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2014/09/24 平成26年調布基地跡地利用対策特別委員会本文

                  午前9時31分 開議
◯委員長(伊東光則君)  ただいまから、調布基地跡地利用対策特別委員会を開きます。
 本日、長島委員より欠席の連絡がありましたので、御報告いたします。
 初めに、休憩をとって本日の流れを確認いたしたいと思います。
 休憩いたします。
                  午前9時32分 休憩



                  午前9時33分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 本日の流れにつきましては、1、協議事項及び行政報告、2、議会閉会中継続審査申し出について、3、次回委員会の日程について、4、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 市側が入室するまで休憩いたします。
                  午前9時34分 休憩



                  午前9時35分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 協議事項及び行政報告、本件を議題といたします。
 本件に対する市側の説明を求めます。


◯企画部長(河野康之君)  おはようございます。それでは、まず私から総括的なお話をさせていただきます。本日は協議事項が1件、報告事項が3件でございます。1点目の協議事項でございます。お手元の資料1のとおり、平成26年度調布飛行場まつりに係る行事についてでございます。東京都調布離着陸場の整備及び管理運営に関する協定などに基づきまして、東京都港湾局長からの協議事項は体験搭乗の実施についてでございます。
 その内容でございますが、体験搭乗、21回程度の予定となっております。この件につきましては、この後、担当より御説明させていただきますが、本日御審議いただき、結論をお出しいただければと思いますので、よろしくお願いします。
 次に、報告事項であります。協議事項にも関連しますが、2点目の第19回調布飛行場まつり開催概要についてでございます。ことしの飛行場まつりは、10月19日の日曜日に開催されることとなっておりまして、毎年、「多摩と島しょを翼でつなぐ調布飛行場」をキャッチフレーズとして実施しているこのまつりも、ことしで19回目となるところでございます。お手元には、その開催概要(案)を資料2としてお示ししているところでございます。
 3点目、4点目は定例報告の内容でございます調布飛行場の離着陸状況と味の素スタジアムの輸送人員についてでございまして、これらにつきましても担当から御説明させていただきます。
 なお、情報提供が別途ございます。武蔵野の森総合スポーツ施設の関係でございます。こちらにつきましては、東京都議会オリンピック・パラリンピック推進対策委員会におきまして、平成26年9月1日に情報提供がありました会場計画の再検討状況につきましては、この武蔵野の森総合スポーツ施設につきましては着実に整備を進めると報告されておりますので、その旨つけ加えさせていただきます。私からの説明は以上でございます。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  おはようございます。それでは、お手元の資料に沿って御説明をさせていただきます。資料1をごらんください。例年9月の本委員会にて御協議を申し上げている調布飛行場まつりに関する行事についてでございます。お手元にありますように、東京都港湾局長から、10月19日、日曜日に開催される調布飛行場まつりについて、東京都調布離着陸場の整備及び管理運営に関する協定及び同覚書に基づき、体験飛行の実施について協議がありました。
 この体験飛行は、地域住民の皆様に調布飛行場への理解を深めていただくために飛行場まつりの中でのみ地元3市に協議をした上で実施をしております。今年度実施を予定している内容が2ページ目にまとめられております。対象者は、地元3市から事前の公募及び来場者の中から抽せんで搭乗者を決定いたします。回数は21回、3機で7回、離着陸回数は42回程度を予定をしているということです。1回当たりのお時間は10分から15分程度、使用の予定機は3名搭乗可のセスナということになっております。なお、例年体験飛行の飛行経路につきましては、北側は多磨霊園から二枚橋周辺まで、南側は中央道から神代植物公園にかけての飛行場周辺をめぐるコースを予定しているというふうに説明を受けております。
 続きまして、資料の2、第19回「調布飛行場まつり」開催概要(案)でございます。平成26年10月19日、日曜日、10時から16時ということで予定をしています。主催は、調布飛行場まつり実行委員会でございます。イベント内容につきましてはお手元の資料のとおりでございますが、昨年度は残念ながら台風26号による大島の被災がありましたので急遽中止というふうになりました。ですので、今回から大島、新島、神津島に加えて、三宅島の皆さんが参加をして開催されるということになっております。
 本年度の特徴点などでございますが、昨年度の被災を踏まえ大島復興支援コーナーを設ける予定でございます。また、会場のレイアウトにつきまして、駐機スポットの削減。これは、ここのところで東京都が取り組んできたところでございますが、その削減の影響などによりまして──本来は昨年度から変更される予定だったんですが、昨年度、中止でございましたので、一昨年と比較をいたしまして、この駐機スポットの削減の影響で変更される予定でございます。
 メーン会場が少し手狭になりますので、安全の観点から制限区域内は大幅に出展制限をし、そのかわりに制限区域外の関係者駐車場だった場所にケータリングブースを設置をする予定です。また、限られた会場でメーンステージ等を設置するために航空機の展示を縮小し、警察及び消防車両の展示を取りやめると聞いております。
 一昨年、自家用車の利用により渋滞が発生をし、直行バスが大幅におくれたということがございましたので、公共交通利用と自転車のみの来場ということで、自家用車の来場は一切お断りをするというふうになっております。来場者は、例年同様2万5,000人程度を想定をしております。
 次に、資料3をごらんください。調布飛行場の4月から6月の離着陸状況です。5ページ目、4月でございますが、2地点間輸送は739回で、前年同月に比べ236回の増。合計は1,371回で、前年同月に比べ256回の増となっております。
 次ページの5月でございますが──6ページ目になります。2地点間輸送は812回、前年同月に比べ227回の増、合計は1,570回、前年同月に比べ332回の増となっております。
 7ページ目の6月でございますが、2地点間輸送が698回、前年同月に比べ218回の増、合計は1,213回、前年同月に比べ217回の増となっております。前年同期の4月から6月と比較をいたしますと、今回が4,154回、前年が3,349回と、805回の増となっております。ことしの4月から三宅便が就航しておりますので、そのようなことが主な増便の要因ではないかと考えております。
 なお、平成25年6月から島嶼部への定期便、この集計表の中では2地点間輸送の欄に含まれております。こちらに限り、計器飛行方式が一部導入をされております。ことし4月の2地点間輸送の離着陸回数のうち計器飛行は33回、5月は11回、6月は87回、合計で131回となっているそうです。
 最後に資料4、味の素スタジアムの輸送人員についてです。サッカーJリーグ戦や音楽イベントなど、入場者が多数見込まれる場合に、主催者がバス事業者に依頼をして周辺駅から味の素スタジアムまでシャトルバスを運行しているところでございます。平成26年3月8日から平成26年8月23日までの利用実績ですけれども、最終ページ、10ページの右側の欄、ごらんいただければと思いますが、この期間のシャトルバス利用者は5万3,905人でした。昨年度9月の委員会で御報告したこの同じ時期の合計が3万8,690人でございましたので、輸送人員としては大幅に上回っておるんでございますが、総入場者数に対する平均乗車率は5.1%と、昨年度5.8%よりもやや下回っているところでございます。
 報告は以上でございますが、なお、6月の本委員会にて、新しく就航する機種についての御説明をさせていただきました際に、騒音の申請値について、それぞれどれくらいの距離で測定した数値なのかという御質問をいただきました。その際に、6月は手元に資料がございませんでしたのでお答えができませんでした。東京都へ確認をした結果を今ここで御報告をさせていただければと思います。
 航空機の騒音に関する申請値は、メーカーが基準にのっとって飛行機ごとに作成をして、国際基準にのっとって国土交通省の承認を受けた飛行規程に記載をしているものでございます。国際的な基準でどのように測定するかが、機種やその機体の重さなどの条件によって定められております。先日、御質問いただいた際、2つのヘリコプター、アグスタとユーロコプターという回転翼機──ヘリコプターについて御質問いただきましたので、この2つの機体の場合で御説明をさせていただければと思います。
 前回御報告したこの2種のヘリコプターでは、騒音の値が上空通過時、進入時、離陸時の3つについて記載をされていました。これから御説明いたしますのは、これらの申請値の測定方法についてということになります。まず、上空通過測定点ですが、国際基準の文面をそのまま──大変わかりにくいんですけれども、一旦そのまま読み上げさせていただきますね。通過中の回転翼機の直下150メートルの地上の点及び当該点を通る通過経路上の地上への投影線に対し垂直に当該点から両側150メートルの距離にある地上の2点、と、ごめんなさい、ちょっと大変わかりにくいと思いますので、少しかいつまんで御説明をさせていただきます。
 当該の機体が、ヘリコプターが地上から150メートルの点にある。150メートルの高さにあるとき、この真下の点、なおかつ、ヘリコプター、この機体がこちらのほうへ進もうとしている場合に、この方向に向かって垂直に、直角の角度。ここが今の直下の点だったんですが、この直下の点から150メートル両脇、この3点をして上空通過測定点というふうに言うそうでございます。
 次に、進入測定点でございますが、着陸中の機体──先ほどは上空を飛んでいる状態で150メートルだったんですけれども、着陸をしようとしている、下がってきている状態で、この場合は地上から120メートルの点と、先ほどと同じようにこの120メートルに来た真下の点及び真下の点から着陸する方向に向かって直角に150メートルの脇の地上の2点というのが進入測定点。で、離陸測定点は、滑走路上にいて離陸をする際の機体が浮いた瞬間の点、及び離陸しようとしている方向に対して垂直の150メートル脇の地上の2点というふうに、このアグスタとユーロコプターの場合──この重さですね、その場合ですと、そういうふうに定義されているそうです。
 今御説明いたしましたアグスタとユーロコプターの場合で、最大離陸重量が3,157キログラム以下の機体で、型式証明等の申請の受理が2002年3月21日以降になされた回転翼機というような、そういういつ型式証明をとったものなのかというのと、その機体の重さによっていろいろ少しずつ条件が異なっているようでございますのと、例えば固定翼機の場合は、またそれぞれ基準が異なっておりますので、かなり複雑なことになりますが。いずれにしても、前回御質問いただきました2機に関してはそのような測定点になっているということがわかりました。私からは以上でございます。


◯委員長(伊東光則君)  市側の説明は終わりました。
 これより、質疑に入ります。どなたか。


◯委員(嶋崎英治君)  試乗っていうんですか、乗ってもらうということなんですが、その際、在住とか、在勤とかあると思うんですが、それは問わないのかどうかね。
 それから、もう一つ、乗られる方の保険というか、それはどういうふうになっているんでしょうか。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  毎年広報で募集をしておりまして、それぞれ3市在住の方というふうに申し上げているかと思うんですね。ちょっと今、在勤を含んでいたかどうか、ちょっと。ことしの広報にはこれから載せますので、済みません、ことしの広報はこうなっていますというのは申し上げられないのですが、在住であることは間違いないかと思います。
 あと、保険ですが、これも確認をさせていただきますが、基本的には実行委員会、ないしはその機体の保持者のほうで対応しているのではないかと想定をしてございます。


◯委員(嶋崎英治君)  事故はあってはならないことですけれども、どういう保険で、どういう賠償額なのかね。今わからなければ、後刻で結構ですから教えてください。私からの質問は以上です。


◯委員長(伊東光則君)  ほかに。


◯委員(粕谷 稔君)  じゃあ、ちょっと何点か基本的なことなんですが、飛行場まつりのこの主催の体制ですね。飛行場まつり実行委員会という形で、東京都と調布空港協議会、そして調布市商工会青年部という形なんですが、これ、ずっと今までの経緯もあろうかと思うんですけど、何かこう、三鷹商工会とか、そういう部分のかかわり合いの今までの経緯という部分はどうなんでしょうか。といいますのも、そもそも調布飛行場、迷惑施設的な側面を持っているんですけれども、この島嶼部との交流という側面から、最近やっぱり地元というか、調布市がかなり離島との交流というか、産物的な部分も含めて、朝とれた例えば魚がその日のうちに調布の飲食店に出るとかっていうようなことで、ちょっと話題というか、にぎわいにつながっているのかなっていう気がするんですけども。あくまでも滑走路は三鷹市にあるということと、三鷹市のこのかかわり方っていう部分では、やはり地域の町会の方とかがいろいろな物販のお手伝いというか、焼きそばとか、そういった部分でのにぎわいのお力添えをいただいているかと思うんですけれども、三鷹市としての、そもそものこのかかわり方っていう部分の御所見をお伺い、まずちょっとしたいと思います。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  今質問委員おっしゃいましたとおり、三鷹の場合ですと、現状は地域の町会の方ですとか、住民協議会の方ですとか、場合によっては、例えば一昨年ですと、例えば七中さんですとか、そういう本当に飛行場の近くにお住まいの皆さん、その団体の皆さんが積極的に参加をしてくださっているということ、おかかわりの仕方をしていただいているかと思います。
 今御質問にありましたとおり、三鷹の商工会さんですとか、例えばあとは市の関係でいいますと観光協会ですとか、そういう面も確かにいろいろな協議の中で、過去の経過、迷惑施設として、もしくはコミューター空港を受け入れる中でいろんな議論があったところでございますけれども、長い時間を経て、飛行場や東京都の側も努力をしつつ、地域に愛される飛行場として努力をしてきた面もございますので、今後、そういう積極的な部分でのかかわり方というのをやはり推進していく時期にどんどんかかってきているのではないかなと思っております。
 そういう意味ですと、三鷹の商工会さんなどにもお声がけをしていければと思いますが、1点御紹介をさせていただきますと、一昨年より、ちょうどこの同じ時期に当たりますので、みたか太陽系ウォークが、昨年から飛行場にスタンプを置かせていただき、実は一昨年まつりが中止になってしまいましたのでだめでしたが、昨年ですね。まつり自体にもすい星スタンプを置かせていただくというようなことを、飛行場の協力を得てやらせていただく。そういう中で、飛行場まつりからスタートして、今、調布飛行場まつりに来る大勢のお客さんが、三鷹も飛行場にかかわっているんだということをわかり、太陽系ウォークですと、基本的には三鷹の駅のほうへ誘引するきっかけづくりとして、スタンプラリーに少しでも多くの方が参加していただければというようなことを思って、その辺はそういうことについては、ネットワーク大学が中心になって商工会さんとも御相談してやっておりますので、そのような地道なつながりの中から、三鷹もきちっとかかわっていけるような、そういう体制づくりを目指していきたいと思っております。


◯委員(粕谷 稔君)  ありがとうございます。基本的なことをちょっとお伺いしてしまって、ありがとうございます。
 また、何とか協力団体という形で──調布市もそうですけれども、三鷹市という3市の名前があって、何かこう、もうちょっと積極的に市もかかわっていけて、今課長がおっしゃったような、この三鷹のほうにつながっていくような部分もまたいろいろ考えていっていただければなというふうに思います。井の頭公園とあわせて、何か三鷹市にありながらも、井の頭公園も武蔵野市と捉えられたりとか、調布飛行場も主にあそこのエリアというのは三鷹市だと思いますので、そういった、また発信もちょっと工夫していっていければいいのかなという気がいたしますので、またその辺も御検討いただければと思います。
 あと、済みません、ちょっと味の素の輸送人員及びイベントに関してのことなんですが、今回、私もすぐ横に住んでおりますので、基本的にはFC東京の関連に関しては通常どおりかと思うんですが、今回このAKBと関ジャニですかね、非常に地域の方からお声いただいているのは、AKBのほうはもう本当に音がうるさかったというような苦情を、大沢の六丁目とか、また深大寺のほうからもそのようなお声をいただいて。ただ、ちょっと今回入っていないんですけど、例年のエイベックスさんとか、次に出てくるんだと思うんですけど、本当に丁寧に広範囲にチラシをまいていただいていて、それは皆さん、その流れというか、イベントあるんだなということと、この日はじゃあ工夫をして、みたいな形もとれると思うんですが、このAKBに関しましては、確かに7万人、7万人と、すごい人員を動員をしているとは思うんですけれども、そういった部分の御配慮がちょっと今回少なかったかなという気がいたします。
 基本的なこの味の素スタジアムのイベントを持っていく流れの中でのそういった決まりというか、いう部分というのは、やっぱり基本的にはそのイベンターさん任せなのか、なるべく味スタもその部分にしっかりと絡みながら、地域住民との苦情が起きないような取り組みっていうのがどういうふうになされているのか、ちょっとわかる範囲で教えていただければと思います。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  今、最後におっしゃっていただいた、その味スタのかかわりということから先に申し上げますと、基本的には味の素スタジアムさん、もちろんイベント自体はイベントをやる事業者さんがいろいろ差配をするわけですけれども、味スタとして、あの場所にあるスタジアムであるということ、もちろんスポーツ競技場だけれども、数を制限しつつイベントをやらせていただく立場であるということを重々わかっておりまして、騒音についても、かなり細かく実際にイベントをやる事業者と打ち合わせをした上で対応をしております。
 基本的には、AKBの場合についても、ほかの関ジャニですとか、a−nationですとか、例年やるものと同じようにチラシを配布したと把握をしているところでございます。ただ、逆に言えば、関ジャニですとかa−nationは例年のことでございますので、その例年と少し違う想定になったということはあるのかもしれませんけれども、私どもが報告を受けておりますのは、そのイベントの前にも、もちろんきちんといろいろな調整をいたしますし、イベント当日も、味の素スタジアムの管理職が自転車で周辺を回って、周辺に音が大きく漏れているような場合は、すぐにイベント業者に、今やっているさなかに直接連絡をして、少し音が出過ぎているであるとか、そういうことをそのイベントの最中にも確認をしながら運用をしていると。
 そういう意味で、特に繰り返しお使いになるイベント業者さんについては、あの場所は大変使いやすく、非常によい会場だということを認識をしていらっしゃるやに聞いておりますので、地域の方に御迷惑をかけているということを承知の上で、なるべく御迷惑がかからないように、なるべく音についても可能な範囲で制限をきちんとかけるようにということで、そういう意味で言うと、次回もまた使わせていただけるような、そういうふうなイベントを実施するような、そういう事業者さんときちんとやりたいと思っているというような報告を受けています。
 そういう意味でいいますと、もちろん芝の養生ですとか、そういう問題もございますけれど、周辺に住宅地が迫っている会場での実施であるということを事業者にもよくわかってもらった上で実施をするということを基本にしているところでございますので、そういう意味で、地元の市ともきちんと連携をとりながら、言うべきことはきちんと言っていくという姿勢で味の素スタジアムは臨んでいるというふうに把握をしております。


◯委員(粕谷 稔君)  御答弁ありがとうございます。私もこういった地域の味スタでの、もちろんサッカーは当然として、こうしたイベントをやるっていうことは全然、どちらかといえば推進というか、どんどんどんどんやってもらいたいなというふうに逆に思うんですけれども、どうしても、やっぱり風向きの問題とか、多分夏のイベントということでね、地域の方も大目に見ていただいているっていうところもあろうかと思うんですけれども、引き続きその点も丁寧に対応していただくように、三鷹市としてもかかわっていっていただければというふうに思いますので、その点、1点お願い申し上げまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございます。


◯委員(宍戸治重君)  それでは、よろしくお願いします。言葉を間違えるといけないんで、ちょっと見直していましたが、体験搭乗については、事故等が今までなかったようですから、また十分配慮の上実施してもらいたいということはお願いしておきます。
 それと、2地点間輸送の数字がふえたということは、もちろん御承知のとおりのことだと思いますけれども、それに関してどういうふうに効果とか、それから周りの環境、交通について変化があったのかどうか。その辺について、もうそろそろ4月から実施されているわけですから、いろいろなことがもし出ているんでしたら、お願いしたいなというふうに思います。
 とりあえずその2点を。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  今、2地点間ふえた1つの大きな要因としては、やはり三宅島のということがあろうかと思います。6月にも少しお話をさせていただいたかと思いますが、就航率がやはり以前と比べて、全日空で運用していたときとは、比べてかなり高くなっているということで、今手元で持っている集計ですと、4月以降ですね、6月がやはりお天気の関係かと思いますが88.9%と9割切っていますけれども、それ以外は基本的には9割以上というような、90%台をずっと堅持するような形で就航しています。
 一方で、4月から就航ということで、しかも、どれぐらいの就航率になるのかまだわからない中だったということもあるかと思いますが、搭乗率のほう、4月当初、余り高くなく、4月は例えば平均ですと39.7%と、4割切っているような状態だったんですね。7月に三鷹市報でもPRをしたりとか、いろいろさせていただきまして、調布発よりも、やはり島から調布へお見えになるほうが就航率高いんですけれども、最初、調布発が2割程度、島からも6割切っているくらいの搭乗率だったものが、徐々に上がってきまして、今手元で持っています数値ですと、例えば7月は34.8%ということでだんだん上がってきて。ごめんなさい、調布から飛ぶほうも3割乗る、島からいらっしゃるほうについても、6割乗っているというような形で、御利用される方が相変わらず島からお見えになる、恐らく急いでお使いになるケースのほうがもちろん搭乗率は高いわけですが、こちらから島のほうへ行っていただく方についてもだんだん上がってきているということで。三宅島、東京都と協力しつつ、地元市としてもやはり使っていただくということを──せっかく飛んでいる飛行機でございますので、いろいろな形で御利用いただいて搭乗率が上がっていくということを協力をしていきたいと思っております。
 今、質問委員の御質問の中に、交通についてという御質問がございましたけれども、6月の本委員会でも少し御報告させていただきましたが、7月1日より、調布駅との間ではございますけれども、シャトルバスというか、バスが往復するようになっております。小田急バスと東京都を通じて、調布、三鷹がかなり協議をさせていただいた上で、やはり三鷹のほうへ引っ張っていくのはなかなか小田急バスとしては難しいということで、まずは調布からということになりました。
 そういう意味で言うと、東京都のほうにお聞きしたところによると、やはり朝晩中心に御利用いただき始めているというふうに聞いております。残念ながら、三鷹駅との間ということには、今はなっておりませんけれども、コミュニティバスも三鷹にはございますし、そういう意味でお客様の足の確保、それから、やはり飛行機自体にもきちんと搭乗していただけるようにということで、いろいろな協力、検討を今後も進めていきたいと思っております。


◯委員(宍戸治重君)  まだ搭乗率からいくとね、そんなに多くないというように見えますから、交通や何かについて語れる状況なのかどうかっていうのはわかりませんけど、なるべくね、三鷹にその効果があらわれるようなことを考えられる時期がいつ来るのかなというふうに考えているところです。交通の利便性なんていうことから何かが語られるような搭乗率になるように、ぜひ協力等お願いしたいなと思います。
 それと、もう一つだけ、今までとは違うことなんですけど、この前、MISHOPのフェスティバルがありました。新聞によると4万人を超える数字が上がっているということで、にぎやかにできたっていうことには大いに喜ばしいことだなというふうに思いますけど、その反面、こういう大きな──飛行場まつりもそうですけど、イベントになぜ来るかっていうことを考えるとね、今の生活様式が変わってきたとか、遠くへ行く、例えば娯楽、もしくは旅行だとかっていうのができない経済状況にあるのかもしれませんけど、そういうことを考えると、非常に大きな人間が集まる可能性っていうのは十分にあるんですね。そういうものを、この協議会でしたっけ、そういうところで、そういう動向というか、情勢というか、そういうものを議論されたんだろうか。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  昨年は1回実施をいたしませんでしたので、昨年の実績からということでは申し上げられませんけれども、一昨年やりましたときもそうでしたが、一昨年、大変お天気がよかったということもありまして、やはりかなりの方、お見えになっていらっしゃいました。そういう意味で、もちろん安全対策ですとか、一昨年は渋滞が発生してしまったということもあって、そういうやはり人が集まる際に周辺に与える影響、それから、もちろん会場内での安全管理──自転車や車のどうやってとめていただくかですとか、そこをきちっとどうさばいていくかですとか、そういうことは、名目上は実行委員会となっておりますけれども、やはり東京都がもちろん責任を持ってかなり綿密に計画をして、実施をしております。
 そういう意味で、例えばここで駐機スポットの関係から会場のレイアウトを変えざるを得ないということに、昨年度からなっているわけなんですけれども、その中でもいろいろな工夫をして、やはり安全に、快適にお過ごしいただく。会場内が非常に混み合うことを想定して、安全に快適に来場者の方にお過ごしいただくにはどうしたらいいか。そのために、もちろんレイアウトを工夫するというだけではなくて、要所要所に警備員を配置するですとか、そういうことも含めて、かなり体制を強化をして実施をしているというふうに聞いております。
 そういう意味で言いますと、今まで飛行場に事故がないだけではなく、飛行場まつりの中でも、もちろん今のところ大きなトラブルは起こっていないわけですが、今委員おっしゃいましたとおり、人が多く集まり始めるところで、やはりいろいろなトラブルですとか、事故ですとか、そういうことはもちろんあってはならないことでございますので、私どものほうからも、きょうここでもろもろお認めいただきまして東京都のほうに伝えるときには、重ねての安全管理をということもあわせてお伝えをできればというふうに思っております。


◯委員(宍戸治重君)  そのMISHOPのときに感じたのは、意外にシートを引いて寝転がるとか、そういう過ごし方。生活様式の変化とともに、イベントへの参加の仕方が変わってきているんじゃないかというようなことを感じているところなんですけど、飛行場というのは意外に芝生が見渡せる限り広いという印象がありますけど、実際にはイベントをやっているこの地域はコンクリートの通路しかないんで、そういうことからすると、何か工夫が必要なのかなという思いがするわけです。
 それに加えてね、今お話しいただいたような安全管理だとか、そういう面についても十分配慮をすべきだなというふうな思いもありますので、これについては答弁は要りませんけど、その違いについてね、やはり少し、何ていうんですかね、考慮の上、考えていかれたほうがいいのかなというふうに思っています。以上で終わります。


◯委員長(伊東光則君)  以上で、協議事項及び行政報告に対する質疑を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午前10時11分 休憩



                  午前10時15分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 協議事項について、平成26年度調布飛行場まつりに係る行事について、本件につきましては、委員の皆様から出されました意見を付して、おおむね了承ということで報告することにいたしたいと思います。
 これに御異議ございませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 続けて、議会閉会中継続審査申し出について、本件を議題といたします。
 調布基地跡地の利用促進について積極的な対策を講ずること、本件については引き続き調査を行っていくということで、議会閉会中の継続審査を申し出ることにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、次回定例会会期中とし、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくことにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 その他、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。御苦労さまでした。
                  午前10時16分 散会