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2016/12/08 平成28年総務委員会本文

                  午前9時29分 開議
◯委員長(石井良司君)  おはようございます。ただいまから総務委員会を開会いたします。
 初めに、休憩をとりまして、審査日程及び本日の流れを確認いたしたいと思いますので、よろしくお願いします。
 休憩します。
                  午前9時29分 休憩



                  午前9時31分 再開
◯委員長(石井良司君)  それでは、委員会を再開いたします。
 審査日程及び本日の流れについてでございますが、ただいま休憩中に御協議いただいたように、1、議案の審査について、2、議案の取り扱いについて、3、行政報告、4、総務委員会管外視察結果報告書の確認について、5、所管事務の調査について、6、次回の委員会の日程について、7、その他ということで進めていきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 はい。それでは、そのように確認いたします。
 休憩します。
                  午前9時32分 休憩



                  午前9時35分 再開
◯委員長(石井良司君)  市側の皆さん、どうも御苦労さまでございます。おはようございます。
 それでは、委員会を再開いたします。
 議案第70号 平成28年度三鷹市一般会計補正予算(第4号)、議案第71号 平成28年度三鷹市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第72号 平成28年度三鷹市下水道事業特別会計補正予算(第1号)、議案第73号 平成28年度三鷹市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)、以上4件は関連がございますので、一括議題といたします。
 以上4件に対する市側の説明をお願いいたします。


◯財政課長(石坂和也君)  それでは、一般会計補正予算(第4号)から御説明いたします。補正予算書の1ページをお開きください。
 今回の補正は、第1条のとおり、歳入歳出予算に9億2,883万1,000円を追加し、総額を706億2,083万3,000円とするものです。また、第2条のとおり、繰越明許費を設定するとともに、第3条のとおり、債務負担行為の補正を行います。
 補正の内容について、歳出予算から申し上げます。18、19ページをごらんください。第2款 総務費です。右側説明欄をごらんください。1点目は、庁用自動車等関係費の増828万5,000円です。三鷹消防署建てかえ用地である現在の公用車駐車場について、平成29年4月から撤去工事を行う必要があることから、新たに近隣用地を賃借し、公用車駐車場を整備するものです。
 2点目は、公共施設管理関係費の増421万2,000円です。平成29年度の第一体育館等の解体工事に伴い、市民センター内駐輪場の一部が利用できなくなるため、平成29年4月に三鷹市役所前バス停北側の市有地に公用の駐輪場を暫定整備することといたしました。そのため、敷地内の建物の撤去工事を行うものです。
 3点目は、「太宰治文学館(仮称)」及び「吉村昭書斎(仮称)」整備事業費3,141万2,000円の計上です。都立井の頭恩賜公園内に文学館等を整備するため、基本プランを策定するとともに、設計業務を進めるものです。
 4点目は、国庫支出金等超過収入額返還金の増2億3,701万5,000円です。これは平成27年度に交付を受けた生活保護費等負担金などの国庫支出金や都支出金について、金額の確定に伴い、超過交付分を返還するためのものです。
 5点目、住民基本台帳記録事務費169万5,000円と、6点目、証明書交付等事務費11万1,000円の増額です。3月から5月までの市民課窓口の混雑を緩和するため、臨時窓口等を設置するほか、コンシェルジュを配置いたします。
 20、21ページをごらんください。第3款 民生費です。右側説明欄をごらんください。1点目、障がい者自立支援介護給付事業費5,421万8,000円と、2点目、障がい児通所支援給付事業費5,398万1,000円の増額で、サービス利用者が当初予算を上回る見込みであるため、給付費を増額するものです。
 3点目は、高齢者施設等防犯対策強化事業費39万3,000円の計上で、国の補正予算で措置された交付金を活用して、防犯カメラ等を設置する2事業者への支援を行います。
 4点目、臨時福祉給付金(経済対策分)支給事業費3億9,780万円、5点目、同支給事務費4,114万9,000円の計上です。これは消費税率引き上げの影響緩和策として国の補正予算で措置されたもので、1人1万5,000円の給付を行います。
 6点目は、認可外保育施設等利用助成事業費1,350万円の増額です。これは東京都の補正予算で措置された補助金を活用し、認可外保育施設利用者への助成金を月1万円から2万円に拡充するものです。
 7点目は、旧高山保育園管理関係費の増2,576万円です。平成30年4月に私立認可保育園の開設を予定しており、平成29年度に事業者が施設整備を進めていくため、旧園舎の解体工事を行うものです。
 8点目は、多世代交流センター関係費の増4,000万円で、平成31年度のリニューアルオープンに向けて、改修に向けた基本プランの策定と設計業務に取り組むものです。
 22、23ページをごらんください。第9款 消防費です。右側説明欄のとおり、防災通信体制整備事業費の増470万円で、防災行政無線の放送内容について、周囲の住環境等により放送が聞こえにくい地域も存在していることなどから、自動電話応答システムを導入し、情報伝達手段の多様化を図ります。
 24、25ページをごらんください。第10款 教育費です。右側説明欄をごらんください。教育センター改修事業費の増1,460万円で、平成29年度から教育センターの耐震補強工事等を予定しており、工事期間中の代替施設として現在の総合保健センターを活用するため、改修工事を行うものです。
 続きまして、歳入予算について申し上げます。10、11ページにお戻りください。第13款 国庫支出金です。右側節欄をごらんください。1点目、障害者自立支援介護給付費負担金2,710万9,000円と、2点目、障害児通所支援給付費負担金2,699万円の増額で、民生費で申し上げた障がい者自立支援介護給付事業費と障がい児通所支援給付事業費の財源とするものです。
 3点目は、地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金39万3,000円の計上で、民生費の高齢者施設等防犯対策強化事業費の財源とするものです。
 4点目、臨時福祉給付金(経済対策分)給付事業費補助金3億9,780万円、5点目、同事務費補助金4,114万9,000円の計上で、民生費で申し上げた同事業の財源とするものです。
 12、13ページをごらんください。第14款 都支出金です。右側節欄をごらんください。1点目、障害者自立支援介護給付費負担金1,355万4,000円と、2点目、障害児通所支援給付費負担金1,349万5,000円の増額で、先ほど申し上げた国庫支出金と同様に民生費の財源とするものです。
 3点目は、認可外保育施設利用支援事業補助金1,350万円の計上で、民生費で申し上げた同事業の財源とするものです。
 14、15ページをごらんください。第17款 繰入金です。説明欄をごらんください。1点目は、介護保険事業特別会計繰入金の増971万8,000円で、これは後ほど申し上げる介護保険事業特別会計の平成27年度の精算に伴う一般会計への繰り入れです。
 2点目は財政調整基金とりくずし収入を2億6,060万2,000円増額するもので、今回の補正予算の歳入歳出に差し引き不足額に対応するため、取り崩しを行います。
 16、17ページをごらんください。第18款 繰越金です。前年度繰越金の増1億2,452万1,000円で、平成27年度決算において平成28年度当初予算で計上した繰越金を上回る収支差額が生じており、今回の補正予算における財源として増額するものです。
 4ページにお戻りください。まず繰越明許費の設定についてです。1点目、市民センター駐車場等整備事業費、6点目、和洋弓場整備事業費はそれぞれ、648万1,000円の繰越明許費の設定を行うものです。市民センター内の立体駐車場、駐輪場及び和洋弓場の整備に向けて設計業務に取り組む一方で、三鷹まちづくり総合研究所において市庁舎建てかえに向けて検討が進められています。市庁舎に係る検討の進捗状況を勘案しながら、駐輪場及び和洋弓場の設計業務を進めるため、経費の一部を繰り越すものです。
 2点目、「太宰治文学館(仮称)」及び「吉村昭書斎(仮称)」整備事業費と、5点目、多世代交流センター関係費は、基本プランから設計業務まで切れ目なくスピード感を持って取り組むもので、3点目、臨時福祉給付金(経済対策分)支給事業費と4点目同事務費は、国の補正予算で措置された補助金を活用し支給を行うもので、いずれも平成28年度から平成29年度までの2カ年で執行するため、歳出予算と同額の繰越明許費を設定いたします。
 次に、債務負担行為補正についてです。事項36.情報セキュリティ強化システム使用料は、平成34年度までを期間とした限度額2億7,499万円の債務負担行為を追加するもので、国の通知等で示された情報セキュリティー強化策を踏まえ、庁内ネットワークにおけるLGWAN接続系とインターネット接続系を分割するものです。
 事項37.旧高山保育園園舎解体事業、事項38.教育センター改修事業は、工事の実施に当たり、平成28年度中に契約を行う必要があるため、債務負担行為を追加するものです。
 続きまして、国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について御説明いたします。補正予算書の1ページをお開きください。今回の補正は、第1条のとおり、歳入歳出予算に8,909万9,000円を追加し、総額を203億1,240万6,000円とするものです。
 補正の内容について歳出予算から申し上げます。12、13ページをごらんください。歳出の第9款 諸支出金です。右側説明欄をごらんください。1点目は、過誤納保険税還付金及び還付加算金685万円の増で、当初予算に不足が見込まれることから増額するものです。
 2点目は、国庫支出金等超過収入額返還金を8,224万9,000円増額いたします。これは平成27年度に交付を受けた一般被保険者療養給付費等国庫負担金などの確定に伴い、超過交付額の返還を行うため歳出予算を増額するものです。
 10、11ページにお戻りください。歳入の第9款 繰越金です。右側説明欄のとおり、平成27年度決算における収支差額のうち、8,909万9,000円を前年度繰越金の増として歳入予算に計上するものです。
 続きまして、下水道事業特別会計補正予算(第1号)について御説明いたします。補正予算書の1ページをお開きください。今回の補正予算は、第1条のとおり、債務負担行為の補正を行うものです。
 2ページをごらんください。事項2.東部水再生センター長寿命化業務等委託事業について、期間を平成30年度まで、限度額を10億9,900万円とした債務負担行為を追加するもので、東部水再生センターの監視制御設備等の更新工事を実施いたします。
 続きまして、介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について御説明いたします。補正予算書の1ページをお開きください。今回の補正は、第1条のとおり、歳入歳出予算に1億8,177万8,000円を追加し、総額を123億487万6,000円とするもので、平成27年度の保険給付費等の確定に伴う精算となります。
 補正の内容について歳出予算から申し上げます。18、19ページをごらんください。第4款 基金積立金です。説明欄をごらんください。介護保険保険給付費準備基金積立金の増1億3,204万5,000円で、これは平成27年度の保険料等の剰余分について、同基金の積み立てを行うため、歳出予算の増額を行うものです。
 20、21ページをごらんください。第5款 諸支出金です。説明欄の1点目は、国庫支出金等超過収入額返還金の増4,001万5,000円です。これは平成27年度に交付を受けた国庫支出金・都支出金について、超過交付分を返還するため、所要額の増額を行うものです。
 2点目は、一般会計への繰り出しの増971万8,000円です。これは平成27年度の介護給付費等のうち、一般会計で立てかえていた運転資金を同会計に繰り戻すため、所要額の増額を行うものです。
 続きまして、歳入予算について申し上げます。10、11ページにお戻りください。歳入の第2款 国庫支出金は、右側説明欄のとおり、地域支援事業交付金過年度分943万2,000円を計上するもので、平成27年度の地域支援事業費の確定に伴い、不足額の追加交付を受けるものです。
 12、13ページをごらんください。第3款 支払基金交付金です。説明欄をごらんください。1点目は、介護給付費交付金過年度分の増1,281万7,000円で、平成27年度の介護給付費の確定に伴い、不足額の追加交付を受けるものです。
 2点目は、地域支援事業支援交付金過年度分5,000円の増で、平成27年度の地域支援事業費の確定に伴い、不足額の追加交付を受けるものです。
 14、15ページをごらんください。第4款 都支出金は、右側説明欄のとおり、地域支援事業交付金過年度分を471万6,000円計上します。先ほど申し上げた国庫支出金と同様に、平成27年度の不足額の追加交付を受けるものです。
 16、17ページをごらんください。第7款 繰越金です。説明欄をごらんください。前年度繰越金の増1億5,480万8,000円で、平成27年度決算における収支差額を今回の補正の財源として計上するものです。
 補正予算書の説明は以上ですが、続きまして、別途提出している総務委員会審査参考資料について御説明いたします。資料の1、2ページ、平成28年度基金運用計画をごらんください。まず一般会計において、2ページ左側の当年度繰入金予算額の列の1行目、財政調整基金4号として2億6,060万2,000円の取り崩しを行います。その結果、平成28年度末の基金残高見込は、104億6,623万5,000円となります。
 次に、介護保険事業特別会計における介護保険保険給付費準備基金では、1ページ右側の当年度元金積立予算額の列の一番下の行、1号として表記してあるとおり、1億3,204万5,000円の積み立てを行います。その結果、平成28年度末の基金残高見込は、右側のページの当年度末残高見込の欄に記載のとおり、5億6,593万5,000円となります。
 説明は以上です。引き続き、次のページ以降の資料について、順次所管から御説明いたします。


◯コミュニティ文化課長(清水利昭君)  「太宰治文学館(仮称)」及び「吉村昭書斎(仮称)」整備事業につきまして御説明いたします。参考資料の3ページをごらんください。
 事業概要です。地元ゆかりの文化人を顕彰し、文化の薫り高い三鷹のまちづくりを推進するため、来年5月に開園100年を迎えます都立井の頭恩賜公園内に「三鷹市立太宰治文学館(仮称)」及び「三鷹市立吉村昭書斎(仮称)」を整備することとし、東京都と協議の上、基本プランを策定いたします。
 また、基本プランを踏まえて、スピード感を持って基本設計、実施設計を行います。
 事業目的でございます。主な目的は、文化に親しむ環境を創出し、市民・都民の憩いの場となっております井の頭恩賜公園のさらなる魅力向上を図ること、また、文化の薫り高い三鷹の発信力を高めること、また、太宰 治及び吉村 昭の遺品・資料等を適切に保存し、市民・都民がこれらに接する場を創出すること、さらに、三鷹市域を超えまして、多摩の魅力向上と、まちのブランド化を図ること、こちらが主な目的となっております。
 施設の概要でございます。まず、太宰 治の遺品・資料等を常設展示します文学館を整備いたします。
 次に、吉村 昭の書斎を公園内に移設をいたします。
 隣接します山本有三記念館ですとか、市立アニメーション美術館、こちらとの回遊性ですとか、公園内における滞留性、こういったものの向上を図り、新たな文化の発信拠点とするものです。
 スケジュールといたしましては、今後、平成30年の3月まで設計を行います。平成30年度の予算で建設工事費を計上いたしまして、平成30年の6月、建設工事の契約議案として提出いたします。平成30年7月に工事に着工し、平成31年4月のオープンを目指すというスケジュールとしております。
 補正の予算でございます。総事業費として3,141万2,000円としておりまして、繰越明許費として設定するとしております。
 内訳としましては、基本プランに1,205万3,000円、基本設計、実施設計合わせまして1,895万4,000円、助言者謝礼として40万5,000円となっております。
 私からは以上でございます。


◯企画経営課長(平山 寛君)  資料、飛んで申しわけございませんが、追加資料でお示しをさせていただいております総務委員会参考資料の1ページをお開きください。こちら、1番、主なこれまでの経過でございます。平成25年9月に津村節子様から清原市長宛ての書簡をいただきまして、吉村 昭氏の書斎について御寄贈の御意向をお持ちという旨の御書簡をいただいたところでございます。こちらを受けまして、11月に東京都にまずは御説明に伺ったところです。
 その後、施設整備に関する協議を継続する中、平成26年8月に津島園子様から太宰 治関連資料を三鷹市に御寄託いただきました。
 第4次三鷹市基本計画の第1次改定に当たりましては、平成27年12月に素案をお示ししてございますが、こちらの中で、文学展示施設等の設置の検討ということで記載をさせていただいたところでございます。また、平成28年度施政方針におきましては、お手元の表記のとおりの記載をいたしまして、3月に確定いたしました第4次三鷹市基本計画(第1次改定)では、素案と同様のとおり、確定をしたところでございます。
 2番の東京都との主な協議・調整事項でございますが、お示ししております3点でございます。設置理由、施設位置、施設規模について調整を続けているところでございます。特に施設の位置でございますが、下のところに図面で三鷹市希望地ということでお示ししております。場所といたしましては、右側の地図、公園内の万助橋の南側、旧管理棟の北側で、現在剪定樹木等の保管場所となっているところを希望して協議を進めているところでございます。
 私からは以上です。


◯番号制度担当課長(白戸謙一君)  それでは、審査参考資料の本編のほうにお戻りいただきまして、4ページをお開きください。私からは、情報セキュリティー対策の抜本的強化に伴うネットワークの分割について御説明をさせていただきます。
 まず1番の概要でございますけれども、平成27年度に日本年金機構等におきましてサイバー攻撃による被害が発生したことや、来年7月からは番号法に基づく行政機関間での情報連携が開始されることから、総務省ではインターネットのリスク対策につきまして自治体情報システム強靱性向上モデルを示しまして、全国の自治体は情報セキュリティー対策の抜本的強化に取り組むこととなりました。このことにつきましては、昨年末に総務大臣からの通知が発出されているところでございます。
 このことに伴いまして、当市におきましても、LGWAN接続系、これは文書管理システム等の庁内情報系システムを利用するためのネットワークでございますが、これとインターネット接続系、例えばウエブ閲覧、メール等、こうしたものを利用するためのネットワーク、この2つのネットワークを分割しまして、さらなる情報セキュリティーの向上を図るものでございます。
 具体的な実施内容でございますが、こちらの図に示させていただいているとおりでございまして、2番の利用イメージをごらんいただけますでしょうか。利用イメージにありますとおり、中央にあるLGWAN接続系のネットワークと右側にあるインターネット接続系、このネットワークを分割するのが今回補正予算に計上させていただいた内容になってございます。
 なお、左側にございますマイナンバー利用事務系につきましては、既にインターネットからの分離を完了しているところでございます。
 補正予算額等につきましては、3番に記載のとおりでございますけれども、情報セキュリティ強化システム使用料としまして、期間を平成28年度から平成34年度までとし、限度額2億7,499万円の債務負担行為を設定させていただいております。
 続きまして、恐れ入りますが、追加資料のほう、2ページ目をお開きいただけますでしょうか。情報セキュリティ強化システム使用料について御説明させていただきます。まず1番の使用システム内容及び積算資料についてでございます。具体的な製品名等につきましてはセキュリティー上の観点から申し上げることはできませんけれども、ネットワークの分割方式としまして論理的に分割をするということと、メール等で外部からファイルを入手した場合等につきましては、ウイルス等を除去した上でないとLGWAN接続系では使うことができない仕組みを構築することを想定しております。
 また、補正予算を計上させていただきました5年間の使用料の積算資料としましては、1の(2)に記載のとおりでございます。
 続きまして、2番の今回のこの対応につきまして交付税対応となった国の通知等の資料についてでございます。次のページ、総務省の資料でございますけれども、ページをおめくりいただきまして3ページ目でございますが、平成28年度地方財政対策のポイントという題名の資料でございます。こちらの資料にございますとおり、1番の通常収支分の(2)、重点課題対応分(仮称)の創設等に自治体情報システム構造改革推進事業が重点課題として位置づけられました。この重点課題対応分としまして、地方財政計画の歳出に盛り込まれ、地方財政措置がされることになりました。
 詳細につきましては、次ページ、追加の4ページの2番のところ、こちらに詳細が記載されているところでございます。
 私からは以上でございます。


◯市民課長(大高俊彦君)  それでは、総務委員会審査参考資料5ページをごらんください。市民課窓口における混雑緩和策について御説明いたします。
 例年3月から5月上旬にかけては、市民課窓口での転入・転出などの住民異動が特に集中する時期ですが、マイナンバー制度の導入に伴い、通知カード及びマイナンバーカードに係る手続などが新たに加わりました。このことによって、ことしの3月から5月上旬にかけて手続に来庁された市民の待ち時間が例年を大きく上回ることとなりました。
 このことから、今後同時期における窓口混雑を緩和するために次のような対応策を実施します。まず下の図をごらんください。この図は本庁舎1階市民課前とホールの概要をあらわしたものです。下が北になります。右下に本庁舎1階の正面玄関があります。この図を参考にしながら説明します。
 1の対応策をごらんください。(1)については、通常の時期は5席で行っている住民異動の手続をこの時期に限って最大8席で行えるようにするため、現行の市民課待合スペースに臨時の窓口を3席設置するものです。
 (2)については、臨時窓口を設置することによって、待合スペースが狭くなることから、1階ホール西側、ジェイコムのマルチモニター前に臨時待合スペースを設置します。
 (3)については、手続のために来庁された方について、具体的な要件を伺い、どのような手続が必要かを説明するとともに、申請書の記載指導や本人確認書類などを確認するコンシェルジュ及び補助員を待合スペースに配置するものです。
 市民課の手続にふなれな方へ声をかけ、手続に関する不安を取り除くとともに、手続に関する事前の説明と申請書の記載指導によって、窓口での手続の時間の短縮が見込まれます。
 (4)については、臨時窓口を3席増設することにより、カウンター内の職員が臨時窓口で届け出の受け付けなどをすることとなり、カウンター内の事務要員が不足することから臨時職員で対応いたします。
 (5)については、窓口の混雑時期には基幹系システムへ転入届などの住民異動の情報を即時入力する件数も増加することから、業務委託にて実施している入力作業員を1名増員します。
 (6)について、現在の呼出番号発券機は住民異動と戸籍届出のみの分類しかできません。呼び出し番号発券機を更新し、来庁者の目的に応じた呼び出し案内を行い、転入手続などの比較的所要時間が長い窓口と転出手続など比較的所要時間が短い窓口を分けて対応することを考えています。
 また、臨時待合スペースを設置することから、現在の案内表示板に加え、臨時待合スペースにも案内表示板を設置し、自分の呼び出し番号がわかるようにします。
 このような対応策を実施することによって、3月から5月上旬の窓口の混雑緩和に取り組んでまいります。
 以上で市民課窓口における混雑緩和策についての御説明を終わります。


◯子ども育成課長(齊藤 真君)  私からは子ども・子育て支援の充実に向けた取り組みについて御説明いたします。参考資料の7ページをお開きください。
 まずは事業の目的、趣旨ですけれども、内容としては2点あります。1点目が、平成27年度に赤とんぼ保育園に統合のため廃園となりました旧高山保育園跡地を活用して、公有地活用型として公募事業者による私立認可保育園の開設支援を行います。平成30年4月の開設を目指し、用地の無償貸し付けを行うとともに、国の補助金等を活用し、整備費助成などの支援を行っていきます。
 2点目が、認可外保育施設を利用している保護者の経済的負担を軽減するために、平成22年度から実施しております利用者助成について、今回東京都が補正予算で対応する緊急対策を活用しまして、平成29年1月から利用者助成金を月額1万円から2万円に拡充いたします。
 事業概要です。(1)、私立認可保育園の概要ですけれども、名称はみたか小鳥の森保育園(分園)。現在井の頭でゼロから2歳の乳児園でありますみたか小鳥の森保育園の分園として開園する予定です。設置主体は社会福祉法人みたか小鳥の森福祉会。所在地は、3の開設予定地の地図にありますように、旧高山保育園跡地ということになります。開設時期は平成30年4月。整備概要については、設置主体であります運営法人が公有地を無償で借り受け、国の補助金を活用しながら建物を建築し、開設をします。
 定員規模については、1歳から5歳の86人規模の保育園となる予定です。
 (2)です。認可外保育施設の利用者助成事業の拡充ですが、先ほど申し上げましたように、1人当たりの利用助成金を来年1月から1万円から2万円に拡充いたします。
 8ページのほうです。4の私立認可保育園の開設スケジュールですけれども、来年度に入りまして、4月から7月にかけて旧高山保育園園舎の解体工事を行いまして、8月から翌平成30年1月まで整備工事、2月、3月で開設準備をした上で、4月開園という予定となっております。
 補正予算の内容ですけれども、1点目の私立認可保育園の開設については、4月に入ってすぐに解体工事を実施する必要がありますので、解体工事費の前払い分として2,576万円の歳出予算を計上するとともに、年度内に契約を行いますので、前払い分を除いた3,864万円の債務負担行為を設定するものです。
 2つ目の認可外利用者助成については、平成29年1月から3月分の利用助成金として1,350万円の歳出予算を計上するとともに、歳入として同額の都補助金を計上いたします。
 説明は以上です。


◯子ども政策部調整担当部長(和泉 敦君)  私からは多世代交流センター関係費の増額について御説明をさせていただきます。審査参考資料の9ページのほうをごらんいただきたいと思います。
 1の目的・事業内容でございます。来年の平成29年4月に東西の児童館及び社会教育会館につきましては、多世代交流センターとして新たな形で開設をいたしますが、多世代交流拠点としての機能強化を図るために、平成31年度の施設のリニューアルオープンに向けまして、東西多世代交流センターの改修に係る基本プランの策定と設計業務をとり行うため、委託費として増額するものでございます。
 2、リニューアルの方向性でございますが、乳幼児、児童、中高生の健やかな育成のための児童館機能、若者同士が伸び伸びと過ごすための若者支援機能、地域の大人、高齢者がじっくりと地域で学ぶための生涯学習支援機能、そしてこれらを通じまして多くの世代の方が生き生きとはつらつと活動して触れ合える空間となるよう、施設のリニューアルが図れるよう検討していきたいと考えております。
 3の基本プラン検討の方向性でございますが、限られた施設の中で多くの世代が生き生きとはつらつと活動して地域で学びながら、学びの循環が図られ、また交流が図られるような空間を目指しまして、多世代間のニーズ分析等も行いながら、基本プランの策定及び基本設計・実施設計につなげていきたいと考えております。
 東西どちらの施設も建設から30年以上が経過しておりまして、施設、設備とも老朽化が進んでいることから、これらの改修を図るとともに、高齢者に限らず、誰もが安全に利用できるような形で、可能な限りのバリアフリー化についても検討していきたいと思っております。
 具体的には、空間の展開例として挙げてございますが、多世代交流のためのフリースペースの設置ですとか、夜間活動ができるよう音楽室ですとか遊戯室の防音対策、またプライバシーに配慮しながら利用者支援事業や中高生の相談ができるスペースなどの確保を行っていきたいと思っております。
 また、東児童館につきましては、旧耐震基準の建設という形になっておりまして、今年度、耐震診断を実施しております。つい先日耐震性には問題がないという結果も出たことから、基本プラン設計につきましては、この結果を反映しながら検討をしていきたいと考えております。
 次に10ページ目のほうのスケジュールでございます。今年度中に基本プランの検討に着手をいたしまして、基本プランを反映する形で平成29年度に基本設計・実施設計を行ってまいります。平成30年度にはリニューアル工事を実施いたしまして、平成31年初めにはリニューアルオープンという形で予定しております。
 なお、平成29年度に東西とも多世代交流センターとして開設をいたしますが、子どもたちにとってなじみ深く呼びやすいということから、児童館という愛称につきましては引き続き使用していきたいと考えております。
 補正予算につきましては、基本プラン、設計委託料として4,000万円を計上しておりまして、2カ年にわたることから繰越明許費を設定しているところでございます。
 私からの説明は以上でございます。


◯地域福祉課長(馬男木由枝さん)  参考資料の11ページをごらんください。私のほうからは臨時福祉給付金(経済対策分)についての御説明をさせていただきます。1番目の概要につきましては、趣旨ですけれども、平成26年4月の消費税率の引き上げによる影響を緩和するために、低所得者に対して制度的な対応を行うまでの間の暫定的・臨時的な措置として実施するものでございます。
 支給対象者は2万6,520人、平成28年1月1日を基準日といたしまして、平成28年度の住民税が課税されていない者を対象としてございます。課税者に扶養されている場合とか、生活保護の受給者である場合は除きます。
 支給額につきましては、1人につき1万5,000円、1回限りでございます。こちらの1万5,000円の根拠といたしましては、記載のとおりなんですが、平成26、27年度と、28年度の今現在前半でやっております3,000円支給している給付金で実施してきております根拠と同じ、3%アップ分の消費税の増額分、食料費の支出の増額分ということの考え方で、国の考え方でございます。
 期間が2年半、平成29年4月から平成31年9月までの間ということでの考え方でございます。
 申請受け付け等は記載のとおりです。平成29年2月20日から6月30日、申請受け付け期間と相談窓口の開設。ただ、コールセンターにつきましては2月1日からの設置で対応をさせていただきます。
 今後のスケジュールですが、申請書の送付は平成29年2月20日の予定でございます。そして、給付金の支給は平成28年度中の平成29年3月末に第1回は支給を開始する予定で、順次支給していく予定でございます。
 広報等につきまして、市民への周知についても対応をさせていただきます。
 そして、こちらの資料にはございませんが、予算額につきましては、冒頭で財政課長がお示ししたとおりでございますけれども、事務費4,114万9,000円の内訳につきましては、支給事務でコールセンターの設置等の委託料、それから、システム開発等の委託料が主な内訳でございます。なお、事業費、事務費分とも全額国庫補助金を財源といたしまして、2年度にまたがる実施となりますので、繰越明許費を設定して実施をするものでございます。
 私からの説明は以上です。


◯総務課長(高松真也君)  私からは教育センター耐震補強等工事に伴う代替施設改修工事の概要につきまして御説明させていただきます。審査参考資料12ページをお開きください。
 1、事業の概要につきましては、三鷹市教育センターの耐震補強等工事に伴いまして、工事期間中の代替施設として活用いたします現在の総合保健センターの改修工事を行うものとなってございます。
 2、事業の実施期間ですけれども、平成29年3月から平成29年7月までを予定してございます。
 3、全体スケジュールでございます。教育センターの耐震補強等工事については、平成29年度の秋ごろから平成31年度までの3年度にわたる、おおむね2年間程度を予定しておりまして、その期間中の代替施設として使用するための改修となっております。
 4、工事の内容としましては、代替施設としまして、各課の執務室また会議室等の整備や間仕切りの変更等が主な内容となっております。
 5、補正予算の内容ですけれども、年度内に契約を行ってまいりますので、まず歳出予算では前払金としての4割、1,460万円を計上するとともに、限度額2,192万円の債務負担行為を設定する内容となります。
 私からは以上でございます。


◯水再生センター担当課長(増田俊也君)  おはようございます。私から東部水再生センター長寿命化業務等委託業務について説明いたします。追加資料の5ページをお開きください。
 平成26年度に策定しました三鷹市下水道再生計画に基づきまして、今年度、地方共同法人日本下水道事業団に設計委託を行いました東部水再生センターの3件の工事と井の頭ポンプ場の1件の工事につきまして、複数の工事を、施設の運転を継続しながら同時期に安全・確実に完了するため、業務を委託するものです。
 工事の内容につきましては、追加資料の(1)番、まず1件目は、三鷹市東部水再生センター監視制御設備等更新工事の第2期目になります。この内容につきましては、平成27年から平成28年に実施しております監視制御設備工事の第2期目として揚水ポンプ設備に関する監視制御設備等の更新工事を行います。これは電気設備でございます。
 2件目でございます。東部水再生センター機械設備等改築工事。揚水ポンプ及び水中攪拌機の更新及び長寿命化工事を行います。金額については5億260万円ということでございます。
 3件目につきましては、東部水再生センター管理棟耐震補強工事でございます。平成28年度、今現在実施しております電気棟、汚泥棟の耐震補強工事に引き続きまして、管理棟の耐震補強工事を実施します。金額については1億1,940万円ということです。
 続きまして、井の頭ポンプ場におきましての工事であります。4件目は井の頭ポンプ場機械設備等更新工事ということで、井の頭ポンプ場の長寿命化工事、汚水ポンプ等の長寿命化事業を実施するということでございます。委託金額については4,600万円ということです。
 以上4件の工事につきまして、委託料総合計10億9,900万円といたしまして、期間を平成28年から平成30年までの債務負担行為として実施するものであります。
 私からの説明は以上で終わらせていただきます。


◯委員長(石井良司君)  以上で市側の説明は終わりました。これより質疑に入ります。


◯委員(高谷真一朗君)  おはようございます。よろしくお願いいたします。すごくたくさんあるので、どこから……順番にやらせていただきます。
 まず太宰治文学館及び吉村昭書斎、両仮称の整備事業についてなんですけれども、この事業概要、目的は非常にすばらしいものだと思います。追加の資料でいただきました想定地なども、回遊性を考えるとここがベストなのかなと思います。どこにつくるんだろうなというふうに考えておったんですが、こうした追加の資料で場所は明らかになったんですが、そうしますと、今の太宰 治さんの文学サロンというのは、契約期間があろうことかと思いますけれども、今後どのようになっていくのかというところと、あと、この補正では、基本プラン、基本設計、実施設計などが載っておりますけれども、この後、東京都から、例えば施設整備のお金だとか、そうしたことが見込まれているのかということが2点目。
 それと、恩賜公園内に建物をつくるというのは非常に難しいことだったのではないかなというふうに記憶をしております。というのは、ジブリ美術館を今の場所に持ってくるときに、非常に御苦労なさったと。恩賜公園であるがゆえに余り建物は建てられないんだというような話があって、当時議会でも大きな話題になったのを記憶しておるんですけれども、この文学館についてはすんなりとここに持ってこれるというような感じがしております。いろいろと、公園の100周年だとか、そういったことがあるんでしょうけれども、井の頭恩賜公園内にこれを持ってこれるというふうになったいきさつというものを教えていただきたいと思います。
 続きまして、情報セキュリティーについてお伺いをいたします。ウイルスとかサイバー攻撃というのは、やってもやっても、対策をしても、さらに上手が出てくる現状で、所管の課長さんも本当に御苦労なさっているんだろうなと思いますが、今回このシステムを入れることによって、接続系がインターネット接続系とLGWAN接続系で分かれるということで、外からの攻撃は大幅に減らせるのかなと。また、メールなどもまず無害化してから見れるようになるということですので、安全性は高まるのかなと思いますけれども、これによって、今の基準というか、よりどれぐらいの安全性が高まっていくのかというところがわかったら教えていただきたいのと、また、こういうことによって職員の方の作業だとか、研修だとか、いろいろと作業量が変ったりするのかなということと、あと、より使いこなすための研修というものも必要になってくるのかなと思うのですが、その辺の御所見がございましたら教えていただきたいと思います。
 次に、市民課窓口におけます混雑緩和対策についてでございます。限られたスペースの中で本当に知恵を絞ってやられるんだなというふうな感想を持ちました。今も案内係の方がいらっしゃって、私もちょっと困ったときにお声をかけていただいたことがありまして、いらっしゃると本当に助かるなと思っております。
 このコンシェルジュ、また横文字なんですけれども、コンシェルジュの方というのは、訪れた市民の方から一目でこの人に聞けばわかるんだなというような工夫というのはあるんでしょうか。もちろん腕章とかはめて、こちらからお声がけをするというのが主になろうかと思いますが、そういった何か工夫があるのでしたら教えていただきたいのと、あと、説明欄のところで、マイナンバー制度の導入に伴い、通知カード及びマイナンバーカードに係る手続などが新たに加わりという一文があるんですが、これで処理時間が増加したということなんですが、マイナンバーカード作成の手続というのはある程度進んでいて、特設窓口とかもやっていますから、進んでいて──にもかかわらず、こういうのが導入されるということは、むしろ処理時間というのは短縮されるものかなと思っていたんですが、そうではなくて、これはその時期にマイナンバーカードを一般の窓口で申し込む人が出てくるからという意味に捉えてよろしいんでしょうか。質問の意味わかりますか。わからなかったらわからないと言ってください。
 それと、教育費の和洋弓場整備事業というのがあるんですけれども、和洋弓場を整備するとなると、どのような整備になっていくのかなと。弓道とアーチェリーは、距離とか、いろいろと違ってくると思うんですけれども、具体的にどのような整備をお考えになっているのかなということを教えていただきたいと思います。
 それから、防災通信のやつですね。防災行政無線の難聴地域での対策ということで、非常にありがたいなと思います。この事業がどういうふうになっているか。もうちょっと具体的にシステムということを教えていただきたいと思います。何か市のほうで防災無線を流しているんだけれども、聞こえないから市のほうに、何かそういうシステムに電話して内容を聞くということであれば、そうした電話番号の周知だとか、広報だとかということもしっかりとやっていかなければいけないのかなと思いますので、事業内容を教えてください。
 それと、最後です。下水道事業でございます。大変大きな金額の延命工事でございますけれども、どうしてもやっていかなければいけないことだとは思います。ただ、延命、延命で、この工事をやってどれぐらいもつものなのかという気がいたしております。新しい処理場の建設が、東京都のほうの、調布のほうの建設がなかなか前に進まないような現状の中で、この延命の効果はどれぐらいのものなのか。また、いろいろと部品とか、古くなると、もうそういうものをつくっていませんと言われてしまうようなものもあろうかと思うので、部品の保証期間等がございましたら、御所見があったら教えてください。
 一旦これでお願いします。


◯副市長(内田 治君)  おはようございます。どうぞよろしくお願いいたします。ただいま御質問いただきましたうち、2点ほど私のほうからお答えをさせていただきます。
 太宰治文学サロンに関しての御質問についてでありますけれども、まず現在の文学サロン、これは今後どうなるんだろうかと、こういうような御質問がございました。これについてなんですけれども、今回御審議をいただき、この後お認めをいただきまして、具体的なプランを練る中で、東京都とも協議を続けてまいりますが、施設の整備後のイメージとしては、太宰の御関係者の方々からもこれまでの文学サロンの取り組みに対する高い評価をいただいたことはございますけれども、将来、新しい場所に新しい太宰 治の施設ができるのであれば、そちらにこれまでのサロンが兼ね備えていた役割、機能というものは移っていくような、発展的に移転をしていくというような形がよろしいのではないでしょうかというようなこともお考えとして聞かせていただいたこともあります。
 市といたしましても、これまでかかわってくださった多くの市民のボランティアの皆様にも、将来新たな施設ができた後も引き続き御活躍をいただくようなイメージで考えてまいりたいと、このように思っております。これがサロンの──ですから、現状のものは新しいものができた時点で区切りをつけさせていただきたいという、そういう思いでおります。
 それから、もう1点私のほうからお答えをさせていただくのは、東京都とのこの間の協議等について、スムーズだったのか、どうだったのかと、こういうようなところであります。御指摘にありましたとおり、井の頭の公園の100周年の取り組みなどがある中で、関係者からいろいろな経過があって今回市から御提案をずっと投げかけていたところではあるんですけれども、東京都としましても、公園を適切に管理されるというそもそもの公園管理の立場もありますし、現在の公園の整備の時点での公園全体の計画というのがやはりございますから、こういったものとの位置づけの整合性でありましたり、それから、施設の配置や規模によって既存の緑地、樹木等への影響はどうなんだろうかと。当然そういったことも東京都としてはきちんと自分たちのほうでも受けとめる必要があるということや、三鷹市がこういう性質のものをこの場所に置く意義、東京都としてのメリットなどについても十分御認識をいただく必要がありましたので、そういったものについて重ねて御協議をさせていただいたところであります。
 なお、これらにつきましては、東京都の御関係の方面、さまざまなレベルで多くの機会を通じまして、市としてのこういった考え方を守っておりますということや協議を続けたいということはこの数年間にわたって随時続けてまいりましたので、そうした中で少しずつ御理解の熟度を高めていただいて、このような形で公表させていただくことに至ったというところでございます。
 なお、今後得られる可能性があるかどうかというような施設整備などへの支援につきましては、担当のほうから補足をさせたいと思います。
 私からは以上でございます。


◯企画経営課長(平山 寛君)  東京都から補助金等の支援というような御質問にお答えしたいと思います。まずあらゆる対象となる補助金について、国の補助金も含めまして、国庫補助金の活用等についても検討をしてまいりたいと考えております。
 また、東京都の補助金で、市町村総合交付金まちづくり振興割ということで、地域特選というような、各自治体の特性のある事業について補助をしていただくような、対象とするメニューもございますので、そういったものについても活用を検討してまいりたいと考えております。


◯番号制度担当課長(白戸謙一君)  ただいま情報セキュリティー対策に関しまして、これまでと比べてどれぐらい安全性が高まるかという点と、職員への周知・研修という点につきまして御質問をいただきました。今回の対応は、インターネットからのリスクを低減するために実施するものでありまして、定量的に何パーセント高まるかということは申し上げるのは難しいところではございますが、例えば仮にインターネット側からサイバー攻撃等を受けた場合にも、内部のLGWAN接続系で扱っております業務上のデータ、これは外部に漏れることがないということで今回の説明とさせていただければと考えております。
 それと研修の点でございますけれども、これによりまして、使い勝手が変わってまいりますので、効率的に業務を引き続き行えるように操作研修等を行いまして周知を図ってまいりたいと考えているところでございます。
 以上でございます。


◯市民課長(大高俊彦君)  2点御質問いただきました。1点目がコンシェルジュの担当が一目でわかるようにする工夫ということでございますが、これは質問委員さんおっしゃるとおりで、わからないような状況では本当に困りますので、まだ具体的にどのようないでたちをするかというところまでは課の中では詰めておりませんけれども、はっきりとこの方がコンシェルジュだとわかるような形で臨みたいと思っています。
 2点目の御質問ですけれども、これは何でマイナンバーカード、行政の効率化に資するマイナンバーカードで時間がかかるんだということなんですけれども、通知カード及びマイナンバーカードには、券面にマイナンバーのほかに住所、氏名、性別、生年月日の4情報が券面に書き込まれております。また、マイナンバーカードについてはICチップの中にこの4情報がやはり書き込まれております。転入の手続のときに、転入する方は通知カードもしくはマイナンバーカードどちらかを必ず持ってきてくださいというふうに転出先でお知らせをしております。ということですので、どちらかを持って手続に来られます。転入によって住所が当然変更されますので、通知カードまたはマイナンバーカードの券面の記載欄に運転免許証のように変更後の内容を記載する作業が新たに加わっております。加えてマイナンバーカードにつきましては、ICチップの中にある券面記載事項を、これも転入ですと住所が変わりますので、これを電子的に書きかえる作業が新たに追加されたという形になります。この作業が新たに転入の手続で追加されることによって、お1人当たりの対応時間が延びるということが起こっております。
 以上です。


◯都市再生推進本部事務局総務担当課長・総務担当課長(向井研一君)  私から和洋弓場の整備についてお答えしたいと思います。現在、和洋弓場また駐輪場を一体的に整備をするということで、まさに今現在設計業務を行っているところでございますけれども、弓道連盟、またアーチェリー協会の団体の方の皆さんともヒアリングを重ねながら進めているところであります。特にその長さについてでございますけれども、射場から的まで、和弓については28メートル、アーチェリーに関しては50メートルということで、現在、そういう形で整備の設計を進めているところでございます。
 以上です。


◯総務部危機管理担当部長(大倉 誠君)  私のほうからは防災行政無線自動電話応答システムの概要と、それから番号の周知等についてお答えをいたします。
 まず概要でございますけれども、防災行政無線で放送しますと、その放送内容をまずは自動的に機械が録音をいたします。録音が終了いたしましてからすぐにこの内容を聞くことができると、こういう仕組みでございまして、同時に6回線受け付けが可能でございます。また、フリーダイヤルといたしますので、通話料については市の負担といたします。
 実際に放送の内容でございますけれども、放送後24時間以内の放送であれば聞くことができますが、万が一複数回流れた場合には、放送の順番としては、新しいものから順番に内容をお知らせするものでございます。
 また、例えば近隣市が放送したものが三鷹市にも聞こえてきて、三鷹市が放送していない場合というのもありますので、そういった場合には、三鷹市では放送していない旨の放送も流れるというような仕組みでございます。
 あと、周知につきましては、電話番号を広報誌あるいは市のホームページなどで市民の皆さんに周知を図って、御利用をいただきたい、このように思っております。
 以上でございます。


◯水再生センター担当課長(増田俊也君)  下水道の整備につきまして、製品の耐用年数はどのくらいかということと製品の保管期間がどのぐらいかということなんですけれども、大体製品の種類によっていろいろ違うんですけれども、おおむね15年から20年ということなんですが、更新した後にも、新しいものについてはさらに長寿命化という対応がまたできますので、そういう対応が可能になるので、またさらに延びる可能性もあるということであります。
 また、部品の保存期間なんですが、一番最後のものの製造が終った後に何年かという形があるんですが、これはいろいろな製品によって違うものですから、今のところ、何年かというのは今はっきりお答えできないような状況でございます。
 以上です。


◯委員(高谷真一朗君)  ありがとうございました。わかった部分もあります。ほとんどわかりました。
 文学サロンについてなんですが、いろいろと議会のほうでも協議が調えば、今後移転していくということで、現サロンからは発展的な撤退という御答弁をいただきました。
 ただ、今使っているところも契約期間があろうかと思います。その契約期間と平成31年4月のオープンを目指す、この区切りというか、その契約がしっかりと満了してから引き渡すというふうにスケジュールが予定されているのかということがちょっと気になりましたので、再質問させていただきます。
 また、この施設の規模ですね、どれぐらいの面積になるのか。太宰さんと吉村さんを両方入れるということになると、それなりの規模にしなければいけないのかなと思います。国の補助とか交付金をいろいろ活用されるということですが、どれぐらいの規模を予定されているというか、をお尋ねいたします。
 情報セキュリティーについてはわかりました。情報漏えいとかサイバー攻撃から市民の大切な情報をお守りいただけるように頑張っていただきたいと思います。
 それと窓口のコンシェルジュ、目立つような服装にしていただけるということで、ぜひよろしくお願いをいたします。マイナンバーカードに係る手続で、住所変更とかがあるので、どうしても時間がかかってしまうんだというお話でした。確かに言われてみればそうなんですが、そういう煩わしい作業がなくなるのがこのマイナンバーなのかなというふうに感じていたので、さらに仕事量がふえる職員の方々には御苦労さまでございますという、頭が下がる思いです。
 ということは、毎年、引っ越してきた方は、住所変更しなければいけないわけで、マイナンバーに係る手続というのはあるわけで、忙しくなっていくということになりますよね。そうすると、ことしの補正でこういった窓口対応の予算を計上されましたけれども、来年度以降も同じようにかかってくるということでよろしいのでしょうか。
 和洋弓場についてはわかりました。団体さんの御要望をしっかりと取り入れてやっていただきたいと思います。
 それと防災通信体制でございます。市民への周知というのは、フリーダイヤルということでしっかりとやっていただきたいと思います。これは災害時だけではなく、例えば8月15日の終戦のときだとか、そういったものもしっかりと録音されて、市民が聞くことができるものでよろしいでしょうか。再質問いたします。
 下水道につきましては、わかりました。長寿命化のさらに延命ということもできるということですけれども、了解をいたしました。
 じゃあ、再質問の部分、よろしくお願いします。


◯コミュニティ文化課長(清水利昭君)  私からは太宰治文学サロンの契約の期間についてお答えいたします。これまでおよそ3年というような区切りでそちらのほうの部屋を借りております。ちょうど今年度末で切れ目を迎えますので、今後何年間という設定にするかについては、このプランを、協議を進める中で、所有者の方とも協議しながら設定をしてまいりたいと、このように考えております。


◯企画経営課長(平山 寛君)  施設の規模について御質問いただいた部分でございますけれども、これから東京都と基本プラン等を検討する中で調整をしていくというところが大前提ではございますけれども、市の希望といたしましては、こちら、延べ床面積で申し上げますと、まず吉村 昭の書斎が約30平米程度ございます。こちらは移築を考えているところです。太宰治文学館につきましては、約470平米、合わせまして500平米程度のものを三鷹市としては希望しているところでございます。


◯市民課長(大高俊彦君)  来年度以降もこのような形で予算を計上して事業を実施するのかという御質問ですが、おっしゃるとおりでございます。平成29年度、来年度の当初予算にもこの部分を計上して対応してまいりたいと思っております。
 以上です。


◯総務部危機管理担当部長(大倉 誠君)  平時の──終戦の日の黙祷であるとか、あるいは、光化学スモッグの注意報であるとか、あるいは防災訓練実施のお知らせとか、こういった平時の放送についても同じような形でお知らせをいたします。ただし、毎日5時にやっているチャイムについては、これは特に例外的にお知らせをする予定はございません。


◯委員(高谷真一朗君)  電話をかけてチャイムだけだったらショックですね。了解いたしました。本当に市民の方々へのフリーダイヤルの周知というところはしっかりとやっていただきたいと思います。
 窓口の予算についても了解をいたしましたし、文学サロンの面積、500平米が三鷹市の希望だということも了解をいたしました。500平米あれば相当なものができ上がるのかなという気がいたしますので、希望に沿える形で頑張っていっていただきたいと思います。
 それと、所有者の方と、現在の文学サロン所有者の方とのお話し合いということもあろうかと思いますけれども、今まで本当に長きにわたりお世話になったわけですから、その所有者の方のお気持ちがしっかりと酌めるような形での発展的な撤退という形でお願いをできればと思います。
 以上で終わります。


◯委員長(石井良司君)  質疑の途中ですけれども、10分ほど休憩したいと思います。再開、11時とします。
                  午前10時50分 休憩



                  午前11時00分 再開
◯委員長(石井良司君)  それでは、会議を再開いたします。次の質問者。


◯委員(西尾勝彦君)  よろしくお願いいたします。まず一般会計補正予算(第4号)の総務費の公共施設管理関係費に関してなんですけれども、これは三鷹市役所の前のバス停のところに駐輪場をつくるという御予定なんですけれども、その駐輪場に一体どのくらい、何台ぐらい自転車がとめられるようになるのか、あるいは、また自転車の誘導であるとか整理員といった方々を配置されるのかどうか、そういったお考えがあるのかどうか、まず1点お伺いしたいと思います。よろしくお願いします。


◯契約管理課長(富永幹雄君)  ただいまいただきました市民センター北側に設置を予定しております駐輪場の規模ですとか、要員の配置等についての御質問にお答えいたします。整備自体は、平成29年度に改めて予算を計上させていただいて、整備をさせていただきたいと考えている状況でございまして、現在の見込みといたしましては、約370台程度の収容が確保できるのではないかというふうに考えてございます。
 要員の配置の問題につきましては、基本的に、そちらの駐輪場を整備いたしました段階で、いわゆる職員と、それから公用自転車の収容を予定いたしておりまして、基本的には今の段階で要員の配置というようなことについては想定はいたしていないという状況でございます。
 以上でございます。


◯委員(西尾勝彦君)  ありがとうございました。あそこの、市役所の前のバス停のところに整備するということで、ちょっと心配がありまして、よく今でも、バス停でバスを降りられて、そのまま道路を渡ってこられる方って結構いらっしゃるんですね。ちょっと目にするんですけれども、そこに駐輪場をつくってしまうと、さらにそういう人がふえてしまうのかなというちょっと心配があったものですから、御質問させていただきました。
 あと、その前の歩道が狭いということと、バス停で乗降されるお客さんが結構いらっしゃる。当然事故といったものももしかしたら起こってくるかもしれないといったことも想定されると思うんですね。こういったことに対するまた安全対策、これも今後になってくるのかもしれませんけれども、安全対策についてひとつお伺いをいたします。
 あと、これはちょっと考え過ぎなのかもしれませんが、駐輪場に自転車をとめて、そのままバスに乗っていかれる方とか、そういうふうにほかの目的に利用されてしまうというおそれもある。そうなるとパンクをしてしまうのではないかという、ちょっとこれは心配がございましたので、そういったところの対策ということも、これからだと思うんですけれども、何かございましたらお答えください。よろしくお願いいたします。


◯契約管理課長(富永幹雄君)  いわゆる本来の目的以外に駐輪をされる方への対策ということで御質問いただいたところでございますが、具体的な検討については今後対応させていただきたいと考えてございますが、例えば一定の利用者を特定できるような対応を考えさせていただきたいと今のところ考えております。
 以上でございます。
             (「安全対策については」と呼ぶ者あり)
 失礼いたしました。あわせまして、安全対策についても、確かに御指摘のとおり、駐輪場から移動する際にバス停がある、歩道が狭いというような現状がございますので、安全対策については十分検討してまいりたいと考えてございます。
 以上でございます。


◯委員(西尾勝彦君)  ありがとうございます。特にバスを降りられる方だけでなく、あそこをまた自転車で結構なスピードで通っていかれる方というのもお見受けするので、そういったところも安全対策をとっていただきたいと思います。
 続きまして、同じ総務費の太宰治文学館及び吉村昭書斎、ともに括弧仮称ですね、整備事業につきましてですけれども、保育園不足等、さまざまな保育施設も当然なんですけれども、私ども、こういった文化・芸術といったことにも関心がございまして、そういった三鷹の特性を生かした文化・芸術施設づくりといったものも大切と考えております。本当にこれは、そういった御家族、また御遺族の皆さんからいろいろな資料であるとかを寄贈されたということで、まずこのお2人を井の頭公園のほうに移していくのだとは思うんですけれども、ほかに三鷹にゆかりのある文学者の方、それだけじゃなく、ちょっと外れてしまうかもしれませんが、芸術関係の方もいらっしゃると思うんですね。そういった方への施設というか、そういったものも活用していくべきではないかと思うんです。そういったところ、今後どうお考えでしょうか。


◯コミュニティ文化課長(清水利昭君)  今ここに案件として出しておりますのは、太宰 治と吉村 昭という形になっておりますけれども、プランニングを進める中で、規模等も定まってこようかと思います。現在のところで、まだ確定の事項として申し上げること、できるものはございませんけれども、そのプランを進める中で、他の文化人ですとかという方々の顕彰についても考えてまいりたいと思います。
 以上です。


◯委員(西尾勝彦君)  先ほども高谷委員からお話ありましたけれども、こういったことってやはり事業費を三鷹市だけが負担していくというものでもないような気もするんですね。だから、東京都との協議の中で、経済的な補助であるとか、そういったことも強く求めていっていただきたいと思います。
 続きまして、これも総務費の住民基本台帳関係、あと証明書の交付の事務についてなんですけれども、先ほどもお話ございました、やはりこれ、大きな市民負担になってきてしまっている。また、お金の面でも大きな負担になってきてしまっていると思うんですね。また来年度もこういったことをやっていかなければならないということで、やはりこういったこと、事務的にも手間がかかってきている。これをまた──もうこれは決まってしまったことで、その導入に際してそれが必要で、やっていかなければならない。でもこういった今の形、今提示された形ではなく、もうちょっと市民負担を軽減するような形というのも当然検討はされたと思うんです。もしそういったことがございましたら御紹介願いたいと思うんですけれども、よろしくお願いいたします。


◯市民部長(岡本 弘君)  御質問はマイナンバー制度に関することという理解をさせていただきます。そういう意味では、行政事務の効率化については、マイナンバーを使うことによって、例えば所得の情報であるとか、情報相互のやりとりで効率化を求めるということが1つでありまして、市民課の窓口業務というのは、これはある意味では副次的に、結果として伴う作業がふえたということは事実ですが、マイナンバー制度そのものについては、市民課の窓口以外の部分で効率化が求められるといったことで理解をしていただきたいと思います。


◯委員(西尾勝彦君)  制度的には基本的にそういうことだと思うんですね。実際に市民の皆さんにこういった御負担をかける、また予算もつけていかなければならないといった点で、ほかに方法はなかったのかなというのが1つ疑問に思った点なんですけれども。ごめんなさい、もう一度お願いいたします。済みません。


◯市民部長(岡本 弘君)  市民に負担がふえているというのは、転入手続──人生に何回か引っ越しすることはあると思いますが、引っ越しの際の手続の所要時間がふえている。そのことを市民負担と言うのであれば、確かに負担でありますが、引っ越しをしない方については窓口に並ぶことはないわけですね。ですから、そういう意味では、人生のうち何回か引っ越す際に所要時間が延びたということは、これは否定しません。が、それ以外の部分で効率化を求められるのがマイナンバー制度だろうと考えております。


◯委員(西尾勝彦君)  さまざまなやり方があるとは思うんですね。手続における市民負担をできるだけ減らしていく方法、やり方というのはあると思うんです。今後、また来年もということなので、御一考いただければと思います。
 あと、次、消防費に関しましてです。自動電話応答システム設置工事費についてなんですけれども、防災無線が聞こえづらい地域の方はもちろんなんですけれども、防災無線が聞こえる地域にお住まいになっている方でも、例えば難聴までいかなくとも、なかなか聞こえづらい高齢者の方々というのもお話ちょっと伺うんですね。そういった方々に対しても──こういった方々というのは、市としても把握をするというんですか、そういったことってちょっと難しい問題があるのかもしれませんけれども、そういった方に対する周知といったこともひとつ必要だと思うんですね。防災無線が命綱になってくるということもあると思うので、そういった方々に対する周知といったこと、こういったことは現在のところでどうお考えなのか、お伺いをいたします。よろしくお願いします。


◯総務部危機管理担当部長(大倉 誠君)  今回の電話応答システムそのものも、出前講座なんかをやっている中で、高齢者の方とか、なかなかお耳がだんだん遠くなってこられた方とか、そういった方が聞きづらいというのも含めて御意見をいただいた中で、まずは非常に簡単に電話で聞けるサービスということでやったわけですけれども、今、防災無線の内容というのは、それだけではなくて、ケーブルテレビであるとか、逆にお耳の遠い方なんかはビジュアル的な媒体を使ってそれを補完しているというケースもないわけではありません。いろんな形で防災無線の内容をお知らせをしていますので、そういった内容を、いろんなツールを御紹介をしっかりとしていくということはこれからもさまざまな機会を通じて心がけていきたいと思っております。実際には、個別の対応というのはなかなか難しいものがありますから、さまざまなツールを御紹介する、こういったことに努めてまいります。
 以上です。


◯委員(西尾勝彦君)  ありがとうございます。どうしてもそれも防災無線が聞こえないということ、その1点をとっても、やはり生活弱者ということになってしまうと思うんですね。それを補うためのシステム、そういった方々のお声も聞かれたということなので、ぜひともそういったことも生かして、今後やっていっていただきたいと思います。
 続きまして、債務負担行為の補正、情報セキュリティ強化システム料についてなんですが、先ほど御説明がございましたように、期間が平成28年度から平成34年度まで、2億7,499万円となっておりますけれども、これは先ほど国の通知というか、でこのセキュリティー強化が行われるということなんですけれども、この経費といったものはそれに伴って当然あると思うんですね。それで、あってしかるべきだとは思うんですね。当然そういうセキュリティーの脆弱性あるいは危険性といったものもありながら、どんどんどんどんこういったことが強化、強化で進んでいく可能性も考えられると思うんです。その際、やはりマイナンバー制度に係る経費といったもの、市のお金も使われるわけですから、そういった膨大な費用であるとか、人手であるとかということがまたふえていく可能性があるという点、こういったことは今後どうお考えなのかということです。お伺いいたします。よろしくお願いいたします。


◯番号制度担当課長(白戸謙一君)  セキュリティー対策に関しまして、コストと、あとは人手等もかかってくるというお話でございますけれども、これにつきましては、セキュリティー対策、年々高度化しているということもありますので、確かに委員御指摘のとおり、コストにつきましては上昇傾向ということはございます。これにつきましては、創意工夫を凝らしながら、安全性を確保しつつ、コスト削減に向けた取り組みも行ってまいりたいと考えておりますけれども、国の補助等につきましては、例を挙げさせていただきますと、要望なども行っておりまして、例えば全国市長会の関東支部総会では、5月に緊急決議をしまして、6月3日には総務大臣、社会保障・税一体改革担当大臣、厚生労働大臣へ地方交付税によらず国が全額財政措置をするよう要望書を提出したということもございます。私どもで引き続きこうした要望等を続けてまいりたいと思っております。
 以上でございます。


◯委員(西尾勝彦君)  ありがとうございます。本当に国の第一号法定受託事務というんでしょうか、国からのあれであって、そもそも論になってしまいますけれども、本来ならばできるだけ国の負担でこういったことを行っていくべきなんだと思うんですね。だけれども、自治体での負担といったものも、いろんな形での負担といったものもふえてきてしまっている、そういったところもあるわけです。先ほど御答弁がございましたように、今後も国の全額負担といったものも強く求めていっていただきたいと思います。ありがとうございます。
 あと、下水道なんですけれども、耐久化をずっと何年も何年もやられておりますけれども、以前総務委員会でお伺いしたときに、東京都に委託している部分、あと、区部流入、流域編入ということと、東部水再生センターの単独処理で下水の処理単価がかなり違うという御答弁をいただいたんですね。倍ぐらい違うという御答弁だったと思います。こういった長寿命化に係る費用も当然ですけれども、この費用負担、倍かかる費用負担といったもの、これも東京都の協議の中で求めていくということは、それはできないことなんでしょうか。お願いします。


◯都市整備部調整担当部長・教育部理事(小泉 徹君)  まず下水につきましては、基本的に市町村で行うという中で、なかなか下水処理場につきましては、各市で建設が難しいこともありまして、その1つの制度の中で流域下水道ということで、広域的に処理するという仕組みがあるというところでございます。
 したがいまして、まずはそれぞれの処理区において、それに応じた負担を行っているという考え方でございますので、東部処理区につきましては、三鷹市の単独処理区ということで、そこにかかった経費については、実際それを使った人たちで、受益を受けた方々が負担をするという考え方でございますので、それぞれの処理区においてかかった経費をそれぞれで持つと。ただ、三鷹市の場合につきまして、幾つかの形が──先ほど申しましたように、単独でやっているところ、流域でやっているところ、さまざまございますので、それを平均的にして皆様に負担していただいているという形になっておりますので、それを東京都のほうに負担を求めるということは難しいと考えております。


◯委員(西尾勝彦君)  ありがとうございます。森ヶ崎の水再生センターへの流入といったこともずっと協議をされているという話は以前から伺っております。先ほども進捗状況等、資料のほうでも示されていたと思います。今後もまたこういった問題も協議、三鷹市民の生活といったものを守るために協議を進めていっていただきたいと思います。
 以上でございます。ありがとうございました。


◯委員(吉野和之君)  それでは、一般会計補正予算について、参考資料を参考にしながら何点か質問させていただきたいと思います。
 まず参考資料の3ページ目、太宰治文学館及び吉村昭書斎整備事業についてであります。先ほどこの件に関して質問がありました。その中で、まず1点目は、駅前の文学サロンについてお伺いしたいと思います。先ほどの御答弁の中では、現状のものに区切りをつける、あるいは、3年契約ですか、今年度末が切れ目で、今後プランの進みぐあいによって、いつ統合するかということを決めるというお話だったんですけれども、駅前の文学サロンというのは駅前地区の文化的活性化に非常に寄与してきた施設であると私は思うわけなんですね。例えば東京都市町村自治調査会でも太宰治文学サロンを紹介していまして、三鷹市のとっておきスポットとして、この広報誌の中でも太宰治文学サロンが広報されております。ある意味では三鷹の駅前の地区にとって、1つの文化の発信源となる施設ではなかったかなと思うわけなんです。現在でもこの施設の意義についても、今後、駅前地区の活性化に大きく寄与する施設であると私は思うわけですね。そういう声を地元の方々からお聞きすることもございまして、今後駅前地区において太宰 治を顕彰すること、これもやはり必要ではないかなと思うわけです。特に今ある文学サロンも、太宰が昔通っていた酒屋さんですね、そこにあるというようなお話もありますとおり、駅前地区の今後のにぎわいにとって、太宰 治を顕彰する施設があるということはお集まり、ある意味ではプラスになると思うわけなんですね。それが全て今度新しいところに持っていかれるということであると、この三鷹駅前地区の太宰 治の顕彰ということがなかなか難しくなると思うわけですね。ですから、そういう意味で、駅前地区における太宰 治の顕彰について今後どのようにお考えかということをまず1点お伺いいたします。
 それから、2番目は、開館する時期の問題ですね。平成31年4月、2019年4月ですか、にオープンをするという、そういう計画なんですけれども、ちょうどこれはオリンピックの特需における時期と重なるんですね。建設費が高騰するという、こういう予想も一般にはなされております。私もそこら辺を心配する者なんですけれども、ちょうどオリンピック特需のときとまさに重なるときにこの建設を行うということで、やはり建設費の高騰というものを非常に心配しているんですが、ここら辺についてどのような御見解をお持ちかお伺いいたします。
 それから、もう1点、今度は検討する期間の問題ですね。この補正が通りますと、こちらのスケジュールどおりにいくと、それこそ1年ぐらいで着工という形になると思うんですけれども、文学館を建設するにはそれなりの多くの方々の意見を聞きながら、さまざまな角度から検討していくことが必要ではないかなと思うわけですね。参考までに夏目漱石記念館では、検討を始めて着工まで約5年程度かかって、どのようなものにしていくかということを市民によく聞きながら、あるいは専門家の意見を聞きながらさまざまな角度から検討する。特にこういう文化的施設の場合は必要ではないかなと思うんですが、じっくり検討していくということも必要ではないかなと思うんですが、この点に対する御見解をお伺いいたします。
 それから、先ほども質問があったんですけれども、公園内につくること、これ、やはりいろいろ制約があるけれども、今後も東京都と協議していくということなんですけれども、まずこれは文学館ということで、資料を保存するということ、これが重要だと思うんですが、この資料保存は、相当堅固なものでないと資料が長年保存できないということで、ある意味では耐火建築物であることが必要ではないかなとも思われるんですが、その場合、公園内につくることの制約から考えたら、そこら辺はどうなんでしょうかということ。あるいは、吉村 昭先生の書斎は、これは木造となりますね。そうなった場合、そこら辺の問題はどうなるかということについてお考えをお聞きしておきます。
 それからあと、基本プランの策定、これ、どのような手法でプランを策定するのか、専門家、市民の意見をどう取り入れてこの基本プランをつくっていくのかということをお伺いいたします。
 それから、直接ではないですが、関連して、これは新たに太宰治文学館、吉村昭書斎ができると、やはり1つの拠点ができるわけですね。そうすると、太宰治文学賞の開催場所なんですけれども、これが三鷹市外の都内で行われていることなんですけれども、やはりこれとあわせて、太宰治文学賞の開催場所についても御協議をしていくことも必要ではないかなと思うんですが、この辺に対する御見解をお伺いいたします。以上が太宰 治に関してですね。
 それから、次、4ページ、情報セキュリティー対策の抜本的強化に伴うネットワークの分割について、この2の実施内容ですけれども、確かにLGWAN接続系とインターネット接続系、これを分けるということ、これは大きな安全性を高めるということでは非常に重要なことかなと思うんですね。ただ、この安全性と事務の効率性、これも損なっちゃいけないということで、両方を1つのパソコンの中でつなげるようにするというお話ですね。1つ心配しているのは、同じパソコンの中で、これ両方につながるわけですよね。そうすると、多くのサイバー攻撃はインターネット接続系から来ると考えられます。つまり、1つのパソコンの中で両方処理できるということの、確かに効率性から考えると、これは当然必要なことだと思うんですけれども、効率性と安全性というのはどうも反比例しまして、安全性を高めれば高めるほど効率性というものがどちらかというと低くなるという。これはなかなかこの両方のあんばいをどうするかということは非常に難しいと思うんですけれども、ただ、今後、サイバー攻撃が非常に多くなるということを考えたときに、この効率性と安全性についての考え方についてお伺いをしたいと思います。
 それからあと、資料の9ページ、多世代交流センターリニューアルについてということなんですけれども、今まで児童館としていたものが今度多世代交流センターになるということで、ただ、最後のほうで、これ、ちょっと私の聞き間違いか、児童館という名前はそのまま引き続くというようなお話をさっきされたと思うんですが、これでよろしいんでしょうかね、児童館という名前。ちょっとこれ、確認です。それで、多世代交流センターとなるということは、3世代が交流する場なんですね。そうすると、児童館が発展したものと考えられますが、これに児童館という形のものが残った場合、これはどうかなということが1つ、ここら辺はどうなんでしょうかと。やはりシニアの方も利用していただくということですから。
 それで、これから基本プランの検討に着手するわけですけれども、多世代、3世代交流というのは、これはある意味で次世代にとって非常に重要な1つの大きなことではないかなと思うんですが、これに関して、この作成方法ですね。つまり、さまざまなアイデアがあると思うんですよ。そこら辺をどのような形で吸収していくか。そのアイデアをいただいて、それをどのような形でこの基本プランの中に反映していくかということについて、今後の進め方についてお伺いします。
 以上です。


◯副市長(内田 治君)  私からは文学施設の関連の御質問のうち何点かにお答えをさせていただきまして、その他は補足をしてもらいたいと思っています。
 まず現在の駅前のサロンの御評価を頂戴いたしまして、大変ありがとうございます。その上で、今後も駅前地区について必要なものであろうかなと。また、その駅前地区における顕彰をどう考えるかと、こういうことでございました。
 おっしゃるとおり、これまでにも大変親しまれて、特に太宰 治さんを初めとする文学のファンの皆様にお立ち寄りいただく大変絶好のポイントにはなっていたと、私どもももちろん高く評価をしているところでございます。
 その一方、あの場所の物理的に限られたスペースの中で、いろいろと企画をかえ、展示をしてきたものにつきましても、今後常設のしっかりしたものが新たに立ち上がることになりますと、そちらで常時多くの方々に展示をごらんいただけることになるとともに、まだもちろん御相談事が多々あるわけではありますが、御関係筋からは、こういった施設でしっかりと三鷹市が長きにわたって大切な資料等を保管及び展示等していただけるのであれば、これまでまだ三鷹に届いていないいろいろなものについても何らかの形で三鷹市のほうへと、こういったような御検討が進むようなお話も聞いておりますし、多くの研究者や専門家の中でも、お手元にいろいろ太宰 治さん関係の資料が実は全国にあって、そういった研究者の方々も何かよりどころになるところがあれば、その場所をというふうなお話を、これはどうもあるようなことも専門家のお話の中でも伺っているようなところがございます。
 ですから、そういった形で集約をすることを前提としながらも、新しい施設ができた暁には、おっしゃいますとおり、三鷹の駅の周辺に太宰 治さんの、特にさまざまな文学の足跡といいましょうかね、ポイントとなるところは将来にも歴史的に残るわけですから、そういったところを巡回していただくような仕組み、それから、他の文化施設等とあわせて御利用いただく、例えばパスポートのようなイメージなんですけれども、幾つかの施設を共用でめぐっていただけるような入館のサービスのような検討、そういったものもあわせて今後は工夫する中で、お立ち寄りいただく新しい場所、それから三鷹の駅のほうへ向かって、さらにいろいろめぐっていただけるところを結びつけるような工夫を、これはぜひ考えていきたいと思いますし、事業者の方や観光協会や市民のボランティアの方々の意見なども聞きながら進めてまいりたいと思います。
 それから、建設に当たっての建設費の高騰の御懸念ということでお話をいただきました。おっしゃるとおりで、きちんとした形で整備事業費を見きわめる必要はあろうかと思います。
 その一方で、また質問委員さんのお話の中で、他の事例を例示される中で、時間を十分かけてという御提案もございました。そういった議論と専門家の十分なアイデアをいただくということは最も必要だと思っておりますが、一方で、今回の公園の100年という節目や太宰 治さんの没後70年という節目の年が近づいていることや、それから、これはなかなかストレートには申し上げづらいところではありますけれども、御関係者の方々のそれぞれのお一人一人の人生の歩みというものも大分進んでいる中でのさまざまな思いというのがありますから、そういったものを受けとめながら、しかるべき時期にということで今回のような御提案のタイミングで提示をさせていただいたところでございます。
 なお、吉村 昭さんの書斎につきましては、御指摘のとおり、木造のものであるということでありますから、現存するものを一旦解体をして、その部材を可能な限り、現在と同じような形に復元するということを1つイメージにはしておりますけれども、当然のことながら、公園内に持っていく、そして新しい建物として組み立てる中では、防火上のさまざまな対策や配慮というものが法令に従って求められると思いますので、このあたりは、専門の技術職がしっかりかかわりながら進めてまいりたい、このように思います。
 なお、検討につきましては、今回の予算の中にも、補正予算の一部が、専門家の方々の御助言をいただくような場を設けて、その助言者の方への謝礼を予算の中には含めて考えておりますし、今後もそういう専門家のお知恵を借りる、それから一定の議論が進むたびに、やはりきちんと、地域を初め、皆様には情報をお知らせをしながら、いろいろなお考えやアイデアを伺うと、こういったことも大切になってまいりますから、それらも含めて今後の進め方、プラン等を検討する中でさらに議論を深めてまいりたいと思います。
 それ以外は担当のほうから補足をさせたいと思います。よろしくお願いいたします。


◯コミュニティ文化課長(清水利昭君)  私からは太宰治文学賞の開催場所についてお答えいたします。これまでも共催のパートナーになっております筑摩書房と市内での開催ということについて協議をしてきているところでございますけれども、この新しい施設ができることを機会といたしまして、継続してパートナーである筑摩書房とも引き続き検討してまいりたいと思います。
 以上です。


◯企画部調整担当部長(秋山慎一君)  私からは情報セキュリティーに関しまして、安全性と効率性の観点での御質問をいただきましたので、お答えをしたいと思います。委員さん御指摘のとおり、効率性と安全性というのは、まさに本当に両立するのが大変難しいものでございまして、例えば今回のケースで申しますと、資料4ページのところに、大変小さい図で恐縮なんですが、利用イメージをお示ししてございますけれども、真ん中にありますLGWAN接続系とインターネット接続系を完全に分けて業務をやるというのは、これ、一番安全でございます。これ、物理的に分けるということですけれども、そうしますと、職員が今、1人1台パソコンを使っておりますけれども、インターネット用のパソコンをもう1台机に置くのかという話もありますし、あるいは、課に1台、そういうインターネットに接続できるパソコンを用意するという方法もありますけれども、三鷹市では長らく職員一人一人がメールアドレスを保持しながら、市民や、あるいは事業者、それから国等との連絡、やりとりをしていますので、なかなか課に1台のパソコンで共用のアドレスを使ってというところにはさすがに戻れないだろうということで、今回、いわゆる仮想化という技術を使って論理的に分割をするという手法をとることにいたしました。
 御懸念の1つのパソコンで混在をしないのかという御指摘でございますけれども、簡単に申し上げますと、ここに絵がありますけれども、パソコンの画面で、それぞれ情報推進課のサーバールームにありますLGWAN系のサーバーと、それからインターネット系のサーバーの画面をパソコンで見ているという状況ですので、パソコンは1台なんですけれども、論理的に言うと2台のパソコンを使い分けているのと同じ構造になるということです。そこで、切りかえる手間──これ、効率性は落ちますけれども、最低限を確保しながら、今回安全性を図っていきたいと思います。
 それから、加えまして、やはり大事なのは、職員のリテラシーといいますか、情報セキュリティーに対する備えということでございまして、特に標的型の攻撃等に対する対応等につきましては、研修などを通じて徹底をしているところでございまして、まれに職員のところにそういった怪しい添付ファイルが届くことがございますけれども、それにつきましては、発見次第、削除をする、あるいは情報推進課に連絡をするということで徹底してまいりますので、そういう技術的な面と人的な面とあわせまして安全性を高めてまいりたいと考えているところでございます。


◯子ども政策部調整担当部長(和泉 敦君)  多世代交流センターについての御質問を何点かいただいております。まず1点目、愛称の御質問でございますけれども、今回多世代交流センターという名称にはなりますけれども、現在でも地域では児童館という愛称で親しまれている。特に子どもにとっては、多世代交流センターというのはなかなか覚えにくいし、ちょっと呼びにくいということもございます。そういうこともございまして、特に児童館機能は引き続きやっていくこともございますので、児童館という愛称という形で使用はしていきたいなと考えてございます。
 次に2点目、施設的なものは3世代の利用というか、特にシニアの利用についての御質問をいただいてございます。現在、2階部分の生涯学習のほう、社会教育会館のほうにつきましては、利用形態としましてはやはり高齢の方が多くなっている状況でございます。当然そういう方につきましても、引き続き利用をしていただくというような形になってございます。今後につきましては、そういう高齢の方々につきましても、児童館ですとか、ほかの機能についてのかかわり等についてもできるような形にしていきたいなと思っています。
 また現在、東西のほうの児童館につきましても、夏祭りですとか、冬祭りとか、そういうような事業をやってございます。こちらのほうにつきましては、地域の方々、大人の方々もかかわりながら運営してございますので、引き続きそういう機会を設けるですとか、また、地域ケアネットワークとの連携事業を行っておりますので、そういうことを含めて、シニアの方々の利用、そういうものの交流をふやしていきたいと考えております。
 また最後、3点目、プランの作成方法についての御質問でございます。当然のことながら、今後、利用されている方々、また児童館等の運営にかかわっている方々の団体、そういう方々についての御意見を聞く機会を設けたいと思っております。また、できればほかの類似の施設等についても、視察等を行いながら、今後の多世代交流センターのあり方について参考にしてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
 私からは以上でございます。


◯委員(吉野和之君)  御答弁ありがとうございました。それでは、太宰治文学館、吉村昭書斎について、再度質問させていただきます。先ほどの御答弁の中で、いろいろ工夫をしていきたいというお話でございました。ぜひとも工夫をしていただきたいんですが、やはり駅前に1つの拠点がないと、どうしてもそちらのほうに持っていかれてしまうという私どもとしては心配があるわけです。確かに資料を集中化するということも、これは1つ重要なことだと思います。やっぱりそれと同時に、太宰 治という文化をやはり三鷹の駅前と結びつける、この努力も、このためのやはり仕掛けというか、そういうこともやはり同時並行的に考えていくべきではないかなと思います。どうも公園のほうに余り集中しますと、どうしても駅前と太宰との関係というものは薄くなってしまうという、この辺に非常に心配があるわけですね。
 ですから、やはり今後、駅前の方々ともお話し合いの中で、太宰 治を顕彰するいい方法というものを駅前の地区においても考えていっていただきたいということを申し上げたいと思います。これはそういう方向でお願いしたいということです。
 次ですが、時期の問題なんですけれども、これは1つ再質問なんですけれども、本当にちょうど一致するんですよ。この高騰というのが、なかなか見方がいろいろありますから、高騰することは確かですし、相当厳しい見方をしている専門家の方もいらっしゃるんですね。確かにいろいろ資料を提供している方々のことも考えると、できるだけ早くという、このお気持ちは私はわかるんですけれども、やはり当然税金を使って行う事業ですので、高騰の時期と合わせて行うということに関して、一定の検討も加えていくべきではないかな。
 それから、文学館という、非常にこれから恒久的な施設をつくるわけですから、そういう意味ではその文学館のあり方についても、専門家の方の謝礼も今回出ています。それだけじゃなくて、やはり今まで太宰 治に関していろいろと活動されてきた方々の意見も聞きながら、ここら辺はしっかりと協議しながら、若干時間をかけてやっていくことを検討したほうがいいのではないかなと思うわけです。最初に期間を区切って、それに合わせるためにやっていくということよりも、これからのことですから、より真剣な議論というか、または地元の方々の御意見をしっかり聞きながら、太宰関係者の意見を聞きながら進めていくべきではないかなと思うんですが、この辺に関して、再度御答弁をお願いしたいと思います。
 それから、あと、情報セキュリティー対策についてなんですけれども、先ほどの御説明の中で、画面では両方見られるけれども、実際、2台のパソコンがあるのと同じだというお話されましたけれども、これ、ちょっと心配なんです。私、済みません、コンピューターに関しては専門的な知識は持っていませんけれども、インターネット接続系で来たサイバー攻撃がLGWANに対して影響を与えることが全くないのかという、ここら辺の心配があるわけなんですね。ということは、今後サイバー攻撃が格段にふえることは十分に予想されるので、このインターネット接続系から来たものがLGWAN接続系に侵入してサイバー攻撃をするというようなことが全くないのか。もしそういう可能性があるとしたら、それを防ぐために今後手を打っていくべきではないかなと思うんですね。ここら辺についての考え方を再度お伺いいたします。
 再質問は以上です。


◯副市長(内田 治君)  ただいまの再質問でございますけれども、やはり建設費等が高騰する時期ではないかという御懸念を重ねていただきました。繰り返しになりますけれども、私どもとしても、そのプランの中で、施設の規模、それから設備等々含めたありようをきちんと見きわめた上で、もちろん効果的な財源の確保、先ほど御質問もほかの方からもありましたけれども、それを図りながら、それともう一方は、考えておりますのは、これもまだこれからさらに議論を深めて、その上での判断になるんですけれども、太宰 治さん初め、吉村 昭さん含めて、国内外に大変多くのファンの方々、それから御関心をお持ちの方々もいらっしゃるということから、御関係者の方々に対しても、例えばというお話でお伝えをしているのは、こういった事業を具体化するに当たっての支えとなるような、例えば寄附でありましたり、いろいろな形での応援を広く、国内にとどまらず、世界にもファンが多いですから、そういった方々にも呼びかけて、もちろん金額というよりも、その志が大変ありがたいわけですけれども、そういう多くの方々のお支えによって、この事業のコストの面でも御協力、御支援をいただくことなども今後検討していきたいというふうには思います。
 ただ、委員さんから重ねてのこの時期についての建設費の御懸念を頂戴しましたので、引き続き技術的な情報を含めて、しっかりと見きわめた上での対応としてまいりたいと思います。
 それから、なお、時間をかけてしっかりとした議論が必要だという、これも、そういったお声があるというのもしっかり受けとめてまいりたいとは思います。その上で、建物の規模、先ほどお伝えいたしましたとおり、比較的大規模とは言えないような一定の規模感の施設の整備を目指すこととなりますので、建物の構造的なものもさることながら、やはり最も大切なのは、その後の運営のあり方といいましょうか、そこでどのように御来館される皆様方に親しんでいただき、また繰り返し足を運んでいただき、また地域の方からも愛していただける、公園の利用者からも違和感なく迎えていただけるものとしていくのかという、その運営の面が非常に負けず劣らず重要になってまいりますでしょうから、それらにつきましては、開設後もたゆまない改善の取り組みを続ける中で、御指摘のような面も、常にいろんな声を聞きながら、その運営よりよくしていくと、その辺を心がけてまいりたいと、このように思いますので、よろしくお願いいたします。


◯企画部調整担当部長(秋山慎一君)  LGWAN系とインターネット系の間の安全性は絶対なのかという御質問でございますけれども、確かに先ほど言ったように完全に物理的に分けてしまって、全く違うものとして使っていれば、それは全く侵入されませんけれども、そうしますと、メールでやりとりをしたいろんな文書でありますとか、書類とか、そういうファイルの受け渡しが一切できなくなりますので、そうしますと、内部情報と言われているLGWAN系で使っています、私どもが業務で使っているシステムに利用ができないということで、今回は、こちらの資料でも御説明いたしましたけれども、ウイルス等を完全に除去──国では無害化と言っておりますけれども、そういう仕組みを導入するということですので、これによって格段に安全性は高まると思っています。
 とはいえ、情報セキュリティーに関しましては、絶対というのはあり得ませんので、逆に申しますと、仮に侵入されたとしても、あるいは、仮に情報が持っていかれたとしても、例えばそれを利用できない形態、暗号化をするとか、そういうことも講じる必要がありますので、これは既に三鷹市の場合は行っておりますけれども、そういう対応も必要だということですね。それから、今回国のほうで示しているものとしましては、やはりインターネットリスクというのをいかに防ぐかということで、4ページでございますけれども、この図で申し上げますと、一番右のインターネット接続系、ここに東京都セキュリティクラウドと──ちょっと小さい字で恐縮ですが、書いてございます。これはインターネットの接続口を都道府県単位でまとめまして、都道府県において監視を徹底するという新たな仕組みもあわせて今回行っておりますので、そういう意味では、東京都、それから三鷹市とともにインターネットからの脅威に対して対応するということで、極めて高まるということは申し上げられますけれども、繰り返しになりますが、絶対かと言われますと、これはなかなか難しいところがありますので、重ねて職員のリテラシーの向上などによって徹底的に防いでいきたいと考えております。
 以上です。


◯委員(吉野和之君)  御答弁ありがとうございました。太宰 治の文学館に関してなんですけれども、御答弁ありがとうございました。それで、先ほど副市長のお話の中で、太宰 治に関して、全国的に相当なファンの方もいらっしゃるということで、寄附というお話がございました。実は夏目漱石の記念館にしても、毎日新聞の報道によると、2億円を目標に整備基金を設け、これまで7,670万円の寄附が寄せられたという、こういうお話もございます。
 そういう意味で、太宰 治の文学館をつくるためには、こういう一般の方の基金を広く募って、みんなでつくり上げた施設であるという、そういう方向でやっていくことも必要ではないかなと思うんですね。ですから、そのためには、しっかりとした検討というか、これが必要だと思うので、このスケジュールが先にありきじゃなくて、よりよいものをつくるにはどうしたらいいか。そしてまた三鷹の駅前地区についても、この文化的なある意味では1つの、太宰というのはある意味では大きな中心になるわけですから、この辺もやはりしっかり考えて今後進めていただきたいと思います。


◯委員長(石井良司君)  いいですか。
                 (「はい」と呼ぶ者あり)
 それでは、質疑の途中ですけれども、休憩をしたいと思います。再開は1時とします。
                  午前11時56分 休憩



                  午後0時59分 再開
◯委員長(石井良司君)  それでは、休憩前に引き続きまして、会議を再開いたします。次の質問者。


◯委員(嶋崎英治君)  よろしくお願いいたします。最初に質問項目を申し上げておきたいと思います。1、臨時福祉給付金について、障がい者自立支援介護給付事業、障がい児通所支援給付事業についてが1番ですね。2番目は、情報セキュリティー強化システムについて。3番目は、市民課窓口における混雑緩和策について。4番目が、教育センター耐震補強工事に伴う代替施設改修工事について。5番目が、市民センター駐車場等整備事業について。6番目が、認可外保育所施設等利用助成事業について。7番目が、旧高山保育園の解体工事について。8番目が、東部水再生センター長寿命化業務等委託事業について。9番目が、「太宰治文学館(仮称)」及び「吉村昭書斎(仮称)」整備事業費について。10番目が、介護保険事業特別会計の補正について。以上、大きく10項目について質問させていただきたいと思います。
 では、最初に臨時福祉給付金でありますけれども、2015年度臨時福祉給付金の申請給付について、申請率はどのような状況であったのでしょうか。確認の意味も含めて質問いたします。
 2番目は、2016年度臨時福祉給付金、1人につき3,000円が11月上旬から支給となっていますが、申請書送付数、申請状況、給付状況、まだ年度途中なので途中経過だと思いますけれども、わかる範囲でお教えいただければと思います。
 それから、今度の事業ですけれども、予算編成期でもあり、一定の期間の中にやるということのようですけれども、どのような職員体制で事務を執行していくのかということをまずお伺いしたいと思います。
 もう一つ、今回の給付金でありますけれども、わざわざ括弧つきで経済対策分となっているんですよね。これまでの臨時給付金というのはそういう括弧で名目をつけるとかってなかったのではないのかなというふうに、私の記憶なんですけれども。それはどういうことなのか、わかる範囲で教えてください。
 それから、相談窓口を開設するというふうになっていますが、職員体制はどのようになるのでしょうか。
 2015年度の申請件数というのは2万8,754人という結果が出ていると思います。それは非課税者の人が2万4,665人、未申告の人が4,089人というふうになっていると思いますが、今回、申請者というのは2万6,520人というふうな想定になっていると思うんですが、この数字はどういうところから導き出しているのかということです。
 続いて、障がい者自立支援介護給付事業費と障がい児通所支援給付事業費の利用者がふえて、当初予算は足りなくなったという説明がありました。このところそういう状況が続いているのではないのかなと私認識するんですね。だとしたら、人が人らしく生きていくため、あるいは命にかかわることの事業だと思いますから、あらかじめやっぱり当初予算でしっかり組んでいく。それが当該の人やその保護者、あるいは関係者の人たちにとって計画的な生活ができるのではないのかなと思うのですが、そこをまずお教えください。
 以上です。


◯地域福祉課長(馬男木由枝さん)  臨時福祉給付金(経済対策分)についての御質問を幾つかいただきました。2015年の申請率、平成27年度の臨時福祉給付金の申請率についてですけれども、こちらは80.9%でございます。そして、平成28年の現在、前期ですね──1人3,000円についての申請率についてでございますが、こちらにつきましては、現在11月30日末日時点で66.6%の申請率でございます。
 それから、職員体制の考え方なんですけれども、現時点では3人体制で今年度は実施をしておりまして、来年度にまたがる事業でございますので、来年度は超過勤務の計算は2人分、それから臨時職員賃金の計算は2人分ということでの体制で予算を計上してございます。
 そして、経済対策分につきまして、名称の件についての御質問なんですけれども、国のほうでの考え方で、今年度、平成28年度の3,000円の支給もございましたので、区別をするという意味で、経済対策分というふうな名称がついておりましたので、それに合わせて三鷹市のほうもそのような事業の実施とさせていただいております。
 それから、平成28年度の対象者の数字の根拠につきましては、2万6,520人、こちらはあくまでも予算上の考え方で、最初、3万1,200人ということを対象にしていたんですけれども、その後、税更正とか、転居とか、異動がございますので、予算上おおむねその85%程度であろうという過去の実績を鑑みて、予算上の数字で2万6,520人ということで対象者数を考えております。
 私からは以上です。
 済みません。もう1点、済みません。相談窓口の開設についてですけれども、こちらにつきましては、平成29年の2月20日から窓口の開設を考えております。ちょうど受け付け期間と同じで、2月20日から翌年の6月30日までを考えております。
 以上です。
             (「職員体制については」と呼ぶ者あり)
 ごめんなさい。済みません。失礼いたしました。体制につきましては、委託をするコールセンターの委託業者で、職員が今年度は3人と臨時職員を2人、それからコールセンターが最大の繁忙期で11人を配置を予算上では考えておりますが、状況に応じて体制は、検討、調整していきます。
 以上でございます。


◯障がい者支援課長(川口真生君)  障がい者の自立支援給付費について御質問いただきました。まず介護給付費のほうでございますけれども、こちらのほう、基本的には給付費の予算の計上に際しましては、過年度の実績から見ますところと、あとはこの先の部分ですね、支給の決定を行う申請のほうの予測値を織りまぜながら予算編成をさせていただいているところでございますけれども、介護給付費につきましては、そうした意味では、その中でも特に生活介護というサービス分野が非常に伸びているというところで、ここの部分については、認定者数そのものがふえたというよりは、障がいの支援区分、こちらの軽い部分の方が、重たい支援区分6のほうへ移ってくるというところで、この辺、区分が移りますと単価が大きく変わってくるというところがございまして、そういった意味では、高齢化、重度化に対応した動きということになっております。私どもとしましても、申請される方の人数ですとか、基盤整備の状況等を鑑みながら予算編成に努めているところでございますけれども、今回の補正に関しましては、そこの重度化という部分について、このような形で数字があらわれたというところで、しっかりと組むように努めているところではございますけれども、新たな視点が加わったというところで、今後の反映に努めてまいりたいと考えているところでございます。
 また、障がい児の通所支援でございますけれども、こちらは、お子様ですね、発達に課題のあるお子様をしっかりと障がいサービスで受けとめるというところの分野でございますけれども、当初予算で前年度比138%余でしっかりと見てきたところでございますけれども、それを大きく超える申請というんですかね、サービス利用という御希望があったということがございまして、これは三鷹市内の基盤を見ましても、従前からあった2事業者に加えまして、新たに改正児童福祉法に基づき、平成26年度、平成27年度、また今年度というところで、7カ所の事業所が市内にオープンしているといったところを見越しましてこのように予算を組ませていただいたところでございますけれども、それをも上回る状況ということでございますので、なお一層精査してまいりたいと考えております。
 以上です。


◯委員(嶋崎英治君)  ありがとうございました。幾つか再質問をさせていただきたいと思います。申請の予測値については、理解をいたしました。来年の2月20日から6月30日ですか、までということなんですが、2月という時期が微妙だなと思うことがあるんですよ。つまり、ちまたには解散・総選挙というふうなこともあるわけですね。そうなったときに、なかなか職員は、そっちの体制のこともあるし、大変ではないのかなということがあります。必要に応じて職員を配置するということのようですから、ぜひその辺のところもアンテナを張って、職員の過重労働にならないようにしていただきたいなということが1つです。
 こういうふうに国のほうがある意味じゃあ臨時でやってくることによって、私たちは心配するのは、恒常的に持っている、あるいは市の計画行政の中でやろうとしているということが、このことによって、ややもすればなかなか、ここまでやったのにできなくなるとか、あるいは過重労働になってくたびれちゃうとかということがあるのではないのかなと思うんですよ。国が横から入ってくる、基本計画をつくってきてそれを実行に移すということのほかに入ってくるということで、その辺のところで職員負担になった、あるいはこれからもなっていくんじゃないかと思うんですけれども、その辺はどのようにお考えでしょうか。


◯健康福祉部長・保健医療担当部長(濱仲純子さん)  今回の臨時福祉給付金につきましても、国の政策ということで、市町村が実施するという流れになってきたわけでございますが、その際も、市長会等を通しまして、財源の措置ですとか、あと、その準備に要する期間ですとか、そういったものを十分配慮するようにという要望を行っております。その上でも、こういった事務がやってくるということは大きく市政にも影響を及ぼすということは十分承知しておりますので、今後も一層市として、ちゃんと国に伝えていきたいと考えております。
 なお、市の職員につきましては、私ども、総務部とも十分調整をいたしまして、過重労働にならないよう適切に対応していきたいと考えております。
 以上です。


◯委員(嶋崎英治君)  わかりました。ありがとうございます。
 事業のお金というほかに、事務費というのが四千何百万円かありますよね。それは今言われたようなこととか、そういう体制とかということも含まれているお金なんでしょうか。それとも、純粋に本当に事務的なものだけのお金なんでしょうか。そこを教えてください。


◯地域福祉課長(馬男木由枝さん)  事務費の内訳につきましては、説明書の21ページにございますように、こちらのほう4,114万9,000円のうち、支給事務等委託料というのが1,663万2,000円でございます。この中では、先ほど申し上げましたコールセンター、相談の窓口、それから、外国語の対応ができる職員の配置──職員といいますか、体制ということで、そういった部分も含まれた委託料になってございますので、そこで職員の体制を補填するということができると考えております。


◯委員(嶋崎英治君)  わかりました。質問の2番目に移らさせていただきます。情報セキュリティー強化システムについて次にお伺いいたします。共通番号制度、いわゆるマイナンバー制度についてですが、ちまたには、カードの普及が進まず、失敗ではないかという批判があると思います。この共通番号制度、三鷹市として現状をどのように分析し、認識されているかということです。
 2番目が、債務負担行為として2016年度から2022年度までの限度額が2億7,499万円となっています。先ほど他の委員の質問で、交付税対応ということなので、全国市長会や東京都や、そういう意向の中で全額国庫負担になるように云々ということでしたけれども、その見通しというのはどうなんだろうか。交付税のいろんなことの見直しも国が何かやろうとしているという中でどうなのかということが1つです。
 それから3つ目は、保守費用、1億600万円ということですよね。保守費用がね、これ。どうしてこんなにかかるのかなというのがわからないんですよ。保守というのはあれも含むんでしょうかね、サイバー攻撃とかから守るとか。それとも、メンテするとか、機械を入れかえるとかということに伴う費用なのか、何でこんなにかかるのかなということが理解に達しなかったものです。この関係について、質問3点です。


◯番号制度担当課長(白戸謙一君)  まずマイナンバー制度のことに関しましてですけれども、カードの普及もいろいろ言われておりますけれども、三鷹市におきましては、人口比でいいますと9%ぐらいの方が今お持ちになっているという状況で、住基カードのときには13%近い方がお持ちでしたので、まだまだこれから交付も伸びていくのかなと思っておるところでございますが、普及促進に向けましては、12月4日号の「広報みたか」でもお知らせを1面でさせていただきましたので、引き続きこうしたことについては普及を図ってまいりたいと考えております。
 また、交付税措置ということで、国の補助がないというような状況ではございますが、さまざま、先ほどは市長会が要望を出した例を挙げさせていただきましたけれども、例えば東京都に対しましても、国等への働きかけを要望したりとか、そういったことを機会を捉えてさせていただいておりますので、引き続きこういった動きは続けてまいりたいなと考えているところでございます。
 3点目の保守経費のところなんですけれども、こちらに、追加の資料の2ページのほうに挙げておりますとおり、1億円を超える数字が載っている状況ではございますけれども、これには当然ハードですとかソフトウエアの保守ということもございますし、例えばこれ、あと、5年間維持していくための専門的な技術者のサポート、こういったものも含まれているために、こうしたような費用になっているところでございます。
 私からは以上でございます。


◯委員(嶋崎英治君)  わかりました。この保守費用というのは、交渉してどうにかなるものではないと、こういう数字なんでしょうかね。


◯番号制度担当課長(白戸謙一君)  この保守費用を含めました現在の経費につきましても、もしこの予算をお認めいただけましたら、実際、事業者等と交渉してまいりたいと考えますので、おっしゃるとおり、精査をさせていただきたいと考えております。


◯委員(嶋崎英治君)  ありがとうございました。次に、市民課窓口における混雑緩和策についてお伺いいたします。まず市民課の職員体制についてお伺いをしたいと思うんです。正規職員の数、全体の数ですね、それから正規職員の内訳で、正規職員、定年退職者の再任用職員の数、市政嘱託員の数、臨時職員の数。で、新たに臨時職員として採用されるということのようですけれども、そういったところに属さないその他の職員──つまり派遣とか、そういう職員というのは予定されているのでしょうか。それから、コンシェルジュ、案内係ということですけれども、この人の身分というのは臨時職員なのか、それとも、どこからか来てもらうとか、あるいは、再任用職員でやるとか、その辺のところ、どういうふうなことなんでしょうか、教えてください。


◯市民課長(大高俊彦君)  現在、職員については、私、課長含めまして市民課30名おります。再任用が8名おります。嘱託員が19名──これには、市政窓口の職員も入っておりますので、市民課ということでお捉えいただければと思います。
 御質問にありました、他の職員を考えているのかということですけれども、今回、この補正予算に出させていただきました臨時職員で繁忙期を乗り切るという形で考えております。実際、先ほど御説明をさせていただきましたとおり、3席、席を増設いたしますので、職員をそちらの増設される3席に配置をすると。そうすると、カウンターの中が薄くなりますので、そちらを臨時職員が対応するような形で今考えております。
 御質問の2点目のコンシェルジュについてですが、コンシェルジュにつきましては、これ、例えばきょう雇用して、あしたからコンシェルジュをお願いしますということは全くもって無理な話だと思っております。やはり窓口で、どのようなお客様が来られて、どのような手続があって、例えば申請書についてどのような記載をしなくてはいけないのかというのを丁寧に説明するというのが1つのコンシェルジュの使命だと考えておりますので、私どもの今カウンターの中にいる職員の中で、説明ができる方を配置をするように今は考えております。
 あと、済みません、1番目の質問で、申しわけございません、今回の補正予算に出させていただいておりますが、入力の委託ということで1名増員を予定しています。これは要は、受付の窓口を5席から8席にふやすということで、単位時間当たりの処理件数がふえますので、今も入力業務を委託しているんですけれども、追いつかない状況が想定されますので、そのために1名増員を、委託ということではございますけれども、予定をしております。
 以上です。


◯委員(嶋崎英治君)  ありがとうございました。市役所に初めて来て、どうしていいかわからないときに、助言があったりすると、安心して手続ができたりということがあると思いますから、そういう職員の配置だということで理解いたしました。
 次に、教育センター耐震補強工事に伴う代替施設改修工事についてお尋ねをいたします。アスベスト及び近隣対策なんですけれども、保健センターって東京都の保健所時代から幾らか手を入れたことはあると思うんですけれども、あれは竣工は何年だったでしょうかね。それから、内装を変える、あるいは壊すというところがあるとすると、アスベスト材の有無はどのような状況なのかということ。それから、どの程度の工事になるか、私、想像もつかないんですけれども、北側隣接にフィッシャー幼稚園がありますよね。幼稚園がね。だから、騒音とか、あるいは仮に壊したり何かするときに、アスベストということなんかがあったりすると、ちょっと問題になってしまうということもあるというふうに思います。
 工事がそんなに騒音が出ないということであれば、そんなに必要ないのかもしれないんですけれども、ということであれば、フィッシャー幼稚園など、近隣の皆さんへの説明というのはどういうふうになさっていくのでしょうか。とりあえずそれをお伺いいたします。


◯都市整備部調整担当部長・教育部理事(小泉 徹君)  まず保健センターの建築年でございますけれども、これは昭和44年の建築のものでございます。
 それから、工事といたしましては、主に現在の部屋を執務室に変えるということで、間仕切りの変更、それに伴う設備の──照明ですとか、そういったものの改修という形になります。したがいまして、基本的には室内の工事がメインになると考えております。
 アスベストにつきましては、いじるというか、手を入れるところの建材等についてアスベストがあるかというところの調査を行うということで、まだ最終的な報告まで上がってきておりませんけれども、工事に先立ちましては最終的な確認をして対応するという形になります。
 今回、基本的に室内での工事ということになりますので、さほど大きな騒音等が出るということは想定はしておりませんけれども、当然工事を行うに当たりましては、近隣の方にお知らせをするということはしておりますので、また丁寧な対応をしていきたいと考えております。
 以上でございます。


◯委員(嶋崎英治君)  ありがとうございました。お子さんの通う幼稚園ですから、室内作業ということなので、工事車両がそんな頻繁に出入りするということもないんだろうなと思いますけれども、安全に万全を期してやっていただければと思います。
 さらにアスベストの関係ですが、教育センターがそこで事務をとって、向こうの教育センターの耐震工事が終ればまた移るわけで、その後は更地にして売却予定ということだと思うんですが、その際にアスベストというものがあれば、本当に慎重な解体工事が必要になってくると思いますから、アスベスト対策については慎重を期していただきたいということを申し上げまして、次の質問に移らせていただきます。
 5番目、市民センター駐車場等整備事業についてです。駐車場予定地なんですが、1つは、これは会派同僚議員が一般質問もいたしましたけれども、予定地にある保護樹林というんですかね、それは何本あって、この計画で何本伐採していくのかということですね。それが1つ。
 それから、2つ目は、駐車場を相撲場のところにつくるということになりますよね。そうすると、庁舎建てかえ計画を一定程度拘束することにならないかということを心配をするんですが、あくまでも駐車場は臨時的なことであり、庁舎建てかえ計画をある意味じゃあ拘束するようなことがないのかどうか、これが1つです。
 それから、体育館を解体するということの説明がありました。解体するんですよね。その際も、アスベストについては、あるのか、ないのか。その工事は、あるとすれば、慎重を期してしなければいけないと思いますけれども、そこを教えてください。
 それから、駐輪場が不足する。雑木林のところとか、職員がとめている駐輪場がありますよね。それが今度、下連雀九丁目の市がお買いになったところにつくると、370台を予定しているということのようでしたよね。かなりの職員が、あそこ、出入りしますよね。そうすると、今ちょっとしたスペースになっているベンチがあって、何ていうんですか、緑地帯というか、ありますよね。それもちょっと削って通路みたいのをやらないとって、ちょっと気になるんですけれども、そこまで整備してやるのか、それともあの中に家屋がありますから、それを取り壊してそこに駐輪場をつくるということなのか、そこを教えてください。


◯契約管理課長(富永幹雄君)  ただいま御質疑いただきました項目のうち、保護樹林の本数と、それから、駐輪場の整備のあり方についてお答えを申し上げたいと思います。まず雑木林の樹木の本数等についてでございますが、現状約160本という形で一般質問の中でもお答えをさせていただきました。あわせて相撲場の周辺は約90本の樹木という形で御説明を申し上げたところでございます。このうち、約90本程度の樹木について伐採の対象となっているという状況でございます。
 引き続きまして、今回新たに整備を予定しております駐輪場の整備のあり方についてでございますが、こちらにつきましては、既存建物の今回解体を予定をしておりますが、そちらの敷地の中に駐輪場を整備させていただくという形で現在のところ想定をさせていただいているところでございます。
 以上でございます。


◯都市再生推進本部事務局総務担当課長・総務担当課長(向井研一君)  私からは、まず市民センター駐車場等整備関連の事業が庁舎の建てかえに影響はないのかということでございます。今年度から庁舎建てかえについての検討チームを立ち上げまして、ことしの4月の熊本地震によって市役所の機能というのが非常に大事であると、災害時における機能というのは非常に大事ということで、庁舎建てかえに向けての取り組みもスピード感を持ってやるということで進めてきているところでございます。
 その中で、この市民センターの中でどのような形で今後施設を再配置していくかというところについては、やはり重要な視点だと思っております。まず駐車場につきましては、来年4月にオープンを予定しております三鷹中央防災公園・元気創造プラザの整備もございますので、それに必要な附置義務台数を確保するため、そのために暫定的に今現在の相撲場の跡地に暫定駐車場、さらには平成29年度以降は、体育館や福祉会館を解体した後に、そこに駐車場を整備するなどをしていくということで、段階的に行っていくわけでございますけれども、和洋弓場、また駐輪場の整備に関しましては、これはまさに今回繰り越しをさせていただいたということにもございますけれども、今年度そのように庁舎建てかえの検討を非常に活発に議論をしているところでございますので、その中で、市民センターの中の配置計画も、学識の先生方にもいろいろと知恵を出していただいて、そういったものも検討の中で踏まえるということで、今年度の中で設計を済ませてしまうのではなくて、来年に延ばしたと、来年にまで繰り越したという経緯がございます。
 ということで、庁舎建てかえ計画については、やはりそれを視野に入れながら、今後市民センター内の配置計画を進めていきたいということを考えているところでございます。
 次に、体育館等の今後のまた段階的に整備を行っていきます解体などについてでございますけれども、これにつきましては、今年度、来年その予定をしています体育館の解体の設計業務を行っているところであります。その中で、アスベストがあるか、ないかということも調査をしております。一部アスベストがあるということは確認しておりますので、来年解体をする際には当然適切に対応できるように進めていきたいと思っております。


◯委員(嶋崎英治君)  新たにつくる駐輪場なんですけれども、あそこがアプローチですよね、そこの家屋があるところまで行くという。先ほど言いましたけれども、ちょっと狭い。職員が、かなりの台数、あるいは公用車もということになりますけれども、そこをアプローチのところの通路を拡幅するという予定というか、計画ではないという、そのままということなんでしょうか。


◯都市整備部調整担当部長・教育部理事(小泉 徹君)  北側のところにはバスベイの中に通路のように入っている部分と、あと、バスベイの西側のほうに通路が2つございます。今回、バスベイの中にある通路につきましては、あそこのバスベイの中の植栽等もありますけれども、あそこを改修する予定はございません。
 西側の通路の部分につきましては、一定程度きちんとした道路整備も視野に入れて調整に入っていきたいと考えているところでございます。


◯委員(嶋崎英治君)  ありがとうございました。やっぱりあそこの西側の通路を少し広げないと、安全性がなかなか難しいかなと思いますので、よろしく御検討のほどお願いしたいと思います。
 次に、6番目の質問、認可外保育施設等利用助成事業についてお尋ねをいたします。認可外保育所の利用者負担についてなんですけれども、保護者の負担というか、利用者の負担でマックスでどのくらいなのか、それから、一番低いところでの利用者負担というのはどのくらいなのかということを教えてください。
 それから、今回、都の補助が1月、2月、3月、3カ月ということになるんでしょうかね。それ以降も継続して都の補助事業はあるということなのでしょうか、それとも単年度のこれだけなのでしょうか。その2点を教えてください。


◯子ども育成課長(齊藤 真君)  認可外保育所利用者助成についてお答えします。マックスというのはあれですかね、他市の利用助成金のマックスということですか。じゃなくて。
             (「利用者負担について」と呼ぶ者あり)
 利用者負担ということですね。わかりました。
 認証保育所のほうは、今のところ、施設によってばらつきはありますけれども、大体一番高いところ、8万円ぐらいになります、一月当たりですね。低いところであれば、6万円台、6万前半ですかね、そういったところで、今のところ、月の保育料が、認証保育所、なっております。
 それから、終わりの時期、都の補助金の時期ということですが、今のところ、東京都は平成31年度までこの補助を継続するとしておりますので、一応期間限定ということで今のところは考えております。


◯委員(嶋崎英治君)  ありがとうございました。マックスで大体8万円だというようなことの説明がありましたけれども、土曜日使うとか、あるいは延長、通常の保育時間より延長するということになると、実はもっとかかるのではないかなと思うんです。私の知り合いでも土曜日に利用をしたら13万何がしになったとかという人もいて、夜間、いろんな都合で延びた場合には、その割り増しというのがあって、なかなか大変なんですということでした。私のそういう認識で、齊藤課長、間違いないかどうか、教えてください。
 それから、東京都は、2019年度までの期限つきということですけれども、1回こうしたものを切られちゃあ困るよね、本当にね。そこのところは私も、半永久的に、そういう待機児解消ができればなくなっていくのかもしれませんけれども、その時期までになくなる、解消するというのはなかなか考えられないと思いますので、頑張ってほしいなということをこの点については申し上げておきます。


◯子ども育成課長(齊藤 真君)  先ほど私が申し上げた金額については、月220時間ということで、11時間介助、11時間の金額になりますので、そのほか、延長保育だとか利用すれば、やはり金額的にはそういったことで高くなっていくということです。
 以上です。


◯委員(嶋崎英治君)  わかりました。いずれにしろ、認可保育所に預けられている保護者の皆さんより負担額が大きいという計算になりますよね。そして、時間外とか、そういうことになれば、もっとかさむということだと思うんです。これは私はかねてから申し上げて、市にもお願いしていることなんですけれども、認証保育所、駅に近いところがあったり、交通の便がいいところというところで、園庭がないけれども、勤務上そちらを選んでいる人がいるということだと思うんです。そこで、認可保育所利用者の保育料算定というのがありますよね。それを認可外保育施設利用者に適用して、今回市の1万プラス都の1万で2万円になりますけれども、負担がそれくらいになるように、市の補助というんですかね。入れないわけですよ、施設がなかなかなくてね。だから、そういうふうな認可保育所に預けていらっしゃる保護者の皆さんと同じような負担になれば、それだったら、私は今ちょっと遠いところの認可保育所だけど、駅前に移って、勤務に、通勤に便利にしたいという人が出てくるのではないかなという、そういう誘導策があるんじゃないかなと思うんですが、市としては、そういう認可保育所利用者の保育料を算定しながら補助金を改正していくという考え方というのはないんでしょうか。


◯子ども育成課長(齊藤 真君)  今回、そういった1万から2万に引き上げまして、認可外保育施設との保育料の負担の差額を少しでも軽減するために行いましたが、これについては、今回都補助金の活用をしながらやっていきたいなと考えております。また、認可保育所の保育料につきましても、国基準から比べますと、実は東京都、かなり抑えられていますので、その辺、認可外保育料とのバランスを考えながら、保育料については今後検討していきたいと思っています。


◯委員(嶋崎英治君)  次に7番目、旧高山保育園の解体工事についてお尋ねします。アスベストの有無はもう確認されているとは思うんですが、どのような状況でしょうか。それから、解体に伴う近隣住民への説明会、それはどのように行うのでしょうか。
 以上、2点です。


◯都市整備部調整担当部長・教育部理事(小泉 徹君)  今回の解体に先立ちまして、アスベストの調査を実施しておりまして、一部アスベストを含有させているものがあるということは確認をしておりますので、解体に当たりましては適切な対応をとってまいります。
 また、近隣への説明でございますけれども、今回補正が認められて、業者が決定した後に、工事の段取り等々を整えまして、検討いたしまして、その上で行いたいと考えております。
 以上でございます。


◯委員(嶋崎英治君)  わかりました。あるということなので、解体工事に当たって、近隣住民の皆さんが、そういうものを解体しているんだなということのわかりやすい表示を解体作業のところにしてほしい。小さくじゃなくて、大きく、アスベスト含有物解体作業中ということで、吸い込まないようにすることが一番大事ですから、そういったことについてはお考えでしょうか。


◯都市整備部調整担当部長・教育部理事(小泉 徹君)  大気汚染防止法の中でも、アスベスト調査を実施をして、その結果を掲示するようにということが法的に定められておりますので、その法にのっとった表示を行いたいと考えております。
 以上でございます。


◯委員(嶋崎英治君)  それを、だから、わかりやすくね、誰が見てもわかるようにやっていただければと思います。
 次に8番目の質問です。東部水再生センター長寿命化業務等委託事業についてお尋ねします。2014年、2015年の決算で、ここは緊急を要することということで、附帯意見ということでつけさせていただきました。このことをやらないと、水再生センターなり、井の頭のあれがどういうふうになっちゃうのかということ、その急迫性というのがやっぱりあるのではないのかなと思うのと、これを完了すれば、次の東部水再生センターの補強というか、維持していくための工事というのはほぼ終わるのかどうか、ここを2点お尋ねします。


◯水再生センター担当課長(増田俊也君)  2点ほど御質問がありました。長寿命化計画をやらなかった場合はどういうふうになるかということと、やって、その後どうなるのかということでありますけれども、まず最初に、長寿命化計画をやらなかった場合ですけれども、この長寿命化計画に入っている施設というのは、処理場からいくと、水処理、汚泥処理に重要な、壊れた場合、影響を与える施設をやっているということなので、こちらが壊れると、水処理、汚泥処理にかなり影響を及ぼしまして、川に悪い水が流れたり、極端に言えば、流入制限をするというようなところも出てくる可能性もあるということであります。
 また、長寿命化計画をやった後どうなるかということなんですけれども、施設というものは、やっぱり先ほどお話があったように、耐用年数というのがありますので、何年かすると、また長寿命化をするというのは、計画は出てくるということであります。ただ、東部水再生センターにつきましては、流域編入というところもありますので、そこら辺のところも検討しながら、次回の長寿命化計画も検討していきたいと考えております。


◯委員(嶋崎英治君)  わかりました。今回これによって本当にこれがちゃんとできれば、かなり補強ができるというか、水処理と汚泥、よくできるという。ただ、これでまた経年していくとあるので、今後もそういう計画が必要だということだと思います。認識いたしました。
 9番目の質問ですが、そこ行く前に、10番目に言った介護保険事業特別会計の補正について先にお尋ねをさせていただきたいと思います。保険の余剰金を積み立てていくということですよね。保険というと、余剰金を加入者に返していくということが保険の大きな建前ですけれども、この余剰金をどう使っていくかということが私どもの関心事であるわけです。それが低所得者の負担軽減になっていくとか。今度、要支援1、2が市の事業になっていきますよね。そうした場合に、介護保険事業特別会計というのは、そちらのほうに支出をしていくということが可能なのかどうかということですね。だから、そういう余剰金を、所得の再分配機能を働かせていって、低所得者の人たちの負担あるいは利用料の軽減につなげていってほしいなと思うのと、それから、要支援1、2にその積み立てを支出していくということは可能なのかどうか。その2点です。


◯高齢者支援課長(古園純一君)  2点御質問いただきました件について回答させていただきます。
 まず介護給付費準備基金の積み立てでございますけれども、こちらは、原則として3年間の事業費を見込んだ上で、保険料というのは事業期間中に引き上げるということが原則できませんので、3年間の中で中間をとるような形で保険料を設定させていただきます。その間給付費は上昇していくという考えで設計されておりますので、1年目は給付費に対して保険料が多く入ってきている。2年目はとんとんになる。3年目は、給付費のほうが多くなりますので、その分積み立てておいた基金から取り崩して保険料の収入の補填をするという制度でございます。
 今回第六期の介護保険事業計画をつくるときに、保険料の算定もさせていただきましたけれども、その中で、前期、第五期に出ていました余剰の基金を活用するということを行いまして、第六期におけます保険料の引き上げ幅をそれほど上がらないように圧縮するために活用させていただきました。それによって、本来、大体1億で70円ほどの引き下げ効果があるとそのとき計算しておりましたけれども、その形で上昇の抑制を図ったところでございます。
 また、それらの基金を低所得の方に使うということでございますけれども、一応保険料の使途については割合が決まってございまして、特段所得の低い方々についてその分を支出するということはできませんけれども、地域支援事業について、先ほどもお話しいただきました、要支援の方の通所と訪問のサービスにつきまして、地域支援事業に移ってまいりましたけれども、地域支援事業の中にも保険料は使うことができるようになっておりますので、その分は保険料の抑制のほうでは低所得者の方に、基金を活用して引き下げの効果をもたらしていると。事業につきましてはそういった形で保険料を使わせていただいているということでございます。


◯委員(嶋崎英治君)  仕組み、わかりました。ありがとうございました。次に、最後の質問でありますけれども、「太宰治文学館(仮称)」及び「吉村昭書斎(仮称)」整備事業費についてお尋ねしたいと思います。
 吉村 昭さんが亡くなったときに、実は三鷹市の内外から吉村昭文学記念館というものをつくろうという声があったと思います。当時、お連れ合いの津村節子さんが故人の遺志として、派手というか、そうした記念館のようなものをつくることは好まないと。質素でつつましくありたい旨の発信をしていたというふうに私は記憶しているんです。大好きな作家で、誰が好きだと言われれば一番最初に吉村 昭さんを挙げるくらいに私は大好きな作家なので、そういうものがあったらいいなとは思う1人ではあります。その後、荒川区が吉村昭記念文学館をつくることになり、いろいろな人の意見や知恵を結集して、時間をかけて検討して、2017年4月、来年の4月にいよいよオープンということになったわけです。
 具体的な質問なんですけれども、当時の津村節子さんが言われたことを記憶されていらっしゃる方いらっしゃるかと思いますけれども、当時述べていた意向と現在は変ったんでしょうかね。そこのところを教えてください。
 それから、整備事業費は全体で2億から3億弱ぐらいかかるというふうに想定していると聞いておりますが、整備事業費全体は幾らになるというふうに試算をされているかということですね。
 次に、ランニングコストというのがこの施設はかかっていくと思います。これはどのように見積もられているのでしょうか。この3点をまずお聞かせください。


◯副市長(内田 治君)  私からは1点目の津村さんのお気持ちはどうなんだというところですね。実は、今回こういう形で補正の御提案をさせていただくというようなことも、いわゆる記者会見のタイミングですね、そこで御一報は当然入れて差し上げております。その前後にも、今回名誉市民として表彰なされたときにもお祝いを申し上げるような形でお会いする機会もあったんですけれども、そのときのやりとりから今の御質問にお答えするとすれば、津村節子様いわく、吉村は大きな施設になって後々それを管理する方々に御負担を強いるようなことは本意ではないというようなことはおっしゃっていたということを重ねてお話ありました。
 それで、今回、太宰治文学館と、それと別棟の形で、書斎として現在お住まいの中に残っているものですね、それを移設という形で三鷹市が、自分がまだ歩いて近くに行けるような範囲のところで整えていただくようなことができるのであれば、質素な形で、もちろん先ほど申し上げたとおり、解体して建て直すといろんな制約があると思うんですけれども、決して華美なものという……何といいましょうかね、御迷惑をかけるというような大きなものになるというようなことは思ってはいらっしゃらないので、そのままのような形で残してくれたらありがたいなというようなことをおっしゃっていました。
 一方で、荒川区の今お話があった施設については、大層立派な建物の中に、上からのぞき込んで見えるような、いわゆるレプリカという言葉を繰り返し使っていらっしゃいましたけれども、そういう形で再現をされるものができるんだけれども、三鷹においては、当時のものがそのままの風情で残ればいいと。そういうことですから、お心変わりがあったということでは決してないなというふうには思っております。その他については補足をさせます。


◯企画経営課長(平山 寛君)  整備事業費の総額等についてどのようにという御質問にお答えしたいと思います。現在提案させていただいている補正予算につきましては、基本プランと基本設計、実施設計の予算でございます。それに加えまして、整備事業費。これから、基本プラン等で設備の規模ですとか構造ですとか決まっていく中で、なかなか確定的なことは当然申し上げられないわけですけれども、おおむね工事整備費としましては2億5,000万円から3億円程度かかるのではないかというふうに考えているところでございます。
 また、ランニングコストにつきましても御質問がございました。こちらにつきましても同様、これから施設の内容について検討していきますので、現段階では試算しているものは全くないわけでございますけれども、有三記念館が大体延べ床面積で、財産調書によりますと420平米程度の施設ということで、人件費等含めまして予算ベースで大体3,400万円程度かかっているということが1つの目安になるのかなと考えているところでございます。


◯委員(嶋崎英治君)  わかりました。全てのことがある意味ではこれからのプラン、設計ということにかかってくるんだろうと思うんですね。ランニングコストも当然のように試算をしていないし、これからだと。参考になれば山本有三記念館ですかね、あそこが420平米で3,400万円ということなんですが、私たち、この提案を受けたときに唐突感というのを免れないんですよ。第4次基本計画に顕彰事業云々ということがあったり、それから、施政方針でも三鷹ゆかりの文化人の顕彰事業を推進しますということで148万7,000円組んでいたということは承知をしているんですが、井の頭公園開設100年ですか、それから太宰治没後70年の時期にということについては私も理解しないではないんですけれども、どうしてこの時期なのかということがどうしても払拭できないんです。
 なぜかと言えば、子どもの貧困や保育所及び学童保育所の待機児を解消してほしいという切実なる声があるし、市長も何とかしたいということを熱を持って語られるわけですよ。だから、市長はあれもこれもできるということはない、選択なんだと、こういうことをよく言われるわけですね。三鷹市は元気創造プラザの建設に伴う借金、それから、その後の維持管理費などを考えると、今は建物を建てる時期なのかということでは本当に疑問視せざるを得ないというのが私の率直な気持ちです。
 さらに吉野委員から問題提起がありました。2020年東京オリンピック開催のための施設建設による部材の高騰というのも予測できるんじゃあないのか。そして、時間をかけて専門家、学者、市民、関係者などの意見を聞いて、時間をかけて構想を練ってプランの実行に移るべきではないか。私もそう思いますよ。命にかかわることでしたら、本当に何を置いてもしなければいけない。たまたま100年、70年という、やりたい気持ちはわかるけれども、これが1年、2年、あるいは東京オリンピックが終わって後からということであっても、私はいいのではないかなと思います。
 これを引っ込めろと言ったって、1回出したものを引っ込めるというのはなかなか難しいと思うんですが、この間、文学館構想というんですかね、議会のほうでも行政報告受けてきたわけでもないわけですよ。本当に今回突然というのが正直なところですから、予算は決まるでしょうけれども、市民及び議会の本当の理解を得るためにも、実行は凍結をして、練り直すと。しかも、三鷹市にはこのお二方だけじゃあなくて、お近くの三木露風さんもあったり、宮さんという人も玉川上水べりにいらしたり、それから、いろんな文学者、あるいは児童文学者、童謡作家などいらっしゃるわけですよ。じゃあ、そういったものはどうなるのということになったら、やっぱり人間が歩んできた文学、そして三鷹にゆかりのある人で、総合的に練り直してやったほうが私はいいのではないかというふうに本当に率直に思うんです。だから、ある意味では場合によっては凍結して、もう1回練り直すという考えは必要ないのかどうか、そこを確認したいと思います。


◯副市長(内田 治君)  今、唐突感があると、こういうような御指摘、そして、行政報告等々なかったねということで、おっしゃるとおり、この間、委員会への行政報告等というのはなかなかお伝えをするタイミングというのがなかった。それはお察しをいただければありがたいんですけれども、本日の資料に追加資料でお示ししたように、一定の関係者からの思いを寄せていただいた後に、東京都の土地でありますから、何よりもそこの立地の可能性については、丁寧に協議を重ねて、いろいろな話し合いを折々に継続をしてきたと。そういう中で、関係者からは、一体これはいつ実現するのかなというような思いも折に触れてお示しをいただいたこともある中、東京都においても、三鷹市の考え方や事業の必要性について話し合いを重ねる中で理解を、我々から見れば深めていただいたというような進展が見られましたので、そういう中で、結果的にこのようなタイミングでお話を進めさせていただくという形になった次第であります。
 それで、今、三鷹には多くの文人、その他さまざまな文化的な資源もある。それはよく存じ上げております。私も昔、広報課時代に文学をテーマにしたビデオなどをつくっておりまして、宮 柊二さんの奥様にお会いしたり、いろんな経験があるので、多くのすばらしい方々がいらっしゃるというも存じ上げております。ですから、仮に今回のような事業が前進をして、特に吉村さんのほうは書斎の移築、再築という形になりますが、太宰 治の文学館のほうは、太宰 治の常設のさまざまな展示をメインにしながらも、今までお話をしてきている中では、施設の中に複数置かれることになるでありましょう展示の一定の空間については、地域にゆかりのさまざまな方々の企画展などを繰り返し回していくというような、そういうようなことも当然意識をしながら進めていこうと思っております。
 ですから、唐突感があるということについては、今申し上げたような事情の中で、これ、なかなか話が前進しなければ、まだ御提案するということもできなかったわけですけれども、先ほど別の委員さんの御質問に答えたとおり、いろんなこの事業を進めるために必要な方々のそれぞれの御事情というような思いとかも受けとめた中で、私どもが進めるタイミングが今が一番だと判断をさせていただいたところです。
 ですから、時間をかけて、それから、練りに練って有識者の方やいろんな方の考えも聞きながら進めよということは、それはまさに一理あるところでありますから、お叱りを受けるかもしれませんけれども、年月の中での時間のかけ方というよりは、短い時間の中であっても、この事業に関する話し合いを重ねる、実質的な時間をしっかりと担保していく中で、短期間においても濃密な議論をして、さまざまな御意見を重ね合わせながら事業は前に進めていきたいと、このように考えております。


◯委員(嶋崎英治君)  ある意味では粛々と進めていくという答弁だったのかなと思うんですけれども、この質問をする前に申し上げたように、三鷹市の今の置かれている財政状況や市民の置かれている生活状況等からいったら、やっぱりこれは首を縦に振れないですよ。だから、それは一度こうやって基本計画にのっとって、その中でやってきたということはあるのかもしれないけれども、私としては、ある意味では凍結というか、つくりたいという意向もわかるし、私もあったほうがいいなとは思うけれども、今はその時期ではない、ほかにやることがあるだろうと、やらなければならないことが、ということを申し上げておきたいと思います。
 ですから、市長は選択を間違ったと私は申し上げて質問を終わります。


◯委員長(石井良司君)  他に質問ありますか。


◯委員(寺井 均君)  それでは、よろしくお願いします。一般会計補正予算について、太宰治文学館ですけれども、種々質問がありましたので、大体は理解させていただきましたけれども、施設概要の(3)になりますけれども、山本有三記念館や三鷹の森美術館との回遊性や公園内での滞留性を図っていくということであります。ここに来ていただいて、関連施設なんかを回っていただいてということも大事だと思うんですけれども、地域振興、商工振興、これも大事なのかなと思うんですけれども、それを図るための地域の方との話し合いとか、商工会との話し合いも大事になってくるのかなと思うんですけれども、今までそういう協議が、こういう形で──さっきの言葉で言うと唐突に出てきましたので、なかったかと思うんですけれども、これからどういう形でそういうものを進めていただけるのかどうか、お聞きしたいと思います。
 それと、市民課窓口における混雑緩和策ですけれども、内容的にはわかりました。3月から5月期に正面玄関、正面のところに臨時待合スペースを設置されるということで、このスペースというのは、よくいろんなイベントといいますか、相談コーナーをつくったり、いろいろあったかと思うんですね。3月から5月にかけて、3月、4月、5月、定期的にやっている、毎年やっている団体さんなんかもあったんじゃないかと思うんですけれども、そういう方たちへの説明というのはもう終わったのか、今後されるのかどうか。それができなくなったことへの対応というのは考えていただけるのかどうか、お聞きしたいと思います。
 三鷹市多世代交流センターの件ですけれども、今まで学童という名前が、児童館という名前がついていたので、児童の方や小学生が中心だったのかなと思うんです。これが広くなって、いろんな方に活用していただくことがさらに進むのかなと思うんですけれども、それに伴う、中学生、高校生、それ以上の方が今までより多く来られることによって、児童との新たなトラブルというんですかね、今まで使えたところが使えなくなったとか、やりづらくなったとか、そういうこと、新たなるトラブル、何か想定されていることがあるのかどうか、それに対する対応を考えていらっしゃるのかどうか、ちょっとお聞きしたいと思います。
 あと、教育センターの耐震補強ということで、先ほどいわゆる内装が中心ということで、本当は極力そのままで何とか使える部分は使っていただいて、余り経費かけないで、余り長く使うものではないのでやっていただきたいなとは思っているんですけれども、3,600万円余ということで、それなりにかかる。これを平成29年秋から平成31年春ぐらいまでは使っていただく。これだけ、3,600万円余をかけて、その後の使い方というのは何か見通しているものがあるのかどうか。もうその後は建て壊しになっちゃうのかどうか、その辺の考え方がありましたら、お聞きしたいと思います。
 下水道事業特別会計に関しては、後から出てきた追加資料と今までの答弁でわかりましたので、こちらのほうは結構です。
 最後、介護保険事業特別会計ということで、金額的にはそれほど大きいものではないんですけれども、地域支援事業交付金。国庫支出金と都支出金でまた同じ地域支援事業交付金の過年度分の精算があるわけですけれども、平成27年度以降、制度改正があって、それまでの介護予防事業、包括的支援事業に加わって、新しい総合事業とか、新しい包括的支援事業分ということで、新上限が加わったということで、これに反映されたものがこの中にあるのかどうか、お聞きしたいと思います。よろしくお願いします。


◯副市長(内田 治君)  私から冒頭の文学施設の関連の御質問についてお答えをしたいと思います。御質問の趣旨は、地域振興、商工振興というお言葉がありましたけれども、もう少し今後の具体的な展開を考えますと、観光の側面からいろいろな連携というものが主なテーマになってくるかと思います。
 質問委員さんも御案内かと思いますが、これまでも地域の商工会の皆様などを中心に観光協会とも連携をしながら、地元の名品ということで、TAKA−1なんていうのをやってきておりますけれども、その中にも太宰 治さんをモチーフにしたような幾つかの商品というのはこれまでにも開発をされて、販売をされたりはしてきております。
 ですから、これからもそういう地域に外から来られる方、もちろん三鷹市民の方も最も身近になっていただくわけですが、内外から来られるお客様に向けた新しい商品の開発というものも当然皆様に御相談をさせていただくことになろうかと思いますし、先ほども申し上げました、今後考えていくことになると思われましょう、パスポートみたいなものを通じて三鷹の駅前などを含めて回遊性をもって楽しんでいただく。そういったときに商店等の利用などの連携の仕組みとか、そういうところは地域の商店会の方々、ぐるっとまとめれば商工会の皆さんといろいろな知恵を出し合って、これをまた1つの展開にどうつなげていこうかということで話し合いを深めてまいりたいと考えております。


◯市民課長(大高俊彦君)  待合スペースを移設するに当たって、既存、いろいろな展示等が行われているので、どのようになっているかという御質問に対してお答えいたします。この件につきましては、こういった混雑緩和策を行うことを想定しまして、実は総務部契約管理課とも連携を図って調整をさせていただきまして、現在3月から5月の予約は入っていない状況になっております。
 以上です。


◯子ども政策部調整担当部長(和泉 敦君)  多世代交流センターの中高生の利用の機会の増加に伴うトラブルの増加等が予想されるかというような御質問の趣旨かと思いますけれども、現状でも児童館そのものにつきましては、対象年齢としては18歳までという形ですので、高校生までという形が利用の形態になっています。ただ、基本的には小学生ぐらいまでの利用が多いということがございます。ただ、時間帯としましては、当然、今、午前中につきましてはひろば事業等、乳幼児、その保護者の方々が多く利用されていると。小学生につきましては、特に低学年なんかは学校が終わった後の時間帯と。中高生につきましては、当然授業時間等も長いですので、利用する際につきましてもやはり夕方が中心かなという形で、利用のニーズ的にも中高生については少ないような状況でございます。
 今後、今、西児童館でも「Youth Time 7」という形で、夕方5時以降の時間帯等で中高生の事業を行っております。そういう形では、時間帯もしくは施設の利用状況、場所のシェア、そういうものを含めまして、中高生の利用、そういうことで活用していきたいと。トラブルにつきましても、そういう形で回避ができるような形かなとは考えております。
 以上でございます。


◯総務課長(高松真也君)  教育センターの耐震補強等工事に伴います代替施設を使用した後ということでございます。現在の総合保健センターにつきまして、平成29年の秋ごろから2年間程度代替施設として使用をする予定でございます。
 使用後ですけれども、現在の総合保健センターの用地の一部についてもお借りをしているという状況がございます。平成31年度の後半に解体工事の後、地権者にもお返しをするというような予定でございます。
 以上です。


◯高齢者支援課長(古園純一君)  介護保険事業の今回の補正につきまして御質問いただきましたので、回答させていただきます。地域支援事業の精算の中に新しい上限の分が含まれているかという御質問でございましたけれども、一部、平成27年度から始めた事業がございまして、その分については新上限で対応しているものがございます。
 以上でございます。


◯委員(寺井 均君)  御答弁ありがとうございました。文学館、地域振興、商工振興ということで、今もやっぱりジブリを中心に人が来て、吉祥寺から来たり、三鷹から来たりというのがあった中で、なかなか商工振興、地域振興ということに結びつかない。太宰に関しても、サロンとしていただいてということはあるけど、なかなか地域振興という部分で難しいことがあって、これに関しても、三鷹市に来ていただく方は当然多くなっていただけるんじゃないかなとは思うんですけれども、その辺のところがどこまで地域の活性化、商工の活性化に結びつくのかということで、内外商品の開発も新たにできるということもありますので、その辺、関連の方たちとしっかりと協議していただいて、そのほうの方向性、明確にしていただいて進めていただければなと思いますので、よろしくお願いします。
 市民課窓口のところで、5月まで予約が入っていないということで、とらなかったから入っていないんだと思うんですけれども、実際、本当は使いたかった方もいらっしゃると思いますし、定期的にこの期間にやっていただいた団体さんもあるかと思うんですね。それが、じゃあ、こういう形で使ってくださいというアドバイスとかがあったのかどうか。こういう場所で逆にとってあげたとか、そういうことがあったのかどうか聞かせていただきたいと思います。
 それで結構です。よろしくお願いします。


◯契約管理課長(富永幹雄君)  ただいまの御質疑に答弁をさせていただきます。実際には、スポーツと文化財団の連携を仰ぎながら、例えば代替案として、さんさん館の施設を御利用いただいて、そこで展示をしていただくですとか、また教育委員会との連携を図りまして、例えば図書館で展示をやっていただくというような形で、場所を移っていただくというような調整は今回も実際には実施をしております。そういった形で一定の協力を仰ぎながら、今回、繁忙期対応に向けてスペースを確保したという状況でございます。
 以上でございます。


◯委員(寺井 均君)  ありがとうございます。そういう形で対応できたということで理解をいたしました。
 あと、介護のほうですけれども、今回、新しい包括支援事業分ということの新上限がありまして、三鷹市でも進めていた認知症施策ですとか、地域ケア会議の推進とか、そういうことは盛り込まれているということで、地域の実情や取り組みの進捗度合いに合わせて標準額を超えることも可能ということで、特に平成28年度を含めた形でこの部分の事業というのは拡大されて、その部分の予算というのは今後というか、これからふえていくのかなと思うんですけれども、その辺の考え方はどうでしょうか。


◯高齢者支援課長(古園純一君)  平成28年度からいわゆる新しい総合事業に三鷹市は移行しまして、通所や訪問サービスの要支援の方に対する事業についても地域支援事業で行うという形になってきておりまして、それらのニーズがふえていけば、当然事業費のほうはふえていくという形でございます。現在のところ、国の定める基準額の枠の中にはおさまっている状況ですので、執行状況等を勘案しつつ、適切な対応を図っていきたいと思います。


◯委員(寺井 均君)  ありがとうございます。認知症施策ですとか、地域ケア、三鷹市も一生懸命今その事業を進めているところなので、ある程度その部分の上限を多少なりともふやしていただけるような施策が出ていますので、うまく使っていただいて事業を進めていただければと思います。ありがとうございました。


◯委員長(石井良司君)  委員長を交代します。


◯副委員長(寺井 均君)  委員長を交代しました。


◯委員(石井良司君)  今少子高齢化という社会の状況の中にあって、今回は還付金が出て、予算よりふえたから、ふえてやったんだけれども、結局、それは使わないで返還しますよという内容なんだけど、これ、今後の高齢者の状況というのかな、推移というのはどういうように考えているのか、お聞きをしておきたいと思います。


◯保険課長・納税担当課長(野々垣聡子さん)  今委員おっしゃられました、こちらの還付金に関しては、もともとこれは国民健康保険ですので、75歳未満の保険料を一旦払った方が、還付と申しましても、例えば社会保険のほうに移行されたということで、過払いになった保険料をお戻しするということになります。しかもここでは過年度分でございますので、これ、平成27年度部分でございますから、平成27年度の保険料を還付するに至った場合のことを差し上げているところでございますが、高齢者……。
           (「高齢者と還付金の推移の考え方」と呼ぶ者あり)
 失礼いたしました。国庫支出金の超過収入額返還金のことでございますよね。ここの部分で、高齢者に関して今後の推移ということでございましょうか。済みません。質問の意図をしっかり読み取れなくて大変申し訳ないんですが、今後の国民健康保険の被保険者の中で高齢者がふえるかどうかということでよろしゅうございますか。


◯委員(石井良司君)  どのように今後試算していくのか、考えていくのかということです。


◯保険課長・納税担当課長(野々垣聡子さん)  済みません。75歳未満になりますので、端的に言えば70歳から75歳未満の前期高齢者のことになるかと思いますが、どちらかというと増加している傾向はございます。その方たちが今度はさらに75歳以上になられますと、別の制度のほう、後期高齢者医療制度のほうにお移りになられるんですが、どちらにしても増加というふうに考えるところでございます。具体的な数値等、そこまでの試算に至っておりませんけれども、そういった傾向は私ども把握しておりますので、そのように今後も考えていきたいと思っております。
 以上でございます。大変失礼いたしました。


◯委員(石井良司君)  はい、わかりました。要するに、今後支払えない方も多くなるし、こういう状況、こういう過払い金なんかも出てくるし、こういうのはしっかり何らかの方法で精査していけないかなという、そんな思いがありましたので、質問させていただきました。
 次、吉村 昭とあと太宰 治なんですけれども、今ここで文学館をつくりますよということと、それと、あと、文学サロンが今現在あって、またもう一つは、少し違うけれども、太宰 治の文学賞というのがあるんですね。今3つありますよね、関連しているのが。ただ、これ見ると、この3カ所というのは、2カ所と1つの賞というか、それぞれ事業目的といいましょうか、多少異なるんですよ。
 ですから、こういうものを太宰 治についてやっていくんですから、何らかの集約したものがあってしかるべきだと思うんですけれども、今回の文学館については、今まで皆さんからいろいろ質疑あったけれども、少し言い方失礼かもしれないけれども、拙速かなという気はします。それと、相手の方が高齢者になったからということで、そういう考えもあるんでしょうけれども、やはり行政がやることですから、税金を使ってやることですから、そういう情というか、そういうものについてはある程度抑えて事業をすべきかなという、私はそんな思いがします。その上で、ここまで進んできて、過去の経過も先ほど聞きましたので、どうなのかなという気持ちはあります。ただ、今後行うに当たって、来年は太宰 治没後70年ですね。それで、太宰治文学賞というのは、ことし33回でしたかね、ですから来年34回になるのかな、そういう1つの節目というか、そういうことになってくると、こういうことについては、例えば三鷹市で、市内でやるとか、そういうような1つの方向性を、私、持っていただきたいなと思う。今までは都内でやっていたけれども、筑摩さんと共同で。でも、それは三鷹市内で私はやっても十分できると思うんですよ。まあ、会場の問題あるから。最初は文学館ができるということで、これは当然三鷹で文学賞ができるのかなと思いましたが、この規模ですと少し小さ過ぎるのかなという思いがしますので、当然できないと思うんですが。そういうことを含めて、今後の文学賞のあり方とか、要するに、太宰 治というものを3つに分けるのではなくて、やっぱり1つのものにしっかり集約的なものにして、将来見据えていくべきだという思いがありますので、そういう点も含めて、70周年にはどうするのか。まず1つ言うなら文学賞。今後の太宰治文学賞は三鷹でずっとやっていくとか、やっぱりそういう方向づけというのは必要だと思いますので、その点について副市長から御答弁いただきたいなと思います。


◯副市長(内田 治君)  文学施設の件で重ねて御質問をいただきました。お話しいただきましたとおり、これまでも太宰治文学賞の会場については、三鷹市側の思いというのは、市民の声もしかり、それから市議会の皆様からの御指摘も含めて、関係者にはきちんとこれまでも伝えながら働きかけしてきたところでありますけれども、長い歴史と経過と、それからさまざまな出版の業界の皆さんのいろいろなお考え方の中で、これまでの会場、もしくはそれに類するような会場ということで取り組んできた経過があります。
 しかしながら、今お話しいただきましたように、今後この事業が、お認めをいただく中で、着実に推移していくことができ、そしておっしゃられたような没後70年というような節目の年が近づいてくる、それを迎えるというような折に当たっては、今まで以上にもう一度三鷹との、例えば文学賞については御縁を、会場のあり方などについて問題提起などをまた強くさせていただきながら、将来のこういう核となるような施設ができた暁の今後の展開についてもいろいろ議論を深めてまいりたいと思います。
 それから、事業の性質や、それから場所等も、御指摘いただいたとおり、若干、それぞれの場所で展開するようなことになりますけれども、ソフトの事業、いろいろな結びつけ方とか、それから、ネットワーク大学などでも太宰 治関連のさまざまな事業、これまでもやりましたけれども、その辺も含めて、この地域の中で太宰 治さんのこと、それから、もちろん吉村 昭さんのことをもう一度取り上げて、しっかりと位置づけをしていけるような、ハード、ソフトともの事業として関係方面と話し合いを重ねて展開をしていきたいと、こんな思いでおります。よろしくお願いいたします。


◯委員(石井良司君)  ありがとうございました。それともう1点、これは意見として聞いていただければいいと思うんですけれども、やっぱり気になっているのは、今まで太宰 治さんについて一生懸命やってきた文学サロンの関係者の方々のことだと思うんですね。将来的には1つにするということだと思うんですね。それは何年後になるかわからないけれども、そういうときにやはり十分関係者の意見を聞いてやりませんと、今まで一定のいい盛り上がりがあった中で移すということになってくると、影響もまた大きいと思いますので、そういう点の配慮を十分していただいて、よりよい事業となることをお願いいたしまして質疑を終わります。


◯副委員長(寺井 均君)  委員長を交代します。


◯委員長(石井良司君)  委員長を交代しました。
 休憩します。
                  午後2時34分 休憩



                  午後2時34分 再開
◯委員長(石井良司君)  委員会を再開します。
 他に質疑ございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、以上で質疑を終わります。
 それでは、一旦休憩いたします。
                  午後2時34分 休憩



                  午後2時37分 再開
◯委員長(石井良司君)  それでは、委員会を再開いたします。
 議案第56号 三鷹市議会議員及び三鷹市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例、本件を議題といたします。本件に対する市側の説明をお願いいたします。


◯選挙管理委員会事務局長(河地利充君)  どうぞよろしくお願いいたします。それでは、三鷹市議会議員及び三鷹市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例について御説明させていただきますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。
 審査参考資料をお手元に差し上げているかと思いますが、1ページをごらんいただきたいと思います。条例のあらましが書いてございます。この条例改正の趣旨でございますが、公職選挙法施行令の一部改正によりまして、国会議員の選挙における選挙運動の公費負担の限度額が消費税増税を踏まえて改められましたことから、条例の中で規定する三鷹市議会議員及び三鷹市長の選挙における公費負担の限度額を改めるものです。
 具体的な改正の内容についてですが、今回改正される選挙運動の公費負担限度額については、3項目に分けて説明させていただきます。
 まず1、公費負担の限度額の改正の(1)、選挙運動用自動車の使用に係る公費負担の限度額についてですが、選挙運動用自動車の借り入れ費用につき、1日当たりの限度額を定めており、これを1万5,300円から1万5,800円に改めます。また、選挙運動用自動車に供給した燃料代の限度額を1日当たり7,350円から7,560円に改めます。
 次に1の(2)、ポスターの作成に係る公費負担の限度額についてですが、選挙運動用ポスターの1枚当たりの印刷費を510円48銭から525円6銭に、企画費としての基本額を30万1,875円から31万500円に改めます。前回の市議・市長選でのポスター掲示場の数は225カ所でしたので、ポスター1枚上限単価が1,853円となり、限度額が41万6,925円でした。今回の改正額で試算しますと、ポスター1枚上限単価が1,906円となり、限度額は42万8,835円となります。
 最後に1の(3)、ビラ作成に係る公費負担の限度額についてですが、選挙運動用ビラ1枚当たりの単価を7円30銭から7円51銭に改めます。なお、選挙運動用ビラの頒布は、公職選挙法により、市の選挙においては市長選挙のみに認められております。
 次に、項目2、施行期日ですが、この条例は公布の日から施行するものでございます。
 では、ページをおめくりください。2ページ目は今回の条例改正に関係する公職選挙法施行令の一部を改正する政令の概要です。中段の改正の概要において、公職選挙法施行令に規定する公営単価については、国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律と人件費、物価等を考慮する共通の考え方によって、3年に1度の参議院議員選挙の年にその基準額の見直しを行うことを例としている。消費税増税(平成26年4月施行)を踏まえて、衆議院議員及び参議院議員の選挙における選挙運動に関し、選挙運動用自動車の使用及び選挙運動用通常はがき等の作成の公営に要する経費に係る限度額の引き上げを行うと説明されています。
 では、3ページをごらんください。これは今回の条例改正に関係する政令等の施行通知です。今回の条例に関係するところは、記書きの下の(1)、選挙運動用自動車の使用の公営のところで、次のページをごらんいただきまして、4ページの(3)、選挙運動用ビラの作成の公営、5万枚以下の場合のところ、(6)、選挙運動用ポスターの作成の公営、ポスター掲示場が500以下の場合のところ、3項目が今回の条例に関係しております。
 ページをおめくりください。次の7ページから12ページまでは条例の新旧対照表となります。条例第4条、第8条、第11条のあらましで説明させていただいた項目、それぞれの金額を改めております。
 次に、1枚ものの追加資料をごらんください。これは平成27年度の三鷹市議会議員選挙における公費負担支出状況をまとめたものです。1、自動車の借り入れでは、限度額の支出となった方が7人、限度額未満の方が13人でした。未請求の方は11人でした。支出の対象となった20人における立候補者1人当たりの平均支出額は7万4,943円で、限度額に対する支出割合は70.0%でした。
 次に2、燃料の供給では、限度額の支出となった方はおりません。限度額未満の方が9人でした。未請求の方は22人でした。支出の対象となった9人における立候補者1人当たりの平均支出額は1万2,568円で、限度額に対する支出割合は24.4%でした。
 次に3、ポスターの作成においては、限度額の支出となった方が4人、限度額未満の方が26人でした。未請求の方が1人でした。支出の対象となった30人における立候補者1人当たりの平均支出額は29万5,567円で、限度額に対する支出割合は70.9%でした。
 次に4、限度額が政令未満の多摩地区の自治体ですが、多摩26市のうちで、国分寺市がポスター作成の1枚当たりの印刷費の金額が政令未満であり、国立市は燃料の金額とポスター作成の企画費の金額が政令未満でした。
 私からの説明は以上となります。どうぞよろしくお願いいたします。


◯委員長(石井良司君)  ありがとうございました。説明は終わりました。


◯委員(嶋崎英治君)  では、質問させていただきます。追加資料ありがとうございました。これで現実どのくらいかかっているのかというのが一目瞭然だと思います。平均して、自動車借り入れが70%、それから燃料の供給が24.4%、それからポスターが70.9%ということで、ある意味では引き上げをしなくても十分やっていけるというふうに私は認識を持ちました。
 それで、幾つか具体的にお伺いしたいと思います。1つは、ポスターの作成ですけれども、いわゆる写真を撮ってもらう、デザインをしてもらう、で、印刷に出すといった場合に、写真のデザイン、撮影デザイン、全く別につくって、そして、印刷はその人とは関係のない別のところでやった場合には適用にならないと思いますが、提携というか、その人が印刷会社と契約みたいなのをしていて、その人が撮影してやった場合に、こっちでやればポスターの作成費用というんですか、それに含まれるというふうに理解しているんですが、私のその認識で間違いないでしょうか。それが1つね。
 それから、2つ目は、政令で規定しているよりも未満のところが国分寺市と国立市だというふうに説明がありました。八王子市は含まれていないでしょうかね。これが2つ目です。
 3つ目は、もともとの資料の中でビラの作成ということで、市長選のみということになりますよね。ここには自動車からポスターまでの、まあ、市長選挙についての記述はありませんけれども、お二人ですよね、立候補したのね。それで、お二人とも、限度額いっていないんじゃないかという、私は勝手に想像しているんですが、ビラ作成まで含めてね、そこの3点。つまり、いっていなくて、平均すれば幾らで何パーセントに該当するんだということ、おわかりになりますでしょうか。


◯選挙管理委員会事務局長(河地利充君)  今、3点ほど御質問いただきましたので、順次お答えしたいと思います。まずポスターの作成に関してですが、こちらは条例の中でも、第6条のところで、候補者は1枚当たりの作成単価の限度額にポスターの作成枚数を乗じて得た金額の範囲内というような規定があるとともに、第7条のところに、ポスターの作成を業とする者との間に有償契約を締結しというようなことがあるので、やはりここは業者としては、印刷に関する契約は1社──1社というか、1つの契約の中で行っていただいて、1枚当たりの単価と枚数という形で契約をしていただくと。ただ、その受けた業者が例えば写真を撮るのだけを別のところにお願いするということはあり得るのかと思います。別々には契約はちょっと難しいかと。よろしいですかね。
               (「構いません」と呼ぶ者あり)
 2点目なんですけれども、八王子市に関してですが、八王子市は、ポスターの掲示場の数が多いので、1枚当たりの単価が26.73円と。これも政令に基づいた金額になっています。あと、企画費だけは、55万7,115円となっておりまして、これは政令を上回っているということですね。そういう定め方をされております。
 3点目の市長選挙の公費負担の支出状況ですが、こちらは自動車の借り入れについては、限度額の方が1人で、限度額未満の方が1人で、割合としては95.8%。燃料のほうも、限度額未満の方が1人、未請求の方が1人で、割合としては17.3%。ポスターの作成については、限度額未満の方がお二人で、割合としては81.7%。ビラの作成は、限度額の方が1人、未請求の方が1人で、限度額までの方、100%となりますかね。
 私からの回答は以上でございます。


◯委員(嶋崎英治君)  ありがとうございました。ビラのほうは限度額いっぱいという方がいて、そのほかのところでは限度額の人と未満の人がいるという状況の中で、いずれにしろ、私の認識としては、上げなくてもいけるのではないかなという、この資料に基づいて、認識を深めたところです。
 それから、今の印刷業界のいろんな流れの中で、かなり印刷費が安くできるという時代に入ってきているのかなと思うんですね。選挙になるといろんな時間の制約があったり、企画があったりしますけれども、そんな感想を持ったということ。これは意見ですから、いいです。
 以上で私の質問を終わります。


◯委員(西尾勝彦君)  よろしくお願いいたします。先ほどから、八王子市であるとか、国分寺市であるとか、限度額が自治体ごとで決められるということなんですけれども、三鷹市ではなぜこの金額を限度額とされるのか、ちょっとそこのところを教えていただければと思います。よろしくお願いいたします。


◯選挙管理委員会事務局長(河地利充君)  まずこれ、さかのぼって最初の制定のときにも、国の政令の限度額に合わせて決めるということをこの条例制定の中で議論して決めていったという経緯で、その後も改正を何度か繰り返していますけれども、それも全部政令どおりで来ているという流れがありますので、今回もその流れの中で提案させていただいているということでございます。
 以上です。


◯委員(西尾勝彦君)  ありがとうございます。先ほど御説明の中で、消費税の増税を反映するために上げるんだというお話ございましたけれども、それ以外に要因というか、それを上げていく原因というか、もしそういったものがあるのでございましたらお話しいただきたいと思います。


◯選挙管理委員会事務局長(河地利充君)  これ、要因としましては、概要のところにも記載がありましたように、人件費であるとか物価の状況も勘案してというふうな国からの説明でございます。そこら辺を見ているものだと考えております。
 以上です。


◯委員(西尾勝彦君)  ありがとうございました。わかりました。


◯委員長(石井良司君)  他にございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 ないようでございますので、それでは、以上で本件に対する質疑を一旦終了いたします。
 休憩します。ありがとうございました。
                  午後2時56分 休憩



                  午後3時01分 再開
◯委員長(石井良司君)  委員会を再開いたします。
 休憩します。
                  午後3時02分 休憩



                  午後3時30分 再開
◯委員長(石井良司君)  それでは、委員会を再開いたします。
 議案第70号 平成28年度三鷹市一般会計補正予算(第4号)、本件を議題といたします。
 本件に対する質疑を終了してよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑を終了いたします。
 これより討論に入ります。


◯委員(嶋崎英治君)  2016年度三鷹市一般会計補正予算(第4号)について反対いたします。
 1、三鷹市ゆかりの文学者は三木露風、宮 柊二ほか、著名な文学者はまだまだいます。したがって、「太宰治文学館(仮称)」及び「吉村昭書斎(仮称)」整備に限定する事業には納得できません。三鷹文学館(仮称)とし、学者、専門家、関係者、市民などでプロジェクトチームをつくり、市民参加型の事業とし、補正予算ではなく当初予算とし、議会に報告しながら事業計画を策定すべきです。
 2、井の頭公園開設100年、太宰 治没後70年の時期に「太宰治文学館(仮称)」及び「吉村昭書斎(仮称)」事業を進めなければならない理由も希薄と言わざるを得ません。三鷹市政は、子どもの貧困、保育所及び学童保育所の待機児童の解消など子どもの命や健康にかかわる重要な課題が山積しています。
 さらに、元気創造プラザ建設に伴う借金、その後の維持管理費で考えるとき、今、箱物をつくり、財政負担を招くことは避けなければならない。
 3、2020東京オリンピック開催のための施設建設による部材等建設費の高騰も予測でき、時間をかけて専門家、文学者、市民などたくさんの人の意見を聞いて、時間をかけて構想を練り、プランの実行に移るべきである。
 計画を凍結し、練り直すという考えはないかとただしたが、既定方針であるとの答弁でした。
 4、情報セキュリティ強化システム使用料については、国の事業でありながら地方交付税対応ということであり、納得のいくものではありません。もともと我が会派はマイナンバーに反対しており、この予算計上には納得できません。
 5、臨時福祉給付金は、消費税8%引き上げに対応したものであるが、他の市民生活にかかわるもので、消費税引き上げを配慮して給付をふやすということはありませんでした。したがって、ばらまきと言わざるを得ません。
 他に反対するものはありませんが、以上の理由により、この補正予算に反対いたします。


◯委員長(石井良司君)  他にございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって討論を終了いたします。
 これより採決いたします。
 議案第70号について、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
                   (賛成者挙手)
 挙手多数であります。よって、本件は原案のとおり、可決されました。
 議案第71号 平成28年度三鷹市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、本件を議題といたします。
 本件に対する質疑を終了してよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑を終了いたします。
 これより討論に入ります。
                 (「省略」と呼ぶ者あり)
 これをもって討論を終了いたします。
 これより採決いたします。
 議案第71号について、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
                   (賛成者挙手)
 挙手全員であります。よって、本件は原案のとおり、可決されました。
 引き続き、議案第72号 平成28年度三鷹市下水道事業特別会計補正予算(第1号)、本件を議題といたします。
 本件に対する質疑を終了してよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑を終了いたします。
 これより討論に入ります。ございませんか。
                 (「省略」と呼ぶ者あり)
 これをもって討論を終了いたします。
 これより採決いたします。
 議案第72号について、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
                   (賛成者挙手)
 挙手全員であります。よって、本件は原案のとおり、可決されました。
 議案第73号 平成28年度三鷹市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)、本件を議題といたします。
 本件に対する質疑を終了してよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑を終了いたします。
 これより討論に入ります。討論ありますか。
                 (「省略」と呼ぶ者あり)
 これをもって討論を終了いたします。
 これより採決いたします。
 議案第73号について、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
                   (賛成者挙手)
 挙手全員であります。よって、本件は原案のとおり、可決されました。
 続きまして、議案第56号 三鷹市議会議員及び三鷹市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例、本件に対する質疑を終了してよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑を終了いたします。
 これより討論に入ります。


◯委員(西尾勝彦君)  議案第56号 三鷹市議会議員及び三鷹市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例に対する討論をいたします。
 本改正は、自動車の借入契約、燃料費、ポスター制作費、チラシ制作費について選挙運動に係る公費負担の上限額を人件費、物価の変動、そして消費税の増税を考慮し、増額するものです。
 三鷹市民の被選挙権の保障でもある公費負担には賛成であるが、選挙管理委員会提出資料によると、平成27年度の市議会議員選挙での立候補者1人当たりの平均支出額及び限度額に対する支出割合も低く、現状でも公費負担上限額まで利用されている方は少数であり、また市民から現在の公費負担では足りないという声を聞くこともなく、増減する必要性はないと考えます。
 以上の点から、本議案に反対をいたします。


◯委員長(石井良司君)  他に。


◯委員(嶋崎英治君)  三鷹市議会議員及び三鷹市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例について、反対をいたします。
 2015年4月26日執行の三鷹市議会議員選挙・三鷹市長選挙の公費負担の実績が審査の中で明らかになりました。いずれも限度額まで使用した候補者については少数であり、引き上げをしなくても十分賄えるという判断に達しました。
 引き上げの理由が、3年に一度、かつ消費税引き上げに伴うものであるとのことでありますが、消費税引き上げによる、市民の側の給付、負担についての補填は実はないに等しいと認識をいたします。
 したがって、市議会議員・市長選挙の公費負担は必要でありますが、現在の額で十分賄えると判断し、反対をいたします。


◯委員長(石井良司君)  他にございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって討論を終了いたします。
 これより採決いたします。
 議案第56号について、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
                   (賛成者挙手)
 挙手多数であります。よって、本件は原案のとおり、可決されました。
 休憩いたします。
                  午後3時40分 休憩



                  午後3時42分 再開
◯委員長(石井良司君)  市側の皆さん、引き続き御苦労さまでございます。
 それでは、委員会を再開いたします。
 企画部報告、本件を議題といたします。本件に対する市側の説明をお願いいたします。


◯企画部長・行財政改革担当部長・都市再生推進本部事務局長(土屋 宏君)  本日企画部から1件行政報告をさせていただきます。案件は、お手元の資料のとおり、三鷹まちづくり総合研究所「庁舎建替えに向けた基本的な枠組みに関する研究会」についてです。11月の総務委員会後の取り組みについてここで御報告をさせていただきたいと思います。またあわせまして、本日庁舎の建てかえに向けて、来年1月に来庁者へのアンケート調査を予定しております。したがいまして、その内容についてもあわせて御報告をさせていただければと思います。詳細は担当課長のほうから御説明させていただきます。


◯企画経営課長(平山 寛君)  それでは、私から資料に沿いまして御報告させていただきます。お手元の行政報告の資料の1をごらんください。1の(4)でございます。第4回研究会は11月17日、木曜日に開催をしております。この会は、学識経験者からの発表をいただくというところでの最後の会になりました。防災分野が御専門の工学院大学の村上教授、そして、建築分野が御専門の亜細亜大学の松岡教授からそれぞれ発表をいただいたところでございます。
 それぞれの教授からの発表の内容、概要でございますけれども、まず村上教授からは、オールハザード、あらゆる災害を想定したものでの庁舎へのアプローチ、建てかえへのアプローチについて1つ御指摘をいただいたところでございます。
 それから、震災時に通信会社の設備に頼らなくても自前で独立して使用可能な自営高速通信網の活用といったことも御紹介いただいたところです。
 また、電力会社の電力供給に頼らない都市ガスによる非常用発電システムの活用といったことも御紹介をいただきました。
 また、ソフトの面では、ハードもかかわりますが、受援体制の検討が必要ではないか。援助を受けるときの体制についての検討が必要ではないかというようなことを御紹介いただいたところです。
 次に、松岡教授からは、多くの特徴的な事例、庁舎の事例の紹介をいただいたところでございます。海外の事例といたしましては、ロンドンの市庁舎というところで、環境建築の代表ということで、熱効率等を考えた庁舎ということで御紹介をいただきました。
 また、国内におきましては、公園と庁舎が一体化している福生市の庁舎、そして再配置ができない既存建物を活用した滋賀県の甲賀市の事例、それからシンボル性のあるタワー型の兵庫県神戸市庁舎、見通しのよい空間を取り入れた立川市庁舎や静岡県掛川市庁舎といった多くの事例について、写真等を用いて御紹介をいただいたところでございます。
 また、建築といったところでは、地球環境・建築憲章というものが定められているようでございまして、ハードの面から見た長寿命性、そして自然環境との調和ですとか、省資源、循環の考え方、次世代への継承性というようなことが建築のこの憲章には定められているといったことの紹介がございました。
 また、庁舎のデザイン等に関しましては、設備や環境配慮、執務空間などの検討の結果としてデザインというものは出てくるものであると。それから、市民が集い、楽しめる空間の工夫が必要であると。最後には、三鷹らしさとはといったところの追求をやはりしていくべきではないかというような御指摘があったところでございます。
 また、昨日でございますが、第5回の研究会が昨日12月7日に開催されたところでございます。第4回までの学識経験者からの発表とプロジェクト・チームでの検討を踏まえまして、新庁舎の建てかえに向けた大切な視点の抽出を行ったところでございます。
 こうした視点から、庁舎建てかえに向けた基本的な視点の検討、いわゆるコンセプトメイキングについての協議を行いました。今後の研究会で、第5回研究会で検討されましたコンセプト案をもとに研究会としての案を複数提示していきたいと考えているところでございます。
 また、コンセプトのほか、庁舎の建設位置や建てかえの対象とする施設についても議論を深めていきたいと考えているところでございます。
 また、研究会と並行して行っておりますプロジェクト・チームでございますけれども、2ページ目でございます、直近では(5)のところにございますが、11月28日に研究会開催に向けた検討を行っているところでございます。
 3番目の来庁者アンケートについてでございます。庁舎建てかえに向けまして、市民の皆さんが来庁された機会を捉えまして、対面聞き取り方式でのアンケート調査を来年1月中旬に実施したいと考えております。調査の主な項目ですが、(6)の部分をごらんくだい。ア、来庁頻度、来庁手段、イ、現庁舎の位置への評価、ウ、庁舎建てかえに関する大切な視点などを想定していまして、来庁する市民の皆さんの現状や庁舎に求められる大切な視点等の把握につながればと考えております。
 調査目標数でございますけれども、(5)のところにございますとおり、350人から400人程度を想定しております。
 また、(7)でございますが、聞き取り調査方式のほかに、ウエブアンケートの併用をいたしまして、三鷹市ホームページで来庁市民アンケートと同趣旨の内容のアンケート項目を設定し、実施してまいりたいと考えております。
 こちらの回答目標数としては、50票程度とれればと考えております。
 報告は以上になります。


◯委員長(石井良司君)  市側の説明は終わりました。委員から質疑がございましたら、お願いします。報告ですが。


◯委員(嶋崎英治君)  来庁者にアンケートという、で、市民センターということですよね。本庁舎に限定するのか──分庁舎、教育センター、それから公会堂なんかも含めて市民センターというふうに認識しているんですけれども、どこの場所でやるのかということですね。大変だと思うんだけれども、幅広くするにはそういうふうにしないといけないと思ったので、お聞きします。


◯企画部都市再生担当部長(大朝摂子さん)  来庁者アンケートの実施方法について御質問いただきましたので、御説明申し上げます。今質問委員おっしゃいましたとおり、まずどこの場所でとるかというのは職員の中でも議論をさせていただきました。今回は、まずは現状の把握をさせていただくということ、それから、委託などでやるのではなくて、今プロジェクトでかかわっている職員がみずから来庁の市民の皆様、お客様に直接対面で御意見をお聞きする。簡単な質問紙を用意をして、対面聞き取り方式ということで聞き取りをさせていただく。項目を捉えつつ、聞き取りをさせていただくということを考えておりますので、まずは本庁舎の1階ロビーに場所を限定をさせていただきまして、今、想定は1週間、月曜日から金曜日までの全ての曜日で午前2時間、午後2時間という、時間をある程度区切りまして、御来庁されたお客様がお帰りになる時間帯──午前の比較的遅い時間、午後の比較的遅い時間などを想定しておりますけれども、そこのお時間帯の中でまずは聞き取り調査をさせていただこうと思っております。
 以上です。


◯委員長(石井良司君)  他にございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 以上で企画部の報告を終了いたしました。
 休憩いたします。御苦労さまでした。
                  午後3時50分 休憩



                  午後3時53分 再開
◯委員長(石井良司君)  それでは、委員会を再開いたします。
 4番、総務委員会管外視察の結果報告については、皆さん、お手元にあるとおりでよろしいですね。
                 (「はい」と呼ぶ者あり)
 はい、そのように確認をさせていただきました。
 5番、所管事務の調査について、ICT・地方分権と市民サービスに関すること、本件については議会閉会中の継続審査を申し出ること、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたしました。
 次回の委員会の日程でございますが、何かあった場合には正副委員長で決めたいと思いますが、ない場合には12月21日、最終日でございます。よろしくお願いしたいと思います。
 その他、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 ないようでございますので、本日はこれをもちまして閉会といたします。
 御苦労さまでございました。
                  午後3時54分 散会