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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(平成28年東京外郭環状道路調査対策特別委員会) > 2016/06/24 平成28年東京外郭環状道路調査対策特別委員会本文
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2016/06/24 平成28年東京外郭環状道路調査対策特別委員会本文

                  午前9時28分 開議
◯委員長(伊藤俊明君)  皆様、おはようございます。それでは、東京外郭環状道路調査対策特別委員会を開きます。
 初めに休憩をとって、本日の流れを確認いたしたいと思います。
 休憩します。
                  午前9時28分 休憩



                  午前9時29分 再開
◯委員長(伊藤俊明君)  委員会を再開いたします。
 本日の流れにつきまして、1、行政報告、2、議会閉会中継続審査申し出について、3、次回委員会の日程について、4、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 市側が入場するまで休憩いたします。
                  午前9時30分 休憩



                  午前9時32分 再開
◯委員長(伊藤俊明君)  それでは、委員会を再開いたします。
 都市整備部報告、本件を議題といたします。
 項目アからイについて、本件に対する市側の説明を求めます。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  おはようございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 それでは、報告事項アの外環事業の取り組み状況につきまして、資料1のほうで御説明させていただきます。1ページをごらんください。1の東京外環、用地取得の状況及び埋蔵文化財調査の状況についてです。2ページをごらんください。国土交通省、東京都、東日本高速道路株式会社、中日本高速道路株式会社の4者は、工事等の情報共有を図るため、3月28日に第3回事業連絡調整会議を開催いたしました。2ページ及び3ページは、事業連絡調整会議の資料として国のホームページで公表されているものになります。平成28年2月時点における面積ベースの取得率ですが、中央ジャンクション部で93%の用地買収、21%の区分地上権設定の契約が完了しました。
 3ページをごらんください。東京外環埋蔵文化財調査の状況です。埋蔵文化財調査対象地域のうち、平成28年2月時点における着工可能な面積の割合は、中央ジャンクション部で56%です。
 4ページをごらんください。現在行われている工事の状況についてです。中央ジャンクションで行われている3つの工事の5月末時点での状況について御説明いたします。まる1、中央ジャンクション南側ランプシールドトンネル立て坑工事につきましては、ランプシールドトンネル立て坑を構築するもので、中日本高速道路株式会社が担当する工事です。遺跡の本調査が完了し、現在作業ヤード内の造成工事や作業ヤードの周囲に防音パネルの設置を行っております。
 まる2、中央ジャンクションランプ橋(下部工)工事につきましては、橋脚の構築等を行うもので、中日本高速道路株式会社が担当する工事です。仮囲いの設置やヤード内において準備工事などを行っております。
 まる3、東京外環中央JCT北側ランプ改良工事につきましては、ランプシールドトンネル立て坑構築、ランプ部地下躯体構築等を行うもので、防音パネルが設置された作業ヤード内において開削部、及び立て坑部の工事を行っております。開削部につきましては、地表面から4メートルまでの一次掘削工事、及び覆工板の設置工事を進めています。また、立て坑部につきましては、底板コンクリートを打設し、ケーソン工事の準備を進めております。
 1ページにお戻りください。3の契約された工事についてです。(1)、東京外環中央JCT北側ランプ函渠工事についてです。こちらにつきましては5ページをあわせてごらんください。契約日は3月15日です。契約金額は150億4,440万円で、請負者は戸田・浅沼特定建設工事共同企業体です。ランプ函渠等の構造物の施工を行うもので、工期は契約締結の翌日から平成31年3月25日までとなっております。
 (2)、H28東京外環環境対策工事についてです。こちらは6ページをあわせてごらんください。契約日は5月27日です。契約金額は1億8,068万4,000円で、請負者は大木建設株式会社です。工事中の事業用地における環境対策の工事を行うもので、工期は平成28年7月1日から平成29年3月24日までとなっております。
 (3)、H28東京外環準備他(その1)工事です。こちらは7ページをあわせてごらんください。契約日は5月30日です。契約金額は1億6,524万円で、請負者は共立建設株式会社です。中央ジャンクションにおけるつけかえ道路等の工事を行うもので、工期は平成28年7月1日から平成29年3月24日までとなっております。資料1の説明につきましては以上です。
 続きまして、報告事項の2番目、イの外環整備に伴う安全・安心のまちづくり連絡協議会(平成28年度第1回)について、資料2のほうで御説明させていただきます。1ページをごらんください。1の開催日時、開催場所及び出席者数は記載のとおりです。
 2の内容です。(1)、東京外郭環状道路、中央ジャンクションにおける今後行われる工事について、事業者が開催する工事説明会──こちらは6月17日・18日に開催したものでございますけど、説明会に先立ちまして、市から安全・安心のまちづくり連絡協議会に工事内容を説明し、御意見をいただくことを目的に開催いたしました。
 2ページから9ページが当日の説明資料になります。なお、6月17日・18日に開催された工事説明会の開催結果につきましては、現在国が取りまとめをしておりますので、次回の本委員会で御報告させていただく予定でございます。
 それでは、3ページをごらんください。中央ジャンクションにおいて、防音パネル、つけかえ道路、ランプと呼ばれる連結路など、本体構造物を構築する工事が行われます。青い斜線の区域が国土交通省発注のまる1、H28東京外環環境対策工事、まる2、H28東京外環準備他(その1)工事、まる3、東京外環中央JCT北側ランプ工事、まる4、東京外環中央JCT北側ランプ函渠工事です。まる1とまる2が準備工事で、まる3とまる4が本体工事になります。
 この4つの工事は国土交通省の発注工事となります。
 4ページをごらんください。まる1の東京外環環境対策工事は、図面青色の点線で記載した区間に高さ5メートルの防音パネルを設置する工事です。また、当面は北野中央通りを生かしながら工事を進めていきますので、工事区域を明確にするため、北野中央通りや中央道側道等の、図面緑色の点線で記載した区間に高さ3メートルの仮囲いを設置する工事です。
 まる2の東京外環準備他(その1)工事は、図面紫色に着色した区間、延長約290メートルに新たにつけかえ道路を設置する工事です。また、工事用道路と一般道が交差する箇所には、記載のとおり交通誘導員を配置するとしております。
 5ページをごらんください。左側が新設するつけかえ道路の断面図になります。つけかえ道路は、5メートルの車道と民地側に1.5メートルの歩道を整備します。右側が北野中央通りに仮囲いを設置する断面図となります。
 7ページをごらんください。まる3の東京外環中央JCT北側ランプ工事、及びまる4の東京外環中央JCT北側ランプ函渠工事についてです。これらの工事につきましては、資料1で御説明いたしました東京外環中央JCT北側ランプ改良工事に接続するランプと呼ばれる連結路など、本体構造物を構築する工事です。名称は異なりますが、同様の内容の工事で工区を分けて同時に進めていくという説明であります。
 8ページをごらんください。まる3、まる4の本体工事の工期等について御説明いたします。工期は各工事とも記載のとおりです。防音パネル等の環境対策工事を行った上で、6時から22時の時間帯で作業をいたします。ただし、騒音規制法及び振動規制法で定められた特定作業──バックホーによる掘削作業等でございますけど、こちらの作業については、月曜日から土曜日の7時から19時の時間帯となります。
 また、児童の通学時間の7時半から8時半には、工事用車両の出入りは行わないとの説明がありました。作業日は日曜日から土曜日と記載しておりますが、やむを得ない場合を除き、原則日曜日は作業を行わないとの説明がさきの工事説明会であったところでございます。なお、早朝、遅い時間帯は騒音、振動の発生が伴わない作業を行うとしております。
 9ページをごらんください。今回の工事着手により、現況道路が通行どめとなる箇所です。図面黄色に着色しております道路が通行どめとなる道路です。
 10ページの議事要旨をごらんください。5の(1)、イの意見・要望についてです。都市計画道路の早期開通の要望やカーブミラーの設置に関する要望、新たな工事区域への防犯カメラの設置要望などがありました。
 また、11ページをごらんください。学童保育所に通う子どもたちが帰宅する6時ごろまでガードマンを配置してほしいとした要望や、通行どめ箇所における注意喚起に関する意見などがありました。
 (2)、その他についてです。今後の予定等について事業者から報告がありました。NEXCO中日本からは、13基の防犯カメラの設置を予定していること、国からは、今回の工事区域に新たに4基の防犯カメラを設置する予定であることの報告がありました。また、市は騒音・振動の常時観測計の追加設置を事業者と調整してきました。国は、市道第184号線とつけかえ道路交差点に面した事業用地に騒音・振動計の追加設置を行うことについて協議会へ説明し、理解が得られました。
 資料2の説明は以上です。


◯委員長(伊藤俊明君)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。


◯委員(寺井 均君)  ちょっと1つ、確認をさせていただきたいと思うんですけど、資料2の10ページ、11ページですけども、防犯カメラの設置ということで要望があって、その回答のところで、NEXCO中日本から13基の防犯カメラの設置を予定しているということで、これ、今後ということなのかなと思うんですけど、続いて、国より既設の10基に加え4基の防犯カメラっていうふうになっていますけど、これ、同じことを言っているわけではなくて、13基プラス14基っていうような考え方でよろしいのかどうか、ちょっと聞きたいと思います。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  国が設置するカメラにつきましては、新たに4基を設置するということ。それと、NEXCO中日本につきましては、NEXCOの工事区域のほうで13基のカメラを設置する予定である、そういった説明がされたところでございます。


◯委員(寺井 均君)  ありがとうございます。大分防犯カメラがふえて、地域の方というのは安心感というのが増すのかなと思うんですけども。これはあれですかね、今既存であるところは1回、図面というんですかね、こういうところに設置しますっていただいていると思うんです。今後、こういうところに設置するよという、そういう図面とかっていうのがどの辺まで公開されて、地域の方にも配られるのか、町会ぐらいなのか、また議会としてどのぐらいまでそういう形が出していただけるのか、ちょっとお聞きしたいんですけど。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  安全・安心のまちづくり連絡協議会の中では、当日図面を掲示いたしまして、メンバーの方に説明を国のほうからしたところでございます。その位置で了解が得られましたので、実際に今度工事に入ってから、位置を確認しながら、最終的に設置する位置につきましてはまた委員会のほうに報告させていただきたいと思いますし、安全・安心のまちづくり連絡協議会のほうにも報告させていただきたいというふうに考えています。


◯委員(野村羊子さん)  幾つか質問させていただきます。埋蔵文化財の調査の状況ですけども、現在進捗率が56%ってなっています。これ、今後の予定、どの程度、いつごろ始めるのかみたいな、どの程度進めていくのかっていうようなことが、もし今わかれば教えてください。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  現在行われている調査のところですけど、中央道の側道に沿った北側の部分の調査を行っているところでございます。具体的に、今後工事が発注される中で必要な箇所について調査のほうは進めていくと聞いておりますけれども、まだどの位置に、どの時点で調査するという詳細な説明のほうは受けてございませんので、受けましたら委員の皆様にもお伝えしたいと考えています。


◯委員(野村羊子さん)  現在、工事、側道のところで行われていて、この辺、とにかくいろんな遺跡があると見られている場所ですけども、本体工事に入っていくところでの遺跡調査というのはあるんでしょうか。ランプの具体的な、この後の工事の予定が入ってきていますよね、本体のね。その辺の中での調査っていうのは予定があるんでしょうか。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  試掘を終わりまして、本調査をしなくていい部分も出てきているところでございますので、最終的に、あとどの範囲をどういうふうにちょっと調査していくのかっていうところで、大きく残っているところが天神山遺跡のところが、まだ天神山通りより西側の部分、こちらの遺跡のところはまだ全然手がついていない、残っているところ、そういった区域があるのと。北野遺跡のところはかなりの部分、終わっているところはあるんですけれども、本調査のほかに試験調査をやっていて、試験調査が終わっていて、本調査に全てやらなくてもいい区域もあると思いますので、そこら辺をよく確認しながら、残りの箇所数については国のほうと調整していきたいと思います。


◯委員(野村羊子さん)  できれば、ここをやって、ここは終わってみたいなことも、資料として一緒につけていただけるとありがたいと思います。過去と同じというより、やはり進んでいると思いますのでね、どこまで終わってどうなのかっていうこと、もし情報提供ができるようであればお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。


◯都市整備部長(田口久男君)  再質問にお答えいたします。まず、南側ランプシールドの立て坑工事の範囲については、本調査のほうが平成28年3月に終了していると。また、ちょうど中央道に沿ったところの北側の部分の、北野公会堂の西側付近を試掘調査をしておりまして、先ほど担当部長のほうからお話ししましたように、その結果次第で本調査に移行するかどうかというのを今後検討していくということで、そういった状況になっております。


◯委員(野村羊子さん)  図面としての情報提供はできるんでしょうか、できないんでしょうか。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  国のほうと、遺跡調査会のほうと、ちょっと調整させていただいて、我々も今取り組んでいる状況ということで、事務レベルで確認しているものはあるんですけれども、実際に作業が、まだ行われて半ばのものとかもございますので、どこまで、どういう形でお出しできるのか調整させていただきたいと思います。


◯委員(野村羊子さん)  ぜひ委員会としても見える形での情報提供、委員長のほうでも御検討いただければと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
 それでは、工事の状況について、順次、今発注がばらばらとされていて全体像がやはり見えないっていうのがいつも言われることで、聞かれても、何がどうなっているのか、ここだけの説明ではわからないというようなことがあるので、4ページにつけていただいた資料でそれなりに現状がわかり、ここにこの先の工事のあれを入れていくと、またわかるんだと思いますけども、そういう全体の流れとね──これは今行われているものですけど、今後、じゃあ、ここが行われるんだということが、同じ図面の中である程度一緒に示せるのかどうかというふうなことをちょっと確認したいと思うんですけど、いかがでしょうか。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  今後発注される工事の詳細につきましては、まだ国のほうも用地買収が全て整っているわけではないということと、遺跡の調査がまだ全て整っているわけではないので、現時点で市民の方からは全体像を示してほしいというお話はあるんですけれども、示すことはなかなか難しいということを説明会の中でも、前回説明をしておりました。
 我々としても、やはり今後どういう形で全体が進んでいくのかっていうのは大きな、大切なことだと思っていますので、全体の進め方として、ステップ図としてオープンハウス等で示されているものがありますので、そのステップ図どおり、今まで工事のほうは発注されてきているものと思っています。今後のステップ図をよく確認しながら、お示しできる段階になりましたら、少しでも早く皆さんのほうに情報提供させていただきたいと思います。


◯委員(野村羊子さん)  そのステップ図というのは、例えば市民の皆さんが簡単に見られるような状況に、手にとってわかるというふうな状況になっていますでしょうか。市のホームページからね、例えば見に行くことができる、リンクが張ってあるとかっていうふうなことがなっていますでしょうか。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  ステップ図については、オープンハウスの中でもパネルで紹介していますし、オープンハウスで紹介しているパネルについては国のホームページのほうに記載されていますので、皆さん、ごらんいただけるような状況にあるというふうに認識しております。


◯委員(野村羊子さん)  できれば、市のほうからも、簡単に探しに行けないっていうか、わかりにくい、探せないっていうことを前からも言われていると思いますので、現状とか、このように工事がされる予定ですみたいなことを、もう少しわかりやすくできるといいと思うので、工夫していただければと思います。
 それで、次の安全・安心のまちづくり連絡協議会の中で言われたこの今後の工事の説明の中で、7ページ、中央ジャンクションのランプの構造ですね、どういうふうに重なっていくのか。どういう形であるのかっていうのを、前から私は説明会等でも聞いていますが、きちっと示されてこないっていうことがあって、ステップ図の中でこれに似た図があったことはあるんですけれども、そういう中で今回、一部またこういう形で示されていますが。これ、深さ的にね、例えばまる3の北側ランプ工事に示されているものは、これ、地下何メートルくらいに予定されているのか。その上に4の青い水色の部分が乗ってくるっていうふうに思いますが、そういうようなことっていうのはわかるんでしょうか。
 中央ジャンクションって、地下に全部入っていくものですよね。地上には見えない。ジャンクションって、見に行くと、上のほうに、頭の上にぐるぐる──普通の場所ではね、道路が回っていくのがわかるわけですけど、中央ジャンクションの場合、全部地下に入るっていうことでわからないわけですよね。これは、地下40メートルと地上の間にこれだけのトンネル、回転している、ぐるぐる回っていくらせん状のものが入っていくわけですが、そういうようなこと。つまり、これはどれくらいの深さに掘っていくのか、とかっていうふうなことっていうのはわかるでしょうか。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  構造的なものを──安全・安心のまちづくり連絡協議会の資料でございまして、お示しできていなくて、非常にわかりにくいとは思いますが、説明会のときにもう少し寸法の入った図面で国のほうから説明がありました。このトンネルは中央道に行くに従って深くなっていくという説明がありまして、中央道に近い部分で一番深くて25メートルを掘削すると。その上に、15メートルの躯体を構築するという説明がありましたので、一番深いところで25メートルということで御理解いただければと思います。


◯委員(野村羊子さん)  工事説明会の報告は、この次の委員会だということが先ほどありましたけども、今の説明が当日、もし配布資料として配布されているのであれば、やはり国に早目にきちっと提供させて、委員会に間に合うように提供すべきだと思うんですが、それはできなかったんでしょうか。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  6月17日、18日の説明会でありまして、非常にちょっと調整する時間がございませんでした。ただ、資料的には公表されている資料になりますので、委員会のほうには情報提供はできますので、できるだけ早く情報提供させていただきます。


◯委員(野村羊子さん)  委員長におかれましても、ぜひ資料請求していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。どれだけ深く掘って、その上に──だから、これ、トンネルが重なっていくわけですよね、本線のトンネルがあり、この赤いところのランプがあり、水色のランプがありっていうふうにどんどん重なっていく。そういう構造が地下にできるっていうことで、工事としても非常にこれ、難しい工事、トンネルの上にトンネルを入れるっていうふうなことだと思うので、その辺、それこそ何が起こるかわからないというか、いろいろなことが懸念される事態であるので、その辺も含めてきちっと情報が市民に広く提供されるっていうことが必要ではないかと思います。
 もう一つ、9ページの、これ、安全・安心のまちづくり連絡協議会の中でも話題になったかと思いますが、通行どめになる箇所について。これについては、周辺住民に対する説明というのは、工事説明会とは別に、道路が通行どめになるということ、それはやはり今までの生活とまた変わってくる動きをしなくちゃいけないってことなので、きちっとした周知、情報提供がされているのかということ。実際、これ、具体的に通行どめになるのは何日からでしょうかねっていうことをお願いします。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  具体的にいつから通行どめになるのかっていう御質問でありますけど、今説明会を終わって、準備をしているところでございます。具体的には、2週間前にはお知らせの周知を徹底するような形で、今地域の皆様に御不便、御迷惑をかけないように適切な周知が行われるように国のほうに申し入れをしているところでございます。


◯委員(野村羊子さん)  具体的に何日っていうことはまだわかっていないという、今の答弁でいいですかね。それと、周知の仕方というのは、周辺にチラシを配るという手法だというふうに理解してよろしいでしょうか。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  周知につきましては、看板を設置する形で広く周知をいたします。
 それと、あと周辺にお住まいの方々にはチラシをまいて、さらにそういったことを周知徹底するように、我々のほうから申し入れいたします。
           (「通行どめの開始時期については」と呼ぶ者あり)
 済みません、通行どめの時期については7月から8月ということでしか、現時点では聞いてございませんが、これから調整していきます。


◯委員(野村羊子さん)  学校には当然行くと思いますが、生徒たちにもちゃんと、それこそ──じゃあ、夏休み中になってしまうかもしれないので、2週間前というのがどうなのかわかりませんが、子どもたちにもちゃんとそういうことが周知されるようなことを。もちろん、安全・安心のまちづくり連絡協議会にも学校関係者の方、出ていらっしゃるので周知すると思いますが、やはりそういう点も気をつけていただければと思います。
 あと、周辺の住宅にチラシを入れる件については、こちらが申し入れなければやらないってことなんですよねっていうのは、それは事業者としてどうなんだろうっていうことはやはり思いますので、市が申し入れなければやらないということは、やはりどうなのか、問題ではないかと思いますが、いかがでしょうか。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  周辺の方々のお住まいになっている方々に対して、国のほうは既に一軒一軒回って説明はしているということで聞いています。ただ、どの範囲にどういうふうに周知のビラを配布するのかとか、そういったことはまだ我々と国のほうで調整していないので、国のほうがやる予定ではあるのかもしれませんけど、その調整ができていないので、今申し入れるという説明をさせていただいたところです。


◯委員(野村羊子さん)  状況は理解いたしました。
 防犯カメラについて、設置するということですが、これ、記録の扱い方ということについて確認したいと思います。防犯というふうに言っていますけど、監視カメラ、その周辺を監視している。何でもない市民の映像が残っていくっていう可能性もあるわけですから、その辺についてどのようになっているか、確認したいと思います。


◯都市整備部長(田口久男君)  防犯カメラにつきましては、主目的は防犯ということです。市が設置しているものと同様のタイプのカメラで、1週間書きかえ式ということで、1週間たつと消えるということで、映像は警察等から確認依頼があった際に提供するというようなことで考えております。


◯委員(野村羊子さん)  わかりました。基本的に抑止力としての設置を期待されるものですけれども、使い方によってはプライバシー侵害になるっていう部分もありますので、その辺はきちっと確認をしていかないと、もろ刃になる可能性があるというふうに危惧をいたしますので、きちっとしていていただければと思います。
 とりあえずそれで、ありがとうございました。


◯委員(大城美幸さん)  私も、ちょっと今の通行どめのところ、資料2の9ページのところなんですけど、先ほど既に一軒一軒回って説明をしているということでしたけど、その一軒一軒回っている範囲っていうのはわかるんですか。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  ここの黄色の道路の沿線に面した方、もう既に用地の取得は終わっているところでありますので、ここにお住まいの方はいらっしゃらないんですね。つけかえ道路を整備しようというところの周辺にまだ住宅やなんかがございますので、そういった方々に説明を一軒一軒回ったということでございます。


◯委員(大城美幸さん)  道路に面している人たちだけがそこを通るわけじゃないじゃないですか。だから、やっぱりここを利用している人たちに周知されないと、つけかえ道路のことがわからないと、やっぱりちょっと不便になるかなっていうふうに感じるかなって。うちも、今いろいろな工事が入って、つじ、つじ、曲がろうと思ったら曲がれない、曲がって行ったら途中でUターンしなきゃいけないとかっていうのが結構あって、やはりそれは不便を感じるわけですよね。
 だから、きちんとどの範囲に周知のビラを入れるか、今検討中だっていうことですが、それは本当に市のほうからも、利用している人たちがっていうか、この範囲がやはり、この工事区間から何キロとか、そういうことできちんと不便を感じないようにしてもらいたいっていうか、それは市のほうからも申し入れていただきたいと思います。
 もう一つ、先ほどステップ図の点で、オープンハウスで展示している資料については国土交通省のホームページに公表されているということだったんですけど、そうすると、この資料1の資料っていうのもホームページにアップされているというふうに考えてよろしいですか。
                 (「はい」と呼ぶ者あり)
 外環の用地取得の状況っていうのが、今回、資料1の2ページが2月現在の資料ですよね。この間、3月の議会が10月現在の同じような資料があるんですけど、今6月ですよね。ちょっと2月現在の資料が出ているんだったら、どうして3月議会で出てこないのかなっていう疑問が。スピーディーな情報公開っていうことができないのかなっていうことと、もう一つ、3月議会のときは10月現在ってなっていて、この、きょう出された資料、2月現在は平成27年11月比、括弧内の数値ってなっているんです。
 中央ジャンクションの買収のところだけを見ると、前回の10月と、93%でプラス3%ってなっているんですが、10月だと89%なので、ちょっと1%違うので、10月と11月で1%違っていたということになると、国土交通省は毎月この数値を把握しているわけですよね。だったら、スピーディーに最新の情報っていうのが得られないのかしらという疑問なんですが、いかがでしょうか。


◯都市整備部長(田口久男君)  情報提供に関してでございますが、今委員さんおっしゃられるとおり、できるだけリアルタイムに近いものが望ましいということは市としても考えております。ただ、こういった用地買収等に係る部分は個々の契約が終わった時点で買収済みということになりますので、ここは多分集約したりとか、そういった部分でちょっと時間差ができているものというふうに考えております。国交省に対しても、できるだけ間があかないように、そういったことは求めていきたいと思っております。
 2点目のプラスポイントについてでございますが、これは前回委員会でお示しした時点との差をあらわしているもので、前回の資料としては平成27年11月現在……
               (「10月現在」と呼ぶ者あり)
 用地取得は平成27年11月現在ということで、3月の委員会のほうにお示しさせていただいているというふうに認識しております。


◯委員(大城美幸さん)  済みません、前回のこの資料の上のところには、10月現在って書いてあるんですよ。今回は平成28年2月現在って書いてありますよね。それで、私が持っている資料はそうなっていて、買収89%なんですよ。89%に3%を足したら92%でしょう。間違っていないよね、私、足し算できなくなったかなって思っちゃった。そうすると、買収の中央ジャンクションのところは93%となっているから、11月現在ってなっているじゃないですか。この平成27年11月比って今回はなっているので、ほかのところはみんな同じなんですよ。


◯委員長(伊藤俊明君)  ちょっと休憩します。
                  午前10時17分 休憩



                  午前10時19分 再開
◯委員長(伊藤俊明君)  再開いたします。


◯委員(大城美幸さん)  じゃあ、私が今見ていたのは12月の資料ということで、数字的には間違っていないということは確認したいと思うんですが、そうすると、今、平成27年10月現在と11月現在って、毎月の数値が明らかになるわけですよね。さっき最初に聞いたのは、ここに出されている資料っていうのは国土交通省で随時アップされて、公表されているものですかっていうことが一番聞きたいんですけど。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  東京外環の事業連絡調整会議につきましては、第1回、第2回、第3回と、今まで3回の会議が開催されておりまして、その会議の資料をアップしているものでございます。ですから、第1回目の会議が昨年の9月か10月ごろ、たしか開催されたものを12月の議会で報告し、また、その後に開催されたものを3月に報告して、本日説明させていただいているのは、3月28日の日に調整会議が開催されたものに対しての開催結果を説明させていただいているものでございます。


◯委員(大城美幸さん)  では、調整会議、12月のときはたしか4者で調整会議を行っているっていうことだったんですが、この調整会議の頻度っていうのがどのくらいの頻度で行われていて、ホームページにアップされるんでしょうか。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  定期的に何月に開催されるという、決まっているものではないということで聞いています。適宜開催されたものに対しまして、情報のほうを提供させていただいているものです。


◯委員(大城美幸さん)  それでは、調整会議が行われると、適宜。なので、何月とかって決まっているわけじゃなくて、適宜行われたら、市側にその都度、随時資料提供っていうか、そういう報告がなされるんでしょうか。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  調整会議の開催にあわせまして、国土交通省のホームページに記載されます。当然開催されれば市のほうにも、開催結果のほうは連絡が入ります。


◯委員(大城美幸さん)  わかりました。じゃあ、何らかの形で私たちにも、ホームページにアップされたっていうことぐらいでも構いませんので、連絡が入ればいいかなっていうふうに思います。
 最後なんですけど、資料2のほうの10ページの安全・安心のまちづくり連絡協議会のことなんですが、ここでは防犯カメラだとか、カーブミラーのこととかありますけど、既にもう工事っていうか、防音パネルの設置とか、いろいろ進められている工事において、今回騒音の機材が新しく設置されるそうですけど、この間、騒音の苦情とか、そういうことは入っていないんでしょうか。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  市のほうに音や振動に関しましての、何といいますか、問い合わせ、そういったものは入ってございません。また、事業者とか、事務所のほうに入っているケースがあるかもしれませんけれども、今のところ、大きなそういったお問い合わせは入っていないというふうに聞いております。


◯委員(大城美幸さん)  先ほど来の御説明を聞いていると、工事期間がずれたりしますけど、何ていうんですか、この範囲の中で契約を請け負った会社が違うところがそれぞれさまざまな工事をするんですけど、その工事車両を通学時間には入れないとか、いろいろありますが、やはり市民からの苦情への対応っていうものは、市にもきちんと連絡して迅速な対応っていうのを、ぜひお願いしたいと思います。


◯委員(石原 恒君)  先ほど出ておりました道路の通行どめに関してですけど、周辺の方々には資料を配布するっていうことで理解はしました。緊急車両が、工事で変わっちゃうと、なかなか道路、わからないということもあり得ると思うんですね。ですから、パトカーと救急車、消防車等、こういった緊急車両がスムーズにその現場に駆けつけられるようなことが必要だと思いますが、警察署、消防署のところに情報提供というのはどのようにされているでしょうか。三鷹市から出していないにしても、国がするのかもしれません。その辺の状況をどのように把握されているか、お伺いしたいと思います。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  つけかえ道路、また道路の廃止、こういったものにつきましては、当然、三鷹警察とは連携しながら交通安全対策がございますので、進めておりますので、警察のほうはよく承知しているところであります。
 また、消防のほうには、当然道路や何かが変わってきますので、事業者のほうからそういった話はされているというふうに認識しておりますけれども、改めて委員からも、きょうお話がありましたので、しっかり確認していきたいと思います。


◯委員(石原 恒君)  では、確認をお願いしたいと思います。
 あと、こういったチラシは常に住民が持っているわけではなくて、例えば緊急車両を携帯で呼びたいときに、この場所を示すというのは結構難しいと思うんですね。今まで呼んでいた道路が変わっているわけですから。そういったときに、ここの場所だということをどのように伝えればいいのか。その1つとして、例えば街灯のところにこの場所は何ですという、何か1つ場所を示す印なり、ポイントを示したもの、こういったものが必要だと思うんですが、今現状、こういった街灯等に──壁でもいいですけども、こういった場所をポイントで示せるような仕組みっていうのはなされているんでしょうか、お伺いしたいと思います。


◯都市整備部長(田口久男君)  こういった工事現場周辺のそういったときの緊急車両を呼ぶお話ですけれども、基本的には住所がその場で示せれば、それが一番わかりやすいとは思いますが、なかなか、例えば通りがかりの人だったりしますと、その場所の住所がすぐわかるという形ではないので、地域のランドマーク的なものがあれば、そういったものを示してもらう必要はありますが。また、街灯に一応街灯の番号はついております。ただ、それは直接警察と消防が把握しているということではないので、そういったところの情報提供を、市が持っている情報を警察とか消防のほうに、調整をして、そういった緊急事態に対応できるような取り組みを検討していきたいと思います。


◯委員(石原 恒君)  ぜひそういった共有を図っていただいて、こういった緊急のときの対応をスムーズにしていただきたいと思います。
 あと、道路が変わりますと、結構また視界も変わってくると思いますので、こういったところでカーブミラーの設置とかは、現状に合わせてされていると思いますけど、その辺はどういうふうにされているでしょうか。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  カーブミラーの設置につきましては、道路をつけかえるときに完全に必要だなというところについては、事業者のほうで対応する。また、もう一つ、安全・安心のまちづくり連絡協議会の中でも、地域の方々の目線で、ここは少し動かしたほうがいいとか、そういった御意見も出ていますので、そういったものに対しても対応するようにしております。


◯委員(石原 恒君)  ぜひよろしくお願いいたします。
 あと、違う観点で質問させていただきます。先ほど、月曜日から土曜日までが工事の曜日だっていうことで、場合によっては日曜日もありますということだったんですが、昨年度でもいいですけども、日曜日、工事した実績として、1年間大体52週ございますけども、大体どれぐらい日曜日を使った工事だったのか。このいろいろ工事車両の出入り等も影響しますので、どういうふうに認識していればいいのか、ちょっとその辺、数値的なものを持っていれば教えてください。よろしくお願いします。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  休日の作業につきましては、我々のほうでも全て把握しているものではございませんが、今北側ランプ改良工事の中で仮設工事を進めている部分については、休日もその工事は日曜日から工事区域に含まれていましたので、かなりの割合でやっているときもあったというふうに聞いています。


◯委員(石原 恒君)  基本的に日曜、祝日はやっていないと思うんですけど、工程的にどうしてもやらざるを得ないという状況もあると思います。そういったときに考えられるのが、やっぱり天候からの影響かと思うんですが、この雨天、特に今の時期は梅雨ですし、今九州のほうでも大雨が降っていますし、あとは今後、夏、秋にかけて台風という時期の中で、雨量、何ミリ以上になったら工事を中止するだとか、あと台風の場合は何メートル以上だと中止するだとか、そういったところの情報というのは市としてはどのように把握されているでしょうか。


◯都市整備部長(田口久男君)  雨天時の工事でございますが、詳細については、今どういった基準で実施するか、しないかというのは聞いておりません。ただし、当然、作業内容にもよってくると思います。市が発注する土木工事でもそうですけど、雨天だからといって必ずやらないということではないんですが、当然安全を確保できるような天候のときは、雨天でも実施しているというふうに認識しております。


◯委員(石原 恒君)  その工事内容によっては雨天でもやっているということで。でも、一応数値的なものは把握しておいてください。
 あと、結構工事範囲も広いわけですけれども、これ、雨が降った後、雨水の処理っていうのはどのようにされているんですか。結構、北野の地域も多少勾配もあるところもありますし、その辺の雨対策等々、どのように認識されているでしょうか、お伺いします。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  雨水につきましては、掘削しているところについては雨水がたまりますので、そういったものに対して、釜場っていいまして泥を出さないような対策をとりまして、これは下水道の施設のほうに排出しているというふうに聞いています。


◯委員(石原 恒君)  当然、雨水浸透ますがこの辺にあるわけではないと思うんですけど、工事ではなく、普通の平地でたまった水というのはどのように処理されているかっていうのは、どういうふうに考えればいいでしょうか。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  工事区域はGLから4メートルぐらいまで掘って、一次掘削して覆工板をかけていますので、あらかたの区域が掘削して釜場から排水する区域であります。ただ、そのほかにも仮設の事務所が建っていたり、そういう直接地面に浸透する土の部分もあったり、さまざまでありますけど、大きいところでは外にポンプアップで排出している、そういうところでございます。


◯委員(石原 恒君)  そうですね、基本的にはここはコンクリートではないので、地面の中に入っていくとは思うんですけども。ちょっと相当、面積が広いわけですから、水の逃げ場がなければ、どこかに集中してしまうとかいうこともあり得ますので、そういった水の、雨水の流れなども一応確認はしておいてもいいのかなというふうに思いまして質問をさせていただきました。以上で終わります。


◯委員(加藤浩司君)  よろしくお願いします。随分と工事が進んで北野の景色も変わったところですけれども、作業時間、または作業曜日等から考えて、朝6時から夜10時までとか、今お話があった日曜日とか、工事をやられていますけれども、最初のころは、例えば資料1の4ページにある現在行われている工事の状況のまる1なんかですと、約1年ぐらいが経過して、本格的な立て坑工事に入ってくるころかなというふうに思うんですけども、6時から音は立てない、騒音や振動を立てないような、そういう発生するような作業はしないというふうに書いていますけども、その時間帯に作業車両や作業員の通勤用の車両とかも入り込んできたりだとか、いろいろあると思うんですけども、この1年間で国や東京都、三鷹市に対して、そういった音や騒音で全体に関して苦情とかっていうのはどの程度出ているか、把握している範囲で教えてください。


◯都市整備部長(田口久男君)  ちょっと全体でっていうところは、今手元にはないんですが、直近、この1年ぐらいで始まった、例えば北側ランプ改良工事に対しての周辺住民からの苦情につきましては、市に対しては直接はございません。ただ、振動に関する問い合わせ、そういったものが国のほうにはあったということで、これについても丁寧に説明をして対応したということで。作業時間についても、ちょっと問い合わせがあって、開始時間が8時からっていう周知の工事の中で、準備をその前からしているっていうようなことの御指摘があったというようなことがあったというふうに聞いておりますが、そういったものは丁寧に説明して、対応したというふうに聞いております。


◯委員(加藤浩司君)  ありがとうございます。今お話があった北側というのは、工事区間が、区画の中が広いヤードの中なので、よっぽど端っこでやらないと、騒音パネルというか、工事区間から離れたところに民家があるというようなところですから心配はないのかなと思いますけど、今度立て坑が始まってきている南側のランプシールドトンネル立て坑工事のところは住宅がかなり密集しておりますので、今後はそういうことも考えられるかなと思います。
 僕もこっちの東側の人間なので、この辺はよく通るんですけども、かなりいろいろな、この図でも示されているような仮囲いや防音パネルによって、すごい高い塀で囲まれている道路を通るっていう経験が何度もあるんですけども、子どもたちの通学路であるということはもちろんなんですけども、昨今では意外と大人が巻き込まれるいろんな事件・事故もありますので、この事業がたとえ国や東京都だといっても、三鷹市民の安全や安心を守るのは三鷹市の仕事なので、その辺の工夫を何かしらもう少し施したほうがいいのかなと思いますけど、その点はいかがお考えでしょうか。


◯都市整備部長(田口久男君)  同様の御指摘を安全・安心のまちづくり連絡協議会の中でもいただいております。この資料の中にも記載しておりますが、学童保育所に通っている児童の方の対策等で、やはり季節にもよりますけれども、帰る時間、暗くなる時期もございますので、そういったところを今調整中ですが、できるだけガードマン──安全対策のためにいるガードマンですが、そういったことにも対応できるようにと、地域の方からそういう御意見をいただいていますので、市としても同じように、これは国に求めて今調整をしているところでございます。
 また、安全安心パトロールについても、市内全域をきちっと、やはり安全を確保していかなくてはいけないんですが、特にこういったいろいろ状況が変化するところですので、安全安心課のほうにも重点的に見守っていただくようにというようなお話もしているところですので、今後またさらにそういった検討を深めていきながら、より安全を確保していくようにしていきたいと思っております。


◯委員(加藤浩司君)  ありがとうございます。今工事中だから、非常にちょっと不安な道路などもあるんだろうなというふうには思っていますけども、その期間が終われば、この地域は本当にふたかけ部分にさまざまこれから夢のある仕組みができてくるんだということも、市民の皆様は、また、北野に住んでいる方々はそれを期待しながらこの状況を見守っているというところもありますので、まずは三鷹市がこの地域の人たちのための安心安全を守っていただいて、できる限りスムーズに工事が進むように。事業主体じゃないとしても、陰ながらの御協力をお願いしたいと思います。質問を終わります。ありがとうございました。


◯委員(栗原健治君)  それでは、資料の1の現在行われている工事の状況についてということで、1、2、3とあります。1の南側ランプシールドトンネルの立て坑工事ですとか、3の北側ランプ改良工事でのランプシールドトンネルの立て坑構築やランプ部の地下の躯体構築などでは、本格的にこれからなっていくと思います。心配されているのは、やはり目では直接見えない地下水に対する問題と、それと本格的に立て坑工事が始まると、ケーソンの落とし込みでの振動。この振動では、さきに行われている東名の立て坑の工事の場合では、かなり離れたところでの振動被害があって、初めそれは認識できなかったということもあります。
 これから本格的な工事に入っていくというふうに思いますので、「対応の方針」に基づく対策は当然行われると思いますけども、市としてもこれをつくった関係で、国や事業者としっかりとこの工事に対する監督が必要だっていうふうに思います。
 それから地下水に対する状況ですね。これから、本格的に立て坑の工事だとか、資料の2でも中央高速に面する部分、3の北側ランプに通じる部分、このジャンクションの中央部分も工事が入っていくということで、より地下水に対する影響もしっかりと監督して、影響が出た場合には、出さないという立場に立った対応が当然求められるというふうに思います。この点で、今までの市としての地下水や振動に対する取り組みと、今後、本格的に進められる中で地下水や振動に対する取り組みに対して市が果たす「対応の方針」を確実に実行させるという立場での取り組みについて、確認しておきたいと思います。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  実際これから地下水のある範囲の掘削に工事が入っていくわけでございますけれども、実際10メートルから下あたりのれき層のところに地下水があるわけでありまして、今回の開削工事の中で地下水の対策が必要になってきます。現在聞いているものの中で、施工者の施工監理として、観測する井戸に測定器を設置して、そこの測定器から携帯端末で電波を飛ばして、事務所にあるパソコンの中で常時──1時間に1回測定しているって聞いていますけど、そういった管理をしながら地下水の変動に対して対応をしていくというふうに聞いています。
 実際にその地下水に何か変動があったときには、すぐポンプで水を上流から下流に送って、水圧の変化がなだらかに、圧が生じないように、そういった対策を工事中にも行いながら──もちろん、完成後には地下水流動保全工法が機能しますけれども、そういった完成するまでの工事の間も、今の施工計画の中で水を流動させながら進めているというふうに聞いています。
 また、これまでの地下水の状態ですけれども、現時点では地下水のほうは安定しておりまして、推移の変化はございません。
 また、ケーソンの沈下時の振動でございますけれども、こちらについては、東名のところで行っているケーソンの地盤と、中央のほうで行うケーソンの地盤は違っております。東名のところでは、固い土炭層という地盤にケーソンが落下するところで振動が生じたということで、今回の中央の地盤の中ではれき層や砂層の部分、粘土層の部分はありますけれども、そういった土炭層はございません。東名のところで既に施工して沈下させるときに、振動をできるだけ軽減させる方法として、沈下する脇にクッション砂というものを置いて、一気にすとんと落とすんじゃなくて、例えば圧をかけながら少しずつ落とさせるとか、クッション砂ですとんと落ちたときの衝撃を吸収するとか。
 そういったことを既に東名のところでも、いろいろと対策を練ったものをこちらの中央のほうでは実践していくということで。実際これから工事が始まって、我々も注視していますけれども、そういった対策をとることによって、振動・騒音ができるだけ発生しないような状況になるということで、今説明のほうは受けているところでございます。


◯委員(栗原健治君)  それでは、振動のほうですけれども、ケーソン落とし込みのときに生じる振動、これ三鷹においてどうなるのかっていうのはまだわからないわけですよね。ですから、どういった影響が出るのかっていうのは、周辺も含めて広く見る必要があるっていうふうに思います。
 問題になったのは、いつ落とし込みをしているのかがわからない。落とし込んだときに振動が起こるわけだけれども、それが明らかにされなかった部分があって、やはり人のいない、仕事に出ている方はふだん日中いないわけで、家にいる人がいきなりというか、認識していない中での振動に、地震じゃないかっていうふうに誤解をしたりする、不安になったりするということが言われているので、やはりケーソンを落とし込む場合には、時間を──1日2回やったかと思うんですけども、何時に落とし込みをするのかっていうことも知らせることっていうのは可能だと思うんですね。
 それは、認識できれば地震にも誤解はしませんし、対応策もすることができるという点で、ぜひ最善の振動対策、また、市民に対しての不安を解消する対策を求めていく必要があると思うんですが、この点、伺っておきたいと思います。
 また、地下水への影響ですけれども、今までの測定ではなかったと。これから本格的な工事がされるっていうことで、これ地下水に対する、地盤に直接影響していて、工事期間だけでなく、これはできた後、せきとめられれば、せきとめられた側は隆起につながりますし、せきとめられた下流のほうは沈降、地盤が沈み込むことにつながる可能性もあるというふうに指摘されている点もあります。正確にこの対策をとらせる、今の地下水流動保全工法のやり方で確保できるのかというのも検証していくことが必要ですし、事業者がされているのを確認しているっていうことですけれども、市としても「対応の方針」をつくってきたという立場でですね、しっかりとそれを検証させる立場と、あと知らせていくことが必要だと思います。
 データでは出ているということはわかりますけれども、市民にとって、地域の人たちにとっては情報がなかなか届いていないという状況があると思うので、もっと正確に、また広範な地域に対するお知らせが必要かと思うんですが、いかがでしょうか。


◯都市整備部長(田口久男君)  2点御質問をいただきました。まず1点目のケーソンを沈下させる際の周辺へのお知らせということですが、我々が認識している中で、工法としては基本的にはケーソンの躯体の自重で少しずつ沈み込むと。下の掘削状況によって沈んでいくということもありますので、その時期を明確に、この時点というのがお知らせできるのかどうか、そこはちょっと国のほうにもまた確認しながら、どういう周知ができるかということをちょっと確認していきたいと思います。
 地下水につきましては、当然今委員のほうからお話ありましたように、「対応の方針」の中できちっとした──地下水だけではないんですけど、環境についての観測をしっかりやって、モニタリングをやるということで、それは「対応の方針」の中にもうたわれておりますし、工事中も含めてでございますが、そういったものをきちっと、まずは状況を国のほうから我々も説明を受けて、モニタリングの内容をきちっと説明をしていただいた中で確認をして、何か指摘するところがあれば、当然指摘してきちっと対応するように求めていきたいと考えております。
 また、市民に対してでございますが、このモニタリングについてもホームページに四半期ごと、3カ月ごとに公表していくということで、その公表の仕方とか、なるべくわかりやすいように周知するように働きかけていきたいと思っております。


◯委員(栗原健治君)  地下水については、見えないのでね、また長期にわたって影響を与えていくっていう点でも注視が必要ですし、環境に大きな影響を与えるような場合には、中止も求めていくことも市はあり得るという姿勢をとって、この事業に同意してきたと思います。その点でも、正確な情報をしっかりと、市としても把握して対応することが必要だと。その点でもしっかりやってもらいたいと思いますし、この巨大な工事が今でも不安があるということで、国の事業という点でも、税金の使い方としては思いとどまるべきだっていうふうに、改めて中止が必要だっていうことを伝えておきたいというふうに思います。終わります。


◯委員(大城美幸さん)  済みません、先ほどの資料1−2なんですけど、ちょっとやっぱり気になって括弧内、計算しました。9カ所間違っています。下の段の件数ベースの東名ジャンクションの区分地上権なんですけど、11月のは12%なんですね。それが29%ということは、括弧内は17%になるんじゃないでしょうか──11月ベースと比較ってなっているんですよね。単純にこれ、足し算というか、引き算というか、すればいいだけのことですよね。29から12を引けば、括弧は20%じゃなくて、17%じゃないですか。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  今の資料の数字の根拠につきましては、我々のほうでは持ち合わせてございませんので、国・東京都のほうによく確認いたします。確かに御指摘のところもありますので、どういう形で数字を出してきているのか、もう一回確認をして、また御説明させていただきたいと思います。


◯委員(大城美幸さん)  単純に3月議会に出された11月現在の資料に出ている数値と、今回の数値を比較して引いたのを見ると、今言った件数ベースの区分地上権、東名ジャンクションが17%、だから合計が10%。それと、隣の中央ジャンクションが15%ってあるけど、13%。合計のところがプラス7ではなくて、プラス6。それと、青梅街道のところの合計がプラス1ってなっていますけど、6%で同じなので、プラマイゼロ。それと、大泉ジャンクションの区分地上権が62%もあったら、100%超えていますよね、これ。32%で、下の合計が24ではなくて14。次の合計のところの20%が14%。下の合計が12%ってありますが、9%。単純に引き算すると、そうなるんですけど、単純な間違い、ミスというのは、ちょっとこういうことになっちゃうと、どの数字を信じていいのかなっていうことにもなりかねないので、ぜひ御確認いただきたいと思います。


◯都市整備部長(田口久男君)  今お話がありましたように、よく確認はします。ただ、これ、推測でお話しするようなことではないんですが、権利者、分母が変わるとか、そういったものも、もしかするとあるかもしれないということで、よくそこは確認して、またお示ししたいと思います。


◯委員長(伊藤俊明君)  じゃあ、その点もよく精査してお願いします。よろしいですね。
                 (「はい」と呼ぶ者あり)
 以上で都市整備部報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午前10時57分 休憩



                  午前10時59分 再開
◯委員長(伊藤俊明君)  それでは、委員会を再開いたします。
 議会閉会中継続審査申し出について、本件を議題といたします。
 東京外郭環状道路建設問題について調査検討し、対策を講ずること、本件については引き続き調査を行っていくということで、議会閉会中の継続審査を申し出ることにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 休憩いたします。
                  午前11時00分 休憩



                  午前11時06分 再開
◯委員長(伊藤俊明君)  委員会を再開いたします。
 次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、7月12日火曜日に中央ジャンクション等の行政視察を実施することとし、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくことにしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 その他、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。どうもお疲れさまでした。
                  午前11時08分 散会