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2015/01/22 平成27年議会改革検討委員会(第2期)本文(要点)

                  午後1時30分 開議
◯委員長(宍戸治重君)  議会改革検討委員会(第2期)を開会する。
 本日の流れについては、協議事項について、1、「議会改革についての共同提案」について、2、次回委員会の日程について、3、その他ということで進めてまいりたいと考えるがよろしいか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 協議事項に入る。
 協議事項の項目1、「議会改革についての共同提案」について、本件を議題とする。
 さきに4会派から共同提案のあった事項に係る自由民主クラブの検討結果を報告願いたい。


◯委員(石井良司君)  会派に持ち帰り検討したが、その結果については正直難しいところであった。
 提案のあった5項目のうち、まず項目1については、ユーチューブやユーストリームを活用することについては現状さまざまな課題があることから、それらに係る記述を削除し、今後とも中継に係る検討を行うとする内容であれば、会派内でも議論はあったが一応の合意が得られたところである。
 次に、項目の2及び3については、合意できないとの結論であった。
 次に、項目の4については、後段の記述については会派内でも議論があったところであるが、一部記述を見直した上で、大枠としては合意できるとしたところである。
 最後に、項目の5については、来期の新たな議会体制で検討すべき内容であり合意できないとの結論となったものである。


◯委員長(宍戸治重君)  自由民主クラブの検討結果は以上のとおりであるが、質疑等はあるか。


◯委員(岩田康男君)  まず、項目の1についてである。自由民主クラブとしては中継方法、手段等についても今後の検討対象とする意向と理解したが、今後、どこまでの議論を許容するものと考えているのか。我々としては、ユーチューブやユーストリームの活用については軽易で安価な中継の実現を目指す観点から提案したものであるが、仮にCATV等を活用することとなれば多額の投資を要することになり、直ちに実現することは困難になるものと考えるところである。


◯委員(石井良司君)  さまざまな課題はあると考えるが、検討すること自体について許容するとしたものであり、来期において財政面も考慮しつつ幅広く検討が進められればよいと考えるところである。


◯委員(岩田康男君)  現状における環境を前提として、その実現を図ることも許容しているのか。
                 (「はい」と呼ぶ者あり)


◯委員(土屋健一君)  ただいまの件について1点補足したい。
 我々としては、ユーチューブ等を取り巻く昨今の状況、とりわけマスコミで報道されているような投稿映像におけるモラルの喪失等について憂慮するとともに、映像データの複写等も容易であり、そのようにして拡散した映像データ等が永久に残るおそれもあることから、現状においては慎重な対応をとらざるを得ないと考えるものである。
 犯罪抑止の観点からも、店頭の商品に爪ようじを刺すような映像が何の抵抗もなく流されてしまうような状況についてはいかがなものかと考えるところであり、もう少し時間をかけて検討すべきではないか。


◯委員(岩田康男君)  余りよく承知していないのだが、ユーチューブ等では誰でも自由に映像を投稿できる仕組みとなっているのか。
              (「投稿は登録制である」と呼ぶ者あり)


◯委員(石井良司君)  ユーチューブ等のサイトを確認すると、表示される関連情報などにいかがわしいものが含まれていることがあり、そうしたことも含め検討を要するものと考えるところである。


◯委員(岩田康男君)  私個人の体験においても、かつてダイヤルQ2が流行した時期に市議会でその注意喚起を図る観点から質問を行ったことがあったが、その内容を私個人のブログにアップロードしたところ、関連情報としてダイヤルQ2の広告が表示されてしまい困った経験をしたことがあった。それについては有料で関連情報を外してもらう対応をしたところであったが、ユーチューブ等においてもそうした対策が可能なのではないか。


◯委員(後藤貴光君)  我が会派としては、委員会中継を今実施する・しないという観点ではなく、むしろそうした課題等も含めた形で来期への提案として答申に盛り込んではどうかと考えるものである。


◯委員長(宍戸治重君)  ほかに質疑等はあるか。


◯委員(緒方一郎君)  項目の2、3及び5が合意できないとする理由をもう少し詳しくお示しいただきたい。特に、項目の5については会派内でどのような方向性の議論が見られたのか。


◯委員(石井良司君)  まず、項目の5についてであるが、これについては来期の議会が判断すべき内容であり、現段階において常設の委員会を設置することを決定してしまうことについてはいかがなものかとのことであった。また、項目の3の議会報告会の件については、さきに緒方一郎委員からも問題提起があったようにその手法には限界があるところであり、綿密な検討の上で実施をしなければ、実施しても意味がないと考えるところである。議員個人による活動報告などにより対応していければよろしいのではないか。


◯委員(後藤貴光君)  項目の2の議会基本条例の制定については、本委員会で議論すらしていないところであり、そのような状況で来期への申し送り事項に加えるにはそぐわないのではないかと考えるところである。また、項目の1及び4については検討の余地はあるとしたが、項目の5については来期の体制を縛るようなことについてはいかがなものかと考えるものである。


◯委員長(宍戸治重君)  ほかに質疑等はあるか。
             (「意見を述べてもよいか」と呼ぶ者あり)
 構わないが、質疑があれば先に願いたい。


◯委員(嶋崎英治君)  質疑をさせていただきたい。
 項目の3については、提案の意図するところは単なる議会報告会だけではないところであるが、テーマ別討論会など議会報告会以外の部分についてはどのように考えるのか。
 次に、項目の2について、確かに単独の項目としては議論していないが、議論の経過においては確かに存在し、それについては議論してきたものと考えるところである。全国的な状況を見ても、議会基本条例は制定すべき時期を迎えているものと考えるが、会派内でどのような議論があったのか。
 また、項目の5について、来期の議会において判断すべきであるという点はそのとおりであるが、この間の経緯もあるところであり、ぜひそのプロセスについては尊重願いたいと考えるものである。既に特別委員会化を図る時期が来ているのではないかと考えるところであるが、現状のあり方についてはどのような認識なのか。


◯委員(石井良司君)  まず、項目の5については、来期の新しい体制において判断すべき内容であると考えるところである。常設化に伴い、メリット・デメリットがそれぞれ考えられるところであり、来期において検討願えればよろしいのではないか。
 次に、項目の3については、どのような形態であれ、あくまでも議会による報告であることに留意する必要があり、会派間の討論などというものはいかがなものか。政党的な考え方が入ってきてしまう課題もあるのではないかと考えるところであり、そうしたことは各会派において開催すればよいのではないかと考える。
 最後に、項目の2については、そもそも4会派による共同提案というあり方そのものについていかがなものかとの意見もあり、正直なところ具体的な議論には至らなかったところである。


◯委員(後藤貴光君)  補足する。
 答申に当たっては、本委員会におけるこれまでの議論を踏まえるべきであり、項目の2の議会基本条例や項目の3のテーマ別討論会などはそもそも議論の対象とはなっていなかったところである。そのようなことからも、項目の2、3、5について答申に盛り込むにはそぐわないものと考える。


◯委員(嶋崎英治君)  自由民主クラブの会派としての考え方については理解した。テーマ別討論会等について議論していない点については指摘のとおりであるが、提案文中の「協議を継続し」に込めた意味をぜひ理解願いたいところである。
 項目の5については、常設の特別委員会化について当該会派として完全に否定するものではないと理解してよろしいか。


◯委員(石井良司君)  我が会派としては、議論してもいないのに継続とはいかがなものかとの立場である。
 また、項目の5の問題について、来期での判断によるものとは考えるが、議会改革に係る検討を継続していくことについては否定するものではない。ただし、議会改革をめぐる本市議会での最近の傾向として、答申事項が減少してきている事実もあるところである。今後においても、無理に答申事項を求めるようなあり方についてはいかがなものかと考えるところである。


◯委員(嶋崎英治君)  考え方については了解した。


◯委員長(宍戸治重君)  では、意見があれば願いたい。


◯委員(岩田康男君)  自由民主クラブにおいては、4会派による提案を真摯に受けとめ、しかも2項目については合意できる方向性とのことであり、その結果については評価いたしたい。
 その上で、項目の2についてであるが、議会基本条例についてこれまで議論していないとする点については確かにそのとおりである。しかし、我々が提案時に考えたのは、他市議会に見られるようなまず議会基本条例ありきではなく、議会改革の取り組みを進めたその先に当該条例が制定されることとなれば、条例がより生きたものとなるということである。
 まずは、議会改革における理念を共有することが重要であると考えるとともに、議会改革の成果を条例としてあらわす時期がもうすぐ来るのではないかと考えるところである。そのようなことからも、項目の2について、ぜひ来期に申し送りさせていただきたいと考える。


◯委員(石井良司君)  考え方については理解したところである。


◯委員長(宍戸治重君)  自由民主クラブの検討結果について、質疑、意見があったところである。
 休憩する。
                  午後2時04分 休憩



                  午後2時34分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  議会改革検討委員会(第2期)を再開する。
 協議事項の項目1、「議会改革についての共同提案」については、4会派から共同提案のあった5項目の提案事項のうち2項目について、先ほど配付した内容により確認したいと考えるがよろしいか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 なお、その余については、答申文案として改めて示したいと考えるがよろしいか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 協議事項の項目2、次回委員会の日程について、本件を議題とする。
 次回委員会については、平成27年2月12日(木)午後2時に開催いたしたいと考えるがいかがか。
 休憩する。
                  午後2時35分 休憩



                  午後2時36分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  議会改革検討委員会(第2期)を再開する。
 協議事項の項目2、次回委員会の日程については、平成27年2月12日(木)午後3時に開催することといたしたいがよろしいか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 次に、協議事項の項目3、その他について何かあるか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 では、本日の議会改革検討委員会(第2期)を散会する。
                  午後2時37分 散会