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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(平成27年まちづくり環境委員会) > 2015/09/08 平成27年まちづくり環境委員会本文
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2015/09/08 平成27年まちづくり環境委員会本文

                  午前9時29分 開議
◯委員長(土屋健一君)  おはようございます。ただいまから、まちづくり環境委員会を開きます。
 初めに、休憩をとって審査日程及び本日の流れを確認いたしたいと思います。
 休憩します。
                  午前9時30分 休憩



                  午前9時33分 再開
◯委員長(土屋健一君)  委員会を再開いたします。
 審査日程及び本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、三多摩上下水及び道路建設促進協議会平成28年度運動方針三鷹市要望事項について、3、所管事務の調査について、4、次回委員会の日程について、5、その他ということで進めてまいりたいと思います。
 市側が入室するまで休憩いたします。
                  午前9時33分 休憩



                  午前9時37分 再開
◯委員長(土屋健一君)  委員会を再開いたします。
 都市整備部報告、本件を議題といたします。ア、都市整備部の「運営方針と目標」(平成27年度)について、本件に対する市側の説明を求めます。


◯都市整備部長(若林俊樹君)  それでは、運営方針と目標について、私のほうから説明させていただきます。運営方針と目標の35ページをごらんください。個別目標について御説明申し上げます。都市整備部では個別目標として13項目を挙げております。順次説明してまいります。
 まず1点目として、三鷹駅南口中央通り東地区再開発事業の推進でございます。こちらにつきましては、地元の合意形成を図るとともに、UR都市機構との連携を強化し、市街地再開発事業に向けた取り組みを進めます。また、まちづくりや景観の観点から高度利用地区と市街地再開発事業に加え、地区計画等の面的なまちづくりについて検討し、都市計画決定を目指します。
 2番目として、三鷹駅南口西側中央地区再開発事業共同ビル建設の支援でございますけれども、こちらにつきましては、6月の議会のほうで承認をいただいた市道の一部廃止手続を進めるほか、地域の活性化に向けた事業展開が図られるように支援をしてまいります。
 3番目として、東京外郭環状道路に関する対応の推進でございますけれども、こちらにつきましては平成21年度に国・東京都が示した「対応の方針」が確実に実行されるように、引き続き国・東京都に強く要望します。また、北野の里(仮称)まちづくり方針を策定し、市民、事業者、国及び東京都と連携・協働して進めてまいります。また、外環に伴う安全・安心のまちづくり連絡協議会を地元住民と協働で運営し、工事期間中の地域の安全安心に取り組みます。さらに、周辺都市計画道路の事業化に向けて関連機関と協議を進めるなど、協働によるまちづくりが進むように積極的に進みます。
 続きまして、36ページをごらんください。4番目として、災害に強い下水道の整備及び下水道施設の長寿命化等の推進でございますけれども、こちらにつきましては、集中豪雨による都市型水害に対応するため、浸水被害が発生するおそれがある箇所に貯留管等の設置及び緊急を要する中原地区において中仙川改修事業を実施するとともに、甲州街道付近の水害対策について具体的な対策案の検討をするため、調布市とともに進めてまいります。また、下水道再生計画に基づき、長寿命化事業として東部水再生センターの監視制御設備等の更新工事を行います。また、管路施設及びポンプ場の耐震化の工事、あと設計等を行います。
 5番目として、三鷹市土地利用総合計画2022の改定及び用途地域の見直しの方針の策定でございますけれども、これにつきましては、第4次三鷹市基本計画第1次改定にあわせて土地利用総合計画2022を改定します。また、平成26年度の検討や調査の結果を踏まえて、用途地域等の見直しの方針を策定します。また、外郭環状道路中央ジャンクション周辺の土地利用の転換が図られる地域についても、用途地域等の見直しの素案を作成いたします。
 6番目として、三鷹市公共施設等総合管理計画の策定に向けた取り組みとしています。こちらにつきましては、公共施設の総合的かつ計画的な管理を進めるために、公共施設等総合管理計画の策定に着手をいたします。
 7番目として、三鷹台駅前周辺地区のまちづくりの推進でございますけれども、関係権利者や地元住民等の意見を聞きながら、まちづくり推進地区整備方針の策定に取り組みます。また、都市計画道路の幅員や駅前広場のあり方について検討し、都市計画変更の手続に向けて取り組みます。さらに、バリアフリーに配慮して135号線につきましては電線の地中化等の事業を進めてまいります。
 37ページでございますけれども、8番目、みたかバスネットの見直しの検討でございます。これにつきましては、よりよい利便性の高いバスネットの検討を進め、あわせて新川防災公園・多機能複合施設(仮称)や杏林大学井の頭キャンパス、調布飛行場へのアクセス等の検討も進めてまいります。
 9番目として、サイクルシェア事業に向けた取り組みでございます。こちらにつきましては、平成28年度開設予定の杏林大学井の頭キャンパスの開設に向けて、三鷹駅を利用する市民と三鷹駅から杏林大学井の頭キャンパス間を利用する学生を対象にサイクルシェアの社会実験をすることになっておりますけれども、それに先駆けて、今年度ミニ実験としてその実験に取り組みます。
 10番目として、三鷹駅南口ペデストリアンデッキの点検でございますけれども、こちらにつきましては、供用開始から20年以上経過しておりますのでいろいろな不都合が発生しているところでございますけれども、適切な維持管理や改修に向けて点検・調査をいたします。
 11番目、都市計画道路整備の推進でございますけれども、これにつきましては三鷹都市計画道路3・4・13号線、三鷹都市計画道路3・4・7号線、この両路線とも用地買収を進めるとともに、道路の詳細設計と電柱の地中化に向けた協議を行ってまいります。
 続きまして、38ページをごらんください。12番目として、花と緑のまちづくりの推進でございますけれども、こちらにつきましては大沢の里第2期工事の実施、また、まちなかグリーンベルトと申しまして、住民の方と植栽等をする事業について取り組みます。また、第4次基本計画の改定にあわせて緑と水の基本計画2022の改定を行います。また、NPO法人花と緑のまち三鷹創造協会と協働で市民、事業者との協働による花と緑のまちづくり事業を展開してまいります。
 13番目として、特定緊急輸送道路沿道建築物の耐震化の推進でございますけれども、これにつきましては平成27年度末までに耐震診断及び設計を、平成28年度末までに耐震改修をするよう、引き続きこれらの耐震改修事業について、国・東京都・市が共同で助成を行い耐震化を促進します。説明のほうは以上でございます。


◯委員長(土屋健一君)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑のある方。よろしいですか。


◯委員(栗原健治君)  では、何点かお伺いしたいと思いますが、初めに、東京外郭環状線道路計画に関する対応で、今準備工事も含めて本格工事がこれから今年度も始まるっていうことで、立て坑なども進められる中では、振動の騒音ですとか、先行に実施されている地域などでかなり影響が周辺地域にも出ていると聞いています。今後、北野の里での安全・安心のまちづくり連絡協議会で地元の住民と協働して運営して、安全安心に取り組むということで、これ市民の声を広範に、北野の地域っていうふうに見ないで、牟礼ですとか中原のほうにも影響していく部分もあると思います。こういうところでの市民の声を聞く、また対応を図るっていう点でどういうように考えていらっしゃるのかお聞きしたいというふうに思います。
 あと、災害に強いまちづくりで、集中豪雨などの浸水被害が今でも三鷹市で起こります。特に問題となっている浸水被害の出た地域に対する把握ですね、昨年で言うと降ひょうなどで浸水被害が出た地域っていうのは、特に浸水が起こる場所っていうのは明確になっていると思いますけれども、仙川沿いの新川の五中の天神山通りのあたりですとか、課題があると思いますけれども、全体を俯瞰してどのように進めていくのか、お伺いしたいと思います。
 あと、三鷹駅南口のペデストリアンデッキの点検ということで、さまざまなふぐあいが発生しているということですけれども、どのようなふぐあいが出ているのか。ここも雨が降ったりすると、ペデストリアンデッキの下にも雨漏りがあって、傘を差さないとデッキの下でも雨露を防げないというような声も聞いていますけれども、どのようなふぐあいがあって、それを改修していくっていう点、今の認識をお伺いしたいというふうに思います。とりあえず、よろしくお願いします。


◯まちづくり推進課長(小出雅則君)  私のほうから、外環に関する御質問に御回答させていただきます。1点目の立て坑周辺地域への影響ということで、環境の御質問をいただきました。現地のほうに、これから国土交通省のほうでも監督員が常駐できるような取り組みを今進めているところでございます。特に周辺の地域に長期にわたり立て坑掘削等で迷惑がかからないような環境監視体制をしっかり整えることが大切だと考えておりまして、私どものほうでも安全・安心のまちづくり協議会の中でも常時に監視できるような仕組みが構築できないかということで、今協議を進めているところでございます。
 それと、もう一点、牟礼、中原地域の市民への説明という御質問につきましては、特に牟礼、中原地域の市民の方々を対象に区分地上権を設定させていただくという、そういう地域でもございます。これまでもそういった設定に対して説明会等を開催しながら国のほうは対応してきておりますけれども、引き続きしっかりと市民への説明が行われるように、市のほうから申し入れのほうをしていくように考えております。外環につきましては以上です。


◯水再生課長(川口幸雄君)  おはようございます。よろしくお願いします。まず、浸水被害につきましては、確かに中原、それから例えば三鷹台のところで床下、床上浸水、非常に多く出ておりますので、当然我々把握をしておりまして、そのさらに詳細につきましては防災課と情報を共有しまして、その対策に今ここに記載してあるとおりでございます。
 さらに、今委員御指摘の仙川、天神山通り、つまり多分中央高速道路の下のところが非常に道路が冠水していることの御指摘かと思っております。まだ、そこにつきましても本当にちょっとした夕立のような、いわゆるゲリラ豪雨的なところで道路が冠水をするのは都市整備部としても承知をしております。それ以外にも市内幾つかございますので、そこにつきましても、今後中原、三鷹台等、まず家屋、財産のところを最優先にしながら、そういうところも積極的に今後取り組んでいきたいと考えておるところでございます。以上でございます。


◯道路交通課長(川鍋章人君)  質問委員さん言われたように、雨漏りの関係が多く発生しておりましたが、今緊急対応で修繕しておりますので以前ほどはひどくはないんですけれども、雨漏りの関係、それと電気のブレーカーが落ちるですとか、あと、エスカレーターがとまってしまったりとか、あとは照明の関係の球切れですね。それと、排水ますの詰まり、そういったものが発生してございます。以上でございます。


◯委員(栗原健治君)  ありがとうございます。外環なんですけれども、本当、不要不急だと今でも感じていて、この事業をこのまま進めていいのかと市民的、国民的にも巨大事業、財政を費やす事業だと思いますが、三鷹市の北野に限らず、全域に影響を与える道路を整備していく事業者の側でいうと、対応方針を確実に実行するのは最小限の責務だっていうふうに思います。その点で三鷹市が果たす役割は大きいので、しっかりと「対応の方針」を見直して、改めて毎回、毎回ですけれども、確認した上でしっかりとした対応をしていく責務を果たしていただきたいっていうふうに思います。
 地中拡幅部の問題もありますし、地上部の工事期間中の対策もここであるまちづくり連絡協議会が中心になって対策を進めると思いますけれども、市民の視点でしっかりと交通量の変化だとか確認することも必要であれば、しっかりと進めて的確な対応をしていくことが必要だということを指摘しておきたいと思います。
 あと、下水道も課題があるので、計画的だと思いますけれども、今後に期待したいっていうふうに思います。
 ペデストリアンデッキですけれども、市民の利用が駅前っていうことで大変多く、バスを待つ場所もありますし、安全最優先の環境を整えていくっていうことでは課題になってきているというふうに思います。調査・点検を実施するということで、維持管理や改修工事は今後の見通しとしてはどういうふうに考えているのか、現時点でわかればお伺いしたいというふうに思います。よろしくお願いします。


◯道路交通課長(川鍋章人君)  今年度点検をしておりますので、来年度その点検結果をもとに、修繕に向けた実施設計を実施いたします。さらに翌年度、修繕工事をしていきたいと考えております。以上でございます。


◯委員(栗原健治君)  ペデストリアンデッキですけれども、緊急に必要なものが起こった場合には対応するということも検討期間中でもあり得るかと思うんですが、その点だけ確認しておきたいと思います。


◯道路交通課長(川鍋章人君)  今年度点検しておりますが、緊急に対応が必要な場合は今年度でも対応する予定でございます。


◯委員(石原 恒君)  37ページの10番目の三鷹駅の南口ペデストリアンデッキの点検について伺います。結構私も職員の方にもお願いをしていろいろと改善いただいているんですけれども、まず気づくのが雨の日、結構下の段のところがたまってしまうということで対策はしているんですけれども、なぜああいった真ん中のところに排水口ができたのか。こういった構造が非常に問題になっているように思っているんですが、今後見直し点検も行われると思いますけれども、この辺の改善、その点についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。


◯道路交通課長(川鍋章人君)  今年度点検をいたしまして、漏水箇所につきましては、その対策ができるものについてはやっていこうと思っておりますが、ますの位置を変更したりとか、そういったことになりますとかなり大きな修繕ということになりますので、それは点検結果を見ながら逐次対応をしていきたいというふうに考えております。


◯委員(石原 恒君)  わかりました。恐らくいろいろなごみなんかも詰まってしまうと、どうしてもそこは水たまりになってしまうというのは、これは構造的な問題だと思っていますので、ぜひしっかりと点検もしていただきたいと思います。
 あと、上の段のところも、今、先日までですかね、パイロンが立っていましたね、つなぎのところですかね、わかりますか、場所。パイロンが2つほど立っていたんですが、あれ、ずっと撤去されていなかったんですけれども、なぜああいったことになっているのか状況をつかんでいらっしゃいますでしょうか。よろしくお願いします。


◯道路交通課長(川鍋章人君)  パネルがちょっと剥がれている部分があって、何ていいますか、危険防止のために置いてあったんですけれども、もう修繕は終わっているということでございます。以上でございます。


◯委員(石原 恒君)  結構2週間ぐらい、その状態ですよね。早急にお願いいたします。
 あと、表示のこともちょっと議会の中でお話をさせていただいたことがあるんですけれども、ジブリへの案内ですけれども、やはりちょっと不親切な感じがいたします。特に今海外の方が非常に、10時ぐらいになると相当の方がいらっしゃって、結構迷っていらっしゃる方が多いんですね。駅から南口のほうにペデストリアンデッキで行ったとき、上に大きな円形の表示板がありますけれども、非常に高くて、多分そこを見ないのではないかというのがあります。
 このあり方もぜひ、今設置したから、かえないということではなくて、やはり2020年のオリンピック・パラリンピックを見据えた上で、そういった事態もやっぱり見直すべきではないかなと。多言語表記もやはり今後検討されると思いますけれども、そういった構造物も含めて検討していただきたいと思いますけれども、その方針についてお伺いしたいと思います。


◯都市整備部長(若林俊樹君)  サインにつきましては、今後、今おっしゃったように多言語化等もあります。その辺も含めて、庁内的に全体で検討していきたいというふうな、今段階でございます。ジブリの件もございますけれども、都市整備部だけじゃなくて、それぞれの担当部署がありますので、全体的にその辺は調整してやっていきたいと思います。以上です。


◯委員(石原 恒君)  お願いしたいと思います。一番多い時間帯にいろいろと利用者の調査もぜひ一度行ってください。よろしくお願いいたします。以上です。


◯委員(白鳥 孝君)  35ページの1の三鷹の駅の南口の中央通りのことなんですけれども、URなんですけれども、一向にはかどってはいないんではないかなというふうに思っているんですけれども、これ、今後の見通しというか、計画というか、何か見通しがついているのか、それとも何かネックがあるのか。というのは、地権者も百幾つかあるみたいなんですけれども、武蔵小金井はあれだけ早くすぱんとできましたよね、南口が。全然あそこと比較してもおくれているし、どうなっているのかなというか、地権者だって、あっちの武蔵小金井のほうの地権者、相当数の地権者がいたはずなんですけれども、その辺どうなっているのかなというふうに思います。
 特に中央通りの住宅があるところのあの施設もかなり古くて、地震が来れば崩れてもおかしくないほどのことなので、三鷹市としてはそれは、じゃあ、どうするの、防災関係から見てどう対処していくのか。また、その辺、きちんと三鷹市の対応の仕方、それからURはどう考えているのか、その辺のことをちょっとお伺いをしたい。
 それから、2つ目には、防災に強い下水道のほうなんですけれども、井の頭ポンプ場、それから東部の水再生センター、これから老朽化のためにいろいろと設備を更新する、また建物も更新していかなきゃならないっていうんですけれども、前から話があるんですけれども、調布飛行場の西側に下水処理場をつくるという話があって、それも一旦中断になったり、また、再考したのかどうかちょっとわからないんですけれども、ただ、これがどうあれしても15年先ぐらいらしいんですけれども、その辺の計画っていうのはもうしっかりできているのかどうか、ちょっとそれもお伺いしたいと。


◯都市整備部調整担当部長(田口久男君)  私のほうから、1点目の中央通り東地区の関係についてお答えいたします。御指摘のとおり、UR都市機構を中心に地権者の協議会の中で検討、時間を要している部分、ございます。分棟配置案ということで、施設計画そのものを今見直しをして、それにかかわる管理運営等も踏まえて検討するということで、そういったところを比較検討を進めているところでございます。防災については、当然市もUR都市機構も旧耐震基準の中の建物だということを認識しておりますので、早急に建てかえする必要があるということは同様の認識を持っております。
 今後の進め方ということでございますが、本日の案件で再開発の基本計画の改定の考え方をお示ししますが、そういった考え方で早くそのようにこれから取り組んでいきたいというふうに考えているところでございます。私からは以上です。


◯水再生課長(川口幸雄君)  今委員御質問のところの野川水再生センター、仮称ではございますが、確かに委員御指摘のとおり調布基地跡地のところにつくる予定でございます。それにつきましては、東京都、それから構成する三鷹市を含めた6市、府中市、調布市、それから武蔵野市、小金井市、狛江市、これで課題の整理をするということで意見交換をしてございます。ただ、三鷹市としても、今委員御指摘のとおり、東部水再生センター、かなり経年劣化してございますので、早急にその建設に向けて編入ができるようにということで意見を申しているところでございます。以上でございます。


◯委員(白鳥 孝君)  今駅前のことは分棟化ってなって、それで、あそこ、しろがね通りのことでちょっと問題があってというような話があったんですけれども、基本計画の中でしろがね通りはなくなって、それで、あそこは歩行通路になっているのかな、基本計画の中ではそういうふうな位置づけになっているんですよ。それは、じゃあ、基本計画を曲げてしまうのかなっていうふうに思うんですけれども、その辺はどうなのかなというふうに思います。
 それから、下水道のほうは本当に設備を更新してしまうと、15年後にまた何かそれを都のほうに移管していくということになると、何か無駄金だなというふうに思うんですけれども、その辺の考え方っていうのはいたし方ないのかもしれませんけれども、東京都のほうに早急に何とかしてもらわないと、すごい無駄金を三鷹市は払わなきゃいけないっていうことになるものですから、その辺は何か御意見ございましたら、お願いします。


◯都市整備部調整担当部長(田口久男君)  再開発の関係で再質問にお答えいたします。しろがね通りを、現再開発基本計画の中では取り込んだ形で一体的な開発を行うというのが現計画になっております。今、見直しの考え方で、このあたりも含めて、このしろがね通りだけの問題ではないんですが、周辺の交通環境等も含めて検討をして、これからその方向性を示していきたいというふうに考えております。


◯都市整備部長(若林俊樹君)  野川処理場の件と東部水再生センターの件で御質問をいただきましたけれども、実際に野川処理場がもしできるとしても、確実に事業を進めると決まった段階から、環境アセスとか設計等で約20年近くかかるんじゃないかという話なんですね、処理場をつくるには、現段階においては。そうしますと、実際にすぐ決まったとしても20年以上の先になりますので、それまでは東部水再生センターをもたせなければなりませんので、当然今大分古くなってきて設備等の交換も必要でございますけれども、そういうのを順次かえていって20年ぐらいはもたせなければいけないという状態ですので、その辺はそれぞれに対応していかざるを得ないのかなというふうに思っているところです。


◯委員(増田 仁君)  幾つかほかの委員から出た質問の中に関連してなんですけれども、南口中央通り東地区再開発のURの物件なんですけれども、今テナントが幾つか出ていっているんですが、あれは単なる契約の終了なのか、それともこの開発に関連して契約を終了しているのかっていうところが気になっていて。何でかっていうと、要は日中ずっとシャッターだったりする、ガラスで中が何もないような状態で、にぎわい的に言うとすごいマイナスの状態なんですね。片方はお店があるのに、片方は何もないみたいな状態になっているので、その辺、取り壊しになる時期も含めてですけれども、何らか商店街の障害にならないような感じのことを考えておかなければいけないと思うんですけれども、そこが1つ。
 あとは、デッキのところで、翌年度いろいろ実施していくということなんですけれども、この前一般質問であった喫煙所、あれも翌年度ということになると、ちょっと市民相談を受けている人なんかだと、本人訴訟でもいいから、起こして撤去させたいとかっていう話にもなりかねないので、これは早急にJTと協議して進めてほしいなと思っています。生活環境部か、済みません。
 あと、多言語化の話があったんですけれども、デッキ上の表示、これは英語を追加するということですか。だけでいいですか。中韓を入れちゃうと、京王線とかでも出ているんですけれども、駅名の表示だけそうなって、結局何だかさっぱりわからないっていうのを結局聞かれるんですね。ほかの人たちは結局英語をスマートフォンで写して、何やっているかっていうのを見て訳したりとかしているので、余り言語をふやすと、逆に説明がなくてわかりにくくなるので、その辺は留意していただいたほうがいいかなと思います。


◯まちづくり推進課長(小出雅則君)  私のほうから、東地区の再開発の関係でお答えさせていただきます。もう再開発事業実施段階もかなり近いということで、新たにあいたところに店舗として御入居される形には、今URのほうでも積極的にそういう形ではとっていないということを聞いています。ただ、今委員さんもおっしゃったように地域のにぎわいとかもございますので、行政のほうでもURと協力しながら、スペースあいの取り組みとか、あと天文・科学情報スペース、そういった取り組みで、あいている形じゃなくて、地域に、まちづくりに貢献できるような、そういうような使い方を今検討して進めているところでございます。


◯道路交通課長(川鍋章人君)  デッキ上の喫煙所についての御質問をいただきました。今道路交通課ではJTさんとまさに協議をしておりまして、早急に協議を調えて新たな整備に取り組んでまいりたいというふうに考えております。以上です。


◯都市整備部長(若林俊樹君)  サインについて御質問をいただきました。確かに委員おっしゃるとおり、例えば英語、中国語、韓国語と、その前に日本語があると4段になってしまうとか、そういういろいろな問題もありますので、その辺についてもどこまでの表記が必要なのか。全てに4種類が必要なのか、それぞれの場所とか設置するところによって変わってくるかと思いますので、その辺も含めてちょっと検討をしていきたいというふうに考えております。


◯委員(渥美典尚君)  1点だけお願いします。三鷹駅南口中央通り東地区再開発のことなんですけれども、三鷹市といたしましては、大部分を占める地権者であるUR都市機構さんと連携を強化しということは、これはもっともだと思うんですね。ただ、UR都市機構のまちづくりに関して、本当のプロのまちづくりプランナーですとか、詳しい市民の方々は、URはにぎやかなまちづくりに関しては苦手であるっていう意見を多々聞いております。住宅などをつくるのは本職ですからいいと思うんですけれども、武蔵小金井の南口の再開発に関しても、ちょっと設計的によくなかったんじゃないかっていう意見も既に出ておりまして、そういう方々のおっしゃるところ。
 そして、私もそう思うんですけれども、その他のいわゆるプランナーというんでしょうか、プロのまちづくりデザイン、例えば都内で大成功している森ビルさんですとか、三菱地所さんですとか、そういったノウハウの導入があれば、さらにいいまちづくりができると思うんですけれども、そのあたりに関しては三鷹市としてはどのようにお考えでしょうか。


◯都市整備部調整担当部長(田口久男君)  今御指摘ありました中央通り東地区のにぎわいの創出についてでございますが、御指摘の点、我々のほうもどういうふうに展開していくかということ、特に三鷹駅前の三鷹らしさというか、そういったものを展開して短期間でにぎわいが終わらないように、継続して将来に向けてつながるような商業展開をする必要があるということで、UR都市機構も確かに都市計画的な専門分野も、得意分野はありますけれども、今御指摘のとおり、商業分野等はそういう専門のコンサルを使いながらいろいろ他事例をお聞きしたり、また、そういう地区を視察に行ったりということで、ほかの地区のものがそのまま当てはまるということには当然ならないと思いますので、その中でいいところを三鷹の駅前に活用できるような部分を活用しながら、よりよいにぎわいを創出できるような再開発を進めていきたいと考えております。


◯委員(渥美典尚君)  ありがとうございます。これだけ大規模なものって、やっぱり失敗は許されないものですし、失敗事例っていうのも多々あります。多摩センター駅前の商店街なんかも、某大手デパートが撤収したような経緯も過去にありますのでね、そのあたりもぜひ研究をしてみていただければと思います。以上です。


◯委員長(土屋健一君)  続きまして、イとウを一括でお願いしたいと思います。
 イ、「三鷹市土地利用総合計画2022」第1次改定の基本的な考え方について、ウ、「三鷹市緑と水の基本計画2022」第1次改定の基本的な考え方について、本件に対する市側の説明を求めます。


◯まちづくり推進課長(小出雅則君)  私のほうから、報告事項の2番目、イの「三鷹市土地利用総合計画2022」第1次改定の基本的な考え方について、資料1のほうで御説明させていただきます。1ページをごらんください。1、改定の目的でございます。今回の第1次改定は、第4次三鷹市基本計画の第1次改定にあわせて修正するものでございます。各個別計画との整合を図り、協働のまちづくりの実効性、実現性を高めることを目的とするものでございます。目標とする都市像、都市整備の骨格、都市整備の拠点、まちづくりのゾーニング等は現計画の趣旨を継承するものでございます。
 土地利用総合計画の目的と位置づけでございます。中段の囲みに土地利用総合計画の目的を抜粋しております。第4次三鷹市基本計画の策定に当たり、都市再生とコミュニティ創生を今後12年間における市の最重点課題と位置づけました。高環境・高福祉、豊かで高品質なまちづくりに取り組み、三鷹市の将来像である緑と水の公園都市を実現するため、土地利用を基本とした具体的な施策を明らかにするとともに、まちづくりへの市民参加を一層促進することを目的としております。
 下段囲みに、計画の位置づけを抜粋しております。土地利用総合計画は、都市計画法に定める都市計画マスタープランとして位置づけられております。また、まちづくりに関する施策を総合的に推進するための計画として、まちづくり条例に規定された計画となっております。
 2ページをごらんください。2の改定の背景です。平成24年3月に計画策定後、本市の土地利用を取り巻く主な環境の変化につきましては、(1)から(3)の大きく3点がございます。(1)、三鷹市行政計画に関連するものが3項目です。用途地域決定の権限移譲に伴い、三鷹市用途地域等に関する指定方針及び指定基準を策定した等が背景にあります。
 (2)、土地利用に関する方針が決定、変更された地区等によるものが4項目です。大学の立地に伴い、周辺環境と調和を図るよう地区計画を変更した下連雀五丁目地区や、工場跡地の土地利用を適切に誘導できるよう下連雀五丁目第二地区の地区計画を定めたこと、外環事業における中央ジャンクション周辺地区を北野の里(仮称)と位置づけ、まちづくりに取り組んでいること等が背景にあります。
 (3)、東京都行政計画関連が2項目です。都市計画区域マスタープランである都市計画区域の整備、開発、保全の方針が改定されたこと等が背景にあります。
 3ページをごらんください。3、計画期間と関連する個別計画についてです。改定の対象とする計画期間は、第4次基本計画第1次改定と同様、平成27年から平成34年でございます。また、改定に当たり整合を図る必要がある個別計画は、中段に記載した7つの計画となります。
 4、主な改定のポイントと論点です。第1次改定に際して、特に留意する3点について記載いたしました。(1)、上位計画である東京都区域マスタープラン等の関連に関する記述・説明を追加することです。(2)、今後、大規模な土地利用転換が予想される地区等に関する記述を修正するとともに、用途地域決定権限の移譲に伴う土地利用の適切な誘導の検討を追求することです。(3)、第4次三鷹市基本計画の1次改定に伴う修正を行うとともに、三鷹駅周辺地区や新川防災公園・多機能複合施設(仮称)整備事業区域などの8つの地区について、事業の進捗等にあわせた追記、修正について検討を行うことです。
 4ページをごらんください。都市整備の骨格(軸)、都市整備の拠点(面)についてです。調布保谷線、東八道路等の事業は進捗していますが、都市整備の骨格(軸)については変更ございません。
 5ページをごらんください。都市整備の拠点(面)については2点の変更を行います。1点目です。下連雀五丁目地区地区計画区域での杏林大学井の頭キャンパス開設に伴い、文化・教育・健康の拠点に杏林大学下連雀エリアを追加いたしました。2点目です。緑と水の拠点である北野の里(仮称)の範囲検討に伴い、エリアを変更しました。
 5、今後の作業予定です。今後も第4次三鷹市基本計画第1次改定の作業に合わせて改定作業を進めていきます。まちづくりのゾーニングについても、基本計画の改定に合わせ検討を進めていくものといたします。市民への情報提供につきましては、コミュニティ住区ごとに行うまちづくり懇談会において、基本計画の改定に付随して行う予定です。また、本委員会を初め都市計画審議会等の意見を聞きながら、年度内改定に向けて取り組んでいきます。資料1の説明は以上です。


◯緑と公園課長(田中元次君)  よろしくお願いいたします。私のほうからは、「三鷹市緑と水の基本計画2022」第1次改定の基本的な考え方について御説明いたします。資料2、1ページをごらんください。1、計画の概要です。本計画は、緑豊かに快適な都市づくりを進めるため、緑地の確保、都市の緑化、公園及び緑地の面積の目標量を定めるとともに、実現のための施策を定めるものです。緑と水の公園都市のまちづくりを一層進めるための計画となっています。なお、本計画は都市緑地法第4条第1項に規定されている緑地の保全及び緑地の推進に関する基本計画として定めるものでございます。
 2、改定の目的です。今年度実施しています第4次三鷹市基本計画第1次改定及び、今説明のございました土地利用総合計画2022など、ほかの個別計画の改定に合わせ、本計画が策定された平成24年3月から事業の進捗、外郭環状道路の事業の進捗に伴う北野の里(仮称)の記述の変更、新川天神山青少年広場などの新たな位置づけ、市民、事業者と協働で取り組む民有地の緑化の推進などを踏まえ、市が将来都市像として掲げる緑と水の公園都市の実現に向けて、当計画がより実効性を高めることを目的としています。
 3、当初策定時からの変化です。公園の公有地化の進捗、大沢の里の整備事業の新たな取り組み、農地を保全するために農地を都市計画公園として取得する取り組み、市民、事業者と協働で取り組む民有地の緑化推進の事業などがあります。また、新たな土地利用といたしまして、東京外郭環状道路事業、三鷹駅前周辺地区、新川防災公園・多機能複合施設(仮称)の事業の進捗などがあります。
 2ページをごらんください。改定のテーマです。(1)、東京外郭環状道路の進捗に合わせ、記述を見直してまいります。
 3ページの図面をごらんください。北野の里(仮称)についての図示のほうを変更をしていく予定をしております。(2)、図中ほどに茶色で記載しています新川防災公園(仮称)エリアから仙川に沿った丸池の里、さらに下流に向かって緑と水の連続空間としての位置づけを考えてございます。この中に、先ほど申し上げました新川天神山青少年広場などの記述もしてまいりたいというふうに考えています。
 2ページにお戻りください。(3)、農地の保全に向けた基本方針が平成26年度に確定したことから、追加のほうをしてまいります。
 (4)、現在も生け垣の助成やガーデニングフェスタの開催などで民有地の緑化の推進をしているところでございますが、民有地の接道部において樹木や宿根草などの植栽の費用について助成し、民有地の緑化をさらに推進することを追加してまいります。
 5については、記載しています各個別計画と整合を図ってまいりたいと考えております。市民の皆さんへの情報提供につきましては、12月に素案を示し、パブリックコメント等でお示しをしていきたいというふうに考えているところでございます。説明については以上です。


◯委員長(土屋健一君)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑のある方、挙手をお願いします。


◯委員(石原 恒君)  両計画に出てくる北野の里(仮称)ですけれども、これ仮称っていう表現ですけれども、これはずっとこれ仮称の状態なんでしょうか。何かちょっと教えていただきたいということと、あと、エリアも今回見直しされるというのは、これは外環の絡みなんでしょうかね。その辺もちょっと確認させていただきたいと思います。よろしくお願いします。


◯まちづくり推進課長(小出雅則君)  北野の里(仮称)の名称でございますけれども、こちらにつきましては、三鷹市のふれあいの里の1つとして、4つ目の里で、今北野の里という仮称にしているところでございますけれども、ワークショップの中でも、北野の森がいいんじゃないかとか、いろいろな意見が出ておりました。今後、まちづくり方針を策定していく、今年度そういう取り組みを行っていく予定で今進めておりますけれども、そういった中で市民の方から意見を聞きながら、できたら今年度、名称のほうも定めていければというふうに考えているところでございます。
 あと、エリアにつきましても、ワークショップを行いまして、いろいろな意見が出てきていたエリアを中心に、少しエリアを今までジャンクションのふたかけ上部空間エリアを中心としていたものを拡大しているところでございますけれども、エリアについても名称とあわせて今年度方針を定めていく中で対応をしていきたいと考えています。


◯委員(石原 恒君)  御説明ありがとうございます。いろいろな御意見があるということでわかりましたし、あと、今年度に大体決まるということも理解いたしました。
 あと、緑と水の基本計画の中で、これも既に示されているところなんですけれども、これ仙川ですね、上連雀、下連雀の八丁目まで暗渠になっていますよね。水は実際流れていませんし、何か川っていうイメージがあんまりないんですね。それでもこういった表現になるんでしょうか。もちろん新川橋からずっと仙川まで抜けているところはきちっと水も流れているんですけれども、どうも暗渠になっている部分が川というイメージがないんですけれども、この辺の表現は本当にこれでいいのか、どのように考えているのか。今後も多分、河川なので国か東京都の持ち物になると思いますけれども、この辺の考え方はどうなっているんでしょうか、お伺いしたいと思います。


◯緑と公園課長(田中元次君)  確かに人見街道より上流部は暗渠の部分があったり、三面のコンクリート張りであったりということがあるんですけれども、三鷹市としても近隣の仙川を持っている市町村と連携しながら、管理しています東京都に対して親水空間にするようにということは以前から申し上げているところでして、今後についてもそういったところで意見のほうを申し上げて実現をさせていきたいというふうに考えているところでございます。


◯委員(石原 恒君)  わかりました。いろいろ取り組みはされているということは理解いたしました。ぜひまた、結構市民の方も疑問に思っていること、たくさんこういった小さなことでもあると思うんですけれども、ぜひそういった取り組みも何らかの形で情報も発信していただけると、ああ、こういうことだなっていうのもわかっていただけるものと思います。ぜひまた広報のあり方なども研究していただきたいと思います。以上です。


◯委員長(土屋健一君)  ほかによろしいですか。


◯委員(栗原健治君)  緑と水の基本計画で今後のスケジュールは12月ごろに素案で、パブコメをやると。土地利用総合計画の進め方も同様な形なのか。ちょっと、タイムスケジュール的なまた取り組み、素案の発表ですとか、市民の意見と、それを反映した修正、骨格案になるんですか、スケジュール的な側面を教えてください。


◯まちづくり推進課長(小出雅則君)  進め方でございますけれども、第4次三鷹市基本計画の改定に付随して土地利用総合計画、緑と水の基本計画、関連計画あわせて市民のまちづくり懇談会等で情報のほうを提供していって、意見を聞きながら、同じスケジュール感で進めていきたいというふうに考えているところでございます。


◯委員(栗原健治君)  同様のスケジュールということで、計画自体が全体にかかわる部分と、新しくこれから検討していく部分とがあるので、十分な、市民の中で議論できる、また市民の声を酌み取ることのできる情報提供が重要かと思います。言葉では行政がイメージしているものが伝わらない。一言で北野の里っていうふうに言っても、どういうものなのかっていうのが、この間の検討にかかわってきた人でないとなかなかイメージができない部分がこの点1つとっても言えると思います。情報の提供について丁寧にしてもらいたいと思うんですけれども、よりいいものにするために全体像がわかるような工夫をしていただきたいと思うんですけれども、情報の提供のあり方についてお伺いしたいと思います。


◯都市整備部調整担当部長(田口久男君)  両計画とも、これまで、4年前に策定した後、いろいろな機会の中で市民の方から意見をいただいたものを踏まえながら今の改定作業を進めているところでございます。今委員さんから御指摘がありましたように、改定の中でも、その内容について余り御存じない市民の方も含めてきちっと意見をいただくようにしていきたいと思います。この計画、今説明した中で、例えば骨格軸とか拠点、なかなかちょっと市民の方になじみが難しい部分もありますので、そういったもの、まちづくりとして軸として進めて拠点として広げていくという、そういった詳しい、わかりやすい説明をしながら御理解をしていただいて、意見をいただきながら進めていきたいと考えております。


◯委員(栗原健治君)  地域からもこれについての意見を酌み上げていく努力っていうのはすごく重要だというふうに思います。町会とか、コミュニティとか、一定のまとまりのあるところにも、出前の説明会をするだとか、いろいろな取り組みが可能だというふうに思います。必要性に応じて情報提供について努力していただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。


◯委員長(土屋健一君)  続きまして、エ、オ、カ、一括で説明をお願いします。エ、「三鷹市交通総合協働計画2022」第1次改定の基本的な考え方について、オ、「三鷹駅前地区再開発基本計画」改定の基本的な考え方について、カ、赤鳥居通り駐輪場の運営再開について、本件に対する市側の説明を求めます。


◯都市交通担当課長(高橋靖和君)  よろしくお願いいたします。それでは、エの三鷹市交通総合協働計画2022の第1次改定の基本的な考え方について御説明いたします。資料3をごらんください。1の計画の位置づけと改定の目的です。三鷹市交通総合協働計画2022は、三鷹市における公共交通等を取り巻く課題を認識した上で、市民の暮らしの中で大きな機能を果たしている都市交通全般につきまして、誰もが安全で安心して快適に移動できる公共交通環境の整備を目標として、三鷹市の総合的な交通計画を定めているものです。
 今回の改定につきましては、今年度実施されます第4次三鷹市基本計画の第1次改定に合わせて行う予定です。具体的には、平成23年度の計画策定以降、新川・中原ルートのコミュニティバスの運行開始などの実施状況を踏まえ、新川防災公園・多機能複合施設(仮称)、外環道路周辺の都市計画道路の整備など、今後の都市再生事業等との連携を図りながら、市内の交通環境の変化に対応し、よりよい公共交通ネットワークを構築するため改定を行います。
 2の計画の基本方針です。三鷹市交通総合協働計画2022に掲げている内容となります。理念としましては、市民の移動の機会をふやし、市民と市民とが交わって福となすの趣旨で、「交福」、交通による福祉の実現を掲げています。また、基本方針は、方針1のみたかバスネットの推進、方針2の交通体系の多様性への対応、方針3の役割分担と連携・協働の3つを設定しています。今回計画改定をする際にも、これらの理念、基本方針は継承いたします。
 続きまして、2ページの3、主な改定のポイントと検討課題をごらんください。1ページの2、(2)、基本方針に沿って整理いたしました。ここで主な改定のポイントと検討課題を整理する上で、三鷹市交通総合協働計画2022の目標に向けた進捗状況の調査を実施しましたので、まずその調査について御紹介いたします。調査はバス事業者、JR東日本、三鷹警察署等の関係機関、または三鷹市の関係部署等に依頼し、実施したものです。調査結果をまとめたものが参考資料1に記載してありますので、後ほどごらんいただければと思います。
 申しわけありませんが、2ページにお戻りください。(1)は基本方針の方針1、みたかバスネットの推進の観点からです。新川防災公園・多機能複合施設(仮称)へのコミュニティバスを中心としたアクセスの確保など、都市再生事業との連携について、杏林大学井の頭キャンパス開業に向けた交通ネットワークの確保について、東京外郭環状道路周辺都市計画道路等整備などの影響を踏まえた、みたかバスネットの見直しについてなどが挙げられ、三鷹市交通総合協働計画2022の中の4、目標を達成するために行う事業等の部分に反映させる予定です。
 (2)は、基本方針の方針2、交通体系の多様性への対応の観点からです。主に自転車が備える固有の課題と可能性についての検証及び計画についてを初め、今後実施予定の自転車のサイクルシェア事業に向けた社会実験や、自転車走行空間の整備の1つとしての自転車推奨ルートについてなど、自転車に関する事項についてを、三鷹市交通総合協働計画2022の中の1−2、三鷹市における公共交通等を取り巻く課題、2、基本方針、3、目標、4、目標を達成するために行う事業などの関連する箇所に反映させる予定です。
 (3)は、基本方針の方針3、役割分担と連携・協働の観点からです。三鷹市土地利用総合計画2022、三鷹駅前地区再開発基本計画、バリアフリーのまちづくり基本構想2022など、関連個別計画の改定内容の整合性を図ります。また、計画の達成状況と新たな課題への対応等につきましては、計画全体の中で反映させる予定です。
 続きまして、3ページの4、改定のスケジュール(案)をごらんください。8月7日に第1回三鷹市地域公共交通活性化協議会にて、「三鷹市交通総合協働計画2022」第1次改定の基本的な考え方についてを報告、協議させていただき、本日、同じ資料を本委員会に御報告させていただいております。今後は、具体的な改定内容をお示しした素案としまして、11月、12月に三鷹市地域公共交通活性化協議会、まちづくり環境委員会に御報告させていただき、その後、意見等やパブリックコメントの実施を行い、案としまして、2月、3月に三鷹市地域公共交通活性化協議会、まちづくり環境委員会に御報告させていただく予定です。今年度末には、計画の第1次改定の確定をしたいと考えております。説明は以上でございます。


◯まちづくり推進課長(小出雅則君)  報告事項の5番目、オの「三鷹駅前地区再開発基本計画」改定の基本的な考え方について、資料4のほうで御説明させていただきます。
 1ページをごらんください。1の(1)、改定の背景です。三鷹駅前地区再開発基本計画は、平成17年に改定後10年が経過いたしました。その間に、沿線の吉祥寺や武蔵境駅周辺における再開発が進展していたり、東八道路における大型ロードサイド店の集積による集客力の減少など、社会情勢が変化してきております。また、近年、急速な少子高齢化社会の進展や、地球温暖化に対応したサステナブル都市への移行といった新たな課題への対応が生じていることや、中央通り等において自動車交通量が減少していることなどが改定の背景にあります。
 (2)、改定の目的です。三鷹駅南口中央通り東地区では、再開発事業に向けた検討を地元地権者が中心となって進めております。また、三鷹駅南口西側中央地区では、関係権利者の全員合意のもとで事業推進に取り組んでおります。こうした再開発事業をきっかけといたしまして、市民のまちづくりに対する意識の醸成と、道路空間の整備などにより回遊性とにぎわいを演出し、三鷹駅前地区のさらなる活性化を図るため再開発基本計画を改定するものでございます。
 2の改定の基本方針です。(1)、基本的な考え方です。これまで、安全と安心のまちづくり、都市の活性化、良好な市街地の形成、まちの個性の創出の4つの視点に、バリアフリーのまちづくりと協働のまちづくりの視点を加え、7つの重点事業を設定して取り組んできました。これらの考え方を基本的に継承しつつ、新たに環境に配慮したまちづくりの視点を加え、歩行者等を優先した環境整備や景観づくりの誘導などにより、質の高い総合的なまちづくりを進めていきます。具体的には、安全と安心のまちづくりでは、都市の危機管理として不燃化・耐震性の強化などの4項目に取り組みます。
 2ページをごらんください。にぎわいのまちづくりでは、都市の活性化として高齢者や子育て世代に配慮した整備と商業の活性化などの5項目に取り組みます。まる3、バリアフリーのまちづくりでは、良好な市街地の形成として、良好な地域社会の形成や利便性の高い住宅地の整備などの4項目に取り組みます。まる4、三鷹の玄関口としての景観づくりでは、まちの個性の創出として公園都市の具現化や地区計画等による玄関口にふさわしい都市景観の誘導などの5項目に取り組みます。まる5、サステナブルな都市づくりでは、景観に配慮したまちづくりとして循環型社会への対応などの3項目に取り組みます。
 3の重点事業の方向性です。3ページの参考図をあわせてごらんください。再開発基本計画──平成17年に改定した現計画でございますけれども、こちらで設定した7つの重点事業のうち、三鷹駅南口駅前広場の第2期整備事業など、3つの事業が完了しております。サステナブル都市の実現に向けて、まる3の中央通りモール化整備事業と、まる2の区域内幹線道路第2期整備事業の2つの重点事業については、求められる機能と役割を見直しし、安全で快適な歩行空間を整備いたします。モール化区間としていました約350メートルにつきましては、中央通り買い物空間整備事業として、誰もが安心して買い物や移動ができる歩行空間を確保し、魅力ある買い物空間を創出いたします。
 これまで買い物駐輪場や荷さばき車両の駐車スペースを確保するため、一方通行化を含む整備手法を検討してきましたが、市民等と連携いたしまして沿道の景観形成を図りながら取り組むことといたしました。中央通り等において自動車交通量が減少しておりますので、一方通行化にこだわらず相互通行も視野に入れながら、そういった前提も持ちながら、三鷹駅南口中央通り東地区再開発事業により創出される歩行空間や壁面後退によるオープンスペースを生かし、一部モデル区間として快適な買い物空間の確保及び回遊性の向上を図るよう整備を進めていきます。
 また、駅前地区の再開発に伴い発生する交通については、さくら通り・三鷹通り・連雀通り等の既存の周辺道路ネットワークにより処理していく考えでございます。これまでの交通量調査の結果により、当該地区における自動車交通量は減少しております。今後、最新の交通量調査に基づく交通シミュレーションを行った上でのこととなりますが、自動車交通を処理する幹線道路としての区域内幹線道路の役割を見直しし、バリアフリーの推進と回遊性を確保する道路として整備していくことを考えております。
 4の実現に向けた方策についてです。三鷹駅南口中央通り東地区再開発事業を契機に、地域住民とともに地域特性に適した土地利用などのルールを確立するため、地区計画制度等の活用によりまちづくりの実効性を高めていくことを考えています。市民への情報提供につきましては、三鷹駅前地区の商店会、住民協議会等から構成される三鷹駅前地区まちづくり連絡会を初め、三鷹駅前住区のまちづくり懇談会において、基本計画の改定に付随して行う予定です。関係団体や周辺住民等の意見を聞きながら、早期改定に向けて取り組んでまいります。資料4の説明は以上です。


◯都市交通担当課長(高橋靖和君)  それでは、カの赤鳥居通り駐輪場の運営再開についてを、御説明いたします。資料5をごらんください。平成26年10月より一時閉鎖しておりましたが、このたび建物の建築が完了し、土地建物の所有者と1階部分の一部を公共駐輪場として賃貸借契約を締結しましたので、運営を再開いたします。
 1、所在地、下連雀三丁目282番10です。下の地図をごらんください。さくら通りから赤鳥居通りに入ったスーパーの南側になります。賃借面積は、床面積151平米です。契約期間は、平成27年9月1日から平成37年8月31日までの10年間です。利用形態は、一時閉鎖前と同様に一時利用駐輪場とします。また、機械式にすることから、24時間無休といたします。再開予定は、指定管理者であります株式会社まちづくり三鷹が駐輪ラックや精算機等を整備・設置等した後、10月15日、木曜日を予定しております。駐輪台数は、平置き3台、上段ラック81台、下段ラック73台の合計157台を予定しています。利用料金になります。三鷹駅付近の駐輪の状況から、通勤・通学のための長時間の対応と、日中に商店等を利用される方の対応のため使用を区分しまして、上段ラックを24時間150円、下段ラックを4時間100円といたします。この料金は、三鷹市自転車等の放置防止に関する条例に規定しています利用料金の範囲内での設定となります。説明は以上でございます。


◯委員長(土屋健一君)  市側の説明は終わりました。
 この際、しばらく休憩します。
                  午前10時56分 休憩



                  午前11時05分 再開
◯委員長(土屋健一君)  それでは、委員会を再開します。
 これより質疑に入ります。質疑のある方。


◯委員(石原 恒君)  では、よろしくお願いいたします。まず、交通総合協働計画2022のほうから質問させていただきます。コミュニティバスですけれども、これも我々議会のほうからもルートの見直し等はさせていただいて、市側もその点、地域公共交通活性化協議会ともいろいろと協議をなさって、今回三鷹台ルートと西部ルート、この2つのルートについて見直しを行うということで御説明をいただいております。
 まず、三鷹台ルートでありますけれども、この問題点としては、運行間隔が90分として長いということ、運行回数の少なさ、こういったことが問題だというふうに挙がっております。確かにルートを見ますと、三鷹台ルートから市役所を通って三鷹駅という、結構ほかのルートにはない長さだということは確認しております。これから短くする方向では検討されると思いますけれども、やはり起点である三鷹台は残されると思うんですけれども、当然ながら、結局杏林大学か市役所かどこかで終点──これ、多分杏林大学なんでしょうけどね、多分この辺で見直されると思いますけれども。結局、じゃあ、三鷹台ルートから三鷹駅──終点までは行かないですけれども、途中で切ろうとしているところも、継続して乗っていらっしゃる方がどれぐらいいるのか、こういったところもやはり見るべきだなと思っております。この辺の調査はされていらっしゃいますでしょうか。


◯都市交通担当課長(高橋靖和君)  今御質問ありました、おっしゃるとおり三鷹台ルートがちょっと長いというところもありまして、運行本数も90分に1本ということになりまして、おっしゃるとおり三鷹台から三鷹駅まで行くというルートの中で、前年度、OD調査、起終点調査もやりまして、その中で実際に市役所から三鷹駅に乗られる方が5割弱いらっしゃいまして、今、今後、今年度、それについて検討をまさにこれからしている最中でございますけれども、ルートとしましては、三鷹台駅から市役所、先ほど言いました杏林大学病院までのというところのルートで、まずそこで短縮化を図れないかっていうところは、まず議論になっているところでございます。
 ただ、たしか三鷹台から市役所、もしくは杏林大学に乗られる方も2割、3割の方はいらっしゃるので、そこの本数を、例えば三鷹台から杏林大学病院、市役所までっていうことで本数をふやすということも1つの検討に挙がるのかなっていうことで考えております。


◯委員(石原 恒君)  そこで、私もルートを見ていくと──この後、ちょっと西部ルートについて触れさせていただきますけれども、結局重なっているところが農協から野崎のところ、これは3つ路線、重なっていますよね。こういったところを飛ばすとか、要は三鷹駅から、例えば北野ルートですか、これだけを各停車にして、あとは西部ルートと三鷹台ルートは飛ばすとか、そういった検討もあってもいいのかなと、回数をふやすには。そういうことは検討はされたんでしょうか。


◯都市交通担当課長(高橋靖和君)  今おっしゃられた快速性といいますか、そういうことも今年度を含めて検討をする予定でございます。


◯委員(石原 恒君)  ありがとうございます。そうですね、やはりどこからどこまで乗っているかっていうのはきちっと調査しないと、結局使い物にならなかったと。一部、使える方もいらっしゃいますけれども、せっかく使っていた方ががっかりしないようにしていただきたいなと思っております。
 あと、西部ルートについては、平成11年11月にルート変更をされていますよね。このときは、どういったプロセスでされたかわからないんですけれども、結果として10年、13年たってから、今回見直しということでありますけれども、やはり前回も乗る方が少なかったから、そのときも見直しされたというわけですけれども、同じようなことがならないように、この辺の確認は経験を生かしてほしいと思いますけれども、何かその辺で検討していることはありますでしょうか。


◯都市交通担当課長(高橋靖和君)  西部ルートにつきましては、この場所がたくさん乗られているとか、この区間がいっぱいっていう形ではなくて、全体的に乗られている方という方がいらっしゃって、あとは乗られる方もちょっと少ないというところが出てきているところがあります。ですから、確かにどこをどうするかっていうところはあるんですが、ただ1つは、言えることは、西部ルート──三鷹台ルートもそうなんですけれども、杏林大学病院のところをぐるっと回るような形になっていますので、そこのところをもう少しすっきりしたような形でわかりやすいルートにするっていうことも、1つに課題として挙がっているところでございます。


◯委員(石原 恒君)  あとですね、全体的な話ですけれども、この停留所ごとに乗りおりをしているかどうか、そういうポイントでの調査っていうのは必要かと思いますけれども、その辺の調査はされていますでしょうか、停留所ごとの。


◯都市交通担当課長(高橋靖和君)  これも、平成25年度のときに、OD調査といいまして、乗られている方が、どこで乗られて、どこでおりるのかというところを、起終点も含めて全体的に調査はしているところでございます。


◯委員(石原 恒君)  ありがとうございます。最後に、このコミュニティバスについてお伺いします。地域公共交通活性化協議会、先月行った、今月、まちづくり環境委員会、今回説明があったということで、また11月、12月、そして2月、3月という形になりますけれども、何か協議会の内容が我々に伝わらないというところが1つ、課題かなと思います。我々のいろいろな発言したことが協議会に伝わっているかどうか。こういったお互いが同じ問題を共有をしているということでありますから、そういった共有を図るため、ぜひこの都市整備部が担っていると思いますので、本当は今回、先月話し合った、協議会で提出されたものを出してもらいたかったと思いますけれども、ぜひこういったとき、11月のときにはこういった協議会で協議された内容は提出していただきたいと思っています。ちょっと御意見をいただきたいと思います。


◯都市交通担当課長(高橋靖和君)  委員のおっしゃるとおりです。協議会、実際にやりまして、意見等をいただいているところでございます。ちなみにその中では、話の中でありましたのは、自転車のことについては挙げているんですが、いわゆる事故等がありますので、安全についてももっと触れたらどうかという、ちょっと御意見がありましたのと、あと、今後で達成状況の中で、ほっとベンチとか、あと接近表示機、バスロケーションシステムとか、そういうのも設置してきたというところがありまして、そういう内容が今後とも引き続きやってほしいと、そういうような御意見がありました。今後、そういう形も情報提供していきたいと思います。


◯委員(石原 恒君)  ぜひ情報提供という面では、我々から出した意見も協議会のほうに出していただきたいと思います。以上です。


◯委員(栗原健治君)  それでは、初めに交通総合協働計画2022に関連して、みたかバスネットもそうなんですけれども、コミュニティバスの役割で、交通不便地域の解消っていうことが課題として取り組まれて検討されていると思います。西部ルートと三鷹台ルートが検討されたと思うので、全体のルートの見直しという点で、計画はどういうふうになっているのか確認したいと、一つ一つのルートについての検討はどういうふうにしていくのかっていうことを確認しておきたいというふうに思います。
 実際にバスが通っていないところに交通不便地域があるわけですから、バスの通っていないところの市民、住民の要求を酌み上げていかないと、より交通不便地域の解消にはならないという問題があるっていうふうに思います。この点で、地域での交通不便地域からの声をどういうふうにね、酌み取っているのか確認したいというふうに思います。
 あと、駅前地区再開発基本計画で、ページの3ページで、実現に向けた方策──2ページからの最終の行からなんですけれども、目指すべき将来像の共有化を図るとともに、地域特性に適した土地利用などのルールを確立するため、地区計画制度等の活用によりまちづくりの実行性を高めていくっていうことで、実行性を高めていく上でも、将来像の共有ですとか、地域特性をどういうふうに認識するのか、地域に住んでいる人たちとともに共有のものにしていくのかっていうことが課題だと思います。
 また、そこに商売なされている商店の人、また住んでいらっしゃる方と、あと、そこにお買い物に来る利用者の声をやっぱり反映することによって、将来像がにぎわいを持った形で実現できると思います。この点で、どのように共有化を図るのか、地域特性っていうのをやっぱり明確にしつつ、それを土地利用などのルールに確立していくということで明確にすることは、それなりの仕組みというか、やり方が、課題があるというふうに思うんですけれども、どのようにしてそれをつくっていくのか確認しておきたいと思います。


◯都市交通担当課長(高橋靖和君)  2点質問をいただきました。コミュニティバスの全体の見直しということで、今後、1つ、その検討はどうなのかっていうことですけれども、今、現状西部ルートと三鷹台ルートをやっておりまして、その中で杏林大学病院の周辺と、また新川防災公園・多機能複合施設(仮称)という、そういう今後都市再生事業といいますか、そういうものが出てくるという中で、そういうものを見越してやっていくというところがございますので、1個1個のルートについてというよりも、そういう新規ルート、新しく建物ができるとか、開発ができるというところを含めながら検討しているというところがあります。
 それと、あと住民等の意見等、交通不便地域も含めて、そういう声につきましては、1軒1軒聞くわけではないんですが、公共交通活性化協議会というところの中で委員さんもいらっしゃいますし、その中でいろいろと検討しているところがありますので、また市民の方から意見、市のほうにも来るときにはその意見を反映させて、協議会の中で検討、話をしていきたいというふうに考えているところでございます。


◯まちづくり推進課長(小出雅則君)  三鷹駅南口駅前の再開発区域の将来像とか、そういったものへの情報共有の図り方、そういった御質問をいただいているところです。今まさに改定の基本的な考え方を出しまして、この考え方をもとに地域の商店会、並びに住民協議会の方々と意見交換をしながら進めていきたいと考えています。特に地域特性ということで、景観の視点で、例えばまち並みということを考えると、壁面線をそろえるとか、あと、例えばですけれども、看板のデザインのこととか、そういった景観の視点でにぎわいを創出できるのかと。
 あと、今まちづくり条例の中で壁面後退や何かを指導しているところですけれども、そういったルールづくりができれば、そういった壁面後退により歩行空間を広げるような取り組みもできると思います。さまざまな仕掛けが、やり方っていうのがあると思います。そういったことを地域の方とお話をしていくのが大事だと思っていまして、これから、先ほどお話ししたように、駅前地区のまちづくり連絡会、これがいろいろな商店会の方とか、住民協議会の方も入っている組織がございますので、そういった組織の方、並びに一番大事なのは地域の商店会の方々、そういった方々と意見交換をしながらしっかりと進めていきたいと思っています。
 計画改定に当たっては、パブリックコメント、ホームページ、市報や何かで、広く市民の意見も聞きながら進めていきたいと思っています。


◯都市整備部調整担当部長(田口久男君)  今2点の御質問、それぞれの課長のほうからお答えしたとおりなんですが、全体として私のほうからも考え方をお話ししたいと思います。まず、バスネット全体については、先ほど御説明したとおりなんですが、委員さんから御指摘のとおり、もともと交通不便地域の改善の視点、また、シティバスの重複している路線の改善、また利用者の視点、そういった視点でこの整備方針を考えてきております。
 それぞれのルートについては段階的に計画検討を進めていきますが、全体としてはそういったところで、乗りかえの環境をよくするとか、また、今後整備されていきます都市計画道路、こういったところにコミュニティバス以外の路線バスも計画検討をされていくと思いますので、そういった全体の中でより利用されやすいように、また不便地域の解消がされるように進めていきたいということでございます。
 そして、再開発のほうの将来像ということでございますが、これも課長のほうからお話がありましたように、商店街中心にということでございますが、当然そこに来られる買い物客の方が本当に楽しく買い物できるような環境をつくっていく必要があるということで、都市計画でいえば、中央通り東地区だけではなく、周辺も含めて地区計画等を定めて、都市計画のルールを定める。また、ソフト的なルールとして、ここもいろいろ検討しているんですが、例えば生活ができるような環境を整えるとか、本当に高齢者から家族連れの方が楽しく買い物ができるような環境を創出したい、そういった将来像を共有化していきたいということでございます。


◯委員(栗原健治君)  駅前地区再開発基本計画ですけれども、目指すべきまちの将来像の共有化をいかにして構築するのかっていうことは重要かと思うので、そのための有効なやり方っていうのをぜひ検討して、実のあるものにしてもらいたいというふうに思います。なかなか難しい課題なので試行錯誤が必要ですし、さまざまな意見を聞くっていうのは当然なんですけれども、聞き方も本当に当事者がまちづくりを進めているっていうふうに実感ができるものにしていくことが必要だと思います。そういう感覚を持った人をいかにふやす取り組みにするのかっていうところに悩みがあると思いますので、工夫をしていただきたいというふうに思います。
 バスの関係ですけれども、交通不便地域で利用者の、どういうふうに利用しているのかっていう部分がやっぱり有用かと思います。高齢者になって、雨の降ったときなどにバスを使われる方も大勢いらっしゃるというふうに思います。一例ですけれども、牟礼の地域、三鷹台団地の中の人たちにすると、三鷹駅に行くバスのルートがなかなか不便なんですね。市役所に行くにも、乗りかえなければ行けない地域で、雨の降ったときに足元が悪い中での課題があります。
 1点、要求としても挙げられたものを出して挙げさせてもらうと、北野ルートで東八道路の外環道路の手前ですね、北野ルートがちょうどループ状になるところを三鷹台団地のほうに回して、人見街道を通って、一小のところで合流できないかと。そうすると、市役所にも行きやすい。将来、三鷹が考えている市民センター地域へのアクセスっていう点で、三鷹台団地地域のアクセスというのは課題になっているというふうに思います。ここのルートの改善も、ぜひ検討していただきたいというふうに思います。一応提案だけしておきたいと思います。よろしくお願いします。


◯委員(渥美典尚君)  お願いいたします。三鷹駅前地区再開発に関してお聞きします。まず中央通りのモール化整備事業ってあるんですけれども、そもそもモール化、どんなふうな絵を描いているのか確認させていただきたいと思います。
 それと、駅前通り、中央通りですね、一方通行化せずに相互通行化で活用するということなんですけれども、現状ですと、右にも左にも駐車している車両がいて、通過する車両はお互い譲り合いながらジグザグで走行していくような状況がありまして、場合によっては、一方通行化のほうが商売をやっている方々にはいいんじゃないかと思うんですけれども、このあたりの御所見をお伺いいたします。


◯まちづくり推進課長(小出雅則君)  今の再開発基本計画の中でモール化について記載している部分でございますけれども、モール化とはということで、商店街の活性化を目的として、一般車両の利用を制限して公園化を図ること、そういったことや、道路や歩道をカラー舗装化して、ベンチ、緑などを設けることで歩行者が安全で快適に買い物できる場をつくっていくということで、具体的な施設計画の中では買い物駐輪場とか、荷さばき車両の停車スペース、ベンチ、街路灯を整備するということで、計画のほうは位置づけられているところでございます。
 平成17年に改定したこの計画の中では、中央通りを一方通行化することで、道路内に買い物駐輪場、荷さばき車両の停車スペース、そういったものを整備するという計画で、当時から検討を進めたところでございます。今回の改定では、中央通りの交通量の減少ということも踏まえまして、再開発事業と連携して、バリアとなっている買い物駐輪場、荷さばき車両対策、そういったものを行いまして、中央通りは都市軸としての相互通行を継続していく考え方の中で出したものでございます。
 中央通り東地区の再開発事業において、具体的に施設の検討段階を迎えているということもありまして、これまで道路を活用しながら対応することを想定していたところ、再開発事業の中で検討をあわせてしたらどうだろうということで、地域の方々と話し合いのほうを進めていきたいというふうに考えているところでございます。ただ、今交通量調査をやっていますので、そういった結果をあわせて考えながら駐車代の現状、委員のほうからもお話がありました、そういった実態等をどういうふうにクリアしていくのか。大きな壁面後退が再開発事業にあわせてできれば、そういった壁面後退を活用して、いろいろなそういったところに駐輪場や駐車の荷さばきスペースができるんじゃないかとか、道路前に落とし込むことなく、そういった手法の御提案をこの考え方の中でさせていただいたところでございます。


◯委員(渥美典尚君)  ありがとうございます。モール化って一言で基本計画の中でも説明があるだけなんですけれども、どうも歩行空間に屋根をつけるんじゃないかっていうふうに思っている方もいらっしゃって、その辺もちょっとこれから説明しておいたほうがいいのかなと思った次第です。
 それから、一方通行化に関してなんですけれども、道路を広くなれば問題ないと思うんですけれども、狭いままの場合は、一方通行化、有効だと思います。神楽坂では、時間帯ごとに上り下りの一方通行の方向が変わるんですね。結構長い区間の大変にぎやかな商店街がそれでうまく動いているというのを見てきていますので、そういったものを参考にするですとか、あとは、横浜馬車道でしょうか、わざとジグザグにして速度を抑える道にしながら、ゆとりある、遊びある空間で荷さばきスペースも、買い物客用の駐車スペースもあるというところで、まちが活性化しているっていう例もありますので、ぜひいろいろなところを参考にしていただければと思います。以上です。


◯委員(石原 恒君)  資料5でちょっと質問させていただきます。赤鳥居通りの駐輪場の再開ですけれども、これ、再開ということですが、今まではどのような利用料金体系になっていたんでしょうか、お伺いしたいと思います。


◯都市交通担当課長(高橋靖和君)  今までは、同じ赤鳥居通り駐輪場では、24時間150円で、有人という形でおりました。ですから、これが今度機械式になりますので、設備が整って変わってくるという形になります。


◯委員(石原 恒君)  あと、済みません、台数、どれぐらい置かれたんですか。


◯都市交通担当課長(高橋靖和君)  台数は297台でした。


◯委員(石原 恒君)  ありがとうございます。じゃあ、台数は減ったんですかね。ちょっと非常にこの赤鳥居通り、人も多く通られていますし、近くにスーパーもありますので、非常にいい駐輪場になっているかと思いますが、今回も、前回もそうですけれども、無料の時間帯って設定していませんよね。ほか、さくら駐輪場についてもありますけれども、なぜここは無料時間帯をつくらなかったのか、お伺いしたいと思います。


◯都市交通担当課長(高橋靖和君)  実際無料の時間帯をとっている駐輪場、今はあるんですが、今回、機械式の設備を設置したっていうことと、あと、今回建物1階部分に駐輪場を借りて、屋根がつくということもございます。ですから、そういうことも含めまして料金のほうを徴収させていただくっていう形を考えています。


◯委員(石原 恒君)  わかりました。この駐輪場の考え方なんですけれども、そもそも不法駐輪をなくすために設置するわけですよね。ということは、利用者をふやして、そこに違法の方をそっち側に誘導することが目的だと思うんですね。もちろん、応益負担という考え方は絶対必要だと思うんですけれども、そこを、どこに視点を置くかって非常に大切だなって思うんですね。結構、利用者側の立場からいくと、やはり無料時間というのは、ちょっとしたとめるときに、やはり置こうかなって思うんですね。ただ、最初からお金かかるんだったら、やめておこうって思うと思うんですよ。やっぱりそういうところの心理をしっかりとつかむべきだなと。もちろん、いろいろな設備がかかっているのはわかりますけれども、そもそもこの駐輪場は何のためにつくるのかっていうこと、やはり考えなきゃいけないと思います。
 その1つの事例ですけれども、駅前コミセンの駐輪場ありますよね。今、利用した方にはカードを渡している、そういった仕組みって非常にいいなと思うんですね。ほかの駐輪場でもそういった考え方、ぜひ使ってほしいなと。例えばこの駅前の商店街と協力して、利用した方にはカードを渡すとか、そうやってにぎわいの部分とうまく駐輪の問題と解決できるのではないかなと思っています。今、実際運用していますので、駅前コミセンの事例などね。そういったことを研究してもらって、今課題になっている駅前通りの、中央通りのそういったにぎわいをどうやっていくかというのとあわせて、この駐輪場、ぜひ対策をしていただきたいと思いますが、何かその辺で御意見があればお願いします。


◯都市交通担当課長(高橋靖和君)  今委員さんおっしゃられたように、無料ではなくて、確かにまちの地域の活性化というところを含めますと、サービス券みたいなもので使っていただいて、商店に行かれた方が、その商店からサービス券をもらって無料になるとかっていう形は、確かに今後の検討課題かなっていうことは、市の内部のほうでも今後そういうことで検討していきたいと考えております。


◯委員(石原 恒君)  ぜひお願いいたします。以上です。


◯委員長(土屋健一君)  以上で都市整備部報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午前11時37分 休憩



                  午前11時43分 再開
◯委員長(土屋健一君)  委員会を再開いたします。
 生活環境部報告、本件を議題といたします。
 ア、生活環境部の運営方針と目標に……。
 休憩します、済みません。
                  午前11時44分 休憩



                  午前11時45分 再開
◯委員長(土屋健一君)  委員会を再開いたします。
 生活環境部報告、本件を議題といたします。
 ア、生活環境部の運営方針と目標について、本件に対する市側の説明を求めます。


◯生活環境部長(清水富美夫君)  私のほうからは、運営方針の総括的な話を最初にさせていただきます。まず、御案内のように、平成27年度は第4次三鷹市基本計画の第1次改定及び各種個別計画の改定等がございます。後ほど御報告がありますので、よろしくお願いいたします。
 また、生活環境部、施政方針にあります最重点プロジェクトでございますコミュニティの創生のほか、サステナブル都市プロジェクトという市政の重要課題について具体的な取り組みをさらに進めたいと思っております。引き続き、各種事業を通じて幅広い市民を支援し、市民要望に応えられる施策を推進してまいりたいと思っております。
 それでは、運営方針の実施方針のほうでございますが、18ページをお開きください。特にこの部分につきましては、大きな方針変更がございませんので、19ページの個別の事業に入らさせていただきたいと思っております。私と田口部長の両方で御報告させていただきたいと思います。
 まず、私の関係で先にやらせていただきます。まず19ページ、2番のごみの発生・排出抑制の推進でございます。御案内のとおり、現行のごみ処理総合計画に基づきまして、これまでもごみの減量・資源化を進めてきたところでございますので、引き続きごみの発生抑制に努めたいと思っております。また、現在のごみ処理総合計画2015につきましては、後ほど改定の御報告をさせていただきたいと思っております。
 次に、20ページの4番でございます。サステナブル都市三鷹の実現に向けた研究の推進でございます。平成24年度から平成26年度まで、サステナブル都市三鷹の実現に向けた研究と事業の検討を行ってきたところでございます。平成27年度につきましては、地域経済循環システム構築事業、並びに市民協働型グローバル観光化推進事業の2つについて、この事業化に向けてさらなる検討を進めたいと思っております。
 次に、5番、新エコタウン開発奨励事業の推進によるエコ住宅の建設誘導でございます。現行のエコタウン開発奨励制度をリニューアルをいたしまして、新しい開発奨励制度を推進してまいりたいと思っております。これまでエコタウン開発奨励制度は創・蓄・省のエネルギー機器の導入を中心としておりましたけれども、そこに低炭素建築物認定、あるいは認定長期優良住宅といった環境配慮型住宅の建設や地区計画、そして景観協定を含めて認定要件としたこと、それから奨励金の交付対象を、これまで事業者だったものを直接購入者のほうに変更する。そうした形で新たなリニューアルを進めて、今後も地球温暖化防止対策等を進めてまいりたいと思っております。
 それと、21ページの10番、衛生的な家屋管理等に向けた居住者への支援策等の検討、いわゆるごみ屋敷でございます。平成26年度からプロジェクトチームで検討してきております。その中では、一応福祉、再発防止のための支援が重点的な話になろうかと思いますけれども、生活環境部ほか、健康福祉部等、いわゆる環境福祉、あるいは医療という側面から総合的に対応をするという考え方のもとで、昨年度につきましては、いわゆる関係部署との連絡対策会議を設置をしまして、具体的なケースに基づいて対応の方針を検討する。そして、具体的な支援策につきましては、ワーキングチームなどで検討していく、そうしたことを提言させていただきました。
 平成27年度につきましては、再発防止のための支援、これ福祉的な支援、あるいは経済的な支援というものも含めますが、そうした形の検討、さらに条例化の必要性などについても、最近の自治体では条例化をする自治体が散見されますので、その必要性等を国の動向等を見ながら検討してまいりたいと思っております。私からは以上でございます。


◯生活環境部調整担当部長(田口智英君)  私からは、19ページをごらんください。一番下にございます3番、都市農業の推進及び農地保全の取り組みでございます。農のあるまちづくりを推進するため、都市農業の振興に取り組むとともに、新鮮な農産物の供給を初め、緑と空間の創出、災害時の避難場所など、多面的な機能を有する都市農地の保全に向けて、東京都の農地保全支援プロジェクト事業を活用いたしまして、農地に防災兼用井戸を4基設置するほか、関係機関と連携をしながら、国家戦略の特区導入の検討に取り組んでまいりたいと考えてございます。
 続きまして、20ページでございます。中段、6番、ものづくり産業等の集積・強化及び都市型産業誘致の推進でございます。東京都のものづくり産業集積強化支援事業、これは3年間の補助事業でございますが、そのうちの2年目に当たってございます。こちらの補助制度を活用しまして、市内の事業者の移転に係る費用、あるいは周辺環境と調和を図るための工事に係る補助、防じんですとか防音の工事等でございます。それと、産業プラザ地下1階にございます精密測定機械室の機器更新などを行ってまいります。そして、日本無線三鷹製作所の跡地におきます市内事業者の操業支援に向けて、関係部署と連携して取り組みを進めてまいります。さらに三鷹市都市型産業誘致条例につきましては、PR・周知活動をさらに進めてまいります。SOHO事業者に対する支援としては、ミタカフェの運営などを引き続き関係機関と協力しながら一体的に支援をしてまいります。
 続きまして、7番の市内共通商品券事業の実施でございます。こちらは、平成26年度の国の補正予算、地域住民生活等緊急支援のための交付金、これは地域消費喚起・生活支援型でございます。こちらを活用して、三鷹市内の消費喚起を図ることを目的に、プレミアムつき商品券──三鷹むらさき商品券ですね、こちらを実施をすることとしております。実際には、発行総額が9億9,000万円、9万冊の発行になってございます。これは、ことしの7月の8日から7月いっぱいまで先行販売及び一般販売を行ってまいりました。その結果、9万冊のうち4万6,400余の冊数が販売済みでございます。残りの4万3,500余冊につきましては、10月の中旬に2次販売を予定をしているところでございます。それに向けて、今回の2次販売につきましては、従来どおりのお店、各個店に販売をお願いをしましてやっていこうということで、協議をしているところでございます。
 続きまして、21ページの8番でございます。買い物環境の整備でございますが、引き続き買物支援モデル事業を実施をいたします。買物支援事業本部、こちらの支援のもと、手を挙げました商店会さん、今現在は、ことし1商店会がふえまして14商店会になっております。それぞれの地域のニーズ等に合わせて、それぞれ商店会ができることから取り組んでまいります。それに対して、市及びその買物支援事業本部のほうで支援をしてまいります。以上でございます。


◯委員長(土屋健一君)  市側の説明は終わりました。
 休憩します。
                  午前11時55分 休憩



                  午前11時56分 再開
◯委員長(土屋健一君)  委員会を再開いたします。
 続きまして、イ、「三鷹市環境基本計画2022」の改定について、ウ、「三鷹市ごみ処理総合計画2022」の改定について、エ、「三鷹市産業振興計画2022」の改定について、オ、「三鷹市農業振興計画2022(改定)」の改定について、本件に対する市側の説明を求めます。


◯環境政策課長(岩崎好高君)  資料1、イの三鷹市環境基本計画2022の改定について御説明させていただきます。1、趣旨としましては、この環境基本計画は、「循環・共生・協働のまち みたか」を実現するため、健康で安全に生活できる社会、緑の保全、循環社会の形成などの環境目標を定めまして、各目標の達成度を確認するための達成指標をそれぞれ設定いたしまして、施策を推進しているところでございます。
 本改定においては、気象変動などの地球規模の環境が変化しており、また身近な生活を取り巻く環境におきましても、新たな公害の発生などが懸念される中で、国や都の動向などを注視しながら、地球温暖化対策や環境保全対策を進めまして、持続可能な都市の実現に向けた施策の見直しを行うところでございます。
 改定の要点といたしましては、こちらの計画の3大プロジェクトというのを定めております。その施策、あるいは達成指標など、前期での達成状況や成果、課題を検証いたしまして、将来像を見据えて、必要に応じた環境目標や達成指標、あるいは課題を解決するための施策の見直し等を行うところでございます。また、温室効果ガス排出量徹底削減プロジェクト、1つの例としましてそういったプロジェクトがございまして、その中ではサステナブル都市の実現に向けた新エコタウン開発奨励制度、あるいは公共施設の省エネルギー対策の推進等、エネルギー施策を推進するということを考えてございます。
 また、検討の方法といたしましては、民学産公の協働のまちづくりを進めるため、みたか環境活動推進会議、あるいは環境保全審議会及び環境施策推進会議において議論を行って、パブリックコメント等で広く市民の皆様の意見を求め、改定内容について検討を行う予定でございます。市議会、委員会等にもまた御報告させていただきたいと考えてございます。
 4の検討スケジュールにつきましては、こちらにごらんのとおりでございます。私からは以上です。


◯ごみ対策課長(井上 仁君)  ウの三鷹市ごみ処理総合計画2022の策定について御説明いたします。趣旨といたしましては、現在のごみ処理総合計画2015(改定)は、本年度で計画が終了いたします。家庭ごみの有料化や可燃ごみ処理施設の新設など、ごみの減量、資源化、適正化について行ってきたところです。今回の策定の考え方といたしましては、引き続きごみ処理を安定的に行うために策定をするものであります。
 ごみ処理総合計画の概要です。基本的には時点修正でございまして、大きな変更はございません。ごみの発生抑制に力点を置いた施策を推進するものであります。また、新たに追加される点としましては、東日本大震災以降、課題となっております災害廃棄物対策についての記述を行うという点でございます。計画期間は平成28年度から平成34年度までになります。特にこの期間において大きな施設等の変更等はない予定でございます。
 検討方法につきましては、三鷹市ごみ処理総合計画2022計画策定検討会議を設置いたします。以下のようなメンバーで、本年の7月より検討しているところでございます。検討スケジュールにつきましては、ごらんのとおりになっております。以上になります。


◯生活環境部調整担当部長(田口智英君)  資料の3をごらんください。三鷹市産業振興計画2022の改定についてでございます。この産業振興計画は、三鷹市第4次三鷹市基本計画の改定に合わせまして、今回見直しをするものでございます。この現行の計画におきましては、産業と市民生活の良好なバランスを創出するために目標とする都市像を「産業と生活が共生する都市」、基本目標を「価値創造都市型産業の振興」と定めてございます。今回の改定では、この目標とする都市像、基本目標については変更せず、時点修正をすることとしてございます。
 改定の要点といたしましては、企業の立地支援、経営基盤の強化、SOHO支援の充実、商店街の活性化、地域と産業のブランド化、観光と産業の連携、この6つを施策の柱として引き続き掲げることといたします。新たに計画に求められる点としては、日本無線株式会社三鷹製作所跡地への対応であったり、観光に関する基本方針の策定等がございます。
 検討方法につきましては、三鷹市商工振興対策審議会において審議を行ってまいります。そのほか、三鷹商工会ですとか、三鷹市商店会連合会等の御意見も聞いていきたいと思っております。
 検討スケジュールにつきましては、この4番に記載のとおりでございます。以上でございます。


◯都市農業担当課長(木村俊文君)  資料4をごらんください。私からは、オ、三鷹市農業振興計画2022(改定)の改定について御説明いたします。まず、1の趣旨ですが、本計画は、農業者、市民、市が協働で農のあるまちづくりの施策を推進することを目的として、平成24年3月に策定いたしました。また、本計画が農業経営基盤強化促進法に基づく三鷹市農業基本構想として位置づけられていることから、法改正に伴う所要の改正を平成26年9月に行いました。
 2の改定の要点ですが、本計画につきましては、第4次三鷹市基本計画との整合を図りながら見直すものとしていることから、同計画の第1次改定に合わせ所要の改定を行います。また、農業公園を核とした農のあるまちづくり、各種農業関連施策の連携の方策を検討し、計画の中に反映します。
 3、検討の方法ですが、計画の改定に当たりましては、農業委員会及びJAからの意見聴取を行います。また、パブリックコメントを実施し、市民からの意見聴取を行います。改定の内容につきましては、都知事への同意申請を行い、承認を得た上で確定することになります。
 検討スケジュールにつきましては、配付資料のとおりでございます。以上です。


◯委員長(土屋健一君)  市側の説明は終わりました。
 休憩いたします。
                  午後0時04分 休憩



                  午後1時00分 再開
◯委員長(土屋健一君)  委員会を再開します。
 まず、ここで市側より発言を求められていますので、これを許します。


◯生活環境部調整担当部長(田口智英君)  大変申しわけございません、資料の訂正をお願いいたします。資料3をお開きください。産業振興計画2022の改定についてのもので、一番下から2行目にございます、「三鷹市産業振興対策審議会」となっておりますが、正しくは「産業」を「商工」に直していただいて、「三鷹市商工振興対策審議会」に訂正してください。申しわけございませんでした。


◯委員長(土屋健一君)  よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、これより質疑に入ります。質疑のある方は挙手をお願いします。


◯委員(石原 恒君)  よろしくお願いします。運営方針の中にも記載はございましたけれども、空間線量の測定、放射線量ですね、平成23年の原子力発電所の事故からずっと7月でしたっけね、測定始めて、もう4年経過しますけれども、これまでの取り組み、最新情報、回数とか含めて、どういった状況なのか伺いたいと思います。お願いします。


◯環境政策課長(岩崎好高君)  空間放射線量ですけれども、件数的には延べ1,100程度ということになっています。ちょっと今、手元にあるのが平成25年度の実績になってございますが、地上5センチの測定値で最大値が0.12毎時マイクロシーベルト、最小値が0.03毎時マイクロシーベルト、平均値で0.06から0.07毎時マイクロシーベルトぐらいになってございます。地上1メートルのところが、最大値で0.11毎時マイクロシーベルト、最小値が0.03毎時マイクロシーベルト、平均値で0.06毎時マイクロシーベルトということになってございまして、だんだん少しずつ減少傾向にございます。
 回数が、測定の1,100カ所程度。年間、平成26年度で138カ所。ですから、平成25年度のデータしか今手元にございませんが、そういう形になってございます。


◯委員(石原 恒君)  これも、発災のとき、また1年目には結構市民からの測定の要望、多かったと思いますけれども、その後の変化、特に近年どういった要望があるのか、ないのか。
 また、今後どこの時点でこの放射線量測定をやめるのか、ずっと継続していくのか。その辺の考え方、どのようになっているでしょうか、お伺いしたいと思います。


◯環境政策課長(岩崎好高君)  発災当時は、やはり放射線量が、当時そういう測定器はありませんでしたから、その発災前のところのデータっていうのは手元にないんですけれども、平成23年4月5日から測定を始めて、当初は一般的に0.24毎時マイクロシーベルト以下が1つの目安とされているところを、それを超えるようなデータが数カ所確認されております。特に排水口のところとか、そういったところが若干高くなって、それは洗浄等を行ったという経緯がございます。
 その後、やはりそういった洗浄等も含め、それから放射線、半減期といって少しずつ減少する傾向にございますので、それが時間とともに少しずつ減ってきたという経緯がございます。
 今後どうするかということにつきましては、まだ福島第一原子力発電所も完全に解決したというふうにはこちらも思っておりませんので、回数的には少しずつ減らしていってもいいのかなとは思いますけれども、一定程度測定は継続していくという考え方でございます。


◯委員(石原 恒君)  了解しました。ちょっと所管が違うのかもしれませんけれども、前も食品のほうの検査のほうがずっとあわせてやっているんですけれども、やはり行政が今後どういうふうにするかによって、民間のそういった食品の検査も影響してくると思うんですね。だから、もうそういった放射線については平常に戻ってきたんであれば、やはりどこかで見直し等をして、一応安全だよっていうのを何らか──もちろん、国からの指針がないと、そこもできないとは思うんですが、その辺をやはり考えていかないと、いつまでたっても食品の検査を続けなければいけない。それだけでも非常に大きなコストだし、人件費にもなると思うので、ぜひ流されず、しっかりとこの政策には取り組んでいただきたいと思います。
 それと、ごみ屋敷のことに触れましたね。これ、名古屋でしたっけ、火災が起きましたよね。それ、こういった事件ございまして、もちろん行政側は認識して、何度もごみ屋敷対策で乗り出していらっしゃったと思うんですが、こういった三鷹においては、まず三鷹市がどれぐらいの件数、ごみ屋敷として認められる件数、また、その対応、どのような形をされているか、お伺いしたいと思います。


◯ごみ対策課長(井上 仁君)  ごみ屋敷という定義というものがまだ定まっていないものもございますので、何軒というのは正確な数は把握していないんですが、大体空き家の調査のときで調べますと、三鷹市内で20軒か二十五、六軒あるのではないかというふうに確認してございます。今、具体的に苦情等で対応しているのは4軒から5軒というような数になっております。
 具体的な対応については、福祉の部署とか、私たちごみ対策課の職員が現場に赴きまして、改善していただくようにお住まいの方には日々お願いをしているというところでございます。


◯委員(石原 恒君)  今回もこの運営方針の目標にきちっとそういったごみ屋敷のこと、記載ございますし、対策も検討を進めるということであれば、やっぱり指針を定めないと対策もとられないと思うので、あわせて指針、1つの目安というものをつくっていただきたいなというふうに感じております。
 あと、またちょっと環境政策課にお伺いしたいのは、PM2.5って前の計画に載っていましたでしょうか。もし今回改定に載せられるのか、ちょっとその辺のPM2.5についての扱い、伺いたいと思います。


◯環境政策課長(岩崎好高君)  環境基本計画の改定の中というか、今、現計画の中でPM2.5については、三鷹市はまだ測定装置を持っておりませんので、今後整備するという形になっています。12年間の間にというふうな目標を立てております。一方で、連雀のところ、コミュニティ・センターの横に東京都が設置しているPM2.5の測定装置があることがわかりまして、増設をしていただいて、その部分をふやしていただいたんですけれども、そこでも十分把握ができますので、そのデータをちょっと監視しつつ、また、もしとてつもない大きな値でも出るようなことがあれば、測定器の設置、あるいは測定の継続についても検討していきたいなと、今はそういうふうに考えてございます。以上です。


◯委員(石原 恒君)  これから、装置そのものを検討するということなんですけれども、先ほど課長がおっしゃったように、東京都がもし設置されるなら、そのデータをつかんで計画に反映することも可能だと思いますので、検討をお願いいたします。
 最後に、済みません、ちょっと日常においてお伺いしたいんですが、ごみですね、もう一度。プラごみの扱いなんですけれども、これ、基本的にリサイクルしていますよね、もちろん、当然ながらリサイクルですよね。汚れたものは燃えるごみに扱っているという認識なんですけれども、きれいに洗浄して、乾かして出したものはプラごみとして、それをリサイクルに回しているということですけれども……。いいですね。プラごみ、本当にこれ、リサイクルに回しているのか。本当に燃やしていないかなっていうことをちょっと心配したりするんですけれども、きちっと洗ったものであっても、どういったサイクルになっているのか、もう一度確認させてください。


◯ごみ対策課長(井上 仁君)  プラスチックごみにつきまして、週1回収集をして資源化に回してございます。汚れたプラスチックにつきましては、三鷹市において現状は燃やせないごみとして回収をしてございます。平成26年度の実績でいきますと、プラスチックとして回収して、一旦ふじみのリサイクルセンターに入ります。そこで、手選別等を行って、いわゆる容器包装リサイクル法に基づいた再生利用は、入ってくるのが大体3,800トンぐらいで、再生利用にしたのが1,800トン程度、途中でどうしても容器包装リサイクル法上、リサイクルに回せないものについては、選別した上で、今クリーンプラザふじみというところで焼却能力ございますので、その他の汚れた古紙であるとか、古着も一定程度は焼却して、一部プラスチックも焼却処理をしております。それはあくまで汚れたもので、再生に向かないものを処理しているということでございます。


◯委員(石原 恒君)  結構このプラスチックの扱いが、私もそうですけれども、市民の中でも混乱している部分あると思うんですね。今の答弁だと、汚れたプラスチックだと、燃えないごみというふうに説明がありました。それで、今きれいなものであっても、選別して、残ったものは燃えるごみですか。何か、その辺が一貫性がないようにも思うんですけれども、ちょっとどういう方針なのか、もう一度整理していただきたいんですが。


◯ごみ対策課長(井上 仁君)  今、委員おっしゃったように、プラスチックの汚れた部分については、三鷹市以外の地域によってもさまざまな取り扱いがございます。燃やせるごみで処理をしているところもございますし、三鷹市においては燃やせないごみでは処理しておりますが、今検討してございますごみ処理の検討会議の中でも、ちょっとこの点については議論しまして、今後の取り扱いについてちょっと整理をしたいと思っております。


◯委員(石原 恒君)  ちょっと身近なことなので、ぜひ整理して、また、市民のほうにもわかりやすく説明の機会をいただきたいと思っております。以上です。


◯委員長(土屋健一君)  ほかに質疑のある方。
 行政報告、アからオを一括で全て質疑をお願いします。


◯委員(栗原健治君)  それでは、各種2022の計画の改定については、スケジュールはよくわかりました。パブリックコメントをするに当たって、できるだけ多くの声を聞きたいというふうに思っているんですけれども、担当部としてもそうでしょうか。その上で、どのようにしたら、このパブリックコメントの数を引き上げることができるのか。身近な問題では答えやすいかと思うんですけれども、計画自体となると、なかなかお知らせを見て意見を述べるというのは、なかなかハードルの高いものだなっていうのを日常から感じています。具体的な地域ごとの説明会などを開いた上でパブリックコメントをすると、数がふえるんではないかなというふうに思うんですけれども、そのようなパブリックコメントをふやしていく取り組みをどのように検討されているのか、お伺いしたいと思います。
 あと、運営方針と目標においてですけれども、ごみの抑制ということで、引き続き発生抑制に努めると。生産者責任も重要だと思いますけれども、消費者、生活をしている市民にとっても努力は続いていると思います。現状、三鷹市において減量がどのくらい進んできたのか現状を確認しておきたいというふうに思います。今後、推進といったとき、働きかけ、呼びかけをするっていうことが1つかと思いますけれども、さらなる減量施策っていうことで研究していること、また、他自治体だとか、そういうところの今やっている取り組みをさらに発展させていくために取り組んでいることは何かないのか。やはり、いろいろな取り組みを研究していくことが必要だというふうに思います。
 なかなか絞った雑巾をさらに絞るような行為に近いと思うので、取り組んでいないものがないのかとか、あとは、より効果的になってきている変化が、世界的な変化の中であるものがないのか、研究というのは絶えず必要だというふうに思うので、そこの点でさらなる抑制についての取り組みをしていく上で三鷹市が取り組んでいることですね、お伺いしたいと思います。
 あと、農地の保全ですけれども、現状、これもどうしても相続だとかで減少傾向にあるかと思います。数値的なことは、ちょっと確認、今どのくらいになって、ここ1年では減ってきているのか。その傾向ですね、やはり分析をした上での対策をしていかなければならないというふうに認識していると思うんですけれども、三鷹市における農地保全の上で重点を置いて取り組まなければいけないっていうふうに認識している課題を、農地の変化も含めて、現状のわかれば数値を教えてもらいたい。今わからなければ、後で教えていただければいいんですが、報告していただきたいというふうに思います。
 あと、買物環境整備事業と市内共通商品券事業の実施ということで、平成26年度の補正、国の交付金の関係で補正予算を組んでの、都と国との事業を合わせての9,000万円だというふうに認識していますが、一過性のものに終わらせないっていうことが課題だったというふうに思います。地元の消費者と、この商工振興でどれを結びつけていくのか。市として、この取り組みがなかなか課題だなと。それで、観光地などでは旅行券みたいな形で2次的、3次的にこの事業がほかの消費につながるような形での取り組みにされています。
 三鷹市においてもどうなのかっていう点はあるんですけれども、商工振興ということで言うと、ここになるんですかね。例えば住宅リフォームに使うような事業でやって、2次、3次に結びつけるような商工振興施策だとかもあると思います。この市内共通商品券で1割っていうのの、この他の状況からすると、額が3割、その何割がプレミアムがいいのかっていうのは議論があるわけですけれども、今まで3,000万円が最高だった中で9,000万円のあれがついて、できるだけ多くの人に取り組むっていうことで、プレミアムの妥当性っていうのは今後の検討の課題になるのか、どうなのか。まだ事業が終わっていないのでね、より多くの人に行き渡るようにっていうことで考えたとすれば、10月からの2次販売で、確実な完売に向けての取り組みをしていかなければならないし、その点での取り組み。悩みですね、今回この状況になってきているところの中間的なこの感覚っていうのはどういうふうに捉えているのか、お伺いしたいというふうに思います。


◯生活環境部長(清水富美夫君)  私のほうからは、最初の御質問にございました、いわゆる個別計画に関しまして、地域別にお話し合い、意見交換等のそういう作業を行うのかということでございます。基本的には、私どもが所管している個別計画以外の各部の個別計画においても、恐らく今言われたような形でのことは多分しないと思います。ただ、それを上位でもございます第4次三鷹市基本計画、それにつきましては、当然まちづくり懇談会等、地域別にいろいろなお話し合いをするという機会がございますので、そうした機会を捉えて、当然上位計画でございますので、それを議論すれば各個別計画にも触れてきます。
 また、審議をしている審議会だけではなくして、関係団体も私どもと協働でいろいろな各種事業を展開しておりますので、そういうところにも御意見を聞く。そういう個別計画の中にもありますので、そういう機会を捉えて御意見を聞いていきたいと思っております。


◯ごみ対策課長(井上 仁君)  ごみの減量の件で御質問がございました。今、検討会議で検討しておりますので、全てがまだ出ているわけではないんですけれども、幾つかの例を挙げますと、今、食品ロスということで、食べ残しでありますとか、いろいろなところで出てくる──外食産業での残り物とか、そういうものでごみになっているというのもございます。そういうものをなくすような、何かキャンペーンとか、PRとかっていうのができないかというのを考えてございます。
 もう一つ、いわゆるリデュース・リユース・リサイクルという3つのRというのがございますが、そのうちリユースということで、再生品の利用というのがございます。三鷹市では、リサイクル市民工房で粗大ごみの掘り出し物市というのをやっているんですが、民間でもそういうようなことをやっているところもございますので、例えばそういうところがうまく協力していただけるのであれば、お願いしたいというようなことも考えてございます。
 もう一つ、ごみの分別についてです。これは、リサイクルカレンダーということで全世帯に配っておるんですけれども、なかなか若い世帯の方とかはカレンダーを見ていないというようなこともありますので、それが例えばインターネットとか、スマートフォンのアプリとかを使った形で分別ができるようなのも出てきておりますので、そういうものもこの検討会議の中で御意見をいただいて、ごみの減量につなげていきたいと思っております。
 ちなみに、過去3年の1人当たりのごみ量を御紹介いたしますと、平成24年は、1人1日当たりのごみの量が751グラム、平成24年は751グラム、平成25年は755グラム、平成26年は737グラムといったところで、ごみの有料化後は減ってきている状態。平成24年が751グラム、平成25年が755グラム、平成26年が737グラム。ということで、ごみの有料化以降は、皆さん本当に努力していただいて、ごみの減量をしているところでございます。以上です。


◯都市農業担当課長(木村俊文君)  私からは、農地の保全の現状、重点課題、それから数値的な推移ということでお答えしたいと思います。まず、農地面積の推移ですけれども、平成26年度が約161ヘクタール、これは生産緑地、宅地化農地も含めました数値でございます。例年ですと、大体1ヘクタールから2ヘクタールの減なんですけれども、平成25年度が167ヘクタールでしたので、ちょっと平成25年度から平成26年度にかけましては大幅な減少となりました。この1つの原因としては、相続はもちろんなんですけれども、外環の関係で北野の農地が買収されているというようなことが影響しているというふうに考えているところです。
 通常、何とか、相続はやむを得ないとしても、なるべく減らさないような工夫ということで、後継者、援農ボランティアの養成ですとか、担い手の確保というようなこと、それから、国に対して相続税の負担軽減の要請行動なども行っているところです。これは、練馬の都市農地保全推進自治体協議会、ここに参加しまして、一緒に都市農業をやっている自治体で声を上げているというようなことです。
 それから、都市整備部のほうで、三鷹市農地の保全に向けた基本方針というのを昨年度定めましたので、都市計画公園などとして市が優先的確保に努められる農地、こういったものを確保しながら、有効活用していくというようなことも考えているところです。
 また、外環や都市計画道路の代替地を、なるべく代替農地を確保するというようなことで、JA等とも連携をとりながら、ちょうどいい畑が出ないかというようなことで、そういったことを事前に連携をとりながら対策をとっているというようなことで、昨年度もそういったようなことで追加の生産緑地もありますし、多少なりとも効果を上げているかなというふうに思っているところです。以上です。


◯生活環境部調整担当部長(田口智英君)  商品券について難しい質問をいただきました。これまで6年間やってきましたこの商品券事業と、今回の商品券事業というのは、前回が商工振興に主眼を置いてやっていたものに対して、今回は国と東京都のほうから消費喚起を目的としてやるというところが、まず非常に大きな相違点だと思っております。とはいえ、実際に使う側の市民の皆様にとっては、どっちがどっちであれ使うことには変わりはないわけでございます。
 それで、その10%のプレミアムの妥当性というふうなこともございましたが、これまでずっと10%で三鷹市ではやっておりましたし、これまで買えなかった方の意見というのが物すごく、事業、その販売が終わった時点で商工会に殺到していたわけですね。そういったことを考えて、あと混乱を抑えるためにも、この10%でより多くの皆さんに行き渡るのがよいのではないかという判断の中で導き出してきたものでございます。
 こういった事業を一過性に終わらせないためにどのようなことかということですけれども、確かに今回は急に国の補正予算で出てきたものですから、こちらも対応を急にやらざるを得なかったんですけれども、実はサステナブルの持続可能なそういう経済循環ということで、ずっと話し合いを庁内と、あとは商工会、市商連とも続けてきておりました。実は、プレミアムのない商品券をこれから検討して、どのような仕組みでやっていけばいいのだろうかという、そういう検討をずっとしてきた中でのことしの事業でございますので、今回のこの事業の経過を踏まえながら、その次に続く商品券事業というのを鋭意検討していきたいというふうに考えております。以上です。


◯委員(栗原健治君)  それじゃあ、商品券のほうから。今回は消費喚起ということで、今までの額よりは規模も大きいのと、販売実績も3万枚だと多いわけですよね。前回の実績よりは多くの人に行き渡っているということで言うと、初めの買えなかった方に対しての対応はできたと。あと、それをいかにして次に続くものにしていくのかっていうのが課題だということでは、認識させていただきました。
 この総発行額は全て消化した上で、総括できるように努力していただきたいというふうに思います。地元の消費喚起ということで言うと、消費税の増税が平成26年度の4月にされて、消費が落ち込んでいるっていう中での計画でもありますので、やはり商業者の実態をしっかりとつかんだ上での商工振興に結びつけていくという視点で、十分に声も聞いていって施策に反映してもらいたいっていうふうに思います。
 農地ですけれども、外環の要素を除いたときには、やはり相続の問題、後継者の問題が一番大きいのかと思うんですが、そこのところ確認しておきたいと思います。
 代替農地といっても、次、今ある農地っていうのは限られているので、ふやすっていうのはなかなか難しい課題なので、どういうふうに保全していくのかっていうことでは、本当に税制も含めての改善が求められているので、国や都に対しての働きかけと、農地を多く存続するための新しいシステムをつくること、市民農園だとか、そういう、やっぱり都市における緑地の視点で残していく、また農地として残していくための新たな枠組みでの検討っていうのが重要かと思うので、その点での検討を進めてもらいたいというふうに思います。
 ごみの問題ですけれども、分別カレンダーの件でなかなか見ないという人も多いんですよね。若い世帯でいうと、もっと紙媒体でかえってごみになっているんじゃないかなんていうふうに、高齢者の中では喜ばれたものが、世代によってその利用の仕方がちょっと違って、必要性に対する重要度が違うっていうのを感じています。全てに戸別配布していますかね、実際に。やはりスマホだと、アプリによる曜日ごとにわかるようなシステムが検討されているということで、それは1つ、手だなと。それで、無駄をなくすっていうことも重要なので、本当に必要性に応じて行き渡るような、個別に入れていくっていうのではなくて、本当に必要な人に行き渡る取り組みも必要なのかなっていうふうに感じているので、その点での、よりごみの、言ってみれば分別を徹底するために何が一番必要なのかっていう点で検討されていると思いますけれども、さらなる検証をしていただきたいというふうに思います。何かありましたら、お願いします。


◯都市農業担当課長(木村俊文君)  農地の減少の要因は、やはりどうしても北野の外環等を除けば相続ということがどうしても避けて通れない問題かなというふうに認識しております。
 代替農地にしても限られているというような、農地全体がそもそも限られているというような状況で、いかに残していくかというようなことですけれども。新たな方策としましては、現在検討を行っております国家戦略特区を活用した東京における都市農業の推進というようなことがございまして、現在、都内では39の市区町が参加表明をしております。現在、東京都から国のほうに申し入れを行いまして、国のほうで検討をしているというような状況です。この中で、例えば生産緑地については、貸し付け制限を緩和するというようなことで、例えば市民農園として自治体に貸し付けた場合でも、生産緑地、OKだというような賃し借りができるようにしようだとか。
 今後の検討になりますけれども、今、生産緑地については1団で500平米未満については──500平米以上が条件になっておりますけれども、そういったものの緩和をしていこうですとか、あるいは、農業用施設、屋敷林等の用地については、相続税の納税猶予制度を適用していこうではないかと──今は対象外になっておりますが、そういった緩和策も講じながら、ちょっとこれは新たな視点で、また農地を残せるようなことを検討していきたいというふうに考えております。


◯委員長(土屋健一君)  ほかに、質疑のある方。


◯委員(白鳥 孝君)  ちょうど今農業委員会の話が出ましたので。この間も、ちょっと農協の職員とうちの会派で話したんですけれども、宅地を農地に転用するようなことをそろそろ考えなければ。もう近隣市もやっているところがあるようですので、その辺も考え、今確かに古いアパートを壊して、また新しいアパートを建てる時代じゃないなというふうに思いますので──少子化になっていきますからね。そういう意味では、そこをまたシルバーの皆さんにお貸しをするとか、いろいろなアイデアをこれからつくっていって、やはり緑をなくすということでは、三鷹市はもたなくなってしまうので、そこのところも、やっぱり環境ということも考え合わせて、ちょっとそういう意味で宅地を農地に戻すと。
 今の現状の法だと──法というか、農業委員会のやり方は、以前は勝手に農地、勝手にやっていたんですけれども、だんだんやっぱり土地に価値がついてきましたら、やっぱり悪いことをする人もいるものですから、そういう意味で、宅地にしたら農地に戻りませんよというようなことになったんですけれども、そろそろちょっと考えを変えていかなければまずいかなというところまで来ていますので、そのほうもちょっと考え合わせて、農業委員会の皆さんにちょっと考えを聞いていただければなというふうに思います。
 それから、ものづくりのほうの産業なんですけれども、今まち中の工場、新たに建て直すというのが、なかなか今現状の中で難しいなと、確認申請もおりないような状況で、仕方ないから柱1本ずつ取りかえて改築みたいな形でやっていくみたいなことが、ある人から聞いたことがあるんですけれども。そこで、もし立地条件がもう合わなくなったら、どこかに求めるということもなかなか今難しいんですよね。そういう意味では、何らかの形で、やはり三鷹市の中でやっていってもらいたいなというところをあわせて。
 ちょうど今、日本無線のことが書いてあったんですけれども、そこの遊休地というか、もしくはほかのところの手当てを考え、また、新たな工場の誘致も考えていかなければいけないかなというふうに思うんですけれども、その辺は──農業委員会のほうは別にいいんですけれども、そっちのほうへちょっとお願いしたい。


◯生活環境部調整担当部長(田口智英君)  ものづくりのことについて御指摘をいただいたんですが、委員さんのおっしゃるとおりだと思っております。くしくも今回、日本無線が全面的に移転をするというお話の中で、ちょうどあそこの土地の真ん中部分のB地区については、ある一定の企業さんでおさまったところでございます。
 今、南側の一番南の端の部分、これからどういうふうになるのかというようなお話し合いとかをしている最中でございますし、あそこはそういった都市型産業の用地としてこれから活用していこうというふうな意向でお話し合いもしております。さらには、市内のそういった事業者さんの皆様にも情報提供とかをしながら、幸いにもこちらにも載っておりますような補助制度もございますので、しっかりこれを活用していただきながら、そういうふうに考えていきたいとも思っております。
 ほかにも、準工地域で、移転をされた跡に今空き地になっている部分とか、市内に幾つもあるのも存じております。そういったところも、どのように活用ができるかというのも十分研究をしながら進めていきたいと思っております。


◯委員(白鳥 孝君)  ありがとうございます。今、既存のまちの中にある工場も、ぜひきめ細かな指導というか、何ていうんですか、御案内というか、やっていっていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。以上です。


◯委員(粕谷 稔君)  済みません、1点だけ。先ほど来、ごみ抑制に関する質問と、ごみのアプリということでお話が出ていたので、ちょっと1点だけ確認したいんですが、市民がつくっていただいたごみ出しのアプリがあろうかと思うんですが、こうした部分、何ていうんですかね、市が直接かかわっているわけではないので、宣伝というか、こういう部分、どうだろうかっていうことを広めるのは難しいかと思うんですが、先ほど来質問がずっと続いていますように、やっぱり若い方のごみの出し方のルール的な部分で、非常に私も1回アプリをダウンロードして持っているんですけれども、きょうは何のごみかなっていうのがすごく見やすくて、本当にカレンダーを、あったよな、みたいな感じで出してやるよりは非常に有効かと思うんですが、この辺の扱い的な部分というのは難しいものがあるんでしょうか。
 そうでなければ、何かしら工夫をして、若い方にこういうアプリがあるけれども、活用してみたらどうだろうかみたいな呼びかけができないものなのかなというのは、ちょっと個人的にもすごく日ごろから歯がゆい思いをしているんですけれども、その点、ちょっと確認ができればと思いまして、お伺いしたいと思います。


◯ごみ対策課長(井上 仁君)  先ほど御紹介いただいたアプリについては、まだ私どもも情報収集をしている最中でして、具体的に三鷹市は10地区に分かれておりますし、ごみの種類も多岐にわたっておりますので、それが適切に活用できるかどうかは今後検討させていただければと思っております。


◯委員(粕谷 稔君)  本当にエリアを入れると、本当にそのとおりに出てくるなっていうのが、私も1回、自分の地域で使ってみて感じていることでしたので。これも、何でしたっけ、ちょっと忘れましたけれども、基本計画の改定の中だったか、大学の先生が市民協働のやっぱり1つの象徴としてっていうことで、このごみ出しのアプリを紹介していただいていたなという記憶があるので、何かしら、やっぱりお金をかけずに──新たにまた行政がそういうことをやると、すごくコストがかかるというふうに思いますし、市民の善意でできたアプリでもございますし、その感度というか、正確性という部分はもちろん重要になってくるとは思うんですけれども、何かしら若い方々にそういうのがあるよ、みたいな感じの部分の広がりというか、そういう部分もちょっと検討していただければなというのをちょっと御要望をさせていただいて、よろしくお願いいたします。


◯生活環境部長(清水富美夫君)  私ども、先ほど課長のほうから、ごみの策定の検討会議の中には、今回二十歳の学生さんが入っておりまして、その辺の話をかなり関心を持っておりましたので、検討市民会議の中でもかなり積極的な形で議論がされていくのかなと思っております。例えば、もう既にやっているところもございますので、そういうところのものを使えば、意外と経費的にも安い部分もあろうかと思いますので、参考にしながらやっていきたいと思っています。


◯委員長(土屋健一君)  ほかに、よろしいですか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 以上で、生活環境部報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午後1時47分 休憩



                  午後1時57分 再開
◯委員長(土屋健一君)  委員会を再開いたします。
 三多摩上下水及び道路建設促進協議会平成28年度運動方針三鷹市要望事項について、本件を議題といたします。
 休憩いたします。
                  午後1時57分 休憩



                  午後2時02分 再開
◯委員長(土屋健一君)  委員会を再開いたします。
 三多摩上下水及び道路建設促進協議会平成28年度運動方針三鷹市要望事項について、お手元に配付のとおりといたしたいと思いますが、御意見はございますか。


◯委員(栗原健治君)  意見を述べさせていただきたいと思います。東京都三多摩地域道路事業に対する要望書、三多摩上下水及び道路建設促進協議会第3委員会に提出するもので、番号の9から10、11、12、13は、外環道路計画に基づいた影響について都市計画道路などの周辺地域の環境を改善していく要望になっています。外環道路計画自体、不要不急の道路計画として今急速に進められていると認識しているもので、地域住民からもこの時期に整備するべきものなのかという声が上がっているのも現実です。当然、私は外環道路計画は取り返しのつかない状況にならないうちに中止するべきだと思いますし、今ある上部については有効活用していく方向へと見直しを、外環道路計画を中止してすべきだと考えていますけれども、要望事項の中で番号9の中で、外環本線の整備を進める国に対して良好な環境を保全するための必要条件が都市計画道路だということで、事業実施に当たっての地権者の意向や移転先となる代替地や代替農地を確保するなど、事業実施により移転を余儀なくされる市民に対し、少しでも早く生活再建を図れるよう十分な支援を行うことを要望するということは、事業を進めていく視点に立てば当然のことだということはあります。
 ただ、外環道路計画自体が大きな環境への影響を及ぼす、住環境に影響を及ぼす計画という点からも、これらの要望事項に対しては削除すべきだというふうに私は考えますが、御意見を述べさせていただきます。


◯委員長(土屋健一君)  ほかにございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、お手元に配付のとおりとすることと確認いたします。
 休憩いたします。
                  午後2時05分 休憩



                  午後2時09分 再開
◯委員長(土屋健一君)  委員会を再開いたします。
 所管事務の調査について、本件を議題といたします。
 まちづくり、環境に関すること、本件については、引き続き調査を行っていくということで、議会閉会中の継続審査を申し出ることにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、11月17日、午前9時30分といたしたいと思います。その間必要があれば正副委員長に御一任いただくことにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 その他、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。お疲れさまでした。
                  午後2時10分 散会