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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(平成29年調布飛行場周辺利用及び安全対策特別委員会) > 2017/03/21 平成29年調布飛行場周辺利用及び安全対策特別委員会本文
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2017/03/21 平成29年調布飛行場周辺利用及び安全対策特別委員会本文

                  午後1時28分 開議
◯委員長(宍戸治重君)  それでは、皆さん、こんにちは。ただいまから、調布飛行場周辺利用及び安全対策特別委員会を開きます。
 初めに休憩をとって、本日の流れを確認いたしたいと思います。
 休憩します。
                  午後1時28分 休憩



                  午後1時30分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  委員会を再開いたします。
 本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、議会閉会中継続審査申し出について、3、次回委員会の日程について、4、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認をいたしました。
 市側が入室するまで休憩します。
                  午後1時30分 休憩



                  午後1時31分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  委員会を再開いたします。
 行政報告、本件を議題といたします。本件に対する市側の説明を求めます。


◯企画部長・行財政改革担当部長(土屋 宏君)  こんにちは。初めに、私から総括的なお話をさせていただきます。本日、報告事項は4件となります。
 まず1点目です。2月20日月曜日に開催されました調布基地跡地関連事業推進協議会、いわゆる四者協の幹事会についてです。この幹事会では、3月30日に開催が予定されている第8回四者協における報告事項について、東京都と三鷹市、府中市、調布市の部長級での意見交換が行われました。四者協での報告事項とされた1つ目は、武蔵野の森総合スポーツ施設(仮称)の管理運営についてです。このたび整備されますメーンアリーナ棟、サブアリーナ・プール棟を公募による指定管理者制度によって管理運営していくというものです。
 2つ目は、調布飛行場付近における航空機墜落事故に対する対応についてです。平成27年7月26日の事故以降の地元3市と東京都との協議、あるいは自家用機の分散移転等について、東京都における検討状況等の経過報告に関するものとなります。この2件が3月30日、東京都の副知事、そして三鷹市長、府中市長、調布市長を構成員とする四者協において報告されることとなります。
 報告事項の2点目は、調布飛行場から大島、新島、神津島及び三宅島へ運航している航空機についてです。4月1日付で東京都から航空機の更新を行うという通知がございましたので、御報告させていただきます。
 3点目と4点目に関しましては、本特別委員会に定例的に御報告しているもので、調布飛行場の離着陸状況や味の素スタジアムの輸送人員についてです。
 引き続きまして、担当から詳細の御説明をさせていただきます。


◯企画経営課長(平山 寛君)  それでは、お手元の資料に沿って御説明をさせていただきます。先ほど企画部長から概略を申し上げましたとおり、今回は報告事項が4件となっております。1ページ目をお開きください。資料1、調布基地跡地関連事業推進協議会(四者協)幹事会について、御説明をいたします。幹事会は平成29年2月20日に開催されました。今回の幹事会は平成27年12月に、調布飛行場の小型機墜落事故関連で開催されて以来のものです。開催の主な理由ですが、1点目としまして、武蔵野の森総合スポーツ施設の竣工を今年度末に予定する中、施設の管理運営方式について報告がございました。
 2点目は、小型機墜落事故関連について経過報告があったものでございます。そして、この2点につきましては、先ほど部長が御説明しましたとおり、3月30日に開催予定の調布基地跡地関連事業推進協議会(四者協)に報告をしたいと都の意向が示されたものでございます。そのため、この1ページ、中段にございます議題のとおり、第8回四者協の開催及び議案について協議がなされたものです。
 2ページ目をお開きください。四者協では、東京都副知事、三鷹市、府中市、調布市の市長が構成員となり、中段の議事のとおり2件の報告事項を予定しているところでございます。
 3ページをお開きください。1点目の武蔵野の森総合スポーツ施設(仮称)の管理運営についてです。当該施設の管理運営方法につきまして、東京都の考え方が初めて明らかにされたところでございます。その内容でございますが、番号1にありますように、武蔵野の森総合スポーツ施設のメーンアリーナ棟、サブアリーナ・プール棟などについては、開業から平成34年度までの期間、公募による指定管理者制度によって管理運営するとしています。
 また、番号2にありますとおり、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が終了した後の平成35年度以降は、再度管理運営について検討を行うというふうにしているところでございます。なお、東京都の説明では、この平成34年度までの期間といたしましたのは、東京体育館など、ほかの施設の終わりの時期、終期と合わせるためというふうに聞いているところでございます。
 また、2月22日から開会されております東京都議会第1回定例会におきまして、東京都体育施設条例の改正案が提出されているところです。この中で当該施設についても条例に位置づけるとともに、名称を武蔵野の森総合スポーツプラザとして提案をされているところでございます。
 4ページ目に施設の概要をお示ししておりますので、御確認いただければと思います。
 次に、5ページ目でございます。調布飛行場付近における航空機墜落事故に対する対応について(経過報告)でございます。5ページ目の上段の番号1でございますけれども、地元3市と都との協議に係る主な経過では、平成27年7月26日に発生しました調布飛行場を離陸した航空機の墜落事故発生からの協議経過について記載されているところでございます。特にこのページの中段、四角囲みの中、安全対策の強化、管理運営の一層の適正化について協議が進められ、昨年の9月の特別委員会でも御報告したとおり、地元3市において住民説明会が行われたところでございます。
 なお、国土交通省運輸安全委員会による事故調査の進捗状況報告を確認しますと、昨年4月にアメリカで行われたエンジン、プロペラ等の分解調査に関する運輸安全委員会の委員長の記者発表ということで、国のホームページ上で出ているところでございますけれども、現在のところ、この事故調査の報告についてはまだ調査中ということで公表がされていないところでございます。
 次に、同じページ、5ページの2でございますけれども、現在の都の検討状況等におきましては3点、自家用機の分散移転、安全対策の強化、迅速な被害者救済について調査検討がなされているところでございます。特にこの(3)の迅速な被害者救済につきましては、東京都として具体的な方策について検討をしていると、このように正式な場で表明されたのは初めてのことでございます。
 また、2月28日の東京都議会代表質問におきましても、都営空港を利用した航空機が都内で事故を起こした場合、第三者の被害者を救済する制度をつくる方針を、東京都のほうでは答弁として明らかにしているところでございます。
 一番下の番号3ですけれども、今後の協議の進め方です。先ほど御説明いたしました国土交通省運輸安全委員会からの事故調査報告書が公表された後、諸課題検討協議会等での議論を踏まえまして、最終的には四者協を開催するというような方向性が示されたところでございます。この幹事会で明らかにされましたのは番号2と番号3のところが新たな情報というところでございます。したがいまして、6ページ以降につきましては、これまで委員会のほうに御報告をさせていただきました住民説明会で東京都が説明してきました内容ですので、この場では省略をさせていただきます。
 次に、10ページをごらんください。四者協関係課長会設置要綱についてでございますけれども、東京都の組織改正に伴いまして、こちら12ページをお開きください。この左から3番目の列に取り消し線が引いてある箇所があると思いますけれども、スポーツ振興局スポーツ事業部から、オリンピック・パラリンピック準備局大会施設部、スポーツ推進部に改めるというような内容でございましたので、御報告いたします。
 また、会議次第その他の項目で、この三鷹市から報告した事項が2点ございます。こちらのほうは資料は特におつけしておりませんので、口頭で御報告をさせていただきます。この幹事会で報告をした2点といいますのは、まず1点目が調布基地跡地における福祉施設の整備について、もう一点が三鷹市大沢総合グラウンド夜間照明設備等の整備についての2件になります。
 まず、福祉施設の整備につきましては、東京都及び三鷹市、調布市、府中市において、平成5年10月に合意しました調布基地跡地利用計画に基づきまして、三鷹市が担当して整備することとされています身体障がい者通所授産施設については、3市において障がい福祉ニーズ等を再検証したところ、対象を重症心身障がい児(者)や医療的ケアの必要な障がい児(者)等とし、かつ短期入所サービス等を併設することが妥当との判断に至りまして、民間活力の活用を念頭に整備を推進していきたい旨を報告したところでございます。
 もう一点目の大沢総合グラウンドの照明につきましては、スポーツ施設の利用ニーズが高まる中、野川調節池拡大工事のため、大沢野川グラウンドが5年間の長期閉鎖となることから、近接する大沢総合グラウンド内の各施設に夜間照明設備を整備し、既存施設の有効活用を図り、市民スポーツ施設を確保したい旨を報告したところでございます。
 続きまして、13ページをお開きください。報告事項の2番目に当たります航空機の更新についてです。2月15日付で東京都港湾局より、調布飛行場と大島、新島、神津島、三宅島を結ぶ航空路線に使用している航空機について、4月1日からの予定で同型機を更新する旨の通知があったものでございます。
 14ページをお開きください。今回、更新の対象となりますのは、中段の表にございます通称1号機でございまして、平成11年度に導入して以来、17年間、調布飛行場と伊豆諸島間を運航しまして、島嶼の皆様の足となってまいりました。今回の更新によりまして、表にございますとおり、新たに6号機が導入されますが、機体の数としては5機のまま変わらないといった形でございます。
 次に、15ページ、資料3をごらんください。調布飛行場の10月から12月の離着陸状況です。10月は、2地点間輸送でございますけれども、表の一番上のところにございますとおり778回で、前年同月に比べ5回の減、一番下の欄のところに合計欄がございますが、1,386回で、前年同月に比べ89回の減となっております。
 次のページが11月でございますけれども、2地点間輸送は722回、前年同月に比べ24回の増、合計は1,201回、前年同月に比べ15回の増となってございます。
 最後、17ページ、12月でございますけれども、2地点間輸送が761回、前年同月に比べて30回の増、合計は1,382回、前年同月に比べ82回の増となっております。
 前年同期の3カ月間、10月から12月を比較いたしますと、平成28年が3,969回、前年が3,961回ということですので、8回の増というふうになってございます。
 なお、16ページの11月分のところの表の一番下、別表1から4に属さないものというところに、合計で3という数字、3回を意味するところでございますけれども、こちらの内容でございますけれども、飛行場管理事務所に確認いたしましたところ、いずれも空輸──飛行機でただ単に機材を移動させたということを意味する空輸という件数がこちらの内容となってございます。
 また、17ページの12月分のところでございますけれども、こちら、別表2−1に当たるんですが、上から4段目、医師、患者、救急医薬品の輸送のところに、こちら数字、4回というふうに入ってございますけれども、こちらも飛行場管理事務所に確認したところ、ドクターヘリの離着陸回数ということでございます。なお、調布飛行場にはドクターヘリは配備されていないため、調布飛行場への着陸で1回、離陸で1回、計2回が2件あったということでございます。
 また、次に18ページ、19ページに、こちら別紙1としまして、飛行目的の例示をお示ししております。幾つか御説明いたしますと、離着陸回数で一番多い別表1−1、2地点間輸送は例示にありますとおり、大島、新島、神津島、三宅島への定期便でございます。離着陸回数が多い別表3−1に該当します航空測量、また別表3−2、航空写真撮影とは、文字どおり対象となる土地の位置・状態調査、地図作成等を目的とする飛行、建物の景観撮影や人文字撮影等を目的とする飛行でございます。また、別表3−4、航測、空撮、魚探に類するものは、測量や撮影のための輸送や航空機自体の空輸に類する飛行となります。そのほか、19ページを含めまして例示を記載しておりますので、御確認いただければと思います。
 最後に資料4、味の素スタジアム輸送人員についてでございます。サッカーJリーグ戦や音楽イベントなど、入場者が多数見込まれる場合に、主催者がバス事業者に依頼をいたしまして周辺駅から味の素スタジアムまでシャトルバスを運行しております。
 まとめのページが23ページにございます。平成28年4月1日から平成29年3月4日までの利用実績でございます。この期間のシャトルバスの利用者は4万9,973人でした。平成27年度は合計が7万1,290人でしたので、平成28年度は輸送人員が若干減少いたしました。総入場者数に対する平均乗車率でいいますと、4.4%ということで、昨年度の4.4%と同じであったということでございます。
 私からの説明は以上です。


◯委員長(宍戸治重君)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。どなたか。


◯委員(伊沢けい子さん)  それでは、最初にこの四者協の件ですけれども、5ページですね。現在の都の検討状況等というところの(1)に自家用機の分散移転というのがあります。これは、自家用機は今飛んでいないというふうに思いますけど、それでよろしいのかということと、それから、この分散移転というのはどういうことが行われようとしているのか、もうちょっと詳しく教えていただきたいと思います。


◯企画経営課長(平山 寛君)  まず自家用機は飛んでいないのかという御質問でございますけれども、事故以降、自粛されているという状況でございます。
 また、こちら、記載がございますように、東京都のほうで関東及びその周辺の空港について受け入れ場所があるかどうかといった調査と、ちょっと前後して恐縮ですけども、自家用機の所有者に対して、どういう条件であれば移転が可能なのかというような調査をしているというような状況でございます。


◯委員(伊沢けい子さん)  そうすると、現在は自家用機は飛ばさないということになっていますけど、今後もそういう方向で住民の方のうちには自家用機が飛ぶっていうことの廃止を求めている方たちも周辺の住民の団体でいらっしゃいますけれども、そういう方向で動いているというふうに理解してよろしいんでしょうか。


◯企画部長・行財政改革担当部長(土屋 宏君)  自家用機に関しましては、まず今回の事故調査の結果が明らかになった段階で、東京都として安全対策についてということでの一定の方向性を示すと。その上で、それを地元住民の皆様に御説明して、一定の理解が得られれば、現在ある自家用機──これ以上ふやすことはありませんけれども、今ある自家用機については、場合によっては再開の可能性もあります。ただ、その一方で、それを減らすための東京都の努力として分散移転ということで、今取り組みを進めているというふうに聞いております。


◯委員(伊沢けい子さん)  そうしますと、事故原因公表というのが一番下の大きい3番のところにあります。これは国土交通省が行っていることではないかと思いますけれども、ことしで2年目に入っていますけれども、いつというふうに聞いていらっしゃるんでしょうか。


◯企画経営課長(平山 寛君)  東京都のほうとしても、国のほうにいつ公表されるのかというのを問い合わせをしているようでございますけれども、なかなか確定的にいつ公表の予定であるというようなことは一切国のほうから公表されておりませんので、3月に公表がないということになりますと、4月以降の公表になるということになります。


◯委員(伊沢けい子さん)  事故原因もまだはっきりとしたことという意味では明らかになっておりませんので、やっぱりこれが確かに第一であろうということは思います。その上で、やはりもともとこの自家用機については終息の方向に向かうときが来ているのではないかというふうに私は思いますので、そういう方向でぜひとも進めていっていただければというふうに思います。
 あと、次はちょっと、新しい航空機の更新について、13ページと14ページのところのことでお聞きしたいと思います。前回もちょっとお聞きしているんですけれども、毎月、国土交通省の運輸安全委員会がイレギュラー運航っていうのを発表しておりまして、去年だけ見ても、去年1年間でインターネットで調べたところ11回、調布飛行場でドルニエの飛行機、定期便についてイレギュラー運航っていうのがあります。だから、月に1回、もしくは2回ですね。ことしも実は1月に入って、1月15日と20日の2回、イレギュラー運航っていうふうに、要するにふぐあいがあって引き返しているっていうことが起きております。
 これについて、前回の委員会で、どうしてこんなにイレギュラー運航が多いのかっていうふうに確認していただけるようにお願いしていたかと思うんですけど、何かわかったことありましたでしょうか。


◯企画経営課長(平山 寛君)  前回の委員会でも申し上げましたとおり、三鷹市としましても、このイレギュラー運航の回数がふえているというような状況は把握しておりますので、こういったところの安全整備、安全への配慮というのは特に注意をして行ってほしいというふうなことは申し入れをしているところでございます。
 このふえている原因につきましては、特に言及はないわけでありますけれども、飛行場の管理事務所のほうとしては、イレギュラー運航の事態というのはあくまで安全のための予防的な措置であって、イレギュラー運航そのものを問題視すると、操縦士による引き返しの決断を鈍らせ、かえって安全性が損なわれるおそれが生じかねないというようなコメントをもらっておりまして、東京都としては、これまで同様、安全を最優先にして日々の運航に取り組むよう、適宜新中央航空に対して要請をしていくと、こういうような回答を得ているところでございます。


◯委員(伊沢けい子さん)  引き返すこと自体は事故が起きなければ、それは必要に応じてやるということは私も素人ですけれども理解はできます。ただ、回数がやっぱり多いものですから、それが一体どういうことなのかっていうことは分析に値するんじゃないかということで申し上げております。
 それと、多分一番古いものじゃないかと思うんですけど、17年間使ってきた1号機というのを今回買いかえる、新しいものにするっていうことは何か関係あるんでしょうか。この引き返しているっていうのは、インターネットの情報だけではドルニエ228−212型としか書いていないので、何号機なのかちょっとわからないんですけれども、その同じものがそういうことを起こしているのか、それとも、そこまでは確認していないでしょうか。そういうふぐあいが多いから買いかえたのか、どうなのかっていうことを疑問に思ったんですけど。


◯企画経営課長(平山 寛君)  恐れ入ります、このイレギュラー運航をどれだけ個々の機体が起こしているのかというところにつきましては、イレギュラー運航で個体の識別番号が出ておりますので、それを見ますと、古い機体のものが少し回数が多いというようなことが事実でございますけれども、今回の機体の更新につきましては、こちらに記載がございますとおり、平成11年度に導入して以来、17年間たったということで、老朽化というふうに表現していいのかっていうところはございますけれども、一部のこの型式の部品の調達が困難になったというようなことで、今回は更新というようなことに至ったということで報告を受けているところでございます。


◯委員(伊沢けい子さん)  やっぱり西暦でいうと1999年ですね。これが今回、1号機を廃止して、新しいものをことしの4月1日から導入っていうことで。その間にも、2号機から5号機っていうのは、2002年、2006年、2011年、2014年と、各年度に購入しているということで、今回廃止するのは一番古いものということなんですけれども、やっぱりふぐあいっていうことがイレギュラー運航とか、そういうことにもしつながっているとすれば、その辺の原因をやっぱりきちんと確認して把握しておく。あるいは、必要があれば、何かの申し入れをしておくということが三鷹市として必要じゃないかと思いましたので、お尋ねしました。
 ですから、今度四者協もあるようですけれども、そういった席でも、このことっていうのは余り話題になっていないかもしれませんけれども、やっぱりそういうふぐあいがあって引き返しているっていうことが頻発しているっていうことについては、やはり取り上げていただければと思いますが、いかがでしょうか。


◯企画部長・行財政改革担当部長(土屋 宏君)  まず、更新する航空機そのものにふぐあいが多いのかどうかという検証が、今我々でできていないので、確かに委員のおっしゃるとおり、このイレギュラー運航に該当する機体がどれなのかというような検証・確認、これは我々もやっておく必要があると思いますので、これについては所管課のほうでしっかりと確認はさせていただきます。
 ただ、四者協は基本的には議題にあることをまず副知事と3市の市長で議論すると。基本的に今回は報告を受けるという状況ですので、今回のこの四者協での議題としてこういったものは入っておりませんので、それについて特段発言する機会っていうのは恐らくないと思います。ただ、その事前の段階での東京都との打ち合わせ等の中で、我々のほうでしっかりとその辺は伝えていきたいというふうに思います。


◯委員(伊沢けい子さん)  最後にしますけれども、ぜひその辺を確認いただきまして、また次のときにこの場でお知らせいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。


◯委員(森  徹君)  それでは、資料3の5ページですが、四者協との関係で、現在の都の検討状況等とありますね。ここのところの自家用機の分散移転のところで、関東及びその周辺の空港について調査を実施しているというふうに書かれておりますけども、具体的に名前がどういう形で挙がっているのか、これをお聞かせいただきたいと思います。
 それから、被害者の救済の問題で、具体的な方策について検討されていると。これは、具体的にどういうところまで検討されているのか、この点についてわかっていれば、お答えいただければというふうに思います。


◯企画部長・行財政改革担当部長(土屋 宏君)  まず分散移転先なんですけれども、こちら、東京都のほうも慎重に進めているというふうに聞いております。と申しますのも、逆に今度、移転先の地元との関係等々もありますので、そこら辺、慎重に進めているということで、現時点ではこれは明言されておりませんし、この場でちょっと申し上げることも控えさせていただきたいというふうに思います。
 それから、被害者の救済方策に関しましても、まだ東京都の内部で検討している状況ということですが、基本的にはいわゆる生活再建のための何らかの対応について、東京都のほうとしての経費、お金の支出等についての仕組みを考えているというふうに聞いております。


◯委員(森  徹君)  慎重にということですけども、これ、そうしますと、3月30日に開かれますよね。この段階では具体的に出てくるというふうに、そういう報告がされて、市のほうに来ているんでしょうか。その点、お答えいただきたいと思います。


◯企画経営課長(平山 寛君)  3月30日に新たな内容が出てくるという報告は事前には受けておりません。


◯委員(森  徹君)  慎重にというのはわかるんですけども、地元としてはできるだけ分散移転という方向ですよね。それは、具体的に都のほうが、そこに口をつぐんでいれば、こことしては答弁のしようがないというか、認識のしようがないわけですけども、そうは言っても、東京都とどんなような、地元市、三鷹市と東京都、折衝・交渉をやっているんでしょうか。それとも、東京都のほうが言ってこないから、それを受けて待っているというレベルでしょうか。


◯企画部長・行財政改革担当部長(土屋 宏君)  分散移転をさせて、自家用機を減らしてほしいという基本的な方針は三鷹市としても持っておりますので、そこについては強く申し入れています。具体的な空港名等々を我々が出すわけにもいきませんので、そこは基本的に東京都さんの検討にお任せするしか、正直言ってない状況でありますけれども、その分散移転ということに関しての要請、それは強くしているところです。


◯委員(森  徹君)  わかりました。じゃあ、東京都は、それはここを検討しているよというふうに言えないとしても、客観的に幾つもあるわけじゃないので、三鷹市としては、そういう小型機が離着陸可能な空港というのは、東京都の交渉は横に置いておいて、具体的にそういう空港がこの我々のここに述べている関東ですか、関東及びその周辺でしたっけ、考えられるのはどういうところがあるんですかね。前、ホンダエアポートだとか、幾つかいろいろ。いろいろって、そんなに数は多くないと思うんですけども、そういう空港っていうのは、三鷹市が認知している空港っていうのはどういうところなんでしょうか。


◯企画部長・行財政改革担当部長(土屋 宏君)  済みません、我々として今そういう小型機、いわゆる自家用機が自由に離着陸できる空港がどこにあるのかというようなことまで、現時点で把握はしておりません。


◯委員(森  徹君)  ぜひそのレベルはね、東京都との関係で、地元との交渉中で発表できないって、これはわかります。しかし、そこは把握していないというんじゃなくて、それは当然つかんでおいてしかるべきかなというふうに思います。そういうふうに考えております。この件についての質問はここまでにします。
 それから、次に、前回もこの質疑をやったかもしれないんですが、ダブっていれば再度という形になりますけども、8ページで、中間報告のところですね、事故機について遊覧飛行かどうかは確認できていないっていう調査結果の報告になっていますね。まる1の調査結果、点3つ目ですか、事故機については遊覧飛行かどうかは確認できていないというふうになっているんですが、パイロットの方、亡くなられているわけですよね。しかし、同乗された方は生きていらっしゃるという点で、そういう方がいらしても、遊覧飛行かどうかっていうのは確認できていないという東京都からの報告なんでしょうか。
 ちょっとその辺は、これだけ時間がたっていて、パイロットがいなくても、そこに同乗した人との前後の会話とか、調査その他というのがあってしかるべきじゃないかなと。ただ、まだ確認できていないっていうことなのか、現段階ではまだ報告できないということなのか。できていないって言い切っているわけですから、その辺はどんなふうに市としてこの報告を理解しているんでしょうか。


◯企画経営課長(平山 寛君)  少し前にでも、東京都のほうに市のほうから質問はしたところでございまして、まず事故調査委員会の事故原因の究明と警察による捜査といったところが進んでいる段階で、この2つが終わらなければ、東京都が独自に同乗者の方に調査をするということはできないというふうに伺っておりまして、現時点でもそのような状況が続いているというふうに認識しております。


◯委員(森  徹君)  わかりました。このところの文言といいましょうか、これは東京都からの報告、これは捜査機関とは別なわけですから、そういう報告が来ていないから、こういう報告だというふうに理解をしますけども、それでよろしいでしょうね。


◯企画経営課長(平山 寛君)  そのように理解していただいて結構です。


◯委員(森  徹君)  最後ですけども、これ、質問というよりも、飛行場のこの管理運営の一層の適正化に向けてというところで、やはり基本的な地元市の考え方としましてね、ここに飛行場があるっていうのはふさわしくない。やはり、今回は南に向かって離陸して、そして左に旋回して墜落していると。その30年前でしたっけ、調布中学校の夏休み、野球部が練習している、その近くに、これはパイロットと整備士、お二人だったんですけども、そこに落ちたと。いずれも左旋回なんですけど、両方とも夏でした。
 ただ、右側には味の素スタジアムがありますしね、それから滑走路の延長線上には高速道路があるという点で、周りには住宅がどんどん非常に立て込んできているという中で、やはり飛行場として好ましくない、そういう環境にあるという点で、やはり三鷹市として、これにふさわしい安全な飛行場へ移転するという立場をしっかりと対応して臨んでいっていただきたい。これは要望として受けとめていただきたいと思います。質問を終わりにします。


◯委員長(宍戸治重君)  次の方。


◯委員(増田 仁君)  1点だけ。5ページのところで、墜落事故に対する対応について(経過報告)、2の(1)から(3)のところで先ほど話があったということで、これが月末の四者協のほうでまた話が出るということなんですが、それを終わった後に、東京都のほうでプレスリリースですとか、市のほうでこの協議がありましたということの何かしら報告を市民向けに出すようなことは、考えておられますでしょうか。


◯企画経営課長(平山 寛君)  東京都のほうがこの件について積極的にプレスリリースをするといったような話は、現在のところまだ聞いていないところでございます。なお、四者協のこの小型機墜落の件につきましては、主体が東京都ということでございますので、東京都の責任において、まずはプレスリリース等については行うものというふうに考えているところでございます。


◯委員(増田 仁君)  東京都のほうで現時点で話がないということであれば、ぜひそういうところはお願いをして、どこまで細かく書くかは別ですけれども、何らか出していただいて、それと同じものを各自治体で出していただくことが、地元の方への情報提供、多分個別には連絡を住民の方から東京都にはやっていると思うんですけれども、全体的に出すという姿勢はちょっと示したほうがいいのかなというのは感じた次第ですが、そのあたりはいかがでしょうか。


◯企画部長・行財政改革担当部長(土屋 宏君)  ちょっとただいまの企画経営課長の答弁、修正させていただきますと、東京都のほうは基本的には積極的に公開で、プレスをしていくということで、これは多分プレスの人がその場に入るような形での四者協の開催となりますので、当然広く市民というよりも、都民の皆様にお知らせするような形になるのかなというふうに考えております。


◯委員(増田 仁君)  わかりました。新聞のほうで記事にしていただければ、もちろんそれはよいことなので、あわせて自治体としてもその件については一定触れることが望ましいので、それは「広報みたか」に載せるのか、それがホームページなのか、それは選択は自治体がそれぞれ判断すればいいことなので、そういうところは検討していただいたほうがいいなと思った次第です。終わります。


◯委員長(宍戸治重君)  休憩します。
                  午後2時16分 休憩



                  午後2時16分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  委員会を再開します。
 次の方。


◯委員(粕谷 稔君)  1点だけ確認いたします。先ほど、市のほうからの報告事項ということで、ナイター照明の件が東京都のほうに報告をしていただいたというふうに伺ったんですが、これに関しての東京都からの反応とか、従前、ちょっと先週までの委員会等でも質疑がございました、グラウンドの代替地の要望等っていうのは、ちょっと確認なんですが、この協議の中で、例えば代替地について東京都でその補償をしていただきたいみたいな部分の交渉があるのかないのかだけ、ちょっとお伺いできればと思うんですが。


◯企画経営課長(平山 寛君)  教育委員会のスポーツ振興課のほうでこの代替のスポーツ施設につきましては、東京都のほうと交渉している状況でございまして、今具体的にどういった形で代替の施設を使わせていただけるかっていうところの回答はいただけていないといいますか、代替施設としてここを使っていいというようなことにはなっていないような状況というふうに聞いております。


◯企画部長・行財政改革担当部長(土屋 宏君)  それから、ナイター照明の設置に関しての東京都の反応ということなんですけれども、今回この話を東京都に持っていった段階で、特にそのことについての基地跡地の関連で云々というようなお話はございませんでした。逆に、今回の照明設備の設置に関しましては、オリパラ局の補助金を使わせていただくということなので、我々としては後押ししてもらっているというふうに考えております。


◯委員(粕谷 稔君)  それでは、じゃあ、この協議の場での要望事項っていうことではなくて、教育委員会が交渉しているという認識でよろしいですね。
                 (「はい」と呼ぶ者あり)
 ありがとうございました。ちょっと、その点、確認したかったので、お伺いさせていただきました。


◯委員長(宍戸治重君)  次の方。


◯委員(伊東光則君)  よろしくお願いします。四者協の件なんですけど、まず1つ目の、武蔵野の森総合スポーツ施設の指定管理者ということなんですけど、全体を一括で指定管理者の指定をされるのか、分散されて出されるのかっていうのがまず1点で、それと、都で指定管理者を指定すると思うんですが、地元の業者が少し優先されるのかどうか、その辺、三鷹市の要望というか、そういうのもあればお聞かせ願えればと思います。
 それと、ドルニエ機の入れかえということなんですが、入れかえの理由として、17年飛んでいたからというのは何となく理解できるんですけど、部品の調達ができないというのがあるようですが、入れかえる飛行機も型が同じだと思うんですけど、そうすると、部品って同じものを使っているような気がするんですが、その辺、どんな認識なんでしょうか。
 もう一点、あと、事故について、被害者の方たちっていらっしゃると思うんですが、被害者の御家族とか、そういう方たちの要望というんですかね、飛行場のあり方として、もう自家用機は廃止してほしいとか、その辺の声というのは何か認識されていることがあれば教えていただければと思うんですが、よろしくお願いします。


◯企画経営課長(平山 寛君)  まず、指定管理者制度の公募の関係でございますけれども、施設一括か分散かというところでございますけれども、特に今の段階で東京都のほうから一括なのか、分散なのかというようなことについての明言はされていないところでございます。
 また、三鷹市といたしましても、この地元業者というところにつきましては、そのような方向が望ましいというふうに考えておりますけれども、まだその辺のやりとりというのは特にしているわけではございません。
 そして、ドルニエ機の今回更新される機体の関係でございますけども、老朽化による機体の交換でしょうかというようなことで東京都に確認しましたところ、一概にこの老朽化というところは年数で言えないというところで、部品の調達が少し困難になったというようなことを東京都の報告から受けておりますので、先ほどそのように答弁をさせていただいたところでございますが、こちら、今回お示ししている13ページの中の1のところの表の下のところ、NG──ニュージェネレーションとは正式な型式名ではなく、操縦席の計器類がデジタル化されたこととかっていうような形で書いてございますとおり、その中のやはり部品が新しいものはデジタル化されてきていますけれども、そうでない部品があるということが推測されるわけですので、そういった形で、やはり更新を予定している機体については、部品の調達が難しくなったというようなことを言われているのかというふうに推測するところでございます。
 また、最後の被害者の方々の要望という御質問でございましたけれども、こちらのほう、被害者の声として、具体的な要望として聞こえてきているところはないところでございます。


◯委員(伊東光則君)  ありがとうございます。もう一つ、施設についてお聞きします。あの辺周辺、味の素スタジアムとか、ネーミングライツをよく導入されていますけど、この体育施設についてもネーミングライツという考えはありそうなんでしょうか。


◯企画経営課長(平山 寛君)  今、オリンピックの会場としても、この武蔵野の森総合スポーツプラザが予定されているといったところから、やっぱりオリンピックとネーミングライツといったところではなかなか難しい部分があるというふうに聞いているところでございます。ですので、ここのところは東京都としては慎重に判断をしていくようなことを聞いているところでございます。


◯委員(伊東光則君)  ありがとうございました。被害者の方々からの要望はなかったということなんですけど、計器類の部品については、2号機、3号機も1号機と同じ型式でデジタル化されていない機体なのかなと思うんですが、2号機、3号機については部品的にはそういう問題はないのか。その辺、ちょっと、再質問させてください。


◯委員長(宍戸治重君)  ちょっと休憩します。
                  午後2時24分 休憩



                  午後2時24分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  委員会を再開します。


◯企画経営課長(平山 寛君)  今回導入される機体でございますけれども、型式のところに括弧して、後ろの部分にNGというような表記が加わってございます。こちらは、NGはニュージェネレーションというような言葉の略でございまして、操縦席の計器類がデジタル化されるといったところと、プロペラの枚数が4枚から5枚に変更されたような型式であるということで、この違いをあらわすために、従来の型式とかわってNGというような記号が付記されているといったところでございます。
 そして、先ほどの部品の調達の件でつけ加えて御説明いたしますと、この部品そのものの使用限界というものがあるようでございまして、こちら、14ページの本文のところの更新理由にございますように、その使用限界が近づいてきているというようなところが理由というふうに聞いているところでございます。


◯委員(伊東光則君)  わかりました、何となくですけど。飛ぶ飛行機はしっかりと整備していただいて、なるべく故障のないように、事故のないようにしていただければと思います。
 最後に、味の素スタジアム周辺のところなんですけど、東京都の事業ですので、三鷹市は直接はできないんでしょうけども、せっかく四者協という場がありますので、指定管理者は地元の業者なりでなるべくとっていただきたいというのと、それと、雇用が発生すると思うんですけど、それは必ず最優先とまでには行かないとは思うんですが、地元3市、特に三鷹市から採用していただけるような、そういう注文をしていただければと思うんですが、その辺はしていただけそうでしょうか。どうでしょう。


◯企画部長・行財政改革担当部長(土屋 宏君)  東京都の今回の指定管理者、恐らくプロポーザル方式で決めていくということだと思います。それに向けて、一定の地元としての意見、これは四者協という場とはまた別に、実務的な部分で私どものほうで東京都のほうにいろいろと要望なり意見というのを言っていきたいとは考えております。
 ただ、その一方で、知事がかわって、透明性ということで、何しろなるべく透明にやらなきゃいけないという方向性が出ているというところの中で、この所管のオリパラ準備局のほうも非常に正々堂々と行くぞというようなところを示しておりますので、地元優先等々に関しましてどこまで通るかというのはちょっとわからない部分もありますけれども、意見としてはしっかりと申し述べていきたいと思います。


◯委員長(宍戸治重君)  それでは、以上をもちまして行政報告を終了したいと思います。御苦労さまでした。
 休憩します。
                  午後2時28分 休憩



                  午後2時29分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  委員会を再開いたします。
 次に、議会閉会中継続審査申し出について、本件を議題といたします。
 調布飛行場周辺の利用及び安全について積極的な対策を講ずること、本件について引き続き調査を行っていくということで、議会閉会中の継続審査を申し出ることにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 次、次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、次回定例会会期中とし、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくことにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 その他、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。お疲れさまでした。
                  午後2時30分 散会