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2015/06/23 平成27年度補正予算審査特別委員会本文

                  午前9時30分 開議
◯委員長(白鳥 孝君)  ただいまから平成27年度補正予算審査特別委員会を開きます。
 それでは、初めに休憩をとって、附帯意見について確認をいたしたいと思います。
 休憩いたします。
                  午前9時31分 休憩



                  午前9時35分 再開
◯委員長(白鳥 孝君)  委員会を再開いたします。
 附帯意見につきましては、これを付したいとの御意見がありました。附帯意見の取り扱い等につきましては、お手元の御配付のとおりといたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認をいたしました。
 休憩いたします。
                  午前9時35分 休憩



                  午後2時01分 再開
◯委員長(白鳥 孝君)  委員会を再開いたします。
 これより議案の取り扱いに入ります。議案番号順にそれぞれ採決いたします。
 議案第32号 平成27年度三鷹市一般会計補正予算(第1号)、本件を議題といたします。
 本件に対する質疑を終了してよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑を終了いたします。
 これより討論に入ります。


◯委員(野村羊子さん)  それでは、一般会計について討論、2015年度一般会計補正予算(第1号)について討論いたします。
 今回の補正額は24億9,995万4,000円ですが、財源として取り置かれていた予備費14億9,928万7,000円の組み替えを含めると、39億9,924万1,000円もの補正額となっています。結果的に2015年度の予算総額は694億145万6,000円と過去最高となりました。
 市税収入はふえていますが、消費税による地方消費税交付金増額と一部法人による法人市民税の増によるもので、個人市民税などが復調したわけではありません。臨時福祉給付金を初めとする社会保障費の増は、国庫支出金の増となり、全体額を膨らませています。
 景気の先行きが不透明な時代、規模が大きいことがいいとは言えません。
 「新川防災公園事業・多機能複合施設(仮称)整備事業」での市債発行額は、当初36億3,210万円に補正額1,300万円を加え、36億4,510万円ですが、実際には2014年度から繰り越される市債発行が8億7,000万円あり、2015年度発行額は44億1,510万円となります。その他の市債を含めると、最終的な2015年度の市債発行額総額は51億9,010万円となる見込みで、新川防災公園の用地取得のため、直近20年で最高額となった2012年度の69億に次ぐ、巨額の発行額となります。
 また、「施政方針(予算概要)」に掲載の、新川防災公園事業の説明にある割賦償還可能額、URが立てかえ払いをし、市がURと契約を交わして今後15年ないし20年で償還していく市費負担分の費用は、利子を含めると5年間の総額で7億4,600万円となる予定ですが、今回の質疑の中でこれは市債発行ではなく準元利調整金として準公債費比率に算入されるだけで、地方債現在高には組み込まれません。すなわち市民には見えない借金であることが明らかになりました。
 規模が大きいだけではなく、しかも見えにくい借金がある本補正予算案には賛成できません。よって、反対といたします。


◯委員長(白鳥 孝君)  次。


◯委員(伊東光則君)  平成27年度一般会計補正予算について、三鷹市議会自由民主クラブを代表して討論いたします。
 清原市長は、本年3月に、それまでの3期12年間の実績をもとに、平成27年度当初予算は骨格予算の考え方を基本に据えて編成された。今回の補正予算では、その骨格予算を基礎に新規・拡充事業などの政策的経費や投資的経費を追加し、通常の年間を通した予算となる。
 平成27年度は、これからの4年間において、「自治体経営力の更なる向上」に努め、「活力のあるまち三鷹」、「協働と参加のまち三鷹」、「くらしやすいまち三鷹」、「健康長寿のまち三鷹」、そして、「子ども子育てのまち三鷹」の5つの主な政策の実現をさらに前進させていくとされたリスタートの年度である。また、「第4次三鷹市基本計画」第1次改定の年度である。
 補正後の歳入歳出予算額は、694億145万6,000円と過去最高額ではあるが、これは「子ども・子育て支援新制度」や「社会保障・税番号制度」などが要因であり、これらの新制度を含めた市の的確な対応に期待しつつ、次の点を指摘しておく。
 第4次三鷹市基本計画の第1次改定に当たっては、目標年次を迎える市の最上位計画として市議会の議決を経て定めた基本構想の改定と、基本構想の実現を図るために策定する基本計画の改定について、議会に対して説明や手続を丁寧に行うこと。
 新川防災公園・多機能複合施設(仮称)整備の指定管理者制度の導入に当たっては、しっかりとした管理運営体制にすること。ランニングコストの圧縮、後年度負担の削減に努め、適切な受益者負担を求めること。また、積極的に民間の人材を登用すること。
 社会保障・税番号制度開始に向けた対応について、マイナンバーカードの利用に当たっては、安全性や利用価値など市民への周知徹底を図ること。市民カード、住民基本台帳カード、個人番号カード(マイナンバーカード)の並行運用においては、経費の軽減に努めること。
 以上の点を踏まえ、さらに参加と協働のまちづくりを推進し、引き続き行財政改革を進め、市民の命と暮らしを守る市政運営に努めていただくことを申し添え、本補正予算案を評価し賛成討論とする。


◯委員長(白鳥 孝君)  次、お願いいたします。


◯委員(大城美幸さん)  日本共産党三鷹市議団を代表して、平成27年度の一般会計補正予算及び施政方針について討論します。
 戦後70年の節目の年に、国会では戦争か平和かを問う戦争法案が議論される中、代表質問で市長の政治姿勢を問うたが、市長は「国の議論を見守りたい」とコメントを避けたのは、市民の命を守る市長としての責務を放棄しており、残念である。
 社会保障・税番号制度についても、三鷹市は国と同じに身分証としても使えることなど利便性を強調し、推進の立場に立っている。個人情報保護の観点からもマイナンバーについては、情報の漏えい、成り済ましや詐欺などの犯罪の危険といった問題がある中で、国に中止を求めるべきである。
 個人市民税の市税収入が、リーマン・ショックの影響を受ける前までに回復したとはいえ、勤労者の実質賃金は連続マイナスのままであり、昨年の消費税増税、国保など公共料金の値上げにより、市民生活はいまだ苦しいままである。だからこそ、市民に最も身近な自治体である三鷹市が、市民の命を守り、暮らしを応援することが求められている。しかし、三鷹市は、本補正予算で巨額なランニングコストを抱えることになる新川防災公園・多機能複合施設の建設を推進し、市民から要望が強い井口グラウンドは売却の方針を変えていない。施設の運営についても社会教育法の位置づけを外すことは認められない。
 また、空き屋対策においても、より積極的に杏林井の頭キャンパスの移転を見越して、若者や多世代のシェアハウスや小規模多機能施設など、さまざまに活用し具体化が図られることを望むものであるが、計画策定にとどまっている。学校給食の業務委託については認められない。また、保育園、小・中学校の給食食材の放射性物質検査は、年1回だけで保護者の不安を解消するものでもない。今後魚の加工品などへの影響も懸念されることから機材の購入を求めたが、放射能対策は基本的に国がやることとして、市民の不安や要望に応えないのは残念である。
 以上のことから、市民の命を守ることを優先し、暮らし応援・市民の願いに応えた補正予算とは言えないので反対する。


◯委員長(白鳥 孝君)  次。


◯委員(粕谷 稔君)  それでは、平成27年度三鷹市一般会計補正予算(第1号)につきまして、三鷹市議会公明党を代表して討論をさせていただきます。
 平成27年度は、これからの4年間「自治体経営力の更なる向上」を目指し、5つの主な政策の実現に向けスタートする年として、力強く進めていただきたい。
 その中で、非核・平和事業のさらなる推進や、商店会・町会や通学路の防犯カメラの設置、待機児童解消のための地域型保育の推進、リース方式によるLED化、サイクルシェア事業等、市民の目線に合わせた取り組みを進めていただいたことには敬意を表します。
 その上で、新川防災公園・多機能複合施設(仮称)の管理運営計画策定における個別の事業、施設等に関しては、今までのサービスを継続し、関係団体や市民ボランティア等の協働の取り組みを踏まえ、今後、その方たちとの協議を進めながら、体制・運用を決めていくこと。また、日本無線三鷹製作所の移転、三鷹駅前南口中央通り東地区再開発、そして、杏林大学井の頭キャンパスの整備等、三鷹市のまちづくりに少なからぬ影響を及ぼす施設の建設や計画については、丁寧に詳細に地域住民への説明を行うことを望みます。
 今後も、これまでの高環境・高福祉の取り組みの上に、市民とともに「価値創造都市・三鷹」の推進を目指し、不断の努力で進められることを申し添えて、平成27年度三鷹市一般会計補正予算(第1号)に賛成をさせていただきます。


◯委員長(白鳥 孝君)  次。


◯委員(谷口敏也君)  平成27年度一般会計補正予算(第1号)について、三鷹市議会民主党を代表して討論させていただきます。
 今回の補正予算は、3月に確定した「骨格予算」に、市長が4期目の選挙で掲げたマニフェストをもとに、新規・拡充事業などの政策的経費や投資的経費を追加したものだと認識をしております。
 今回の施政方針の冒頭で市長は、いのちとくらしを守る「都市再生」と人の絆を強める「コミュニティ創生」で市民の皆様とともに「価値創造都市・三鷹」の推進をと述べられております。
 これらを鑑みて、我が会派からは、今回の補正予算に関して以下の具体的な点について指摘をさせていただきます。
 コミュニティ創生研究事業については、まさに市長が施政方針の冒頭で述べているとおり、人のきずなを強める「コミュニティ」を創生できるよう、我が会派としては、特に防災・防犯という地域の課題解決が図られ、なおかつ地域の方々の顔の見える関係が構築できる取り組みを行うこと。
 「生活支援施設」の整備については、大震災が起きた際、在宅のまま被災生活を行うことができる方々も多く予想されることから、市内全域での整備に向けて早急に取り組むこと。
 「総合教育会議」については、教育の政治的中立性、継続性・安定性を確保しつつ、三鷹市の教育行政における責任を明確化し、迅速な危機管理体制を構築すること。また、市長と教育長との連携を強化し、教育現場の課題解決に向けて迅速に取り組むこと。
 以上のことを申し添えまして、本補正予算案に賛成いたします。


◯委員長(白鳥 孝君)  これをもって討論を終了いたします。
 これより採決いたします。
 議案第32号について、お手元に御配付の附帯意見を付し、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を求めます。
                   (賛成者挙手)
 挙手多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
 次、議案第33号 平成27年度三鷹市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、本件を議題といたします。
 本件に対する質疑を終了してよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑を終了いたします。
 これより討論に入ります。
                 (「省略」と呼ぶ者あり)
 これをもって討論を終了いたします。
 これより採決いたします。
 議案第33号について、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を求めます。
                   (賛成者挙手)
 賛成全員であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
 議案第34号 平成27年度三鷹市下水道事業特別会計補正予算(第1号)、本件を議題といたします。
 本件に対する質疑を終了してよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑を終了いたします。
 これより討論に入ります。


◯委員(野村羊子さん)  それでは、下水道事業特別会計について──補正予算について討論をいたします。
 当初予算については、改修を先送りするかのような下水道再生計画、必要な改修予算を先送りして計上しないとして反対いたしました。
 今回、下水道再生計画についても、三鷹市だけでは対処できない課題を含め、丁寧に慎重に検討し、変更が必要であれば対応策を検討するとの答弁がありました。東部水再生センターを含め、長寿命化計画の確実な履行を求め、今年度基本的に必要な予算を計上していることから、本補正予算案には賛成といたします。


◯委員(谷口敏也君)  平成27年度下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、三鷹市議会民主党を代表して討論させていただきます。
 昨今、毎年のように被害が報告されているゲリラ豪雨への対応策となる都市型水害対策事業については、いのちとくらしを守る「都市再生」の観点からも、今回提案されている場所だけではなく、被害が毎年のように起きている場所を特定し、迅速に対策を講じることを要望し、本補正予算案に賛成をいたします。


◯委員(大城美幸さん)  平成27年度下水道事業特別会計補正予算に討論いたします。
 市境における都市型水害対策は、他の自治体との連携・協働の取り組みであり、協議が必要となるため、解決には時間がかかるが、迅速な対応を求めます。下水道の地震対策など、必要不可欠な事業であるので賛成といたします。


◯委員長(白鳥 孝君)  これをもって討論を終了いたします。
 これより採決いたします。
 議案第34号について、お手元に御配付の附帯意見を付し、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を求めます。
                   (賛成者挙手)
 挙手全員であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
 議案第35号 平成27年度三鷹市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)、本件を議題といたします。
 本件に対する質疑を終了してよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑を終了いたします。
 これより討論に入ります。
                 (「省略」と呼ぶ者あり)
 これをもって討論を終了いたします。
 これより採決いたします。
 議案第35号について、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
                   (賛成者挙手)
 挙手全員であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
 議案第36号 平成27年度三鷹市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)、本件を議題といたします。
 本件に対する質疑を終了してよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑を終了いたします。
 これより討論に入ります。


◯委員(野村羊子さん)  それでは、介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について討論いたします。
 第六期介護保険計画の基礎となる2015年介護保険制度改定は、介護保険制度が高齢者介護問題を解決するのかという根本的な問題を投げかけています。本来、介護保険制度は高齢者の生きづらさを根本的に解決する、つまり人が人らしく生きることができる制度設計でなければなりません。人はおひとりさまでは生きられません。地域包括ケアシステムは昨今の人の生き方、死に方の変化を内在し、支え合う制度となり得る可能性があります。しかし、国は社会保障と税の一体改革の中で財政的な持続可能な制度設計のみに終始し、人が幸せに生き、人生を楽しむことが可能な制度設計になっていないことをまず指摘しておきます。
 このような背景のもと、介護保険料の値上げが低所得者層への負担増であるとして当初予算には反対をいたしました。補正予算は地域支援事業関連費の計上です。地域支援事業を全国一律のサービスではなく自治体の責任とし、なおかつ安上がりにサービス提供させようとする国の意図には決して賛同できるものではありませんが、利用者、事業者ともに負担増やサービス低下にならないような、着実な移行を支援する内容であることから、本補正予算案には賛成といたします。


◯委員(大城美幸さん)  平成27年度三鷹市介護保険事業特別会計補正予算に討論いたします。
 介護の社会化をうたい文句に始まった介護保険制度から15年が経過した。家族介護から専門職による手厚い介護が期待されたが、今また国は、介護を地域の力による安上がりなものに置きかえようとしている。そのような中で介護される人、介護する人の人権を守った取り組みをすることが実施主体である三鷹市に求められている。
 今回の補正にある三鷹版地域包括ケア会議の全市展開や地域包括支援センターの機能強化、生活支援コーディネーターの取り組みが三鷹市の全ての高齢者に対し、いつでも、どこでも、老いても必要な介護を受け、人間としての尊厳ある暮らしを支えるために生かされることを期待している。
 当初予算では、介護保険の値上げがあったため反対をしたが、今回は賛成とします。


◯委員長(白鳥 孝君)  これをもって討論を終了いたします。
 これより採決いたします。
 議案第36号について、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を求めます。
                   (賛成者挙手)
 挙手全員であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
 以上で議案の審査は全て終了いたしました。
 補正予算審査特別委員会審査報告書は、次回に正副委員長案をお示ししたいと思います。なお、先ほど付された附帯意見については、若干の字句の修正等、正副委員長に御一任を願いたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認をいたします。
 次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、6月29日月曜日、午後2時より開きます。文書による通知はいたしませんから、さよう御了承願います。
 その他、何かございますでしょうか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。御苦労さまでした。
                  午後2時25分 散会