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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(平成26年調布基地跡地利用対策特別委員会) > 2014/12/15 平成26年調布基地跡地利用対策特別委員会本文
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2014/12/15 平成26年調布基地跡地利用対策特別委員会本文

                  午前9時29分 開議
◯委員長(伊東光則君)  ただいまから調布基地跡地利用対策特別委員会を開きます。
 まず、本日、長島委員より欠席の連絡がありましたので、御報告いたします。
 初めに、休憩をとって本日の流れを確認いたしたいと思います。
 休憩いたします。
                  午前9時29分 休憩



                  午前9時31分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、議会閉会中継続審査申し出について、3、次回委員会の日程について、4、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 市側が入室するまで休憩いたします。
                  午前9時31分 休憩



                  午前9時32分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 行政報告、本件を議題といたします。
 本件に対する市側の説明を求めます。


◯企画部長(河野康之君)  おはようございます。それでは、まず私から総括的な御説明をさせていただきます。本日は、報告事項が6件でございます。
 1点目の報告事項でございますが、お手元の資料1のとおり、東京都調布飛行場における胴体着陸についてでございます。平成26年10月12日、日曜日ですが、午後4時40分ごろ、個人所有の小型プロペラ機が調布飛行場に着陸しようとしたところ、機器のトラブルで車輪が出ずに胴体着陸をいたした案件となります。翌日以降、委員の皆様には電話等で情報提供をさせていただきましたが、その後の状況とあわせて、今委員会で御報告させていただくものでございます。
 2点目でございますが、第19回調布飛行場まつりの実施結果についてでございます。平成25年度は大島における台風被害等を考慮し、飛行場まつりの開催を自粛したため、平成26年度は2年ぶりの開催となったところでございます。その結果について御報告するものでございます。
 3点目は、既登録機種と同一型式の航空機の調布飛行場の使用についてでございます。今回の報告は1件でございまして、なお、この型式は既に協議済みの機体と同一型式であることが確認されている旨、情報提供があったものでございます。
 4点目は、野川大沢調節池の規模拡大への協力についてでございます。平成26年10月1日付で東京都建設局長から三鷹市長宛てに治水対策の一環として野川大沢調節池の規模拡大に伴い、現在使用している大沢野川グラウンドの運動施設の一時撤去等に関する協力依頼がありましたため、その対応について御報告するものでございます。
 そのほか、資料5点目と6点目は定例報告の内容でございます。それぞれの報告事項につきまして、担当から御説明いたしますのでよろしくお願いします。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  おはようございます。それでは、お手元の資料に沿って御説明をさせていただきます。今企画部長から概略を申し上げましたとおり、今回は御報告事項が6件となっております。順に御説明いたします。
 まず資料1をごらんください。10月12日に調布飛行場で発生した自家用機による胴体着陸についての御報告です。本件につきましては、委員の皆様にも発生日翌日にお電話等で御報告をし、その後東京都から提供された文書を御配付いたしましたが、改めて経過等を踏まえて御報告をさせていただきます。
 発生日時ですが、平成26年10月12日、日曜日、午後4時41分です。発生場所は調布飛行場の滑走路上です。発生状況ですが、当該機は、調布飛行場に着陸しようとしましたが、機器のトラブルにより車輪が出なかったため、やむを得ず滑走路上の安全を確認した上で胴体着陸したものです。当該機は調布飛行場の常駐機で、当日は秋田空港から調布飛行場へ飛来し、着陸時のトラブルであったとのことです。機体トラブルにより胴体着陸となりましたが、パイロットがベテランだったということもあり、定められた手順でトラブルに対応したと聞いております。
 搭乗者は機長ほか2名の合計3名でした。死傷者や火災の発生はありませんでした。運航への支障等ですが、事故が発生した12日夕方については、定期便の離発着が全て終了した後の時間帯であったため定期便の運航への支障はありませんでした。また、当日午後9時に当該機の撤去を完了した後、翌13日午前7時30分から滑走路の点検等を行い、滑走路の使用に支障がないことを確認した上で、午前8時30分から通常どおり離島への定期便を運航したとのことです。
 事故機の機器トラブルの原因については運輸安全委員会が調査に入っており、現在まだ特定はされておりませんが、調布飛行場管理事務所からは電気系統のトラブル、電圧の低下等によって起きたトラブルではないかというふうに聞いているところでございます。
 2ページ目をごらんをいただければと思います。この事故に対しまして、三鷹市、府中市、調布市の地元3市では安全対策の徹底を求める要請文を3市市長の連名で東京都港湾局長宛てに送付いたしました。15日付でございます。負傷者や火災はなかったものの、調布飛行場周辺が住宅密集地であることから大惨事につながりかねない重大な事案であること、安全対策の確保とともに原因究明と再発防止策の徹底を求めるという文面となっております。
 なお、この文書の最後の段落にありますように、本件については地元市への連絡が速やかになされませんでしたので、このことについても遺憾の意を示すとともに、緊急事案の発生時には、迅速かつ適切に情報提供されるように徹底を図ることをあわせて要請をいたしました。
 また、東京都としては、15日に飛行場の運航担当者会議を開催して改めて注意喚起を行うとともに、再点検等を行うように指示をしたとのことでございます。その際に配付をした資料が、3ページ目の航空機の運航の安全確保についてという文書になっております。
 それから、4ページ目をおめくりいただければと思いますけれども、4ページの資料は同じく10月15日に事故を起こしました当該機の所有者であるフライングアロークラブ代表に対する文書での注意ですけれども、運輸安全委員会の調査結果において、故意または過失が主たる事故原因と判断された場合には、常駐承認の取り消し等必要な措置をとる旨も付記した上での通知がなされたところです。以上が資料1についての概略の御説明でございます。
 では、資料2へお進みください。5ページ目になります。10月19日に開催されました第19回飛行場まつりの実施結果についてです。5ページでございます。来場者数は例年同様2万5,000人、今回は駐車場を設けず臨時バスの利用促進を図ったとのことでございます。なお、障がい者用の車両につきましては別に駐車場を用意をしてございまして、障がい者マークをつけた車両の来場が6台あり、スタッフ等が誘導をして駐車場を適切に御利用いただいたと聞いております。
 体験搭乗の飛行回数は21回で、1フライト3人ですので、合計63人がお乗りいただいたということでございます。内訳は地元3市の事前公募が57人、当日の当せん者6人となっております。事前公募の抽せん結果はお手元の資料の一覧表のとおりでございます。
 また、管制塔見学は、事前公募の当せん者が135人、当日の当せん者が60人の合計195人の方が13回に分かれて見学をしました。各市の応募状況等はお手元の一覧表のとおりになってございます。
 また、6ページをごらんをいただければと思いますが、こちらも人気の飛行場見学バスツアーでございますけれども、午前10便、午後20便で、合計900人が御参加されたそうです。午前の部で約10人ほど参加ができなかったお客様がいらしたというように聞いておりますけれども、午後の部については、お並びいただいた方については全員が御参加いただいたというふうに聞いております。以上が飛行場まつりの報告でございました。
 資料3をごらんください。平成26年3月の本委員会にて、調布飛行場を使用する航空機について、新たに申請があったもののうち、既存登録機種と同一型式の航空機についての確認方法について御報告をし、御確認をいただいたところでございます。この方式に従いまして、このたび12月9日付で東京都調布飛行場管理事務所長から通知があり、資料3に記載の機種について、以前から調布飛行場で使用が認められている既存登録機種と同一の型式であることが確認されたということでございます。
 7ページ目、資料3をごらんをいただければと思いますが、中段にありますように今回申請された航空機が既存登録機種と同一型式と認められましたため、当該航空機の調布飛行場の使用につきましては、東京都調布離着陸場の整備及び管理運営に関する覚書第2条第1項第7号には該当しませんが、事前に所長から企画経営課長へ情報提供がありましたので、概略を御報告するものでございます。
 今回申請された航空機はシーラス式SR22型です。7ページの記の下のところに記載がございますけれども、固定翼機で騒音値と最大離陸重量につきましては記載のとおりで、後ほど御説明いたしますけれども、基準値以下というふうになってございます。
 今回の機体につきましては、アメリカ連邦航空局のホームページを確認した結果、平成25年6月の本委員会にて新機種協議をさせていただきましたシーラス式SR22T型と同一型式と位置づけられております。
 8ページ目をごらんください。調布飛行場管理事務所からは確認のために、従来と同様に申請の詳細情報も提供されておりますので、資料としておつけしてございます。シーラス式SR22型につきましては、騒音値はいずれも基準を下回っております。また、最大離陸重量も上限基準を下回っているところでございます。一番下段、10番のところの飛来目的をごらんいただければと思いますが、その他となっておりまして、常駐機というふうに記載がございます。
 今回の申請は調布飛行場の自家用常駐機の権利を保有しているグループインフィニティーが、従来から所有していた機体が老朽化したため、新たな機体に交換するために飛来をするということだそうです。自家用常駐機でございますので、今後は東京都の取り組み内容に定めた自家用目的の飛行制限の範囲内、例えば日・祭日は1カ月6回以内、平日は1カ月12回以内等の決まり事がございますけれども、これで運用をされます。
 9ページは、その今回御説明申し上げていますシーラス式SR22型の機体の大きさに関する資料となっております。
 また、10ページ目に、従来から登録をされています型式と、今回申請されたものとの騒音値と重量の比較表が出ています。最大離陸重量と換算単車輪荷重は同じですけれども、騒音値については従来型のものよりやや高くなってございますが、定められた基準値の以下というふうになっています。同一型式の航空機についての御報告は以上でございます。
 次に、資料4をごらんください。野川大沢調節池の規模拡大への協力についてでございます。野川大沢調節池について、東京都建設局長から三鷹市長宛てにこの11ページにありますとおりの協力依頼がございました。内容は、中小河川における都の整備方針の中で野川流域における目標整備水準を時間50ミリ降雨から時間65ミリ降雨に引き上げたことに伴い、野川大沢調節池の規模拡大を計画をしているというものでございます。
 この依頼文の上から5行目のところに、ちなみに年超過確率20分の1という記載がございまして、少しわかりにくくなっておりますので、加えて御説明させていただきますが、この時間65ミリという降雨が年間20分の1、5%の確率で65ミリ以上の雨が降るという意味なのだというふうに東京都から説明を受けております。
 三鷹市の都市整備部に確認をしましたところ、中小河川における都の整備方針の中で示された降雨に関する数学的な確率を示す記述ということですので、少しわかりにくいのですが、20年に1回だけ65ミリの雨が降るという意味ではなく、1年間を通して5%の確率で65ミリの雨が降るという確率のことを言っている数字なのだという説明でございます。資料等も読みましたが、そのような記述となっておりますので、念のため御説明をさせていただきます。
 さて、依頼文書の中段にありますとおり、この規模拡大に伴いまして、三鷹市が同調節池内に占用している運動施設の一時撤去・復旧等が必要となるため協力を依頼するとなっております。なお、野川大沢調節池は既設が9万立法メートルですけれども、計画ではこれを約16万立法メートルにする予定でございまして、約7万立法メートル増というふうな計画を立てているということでございます。文書の下段、その他にありますとおり、平成26年度から測量や地質調査を実施し、基本設計に着手する予定だというふうに、この10月1日付の文書になってございます。
 この協力依頼に対しまして、三鷹市長から12ページにありますようにまとめました要望書を提出いたしました。12ページをごらんいただければと思いますが、まず三鷹市長から東京都建設局長への返事の文書の冒頭でございます。今回の協力依頼に対して、流域の治水安全度向上のために協力をする旨を回答した上で、事業の実施に際しては下記の3点について要望するというふうにまとめてございます。
 要望事項の1点目ですが、まずは運動施設の撤去・復旧の費用、復旧費についてでございます。三鷹市が占用している野川大沢調節池内の運動施設については、調布飛行場跡地利用計画及びその策定経過の中で、都と三鷹市、調布市及び府中市の協議によって三鷹市の市民が利用できるものの割り当て分として整備をしたものでございますので、このことを明記をし、この経緯を踏まえて、三鷹市が設置した運動施設の撤去・復旧費については、その費用の全額を東京都が負担するように要望をしております。
 また、要望の2項目めですけれども、調節池への流入頻度、お水の流入頻度でございますが、運用開始以来、現状でも水が比較的頻繁に流入をしている現状でありますことから、運動施設としての利用に支障を来す面もございますので、施設規模の拡大に当たって堰の高さや延長の再設定を行い、適正な流入頻度になるように要望をしているところでございます。
 また、要望事項の3点目ですけれども、工事施工中は運動施設が使えない状況となるため、工事施工の工夫による工事期間の短縮や、代替運動施設の確保について都有施設を中心とした支援を要望しているところでございます。
 本件についての現状でございますが、この要望書を受けて、東京都との間では三鷹市の要望を受けた形で東京都から回答文を文書でもらうべく、今内部調整を図っているところでございます。また、この冒頭の10月1日付のほうの最初の東京都の文書からにもありますとおり、設計等を行うための測量やボーリングの調査が必要だということでございますので、この件につきましては、都が10月上旬から着手をしているところでして、実際に現場で、調節池近辺での作業については、11月から12月末にかけて実施をしているというふうに聞いております。
 また、今後につきましては、平成26年度から平成27年度にかけて調査と設計を行い、その中で工事のスケジュールなども決めていくというふうに聞いております。調節池の機能をきちんと設計で確認をした上でスケジュールを三鷹市と相談しながら決めていただけるやに聞いておりますので、三鷹市といたしましては、工事期間の工夫などで極力スポーツ施設の市民利用に支障を来さないようなことを重ねて要望していきたいと考えるところでございます。
 それでは、定例の御報告に参りたいと思います。資料5をごらんください。調布飛行場の7月から9月の離着陸状況です。14ページですけれども、7月は2地点間輸送は774回で、前年同月に比べ177回の増、合計は1,365回で、前年同月に比べ164回の増となっております。15ページの8月でございますが、2地点間輸送は864回、前年同月に比べて87回の増、合計は1,371回、前年同月に比べ69回の減となっております。9月ですが、16ページ目になります。2地点間輸送が764回、前年同月に比べて221回の増、合計は1,434回、前年同月に比べ286回の増となっております。
 前年同期の7月から9月と比較いたしますと、ことしが4,170回、前年が3,789回と、381回の増となっているところでございます。なお、平成25年6月から島嶼部への定期便──この集計表の中では2地点間輸送の欄に当たるわけですけれども、ここの定期便に限り計器飛行方式が一部導入をされております。ことし7月の2地点間輸送の離発着回数のうち計器飛行で行われたものは69回、8月は75回、9月は26回で、合計で170回であったというふうに報告を受けております。
 最後に資料6、味の素スタジアムの輸送人員についてです。サッカーJリーグ戦や音楽イベントなど、入場者が多数見込まれる場合に主催者がバス事業者に依頼をして、周辺駅から味の素スタジアムまでシャトルバスを運行しているところでございます。
 一番最後のページですが、20ページをごらんいただければと思いますけれども、平成26年3月8日から平成26年12月6日までの利用実績が最終ページにまとめられております。20ページ右側の欄にありますとおり、この期間のシャトルバス利用者は9万1,594人でした。昨年度、12月の本委員会で御報告いたしました合計は5万627人でしたので、利用者は非常にふえているところでございます。昨年度はスポーツ祭東京の開催の影響でイベント等の回数が抑えられたということもあったかとは思いますが、ことしは輸送人員が大幅に増加をいたしましたけれども、総入場者数に対する平均乗車率は4.8%と、昨年度は5.7%でございましたので、それよりも下回ったところでございます。私からの御説明は以上です。


◯委員長(伊東光則君)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。


◯委員(吉沼徳人君)  おはようございます。よろしくお願いいたします。初めに、調布飛行場における胴体着陸の件なんですけれども、3市の市長からの要請文書の中の一番最後の段落に、地元への連絡が速やかになされなかったことは遺憾であると書いてあるんですけれども、これ、発生したのが12日の4時41分で、いつ市には報告があったのでしょうか。速やかでないというあれは、どのぐらいだったのかということ。
 トラブルの原因は、これはもう、じゃあ、わかって、電気系のトラブルであるということはわかったということでよろしいかと思います。
 それと、飛行場まつり──これはわかるかどうかわからないんですけど、前年と同じように2万5,000人の方の来場者があったということなんですけど、3市とそれ以外の市から来た人の数が例えばわかるのかどうかということを、ちょっとお尋ねをしたいと思います。
 それと、既登録機種の同一型式の航空機の調布飛行場の使用について、これは入れかえということなんですけれども、先ほどの市のほうからの要請文書の中で、飛行場における自家用機の移転、分散の取り組みをより一層推進していただくよう強く要請しますというふうに文書を出しているんであって、こういうとき移転、分散のチャンスではないかと思うんです、入れかえというようなときに。それに対して、何か3市のほうで申し入れをする、あるいは三鷹市のほうで申し入れをするようなことっていうのはあったのかどうかということを、ちょっとお尋ねをしたいと思います。
 あと、野川大沢の調整池なんですけど、これから地質調査と基本設計をされるということなんですけれども、これ9万立米が16万立米にふえるわけですけど、これ、面積的にふえるのか、あるいは容積がふえるのか。例えば敷地が広くなってふえていくのか、あるいは深さをつけて大きくなるのか。地図がもしあれば、どんな形状のものが大体どんなふうになるのかということがわかれば、すごく話がよく見えるんじゃないかと思うんですけれども。
 それと、あとこれ、今度は65ミリ対応になると20分の1の確率ということなんですけど、現在年間何回ぐらい流入していて、これが65ミリ対応になると、今度年間に何回に減るのか、その辺のところがわかったら教えていただきたい。以上でございます。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  今4点御質問をいただきましたので、順次御説明申し上げます。まず、報告が速やかでなかったという点でございますが、私どもへは、休日で夕方から夜間にかけてだったということもございますけれども、私どもへ連絡が来たのは10月13日未明、具体的には午前2時過ぎのメールでの報告が、地元3市への直接の報告の第一報でございました。ここに向けて、実際に事故が起こったのは4時過ぎ、4時41分なわけですけど、その後、飛行場で5時前には滑走路を閉鎖し、警察に連絡をし、先ほど申し上げましたとおり午後9時に機体を格納庫へ移動しというような、いろいろな作業を飛行場としてはしていたわけなんですね。
 そのしていた間に、飛行場のほうも休日の夕方以降、飛行場が閉まる時間だったということもあって、対応が少しどたばたしたというようなこともあったようでございます。その辺は本当に大きな反省点なんですけれども。ですので、結果的に、13日の午前0時30分にプレス発表をし、そのプレスリリースをしたものと同じ内容を、その後2時過ぎに3市にリリースのメールを送信したということになっておりまして、そもそもリリースするより前に、やはり3市に知らせるべきであったであろうということも翌日すぐにもお伝えをしましたし、リリース文が云々よりも前に事故発生直後に何らかの第一報あってしかるべきであろうということも、きつくお知らせをしたところでございます。
 ちなみに、こういう反省はございました。実は担当者のほうには、私ですとか、企画経営課長、企画経営課長補佐の電話番号やメールなど、一部知らせてはあったんですけれども、やはりそれが調布飛行場の中できちんと──個人情報だからという配慮もあったとは聞いてはおりますけれども、きちんと共有されていなかったというような面もございましたので、地元3市と飛行場が相談をいたしまして、担当の3市の課長、課長補佐、それから飛行場側の担当者の間で、個人の携帯の電話番号ですとか、携帯のメールアドレス等を共有をするということを、この間急ぎしたところでございます。
 また、11月上旬には、休日の午前中の時間帯に各市にそれぞれ個人的な電話やメールアドレスに対して連絡がきちんととれるかどうかの訓練などもいたしましたので、こういうようなことに対する対応は迅速に行ったところでございますが、いずれにせよ当日、人命に影響がなかったとはいえ、連絡が遅くなったということは、それは東京都からも重々の反省と謝罪などもあったところではございます。
 2点目のおまつりについてですけれども、2万5,000人。昨年は残念ながら中止でしたが、おととし、以前もおおむね2万5,000人でここのところ推移をしているわけですけれども。当日は、体験搭乗等で事前のお申し込みの中で、3市でどういう方がどれぐらいの人数だというのはわかっているんですけれど、2万5,000人に対する内訳は東京都側でもはかりかねるという面がございますので、近隣を中心に幅広い方がお見えになっているというふうに聞いているところでございます。
 また、同一型式の件、航空機の入れかえ、自家用機移転・分散のチャンスではないかというお話でございます。私どもも、この自家用機の入れかえだということについてかなりいろいろ詳しく聞いたところではあるんですが、一応自家用常駐機を保有する権利というのは、基本的には今登録をしている人限りの権利だというふうなことを決めているそうなんです。つまり、その方がもうそれは使わないということをお決めになったり、例えばお亡くなりになったりした場合、権利として移譲できたり、相続できたりするものではないということを調布飛行場の中でもきちんと確認をしているそうでございまして、そういう意味で、これ以上権利を保有する人がふえたりとかすることはない。基本的には減らしていくということなんだそうです。
 ただ、私もここで入れかえを認めないということは可能なんですかというふうに伺ったのですが、逆に、一方で、自家用常駐機の運航の安全のことを考えますと、これで入れかえを認めないということになりますと、古い飛行機を直して使い続けるということに結局直結してしまいますので、そういうことで安全性に対する不安を抱え込むのは飛行場としてはやはり好ましくないというふうに考えている。なので、入れかえ自体はこのようにきちんと手続をとるということはもちろん大前提でございますけれども、入れかえ自体は認めるんだけれども、それは安全に、自家用常駐機が常駐する以上は安全に運航してもらうということを保障するためでもあるので、この点は、これを認めないということは非常に難しいということを説明を受けたところでございます。
 それから、野川大沢調節池の件でございますけれども、面積が変わるということではなくて、深く掘り下げるということ、そういう工事をするということを想定しております。御存じのとおり、周り、北側はJAXAでございますし、南側はおうちが建っておりますので、基本的に周りに拡張する部分の面積があるということではございませんので、深く掘り下げるという工事を想定をしております。
 実際には、1メートル以上深く掘る、1.5メートルですとかのようなことも聞いてはおりますけれども、どれぐらい掘るのかとか、どういうふうに掘るのとか、そういうことについては、東京都のほうとしても実際に地質調査ですとか、ボーリング調査ですとか、それから、三鷹市とこの後、先ほども申し上げました堰高の問題ですとか、そういうことをきちっと精査する中で、どこをどれぐらい掘って、結果的にどういう形状のものにするかというのをきちんと把握するために、今まずはボーリング調査と測量をやりたいのだということで、今回の協力依頼ということになったところでございます。


◯企画部調整担当部長・行財政改革担当部長(土屋 宏君)  年間の流入回数なんですけれども、申しわけありません、最近のデータはちょっとないんですけれども、例えば平成16年度に1回入っています。それから、平成17年度には2回入っている。そして、平成20年度に1回、平成21年度に1回ということで、ここの平成25年度、平成26年度でまたかなり入っている、頻度があるというふうには聞いているんですけれども、そういった意味では年1回から数回というような形での流入頻度があるというふうに御理解いただければと思います。
 そして、これがどうなるかということ、この流入回数がどうなるかということなんですけれども、こちらに関しましては、先ほど御説明申し上げた要望書にもございますとおり、堰高の工夫をしていただくとか、あるいは何らかの形で堰の長さを延長することで、それだけ高くても飲み込める量がふえますので、そういった形態の検討、そういったものをこれから東京都と行うということで、できる限りこの流入頻度を少なくするということに努めていきたいというふうに考えております。


◯企画部長(河野康之君)  若干補足しますと、65ミリを超えたときだけ入るっていうわけではないので、そういう意味でこの基準が変わったからといって減るということではありません。現状50ミリ以上入っている状況なので、基本的にはそうした治水対策で必要なときに入るということで御理解いただくというふうに聞いているところでございますので、よろしくお願いします。


◯委員(吉沼徳人君)  ありがとうございます。胴体着陸の件は、一応。それで、これ確認なんですけれども、実際に事故が起きた4時41分で、翌日が8時半からのフライトになったみたいなんですけれども、この間には定期便みたいなものの就航予定はなかったということでよろしいか、確認だけさせてください。
 それと、飛行場まつりのほうは、はい、私も行ってみたんですけど、これ、なかなか人数をどういうふうにして、誰がどこから来たかは把握しづらいような状況、誰でも入れるというような格好になっていましたので。ただ、もしわかればと思ってお尋ねしただけでございます。
 それから、航空機の入れかえについては、わかりました。安全性のため、確かに古い飛行機を使われていたんでは、住宅街ですので危険ですので、これは理解できました。新しくは入らないということで。
 あと、調整池につきましては、市長からの要請文書、要望書も入っているんですけれども、この3番の──市民に影響のあるのは一番先、3番だと思うんですよ、運動施設の確保ということ、これについてはしっかりと東京都に要請をして、代替で使えるようなものを要望していただきたいと思います。これは結構です、再答弁は。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  定期便へのことでございますけれども、先ほども一部御説明いたしましたが、当日は離発着が全て──離島の定期便については離発着が終わった後だった。幸いにも後でしたので、滑走路に事故機があることによって、例えば島から飛んできた飛行機が着陸できないですとか、飛ぶ予定だったものが飛べなかったとか、そういうことはございませんでした。
 また、すぐに日没になってしまうということもありましたので、もともと調布飛行場は日没以降は離発着しないというルールにもなってございます。そういうようなタイミングであったということかと思います。
 それから、翌日は朝から滑走路の点検をして、胴体着陸ですので、私どもも胴体着陸ということはある程度滑走路上を少し飛行機が引きずってとまったはずですので、傷とかなかったんですかということは申し上げましたが、それもきちんと点検をした上で大丈夫ということで。そういう意味で言えば──これは余談でございますけれども、パイロットが上手に胴体着陸をしたので、そんなに傷まなかったんだというようなことを、空港管制者は感想としては伝えてくれましたけれども。そういうようなこともあって、幸いにも8時半以降の翌朝からの離島定期便にも支障なく、きちんと離発着ができているというふうに聞いております。


◯委員長(伊東光則君)  いいですか。


◯委員(吉沼徳人君)  はい、結構です。ありがとうございました。


◯委員長(伊東光則君)  ほかの方。


◯委員(嶋崎英治君)  胴体着陸について、参考までに、どういう音になるんですかね、音。バウンドはするよね、上手だということだけれども。どんな音がするのかっていうことで、こういう音の場合は、そういうのがあったって周辺の人もわかるじゃないですか。録音していないから多分わかんないと思うけど。どういう音がするのかなっていうのがね、1つ関心のあるところです。だから何かの機会で、そういう場合にはどういう。異常音ですよね、ある意味ではね、車輪が回らないわけですから。それをちょっと聞いておいていただければと思います。
 2つ目はね、これは米軍横田基地にも報告は行っているっていうか、行っているんでしょうかね、管制圏、横田基地なんで。その辺はどうでしょうか。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  音につきましては、私もかなりいろいろ質問をしたんですけれども、音についての質問は、済みません、しませんでしたので、次回、何かの機会に、わかりましたら。済みません、お聞きしておくことにいたしたいかと思います。
 横田とのということで御質問ありましたけれども、確かに横田の管制区域ということがございますけれども、米軍横田基地とのやりとりがありますのはIFRに関してでございます。計器飛行する際に受け渡しが必要ですので、管制が入る場合には横田がということになっているかと思いますが、自家用常駐機でございますので、定期便でもしIFRを使っていればということであれば関係があったかもしれませんけれども、基本的には調布飛行場の管制塔にいる、情報提供業務をしている方々とのやりとりの間でというふうに聞いております。


◯委員(嶋崎英治君)  次に、19回飛行場まつりなんですけれども、直接三鷹市が支出するわけではないんですけれども、参考までに費用はどのくらいかかったのでしょうか。
 それから、もう一つは、音等についての周辺住民からの苦情っていうのはなかったのでしょうか。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  三鷹市が支出している面はございませんので、担当者からの聞き取りの数字でございますけれども、事業者からの委託料は980万円ほどというふうに聞いております。このほかに、実行委員会の関係で特に収入のあるもの、例えば国からの補助金ですとか、空港協議会の協賛金ですとか、それから出店料──キッチン館などの事業者さんから出店料を取っておりますので、こういうものがおおむね130万円程度あるやに聞いておりますので、合計では1,100万円強、今普通に出しますと1,110万円ぐらいの予算で運営をしているというように聞いております。
 それから、周辺への音等の騒音のクレームでございますけれども、私どものほうでも何かクレームありましたかという質問を毎年するんですけれども、一昨年は渋滞等が発生した関係で少しやはりクレームを頂戴したというふうには聞いておりますが、ことしにつきましては音も含めまして、特段のクレームは今のところは頂戴していないやに聞いております。


◯委員(森  徹君)  それでは質問させていただきます。最初に胴体着陸ですが、報告の中で、この機長がベテラン機長だと言われましたけど、ベテランという定義、どのぐらいの、何時間というんですか、何とか時間ってありますよね。この方、ベテランの定義等、わからないもんですから。それから、どのぐらいそういう経験があるのか、何時間というんでしょうか。
 それから、電気系統、まだ正式に調査結果は出ていないということですけれども、報告の中では電気系統のトラブルということで、バッテリーでしょうかね。これは、車運転している人間では、いわゆる車の点検というのはあるんですけれども、バッテリーというのは運転手のね、運転している人間の当たり前のチェックだと思うんですが、ベテランの機長さんでバッテリーの、何ていうんですか、わからなかったっていうことだと思うんですけれども、その辺、どういう経過。報告ないということですけれども、今わかっている範囲内で、その辺が事前にわからなかったのか。
 まず、そうですね、この点についてお聞きしたいと思います。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  ベテランと言えるかどうかというのは、飛行回数に何時間以上であればベテランであるという目安というのは余りないそうでございますけれども、済みません、そういう意味で言うと経験豊富なというふうに聞いたところでございますが、飛行時間は1万5,500時間ということで、少ないとは言えないかなというふうには思います。かなりの経験を積んだパイロットであるというふうに考えてよろしいのではというふうに向こうからそういうふうに報告をされているところでございます。
 それから、電気系統のということで、バッテリーかどうかというのは報告を受けていないところでございますけれども、まず、先ほど申し上げましたとおり、当日は秋田空港から飛んできたわけですが、秋田空港を離陸前に当然機材の点検はして、出発前に機器及び無線等の動作状況をチェックしましたけれども、異常がなかったというふうに聞いております。ただ、直近の整備点検につきましても、例えば自動車の車検に相当する耐空証明点検年1回というのは、昨年12月4日に実施をし、飛行時間50時間ごとに点検を義務づけられている、いわゆる50時間点検も7月9日に実施をしたところですので、きちんと定められたものをやり、直前の点検もきちんとした上でのことでしたので、そういう意味で点検等に何か漏れがあったということではないというふうには聞いているところでございます。


◯委員(森  徹君)  ありがとうございました。その法に基づいての点検はきちっと行われていたと。そういう基づいて行われていたけれども、そういう問題が、事故が起きるという点で、この点では非常にここが問題かなと思いますので、今後の対応っていいましょうか、その辺は、どういう形になるかわかりませんけれども、地元市、3市のうちの三鷹市としてもこの辺、きちっと管理者に対する──そこになるんでしょうかね、そういう意見といいましょうか、要望といいましょうか、安全対策上からもこういうことが起こらないように。ただ、機械というのは事故がないわけじゃありませんので、安全に対してはさらに徹底したということが求められると思いますので、その辺ひとつよろしくお願いしたいと思います。
 それから、登録の新しい飛行機のことですが、これは既に登録されているのがシーラス式のSR22Tとなっていますね。今度新しく入れるのがシーラス式のSR22と。私、この辺はわかりませんけれども、SR22の後に新しい機種でTっていうのがつくんじゃないかと素人的にはそう考えるんですが、SR22Tのほうが先に製造といいましょうか、されている機種なのか、SR22というのが先なのか。まあ、SR22Tを使っていて、これが古くなったので、私なんかも中古車で買いかえるんですけれども、そういうことなのか。この辺、SR22とSR22Tとのこの違いっていうのを御説明いただければというふうに思います。
 それから、この騒音値が古いほうが──古いって、今まで使っているほうが80.8で、新しく入れるのが84.8と、騒音値が高いんですよね。ですよね、騒音値、という点ではどうなのか。こっちのほうが古いんではないのかなっていうふうに思うんですけれども、この辺いかがでしょうかね、お答えいただきたいと思います。
 それから、この今の質問の中にも含まれるんですが、SR22Tの製造年月っていうんですか、それからSR22のほうの製造年月、この辺がわかればお聞かせいただければと思います。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  まず、先ほどちょっと御説明したときのことをもう一度繰り返しつつ、少し御説明を付加させていただきたいと思いますが、1つは、今回このグループインフィニティーというところが常駐機の入れかえをする。前使っていたものが老朽化したので、新しいものを入れますよというお話がありました。それは、このSR22TからSR22にかえるということではなくて、今持っているものは別なこのシーラスではないものを使っているわけなんですが、それが老朽化をしたので、このシーラス式SR22を使い始めたいんだという申請が出たということが1つございます。
 もう一つ、きょう御説明をしていますもう一つは、同一型式かどうかということは、このグループインフィニティーが交換をする飛行機同士の話とはまた別にございまして、グループインフィニティーが申し込んできた、これから使い始めたいほうのシーラス式SR22という飛行機が、本委員会の平成25年だったと思いますけれども、平成25年6月の本委員会で、当時、これは全くの新機種でございましたので、新機種協議として御協議を申し上げましたシーラス式SR22Tとアメリカのホームページのほうで確認をしたところ、同一型式であるということが認められたので、新機種協議という形ではなくて、御報告という形で、今回こういう飛行機が飛来しますよということを御報告申し上げさせていただきますということ、2つございますので。グループインフィニティーがSR22Tを使い終わって、SR22を使い始めるんだということではないということを、まず1つ、御理解をいただければと思います。
 ですので、あともう一つ、今御質問の中でありましたのは、今これから使い始めようとしているシーラス式SR22型、8ページの資料でございますけれども、シーラス式SR22型というのは2009年から型式証明が認められているものだというふうに報告を受けておりますので、こちらですけれども、グループインフィニティーが今まで使っていた飛行機が何年製造だったかというのは、済みません、そちらは資料を頂戴しておりませんので、私どもでは今わかりません。


◯委員(森  徹君)  そうすると、このグループインフィニティーですか、ここが申請はしているんだけれども、いわゆる調布飛行場に新機種受け入れという形で今まで協議事項でしたよね。それをやってきた、その機種のいろんな自家用を持っている人、その所有は別として、調布飛行場に新機種として、ここで協議した、その中で、何ていうんでしょうか、既に協議されている同型機だから、今回このインフィニティーが申請するのがその機種のグループっていいましょうか、そういうことなのでということなんですね、今回は。
 そうすると、今までは全て新しいっていいましょうか、全部協議事項でしたけれども、それが何年か、この間変わりましたよね、今の方式で。そうすると、実際に私たちを、こういう資料が出てくると、ともすると申請者、今回の申請者の持っている飛行機の機種の入れかえという理解に、私はそういう理解で質問したっていうことわかると思うんですけれども、そういう理解になりますよね。そうすると、今後はこれを見ていても、何ていうんでしょうか、現在申請した会社、持ち主が、所有者が今までこの機種だったと、それが今度これにかわるという形は、この中では、この資料上では理解できないような形になっていると思うんですけれども、そういう私の理解でいいんでしょうか。言っていること、私がうまく言えているのかわかりませんけれども、ちょっと教えてもらいたいんですね。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  委員会のこの場で御報告をさせていただいている内容といたしましては、新機種協議をする──全く今まで登録されていない、全く新しい機種のものが飛んできます場合は、ここのところで報告の仕方、少し変わりましたけれども、全く新しいものが飛んでくる場合には、今までどおり新機種協議させていただきますので、まず新機種協議を委員会にさせていただく、協議事項としてさせていただくというのが1つございます。
 そのほかに、同一型式と認められるものについては御報告をさせていただくということに、この前からなったわけなんですけれども、今回は同一型式と認められるので、御報告をさせていただきますということの行政報告なわけなんですね。なので、何度も繰り返しになってしまって恐縮ですけれども、本日の御報告事項は、今回出されたシーラス式SR22型が平成25年に新機種としてお認めいただいたものの同一型式であるとのことなので、こういうことが起こりますよということの御報告をさせていただくというのが1点ございます。
 今質問委員のおっしゃいましたとおり、今回たまたま、私もこの3年間の間で常駐機が入れかわるという経過を今回聞いたのは初めてなんですけれども、常駐機の入れかえによって、飛行場のほうに質問をして今聞いている中では、詳細資料ございませんけれども──報告事項ではございませんのでありませんけれども、グループインフィニティーさんが今持っているものはセスナ式C182P型という全く違う機種を今お使いで、それが老朽化したので、かえたいので、このシーラス22型をこれから使い始めたいのだと。で、申し込んでみたら、SR22Tが前新機種協議されているので、同一型式と認められるので、報告であるということ、そういうストーリーなわけなんですね。
 ですので、老朽化に伴って、このセスナ式C182Pからこのシーラス式SR22型にかえますということだということを、新機種協議の中では付加されない情報ではございますけれども、質問しましたところ、そういうふうに聞いておりますので、そういうことだというふうに御理解をいただければと思います。


◯委員(森  徹君)  わかりました。最初、私はこの使っているところが22からTにかわったのかなという理解をしたんですが、今後、例えばそういう形がかわると申請があったというときには、これで東京都との関係で申請上は済むんでしょうけれども、委員会の報告のときには、現在ここで言うとグループインフィニティーが今言われたセスナのこれを書いていたと、老朽化したと。それで、現在既に協議が終わっているこういう機種にかわったという説明がしてもらえれば、非常に我々としてもわかりやすいということで、ひとつその辺は検討できるんでしたら、お願いしたいと。
 それから、もう一つ、だから、今の点でよくわかりました。それで、申請書というのがこのコピーですよね、コピーが来ているんですが、申請書っていうのはこの空欄がかなりあるんですけれども、こんなもので申請が済んでいるんでしょうか。例えば初期登録、年月日入っていませんよね。それから、着陸時の騒音は出ていますけれども。こういう申請書っていうのはこの程度のもので済んでいるんでしょうか。例えば、今まで既に常駐しているということだから、入れないと、書かなくてもいいというぐらいの、そういう申請なんでしょうか。この辺は三鷹市としてはどんなような、これに対して理解をしているんでしょうか。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  今おっしゃっているのは、例えば8ページの2の上から2段目のところに年月日が抜けている。これは、AかBを選ぶようになっていまして、Aを選んでいるので記載はないということです。Bを選んだ場合には、ありである場合には当然年月日が入りますけれども、設計の変更がないので年月日は入らないので、この年月日は該当しないので求められていないという。そうですね、原型機の耐空証明等の受理等の年月日、年月日というのは2009年3月16日のことです。及び、設計の変更があるかないかを選ぶようになっていまして、ないので、設計の変更はありませんから、設計を変更した年月日も記載されないということになりまして、これは、逆に入っている場合は設計の変更があることになりますので、設計の変更がありませんから、ここは空欄であるのが正しいわけです。
 それから、3は、ごめんなさい、これは恐らく調布飛行場ですね。これはこの後、輸入機なので、本件手続が終わり次第、国交省に申請して登録付番するものなんですね。なので、今この時点で付番されていないのが正しいといいますか、されていない状況で、逆に言いますと、これは新機種じゃないですからあれですけど、仮に新機種協議だった場合は、万が一認められないと輸入できなくなりますので。そうすると、輸入しないので、このJA番号というのも当然付番されなくなるんです。買わないと、買って持ってこないと。ごめんなさい、輸入機だということは、外国に今ある飛行機で、JA番号というのは日本に来たときの番号なので、輸入して国交省の申請をしたら、初めて登録付番されるものなんですね。なので、現状では未設定であるということです。購入より前に申請をしてもらっているので、当然未設定だということで、ここは空欄なのは適正であるということが言えます。それから、騒音値等について空欄があるのは、この申請書がさまざまなものの共有の申請書になっていますので、例えば以前に回転翼機、ヘリコプターのものの申請書も御協議したことがあるかと思います。その場合は入っている欄が違うと思うんですね。ですので、これは、このシーラス式のこのタイプのものの基準値を入れる欄が、ここがきちんと測定されていれば、それで差し支えございませんので、必要なものは最低限きちんと入っているというふうに私どもとしては認識をしております。逆に抜けている面は確認をさせて入れてもらっていますので、申請に関して、特に新機種の申請だったとしても、これで適切であると思っているところでございます。


◯委員(森  徹君)  じゃあ、私はこの飛行機の申請っていうのはわかりませんけれども、やはり登録ができた段階で購入をすると。飛行機を買って、持ち主が購入して申請をするという。申請をして、その申請がオーケーが出たところで、この何ですか、調布飛行場の使用の申請をするんではないかという理解で質問しているんですが、その辺の流れっていうのは。例えば調布飛行場に使用の申請が出るときには、今の答弁ですと、まだ購入していないかのような、それでJA、日本の機種登録ができていないと、だから空欄なんだというんですけれども、そういう流れっていいましょうか、そういうことで理解していいんでしょうか。
 普通は、購入が終わって、それで申請を──機種番号というJAの登録番号というんですか、登録番号がオーケーになって、飛行場の使用っていうのがやるっていうのが1つの流れじゃないかなっていうふうに理解しているんですけれども、どうなんですかね。その辺の現在の、いや、そういう流れだけ、現在はこうなんですよということだけ説明してもらえばいいです。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  常駐機でございますので、車庫証明がないと車が買えないっていうことと、要するにとめる飛行場が決まっていないと、輸入して飛んでくる先がございませんので、そういうことだというふうに御理解ください。ですので、国内のほかで既にある飛行機であればまた別かもしれませんけれども、今回は、これから日本に来る飛行機でございますので、例えて言うならば、車を買うときに車庫証明が必要だということと同じ意味だというふうにお考えいただければと思います。


◯委員(森  徹君)  わかりました。そういう流れだと、法律的には。したがって、これが決まらなければ、まだJAの登録番号というんですか、車庫証明というんでしょうか、これがとれない、とれていないということで、入っていないんだということでいいんですね。はい。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  あくまでも例え話のことでございますけれども、車庫証明がこの常駐を認めるということになろうかと思います。ですので、このJA番号というのは、例えばナンバープレートがあるかないかとか、そういうような意味だというふうに、例え話として御認識いただければなというふうに思います。


◯委員(森  徹君)  時間、余りとるわけにいかないので、改めてまたお聞きしてもいいんですけれども。例え話というか、そのJAが未定となっているわけですね、この申請書は。ということは、まだこの飛行機は現在のところ──これは運輸省なんですか、今国土交通省というのか、ここの登録が、JA番号がとれていないということなんですね。未定だから、ちょっとその辺、したがって初期登録ができていないっていうのはそういうことですよね、初期登録ができていない。ちょっとその辺が。これは、騒音値・重量値等比較一覧表で先ほど質問したんですが、シーラス式、このTよりも22が今度ここのところに来るわけですよね。ということは、それとの関係でどういうふうに言ったらいいかな。そちらはわかっているんでしょうけれども、私だけがわかっていないのかもしれないけれども、この申請書に未定と書いてあって、普通ならば中古機であろうが何があろうが、初期登録というところに記入があっていいと思うんですけれども、この機種は全く新しい飛行機なので、まだ初期登録の年月日が書いていなくてというふうに理解していいんでしょうか。それだけ。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  JAという番号はですね、日本にある飛行機が1機1機につく番号なんですね。だから、シーラス式SR22型も複数機、機種に関係なく、今回グループインフィニティーが買う、その1つの個体に対して付番される番号なんですね。今回、申請を受けていまして、されていまして、今回は新機種協議ではないので報告でございますけれども、グループインフィニティーとしては新しい機体なので、調布飛行場にこういう申請をいたします。飛行場から認められなければ購入をしないので──とめる場所がございませんので。飛行機をとめる場所がなければ飛行機を購入することができないので、ということで、まず調布飛行場にこの新しい飛行機が常駐が認められるかどうかの確認が最初で、今その最初のことを今御報告をしているということになります。
 この後、国交省にこういう飛行機を新しく買うことにしましたよということを申請をして、その固有の個体番号をもらって、それからじゃないと、このJA番号というのがつきませんので、現状で番号がないというのが間違っているということはございません。
        (「こういう申請書でいいんだということですね」と呼ぶ者あり)
 そうです。


◯委員(白鳥 孝君)  今の機種のことなんですけれども、10ページに騒音値の84.8が、これはSR22、22Tというのが前にも登録されてあるということで80.8の騒音値になっているんですけれども。このSR22は84、だから4だけ騒音値が高いわけですよね。これは、Tが、これ同じエンジンなんですよね。同じ機種なんですから、同じエンジンのはずなんですけれども。Tは、これ、どういうんで、同じ機種のはずなのに騒音値がこれだけ、4だけ減なのか、その辺がちょっとわからないんですけれども。
 私の想像では、これTっていうのは要するにオプションで、車でいえばマフラーが特別なものをつけたのかなという、それでエンジンは同じというような感じで、単純に言ってしまえばそんなようなことなのかなということに、想像なんですけれども、それでいいのかどうか、ちょっとお話を伺いたい。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  私どもも、基準値以下とはいえ、今までのものよりも少し高いですので、これどうしてですかという質問をさせていただいています。それで、SR22T型のTというのはターボという意味なんだそうです。なので、この2つの機種で一番違うのは、従来型はターボがついているので、Tという付番がついているんだというふうに説明をされています。
 それで、素人的にはターボがついているほど音がうるさいんじゃないかなというふうには思いますので、どうしてなんですかというふうに聞いたところ、今回の場合はだと思いますけれども、ターボがついているほうがエンジンを吹かさなくて済むので、相対的な騒音が少なくて済む場合があるんだと、今回はその場合なんだというふうに説明をされています。ですので、そういう違いがあって、そういう搭載しているものの少しの違いがあって、その少しの違いがこういう数値の違いになっているというふうに説明を受けているところでございます。


◯委員(白鳥 孝君)  飛行機のことは余りよくわからないんですけれども、大体それでおおよそわかりました。
 次に移ります。調整池のことなんですけれども、規模拡大の協力依頼が来て、その中でまた市のほうから要望が出ているんですけれども、これだけ規模が大きくなると、余計に今度、昨年は3回ぐらい入ったんですかね、たしかそんなような記憶があるんですけれども、間違っていたらごめんなさい。この調整池に3回ほど入ったというふうにちょっと伺ったことがあるんですけれども。入ると、非常に異臭と、それから衛生上の問題、管理の問題等があって、入れば必ず消毒はするらしいんですけれども。その辺、今度は規模が大きくなれば、また余計に今度は流出のほうで時間がかかったり、また異臭とか、衛生上の問題というのは、この要望には全く書いていないんですけれども、その辺のところの要望はどうなっているのかなというのをちょっとお伺いをいたします。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  今、質問委員おっしゃいましたとおり、一旦お水が入りますと、水が引けるまで、またその後きちんと消毒をしなくてはいけないとか、さまざまな影響がございますので、周辺の皆様への、それからまた御利用の市民の皆さんへのいろいろな影響がございます。その点については、三鷹市といたしましても、今回の規模拡大の件で協議すべき非常に大きな、重要な点だというふうに認識しております。
 実は、この2番目の流入頻度についてというところが、そういうふうに異臭がとか、そういうような書き方はしてございませんけれども、その点を踏まえた、実は要望事項となっております。適正な流入頻度になるよう、というところが課題でございまして、1つは、スポーツ施設であると同時に調節池であることも事実でございますので、水害が発生するような場合にこの池がきちんと機能するということも非常に重要な点でございます。
 ですので、必要なときにきちんと必要な機能を調節池として発揮しつつ、そういう水害のおそれがない場合には、よりよく市民の皆様にお使いいただけるという、その2つのことが共存しないといけませんので。そういう意味で、お水がきちんとした形で入るようになり、しかも、その後の例えば御利用に際しての復旧がきちんと水はけがいいとか、それから、などなど、さまざまなことがあると思います。そういうようなことをいろいろいろいろ、スポーツ振興課や都市整備のほうを含めて、東京都の河川局といろいろやりとりをしているところでございます。
 そういうような細かいことを決めていくためにも、今回ボーリング調査ですとか、測量など、そういうことをきちんとして、設計をきちんとする中で、個別の協議をしていきたいというふうに思っておりますので。要望事項としては、今おっしゃられた御質問内容を重々私どもも重く受けとめている上で、この適切な流入頻度になるようというところに反映されているというふうに御理解をいただければと思います。


◯委員(白鳥 孝君)  わかりました。ぜひ、また次の要望で衛生面、それから流出の頻度もね──流出も、なかなか遅くなってしまうというようなことがあり、また、その頻度が多ければ、今度は施設の使い方が、使用が条件が厳しくなってしまうというようなこともございます。ぜひ、そういう意味では、また要望を第2次の要望でそのようなことをよろしくお願いいたします。以上で終わります。


◯委員(粕谷 稔君)  済みません、もう、いろいろさまざまな質問出尽くしていますが、1点だけちょっと確認をしたいのが、今回のこの胴体着陸の件なんですが、市側のほうに連絡がということで、休日対応という形であったということで、先ほど課長のほうからも緊急の連絡先の交換というかをされたということなんですが、今までのこういう都の施設及び近隣3市が絡んでいるこういった飛行場ですけれども、そうした緊急時の連絡体制っていうのが今まで整備されていなかったのかということを、ちょっとお伺いしたいと思うんですが。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  今までも、長い歴史の中では事故がなかったわけではございませんし、例えば平成23年に本委員会にも御報告したような事故が起こったこともございますし、日々、事故にはつながらないまでも、例えばイレギュラーなことがあると、必ずきちんと連絡が来るようになってございます。
 通常は、今まではそういう意味でいいますと、この休日や夜間にかかるような時間帯に発生したことが、そういう意味では非常になくて、私どもも先方も普通に業務をしている平日の時間帯の中で電話が来たり、メールが来たり、急を要する確認事項についてはメールを送っていただきつつ電話でも確認があったりということで、やりとりをきちんとしてきてはおります。
 ただ、そういう意味でいいますと、3連休の中だったということもありまして、地元の3市の担当者がいずれも職場には出勤しない日曜日の夕方にこの事故が起き、翌13日は体育の日でございましたので、月曜日でしたがお休みでございました。そういうこともあって連絡がとりにくい状況の中で起きたということも、1つ事実でございます。
 ですので、今まではお知らせしてはあったんですけれども、例えば緊急連絡網というふうに銘打ったようなものまでは整備されておりませんでしたので、今までもいろいろな関係の中で情報の流通はしてございましたが、改めてきちんと緊急連絡網という形で整備をし、何かあった場合には個人の携帯の番号へもきちんと電話をするということを改めて徹底をしたというふうに御理解をいただければと思います。
 それで、先ほどもあれですが、11月8日の日に、土曜日の午前中でございましたけれども、訓練をして、実は細かく申し上げますと、各市2人ずつ、課長と課長補佐の携帯の電話番号と携帯のメールアドレスを東京都のほうにお知らせをし、担当者間でも共有をしております。その上で、緊急の際はメールもそうですけれども、やはり電話で、口頭で相手に伝わったかどうかということも1つ重要な案件でございますので、11月8日、土曜日の午前中に都の担当者──具体的には飛行場長から各市の担当者、課長職のほうに電話をして連絡網をする。私どものほうでは、私が連絡を受けましたときに、担当と、それから部長職、それから市長、副市長へもメールや電話で情報を流す、訓練としての情報を流すというような緊急連絡網を一度運用してみるというような訓練もしたところでございます。


◯委員(粕谷 稔君)  ありがとうございます。やっぱり公的機関という部分でも、やっぱり連携という形の体制だとは思うんですけれども、やっぱりこういう人命を扱うというか、施設でございますし、それはちょっと、もうしっかりと今後の、今回の1つ教訓にしてやっておくべきではないのかなという気がいたしますので、できれば調布、府中さんとも連携とりながら、こうした緊急時の連絡先っていう部分の、三鷹市もいろいろ今回、機関連携訓練とかやっていただいているかと思いますけれども、やっぱり、1つ、市内にある施設でございますので、そうした部分を確立しておいていただければなというふうに、これは要望としてお知らせをさせていただきます。
 あと、この翌週が飛行場まつりだったですかね。やっぱり飛行場まつりの目的っていうのは、飛行場の施設の御協力とか理解っていう部分を深めていっていただくということだと思うんですけど、ともすると、やっぱりこうした事故、大事に至らない事故ではありますけれども、市民が比較的知る機会っていうのは、やっぱりどうしても新聞の報道になるのかなという気がいたしますので、今後、ちょっとどういった形がいいのかわからないですけれども、地域の町会・自治会等には御連絡とかは行っているのかと思うんですけれども、幅広い市民の方、近隣の方々がこうした事案について知る機会を得るようなことっていう部分を模索をしていっていただければというふうに思います。これ、1点、ちょっと御要望としてお伝えをさせていただきたいなというふうに思います。
 あと、本当にこういった部分ありますと、市側の方々も本当に大変かなというふうに思いますけれども、先ほどのその連携体制という部分でも、お互いにやっぱり都の職員、また市の職員でございますから、1年ないし2年とかで人事とかでも人の入れかわりというのもあると思いますので、そうした部分を踏まえての、やっぱり緊密な連携をとれる体制づくりという部分を要望させていただきたいというふうに思います。終わります。


◯委員(宍戸治重君)  皆さんからの質疑があって、大方はよろしいんですけど、再確認のために。発生の原因がね、どんな車でも必ず事故が起きると。だからこそ事故なんでしょうけど、そういうことからして、さらなる安全確保のために徹底されるようにぜひお願いしたいと。
 また、移転、分散、それから地元市への連絡についても、今ほかの委員からもありましたけど、確たるもの、体制を整えていただきたいなというふうに思います。
 飛行場まつりについては、若干三鷹の人たちがお手伝いいただいているんですけど、雨が降らなければいいなと。御負担をかけているようなところもあるので、そういうようなところも、うまい調整ができればよろしいかなというような気がいたしますので、何か課題がありましたら、そこの点についてはしっかりと取り組んでいただきたいなというふうに思います。
 次に、野川大沢調節池。この池がないと、実際にはどこにどう災害になるというかね、影響になるのかなっていうことがちょっと。どこかあふれちゃって、どこかに水があふれちゃうっていうことがあるのかどうかね、その辺の想定っていうのはどういうふうになっているのか、ちょっとお尋ねしたいと思います。
 それと、今度は1メートル50を掘るということは、今の底地というか、それは川の水がなくなれば自然に出ていっちゃう状況だと思うんですよね。ところが、1メートル50掘ると、もう川底を掘るっていう感じになるんだと思うんですね。そうなると、たまり水になってしまう。そういった場合にポンプアップするとか、そういうことも考えざるを得ない。そういうことになると、ポンプアップするといっても、結局は時間がかかる。そのことが次の市民の活用に大きく影響する。今ほかの委員からも衛生上の問題もあるし、たまり水になったときにどうするのか。それと、今申し上げたように、あの土地はこれ以上掘ると、今でも水が出ちゃう土地だと思うんですよね、川底とほぼ同じだから。
 それと、場合によると、その2号線では台風や何かになると雨水ますから水が噴くんだよね。すごい勢いで噴くような状況の中で、技術的には必ず水はとめられるものだとは思うけど、そういうことが、ある地域でのこういう、何ていうんですか、改良が可能なのかどうかということも、ちょっと確認をしておきたいなというふうに思います。
 それと、いろいろ私たちも考えている要望書を市長の名前で出されていますけど、なかなか私たちも施設が、保有施設がないところから大事な施設だということでもありますから。いつごろ、これ回答が出て、どういうあれを想定しているのかね、要望書に対する回答。それと、いつごろ復旧できて、概要もいつごろ見えてくるのかなという気がするんですが、その点についてお尋ねします。


◯企画部調整担当部長・行財政改革担当部長(土屋 宏君)  まず、どこに影響が出るかということなんですけれども、この野川に関しては何カ所かもう既に既設の調節池がございます。そして、東京都のほうとしても、今後さらにこの調節池を整備しようというふうには考えているというふうには聞いています。ただ、この調節池なんですけれども、それぞれ野川のエリアを区切って、この場所で1カ所、この場所で、この場所で何立米、何立米というような形で整備をしていくということで、まずはそういったところで、今回、既にある大沢野川グラウンドの調節池を広げたいということで、ここが飲み込まないと、想定ですけれども、恐らく下流域で相当の影響が出るというふうには考えられるというふうに思います。
 それから、たまり水の件なんですけれども、三鷹市の都市整備部と東京都の話では、例えばポンプアップっていうことは積極的に考えないといけないなということは議論はしているというふうに聞いております。
 また、これはあくまでもどういった形態の調節池になるかということなんですけれども、この流入頻度をどう下げられるか。時間65ミリ、あるいは50ミリ以上の雨が降った場合に、今現状ではそれ以下でも入ってきてしまっているというのがございますので、それを適切に50ミリ以上の場合は入ってもしようがないけれども、それ以外は入らないようにするというような工夫を今後検討していくことで、頻度を減らすということと、もし入った場合にも速やかに水を川のほうに戻すという工夫、これを今後、先ほど企画経営課長が申し上げましたけれども、東京都への要望の中でも伝えております、この頻度の適正な頻度というところで検討していければというふうに思っております。
 それから、この2号幹線の話なんですけれども、現状では、済みません、ちょっと定かではないんですけれども、2号幹線から入る流量は相当現在は調整しているというような話は聞いております。ただ、今後この野川大沢調節池の規模が拡大されれば、当然2号幹線からの流量も若干ふえる可能性は出てくるというふうに聞いておりますけれども、この辺も含めまして、ちょっと流入頻度の問題の検討の中で、あわせて東京都とも議論させていただければというふうに考えております。
 それから、代替地に関してなんですけれども、いつ回答がということですが、現時点で正直申し上げて、じゃあ、この場所を三鷹市として代替地として使いたいんだという当てが明確に幾つかあるわけではございません。1つあるのは、西園の野球場ができておりますので、そこをある程度市民枠というような形で優先的に使わせていただけないかということを公園事務所のほうとは話しているというふうには聞いておりますけれども、それ以外の代替地について明確な、ここというめどがあるということではありません。
 ただ、今年度ボーリング調査等を行いまして、そして来年基本設計、実施設計ということで、恐らく平成28年度以降に工事に入るかなというところなので、まだ若干時間ございますので、例えばの話ですけれども、この先ほど申し上げた野川大沢調節池を広げることで恩恵をこうむるのは下流域である、例えば世田谷区だったりとかいうところもありますので、そういったところのスポーツ施設も含めて、いろいろとある程度の三鷹市枠を確保できないかという交渉をこれから検討していきたいというふうに考えております。
 もう一点、お願いします。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  土屋部長の答弁に補足をさせていただきます。今、この10月1日で依頼文があり、10月3日付で要望書を提出をしたというふうになってございまして、先ほど申し上げましたが、今東京都と詳細な、どういうようなことで、次この要望に対する回答を頂戴できるかという話を今しているところでございます。
 近々来るというふうには聞いておりますが、今、現時点でいつごろもらえるということは決まってはおりませんけれども、まず、この要望に対する回答をなるべく早い時点で御回答をいただこうというふうに思っております。大まかには、要望した内容については、基本的には了承する方向で調整をしてもらっているところです。
 ただ、今、私ども同じ気持ちでございますけれども、今、質問委員がおっしゃったとおり、具体的なことを、例えば深さは本当にどれぐらいになるのかとか、ポンプアップをする方式ですとか、その後の衛生管理の問題ですとか、実際に1つには、やはり調節池自体の構造の問題ということに大きく影響するような内容が多々、大きなことから細かいことまでいろいろあるわけなんですけれども、そういうことについては、基本的にはきちんと協議をしてもらう。そのためにも、やはり設計をきちんとしてもらうというところが非常に重要かと思います。
 今、委員おっしゃったとおり、地下の水位がどれぐらいなのかということも実際にこれから掘る際に池の形状に大きく影響するのではないかということで、ボーリング調査の中には地下の水位の調査も入っているやに聞いております。ですので、まずはきちんと現状を把握をしてもらい、その中で、例えばその堰をどういう形にした場合に、野川のほうからどういうふうに水が入ってくるのかというようなシミュレーションなどもするというふうに聞いておりますので、そういう調査ですとか、シミュレーションですとか、それに合わせて設計をしたり、見直したりということを時間をかけてしていただこうと思っておりますので、その情報をきちんと都市整備部の専門家も含めて、三鷹市のほうでも共有をする中で、よりよいもの、まさに市民に望まれる治水対策もあり、スポーツ施設としても適切に使えるというものにしていきたいというふうに考えるところです。


◯委員(宍戸治重君)  これ以上お尋ねしてもなかなか答えられない部分だろうと思いますので、ぜひ情報を集めて、しっかりと市民のために調整をお願いしたいなというふうに思います。ただ、余談ですけど、昔、この辺、豚がたくさんいて、5メートルぐらい掘ると汚水を流す。だから、井戸がみんな汚れちゃったということもあるから、地下水の中に直接汚水を流し込んでしまう機能になってはいけないなっていう気もしますので。そこまで追求できるかどうかわかりませんけど、そんなこともあったということで念頭に置いておいていただけたらと思います。
 それと、調布跡地の委員会ですから、今話題になっているオリンピックの関係でいろいろ変化があると思いますが、そのことについて何か都のほうから話は来ているんでしょうか。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  オリンピックの件、私どものほうに報道レベルでいろいろ、こんなんじゃないか、あんなんじゃないかということが報道では届かなくはないですけれども、東京都にも報道があるたびに機会を捉えて確認をしていますが、現時点で正式に、例えば武蔵野の森競技場で扱う予定の種目が変化する、しないとか、そういうことについては現時点では情報はございません。
 恐らく、きちんと決まる段に当たりましては、何か変更がある場合には報告があるやとは思いますけれども、現時点で私どものほうに正式に何かあるということはございませんし、もしございましたら、跡地の委員会にきちんとした形で報告をさせていただくことになると思います。


◯委員長(伊東光則君)  以上で行政報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午前11時05分 休憩



                  午前11時05分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 議会閉会中継続審査申し出について、本件を議題といたします。
 調布基地跡地の利用促進について積極的な対策を講ずること、本件については引き続き調査を行っていくということで、議会閉会中の継続審査を申し出ることにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、次回定例会会期中とし、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくことにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 その他、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。お疲れさまでした。
                  午前11時06分 散会