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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(平成29年三鷹駅前再開発事業対策特別委員会) > 2017/03/21 平成29年三鷹駅前再開発事業対策特別委員会本文
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2017/03/21 平成29年三鷹駅前再開発事業対策特別委員会本文

                  午前9時29分 開議
◯委員長(吉野和之君)  おはようございます。ただいまから、三鷹駅前再開発事業対策特別委員会を開きます。
 初めに休憩をとって、本日の流れを確認いたしたいと思います。
 休憩いたします。
                  午前9時29分 休憩



                  午前9時29分 再開
◯委員長(吉野和之君)  委員会を再開いたします。
 本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、議会閉会中継続審査申し出について、3、次回委員会の日程について、4、その他ということで進めたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 市側が入室するまで、休憩いたします。
                  午前9時30分 休憩



                  午前9時31分 再開
◯委員長(吉野和之君)  委員会を再開いたします。
 行政報告、本件を議題といたします。
 本件に対する市側の説明を求めます。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  おはようございます。それでは、三鷹駅前地区における再開発事業の状況について、資料1のほうで御説明させていただきます。1ページをごらんください。三鷹駅前地区では2つの再開発事業に取り組んでいます。1の三鷹駅南口西側中央地区再開発事業について御説明いたします。(1)の工事の進捗についてです。基礎工事が完了し、現在地下の躯体工事を行っております。
 2ページをごらんください。左側が平面図、右上が現況の写真、右下が工事の段階図となっております。平面図をごらんください。工事の状況ですが、緑色に着色された位置に土どめを行い、掘削工事、基礎工事に引き続き、現在、地下の躯体工事を行っているところと、事業者から聞いております。今後の予定ですが、4月より鉄骨建て方、地上躯体工事を行っていく予定です。
 1ページにお戻りください。(2)の再開発組合による取り組みについてです。再開発組合では、完成後のビルの管理運営や商業施設の検討、共同ビル名称の検討などを行っております。マンションの名称につきましては、グレーシアタワー三鷹とする旨、事業者から聞いているところです。
 続きまして、2の三鷹駅南口中央通り東地区再開発事業についてです。(1)の地権者の意向確認についてです。UR都市機構は、再開発事業の施行予定者として、引き続き地権者に対する個別面談を行っております。個別面談では、土地・建物の所有者等の権利関係の確認とともに、再開発事業に対する現時点での意向確認を個別に行っていると聞いております。
 (2)の再開発協議会についてです。地権者で構成される再開発協議会では、定期的に勉強会を開催し、再開発事業について検討を進めております。協議会では、商業施設の魅力向上に向けた議論が行われております。
 説明は以上です。


◯委員長(吉野和之君)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。


◯委員(大倉あき子さん)  おはようございます。よろしくお願いいたします。それでは、まず初めに、三鷹駅南口西側の中央地区再開発事業について質問させていただきたいと思います。先ほどのお話で基礎工事が完了されたということだったんですけれども、地下水の件、基礎工事が完了された時点で検査をされるということで、前々回の委員会でお話があったかと思うんですけれども、水質検査の結果というのは事業者のほうからどのような御報告があったのか、お伺いしたいと思います。
 それと、2点目で、バリアフリーの観点からトイレの整備ということでお伺いさせていただきたいんですが、バリアフリーのまちづくり推進協議会でいろいろさまざま検討がされていると思うんですけれども、私も障がい者団体の方の御要望があった中で、中学生以上の肢体不自由の方がトイレの問題があってなかなか外出が自由にできないということで御相談をいただいたことがあるんですが、今回、元気創造プラザの総合スポーツセンターの中にそういった方が介助できる大型ベッドを置いてくださって、だれでもトイレというのが整備されたんですけれども、そういった観点でのだれでもトイレの整備のあり方、バリアフリーまちづくり推進協議会でそのような話が出ているかどうかを、お伺いをさせていただきたいと思います。
 また、お子さんをお連れのお母様が安心して外出できるということで、授乳スペースとか、おむつがえスペース──これはトイレに今は大体整備はされていると思うんですけれども、商業施設において授乳できるスペース、そういったものを整備されているのかどうか、また市としてそういったことへの働きかけをされているのかどうかをお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  御質問、3点にお答えいたします。まず1点目の地下水の水質調査の状況でございますけれども、地下の工事が完了した段階で行いたいということで事業者のほうから聞いております。時期として、今躯体工事が終わっていますので、それが終わった段階っていうことで、4月、または5月ごろに行う予定だということで今聞いておりますので、結果が出ましたら、しっかり確認を進めていきたいというふうに考えております。
 それと、2点目で、だれでもトイレのお話でございますけれども、こちらにつきましては、再開発の基本計画の改定に当たりまして、駅前地区でもまちづくり懇談会を開催して、その中でもトイレが欲しいっていうお話はいただいているところです。再開発事業をこれから進めていく中で、中央通り東地区の再開発事業等の中でトイレの議論や何かはこれから進めていくことになると思いますけれども、具体的に現時点でまた施設の検討等をする段階になってございませんので、今駅前にトイレはあるんですけれども、だれでもトイレっていうものの必要性っていうのはやはり大切なことですので、施設計画を検討する中でよく対応していきたいというふうに考えています。
 また、授乳スペースのお話でございますけど、こちらも再開発基本計画を改定する中でいろいろな方々に説明して御意見をいただきました。その中でも、駅前のまちづくりを進めている団体等から、やっぱり授乳スペースのお話をいただいていまして、これは再開発基本計画を改定するときに授乳スペースにも配慮してっていうようなところを追加して記載しておりますので、今後、中央通りの再開発だけでなく、いろんな再開発や民間のビルや何かの協議を進めていく中でも、そういった視点で指導していきたいというふうに思っております。
 以上です。


◯委員(大倉あき子さん)  ありがとうございます。地下水は4月から5月、水質調査がされるということなので、御報告を聞いて、また教えていただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。
 あと、まちづくりのトイレなんですけれども、こちら、トイレが欲しいという意見が出ているというのは、先ほど私が要望があったという大型ベッドを入れてほしいということでよろしいんでしょうか。そこをお伺いしたいと思います。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  先ほど御説明したトイレが欲しいというお話は、再開発基本計画を改定したり、第4次三鷹市基本計画を改定するときに、各住区ごとに説明をさせていただきました。その中で、駅前の地区の説明の中でワークショップ形式でいろんな話し合いをやったんですけれども、どこでも、中央通り商店街を含めてトイレが欲しいというお話がありましたので、再開発事業を進めていく中では、そういう視点でもやはり検討していかなきゃいけないっていうことで、行政のほうでも御意見として受けとめて、今後進めていくという形になりますので。規模とか、いろいろなところはこれからになりますので、そういう視点で検討していきたいと思っています。


◯委員(大倉あき子さん)  ありがとうございます。ぜひ誰でも、障がいのある方も、小さいお子さんをお持ちの方も、また高齢者の方も、安心して外出できるまちづくり、そういったことを市のほうからも、トイレのことも含めて働きかけていただけたらと思いますので、よろしくお願いします。
 続きまして、南口の中央通り東地区の開発なんですけれども、今、現時点でも地権者との合意形成ということで話し合いを、個別面談をされているということなんですが、12月の委員会で地権者24人、土地所有者12人のうち13名が面談済みということで、あとはURと三鷹市があるので、残り9名ということでお伺いをしているんですけれども、現時点での具体的な進捗状況と、あと12月の時点では特に反対といった御意見がなかったということなんですが、それ以降行われた面談の中でも反対の意見とかがなく、順調に進んでいるのかどうか、お伺いしたいと思います。よろしくお願いします。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  中央通り東地区の地権者は24人おるわけでございますけれども、その中で今登記簿上の代表地権者、URと三鷹市を除いて12人いるわけですが、代表地権者にまず当たっているところでございます。代表地権者12人のうち、10人と面談を実施したところだということで聞いておりますけれども、現時点で法定再開発自体に反対するといった意見はございませんが、まだお二方残っております。日程の調整がちょっと、なかなかつかなかったり、時間がかかっているところ、ございますけれども、残りのお二方ともこれからURのほうが進めていくと聞いておるところでございます。


◯委員(大倉あき子さん)  ありがとうございました。引き続きよろしくお願いいたします。
 以上です。


◯委員(小俣美惠子さん)  おはようございます。よろしくお願いいたします。それでは、私のほうから三鷹駅南口中央通り東地区再開発のことについてお伺いいたします。この事業は長く継続して行ってきた事業だというふうに思っているんですけれども、市民の目から見たときには、一体どうしたんだろうとか、どうなっているのかっていうふうに思われている方がとても多くて、私のところにもそんな御意見が寄せられているところなんですけれども、今の時代は、目まぐるしくスピード感を持って大きく動いている時代かなというふうに思っているところなんですけれども、なのに、この地域はぴたっと時代がとまってしまっているような状況としか見えてこないというふうに、市民の方からも御相談があることが多いんですが、この状況を市のほうはどんなふうに捉えているのか、お伺いをしたいと思います。
 誰もがこのような進まない状況をよしとは思っていないとは思うんですが、このような状況を市としてはどのように捉えているか、お伺いをいたします。逆に、市民から市のほうに、どうなっているのかとか、それから、どうにかならないのとかっていう御意見が多分寄せられているのではないかなというふうに思っているんですが、その際、市のほうは市民の方にどんなような対応をしてお答えしているのかという、そのことについてお伺いいたします。よろしくお願いいたします。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  中央通り東地区の再開発事業でございますけど、こちらにつきましては法定再開発を目指して進めております。法定再開発でございますので、これは都市計画の手続が伴います。都市計画決定していく中で進めていく事業でございますので、事業化の見通し、そういったものをしっかり立てていく中で法定再開発事業の手続に入っていきませんと、都市計画を決定していきますと、そこのいろいろな土地利用に制限がかかってきます。再開発事業用地として都市計画決定しましたら、高度利用を必ず図っていきながらの個人的な土地利用を図るのは非常に難しくなってきますので、しっかり後戻りしなくても、これで事業化できるっていう段階に、都市計画の手続に入っていく必要があります。
 それには、地権者の合意形成はもちろんでございますけれども、事業としての成立性、この収支バランスがやはりしっかりと立つというところも含めて確認しながら、みんなで都市計画に向けて進めていこうっていう、そういう段階が来ると進んでいくわけでございますけど、今、合意形成、分棟案で大分できてきましたので、あと今後、施設をどういうふうに構成していくのか。今、ゾーニングって言いまして、どこに商業施設を配置してとか、そういうゾーニングベースの検討は進めておりますけど、具体の施設配置や何かを検討していきながら、実際の事業の成立性や何かを確認していきながら都市計画の手続に入ってくると思いますので、やはりちょっと時間がかかります。
 これは、どこの再開発でもやっぱり時間はかかるんですけれども、この三鷹の駅前の再開発は既に一定程度の容積を使って、開発が1回起きているところの再開発になりますので、やはりそれなりに地権者の方も多くいらっしゃいますし、関係する方々との合意形成に時間が今かかっているところというのが状況でございます。我々も一刻も早く事業が進むように、引き続きURと連携しながら取り組んでいきたいというふうに思っております。
 それと、事業の関係も含めて、市民へのお問い合わせに対してどのように対応しているのかというところもお答えいたします。確かに今事業に時間がかかっておりまして、再開発事業の取り組みを含めて、市のほうではまちづくり連絡会っていうのを、不定期なんですが、三鷹駅前地区の商業者、また町会・自治会等の方々で──町会は入っていなかったかな、駅前協議会の方々が入っております。あと、また商店街の方々を中心としたまちづくり連絡会というのが発足しています。その連絡会に事業の進捗の状況を、年に一、二度なんですけれども報告させていただいて、その中で地域の皆さんのお声や何かも意見交換の中で聞かせていただいているところでございます。
 そのほかに、個別に市のほうにもホームページ等を出しておりますので、お問い合わせがあった際には再開発係のほうで今対応しているような状況でございます。
 以上です。


◯委員(小俣美惠子さん)  御丁寧な御答弁ありがとうございました。今、部長の御答弁、本当によくわかるんですけれども、やはり市民の目からは本当に進んでいないけどって。新聞紙上では武蔵野市の北口が開発が始まるような情報も入りまして、三鷹はどうなっているのかな、なんていうふうに思っている方が多いようでして、具体的なテーマが見えてこないというような御意見もございます。そのようなことを市のほうもよく市民の声にも耳を傾けながら、よろしくお願いしたいと思います。
 以上でございます。よろしくどうぞ。


◯委員(西尾勝彦君)  よろしくお願いいたします。東地区のほうなんですけれども、先ほど地権者の方と面談が時間がかかっているという御答弁、ございました。また、市民の皆さんの声を酌み上げていくっていう部分で、市では年に一、二回声を聞く会、まちづくり連絡会っていうのを行っているということなんですけれども、この年に一、二回っていう回数でどれほどのこの市民の方の声っていうのが、現段階でも、また将来的な形、未来の形と駅前の形というものに対しても反映されていくのかなっていう、ちょっと不安があるんですけれども、そういったところはどのようにお考えでしょうか。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  まちづくり連絡会のほうになりますけれども、こちら、あくまでも今の再開発事業の状況の取り組みを情報提供するような場になっております。なかなか、まず再開発事業は地権者の合意形成で進めている段階ですので、そこに細かく、まだ施設がこんなふうになるとか、そういう御説明できる段階にはなっていないんですけれども、ただ、皆さん、どんなふうな再開発になるのかっていう御心配のお話もいただきますので、私どものほうでお答えできる範囲の中で、疑問とか、御心配に精いっぱいお答えさせていただいているという状況です。
 ここ一、二年は再開発基本計画の改定を進めておりましたので、そういった中で地域の皆さんに再開発基本計画を説明して、三鷹の駅前の将来のあるべき姿はどういう姿がいいんだろうとか、何が必要なのかとか、そういったいろんな御意見をいただいて、前回改定した基本計画の中に盛り込んでいるところでございます。確かにこれから事業が進捗していきますと、こういった協議会をしっかりと、一、二回よりも、回を重ねる段階が来ると思いますので、そういった中でしっかりと意見交換していきたいと思っています。


◯委員(西尾勝彦君)  ありがとうございます。現在の工事の進捗に伴う市民の皆さんの声っていうのもあると思うんですね。当然将来こういう形にしたいとか、こういうのをもっとつけ加えてほしい。先ほどお話ございましたようにバリアフリーであるとか、そういったところも重点的にやってほしい、そういった将来に向けての御要望というのもあるとは思うんですけれども、現在の進んでいる工事のあり方、こういったものに対する、何か御要望というのは市のほうに来ているということはないんでしょうか。


◯都市整備部長(田口久男君)  南口の西側中央地区、今工事をやっているほうの再開発事業についてでございますが、こちら、当初、事業にかかる前に三鷹駅前西商店会さんがそこのエリアにありましたので、その商店会さん中心にいろいろ意見交換を数多く実施してきました。その中では、商業施設、もともとあったお店を再出店とか、商店街の営みは継続できるように、商業振興を継続できるようにというような御意見とか、特にその関係で低層階のところの店舗については、地域に開かれた商業振興に配慮するような形をとってほしいと、そういった御要望。
 また、この再開発、特徴的なのは駅前広場にも面しておりまして、また郵便局通り、さくら通り、あと市道723号線という、全て道路に囲まれたような状況でございますので、その顔づくりとか、あるいはその施設に入る駐車場とか駐輪場の出入り口、そういったところを特に配慮していただきたいというような御意見。
 また、駅前のそういう商業振興の関係で、商店会のお祭りとか、行事とか、そういったことが継続的にできるように、公開空地等を利活用できるように調整してほしいと、そういうような御要望をいただいて、今後調整することもございますけれども、そういった視点を今後反映していきたいというふうに考えております。


◯委員(西尾勝彦君)  長い時間をかけて工事が進められていくと思うんですね。その工事を行っていく最中も、やはり当然三鷹のまちであって、そういったところもやはりいろいろ市民の方に配慮して進めていただきたいと思います。
 以上です。ありがとうございました。


◯委員長(吉野和之君)  休憩します。
                  午前9時59分 休憩



                  午前9時59分 再開
◯委員長(吉野和之君)  委員会を再開いたします。
 他に質問のある方。


◯委員(土屋健一君)  それでは、よろしくお願いします。南口西側中央地区のほうですけども、まだ大分先の話かもしれませんけども、仮設店舗があるところにデッキからの接続等があると思うんですけども、この仮設店舗はいつごろ撤去するのか。また、撤去しなければペデストリアンデッキとの接続ができないのかという点を、ちょっと確認したいと思います。
 それと、東地区のほうですけども、皆さん、一貫して本当に遅いんじゃないかという、そういう思い、意見があると思います。この未実施の地権者との調整等っていうのは、先ほどあと2人というお話がありましたけれども、まだ一回も、今まで何もやっていないんでしょうか。その点についてお伺いします。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  西側中央地区の仮設店舗の関係の御質問にお答えいたします。今仮設店舗には、郵便局を初め4店舗ほど入っております。特に郵便局については営業が途絶えることがやはりできませんので、どこかのタイミングで移動する必要がございます。それは、事業を進めている再開発組合のほうでももちろん、今の段階で我々のほうに説明を受けているのは、できたら本体工事の竣工前に商業床の使用ができるように進めていきたいっていうのが、今組合のほうから聞いているお話で、やはりあそこの場所に最後、広場にしたり、デッキに接続したりする工事が必要になってきますので、そこに仮設店舗をいつまでも置いていますと、実際に工事の支障になりますので、おおむね平成30年の秋ぐらいには、平成31年の2月とかが竣工予定ですから、それの何カ月か前には、郵便局が中に入っていって営業が継続できるように、そういった調整を進めております。
 ただ、やはりそれは営業するに当たっては、いろいろな建築の手続とか、あろうかと思いますので、そういったことをしっかりこれから整えながら、工事が順調に進むように事業者のほうでも今考えて進めているところだというふうに聞いております。
 また、中央通り東地区の未実施の地権者の方への対応ですけれども、全然接触していないっていう地権者はございませんで、やはりお話し合いはこれまでもいろいろと何度かさせていただいていて、そういった中で、どうしても再開発事業に一緒にやっていくのが難しいっていう地権者の方が分棟方式にするときに、特にマンションの方々がそうでしたので、そこの一部、区域除外をしていますので、実際的には、今地権者の想定している範囲の中で分棟方式で合意形成を進めていく中では、全然話していないっていう地権者はおりませんし、合意形成ができるだろうということで今進めておるところでございます。


◯委員(土屋健一君)  ありがとうございました。私も実は郵便局のことが気になっていまして、完成してから仮設店舗を壊すんだと、どうなっちゃうのかなと。その間営業できないのかと思っていまして、それでは、今の御答弁ですと、完成をする前に一部、先行的に営業を始めるという、移動して先行して始めるという理解でよろしいんでしょうか。
 それと、今の東地区なんですけれども、ちょっと余りよく意味がわからなかったんですけど、分棟ならスムーズにいく、逆に分棟の場合は、その方は地権者ではないんですか。どういうことなんですか、済みません、お願いします。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  西側中央地区の件につきましては、委員御質問のとおりです。ビルが竣工する前に使わせてもらえるように進めていきたいっていう、そういうことでございます。
 それと、中央通り東地区のほうにつきましては、ちょっと説明がわかりづらくて申しわけございませんでした。当初、分棟案にする前のときには、一帯でエリアを設定して検討していた時期がございます。再開発基本計画の改定に合わせて、今の計画で分棟案の計画にしておりますので、そのときに分棟案の計画にするときに、合意形成が難しい地権者は再開発区域から除外しておりますので、今の分棟案の区域の中の地権者では合意形成ができるだろうということで進めているということで、御理解いただければと思います。よろしくお願いします。


◯委員(土屋健一君)  わかりました。では、この2人の方は現時点でどこまで理解をされているのかっていうことを、ちょっともしわかれば知りたいんですけども、まちづくり連絡会等へは出席しているんですか。地権者だから関係ないんでしょうか。また、出席していなければ、その内容は把握されているのかということについて、お伺いします。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  お二方の地権者の状況ですけれども、詳しくお話しする段階ではないと今私どもでは思っていますけれども、URが今取り組んでおりますので、再開発の協議会、勉強会、そういったものにも参加されている地権者もいらっしゃいますし、お二方の状況については、もう少し我々もよくURに確認して、説明できる段階で説明させていただければと思いますので、よろしくお願いします。


◯委員(土屋健一君)  それでは、よろしくお願いします。


◯委員長(吉野和之君)  他にございますか。


◯委員(嶋崎英治君)  西側中央地区の関係ですけれども、あの辺で営んでいる人、あるいは住んでいる人から、現状でですよ、ビル風の関係で市へのお話っていうのはないでしょうか。私のほうには、あそこで看板が倒れちゃうとか、物すごい風になるんだと、その上にまた一つできるとすごい状況になるんじゃないか、不安だと。もう一つは、三鷹駅から出てくる、エスカレーターのところまで強風のときには、それこそすっと体を持っていかれるくらいの風になるんですよね。そういう訴えがあるのかということと、あともう一つは、ビル風対策っていうのはいつごろ、どのような段階でなさるのか、教えてください。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  西側中央地区の説明会の中でも、これ、事業者が事業に当たって説明する説明会の中でもビル風の心配がございました。実際にどういう形でビル風が出てくるのかとか、影響がないのかっていう御心配が説明会の中で出ていたというふうに聞いております。
 事業者のほうから、当然高さが高い建物ですから、ビル風がどういうふうに吹くのかっていうシミュレーションはやっておりますので、そういった説明とか、対策としては、低層部については樹木を植えることによって風対策を図っていきたいという、そういう説明があったというふうに聞いております。そういう対策を施すことによって、ビル風の対策ができるっていう、そういうお話で説明会のときは終わっていると聞いていますけれども。実際に我々ももう一度よく確認しながら進めますけれども、そういうことで地域には説明が行われています。


◯委員(嶋崎英治君)  わかりました。あそこの場所では、駅からおりたときにエスカレーターのところまですっと持っていかれちゃって、電話して、危ないからエスカレーターをとめてくれっていうことを市に要請したことはあります。
 あと、自分、ここへ来る往復のときに杏林大学病院があるんですよ。つい最近も、自転車でふわっと持っていかれちゃうんですね。ちょうどバス停があるところに行ったところに、本当、物すごいです。自転車が横に持っていかれちゃう。私だけじゃなかったですよ。車道のほうに行っちゃうと、ある意味では車にひかれちゃう、交通事故というようなこともあるから、大変怖い。場合によっては、防ぎようがないくらいのことなのかなと。樹木だけでは、ちょっと済まないような。杏林のところもかなり樹木、植えてありますけども、物すごいですから。傘が逆さまになっちゃったりとか。そこだけですよ。そこを抜けると、そういう人はいないので。
 だから、このことについても、市としてもいろんな検証をしながら対策を立ててください。お願いします。
 初歩的なことですが、共同ビルの名前なんですが、グレーシアタワー三鷹ですね。これ、片仮名ですか、横文字。両方併記なんですか、これ。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  詳しいお話はこれからなんですけど、今聞いているところでは両方併記するっていうふうには聞いておりますけれども、よく確認をとりながらお話しさせていただきます。ちなみにグレーシアタワーっていう名称でございますけど、これ、相鉄不動産の分譲する住宅の名称になるというふうに聞いております。


◯委員(嶋崎英治君)  続いて、中央通り東地区の再開発事業なんですけども、代表地権者12人いて、10人と云々ということ。代表地権者の話はわかりましたけども、ちょっと気になっているのは、あそこに住宅があって、入居している人っていうのは全て誰であるかっていうのはわかったり、そういうことについて合意っていうのはどの程度行っているんでしょうか。そこがちょっと気になったものですから、教えてください。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  地権者のほかに、あそこにお住まいになっている方、借家人の方もいらっしゃいます。URの賃貸住宅で170戸ほどっていうふうに聞いておりますし、さらに権利者分ということで、UR以外の住宅でも権利者がお持ちになってお住まいになっている方たちもいらっしゃるというふうに聞いております。まだ借家人等に対応するお話というのは、具体的には聞いているところではございませんが、新たにURのほうでも借家人を、お住まいになる方を募集する際には期限を定めて募集しているというお話は聞いております。現時点では、まず土地所有者、建物所有者、土地・建物所有者の中での合意形成を最優先で進めているというふうに聞いております。


◯委員(嶋崎英治君)  わかりました。これからということのようですけど、高齢の人がいたり、海外に行っている人がいたりとかって、私の知人なんかもいたものですから、その辺についても市の気配りっていうのは必要だろうと思いますから、よろしくお願いします。
 以上で私の質問は終わります。


◯委員長(吉野和之君)  他に質疑ございますか。ありませんか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、以上で行政報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午前10時15分 休憩



                  午前10時15分 再開
◯委員長(吉野和之君)  委員会を再開いたします。
 議会閉会中継続審査申し出について、本件を議題といたします。
 三鷹駅前地区再開発基本計画・事業等に係る諸問題について調査検討し、対策を講ずること、本件については引き続き調査を行っていくということで、議会閉会中の継続審査を申し出ることにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 続きまして、次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、次回定例会会期中とし、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくことにしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 その他、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。
                  午前10時16分 散会