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2016/08/22 平成28年厚生委員会本文

                  午後1時29分 開議
◯委員長(大城美幸さん)  台風の中、御苦労さまです。ただいまから厚生委員会を開きます。
 伊東委員より欠席の届け出が提出されています。これを認めたいと思います。
 初めに、休憩をとって本日の流れを確認いたしたいと思います。
 休憩いたします。
                  午後1時30分 休憩



                  午後1時30分 再開
◯委員長(大城美幸さん)  委員会を再開いたします。
 本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、管外視察について、3、次回委員会の日程について、4、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 市側が入室するまで休憩いたします。
                  午後1時31分 休憩



                  午後1時33分 再開
◯委員長(大城美幸さん)  委員会を再開いたします。
 健康福祉部報告、本件を議題といたします。
 本件に対する市側の説明を求めます。


◯健康福祉部長・保健医療担当部長(濱仲純子さん)  本日、どうぞよろしくお願いいたします。
 本日は、健康福祉部から2件、行政報告といたしまして情報提供をさせていただきたいと思います。説明は担当課長からさせます。よろしくお願いいたします。


◯地域福祉課長(馬男木由枝さん)  私のほうからは、資料の1番、平成28年度臨時福祉給付金等についてを御説明させていただきます。
 平成28年度臨時福祉給付金及び障害・遺族年金受給者向け給付金についてでございます。平成28年3月の厚生委員会で、今後の予定といたしまして概要等を御説明させていただきましたけれど、具体的なスケジュールが決まりましたので、ここで改めて御報告をさせていただきます。
 まず、資料1の1番、平成28年度臨時福祉給付金についてです。平成26年4月の消費税率の引き上げによる影響を緩和するため、低所得者に対し暫定的・臨時的な措置として、平成26、27年度に引き続き実施するものでございます。今回の支給対象者は、平成28年1月1日を基準日として、住民税が課税されていない方で2万6,520人見込んでおります。支給額は1人3,000円。金額の根拠はこちらに記載のとおりでございます。
 2番目の障害・遺族年金受給者向け給付金についてです。年金生活者等支援臨時福祉給付金支給事業として、賃金引き上げの恩恵が及びにくい年金受給者を支援するために実施するものです。支給対象者は、平成28年5月の障害基礎年金、遺族基礎年金等を受給している方で、かつ本年度前半に実施しました高齢者向け給付金を受給していない方2,340人を見込んでおります。支給額は1人3万円です。
 受け付けや今後のスケジュールについてですが、3番、4番をごらんください。受け付け期間は9月20日から1月31日までとし、その間相談窓口及びコールセンターを設置いたします。3月の厚生委員会で報告した時点では、10月1日から開始を予定しておりましたが、少しでも早く支給できるよう、若干早めて対応をいたします。また、申請書は受け付け開始日の9月20日に発送する予定で準備を進めています。給付金の支給は、申請状況に応じて10月下旬以降、月2回程度で順次支払いをしていく予定です。なお、市民の方への周知は、こちらの一番下に書いております4番の(3)のほうですね、市報及びホームページ等でお知らせをいたします。
 続きまして、裏面をごらんください。今年度前半に支給いたしました高齢者向け給付金についてです。まだ確定ではありませんが、申請受け付けを7月31日で終了したところですので、おおむねの状況が見えてきましたので、現時点での御報告をいたします。
 申請状況は3の(1)の表のとおり、対象人数1万1,827人のうち申請者数が1万1,320人、申請率が95.7%でした。なお、今回も平成27年度臨時福祉給付金と同様に、申請率向上のため、6月と7月に2回勧奨通知を発送したこと、地域包括支援センター及び介護保険事業者等に対し、申請手続の支援を依頼するなどを行いましたが、こうしたことも高い申請率となった要因の1つであると考えております。
 私からの説明は以上でございます。


◯高齢者支援課長(古園純一君)  私のほうからですね、資料2、国有地を活用した介護施設の整備について、御報告をさせていただきます。
 資料2をごらんください。国の一億総活躍社会の実現に向けて緊急に実施すべき対策を受けまして、財務省では介護離職ゼロに向けた取り組みとして、都市部における介護施設整備の加速化に資するよう、国有地の定期借地権の減額貸し付けを実施しています。これに伴いまして、三鷹市に対しても、三鷹市内の国有地1カ所、これについて関東財務局東京財務事務所より当該貸付用地とすることの打診がありました。
 三鷹市としましても、三鷹市健康福祉総合計画2022第1次改定等に示したとおり、特別養護老人ホーム等の施設の誘致を推進する立場であり、当該用地を有効に活用すべく、特別養護老人ホームの建設について、財務省と連携し誘致に取り組むことといたしました。
 1をごらんください。対象となります国有地の所在地等でございますけれども、所在地は井口一丁目124番の1でございます。裏面に地図がありますのでごらんください。場所は赤枠で囲った場所になります。現在、農林水産省の三鷹寮がございますけれども、位置的には井口コミュニティ・センターのすぐ隣という形になってございます。面積が2,742.42平米ということになっております。
 続きまして、項番の2でございますけれども、財務省によります減額貸し付けの内容等でございます。特別養護老人ホーム等の入所施設を原則としつつ対象とするもので、貸付契約締結日から10年間ですね、国有地の貸付料を時価の半額に軽減するというものでございます。
 項番の3でございますけれども、当該用地に係るスケジュールでございますが、平成28年の5月2日から平成28年の8月1日までですね、財務省による事業者の公募の受け付け期間が設定されておりました。その後、平成28年8月から9月にかけてですね、東京都経由により財務省から市への意見照会が行われるということになっております。内容につきましては、事業の必要性であるとか、実現性ですとか、計画の妥当性、その他の事項について、意見の照会が来るということになっております。その後、財務省による審査がありまして、予定では平成28年10月ごろに相手方法人を決定するということを聞いております。
 私からは以上でございます。


◯委員長(大城美幸さん)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑のある方。


◯委員(大倉あき子さん)  よろしくお願いします。1つだけ質問させていただきます。障害・遺族年金受給者向けの給付金についてなんですけれども、障害年金を受給されている方は、精神障がいの方とか発達障がいの方とかもいらっしゃると思うんですけれども、特に精神障がいとか発達障がいをお持ちのひとり暮らしの方、こういった情報をキャッチして申請するのが困難な方もいらっしゃるかと思うんですけれども、そのような方たちへの周知とか、また申請手続に対する配慮というものは何か工夫とかされているのか、その辺のところをお伺いしたいと思います。


◯地域福祉課長(馬男木由枝さん)  ひとり暮らしの方、障がい者の方ということで御質問いただきました。周知につきましては、まずこちらのほうから対象となる方には申請書をお送りするという形で考えておりますので、お手元のほうに届いて、これは何だろうというふうなことで御確認いただけるかと思っております。それから、手続につきましては、代理の方も御申請いただけるような形で事務を取り扱う、今までの給付金もそういうような形でやっておりましたので、そのような形で申請ができるような流れにしております。


◯委員(大倉あき子さん)  ありがとうございます。代理人の方も立てられるということなんですけれども、なかなか本当に精神障がい者の方、そういった書類を読んで御自身で理解をされて、人に頼むというのも非常に困難な場合もあると思うので、さまざまこちらからアプローチというか、本当に配慮できるところはして差し上げていただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。


◯委員長(大城美幸さん)  そのほか、質疑ございますか。


◯委員(野村羊子さん)  幾つか確認させていただきたいと思います。まず、臨時福祉給付金ですけれども、本当にお一人につき3,000円を支払うためにどれだけ費用をかけるのかという全体の構造の問題って、私は、やはり今の国の制度、市としてはやらざるを得ない。だけど、本当にその方へのプラスになることというのがこれなのかというふうなことは、疑問に思わざるを得ないというふうな思いを持っています。なので、もう一度確認したいんですけれども、この臨時福祉給付金、お一人3,000円を2万6,520人にお支払いするためにかかっている費用、事務費ですね、あるいは、かかる人手というのを、実際何人いて、あるいは何カ月何人と言ったほうがいいかな、ということをもう一度確認したいと思います。よろしくお願いします。


◯地域福祉課長(馬男木由枝さん)  臨時福祉給付金に係る費用なんですが、こちらは年金受給者のほうと合わせて、後半で一括して予定しております。事務の、実際にですね、コールセンター、窓口対応等は業者に委託をしておりますが、その経費、予算額が1,771万2,000円で予定をしております。それから、システムにかかわる委託料なんですが、こちらが1,312万2,000円。人の体制につきましては、現状、今、高齢者の給付金のほうの関係でやっております事務局が、正職員が3名、それから臨時職員が2人なんですが、実質1人の体制で、2人が交代しているという状況です。
 それから、給付金、委託のほうの窓口体制が最大で13名を今後、後半の給付金に対しては考えております。


◯委員(野村羊子さん)  この先また簡素な給付金をするというふうな方針が出されて、引き続きこのようなことをせざるを得ないというふうなことになります。年間3万円ということであれば、まだそれなりにね、波及効果なりがあるだろうと思いますが、半年間で3,000円と言われても、その方の暮らしにどこまでこれがプラスになるのかというふうな中でこれだけのことをしなければいけないというのは、私は国の方針、政策のあり方としてね、やはりもう少し行政職員の事務手続に係るものを考えて、きちっとやっていただきたいなと。つまり、これも全部ね、国が出してはいますよね。一般財源でやっているわけじゃなくて、たしか国庫支出金で全部賄っているはずですけれども、でも国の予算のあり方としてどうなのかということは、やはり課題が大きいなというふうに思います。今後の簡素な給付金のほうがどういうふうな規模になるのかというのはありますけれども、今本当に、それで一方、介護のほうが減らされているというのはね、私は本当に必要なところに必要な予算を充てるというふうなことを国がもうちょっと考えてほしいなということは、意見として言っておきたいと思います。
 それで、国有地の活用のほうですけれども、今回、国有地を貸し出すに当たって、時価の半額に軽減するということなので、それで本当に手を挙げてくださる方が出てくるかどうか。出てきているのかな、8月1日締め切っているんだもんねというふうなところなので、まだ意見照会はこれからというふうな話なので、ちょっとその辺不安もありつつ、施設のあり方として、今いろいろな課題がね、職員のあり方とか言われていますよね。そういうことについて、市としてどこまで関与してこの意見、法人そのもののあり方というよりは、そこでの実際の利用者に対する職員のあり方とか、職員の処遇のあり方とか、そういうような中身的なことというのはどこまで確認をし、意見を言えるのかどうか、そういうことについてはどうでしょうか。


◯高齢者支援課長(古園純一君)  こちらの土地につきましてはですね、業者さんのほうから何社か応募する前に市のほうにお話をいただいている事業者さんがおります。ですので、一定程度の事業者数は応募されているのではないかと思いますけれども、いかんせん、まだ都を通じての照会というのが市のほうに来ておりませんので、その時点でどのような形でどの業者さんが申し込まれているのかというのがわかると思います。
 また、こちらに書いております意見照会の内容ですけれども、こちらは実際、三鷹市としてこのようなケースが今までなかったものですから、財務省さんのほうで他の地区、他の都道府県で行った場合の過去の例を参考にお聞きして、このようなことをお聞きするということで情報としては得ておりますけれども、実際、先ほど言いましたように、都を通じての通知の中で、どの程度、市に対して聞かれる項目がある、あるいは市のほうが意見を言えるような内容になっているのかというのは、来てから確認させていただく形になると思いますけれども、もし何らかの形で、例えば地域貢献であるとか、そういったことについて、何か市のほうで見れるような部分があればですね、そこら辺は反映することができるのであればしていこうかなとは思っております。


◯委員(野村羊子さん)  地域貢献だけではなくて、だから職員の処遇のあり方、利用者さんへのサービスのあり方、その辺はこの計画の中で見れるのかどうかということですよね。それについて、財務省が審査をすると。その審査の、例えば過程というのを市が把握することが可能なのかどうか。審査っていつ行われるかわからないまま結果通知だけぽんと来るのかね、あるいは傍聴に行けるのかとか、細かい中身を教えてもらえるのかとかいうふうなことはどうでしょうか。


◯高齢者支援課長(古園純一君)  審査の内容はですね、傍聴に行けるかどうかはちょっと私どものほうでは把握してございません。市のほうでの回答をもとに最終的には財務省さんのほうで決定をされるということですので、先ほど言いましたように、内容的にどのような形での照会が来る、そこの中に職員の処遇をどう考えているのかというような項目があるかどうかも、ちょっと中を見てみないとわからないという状況でございます。


◯委員(野村羊子さん)  現実に、もう既に事業をしている事業者さんが多分応募なさるだろうと、今までの当たってきたところから考えると。つまりそれは、今現状のところを見るということは可能なわけですよね。見て調べるという、こちらが調査するということはね。そういうことはどうでしょうか。


◯健康福祉部長・保健医療担当部長(濱仲純子さん)  ただいま担当課長より回答させていただいておりますとおり、詳細な意見照会の内容、またどこまで三鷹市が踏み込んで審査に加われるかということはちょっと未知数ではございますけれども、当然意見照会の中で、これまでの実績からいたしまして、法人の適格性というのの意見照会を求められるというふうになっております。当然、今既存の施設運営をされている法人でしたらば、その財務状況ですとか体制ですとか、確認できる部分があるかと思いますので、その辺はしっかりと見させていただいて、そこの事業者、法人が適格性を持っているかどうかの判断は、こちらでもしっかりしていきたいというふうに考えております。


◯委員(野村羊子さん)  わかりました。いろいろな、特別養護老人ホーム、待っている方がたくさんいらっしゃるから、施設ができることはいいと思いますし、それによって市に対して財政負担はそれなりにありますけれども、それはそれで必要なことだろうというふうに思います。ただ、内容的なことがその後の課題、問題として挙がってくるようでは──100%わかるわけではないんですけれども、しっかりと調査して、言える意見はできるだけ言ってというふうなことをお願いしたいと思います。ありがとうございました。


◯委員長(大城美幸さん)  そのほか、質疑ございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 以上で健康福祉部報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午後1時53分 休憩



                  午後1時54分 再開
◯委員長(大城美幸さん)  委員会を再開いたします。
 管外視察について、本件を議題といたします。
 休憩いたします。
                  午後1時54分 休憩



                  午後2時02分 再開
◯委員長(大城美幸さん)  委員会を再開いたします。
 管外視察については、お手元に配付した日程案のとおり進めてまいりたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 なお、ダイヤの改正などに伴い、時間につきましては若干前後することがありますが、あらかじめ御了承願います。
 次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、次回定例会の会期中とし、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくことにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 続きまして、その他でございますが、何かございますでしょうか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。御苦労さまでした。
                  午後2時04分 散会