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トップ会議録会議録閲覧会議録閲覧(平成29年度予算審査特別委員会) > 2017/03/14 平成29年度予算審査特別委員会本文
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2017/03/14 平成29年度予算審査特別委員会本文

                  午前9時27分 開議
◯委員長(加藤浩司君)  おはようございます。ただいまから平成29年度予算審査特別委員会を開きます。
 議案第17号 平成29年度三鷹市一般会計予算、本件を議題といたします。
 一般会計歳出第4款 衛生費から第9款 消防費に入ります。
 本件に対する市側の説明を求めます。


◯財政課長(石坂和也君)  第4款 衛生費から御説明いたします。予算書の212ページをお開きください。衛生費の予算額は40億6,754万1,000円で、前年度比3.4%の減となっています。
 特記事項を申し上げます。217ページをごらんください。事項8.出産・子育て応援事業費と事項9.母子保健モバイルサービス事業費です。引き続きゆりかご面接を実施するとともに、スマートフォン等からアクセスできる母子保健モバイルサービスを導入するなど、ウェルカムベビープロジェクトみたかを推進いたします。
 221ページをごらんください。事項25.がん検診関係費です。前立腺がんの早期発見を図るため、50歳から5歳刻みの男性市民を対象に、受診費用の一部負担を導入しながら、市の検診事業として実施します。
 231ページをごらんください。事項6.環境センター跡地利活用関係費です。土壌調査の結果を踏まえ、基準を超過している区画をアスファルトで舗装する被覆工事等を実施するとともに、施設の解体、土壌対策、今後のあり方について検討を進めます。
 238ページをごらんください。第5款 労働費です。予算額は7,015万1,000円で、前年度比6.3%の増となっています。
 特記事項は、右側のページ、事項9.女性及び若者等のための就労支援事業費です。東京都人づくり・人材確保支援事業補助金を活用し、子育て後の女性等の就労に向けた支援に取り組みます。
 240ページをごらんください。第6款 農林費です。予算額は1億3,982万2,000円で、前年度比11.2%の減となっています。
 特記事項を申し上げます。243ページをごらんください。事項7.農産物獣害対策地域強化推進事業費です。ハクビシンなどによる獣害対策として、パンフレットを作成するとともに、講習会を実施いたします。
 244ページをごらんください。第7款 商工費です。予算額は5億7,448万3,000円で、前年度比32.1%の増となっています。
 特記事項を申し上げます。247ページをごらんください。事項10.ものづくり産業集積推進事業費です。東京都の補助金を活用し、製造業の事業継続や地域産業の担い手同士のネットワーク構築に向けて支援を行うほか、日本無線三鷹製作所C地区の平成30年度の売却に向けて、プロポーザルを実施します。
 その下の事項11.観光振興推進事業費です。井の頭恩賜公園100年記念事業や三鷹阿波おどり50周年記念事業など、みたか都市観光協会の取り組みを支援いたします。
 252ページをごらんください。第8款 土木費です。予算額は52億5,525万円で、前年度比15.5%の減となっています。
 特記事項を申し上げます。257ページをごらんください。事項7.市道第135号線(三鷹台駅前通り)整備事業費です。平成30年度の歩車道整備の完了を目指して、電線共同溝の引き込み管整備等を実施いたします。
 259ページをごらんください。下段の事項5.三鷹駅前デッキエスカレーター等改修事業費と事項6.三鷹駅前デッキ改修事業費です。漏水対策のほか、エレベーターとエスカレーターの改修工事等を実施します。
 263ページをごらんください。事項9.自転車安全利用推進事業費です。自転車安全講習会において配布しているTSマーク付帯保険助成券を、各小学校の自転車教室でも配布するなど、自転車の安全利用を促進します。
 265ページをごらんください。事項3.中仙川改修事業費です。周辺家屋への影響等を考慮し、工法を見直して実施することといたしました。引き続き都市型水害対策を推進します。
 267ページをごらんください。事項7.都市計画事業運営費です。用途地域等の見直し方針に基づき、下連雀五丁目第二地区における用途地域等の都市計画変更に取り組みます。
 269ページをごらんください。事項14.東京外かく環状道路計画調査研究関係費です。平成28年度のワークショップにおける意見等を反映しながら、まちづくり整備計画の策定に向け、ふたかけ上部空間等やジャンクション周辺のゾーニングを決定いたします。
 事項3.三鷹駅南口中央通り東地区市街地再開発事業費です。関係権利者やUR都市機構と連携しながら、都市計画決定に向けた検討を進めます。
 下の事項1.都市計画道路3・4・13号(牟礼)整備事業費と、次のページの上段の事項2.都市計画道路3・4・7号(連雀通り)整備事業費です。用地取得や設計業務に取り組みます。
 275ページをごらんください。事項20.魅力ある公園づくり事業費です。公園・緑地に求められる機能や地域ニーズの多様化等に対応するため、公園・緑地の適切な活用に向けた指針(仮称)の策定に取り組みます。
 277ページをごらんください。事項8.民間建築物等管理適正化関係費です。市独自の協議会を設置し、専門的な見地からの審議を踏まえ、特定空家等認定基準を策定するとともに、空家等対策計画の策定について検討を進めます。
 278ページをごらんください。第9款 消防費です。予算額は23億1,595万4,000円で、前年度比4.2%の増となっています。
 特記事項を申し上げます。285ページをごらんください。事項14.災害情報システム関係費です。災害情報を収集・集約する災害情報システムを平成29年4月から運用し、総合防災センターを拠点とした危機管理体制の強化を図ります。
 衛生費から消防費までの説明は以上です。


◯委員長(加藤浩司君)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。
 衛生費から消防費の委員1人当たりの持ち時間は30分になっております。なお、市側の答弁時間についてもその時間に含まれておりますので、答弁につきましては簡潔かつ明瞭にされるようお願いをいたします。
 初めに、民進党。


◯委員(高谷真一朗君)  おはようございます。きょうは天気が曇りですけれども、晴れやかな気分で質問させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、時間もないので早速、予算説明書の229ページの事項14.動物愛護事業関係費でございます。現在、市内では、飼い主のいない猫──いわゆる地域猫について、いろいろと地域で餌やりをしている方々がいらっしゃるんですけれども、この餌やりというのは迷惑行為ととらわれがちなんですが、実はなれさせてからきちんと捕獲して、去勢とか避妊手術をするということで、いわゆる無尽蔵にふえていくのを防ぐということの取り組みなんですけれども、なかなかその取り組みが理解されずに苦しんでいる市民の方々もいらっしゃいます。改めてこの地域猫に関する理解というものを市民に求めるとともに、東京都に対しても支援策というか、猫のシェルターというのがあるんですが、こういった設置を求めていただきたいと思うんですが、その方向性についてお伺いをしたいと思います。
 次に、ちょっとどこに入るかは不明だったんですが、平成26年の9月に市内でセアカゴケグモが発見されました。その後、迅速に御対応いただいて、駆除をしていただいたんですが、継続してやりますという、平成26年のホームページにはそのように出ておりましたが、この現在の状況、調査も含めて、どのようにされているのかということをお伺いしたいと思います。
 続いて、また衛生費なんですけれども、これもどこに属するかは不明なんですが、三鷹市の薬剤師会さんが、今、お薬手帳というものを発行されておりますが、そのお薬手帳を独自で発行されておりますが、その費用負担がかなり厳しいと。財政的に厳しいと聞いておるんですけれども、このお薬手帳に関して、市で何らかの補助ができないのかという質問をさせていただきます。
 続きまして、商工費でございます。予算説明書の245ページの事項3.公衆浴場助成事業費でございます。市内でもはや4店舗となってしまった公衆浴場なんですけれども、さまざまな事業を展開されているということが事前の調査でわかりました。この残り少なくなってしまった公衆浴場を盛り立てるという観点から、財政面だけではなく、何かさらに行政として支援ができないかというふうに思うんですが、御所見をお伺いしたいと思います。
 次に、土木費でございます。施政方針の113ページの8にございます、交通安全対策整備事業費でございます。自転車のナビマークというのを設置するということですけれども、今回施政方針にも示されているように、三鷹市が行おうとしているこの事業に関しては、道幅ですとか自転車のルールですとか、そういう意味で理解はできるんですが、現在、東京都のほうは吉祥寺通りとか、あと東八道路にこのナビマークを先行して設置をしております。自転車に関する法律が改正されたとはいえ、なかなか周知が不足されている中で、今回こういったことが実施されているのかなと思うんですけれども、この事業に関して、都から事前に市に何らかの連絡があったのかということと、吉祥寺通りのような交通量の多い道路では、例えば高齢者の方がこのマークに従って通行してしまうことで、かえって事故や渋滞につながるのではないかという思いがあるんですが、そうした御所見はいかがでしょうか。
 続きまして、また土木費です。予算説明書の260ページの第5目、街路灯費でございます。今回、点検と調査ということですけれども、新たに新設をするだとか、廃止をするだとか、そうしたものも含まれてくるのでしょうか。
 今回はその調査なのかもしれませんが、意外と井の頭とか見ると、まだ暗いなというところがあるんですが、そういったところも全体的に見て回る調査なのでしょうか。
 また、昨年度、LEDの蛍光灯に全てかえていただきました。長持ちをするということでいいんですけれども、青味が強過ぎるというか白過ぎて、かえって暗く見えるんじゃないかというような市民の意見がございます。そのLEDも、多分今は暖色系──暖かいような色、黄色味を帯びた色もありますが、その判断というものはなかったのでしょうか。
 次に、予算説明書の271ページの事項3.花と緑のまち三鷹創造協会関係費の件についてでございますが、花と緑の広場というものが現在開園をされておりまして、広く市民の方々に愛されております。しかし、いずれ閉鎖ということになろうかと思いますけれども、その閉鎖後の代替地というのはどこにしようと御検討されているのか、お伺いをいたしたいと思います。
 次に、商工費でございます。これもページは不明なんですけれども、通電火災を防ぐために、感震ブレーカーというものがあると思います。これは大体1個3,000円ぐらいで買えるものなんですけれども、通電火災というのは本当に恐ろしいもので、阪神・淡路大震災のときにもそうしたことが大きな話題になりました。おかげさまで熊本の地震のときには余りなかったようですけれども、この感震ブレーカーに市が助成をする考えというか、そういうものはないでしょうか。前は家具転倒防止を市長会さんのほうでいろいろと予算をつけていただいてやっておりましたが、今回もそのような形でやれるのかどうか。また、感震ブレーカーについて、是非もあろうかと思いますが、じゃあそれをどういうふうに調査研究されて、それが組まれる可能性というのをお伺いしたいと思います。
 また、次も消防費でございます。ページは不明なんですが、東日本大震災でありますとか、あるいは熊本地震、これによって三鷹市に避難をされてきた市民の方々がいらっしゃると思います。非常に不安の中で三鷹市で生活をされているというふうに思いますけれども、その市民の方に対する東京都や避難元の自治体からの情報提供ですとか、あるいは共有のあり方と避難をされてきた方々を孤立をさせない取り組みについてお伺いをしたいと思います。
 とりあえず1回目の質問は以上です。


◯環境政策課長(岩崎好高君)  地域猫の御質問をいただきました。地域猫につきましては、やはり餌やりをやる方の中で、猫がかわいいということで一生懸命面倒見ていただける方と、一方でアレルギーがあったり、猫のふんとかいろんな形で地域の方に御迷惑をかける、一生懸命ふんの後始末もお願いしているところでございますけれども、そういった地域の方々の理解と協力がないと、なかなか地域猫の活動というのは進まないという状況でございます。その中で三鷹市では、飼い主のいない猫の対策としまして、避妊・去勢手術の支援に関する事業を行っております。これは東京都獣医師会武蔵野三鷹支部と協働して行っている事業でございますが、1年間42頭5,000円の補助という形で進めております。一方で東京都とも、動物愛護相談センターと協力して、猫の譲渡事業のPR活動について、市のホームページや広報に載せたり、そういう御相談があったら相談に乗るなどの活動をしておりますが、なかなかこの地域猫に関してはいろんな御意見もございまして、今後とも獣医師会とともに協力をして進めていきたいというふうに考えてございます。
 また、セアカゴケグモの駆除に関してでございますけれども、大体年数件の問い合わせ等がございます。これにつきましては、その後発見された公園等でも定期的に調査を行っておりますが、セアカゴケグモの発見には至ってございません。今後とも定期的には調査を行っていくという予定でございます。
 以上です。


◯健康推進課長(齋藤浩司君)  おはようございます。よろしくお願いします。薬剤師会のお薬手帳に関する費用負担について御質問いただきましたので、答弁させていただきます。薬剤師会のほうで発行されていますお薬手帳の作成に係る費用負担につきまして、会のほうから市に対しても助成をしていただきたいという御要望をいただいているのは以前からございまして、そういった御要望があるということは認識してございます。ただ、このお薬手帳に関しましては、薬剤師業の一環として取り組んでいただいている業務ということで、ちょっと今、年度は覚えていないんですが、以前デザインの中で、Pokiの絵を市のほうで提供させていただいて、表紙に使っていただいたというような、デザインでの協力は以前させていただいたことはあるんですけれども、今のところそこまでの御協力ということになっているというふうに理解しております。また今後、手帳をつくる上で、その内容ですとか、その仕様について何か御相談いただければ、そういったところはぜひ市独自の内容も含めた内容で、編集には御協力できるのかなというふうに思っておりますし、また、現在かかりつけ薬局ですとか薬剤師ということも注目されている、また重複投与の問題等も起きておりますので、手帳自体のPRについては、市としても今後積極的に進めていきたいと思っております。
 私からは以上です。


◯生活経済課長(垣花 満君)  公衆浴場の振興について御質問いただきました。現在、市では施設整備の改修費ですとか、あと季節湯などのイベント、それからウエブ等でのPRですね、そういったものに補助をしてございます。ただ、委員さん御指摘のとおり、今、4軒に減ってしまっております。やはりこれからどんどん盛り立てていくという観点から、今、組合のほうでやられているスタンプラリーの取り組みですね、こういったもの。そのほかにも、例えば今、外国の方からは1つの観光資源として見られているとか、あとこの間お話をしたところによると、最近、利用者の中に若者が随分ふえてきたというお話がございます。ですから、これからやはり人が集まって、例えば高齢者ケアの機能だとか、健康づくりだとか、もっと言えばコミュニティ機能みたいなものを高めていくような場として、人がどんどん集まってそこで交流を図っていくような、そういった事業に対して支援をして盛り上げていけたらいいかなと思っております。ちなみに観光マップの外国人向けのマップにも銭湯の位置は記してございます。
 以上でございます。


◯都市交通担当課長(高橋靖和君)  ナビマークの件について御質問いただきました。まず、今回吉祥寺通り等やっている都道のところのナビマークですが、警視庁がやっております。これにつきましては、自転車通行空間ネットワーク計画調整会議というのがございまして、東京都、警視庁、それから各市集まってネットワークについていろいろと議論するところですけれども、その中で警視庁のほうから情報提供がございました。また、今回のナビマークにつきましては、実際、警視庁から話を聞いてきた中では、自転車環境──いわゆる通行空間の計画がまずないというところと、あとまだ保守整備の予定がないというところ。また、道路幅員に問題がないというところを含めまして選定したということを聞いております。その中で、実際には道交法の中では13歳未満のお子さんや70歳以上の高齢者の方、それから、交通量が激しいところにつきましては、歩道を走ってもよいというところがございますので、そういうところを含めまして、基本的には車道を自転車は走りますが、安全上必要であれば、市から市民の方々にも自転車安全講習会等含めまして情報提供しながら、安全のほうを進めていきたいと思っております。
 以上でございます。


◯道路交通課長(川鍋章人君)  街路灯の調査内容について御質問いただきました。調査内容につきましては、高所作業車を用いまして、近接目視や非破壊検査によって損傷度合いを判定するということで、現況にある街路灯を調査させていただく予定でございます。対象としましては、大型の街路灯と大型の道路標識などでございます。
 それと、暗い部分がある調査はしないのかという御質問でしたけれども、暗いという御要望があった場合は、個別に対応させていただいているということでございます。
 色味でございますね。青色がかえって暗いのじゃないかということで、色合いについての検討ということはしておりませんけれども、光の広がり方がちょっとLEDと従来の街路灯と違うということで、そういう御意見も少数ですが、いただいているところでございます。暗いということであれば、先ほど申し上げたように、個別にまた対応させていただきたいというふうに考えてございます。
 以上でございます。


◯緑と公園課長(池田啓起君)  花と緑の広場について、返還等が求められた後の代替施設を考えているのかという御質問をいただきました。御存じのとおり、花と緑の広場は地権者の御好意で無償で借用しまして、平成22年からオープンしまして、一斉に咲き誇る花畑であるとか、ボランティアの手づくりの花壇、また芝生広場などが、触れ合いながら楽しむことができる公園として市民に定着しているところであります。今後、返還となった場合につきましては、この広場での活動やコミュニティの継続について、例えば外郭環状道路中央ジャンクション(仮称)のふたかけ部分の上部空間であるとか、中央防災公園の広場であるとか、そうしたところを対象の検討の中で、今後市民ボランティアとか、花と緑のまち三鷹創造協会とよく相談しながら検討していきたいと思っております。
 以上です。


◯総務部危機管理担当部長(大倉 誠君)  まず、感震ブレーカーへの助成ということで質問いただきました。質問委員さんおっしゃっていたタイプのやつは、一般的には簡易タイプといって、振り子とかおもりとかで揺れを感知してブレーカーが落ちるというタイプでございます。実は感震ブレーカーについては、通電火災を防ぐという意味では、その必要性は十分認識をしておりまして、さまざまな調査研究が行われているものをしっかりとリサーチをしております。通常、分電盤タイプという5万円から10万円ぐらいする、これはほぼほぼ確実に揺れを感知してブレーカーが落ちるというものでございます。実際に先進的に補助をしている自治体を見ますと、ほとんどの自治体がこの分電盤タイプの補助をしています。いわゆる簡易タイプのやつは、つけ方によってブレーカーが落ちなかったり、あるいはそれほど大きな振動ではないのにブレーカーが落ちてしまったりとか、やはり誤作動とは言いませんけれども、そういったものが多いのが事実です。そういったこともありますので、今後また研究はしてまいりますけれども、助成ということをするとすれば、分電盤タイプのほうがいいのかな。このタイプそのものも、最近はすぐに電気が消えないで、例えば通電しているのであれば、3分ぐらいは電気がついた状態になり、自分たちが一定程度の初動の行動ができてそこから落ちると、こんなものも出て、日々開発されていますので、そんなちょっと調査研究をしながら、今後検討していきたいというふうに思っております。
 それから、震災からの避難をされた方への情報提供という御質問をいただきました。特に東日本大震災のときには、三鷹市内にも避難の方がいらっしゃいまして、避難というふうな位置づけなのか、あるいは一時的にその場に親戚に身を寄せているのか、なかなかこれは難しい部分がありましたが、少なくとも被災地のほうから三鷹に避難しているという情報があったときには、その被災地の情報というのが被災地から送られてくれば、私どもが把握している中では、お届けをしたというふうに記憶しております。今現在、そのような情報ももう寄せられなくなったという実態から考えると、避難という形で三鷹市に引き続きおられる方はほとんどおられないのかな、こんなふうに認識をしているところでございます。
 以上です。


◯委員(高谷真一朗君)  ありがとうございました。それでは、まずは猫のほうからです。理解と協力、本当にそのとおりなんですけれども、獣医師会さんとともに、今、避妊・去勢の助成はやっていただいているのはありがたいと思うんですけれども、まずはこの行動に対する理解ですよね。どうしても犬の場合と違って猫というのは、なかなか理解が進まないというところがありますが、しかし、この活動をしていかないと、本当に無尽蔵に地域猫がふえてしまうということもございますので、ぜひとも今後とも継続して市民の方々に理解を求めていただきたいのと、あと、相談を受けた市の窓口の職員の方にも、まず地域猫というものを理解をしていただきたいと思います。なかなか市民の方が相談しても、いわゆる動物愛護センターをすぐに紹介してしまうだとか、ちょっと理解が足りないという苦情も寄せられておりますので、そこのところをぜひとも徹底をしていただきたいと。
 それとあと、東京都に対してシェルターの設置という質問もさせていただいたんですけれども、この考え方はいかがでしょうか。
 セアカゴケグモに対してはわかりました。定期的に調査をしていただいて、今は被害がないということで、一安心でございます。ことしも発生しないことを祈ります。
 次に、薬剤師会のお薬手帳でございますけれども、これは薬剤師会さんが本当に独自でやっていらっしゃるんですけれど、ただ、市民にとっては非常にありがたいお話でございまして、それが財政的に厳しい中で、市がそれを支援してあげられないとなると、なかなかちょっと厳しいものがあるんじゃないのかなと思います。Pokiのデザインも、これは当初Pokiを市民に広く周知しようという薬剤師会さんの発想だったのかなというふうに思いますし、できれば金銭的な補助をしてあげてほしいなというふうに思います。そうすることによって、例えばお薬手帳の中で、三鷹市が発信したい情報なども、やはりこちら主導で載せられるようにもなると思うので、その辺もうちょっと御再考いただけないかなと思うんですが、いかがでしょうか。
 続きまして、公衆浴場についてでございます。前向きな御答弁をいただきましてありがとうございます。事前に調査をさせていただいたら、本当にいろいろとやっておりまして、先ほど季節湯ということがありましたけれども、ショウブ湯ですとかユズ湯ですとか生バラ湯、レモン湯、いろいろとあるようでございます。こうしたことを、やはり1人でも多くの方に御利用いただきたいなというふうに思っていまして、例えばせんだっても議論がありましたけれども、こういうイベントをやるときに、なかなか銭湯に通えない、移動が困難な御高齢の方々に向けて、何かイベントをして連れていってあげてお湯を楽しんでいただくとか、そういったことも考えられると思うんですが、いかがでしょうか。
 それと、土木費の交通安全対策整備事業費でございます。今回は警視庁さんがやっていて、一応三鷹市にも事前に連絡があったということですけれども、私はこれを見ていて、果たして今やるべきことだったのかなというふうに感じております。まだまだこのことになれていない御高齢の方や、速度の遅い自転車が歩道を走ってもいいよというものが徹底されていない中で、こういったものを自転車はこっちみたいな、最近では二、三日前には狐久保の交差点に、交差点内を走れという青いラインも入ってました。こういうことがどんどん、何か市民が置き去りにされながら進んでいくことに、すごく怖いものを感じます。けさも吉祥寺通りを走ってきましたけれども、車道を走っていて、歩道に上がろうとした自転車が、雨のせいかスリップして転んでました。こういったことも考えると、まだ道路とかが歩車分離されていない、自転車道と歩道が分離されていない道路環境の中で、こうした取り組みをどんどん進めていってしまうのは、かえって事故とか渋滞とかそうしたものにつながるのではないかというふうな懸念をいたしておるんですが、そういう御所見はいかがでしょうか。
 それと、街路灯につきましては、わかりました。今回はあくまでも現状のものを調査・点検ということで。ただ、暗いというところは個別にというお話をいただきましたが、LEDは既にやってしまっているわけですよね。LEDの利点というのは、長年もつことですよね。10年はもつということなので、もはやこのLEDの色が暗いから変えてくださいとは言えない状況だと思うんですが、そういう理解でよろしいでしょうか。
 それと、花と緑のまちの創造協会でございます。本当に平成22年からということですけれども、長年かけてあそこまでのものをつくり上げていただきました。花と緑のまち創造協会も、本当にいろいろと頑張っていただいて、三鷹市内中に緑と潤いを創出をしていただいております。今後とも、この協会が市民とともに発展するように、ぜひとも代替地というか、そういったものをしっかりと確保して、さらに発展をしていくようにお願いをしたいと思います。
 消防費でございます。感震ブレーカーの件で、私が思っているよりもいい御答弁が返ってきたのかなというふうに思っています。そんなにすごい分電盤タイプ──分電盤タイプというのは、多分5万とか6万とかするので、なかなか市で補助といっても厳しいものがあるのかなというふうに思いますけれども、ただ、そういう今、部長が御答弁していただいたような、3分置いて電気が消えるだとか、そういった最新のものがあるのだとすれば、ぜひとも御答弁のとおり調査研究をしていただいて、いずれはこうしたものにも助成ができるようにしていただきたいというふうに思います。
 最後に質問をさせていただきました、被災地より避難をしてきた市民に対する情報提供とか、孤立させない取り組みなんですが、もはや避難という意味ではほとんどないというような御趣旨の御答弁がございました。もはや帰宅困難とか、三鷹に定住されている方もいらっしゃると思うんです。そうした方々も、小学校のほうにはお子さんが通っているという方がいらっしゃいますので、確実に避難して三鷹にいらっしゃる方はいるので、ぜひともそこをもう一度実態を把握していただいて、これは防災課でやる仕事ではないのかもしれませんけれども、横の連携を取りつつ、その方々をきちんと地域の中で見守っていく取り組みというか、そうしたものをしていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。


◯市長(清原慶子さん)  おはようございます。薬剤師会の皆様のお薬手帳の件ですが、担当課長が答弁いたしましたように、やはり士業としてしっかりと責任を持ってやっていただくということが重要だと思っています。しかし、先ほど、例えばお薬手帳に市の情報をというようなこともあるのではないかという御提案もありましたし、一貫して──医師会や歯科医師会の皆様と同様、薬剤師会の皆様とは、市の担当者も対話をしております。必ずしも私、金銭的な支援というか、そういうことではないんじゃないかなと思っておりまして、やはり士業としての自立と、法律に基づいた取り組みをしていただくということですので、望ましい協働のあり方を市民の皆様の視点に立って進めていければと思っています。
 それから、街路灯のことなんですけれども、こういう研究もありましてね、街路灯は青味がかかったほうが犯罪発生率が低いという、そういう研究もありまして、そうした御質問を市議会からいただいたこともあり、青味がかかったものに変えなければいけないかなと思っていた矢先にLED化の取り組みがあり、相対的に青味がかかった色、もちろん暖色系というのもあるんですけれども、実際にはやはり犯罪抑止の力の、青味がかかった街路灯の効果というのは一定程度実証もされているので、私としては、それは色自体は変える気持ちはないんですが、ただ、暗いところにつきましては、担当課長答えましたように、工夫の仕方があります。向きでありますとか、また照度のことですとか、あるいは、場合によってはですよ、よほど暗い場合にはそのほかの処置というのもありますので、そうしたことは考えていきたいと思います。
 花と緑の広場への御質問なんですが、私が承知している限り、今そこが返還される、使えなくなるとかということにはなっておりませんので、御質問の趣旨として、ちょっと何か私はそういうふうにまだ認識しておりませんので、引き続き私としては、守れる期間は守っていきたいというふうに思っております。引き続きできる限り維持できますように、お話し合いはできるのではないかなというふうに認識をしているところです。
 それから、感震ブレーカーなんですが、これも御提案の趣旨はわかるんですけれども、私たちとしては、やはり専門家からもヒアリングして、先ほど担当部長が答弁いたしましたように、早く反応し過ぎて、かえって不都合を来した夜間の微震というようなことも、弱震というようなこともありまして、本当にまだまだ研究が必要であるというふうに思っております。しかし、通電火災というのは防がなければいけませんので、今すぐ私としては金銭的な支援ということは考えておりませんで、丁寧な研究が必要と思っております。
 なお、3月11日を超えて、今なお広域で避難されている方が多いということは承知しております。実は、直後の被災地からの避難の方に関しましては、地元の市長さん、町長さんから、市長宛てにもいろいろな御連絡があり、避難している住民をどうぞよろしくというようなやりとりがあった数年は経たわけです。しかし、ことしは、そういう意味ではほとんどそういう連絡もなくなりまして、一定程度お戻りになる方はお戻りになるか、あるいは三鷹市に御縁があって永住を決断されているか、そういうことだと思います。できる限りお気持ちに寄り添って、被災者であることの困難を克服する御相談や御支援に乗りつつ、今、全国各地で残念な報道もあって、被災地から避難した人へのいじめであるとか、誤解に基づく中傷であるとか、そういうこともあります。そんなことは決して三鷹市ではないように、教育委員会とも連携をしながら、対応させていただければと思っています。
 その他については、担当より補足答弁いたさせます。


◯生活環境部長(大野憲一君)  地域猫の問題についてお答えをいたします。委員さん御指摘のとおり、地域猫の活動が定着するためには、やはり市民の方にしっかりと御理解をいただくということが必要だというふうに認識をしているところでございます。市では農業祭の折に、動物祭ということで、動物愛護の精神を市民の方に御理解いただく活動も進めておりますので、さらにこれを引き続き進めまして、その御理解に努めてまいりたいというふうに考えております。また、窓口での御相談につきましても、市民の方の立場に立った丁寧な対応に心がけたいというふうに考えております。
 また、東京都へのシェルターの問題でございますけれども、実はこの間、地域猫、それから飼い主の方の意識向上もございまして、平成18年度当時、殺処分の動物は6,000匹を超えていたわけですけれども、平成27年度現在では約800匹程度にかなり減少しているという傾向がございます。都でも、引き続きペット殺処分ゼロに向けて取り組みを強めると申しておりますので、シェルターの問題につきましても、あわせてその声を都に届けてまいりたいというふうに考えております。
             (「市の数字か都の数字か」と呼ぶ者あり)
 都内の数字ということで、東京都の愛護相談センターで発表した数値ということでございます。
 以上でございます。


◯生活経済課長(垣花 満君)  公衆浴場の振興策に関して、高齢者の方に参加いただいた形での事業について御提案をいただきました。なかなか事業主の皆さんの御意向もございますし、また、いろんな方とちょっと御意見を伺いながらじゃないとなかなか進められないとは思うんですが、例えば商店街の皆さんのいろんな今、まち歩きの取り組みですとか、市民参加のですね。あと、観光を担う市民の皆様も、いろいろとおもしろいことを考えていただいておりますので、そういった話し合いの場で、そういった公衆浴場の話なんかも出しながら、そういったことを検討していただく。また、庁内の関係部署とも連携しながら検討をしていきたいと思います。
 以上でございます。


◯都市交通担当課長(高橋靖和君)  ナビマーク設置において、市民の方が置き去りとか、なれていない、徹底されていないというところがあるのではないかという御意見ですけれども、確かに委員さんおっしゃるとおり、市民の方々が、皆さんやっぱりそれを理解していただいて、なおかつそれで安全を守っていただくというのが大事かと思います。そういう意味では、今後とも交通管理者の警察さんと協議の中でも、市民の方々に理解をしていただく、そういうふうなことを訴えて協議をしていきたいということと、あわせまして、また交通安全運動や自転車安全講習会等含めまして、市からは市民の方々にそういうことを理解していただきながら、安全を推進していきたいと考えております。
 以上でございます。


◯委員(高谷真一朗君)  御答弁ありがとうございました。もろもろ理解をいたしました。まず、自転車のナビマークの件なんですけれども、三鷹市でできることは、やはり安全講習の徹底等になってくると思いますので、ぜひとも。ただ、受けられない、受けてない方もたくさんいらっしゃるのが現状ですので、そうしたところにどうアプローチしていくのかというのは、やはりこれからもぜひとも検討していただきたいと思います。
 花と緑のまちの創造協会なんですけれども、かつて私が総務委員会で報告を受けたときは、年限を限ってお借りするというようなお話だったので、そこで定着してしまったものを返しますというときには、あそこまでのものができてしまったんだから、そういうときにはきちんと利用していた方々に納得してもらって閉鎖をしようというような趣旨の質問をさせていただいたことがあったので、市長もそういうことだと思いますので、年限を限ったわけではないんですが、かかるそのときには、しっかりとした対応をしていただきたいというふうに思います。
 随分時間をかけてしまったので、これで終わります。


◯委員(谷口敏也君)  よろしくお願いいたします。予算書のまず213ページ、概要の99ページの総合保健センターの件です。概要を見ますと、「子育て世代包括支援センター」機能を担う拠点と書いてあって、子育て世代包括支援センターと名乗ってないんですけど、国の取り組みでこれを進める中で、子育て世代包括支援センターをつくることによる補助金とかっていうのが結構ついてくると思うんですけど、今回整備を行う中で、しっかりとこの補助金とれたのかどうか。厚生労働省のホームページを見ると、センターって名乗ってないわりには、三鷹は既にもう6カ所設置ということになっていて、もらい損ねてないのかというのをちょっと確認をさせていただきます。
 それと、国が進める事業で、支援を求める女性を2020年までに100%支援できるようにするという目標を立てて、この子育て世代包括支援センターを設置するということになっていますけど、三鷹市で既に6カ所設置──これは連携的なものだと思うんですけど、ということであれば、この現時点で三鷹市としては100%女性の相談に答えられるような体制になっているという認識でよろしいんでしょうか。お伺いしたいと思います。
 続いて、215ページの9番の骨髄ドナーの件で、私も早速登録をして選ばれたんですけど、最終的にはほかの方になったみたいで、ドナーにはなれなかったんですけど、ドナー登録について、日本骨髄バンクのほうから、三鷹市民でこれだけふえましたとかという連絡が来るんですかね。せっかくこれだけこういったメニューをそろえたにもかかわらず、実際骨髄バンクのドナーになられた方というのがいらっしゃるのかどうか。この事業で助成金を受け取った方がいらっしゃるのかどうかも、あわせてお伺いしたいと思います。
 続いて、217ページの9番、母子保健モバイルサービス事業の中で、概要の99ページにも書いてありますけど、内容的には、最近電子母子手帳というのが結構アプリケーションであったりするんですけど、そういうものに似たような感じなのかどうかをお伺いしたい。内容をお伺いしたいと思います。
 続いて229ページの13、PCBの件なんですけど、今回概要を見ますと、処分に向けての分別作業を行うと書いてありますが、これは、どこでどのような分別作業を行うのか、お伺いしたいと思います。
 それと231ページの環境センターの跡地の件ですが、これ、今回はアスファルトで覆うということで6,400万円かかるわけなんですけど、本来であれば土壌改良したほうが、次に向けての活用が図れるのではないかと思うんですけど、予算の関係もあるんでしょうが、今回覆うことで、その後利用の方法を考えるということだったんですが、その後の何年ぐらいでどういう方向性を出していくのかという市の考え方をお伺いしたいと思います。
 続いて243ページの農産物の獣害対策の件でお伺いします。これは今回、パンフレットをつくって講習会などをやるというお話でしたが、その講習会はどういった内容なのか、お伺いしたいと思います。
 続いて247ページの15、三立SOHOセンターの関係ですけど、これは解体を行った後、公園を整備して売却をするというような方針が出ています。前に説明をいただいたときには、吉祥寺通り沿いのほうを売却して、その奥のほうに公園をつくるというお話でした。公園が吉祥寺通りにあるほうが、車が出入りするのにも見晴らしがよくていいのかなという気もしているんですけれども、一方で、吉祥寺通り沿いを売るほうが高く売れるという関係もあるんですけど、その辺はどういった感じで、どういった考えから、吉祥寺通りのほうを売るようになったのか、お伺いしたいと思います。
 続いて273ページの児童遊園と、12番、13番、14番に関係する都市公園の件で、今回、あおやぎ公園の一部710平米を購入するということになったんですけど、この3・4・13号線の天神山通りで、あおやぎ公園の中を半分使うような感じで都市計画線が入っていますけど、あの貴重なあおやぎ公園が3分の1ぐらい削られるような計画ですが、このことについて市はどうお考えなのか、お伺いしたいと思います。
 最後に、先ほど高谷委員が質問した防災費の感震ブレーカーの件なんですけど、ちなみに以前、住警器くれた業者が、例えば同じようなのをつくっているというのはないんですかね。そこでまた少し寄附なり、安く提供してもらうというようなお話とかがあるのかどうかお伺いします。
 以上です。


◯健康推進課長(齋藤浩司君)  大きな項目で3点御質問いただきました。順次お答えさせていただきます。まず、総合保健センターの移転に絡むセンター管理の関係ですけれども、子育て世代包括支援センターとしての機能との視点での位置づけというところなんですけれども、今回新しく元気創造プラザの2階に入るということで、1階のほうに子ども発達支援センターが入るということで、そことの連携をメーンとした、先ほど委員おっしゃったとおり、各施設が連携して三鷹としては子育て世代包括支援センター機能を果たそうということで、その一翼を私どもの新しい保健センターが担うというふうに理解をしているところでございます。
 補助金につきましても、利用者支援事業の母子保健型という部分、私どものセンターについては活用した上で、さまざまな事業を展開しているというところになってございます。
 続きまして、骨髄移植のドナー支援の制度に関する御質問ですけれども、財団のほうからの連絡というのは、特にこちらから問い合わせをしないと、向こうから何か連絡というのは基本的にはございません。今回の制度導入する際、平成27年の時点で調査した時点では、三鷹市民の方、六百数十人ということで登録をされているというのは伺った記録がございます。
 それから、今年度からこの事業を開始をしたということで、委員も御登録いただいたということなんですけれども、実際に今回の支援の申請をいただいた方2名、実際に今、いらっしゃいます。御本人の申請ということで、補助金満額支給をさせていただいた実績がございます。
 それから、3点目の御質問、モバイルサービスの関係ですけれども、内容ということで、私どもの考えているものなんですけれども、スマートフォン内で使っていただくウエブアプリというような機能で利用いただくものを想定しておりますけれども、主な機能としては、予防接種の自動スケジュール機能ということで、これが一番メーンなんですけれども、よく無料のアプリでもこういったものがあるんですが、私どもで想定しているのは、一度入れますと日程をちょっと変更しても、それ以降の予定も全部自動で計算をし直していただけるというような特許を持った機能を使うということで、それが一応メーンにはなっておりますけれども、それ以外にも私ども市のほうからのお知らせメールの配信機能ですとか、あと最寄りの医療機関、御自身の郵便番号を登録していただきますと、近くの医療機関を検索案内、またはかかりつけ医の登録とかそういったことができるような機能もついております。それから、あと母子手帳的機能といたしまして、お子さんの成長記録ですね。身長、体重なんかの健診記録ですとか、あと写真登録もできるというふうに予定しております。
 私からは以上です。


◯環境政策課長(岩崎好高君)  PCBの作業について御質問いただきました。こちらは現在、第二庁舎の1階にPCB含有の照明用安定器が約2,000個ほどですが保管されております。これを国のほうで処分をしていただくに当たりまして、200リットルのドラム缶約20缶に移しかえるという作業がまずございます。これの中身なんですけれども、それが本来、PCBが本当に入っているかという再確認と、それから、外づけ、いわゆるほかに部品がくっついているものがございますので、安定器のPCB含有の部分だけを外すという作業。それから、登録作業のための一覧をつくったりとか、そういった作業を行うことになってございます。作業の場所なんですけれども、一応人が立ち入らないところという、安全を期してそういうふうになっておりますので、現在検討をしているところとしましては、福祉会館が閉鎖された後に、その中をちょっと活用させていただいて作業を行いたいというふうに考えてございます。
 私からは以上です。


◯生活環境部長(大野憲一君)  環境センターの今後の利活用のあり方についての御質問にお答えをいたします。まず平成29年度は、基準超過物質が拡散しないということをまず念頭に、アスファルトで覆うという形で作業を進めさせていただくことになりますが、その後、暫定利用をどうするのかという問題がございます。これに関しましては、やはり建物等の安全性、利用の安全性、まずはそういった安全性を十分確認しながら、できるだけ早期に暫定利用のあり方について方向性を出していきたいということでございます。その後の将来的な跡地利用に関しましては、やはり一定程度の経費、大きなものがかかりますので、今後のオリンピック・パラリンピック等の建設需要、また市の財政状況も総合的に勘案しながら、その時期も含めまして、またそのあり方も含めまして慎重に検討をしてまいりたいというふうに考えているところでございます。その際には、十分国の交付金等の活用も図れるようにしてまいりたいというふうに考えているところでございます。
 以上でございます。


◯都市農業担当課長(塚本 亮君)  農産物の獣害対策事業におけます講座の内容について御質問いただきました。講習会の内容につきましては、座学の講座とともに被害の大きい農地を選定させていただきまして、そこの農地に講師を派遣しまして、獣害の被害を及ぼすハクビシン等の特徴や生態、さらに農産物の被害防止などについて、現場においての講習も予定しているところでございます。
 以上です。


◯生活環境部調整担当部長(田口智英君)  三立SOHOセンターのその後の活用につきまして御質問をいただきました。吉祥寺通りは本当に大変交通量が多いところでございます。また、スポーツセンターのほうに入っていく、また、吉祥寺通りのほうに出て行く右左折等、そういった車の量も大変多くなっております。私どもといたしましては、安全をまず第一に考えて、子どもたちが遊ぶ児童遊園というのは奥に持っていくべきだろうということで考えておりました。また、それにつきましては、調停におきまして、相手方にもその旨御理解をいただいて、そのようにさせていただきたいというふうに考えているところでございます。


◯都市整備部長(田口久男君)  新川あおやぎ公園と都市計画道路3・4・13号線の関係でございますが、まず都市計画道路のほうは昭和37年に都市計画決定をして、計画線が存在していたわけですが、平成27年度にまとめました東京における都市計画道路の整備方針(第四次事業化計画)の中でも、広域的なネットワークとして必要な路線ということで、都市計画としては存続するという位置づけになっております。また一方、新川あおやぎ公園につきましては、従前から地権者の御理解のもと、公園として活用させていただいておりまして、その後、平成5年に都市公園という位置づけをしまして、今後、事業化をするときには、当然道路の安全ももちろんですが、公園を有効に、かつ安全に使えるように計画を進めていきたいというふうに考えているところでございます。


◯総務部危機管理担当部長(大倉 誠君)  感震ブレーカーの件で御質問いただきました。住宅用火災警報器を寄附していただいた事業者さんのほうで、感震ブレーカーに関するものを製造・販売している方は、ちょっと私のほうでは把握をしていませんけれども、ただ、金額的にもおもりタイプのやつは確かに安いですけれども、先ほど申し上げたとおり、やはり誤作動のリスクがあるということを考えた場合に、もしどこかでそんなお話があったとしても、ちょっとそれを市として無償なり、あるいは安価で市民の皆さんに提供するというのは、ちょっと私は慎重にしたほうがいいかなと、このように考えております。


◯健康推進課長(齋藤浩司君)  先ほどの答弁にちょっと補足をさせていただきます。子育て世代包括支援センター機能の件で補足させていただきます。今回の私どもの施設の移転と子ども発達支援センターが元気創造プラザに入りまして、国の要求しております子育て世代包括支援センターの設置要件に、機能的に各施設が担うということで機能が全部整いますので、平成29年度からしっかりそのセンター機能を、市としては発揮できるというふうに認識しております。
 以上です。


◯委員(谷口敏也君)  ありがとうございます。ということで、センター機能ですけど、センターとしての国の認める機能がそろったということの理解でよろしいんでしょうか。ありがとうございます。
 補助金についても、しっかりとセンターを設置するのにもらえる補助金もしっかりともらえたということでよろしいんですね。ありがとうございます。
 骨髄ドナーのほうは、平成27年度の670人はわかりましたけれども、この制度、今年度4月1日から始めた以降の人数というのは把握されていますでしょうか。お伺いしたいと思います。
 それと、実際2名の方々がこれを利用されているというのは非常にうれしいことなんですけど、実際患者さんが結構多いにもかかわらず、なかなか登録者数がふえていかないという現状がある中で、より効果のある広報等をしていただきたいと考えておりますが、その辺、どう市としてお考えなのか、お伺いしたいと思います。
 それと、環境センターの件で、建物等の安全性っていうような御答弁がありましたけど、再利用するに関しても、基本的には建物とかを全部取り壊しですよね。土壌の入れかえとかをしていくんではないかなと思うんですけど、売却するにしても、再利用するにしても。その辺までもまだ決まっていないということなんでしょうか。お伺いしたいと思います。
 あと、鳥獣被害の件なんですけど、講師派遣、農地に行って被害防止のための取り組みとかを講習するというお話でしたけど、農業委員会でも議論になりましたけど、捕まえることはしないで、駆除はしないで、あくまで被害に遭わないような取り組みをしていくというような根本的なお考えなのかどうかをお伺いしたいと思います。
 以上です。お願いします。


◯副市長(内田 治君)  ただいまの環境センターの御質問についてなんですけれども、おっしゃっていただいたように、解体を仮にですよ、するとしても、例えばどの範囲をとか、どういう手順でとかって、当然そういうことが出てきますし、一例を挙げれば、例えばどの深さまでどうするんだみたいなこともあります。それから、もちろん解体をしないであの空間を生かすというような可能性というのはどうなんだろうかというような議論も含めて、いろんなことをまだまだこれから考えていかなきゃいけないと思っていますので、それらも含めて、今後しっかりと議論していきたいと思います。


◯健康推進課長(齋藤浩司君)  ドナーの支援制度につきましてお答えいたします。今年度入ってから、ドナー登録数の確認は、申しわけございません、現在できておりません。また折を見て確認したいと思います。それから、今後の広報につきましてですけれども、まず1点は、一応市役所、または駅のほうで行いました献血の際に、市のこの制度のチラシを社会福祉協議会を通じて配布等の広報をしております。それからまた、骨髄バンクのほうにも私どもの事業の説明を行っておりますので、三鷹の市民がバンクのほうに御相談に行った場合には、助成制度をきちんと御説明いただいているというふうに理解をしております。あと、事業自体につきまして、今回個人の申請はあったんですが、事業者からの申請がないので、そちらのほうへのPRも今後努めてまいりたいと思っております。
 私からは以上です。


◯都市農業担当課長(塚本 亮君)  獣害防止につきまして、駆除をしないのかというような御質問がございました。最終的には駆除ということも考えなければいけないかもしれませんが、まず三鷹では今回初めての取り組みということでして、獣害を及ぼす動物の生態や特徴を知るということがまず第一。続きまして、防止をすることから始めるということで行っています。今回の取り組みを通じまして、今後そういう駆除等の取り組みが必要かどうかの検討も含めまして、この1年間の取り組みを経験をして、今後に生かしていきたいと考えております。


◯委員(谷口敏也君)  ありがとうございます。骨髄ドナーの件なんですけど、私も初めて経験してわかったんですけど、実際に提供することになったら、最低でも4日から1週間休むんですよ。その前に武蔵野日赤に行って血液の検査をして、本当に大丈夫かどうかというのを調べてもらって、それも2回ぐらい行って、面接の中で大丈夫ですか、大丈夫ですかというのを聞かれて、あと日程とか調整して最終的に選ばれるんですけど、それまでの期間が長いものですから、だんだん不安になってくるんですよね。そういった気持ちもあるんで、実際この内容を説明するに当たっても、広報するに当たっても、ドナーになる方の気持ちを考えて、ちょっと工夫していただきたいなと思います。できれば2名の方々にいろいろ聞き取り調査とかも行っていただければなと思いますので、引き続きよろしくお願いします。ありがとうございました。


◯委員長(加藤浩司君)  以上で民進党の質疑を一旦終了します。
 この際、しばらく休憩をいたします。再開は10時55分です。よろしくお願いします。
                  午前10時36分 休憩



                  午前10時53分 再開
◯委員長(加藤浩司君)  委員会を再開いたします。
 日本共産党。


◯委員(森  徹君)  消防費について質問させていただきます。一次避難地の機能を有する都市公園、これは国土交通省の防災公園の計画・設計に関するガイドラインというのが平成11年7月、阪神・淡路のときにつくられて、その後平成26年に近年の自然災害にかかわる新たな知見ということを含めて改訂がされているようです。その中で、一次避難地の機能を有する都市公園、これは配置基準がおおむね500メートル圏域に1カ所、これがふさわしいということなんでしょうか。そして、配置の指針の中では、学校等の公共施設、地域幹線道路等へのアクセスが容易であること、しっかりと担保されていると。それから、おおむね面積的には1ヘクタール以上が好ましいというふうになっております。それで、三鷹の今度中央防災公園という名称でしょうかね、位置的には三鷹市というのは非常に──武蔵野みたいにきれいにまとまってませんから、そういう中でいろいろどこが真ん中かということも言えるんですけども、東西でいうと中央で、南に位置していると。そこが中央防災公園と。私どもは、この防災公園に関しては、今までやはり防災上、防災公園という点では、地下に体育館施設をセットしたために、防災公園としては機能的に必ずしも十分ではないんじゃないかと。そして、この4月から具体的にオープンするわけですけれども、市民の皆さん方、健康の面では非常にこの施設を利用されるというふうに思います。これはこれでもうオープンするわけですから、しっかりと市民の皆さん方に利用していただきたいというふうに考えているわけです。
 ただ、実際にこの建設の途中に私ども議会も視察させていただきましたけれども、防災公園の中で、地下にスポーツ施設があるのは──URの職員の方に聞いたんですけれども、三鷹市さんだけですと。現に私どもも、宝塚の防災公園を視察しました。これもURがつくった施設ですけれども、広いグラウンドがあって、そして建物があって、そこは一時避難場所になるんでしょうか。横には川の名前わかりませんけれども、かなり広い川があって、河川敷もあると。そういう広さという点では、防災公園としてふさわしい。北区にある西が丘ですか、府中に越してきた外語大の跡地、ここを私ども会派でも視察しましたけれども、やはりかなり広いフラットな、そういう面が広い。だから、防災公園機能というのは、本来そういうことなんだろうなというふうに理解しております。そういう中でも、現に三鷹市は、盛り土でフラットな部分が非常に少ない、そういう全国の防災公園の中では、唯一地下に体育館施設があるとURの方が言いましたから、そういうことなんだろうということを考えると、やはり市内の中にも可能な限り、この国土交通省の指摘している、おおむね500メートル圏域に1カ所という防災一時避難場所というのは非常に大切だなと。特に中央防災公園の位置からしても、そこに避難できる人は、周辺の人に限られるというふうに考えて、今回質問をするわけです。
 それで、実はやはり井口特設グラウンドのことなんですね。これ、一時避難場所に今なっております。この井口特設グラウンドが、これは私どもも一般質問等でいろいろ質問し、市長の答弁もいただいていますから、そのことは十分認識した上でなんですが、あくまでもこの都市公園という、先ほどの国土交通省の位置づけ、必要性、ここから井口の特設グラウンドがどうなのかという点で、防災上から質問をしますし、そういう点でお答えいただきたいと思います。
 ここには学校等の公共施設や地域幹線道路へのアクセスが容易であることというふうに、国のガイドライン、これには書かれていますが、ちょうど西にある井口小学校、しっかりと計測したわけじゃないんですけれども、大体直線で500メートルぐらいかなと。それから、東にある第七小学校、ここは500メートルよりもかなり短い、約500メートルというんでしょうか。それから、調布保谷線(3・2・6号線)もかなり、まだここは4車線全面的な開通になっていませんけれども、こういう幹線道路が目の前にあるという点では、非常に状況としてはふさわしい都市公園で、確保するというのに非常にふさわしいところだという点で、この都市公園配置基準を満たしているというふうに、私はこの国土交通省の指針から見ても、この場所というのは大切だなというふうに思うんですけれども、防災上の視点から、どう見たらいいんでしょうか。この点に対しての御答弁をお願いしたいと思います。


◯総務部危機管理担当部長(大倉 誠君)  一時避難場所、これは実は災害対策基本法が改正された中で、その災害の種別ごとに指定をしなきゃいけないというふうに変わりましてね、防災基本計画が平成27年にその旨の変更がありまして、今防災計画の改定をそれに合わせて行っているところなんですけれども、まず私どもとしては、火災から市民の皆さんの生命を守る、三鷹の場合には津波というのは関係ありませんから、火災から市民の皆さんの生命を守る。そういった意味では、確かにオープンスペースというのは、あるいは不燃化された耐震性の高い高層住宅の間の空間、こういったものがそれに見合うものだなというふうには思っております。ただ、全体的に市のほうがさまざまな防災施策をやっていく中で、やはりオープンスペースというのは、減少の傾向にあります。その反面、耐震化された高層マンションが建ち、その間に空間があり、火災から身を守ることができるスペースというのも、また別な意味でできていることもあります。そういった市内の全体のことを考えたときに、もちろんオープンスペースの利用というのを推進することに越したことはありませんが、全体的な計画の中では、一定程度増減があるというのは、これはやむを得ない。その中で、畑も含めて避難できる場所の確保を進めていく、これが必要かなというふうに思っております。


◯委員(森  徹君)  それでは、ちょっと角度を変えてといいましょうか、あくまでも防災上の視点ということを最初に言いまして、国土交通省のこのガイドライン、これに基づく一時避難地の機能を有する都市公園、この位置づけの中で、これにふさわしい、この中で非常に配置基準や、それから具体的な指針ですか、この中に非常にマッチングしている、そういうふうに理解するんですけれども、そういう点ではいかがでしょうか。国のガイドライン、指針という点では1ヘクタール以上だと。それから、幹線道路に面している。それから、公共施設との関係も近くにあるという点で、国の基準から見て、この場所はどうなんだろうか。この点でお答えいただけないでしょうか。


◯総務部危機管理担当部長(大倉 誠君)  国の基準だけで評価をすれば、確かに委員さんおっしゃるとおりかもしれません。ただ、今も申しましたとおり、私どもとしては、全体を見渡す中で、実際の避難できる場所というのを設置をしてきておりますので、国の基準で、例えばベストのところであるから、それが必ず一時避難場所になり得るかというのは、これはちょっと別問題でありますので、ベターなところも含めて、一時避難場所というのは確保していくべきだと、このように考えております。


◯委員(森  徹君)  部長さんの立場として、答弁はここがいっぱいかなというふうに思います。ただ、今おっしゃられたように、国の基準としてというふうにおっしゃいましたし、現在も一時避難場所になっているという点から、ここが現状は三鷹市としてふさわしいんだというふうに位置づけられているというふうに理解いたします。そういう点で、この件についての答弁は結構です。やはりこういう場所は、特に都市化が進む、また農地が少なくなっていくという三鷹という状況の中では、この場所は非常に必要なスペースであるというふうに考えます。ぜひ、一旦これを失ったらもとに戻せないということも、防災上の点からも、三鷹のまちづくりという、そういう上からも、三鷹市は我々議員も、それから市長も、ずっと未来永劫ここで活動できるわけじゃありませんから、やはり三鷹のこれからの市民にとってどういうまちづくりが必要なのか、このスペースを残すべきかどうなのかということをしっかりと一緒に考えていかなければならないというふうに考えます。
 それで、やはり実際、ここを売却する、4月1日オープンということで。大沢グラウンドの改修があって、これが5年間ですか、先延ばしされているということで、私ども市民の皆さん方とともに、この5年間しっかりと考えていくと。三鷹市にも、物を申すと。市民との協働ということを言われていますから、しっかりと市民の声を吸い上げていただきたいという運動を進めていきたいと思います。
 それで、やはりここを売るということは、昨日の社会教育会館の跡地のことでも、今までの議会答弁での井口グラウンドの方向性からいっても、やはりこれは現在の4月1日からオープンする総合スポーツセンター、これにかなりのお金がかかった。その財源確保ということは、これは否めないわけですよね。そういう点で、災害時の市民の命を守るという視点で、市政運営をしっかりと進めていただきたいと思うんですけれども、市長の御答弁をお願いしたいと思います。


◯市長(清原慶子さん)  消防費の中でお答えする範囲になりますと、今、どのようにお答えすべきか。消防費の範囲ですよね。ですから、基本的な防災に関する取り組みについてお話をいたします。三鷹市としては、何よりも災害に強いまちづくりのためには、公共施設についても、耐震化を高めていくということが極めて重要と考えております。それとともに、御指摘のように、有効な空間地というのは一時避難場所として確保していく責務があるというふうに考えておりますので、そのようなことについては、限られた財源の中、少しでも未来に向けて市民の皆様の安全安心感を保つために取り組んでいくわけでございます。
 今の御質問で答えられるのは、消防費ですと、このような基本的な考え方をお答えするということと、平成29年度は、地域の皆様と御一緒に、この間協働でさまざまな防災訓練というのをさせていただいてきました。井口地区においても、ありがたいことに、井口協和会の皆様が防災マップをつくられたり、地域独自の町会による防災訓練も、コミュニティエリア以外にも取り組んでいただいていたり、東野会では、例えば簡易型の消火栓からすぐ使えるスタンドパイプの実践をしていただいたりしておりますので、そうした協働については、引き続き市民の皆様の自分たちのまちは自分たちで守るという思いと、市の公の責任をどのように果たしていくかということをしっかりと確認をしながら、平成29年度も進めていきたいと考えております。


◯委員(森  徹君)  やはり井口特設グラウンドが一時避難場所のそういう対象になっているということから、ぜひそれを残してほしいという立場からの質問でした。
 次に、市民の自助と地域の共助の強化という、施政方針で126ページ、引き続き消防費についてですが、やはり住んでいる地域で日ごろから防災訓練が、身近なところでの防災訓練が必要だという認識を持っています。また、住民協議会主催の防災訓練、ここはここで参加して、貴重ないろいろな経験、教訓、学ぶ面は非常に大きいです。しかし、私もここずっと防災訓練には、市から貸与された防災服を着て、ヘルメットを被って町会から一緒に参加しています。しかし、高齢化の中でなかなか年々参加が少なくなってきているというのが現実なんですね。これは私の住んでいる町会だけのことなのかどうなのかということはあるんですけれども、実際に7つの住協単位でこういう総合的な防災訓練をやっておりますけれども、三鷹全体の参加の町会の状況だとか、それから、参加者の現状だとか、この辺はどんなふうに掌握されているんでしょうか。この点をお聞きしたいと思います。


◯総務部危機管理担当部長(大倉 誠君)  単純に総合防災訓練の参加者ということになると、これは天候なんかの要件もありますので、一概に言えない部分はあるのですけれども、総じて言えば、高齢者の方の参加という今、話でしたけれども、総体で言えば、どちらかというと年齢層が若い方──いわゆるお子さんを持った保護者の方とか、若い方の参加はふえている傾向にあります。それはある意味、高齢者の方の参加というよりも、そういった方が参加することによって、いわゆる要配慮者への共助の力とか、そういったものも身につくので、非常にそういう意味では歓迎すべきことだというふうに思っています。また、そこを補完するといいますか、おっしゃるとおり高齢者の方はなかなか決められた会場まで足を運ぶのも大変ですので、そこは3・11以降我々が進めている防災出前講座とか、あるいは実働的なことで言えばミニ防災訓練とか、質問委員さんの地区でもやっていただきましたけれども、そういったところで、地元でできるような形での訓練も数多く実施しておりますので、そういったところで補完できている、このように感じているところです。


◯委員(森  徹君)  若い人が参加しているというのは非常に好ましいというか、すばらしいことで、私どものほうもそういう努力をしたいと思いますけれども、平日やられるとなかなか困難。土曜、日曜ということも必要かなというふうに思います。
 それで、今部長のほうからも、実は防災課の協力ももらったんですが、地域での身近なところで防災訓練してほしいと。市の住民協議会ごとに、今まで参加した人がもうできなくなったと。しかし、災害訓練、防災訓練は非常に大切だから、身近なところでしてほしいというところから、この三、四年そういうことをやってきて、私も一般質問でさせていただきましたけれども、初めてスタンドパイプというのも、私もそこで初めて知ったし、実際に操作もさせてもらって、町会の方も、これはぜひ配備が欲しいと。それから、その後町会の配置図の中に、いわゆる水のある場所ですか、マンホールの。その場所も新たにここにありますよということを地図に書き込むような、そういう努力もしてきています。
 昨年は、市の防災課の協力ももらいましたし、それから、三鷹市消防署の下連雀出張所、この方とも非常に協力関係ができて、「東京防災」という本、あれもらいましたけれども、実際には活用されていないんですね。市の防災課がそれをコピーしてくれて、私ども町会としては、ぜひ探して持ってきてくれということで、「東京防災」をもとに現場で学習もさせてもらったし、トイレの組み立てもやりました。ということで進めてきているわけですけれども、やはり身近な、ミニとおっしゃいましたけれども、本当に具体的に避難するというのは、わざわざ住協のところまで行くわけじゃないですから、身近なところで日ごろからやるということが改めて大切だなと思うんですけれども、今の既に部長の答弁にあったようなんですけれども、この点改めて、その点についての防災課の考え方、市の考え方をお聞かせいただきたいと思います。


◯総務部危機管理担当部長(大倉 誠君)  3・11以降、私どもも市民の皆さんの自助と共助の力をつけようということで、これを改定した防災計画でも最大の目標として取り組んできました。そして、現在も取り組んでいます。やはりここはもちろん総合防災訓練という比較的規模の大きな訓練で、一定のそういったときしかできないような防災の意識啓発というのも必要ですけれども、実際に市民の皆さんが自助・共助をしていくためには、やはり市民の皆さんの生活に根差した、自分たちの地域の中でできることをやっていく、そういったことを啓発していく、これがやっぱり一番具体的な行動に移しやすいというふうには確信しておりますので、今後もそのようなことを念頭に置いて進めていきたいと思っております。


◯委員(森  徹君)  先ほど最初の質問で、住民協議会ごとの防災訓練、若い人が参加してきているという御答弁がありました。私の地元では、逆に高齢化で大変だという認識があったものですから、その辺の見直しをしてほしいという地元の声もあったものですから、しかし、全体的なそういう変化も生まれているということで、理解しました。
 それから、災害時の在宅支援施設の拡充という、施政方針の127ページで、あけぼのふれあい公園、炊き出し用設備や組み立てトイレ等と書いてあるんですが、これについて、どんなようなものなのか。
 それから、私ども近くにグループホームがありまして、そこと町会とが協定を結んで、災害時には町会の人間が、いる人は、お年寄りの避難を助けると同時に、駐車場で災害訓練も行うという協定で、現実にその場所で初期消火の訓練もやっておりますし、下連雀出張所からクレーン車も来てもらって、そこでの避難ということもいろいろ努力してやっております。今回のこの炊き出し用設備、組み立てトイレという点ですけれども、この辺どんなものかということと、グループホーム、こういう身近なところと具体的な協定といいますか、話し合いを持って、そういう場所でもこういうことができるのかどうなのか、またそういうことを努力していただけるのかということを、あわせてお聞きします。


◯総務部危機管理担当部長(大倉 誠君)  災害時の在宅生活支援施設ということですけれども、これ、大きく2つ目的がありまして、最大の目的は、発災後に在宅避難──要するにライフラインがとまっても、家が無事で周辺も無事であれば、自宅で生活を送るのが一番精神的にも肉体的にもいいですよ、皆さんに3日分の食料とかの備蓄をお願いしていますけれども、ただ、ライフラインの停止なんかが長期化したときに、そういったものが尽きたときに、この施設で炊き出しをして、あるいは仮設トイレを使っていただいて、そこで食事をしたり、トイレをしたりして在宅の生活を支援しましょう、これが1番目の目的なんですが、もう一つの目的として、そういった拠点整備をしていく中で、この整備したところがその地域の皆さんの防災の拠点として皆さんが考えていただき、そこで事前の防災訓練であるとか、集まってさまざまな集いをする、そういった場として位置づけて活動している地域もたくさんあります。そういった2つの目的で、この整備をしております。グループホームのお話ありましたが、グループホームに直接的にというよりも、そういった方もこの拠点でのこれからのさまざまな防災の取り組み、整備後は行っていくことになると思いますので、そういったものに一緒に参加をしてもらって、地域の防災力を高めていってもらえれば、このように考えております。


◯委員(森  徹君)  この炊き出し用設備というのは、具体的に何世帯というか、どのぐらいの人数が対応できるような設備なんですか。ちょっとこれがイメージが湧かないものですから、もう少し見える形で御答弁いただければと思います。


◯総務部危機管理担当部長(大倉 誠君)  大きな炊き出し釜のセットをまず入れていくことになるんですね。実際に釜そのものが38リットルというかなり大規模なものですので、つくるものにもよりますけれども、四、五十人分のものは一気に炊き出しができる、このようなものを配備をする予定でいるところでございます。


◯委員(森  徹君)  現在、防災倉庫いっぱいなんですけれども、この大きさというのはどのぐらいの大きさなんでしょうかね。現在、それを新たに入れる場所が、当然大きさによっては必要かなと思うんですけれども、この辺どう考えているんでしょうか。


◯総務部危機管理担当部長(大倉 誠君)  今入っているあけぼのふれあい公園の中のものは、ブルーシートであるとか毛布であるとか、そういったものが一番かさのあるものとしては多うございます。このあたりを近隣の小学校の倉庫のほうに少しゆとりがあるので、そちらのほうに少し移動しまして、この今回購入するものを収納できるスペースをつくりたい、このように思っております。


◯委員(森  徹君)  なかなか難しいところですね。そういう毛布やシートも欲しいというようなことで、ちょっとその部分がなくなる、遠くになるという点で、ちょっとこの辺も今後御相談をさせていただければというふうに思います。
 それで、あとスタンドパイプ、これは町会の参加した人は、またぜひそれを訓練したいと。と同時に、配備もお願いしたいという声は、実際に訓練しただけに、そういう声が強いんですね。これの配備状況、来年度予算との関係ではどんなふうになっているのか、これをお聞きしたいと思います。


◯総務部危機管理担当部長(大倉 誠君)  スタンドパイプについては、確かに質問委員さんも使っていただいて実感されたように、非常に初期消火には有効な器具なんですね。ただこれ、水道局との関係があるんですけれども、今現在水道局がスタンドパイプの配備というのを認めているのは、防災拠点である避難所の周辺とか、一部のところに限定されているんですね。これはなぜそういう話になっているかというと、たとえ訓練とはいえ、東京都のほうでそれを使うことによって濁水──濁り水が出る可能性があるということを非常に気にしています。市町村のほうでは、いや、そういったことはスタンドパイプで自然の圧を利用して出す分には起こり得ないんじゃないかということを盛んに申し伝えているのですが、現状としてはそういった危険性もあるので、いわゆる避難所である防災拠点の近くについては、東京都がそういったことがないところということで、指定をしているんですね、実際に使う場所については。そんなこともあるので、個々にやるときは、臨時的に1回ごとに許可をとって訓練をやるというような実態も現状としてはありますので、ちょっといろいろな制約があるということは事実です。
 確かに1つの配管のところに、消火栓ごとに何本もスタンドパイプをつけて放水すると、確かに圧力が変わったり、濁水が起こるということはあり得るので、ちょっと東京都と相談をしながらですけれども、ただ、市としては有効な手段なので、可能な限り拡充をしていきたい、このようには思っております。


◯委員(森  徹君)  消防署のほうも、非常にこれを推薦しておりました。ぜひこれをしっかりと操作できるように訓練してくださいということで、そういう点では、来年度予算の中では、これ、どのぐらいの予算が組まれているんでしょうか。


◯総務部危機管理担当部長(大倉 誠君)  今申し上げたような水道局との調整の関係もありますので、来年度については、拡充の予算は組んでございません。


◯委員(森  徹君)  実際に水道局、訓練との関係でそういう問題は出るんでしょうけれども、実際に火事というときにはそんなことを言っていられないので、それは配備しなくちゃいけないから、むしろ水道局と調整の段階じゃなくて、市の判断としてしっかりと予算化すべきだというふうに考えます。これは要望として述べておきたいと思います。
 私のほう、最後にちょっと土木費で、施政方針の112ページなんですが、井口三丁目東西道路の整備です。これは井口小の通学路、これは私も大分前から、やはり井口小が開校したときから、特にかえで通りの東側、井口の一丁目のお子さんが、連雀通りか山中通りを回らなきゃいけない。信号を渡って、目の前に学校が見えても回らないとということで、なかなかこれは時間がかかっていたと。その背景についてもお聞きしております。ですから、これがどうのということじゃなくて、歓迎なんですが、具体的に一日も早くということで、この点簡単にお聞きしたいんですが、ようやくというか、地域のお子さん、お母さん念願のといいましょうか、これは予算がついて決まって、具体的な工事に入っていただくんでしょうけれども、完成予定だけ、供用開始いつなのかということをお聞かせください。


◯道路交通課長(川鍋章人君)  まず、企業工事がどうしても入ってくるものですから、5月から7月ぐらいの間で企業工事を行いまして、その後、都費の交付決定を待って契約をする予定でございますので、供用開始については9月ぐらいになろうかと考えてございます。
 以上でございます。


◯委員(森  徹君)  わかりました。夏休み明けということで、わかりました。ぜひよろしくお願いしたいと思います。ありがとうございました。


◯委員(栗原健治君)  よろしくお願いいたします。初めに、予算書の277ページ、木造住宅耐震助成事業費についてお伺いします。首都直下型の大震災の確率が30年で70%の確率と警鐘されている中で、今回の予算ですけれども、耐震診断が28件で、耐震改修は11件としています。三鷹市として、個人住宅の耐震化を進めていく上で、この目標は少ないのではないか。個人住宅の耐震化率を91%と推計されていると伺いました。平成32年度には95%達成目標を掲げていると思います。これを実現できる見込みでの件数なのか、お考えをお伺いしたいと思います。
 あわせて予算書の281ページで、地域防災意識啓発事業費に関連して、総合防災訓練などの中で、先ほどの委員からも、感震ブレーカーの取り組み、助成できないか、普及できないかという質疑がありました。家具の転倒防止にもこの間取り組んできていると思いますし、住宅用火災警報器の取り組みも進めてきたと思います。これをどのようにして普及していくのか、また市民的な議論の中で進めていくのかというところが課題だと思います。家具の転倒防止や住宅用火災警報器の普及状況、また感震ブレーカーなどを議論した上での普及の取り組みについてお伺いしたいと思います。
 施政方針の126ページで、予算概要なんですけれども、三鷹消防署建てかえ用地の整備で、これは本署の建てかえのための予算ですけれども、三鷹市は分署が3カ所──牟礼、下連、大沢と配置されています。この建てかえも課題となっています。実際に用地の件で、この支援ということで取り組みを進めることが必要だと思いますけれども、どのように三鷹市として協力して進めるのか、確認しておきたいというふうに思います。
 あと1点先に、施政方針の124ページで、空家等の管理不適切な建築物に関する適正管理の推進ということで、特定空家等認定基準を策定するということが盛り込まれて、対策計画の策定を検討を進めるということですけれども、実効ある対策をできるようにしていくことが課題だと思います。どのようにそこに誘導していくのか、実際に特定空き家、危険な建物のときに対応できるようにしていく手だてをどのように考えているのか、研究しているのか、お伺いしたいと思います。
 またその上で、今後空き家をどのように地域の問題、さまざまな市民の要求、課題の解決の財産、資産として使っていくのかという点が課題だと思います。活用していくための方針をどのように盛り込んでいくのか、お伺いしたいと思います。よろしくお願いします。


◯都市計画課長(田中元次君)  個人住宅等の耐震化の目標について御質問をいただきました。三鷹市耐震改修促進計画では、平成32年度までに耐震化率95%以上というのを出しているところでございまして、当初平成23年度末時点で1万4,000戸あった未耐震化住宅については、平成27年度末時点では約7,900戸と推計されております。未耐震化住宅の割合は、平成23年度の約15.4%から6%以上が減少をして、約9%となっているところでございます。平成27年度末時点で三鷹市内の住宅戸数は約8万7,900戸で、東京都の耐震化率の推計方法に準じて算定いたしますと、このうち約8万戸、91%の住宅が必要な耐震性を満たしているというふうに考えてございます。基本的には建てかえ等も含めまして、耐震化が進んでいるものというふうに考えているところでございますけれども、当然ながら市といたしましても、昭和56年以前の旧耐震基準で建てられたものにつきましては、これからも市民の皆様に御活用いただけるように、PR等を図ってまいりたいというふうに考えております。
 また、空き家についての御質問もいただきました。特定空き家の対策を来年度以降いろいろと実行してまいりますけれども、どのように実際の空き家対策をしていくのかというところでございますが、まずはやはり所有者みずからに御対応いただくというところが大きなところになろうかとは思います。この件について、特措法も施行されたということもありますので、来年度特定空き家の認定基準をつくったりとかいうようなこと──実際にどういうものが特定空き家になるのかというような基準をつくりまして、これをツールにいたしまして、空き家の所有者に対して適正な管理を図っていただくように、具体的には進めていきたいというふうに考えております。
 空き家のこれからの活用についてでございますけれども、こういったものにつきましては、平成24年度の調査によりますと、約8割弱の方がみずから使っていきたいですとか、貸し出すというようなことは考えていないというようなアンケート結果もございますので、そういったことを踏まえた上で、来年度も引き続き庁内のプロジェクトチーム等でも、そういった空き家の活用については検討を進めてまいりたいというふうに考えています。


◯総務部危機管理担当部長(大倉 誠君)  感震ブレーカーの件でお答えをいたします。昨年の総合防災訓練でも、東京電力さん、あるいは協定を結んでいます電設防災協会さんと連携をして、この感震ブレーカーのPRなんかを行ってきましたけれども、ただ我々、出前講座とかをやっている中で、やはり感震ブレーカーとセットで、やはり通電火災というものの怖さといいますか、過去の震災での発生率の高さ、こういったものも含めて市民の皆さんに啓発していく必要があるというふうに考えております。先ほどもうちょっと答弁いたしましたが、確実に通電火災が防げるとされる分電盤型タイプについては、一定程度の金額も必要でありますので、皆さん何か家の改修とかそういった折には、あるいは新築の折には、そういったものをということをお勧めしておりますけれども、今後もそういったことを視点に、通電火災とセットで啓発をしていきたい、このように考えております。


◯副市長(津端 修君)  三鷹消防署の分署等を含め施設整備の件でございます。ようやっと本署の建築工事が着手するわけでございますけれども、さらに下連雀と牟礼の出張所につきまして要望をいただいているところでございます。頭が痛いのは下連雀地区なんですよね。なかなか適地がなくて、皆さんからも情報があれば、ぜひお願いしたいというふうに考えているところですが、牟礼につきましては、私、一定のめどをつけています。ところが、今お話ししましたように、三鷹署内で本庁がここ二、三年工事費がかかるということで、三鷹署に一気に2カ所というのはなかなか難しいようなというふうに聞いてもございますので、一定の本署のめどがつきましたら、牟礼のほうを着手したいということで、地主とも一定の了解を得てめどはついていますけれども、そんな状況で今。下連雀は、なかなか、非常に難しいというところでございます。よろしくお願いします。


◯委員(栗原健治君)  それでは、消防署の建てかえで、本署の建てかえでは、位置が近いですけど動く中で、消防署は日常24時間出動するので、地域の人たちへの説明ってすごく大切だと。この間も丁寧にされてきていると思いますけれども、実際にしっかりと理解をしていただく。今後の市民生活に対しての影響を与えないように、また周知のお願いというのは、そこ重要だと思いますので、消防署のほうもされているということで伺っていますけれども、ぜひ丁寧な、市も協力しての対応をしていただきたいと思います。消防署は、本当に災害時には重要な役割を果たしますし、これが倒壊しては困るので、やはり優先度は高いものだと思います。東京都との連携で取り組むものですけれども、市として、市庁舎の建てかえもありますけれども、この消防署の分署の建てかえについてもしっかりと取り組む、おくれることなく進めていくように行っていただきたいと思います。
 空き家なんですけれども、この危険な、所在者がわからない、なかなか対応されにくいというときに、どういうふうにそれを進めていくのかという実効ある対策を進めていくということが、先行的に空き家対策の条例をつくっているところでは取り組まれています。解体費などを助成することによって、積極的に監視をしていくということで、それが効果を上げているということも伺いました。特定空き家の中で、環境問題で安全性の問題が一番初めにくる課題として取り組まれている例が多々ありますので、その点でも実効ある対策に誘導していく施策を検討していくことを求めたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。
 また、資源として活用していくための取り組みというのは、一番取り組みの中で重要だと思います。8割弱は自分で利用したいということですけれども、活用をしても構わないという方もいらっしゃるということでは、そこをどういうふうに結びつけて、ニーズと地域の課題とを結びつけていくのかというのは、行政が果たす役割として、信頼度からいっても重要かと思います。この点で、ぜひ活用のための計画を、中に明確に進めていくことが必要だと思いますけれども、その考え方はないのか、伺いたいと思います。
 耐震化の問題なんですけれども、耐震化率は上がってきているのはわかります。また、建てかえなどで耐震化率が上がってきている部分が大きいというふうに思います。ただ実際に、この目標をもっと積極的に進めていくことが重要だと思います。まず初めに命を守るという点で、個人住宅の耐震化は重要で、この制度を使っている対象の方というのは、やはり長年地域に住み続けてきた方で、高齢になっている方が大勢いらっしゃると思います。経済的な余裕はないという中で、二の足を踏んでいることもあります。同時に、高齢化が進む中で、バリアフリー化など、改修をする方も実際にいます。こういう機をしっかりと捉えて、耐震化にも結びつけていくことが重要だと思います。バリアフリーの改築やリフォームなどの制度とあわせて誘導していくことが必要かと思いますけれども、そういう取り組みはされないのか。実際に目標が、置けばというわけではないんですけれども、実績からすると、なかなか難しい。今度の件数が、診断ではかなり多く見込んでいると思いますけれども、改修事業でいうと11件ということで、その深刻度というのをどういうふうに認識しているのか。やはりもっと取り組む、倍ぐらいにして、多く呼び込むことを積極的に進めていくことが必要だと思いますけれども、いかがでしょうか。よろしくお願いします。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  私から、空き家の取り組みについてお答えいたします。庁内で今、プロジェクトチームを立ち上げまして、今年度も引き続いて都市整備部中心に空き家の検討をしております。まず、空き家等の適切な管理が大切だというのを、プロジェクトチームの中でも確認しています。所有者に対して、特定空き家にならないための適切な啓発活動、そういったことを議論しております。まず、啓発用のパンフレットを作成して、そういったものを所有者に送りながら、所有者の管理を促すことが1つ。それともう一つ、平成29年度に三鷹市の地域特性を踏まえた特定空き家の認定基準を作成していくために協議会を設置していきたいというふうに考えています。そうした取り組みの中で、きめ細かな空き家等の実態調査も行いまして、空き家の発生要因、そういったものを分析することが大切だと。それで対策を立てていく。それがすごく大切だと考えていまして、空き家等のデータベース化も進めていきたいというふうに考えています。そういったことが整った後に、空き家等の対策のものとあわせて、空家等対策計画といって、利活用等もその中でいろいろな活用方法の検討も、計画書の中でしていきたいと考えていますので、まず活用する前にそういったステップを踏みながら、しっかり取り組んでいきたいというふうに考えているところでございます。


◯都市計画課長(田中元次君)  個人住宅の耐震化について再質問をいただきました。今年度は4月に入りまして熊本地震の影響で、若干そういう意味では件数もふえてきてございます。ただ、改修の実績については、平成27年度と比較して、今のところ1件の増加にとどまっているところですけれども、これはまだ今年度に診断をやった方もまだ検討をされているのかなというところもございますし、そういったところもPRをしてまいりたいと思います。今後、PRにつきましては、さらに例えばバスの中づり広告でそういったものを御案内するとかいうようなことも含めて、さらなるPRについて検討をしてまいりたいというふうに考えてございます。また、リフォームの助成につきましては、確かに助成制度ございませんけれども、耐震改修を行う中で、そういったものも含めてできることもございますので、リフォームセンター等、いろいろとそういうところで市内の事業者さん等が相談にも乗って対応しておりますので、きめ細かいそういった対応の中で進めていきたいと考えているところでございます。


◯委員(栗原健治君)  個人住宅の耐震改修の助成ですけれども、命を守る立場での個人住宅の耐震化を、個人が進めていく上で後押ししていく制度として充実させていただきたいと思います。使い勝手の問題とか、またいろいろな組み合わせによって促進できるような形がとれるのであれば、ぜひそれを研究して取り組んでいくことを求めたいというふうに思います。先ほど感震ブレーカーのことがありましたけれども、住宅用火災警報器ですとか、家具の転倒防止というのは引き続き課題で、一定取り組んできたものなので、進んでいるとは思うんですけれども、今、改めてやっぱりしっかりと啓発して取り組みをすることが課題だというふうに思います。住宅用火災警報器の場合には、電池切れの問題もありますし、しっかりとそれが作動しているかどうかというのも検証していく必要もありますので、ぜひ防災訓練だとかそういう中でも啓発をしっかりと進めていただきたいというふうに思います。
 予算書の269ページですけれども、道路の整備ということで、都市計画道路は整備率の点で三鷹市として課題と位置づけて、考え方がありますけれども、必要な道路が安全になることが最も求められていると思います。人見街道ですとか、ここでいうと三鷹市役所の前の通り、特にバスの路線が敷かれているところでは安全対策が優先されるべきだというふうに思います。都市計画道路の整備ということで、必要のない、また地域からも反対のある道路の整備というのは見直すべきだというふうに思いますし、そういう声を聞くことが必要だと思います。市として、都市計画道路の整備について、優先的な施設整備という観点に立った市民の声を反映させていく姿勢を、どのようにこの年度とっていくのかお伺いしたいと思います。吉祥寺通りでも、狐久保から新川の交差点までかなり拡幅が進んでいるのに、一部まだ障害物が残っているところもあります。そういうところこそ優先して取り組むべきだと考えますが、御所見を伺いたいと思います。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  都市計画道路の件でございますけれども、第四次事業化計画、これを策定する中で、都市計画道路の必要性、三鷹市内の都市計画道路は全て必要だということが確認できておるわけでございますけれど、現在の都市計画道路、計画決定されてからかなりの年数着手できていない路線等もございます。優先整備路線で定めた路線のほかに、まだ未着手の路線が多数ございますので、この第四次事業化計画の中で、そういった路線にどうやって取り組むのかということが記載されております。残る都市計画道路、そういった路線に対しての施工主体ですね、そういったものを東京都と市の役割分担、そういったものをこれから明確にしていきながら、都市計画道路網の検討をしていく必要があるというふうに考えておりますので、特に今、概成幹線の路線、部分的に整備が必要な路線、そういったものは都市計画事業にとらわれず、早期に交通安全対策等はやっていきたいというふうには考えておりますが、引き続き都市計画道路の早期完成に向けて取り組んでまいります。


◯委員(栗原健治君)  都市計画道路の整備という点で、必要な道路もあると思います。第四次計画の中で、本当に必要なのかどうなのかという点で、市民の意見がさまざま寄せられています。実際、都市計画道路がもう半世紀ほど以前につくられたもので、住宅のところに引かれているところもあります。実際に、地域の声をしっかりと反映させていくことが、市として一番身近な政府としての役割だと思います。整備すべき道路が先にあるのですから、また要求の高いものがあるわけですから、その点で安全を優先にした地域の声を反映して、整備を進めていくことが重要だと思います。答弁を聞いていると、市民とのギャップがやはり多くあると思います。3・4・9号線ですとか3・4・8号線ですとか、三鷹の3・4・12号線──東八道路、外環から中原三丁目に通じる道ですけれども、道なきところに住宅をどかしてつくるような都市計画道路が多々あるので、整備をすればいいというものではありません。市民の声をしっかりと聞いた計画で進めることを求めたいというふうに思います。よろしくお願いします。


◯委員長(加藤浩司君)  以上で日本共産党の質疑を一旦終了します。
 この際、しばらく休憩をいたします。再開は午後1時です。よろしくお願いいたします。
                  午前11時54分 休憩



                  午後0時58分 再開
◯委員長(加藤浩司君)  委員会を再開いたします。
 いのちが大事。


◯委員(嶋崎英治君)  それでは、最初に質問項目を挙げさせていただきます。保健衛生費について、予算概要の99ページ、予算案の213ページですね。総合保健センター管理関係費です。4,038万1,000円、前年度が3,341万7,000円、696万4,000円増になっています。2015年の決算ベースでいきますと、302万3,000円増になっていると思います。中身を分析すると、清掃委託料がなくなっている。借地料100万8,000円がなくなっている。警備委託料は21万4,000円が417万5,000円にはね上がっています。このように、増減、廃止などがあります。また一方で、管理業務委託料996万5,000円、電力供給業務委託料602万1,000円となります。その内容について説明をしてください。
 次に、清掃費についてです。予算案の231ページになりますね。それから、環境センターの跡地利活用のことについて、予算概要101ページ、予算案231ページになります。先ほど午前中の質疑で、安全性を確認して、その後の活用方法について検討していくということがありました。私はまちづくり環境委員会傍聴していましてね、抜本的対策を立てると100億円はかかるということを聞いてびっくりしたわけですよ。当初の予算が20億円か何かだったと思いますから。どうしてそうなるのかなということの説明もありました。この時期、本当は急いでやらなきゃならないことなんだろうと思うんですけど、見送ってその間に検討するということ、私は正解だというふうに思っています。
 なぜそう思うかというと、あそこの煙突などにあるアスベストだとか土壌改良だとかというところを請け負える事業者というんでしょうかね、そういうスキルを持っている事業者が独占的じゃないかなというふうに思っているんですね。ですから、東京オリンピック──まあ、私は歓迎していませんけれども、後にいろんなことが落ちついたときに、新たな事業者の発見などが出てくれば、100億ということはね、節減できるのではないかなというふうな思いで、見送られたことについて、そして暫定的に被覆をしてやるということについては賛成です。
 もう一つ質問ですが、新川本町町会には、土壌環境基準を超過した区画など、資料が届けられたんですよね。そして、その後ですが、住民説明会を行うんでしょうかね。いつどこで行うのか。このことが、その後の利用や何かいろんなことを含めて、大変重要なことだと思いますので、その計画等をお聞かせいただければと思います。
 次に、可燃ごみ収集方法の変更について、これ、ちょうどなかなかページが指定できないんで、ごみ減量・資源化、環境保全、経費節減、市民との協働の観点から質問をさせていただきますけれども、汚れたプラスチックは可燃ごみとして一緒に燃やすことを第一義とはしていないと思うんです。その確認をしたいのと、そうすると市民の中には、それならプラスチックなら何でもかんでも燃やしてくれるんだと思いがちだと思うんです。市民に洗浄していただき、まずはリサイクル。Aランクにすれば、容器包装リサイクル法で費用はゼロ。燃やせば費用がかかるわけですよね。市民にとってもAクラスのプラって、きれいにしてあれば、無料で収集。燃やすごみは有料袋ですから、市民にとっても負担かかっちゃうわけですよね。その両方の観点からも、プラスチックについては洗浄して云々ということでね、そうした効果が幾つもあるんだということで、市民に周知して廃プラスチックを燃やす量を減らしていくというふうにしたほうがいいと思うんですけれども、いかがでしょうか。
 そして次に、市民への理解、周知の方法ですが、ごみ分別収集、可燃化について、出前講座を市内全域で行う。住民協議会、町会・自治会だけではなくて、ごみ問題に取り組んでいる環境団体やグループなどに、市側から積極的に働きかける絶好のチャンスじゃないかなと思うんですけれども、そういうことをやっていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。
 次に、労働費です。三鷹市の勤労者福祉センター、ここの決算書では、500万円減になっています。これは何なんでしょうかということと、同時に、今度の予算で運営費補助金1,381万3,000円、前年度予算が2,018万6,000円、差し引きすると637万3,000円の減額になっているんですよね。その理由を説明していただきたいと思うのです。
 次に、土木費です。みたかバスネットの見直し、予算概要の113ページです。新川・中原ルートについて、まちづくり環境委員会の報告では、三鷹中央防災公園・元気創造プラザへの乗り入れをすると、運転間隔が30分から40分になるというような説明がありました。ううん、どうかな、みんな延ばしてくれという声があるんだけど、40分ってなると待てるのかなという気もいたします。検討の方向性をお聞かせください。そして、この見直しに伴う予算を284万5,000円計上していますけれども、どういうことに使うのかという詳細な説明をお願いしたいと思います。
 次に、東京外かく環状道路計画調査研究関係費等についてお尋ねします。予算概要の118ページです。この質問の1番目は、北野の里(仮称)まちづくりワークショップを受け、まちづくり整備計画を策定というふうになっていますけれども、公開された、誰でもが参加できる市民説明の場、意見を言える場を設けていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。
 質問の2番目です。中央ジャンクション、東八インターチェンジの工事の全体像と、その中で、現在どのような工事状況なのかを知りたいという市民の声があります。私も知りたいです。事業者の工事説明会では、これから行う工事の説明のみで、現在の状況や全体像がわからないんですよね。市が全体像を示し、市民の声に応えていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。
 質問の3番目、周辺住民に広く工事状況を周知すると同時に、工事を見学したいという市民要望に、三鷹市──国とか都じゃなくて三鷹市が応えてほしいと思うのですが、いかがでしょうか。
 質問の4番目です。これから高さ15メートルもの防音パネルや土砂ピットが建設されるわけです。土砂ピットは5階建てマンションが建設されるようなもので、仮設といっても工事が完成するまで何年間も建っていることになると思います。日照や風などの影響について、どのように捉えているのでしょうか。御所見をお教えください。
 質問の5番目、外環整備に伴う安全・安心のまちづくり連絡協議会を開催していますけれども、工事に伴う災害対策を議題に上げていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。
 質問の6番目、微細な振動によって、夜寝られない、気持ちが悪いという訴えがあるのを掌握しているでしょうか。少なくとも工事終了時間を繰り上げさせるような働きかけはできないものでしょうか。
 質問の7番目、さまざまな回路を通じて、工事被害者の状況を市が把握すべきだというふうに私は思います。市はどのようなことを、そうしたことで行う予定なのでしょうか。
 以上、外環についてであります。
 次に、都市計画費のところで、都市公園等の公有地化の推進、予算概要の120ページになります。丸池公園1億1,363万8,000円、新川あおやぎ公園1億7,409万8,000円、大沢二丁目公園9,195万9,000円、合計3億8,530万8,000円の用地取得で、市債1億9,100万円発行ですね。一般財源が5,900万8,000円。これは土地開発公社が先行したものを、市が購入するものというふうに理解いたしますけれども、今後どれくらい続くのでしょうか。
 次に、サイクルシェア事業に向けた取り組みについて、予算概要の114ページになりますね。引き続き効果の検証と事業化に向けた検討を進めるとあります。その際、検討に加えてほしいことがあるんですよね。千代田区のように、自転車にスポンサーの広告を載せて事業協力を推進するというね。私、水道橋の駅とか神田行くんですけれども、そうすると公民館みたいなところに置いてあって、ああ、こういう宣伝がつけてあるわ、こういうことをやれば収入にもなるしというふうに思ったんで、そういうようなことをお勧めしたいと思います。所見があればお聞かせいただければと思います。
 以上です。


◯健康推進課長(齋藤浩司君)  総合保健センターの管理関係費の増につきまして御質問をいただいております。お答えをいたします。まず、予算書上の事項の中のごみ収集処理委託料というのが296万円ということで記載ございますけれども、これにつきましては、今ある現保健センター移転後も残りました古い都の保健所時代から引き継いだ設備のほうのちょっと廃棄処理の委託料ということなので、こちらは新しい保健センターのほうにかかるコストではないということで、まず申し上げさせていただきます。センター入りましてからのそういった経費につきましては、先ほど御指摘いただきました管理業務委託料の中にそういったものも一括して含まれているというふうに御理解いただければと思います。
 まず光熱費関係なんですけれども、まず電気料につきましては、委員も御指摘のとおり、今までは電気料で賄っていたんですが、今後電気の供給委託ということで若干経費変わるんですけれども、ここで約300万円ほどの増にはなりますが、一方で今までガス代が150万円ほどかかっていたんですが、これが全てオール電化になるということで、差し引き50万円ぐらいの電気料もやはり負担増にはなってございます。この見込みに関しましては、施設全体の電気の需要見込みがありまして、それから私どものセンターの面積案分でこの数字を見積もらせていただいていると。当然全体共用部分等の面積も、私どもの面積に入ってまいりますので、今の規模よりも若干多目の見込みで電気料なっていると。それから、水道料に関しましても、やはり共用面積大きくなっていまして、その分で若干30万円ほどの増になっております。それから、警備につきましては、今こちら、今の施設は機械警備ということなんですが、新しい施設、全施設の全館有人警備ということで、約400万円の増。また、管理業務の中でも、情報発信ですとか総合案内、植栽管理等、施設全体で担う業務をやはり施設応分の負担ということで経費を計上しているものがメーンとなっております。
 私からは以上です。


◯生活環境部長(大野憲一君)  環境センターの市民への説明、周知について御質問をいただきました。まず、この間市民への御説明といたしましては、新川中原住民協議会の皆様、役員の皆様に御周知をしているところでございます。また、近隣の町会・自治会、これは調布市の町会・自治会も含めて御説明を今進めてきているところでございます。また、お隣の第五中学校のほうにも御説明をし、なおかつコミュニティ・スクール委員会のほうにも御説明を進めてきております。また、近隣のマンションにも今月中には御説明をきちっと済ませたいというふうに考えているところでございます。また、平成29年度に入りましたら、実際アスファルト被覆の工事をするわけでございますが、その前には工事の詳細に関しまして、住民の説明会を実施するということを、今予定しているところでございます。
 続きまして、可燃ごみの収集方法の変更につきまして、これも市民への周知の御質問にお答えをいたします。もちろん汚れたプラスチックごみにつきましては、汚れが取れないもののみ、今度は可燃として収集をするということでして、できる限りきれいにすすいでいただいて、きれいな状態でプラスチックとして出していただくというのが、これは基本でございます。そういったところで、そういったことを市民の方に周知するためには、3月の、今月の3週号になりますけれども、ビジュアル的に広報でも周知をさせていただきますし、今後ごみ減量等推進員の皆様の御説明も含めて、また推進員の皆様からできる限り町会、それから自治会の掲示板や回覧板なども利用したらどうかというようなこと。それから、出前等も、御希望のある町会等にはぜひやっていただきたいというお声もいただいておりますので、そういったところでしっかりと周知を進めてまいりたいと考えております。
 以上でございます。


◯生活経済課長(垣花 満君)  勤労者福祉サービスセンターの予算の減について御質問いただきました。こちら、平成28年の9月に専任職員が長期の病欠のほうに入りまして、その関係で来年度につきましては、給与分が労働者災害補償保険の休業給付となってございます。欠員の職員にかわりましては、市から職員派遣で対応する予定となっておりまして、総額で前年度対比で637万3,000円減という形になっております。
 以上でございます。


◯都市交通担当課長(高橋靖和君)  みたかバスネットで新川・中原ルートのことで御質問がございました。30分から40分というところの経過といたしましては、新川・中原ルート運行開始する当初から、市役所まで乗り入れてほしいということがございまして、その中で今回、三鷹中央防災公園・元気創造プラザができたというところで、基本的には市役所まで乗り入れようということで検討はしてきたんですが、ただ、当初は30分で運行というところを維持したいという中で、市役所まで延ばしますともっと時間がかかってしまうということがございまして、そういうことから、三鷹中央防災公園・元気創造プラザのところで市役所の東という位置づけで延ばすということで、何とか40分に確保できるのではないかというところできたところでございます。
 それと、今回のみたかバスネット、284万5,000円のところの内訳ですけれども、こちらにつきましては、基本的には地域公共交通活性化協議会という中での関係費、委員さんの費用と、あと今回、バスの見直し運行を来年度行いますので、そのフォローアップ調査等を分析するための委託費が主になりますので、その費用を見ている形でございます。
 それと続きまして、サイクルシェアのほうのスポンサー広告をということで御意見をいただきました。こちらにつきましても、まだ社会実験ということで、来年度引き続き行うんですが、詳細な内容につきましては、また千代田区さんにちょっと聞いて、どうなのかということも確認したいと思いますが、その中で、今市としましても、自転車の交通事故がちょっと多いところがありますので、逆にそういう意味で、自転車のいわゆる事故防止の啓発というところで、そういうものをつけるということも1つあるのかなと思っていますので、ちょっとそういうところにつきましては、いろいろとまた情報を確認しながら進めていきたいと思っております。
 以上でございます。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  私から、外環に関する御質問7点にお答えさせていただきます。1点目の北野の里まちづくりワークショップの関係でございます。開かれた説明の場をどのように持っていくのかという御質問ですけれど、今、ワークショップ終わりまして、ゾーニング案の提案が市のほうにされているところでございます。こうしたものを来年度広く地域の皆さんに、市のほうからわかりやすく説明していきたいというふうに考えています。具体的な開催方法、説明の場の開催方法についてはこれからでございますけれども、いただいた御意見をこれから策定する整備計画に反映していきたいというふうに考えております。また、整備計画策定する中でも、皆さんに御意見を聞きながら進めていきたいと考えています。
 2点目です。工事の全体像についての御質問をいただきました。市は、工事着手するに当たりまして、安全・安心のまちづくり連絡協議会を開催するように事業者のほうに求めていまして、そういうのを開催しながら、これまで進めてきております。そうした資料は、市のほうのホームページでも公開しておりますし、その都度、各工事の開催説明会の内容については、事業者のほうでも公開しているところでございます。ただ、全体の進め方がわかりにくいという御指摘ございまして、確かにステップ図といいまして、4段階のステップで進めていくという進め方は、国のほうも作成はしているんですけれども、それの説明がまだ十分でないこともあるのかなと思います。改めてそこについてはわかりやすく説明するように、国に要望していきたいと思っています。
 3点目の、工事を見学したいという市民要望に、三鷹市としてどういうふうに答えていくのかという御質問でございますけど、確かに見学したいという市民の方いらっしゃいますので、市のほうからも、国のほうに申し入れをしているところです。国のほうも、今後検討していくということになっていますので、早期に実施できるように、引き続き働きかけをしていきたいと思っています。
 質問の4点目ですね。防音ハウスの防音パネルとか土砂ピットといったものの仮設構造物が、日照権や風などに影響がどのようにあるのかという御質問でございますけど、防犯ハウス等の防音設備は、騒音対策する中で、環境対策として必要な設備でございます。風に対する影響については、防音ハウスを設置するに当たっての説明会の中でも、市民の方から出ておりました。その中で、国のほうからは50メートルを超える建築物であると、風の影響を考慮して検討していくことになるけれど、今回の15メートル程度の高さのものであれば、風の影響は心配は要らないという説明をしたところです。また日照については、日照権がございますので、個別にしっかり対応していきたいというふうに国のほうは説明しておりましたので、我々としても注視していきたいと思っています。
 5点目の安全・安心のまちづくり連絡協議会で、工事に伴う被害対策、そういったものをどういうふうに考えていくのかという御質問でございますけど、工事に伴う影響については、安全・安心連絡協議会の中でも、国のほうから説明いたしまして、地域の方々からも御意見をいただいているところです。そういった対策がしっかり行われるよう、市としては注視して、国に要請していきたいと思っています。
 6点目の、微細な振動にかかわることでございますけれど、重機の移動に伴いまして、段差部で微振動が発生していたということは、市のほうでも確認しております。相談者の方がいらっしゃいまして、その方と国が個別に対応して、その方については御了解をいただいているというふうには聞いておりますけれど、また同じような御心配をされている方もいらっしゃると思いますので、市としても注視していきたいと思っています。
 7点目の工事被害者の状況を把握することについての御質問です。現在、国のほうでも現地に監督員詰所を設置しておりまして、国の担当者が詰めて工事の対応をしているところでございます。市のほうの窓口でも、御相談があったものについてはお受けして、国のほうに引き継いでいるところでございます。国のほうに引き続き丁寧な対応をして、市民の皆さんの御心配に適切に対応するよう求めていきます。
 私からは以上です。


◯緑と公園課長(池田啓起君)  都市公園等の公有地化について御質問いただきました。丸池公園、新川あおやぎ公園、大沢二丁目公園、いずれの公園も土地開発公社が先行取得したものを国費・都費の補助金を活用しまして、買い戻しをする経費となっております。予定ですけれども、丸池公園が3年計画の1年目、新川あおやぎ公園が5年計画の4年目、大沢二丁目計画が2年目計画の2年目、大沢二丁目公園につきましては、平成29年度で買い戻し終了というふうになっているところであります。
 私からは以上です。


◯委員(嶋崎英治君)  労働費の関係ですけれども、病欠、病気で休んでいるというふうにあって、その後に労災云々というふうにありましたから、労働災害があったんだろうと思うんですね。それで労災の給付があるんで、500万円の減になったのかと想像したんですけれども、それで間違いないかどうかね。それから、新しい増のほうは、今度は市の職員が派遣というんでしょうか、何ていうんでしょうかね、なるんでしょうかね。今、サービスセンターのほうの職員、プロパーということですから、労働災害保険の適用だと思うんですけれども、今度そういった人が市の職員ですね、なった場合、どういうふうになるのかということね。ちょっと気になるものですから、そこはどういうふうになるんでしょうか。それで、行った職員に対しては、三鷹市の公務災害見舞金支給条例は適用になるのかどうか。重要な問題なので、そういう派遣なのかどうなのかということを含めて、お答えいただければと思うんです。


◯副市長(津端 修君)  お答えいたします。先ほど課長答えましたように、プロパーの職員が通勤災害で、今、お休みになっております。その職員に対しては、給与の支給をとめて労災のほうから補償しているということでございます。その間、理事長からも相談を受けまして、その人が長期にわたるということで、職員体制について協議いたしました結果、市のほうから職員を派遣するということで、派遣された職員は当然のことながら、今度公務災害の適用並びに何かあった場合については見舞金支給条例の対象になるというふうにお答えいたします。


◯総務部長(馬男木賢一君)  副市長の答弁に補足させていただきます。保険としては、派遣した職員につきましては、取扱協定によりまして労災という取り扱いになりますが、その内容につきましては、公務災害と同等の補償を行うということで、勤労者福祉サービスセンターの側とは協定書を結んでおります。


◯委員(嶋崎英治君)  わかりました。不慮の事故というか、大変な状況なんだろうなというふうに思います。ですから、その人が不利益をこうむらないように、市としても万全の配慮をお願いしておきたいと思うんですね。見舞金支給条例の適用ないわけです。今度行った人が同じことでなった場合に、なるという、これは法律上の問題でどうしようもないところなのかと思いますけれども、そのほかのところでその人が本当に不利益にならないように、万全の配慮を市としてもお願いしたいと思います。
 そのほか、再質問したいことはたくさんあるんですけれども、この款は何か足りないですね。丁寧な答弁ありがとうございました。そのことをお礼申し上げて、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。


◯委員長(加藤浩司君)  以上でいのちが大事の質疑を一旦終了します。
 次に、自由民主クラブ。


◯委員(小俣美惠子さん)  それでは、衛生費からよろしくお願いいたします。ウェルカムベビープロジェクトみたかについて、施政方針99ページ、予算書217ページ、8番の出産・子育て応援事業費、それから9番の母子保健モバイルサービス事業費とあわせて質問させていただきます。妊娠期から子育て期は、女性ホルモンの急激な変動もあり、体の変化と同じように、心の変化もさまざまな影響が出てきます。総合的な子育て支援の観点から、安心して出産と育児ができるように、切れ目のない支援が求められております。だからこそ、ゆりかご面接による、継続的で切れ目のない支援に取り組んでおられるところです。新たに母子保健モバイルサービスの導入が行われるということでございますが、多様な機能を持ち、必要な情報をスマホからアクセスすることで簡単に情報を取得できまして、また、利便性の向上にもつながる拡充事業であるというふうに考えます。しかし、これまで継続して実施してきた──アナログ的な対応ではありますけれども、顔と顔が見えて、優しい言葉で交わすその言葉が、何よりも人の心を和ませてくれるものと私は信じているところですが、御所見をお伺いしたいと思います。
 次に、乳幼児等予防接種の公費負担の拡充についてでございます。施政方針100ページ、予算書223ページ、2番の乳幼児等予防接種事業費でございます。昨今、里帰り出産などによりまして、滞在先で行った予防接種、定期接種に要した費用については、今までは個人負担になっていたかと思うんですけれども、拡充ということで、あらかじめ市に申請のあったものを公費負担の対象とするというふうにしておりますが、里帰りの時期ってとっても慌ただしくて、この申請手続が冷静に行われることはとても難しいかななんていうふうに思っております。もしできれば、事後、証明できる、例えば領収書とか、そういう書類での対応は可能とはなるのでしょうかということをお伺いしたいというふうに思います。
 次に、飛ばしまして、土木費を質問させていただきたいと思います。予算書の253ページ、8番の地籍調査事業費でございます。地籍調査は、一筆ごとの土地について、所有者、地番、地目を調査するとともに、土地の境界と面積を測量するというものですが、平成26年度末現在、全国の調査対象面積の半分しか完了してないという状況であるということでございます。大都市圏の周辺部では、調査の進行が特に遅れているという状況だというふうに伺っております。進まない要因は、人員不足、財政問題、住民の協力などがあるとのことです。三鷹市の進捗状況と、今後の課題についてお伺いしたいと思います。
 次に、交通安全対策整備事業の推進についてでございます。先ほど委員のほうから質問がございましたけれども、ちょっと違う観点で質問させていただきたいと思います。市内で発生する交通事故の自転車にかかわる割合は、平成27年度のデータですが、発生事故の41%となっていました。改めて自転車のかかわる事故を減少させる取り組みの重要性を強く認識したところでございます。事故の防止に効果的な対策として、これまで自転車交通マナーの向上を図る取り組みなどを継続してきたところですが、先ほどお示ししましたデータのとおりです。今回、自転車走行指導帯の整備が、赤鳥居通りで実施されるということでございますが、私は大変有効な対策だというふうに思っております。この今後の整備計画についてお伺いいたします。
 次に、都市計画費でございます。都市計画道路3・4・7号(連雀通り)の整備の促進についてでございます。施政方針120ページ、予算書271ページ、2番目、都市計画道路3・4・7号(連雀通り)整備事業費でございます。連雀通りの八幡前交差点から南浦交差点までの区間は、東京都の新みちづくり・まちづくりパートナー事業を活用した整備事業につきましては、着々と用地買収が進みまして、平成29年度は平成30年度以降の工事に向けて、電線共同溝や道路修正設計などを行うと聞いております。当該区間の東側に連続する南浦交差点から狐久保交差点の区間につきましても、用地買収が進んでいるところです。この両区間は交通量が大変多く、早期の整備が求められております。事業効果からも、両区間の整備完了に時間差がないよう、希望するところでございます。今後の整備事業のスケジュールについて、お伺いいたします。
 次に、最後でございます。消防費でございます。福祉避難所における備蓄倉庫の整備についてお伺いいたします。施政方針127ページ、予算書283ページ、9番、災害対策備蓄等整備事業費でございます。避難行動要支援者が避難生活をするための特別な配慮がされた避難所に対する備蓄倉庫が2カ所整備されると伺っております。避難所運営マニュアルの作成の完了が整備の条件なのでしょうか。
 残る7カ所の整備についてですが、避難所運営マニュアルの進捗状況についてお伺いしたいと思います。
 それと、備蓄品についてですが、一般的なもののほかに、福祉避難所特有な補装具──補充の補、装備の装、道具の具などがあると思いますけれども、具体的な備蓄品についてお伺いしたいと思います。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。


◯市長(清原慶子さん)  1点目の御質問の、ウェルカムベビープロジェクトについて、私からお答えいたします。ウェルカムベビープロジェクトは、まさに日々妊婦さん、あるいは出産を希望する皆さんと対話を重ねてきた担当職員からの問題提起があって生まれたプロジェクトです。まさに市民の皆様が安心して妊娠し、出産をしていただくためのさまざまな取り組みをこの間もしてまいりまして、御指摘のように、215ページ、217ページあたりはそうしたことが列挙されているわけです。そこで質問委員さんは、母子保健モバイルサービスというのも始まるようだけれども、やはり顔と顔を合わせた関係が、まず基本ではないかという問題意識から御質問いただきました。そのとおりでございまして、だからこそ私たちは、現場の保健師等にも活躍してもらいまして、妊娠した全てのお母さんと全員面接ということで、ゆりかご面接を平成28年度始めさせていただきまして、既に1年足らずで約1,200名ということになっておりまして、驚くばかりの反応です。
 実はゆりかご面接を受けられた市民の皆様と、市長と語り合う会で直接お会いしまして、その本音を聞かせていただきました。2人目の妊娠の方は、1人目のときこそ欲しかったとおっしゃいますし、1人目の方は、ゆりかご面接もいいんだけれども、やっぱりプッシュ型で、市でやっていることをもっともっと知らせてほしいと。特に出産後の御経験がある2人目の方は、やはりふえ続ける予防接種など、本当に忘れそうで不安であるとか、健診も1人目はちゃんとやれたけど、2人目は1人目育てながら大丈夫だろうかとか、そういうような本音を聞かせていただきました。そこで、ぜひ全員に御希望を、と聞きましたら、全員がスマートフォンをお持ちで、ここでいろいろなことがわかったら、もっともっといいのにというようなことでした。そこで、担当に聞きましたら、もう検討していますといういい反応が戻ってまいりまして、何もかもがこのモバイルサービスでできるはずもなく、限定的な情報提供、あるいは子育て支援だというふうに思っています。
 そのほか、款は違いますが、各保育園等で、あるいは独自にやっていただいているひろば事業等とつなげること。また、子ども家庭支援ネットワークとつながることも必要でしょうし、総合保健センターの1階の子ども発達支援センターと連携することも必要でしょうし、ぜひ総合的な視点から、基本は対話ということに置きながら、補完的なモバイルサービスも充実したいと、平成29年度考えております。
 私からは以上です。


◯健康推進課長(齋藤浩司君)  里帰り出産等の方に対します予防接種の償還払い制度に関しまして御質問いただきました。手続、あらかじめまず申請をというところをちょっと省略をして、事後というのはできないかというお尋ねでございます。実は今現在も、この制度ないんですけれども、里帰り出産される方は、必ずやはり一度私どものほうに御連絡をいただいております。これは予防接種、定期予防接種は法律に基づく法令接種でして、法律上、住所地の自治体が責任を持って行うことになっております。仮に里帰り先で予防接種する場合も、必ずそちらの自治体に、三鷹市のほうから市長名で、こちらの方の予防接種については、もし副反応等あった場合には、三鷹市が接種先の自治体にかわって対応いたしますというような旨を記載した依頼書というのを出した上で、予防接種を医療機関で受けていただく。行った先の自治体の対応はさまざまなんですけれども、必ず地元の自治体からの書面での手続が不可欠な、今制度になっておりますので、それに対応するためには必要な手続というふうに認識しておりますので、よろしくお願いいたします。
 私からは以上です。


◯道路交通課長(川鍋章人君)  地籍調査業務につきまして御質問いただきました。現在私どもでは、官民境界ということで、道路境界でありますとか、官と民の境界を先行して、今調査をしているところでございます。現在、0.4平方キロメートルを終了しているということでございまして、官民境界だけでもあと30年ぐらいはかかるんじゃないかなというふうに予想しているところでございます。一筆全てということになると、その後ということになりますので、課題といたしましては、何といいましても、スパンの長さといいますか、時間がかかるということが課題だと考えてございます。
 以上でございます。


◯都市交通担当課長(高橋靖和君)  自転車走行指導帯の今後の整備計画ということで御質問をいただきました。来年度は試行的に赤鳥居通りをやる形にはなるんですけれども、その状況を見て、事故が減って安全に運行できているのかということも確認しながら、今後進めていきたいと思いますし、今回の赤鳥居通りを選定した中でも、その近辺、自転車等通る量が多い、駐輪場も多いというところもありまして、その中でやっぱり事故も多いというところを今回選定した経緯もありますので、そういうところは来年度状況を見ながら、今後の整備計画を考えていきたいと思っております。
 以上でございます。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  私から、都市計画道路3・4・7号線の整備に関する御質問にお答えいたします。現在、新みち・まち事業で、3・4・7号線については、用地取得がほぼ終わりまして、ようやく用地のほう、めどが立った段階でございます。いよいよ工事に着手する段階でございますので、しっかりと早期完成に向けて安全第一で着実に取り組んでいきたいと考えております。
 また、その東側の区間では、今東京都のほうで3・4・7号線の整備工事に着手しているところでございます。まだ用地買収をしている段階ではございますが、連雀通りのまちづくり協議会がまちづくりを今、地域でいろいろと考えていただきながら、連雀通りのコンセプトや何かを東京都に伝えながら、今、道路整備に取り組んでいるところでございます。また、協議会のほうでも、連雀通りの整備に関する要望というものを、都のほうに示しながら、要望しながら現在まできているところでございますけど、なかなか用地買収にやはり時間がかかっておりまして、整備の長期化によって商店街の店舗がやっぱりにぎわいが喪失するんじゃないかという不安があるということも承知しているところでございます。私どもも、地域のそういった御心配ができるだけ早く解決するように、早期整備を東京都のほうに働きかけていきたいというふうに考えております。
 私からは以上です。


◯総務部危機管理担当部長(大倉 誠君)  福祉避難所についてお答えをいたします。まず、マニュアルの作成が備蓄品の配備の条件かという話ですけど、条件というわけではないのですけれど、これまで通常の避難所をつくるに当たっても、やはりマニュアルをつくっていく中でこういったものが必要だねということが出てきます。特に福祉避難所の場合には、学校なんかと違って一つ一つの施設が形状が異なっているので、そのどの場所をどういうふうに使うかということによって、必要なものが変わってきます。特にその施設にあるもので使わせてもらうものは使うと。ないものについては調達をするというようなことを考えていくと、やはりマニュアルづくりをしていく中で必要な備蓄品を浮かび上がらせて、必要なものを配備するというやり方が最も効率的じゃないかというふうに考えております。
 そういったようなことを慎重に検討しているということもあるのですけれども、進捗という御質問でしたけれども、既に2カ所はマニュアルづくりを終えてて、さらにもう1カ所、今進めているところでございます。
 特に備蓄品につきましては、やはりそこで障がいのある方、高齢の方が避難生活を送るということで、もちろん水、食料はさることながら、下に敷くエアの敷きマットであるとか、それからトイレなんかも、やはり当然ですけれども、完全な障がい者対応ができるもの。あるいは、狭いスペースを、場合によっては、階段を使って上げ下げしなきゃいけないという、搬送しなきゃいけないという問題もありますので、そういった狭いところでも活用できるような担架であるとか、その現場に応じたものを備蓄をするようにしております。特に障がいを持った方のそれぞれの障がいの程度に応じて、補助具等の必要なものというのは変わってきますので、そういったものについては、話し合いを行った結果、あらかじめ想定して置いておくのではなく、やはり協定を結んでいる福祉のほうのメーカーさんのほうに必要があるときに調達してもらうと、こういうやり方がいいかなというふうに考えたところでございます。
 以上です。


◯委員(小俣美惠子さん)  御丁寧な御答弁ありがとうございました。それでは、再質問、ウェルカムベビープロジェクトみたかからさせていただきます。本当に三鷹で産み育てられるのは、安心して産んで育てられるんだなという、市長から大変安心できる御答弁をいただきました。それでは、そのことに私は、ゆりかご面接を応援する立場で、またこれ以上充実、拡充していただいて、女性の視点で再質問を、ちょっと細かくさせていただきたいというふうに思います。
 このゆりかご面接は、1日どのぐらいの人数の想定をされているのかなというふうに思っているところですが、よろしくお願いいたします。
 それから、先ほども心の通う、温かい顔の見えるというふうに私、ちょっとお話しさせていただいたんですけれども、このゆりかご面接を担当する専門職というのは、保健師さんに限られているのかなということをお伺いしたいと思います。また、その専門職は、ゆりかご面接を専門に担当されているのかどうかということをお伺いいたします。
 それから、妊娠届にいらしたときに──これは総合保健センターでの届け出ではないと思うんですが、その窓口で丁寧なゆりかご面接の御案内があるのかどうかということと、それから、そこでゆりかご面接を受けた方には商品券が1万円ということでありますけれども、この辺の対応につきましては、どのような対応になっているのかということでございます。
 それからまた、先ほど市長と語り合う会で、市長が生の声をお聞きになったということで御答弁がございましたけれども、やはり相談内容についてはどんな相談内容が多いのかなということを、ちょっと伺えればというふうに思います。
 それから、最後に、やはりこのゆりかご面接を通しまして、このことだけは確認しておかなければ、この時期にお伝えすることがより有効になるというような確認事項などがございましたらお答えいただければというふうに思っております。
 それと、予防接種の公的負担の拡充についてですが、本当に三鷹市ってすごいなというふうに思ったんですけれども、里帰り出産で予防接種をして、かかった経費だけを公費で補償するのではなくて、しっかり里帰りをするママたちに御申請をいただくということに、すばらしさをちょっと感じているところなんですけれども、ちょっと違う視点なんですけれども、この里帰りをするということが御報告いただいているということにつきましては、こんにちは赤ちゃん事業の民生委員の方から、何回訪問しても、里帰りで捕まらないというようなことを伺っているところなんですが、その時点でこの方とこの方は里帰りしていますよというような情報が、民生委員の中にも流れればいいなというふうに、より効果的だなというふうに思ったりもしているところですが、その辺はいかがですか。
 以上でございます。まずそれ、よろしくお願いいたします。


◯健康推進課長(齋藤浩司君)  たくさんいただきました。順番にお答えいたします。まず、ゆりかご面接です。1日何組ということなんですが、予約制ということで一応枠を持っていまして、1日10組ということで枠を御用意して、事前に受け付けをさせていただいて、実施をしております。
 担当する職種でございますけれども、基本的には保健師等という言い方をさせていただいていますが、実態は保健師と、あと助産師も一部対応しているところでございます。この担当する職員、専任かということなんですが、この事業拡充に当たりまして、2名の保健師を増員させていただいて実施しているんですが、実際の相談につきましては、当然保健師等も10名以上おりますので、当日交代で順番に担当になって、面接には当たらせていただいているということでございます。
 それから、保健センター以外の窓口で妊娠届を出された方への御案内ということなんですが、なかなか駅前の窓口ですとか市民課の窓口、数が多いということで、丁寧な案内はなかなか難しい面もあるんですけれども、母子手帳を入れた母子バッグというのに表にステッカーをつくりまして、ゆりかご面接やっていますとか、商品券いただけますみたいな情報を張り出したり、そういったちょっとPRはいろいろ現場の職員の方からも御意見等もいただきながら、努めさせていただいているところになります。
 相談内容につきましては、相談とはなっているんですけれども、新たにつくりました子育てガイドを使った、出産前からのいろんな情報提供でしたり、また出産後のいろいろな市のサービス、また地元で行われているいろいろな催しとか、そういった御案内も含めて、さまざまなこちらからの情報提供もさせていただいているということになります。
 それから、あと、確認事項につきましては、御本人の体調もそうですし、御気分とか、あとは出産を迎えるに当たって何か不安はないかとか、そういった個別にその方に合った内容をそれぞれ丁寧に対応しておりまして、また事前にこれは予約制ということなので、各妊婦さんも御自身でぜひ教えてもらいたいことですとか、確認したいことを御自身でちゃんとメモをとられたり、自分で質問事項をお持ちになってみえる方もたくさんいらっしゃいますので、そういった場合には御希望に応じた対応をするように努めているところでございます。
 それから、あと、里帰り出産の関係の方の情報を民生委員さん等にも共有できないかということなんですが、この辺につきましては、個別に連絡とれないよということで、こちらに今お問い合わせいただければ、個別な対応ができていると思うんですが、今委員御指摘のような、共有ということで何かシステム的にその情報がすぐにそちらのほうにも伝わるような仕組みにはなってございませんので、この辺は関係課同士で、今後拡充に向けてちょっと検討してみたいと思っております。
 私からは以上です。


◯委員(小俣美惠子さん)  丁寧な御答弁ありがとうございました。最後に1点だけちょっと確認させていただいて、大変私にとってはこれは重要なことかなというふうに思っているんですけれども、担当の保健師さん、助産師さんも担当ふやしているという、今御答弁だったんですけれども、やはり専門職といえども、資格があるといっても、私が大事にしています、親切で丁寧な対応というところについては、そういう気持ちがあってもなかなか難しい。適切な業務が行われるのかどうかというところの心配でございますが、その辺の配慮についてございましたら、お答えいただきたいと思います。


◯健康推進課長(齋藤浩司君)  面接に対応する専門職職員の丁寧な対応ということなんですけれども、現実問題、面接を受けていただいた妊婦さんに必ずアンケートをとらせていただいているんですけれども、そういうアンケートですので、もともとそういった御批判というのは少ない傾向にあると思うんですが、本当に私も必ず全部目を通すようにしているんですけれども、皆さん本当に来られた方は、来られるまではいろいろお気持ちもあったと思うんですが、来られて終えた方については、ほぼ私が見る限りでも100%に近い内容で、皆さん丁寧に対応していただいたということで、感謝をしていただいているというのが実態というふうに私は認識しています。
 また、当然人間対人間の一対一の面接になりますので、そこでどうしてもやはり相性とかそういうのは出てくる場合もあるかと思うんですけれども、それにつきましては、日ごろから職場の中でも、同じことを言っても、やはり喜んでいただいたり、またそれがお気に召さなかったりという方も当然いらっしゃいますので、その辺については丁寧な対応を日ごろから注意していきましょうということで、職場で共有しているところでございます。こんなものでよろしいでしょうか。よろしくお願いします。


◯委員(小俣美惠子さん)  ありがとうございます。私も妊婦さんやママたちにいろんな御質問を受けたりとか、どうしたらいいかというようなことで御質問を受けるんですが、本当に総合保健センターで、丁寧な優しい対応をしているから、ぜひ行ってねということを自信を持ってお伝えできるかなという御答弁でございました。ありがとうございました。
 それと、ごめんなさい、次に土木費の地籍調査事業費のことで再質問させていただきたいんですが、先ほど川鍋課長の御説明でわかったんですが、そのほかに私がちょっと感じているのは、この地籍調査というのは、国と都の補助金を使って市が行う事業というふうに認識しているんですが、この三鷹市の事業に乗って地籍調査を行えば、個人の負担はないかなというふうに。この地籍調査って、結構個人ですると高いものになるのではないかなというふうに思っているんですが、地籍調査を行って、境界確定がしてないと、用地の買収が進まず、道路の拡幅なんかに影響があるというふうに思うんですが、いかがでしょうかということで、この辺の個人のお宅に道路確定、ポイントがないお宅については、こういう機会にぜひ道路の確定をしておくといいですよというようなPRをするという視点ではいかがな、このことを進めることで、まちづくりなんかにもいい影響があるのではないかなというふうに感じているところですが、御所見をお願いいたします。


◯道路交通課長(川鍋章人君)  地籍調査業務につきましては、一地区2年かけて行ってまいりまして、一度に6地区やってございます。ですから、その地区にたまたま道路境界の確定をされたいという方がいらっしゃれば、おっしゃるとおり金額、お金がかからずにできるようになるとは思いますけど、その地区を外れていると、先ほど申し上げましたとおり、何年も待たなきゃいけなかったりとか、そういうことが発生する可能性もございますので、進めている地区においてはそういうPRもさせていただければと思います。
 以上です。


◯委員(小俣美惠子さん)  進めている地区につきましては、どうぞよろしくお願いしたいというふうに思います。
 それでは、最後の福祉避難所のところですが、先ほど部長に答弁をいただきまして、大変よくわかりましたが、先日私、視覚障がいの方とお話しすることがございまして、備蓄品はそれぞれの障がいを持たれている方にとっていろんな備蓄があるかと思うんですけれども、安価でいい備蓄品を私どもがリストアップしているというふうにおっしゃっていたんですね。そのリストアップしているものを備蓄しておいていただければ、私どもも支援者のほうになれるというようなお話を伺っております。その件につきまして、御所見をお願いいたします。


◯総務部危機管理担当部長(大倉 誠君)  障がいを持たれた方には、防災会議の委員にもなっていただいておりますし、また防災訓練にも協力してもらうなど、私どもも連携をとりながら進めております。そのようなお声があるようでしたら、私どももしっかりと聞きまして、必要に応じた対応はとりたいなというふうには思っております。ありがとうございます。


◯委員(小俣美惠子さん)  どうぞよろしくお願いいたします。私は、これで終わらせていただきます。ありがとうございました。


◯委員(伊東光則君)  よろしくお願いいたします。まず、予算概要の100ページ、6の項目です。「サステナブル都市三鷹」の実現に向けた研究の推進という項目ですが、まず研究するグループですね、サステナブル都市政策検討チームというのはどういう方たちがメンバーで研究をされていくのか。また、具体的にその研究の中身というか、検討されている中身はどういうものなのか、お示しいただければと思います。
 続きまして、次のページ、101ページの2、スマートフォンを活用した粗大ごみ受け付けの実施ということであります。今現在、インターネットを使った申し込みというのはされていると思うんですけれども、スマートフォンによるということは、何か多分、スマートフォンからでも今できるんじゃないかという気もしているんですが、この違いですね。今回ここでスマートフォンを活用したというところ、スマートフォンに特化した機能というか、そういうのがあるのかどうかをお示しいただければと思いますので、お願いいたします。
 続きまして、103ページの1の項目ですね。市内産農作物等の獣害対策の実施ということであります。さきの委員の質問にもあった項目なので、細かい質問になってしまうんですが、講習会というのは、ここでは農作物の関係とか、農家の方というふうに思われているのかなと思っているんですが、一般の方の参加というのは大丈夫なのか。またその他、隣が農地で生息しているような、近隣の方っていらっしゃると思うんですね。そういう方への周知というのをどういうふうに考えられているのか、お示しいただければと思います。
 続きまして、104ページの1、ものづくり産業等の集積・強化という項目です。これはちょっと多岐にわたるんですが、東京都の産業集積活性化支援事業費補助金等を活用したということでありますが、これはどこの市でもどこの区でもそれが使えているわけではなく、三鷹市の努力で持ってきた補助金じゃないかなと思うんですが、その取り組みというのはどういうものだったのか、どういう観点でこの補助金を使うということに努力されたのかというのをお聞きしたいと思います。
 そして、もう一つが、日本無線三鷹製作所跡地(C地区)の活用ということで、プロポーザルを実施するということです。この業者の選定は、具体的にはいつごろと考えられているのでしょうか。お示しいただければと思います。よろしくお願いします。
 続きまして、106ページの4、都市型産業誘致の推進ということであります。この中で、平成26年度に指定し、平成27年度から事業を開始した企業1社に対して助成を行うということであります。これは決して安い助成ではないとは思うんですが、助成をするということをしても、三鷹にとってメリットがあるんじゃないかということです。そのメリットがどういうものなのか、お示しいただければと思います。よろしくお願いします。
 続きまして、同じページの5番ですね。観光振興施策の推進ということで、井の頭恩賜公園100年記念事業の共催や、次の三鷹阿波おどり50周年記念事業への支援ということであります。これについては、やはり三鷹の市民が思い出になるようないいイベントにしていただければと思いますが、市としての取り組み、どのように工夫されるのか。例年、今までもされていたことを100年、また50年というところで何かどのように、より一層力を入れられた点というのはどういうものなのか、どういうところに力を入れられるのか、お示しいただければと思います。
 また、(3)の多言語観光マップの作成ということでありますが、これは何語と何語、日本語以外、どういう言語を使われて観光マップを作成されるのか、お示しいただければと思います。
 続きまして、107ページの7番、「三鷹版働き方改革応援プロジェクト」のさらなる推進ということであります。これはファブスペースでのさまざまな取り組みを行われているんですが、このファブスペースの平成28年度の利用者数はどのぐらいだったのか。また、感覚的なことになってしまうのかもしれませんが、ここでつくられた作品というのはどういうできばえだったのか、お示しいただければ、御所見をお聞かせいただければと思います。
 続きまして、111ページの3の項目です。自転車走行空間の整備ということであります。これは東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、武蔵野の森公園周辺の自転車推奨ルートに指定された大沢グラウンド通りにということなんですが、これは具体的にはどの辺のところを、どのようなイメージで整備されるのかという点と、大会が終わった後も、その整備ですね、そのまま残されて活用されるのかをお聞かせください。
 続きまして、112ページの5です。安全安心な橋梁の改修ということで、三鷹市内の橋を補強されるんですが、この橋の工事というのは、時期的にどういう間隔で、近隣の橋もあると思うんですが、一度にされちゃうのか、それとも順番に計画を立ててされるのか。近隣に対しての説明をどういうふうにされるのかということをお聞かせ願えればと思います。
 続きまして、最後の質問ですかね。最後の質問になります。113ページの7、みたかバスネットの見直しであります。これは新ルート、新ダイヤになるわけですが、その周知というのは具体的にはどうされているのか。たしか3月30日付ですかね、に新しいルート、新しい時刻表になると思います。新ルートの場合は、やはりうっかり間違えるととんでもないほうに行ってしまったりする可能性もありますし、どういうふうに周知されているのか。また、この新ルート、新ダイヤになることによって、利用者がどのようにふえていくというふうに想定されているのか、お聞かせいただければと思います。
 以上です。よろしくお願いいたします。


◯環境政策課長(岩崎好高君)  サステナブル都市政策検討チームについて御質問いただきました。本チームは、プロジェクトチームメンバーと、それからワーキングチームメンバー2つに分かれてございまして、プロジェクトチームメンバー14名おります。生活環境部長をリーダーといたしまして、企画部、総務部、市民部、生活環境部、健康福祉部、子ども政策部、都市整備部、教育部のそれぞれ1名から数名の課長がプロジェクトチームメンバーになってございます。それから、ワーキングチームメンバーでございますが14名おりまして、それぞれこのチームで検討している内容に基づいて、メンバーを選定してございます。1つ目が、市民協働型グローバル観光化推進事業につきましては、生活経済課、情報推進課、まちづくり推進課、道路交通課、スポーツ振興課。三鷹市における次世代エネルギーの活用に向けた政策研究につきましては、環境政策課、契約管理課、防災課、コミュニティ文化課、まちづくり推進課、公共施設課、水再生課などなどのメンバーで構成してございます。
 内容につきましては、市民協働型グローバル観光化推進事業につきましては、東京2020オリンピック・パラリンピックを契機として、市民や関係団体等と連携した外国人観光客誘致施策として、外国人観光客の三鷹市内での滞在時間の拡大や、あるいは勧誘の促進、外国人観光客と市民の交流の場の提供を行う事業の検討を進め、三鷹市民が外国人観光客と触れ合う機会と、外国人観光客の増加を目指すという目的で検討を進めてございます。まだ平成28年度、検討中ということで、詳細については割愛させていただきますが、例えば市民協働型多言語情報発信だとか、出会いと交流の場の創出、あるいは外国人観光客の受け入れ環境の整備等々を、今研究をしているところでございます。
 もう一つの三鷹市における次世代エネルギー活用に向けた政策研究につきましては、地球温暖化対策のための低炭素社会の実現が求められておりまして、化石燃料の代替として、環境に優しい次世代エネルギーの有効利用を進めていく必要があると。三鷹市のような住宅都市で、次世代エネルギーをどのように活用して普及させていくかについて、検討を進めているというものでございます。次世代エネルギーの技術に関する動向、例えば水素エネルギーの活用とか、そういったものも含めて検討を進めてございます。一方で、市民向けの補助制度の拡充検討等も含めて実施しているところでございます。
 私からは以上です。


◯ごみ対策課長(井上 仁君)  スマートフォン対応の粗大ごみの受け付けシステムでございますが、現在もスマートフォンで受け付けはできますが、小さい画面を広げたりとか、そういう作業が必要になっておりますので、1画面で手際よく申し込みができるような、そういうふうな対応を行う予定でございます。
 以上です。


◯都市農業担当課長(塚本 亮君)  獣害対策事業について、農業者でない一般の地域の方が、講習会に参加可能かという御質問でした。当該事業は、東京都農作物獣害対策地域強化推進事業費の助成を受けて実施するものでして、この事業については、基本的に農作物が対象ですので、農業者であるとか、市民農園の利用者を中心と考えておりますが、獣害被害を及ぼすハクビシン等につきましては、民家の家庭菜園のものを食べたりとか、あと民家の屋根裏に住むなどとか、地域住民の皆さんの協力も当然欠かせないものでございます。今回、講習会については複数回、およそ3回を予定しておりますが、そのうち農地の対応と地域住民の対応と、ちょっと内容が異なると思われますので、農家の方、農地を対象とするものを中心といたしますが、複数回のうち1回ぐらいは、地域の住民の方たちにとって有効になるような対策がお伝えできるような講習会にしたいと考えております。


◯生活経済課長(垣花 満君)  順次お答えしてまいります。まず1点目、ものづくり産業の集積の事業でございます。こちら、東京都のほうに、私ども三鷹市のほうで、地域産業活性化計画というのをつくりまして、それをお示しをした上でプレゼンをいたしまして、都内で5つの区市町村のほうで採択をされたものでございます。計画期間は平成29年度から3カ年という形になっておりまして、キーワードといたしましては、ネットワークでございます。この計画をつくるに当たりましては、商工会の工業部会の若手活性化委員会等ともいろいろお話をしたりなどなどいたしまして、やはり横のつながり、それから異業種、他業種との連携なんかも必要ですよねということの中で、それを核として計画をつくってございます。その中で、住工混在地区での工場の継続支援ですとか、あと工業系用途地域への移転の際の支援といったものに補助を東京都のほうからもいただけるという形になったものでございます。
 2点目、日本無線の跡地の利用に関するプロポーザルの時期でございますが、他のいろいろな地区の計画ですとかそういったものとの兼ね合いもございまして、来年度の秋から冬の頭ぐらいにかけてを、今のところ予定してございます。
 3点目、都市型産業誘致条例を活用した企業誘致について、どういったメリットがあるかという御質問をいただきました。こちらはやはり優良な企業にぜひ三鷹市に来ていただいて、もちろんほかの産業とも連携しながら、地域の産業の活性化をしていただく。そして、市のほうにも行く行くは税を払っていただくということ。それから、やはりバランスのいいまちづくりということで、住む人がいて、働く人がいて、そういったバランスよく市を発展させていくという観点で進めていくメリットがあるというふうに考えてございます。
 次に、観光振興事業の井の頭100年事業と阿波踊りについてでございます。井の頭100年事業につきましては、これまでも井の頭公園検定等の取り組みで、市民の方々いろいろ参加をしていただきながら進めてまいりました。今回は、例年秋に行っている三鷹の森フェスティバルという野外音楽祭を5月の5日のほうに持ってきて実施をしようという計画をしてございますけれども、その際、例えば井の頭公園検定の1級合格者の皆様にもちょっと参加をいただいて、例えばクイズみたいなものをやってもらうだとか、あと今まで三鷹の森フェスティバルに参加していただいていなかった緑の関係の団体さんですね、そういった方たちに来ていただいて、何かワークショップをしていただこうとか、ちょっとそういったことも今、順次交渉しているところでございます。また、阿波踊りにつきましては、さくら通り駐車場で舞台をつくりまして、舞台踊りや式典といったもの、それから模擬店のようなものの開催を考えてございます。
 それから、多言語マップでございます。こちらは観光協会さんのほうで市民の方が中心に進めていただいておりますけれども、今現在、ベーシックマップと和食マップというのがございます。こちらを1年ごとに英語、中国語、ハングル語という形でつくっていく予定でございます。今できているのはベーシックマップの英語と中国語版、それから和食マップの英語版、来年度は今度それをそれぞれ中国語、ハングル語にしていくというような予定で進めているところでございます。
 次、働き方改革について御質問いただきました。こちらはファブスペースのほうなんですが、利用状況でございますけれども、2月末現在でございますが、会員数としては116人、見学に訪れた方は1,000人というふうになっております。また、それぞれいろんなデジタル工作機械があるんですけれども、例えばレーザーカッターについては233件、3Dプリンターについては146件等々の実績が出ております。またこちら、機器が置いてあって使えるだけではなくて、いろいろなワークショップですとか、そういった機器を活用してどういうことができるかみたいな、そういった会議も開催してございます。ワークショップの参加人数のほうは17回やって226人。それから、ファブエッグと呼んでいる、どういうふうにうまくこういった機械を使っていけるかなというような検討会につきましては5回開催して、延べ63人の方が参加している状態でございます。
 つい先日、みたかFabコンテストの審査のほうが終わりましたけれども、今回63件の応募がございまして、その中でいろいろと作品ございます。正直ええっと思うようなものもございますけれども、すごく見事なものであったり、私たちが子どものころちょっと思い描いていた夢をちょっと形にしていただいたような作品なんかもございまして、これから利用が広がるにつれて、いろんな作品が生み出されていくのではないかというふうに考えてございます。
 以上でございます。


◯都市交通担当課長(高橋靖和君)  自転車走行空間の整備について御質問をいただきました。場所につきましては、大沢グラウンド通り、人見街道から天文台通りまでの約1.6キロメートルになります。実際には車道に自転車専用道をつくるような形を予定しております。今後、オリンピック後の活用につきましては、そのまま自転車の専用道路という形になりまして、そのまま使っていただくような形になる予定でございます。
 続きまして、みたかバスネットのほうの新ルート、ダイヤの変更についての関係でございます。周知をどのようにということでございました。周知につきましては、まず2月中にルートが変わる、ダイヤが変わるところにつきましての近隣の町会長さんや自治会長さんに説明、もしくは郵送で説明会の御案内と説明等をさせていただきました。説明会につきましては、2月28日から3月3日の4日間ですが、新川中原コミュニティ・センター、大沢コミュニティ・センター、牟礼コミュニティ・センター、井口コミュニティ・センターでそれぞれ説明会を開催していまして、また井の頭コミュニティ・センターにおきましても、地域懇談会というところの場で、時間をいただきまして説明をさせていただいたところでございます。その前段としまして、2月中には「広報みたか」にも、ホームページにも説明会をやる御案内をしたところでございます。また、今後バスの中の中づり広告とか、また市のホームページ、バス会社のホームページにつきましても、近々にダイヤについては案内をする予定にしておりますし、実際に路線につきましては、既に先ほど委員さんおっしゃられたように、「広報みたか」の3月5日号にもお知らせしております。また、ホームページのほうにもお知らせしているところでございます。また、市のほうで作成していますバスマップにつきましては、ちょっと印刷等いろいろちょっと時間かかっていることもありまして、3月30日に、実際には新ルートが新ダイヤで始まるんですが、それまでには間に合うような形での調整をしているところでございます。
 続きまして、今後ルートが変わっていく中で、利用者が今後どうなるのかというところでございますけれども、一応三鷹中央防災公園・元気創造プラザに、今回北野ルート、それから三鷹台西部ルートを統合しまして、三鷹台・飛行場ルート、それから新川・中原ルートが乗り入れますので、中央防災公園・元気創造プラザを利用される方がふえるかなというところはございます。具体的な数字につきましては、また今後いろいろ検証していく形になると思いますので、定量的な人数については、ちょっとまだはっきりと出ないところがございますが、そこのところの増加を見込んでいるところでございますし、また時間が経過するにつれ、相乗効果で実際に利用者もどんどんまたふえてくるかなと思いますので、そういうところが今後、人員増につながっていくかなというふうに考えておるところでございます。
 以上でございます。


◯道路交通課長(川鍋章人君)  橋梁の改修について御質問をいただきました。順番でございますけれども、これにつきましては、請負業者が決まりまして、その施行計画を立てる中で決まってくるということでございます。工期といたしましては、1橋ずつ片づけていくというような形で想定はしておりますけれども、やる工種がかぶっているとかそういうことであれば、また同時に施工したりということはあり得るのかもしれません。それと、近隣への周知でございますけれども、これは工事の前に近隣の皆様へビラを配布するなどして、周知に努めておるということでございます。
 以上でございます。


◯都市整備部調整担当部長(小泉 徹君)  先ほど課長が答弁いたしました自転車走行空間につきまして、ちょっと補足説明させていただきます。整備の内容といたしましては、かえで通りのようにきっちりと自転車道を整備するというのではなくて、既存の車道を活用いたしまして、カラー化をいたしまして、そこにナビマークをつけて、そこに通行帯ということで自転車の走行空間をはっきりと明示するというような整備内容になりますので、そういったことでございます。
 以上でございます。


◯委員(伊東光則君)  ありがとうございました。再質問をそれぞれさせていただきたいと思います。まず、サステナブル都市三鷹の取り組みということで、部長さん、課長さん、皆さんしっかりと勉強されているのかなという気がします。多分こういう研究というのは、きょうやったからあした成果が出るというものではないのかなと思いますが、それが1年後、2年後に市政のためになるのかなと思いますので、しっかりと皆さん努力していただければなと思いますので、よろしくお願いいたします。
 それと、スマートフォンを活用した粗大ごみ申し込みということなんですが、これは要するに、スマートフォンに特化したホームページというか、そういうインターネットサービスを行うということで理解いたしました。ただ、スマートフォンと言われてもいろんな型があって、画面の大きさも違ったりしますので、わかりやすくぜひつくっていただければと思いますので、よろしくお願いします。
 次に、市内産農作物等の獣害対策ということで、御答弁いただいたんですけど、3回に1回は市民も講習会に出ていいということでよろしいんでしょうか。それをちょっと確認させていただければと思います。
 また、何人ぐらいの方を具体的に想定されているのか。多分、市民宛てに1回と言われましても、多分三鷹市、いろんなところに被害をこうむっている方がいるのかなという気もいたしますので、その辺講習会、講演会だけではなくて、ほかのホームページとかにも同じような内容の周知というか、情報提供をしていただけるようにしていただければと思いますが、いかがでしょうか。
 それと、ものづくり産業等の集積強化というのは、わかりました。三鷹市で努力していただいて、助成金を獲得してきたということですので、こういうような取り組み、いろんなところに目を光らせていただいて、しっかりと持っていっていただければと思います。よろしくお願いします。
 また、プロポーザルのほうは秋から冬ということでありますが、ぜひいい企画の業者を選定していただいて、周辺の方、三鷹全体でいい事業だったと言っていただけるような、そういう企画になるように努力していただければと思います。再質問はないです。
 続きまして、都市型産業の誘致ということで、ここでちょっと再質問させていただきます。要するにお金を払って優秀な企業を三鷹市に連れてきていただいているということだと思います。今後もそういう取り組みをされるのかなと思いますが、ぜひ三鷹市の市民からも、例えば職場がそこにできるとか、そういう市民から見てメリットがあるような、そういう形を示せるような、そういう取り組みにしていただければと思います。ただ、会社を連れてきたらそれでいいというわけではなくて、やはり三鷹市にとってメリットがあるというのがわかるような、そういう業者を誘致していただければと思います。御所見をお聞かせ願えればと思いますので、よろしくお願いいたします。
 そして、あと観光振興の井の頭恩賜公園の100年記念、阿波踊りの50周年記念ということでありますが、井の頭恩賜公園のほうはわかりました。阿波踊りのほうは、DVDを制作するということであります。このDVDはどういうふうに活用されるのか。何か三鷹市のイベント等でそれを使うのか、どなたかにプレゼントするようなものにするのか、いろいろ考えられるとは思いますが、どういうふうに使うのか。また、何枚ほどDVDを作成されるのか、その辺をお聞かせ願えればと思います。
 それと、多言語観光マップの作成ということですが、なかなか多分食べ物とかメニューの名前って、日本語だと普通なんだけど、ほかの言葉にするとすごいなというのがあるのかなと思いますが、その辺、何か特徴のある、ほかのところではないような、そういう特色のあるマップにしていただければと思いますので、ぜひ工夫をしていただければと思いますが、意気込みを聞かせていただければと思います。よろしくお願いします。
 ファブスペースはわかりました。これからもしっかりと周知をしていただいて、1人でも多くの方に、例えば3Dプリンターを実際に使ってもらうとかいうことをしていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
 それと、自転車走行空間の整備については、今、御答弁いただいて、ちょっとこれは確認になりますけど、物理的なポールとかそういうのは立てないで、ペイントだけで対応されるということでよろしいのか。また、道って右側と左側とあるんですが、両面にされるのか、片面にされるのか、その辺をお聞かせ願えればと思います。
 以上です。何点か再質問よろしくお願いします。


◯市長(清原慶子さん)  再質問にお答えします。都市型産業誘致の推進についてお答えいたします。三鷹市は、市民の皆様の納めていただいている市民税や固定資産税を重要な歳入源とするということは、皆さん御案内のとおりだと思います。しかし、だからこそそうした市民の皆様に、社会保障のサービスを一貫して提供し、セーフティーネットも確保しなければいけません。しかしながら都市部では、この間一貫して、産業が外に出て行くということが相次いでおり、多摩地域でも深刻な事態になっています。三鷹市でも御案内のとおり、日本無線さんが創業100年を経て、長野県を中心に出ていかれるということになりました。企業市民の皆様に、三鷹に愛着を持ち、残り続けていただくということは、極めて重要なポイントです。加えて、有効な土地があるならば、外部からも産業として、三鷹市に立地していただく、そういう基盤づくりをしていかなければ、長寿化が進む皆様にセーフティーネットを保障することはできません。したがいまして、企業から納めていただく法人市民税ですとか、あるいは三鷹市の場合は、データセンターが多く立地してくださっているので、償却資産を含む固定資産税、これらは重要な市民の皆様の暮らしを支える基盤です。
 したがいまして、都市型産業誘致条例は、そうした趣旨で制定をさせていただきまして、おかげさまで優良企業の誘致ができていること。また、市内事業施設の増設も、今後展開されることが見通せるようになりました。したがいまして、質問委員さんも言われたように、金額はそれなりの金額で、しかし私たち上限を持って取り組んで、それも御理解をいただいています。加えて、一定の雇用をふやすということを条件にさせていただいておりますので、質問委員さんが言われたような、働く人がふえるということ、そして地域にメリットがなければいけない。まさにそのとおりでございまして、そうしたことを踏まえた条件を確認して、先行していただいた対象の企業に、一定のこの条例の適用をさせていただいているわけです。繰り返しになりますが、三鷹市から有力な企業等が出て行かないように、できればこの地で拡充をしていただくように、そして有効な工業用地には、さらに立地していただくようにという呼び水として、この都市型産業誘致条例は一定の効果があったものと思います。企業市民の皆様にも御活躍をいただくということが重要ですし、未来を見通した取り組みとして、この条例の適用を適切に図っていきたいと考えております。


◯都市農業担当課長(塚本 亮君)  済みません、先ほどの答弁の修正等をさせていただきたいと思います。先ほど、3回のうち1回は地域住民のということを申しましたけれども、今回の補助事業につきましては、農作物の獣害被害を抑制するということが中心となっております。作成をするパンフレットにつきましては、農業者、市民農園利用者を中心に、そのほかの方にも広く周知するために配布をしようと思っておりますが、講習会につきましては、農地に講師を派遣し、農作物の被害低減を抑制するということを主眼といたしますので、農業者を中心に、一部市民農園の利用者についても案内をしていこうかなと思っておりますが、一般の地域住民の方に対しては、そういうような対象とは、現在のところ今考えていないというところでございます。
 あと、1回の人数につきましては、現在講師の先生方と会場等を選定中ですので、その会場等講師の先生と調整しながら決めていきたいと思っております。


◯生活経済課長(垣花 満君)  阿波踊りの50周年記念大会のDVDの制作について御質問いただきました。こちら、三鷹阿波踊り振興会さんのほうで企画・制作のほうをしていただくことになっておりますが、50周年の節目ということで、1つは大会の様子や、その練習の様子等、そういったものをおさめていくという記録的な意味が1つ。それから、まだまだこれだけ多くの集客がある阿波踊りも、市内でもまだ余りよく御存じない方もいらっしゃったりとか、市外でも、三鷹も阿波踊りやっているんですねとよく聞きます。そういったことを周知していくためのツールとして使ってまいりたいと思っております。
 また、多言語マップにつきましては、こちら、市民の方主導でやっていただいておりますので、その中に、例えば留学生の子なんかも会議に来てくれたりなどしておりますので、そういった子たちの視線を、視点を生かしながらつくっていけたらよいかなというふうに思っております。
 以上でございます。


◯都市交通担当課長(高橋靖和君)  自転車走行空間について、再質問いただきました。こちらにつきましてはペイントのみで、工作物、物理的なものをつくるものではございません。また、レーンにつきましては、両サイドにつきまして、車と同方向に自転車が行くような形になります。
 以上です。


◯生活経済課長(垣花 満君)  済みません、先ほど阿波踊りのDVDの点で答弁漏れがございました。制作予定枚数は200枚でございます。


◯委員(伊東光則君)  ありがとうございました。よくわかりました。最後にもう1回だけ質問させてください。農作物の獣害についてなんですが、本当に実際の農作物に被害がこうむっているのも確かだと思うんですが、ただ、その近隣では、屋根裏に上られて、ふん害だとかいろいろいたずらとかされていると思うんですね。それに対して、何か対応を三鷹市で考えてもいいんじゃないかと思うんですが、それについて御所見をお聞かせ願えればと思います。よろしくお願いします。


◯副市長(内田 治君)  ちょっとこの辺で、先ほどから少しばたばたして申しわけございませんでした。今おっしゃっていただいたことはよくわかるんですけれども、先ほど課長が説明いたしましたとおり、基本的には農業従事者、農業に対する被害として、どういう動物にどういう対処をして防衛をしたり、対策を練ればいいのか。今おっしゃったような一般家屋に──結構都市部でも多いみたいですよね、ハクビシンが、おっしゃるように屋根裏へ入っちゃうとかですね。それはいわゆる害獣の被害として一般的な、確かに環境衛生上も課題になるところがあるとは思いますので、本件とはまた別に、今後の課題として意識はしてまいりたいと思います。


◯委員(土屋健一君)  それでは、よろしくお願いします。まず衛生費、予算概要101ページ、環境センター跡地利活用関係費、予算書の231ページの5、環境センター管理関係費についても絡むと思いますので、よろしくお願いします。建物や敷地の有効的な暫定活用につきまして、先日の代表質問にて質問させていただきました。建物やライフラインの調査検討をするとの御答弁をいただきました。したがいまして、この建物の現在の耐震性をどのように考えているのか、現状についてお伺いいたします。
 暫定活用するに当たり、アスファルトの舗装はぜひ大型車も乗り入れ可能な強度にするべきと考えておりますけれども、御所見をお伺いしたいと思います。
 跡地の利用に関しましては、庁内検討チームで検討するようであります。これまでの地域の皆様の御理解と御協力に感謝するとともに、近隣の現状を考えますと、より環境に配慮した活用を、まずは第一に検討していくことが望ましいのかと考えます。この点についての御所見をお伺いいたします。
 次に、予算書237ページ、19、東京たま広域資源循環組合関係費、3億7,653万3,000円でございます。当組合では、市長も御存じのように、さまざまな要因により、大変喜ばしいんですけれども、借入金の減少と基金残高の増加傾向が続いております。今後もこの傾向が続いていくと考えますことから、市負担金の早期なる減額が求められると考えます。東京たま広域資源循環組合の負担金の見直し要請活動について、市長の御所見をお伺いしたいと思います。
 少しページが戻りまして、予算書の233ページ、事項4.家庭系ごみ減量・資源化関係費、あと5、事業系ごみ抑制事業費について質問します。先ほど来質問が出ておりますけれども、汚れたプラスチックの分別が、利便性の向上と、リサイクルされるプラスチックの品質の向上を目的として、燃やせないごみから燃やせるごみに変更されます。これは前々から当会派でも要望していた事項でございます。月2回の不燃ごみから、週2回の可燃ごみへ変更することにより、保管期間が短縮され、害虫や悪臭の発生を抑えることができます。また、収集回数がふえることにより、プラスチック収集時に、汚れたプラスチックが減ることを見込んでおります。さらには、ふじみ衛生組合リサイクルセンターでの汚れたプラスチックの、人の手で取り除く手間が減ることも見込んでいると思います。
 質問をします。このことにより、どれくらい汚れたプラスチックの混入の減少を見込まれているのか、まずお伺いします。
 次に、中間処理施設の手選別作業の効率化の見込みについてお伺いをしたいと思います。手選別作業の削減、それによる人件費への影響についてお伺いをいたします。
 先ほど嶋崎委員からも質問がありました、市民への周知を徹底すべきだということで、私も同感であります。この市民への分別変更の周知を機に、ごみのリサイクル率の向上を目指すべきと考えます。リサイクルできるプラごみをふやす、燃やせるごみにプラが混ざらない、そういう呼びかけ、市民へのさらなるリサイクルの啓発について、御所見をお伺いいたします。
 事業系のプラスチックごみもあると思いますけれども、分別変更についても、このたびの家庭系と同様でよろしいのでしょうか。平成29年度から事業系プラスチックごみの分別についてお伺いをしたいと思います。
 次に、土木費にいきます。予算概要112ページ、事項の4、井口三丁目東西道路整備事業費。また、予算書の254ページ、道路橋梁費全般にまたがると思いますので、御答弁をお願いします。長年の地域の懸案事項でありました東西道路の整備、本当に大変うれしく思っております。先ほど森委員からの質問の答弁で、9月ごろ完成するという御答弁をいただきました。本当に待ち遠しい限りであります。というのは、東野住宅交差点におけるガソリンスタンド南側の山中通りの歩道が本当に狭いんですね。その狭い交差点を自転車が多く通行しています。というのは、山中通りの南側というか反対側に歩道がないんですね。だから、東に向かう自転車も西に向かう自転車も、その狭い歩道を通る。そこを子どもたちが通学路で使っている。本当に危険な交差点です。しかも、残念ながら、交差点あんしん歩行プラン(仮称)事業も一向に進展が見られる気配がありません。この大人でも危険な歩道が、井口小学校の通学路になっていますが、この東西道路の整備により、通学路が変更されて、児童たちが安心して通学できるようになることを希望しております。通学路については款が違いますので質問しませんが、この井口小学校の東側の南北の一方通行道路におきましては、本当にすぐそばに小学校があるにもかかわらず、しかも通学路であるにもかかわらず、かえで通りの北側に向かう車両の抜け道になっているんですね。渋滞時間は特に抜け道になっております。この東西道路が整備されますと──一方通行でなく、普通に整備されると、渋滞時のみならず通常時でも抜け道になってしまうことから、この東西道路は東に向かう一方通行等の要望があります。この東西道路の形態、またはこの一方通行についてお伺いをしたいと思います。
 また、先ほど言いましたように、交差点あんしん歩行プラン(仮称)事業の進捗状況と、平成29年度の予定についてお伺いしたいと思います。
 この井口小学校の東側の生活道路の通過交通対策についても御答弁をお願いしたいと思います。
 次に、予算書257ページ、事項の3、市道維持補修事業費──市道のほうです。市が管理する道路は、舗装の経年劣化や通過交通量による摩擦劣化などの要因から、順次舗装の補修が行われていると考えます。しかし、市民の声の中には、劣化が進んでいる路線より交通量が少ない路線が先行するなど、補修工事の順番を疑問視する声があると聞いております。舗装補修工事の順位決定ですね、これはどのような基準で行われているのでしょうか。客観的な説明ができるような基準等をお示しいただきたいと思います。
 次に、消防費、予算概要126ページ、事項の3、消防ポンプ自動車の更新について質問します。消防団の任期は1期2年で、平成29年度は2年目の年度であります。したがいまして、来年3月には分団長以下何名かの団員が退団すると考えられます。そこで、年度末にポンプ車を更新しますとすぐに退団となってしまうために、以前にも、ある分団より、できれば消防操法大会以降の年末までの納車の要望がありました。この消防ポンプ車、消防団員にとりまして、適切な納期の考えをお伺いしたいと思います。
 平成29年度更新される七分団の現在使用している消防ポンプ車はどのように処分されるのでしょうか。お伺いします。
 次に、予算概要127ページ、事項の9、災害時在宅生活支援施設整備事業費について質問します。災害時に、家屋は住むのに問題なくても、ライフラインの被災などにより、生活に支障がある市民を支援するため、災害時在宅生活支援施設の整備は大変有効であると考えております。平成29年度は水源の森あけぼのふれあい公園に整備するとありますけれども、災害時の運営についてお伺いします。
 また、定期的な防災訓練等は行われていくのでしょうか。その見込みについてもお伺いします。
 既に整備されております東野児童公園では、自治会により定期的に防災訓練が行われています。整備する際に、自治会所有の──年数はたっているらしいんですけれども、大きな炊き出しの釜があるということで、炊き出し用設備はこのときお断りになったと、先日3月5日に防災訓練がありまして、そのときに会長に聞きました。したがいまして、現在使っている釜は、市から配備された釜ではないのですが、壊れたときに早急に配備する必要があると考えますが、いかがでしょうか。この整備時における未配備設備の、後日配備の担保についてお伺いをします。
 最後の質問です。予算書285ページ、事項の15、国民保護協議会運営費についてお伺いします。この協議会の委員の構成をお願いします。
 また、今後三鷹市における数々の施設等のテロ対策の議論について、どのようにされていくのかについてお伺います。


◯委員長(加藤浩司君)  現在、自由民主クラブの質疑の途中ですが、しばらく休憩をいたします。再開は3時30分といたします。お願いいたします。
                  午後2時57分 休憩



                  午後3時28分 再開
◯委員長(加藤浩司君)  委員会を再開いたします。
 自由民主クラブの質疑を続けます。
 市側の答弁を願います。


◯市長(清原慶子さん)  私から何点か答弁いたしまして、その他は担当より補足答弁いたさせます。まず1点目の御質問の環境センターの跡地利用につきまして、考え方に関する内容のみ私から答弁をいたします。御指摘のように、この環境センターは近隣の皆様の御理解によって成り立ってきたものでございます。したがいまして、環境センターの跡地利用につきましては、長年にわたり御理解いただいてきました近隣の市民の皆様を初め、少しでも市民の皆様にお役に立つような用途について考えていきたいという、基本的な視点に立って取り組んでいるところでございます。しかしながら、そのためには一定の土壌改良等の必要があるという段階でございますので、この間の社会経済情勢及び環境等をめぐる情勢をしっかりと精査いたしまして、より今の視点が生きるような、今後の活用について検討を丁寧にしていきたいと思っております。
 2点目に、東京たま広域資源循環組合の負担金についての御質問にお答えいたします。御指摘のように、この間公債費も減ってまいりましたのと、25市1町の市民の皆様のごみ減量化等の努力が実りまして、負担金についても一定のターニングポイントを迎えつつあるとは認識しております。ただ、この組合につきましては、何よりも日の出町の皆様の温かい御理解なくして運営できないわけでございます。25市1町の構成メンバーの理事の1人として、御指摘の点もしっかり念頭に置いて協議を重ねて、少しでも負担金が和らぐような、そんな方向を模索していきたいと考えております。
 3点目の御質問にお答えいたします。家庭系ごみの汚れたプラスチックの取り扱いについて御質問いただきましたが、考え方について私からお話しいたします。何よりも市民の皆様が減量と分別に努めていただいておりまして、おかげさまで三鷹市も人口がふえても、ごみの減量の傾向が続いていることはありがたい限りです。ここで市長であるとともに、ふじみ衛生組合の管理者として一言申し上げます。私は、汚れたプラスチックが不燃ごみとして処理される中、手選別で少しでもプラスチックの質を上げようということで、熱心に働いてくださっている職員の立場に立ちますと、やはりここは分別は、職員の手に委ねることなく、市民の皆様に御協力を求めていくということが極めて重要だと思っています。そのためにも、質の高い容器包装リサイクル法の理念に基づいた、清潔な質の高いプラスチックを、やはり分別していただきたい。これにまず尽きます。しかしながら、どうしてもどうにもならない汚れたプラスチックについて、ふじみ衛生組合の管理者としては、職員の手選別に委ねない方法を、ごみ減量等推進員の皆様、御提案いただいたことに感謝しているわけでございます。そうであればしっかりと啓発をさせていただき、周知をさせていただき、この考え方があくまでも市民の皆様の自主的・自発的な分別と減量の中にあるということ。そして、資源再利用の考え方にあること。そして、働く人の視点に立っても清潔であること、これらを実現するものとして、しっかりとお伝えしていきたいと考えております。
 私からの答弁は以上です。


◯生活環境部長(大野憲一君)  市長の答弁に補足をさせていただきます。まず、環境センターの耐震性の問題でございます。現在の環境センターは、昭和60年に建設をされたものでございまして、そういう意味では耐震性は確保されているものというふうに考えているところでございます。ただし、平成25年3月からしばらく、実質的には本格的に利用はしていないという状況ですので、暫定利用で活用する場合には、十分その安全性を確認することが必要だというふうに考えております。
 また、大型車両の問題でございますけれども、今回、土の部分については、先ほど申し上げましたように被覆をいたしますけれども、現在既に被覆をされているところについては、引き続きその状態で使わせていただくということですので、既に被覆されている部分については、大型車両も入ってこられる、当然そういう状況になっているところでございますし、土の部分については、ある程度軌条がありますので、そのうねりといいますか、軌条がありますので、その活用については、今後また検討をしていきたいというふうに考えているところでございます。
 次に、家庭系ごみが不燃から可燃になって、手選別のところでどのぐらいの減少を考えているのかという御質問でございます。三鷹市の不燃ごみの中で、プラスチックごみはおおむね構成比としては30%前後を今占めているところでございます。おおむね800トン程度が不燃ごみとしてプラスチックが入ってきているという状況ですので、今後4月以降は、その中の大部分が可燃ごみのほうに移ってくるものというふうに考えているところでございます。
 また、事業系のプラごみの御質問もいただきました。事業系につきましては、これはふじみのほうに入るのではなく、産業廃棄物として別途処理をされておりますので、これは従前と対応が変わるわけではないということで御理解をいただければと思います。
 以上でございます。


◯道路交通課長(川鍋章人君)  井口の東西道路につきまして御質問いただきました。井口の東西道路につきましては、幅員5メートルの相互通行という形で想定をしておるところでございますが、これから設計をしてまいります。その中で、警視庁さんとも御協議をさせていただきますし、それとあと、かえで通りの接続の仕方ですね、切り開きとするのか、歩道を切り下げとするのか、そういったことで車の流入をある程度抑制したりするような策もございますので、そういったことも含めまして、警視庁さんと協議をしながら、設計内容について詰めてまいりたいというふうに考えてございます。
 それと、東野住宅交差点につきましては、進捗状況はということでございますけれども、一部の地権者さんに意向を確認させていただいたりなどしておりますが、事業を展開されているということもあって、なかなかすぐにはということは難しいような状況ということでございます。地権者様の御意向なども配慮しながら、丁寧に対応してまいりたいというふうに考えてございます。
 続きまして、市道の補修につきましてでございますが、市道の舗装につきましては、日々の道路パトロールであるとか、市民の皆様からの通報をいただいた箇所であるとか、あるいは振動が発生するとか、そういったところを実際に私どもが出向いて調査をさせていただいて、ひび割れの量であるとか、わだち掘れの仕方であるとか、あとL型側溝の傷みぐあいなどを総合的に調査をいたしまして、それで順番を決めているというような状況でございます。
 以上でございます。


◯総務部危機管理担当部長(大倉 誠君)  3点御質問をいただきました。まず、消防ポンプ車の買いかえ時期でございます。消防ポンプ車につきましては、今、消防委員会でも、15年は乗るということで、買いかえの基準を設けてございます。来年度買いかえの車両は、平成30年の10月まで車検がございます。そういった意味では、できるだけ長く乗りたいという思いはあるのですが、現在の消防ポンプ車については、非常に複雑化している中で、実際に発注してから納期が最低半年かかるというのがございます。加えて、近年は価格を下げるという意味もありまして、入札での業者決定を行っていますので、実際には年度初めにすぐに契約したとしても、年度初めは相当また混んでいるということもありまして、半年以上の納期が必要だということになります。そういったこともありまして、できるだけ長く乗る。でも、16年丸々引っ張るのでは、これ、納期が間に合わないということもあるので、結果的に年度末の納車と、このような状況になっているのが現状でございます。
 また、来年度そういうことで買いかえる車両につきましては、まだ具体的にはその後どういうふうに処理をするかというのは決めてございません。ただ、ここ数年は矢吹町のほうに結果的には譲渡しているということが続いております。
 それから、2番目の御質問でございます。在宅生活支援施設の東野児童公園の釜が古いという話ですけれども、これは設置をする段階で地域のほうとも、もちろんこちらのほうとしては新しいものを購入するつもりで話をしたんですけど、既存のものがあるからいいよ、こんなお話でしたので、もちろん来年度予算には計上してませんが、もしそれが使用に耐えられないような状況になれば、もともと配備をする予定でありましたので、対応をしていきたいというふうに思っております。
 それから、国民保護協議会の委員の構成でございますが、これにつきましては、市町村の国民保護協議会の組織については、国民保護法できちんと決められておりまして、市町村長を会長とするほか、幾つかの取り決めがございます。例えば、自衛隊であったり、あるいはその市町村を所管する地方公共行政機関、要するに国の職員であったり東京都の職員、あるいは副市長、教育長、あるいは消防長または消防吏員。そして、ライフライン等指定公共機関または医師会等、指定地方公共機関の役員または職員に加えまして、知識または経験を有する者というような法の決まりがございまして、これに基づきまして、委員25名を選出しているところでございます。この知識または経験を有する者の中には、一般の市民の皆様からも、もちろん参加をいただいて議論をしているところでございまして、テロ対策の議論ということですが、そもそもこの国民保護計画の改定の最大の趣旨は、2020年のオリンピック・パラリンピックを見据えて、そのところでのテロ対策であるとか──サイバーテロも含めて、そういったものに対する対策を強化するということでございまして、このテロ対策というのも十分強化を視野に入れて取り組んでいくことにしております。
 以上でございます。


◯生活環境部長(大野憲一君)  先ほどの答弁に若干補足をさせていただきます。ふじみのほうに入る汚れたプラスチック、不燃の状況でございますけれども、先ほど汚れたプラスチックが800トン程度、大部分が汚れた状態になっているものでございますけれども、今後可燃に適切に徐々に移っていくように、十分市民の皆様に周知を進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。
 以上でございます。


◯委員長(加藤浩司君)  答弁漏れをお願いいたします。災害時在宅生活支援施設、水源の森あけぼのふれあい公園の災害時の運営について、または定期的に訓練は今後行われていくかについての御答弁をお願いいたします。


◯総務部危機管理担当部長(大倉 誠君)  大変失礼いたしました。東野児童公園でも行われておりますけれども、在宅生活支援施設を指定するということは、先ほどもちょっと答弁しましたが、単に災害が起きたときに、そこが拠点となるだけではなくて、市民の皆さんの防災活動拠点という位置づけもございます。今回も地元の町会さんとは話を既にしつつある状況ではありますので、もちろん平時にこの施設を活用したさまざまな訓練も展開しながら地域の防災力を高める、こういったことに寄与していきたい、このように考えております。
 定期的な訓練といいますか、不定期ではありますけれども、そこを活用して、訓練とか防災のイベントを実施していくと、このように指導をしていきたいと思っております。


◯委員(土屋健一君)  御答弁ありがとうございました。まず、環境センターです。今、舗装されている部分は大型車に耐えられるということですけれども、ぜひそのほかに、今回被覆する部分においても同等の強度にしまして、車が乗り入れるようにすることによって、いろんな暫定活用ができると思います。例えば、何か資材置き場だとか。あと大雪のときの雪を置くにしても、井口グラウンド等の広大な土地があっても、やはり下が土ですとそういう活用ができませんので、ぜひそういう活用ができるように、それなりの強度に──どうせ被覆するなら中途半端な被覆でないようにしてほしいと思いますけれども、その点についてもう一度御答弁をお願いしたいと思います。
 たま広域につきましては、ぜひともよろしくお願いします。
 事業系のプラスチックごみについては、今までどおりということでわかりました。わかりましたけれども、ほとんどが住居兼自営業の方だと思います。すごく混乱するのかなということも思いますので、変更はしないという、何ていうんですか、お知らせというか、周知も必要なのかなと思いますけれども、袋自体は変わらないかもしれないですけれども、出す日にちが違う、曜日が違いますので、その辺について周知していただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
 それから、井口の三丁目東西道路、幅員が5メートルということですので、歩道はないということですかね。歩道があるかないかについてお伺いしたいと思います。それで相互交通という御答弁をいただきましたけれども、ぜひとも先ほど申しました理由について──本当に連雀通りの交差点の渋滞、要するにかえで通りの北に向かう車の渋滞が激しくて、あそこに東西道路ができると、まさに抜け道になります。私が運転していたら絶対入ると思います。本当に通学路ですので、実はセブンイレブンのところから今、一方通行入りますけれども、通学時間帯でもどんどん入っていっているんですね。本来あそこにバリケードでも置いて遮断してほしいんですけれども、この対策について、本当に慎重に警察とも協議してほしいと思います。この一方通行化について、ぜひとも実現させてほしいと思いますけれども、もう一度御答弁をお願いします。
 それとこれ、実現するまで本当に時間がかかりました。大変うれしいんですけれども。あそこは確かに生産緑地というハードル、壁があったんですけれども、それにしても、今さらですけれども、なぜここまで時間がかかったのか。その点についてお伺いしておきたいと思います。
 市道の維持補修事業費につきましてはわかりました。最後には総合的な調査ということですけれども、市民の通報があったところからやるというのもまた変な話なので、声が上がったところからきれいになっていくというのも変なので、やはりその点は公平に、不公平感がなく順番に、誰が見てもおかしくないという、そういう調査のもとに整備をしていってほしいと思いますので、よろしくお願いします。
 あと、消防ポンプ車ですけれども、先ほどの御答弁ですと、4月から入札等して半年程度かかるということなので、結論からいうと、いろんな消防団の要望とかそういうのも聞くんでしょうけれども、年内納車は可能ということで理解してよろしいのでしょうか。お伺いしたいと思います。
 あと、災害時在宅生活支援につきましては、わかりました、地元の自治会が運営していくということで。あと、東野につきましても、ぜひ壊れたら早急に対応──この炊き出し釜ですか、整備、配備をするかわりに何かほかのものをもらったということじゃないみたいなので、ぜひ整備をしてほしいと思いますので、じゃあ御答弁のほどよろしくお願いします。


◯生活環境部長(大野憲一君)  環境センターの被覆の関係で御答弁をいたします。現在、アスファルトの舗装につきましては、砕石を10センチ程度敷いた上に、5センチ程度のアスファルトで被覆するということを想定しているところでございます。強度でいいますと、通常生活道路の強度と同様の内容になっているということですので、当然一定の車両の乗り入れは可能な強度になっているものでございます。
 続きまして、汚れたプラスチックごみの周知の関係でございます。当然今回は家庭系ごみの変更ということでございますけれども、事業系ごみの皆様にも、今回は家庭系ごみの変更だということを十分周知するとともに、一定小規模事業者等、家庭系ごみに準じて収集しているところもございますので、そういった小規模事業者の皆様にも十分周知を図るようにしてまいりたいと考えております。
 以上でございます。


◯都市整備部長(田口久男君)  井口の東西道路の整備に関連しましての再質問にお答えいたします。まず、幅員5メートルということで歩道は設置をされない予定でございます。
 通過交通に対する新たな規制というようなことで御質問がございましたが、一方通行等の新たな規制、なかなか交通管理者のほうが地域の利便性等もあって難しい面がございますが、実態をもう一度確認させていただいた上で、例えば平成24年度まで行ってきたあんしん歩行エリア、そういった面的、総合的に取り組んでいく必要があるということであれば、そういった事業に取り組んでいくということを進めていきたいと考えております。
 また、時間がかかった理由でございますが、生産緑地ということで、特例農地の制度等もかかっていたということで、それぞれの御事情に応じて対応させていただいたということでございます。


◯総務部危機管理担当部長(大倉 誠君)  納期と契約との関係で、場合によったら早目にもしやれば、年内の納車というのは可能なのかもしれませんが、ただ、市のスタンスとして、車検を平成30年までとっている中で、やはり市としては、市の財産としてきちんとできるだけぎりぎりまで使えるところまで使いたいというふうな思いがありますので、基本的にはそういった意味で、年度末に近い納車というのを考えて契約していくことになるというふうに思っております。


◯委員(土屋健一君)  ありがとうございました。環境センターのほうは生活道路並み、生活道路ぐらいの強度になるということで、それなりの車が入れると思いますので、いろんな活用が考えられるのかと思います。その点は安心したところです。
 事業系のプラごみは、変更がないことを周知するのも本来変な話なんですけれども、でもほとんどが家庭ごみを出している人が事業系ごみを出すと、同一人物だと思いますので、多分間違える方も結構いるのかなって思いますので、その辺の周知をぜひしてほしいなと思います。
 東西道路に関しましては、5メートルだと歩道はないということですけれども、やはり一方通行化はぜひともしてほしいなと思いますので、交通管理者と協議を十分にして──今ある相互交通の道路を一方通行化するのはすごく大変でエネルギーが要るというのは承知しております。8割以上でしたっけ、沿道の方の許可が要るとか、そういうのがありますけど、あそこはいませんのでそういう壁はないと思いますけれども、ぜひともお願いしたいと思います。
 消防ポンプ車につきましては、確かに車検がまだまだ残っている状態で早目にかえるというのもという御答弁でしたけれども、結局使うのは団員の方なので、ぜひとも分団の方と十分協議していただいて、その納期についても、ぜひとも分団の──ここでいうと七分団の方の要望をぜひとも聞いていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。


◯市長(清原慶子さん)  消防ポンプ車について、再度御質問いただきました。これ、どこかでかえないといけないわけですよね、時期というのは。必ず団長、あるいは分団長の交代が2年に一度──団長は必ずしも2年ではありませんけれども、やってくるのが4月ということになります。総合訓練は2年目の秋と、こういうことになります。それと適切な消防ポンプ車の交代の時期というものと、団員の士気というものと、それらを総合的に考えければいけないと思っております。今は今後更新する第七分団の皆さんと協議をという御質問の趣旨ですが、消防団長、副団長等幹部と、また改めて適切な時期のあり方について、1つの分団の声を聞くというのではなくて、総合的にお聞きしながらしていかなければいけないのかなと思います。
 ただし、その場合、いわゆる正式な年度当初予算で今までは出させていただいてきたんですが、ひょっとしたらそういう時期の都合で、消防ポンプ車を補正予算でということにもなりかねないというふうに思うんですね。それは本当に議会の皆様に、補正予算というのは、なるべく減らしてきちんと当初予算でと言われる経験も多々しているものですから、悩ましいところではありますが、でも本当に必要なもので、タイミング上いろいろ総合的に考えていかなければならない検討事項があるんだということを再確認いたしましたので、改めまして私、副市長、また担当部長含め、消防団の皆様の御意見も確認をさせていただければと思います。


◯委員(土屋健一君)  御答弁ありがとうございました。団長以下幹部の方の意見も、ぜひ聞いていただいて、協議していただいて決めていただきたいと思います。
 一言だけちょっとつけ加えさせていただくと、現在三分団のポンプ車が、この時期に入れかえだと思います。大体この時期だと思うんですけれども、この時期に入れかわりますと、もう3月の半ば。そうすると、新しいポンプ車が来ても、退団する方は1週間とか。今回は違うんですけれども、2年に一度は、要するにこの七分団のパターンだと、1週間とか10日とか、新しいポンプ車。それと、乗れないで退団する人の思いもありますし、あと退団する人じゃなくても、今度新入団員が入ってくるわけで、その新入団員に、そのポンプのいろんな操作を教えなくてはならないんですね。自分たちがまだよく把握していない状況で、来たばかりのポンプ車の操作を新入団員に教えるというのも大変難しいっていう、そういう声もいただいておりますので、その点も考慮しまして、幹部の方、団長以下とも協議し、ぜひともよりよい時期についてお願いしていきたいと思います。よろしくお願いします。


◯委員長(加藤浩司君)  以上で自由民主クラブの質疑を一旦終了します。
 次に、公明党。


◯委員(大倉あき子さん)  済みません、よろしくお願いします。まず予算書、215ページ、事項1.妊婦・乳児健康診査等関係費についてお伺いいたします。平成27年度、妊婦健診超音波検査の年齢制限が撤廃され、前年比の2.4倍になり、対象者の76%が受診されています。安心して出産できる環境づくりが進んだと考えますが、4分の1が受診されていないことをどのように捉えられていますでしょうか。平成28年度はどうだったのか、また周知は徹底されているとの理解でよろしいでしょうか。
 また、国の予算で2017年度から、産後鬱の防止に向けた産婦の健診費助成が実施されることになりました。産後鬱や新生児への虐待を防止するため、産後2週間、産後1カ月といった産後間もない産婦への健診費を2回分助成されることになりました。市としてどのように検討されているか、お伺いをいたします。
 続きまして、予算書217ページ、事項9.母子保健モバイルサービス事業費についてお伺いいたします。母子保健モバイルサービスは、子育て中のお母さんには大変喜んでもらえる事業だと思いますので、評価をしたいと思っております。先ほど答弁でもありましたけれども、モバイルサービスの主な機能の御説明はいただきましたが、妊娠期から使えるようにするなど、今後機能が拡充される方向性があるのか、お伺いをいたします。
 続きまして、予算書221ページ、事項25.がん検診関係費についてお伺いいたします。肺がん検診は、国のガイドラインに基づいて、胸部レントゲン、喀たん細胞診等を行っておりますが、三鷹市の恵まれている環境を利活用できるよう、精度の高いCT検査導入を検討するなど、発見者数増加の目的の検診の拡充を図るべきだと考えますが、関係機関と導入についての協議、検討はされておりますでしょうか。
 今回、医師会の独自事業であった前立腺がん検診が市の事業として実施されることになったのは、大変評価いたします。歯科医師会の独自事業としている口腔がん検診については、市の協賛としていく検討はされているのか、お伺いをいたします。
 国では受診率向上のための個別受診勧奨を推奨しておりますが、当該年度の個別受診勧奨の市の取り組みをお伺いいたします。
 乳がん検診についてお伺いいたします。乳がん検診のマンモグラフィーで乳腺の密度が高いため異常が見えにくい、高濃度乳房の問題があります。異常が見えにくいにもかかわらず、異常なしと受診者に通知されるケースが多いと、昨年の新聞の報道でありました。定期検診を受けていたのに進行がんで見つかったという声も伺います。高濃度乳房の情報提供のあり方が議論されていますが、本市としてはこの課題についての対策をどのように検討されているのか、お伺いいたします。
 続きまして、予算書229ページ、事項16.公衆トイレ維持管理費についてお伺いいたします。公衆トイレの予算はほとんど清掃委託料ですが、現在何カ所存在し、耐震化や洋式化の状況はどのように考えられてますでしょうか。建てかえ、改修等の計画は立てられているのか、お伺いいたします。
 続きまして、予算書235ページ、事項14.喫煙マナーアップキャンペーン関係費についてお伺いいたします。市では毎年、11月1日から7日を喫煙マナーアップ週間と位置づけ、三鷹駅、三鷹台駅でキャンペーンを実施されています。キャンペーンでは、携帯灰皿、啓発用ティッシュペーパーを配布し、市民団体の皆さんとともに駅の利用者の方に喫煙マナーの向上を呼びかけております。キャンペーンの効果をどう捉えておりますでしょうか。お伺いいたします。
 続きまして、土木費です。予算書265ページ、事項14.サイクルシェア事業費についてお伺いいたします。サイクルシェアの自転車置き場の適正な広さについてお伺いいたします。サイクルシェアの駐輪場ですが、もともとあった駅前コミュニティ・センターの駐輪場が隣の場所に移動になりました。ここの駐輪場は一時利用の駐輪も兼ね備えており、コミュニティ・センターの利用者がとめられないことも多い状況です。そこで質問ですが、サイクルシェアの自転車置き場の面積ですが、一般の駐輪場と比べてゆとりがあるように見受けられます。一般駐輪場とのバランスも考える必要があると考えますが、サイクルシェアの駐輪場の適正な広さをどう考えているか、お伺いいたします。
 続きまして、273ページ、事項9.公園ボランティア事業費についてお伺いいたします。公園ボランティアが管理する公園数は、現在三鷹市にある公園に対してどのくらいの割合でしょうか。
 公園ボランティアの皆様は、朝早くから献身的に取り組まれていて、特に落ち葉の季節は大変な中、頑張ってくださっていて本当に頭が下がる思いですが、近年高齢化で担い手が不足している問題があります。今後、ボランティア活動を維持していくための取り組み、バックアップ体制は何か考えておりますでしょうか。
 続きまして、277ページ、事項6.分譲マンション維持管理啓発事業費についてお伺いいたします。それとともに、事項8.民間建築物等管理適正化関係費もあわせて質問いたします。三鷹市でも老朽化が進んでいるマンションもあり、管理適正化や再生推進が大切になってきますが、被災時のマンション生活維持のための環境整備も必要と考えます。国や都のマンション耐震改修事業を活用し、耐震診断や耐震改修、そのための耐震アドバイザー派遣事業の周知や取り組みについて、市としてどのように進めるとお考えか、お伺いいたします。
 また、今までマンションの耐震改修事業、耐震診断や耐震改修、そのための耐震アドバイザー派遣を行った事例はあるのか、お伺いいたします。
 続きまして、消防費についてお伺いいたします。予算書283ページ、事項6.防災通信体制整備事業費についてです。防災行政無線から流れる内容を自動電話応答で聞けるようになるということで、これまで防災無線が聞こえづらいというお声を多くいただいていたので、市民の皆さんには大変喜ばれるかと思います。今後どのようなスケジュールで進められるのか、また具体的な利用方法についてもお伺いいたします。
 続きまして、予算書283ページ、事項9.災害対策備蓄等整備事業費についてお伺いいたします。避難所や避難生活が多様な形態をとることを想定した支援の仕組みが必要と考えます。インフルエンザやノロウイルスの感染や、アレルギー系の問題の発生、プライバシーの確保、バリアフリー化、育児、介護、女性用品の確保、女性や子どもへの暴力リスク対策等の検討状況と、当該年度の取り組みをお伺いいたします。
 福祉避難所をめぐる問題解決のための特別な配慮の運営支援の取り組みの検討状況は進んでおりますでしょうか。当該年度の市の取り組みをお伺いをいたします。
 最後に、予算書283ページ、事項12.地域防災計画等推進関係費についてお伺いいたします。受援計画についてお伺いいたします。大災害時に自治体が他の自治体から支援を受ける際、応援職員に担ってもらう業務などを事前に決めておく受援計画ですが、政府も受援計画の策定を自治体に求めております。いざというときのために仕組みづくりは大変重要と考えますが、三鷹市としてはどのように進められているのか、お伺いいたします。
 以上です。よろしくお願いいたします。


◯健康推進課長(齋藤浩司君)  幾つか御質問いただきましたので、順次お答えさせていただきます。まず、妊婦健診に関しまして、近年の実績、またPRの周知ですね、そのあたりの御質問をいただきました。妊婦健診につきましては、従来から妊娠中に14回の健診と、また新たに検査等も追加されて、近年実施をさせていただいておりますけれども、基本的にはゆりかご面接も始めておりますので、妊娠初期の妊婦さんにもこういった健診の活用は、順次御案内も強化させていただいております。また、実績数値から見ますと、未受診の方というような形で見える部分かなりあるんですけれども、実際には週数短い間に御出産なさったり、転出等なさった妊婦さんとか、逆に中途から転入される妊婦さんに、途中から三鷹市の助成金をお渡ししたりと、そういったやりとりの数値もありますので、基本的には周知のほう、できる限りの中で健診も受けていただいているというふうに認識しております。
 それから、2017年度からの産婦さんに対する健診助成についてですけれども、妊婦健診自体、これは三鷹市独自というよりも都内一律の形で、今、三鷹市も都内の医療機関で皆さんに検査を受けていただけるような妊婦健診を実施しておりますので、こちらの産婦さんにおける産後のこういった検査におきましても、そういった都内の自治体の動向を見ながら、適切に市としても対応していきたいと思っております。
 続きまして、モバイルサービスの内容につきまして、妊娠期からの機能拡充はどのようなものかというふうに御質問いただいたと思うんですけれども、こちらの導入予定のモバイルサービスなんですけれども、登録いただくデータとして、お子さんの予定日から入力をできることになっておりまして、今御質問ありました妊婦健診のスケジュール管理等から、このサービスも活用いただけると思いますので、出産後には誕生日もまた入力していただくことで、その後の予防接種のスケジュールとか、先ほど御説明したような機能につながっていくと思いますが、いずれにしても御質問のとおり、妊婦の段階からお使いいただけるものというふうに理解しております。
 続きまして、がん検診に絡んで幾つか御質問いただいています。まず肺がん検診についての拡充につきましては、委員さん御質問のとおり、医師会ともあり方等検討委員会の中で、肺がん検診についても従来からCTの導入も含めた御協議いただいておりますけれども、近年医師会の先生方の中でもさまざまな御意見をいただくようになっておりまして、必ずしもCTが必要なのかどうかも含めて、従来の検診をさらにもう少し多くの方にできるためにどのような方法があるかというようなことも含めて協議を進めている中で、また次年度以降、拡充できるものがあるかは協議を進めていきたいと思っております。
 続きまして、口腔がん検診につきまして、歯科医師会のほうで今、独自事業ということで実施いただいておりますけれども、こちらのほう、市のほうも共催の愛歯のつどいの中の一環の事業ということで、今年度、口腔がん検診もさんさん館のほうで実施をさせていただきました。市のほうも共催の中で、口腔がん検診も行うということで御協力いただく医療機関のほうにも、市も共催の口腔がん検診というような位置づけで、今、歯科医師会の先生方とは実施をしていただいているということで、今の関係を継続しながら、今後、市の独自の検診ができるのかということは、歯科医師会の先生方とも協議をしていきたいと思っております。
 続きまして、がん検診全般、個別勧奨について、平成29年度の予定ということなんですけれども、基本的には従来どおりの内容で、個々の対象の方への勧奨は予定をしております。特に乳がん、子宮がんにつきましては、国の制度のクーポン事業というのも平成29年度、対象年齢の方には勧奨を行う予定でいるんですけれども、クーポン事業、平成21年度から実施しておりますけれども、どうしてもやはりなかなか受けていただけない方、市の検診以外の中で御利用いただく方も含めて、重複して御案内を差し上げているようなところもあると思いますので、またこういったクーポン事業を使っていくかどうかということを、今後また三鷹市としても検討していきたいと思っているところでございます。
 それから最後に、乳がん検診のマンモグラフィーの検査精度の部分で、一部ふぐあいが出てしまう方が出ているんじゃないかという御質問ですが、こちらのほうは事業自体を委託しています医師会の先生方でもそういった御指摘、現場でも重々ケースとしてはいろいろ報告いただいている部分があると思います。乳がんの検診につきましては、マンモグラフィー以外にもエコーの検査もございますし、その辺の適切な検査の方法につきましては、対象年齢の方、また状況に応じて個別の医療機関のほうで適切な相談をしていただいて御案内をして、検査を続けられるように、いずれにしても今、国の指針に基づいてやっている検査ということなので、先生方のほうともその辺情報共有しながら、適切な検診をお願いしていきたいと思っております。
 私からは以上です。


◯ごみ対策課長(井上 仁君)  公衆トイレについて御質問がございました。現在、私どものごみ対策課のほうで管理している公衆トイレは2カ所ございまして、三鷹駅南口と三鷹台駅でございます。三鷹駅南口につきましては、平成元年に鉄筋コンクリートづくりで2階建てのものになっております。三鷹台駅については平成8年の平屋建てのものでございます。洋式化につきましては、現在東京都のほうでもそのような補助事業があるというふうに伺っておりますので、そのような情報を鋭意入手しながら、適切に洋式化のほうの検討をしていきたいと思っております。
 続きまして、喫煙マナーアップキャンペーンについて答弁をいたします。こちらは平成16年からキャンペーンを行っているものでございまして、吸う人も吸わない人も気持ちよく暮らせるようなまちをつくるという形でキャンペーンを行っております。歩きたばこやポイ捨てを防止するというようなことをキャンペーンで行っておりまして、このときに吸っている方の調査をしておるんですが、近年のマナーの向上によりまして、歩きたばこをしている方の割合は減ってきている状況がございます。ポイ捨てのものにつきましては横ばい傾向ということがございますので、引き続き吸う人も吸わない人も気持ちよく暮らせる三鷹をつくっていきたいと考えております。
 以上でございます。


◯都市交通担当課長(高橋靖和君)  サイクルシェアの駐輪場の適正な広さということで御質問をいただきました。当初、サイクルシェアにつきましては185平米のスペースで、120台ということでやっております。現在もそういうふうに進めてはいるんですが、一般的に今、市の行っている駐輪場のほうの面積でいいますと、大体通路も含めまして1台当たり1.2平米ぐらいの確保するような形になります。ざっとですけれども、単純に1.2掛ける120台となりますと約145平米ということになるんですが、実際にその中で、今回社会実験というところは、あくまでも三鷹市としては初めての試みというのもありますし、またキーボックスを3台設置しまして、その中でいろいろ運営していく中で、ある程度のスペースを確保しながら進めてきております。
 実際その中で今年度は、隣に一時利用のさくら通り第2駐輪場がありまして、そのスペースを少し広げまして、サイクルシェアのほうにも持ってきたりとか、あと駅前コミセンの駐輪場も、一部通路のところに約10台ぐらいのスペースを確保しまして、とめられるような形にもしております。そういうことをやりながら、適正な広さというところでありますけれども、いろいろ実験の中で進めていきたいと思いますし、今ある実験の中では、残台数、駐輪場に自転車が残っている台数が幾つなのか、それを確保しなきゃいけないということになりますので、究極いいますと、実際には自転車がない状態で使われて、でも皆さんが不便していないということが一番なんですけれども、ただそういうことはあり得ませんので、そういうところは今後、社会実験を来年度もやりますので、見きわめて、適正なある程度の駐輪スペースということも確認していきたいと思っております。
 以上でございます。


◯都市計画課長(田中元次君)  分譲マンションの耐震化について御質問をいただきました。市として、マンションの耐震化についての補助制度というのは、残念ながら今のところまだないんですけれども、市内に所在する分譲マンションにおける適切な維持管理の誘導と啓発などを行うために、専門講師に依頼しまして、毎年セミナーを開催しています。このセミナーの中で、耐震化についても過去にはやったことがございます。また、個別のアドバイザーの派遣というのはやっていないんですが、このセミナーの際に、個別にお困り事とか心配事があるマンションの管理人の方には、事前にそういったこともできますよという御通知をした上で、そういったことも行っているということでございます。また、東京都のほうでは、耐震化の総合相談窓口なども設置しておりますので、こういったところも市として誘導しながら、マンションの耐震化については皆様に周知をしているところでございます。


◯緑と公園課長(池田啓起君)  公園ボランティアの皆様について御質問いただきました。現在、公園ボランティアの団体は41団体のボランティアさんが、市内には239カ所のうちの45カ所を超える公園で、2割弱の公園になりますが、公園の清掃、遊具等の見回り、花壇への植えつけ、子どもたちを初めとする利用者への声がけ等について活動をいただいております。御指摘のとおり、課題としまして、高齢化や人数の減少、多様な年齢層の参加などが課題として挙げられるところでありますが、最近では自治会・町会さんが公園リニューアルのタイミングで、自治会・町会単位でボランティアに参加していただいている事例もあります。市内の公園緑地において継続的に活動を行っていただけることで、良好な環境づくりであるとか、防犯上の効果にもつながっているというふうに考えております。
 今後もボランティアの皆様が、不便なくボランティア活動に長く楽しんで活動できるような体制をということで、所管としても丁寧な対応──具体的には市のボランティアの皆さんの意見交換や、ボランティア間の意見交換として、ボランティアの連絡会を開催しております。そうした中で、ボランティアさんの苦労とか要望とかを実際に把握に努めて、そういった支援体制の強化につなげていきたいというふうに考えております。
 以上です。


◯総務部危機管理担当部長(大倉 誠君)  3点質問いただきました。まず、防災無線の自動電話応答システムでございますが、これは平成28年度の補正予算をお認めいただいて、今、設置の準備をしておりまして、4月1日から、年度初め当初から稼働をすることにいたします。そのために広報紙の3月の3週号で電話番号、そして、フリーダイヤルでございますので、料金はかかりませんが、そういったものの周知を図ってまいります。
 それから、備蓄についてさまざまな視点での備蓄が必要という御質問をいただきました。インフルとかノロとか衛生的なもの、確かに熊本地震なんかでも教訓として残りました。そういったこともありましたので、平成29年度は予算の中で衛生用品ということで、ウェットティッシュであったり、あるいは手指の消毒液、こういったものを購入する予算を計上してございます。また、育児の問題、あるいは女性の関係、このあたりについても、避難所運営連絡会の中で、そういった方が避難所に避難するに当たっての比較的専用的なスペース、そういったものの確保、こういったものをマニュアルの中に落とし込んで決めていっているところでございます。
 そういった中で、福祉避難所につきましては、先ほども別の委員さんに答弁いたしましたとおり、マニュアルができて今回一定程度の備蓄というところにまで進んだところもありますけれども、今後もやはり一時避難所でもこういった方が暮らすことが想定されますので、そういった方への配慮ができるようなスペース、物品の確保、こういったものもそういった方の御要望とか御意見も伺いながら進めていきたいというふうに思っております。
 受援計画ですけれども、これもやはりこれまでの震災のさまざまな教訓から見る中で、そのときの被害状況によって確かに必要な職員のニーズ等異なるのは異なるんですけれども、共通しているのは、やはり住宅の罹災証明の発行につながる住宅の調査であるとか、あるいは避難所で生活する避難者の方の健康管理、この辺がある程度専門的な知識、あるいは一定の技術、知識を持ち合わせることが必要ですので、逆にそういったことができるスタッフの数からすれば、ここは間違いなく受援の対象になるだろうということで考えているところでございます。我々としても、もちろんそういった人的な確保もそうですが、やはり三鷹という市域を考えたときに、そういった方が来てもらったときに、どこに滞在してもらうかということも含めて、今、検討をしているところでございます。
 私からは以上です。


◯委員(大倉あき子さん)  御答弁ありがとうございました。何点か再質問をさせていただきます。まず、予算書217ページの母子保健モバイルサービスの件なんですけれども、さまざま機能も拡充されるということで、非常に楽しみだと思っているんですが、このモバイルサービスを使っていただける工夫はどのようなことを検討されているのか、お伺いしたいと思います。
 また、使っていただいている方にアンケート調査とかいろいろなお声を聞く、そういったことも考えられているのか、お伺いしたいと思います。
 続きまして、がん関係なんですけれども、検診ではなくてがん患者の支援のことでお伺いをさせていただきたいと思います。がん患者の生活、社会復帰の支援のためにも、医療用のウイッグやリンパ浮腫予防のためのタイツや補正下着等の高額製品の助成制度について調査研究を進めるべきだと考えておりますけれども、がん患者の個別支援の対応についての考え方について、お伺いをしたいと思います。
 続きまして、乳がん検診の高濃度乳房の件なんですけれども、先ほど課長のほうからも一定の答弁があったんですけれども、検診で異常なしと受診者に通知されてしまうと、異常がなかったんだなということで安心してしまうということがあると思います。こちらは本当に見えない場合には、受診者に超音波検査を受けるようにというような通知をするルール化、そうしたこともぜひ検討していただきたいと思っていますので、ちょっとその辺のところもまた御答弁お願いをしたいと思います。
 続きまして、喫煙マナーアップ週間ということで、このキャンペーンでマナーが向上しているということで伺ったんですけれども、実際のところ歩きたばこされている方のお姿を見ることも多く、また子育て中のお母様から、ちょうど歩きたばこの手がバギーに乗っているお子様の目の位置にあったりとかして、本当にひやっとする思いをされたって、そういうお声も聞くことが多いです。今、いよいよ2020年のオリンピック・パラリンピックに向けて、国でも東京都でも受動喫煙対策、いろいろと議論をされておりますけれども、三鷹市でも強化していく必要性を考えております。この件について、市としてどのような方向性を考えられているのか、お伺いをしたいと思います。
 最後に受援計画なんですけれども、いろいろと考えてくださっているということなんですけれども、今、災害のボランティアに関して、国民の意識も大変に高くなってきていると思います。なので、行政側の支援ももちろんそうなんですけれども、本当に国民のボランティア、そういう方たちを受け入れる受援力も大変大事になってくると思いますので、災害はいつ起こるかわからないということを考えても、早目につくっていただきたいと思います。これは要望です。よろしくお願いいたします。


◯市長(清原慶子さん)  1点、喫煙マナーアップキャンペーンに関連した再質問にお答えいたします。私も国及び東京都が、喫煙マナーどころか受動喫煙の被害防止等についていろいろな動きをされていくだろうということで、これは注目しております。それに加えて、喫煙マナーアップというのは、現状極めて重要であり続けると思っておりまして、今年度、財務省から指名を受けて、たばこ税に関する検討会に、三鷹市の事例を報告するようにということで、事例報告もさせていただきました。そのときに、間接税としてのたばこ税はもちろん重要なんだけれども、財務省としてぜひたばこのパックに、健康に関する情報に加えて、喫煙マナーについても書いてもらえないかということも発言し、あわせて文書でも、財務省宛てにそのような内容をお送りしております。さて、それだけの効果が出るかどうかはわからないんですけれども、やはり吸う方には吸わない方に対する思いやり、社会に向けてのマナーとして、喫煙マナーアップにつきましては、市としても努力は続けますが、財務省を中心とした国、そして東京都と連携が極めて必要な分野だと認識しております。


◯健康推進課長(齋藤浩司君)  幾つか再質問にお答えさせていただきます。まず、モバイルサービスに関して、導入後の使ってもらうための工夫は何かあるかということでございますけれども、まず一義的にはゆりかご面接というものに私ども、力を入れていますので、その場では必ずこういうサービスを──7月から利用開始を想定していますので、その前から広報等も含めて力を入れていこうと思っております。直接そういう機会を使って、まずはお話をしていきたいと思っていますし、広くホームページ、広報等でも周知をしていきたいと思っています。
 また、利用者の方の使ってみての感想ですとか、そういった部分なんですけれども、ちょっと今、導入予定のモバイルサービスの中で、利用者の方が直接そちらのシステムのほうに、何かそういう声を反映するような仕組みはないようなんですけれども、私ども、いろんな事業をツールを使って、こちらからは発信していこうと思っておりますので、そういったところに参加いただく方に、知ったきっかけでどういうところがあったかとか、そういう中でどの程度このシステムが活用されているのかということは、使う中でちょっと十分市としても検証していきたいと思っております。
 それから、がん患者支援の医療用ウイッグ等の助成制度ということなんですけれども、幾つか全国の中ではそういった助成制度をやっている自治体があるというのは承知しておりますけれども、ちょっと今現在、三鷹市として、すぐにそういう導入というところまで具体的に検討していないのは事実でございます。今後もそういった自治体の先行事例も参考にさせていただきながら、どういったことができるのかできないのか含めて、検討していきたいと思っております。
 それから、乳がんの異常なしであったのにというところの部分なんですが、これにつきましては、がん検診全般にいえるんですけれども、どうしても異常なしの場合でも、そういうケースがあるというのは、検診のお知らせ等にも注意喚起の中で、受診をいただく方には広く周知を進めさせていただいていまして、当然検診の中で異常なしという結果が出ても、やはり御自身で何か異常を感じる場合は、速やかに医療機関で受診してくださいというのは、どの検診でも明記させていただいておりますので、その辺引き続き周知に努めていきたいと思っておりますし、また医師会の先生方にも、そういったことも注意喚起とともにお願いをしていきたいと思っております。
 以上です。


◯委員(大倉あき子さん)  ありがとうございます。受動喫煙、今後どのように三鷹市として取り組んでいくのかということ。
         (「喫煙マナーアップキャンペーンの中で」と呼ぶ者あり)
 わかりました。まず喫煙マナーアップを強化していただきながら、ぜひ受動喫煙、本当に日本の現状は、WHOでも世界で最低レベルと言われている現状もございますので、ぜひ前向きに取り組んでいただけたらと思いますので、よろしくお願いします。
 以上です。


◯委員(粕谷 稔君)  じゃあ、最後ですので、よろしくお願いいたします。さまざま特記事項等質問出まくってしまいましたので、ちょっと観点を変えて質問させていただければと思います。衛生費からお伺いいたします。予算説明書の235ページの10、小型家電収集関係費でございます。これも事業としてずっと継続してやっていただきましたが、これまでの実績と市民意識の変化等、事業の分析等どのように分析されて、当該年度継続されるのか。
 また、今回、まちづくり環境委員会のほうで環境表彰で、近隣の高校で同様の取り組みをされて表彰されたという御報告をいただきました。若い方の意識がすごく大事かなというように思いますし、まだまだ若い方々が使用済みのガラ携とかスマートフォンとか抱えているんじゃないかなという部分が懸念をされるわけなんですが、その辺の広報の考え方についてお伺いしたいと思います。
 同じく同ページの16、犬猫遺骸等関係費でございます。市内で活動されている団体からの要望等、さまざまいろいろなお声が地域猫に関してはあろうかと思います。こうした要望等を受けまして、今後、回収方法の変化等が予定されているのでしょうか。写真を撮ってほしいとか、いろんな声があったかと思います。この点についてお伺いしたいと思います。
 続きまして、労働費、これは施政方針のほうなんですが、この特記にあります、女性・若者等の就労に向けた支援事業の実施ということで、女性と若者の就労機会の創出はすごく大事かなというように思います。予算的には東京都の支出にはなるんですが、市内事業者への就労に向けた支援ということが記載されております。こうした部分では、市内でなりわいにされている方々にも非常にいい機会なのかなという気がいたします。そうしたことにおいても、結果がすごく問われる事業なのかなと思います。この事業の実績とか効果の検証というのはどういうふうになっているのか、現状決まっていることがあればお伺いしたいと思います。
 続きまして、隣の103ページ、市内産農産物等の獣害対策の実施、さまざまな質問が出ましたので、実際の部分ですね。例えば、このエリア、どこで被害が起きているかとかって、そうした届け出、市としてどのような状況を把握されているのか、現状わかればお教えいただきたいと思います。
 続きまして商工費、これも施政方針の105ページの3になります。買い物環境の整備でございます。買い物環境の整備におきましては、やはり実の成果が期待される事業であると考えております。各協議会の地域特性に合わせた取り組みを支援という、今回の記載なんですが、商店街がないエリアへの支援が急がれているものと痛切に感じております。新たな支援対策の検討、実施の内容についてお伺いしたいと思います。
 特に高齢者へは移動の支援とあわせてマルシェ的な市の開催とか、これを全域的に広げていただきたいというお声もあるかと思います。買い物の質が重要と考えますが、市の御所見、お伺いしたいと思います。
 続きまして、土木費に移らせていただきます。随分前の質問で聞かせていただきました、今回、施政方針の111ページに、三鷹駅南口ペデストリアンデッキの改修に、エスカレーターの改修の項目が──更新時期を迎えるということで記載をされて予定をされていると思います。以前、特に写真の横のコラル側と、あと、バス停のコーヒーショップがあるところのエスカレーターになるのかな、ちょっと屋根がないところに関しての、このエスカレーターのランニングコスト、維持について、当時聞いたときにはなかなか設置が難しいという答弁をいただいたかと思います。今の技術、さまざま進歩しているかと思うんですが、その状況を踏まえても難しいのか、また屋根がないことで、このエスカレーターの経年劣化とかいう部分にどのような影響があると分析をされているのか、お伺いしたいと思います。
 同じくその段の下、自転車走行空間、大沢グラウンド通りの自転車走行空間のお話をいただきました。私のほうからは、このエリアですね、通常事あるごとに指摘をさせていただいているんですが、非常に昼間の時間とか、車をとめて休まれている方が多いエリアになっております。こうした駐車自動車対策との整合性、どのようにお考えか、お伺いしたいと思います。
 続きまして、これは説明書になります。やはり土木費、道路管理関係費、253ページの事項3になるかと思います。さまざまな機会に伺っているんですが、市内の道路の予防保全の観点から、地中空洞化調査についての近隣他市の取り組みが進んでいく中、個人的には三鷹市だけがまだこの事業を実施していないということで、災害時の備えという部分で懸念をしております。また、従前より答弁をいただいております調査制度の認識というのが我々どもともちょっと異なるのかなというように思いますが、実績の研究、近隣市との情報交換等について、どのように取り組まれているのかお伺いしたいと思います。
 続きまして、施政方針の112ページ、橋梁改修事業費、安全安心な橋梁の改修でございます。今回、野川流域のことに関してお伺いしたいと思います。榛沢橋が対象となりまして、今現状、この榛沢橋北側の接合部分のコンクリの部分がもう落っこってしまっていて、境目が見えているような状況がございます。そういう部分で、今回対象としていただいてありがたいなと思うんですが、あくまでも大沢四丁目エリアの橋梁は、歩行者と自転車の利用が可能な橋であると認識しているんですが、この榛沢橋の隣の清水橋について、狭隘な橋のために軽自動車がよく何回も何回も切り返して通過しているということに遭遇をいたします。近隣地域での開発も今進んでおりますけれども、防災の側面とか物流とか地域コミュニティの活性化等を考える中で、今後この大沢四丁目エリアの橋梁の幅を広げていくことの必要性が増していると思いますが、市の考え方、ちょっとあわせてお伺いをしたいと思います。
 続きまして、まちなかグリーンベルト、275ページの事項17になります。これは新川地区において推進を予定されておりますが、ふれあい通りも一方通行になることで、歩道も広くなり、歩行者も安心して利用できる通りになりました。町会の中には、広くなった歩道が狭くなるのではないかなどの心配の声があるということですが、町会全員がもろ手を挙げて賛成ではなくて、町会の中にもさまざまなお声があると現実を認識しております。ワークショップに参加できない方々の声をどのように取り上げていくのか、お伺いしたいと思います。
 続きまして、257ページ、事項9.バリアフリーのみちづくり推進事業費です。ほっとベンチの設置事業についてお伺いしたいと思います。市内各所に今、随時推進をしていただいているんですが、設置場所の選定についてちょっとお伺いしたいと思います。例えば、遊歩道に設置されて、沿道の住民の方からベンチに座って家を見られているような気がすると、不快であるというようなお声が出てきているのもあると聞いております。設置の際の近隣住民への説明の仕方についてお伺いしたいと思います。
 それから、消防費に移らせていただきます。今、同僚委員のほうからも、防災無線のことをフリーダイヤルで聞けるというお話があって、関連してお伺いをしたいと思います。この3月10日の東京平和の日と3月11日、3・11の防災行政無線を使った市民への黙祷の御協力、これは非常に大変いい事業だなというふうに思うんですが、これはずっと継続してやられていくという前提でお伺いをしたいと思います。今回、この3・11の防災行政無線のときに、ちょっと発災時間とのタイムラグがあったのかなというように思いますが、その辺のお考え方、お伺いしたいと思います。
 最後です。283ページの事項10.救急医療情報キット支給事業費について、今後医療情報の更新ということが非常に課題と思いますが、その辺の分析と広報について改めて伺いたいと思います。
 以上です。


◯ごみ対策課長(井上 仁君)  小型家電関係で御質問いただきました。平成26年9月から、市役所やコミュニティ・センターなど市内10カ所で回収のボックスを置き、小型家電を回収しております。また、平成28年3月からは、宅配便を使った回収を行い、小型家電を回収しているところでございます。リサイクルカレンダーやごみの分別アプリ等を使いまして、こういうような取り組みを行っているというのを市民の皆様へ啓発していきたいと思っております。回収量につきましては、徐々ではありますが、ふえているという状況でございます。
 次に、犬猫遺骸についての御質問についてお答えいたします。毎年約380件前後の遺骸の回収の申し込みがございまして、そのうち飼い主のわからない猫については330件程度ございます。そちらについて、探されている方に対して要望が幾つか寄せられてございますので、平成29年度については、その遺骸の一部写真を撮って記録に残して、そのような飼っている方の参考にしていきたいと思っております。
 私からは以上です。


◯生活経済課長(垣花 満君)  女性及び若者のための就労支援事業のほうを御質問いただきました。お答えいたします。こちらの事業は、平成29年度で3年目を迎えます。現在までいろいろな事業のほうをやってまいりましたが、なかなか就労のほうに十分には結びついておらなかった状況も見えます。平成29年度からは、就労のほうに少し力を入れまして、例えばマザーズハローワークさんとか、そういったところのお力をかりて就業につなげていく。また、三鷹のハローワークさんとも連携をして、何とか市内の事業者さんのほうにうまいこと就労ができないかということで、検討を進めているところでございます。市内の事業者様のほうの状況をお伺いいたしましても、なかなか思ったような人材がなかなか就労していただけないというような現状もあるようでございますので、今回は女性を中心にいろいろなデジタルな──いわゆるワード、エクセルも含めてさまざまな技術を身につけていただいて、就労に結びつけていきたいと思っております。
 もう1点、買い物環境の整備事業の御質問をいただきました。今まで商店街の振興と、それから買い物環境の利便性の向上を一体的に進めてまいったわけでございますが、こちらのほうもそのまま進めながら、やはり地域住民の視点というものを取り入れていく必要があるだろうということで、買物支援事業本部、関係7団体が集まりまして、生協さんですとか住協さん、それからケアネットさんにヒアリングをして回っております。その中で出てきたことを全て市がやるということではございませんが、それぞれができるようなことをどんなことがあるのか、今、検討して少しシフトした視点からも、買い物環境の支援のほうに努めてまいりたいと思っております。
 以上でございます。


◯都市農業担当課長(塚本 亮君)  農産物獣害による被害のエリアを把握しているかというような御質問がございました。被害のあった農家さんから、特に市への届け出は直接ありませんので、どの農家さんかということは把握はしておりませんが、今回、平成27年度東京都の調査によりますと、三鷹市が東京都で7番目に農産物の獣害による被害額が多いということで、この事業に取り組むきっかけとなったところでございますが、三鷹市はブドウ等の販売単価が高額な果実類の被害が多いということは聞いておりますので、恐らくそうしますと、井の頭、牟礼や野崎、大沢がこのようなブドウ等の生産が多いと思われますので、ここら辺のエリアが主に被害を受けているんじゃないかというふうに想定しております。


◯道路交通課長(川鍋章人君)  エスカレーターの屋根について御質問いただきました。エスカレーターの屋根につきましては、引き続きデッキ自体に荷重をかけられないという設計でございますので、それならば地面から柱を生やして屋根をかけるかということも考えられるんですけれども、なかなか地面にスペースがないということがございまして、引き続き屋根をかけることについては困難であるというようなことでございます。それとランニングコストの比較ですけれども、屋根のあるなしで幾ら違うというような具体的な数字はございませんけれども、雨が直接的に降りかかるエスカレーターについてはコストがかかるということは、これは事実でございます。
 それと、地中空洞化の調査につきましては、先日、実際に調査をしていただいて発見をして、有効性については認識しているところでございますので、武蔵野市さんですとか小金井市さん、実際にやられているところにヒアリングをさせていただいて、より理解を深めていきたいというふうに、研究していきたいというふうに考えてございます。
 それと、ほっとベンチの設置場所についてですが、もちろん設置場所を選定するに当たっては、地先の方に了解を得た上で設置をしておりますので、そういう形で選定をしております。
 橋梁につきましては、今回改修するものについては全て予防保全型ということで、幅員等はいじらずに、改修をしながら長寿命化を図っていくという考え方でございますので、幅員を広げるということは、現在のところ考えておりません。
 以上でございます。


◯都市交通担当課長(高橋靖和君)  自転車走行空間の駐車対策について御質問いただきました。こちらにつきましては、今後、自転車レーンをつくっていく中で、東京都と警察とも、今の駐車というのは、課題として認識しているところでございます。今後、整備していく中でも、そこのところを整理していかなきゃいけないところもありますので、今後その整備に向けましては、また警察と東京都、関係機関等と調整しながらやっていきたいと思いますし、また今後、自転車レーン、普通自転車専用通行帯という形になりますと、駐車禁止ということで規制もかけられます。そういうところの中でも駐車対策もできるかと思いますし、また昨年の12月に自転車活用推進法ということも制定されまして、その中でも路外駐車場の整備と、いわゆる違法駐車対策というところの中での時間制限、駐車区間の指定の見直しという項目もあります。その中で、国のほうでも自転車活用推進計画を定めていくことになりますので、そういうところも注視しながら、市としても対応していきたいと考えております。
 以上でございます。


◯緑と公園課長(池田啓起君)  まちなかグリーンベルト創出事業について御質問をいただきました。この事業は、住宅の密集する市街地の道路に面した民有地の緑化について支援をする事業であります。実際に平成28年度6カ所工事が完成して、道路が狭くなるという心配は、地域の皆様も認識していただけたのではないかと思っております。実際にワークショップに参加できなかった方への対応としましては、お手入れ講座であるとか、植え込みの講座を地域に御案内をするとともに、地域の朝市でお披露目会を開催するなど、参加型で広く地域に周知しながら進めております。今後も平成29年度も丁寧に進めていきたいと思っております。
 以上です。


◯総務部危機管理担当部長(大倉 誠君)  3月11日の防災無線の放送の件で御質問をいただきました。この日の放送につきましては、機器の操作上の不手際がありまして、実は放送時間が若干遅れてしまいました。防災無線につきましては、内容の間違いや、あるいは時間の定めのあるものについては時を逸することはあってはいけない、このように強く認識をしております。また災害時には、市民の重要な情報伝達手段でありますので、今後このようなことが決してないように取り組んでまいります。
 以上でございます。


◯高齢者支援課長(古園純一君)  救急医療情報キットについて御質問いただきましたので、答弁をさせていただきます。救急医療情報キットにつきましては、平成23年度から配布を開始しまして、現在、2,713件ほど配布が行われているところです。一定程度市民の方の間にも周知がされているものと認識しております。その内容につきましてですけれども、ここに書かれていますキットの中にあります救急医療情報シートでございますが、これにつきましては、更新がされているかどうかという追跡等は特にしてはございませんけれども、年1回程度は見直していただいて、用紙につきましては、高齢者支援課の窓口でお配りしています。あるいは、ホームページを見られる環境の方であれば、そちらのほうからダウンロードできますということで御案内をさせていただいておりますので、今後、配布の際にも、そういったことの周知にも一層努めてまいりたいと思います。
 以上です。


◯ごみ対策課長(井上 仁君)  小型家電の若者向けのPRということで、答弁させていただきます。一例といたしましては、オリンピック・パラリンピックに小型家電から出る貴金属系のものを集めてやるというような情報もございますので、そういうようなものを1つPRして、多くのものが集まるようにしたいと考えております。
 以上でございます。


◯委員(粕谷 稔君)  時間内に答弁いただきましてありがとうございます。じゃあ、ちょっと再質問をさせていただきたいと思います。小型家電、今、御答弁いただきまして、近接する学校の非常に若い方の環境表彰も頼もしく伺ったところなんですが、やはり若い方への周知という部分をやっていく必要性があるということから、先ほど井上さんからも御答弁いただいた、分別アプリ等を使ってまたアピールというお話もございました。例えば、今回も粗大ごみのアプリという部分がございまして、分別アプリに関しては、どれぐらいの市民の方が利用されているのかというのは把握をされているのでしょうか。それをちょっとお伺いしたいと思います。
 それから、犬猫の遺骸関係なんですが、年間330件ほどがやっぱり飼い主がわからなくてという状況があって、今回、写真を撮って残すということで、いろいろな御意見はあるかと思いますけれども、本当にこれは一歩前進なのかなという気はいたします。そういった意味で、また丁寧に対応していただければというふうに思います。
 それから、買い物環境なんですが、今回、地域住民の声とか、また視点をシフトして支援をしていくという御答弁をいただきました。まさにほっとベンチのこともそうなんですが、行政のマッチングのスキルというか、力量がやっぱり問われていく事業かなというふうに思いますので、本当に従前より御指摘をさせていただいております、例えば公園等を利用したマルシェとか、こういったこともまた検討、地域住民の声に耳を傾けていっていただきたいと思います。この公園の活用等について、また再質問をさせていただきたいと思います。
 あと済みません、駅前デッキのエスカレーターの件、我々も日々使っていく中で、野ざらしになって朝から晩まで動いているエスカレーターが、やっぱり経年劣化が早いのかなという気がいたします。デッキに負担をかけないということも踏まえて、ちょっとどうなんでしょうか、これはわからないんですが、例えば隣接するビルに御協力をいただいて何か設置ができないものなのかなというようにたまに考えたりするんですが、その辺の検証等はされているのでしょうか。お伺いをしたいと思います。
 あと済みません、救急医療情報キットの件、丁寧にやっていただいて、またこれもアナログ的なことで非常に、かつでもやっぱり高齢者の方には大切な視点なのかなという気がいたします。今まで拡充等もしていただきまして、今何か改めて課題だというように思われていることがあれば、お伺いしたいと思います。とりあえず再質問をお願いします。


◯ごみ対策課長(井上 仁君)  分別アプリのダウンロード数でございますが、平成29年の1月末で約2,000ダウンロードというふうになっております。
 以上でございます。


◯生活経済課長(垣花 満君)  買い物支援事業についてお答えします。公園、もしくは例えば神社の境内ですとか、あとコミュニティ・センターですとか、そういったところをうまく活用して、できることがあれば進めていくという形になるかと思います。マルシェは割と要望が高いものではございますが、誰がどうやってやるかというような問題もございますので、そこは地域の方々とよくお話をしながら進めてまいりたいと思います。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  デッキに民間のビルを活用して屋根をかけますと、そこのビルの容積率を使ったり、そういう問題もございます。建蔽率とか容積率とか、そういった建築の制限の問題等もありますので、よく検討しながら、そこら辺は進めていく必要があるというふうに認識しております。
 以上でございます。


◯高齢者支援課長(古園純一君)  救急医療情報キットについて再質問をいただきました。現在、特にこれといって課題という点はございません。今でも定期的に窓口に高齢者の方、あるいは御家族の方がいらっしゃって、必要ですからということでお持ちいただいております。今後、高齢者の方はますますふえていくと思われます。そのときには一層このキットが活用していただけるように、これからも啓発・普及、PRに努めてまいりたいと思います。
 以上です。


◯委員(粕谷 稔君)  御答弁ありがとうございました。本当に建蔽率の問題がやっぱり難しいのかなということで、多分都市整備部の皆様、本当に苦労されているのかなという気がいたしました。我々もない知恵を絞りながらいろんな提案をさせていただくんですが、また一緒に皆様方と素敵な三鷹の顔としての駅前デッキに、またさらに磨きがかかるよう期待しております。
 あと、さまざま質問させていただきました。本当に大事な事業だなというように思いますので、全て本当に何らかのすばらしい結果が出るようお祈りをさせていただきますし、全力で協力をさせていただくつもりでございます。種々細かい点をお伺いしました。大変ありがとうございました。


◯委員長(加藤浩司君)  以上で公明党の質疑を一旦終了します。
 以上で、第4款 衛生費から第9款 消防費に対する質疑を一旦終了いたします。
 本日の予算審査特別委員会はこれをもって散会いたします。なお、次回は3月15日午前9時30分より開きます。文書による通知はいたしませんから、さよう御了承願います。本日はお疲れさまでした。
                  午後4時59分 散会