メニューを飛ばしてコンテンツへ 三鷹市議会 こちらでは、指定された委員会の審査状況の要点を記録した「委員会記録」をhtml形式でご覧いただくことができます。 English
三鷹市サイト
サイトマップ 関連リンク集

あらまし 皆さんと市議会 議員の紹介 審議情報 本会議中継 会議録 議会だより トップ
トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(平成28年三鷹駅前再開発事業対策特別委員会) > 2016/12/14 平成28年三鷹駅前再開発事業対策特別委員会本文
スタイルシートが無効なため使用できません→ 文字サイズ変更


2016/12/14 平成28年三鷹駅前再開発事業対策特別委員会本文

                  午前9時28分 開議
◯委員長(吉野和之君)  ただいまから、三鷹駅前再開発事業対策特別委員会を開きます。
 初めに休憩をとって、本日の流れを確認したいと思います。
 休憩いたします。
                  午前9時28分 休憩



                  午前9時28分 再開
◯委員長(吉野和之君)  委員会を再開いたします。
 本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、議会閉会中継続審査申し出について、3、次回委員会の日程について、4、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 市側が入室するまで、休憩いたします。
                  午前9時29分 休憩



                  午前9時30分 再開
◯委員長(吉野和之君)  委員会を再開いたします。
 行政報告、本件を議題といたします。
 本件に対する市側の説明を求めます。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  おはようございます。それでは、三鷹駅前地区における再開発事業の状況につきまして、資料1のほうで御説明させていただきます。1ページをごらんください。
 現在、三鷹駅前地区では2つの再開発事業に取り組んでいます。まず、1の三鷹駅南口西側中央地区再開発事業について御説明いたします。(1)のこれまでの経過につきましては、こちらは記載のとおりでございます。(2)の現在の取り組み状況です。9月に掘削工事が完了いたしまして、10月から基礎工事を行っております。2ページをごらんください。左側が平面図、右上が現況の写真、右下が工事の段階図となっております。左の平面図をごらんください。
 工事の状況ですが、緑色に着色された位置に土どめを行いまして、掘削工事に引き続き、基礎工事や一部地下の躯体工事を行っているところと事業者から聞いているところでございます。
 また、掘削の範囲ですが、南北が約45メートル、東西が約30メートル、深さは約13メートルとのことでした。この間における再開発組合の取り組みといたしましては、地権者を中心に完成後のビルの管理運営やマンションの名称などについて検討が進められているところでございます。
 1ページにお戻りください。(3)の今後の工程(予定)です。工事は予定どおり進捗いたしまして、1月より地下の柱などの立ち上がり部分の鉄筋を組み立てる躯体工事を進めていく予定と聞いております。立ち上がり部分の鉄筋を組み立てた後に、コンクリートを打設していくこととなります。その後、鉄骨建て方、地上部分の躯体工事と進み、平成30年度より外構工事、デッキエリア工事に着手し、平成31年2月の竣工を目指し進めていくとしています。
 続きまして、2の三鷹駅南口中央通り東地区再開発事業についてです。(1)の地権者の意向確認についてです。UR都市機構は、再開発事業の施行予定者として8月に地権者説明会を開催し、再開発事業の果たす役割や仕組みなどの概要、意向確認の内容や進め方を説明した後に、再開発事業に対する現時点での意向確認を一人一人、個別に行っているところと聞いております。個々の意向につきましては、施行予定者という立場でUR都市機構が面談を実施していることもあり、個人情報の観点から詳細については確認できておりませんが、今後も店舗を持ちたい方や、住宅を持ちたい方、店舗と住宅の双方を取得したい方など、さまざまな声があると聞いております。
 説明は、以上です。


◯委員長(吉野和之君)  市側の説明は終わりました。
 これより、質疑に入ります。


◯委員(大倉あき子さん)  済みません、よろしくお願いいたします。三鷹駅の南口の中央通りの東地区再開発事業について、お伺いさせていただきます。今、地権者の意向調査をしていらっしゃるということで、9月の半ばから個別面談を実施しているということなんですけれども、面談は現時点で全地権者に対してどのくらいの割合の方が面接の実施を完了されているのか、進捗状況をお伺いしたいと思います。
 また、三鷹市としてはオブザーバーとしてかかわっているということを前回お伺いしたと思うんですけれども、具体的にどのようにかかわっていらっしゃるのか、教えていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  現在、登記上の地権者が24名いらっしゃいまして、そのうち13人の方と面談を実施しております。残る地権者の中にはURとか三鷹市とかも入ってございますので、実際にあと10人弱ぐらいの方と今後やっていく予定ということで、聞いているところでございます。
 あと、市の意向調査のかかわりでございますけど、今回の意向調査はあくまでもURのほうが、施行予定者として個々にいろいろな個人の方の意向を確認している段階でして、その意向が一定程度まとまってきた段階で、再開発の勉強会の中で、また市も勉強会の中に地権者としてかかわっておりますので、一緒に今後の進め方や何かを確認していくと、そういう段階でございます。


◯委員(大倉あき子さん)  ありがとうございました。本当に合意形成がとても大変だったと思うんですけれども、先のめどというか、図られるという方向で、立ってきたという認識でよろしいんでしょうか。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  具体的に、全体的に詳細なものはこれからになりますけど、現時点の中で再開発に反対して、事業を進めていきたくないとか、そういったお声は聞いておりませんので、着実に一歩一歩、再開発に向けて皆さんの合意形成が進んでいるものというふうに認識しております。


◯委員(大倉あき子さん)  ありがとうございます。いろいろ御苦労があるかと思うんですけれども、引き続きよろしくお願いいたします。
 次に、これから解体工事に入ったときに、あそこの中央通り商店街、片側が壁のような状態になってくるかと思うんですけれども、そうなったとしても、やはり商店街のにぎわいを維持していく必要があると思うんですが、その壁の利用というか、何か工夫というか、そういったことは何か考えられているのか、お伺いしたいと思います。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  今委員おっしゃるように、工事が始まりますと、解体して、その中で中央通りの側がやっぱり一面、商店がなくなるっていうことで、中央通りの商店街の方とも、今いろいろと、商店街の方もそこを御心配されています。我々も、そこを、にぎわいを中央通り商店街に引き続いて求めていく、にぎわいのある商店街となっていくように支援していくということで、ソフト的な面も含めて地域の商店街の方にも御協力いただきながら、どんな対策ができるのかっていうことは、まだちょっと時間がありますので、よく商店街の方とも、周りの地域の方とも意見交換しながら進めていきたいというふうに考えています。もちろん、庁内でも、生活経済課や何かとよく連携をとって、商工会の方とか、いろんな方と相談して進めていきたいというふうに考えています。


◯委員(大倉あき子さん)  ありがとうございます。本当に地元の商店街の方も非常にその辺のところを心配されていると思うんですけれども、さまざまそこの壁面を子どもに絵を描かせるとか、あと花でいっぱいに──そういった技術があるのかどうかわからないんですけれども、片方しか商店街がなかったとしても、本当に三鷹の駅前はすごくにぎやかで、本当に魅力的だなと思われるような、そういった工夫をぜひ考えていっていただきたいと思います。
 それと、最後なんですけれども、荷さばき場の確保についてお伺いします。東側再開発に当たっても荷さばき場を確保をしていくということで伺ってはいるんですけれども、各いろんな自治体でさまざまな工夫があるかと思うんですけれども、三鷹市としてはどのように荷さばき場の確保を考えていらっしゃるのか、現時点でわかっていることをお伺いしたいと思います。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  荷さばき場の確保っていうのはやはり大きな問題でして、以前、中央通りを一方通行化にして、その中でっていうふうな考え方もあった時期はあるんですが、今、再開発基本計画の中で、中央通り東地区の再開発事業の中に共同荷さばき場を設けていくという考え方を出しております。まだまだ、これから施設の検討や何かをしていきますので、どういう形の荷さばきのあり方がいいのか──再開発エリアも南北にかなり延長があって広いので、その中で効率的な荷さばきを、やはりしていかなきゃいけないというふうに考えていますので、壁面後退をした空間が利用できるのかとか、荷さばきの動線をどういうふうにするのかっていうところは一番大切な問題だと思っていますので、また施設計画が決まってきましたら、委員会の中でも御意見を聞きながら、皆さんと検討していきたいと思っています。


◯委員(大倉あき子さん)  ありがとうございます。本当に荷さばき場の問題、安心で安全な道路の点からも、また業界さんから、本当に改正道路交通法、これが施行されて、本当に取り締まりが厳しくなって、そこも非常に困られていることでもあったと思いますので、そこを通る方にとっても、また業界の方にとっても本当に納得のいく形で考えていただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。
 以上です。


◯委員(小俣美惠子さん)  おはようございます。よろしくお願いいたします。私からは、駅前再開発の西側の地区開発事業のことについてちょっとお伺いいたします。この事業は、下のところは商業事務所だったり、商業地区であったり、その上は当然マンションの開発ということで伺っておりまして、今、部長のほうからも、店舗とそれから住宅を両方必要とする方がいらっしゃるというようなお話も伺いましたけれども、やはり、このマンションはどのような間取りで、ファミリー世帯とかがどのぐらいいらっしゃるのかということを、まずお伺いしたいと思います。
 なぜかといいますと、この地区は駅前地区でして、三鷹市はまだまだ待機児も多い。保育園の問題なんですけれども、待機児が多くて、ことしの入園受け付けは終わりましたけれども、昨年にまさるほど、また入園の受け付けが多かったというふうにも伺っております。保育園をつくるには、とてもいい立地ではないかというふうに思っているところですが、風営法の問題とか、いろんな問題がございまして、どうなっているのかなというような行方をちょっとお伺いしたいということです。
 当然、9月には、市のほうから都知事宛てに要望書も提出されまして、その辺の状況の動きもどのようになっているのかなということも、担当ではちょっとないかなというふうには思っているんですけれども、そんな動きが大ざっぱにわかればいいかなということでちょっとお伺いしたいと思います。民間の事業といえども、行政は市民が使いやすいようないい情報は提供するっていうことは当然やっていただければいいなというふうに思っていますので、その辺の動きを御説明いただければと思います。よろしくお願いいたします。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  西側中央地区でございますけれども、住戸は184戸でございます。40平米程度の1LDKタイプが32戸、50平米から65平米ぐらいの2LDKタイプが58戸、65平米から90平米程度の3LDKタイプが94戸というふうに事業者のほうから聞いております。
 それと、保育の関係でございますけれども、当該地区、複合的な再開発ビルになります。商業施設と、あと業務床が入るような形に計画はされております。具体的に商業施設等はどういう施設が入ってくるのかも、これから商業コンサルを入れて決めていくことになりますし、業務床についても、ディベロッパーのほうでどういう形で企業を誘致していくのか、そういったことも今まさにいろいろと検討しているところであるというふうに聞いております。
 私どもとしても、保育の問題、今委員がおっしゃったように、9月14日に待機児童の解消に向けた施策の充実に関する要望書を出しております。そうした中で、保育施設については風営法の関係もございますけれども、立地できるようにということで市長も取り組んでいるところであります。まだ具体的に子育てのほうから、進捗のほうは今の段階でのことは聞いてございませんが、それに向けて、今事務レベルでも取り組みは進めているものというふうに、私どもでも思っております。
 また、再開発事業にどういう形で子育ての展開ができるのかということは、これは民間の再開発事業ではありますけれども、やはり子育ては大きな問題でありますので、今、事業者のほうにはコンサルタントや何かを通しまして企業内の保育事業、企業内に保育ができないのかとか、これからの施設展開の中でそういった検討も進めてもらえないかということを投げかけはしております。
 当然、今、国のほうでも新たな助成制度が始まるということで、私どもでも情報をいただいておりますので、そういった会社がつくる保育園みたいな、事業所と一体的になった、そんな展開が本当はできれば一番いいのかなとも思っていますけれども、まだまだこれからのことなので、それは事業者のほうに、今伝えようというふうに我々の中でも考えているところでございます。


◯委員(小俣美惠子さん)  ありがとうございました。三鷹市は、子育てしやすいまちということで、マンションが駅前にできて大変利便性のいいところに、この今2LDK、3LDKというところでは、価格の問題もございますけれども、ファミリー世帯も入居するというのが当然予想されることかなというふうに思います。三鷹市は、やはり保育をどういうふうに展開していくかというか、この利便性のある駅前地区に、まだでき上がっていない段階で、どのように行政が構想して、そして提供していくかということがとても大事かなというふうに、この時期かなというふうに思って、市民も大変期待しているところかなというふうに思っております。
 ぜひ、待機児が多いというところで、女性総活躍、一億総活躍時代ですので、三鷹が先進的に取り組んでいただきたいというふうに願っております。どうぞよろしくお願いいたします。


◯委員(西尾勝彦君)  よろしくお願いいたします。前回の行政報告からしばらく時間がたっているわけですけれども、その間、例えば市民の方からの苦情であるとか、あと事故であるとか、そういった報告っていうのはなかったのでしょうか。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  具体的に苦情とか、そういったものは聞いているところではございません。ただ、工事に伴う対応として、コラル側から振動についての問い合わせが1度ございました。その後は、事業者のほうで対応しておりまして、今のところはございません。


◯委員(西尾勝彦君)  ありがとうございます。歩道のところが物すごく狭くて、特にコラル側でしょうか、歩行者の人が自転車をよけるために歩道のほうにおりて歩かなければならないみたいな感じになっていて、そういった問題がもしかしたら起きているのかなと思って、御質問させていただきました。
 あと、この西側中央地区と、この東側の東地区の再開発、これ、何か一体的にというか、当然、大きな開発ですから、そこをつないでいくようなお考えというか、当然おありだと思うんですけれども、以前ももしかしたらどなたかから質問があったかと思いますが、もう一度お聞かせいただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  西側中央地区の再開発事業につきましては、民間の再開発事業になります。地権者主体の主体的な再開発事業として、スピード感を持ってっていうことで、地権者のほうで進めているところでございます。ただ、そうであっても、駅前の再開発でございますので、駅前の広場と一体的に三鷹市の顔になる部分でございますので、そういった意味で、景観とか、商業のあり方とか、これまでも地域の商店街の方を交えまして、いろいろと話し合いのほうはさせていただいているところでございます。駅前のしっかりとした顔になるような再開発になるように、私どもでも再開発の基本計画の5つの重点事業の1つに位置づけして、支援をしているところでございます。
 また、東地区の再開発については、こちらは第一種市街地再開発事業ということで、法定の再開発を目指しております。法定の再開発ですので、都市計画で再開発のエリアを決定いたしまして、高度利用地区の都市計画もあわせて定めていくことになりますけど、それとあわせて地域のまちづくりをしていくということで、地区計画も一緒に今検討していこうっていうことで、いろいろな方面から環境に配慮したまちづくりとか、商業振興に配慮した再開発になるような検討とか、地権者の方と一緒に今、検討を進めているところでございます。


◯委員(西尾勝彦君)  ありがとうございます。地権者の方がまた別だとか、開発の主体が別だっていう問題があるとは思うんですけれども、やはり三鷹駅の本当に出てきたところの顔になってきますので、顔が2つあるとちょっと変な感じもしてしまいますので。
 それと、前回も申し上げました、いろいろな市民の皆さんの声っていうのを拾い上げて、また、バリアフリー化といったこともぜひともお願いをしたいと思います。
 以上です。ありがとうございます。


◯委員(嶋崎英治君)  それでは、何点か質問をさせていただきたいと思います。最初に、西側中央の件ですけれども、前の委員会でもちょっと御指摘があったと思うんですが、地下水の関係ですね。地下13メートルと言っていましたですかね、その地下水の状況がどうなのか。水位測定などはしているのかということが、まず1点。
 つまり、水位ということは、くみ上げもしているのか、そして、どういう状況なのかということです。
 それから、3つ目は、これは将来的には東側地区にも該当してくるんですけども、重機ですね。特にクレーン、それ自体の重さっていうのはどのくらいあるのかっていうことと、それから、伸びたり縮めたりというやつになりますよね。マックスで何メートルになっていくのかという、それから、ミニで、閉じているときどのくらいなのか。なぜそんなことを聞くかというと、風。駅前ですから、ビル風なんかも含めて、強風にあおられるということもあるということから。それから、もう一つ、地震が頻繁にあるので、停止要件というのがあの重機にはあると思うんですけれども、その停止要件は具体的にどういうことなのかということです。
 それから、東側の件ですが、8月に地権者説明会ですね。市は、聞いているという説明が小出さんからありました。聞いているっていうことは、市は出席していなかったか、あるいはオブザーバーとして傍聴的にいたのかということ、これをちょっと教えてください。
 以上です。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  西側中央地区の、まず地下水の件でございますけれども、地下水位は12メートルほどということで、実際に掘削部から13メートルまで掘っておりますので、地下の躯体工事をするときにディープウエルリチャージ工法という工法で、地下水を3カ所から22.5メートルの井戸を掘って、くんで、その地下水をそのまま外側2カ所の井戸に戻すような、そういう工法をとって工事のほうは進めているところでございます。
 掘削が完了しまして、今地下の躯体の底版等の工事も終わっていますので、実際的に、ここで地下水位よりも上の11メートルまで底版が上がってきましたので、もうそのウエルポイントのほうは撤去する準備を進めていくということで、恐らく年内には撤去ができるのかなということで、今さまざまな調整をしているというふうに聞いています。
 また、水質検査等も、やる前、またやった後、そういうところでは事業者のほうで手続に沿って進められていくものというふうに聞いております。ポンプアップの水量ですけれども、最大1分間に1.8立米っていう突出量のポンプを3台設置しておりますけれども、具体的にくんだ水をそのままパイプを通して戻していますので、そのポンプの能力いっぱいいっぱいまで上がっているとはちょっと思っていませんけれども、大分、今渇水期で地下水も下がっていますので、それほど容量としてはないのかなというふうに考えています。よく事業者にも確認しながら進めていきたいというふうに思っています。
 また、2点目に、クレーンの重さ、重機の風との関係の御質問をいただいておりますけれども、ちょっとその部分については施工の範疇に入りますので、詳しい報告のほうは受けてございませんが、今、委員おっしゃったように風と重機、これ、非常に安全の中で大切なことだと思っていますので、きょうも委員会から御意見をいただきましたので、改めて我々もよく確認していきたいというふうに思っています。ちょっと今、手元にクレーンの重さ等の資料は持ち合わせてございませんので、また、次回の委員会の中でお答えさせていただきたいと思います。
 それと、市の東地区の意向調査の出席の確認でございますけど、これは、あくまでも事業を進めていく中でURは施行者としてやっておりますので、その個々のヒアリングの中には市の職員は同席はしておりません。説明会のときは、私どものほうでも説明会には同席しておりましたけれども、実際の意向の一人一人の方の中では市のほうは入ってございませんので、今後、URのほうで取りまとめた意向のほうを確認していきたいというふうに思っています。


◯委員(嶋崎英治君)  重機と風、振動の関係については、後刻で結構ですから、よろしくお願いいたします。
 再質問で、東側の解体工事にやがて入っていくわけですけれども、URの持っている建屋がありますよね。あのアスベスト含有などはどういうふうな状況でしたっけ、それをちょっと教えてください。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  アスベスト等につきましては、これから解体するに当たって詳細な調査を行ってまいりますので、そういった中で確認をしていきたいというふうに思っています。


◯委員(嶋崎英治君)  駅前ということであり、含有されていれば、その飛散防止も含めてなかなか大変なことになるかなと思いますので、ぜひ調査を進めて、健康に害のないような対策を立てていただければと思います。
 以上で私の質問、終わります。


◯委員(土屋健一君)  それでは、1点だけ。先ほど、大倉委員のほうから、ちょっと質問しようと思っていたことの質問がありましたので、その答弁の中で、あと10人弱、意向調査、意向確認が残っているということなんですけども、それはいつごろ終わる予定なんでしょうか、年内だとか、年度内だとか。特に反対者がいないということをお聞きしましたので、それほど時間がかかる必要がないのかなって思うんですけども、その点をお伺いします。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  URのほうから、残りの地権者の方の一件一件に当たるスケジュールっていうのはまだ示されていないので、具体的にどういう形で当たっていくのか確認しているところですけれども、今のところ、ヒアリングしている中ではいないっていうふうに聞いておりますけれども、スケジュール的には、年度内にはそこも多分いろいろな方にヒアリングしていますので、全員の方に一通りできるのかなと。もし、御事情があってできない方がいらっしゃれば、その方への対応はどういうふうにするのかとか、ちょっとよく残りの方への対応については確認していきたいと思っています。


◯委員(土屋健一君)  わかりました。そうなんですけども、ある程度、URさんのほうも期限を地権者の方に切って、いつまでっていうことをお示ししないと、これ、いつまでたつかわからない状況ですよね、期限がない限り。その辺はちょっと市のほうからも助言というか、お願いというか、要請というか、していただきたいんですけども、いかがでしょうか。


◯都市整備部長(田口久男君)  地権者のヒアリングの件でございますが、今御指摘がありましたように、URも施行者として計画を持って進めるという考え方で取り組んでおります。その中で、URとしても、なるべく早く全員の方にヒアリングしたいということで、一応目標的には年内に全ての方に当たるというようなことで調整はしているようですが、なかなかちょっと先方、相手方の御都合もあったりして、ちょっと会うのが難しかったりとか、そういった事情があるやに聞いております。市のほうからも、今、御指摘ありましたように、きちっと計画的に進められるように再度要請をしていきたいと思います。


◯委員長(吉野和之君)  他にございますか。


◯委員(石井良司君)  まず、西側なんですけど、184戸ということで、大型のそういう施設なんですけども、この店舗棟なんですけどもね、これ、入居状況というか、詳しくはわからないけども、普通こういうマンション建設の場合に、事前に売り出すとか、または、賃貸の場合でも、そういう方々を先に探すというようなケースって多いと思うんですけども、この辺に来れば、大体もう入居者等なり、特に店舗などもあるわけですから、そういう点の状況ってどうなっているのか、ある程度前向きに進めているのでしょうけども、この建物自体の内容がまだよく見えていないので、その点をまずお聞きしておきたいことが1点。
 それと、東地区なんですけども、今も土屋委員からも質疑がありましたように、ちょっと進行状況としては、確かに地権者がたくさん、24名の方がいらっしゃって非常に難しいのはわかるけども、もう少し、何ていうかな、スピーディーな対応も必要なのかなと思うんですね。そういう中で、この地区の計画というのは、当然URの考えもあるでしょうし、地権者の考えは当然あるんだけども、三鷹市としてのまちづくりということで考えると、非常に大きな地区でもあるし、今後の駅前の再開発に大きな影響が出てくる地区だと思うんですね。
 そういう中で、三鷹市としての考え方を私は聞いておきたいんですね。この地区というのは、今の話では、今の現在の用途地区は、ちょっと私、あそこはよく見ないのでわからないんだけども、現の用途から考えて、それに地区計画をかけてやっていくのか、または、URの考えもあると思うけども、一定の用途地域の変更等も考えながらこの地区を考えていくのか。その点についての三鷹市の考えというか、当然のことながら地権者の考えも必要だし、URの考えも必要なんだけど、その方向性というのはどういうふうに考えているのか、その点だけはっきりしておくべきだと思いますので、お聞きをしておきたいと思います。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  1点目の西側中央地区の建物の入居者の状況、これからの進め方の部分でございますけど、販売するときにマンション名を先に決めて、それから入っていくというふうに聞いています。今の地権者の中では、まずマンション名をどういうふうにしようかっていうことを検討している段階で、それが決まってきますと、実際に販売に向けて、多分進めてくると思いますので。まだ、そこの情報しか市のほうでも聞いていませんで、委員おっしゃるように、これからどんなスケジュールで、どの段階で販売に入っていくのか、我々もよく確認して進めていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
 あと、東地区の関係で、用途は商業地域でございまして、80の500っていう、そういう用途地域です。第一種市街地再開発事業を都市計画決定して進めていくときには、高度利用地区という都市計画をあわせて設定していく必要があります。高度利用を図るのが第一種市街地再開発事業の条件になってきますので、高度利用を図る際に壁面後退を何メートルにすることによって、高度利用を図るための容積を、例えば何メートル上げれば、容積10%上げるとか、20%上げるとか、いろいろと条件によって、容積率については高度利用のとり方で出てきますので、そこは商業地域なんですけれども、周りに第一種低層住居専用地域もございますので、第一種低層住居専用地域に日影を落とさないようにする必要もあります。
 ですから、建物をどこに、どういう高さで持っていく、それと、あと、どういう形で高度利用の容積を定めていくのか。そういうところを複合的に、全体的に、今URのほうでも検討していますし、まちづくりとしては、三鷹市はその部分は事業の部分だけじゃなくて、分棟方式で提案していますけれども、それぞれの棟が地下で、例えば駐車場がつながるとか、デッキでつながるとか、一体的な開発になるように、そういうものを目指して、今地権者の勉強会の中でも、市としてはそういう話をしているのと、あと、にぎわいの中心にするためには広場がどうしても必要だろうということで、広場のあり方とか、あと駐車場・駐輪場のあり方とか、そういったところは勉強会の中で今話をしています。
 ただ、今後、地区計画を定めていくときに、中央通りのまち並みをどういうふうにするのかっていう問題もありますので、そういった景観的な視点とか、まちづくり全体を考えて、必要なことを高度利用地区、第一種市街地再開発事業とあわせて地区計画の中で定めていきたいというふうに考えていますので、そこはURとも今相談しながら、また東京都とかも相談しながら、できるだけ早く、こういうまちづくりにということで地域の皆さんにもお示しできるように、今取り組んでいるところでございます。


◯委員(石井良司君)  わかりました。ありがとうございます。この西地区なんだけど、やはりあそこはペデストリアンデッキから直接入れるような、そういう商業スペースになると思うんだけども、非常にそうしてくると、やはり三鷹の経済効果を考えると、よりよいものっていうか、そういう商業施設になってほしいので、やっぱり動線等の配慮なんかもね──今からだとちょっと難しいのかもしれないけど、しっかりやらないと、そういういい施設が来ませんし、経済効果も生まないと思いますので、その点、やっぱり何か、三鷹市の言うことではないのかもしれないけどもね、しっかりとやっぱりやってほしいなという気はします。
 その上のマンションについては、それなりのいい立地条件だから、それなりに入るんでしょうけど、商業施設がちょっと心配かなと思いますので、その点よろしくお願いしたいなと思っています。
 あと、西側なんですけども、今の話だと、基本的に商業地区だから、用途が商業だよね。ですから、それは変えないで、基本的には地区計画でやっていくと。そうした場合に、後退したり、いろいろすると、やはり容積、建蔽率にも影響が出るので──高さ制限も当然あるんだろうけど、過去に何か駅前で、商業で500%を600%にした地域もあったんだけど、そういうような建蔽率は無理にしても、容積率の緩和というようなことは考えているのかな。その点だけ、ちょっと確認しておきたいと思います。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小出雅則君)  容積の緩和、これは高度利用地区を定めることによりまして、一定の壁面後退をすることによって容積が10%とか、何十%とか緩和できますので、そういったことを今組み合わせして、都市計画で定めていきたいというふうに検討しているところでございます。


◯都市整備部長(田口久男君)  今、小出部長が答えたとおりなんですが、市としましても、今御指摘がありましたように、駅前の本当に顔となって、三鷹市全体が活性化できるような取り組みにつなげたいということで、地区計画の中にもいろんな種類がございまして、今委員のほうから御指摘ありましたように、壁面後退することによって一部規制緩和するというような、まち並み誘導型地区計画というような、車線制限を緩和するような地区計画もございます。まだこれをすぐに採用するっていうことは決まっていないんですが、そういったことも含めて検討しながら、まち並みも、商業の活性化もよくなるように進めていきたいと考えております。
 また、西側の動線についてでもございますが、計画段階でも道路が一部廃止されるということで、その動線をしっかりつなぐと同時に、今御指摘ありましたように、デッキからそこにできる店舗の動線、これはまだ具体的にはちょっと示されていないのでわからない部分はありますが、そういったところも素通りするっていうことじゃなく、皆さんが楽しんで買い物できるような形になるべくできるように、また調整をしていきたいと考えております。


◯委員(石井良司君)  ありがとうございました。西側についてはわかりました。
 あと、東側なんですけども、やはり経済効果としては非常に期待できる開発だと思いますので、その点はしっかりやってもらいたいのは当然なんだけど、やはり余り高過ぎちゃうと、地域にまた住居とか、あそこは1,000はないけど、たしか周りは大体住居ですよね。だから、そういう影響もあるから、非常に開発は難しいと思うんだけども、その点はうまく指導して、しっかりした、そういう経済効果があるもの、そういう施設と、また、反面、日影等々の影響があるわけだから、そういった配慮もしながらしっかりと指導して、すばらしいものをつくっていただきたいなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
 以上です。


◯委員長(吉野和之君)  他にございませんか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 では、以上で行政報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午前10時18分 休憩



                  午前10時18分 再開
◯委員長(吉野和之君)  委員会を再開いたします。
 議会閉会中継続審査申し出について、本件を議題といたします。
 三鷹駅前地区再開発基本計画・事業等に係る諸問題について調査検討し、対策を講ずること、本件については引き続き調査を行っていくということで、議会閉会中の継続審査を申し出るということにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 次に、次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、次回定例会会期中とし、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくということにしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 その他、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。どうもお疲れさまでした。
                  午前10時19分 散会