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午前９時29分 開議
◯委員長（吉野和之君） ただいまから、まちづくり環境委員会を開きます。
初めに、休憩をとって本日の流れを確認したいと思います。
休憩いたします。
午前９時29分 休憩
午前９時29分 再開
◯委員長（吉野和之君） 委員会を再開いたします。
本日の流れにつきましては、１、行政報告、２、次回委員会の日程について、３、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
（「異議なし」と呼ぶ者あり）
それでは、そのように確認いたします。
市側が入室するまで休憩いたします。
午前９時29分 休憩
午前９時31分 再開
◯委員長（吉野和之君） 委員会を再開いたします。
生活環境部報告、本件を議題といたします。
それでは、本件に対する市側の説明を求めます。
◯生活環境部長（清水富美夫君） おはようございます。本日、行政報告、１件でございます。資料にありますように、いわゆる土壌汚染に関する指定の解除、実質２件ございますので、御報告させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
◯環境政策課長（岩崎好高君） おはようございます。資料１をごらんいただけますでしょうか。アの土壌汚染対策法における「形質変更時要届出区域」の指定解除について御報告をさせていただきます。土壌汚染対策法（平成14年法律第53号）に基づきまして、形質変更時要届出区域の指定の解除が東京都より告示されましたので、御報告いたします。なお、東京都公報及び案内図は別紙のとおりとなってございます。
別紙の１ページ、２ページにございますのが、１、牟礼団地（牟礼六丁目23番地）、告示番号、東京都告示第1602号になってございます。告示内容といたしましては、法第11条第２項の規定により、平成24年東京都告示第924号により指定されました区域の全部の指定を解除するということになってございます。これは、今２ページにありますのはそのうちの一部になりますが、これが解除されて全て解除されたというふうになります。解除する区域は、牟礼六丁目地内、牟礼六丁目2020番の一部として、799.7平方メートル。解除年月日は、平成26年12月２日となってございます。特定有害物質は、鉛及びその化合物。講じられた措置としましては、土壌汚染の除去、除去をいたしております。所管部署としては、東京都環境局の多摩環境事務所環境改善課となってございます。
こちらにあります別紙の２ページのところに、下の別図というのがありますが、ここの斜線を引いてある部分が解除する区域となってございます。３ページにはその概略図がありますが、牟礼団地のところになってございます。
続きまして、２番目、株式会社ホンダカーズ東京中央三鷹店（下連雀六丁目３番５号）についてでございます。こちらは資料の６ページ、７ページ、８ページのところに図示をされたもの等がございます。告示番号としましては、東京都告示第24号。告示内容としましては、法第11条第２項の規定により、平成26年東京都告示第851号により指定した区域の全部の指定を解除する。解除する区域は、下連雀六丁目地内、下連雀六丁目577番の一部、314.5平方メートル。解除年月日としましては、平成27年１月６日。特定有害物質名は、鉛及びその化合物。講じられた措置としましては、土壌汚染の除去、全て除去がされております。所管部署としましては、東京都環境局の多摩環境事務所環境改善課。
こちらにあります形質変更時要届出区域というものは、健康被害の生ずるおそれのない土地で土地の形質を変更する場合には、あらかじめ届け出が必要な区域とされてございます。
７ページにあります別図のところをごらんいただきますと、指定を解除する区域、斜線部分のところが指定をされたところで、ここが土壌汚染の除去を行っているところでございます。８ページには略図が記載されてございます。私からの報告は以上です。
◯委員長（吉野和之君） 市側の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
◯委員（赤松大一君） ありがとうございます。こういう形で今回東京都公報で発表になっているところでございますが、実際に除去の過程において、前回ホンダのほうに関しましても出てしまったと、鉛が見つかったという報告をいただいて、指定がかかってというさまざま御報告をいただきましたが、終わってこういう形で発表になったかと思うんですが、その間の除去の経過等は、一番大事である基礎自治体の三鷹市にはどのように各関係のほうから報告等があったのか。もしくは、なく、ただ始まりますということと、今回終わりましたという形だけの報告なのか、ちょっとお知らせいただければと思います。
◯環境政策課長（岩崎好高君） こちらの前回報告してから、適宜除去業者さんとの打ち合わせをさせていただいたりしております。私どもは職員が実際に除去する場所の中も拝見させていただいて、除去状況についても確認をしているところです。除去についての、最終的なこういう形で搬出して除去しましたという報告もいただいているところです。以上です。
◯委員（赤松大一君） わかりました。やはりそういう形で今回対応していただいたような形が、やはり字面だけの報告ではなくて、やはり現場を見ていただくことが一番大事だと思います。今後こういうことが出ることも当然まだまだあるかと思いますので、しっかりとまたそういう工事の際には、書面だけの対応ではなくて、今回のような現場でしっかりとまた見ていただくような形で対応をいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
◯委員（緒方一郎君） まず、牟礼のほうなんですけれども、これ、前もこの近所でいろいろなのがありましたよね。あれは日本無線さんの家族寮のところとか、アロカさんの下とか、この辺は歴史的にはこういう公害というか、汚染がする歴史的な経緯というのをちょっともう一回整理していただけますかね。どうも、このあたりのところが、こういった再開発だけではなくて出てきて、家族寮のときは、子どもたちが遊ぶ庭とかね、ああいうところ全部敷物を敷いてあれした。前に洗濯──洗濯というか、クリーニング的な工場の何かを流し込んでいたとか、いろいろなうわさや報告があったので、今回のこの鉛に関してはどんな原因であったのかというのを、ちょっともう一回整理をしていただきたいと思います。
それから、この近所の方々への周知、それから報告の仕方ですけれども、下連六丁目のところは町内会がなかったかもしれませんけれども、例えば牟礼公団のほうであれば自治会ですとか、近隣の方々への報告、経過、そういったものについてお教えください。以上です。
◯環境政策課長（岩崎好高君） やはり過去、戦前から日本無線さん、軍需工場としての位置づけとかがありまして、確かにこの周辺、その跡地になったところで開発等、あるいはもと工場であったところが寮になって土壌汚染が出るというところなんですけれども。大体清風寮等については、そこに資材置き場的なものがあったというのが確認されています。そういったところについては、やはり土壌汚染が出る可能性があると。
ただ、この牟礼のところ、鉛ですので、果たして日本無線さんが直接的な、いわゆる軍需工場のところのものなのか、あるいはそれ以外に起因するものなのかというのはちょっと鉛だけでは判断がし切れないかなと。もう少し、例えばガラスをつくる製品とか、そういった有害物質が一緒に出ているのであれば、その可能性が高いというふうに申し上げられるんですが、鉛だけですと、それが直接的な原因かどうかはちょっと言及がし切れないかなというふうに思っています。ただ、可能性としてはなくはないとは思うんですけれども、ちょっとそこはわからないところです。
それから、周知についてですが、実は過去の例としましては、一般の人が入られるような場所であったり、あるいは濃度が非常に高かったり、あるいはいわゆる風が吹いて飛ぶとかいうような飛散性のものが非常に高かった場合には、近隣の方への健康被害のおそれがあるので、お伝えをするようなことはしておりましたけれども、今回に限っては、もう既にアスファルトで被覆をしてあるということ、それで飛散する可能性が非常にないということで、とりあえず周辺の方に直接的な御案内はしておりません。以上です。
◯委員（緒方一郎君） これ、鉛が出てくる場合っていうのは、前も野崎のがありましたけれども、印刷関係とか、インク関係とか、どういう工業形態があると鉛が出てくるというふうに考えられるんですか。それが１点。
それから、もう一つは、これ、深さというのはどれぐらいのところからこの土壌汚染が出てきたんでしょうか。
◯環境政策課長（岩崎好高君） まず鉛は、ハンダとか、そういったものを使うとか、一般的に工場関係で非常に広く使われているものなので、無線機の製造作業の中でも使うものの１つでもあります。用途が広いというのが正直なところです。
深さにつきましては、前回こちら報告させていただいたのが、平成24年６月18日の御報告の中で一覧表を含めて御報告させていただいたんですけれども、大体表層から50センチぐらい。一番深いところで表層下２メートルというようなところになっています。ですので、大体50センチぐらいのところが、おおまか汚染がされていたという場所になってございます。以上です。
◯委員（緒方一郎君） 近隣で生活用水等で井戸をくみ上げて何か使うとか、そういうことはなかったという感じでしょうか。つまり影響はなかったと、調査したかということなんですが。
◯環境政策課長（岩崎好高君） 地下水汚染は、大体この辺、例えば10メートル前後のところが地下水が流れていますので、そこまで汚染がある場合については地下水汚染の状況も確認するんですが、表層下２メートルですと地下水までは至っていないという判断をしておりますので、地下水調査についてはしていないと思います。以上です。
◯委員（緒方一郎君） 今後、日本無線の本体の土地の利用が始まるわけでございますので、今後の開発につきましては、これまでの経緯も踏まえて、開発業者あるいは土木建築の方々にも情報をお伝えしながら情報共有していくようにお願いしたいと思います。以上で終わります。
◯委員（栗原健治君） 確認させていただければと思うんですが、地図がちょっと略図的というか、都のものなので、もう少しはっきりわかるようなものがあればありがたいなというふうに思うんですけれども。このナンバリングがされている３の地図もちょっと古い地図で、符合してもどこにその場所が当たるのかがちょっとはっきりしないので、この全体の三鷹市のもっと詳しい地図で確認するようなことっていうのはできるんでしょうか。できれば、現在の住宅図──牟礼のほうは公団の建てかえで形状も少し変わってきているかと思うので。地図自体は古いものですかね。漠然とし過ぎているので、もう少し位置関係がわかるものが確認できたらと思うんですけれども、お願いできるでしょうか。
◯環境政策課長（岩崎好高君） ちょっと済みません、今手元に詳細な地図がございませんので、今後はちょっとわかりやすいような地図も必ず添付させていただくということで御理解いただければと思います。よろしくお願いいたします。
◯委員（栗原健治君） 牟礼のほうもそうですし、下連雀の六丁目のほうも、道路の位置関係がわかると、より正確にどの地域で除去作業も正確に行われたというのが確認できるかと思うので、お願いしたいと思います。後でもちょっと見せていただければ。
（「はい」と呼ぶ者あり）
よろしくお願いします。
◯委員長（吉野和之君） 以上で生活環境部報告を終了いたします。
休憩いたします。
午前９時46分 休憩
午前９時47分 再開
◯委員長（吉野和之君） 委員会を再開いたします。
次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
次回委員会の日程については、次回定例会の会期中とし、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくことにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
（「異議なし」と呼ぶ者あり）
御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
その他、何かございますか。
（「なし」と呼ぶ者あり）
それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。
午前９時48分 散会
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