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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(平成27年まちづくり環境委員会) > 2015/06/16 平成27年まちづくり環境委員会本文
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2015/06/16 平成27年まちづくり環境委員会本文

                  午前9時29分 開議
◯委員長(土屋健一君)  おはようございます。ただいまから、まちづくり環境委員会を開きます。
 初めに、休憩をとって審査日程及び本日の流れを確認したいと思います。
 休憩します。
                  午前9時29分 休憩



                  午前9時31分 再開
◯委員長(土屋健一君)  委員会を再開いたします。
 審査日程及び本日の流れにつきましては、1、議案の審査について、2、議案の取り扱いについて、3、行政報告、4、管外視察について、5、所管事務の調査について、6、次回委員会の日程について、7、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 市側が入室するまで休憩いたします。
                  午前9時32分 休憩



                  午前9時34分 再開
◯委員長(土屋健一君)  委員会を再開いたします。
 議案第24号 三鷹市立児童遊園条例の一部を改正する条例、本件を議題といたします。
 本件に対する市側の説明を求めます。


◯緑と公園課長(田中元次君)  よろしくお願いいたします。議案第24号 三鷹市立児童遊園条例の一部を改正する条例につきまして御説明をさせていただきます。
 資料1ページをごらんください。条例改正の趣旨でございます。東京外郭環状道路事業の進捗に伴うスポーツ施設の減少に対応するため、中原交通児童遊園を一定のスポーツ利用ができる児童遊園として整備し、名称を中原スポーツ児童遊園に変更するものです。中原スポーツ児童遊園の使用につきましては、貸し切りで使用しようとする者はあらかじめ市長の承認を受けなければならないとともに、使用の不承認、使用の承認の取り消し等について定めることから、三鷹市立児童遊園条例の一部を改正いたします。
 2、児童遊園の所在地でございます。1ページ目、位置図をごらんください。所在地は中原四丁目34番1号になります。
 2ページをごらんください。現況のお写真になります。児童遊園北側から南西に望むというところと、高架下の現在の様子になってございます。
 3、その他です。三鷹市立児童遊園条例の一部改正に伴い、中原スポーツ児童遊園の開園時間、休園等に関する規定等については、三鷹市立児童遊園条例施行規則で定めます。19ページ、20ページに参考として案を御用意しておりますので、後ほどごらんいただければと思います。中原スポーツ児童遊園の管理運営を教育部スポーツ振興課が行うことから、あわせて、三鷹市長の権限に属する事務の補助執行に関する規則の一部改正を行う予定です。
 3ページからは三鷹市立児童遊園条例の一部を改正する条例、新旧対照表でございます。
 4ページをごらんください。中原スポーツ児童遊園の使用についてです。第3条では、中原スポーツ児童遊園を貸し切りで使用する場合に、あらかじめ市長の承認を受けること。市長が承認を行う場合に、使用について条件を付することができること、使用を承認しない場合の条件、使用の承認を取り消し、または使用を制限し、もしくは停止させる場合の条件を定めています。
 11ページをごらんください。附則でございます。続いて12ページをごらんください。施行の施行期日、平成27年12月1日から施行すること、及び準備行為として、中原スポーツ児童遊園の使用に係る手続その他の行為は、公布の日から施行し、この条例の施行の日前において行うことができると定めています。
 15ページをごらんください。名称を中原スポーツ児童遊園に変更いたします。説明については以上でございます。


◯委員長(土屋健一君)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑のある方、挙手をお願いします。


◯委員(増田 仁君)  幾つか質問したいと思います。まず1つ目が、既存の交通部分の練習機能というのはこれからどうしていくのかということが、まず1つ目です。
 練習機能ということにつけ加えますと、スポーツ広場の代替としてはここが用意されたんですけれども、交通児童遊園としての機能の施設の代替の場所とかっていうのはないのでしょうかというのが、2つ目です。
 次が、このスポーツの対象の種目ですね。これは規則でわかったんですけれども、現状で具体的に幾つかの団体、種目というのが利用を想定されているか、打診があるかとか、そういうことをちょっと具体的にお伺いしておきたいなというのがあります。
 最後が、これ貸し切りで利用できるということなんですけれども、一般利用の人、当然日中であればいらっしゃると思いますので、その調整とか、この小規模のこういった公園の施設での団体利用の状況というのは、使う団体の人たちとここで大丈夫かっていうヒアリングが完了しているのかどうかっていうのを、以上、確認をしておきたいと思います。お願いします。


◯緑と公園課長(田中元次君)  既存の交通部分の機能をどうしていくのかというような御質問をいただきました。これにつきましては、まず市全体を見回しますと、上連雀交通公園、こちらのほうに同様の機能を持たせたものがございますので、市全体として見た場合にはこちらを利用していただきたいというふうに考えているところでございます。
 近くの小学校、中原小学校が現実的にはこちらのほうで交通教育もやられているんですけれども、一般的には学校の教育につきましては校庭等を利用してやっておりますので、中原小についても今後はそういったところで教育のほうをしていただければというふうに思っているところでございます。


◯教育委員会事務局教育部生涯学習担当部長(高階豊彦君)  おはようございます。2点、お答えをしたいと思います。
 まず、ここで実施をする対象の種目でございますが、質問委員さんおっしゃったとおり、規則の中で20ページ、出ているところでございますけれども、現況を見ますと、大体野球とサッカーの練習に使っているのが多くて、あとは、それ以外に近所のお子さんがキャッチボールに使うとか、ボール遊びに使うとか、そういう状況がこれまでの北野の部分では多かったものですから、そういった状況になるんじゃないかなっていうふうに考えております。
 それから、今回はちゃんと予約をした上で団体には貸し切りをしていくということを考えておりますけれども、申し込みがあった場合には、正面のところに掲示をしたいと思います。それで、あいている部分については御自由にお使いくださいということで、自由にお使いいただこうかなというふうに思っております。
 それから、周知の件なんですが、今現在、北野のほうでは団体として使っているのが中学生の硬式の野球の団体、ここが3団体中心に、放課後を中心に使っているのが中心でございまして、その辺、こちらのほうも若干離れておりますので、そのまま使うことにはなろうかと思うんですけれども、その3団体を中心に、今のところは閉鎖というのはお話ししていますけれども、これから、今回話が済んだ段階できっちりと再度お伝えをしていこうかなと思っておりますし。あとは、近隣の町会・自治会さん等には、たしか3つだったと思うんですけれども、もちろん打診はして了承を得た上で、今この話を進めているところでございます。私からは以上です。


◯委員(増田 仁君)  ありがとうございます。団体のところは大体わかりました。これからということなので、もしかしたら使う内容によっては物足りないという、要は練習に余り使えないみたいな話が多分出てきてしまうとは思うので、その辺はこちらとしてはどうなのかなというところをちょっと思っております。
 もう一個の交通部分の機能なんですけれども、ここの利用目的というのをいま一度ちょっと考えていただきたいんですけれども、小学校に入って学校でやるのは当然なんですけれども、自転車の乗り始めって、皆さん思い出していただきたいんですけれども、小学生じゃないんですよね。幼稚園だったり、保育園、もしかしたら入る前。うちなんかもそうなんですけれども、入る前から実はもう乗っているんですね。補助輪を外して乗ってしまうと。そういうときにちゃんと練習できる場所、要は交通ルールはこうなんだよっていうのを教える場所というのは実は結構重要で、自分が住んでいる場所は大沢なので、実は調布市のところを使っているんですけれども、中原のところでもそういうふうに使いたいと思っている人が、上連雀まで実質行けるわけが当然ないんですね。
 こちらもちょっと事前にほかの自治体のところを見たんですけれども、中原地区の人がほかの自治体に利用しに行こうと思っても、世田谷、杉並、調布を見ても遠くにしかないので、使えないと。そういうときに練習できる場所はないねというときに、それは学校で常時線が引いているわけでもないし、かといって舗装がされているところもないしということで、練習できませんと。これはある意味市民には不便を生じているなというところがありますので、その辺どうお考えでしょうか。


◯緑と公園課長(田中元次君)  確かに交通の教育ができる公園としては重要であるというようなことは考えておりますけれども、そうした中で市全体を見回したときに何を優先すべきかということで、今回につきましては、残念ながら多く失われるスポーツ施設を優先させていただいたというところが現状でございます。


◯委員(増田 仁君)  わかりました。優先すれば、もし今後事故が起きても、それは仕方ないというようなことも考えられるんですね。非常に強い懸念をこちらは持っております。終わります。


◯委員(石原 恒君)  おはようございます。よろしくお願いいたします。ちょっと私も本委員会、委員として携わるのが初めてなもので、その背景からお伺いしたいと思いますけれども、交通児童遊園からスポーツ児童遊園に切りかえる背景、目的、それと、今現状の交通児童遊園での課題についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。


◯緑と公園課長(田中元次君)  交通公園からスポーツ児童遊園になった背景といいますか、もともとこちらのほうも児童遊園ではあったんですけれども、道路交通課のほうが所管をして実際の交通教育を行ってきた経過がございます。そうした中で、やはり上連雀交通公園と比較すると、利用者が少し少なかったりですとか、冬期の利用がやはりちょっと、寒いような関係もあるのかもしれませんけれども、少なかったというようなところがございまして、平成23年をもって指導員の配置等はやめて、指導する方がいない通常の児童遊園──機能としてはそのまま残ったんですけれども、そういったところで運用をしてきたところでございます。
 そうした中で、若干大きな児童がスピードを出して走って、小さいお子様がいるところで危険な状況もあるようなことも私どものほうに寄せられたりとかいうところで、そういったところも、安全に利用する呼びかけなどを行いながら、この間活用をしてまいりました。繰り返しになってしまうんですけれども、先ほども申し上げたように、市の中でスポーツ施設がなくなるというようなところもございますので、全体を見回したときに、やはりスポーツの機能を持たせたものに用途を変更して活用していくというようなところで、今回の条例改正に至ったという次第でございます。


◯委員(石原 恒君)  機能を変えた理由が利用者が少ないということなんですが、やはりそこは少ないから切りかえるのではなくて、やはり利用率を上げることにもっと力を入れるべきではないかというふうに私は思います。今、本当、道路交通法の改正もあって、いろいろな交通ルールを守らなければいけないこういった背景がある中で、交通児童遊園の位置づけというのは非常に重いのではないかというふうに私は思っております。その点をよく考慮していただきたかったなというふうに感じております。
 それと、スポーツの場所が少なくなっているということをおっしゃっていましたけれども、それは北野の高架下スポーツ広場の廃止との兼ね合いもあるんでしょうか、ちょっとお伺いしたいと思います。


◯緑と公園課長(田中元次君)  やはり今外環のほうが、先ほど説明もしましたけれども事業が進む中で、当然北野の高架下のスポーツ広場が閉鎖、これからされたりとか、それ以外にも北野のゲートボール場ですか、そういったところ、3つぐらいやはり閉鎖されたようなところがございますので、そうした中でやはりそちらのほうを少し、ちょっと優先させていただいたということでございます。


◯委員(石原 恒君)  この議案が出て、私もなかなか北野、また中原に行く機会が余りなかったんですけれども、実際見させていただいて、例えば中原の交通児童遊園については、設備としてはそんな古くもなかったですし、まだうまく使えば本当に使える施設だなと感じたのと、あと、北野の高架下スポーツ広場においては、中原の児童遊園でもそうですけれども、やっぱり橋脚が結構大きいもので、やっぱりスポーツに余り適さないのかなというふうに感じているんですね。思い切りスポーツができる環境でないので、やはり限られた競技しかできない、そういった感じがします。
 うまくそういった高速道路の高架下を使うという、利用をする視点では非常にいい取り組みでありますけれども、橋脚の部分で北野高架下スポーツ広場のときでも課題になっていたかもしれませんけれども、けがですよね。橋脚があることでけがをするとか、あとは、今までは中原交通児童遊園においては、子どもたち、幼児たちが遊んでいるから、そこから例えば何か外に何か出るということはないんですけれども、ボールを使うとやはり外に飛び出すことだってありますから、フェンスの整備とか、その辺はどのようにお考えか。新たにスポーツ児童遊園にすることでの課題、そういう取り組みについてお伺いしたいと思います。


◯緑と公園課長(田中元次君)  今回この敷地、約1,318平米あるんですけれども、一体で1つのグラウンドといいますか、スポーツ広場として使うのではなくて、やはり橋脚があって危ないので、その中を3つにネットフェンスで仕切って使用するというようなことを考えております。実際まだ設計の途中ではあるんですけれども、高さがGLから高速道路の下まで約7メートルぐらいございますので、一応5メートルのところの上にもネットフェンスを張りまして、外のほうにはボールが出ないような整備をしていきたいというふうに考えているところでございます。それで、橋脚にぶつかるとかっていうようなことはないのかなというふうには思っております。以上です。


◯委員(石原 恒君)  安全については最大限の配慮はなさると思うんですけれども、先ほど交通児童遊園のときには職員がもういなくなったということですが、今回のスポーツ児童遊園にしたことで職員を配置するとか、その辺は──もちろん団体予約をしているとか、何かそういった条件になるかもしれませんが、その辺は常時ではなくても、どのようにお考えでしょうか。


◯教育委員会事務局教育部生涯学習担当部長(高階豊彦君)  管理についての御質問でございますけれども、基本的には朝と、開錠のところと、あと終わってからの施錠のところで──委託になろうかと思うんですが、人を派遣はしようとは思っておりますけれども、日中については基本的には配置はいたさないつもりでおります。これは基本的に、これまでの北野につきましては、ここにも日中はおりませんでしたので、その中でやっていただいておりまして特に支障はなかったものですから、今回もその方向で考えております。


◯委員(石原 恒君)  ありがとうございます。ちょっと既に示されているかと思います。使える曜日は、時間帯は5時ぐらいまでだと思うんですけれども、曜日はどのようになっているんでしょうか、ちょっとお伺いしたい。


◯教育委員会事務局教育部生涯学習担当部長(高階豊彦君)  年末年始を除き、それ以外は全てやっております。


◯委員(石原 恒君)  ありがとうございます。レアケースだと思うんですけれども、例えば完全に使えなくなって閉鎖しますよね。そのときに何か忘れ物とかあったときの連絡先ってどのように検討されているでしょうか、よろしくお願いします。


◯教育委員会事務局教育部生涯学習担当部長(高階豊彦君)  まだ詳細詰めていない部分、多いんですが、それは連絡網をしっかりして何とか対応するように、対応を考えていきたいと思います。


◯委員(石原 恒君)  ありがとうございました。これから使われるであろうスポーツ児童遊園のそういったところでの利用者の御意見、あと周辺の住民の御意見、しっかりと反映した形で切りかえていただきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。終わります。


◯委員(栗原健治君)  それでは、もう少し詳しくお伺いしたいところがあるので。まず、今回交通児童遊園としての交通教育の機能はなくなるっていうことだということで、上連雀にある交通公園が唯一の公園になる。交通公園としての役割、機能は三鷹市としてはどういうふうに考えているのか、今後どういうふうにしようとしていくのか。交通教育、本当に今道路交通法が変わって、自転車の乗り方についての関心がありますし、市民に対しての徹底もしていかなければならないですし、子どもの本当に安全対策、前委員からも質疑があったように重要な課題だと思いますので、その部分をどういうふうに保障していくのかっていう点を確認しておきたいというふうに思います。
 あと、新しくスポーツ広場として開場するわけですけれども、利用時間は使用区分でいうと午前の9時から5時までだと。これ、鍵で閉鎖管理をするようになるんでしょうか。今夏至の時期で一番日が長いときですけれども、7時まで明るい時間がありますし、時間的な、冬の時間はまた日が短いわけであって、夏時間、冬時間の拡充なども考えられることがより利便性が高まることだと思うんですが、検討なされていなかったのか、検討していただきたいっていうふうに思う立場から質問させていただきます。
 あと、この使用種目ですけれども、市内のニーズ調査はされているんでしょうか。調布の同じような中央高架下の公園では、金網、今工事のために閉鎖されましたけれども、フェンスで囲まれた球技をする場所が確保されていまして、そこにはバスケットのリングが設置されていました。バスケットボールもね、小学生、低学年はまだですけれども、ニーズの高い種目ですし、狭い場所には適したスポーツの種目でもあるので、場所的には確保することも、また状況をね、拡充することもあっていいんじゃないかというふうに思います。
 施設の状況整備について3区画に仕切った、言ってみれば橋脚の単位で区切るんですかね、実態、中身がはっきりしたところで教えてもらいたいと思いますが、グラウンドの下の形状、土なのか、それともアスファルトのような形なのか、サッカーや野球ができる、それに適した形状整備をされるのか確認しておきたいというふうに思います。よろしくお願いします。


◯都市整備部長(内田 治君)  私から1点目の交通安全教育の機能に関する御質問についてお答えをしたいと思います。先ほどの御質問委員さんからもお話ございましたけれども、もとより交通安全教育というのはこれまでにも大変重要でありましたし、御指摘の法改正などもありましたから、これからもますます必要になるという認識は全く市としても変わりなく持っています。
 そうした中で、今回るる御説明をさせていただいたような周辺の公園等の環境と、それから利用者の方々の球技、キャッチボール等を含めた運動の場所の確保というようなお話がある中で政策判断をしたわけですが、一方で、交通安全教育については、先ほど小学校等の活用というお話もありましたけれども、コミュニティ・センター等々含めた大人の方の参加、保護者の方への必要な情報の御提供と、そういった方々が御家庭に持ち帰って、御家庭でお子さんたちに伝えていただくということもあるでしょうし、もちろん小学校に学齢前の方々に来ていただくということも必要でしょうし、必要であれば、今後、他部、関連部とも調整をして、保育園、幼稚園、小さい子どもさんたちへも、警察のほうから紙芝居などを通じてこれまでにもいろいろな教育もしていますけれども、そういったものの充実などは十分関係機関の皆さんと御相談をしながら、これは決して手をこちらのほうは軽んじるということなくしっかりと対応していきたいと、このように考えている次第です。私からは以上です。


◯教育委員会事務局教育部生涯学習担当部長(高階豊彦君)  私からは3点お答えをさせていただきます。まず、1点目の利用時間についてのお問い合わせでございましたけれども、9時から17時、御案内のとおりでございますけれども、2時間ごとの区分になっております。確かに今時分、日が長いので7時ぐらいまで明るいんですが、いかんせん反面、騒音等ございますので、ある程度声とか、大声が出ますので、近隣の方といろいろ御相談する中で、やはりちょっとそこまではできないかなということで、17時、夕方の5時で一応閉めさせていただきたいというふうに考えております。
 それから、2つ目が種目の御質問でございました。ニーズ調査、特に実施をしておりませんが、今回6月いっぱいで閉鎖する北野のスポーツ広場の状況を見ていますと、やはり野球とサッカーのあくまで練習なんですけれども、とてもとても試合ができるような面積がございませんので。ただ、サッカーだったらキック練習、野球でしたらトスバッティングっていうんでしょうか、あるいは投球練習ですね、この程度でしたらできますので、そういったことは十分できますので、そういったことに対応していきたいなというふうに考えておりますし、ちょっと地面との造作が違うものですから、確かに調布のエリアでバスケットボールリング、やっているところもございますけれども、それについてはまたちょっと別に考えていきたいなというふうに考えております。
 それから、3点目の3区画に仕切って実施をすることにつきましては、質問委員さんの御質問の中にもありましたとおり、やはり橋脚の関係でございまして、3つに仕切らざるを得なかったという状況がございます。
 それから、地面についての造作ですけれども、これについては土です。ダスト舗装っていいまして、よく学校の校庭で使われているような硬い地面っていうんでしょうかね、ああいった地面を考えているところでございます。


◯委員(栗原健治君)  わかりました。野球やサッカーの練習に使えるグラウンドっていうことではありますけれども、バスケットもね、校庭でやることも中学校でもあるので、基本的にはできるかなと。ただ、リングないとね、バスケットはできないんですよ。深大寺の公園の中にも駐車場の中にリングがありまして、子どもたちが、大人も含めて利用されている状況もあります。なかなかなじみのないスポーツのようですけれども、経験者結構多くて、要望も実際にはあります。ぜひバスケット、リングさえあればできるものですから、施設としての整備を検討していただきたいなと。これは要望しておときたいと思います。
 1点、閉鎖管理を。時間がないとき、閉鎖管理ということで確認させていただきたいというふうに思いますが、よろしくお願いします。


◯教育委員会事務局教育部生涯学習担当部長(高階豊彦君)  閉鎖管理の件ですけれども、朝開錠して夕方施錠するという閉鎖管理でございます。夜間は入れないという状況でございます。


◯委員(栗原健治君)  確認させていただきました。そうすると、交通公園としての機能ですけれども、市内で1カ所になる。上連雀交通公園ですか、地域にとっては身近な施設になっていますし、利用者っていうことでいうと、やっぱり近所の人たちなんですよね。ですから、三鷹市全体での交通教育っていう点では喫緊の重要な課題なので、しっかりと小学校、幼稚園、保育園、コミセンの利用時なども通しての教育ですね、安全教室などをしっかり充実させていくことを進めてもらいたい。今回、この交通児童遊園が閉鎖されることでの地域的には少なくない影響があるし、実際に子どもを自転車の練習をさせる場所っていうのがどうしても道路とかになってしまって、交通の激しくないところでされているのを見かけますけれども、身近なところにまたそういうスペースがあるっていうことは重要な安全対策にもなるので、市内においても公園の中で自転車の練習などしている様子も見かけますので、そこのところでの公園などを利用した出前っていうか、出張の交通安全教室だとか、そういうことも──学校単位というのが当然ありますけれども、学校に入る前の子どもたちも、また保育園や幼稚園に行かれていない方もいらっしゃるという状況も含めてお知らせしつつ、安全教育を充実していただきたいということを要望しておきたいと思います。ありがとうございました。


◯委員(渥美典尚君)  よろしくお願いいたします。まず、三鷹市における、いわゆる市民が公園と言っているところは、法令上なんでしょうか、条例上なんでしょうか、児童遊園と青少年広場とありますよね。何か用途的な感覚から言うと、青少年広場的な使い方をされるところなのかなと思うんですけれども、この使い分けというものを、まず1つお聞きしたいと思います。
 それと、児童遊園で貸し切りできる箇所ってとてもまれな場所だと思うんですけれども、ほかの状況をお聞かせください。


◯緑と公園課長(田中元次君)  児童遊園を含めた使い分けというような御質問を、1点目、いただきました。市内には現在公園が235ございます。都市公園、いわゆる少し大き目の公園ということで、実際に子どもたちが遊んでいただいたりというところとか、少し大きいですので景観とか、そういった面にも配慮した機能、都市防災の向上とか、生物の多様性とか、そういったような機能も含めたものが都市公園というようなところでございます。
 児童遊園といたしましては、当然ながら児童遊園条例に基づき設置して管理している施設でございまして、児童に健全な遊びの場を与え、その情操と健康の維持向上を図るための施設というような位置づけでございます。また、青少年広場といたしましては、青少年に、今までも公園は余り球技というのは認めてはいないところではございますけれども、やはり青少年のレクリエーションの普及や振興を図り、少し大きな方というようなところでの位置づけというふうに考えているところでございます。
 貸し切りについてなんですけれども、例えば地域の町会とか何かがイベントをやったり、盆踊りをやったりというようなときの貸し切りみたいなところは優先的に使っていただくというような届け出をいただきまして、そういった利用の方法は今現在もしているところでございます。


◯委員(渥美典尚君)  ありがとうございます。ということは、こういったスポーツ用に貸し切りしているところはないという御答弁内容だと思います。この貸し切りについてお伺いしたいんですけれども、サッカー、野球、その他もそうなんですが、月謝を取って子どもを集めて実施している団体がありますよね。そういったところにも貸し出すのでしょうか。


◯委員長(土屋健一君)  答弁者。


◯教育委員会事務局教育部生涯学習担当部長(高階豊彦君)  今、団体の貸し切りについては、もちろん団体としての登録をした上でそういった予約ができることになっておりますけれども、月謝を取ったスポーツ教室の開催等については現在のところ考えておりません。


◯委員(渥美典尚君)  過去に月謝を取ってやっている、特にサッカースクールという情報が私には過去にも入ってきておりまして、例えば新川あおやぎ公園、あそこは一角使えば特に貸し切りの申請しないでできると思うんですけれども、使われているとかいう情報も入ってきまして。また、あと古判塚青少年広場というんでしょうかね、牟礼のユニクロの牟礼側ですね、あそこもそんなことがあったというふうに記憶しております。そういったところの、いわゆる無料で使える場所なのに、有料で生徒を集めてやっているというのはどうしても市民感覚に合わないようなところがあるようなので、ちょっと配慮なり、検討なり、また、そういう団体には有料で使わせるみたいなことがあっても、例えばいいのかなというふうに考えているところです。ちょっと御所見をお伺いしたいと思います。


◯緑と公園課長(田中元次君)  実際に私どもは、新川あおやぎ公園のほうで公園のボランティアさんからそういうような状況があるというふうな情報もつかんでおりますので、そういったところには私どもの職員が直接出向いて、有料でやっているようなところについては御遠慮をいただきたいということでのお願いを現在もしているところでございますし、これからも引き続きそういったことをしていきたいというふうに考えているところでございます。


◯委員(渥美典尚君)  ありがとうございました。よくわかりました。そういった本当に納税者たる市民の感情というものも大事にしていって、いい児童遊園にしていっていただければと思います。
 それから、先ほど栗原委員からもバスケットボールのリングの提案ありましたけれども、私も賛成です。スリー・オン・スリーというんでしょうか、スリー・バイ・スリーというんでしょうか、あれがオリンピック競技になるかもしれないんですよね。ですから、フルコートじゃなくて、1つリングがあれば、オリンピックに準じた競技を子どものころからできるっていうのはすばらしいことだと思いますので、同じく検討を希望します。以上です。


◯委員(粕谷 稔君)  済みません、じゃあ、私もバスケット賛成でございまして、質問したいなというふうに思っていたんですが。やっぱりさっき渥美さんがおっしゃっていましたけれども、スリー・オン・スリーって、要するにフルコートは必要なくて、ともに攻守切りかえてできるというスポーツで、かなり人口が潜在的にもいらっしゃるということと、あとやっぱり都内の、どうしてもやっぱり駒沢公園とか、ああいう大きなところ、栗原さんが言っていたのは多分深大寺の植物公園の駐車場のところだと思うんですけれども、やっぱり土日とか、かなり若い方も含めて使われている実情がございますので、御検討をいただければというふうに思います。
 種々御質問も出ちゃいましたので、今回のこの使用区分という形で予約というんですか、貸し切りで使えるという状況なんですが、あいているところは基本的には子どもたちが遊べるような部分とかもあって、その辺の事故とか、そういう部分とかっていうのは想定されていないのかということと、あとは、職員というか、見守りないしそういう方が不在ということでの不便性の問題。また、高架下で主に、ある程度中学生とか、それぐらいの団体だったら心配ないかと思うんですが、子どもだけでの遊びとかいう中での緊急連絡の体制って、今なかなか、携帯電話を持っている子はいいんでしょうけれども、小学校低学年とかって持たせていないようなこともあるかなっていう気がするので、緊急の連絡の対応とか。
 あと、済みません、まず予約に関しては通常の予約システムの中に、また今市で持っている既存の中に組み込まれていくのかっていうことをちょっとお伺いしたいのと、緊急の連絡、事故等の対応に関する見解っていうのはどうなのかっていうことと、あとは、先ほどトスバッティングとか、キャッチボールとかっていう、あと硬式の団体も北野のスポーツ広場のほうでもあるということでしたので、AEDの配置とかっていう部分に関しましての見解があれば教えていただきたい。
 その3点、ちょっとお伺いしたいと思います。


◯教育委員会事務局教育部生涯学習担当部長(高階豊彦君)  まず、3点質問をいただきました。まず予約ですけれども、これにつきましては、既存のシステムを活用して、その中で受けていきたいというふうに考えております。
 それから、事故等の緊急時の対応についての御質問でございましたけれども、これまでも長年北野高架下スポーツ広場をフリーで貸し出しをする中では、そういった基本的に自己責任の中でやっていただいておりまして、特にそういった連絡があったことがないです。私どもに連絡はないんですね。今のところ、そういうことで今回のこの新しい場所についても特に考えておりませんけれども、今後ちょっとその辺については若干注意をしながら対応を図っていきたいと思います。検討していきたいと思います。
 それから、AEDにつきましては、これについてもちょっと高架の下とはいえ、野ざらしになるというんでしょうかね、周りありませんので、そういったもので対応可能なのかっていうものと、あるいは、もちろん経費もかかりますので、そういったことでちょっと検討課題とさせていただきたいと思います。以上です。


◯委員(粕谷 稔君)  ありがとうございます。先ほどバスケットの件も話しまして、下は、要は小学校のグラウンドみたいなイメージでいいということですよね。であれば、ちょっと基本的にはたまに言われるんですけれども、スケボーをやれる場所が欲しいとかいうような声もあったりとか。いわゆるストリートスポーツというか、さっきのバスケットもそうだと思うんですけれども、そういった部分になかなか特化しているところって、確かに武蔵野の森公園にそういう常設があるよっていうような声は聞くんですけれども、近場にあればいいなというような若い方の声なんかもいただくので、そういったことも今後、検討課題として──グラウンドでそれができるという状況ではないと思うんですけれども、幅広く検討していただければというふうに思いますので、その旨だけ御要望させていただきます。終わります。


◯委員長(土屋健一君)  ほかにございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 以上で本件に対する質疑を一旦終了します。
 休憩します。
                  午前10時18分 休憩



                  午前10時19分 再開
◯委員長(土屋健一君)  委員会を再開いたします。
 議案第31号 市道路線の一部廃止について、本件を議題といたします。
 本件に対する市側の説明を求めます。


◯都市整備部技監・調整担当部長(若林俊樹君)  私のほうから、市道路線の一部廃止について御説明申し上げます。まず、参考資料の2ページをごらんください。こちらに、今回廃止する部分が黒く塗り潰されている下連雀三丁目の307番4先から下連雀三丁目282番15の先までの区間87メートルを、道路法第10条第1項の規定に基づき一部廃止するものでございます。廃止に当たり、市のほうは条件として市道第14号線に面している建物所有者、借家人全員の同意を求めまして、平成27年4月30日をもって全員の同意が得られましたので、一部廃止の手続に入りました。
 今後の一部廃止の日程につきましては、審査参考資料1ページをごらんください。表に記載してありますように、議案が可決されたならば、現地に交通どめの予告看板を設置し周知を行い、市道一部廃止の決裁後、廃止告示を行いまして、現地に閉鎖管理を開始する日付を掲げ、1週間後から2カ月間閉鎖管理を行い、その後正式に廃止となります。
 あと、参考資料の2ページをごらんください。こちらで案内板の設置予定箇所が赤く5カ所記載があります。それと、あとデッキ上にも掲示する予定でございます。あと、閉鎖管理をする部分はフェンス、それと、あと開発区域についてもフェンスをするということです。それとあと、このピンクといいますか赤で矢印、東側の道路になりますが、こちらを迂回道路という形で考えているところでございます。周知につきましてはホームページと広報でも行います。
 審査参考資料の3ページをごらんください。こちらにつきましては、今回ここに建てられる予定の三鷹駅南口西側中央地区再開発事業共同ビルの建築概要でございます。敷地面積につきましては2,992.26平米、延べ面積が2万5,966.1平米、階数が地上26階・地下2階、最高高さが98.02メートルというような形のものでございます。
 参考資料の4ページ目をごらんください。こちらは建物の配置図でございます。こちらに建物ができたときの動線という形で表記もさせていただきました。緑の点線につきましては、駅のデッキレベルと同じ2階部分のところの歩行者の動線になります。オレンジ色の点線につきましては、1階部分、地上レベルの歩行者の動線となります。あと、赤と青の実線につきましては車両の動線でございます。それで、ちょっとわかりにくいんですけれども、この図面の一番下のところでピンクの実線のところにつきましては、自転車の動線を示しております。
 続きまして5ページ目をごらんください。5ページ目につきましては、建物の東立面図とデッキ側の北側から見た立面図となっております。建物につきましてはまだ最終確定しておりませんので、この数字とか立面図も若干今後変わることがあるかもしれません。
 あと6ページ目をごらんください。これは今後のスケジュールの概略でございます。工事関係につきましては平成30年9月までの予定でございますし、市道廃止につきましては今年度の9月ごろになる予定でございます。あと、この建物の中で仮店舗がございますので、それについてはこちらにあるような状況でございます。説明のほうは以上でございます。


◯委員長(土屋健一君)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑のある方は挙手をお願いします。


◯委員(増田 仁君)  では、幾つか確認をしておきたいと思います。今回市道を廃止して、あの部分の土地が市から離れるということで、あの市道の部分については売却をしたという認識でよいんでしょうか。まず1個目です。
 次は、今ビルのところの話であったんですけれども、デッキが接続するということなんですけれども、この接続部というのは、市道を廃止したことによったことなのかどうなのかわからないんですけれども、事業者がやるのか、それとも市がやるのか、どうなのかというのがちょっとよくわかりませんでしたので、2つ目です。
 次は、平成30年まで長い工事ですので、これの西側はバス停があったりとか、多くの人が通る歩道なんですけれども、この隣接地のバス停側のところ、階段とか、エレベーター、既存のものがあると思うんですけれども、あれは一切使用不可になることなく全期間ずっと使えるという認識で大丈夫でしょうか。
 4つ目が、これも同じく歩道に関連、迂回路ということですね。迂回路で設定されているのはコラル側ですけれども、実際朝使う人というのは、そちらに行く人もいれば、今ある郵便局側のほう、あそこのレンガの歩道を通る人もいるわけでして、あの部分について工事に当たって、今パネルを張っていくということなんですけれども、迂回の障害とかっていうのは一切起きないということを事前に確認はできていますでしょうか。
 あと、最後は、これも同じく平成30年までの工事ということで長いので、建設地の南側、赤鳥居の通りが廃止されるということで、横断歩道を渡った先の歩道は非常に狭いわけなんですけれども、横断歩道を渡って逆に危ないような歩道になってしまうので、今南側のほうは既に再開発というか、ビルが、マンションが新しいのが建ってドラッグストアが入って前が広くなっているんですけれども、反対側、渡ると、今度狭くなってしまうので、旧施設を除却した後、着工の期間もそうなんですけれども、まずは透明の板で見えやすくしなければいけないということもあると思いますし、歩道を暫定的に広目にとるとか、そういうことも事前に確認がとれているのかどうか、そういったところをお伺いをします。


◯都市整備部技監・調整担当部長(若林俊樹君)  まず土地につきましては、これ今、所有者は禅林寺さんですので、廃止した後には禅林寺さんにお返しするという形でございます。
 デッキについてでございますけれども、既存の市がつくったデッキに今回の事業者のほうが接続する形のものを、事業者側で設置するということです。
 あと、西側のバス停の使用等でございますけれども、工事につきましては、あくまでもこの敷地内の工事になりますので、当然フェンス等をして中で工事になりますので、既存の歩道については使用について何ら影響が出る形ではございません。
 それと、同じことなんですけれども、歩行者動線の中で現在の市道15号線のほうを通る場合についても、特に支障が起こるということではございません。
 あと、歩道の関係でございますけれども、工事中におきましては、先ほどのようにフェンスで囲ってしまいますけれども、できた暁には、ここの先ほどの4ページの図面を見ていただくとわかるんですけれども、ここのところで既存の歩道から中に下がって、歩道状空地状になって、ここの部分も先ほど委員さんがおっしゃった南側の建物と同じように下がった形ででき上がるという形でございますので、できるまでの間は現状と同じという形。
 それとあと、東側の迂回路について、工事のほうでできるだけちょっと期間中でも下げてできないのかということで、これは現在交渉しているところでございまして、中の工事の関係で若干広くとれるのかもしれませんし、その辺まだちょっと調整しているところでございます。以上でございます。
 エレベーターと階段につきましても、これはこの地区内でございませんので、この部分も普通に使用できます。


◯委員(増田 仁君)  了解しました。最後は1個だけなんですけれども、借地を所有者の方に返したということで、これはちょっと自分の認識不足なんですけれども、当然公共目的で借りていたので、特に費用とか何もなかったという認識で合っているんですよね、それ確認したいんですけれども。


◯都市整備部技監・調整担当部長(若林俊樹君)  これはお借りしていますけれども、借地料を払ったりとか、そういうことではございません。無償でお借りしていました。


◯委員(石原 恒君)  では、よろしくお願いします。この市道14号線一部を廃止することについてですけれども、今そこに、今まで営業されていた店舗の方々、店舗数をちょっとお伺いしたいんですがね、ちょっとわからないんですけれども。店舗数、まず確認したいのと、それぞれ多分同意を得たときにはちゃんと書面で交わしていると思うんですが、そのときに店舗を持っていらっしゃる方からの要望、そういったものはどうだったかお伺いしたいと思います。それと、あと、同意を得るまでのどれぐらい期間がかかったのか、その点についてもお伺いしたいと思います。


◯まちづくり推進課長(小出雅則君)  実際に中で借家人でお借りしていた方は、45人ほどということで聞いております。それで、既に40名ほどが地区外のほうへ退出しております。借家人の方と借地契約の解除の契約、お話しする中で、1割ぐらいの方が戻ってきたいという御希望があったということで聞いているところでございます。
 まだ引き続き残る方も何人かいらっしゃいまして、その方については仮設店舗をこれから建築しまして、そちらのほうで残っていただく方も何人かいらっしゃる状況でございます。
 同意を得るまでの期間ですけれども、1年少しかかっております。


◯委員(石原 恒君)  お答えできる範囲で結構ですけれども、残りたいという方々のお話がありましたけれども、仮設の話も出ました。仮設はどのように今予定されているか、市が把握している。もちろん、これは市がつくるわけではないと思うんですけれども、把握している範囲でお答えいただければと思います。


◯まちづくり推進課長(小出雅則君)  今事業者のほうから聞いている範囲でございまして、まだ契約が済んでいるとか、そういったことではございませんので、詳しくはちょっとお話しすることは控えさせていただきたいんですけれども、旧みずほ信託銀行の跡地のところに仮設店舗を予定しているというふうに聞いております。


◯委員(栗原健治君)  それでは、お伺いします。初めに市道14号線の一部の廃止になるんですけれども、ここは番地でいうと35番地と36番地の境に当たるかと思うんですが、これ、道路が廃止されると、番地ではどのように変更がされるようなことになるのか。合区になるのかどうなのか、その点で区画が変わるっていうことの現状、どうなるのかを確認しておきたいというふうに思います。
 あと、今回、赤鳥居通りと呼ばれていた通りが閉鎖されることになります。連雀通りの市民協働センターに通じる道の延長線上がこの道ですよね。利用されている方も大勢いらっしゃる通りで、今立ち退きの交渉などもあって、実際には店舗もなくなってきているわけですけれども、この赤鳥居通りはどういう通りだったのか、経過をちょっとお伺いしたい。どういう通りとして三鷹の駅前で役割を果たしてきたのか、確認しておきたいというふうに思います。
 今回、この通りを廃止するに当たって、全店舗の同意が必要だと、それが調ったということで、店舗数でいうと借家45軒あったということで、1割ぐらいが戻りたい要望で、残る方もいらっしゃるということで、どのぐらい残れるものなんでしょうか。本来、この地域の開発は、課題として地域に、そこで商売をなされていた方も含めて必要性は語られていて、どういうふうにしていくのかという点が三鷹の駅前の開発においても重要な課題だったと思います。
 今回、この計画、市道の廃止ということにもつながる駅前の再開発に直接かかわっていく問題なので、この市道がなくなることによっての三鷹の商工振興に対する影響というのはどういうふうに考えているのか、お伺いしたいと思います。


◯都市整備部技監・調整担当部長(若林俊樹君)  まず、番地の件でございますけれども、これについてはちょっと私どものほうでは、市民部市民課のほうでやりますので。あと、実際できたときに、建物を多分住居表示という関係で出したときに欠番にするのか、そこはちょっとわからないところでございます。多分一体の建物になりますので、そこで付番をする形になるかと思いますので、そこの細かい点についてはちょっと把握しておりません。
 続きまして、赤鳥居通りの今までの形についてどう考えているかということでございますけれども、赤鳥居通りにつきまして、ちょうど今回の廃止の部分につきましては、実際的には駅に向かう方が大半を使用しているというような現状でございました。実際にこの区間の車の台数というのは、うちのほうで調べたところ、平日でも20台程度しか入らない。ということは、そこのお店への配達とか、そういう方だけという状態でございましたので、基本的には歩行者が使う道ということでございまして、今回建物を建てて、先ほど参考資料の4ページのほうを見ていただくと、実際に今回、東側の市道723号線のところに歩道と歩道状空地という形で広がりまして、そこからデッキに直接上がれるエスカレーター等も設置しますので、どちらかというとこちら側に回っていただければ、今までと何ら変わる形がなく機能としては十分やっていけるのではないかというふうに思っているところでございます。


◯まちづくり推進課長(小出雅則君)  どのぐらい残れるのかという御質問につきましてですけれども、現実的にどういった商業施設を配置するのかという商業の計画につきましては、これからということで聞いております。そういった商業計画を定めていく中で、店舗の方に残りたいという要望があった方には、やはりヒアリング等、事業者のほうで多分行っていくんだろうというふうに考えておりますので、その中で具体の数字というのが出てくると思います。
 それと、商業施設について地域への果たす役割、商業のことをどういうふうに考えているのかという御質問でございましたけれども、この再開発ビル、低層階、店舗のほうを入れます。ガラス面を大きくとって、外に向かってその店舗の顔をつくっていくと、そういうことを景観の審議会の中でも議論をしているところでございます。にぎわいをにじみ出しをするという、そういうガラス面からのにぎわいのにじみ出し、そういったことを図っていくことと、あと店舗の出入り口について、駅前の広場側だけじゃなくて、15号線側、723号線側、またさくら通り側、いろいろなところから出入り口、入れるような、そんなような計画にして商業に発展する、寄与するような再開発になるように、我々としても事業者さんと協議していきたいというふうに考えております。


◯委員(栗原健治君)  今回、これ通称赤鳥居通りですかね、市道14号線の一部の廃止ということで、歴史ある通りが1つなくなるっていうことなので、この赤鳥居通りってどういう通りだったのかっていうのは確認しておきたいと思うんですけれども、歴史的にどういう役割を果たしてきたのかというのは認識はあるんでしょうか。やっぱり継続性があるのでね、駅前の商工振興という視点でもどうなっていくのか、歴史を積み重ねていく視点に立って、市道が廃止されて、この開発地域が新しい三鷹の顔になっていくことを期待している市民が多いと思うんです。
 ですから、心配している方も──心配しているというのは、本当ににぎわいを、昔の本当ににぎわっていたときのような地域としてあるのか、この通りでいうと、さくら通りの南側に対しての影響も、この通りがなくなることによって、また新しい建物ができることによって影響を受けるわけです。ですから、この市道がなくなったことによってどうなるのか。やはり、それはこれに対しての判断する基準になるので、赤鳥居通りというのは歴史的にどうだったのか、どういう通りだったのかというのを認識としてお伺いしておきたいというふうに思います。
 それじゃあ、ちょっとそこのところをお答えできれば。


◯都市整備部長(内田 治君)  今御質問では、赤鳥居通りの歴史的なこれまでの位置づけとかを踏まえた市の認識をということでありました。歴史、どこまでさかのぼってお答えしていけばいいのかっていうのはちょっと迷いもありまして、私どもも昔の駅前の写真などでこの場所、道路の出入り口のところに赤鳥居通りという名前の由来になったようなものが当時あったという記録写真などを目にしますけれども、その詳細はなかなかちょっと把握しづらいところもあります。
 一方で、今委員、昔からの例えば栄えていたみたいなお話もなされましたが、私は実は平成10年当時には7年ほど、商業を含めた産業振興の部署におりましたので、この通りについて若干なりとも承知はしておりますけれども、当時私ども、商業の政策などを語るときのこの通りなどの、何ていうんでしょうかね、イメージの出し方というのは、裏通りとしてのいい雰囲気とか、いいお店をもっと高めていって、魅力あるような通りにしていく。中央通りが表通りだとすれば、その裏通りとしてのちょっと立ち寄りたいようなお店がますますふえていくような、そういう環境づくりを目指すといいんじゃないかなというような、そういう議論などを地元の商業者の方々としたようなことなどがありました。
 その後、この通りについては路面の舗装とか、産業プラザの開設などの後には、御案内のとおりきらきら通り商店会というんですかね、そういったものなどができ、商店会、街路灯などもでき、それから一部個性的なお店もふえてきたのかなというふうに思っています。
 今回の事業、これから数年後に開発、民間再開発が行われて、先ほど課長が答弁したとおり、今後の商業の具体的な店舗の構成とか、戻ってこられる方々も含めてどういう環境になるのかということにもよるところですけれども、間違いなく言えるのは、その新しい三鷹の駅前の顔となる拠点、それも今課長が申し上げたようにビルの中から外に向かって、いろいろないい雰囲気や商業のイメージを外へ向けて発信するような建物が計画をされていますから、そういうものへ向かってお客様が流れていくということ、それから駅で通勤・通学を終えて帰ってこられて、お住まいに戻る前に立ち寄ってみたいというような場所にもなるのではないかと。
 そういったところから、またこの周辺にも商店街の方々とも今後恐らく具体的な連携とか、空地なども計画されますから、そういうところの公開空地の利用なども含めて、近隣の商業の皆さんとの連携をむしろ高めていくような方向で開発が進むように私どもも望んでおりますし、事業者にもそういう働きかけをしていきたいと思いますから、従来の経過というのは、はるか昔まで、済みません、さかのぼった認識は語れませんでしたけれども、この20年近くの中ではちょっと元気がなかった通りではあるものの、近年少しずついいお店が出てきて、こういったものを起爆剤にしてさらにいいまちにつながっていけばいいなと、そういうような思いを持っているということでお答えをさせていただきたいと思います。


◯委員(栗原健治君)  ありがとうございます。部長も長く三鷹市の仕事に携わってきたので駅前もよく知っていらっしゃるのかと思うんですが、今回この14号の一部を廃止するに当たって、全ての同意が必要だということで、借り主、借家人も含めて同意された中で出てきたものだと認識していますが、実際に戻られる方は、戻りたいっていう要望があったのは1割ぐらいだと。今までここにいた人たちが離れていくっていうことでいうと、廃止されるこの14号線の一部の商売をされていた方たちが、言ってみればいなくなる、なくなってしまうということを意味しているので、この開発計画というのが本当にこの地域の主体的なもの、ここをつくってきた人たち、歴史を刻んできた人たちの主体的なものだったのかという点では、課題がここのところに出ているんではないかというふうに思います。
 実際に戻りたくても戻れないという声が寄せられている中で、その理由というのは御承知のとおりだと思います。今までのような借家料ではない。利益を見込めるものが続けていけるだろうか。高齢化の問題もあるかとは思いますが、課題としてあって、その点では開発に資する、本当にこの三鷹の駅前開発として、この市道の一部廃止を認めることが三鷹の開発の発展につながるのかという点を考えさせられているところです。
 その点で、今後店舗をどのように配置されるのかはわからないと。残りたいという方がいるけれども、具体的な数では上がっていないということでいいのか確認しておきたいと思いますのと、この建物が中央にできる、地図を、資料を見ますとあります。ほかの地域の開発計画ではありませんけれども、商業施設の中を通路としてエレベーターのところに抜けていくような通路が確保されるようなことがあるのか。昔、通りとして位置づけられるかどうかは別ですが、新しくできる商業施設の中でエレベーターに通じる動線ができるわけですよね。ですから、商業施設ながら2階に直接デッキに上がっていくという動線になる可能性もあるかと思いますが、中の通路の点での、この14号線が連雀通りから続いているっていう点での継続性はこの中で検討されるのか。14号線というのが以前にここに位置していたという観点で、施設計画の中身をお答えできる範囲でお願いしたいと思います。


◯まちづくり推進課長(小出雅則君)  まず1点目の商業施設についてですけれども、先ほど現時点で商業施設の詳細は確定していないというお話をさせていただきましたけれども、これから商業コンサルを入れながら、どういった商業を展開していくのかということを検討していくということで聞いております。商業計画というのは、竣工の1年ぐらい前まで、まだまだ工事期間は長くかかりますので、そういった中でしっかり商業計画についても検討していきたいということで、業種についても物販、飲食、サービス業、そういったものを予定しながら検討していきたいというふうに聞いております。
 それとあと、2点目の真ん中を通路として活用がどうなんだろうというお話をいただいているところですけれども、この建物というのは商業の施設だけじゃなくて複合ビルになっております。当然1階部分には店舗も入りますけれども、そのほかに住宅のエレベーター、エスカレーターや入り口、そういったものも配置したり、さらには駐車場やなんかも地下に計画しておるところでございます。そういったいろいろな機能を1階に集中させなきゃいけないということが1つ、複合ビルとしての計画の中で大きなテーマがございます。
 そのほかに周辺の道路状況でありますけれども、西側のほうは、市道第15号線側はバスの停留所がありましたり、さらに東側の市道第723号線は一方通行であったり、北側は駅前広場であったり、そういったことを考えていくと、さくら通り側にいろいろな機能、駐車場の入り口とか、バックヤードとか、そういったものをどうしても集積しなきゃいけないという施設計画をする中での限られた条件が1つあるということで、計画の中で事業者のほうからも聞いております。
 そういった中で、今の店舗内の動線ですけれども、北側のデッキから直接建物内の2階に入って、建物内でのエスカレーター、エレベーターで1階におりて、さくら通り側、1階で南側へ抜けれるという、そういう建物の中での歩行者の動線というのはある程度確保されているということで事業者のほうから聞いておりますけれども、商業施設だけでないものですから、真ん中に通路を残すような、そんなような計画は検討の中ではしたんだけれども、できなかったんだということで聞いているところであります。


◯委員(栗原健治君)  わかりました。歴史ある市道14号線、赤鳥居通りの地区がなくなるということで、考えさせられる部分。本当にこの開発の行為がこの地域の、三鷹の駅前の活性化につながるかどうなのかというのは、市道の廃止に当たって同意された方々の希望される率とかも考えると、ちょっと疑問が、課題があるなと感じるところです。
 最後に、14号線は、先ほども言いましたけれども、市民協働センターから来る道がさくら通りに当たって、市道723号線にクランクする形になりますよね。この絵には現状での横断歩道の枠線が位置づけられていると思いますけれども、完成するまでには工事現場の区画には入れないかなという点で、安全対策が重要かと思いますので、そこは十分に工事に入る中、また、工事中においても十分な対応をしていただきたいというふうに要望しておきたいと思います。よろしくお願いします。


◯委員(粕谷 稔君)  済みません、もう質問もいっぱい出てしまいましたので、1点だけ、以前に723号ですかね、この資料4ページのほうを見ますと、以前にうちの会派でお伺いしたことがあったと思うんですが、723号が歩道状空地が計画、これ、されているという認識でいいんですかね、4.8メートルですか。それだけちょっと確認をしたいんですが。この図面のとおり、これが4.8メートルの歩道状空地込みの図面ということでよろしいでしょうか。


◯まちづくり推進課長(小出雅則君)  723号線側につきましては、4.8メートルの歩道状空地、公開空地、そういったものが確保されております。


◯委員(粕谷 稔君)  ありがとうございます。先ほど来ございましたとおり、この15号線のほうに、バス停のほうに面したところ、これは基督教大学とか調布方面のバスが出るところだと思うんですが、時間帯によってかなりここ、二重、三重に、夜8時とか、並んでいる時間帯があるかと思いますので、この開発に当たっての階段とか、エレベーターはそのまま既存のものを使うということのようですので、安全対策をまたしっかりやっていただければというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。ありがとうございます。


◯委員長(土屋健一君)  ほかに。


◯委員(渥美典尚君)  よろしくお願いいたします。これ、市道ということなんですが、地主さんは禅林寺さんということで、私有地を市道として使っていたということだと思います。市道でも、位置指定道路になっているとか、なっていないとかもあると思うんですけれども、市道を返してくれと地主に言われた場合は返せるものなんでしょうか。そこをお聞きしたいと思います。


◯都市整備部技監・調整担当部長(若林俊樹君)  三鷹市で今このような状態で道路敷地内民有地の市道というのは結構な数あります。実際にその部分を廃止して返してくださいというときに、今回のように区間の中でそこの全ての方が同意して、代替といいますか、それのかわる機能のものが確保できるというような状態であれば廃止はできると思いますけれども、一般的に市の道路敷地内民有地であるのは井の頭地区とか、そうすると、そこの中の入っている方が全員同意して、その代替機能としてもう一本道ができるとか、そういう形になれば可能かと思いますけれども、現実的にはほとんどそういう状態で同意が得られるというのはなかなか難しいと思いますので、実際的には無理かと思います。
 ですから、位置指定道路等の個人の方がその敷地全部、昔の地主さん等で全部持っていて、位置指定道路を廃止して、そこ全体を新たに区画し直すとか、そういう場合には可能ですけれども、市道になっているところでそういう条件を満たすところはほぼないかと思いますので、非常に難しい話だと思います。


◯委員(渥美典尚君)  じゃあ、特例中の特例という位置づけかなというふうに捉えていいかと思うんですけれども。ということは、これだけのエリアを三鷹駅という三鷹の玄関口で開発するに当たっては、三鷹市の理解が相当なものがあったということで、民間との協働事業という位置づけでもあると思うんですね。
 ちょっとこの件に関しては過去のまちづくり環境委員会でも報告があったとは思うんですけれども、私、ちょっと所属していなかったもので、確認の意味で聞かせていただきたいと思います。協働の対象者っていうんでしょうか、地主さんは禅林寺、施工主さんですとか、施工業者さんというものを一応参考までにお聞かせください。


◯まちづくり推進課長(小出雅則君)  施工は今、地権者さんたちで再開発組合を設置していまして、再開発組合による組合の施行になります。
 それと、実際に施工する業者さんについては、これから組合のほうで選定していくようになると思いますので、具体的な施工会社がどこになるのかということについては、私どもでまだ把握しているところではございません。ただ、ディベロッパーとしてこの事業を進めているのは、相鉄不動産と細田工務店、こういったところがディベロッパーとして組合と今一緒に事業を進めているということで聞いております。


◯委員(白鳥 孝君)  これ、議案にのせたということは、もう既にこの法的根拠というのはもうクリアされているわけですよね、市道を廃止するということはね。法的根拠でクリアされていて、議案にのせてくるということはどういうことかなというふうに思うんですけれども。例えば児童公園でお借りしている土地等も、これ議案に今後上がってくるんでしょうか。そういう問題が出てきて困ることも出てくるので、その辺はちょっときちんと。


◯都市整備部技監・調整担当部長(若林俊樹君)  この件につきましては、先ほどもちょっと御説明しましたけれども、道路法の第10条1項の規定に基づいて廃止するんですけれども、そのときに議会の議決が認定、廃止、両方同じなんですけれども、議会の承諾が必要ということでございますので、今回提案したものです。
 それと、あと児童遊園のほうにつきましては、児童遊園条例のほうにそれぞれの児童遊園の名前が載っておりますので、個人の方からお借りしていてお返ししたときには、それは廃止になりますので、条例の改正になりますので、議案として上程する形になります。


◯委員(白鳥 孝君)  そうしますと、今後も、じゃあ、のせていくということですね。


◯都市整備部技監・調整担当部長(若林俊樹君)  はい、おっしゃるとおり、今後もそういう条件のものであれば議案としてのせていくという形になります。


◯委員(白鳥 孝君)  わかりました。1回検討していただいて、しないと、ちょっとまずいかなと。プライベートな問題が出てきますので、よろしくお願いいたします。


◯委員長(土屋健一君)  ほかに。


◯委員(増田 仁君)  済みません、賛否判断する上で一番重要なところ、一番最初に聞くところを忘れていたので。迂回路を723号線に設定するということで、ここの安全のところ、これが一番重要でして、自転車を起因とした事故というのが市内も多くて、ここも放置自転車が多くて、もちろん撤去していただいて、見ていて、ああ、撤去されているなという日もあれば、そうでない日もあるんですけれども、今回こういう形で迂回路に指定されるので、当面の間はここをちょっと重点的にやるという認識で間違っていないでしょうか。


◯都市整備部技監・調整担当部長(若林俊樹君)  今委員のおっしゃったとおり、ここについては市のほうでもふだんから違法駐輪がありますのでやっておりますけれども、今後この工事が始まる段階には、今委員がおっしゃったように迂回路になりますので、特に重点的にその辺は取り締まっていきたいというふうに思っております。


◯委員長(土屋健一君)  以上で本件に対する質疑を一旦終了します。
 休憩します。
                  午前11時05分 休憩



                  午前11時16分 再開
◯委員長(土屋健一君)  委員会を再開いたします。
 議案第24号 三鷹市立児童遊園条例の一部を改正する条例、本件を議題といたします。
 本件に対する質疑を終了してよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑を終了いたします。
 これより討論に入ります。


◯委員(増田 仁君)  本件について討論いたします。
 代替の施設として、遊び場を確保という視点は理解をいたします。しかしながら、既存の施設を閉鎖してという行為には賛同しかねる点があります。このような事態が発生するのはあらかじめ工事規模から明白でありまして、この広場の補填もしくは交通児童遊園の代替地は国及び東京都に依頼しておかなければならないことでした。そこがなされておらず、交通児童遊園の機能をなくすことは賛同できません。
 自転車の交通ルールについて最近見直しもなされ、保護者としての責任も重くなる中、就学前の自転車利用について、市長は考慮しておかねばなりません。近隣の杉並、世田谷、調布にある類似施設は遠方のため、利用は当然ながら困難です。補助輪を外して乗れるようになり、交通ルールを学ぶ貴重な公園を潰して施設確保という、昨今自転車事故がクローズアップされている現状との乖離を指摘し、本件には反対といたします。


◯委員長(土屋健一君)  これをもって討論を終了いたします。
 これより採決いたします。
 議案第24号について、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
                   (賛成者挙手)
 挙手多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
 議案第31号 市道路線の一部廃止について、本件を議題といたします。
 本件に対する質疑を終了してよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑を終了いたします。
 これより討論に入ります。


◯委員(栗原健治君)  市道路線の一部廃止について討論します。
 本条例の市道14号線の一部は、下連雀三丁目35番地と36番地の境に位置し、赤鳥居通りとして市民に親しまれ、市民の大切な歴史ある生活道路として利用されてきました。近年、三鷹駅前地区は開発により高層化が進み、防災上の安全も課題になっています。さくら通りから三鷹駅に南北に抜ける生活道路が廃止されることは、交通安全対策上からも問題があります。
 駅前の商工振興の視点からも、長年この通りで商売を営んできた方々がこの地で商売を継続することが困難で、三鷹の商工振興に資する開発事業になっていると言えません。
 よって、防災、商工振興の視点から、開発事業によるこの市道路線の一部廃止については反対します。


◯委員長(土屋健一君)  これをもって討論を終了いたします。
 これより採決いたします。
 議案第31号について、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
                   (賛成者挙手)
 挙手多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
 休憩いたします。
                  午前11時20分 休憩



                  午前11時20分 再開
◯委員長(土屋健一君)  委員会を再開いたします。
 都市整備部報告、本件を議題といたします。
 本件に対する市側の説明を求めます。


◯まちづくり推進課長(小出雅則君)  それでは、報告事項の1番目、東京における都市計画道路の整備方針(第四次事業化計画)中間のまとめについて、御説明いたします。資料1、中間のまとめを1ページおめくりいただきまして、「はじめに」をごらんください。都市計画道路は、多様な機能を有する都市を形成する重要な都市基盤です。東京都と特別区及び26市2町は都市計画道路を計画的、効率的に整備するため、ともに連携しながらおおむね10年間で優先的に整備すべき路線を定めた事業化計画を過去3度──多摩においては平成元年、平成8年、平成18年でございますけれども、3度にわたり策定し、事業の推進に努めてきました。
 現行の区部における都市計画道路の整備方針及び多摩地域における都市計画道路の整備方針は、平成27年度までの計画として定められたものです。より効率的な道路整備を推進していくため、平成28年度から始まる第四次事業化計画では、区部と多摩地域の計画を統合した東京都全体の事業化計画として策定することといたしました。
 このたび、東京都と特別区及び26市2町は協働で、東日本大震災の発生など首都東京を取り巻く環境や社会経済情勢の変化を踏まえ、東京における都市計画道路の整備方針(第四次事業化計画)中間のまとめを取りまとめました。中間のまとめでは、これからの道路整備の基本理念や基本目標に加え、将来都市計画道路ネットワークの検証や、優先整備路線の選定における考え方を示しております。今後、中間のまとめに対する意見を参考に、平成27年度末に東京における都市計画道路の整備方針を策定する予定です。
 それでは、もう1ページおめくりいただき、目次をごらんください。中間のまとめの構成ですが、第1章が東京の新しい道路づくりに向けてとして、1、道路整備を取り巻く社会状況と都市計画道路の現状と課題、2、道路整備の基本理念と基本目標を記載しました。第2章が東京の今後の道路整備に向けた考え方として、1、東京における都市計画道路の整備方針について、2、将来都市計画道路ネットワークの検証、3、優先整備路線の選定、4、今後の予定を記載しました。
 それでは、方針の主な内容について御説明いたします。1ページをごらんください。1の(1)、東京の道路整備を取り巻く社会状況、ア、人口の動向です。図1−1、東京都の人口推移のとおり、間もなく人口減少局面に入るものと推定されますが、その傾向は穏やかであります。人口が減少に転じても、引き続き活発な都市活動を維持していかなければなりません。そのため、都市計画道路を含めた都市基盤の整備を進めるとともに、バス交通の整備や安全な歩道設置などによる移動の円滑性を高めるなど、人口や都市活動の動向に対応した都市づくりが重要であるとしています。
 3ページをごらんください。イ、災害への備えです。平成23年3月11日に発生した東日本大震災の教訓などをもとに、大規模地震や集中豪雨による土砂災害などへの備えとして、災害に強い社会基盤の整備が求められています。
 8ページをごらんください。都市計画道路の整備状況についてです。東京都内には延長3,207キロメートルの都市計画道路が計画決定されていますが、事業の推進により平成25年度末現在、整備率は約62%で、まだ多くの未整備区間が残存しております。
 9ページ、下段、こちらに市町別の都市計画道路の完成率がございます。こちらをごらんください。三鷹市の完成率は41%となっており、多摩地域全体の中でもおくれております。
 続きまして、18ページから21ページをごらんください。道路整備を進めていくための基本理念と基本目標を定めております。(1)、東京が目指すべき将来像として、環状メガロポリス構造の実現、集約型の地域構造への再編、安全・安心な都市の実現を記載いたしました。
 22ページをごらんください。(2)、道路整備の基本理念として、アの東京の目指す都市づくりに資する道路整備、イの都民のニーズに対応した利用者・生活者の視点からの道路整備、ウの選択と集中による重点的かつ効率的な道路整備の3点を記載いたしました。
 23ページをごらんください。(3)、道路整備の基本目標です。東京が目指す将来像の実現に向けて、都市計画道路の整備に係る4つの基本目標として、活力、防災、暮らし、環境を設定しました。
 続きまして、24ページをごらんください。ここからは、第2章の東京の今後の道路整備に向けた考え方になります。
 (1)、整備方針策定の流れについて御説明いたします。図2−1をごらんください。都内にある未着手の都市計画道路を対象に、将来都市計画道路ネットワークの検証を行い、未着手の都市計画道路について必要性を確認いたします。検証により必要性が確認された都市計画道路を対象として、今後10年間で優先的に整備すべき路線を選定し、第四次事業化計画を策定いたします。必要性が確認されなかった都市計画道路につきましては、整備方針策定後に計画廃止を含めた検討をしていきます。
 25ページをごらんください。将来都市計画道路ネットワークの検証における考え方についてです。都市計画道路の整備に係る4つの基本目標をもとに都市計画道路の果たすさまざまな役割や機能を考慮し、目標実現に向けて今後も必要な都市計画道路とはどのようなものか検討し、図2−2のとおり15の検証項目を設定いたしました。
 26ページをごらんください。検証項目について御説明いたします。検証1、骨格幹線道路網の形成として、主要な道路を結ぶ、枢要な交通機能を担う幹線道路であるかを検証いたします。検証2、都県間ネットワークの形成として、近隣県に接続して都市間連携などの強化に資する都市計画道路であるかを検証します。検証3、円滑な物流の確保として、広域的な物流拠点にアクセスする都市計画道路であるかを検証します。検証4、交通結節点へのアクセス向上として、駅などの交通結節点にアクセスする都市計画道路であるかを検証します。
 27ページをごらんください。検証5、交通処理機能の確保として、担うべき交通量の目安として1日当たり6,000台を設定し、将来の交通量がこれ以上になるかを検証いたします。検証6、緊急輸送道路の拡充として、緊急輸送道路として指定されている都市計画道路であるかを検証します。
 28ページをごらんください。検証7、避難場所へのアクセス向上として、避難場所へアクセスする都市計画道路であるかを検証いたします。検証8、延焼遮断帯の形成として、延焼遮断帯として位置づけられている都市計画道路であるかを検証します。
 29ページをごらんください。検証9、災害時の代替機能として、大規模土砂災害などにより道路が閉鎖された際に代替機能となる都市計画道路であるかを検証します。検証10、都市環境の保全として、道路ネットワークを形成する多車線の都市計画道路であるかを検証します。検証11、良好な都市空間の創出として、緑豊かな良好な都市空間の創出に資する都市計画道路であるかを検証します。検証12、公共交通の導入空間として、バスなどの公共交通の導入空間となる都市計画道路であるかを検証します。
 30ページをごらんください。検証13、都市の多彩な魅力の演出・発信として、東京を代表する歴史的建造物や景勝地にアクセスする都市計画道路であるかを検証します。検証14、救急医療施設へのアクセス向上として、第三次救急医療施設へのアクセス向上が期待される都市計画道路であるかを検証します。
 31ページをごらんください。検証15、地域のまちづくりとの協働として、地域のまちづくりの進捗に合わせて整備していく都市計画道路であるかを検証します。
 32ページをごらんください。次に、優先整備路線の選定における考え方についてです。優先整備路線の選定に当たっては、事業の継続性や実現性、事業費などを踏まえ、総合的に判断していくものです。今後10年間の整備の方向性として6項目を記載しました。
 33ページをごらんください。今後10年間の整備の方向性の内容です。優先1は、骨格幹線道路網の形成として、主要な道路を結ぶ枢要な交通機能を担う幹線道路であることです。優先2は、自動車交通の円滑化として、渋滞ボトルネックの解消に寄与する道路であることです。優先3は、高度な防災都市の実現として、防災性の向上が図られる道路であることです。
 34ページをごらんください。優先4は、地域の安全性の向上として、歩行者、自転車、自動車、それぞれの安全安心が確保されることです。優先5は、拠点形成と拠点間連携として、拠点形成の支援や交通結節機能、拠点間連携の強化が図られることです。優先6は、地域のまちづくりへの貢献として、再開発事業との連携など、さまざまなまちづくりの促進、支援に寄与できることです。
 35ページをごらんください。今後の予定です。中間のまとめ公表後、将来都市計画道路ネットワークの検証、優先整備路線の選定を行います。また、その他として、現在決定されている都市計画道路の計画上の課題など、都市計画道路の整備に関するさまざまな検討も行います。5月26日から6月30日までの間で東京都を一括窓口としてパブリックコメントを実施しております。都民の皆様の意見などを踏まえ、東京における都市計画道路の整備方針を策定してまいります。
 参考資料1として、中間のまとめの概要版を添付しておりますので、後ほど御確認ください。資料1の説明は以上です。
 続きまして、報告事項の2番目、三鷹都市計画道路3・2・2号及び放射第5号線の整備に係る三鷹市の要望について、御説明いたします。資料2をごらんください。本要望書を提出した経緯について御説明いたします。東京都北多摩南部建設事務所は、三鷹都市計画道路3・2・2号のうち、中本宿通りから人見街道牟礼橋付近までの約500メートルにおいて、平成29年度末に4車線での開通を目指して、昨年の11月に工事説明会を開催し、現在整備工事を進めているところでございます。
 また、本工事終点の牟礼橋より東側の放射第5号線につきましては、東京都第三建設事務所が平成29年度末の同時開通を目指して、現在整備工事を進めているところです。さきの工事説明会においても、意見や要望が地元住民より寄せられたところですが、その後、本年2月26日に牟礼地区の6町会会長、牟礼5町会環境対策協議会会長、國學院大學久我山中学高等学校校長の連名で、牟礼地区及び近隣の総意を反映した東八道路の整備を強く求める要請書が三鷹市長に提出されました。
 要望内容は大きく3点です。1点目は、三鷹3・2・2号と人見街道を接続合流する形態とすること。2点目は、市道第183号線が三鷹3・2・2号を横断できる形態にすること。3点目は、定例協議等を重ね、こうした要望内容への対応について早急に判断することです。本要望に対し、市は道路管理者である東京都及び交通管理者である三鷹警察署等の関係機関にしっかり要望を伝えるなどして、牟礼地区及び近隣の総意が反映できるよう積極的に取り組んでいくことを、3月24日に回答いたしました。
 生活道路との接続部については、地域住民の意向をしっかりと確認して、丁寧かつ十分に地域住民と話し合うなどの対応が不可欠ですので、地域住民からの要望内容について検討すること、地域住民に対しての丁寧な説明と対応を行うことなどについて、4月28日付で東京都建設局長宛てに要望書を提出いたしました。現在、地域住民と東京都で意見交換会等も実施されております。引き続き丁寧な対応が図られるよう、市も調整していきたいと考えております。説明は以上です。


◯委員長(土屋健一君)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑のある方は挙手をお願いします。


◯委員(石原 恒君)  では、よろしくお願いします。資料1の東京における都市計画道路の整備方針についてお伺いしたいと思います。三鷹市にも都市計画道路、幾つもありますけれども、先ほど41%が着手しているという中で、この今現在ある都市計画の見直しをしてほしいという市民の方も中にはいらっしゃいます。その辺の把握はどのようにされているでしょうか。
 それと、あと資料の中で、25ページ以降に、将来都市計画道路ネットワークの検証における考え方というところがありますけれども、こちら、内容はわかるんですけれども、例えばこういった検証をする際での定量的な判断、その辺はどのように説明を受けているでしょうか、お伺いしたいと思います。


◯まちづくり推進課長(小出雅則君)  第三次事業化計画、今の事業化計画をちょうど10年前に策定しております。その間、窓口等で市民の方からいろいろなお声を聞いているところは、我々も事務レベルで把握しておりますけれども、今回ここで中間のまとめ、優先整備の考え方を出していく中で、広く市民の皆様から御意見をいただくことになりますので、ここでいただいた意見をしっかりと確認して、計画の中に生かせるようにしていきたいというふうに考えておるところでございます。
 また、検証の仕方として、定量的な検証としては、1つは交通量のことですね。6,000台を交通量として必要なんだと、そういうところが1つ、大きな定量的なところだと思います。そういうところを都のほうで広域的にやっている交通量調査がございますので、1路線ずつ、今未着手の路線については検証していきたいというふうに考えています、交通量だけじゃなくてですね。


◯委員(石原 恒君)  ありがとうございます。いろいろな検証のあり方、あると思うんですけれども、中には、やはり共存する考え方が同じ方向で行く部分もあるでしょうし、逆にコミュニティの部分では、やはりそこを余り都市交通の便利さを求めるがゆえにコミュニティが分断するとか、そういった弊害ももちろんあるかと思います。そういった意味では、どこに重きを置くかというのが非常に大切だと思っております。そういった意味では、そこに住んでいらっしゃる方のいろいろな御意見をぜひとも聞いた上で計画、反映いただけるようお願いしたいと思います。
 そして、今回、この中間のまとめの最後のほうに御意見の記入用紙というのが実際ありますし、この窓口が東京都ということでありますが、これ、例えば三鷹市民の皆様がこれを書いたときに、東京都に寄せられた意見というのは三鷹市に戻ってくるものなんでしょうか。その辺の流れについてお伺いしたいと思います。


◯まちづくり推進課長(小出雅則君)  東京都と特別区、また26市2町でこの計画の策定を進めているところでありますけれども、具体的にいただいた意見に対して当然市のほうも確認していくんですけれども、どういうふうにお答えをお返ししていくのかとか、その辺についてはこれからも全体の事務レベルの会議の中で確認していきたいというふうに考えております。具体的にこういうふうにしようというふうに、現段階できちっと決まっているものは、今のところはございません。


◯委員(石原 恒君)  ありがとうございます。それで、この意見を集約する日限は今月末だということでお聞きしましたけれども、もちろん東京都のホームページ等では載せてあるし、多分これのPDFか何かはアップされているものと思います。ただ、なかなか市民の方も東京都の広報を見るかというと、そんなに見ていないのではないかと思っております。
 特にこの市民の方は、その道が都市計画道路になっているか、また東京都道なのか、市道なのか──国道はさすがにわかると思うんですけれども、その辺さえわからない市民の方も多くいらっしゃいます。三鷹の広報を多くの方は見ていらっしゃるので、東京都がこういったものを出した際に三鷹市の広報は何かそこで、東京都が出ましたと。今回に限ってお聞きしますけれども、今回の中間のまとめが出された際に、三鷹市としては何らか広報はされたのでしょうか、お願いします。


◯まちづくり推進課長(小出雅則君)  今回の御意見を聞くパブリックコメントは市も主体的にかかわっている部分がございますので、一括して窓口は東京都で出しておりますけれども、市としても、公表されて直近の市報、6月の第1号の市報で皆様のほうにお伝えすることや、あと5月26日にこれ、公表しているところですけれども、同時に市もホームページでこういうところを市民の皆さんにお知らせしているところであります。


◯委員(石原 恒君)  日限が本当にあと半月というぐらいなので、どこまで市民の皆様の意見が挙げられるかがわかりませんけれども、こういった情報を出す際には、三鷹市の都市計画道路、もう既にありますけれども、そういったものがありますとか、そういうどこに行けばそういった詳しい資料があるということも添えて、ぜひ情報提供をいただかないと、やはり言葉をただ読んだだけだとわかる方ってそんなにいないのではないかというふうに感じております。より丁寧なそういった情報提供もしていただきたいと思います。
 最後に質問であります。今三鷹市が把握している範囲、これは東京都が直接受けるものでありますけれども、市民の方から御意見があった件数、また内容について把握している部分があれば、お伺いしたいと思います。


◯まちづくり推進課長(小出雅則君)  現時点でどのぐらいの御意見が寄せられている、そういった内容につきましては、都のほうから、まだ受けている最中ですので連絡等はございませんが、終わった段階でしっかりと確認していきたいと思っています。


◯委員長(土屋健一君)  ほかに。


◯委員(栗原健治君)  それでは、都市計画道路のこれからの整備方針を決めるということで、そういう意味ではこの見直しというか、第四次の事業化計画に対して意見を言えるのかというのはとても重要だというふうに思います。これが市民のさまざまな声をよく検討していくということであったので、三鷹市としてもその市民の意見を聞くに資する取り組みをぜひしてもらいたいなと思うんですけれども、これだけ見たのではね、都市計画道路、実際に自分のところにどういうところが走っているのか、計画されているのかっていうのは知らない方もいらっしゃるんですよね。
 この間で最後のところには、各担当自治体の問い合わせ先が書かれていますけれども、問い合わせされたときの実際に今までどれくらい件数があったのかどうなのかというのがわかれば教えていただきたいのと、都市計画道路全体の問い合わせがあれば丁寧な説明が必要かと思うんですけれども、市民からの問い合わせがあったときの対応についてお伺いしたいと思います。
 その点で、将来的には、ネットワークの検証──ページ、24ページですけれども、必要性が確認されなかった都市計画道路については、計画廃止も含めた検討をしていくと、東京都ではすると。三鷹市としても、都市計画道路について市民の声を、さまざまな意見を集約して、言ってみれば必要のない道路と判断すれば廃止に向けた働きかけ、東京都に対して発言していくことになると思うんですけれども、この点でそういう認識でいいのかどうなのか。その中で、市としての考え方をまとめるに当たって、市民の意見をどういうように反映していくお考えなのか伺っておきたいというふうに思います。
 検証項目は15項目にわたってされていて、これ、どういうふうに。これだけあれば、どれかは必ず必要な道路っていうふうになるかと思うんですね。そうすると、全てが必要な道路っていうふうに位置づけられてしまうことも十分に考えられるのであって、言ってみれば必要性、必要ではないという不要性、緊急性だとかもあるかと思いますけれども、どういうところで市としては判断していく姿勢なのか。都としても、廃止するに当たってどういう視点でこの項目のうちの全体的な総合評価がされるのか、それとも1つでも、2つでも問題点があって、必要でないとなれば廃止することが可能なのか。意向で、市としてのまちづくりの視点に立ったときに、全体としての必要性、有用性はあっても、政策的に市として必要ないと。市民の、地域のこれからまちづくりの視点からこの都市計画道路は必要ないというふうに意見が上がったときに、そういう主張を、それをこの意見として反映させていくことができるのかどうなのか、お伺いしたいと思います。


◯まちづくり推進課長(小出雅則君)  何点か御質問いただいている中で、まず1点目の、問い合わせの対応についてでありますけれども、現在インターネットにも全文、これは掲載されているということもありまして、縦覧に来られている方は1名でございます。インターネットの環境がない方で、縦覧で窓口だけで読み切れない部分もあるということも想定しまして、市としては貸し出しも求められればできるような、そういう体制で進めているところでございます。
 それと、必要性のない都市計画道路、どういう形になるのかという御質問でございますけれども、この検証は東京都だけでするものでなくて、三鷹市も一緒にこの15項目──三鷹市だけじゃなくて、東京都の23区、また多摩の26市2町、それぞれの自治体と東京都で必要性の検証を行っていくということでありますので、そういった中から優先的に整備する路線、そういったものを定めていきますので、その中で市としても1項目ずつ検証をしっかりして、当該都市計画道路未着手の路線が検証で必要なのか、必要でないのか、これを検証していきたいというふうに考えています。
 市民意見の反映、こういうところはどうなんだというお話をいただいているところでございますけれども、そういった検証をしていく中で、特に今回検証の15の中で地域のまちづくりとの協働ということで、地域のまちづくりの進捗に合わせて整備していくということで、地域に整備がまちづくりで必要なのかどうなのかと、そういう視点も検証の中に入っていますので、私どもとしては地元の意向や何かもこういう検証の中で確認しながら進めていかなきゃいけないというふうには考えております。
 それと、ただ、全てそれが地域の方々の意向でできるのかというところは、行政として本当に必要性の検証は地元の方の意向だけでなく、我々都市計画道路の本来の機能性から必要なのかどうなのかという検証でありますので、そこはしっかりと確認していきたいと思っています。
 それと、15の検証の中で当然上位計画というのもありますので、私どもの都市計画マスタープランや、東京都の多摩地域の区域のマスタープラン、そういったものと整合がとれているのか、そういったことを考えながら検証は進めていきたいというふうに考えています。


◯委員(栗原健治君)  これからの取り組みを市民の声を反映させている視点で、ぜひ進めてもらいたいと。
 確認ですけれども、貸し出しをされているということで、これがされているということですか。どんなものを貸し出ししていて、何を資料として、どのぐらい用意されているのかっていう点と、都市計画道路がどういうふうに市内に配置されているのかという情報を知る上では、都市整備部での窓口で地図を見せてもらうということが唯一なんですか。インターネットでも当たることが、見ることができるかどうかというのを確認しておきたいというふうに思います。
 その上で、実際に外郭環状線道路計画に係る都市計画道路も多数あって、そもそもこの都市計画道路がかなり古い計画がもとになっていて、生活している人たち、居住している人たちの現状を無視したような形で、地図の上に碁盤の目のように都市計画道路を配置しているような傾向が見られます。実際に今ある道路ではないところの住宅の中に都市計画道路がされていたりしていまして、そういう点で言うと、さまざまな都市計画道路自体に対しての問題意識というのがかなり市民の中にあることと思います。
 その点で、このさまざまな課題、検証項目ありますけれども、そういう課題の中で三鷹市民の視点でこの都市計画に対する四次整備方針をつくっていく上で、市民の声を反映させていく計画に三鷹市としてもしっかりと取り組んでもらいたい。東京都と市とも協議していくと、都だけではなくて市も一緒になって検証していくということなので、その点では三鷹市のことがわかっているのは三鷹市なんですよ。市民の声を酌み取ることができるのも三鷹市なので、その声を本当に、さまざまな意見がありますので、市としてのどういう市民が意見を持っているのかっていうのを真摯に聞いてもらいたい。賛成、反対あると思いますし、廃止するべきだ、促進するべきだという声があると思いますので、それをしっかりと受けとめた取り組みを、市としてもこの計画をつくるに当たって、事業計画の整備をしていく上で取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
 その貸し出しの点だけお伺いします。


◯まちづくり推進課長(小出雅則君)  貸し出しにつきましては、縦覧用図3部、あと、お貸しする用に3部御用意しております。窓口で、縦覧でいらした方に、御希望があればその今用意している範囲の中で期限をある程度定めましてお貸ししたいというふうに考えています。
 あと、都市計画道路の地図につきましては、インターネットで三鷹市のわがまちマップの中で都市計画図が掲載されておりますので、そちらで御確認できるような形になっております。


◯委員(栗原健治君)  最後、貸し出しはわかりました。これは冊子として売っているんですか。これ、市では売っていない。東京都に行けば、東京都資料というか、そういうことでもない。ダウンロードできるっていうことですか。わかりました。


◯委員長(土屋健一君)  質疑を終了してよろしいでしょうか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 ほかにありますか。
 以上で都市整備部報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午後0時01分 休憩



                  午後1時00分 再開
◯委員長(土屋健一君)  委員会を再開いたします。
 生活環境部報告、本件を議題といたします。
 本件に対する市側の説明を求めます。


◯生活環境部長・調整担当部長(清水富美夫君)  おはようございます。生活環境部からは、お手元の資料のとおり2件ございます。
 1件目が、土壌汚染対策法におけます「形質変更時要届出区域」の指定について、日本無線の関係でございます。それと、平成26年度の三鷹市のごみ処理量、この2点について御報告を順次させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


◯環境政策課長(岩崎好高君)  資料1をごらんいただけますでしょうか。ア、土壌汚染対策法における「形質変更時要届出区域」の指定について御報告させていただきます。土壌汚染対策法(平成14年法律第53号)に基づきました形質変更時要届出区域の指定が東京都より告示されましたので、御報告いたします。なお、東京都公報及び案内図、調査結果は別紙のとおりとなってございます。
 まず別紙の1ページをごらんいただけますでしょうか。日本無線株式会社三鷹製作所工場跡地の一部、下連雀五丁目1番1号、こちらの別紙1の斜線が引いてある部分、この部分が今回の対象地となってございます。3ページをごらんいただきますと、別紙の3ページになりますが、東京都公報が、この中の黄色くマーカーしてあるところ、土壌汚染対策法の規定に基づく汚染されている区域の指定がこの公報の4ページとなっています。ちょうど裏の4ページをごらんいただきますと、抜粋でございますが、東京都告示第939号ということで、形質変更時要届出区域ということになっています。
 この形質変更時要届出区域といいますのは、特定有害物質によって汚染されていて、健康被害の生ずるおそれのない土地、健康に関しては影響がないという土地で、その土地の形質、土地を掘削したり、除去したりする、そういう際にはあらかじめ届け出をする必要がある、そういう区域ということで指定をされています。
 そこで、この区域の別図、別紙4ページの下のところの黒く斜線を引いてある部分、この部分が形質変更時要届出区域として指定をされました。その特定有害物質は何かと申し上げますと、水銀及びその化合物、鉛及びその化合物、ホウ素及びその化合物、一部溶出が確認されているのが水銀及びその化合物、鉛及びその化合物となってございます。ですので、この斜線を引いてあるところ以外は掘削等を行っても問題ない区域なんですが、斜線を引いてある部分については東京都に届け出をしなさいという区域になってございます。
 別紙の5ページに、大体どのぐらいの濃度が出ているか、あるいはどういう状況かというのを図示したものをお示ししてございます。下の凡例のところで、鉛、水銀、ホウ素という物質名、それから含有量と溶出量というのが2種類ございます。済みません、ホウ素については溶出量ですね。それにつきまして、こちらの赤くなっているところがちょうど基準値を超えたところになってございますが、深さは表面から大体3.2メートルぐらいのところまででこの汚染がおさまっているという状況にございます。掘削についても、4メートル程度で終わりますので地下水への影響がなかったというのが、まず1点。健康に被害の影響がないと。
 それから、この部分ですが、ほとんどがコンクリートか、あるいはアスファルトで覆われた部分になってございますので、そういう意味で飛散するということの可能性もほとんどない箇所というふうになってございます。今後、こちらにつきましては土壌汚染の除去をする予定というふうになっています。
 資料1のほうをちょっとごらんになっていただきますと、1の(6)のところに、今後講じられる措置、土壌汚染の除去というふうな形になってございます。所管部署については、東京都環境局の多摩環境事務所環境改善課というふうになっています。実際には、年内を目標に除去をするということになって、遅くとも3月、年度内までには一定程度の除去が完了する予定ということで報告を受けてございます。私のほうからは以上です。


◯生活環境部長・調整担当部長(清水富美夫君)  それでは、平成26年度三鷹市のごみ量でございます。毎年、当該委員会のほうにはその年度のごみ処理の実績を報告させていただいております。平成26年度の総ごみ量につきましては、平成25年度に比較しまして1.4%、729トンの減ということでございます。下記、個別の表がございますが、全体としてごみの種類で減少しているところでございます。これは、平成21年から始まりました家庭系ごみの有料化によるごみの減量効果が続いていると考えられております。市民や事業者、行政によるごみの減量努力の成果があらわれているものと考えております。
 続きまして、それぞれの表に基づいて増減傾向を御報告させていただきたいと思います。まず、可燃ごみでございます。これは昨年度に比べましてマイナスの60トン、約0.2%の減ということでございます。大きな変化はございません。不燃ごみでございます。右手の不燃ごみですが、これは平成23年度、突出しておりますけれども、これは3月の震災の影響がございまして、その際、不燃ごみを大量に、たくさんふえたということで突出しておりますけれども、その後はだんだんと減っております。昨年度に比べましてマイナス5.4%、109トンの減でございます。
 続きまして、集団回収でございます。これは、いわゆる町会・自治会さん等が町会等の自己財源のために集団回収をしている部分でございます。団体で約213の団体がこの集団回収をしております。若干年々減ってはおりますが、昨年度に比べてマイナスの11.3%で、366トンの減でございます。これは、町会・自治会がメーンでございますが、1つは、これは私ども、どちらかというとふえていってほしいような集団回収の事業でございますが、町会・自治会、1つ推測されるのは構成世帯がやはり多少減ってきているのかなということと、実際高齢化がやはり進みますと、ごみを出すのが大変なことにもつながりますので、そういったことも影響をしているのかなと思います。ただ、最近は、いわゆる集合住宅の管理組合──マンションの管理組合、そこの組合のほうでやはり同様の集団回収はやって、町会・自治会に類するということで、大体年間で四、五件のペースでふえている傾向がございますので、状況でございます。それから、粗大ごみ、これについてはマイナスの前年比1.2%の減で、23トンの減でございます。
 資源物、いわゆる可燃、不燃以外のいわゆる古紙や、あるいは空き瓶、空き缶、鉄類、ペットボトル、プラスチック等の資源物でございます。資源物、特に平成24年度から、いわゆる古紙のほう等の持ち去りが非常にふえた傾向がございまして、平成24年10月から条例施行で持ち去りを防止をするということで努めてまいりました。おかげさまで、その間、一挙に平成25年度になりますとふえておる状況です。たまたま今年度は若干でございますが、マイナスの1.1%、170トンの減でございます。これも引き続きふえるよう取り組んでまいりたいと思っております。それから、有害ごみ、これは昨年度マイナス1.6%で、10トン程度の減でございます。
 そうしたことで、一番下の総ごみ量を見ますと、先ほどお話ししたように、平成26年度が4万8,950トンということで、平成25年度に比べますとマイナス1.4%、729トンの減ということになります。また、その右側ですが、これはその総ごみ量から集団回収を含む資源物を除いた合計、いわゆる一般的にごみと言われる可燃ごみ、不燃ごみ等でございますが、それも昨年度に比べますとマイナス0.6%、193トンの減ということで、平成23年度から人口も18万人になっておりますが、人口はふえておりますけれども、皆様方の御協力によりましてごみの減量・資源化が引き続いて行われているということでございます。
 なお、1人当たりのいわゆる年間のごみ量が、平成25年度が755グラムでありましたけれども、平成26年度は736グラムということで、20グラム弱は減っている状況でございます。私からは以上でございます。


◯環境政策課長(岩崎好高君)  まことに申しわけございません。資料1、アのところで記載ミスがございましたので、修正のお願いをいたします。1の(5)、特定有害物質名のところ、3行目、ホウ素及びその化合物(含有量)となってございますが、こちら溶出量の間違いでございます。申しわけございません、訂正のほどよろしくお願いいたします。以上です。


◯委員長(土屋健一君)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑のある方は挙手をお願いします。


◯委員(増田 仁君)  土壌汚染のところなんですけれども、これについては健康被害の生ずるおそれのないということではありますけれども、市報に載せるですとか、近隣の団地の自治会の方を含めて、そういったところに報告をすることは特には考えていないのでしょうか。


◯環境政策課長(岩崎好高君)  まず市報、ホームページ等については、既にもう日本無線さんがホームページに載せておりますし、東京都の公報に載せて、東京都のホームページにも載っておりますので、市として載せるつもりはございません。
 一方で、周辺の方、団地等の方々には、こちらの日本無線さんの除去をする工事担当の方がビラとかチラシをまいて周知をしている。今、現状でも周知をしている最中でございます。以上です。


◯委員(増田 仁君)  市として載せないということなんですけれども、もしこれで除去の工事をするに当たって、そのとき土ぼこりが──ならないようには当然やるとは思うんですけれども、出たときに、それを吸った、吸わないとか、そういった話になりかねませんので、その辺は留意しておいていただいたほうがいいと思います。
 特に団地のところは南側から通過していく方もいらっしゃいますので、比較的遠方の方もおりますので、そうすると、そのまいているチラシ──日本無線の方がまいていると思うんですけれども、それが届かない範囲の人たちで、後からこういうことがその時期行われたと知ったときにどういった反応をされるかというのを、想像すればわかると思いますので、その点は留意していただいたほうがいいと思います。終わります。


◯委員(石原 恒君)  まず、土壌汚染のほうからお伺いします。これ、日本無線の届け出の対象はB地区、C地区と言われているところだと思うんですけれども、A地区についても今後調査とかはされるんでしょうか、お伺いしたいと思います。
 あと、年内めどに土壌汚染の除去をなさるということでありますけれども、完了後は公報に何か記述が変わってくるものなんでしょうか。その点についてお伺いします。


◯環境政策課長(岩崎好高君)  今回の調査につきましては、俗に言うB地区のみを調査、あと土壌改良するという形になってございます。先ほどのA地区、C地区については今後適宜調査をするのではないかというふうに伺っています。
 全体完了した段階でというのは、やはり1件1件になりますので、その都度対応するという形になろうかと思います。以上です。


◯委員(石原 恒君)  ありがとうございました。理解できました。
 それでは、ごみのほうをお伺いします。先ほど部長も最初の説明の中で、人口が18万人になっている中でこういったごみが減量しているというのは、非常に私もすばらしい取り組みだと思っております。その中で幾つか御質問をさせていただきたいのが、この資源ごみ、これは先ほどペットボトル、あとは古紙等々あるかと思います。この中で一番効果が出ている資源物、減量、下がっている、効果が出ているものは何なんでしょうか、お伺いします。


◯生活環境部長・調整担当部長(清水富美夫君)  特に目立ったのが、これは古紙類でございます。防止条例を定めたときでも、20%アップぐらいの形で古紙類が資源物としてふえているという状況でございます。


◯委員(石原 恒君)  ありがとうございます。古紙が影響しているということで、わかりました。
 この中で、持ち去りのところが出たと思うんですけれども、実際に今現在もパトロールされているかどうか、その点について伺いますし、始めた段階のときにおいて混乱、実際持ち去りをされている方々とのトラブル、そういったところは、今現在も含めてどういったことがあったか、教えてください。


◯生活環境部長・調整担当部長(清水富美夫君)  平成24年度に10月からごみの持ち去り条例が施行されております。当初はごみ対策課、あるいは道路整備課等を合わせまして美化パトロールを初め、相当な人数で対応してきたところでございます。その後は、やはり他市ではまだ続いているようですけれども、本市においてはそうした持ち去り、持っていくトラック等の発見はそれほど多くはございません。従前に比べるとかなり減っているという状況でございます。
 トラブルも、ここへ来て聞いている状況はございません。


◯委員(石原 恒君)  ありがとうございます。少なくはなっているけれども、今なおそういった業者があるということ、理解しました。
 それと、ごみが減量していることは私も駅頭に一緒に参加をしておりますけれども、いろいろなマイバッグキャンペーンだとか、こういった啓発活動は結構大きいものだと私は思っております。マイバッグキャンペーンにおいて、市民の方が自分のマイバッグを持ってビニールの手提げ袋をそこでもらうんじゃなくて、そういった自分たちで資源を大切にしようという取り組みだと思うんですけれども、この効果、実際市内の業者に対してどれだけはけているか、下がっているかって、そういう調査は──直近じゃなくてもいいですけれども、されているんでしょうか。その効果という部分で、マイバッグキャンペーンとしての効果を見る上で、その辺は調査されていますでしょうか、お伺いします。


◯生活環境部長・調整担当部長(清水富美夫君)  ちょうど平成24年、平成25年の2カ年にかけまして、いわゆるごみ減量等推進会議の皆様と一緒に、いわゆるゴミゼロプロジェクト、これは今まさに委員さんが言われたようにマイバッグを促進するということで、いわゆるスーパーのお客さん向けの調査、それから事業者向けの調査をしたところでございます。
 総括して申し上げますと、年々そうしたマイバッグの傾向はふえているという話は聞いております。実際問題、私どもも条例化によって何とかしていこうという自治体もございますけれども、事業者さんもかなり自助努力っていうんでしょうか、会社のいわゆる社会貢献という部分でもございますので、自助努力はされております。例えば特典をつけたり、あるいは有料で売っているところもございますけれども、割引といった特典などをつけるなどしてマイバッグを促進していく、そういう事業者は努力もされておりますので、私どもとしましても、そういった事業者の努力を尊重しながら、市民の方々と一緒になって、市民と事業者と行政が一緒になって、さらにマイバッグの促進を進めていきたい、そういうふうに考えております。


◯委員(石原 恒君)  ありがとうございます。マイバッグもいろいろなデザインとか、いろいろな工夫をされていることも結構効果があるものだと思っております。ぜひともこれからも頑張っていただきたいと思います。
 最後にちょっとお伺いしたいのが、今も近隣──近隣自治体というか、東京都内の自治体で無料で回収している自治体というのはあるのでしょうか。
 それと、あと、近隣の自治体でのごみの費用というんですかね、比較はされたことはあるんでしょうか。その辺の三鷹の位置づけ、高いのか、低いのか、その辺の位置づけ、どのように考えていらっしゃるのか、教えてください。


◯生活環境部長・調整担当部長(清水富美夫君)  23区は当然まだ有料化しておりませんので、私は住んでおりますけれども。多摩は大体20弱ぐらいの自治体で有料化をしているところでございます。金額的には、私どもも高いとか、決して高くはないと思っております。なお、さらに私どもとしては、いわゆる低所得者といいますかね、年金等の関係でごみ袋の減免を、多分他の自治体に比べると幅広い形で減免の行為を行わさせていただいております。


◯委員(石原 恒君)  済みません、最後に1点。ごみ袋を市民が買い求めますね、その売り上げはどれぐらいなんでしょう、最近の金額を教えてください。


◯生活環境部長・調整担当部長(清水富美夫君)  ちょっと私のほうの手元でないので、正確な数字はちょっとお答えするのは難しいと思いますので、また後ほどと思いますので、よろしくお願いいたします。


◯委員(栗原健治君)  それでは、ごみの処理量実績について減少傾向にまだあると。市民の努力が引き続き続いていることだと思いますけれども、目標値を設定してさらなる減量を求めて、追求しているというふうに思います。なかなかさらなる減量というのは、積み重ねですけれども、現状維持でも大きな成果だと言われる側面がある中で、減量をさらに進めていく上での市としての努力を今後どういうふうに考えているのか教えていただきたいというふうに思います。
 市民が減量をすることによって社会的な貢献をしていると、地域にも貢献していると実感できるような数値の公表もされてきているとは思いますけれども、より自覚的な取り組みをしていくことが重要かと思います。減量の成果について、またその評価について、市民に市として伝えていくことっていうのはすごい重要かと思うんですけれども、減量されていることの認知と、市民の認知度と、減量されていることが本当に生きているんだという自覚をどのくらい持っているのか。促進していく視点で課題があるかと思うんですけれども、取り組んでいる実態、教えていただきたいと思います。


◯生活環境部長・調整担当部長(清水富美夫君)  ごみの問題というのは、これは恐らく半永久的な問題でございます。行政にとっても非常に重要な問題で捉えております。私どももごみ処理総合計画、基本計画のほかに個別計画でごみ処理総合計画を定めております。そこで定めた目標に対してごみの減量、あるいは資源化、さらにはいわゆる分別というものの徹底をこれまでも推進してきておりますし、これからもそれを視点に進めていきたいと思っているところでございます。
 いわゆるごみの発生抑制が大事だと思っておりますので、ごみの減量等推進員さんの皆様と、いわゆるそうした市民の方々が意識を啓発させる、ごみの意識を啓発させるっていうことが非常に大事だということで、幾つかのキャンペーン等を市民の方々、あるいは事業者の方々と協働して行っているところでございます。ごみの成果につきましては、さまざまな形で市民の皆様には成果を出しているところでございますので、そこら辺で一定の御評価をしていただいていると思っているところでございます。
 したがいまして、これからもまさに大きな意味でのごみの減量、資源化、分別の徹底について進めてまいりたいと思っているところでございます。


◯委員(栗原健治君)  ごみの減量について、全市民的な取り組みで進めていかなければならないと、また、そうでないと成果が出ないと思うんです。努力されている方は本当に徹底されている一方で、なかなか意識の点でまだまだ、もう少し努力、効果を上げることができるんじゃないかっていうことが、集合住宅だとか、若い世代、高齢者とか、ごみ出しで苦労されている方がいるんですね。ボランティア的な側面での協力だとか啓発を進めていくことというのは重要かと思います。
 減量で、減量は進んでいるという結果ですけれども、課題というものがもしあるとすれば、確認しておきたいなというふうに思っているんですが、もしあれば教えていただきたいのと。あと、家庭ごみのごみ袋の件で、種類がきめ細かくリッターであるわけですけれども、外からすぐに見分けがつきにくい。ごみの量によって使い分けをしている方から、あけてしまった後の袋でどの袋がどれだったのかってわかりにくくなっていて、何枚か使っても、上から何リットル用のごみ袋なのかわかるように、言ってみれば包装できないかと。言ってみれば、表書きに何リットルというのが書いてあるわけですよね。それが内側に折り込んであると、外からはあけてしまうと分別がしにくくて、あけて中を確認するようなことがあるっていうことを伺いました。
 梱包の仕方の問題なのでね、有料ごみ袋の使いやすい提供の仕方っていうのは工夫の余地があるかというふうに思います。市民としての多くの声があったものですから、有料ごみ袋の包装の仕方もより使いやすいように提供していくことが支援にもつながるのかなというふうに思いましたので、1点、このことはお伝えしておきたいと思います。もし答えがあれば、その点、お願いします。


◯生活環境部長・調整担当部長(清水富美夫君)  ごみの減量・資源化、そして分別の徹底、これは従来どおり、また、これからも進める中心的な課題でございます。そのほかにも、いわゆる拡大生産者責任だとか、そういったこともごみの減量・資源化っていうものに大きな影響を及ぼします。私どもの自治体の努力だけではなくして、やはり製造メーカーの拡大生産者責任というものも、これまでも東京都を通じて国に要求をしてきているところでございますので、その辺も引き続き要請行動は続けていきたいと思っているところでございます。
 有料袋は御意見でよろしいですね。


◯委員(栗原健治君)  市民との協働した取り組みをぜひ進めてもらいたいのと、当たり前にならないように、絶えず協力していただいて減量効果が出ているんだということを確認していくごみの減量事業にしていただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。


◯委員長(土屋健一君)  ほかに。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 ないようですので、以上で生活環境部報告を終了します。
 休憩いたします。
                  午後1時32分 休憩



                  午後1時33分 再開
◯委員長(土屋健一君)  委員会を再開いたします。
 管外視察について、本件を議題といたします。
 休憩します。
                  午後1時33分 休憩



                  午後1時42分 再開
◯委員長(土屋健一君)  委員会を再開します。
 管外視察の視察日については、第1候補として、10月19日から10月21日の間で、第2候補として、10月13日から10月15日の間でということにいたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 また、視察候補地の申し入れについては、6月23日までに資料を添えて事務局まで御連絡いただくことにいたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 休憩します。
                  午後1時43分 休憩



                  午後1時46分 再開
◯委員長(土屋健一君)  委員会を再開いたします。
 所管事務の調査について、本件を議題といたします。
 本委員会の調査事件をまちづくり、環境に関することとし、議会閉会中の継続審査を申し出ることにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、本定例会最終日である6月30日とし、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくことにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 その他、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。御苦労さまでした。
                  午後1時47分 散会