午前9時28分 開議
◯委員長(伊藤俊明君) それでは、ただいまから東京外郭環状道路調査対策特別委員会を開きます。
初めに休憩をとって、本日の流れを確認いたしたいと思います。
休憩いたします。
午前9時29分 休憩
午前9時30分 再開
◯委員長(伊藤俊明君) 委員会を再開いたします。
本日の流れにつきましては、1、行政視察、2、行政報告、3、次回委員会の日程について、4、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
それでは、そのように確認いたします。
休憩いたします。
午前9時30分 休憩
(中央JCT(仮称)予定地、東名JCT予定地を視察)
午後2時50分 再開
◯委員長(伊藤俊明君) それでは、委員会を再開いたします。
都市整備部報告、本件を議題といたします。
項目アについて、本件に対する市側の説明を求めます。
◯都市整備部長(田口久男君) それでは、お手元にあります東京外環、用地取得の状況について(平成28年7月一部訂正)について御報告をさせていただきます。
本日の報告は、6月議会の本特別委員会の報告で提出しました資料1の東京外環、用地取得の状況の資料にかかわる御指摘に伴い、平成28年7月に国土交通省がその資料の一部を訂正した内容でございます。前回の資料は国土交通省が既にホームページ等で公表していた資料でございましたが、御指摘のありました前々回、3月議会の資料からのですね、評価ポイントについて国土交通省に確認したところ、9カ所誤りがあったことがわかりました。市としまして、しっかりと検証せずに資料としてお示ししましたことについておわびするとともに、今後同様のことがないように注意していきたいと考えております。大変申しわけございませんでした。
また、国土交通省に対しても厳重に注意するとともに、本資料の訂正等について適切に行うように申し入れを行ったところでございます。7月8日付で国土交通省のホームページに訂正がございました。内容については、担当部長のほうから詳細を説明いたします。
◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君) それでは、参考資料と資料1の数字、両方あわせてちょっとごらんいただきながら御説明させていただきます。
訂正箇所でございますけど、参考資料のオレンジ色でマーキングをしてある9カ所になります。訂正箇所は用地取得の状況の増減、平成28年2月と平成27年11月の増減、こちらを件数ベースで記載した箇所のうちの訂正でございます。
まず1点目といたしまして、東名ジャンクションの区分地上権、こちらはですね、誤りである数字がプラス20%、こちらの参考資料の数字が前回の報告した資料の誤りでございまして、正しい数字が資料1にありますとおり17%になります。また同様に、東名ジャンクションの合計、こちらはプラス11%がプラス10%になります。また、3点目といたしまして、中央ジャンクションの区分地上権、こちらがプラス15%でありますが、こちらはプラス13%になります。4点目が中央ジャンクションの合計でプラス7%がプラス6%。5点目が青梅街道インターチェンジの合計でプラス1%がプラスマイナスゼロ%になります。6点目といたしまして、大泉ジャンクションの区分地上権、これプラス62%がプラス32%。7点目が大泉ジャンクションの合計でプラス24%がプラス14%。8点目が合計の区分地上権、プラス20%がプラス14%。最後の9点目でございますけど、合計の合計、これがプラス12%だったものがプラス9%となります。
訂正の説明につきましては以上です。
◯委員長(伊藤俊明君) ただいま市側の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
◯委員(大城美幸さん) この表って普通、表計算ソフトなんかでやれば自動的に計算ミスなくできる、普通はできるようになっているじゃないですか。どうしてこういうミスが起こったのかとかっていうようなこととか説明あったんでしょうか。
◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君) 数字の間違いにつきましては、足し算引き算を行う際の計算間違いが生じてしまったということで聞いています。ただ、こういったですね、確実にチェックしながら、チェック体制を十分に整えて再発防止、こういったことが二度とないように努めていくということで事業者のほうから聞いております。
◯委員(大城美幸さん) 足し算引き算の計算ミスっていうことだと──言っているのはエクセルとかを使ってやればミスなくできるじゃないですか。そういうふうになっていなくて、人間が足し算引き算しているということなんでしょうか。
◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君) 実際に計算のシートはエクセルを使っているのかどうしているのかというところまではですね、私どものほうで確実に国のほうに確認しているところではありませんが、恐らくエクセルシートを使いながら計算は、当然されているところだとは思うんですが、前回と今回の増減の部分はですね、こちらだけは手で計算をしている際にちょっと数字の見誤り等があって、誤ったんじゃないかということで聞いているところですけれど、いずれにしても、こういったミスが発生してしまいましたので、これはもうきちっと訂正いたしまして、こういうことがないように努めていくという、そういう説明でありました。
◯委員(大城美幸さん) 今回のは簡単な足し算引き算で私たちでも見つけることができる。だけど、数字の最初の根拠とか、そういうのが間違っていたらわからないですよね。だから、交通量とか、何かもっと複雑な計算をしなきゃいけないものの場合とかの信用性とかにもかかわってくるので、これから気をつけるって言われて、どこをどう信じていいのかっていうことがありますけども、そこら辺はちゃんとしていただきたいと思います。
◯委員長(伊藤俊明君) では、その辺よろしくお願いいたします。
◯委員(石原 恒君) 同じ質問ですけれども、前回の委員会のときには、全体の数が変わっている可能性があるから、そこが数字のずれがあるんだよという説明があったと認識しているんですけれども、今回先ほど部長おっしゃったように、チェック、こちらのほうでしなかったわけでって、そのチェックは本当にできるんですかね。全体の数が変わったならばチェックできないですよね。その辺はチェック、本当にできるんでしょうか。
◯都市整備部長(田口久男君) 前回のときにちょっと私のほうからそのようにお答えした部分なんですが、実際のところはわからないというお答えをしたところでございますが、その中で考えられるのが、そういう分母が変わったとか、そういったことがあるのではないかと、想定でお話ししてしまったところでございますが、実際のところ、今御指摘のありましたバックデータそのものは開示されていないというか、市のほうにも伝えられていないので、そのあたりの部分は、市のほうでそのまま生の数字を検証することはできないというのが事実でございます。
しかしながらですね、先ほど大城委員のほうからも御指摘ありましたように、こういった数字だけではなく、本当に信用をきちっと市民の方、地域の方に得ていかなくてはいけないということで、こういったものも含めて全てですね、しっかり検証──事業者としての検証も必要ですし、市もバックデータがない中でもいろいろな角度で検証して、しっかりそういった市民の信用を得られるようにこれから努めていくということで、事業者にも市としても心がけていきたいということで考えております。
◯委員(石原 恒君) 結構ケアレスミス、当然あると思うんですよね。ですから、国が出している資料は正しいということで最初から認識を持たず、ぜひチェックをしていただきたいと思います。
以上、お願いします。
◯委員長(伊藤俊明君) では、よろしくお願いします。
ほかに。いいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
それでは、以上で都市整備部報告を終了いたします。
休憩いたします。
午後3時01分 休憩
午後3時04分 再開
◯委員長(伊藤俊明君) 委員会を再開いたします。
次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
次回委員会の日程については、次回定例会中開会中とし、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくことにいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
その他、何かございますか。
◯委員(野村羊子さん) 1つ。先ほどの視察の最中に提示されたパネルで、これをプリントアウト、もらえないのかということを一言申し上げて、じゃあ、三鷹市さんのほうに提供しますというふうな言葉がありましたので、委員長のほうに連絡が来るかもしれませんので、ぜひ委員に配付をお願いできればと思いますのでよろしくお願いいたします。本当はパワーポイント全部欲しかったんだけど、そこまで言うのはちょっとあれかなと思って控えましたけど。
◯委員長(伊藤俊明君) わかりました。
それでは、他にございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。本当にお疲れさまでした。
午後3時05分 散会