ごとに分類して取りまとめしたものとなります。
 6ページをごらんください。2のエリアプラン案に対するシール投票結果です。緑と遊びのエリアと農と交流のエリアのどちらを北野の里の中心に据えるのか。また、水と憩いのエリアの有無についてシール投票を行いました。その結果、緑と遊びのエリアを里の中心に据えて、親水空間を設けるとしたまる3のプランに賛同する意見が多くありました。
 資料1の説明は以上です。
 続きまして、報告事項の2番目、イの外環事業の取り組み状況について、資料2のほうで御説明いたします。1ページをごらんください。1の用地取得の状況についてです。中央ジャンクション部における平成29年6月末時点における面積ベースの取得率ですが、96%の用地買収、80%の区分地上権設定の契約が完了しました。また、件数ベースの取得率では、99%の用地買収、73%の区分地上権設定の契約が完了しました。
 2の現在行われている工事の状況についてです。こちらについては2ページをごらんください。中央ジャンクションにおいて、大きく6カ所で工事が行われております。平成29年9月上旬時点での状況について御説明いたします。南側、図面の左側になります。こちらより、紫色の塗り潰し箇所では、まる1、中央ジャンクション南側ランプシールドトンネル立て坑工事が行われております。中日本高速道路株式会社が担当する工事で、立て坑部のケーソン工事に着手しております。深さ約25メートルのうち、約15メートルの沈下掘削工事が完了しています。現在かたい地層の掘削工事が行われております。
 また、黄色の塗り潰し箇所では、東日本高速道路株式会社が担当する、まる2、中央ジャンクション南側Bランプシールドトンネル工事及び、中日本高速道路株式会社が担当する、まる3、中央ジャンクション南側Fランプシールドトンネル工事が行われています。立て坑工事完了後、同施工ヤード内においてランプシールドトンネル工事を行います。現在、防音ハウス等の設置に向けてヤード内の整備等の準備工事を行っております。
 また、中央道と接続する緑色の塗り潰し箇所では、まる4、中央ジャンクションランプ橋(下部工)工事が行われております。中日本高速道路株式会社が担当する中央道と接続するためのランプの橋脚工事です。現在、中央道八王子方面への工事用仮橋工事のほか、黒の点線部分の中央道側道を赤の点線の道路へ9月26日に切りかえする予定で工事のほうを施工しております。
 また、オレンジの塗り潰し箇所では、国土交通省が担当する、まる5、東京外環中央ジャンクション北側ランプ改良工事が行われております。開削工法によるランプ部地下躯体構築とケーソン工法によるランプシールドトンネルの立て坑構築工事です。立て坑及びケーソン部は3基全ての沈下掘削工事が完了しました。南側の開削部は、深さ約20メートルから30メートルのうち、約25メートルの掘削工事を行っております。立て坑及びケーソン部周辺では4メートルから12メートルの掘削工事を施工中です。
 赤の塗り潰し箇所では、国土交通省が担当するまる6、東京外環中央ジャンクション北側Aランプシールド工事、及びまる7、東京外環中央ジャンクション北側Hランプシールド工事が行われております。Aランプシールド工事では、ヤード内整備と防音設備工事を行っております。Hランプシールド工事では、9月よりランプシールドマシン組み立て作業が始まりました。その南側、水色の塗り潰し箇所では、国土交通省が担当する、まる8、東京外環中央ジャンクション北側ランプ工事、まる9、東京外環中央ジャンクション北側ランプ函渠工事、まる10、H29東京外環準備他(その1)工事が行われております。
 まる8、まる9の工事は、ともにランプ部地下躯体構築等を行う工事で、まる8の工事では、準備工事として、黒の点線部分の北野中央通りを赤の点線の工事用道路へ9月26日に切りかえする予定で施工しております。今後、北野中央通りの切りかえを行い、ランプ部地下躯体構築を行う予定となっております。まる9の工事は、ヤード内の整備や測量作業などの準備工事を行っております。まる10の工事は、本年6月に契約した準備工事です。中央ジャンクション内におけるつけかえ道路等の工事を行うもので、工期は本年10月末までとなっております。
 3ページをごらんください。3の北野小学校通学路の変更についてです。中央ジャンクションの工事の進捗に伴い、9月から北野中央通りの一部が通行どめになることから、7月に北野小学校の通学路の一部が変更されました。廃止される北野中央通りの通学路は青の点線部分です。今回の変更で新たに指定された通学路は青の実線部分です。吉祥寺通りの通学路に該当する歩道部については、国において1.5メートルから2.5メートルに拡幅整備を行いました。
 お手数ですが、1ページにお戻りください。4のオープンハウスの開催についてです。(1)、オープンハウスの開催です。事業者は本線トンネル及び各ジャンクションにおける現在の状況などについて、オープンハウスを開催し、説明を行いました。今回のオープンハウスで新たに公表されたパネルは参考資料2のとおりです。(2)の中央ジャンクション(仮称)地域における開催日時、開催場所、(3)の対象者への周知については記載のとおりです。(4)、主な質問・意見についてです。本線トンネル工事に関するもの、各ジャンクションでの工事進捗状況に関するもの、トンネルの防災・安全に関するもの、環境に関するものなどがありました。
 資料2の説明は以上です。


◯委員長(伊藤俊明君)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。


◯委員(寺井 均君)  おはようございます。よろしくお願いします。3つほど質問させていただきたいと思うんですけども、1つは、資料1−1のゾーニング等の御感想について、アンケートになっているんだと思うんですけど、これをつくったのは国側なのか、事業者側なのか、市なのか、お聞きしたいと思うんです。というのは、北野の里(仮称)について、3ということで市内4つ目の里となる云々とありますけども、ここに複数回答可でチェックするということになっているんですけども、多方面から人が集まるにぎわいの拠点というのと、この商店が集まる買い物空間をあわせ持つ場所。
 北野の里(仮称)まちづくりワークショップ、これ、ざっとまた、きのう少し時間があったときに読ませてもらったんですけど、このワードって出てこないですね。いわゆる商店が集まる買い物空間をあわせ持つ場所とか、多方面から人が集まる場所っていう、このワードっていうのはここには載っていないんですけど、この説明のためのワードとして持ってきた背景っていうんですかね、ちょっと教えていただきたいなというふうに思います。
 2つ目が、資料2の2ページのところなんですけど、今行われている工事っていうことで、やっぱり微振動が引き続き起こっているということで、どの地域に微振動が起こっているのかっていう把握はされていますでしょうか。私のお聞きしているところでは、北野4−15の地域で微振動が起こっているということをお聞きしているんですが、ほかにもあるのかどうか。その被害の世帯というのはどのぐらいあるのかどうか、把握されているかどうか、お聞きしたいと思います。
 また、微振動に対する市民の方からの意見とか、情報とか、クレームとか、いろいろあるかと思うんですが、その対応はどうされているのか、対策はどのようにされているのか、ちょっとお聞きしたいと思います。
 3つ目なんですけど、資料2の3ページ、通学路の変更ということで、この青い実線が新設ということになっているかと思うんですが、この中央あたり、北野三丁目って文字が書いてあるところの最後の青い矢印があるところなんですが、これ、3・4・3号線の事業中の道路と重なっているんですが、ここを通学路に新たに設定するということは、この外環ができるまで3・4・3号線の事業っていうのはとまるんでしょうか。ちょっとその辺をお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  御質問、1点目にまずお答えいたします。アンケートを作成したのは市なのか、国なのか、事業者なのかっていう御質問ですけど、これは市のほうでアンケートのほうを作成いたしました。自由意見でいろいろと書いていただくのが一番の目的なんですけれども、そのほかにいろいろな御意見をいただきたいということで、1つは、北野の里というのは大きいエリアで、ジャンクションを中心にしたおよそ65ヘクタール、市民の提案では80ヘクタール、そういう大きなエリアの中での里をどういうふうに、これからまちづくりを進めていこうかという、まちづくりの観点で都市計画道路の沿道にはどういうものを求めているのかとか、例えば今、北野地域も東八道路の沿道には商店があるんですけど、3・4・12号線、これからできる都市計画道路の沿道をどういうふうにしていくのか。緑で残していきたいという御意見もありますし、にぎわいをどういうふうに考えていくのかということの視点もあって、項目として入れました。いただいた意見はこれからの用途地域の変更等に生かしていきたいというふうに考えています。
 2点目の微振動の件でございますけれども、これ、以前より、立て坑をケーソン工事でつくっている南側のところで開削工事を行っております。開削工事を行っている中で重機が動く、移動することに伴うキャタピラー等で揺れが発生して、それが微振動になっていたりすることがございました。特に道路、鉄板の段差等を越えるときにそういった揺れが発生しているということで、その辺については全部解消できるっていうものではないんですけれども、舗装をし直したり、悪くなったところをできるだけ早く修繕をするような、そういうことをしながら。
 あと、当初いただいていた苦情は、その後は、今のところはふえていないんですけれども、またきょうも御意見をいただきましたので、再度現場のほうを確認しながら対応していきたいというふうに考えています。国のほうに申し入れをしていきたいというふうに考えています。
 あと、通学路の件でございますけれども、これは現時点で通学路、工事にあわせて何度か切りかえをしていく必要はあると思っています。今の段階で9月26日に北野中央通りをつけかえしますけれども、その前の段階で一番最適、安全に児童の皆さんが通学できる通学路ということで学校側と協議して決定したもので、都市計画道路等の進捗状況が進んできた段階で、また改めて変更等はあるかというふうに考えているところでございます。
 以上です。


◯委員(寺井 均君)  ありがとうございます。最初のところのアンケートですけども、広くっていうことの意見はわかるんですけど、ワークショップで出ていない意見をここに入れると、これが市がつくったということだと、何か市が、例えば商店が集まる買い物空間をつくりたいと誘導しているんじゃないかとかですね。多方面からというか、いわゆる市外の方を呼び入れるような、何かものをつくるんじゃないかみたいな、そういう危惧があるという声も聞こえてきますので。
 ワークショップのこの中からちょっと考えていただきたかったかなと思いますので。市として、そういう考えは今のところないとは思いますが、そういうちょっと危惧されるようなアンケートなんかも、少し気を使ってつくっていただいたほうがいいのかなっていうふうに思いますので、よろしくお願いします。
 それと、工事の微振動の件なんですけど、そういう最初のクレームとかっていうのは片づいてきているということなんですけど、多分声を上げていただいている方のところはまたやるかと思うんですけど、我慢されている方も結構いると思うんですね。その方も我慢されている1人の方で、まだお子さんがちっちゃくて、預けられなくて、家で面倒を見ていて寝かそうと思うんだけど、そういうので目が覚めちゃうみたいな方だったんですね。
 ですから、そういう声を待っているんじゃなくて、ちょっと市のほうも全体的に、実際歩いていきながらどうなのかということも必要だと思いますし、1軒1軒なのか、ちょっと戸をたたいて、この辺どうですか、揺れていませんかっていうようなことを、ある程度そういう声が上がる前に把握していただいて、調査をしていただいて、ぜひ対応していただきたいと思いますので、答弁があればよろしくお願いします。
 通学路なんですけども、これが最終じゃなくて、また何回か変わるということがあります。やっぱり安全安心、あと防犯の面で余り通学路が変わるっていうのはよくないのかなと。どうしても工事の進捗によって変わらざるを得ないんだったらば、その対策として通学路を変えたところにはやっぱり防犯カメラをつけてもらうとか、この辺も道が狭いので移動式のガードレールもなかなか難しいのかなと思うんですけど、やっぱりその辺の対策をしっかりと国側、事業者側には言っていただいて。まずは1つ、余り通学路を変えない。通学路を変えた場合の安全安心、防犯カメラの設置はある程度マストにしていただくとかをしていただきながらやっていただければと思うんですが、ちょっとその辺のお考えがあれば教えていただきたいと思います。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  微振動の件についてはいろいろなお声があるということは認識しております。安全・安心連絡協議会等でも意見を聞きながら、我々職員も現地に行ったときにそういった視点で、振動計等も設置しておりますので、このぐらいの工事でどのぐらいの振動なのかというのを把握することに努めたり、もう一度国のほうにもできるだけ振動・騒音がないようなことを働きかけていきたいというふうに考えています。
 それと、通学路の対策でございますけれども、委員おっしゃるように通学路は基本的には変えないことが望ましいことは承知しております。安全・安心連絡協議会の中でも、通学路ができた段階で、来月、もう一回ちょっと現地を点検しながら歩いていきたいというふうに考えています。防犯カメラも、今国のほうに設置するように働きかけをしておりますので、設置されることで準備のほうは進めています。この位置で足りるのかどうなのか、防犯の視点も含めて、現地を歩きながら必要な対策、なおかつ、皆さんが安心できるような状況になっているのかという確認を市民とともに行っていきたいというふうに考えています。


◯都市整備部長(田口久男君)  私から、最初の1点目の御質問にちょっと補足させていただきます。商店が集まる買い物空間をあわせ持つ場所ということで、ちょっとこの表現が違ってはいたんですが、各ゾーニングに関する意見やアイデアの中で、都市計画道路沿道の良好な住環境を守り、大型商業施設は東八道路沿いに集約したいと、そういった御意見が出ておりましたので、先ほど、担当部長が申し上げましたように、里というところの中で、にぎわいとか、そういったものも視点として考えておりますので、この意見に対応した形で商業環境というところを確認させていただいたということで、この内容を記載させていただいているものということで御理解いただければと思います。


◯委員(寺井 均君)  ありがとうございます。微振動の件、そういう形で対応していただくということで。数値計であらわれないっていうのは変なんですけど、微妙なっていうことも気になるのは気になるのかなという部分がありますので、その辺は丁寧に、きめ細かく、ぜひ対応を考えていただければと思いますので、よろしくお願いします。
 あとは、通学路はやっぱり安全安心が第一だと思いますので、自分なんかもそうですけど、お子さん、通学路が変わったり、新しいところを通るときに、そこから脱線して、その周りの危険性も含めて、その道だけじゃなくて、少しその周りも危険性がないのか。今、この辺はずっと3・4・12号線の買収もあって、穴があいているって変ですが、空き地みたいなところがぼこぼこあって、格好の遊び場になるような。ああ、こんなところにこんなのがあるんだ、みたいなところがあってということがありますので、柵があってなるべく入れないようにはしてありますけど、お子さん、小さいので、そういうところも含めた安全安心も進めていただければと思いますので、よろしくお願いします。
 以上です。


◯委員(石原 恒君)  庁舎と、あと地区公会堂でとったアンケートについて、まずお伺いしますけど、これを見ると、庁舎、市民ホールでは、平日ということと、あと地区公会堂は平日と休日という形になっていますが、どうしても年齢的には偏ってしまうかなと思うんですね、高齢者だとか。学生さんの意見というのは、多分反映されていないのかなって思うんですね。日曜日、意識的に北野地区公会堂に子連れで来れば、もちろんあるんでしょうけど、このアンケートの中には年代は書いていませんけど、大体どれぐらいの年齢層の方がアンケートを寄せていただいたんでしょうか、お伺いします。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  アンケートについては、市の庁舎の中ではさまざまな年代の方に御協力いただきました。市の職員も積極的にお声がけさせていただいて、御意見を幅広い方からいただこうと思いまして、いろいろな方に御協力いただきました。北野地区公会堂は、小・中学校の生徒の保護者の方にチラシを配布いたしまして、学校の子育てをされている方からも御意見をいただきたいと思って、周知を図ったところでございます。
 そのいらした中では、小・中学校の生徒さんもいらしていただいたりして、それでちょっと生徒の方にも説明して、どうかなっていうような形で御意見や何かも現場のほうではいただいていますので、幅広くいただいたというふうに考えています。


◯委員(石原 恒君)  わかりました。日曜日って書いていますから、来られているんだろうなと思うんです。いろいろと工夫されて、年齢層、幅広く聞かれたということで、長く続く土地ですので、今の人たちだけでなくて、次世代の人たちもこの北野の里になれ親しんでほしいということもあって、いろいろ工夫はされていると思いますけども、わかりました。
 それで、質問の項目の中に、ジャンクションとインターチェンジの名称があります。こういった取り組みは非常にいいですけれども、この取り組みをした後に、もちろん名称をつけるのは最終的には国交省ですから、こういう御意見がありましたという働きかけをされようということでの意図でしょうか、お尋ねします。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  インターチェンジ等の名称につきましては、供用開始する1年ぐらい前に、名称をつけるのは高速道路会社がつけることになりますので、高速道路会社がそのインターチェンジがある自治体に意見照会や何かをしていきながら、その段階で正式にはそういう手続はあるんですけれども、私どもも早い段階から、やはりこの三鷹というエリアの中にできるインターチェンジやジャンクションには、三鷹の名前を入れていくことに対して、市民の皆さんも今回のアンケートで関心がやはり高いということがよくわかってきましたので、高速道路会社だけではなくて、国にもこういう取り組みを一連の中で名称も含めて、今回のワークショップが終わった後の市民への周知の取り組みを行ったというのにあわせて、名称のことも国に申し伝えていきたいというふうに考えています。


◯委員(石原 恒君)  よくわかりました。道路会社が名称をつけられるということで、照会も実際あるということなので、そういう意味では、こういった取り組みがきちっと市民意見として名称にも反映されるという、そういった流れになるのかなということが確認とれたので、安心しました。
 それと、このアンケートの件は了解しまして、資料2のほうの小学校のほうですね。小学校の通学路の変更ですけれども、7月12日に変更になったということですが、これは、もちろん、そこに住んでいる方、あと小学校に通学されているお子さんをお持ちの御家庭については理解はしていると思うんですが、これ、最終的には、しばらくこの変更した状態というのは工事が終わるまでずっと続くと思うんですけども、通学路のマップ、いわゆる三鷹市がつくっているマップ、あれへの反映っていうのはどういった計画でいらっしゃるでしょうか。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  北野小学校の通学路の安全安心マップ、これを工事の関係でジャンクションが大分用地買収が進んできていますので、変更するような形で、安全安心課と事務的にちょっと今調整しています。やはり、今後していきたいなっていうふうには、安全安心課のほうも考えていますので、教育委員会とも相談しながら、今の状況に合ったようなマップにしていくように、みんなで進めていきたいと考えています。


◯委員(石原 恒君)  庁内で連携されるということで、理解しました。今後も、こういった変更っていうのは、今回で終了、確定じゃなくて、また工事の進捗によって変わる可能性があるということで確認させていただきたいんですが、いかがでしょうか。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  今後も通学路の変更はあるというふうに今考えています。できるだけないような形で進めていきたいということでは考えているんですけど、この一番北側の北野中央通りの先の部分とか、これからまだ生活道路を幾つか事業に伴ってつけかえしていかなきゃいけないところや何かもございますので、またその都度よく安全・安心連絡協議会の中でも相談しながら進めていきたいというふうに考えています。


◯委員(石原 恒君)  わかりました。丁寧な対応をしていただきたいと思います。
 車両の交通量っていうのは、今回の変更に伴って、工事車両もそうですし、一般車両、間違って入り込んでくるとか、そういった心配もあるんですが、この交通量の調査はどのようになっているでしょうか。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  北野中央通りの交通量調査につきましては、平成28年6月に行っております。自動車の交通量として、時間当たりですけれども、大体160台ぐらいになります。12時間で換算すると大体2,000台ぐらいの交通量になろうかと思っています。自転車が時間当たり30台、歩行者が約24人というようなデータ──6月28日のデータですけれども、確認しながら進めています。


◯委員(石原 恒君)  今おっしゃった時間当たり160台というのは、工事車両がどのぐらいの比率を占めているかというのはつかんでいらっしゃるんでしょうか。一般車両との比率ですね。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  これは、工事用車両がどのぐらいなのかっていう比率は、この中に工事用車両も含まれていると思うんですけれども、工事用車両は原則一般道を極力通らないようにっていうことで、通っても最大1日200台までっていうことがアセスの中でも定められておりますので、事業者は基本的には生コン作業は一般道を使うことは多々あるかもしれませんが、極力高速道路を使っていますので、この160台のうちわずか、含まれても数台なのかなっていうふうに考えています。


◯委員(石原 恒君)  わかりました。6月に調査したっていうことですけども、実際に変更したのは7月12日以降ですから、今後も調査はしていただきたいと思いますし、先ほど取り決めでは工事車両は通らないっていうことになっているんですが、やっぱり実際どうなっているかという把握はしておかないといけないと思うので、どこか通学路の変更である程度落ちつく段階になったら、やはり一旦工事車両、平日と──休日は走らないとは思うんですけども、休日のある時間帯、朝と昼ぐらいか夕か、その辺はお任せしますけど、きちっと市として把握をすべきだというふうに思いますので、ぜひ御検討ください。
 以上で終わります。ありがとうございます。


◯委員(野村羊子さん)  それでは、お願いいたします。まず最初に、このまちづくりワークショップの意見聴取のあり方についてですが、まず、周知の方法。ホームページ、広報、そして小・中学校の保護者へチラシ配布ということでしたけれども、町会に案内を回すっていうような、地域で暮らしている人たちへ直接お知らせをお届けするようなことはなかったのか、考えなかったのかということが1つあります。
 そして、もう一つ、やはりこのアンケート項目で、今ちょっとさきの委員からもありましたけど、項目出しの中身について。このワークショップでやっぱりスポーツっていうふうな話が出ていたと思うんですけども、ここの項目でスポーツのできる場所っていうのを出さなかったのは、余りつくりたくないからと思われてしまう可能性があるんですが、その他で、もちろんそれは出てきていますけどね。その他の中なので、それが実際どれくらいの数値かっていうのがわからない状態になっています。そういうことについてはどのように考えていたのか。
 そして、やはり年齢構成ですね、20代、30代とか、大くくりで、やはりそれ、聞いたほうがよかったのではないかと思うんですが、このアンケートのつくり方について、以上、お願いいたします。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  地域への周知ということでございますけど、町会長には御相談しながら、今回は北野地区公会堂の掲示板──これ、町会の掲示板になっているんですけど、そこに周知をさせていただきました。あと、重立った安全・安心連絡協議会の方、これ、地域の方が多いんですけれども、地域の代表の方々には1軒1軒電話で御連絡をさせていただいて、こういう取り組みがあるっていうことを周知させていただいたところでございます。
 それと、アンケートの件でございますけど、まず、このワークショップの取り組みを皆さんに説明するっていうところが一番だというふうに考えていまして、そうした中で、皆さんから御意見をいただくときに、割と、何ていうんでしょう、意見を出していただきやすいような項目を項目出しとして我々のほうでは出したんですけれども、もちろん、ここに誘導するっていうことじゃなくて、皆さんから説明していく中で、積極的にここについてはどうなのか、スポーツのことも当然説明していっております。そういったものを、できるだけ自由記述のところで幅広く書いてもらうようにお願いしましたので、ここの項目は例示の1つというふうに考えていただければと思います。
 年齢のところまで、今回アンケートの中で入れますと、なかなかお答えしづらくなる可能性もあるなと思って入れなかったんですけれども、我々としては幅広い方々からいただくということを目的に、委員おっしゃるように、今改めて見てみると、入れてもよかったかなっていうふうには考えています。今後、次やるときに、また参考にします。


◯委員(野村羊子さん)  対面でやるアンケートと、書いていただくアンケートと、やり方、項目の出し方って違ってくると思うんですね。今回、例えば割と対面で説明した後に書いていただくっていうふうなことだと、年齢って書いてもらったら、目の前で書くのをチェックするのは嫌かなとか、そういう配慮っていうのはわからなくもない。だけれども、資料としてはやはり必要だと。今後どういうふうに使っていくかって、このアンケートを何のためにやったのかっていうふうなところから、やはり用途地域の変更等も含めて、今後のまちづくりに生かすといったときに、やはりその辺も含め、回答者の属性っていうのをどこまで確認し、把握する。どういう資料として使えるのかっていうことが大きく変わると思うので、その辺はきちっと資料となる調査というもののあり方というのを、もうちょっとちゃんと今後研究していただければと思います。
 項目出しについても思いが出てしまうようなものなので、こういうのってどうしたって、それによって誘導されていく。答える順番にも、答えが誘導されていくっていうことはアンケートはありますので、調査する側としては当然のことだから、調査というものそのものについてはね。なので、その辺については今後もよく検討していただければと思います。
 1つは、この資料1−2の1ページで、市民ホールと地区公会堂で回答、期待するものが違うっていうふうなことというのは、こういうことがわかったのはよかったと思います。やっぱり地元と、本当にそこで暮らしている人たちと、外から見ている人たちの目線の違いというのがあると思いますし、それこそにぎわいと言ったときに、どういうものをにぎわいとしてイメージするのかというのは違うと思うんですね。その辺のことも含め、今後、慎重にこれ、していただければというふうに思います。
 名称もさっき答弁があったので。もう一つ、最後に、このアンケートに関してですけれども、エリアプランに対するシール投票っていうところで、親水空間というふうな話をしています。このワークショップの中で、水辺をつくるということと、あるいは丘をつくるとかっていう、いろいろな提案があると思うんですけど、それは下の構造物との関係で、負荷をかける。それ、ワークショップの中でもちょっとは説明していたと思うんです、大きな木はこの部分には植えられないよとかっていうふうな話をしていたと思うんですけども、その辺のことを考えた上で、つまり水といっても、コンクリートを張った、水漏れしない。
 本来であれば、川とか池とかって地下水と水をやりとりして、水が循環してきているものだけど、そういうことはできないということが前提の場所だと思うので、そういうようなことの上で維持管理を含め、ここに下の構造物への負荷と、そして、その後の維持管理等で、これ、本当に水が大丈夫なのかとか、丘が大丈夫なのかというふうなことは、どの程度実現性を持って見ているのか。ただイメージだけ膨らませて、やっぱりできませんでした、では地元の方に対しても特に失礼だと思うので、その辺のことはどのように見通しているのかっていうことを確認したいと思います。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  確かに荷重の問題が非常に大事だっていうのは、我々も認識しています。ワークショップ、国・東京都と一緒にやっていますので、ワークショップが終わってから、こういった意見が出てきている中で、いろいろな検証を我々も事務方で進めています。例えば築山をつくるとなると、結構あれ荷重がかかってきますので、どのぐらいの高さの築山にするのかにもよってですけど、でも、そこを全部土で盛るんじゃなくて、例えば軽い材料も入れながら盛ることによって自由度がふえてきますから、その高さの高くなったものに対してどういうふうな施工で。反対に、市民提案がどうすれば実現できるかっていう、そういう視点でいろいろと検討のほうは今進めているところでございます。


◯委員(野村羊子さん)  わかりました。そのことによって、やはりこれの整備費用が大きく左右されるんじゃないかと思います。あるいは、その後の維持管理費用っていうのも大きく左右されると思います。その辺に関しては、結局は三鷹市が負担するものになるというふうに思っていますが、そういう理解でいいでしょうかっていうことを確認します。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  利活用する部分についての維持管理費については、今の段階で市が負担する、国が負担するというところの議論はまだ固まっているというものではございませんけれども、市のほうで利活用する部分については、基本的な維持管理は市のほうでする必要はあるのかなっていうふうに今考えています。その維持管理も市民の方からも、大分維持管理費がかかるんじゃないかっていう御提案をいただいていますので、どうすればできるだけ適切な維持管理、国も含めて、官と民と連携しながら維持管理ができるのか、そういう検討も今少しずつですが進めているところでございます。
 整備費用については、まだこれは市の負担だ、国の負担だというところは結論出てございません。いろいろなところで、我々としてもできるだけ国に負担していただくように考えていますので、そこら辺はまだいろいろな検討をしながら国と調整しているところでございます。


◯委員(野村羊子さん)  今の答弁で、一応、現段階でっていうことで受けとめておきます。
 じゃあ、外環事業の取り組みについてお伺いします。ランプシールド、中央ジャンクション南側と、それからAランプ、Hランプがそれぞれ掘削、立て坑がほぼ終わってか──南側がもう少しですね。南側の今かたい地層のところをやっていてっていうのは、たしかお知らせも配布したと思いますけども、これ、現状、過去にあったような振動等の被害は、今のところ報告されていないという認識でいいかということが1つあります。
 それと、シールドマシンの組み立てっていうことがHランプでは始まっているんですね。これ、いつごろ完成予定なのか。シールドマシンの組み立て工事も含めて10月31日までっていう、この6と7の工事についてですね。これ、工期は10月31日までになっていますが、シールドマシンの組み立て作業も含めてのこの期日でしょうか。まず、そこをお願いします。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  まず、かたい地層の掘削状況でございますけど、8月16日からかたい地層に入っております。今回、10月中旬ぐらいまでの予定でやっていくわけでございますけど、沈下掘削量を30センチぐらいに非常に抑えて、それは周辺に家屋がかなり近接していますので、進めております。時間はかかっていますけれども、現段階で振動・騒音等で苦情のほうは発生しておりません。
 また、シールドマシンの組み立ての関係ですけど、6番、7番の工事、平成29年10月31日までの予定っていうことで、これ契約の段階での工期でありまして、当初の契約はこの工期で行っていたんですけれども、これは延伸をする見込みだというふうに聞いております。契約のことなので、今後、時期が来た段階で発注者のほうがしっかり対応していきますけど、現時点では多分、我々の聞いている中では手続をこれからとっていくというふうに聞いています。


◯委員(野村羊子さん)  その後に実際にランプシールドマシンを発進する、掘り出すというところまで、この6番、7番の工事契約っていうのは、下まで掘るっていうことまで入っていましたでしょうかって、まず確認をしたいと思います。
 それで、実際には本線トンネルはまだ来ていないし、問題なのは、地中拡幅部の、つまり、ランプシールド、地上から本線へ向かってのトンネルは掘っても、その後、本線も来ていないし、それをつなぐ工事は入札すら今できないっていう事態になっていますよね。とりあえず地中拡幅部の工事ができない、いつになるかわからない。これ、入札やり直すっていうことなんですが、その見通しっていうのは、この時間軸、どういうふうに聞いているのかっていうことと、そういうことが全然整っていない状態で掘り出してしまうのかということ。穴だけあけて置いておくっていうことが、トンネルを掘るっていうこと事態が既にいろいろな地盤沈下とか、陥没とかって引き起こしているっていう中で、危険性を拡大して置いておくっていうのは、周辺住民にとって非常に不安が募ると思うんですが、その辺、どういうふうに聞いているかっていうのを確認したいと思います。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  ランプシールドトンネルの工事でございますけれども、立て坑工事が終わりましたので、今シールドマシンを組み立てして、準備が整ってきた段階で、もう一度説明会をしっかりと開いて、市民の方に工事の予定等を説明して進めていくというふうに、今聞いています。実際に、いつの段階から発進して進めていくのかというところまでの日程までは聞いてございませんけれども、恐らく年が明けるか、そのぐらいの段階では説明会が開催できるんじゃないかというふうに考えていますけれども、国のほうとよく確認しながら進めていくようにいたします。
 それと、地中拡幅部の関係ですけれども、現段階でNEXCOのほうにも確認しておりますけれども、その後、新しい情報は入ってきてございません。見通しとしてここでお話しできるものはございませんが、ランプシールドトンネルを掘削しても、その地中拡幅部に支障のないようなところまでしか掘削は多分できない形になりますし、シールドマシンが先頭にありますから、そこをしっかりと密閉して、地中拡幅部の施工を待つような体制になるのかなというふうには考えていますけど、その辺も国のほうから、これから説明をしっかり受けて、委員会の皆様のほうにも情報をお伝えしていきたいというふうに考えております。


◯委員(野村羊子さん)  地中拡幅部に影響のないところまで掘るということだと、現実に、具体的にね、北側では東八道路のところまでっていうふうに見ていいのか。南側は結構先までありますよね。つまり、北側はほぼ工事区域内に入っている。その先は地中拡幅部になると思うんですけども。南側に関しては工事区域外にまで入っていって、区分地上権の話の中で、今契約が進んだっていうふうな情報も参考資料でいただいていますけども、そういうところで、下手したら何年も地中拡幅部の工事ってそう簡単にいくものではない。それも含めて、見通しが立っていないんじゃないかっていうふうに推測ができるわけですけども。
 予定が立たないところで、実際に居住していらっしゃるおうちの下を掘っていくっていうことが問題ではないかと思うんですが、その辺についてどういうふうに対処していこうというふうに国は思っているのかということをどういうふうに聞いているのか、ちょっと伺いたいと思います。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  今委員のほうから御質問があった点も含めて、国のほうによく確認しながら、また委員会の中で報告させていただきたいと思います。


◯委員(野村羊子さん)  この間、トンネル工事によって陥没事故、地盤沈下って幾つも報道が続いていますよね、横浜とか、あるいは北陸のほうで。というふうなことに関して、非常に心配なお声も聞いているんですけども、そういうことに対して事業者がちゃんと説明をする。言い方によっては、いろいろ工法の違いがあるとか、地盤の違いがあるとかいうふうなことになるかと思いますけども、そういうようなことをきちっと、単に工事の説明会というよりは、現状どうなっていて、こういう形でやっているから大丈夫だ、みたいなね。国側としては、あるいは事業者側としてはそういう言い方になると思いますけども、そういうようなことで、周りの相次いでいる被害で補償がされているのか、されていないのかっていうことで、いろいろ報道がよくわからない状態のままで推移しているっていうことの中で、不安だけあおり立てられるようなところもあります。
 なので、その辺、ちゃんと事業者がやらないんだったら、市がきちっと情報収集して市民の皆さんに情報提供していくっていうことも必要だと思うんですが、その辺はいかがでしょうか。


◯都市整備部長(田口久男君)  いろいろこの地下の工事に関して、今御指摘のあったような安全性についての市民への説明ということでございますが、我々も外かん事務所等といろいろな会議がありまして、その中でも、我々からも昨今起きているようないろいろな事故について、国土交通省の考え方とか、どこまで検証しているのかとか、そういったことを確認しているところでございますが、案件一つ一つ個別にまだ解明できていないようなところがあって、明確な説明はないところもありますが、先ほど担当部長が申し上げたように、今後、説明会、またオープンハウスとか、そういった場でやはり市民の方に不安を払拭していただけるような説明をしっかりしてもらうように。これまでも、国のほうにそういうお話もしてきましたし、今後もそういうお話を改めてまたしていきたいと思います。


◯委員(野村羊子さん)  市としてどの程度きちっと情報収集をし、あるいは場合によっては、本当に直接、横浜なんかでは、実際にはあれはもう2年前から被害が出始めていて、個別対応はそれぞれしていたっていうふうな話もあります。なので、市としてちゃんと情報収集をして、その対応、対処。あそこは、横浜市も工事、一部費用を出してみずから施工している部分もあるので、市が責任があるっていう部分もあるからね、積極的にやらざるを得ないというか、説明会でも司会をやるなどしていましたけど、そこは多少、今のこの外環の市の立場と違いますけど、若干ね。
 でも、やっぱり市がさまざまな形で今かかわっている市民の暮らしをいかに、それこそ財産をどう守るかっていう話になるのでね。市がいかにちゃんと情報収集をして、その情報を把握した上で市民に説明できるのかっていうふうなことが市の立場として必要だと思うんですが、どうでしょうかということと、今かなり掘削が進んできていて、地下水等の検証、工事にかかわって地盤沈下。
 今の段階で地盤沈下の地盤変動の調査はまだしていないんだと思うんですけど、この周辺でする必要があると私は思うんです。そういうふうなことについて調査と、情報提供のあり方ですね、測量っていうふうなことを市としてきちっとやっていかないと、何か起こったときに、やっぱりわけがわからないというふうなことになりかねないと思って心配なんですが、その辺、市としてはどうでしょうか。


◯都市整備部長(田口久男君)  外環の工事に関して、市としての対応でございますが、当然今、委員さんおっしゃられたように、市としてしっかり情報収集をまずする必要がある。どういった原因があるかということをしっかり説明を受けた上で、対策そのものは市の事業でございませんので、市が考えていくということにはなりませんが、事業者に安全対策、あるいは対応についてどう行うんだということをしっかり確認をしていきたいというふうに考えております。


◯委員(野村羊子さん)  先ほど微細な振動というか、常に常にずっと体に感じる地震があったり、ちょっとした振動があったりっていうふうなことで、周辺の住民の方にそれなりの被害っていうか、出ていると思います。マンション建設みたいなときだと工期がわかりやすいので、その間、転居して対策するっていうふうなことは通常行われていると思うんですけども、病気を持っている方とか、本当に赤ちゃんなんかの、あるいは仕事ができない、振動で仕事に差しさわるっていうふうな、そういう人たちへの補償として、この工事期間中の転居とか、そういうような補償っていうのは求めることはできないんでしょうか。
 そういうことが可能であれば、そういうことについての説明会を開いて、市民の方の声をちゃんと聞き、対処するというふうなことが必要になってくると思うんですが。建設工事と道路工事といつも違って、そういうことが、というふうに言われるんですけど、やっぱりそれくらいのことを求めていかなければいけないと思うんですが、いかがでしょうか。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  地域に及ぼす影響についての御質問ですけれども、環境影響評価の中で定められている基準、そういったものを必ず守って、今やるように、市のほうからも申し入れしております。公共工事ですけれども、工事に伴って転居するような、そういう事態にならないように、我々も基準を守るというだけじゃなくて、いかに基準を押さえて仕事を進めていくのか、日々監督官とよく話をしながら、現場でもやっているところです。
 何かあれば、どういう状況なのかっていうことを市のほうも、現場の監督官と一緒に日々情報は確認しながら進めるようにしておりますので。我々として、国のほうにそういう転居の費用を求めるということは考えてございませんけれども、しっかりと環境に及ぼす影響がないような形で工事を進めるように、これからも引き続き申し入れはしていきます。


◯委員(野村羊子さん)  何が被害かっていうね。日々暮らしている中で起きて、本当にその状況になれるっていうふうな形で何とか我慢して暮らしていらっしゃる方がたくさんいると思うんですね。被害があってはならないと言ってしまう立場からすれば、被害はないっていうことにしておきたくなるという傾向が逆に出てくるっていうことが心配なんです。なので、そうではなくて、暮らしている方が我慢をして日々暮らしているんだっていうことをまず認識しながら、その我慢を被害と捉えるか捉えないかっていうのは言葉の問題として置いておいても、その暮らしの中で微妙に出てくる影響って絶対にあるので、そこは見逃さないようにしてほしいですし、その暮らしている人たちがそこで何らかの声を上げるとしたら、そこはきっちり寄り添うような対応をしていただきたいというふうに思います。
 通学路の問題で1個だけ確認したいんですが、吉祥寺通りを渡る場所、この青い線、通学路のね。ごめんなさいね、3ページ。吉祥寺通りを横断する。これ、信号の場所、信号のところで渡るっていう理解でいいですかっていうことを1点確認したい。
 それと、この通学路で子どもたちが歩く距離、今までのと距離的に長くなったのか短くなったのかということと、それから、都市計画道路の工事の話がありましたけど、そこの安全性確認と今後の都市計画道路の進捗状況っていうので、1年後にはこれまた変更になるのか、どのように見通しているのかっていうことを確認したいと思います。お願いします。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  まず1点目の横断する吉祥寺通りの信号機のことですけど、ここは信号機のあるところで横断をするような形になります。
 それと、2点目の通学路の距離についてですけれども、これまで北野中央通りを通って北野小に行っていた距離は、起点を北野地区公会堂で考えると大体1キロメートルだったものが、このルートにすることによって920メートルになるということで、若干ではありますけれども距離は短くなります。
 あと、3点目の都市計画道路の関係、今後の通学路の変更の見通しについてですけれども、これから都市計画道路事業が進んできた段階で──用地取得率にもありますけれども、かなり進捗はしてきていますけれども、その事業用地の中を活用しながら人が通れるのかとか、そういうことも含めて東京都と調整しながら進めていくように考えているところでございます。


◯委員(野村羊子さん)  吉祥寺通りを渡るときに、ここを何人の子どもたちが通るかっていうのは、ちょっとその年によって変わってくると思うんですけども、信号があるにしても、できれば人が立っていたほうがいいんじゃないかというふうに思ったりしたんですが、そういう対処を学校のほうで、あるいはPTAのほうでなさっているのか、町会のほうでなさっているのかどうか、それを把握しているでしょうか。今後の変更については、時期的なことはうまく見通せないということはわかりましたけども、そこだけちょっと心配なので、もう一回お願いします。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  お子様の人数ですけど、生徒は約50名ほどというふうに聞いています。
 それとあと、ここの安全確保ですけれども、通学路が変わる段階で、市のほうも、教育委員会も、PTAも含めて、一定の期間、今まで安全確保で保護者並びに事業者で安全の確認をしてきたところです。今後も、朝の時間帯とか、事業者のほうで協力できるところを協力してもらいながら進めるように、現在もその時間帯は協力してもらっていますし、引き続き協力してもらうように申し入れしていきます。


◯委員(野村羊子さん)  わかりました。それなりに交通量の多い通りですのでね、ぜひ気をつけていただければと思います。
 それで、用地取得率の話で、参考資料2の区分地上権で用地取得というか、契約というかが随分、一気に進んだと思いますが、これ、8月でしたかね、土地収用法に基づく強制測量というのをやったと思うんです。それは、三鷹市域ではなくて調布市域だったと思いますが、三鷹市域でも、これ、そういう形のものがあったのかどうか。そういうふうに強制収用を絡めて動いたことで、この契約が進んだのかどうか、どういうふうに把握しているか、ちょっとお伺いしたいと思います。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  現段階で三鷹市内でそういった収用関係で動いたっていうことは聞いておりません。


◯委員(野村羊子さん)  任意での測量も、この間、一気にばたばたと進めているような話を聞いています。その関係で進んだのかなと思いますけども、実際に工事が、今これからランプシールドマシンを掘ろうというときに、その部分がきちっとされていなければだと思いますが、地中拡幅部については、まだ、だから工事がどうなるかわからないわけだから、その部分は後回しになっているっていうような理解でしょうか。ちょっとその辺の進め方、区域というふうなことではわかっているでしょうか、お願いします。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  区分地上権は、全体で対象件数が約270件ほどございますけれども、そのうちの約190件は完了しております。残りの約80件というのは、これは地中拡幅部の部分でございまして、ランプシールドトンネルの部分はほぼ完了しているということで、事業者のほうから聞いているところです。


◯委員(野村羊子さん)  わかりました。本当に住民の方たちの、特に区分地上権って上に自分がみずから住みながら、下にトンネルの構造物が掘られるっていう、しかも浅いところで掘られるっていう状況の中で、今後の工事進捗に伴う被害っていうのも出てくると思いますし、実際に横浜のほうの環境アセスの事後評価でも、シールドマシンが通った後に地下水とか、地盤が沈下していくような箇所が出てきているっていうのは現実に起こっていることなので、それに関連して、この辺でも起きる可能性があるということで、しっかりと見ていく。その上で暮らす不安というものに対して、どう対応していくのかっていうのは、まだまだ全然解決していない問題だと思っています。契約したからといって、その人たちが本当にいられるのかどうかっていうふうなことはね、大きな課題だと思いますので、そこは丁寧に声を聞いて寄り添うような対応をしてほしいと思います。はい、いいです。


◯委員(栗原健治君)  それでは、質問します。初めに、北野の里まちづくりワークショップで提案された意見の説明ですけども、このアンケートについてですが、確認したいというふうに思います。年齢の項目が入れられなかった理由は述べられましたけども、ちょっと聞いていても、多様な世代の声を聞いたという答弁はあったんですが、実際にどういう状況なのかっていうのはわからない。明確になったとはちょっと思われないんですけれども、これは年齢構成は主観ですか。具体的に数値は出ないわけで、この点では課題だというふうに思います。今後に生かすことが必要だと思いますけれども、実際に対面でとっているわけですから、おおよその世代的なデータをメモとかで残しているということはあるんでしょうか。多様な世代のアンケートをとったっていうふうに答弁される根拠を伺いたいというふうに思います。
 あと、前委員でも質疑があったんですが、北野の里に期待するものっていう中での項目で、その他の部分でスポーツ施設などがありますが、福祉施設や病院、児童館や保育園、これらの施設もやはりとても関心のあるもので、ここに項目としてあるかないかによる影響というのは大きいと思います。アンケートに取り組むということでいうと、私たちもいろいろするんですが、この項目はすごく悩ましいところで、どうやったら正確に要求を酌み取ることができるのかっていうことで言うと、難しさがある。
 その他で拾う努力っていうのはあるわけですけども、その他にしてしまうと、全体の比率が落ちてしまいますし、この主な記述の中でさまざまあるわけですけども、この割合がどういう割合なのかもわからないということでは、正確ではね。この北野の里に期待するものっていうことでいうと、これを生かしたさらなるアンケートというか、調査をすることが必要じゃないかと。さらなるきめ細かなアンケートを検討されているのか、伺いたいと思います。
 また、その中、小学校とか中学校とか隣接する学校、また、コミュニティ・センター、町会もあるわけですから、一人一人とるぐらいの取り組みをしても、決してこれから50年、100年と使う施設をつくっていくという点では、参加意識もつくるということも必要だと、進める側で考えれば必要なことなので、取り組みをすることも考えることは必要じゃないかと思いますけども、どのようにお考えなのか、その点で伺っておきたいと思います。
 あと、外環事業の取り組みについてですけれども、まず初めに通学路の点で確認しておきたいというふうに思います。この3ページ目で、北野中央通りが一部閉鎖されると。近々ですよね。これ、具体的に日にちを確認しておきたいのと、北野中央通りでいうと、どこが閉鎖されるのか。中央自動車道、高速の高架の下はどのようになるのか、確認したいというふうに思います。
 この通学路で吉祥寺通りと中央自動車道が交差しているところの信号の現状ですね。その先の南に曲がってくる道路は、前の委員会で代替道路になるわけですけれども、ここは北野中央通りとの関係でいうと、実際になかなか車両の、この運転手の感覚によるものなので、通り抜け道路になるかどうかっていうのはわからないところがありますが、もし通り抜け道路になってしまうと、ここの通学路でいうと、歩道が整備されるわけですけれども、横断歩道で対応されるのか、信号をつけるほどの道路なのかっていう点はありますけれども、この生活道路としての対応なのか。どういう交通安全の表示はされるのか、確認したいというふうに思います。とりあえずお願いします。


◯都市整備部長(田口久男君)  最初の前段の御質問のほう、私のほうで答えさせていただきます。アンケート等についてでございますが、基本的にこの市民ホール等の説明は、まちづくりワークショップの報告書を策定しまして、それに対する御意見をさらにいただいていこうということで開催したもので、ワークショップの内容で検討したものの意見に対して、さらに加味するような御意見をいただきながら、よりよいものを目指していくということで進めたものでございます。
 そういった中で、確かに限定した場所で行っている部分はあるので、そこに来られた方に聞くというような形になりましたけども、ワークショップに直接参加されていない方の御意見として、さまざまな御意見をいただくことができたというふうに考えております。
 また、世代については、確かに御指摘のとおり、アンケートの中で年齢等を記載していただかなかったので、しっかりとした把握はできておりませんが、やはり市役所等に来られている方は高齢の方が多いというのは、実態としてございました。
 また、報告書のほうは、報告書ができた時点でホームページに載せておりまして、その中でも御意見があればということで、今までも多くはないんですが、自然環境に配慮したほうがいいというような、そういった御意見をいただいたりとか、そういったものもいただいております。今後も、まちづくり整備計画の策定に向けて各段階で情報提供をしつつ、また御意見をいただいて、より北野の里というものをまとめていきたいというふうに考えております。
 アンケートの中で、先ほど期待するものというところで、限定しているというような御指摘がございましたが、基本的にはいただいた意見の全体の里のイメージとしてどういうものがいいかということを、市側、事務局側で整理させていただいて、例として示させていただいたものということで理解いただければと思います。里全体、当然まちですから、今御指摘があったような福祉施設とか、そういったものも当然配置されてくるわけですが、まずは里の全体イメージをどういうふうに期待するかということをお聞きしたということで御理解いただければと思います。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  まず、北野中央通りの切りかえでございますけど、9月26日、午前10時に切りかえる予定で今準備のほうを進めているところです。
 それと、ここのつけかえる代替道路、高架下はどうなっていくのかということでございますけど、資料2の3ページ、北野小学校変更通学路の図面というのをごらんいただければと思いますけど、これの、今回廃止される通学路のさらに東側に代替の道路というものができますけど、この道路に通学路じゃなくて、全体の道路としてはつけかえるわけなんですが、こちらの道路で茶色の部分が車道、黄色で細く書いてある部分が、これが歩道になります。中央高速のところでは歩道と車道が一部分離する構造になりますけれども。済みません、資料2の2ページもあわせてごらんいただければと思いますが、これで黒の点線が廃止されるところ、赤い点線が代替になるところの道路でございます。こちらの北野中央通りが黒い点線で書いてあるところでございますけど、これの代替の道路となるところで、中央道を超える部分については車道と歩道が分離される構造になります。詳細がこちらの資料2の3ページのほうで書いてありますように、茶色いところが車道で、幅員が6.5メートル、黄色い部分が歩道で幅員が2.5メートル。こういう構造で道路をつけかえる予定で、今進めております。
 最終的に、通学路をつけかえして、生活道路が抜け道になるんじゃないかという御心配も今いただいているところでございますけど、実際に道路つけかえをした後、我々も現状の通行がどういうふうに車の流れが変わるのか、よく確認をしていくことで、今事業者のほうとも調整しています。よく車の流れを確認して、生活道路の中に車が入らないような形で代替道路を整備していくことにしておりますけれども、万一、入るような場所が今後発生してきましたら、必要な対策を三鷹警察とも連携しながら取り組んでいきたいと思っていますし、安全・安心協議会の中でもそういったことを議論していきたいというふうに考えています。


◯委員(栗原健治君)  初めにアンケートですけれども、アンケートは難しい取り組みですので、どのように正確に目的を達成するのかというのは工夫がされる必要があるというふうに思います。年齢によっても要望が違ってくるということもあるので、高齢者が多かったっていうことで言うと、多様な世代で伺ったとはいえ、そういう部分に偏りがあるっていう点も考慮しないといけないっていう点では、さらなるアンケートが今後必要ではないかというふうに思います。適宜対応していただきたいというふうに思います。
 もう一回確認なんですけど、この通学路の点ですね。高架下のところも閉鎖されるんですか。これ、現状、吉祥寺通りと中央高速が交差している点から北野中央通りまでは車道が走っているわけですが、ここは閉鎖されるのか、確認したいと思います。北野中央通り、つけかえ道路っていうことで、中央高速を越えて吉祥寺通りの手前まで、これでいうと閉鎖されるというふうに説明されたのか、確認したいというふうに思います。
 この吉祥寺通りと中央高速が交わるところの信号の構造ですね。前回、6月の中でつけかえ、東側、西側の代替道路についての説明があったときに、信号が吉祥寺通りにあるのは1点なんですけれども、ここはスクランブルというのか、中央高速の道路がどうなるのかっていうことで違ってくるわけですけども、信号の形態っていうのは、設置場所っていうのは現状のままでいくのか、対応が変更されたっていうことがあるのか、確認しておきたいと思います。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  黒い点線の部分については、先ほどちょっと御説明したのは北野中央通りだったんですけど、北野中央通りとあわせて中央道高架下の側道も切りかえしますので、資料2の2ページにございます、先ほど御説明した黒い点線のところは通行どめになるというところであります。
 それと、信号機の位置ですけど、現在の信号機の位置で信号機の向きを変更するということで聞いています。


◯委員(栗原健治君)  26日以降つけかえられるということで、初めの対応はすごく安全対策って重要なので、安全を最優先に検証していただくっていうことを、つけかえ直後にしていただきたいというふうに思いますが、その点は市として確認する計画はあるのか確認したいと思います。いかがですか。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  市としても、安全な通行ができるように現場のほうも確認いたしますし、また、新しくできた道路については、夜間の照明も十分とれているのかとか、昼も夜もパトロールしながらつけかえ道路が安全に通行できるように、事業者とともに確認してまいります。


◯委員(栗原健治君)  それでは、生活道路でもありますし、閉鎖される時期というのはお知らせされているのか、いつからされてきたのか、最後に確認しておきたいと思います。
 あわせて、次に、現在行われている工事の状況についてということで、黄色の中央ジャンクション南側のBとFのランプシールドトンネルの工事ですけれども、この中央ジャンクション南側Fランプシールドトンネル工事で、シールドトンネル工の施工っていうことで、延長733メートルとあります。あわせて、6と7の中央ジャンクション北側Aランプ、Hランプシールド工事において、シールドトンネル工の延長約410メートルの施工とあります。
 このそれぞれ、トンネル工の延長、長さの起点と、どこまでこれが記されるのか、具体的にわかるのか。この区域内に必ずしも全部おさまっていないのではないか。おさまっているのか、それとも、おさまっていなくて、区分地上権の部分も含めてこの施工の範囲が記されている中身なのか、確認したいと思います。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  現在のここに記載されている施工延長が地中拡幅部のところまで入るのかどうなのかとか、詳細についてはこれから国のほうにしっかり確認しながら進めていきたいと思っています。やるにしても、現実的にできる範囲までしかできないと思いますので、工期もこれから変更の契約がありますから、そういった中でどういった形で変更の契約をするのか、よく事業者のほうに──契約の内容なので、現時点で詳しい内容の報告は受けておりませんけど、しっかり報告を受けて、皆さんにも御報告したいというふうに考えています。
 あと、切りかえの周知の関係ですけれども、お知らせビラを9月15日の夕方に約1,000部ほど地域のほうに配布しております。また、道路にはつけかえの工事が行われるという周知の看板を24枚ほど現地のほうには、同じく15日に設置が完了しているところでございます。


◯委員(栗原健治君)  私もこの北野の中央ジャンクションの工事現場の部分は、週に一度は必ず通る用事もあるので、安全対策は本当に重要だと思います。周知の状況はわかりました。
 今のランプシールドトンネルの工事状況の説明で、それぞれシールドトンネル工の長さが延長される、長さが施工の中身として書いてあって、それぞれどこが起点で、どこまで入るのかっていうのは記される資料をいただきたいというふうに思います。その上で、先ほど質疑にもあったので確認したいと思うんですけども、シールドマシンの組み立て作業は、今、北側のほうでは始まっていると。完成した後に、さらにこれ、進めていく時点では、国からの説明がされて進められるだろうというお話、現状の把握を聞きましたが、確認ですけども、これ、出発する前に、シールドマシンのトンネル工事が始まる前に行われるというふうな認識でしょうか。
 確認がされていないのでしたら、シールドマシンが出発される前に説明会を当然すべきだと思いますけれども、そのような働きかけが必要かと思いますが、確認したいと思います。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  まず、先ほどもちょっとお話しさせていただいたシールドマシンのランプシールドトンネルの位置なんですけれども、略図になりますけれども、参考資料2の6ページの下段に概念図のほうが入ってございます。これのAランプシールドとHランプシールド、このピンク色で入っている部分と青い線で書いてある部分、これがそれぞれランプシールドトンネルの立て坑からの図になっておりますけれども、この図だとちょっとわかりにくいので、これの詳細なものと。これはオープンハウスのパネルなので、これの実際に施工する範囲、地中拡幅部との関連も含めた御質問をいただいているそこら辺の範囲のものを国のほうに求めてまいります。
 それと、当然ランプシールドトンネルの工事に着手する、トンネルが発進する前に説明会のほうをやるような形で国のほうには申し入れします。よろしくお願いします。


◯委員(栗原健治君)  このランプシールドトンネルは、区分地上権が発生しているところを通る計画なので、今の現状、用地買収の割合、お話がありましたけども、区分地上権においては件数ベースで73%が、面積ベースでは80%。それぞれ区分地上権の面積ベースで20%、件数ベースでは27%残っていて、そこの部分で言うと、ランプトンネルの部分はされていると。ただ、区分地上権の部分が残されているっていうお話がありました。
 実際に、この地中拡幅部で、都市計画変更で、工事の中身の変更でその範囲が拡大しました。その中で、事業者側からの説明がそれぞれに働きかけがされているんですが、十分な補償も、納得のできる中身で示されていないと。安全の面でも、明確な答えがないということで心配されていると。また、どうしたものかと相談を受けました。
 このような状況に対して、どのように市民が事業者に対して対応すれば不安の解消ができるというふうに市は考えているのか、確認したいと思います。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  以前から区分地上権の御心配があるということは承知しているところでございます。地権者の皆様に、やはり丁寧に説明して御理解いただくということが第一でありますので、御心配いただいている点を、不安をどういった形で解消していくのか。事業者のほう、高速道路会社のほうで説明しておりますけれども、しっかりと対応するように。我々、直接区分地上権の設定の契約の場には立ち会うことはできませんけれども、丁寧な対応をするように重ねて申し入れのほうはいたします。


◯委員(栗原健治君)  区分地上権、地中拡幅部で新たに対象になった方が、十分な補償が納得できる形で示されないっていうことに対して困惑されていたのと、安全対策という点でも、工事のやり方もはっきりしなければ、安全だって言った根拠が示されず、実際に自分のうちの下の地盤というのはどういう状況になっているのか。こういう地盤で、こういう工事だから、掘っても大丈夫なんだと、他の工事で起きている陥没事故とは違うんだっていうことが説明されて、納得できるものだというふうに思います。
 この地盤はどうなっているのかと聞いても、その資料がなかなか示されない。本当にこのまま、今、調布などでは土地収用法に基づく測量を強引に進めていくっていう手法がとられている中で、市民のこの不安にしっかりと応えていく。こういう状況がなぜ生まれているのか、市として、こういう状況がなぜ生まれているのかっていう認識を伺いたいと思います。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  地中拡幅部の施工方法については、トンネル施工等検討委員会のほうから方向性は示されておりますけれども、実際にどういう工法で、どういう形で進めていくというのは、設計・施工でこれからプロポーザルで進めようとしていたところでございます。
 ちょっと実際に進捗のほうはおくれていますけれども、そういった内容を、設計の方法や何かが固まってきて、また有識者がこういう方法で大丈夫だろうという、そういった確認を得ながら、そういうのを広く説明して安心してもらう、そういう取り組みがまだできていないというところもあって、御心配の声があるのかというふうに認識しています。一刻も早くしっかりとした工法を市民に説明するのが大事ですので、そういうふうなことが進むように市のほうも早く働きかけてまいります。


◯委員(栗原健治君)  公共工事ですので、安全に工事をされるのは当然ですし、その点で、情報提供が適切に事業者からされていない。また、補償に対しても納得できる説明がされていない。これに対しては、市としては事業者ではないので、国や事業者に対して求めていくということですけども、市民の立場に立って情報提供を促していく。言ってみれば、地質・地層がどうなっているのか、地盤はどうなっているのかという疑問に対して答える資料があるっていうことであれば、積極的にそれを引き出させる、住民の不安を解消させる立場で市が働きかけることというのは十分できると思います。それに取り組まなければ市民の負担は解消されませんし、財産権の侵害にもつながっていく点も考えなければならないというふうに思います。
 市民からの御相談に、市として仲介するというか、しっかりと寄り添った対応が必要だと思いますけども、その取り組みを市民の側に立って──事業者任せにせずに、市民が事業者に対して求める情報をしっかりと引き出させる援助を進めていただきたいと思いますが、その点での取り組みを確認したいと思います。
 あと、工事車両の件で、先ほど工事車両の交通量がどのくらいあるのかということで、一般道は原則通らないっていうことで、生コンとか時間的に対応しなければならないことは一般道を利用する場合もあるということでした。実際に、この9月の初めですけども、新川公団の島屋敷通りに工事車両が──これ、生コンのミキサー車ではありませんでしたが、砂利を積んだダンプが4台ほど、早朝停車していました。具体的に車両の台数の管理というのは──出入りですね、一般道を使った工事車両が何台あるかっていうのは事業者は把握しているんでしょうか。


◯都市整備部長(田口久男君)  1点目の市民の不安を払拭するような、市の役割っていうような御質問をいただきましたので、その点についてお答えいたします。補償の基準とか安全性の説明ということで、オープンハウス等でも説明はしているとは考えておりますが、まだまだ、やはり専門的な部分もあって難しい側面もあるので、もっとわかりやすい説明をするように国のほうにまた再度求めていきたいと思います。
 そして、そういったお問い合わせとか、市民の方の不安のあることがあれば、市としてはしっかりそれを事業者、国土交通省等につないで、今言ったようなわかりやすい説明をしていくように、再度、改めてそういったことを伝えていきたいというふうに考えております。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  工事車両の件でございますけど、先日も工事用車両が一般道にとまっているという御指摘がありましたので、すぐ国のほうに、今、その辺の確認をとっているところです。一般的には中央道を利用するということになっていますけれども、一般道を使うケースも、工事によって、アセスの中で定められた範囲の中で、急ぐ場合にはあるというふうに聞いています。資材で1日5台から20台ぐらい、それぞれ北側と南側でそういった台数の搬入がある場合があるということで聞いておりますので。この間、御指摘いただいたところも含めて、NEXCOも含めて、国のほうから現場内の待機がないような形で、再度徹底するような形で、今取り組みのほうは進めているところです。


◯委員(栗原健治君)  工事車両の件ですけれども、今、事業者が把握しているのかっていう点を確認したいと思います。1日の一般道を使わなければならない場合があると。そのときの制限も記されているわけで、それが本当に履行されているのかというのを、一々市が全部確認するわけにはいかないわけですから──立たせて数を数えるというわけにはいかないわけですから、一般道を使った車両が何台あったのかっていうのを明確に記録して知らせていくこと。それがやむを得ないものなのかどうなのかというのを確認することは、市として、それは約束が守られているかどうかということをチェックする上で重要な責任だと思います。
 事業者の把握という点でされているのか。されていないんだったら、明確にそれを示して、1日そういうところ、一般道を使った車両があるんだということを示していただきたいというふうに。その上で、設定を約束どおり履行するように指導していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
 あと、市の地中拡幅部の点では、本当にこの情報がなかなか記されない。また、地層・地盤についての調査というのは、自分のうちの下はどうなのかっていう点でいうと、なかなかはっきりしないんです。市の果たせる役割、十分な説明をしっかりと国や事業者に対してするようにということでお話しするっていうことはわかりました。ただ、市民の側でそれがかなわない、相手方がそういうことを誠意を持って答えない場合には、市を通して市民の声、市側に対して協力、または働きかけをしてほしいということがあったときには、ぜひしてほしいと思うんですけれども、その点で対応されるのか、確認したいと思います。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  一般道を通行する車両については、事業者のほうは当然把握しております。私どものほうには、やはり細かい連絡はないんですけれども、把握していながら、そういったことがないように再度徹底をして、車両の待機についてはもう一度見直しをするということで、話のほうは聞いているところです。


◯都市整備部長(田口久男君)  市民のつなぎの対応でございますが、現在までのところ、直接市の窓口に来られる方はほとんどないというような状況でございますが、そういった御心配とか、市の担当のほうにお話をいただければ、その内容を市のほうでしっかり一度受けとめさせていただいて、それを国のほうに伝えて、御不安とか御心配している市民の方のそういうことを払拭できるように努めてまいりたいというふうに考えております。


◯委員(栗原健治君)  さまざまな情報が公表されているわけですけども、膨大な量なので、一市民でそれを対応するのはなかなか大変です。市として、こういう地盤の状況がどうなっているのかっていう資料を探して、また事業者に確認して、示すことも必要ですし、行政がやることではないというのであれば、示させることも働きかけることはできると思いますので、しっかりと住民の不安を解消する取り組みにまた力を尽くしていただきたいというふうに思います。
 工事車両の関係ですけれども、待機をしないというのもお願いしたい。それは約束ですから、約束を守らせることは必要ですし、実際にその車両がどうなっているのか、約束どおりされているのかというのは、その数字を示させることによって、事業者がより適切にしていくということもあります。しているだろうではなくて、それをしているわけですから、資料を示して、事業が約束どおり進められていることを確認していくことが必要だというふうに思いますので、ぜひ、市として車両がどうなっているのかというのも確認していただきたいというふうに思います。終わります。


◯委員(石井良司君)  細かい点もいろいろ聞かれましたけれども、私から1点だけ聞いておきたいと思っております。これは国の事業ですから、市側の皆さんに全部把握しろっていうのは、これは非常に難しいことだと思います。その点、考えますと、一定の方向性を持ってしっかりやられているということで思っております。
 ただ、ちょっと1つ、どうかなと思ったのは、やっぱりアンケートの方法。これは、やはり一番問題なのかなと思います。というのは、やはりアンケートとか調査というのは、これ将来を決める問題ですから、将来のこの北野地区のまちづくりを決める問題ですからね、しっかりとやらなくてはいけないと思うんですよ。ですから、例えば昔だったら、テーマ型の方式でやりましょうよ、また地縁型の方式でやりましょうよという流れがあったけれども、そして、今回のを見てみると、結果が多少違っておりますよね。このあたり、非常に重要なところだと思うんですよ。これをどのように分析して、今後の北野のまちづくりをしていくかということ。
 要するに、最初のことについては、余り関心がない人たちに対してアンケートを行った、そして、また、いろいろな年代層の方々にアンケートを行ったということだと思うんですよね。それは、余り関心のない人たちに対する答えなんですよね、アンケートの結果というのは。それで、また、ワークショップというのは、やはり関心のある方が、最初は250名ぐらいに送って、そのうちの3分の1ぐらいの方が来たのかな、参加していただいたのかな。それで、毎回出ているのは32人とか、33人とか、35人とか、参加があったけども、やはり、それだとちょっと人数が少ない。これは、やはり関心のある方々が集まったから、そういう結果になったと思うんですよ。
 ですから、当然そこでは意見の違いがあるから、結果は違ってくると思うんですね。ですから、その結果をどういうふうに分析してやっていくかということなんですよ。そういうところは、しっかりやはりアンケートをしないといけないと思うんですよ。
 それと、私がもう一つ言いたいのは、職員の方もね、このワークショップの中でまち歩きはやっているけども、職員の方もやはりまち歩きをやったらどうかなと思う。それで、三鷹市役所の職員ですと言って行けば、市民の方だって拒否はしないと思うんですよ。できるだけ市民の方に対して、職員もそういう場に行ったほうがいいと思う。そうすれば、もっといいものができると思うので、そういう点についての今後の考え方と、今言ったこの2つのアンケート結果とまちづくりワークショップの関係の分析をどのようにしたか。それと、今後の職員の対応をどうするのかという、その2点について、お考えをお聞きしておきたいと思います。


◯都市整備部長(田口久男君)  今回のまちづくりの報告書、それに対するアンケート結果のちょっと総合的な分析としまして、今委員のほうから御指摘ありましたように、北野地区と市民ホールで期待するものといったところは若干違いがあったと。やはり北野地域の方は、このジャンクション、インターチェンジができることによって一番心配されていたのは、地域の分断というか、コミュニティの分断のことを御心配されていたと、そういうふうに考えております。その結果がこの数に出ているのかなというふうに、泥んことか景観とか安らぎというところが多いというのは、やはり今後この事業が進んでも、地域を守っていきたいと、そういうふうに考えているというふうに認識しております。
 また、市民ホールに来られる方は、当然、三鷹市内全域から来られておりますので、そこで期待するものは、全体として景観、安らぎというものが一番目に多くて、三鷹市の特性である農というものを大事にしたいという、そういう御意見を多くいただいたのかなというふうに分析しているところです。まだまだ細かいこの内容をさらに分析をして、今後のまちづくり整備計画の策定に向けて、しっかりとそういった市民の感じているところを反映していきたいというふうに考えております。
 また、まち歩きについては、この報告書をつくる前のまち歩きの段階で、三鷹市の新入職員とか、そういった者に多く出てもらって、役割としては、説明をする役割であったり、いろいろサポートする役割として一緒に市民の方とやはり感じていただいて、都市整備部の職員だけではなかったわけですけども、そういったものでいろいろな職種とか仕事の中で、余り北野地域を知らない職員なんかも参加していただいて、そこで感じ取ってもらったものを、この市の内部でもしっかりそれは反映していくということで。今後も、またそういうものをより充実していきたいというふうに考えております。
 以上です。


◯委員(石井良司君)  わかりました。結局そういうもののアンケートの結果とか、調査結果というものが、北野地区の今回のここに反映されるわけですから。実際の反映の方法っていうのは、ここにあるように緑地とか、いろいろな項目、緑と遊びのエリアとか農と交流のエリア、こういうものに分かれてくるわけだから、この配置なり割合をどうするかっていうことが、結局、最終的な結論になると思いますので、そういう点を踏まえて、しっかりとしたまちづくりをするために、また、こういうエリアをしっかり分けるために市民の意見を、何ていうかな。確かにワークショップは大切ですよ。大切だけど、それだけではなくて、やっぱり実際に住んでいる方々の意見というのを十分取り入れてやってもらわなくてはいけないと思いますので、そういう点は十分注意をして、アンケートについてもしっかりとそういうことを踏まえながらやっていただきたいと思いますので、お願いいたします。
 以上です。


◯委員(大城美幸さん)  端的にお尋ねします。今、お話があった資料1−2の6ページのエリアプランの投票結果なんですけど、やはり地元の北野と市役所での内訳っていうのが、わかれば教えていただきたい。
 これからのまちづくり整備計画に反映して生かされるんだと思うんですけど、今後ゾーニング案をまとめるに当たって、今年度中にゾーニング案をまとめる前に、もう一度市民の意見を聞く機会があるのかないのか、それはいつなのかっていうことを具体的に時期がわかれば教えていただきたい。
 最後に、6つの事業が行われていて、先ほど来、御答弁を聞くと、事業者とともに確認をしていくっていう御答弁がいろいろと質問の中であるわけですけど、三鷹市の職員が定期的に──週に1回なのか、10日に1回なのか、1カ月に1回なのか、この現場に行って確認作業っていうことを行っているのか、お答えいただきたい。
 それと、もう一つ、地中拡幅部の入札が中止になりましたけど、その情報っていうのは、国から三鷹市に情報提供があったのか、三鷹市が問い合わせて初めていろいろな情報が来るのか、そこをちょっとお尋ねしたいと思います。
 以上です。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  まず、シール投票の内訳であります。市民ホールと北野地区公会堂で分かれておりますけれども、市民ホールのほうですけれども、Aのエリアプランで、親水公園ありが18人、なしが4人、Bのエリアプランで、親水公園ありが28人、親水公園なしが7人でした。北野地区公会堂では、Aのエリアプランで親水公園ありが4人、親水公園なしが3人、Bのエリアプランで、親水公園ありが15人、親水公園なしが5人という結果になっております。
 それと、職員の確認についてですけれども、私どもの職員は、現地の確認には最低でも週に1回以上は行って、場合によっては複数回、現地で監督人と打ち合わせすることもありますし、現場の転機ごとに確認をしているところでございます。
 あと、地中拡幅部の関係ですけれども、こちらについては、担当のほうに、情報はNEXCOの、高速道路会社のほうから、こういった形で入札中止の前に1回延びているんですね。延期がされていますとか、今回中止になりますとか、そういう情報は、情報としてですけれども入ってきています。実際に詳しい説明等については、これからしっかりと受けますけれども、早い段階では、一報はいただくようにしておるところでございます。


◯都市整備部長(田口久男君)  2点目の、今後ゾーニングの案について、またどのように御意見をいただくかということでございますが、今後、開催されるオープンハウスとか、そういったところにも再度そういった資料を置いて、市の職員もそこに当然配置して説明をしていくなど、ちょっと、さまざまな取り組みの中で、いろいろ市民意見をより広く、多く聞けるようなことを、今後検討していきたいというふうに考えます。
 また、今後の整備計画策定の段階で、またきちっとそういう内容を情報提供をして、御意見をいただきながら進めてまいりたいと考えております。


◯委員(大城美幸さん)  そうすると、具体的な整備計画を策定する前の段階で意見を聞く時期がいつなのかっていうのは、まだ未定っていうことなんでしょうか。
 それと、先ほど来何人かの方が、やはり北野と市役所で聞いた意見の違いがわかったっていうのはよかったっていう声がありましたけど、やはり市のスタンスとして、市民から寄せられる意見でも、どこを重視して計画に反映していくのかっていうことは重要だと思うんですね。長い工期の間、我慢を強いられて、我慢する地元の人たちの声を、私はやっぱり重視すべきかなって思うんですが、その辺の考え方をちょっと聞いておきたいなっていうふうに思います。
 それと、職員が週1回から数回、現地に行かれているということは御苦労なことですけど、市民からの苦情だとか、そういうことに対しても臨機応変な対応をしていただきたいと思います。
 オリンピックだとか、いろいろな事情で今回の入札の中止もありますけど、資材の高騰とか労務単価の高騰とかいろいろある中で、この間聞いたところでは、事業の再評価というのは3年に1回行っているということでした。平成25年に評価したときと平成28年に評価したときの総事業費で幾らの差が出ているのかだけ、ちょっと最後、お聞かせいただければと思います。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  ゾーニング案等で、市民に御意見を聞く時期ということで、1点目の御質問ですけど、ワークショップを終わって、ワークショップの結果を市民の皆さんにここで確認して、ゾーニング案としては、1つの案でワークショップは終わっているんですけれども、エリアとしては幾つかの使い方が提案されている中で、市として整備計画をつくっていく前に、最終的に1つのゾーニング案、こういったゾーニング案で整備計画を進めていくっていうことを今年度内に固めていこうというふうに考えています。そういった中で、もう一度、年度内に意見を聞く場がちょっと設けられるように、これから検討しながら調整していきたいというふうに考えています。
 あと、地元の意見を聞く場ということは非常に我々も大切だというふうに考えております。そういうことで、安全・安心連絡協議会とか、地域の方が集まるときに、今の外環の状況の中でこんなふうなことがあったよとかおっしゃっていただくことや何か、そういったことはしっかりと確認して、言っていただいたこと、細かいことでも、その都度、国のほうに、不都合がない、地域の方にお困りのないような形で事業が進むように、私以下、職員も全てそういうことは日ごろから心がけながら取り組んでいるところでございます。
 また、事業費の件でございますけど、全体事業費として約3,155億円の増額になったということで、こちらについては有料道路事業で対応するということで聞いております。


◯委員長(伊藤俊明君)  いいですか。それでは、ございませんね。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 では、以上で都市整備部報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午前11時53分 休憩



                  午前11時59分 再開
◯委員長(伊藤俊明君)  では、委員会を再開いたします。
 議会閉会中継続審査申し出について、本件を議題といたします。
 東京外郭環状道路建設問題について調査検討し、対策を講ずること、本件については引き続き調査を行っていくということで、議会閉会中の継続審査を申し出ることにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、次回定例会会期中とし、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくことにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 その他、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。どうもお疲れさまでした。
                  午後0時00分 散会