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2014/06/24 平成26年調布基地跡地利用対策特別委員会本文

                  午前9時29分 開議
◯委員長(伊東光則君)  ただいまから調布基地跡地利用対策特別委員会を開きます。
 初めに、休憩をとって本日の流れを確認いたしたいと思います。
 休憩いたします。
                  午前9時29分 休憩



                  午前9時31分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、議会閉会中継続審査申し出について、3、次回委員会の日程について、4、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 市側が入室するまで休憩いたします。
                  午前9時31分 休憩



                  午前9時32分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 行政報告、本件を議題といたします。
 本件に対する市側の説明を求めます。


◯企画部長(河野康之君)  おはようございます。それでは、私から総括的なお話をさせていただきます。
 本日、報告事項は4件ということでお示しさせていただいております。1つ目の報告事項でございますが、お手元の資料の1にありますとおり、既登録機種と同一型式の航空機の調布飛行場の使用についてでございます。本件は前回の3月、本委員会におきまして、新たな機種の確認方法について御報告させていただいたことに基づき、東京都から平成26年3月31日付で既登録機種と同一型式の航空機として通知があったものについて御報告するという内容になっております。
 2点目でございますが、株式会社東京スタジアムの経営状況等についてということで、平成25年度の決算を中心に御報告させていただくものでございます。
 また、3点目、4点目であります調布飛行場の離着陸状況、味の素スタジアム輸送人員につきましては、定例的に報告している案件ということでございます。また、これに加えまして、口頭となりますが、4月からの三宅航空路線の状況等もつけ加えさせていただくとともに、さらに島嶼振興のための三鷹市広報の取り組みなどにも触れさせていただきたいと思います。
 それでは、詳細を担当から御説明させていただきます。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  おはようございます。それでは、お手元の資料に沿って御説明をさせていただきます。
 先ほど企画部長から概略を申し上げましたとおり、今回は御報告事項が4件でございます。資料1をごらんください。3月の本委員会にて、調布飛行場を使用する航空機について、新たに申請があったもののうち、既存登録機種と同一型式の航空機についての確認方法について御報告をし、御確認をいただいたところでございます。このたび3月31日付で、東京都調布飛行場管理事務所長から通知があり、資料1に記載の2つの機種について、以前から調布飛行場で使用が認められている既存登録機種と同一の型式であることが確認されたとのことでございます。資料1の中段にありますように、同一型式と認められましたため、当該航空機の調布飛行場の使用につきましては、東京都調布離着陸場の整備及び管理運営に関する覚書第2条第1項第7号には該当しませんが、事前に所長から企画経営課長へ情報提供があったものでございます。
 今回は、同一型式として判断された機体についての御報告の初回となりますので、都からの通知がどのように行われるのかについても御説明をさせていただければと思います。今回申請されました航空機は、下の1ページ下段のほうの表にありますとおり、アグスタ式AW109SP型と、ユーロコプター式EC135T2プラス型となります。いずれも回転翼機──ヘリコプターということになっております。アグスタ式につきましては、アメリカ連邦航空局のホームページにて、当該機種と同一型式と位置づけているアグスタ109E型が、調布飛行場で既存登録機種となっております。それから、ユーロコプター式につきましても、欧州航空安全局のホームページ上で同一型式と位置づけられている、EC135T2型が調布飛行場での既存登録機種であるため、今回申請された航空機につきましては、いずれも既存登録機種との同一型式だと認められるという結論となりました。
 2ページ目をごらんいただければと思います。調布飛行場管理事務所からは確認のため、従来と同様に申請の詳細情報も提供されているところでございます。アグスタ式AW109SP型につきましては──4番のところですね、騒音値はいずれも基準を下回っております。また、最大離陸重量も──5番のところですけれども、上限基準を下回っているところです。今回の申請は、東邦航空株式会社が、東京ヘリポートに常駐している機体の整備のために申請をしたもので、飛来回数は6回程度とのことでございます。
 3ページ目には、このアグスタ式の前後と上から見た図が載っているところでございます。
 では、4ページ目をごらんください。ユーロコプター式EC135T2プラス型につきましても、騒音値については基準を下回っているところでございます。また、最大離陸重量も上限基準を下回っています。こちらの機体は、立川飛行場に常駐の機体で、飛来回数は未定でございますけれども、災害訓練や警察業務等に応じて飛来する可能性があるため、今回の申請となったとのことでございます。
 5ページ目は、同じようにヘリコプターの姿図が出ておりまして、6ページ目をごらんをいただければと思います。今回申請されたものと既存の登録機種との比較表が添付をされております。先ほど申し上げましたとおり、騒音値等につきましては、それぞれ基準は下回っているんですけれども、既存の登録機種と比べた資料が騒音値等について記載されておりまして、比較表に記載のとおり、アグスタ式につきましては、騒音値はいずれも既存の登録型式のものを下回っている。また、ユーロコプター式については、既存のものと同じ数値となっているということが見てとれるかと思います。これらのことから、今回の2つの機種につきましては、既存登録機種と同一型式として認められることが確認されましたので、御報告をさせていただくものでございます。
 では、資料2をごらんください。例年6月の本委員会にて御報告をしている内容ですが、株式会社東京スタジアムの経営状況等についてを御説明をいたします。7ページをごらんください。損益計算書の中の売上高ですが、平成25年度は12億3,866万円余となり、平成24年度の11億2,370万円余と比べて1億1,000万円強の増となりました。これはスポーツ祭東京に関連した施設の借り上げ料が約3億円あったことに伴いまして、同期間中のイベント減による影響約2億円を上回ったためで、過去最高の売上高を計上したとのことでございます。イベント事業のうち、スポーツ系イベントでは、Jリーグの公式戦等の収入が1億8,900万円余と昨年度と比べて減となりましたが、西競技場の売り上げが2,800万円と、平成24年度のほぼ倍というふうになっているところです。広告収入は、ネーミングライツを中心に、昨年度と比べて微減となっているようでございます。商業施設などにつきましては、1,200万円ほどの減収ですが、このうち半分ほどはCM・ドラマ撮影の部分でございまして、これは国体関連で施設を長期に貸し出していたために、CM・ドラマ撮影のほうに回せなかったというような、そういう影響と考えられております。
 営業費用につきましては、施設管理や芝の管理費、光熱水費を中心に、昨年度と比較しまして約1億円の増となりました。運営経費自体は抑制しつつ、施設の機能を向上させるために、メーンフィールド排水管補修工事や天然芝の張りかえ、非常電源装置分解整備等の大規模修繕を行ったものでございます。
 また、営業外損益の欄に主な内訳といたしまして、公演中止キャンセル料4,500万円が記載されていますけれども、これはTOKYOROCKS2013というイベントをやる予定だったのですが、これが中止となった関係で、施設使用料の損失補填としてイベント会社から支払われたものだそうでございます。
 この結果、営業利益は6,839万円余、経常利益は1億4,288万円余となっています。貸借対照表はごらんのとおりでございます。
 8ページ目をごらんください。8ページの事業実績では、Jリーグの来場者数が昨年度に引き続き約46万人ということで、堅調でございます。スポーツイベント全体の来場者数としては75万4,000人となりまして、スポーツ祭東京2013の来場者数が大きく貢献しているとのことでございます。商業イベントでは、コンサートの回数が2回と、これはスポーツ祭東京の影響が出たため、イベントが減となったことの影響が出ております。事業実績全体といたしましては、回数で42回の減、人数では約2万人の増ということで報告をされているところです。
 では、資料3をごらんください。調布飛行場の1月から3月の離着陸状況です。10ページ目が1月の実績となります。1月は2地点間輸送は621回で、前年同月に比べ26回の増。合計は1,278回で、前年同月に比べ11回の減となっています。
 11ページですけれども、2月の実績です。2地点間輸送は480回、前年同月に比べ1回の増。合計は930回、前年同月に比べ127回の減となっています。
 12ページが3月でございますが、2地点間輸送が582回、前年同月に比べて7回の増。合計は1,192回、前年同月に比べ75回の増となっております。
 前年同期の1月から3月と比較いたしますと、前年が3,463回、ことしが3,400回でございますので、63回の減となっております。なお、平成25年6月から島嶼部への定期便、この表の中では2地点間輸送のところに含まれるわけですが、ここに限りまして、計器飛行方式、いわゆるIFRが一部導入をされました。1月から3月までのIFRの実績ですが、1月は2回、2月は20回、3月は83回で、3カ月間合計で105回というようなIFR方式での離着陸だったとの報告を受けております。
 ここで、今申し上げました平成25年の6月18日からIFRが運用されているわけですけれども、6月18日から3月末までのIFRの実績は、合計で297回だったそうでございます。毎回の議会で御報告申し上げているものを全部足し上げますと、297回となったそうです。この間の就航率は87.6%になったということで、これはもしもIFRが導入されていなければ、82.9%にとどまったと推計されますことから、IFRの導入によって就航率が5ポイント上昇したということになっています。なお、平成25年度1年間を通じた就航率は86.4%でしたので、やはり6月以降、IFRが導入されたことが向上した結果になっているということのようでございます。
 また、先ほど企画部長から申し上げましたとおり、4月2日より、三宅島航空路線が就航しております。本日お示しした離着陸状況は3月までの結果でございますので、ここの中に含まれているというものではございませんけれども、三宅島に関しまして、4月1カ月間の実績を速報値で受け取っておりますので、加えて御報告をさせていただきます。東京都港湾局からの情報提供によりますと、平成26年4月1カ月間の三宅島航空路線の就航率は93%で、これは全日空機が羽田−三宅間に就航していた平成25年度までの就航率の実績、平成25年度の就航率の実績が37.9%であったことと比較をいたしますと、就航率として大変大きな向上となっているとのことです。また、4月1カ月間の搭乗率は約40%ということでございますが、内訳で見ますと、三宅島発の便の搭乗率が57.6%であるのに対しまして、調布から島への便が21.7%と低目になっているということで、平均すると約40%になるということです。
 このような、調布から島への便の利用がまだ伸びていないということもございますので、三鷹市では「広報みたか」6月15日号で、大島、新島、神津島、三宅島への航空路線と、それから、調布飛行場ターミナル等についてのPRの記事を広報に載せさせていただきました。また、7月には再度4島それぞれに今、情報提供をお願いをいたしまして、今度は夏休みに向けての観光情報を載せるような形で、調布飛行場と各島4島が結ばれているということを、「広報みたか」の紙上でもPRをさせていただこうと思っております。
 では、最後に資料の4を御説明いたします。味の素スタジアムの輸送人員についてです。サッカーJリーグ戦や音楽イベントなど、入場者が多数見込まれる場合に、主催者がバス事業者に依頼をして、周辺駅から味の素スタジアムまでシャトルバスを運行しているところでございます。平成26年3月8日から6月1日までの利用実績の御報告となっていますが、この期間にサッカーの試合が9試合開催されております。サッカーの場合は吉祥寺、三鷹、武蔵境、多磨、狛江の5駅とスタジアムを結ぶバスの路線がございます。
 14ページ、最後のページをごらんいただければと思いますが、14ページの右側の欄にありますとおり、この期間のシャトルバスの利用者は2万1,620人で、総入場者数に対する平均乗車率は6.4%と、昨年の5.7%よりも上回っているとのことでございます。私からは以上です。


◯委員長(伊東光則君)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。何か。


◯委員(長島 薫さん)  それでは、よろしくお願いいたします。調布飛行場離着陸状況に関しまして質問させていただきます。お話にもありましたとおり、IFRが一部導入をされて、つい先日で丸一年たったということで、就航率の向上にも成果が上がっているということを御報告いただきました。調布飛行場は特に島との定期便が利用の中心ですので、定期便はちゃんと予定どおりに飛ぶということが大変重要になってきますから、就航率、上がっていることは非常によかったことだと思っております。その一方で、やはりこのIFR導入に関しては、周辺の住民の方などから不安の声もあったと思うんですけれども、このIFR導入後の丸一年の中で、それ以前と導入後とで、周辺住民の方などからの御意見等で、特にふえた減った、あるいはこういう御意見が目立つようになった、そういったことはあるのでしょうかというのがまず1点目と、もう1点目は、三宅島ですね。
 こちらは今回は速報値が口頭で御説明があっただけですけれども、実際のところもう3カ月弱飛んでいるということですので、こちらは今まで羽田で全日空機、こちらは本当に3割ぐらいの就航率で非常に島の方は不便されていたということですから、93%の就航率は非常によかったと思っております。これに関しましても周辺住民の方から、三宅島航路の就航以前以後で何か反応が変わった点があるのかについて、何か情報があればお願いいたします。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  1番目と2番目あわせてお答えをさせていただきますが、この間、IFRが昨年の6月から、また三宅はことしの4月からということで導入されておりますけれども、そのことにつきまして、周辺住民の方から何か、例えばうるさくなったんじゃないかとか、そのことについて何か云々ということは特段私どものほうにも伺っておりませんし、飛行場のほうにも機会を捉えていろいろお聞きしているところですけれども、IFRがとか三宅がということで直接何か言われたことというのは、特段ないというふうに聞いております。
 三宅のほうは、今、速報値で搭乗率や就航率などを申し上げましたけれども、実際に記録として載ってきますのが次回の議会で、委員会での御報告、4月、5月、6月の御報告を次の委員会に出させていただきますので、またそのときに情報が聞ければとは思っておりますけれども、IFRのほうは、この6月からこの間、御報告する中でも、たびたび御質問をいただきまして申し上げておりますが、IFRが導入されたということと、実際に就航率は上がっておりますけれども、全体としての離着陸回数の増減というのは、必ずしもリンクをしておりません。それは定期便に関してのみIFRを使っておりますのと、ですので、定期便以外の飛行機につきましては、天気が悪ければIFRを使いませんので、当然その日は就航できないわけですね。なので、どちらかというとやはりお天気のよしあしのほうに大きく影響される飛行場でございますので、その中にあって定期便につきましては、今、質問委員おっしゃったとおり、やはり定時性ということもありますので、就航率を上げる努力でIFRを導入させていただいておりますが、全体としての増減というのは、例えば常駐機を少なくするですとか、離着陸回数を絞ってくる、それ以外のセスナとかの着陸回数を絞ってくるですとか、そういう取り組みをする中での増減。それから、お天気に、一番大きいのはお天気によるというのがございますので、IFRが導入されたことイコールダイレクトに増便しているということとは、全体としては限りませんので、そういう意味で、騒音がこのことについて、ダイレクトにふえているということではないのではないかというふうに考えているところでございます。


◯委員(長島 薫さん)  ありがとうございます。特にIFR一部導入、また三宅島の航路の就航の前後で、周辺住民の方などからの御意見に変化はないということで理解いたしました。
 あと、IFRに関して、現在は定期便のみということなんですけれども、定期便以外で調布飛行場を利用されている整備の会社の方とか、そういう方からIFRについて使用を希望する声などというのは上がっているのでしょうか。お願いいたします。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  希望が上がっているかどうかというのは、私どものほうまでは伝わってきておりませんけれども、そもそもIFRを導入するということが、東京都と島と地元3市のこの御相談の中で、今おっしゃいましたとおり、島の航空路を安定的に確保するという理由で導入をするということが大前提でございますので、それは一昨年の本委員会でも繰り返し御質問いただきまして、いろいろ御説明を申し上げましたけれども、やはりIFRを導入するかしないかという御相談をしたときに、あくまでも定期便に限ってということでのお話でございましたので、実際に希望があるかどうかということは私どもは情報は得ておりませんけれども、それ以前の問題として、やはりこれは島の、島民の皆さんの島への定期航空路の確保という観点からの導入であるということに、限定した使用だということが前提かなというふうに思っております。


◯委員(長島 薫さん)  わかりました。ありがとうございます。先ほど周辺住民の方などからの御意見ということで、どちらかというと苦情等マイナス面での御意見はなかったというようなお答えだったかと思いますけれども、よくなったというほうの意見も、やはりなかったのでしょうか。お願いいたします。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  IFRや三宅、まあ、特にIFRについてですね、周辺のお住まいの方から、そういう意味でいうと、日常生活に余り関係のない機能でございますので、IFRが導入されたから云々ということではないですが、その直前に、ターミナルビルが完成をいたしましたので、今までは一応オフィスのようなものがありましたけども、本当に小さな建物でしたし、空港に御用のある方以外の方が立ち寄れるような施設はなかったわけなんですが、ターミナルビルができましてから、やはり飛行機を見るために、それから、あそこで例えば休憩をしたり、子連れの方が観光スポットとして訪れるというような、そういうような流れも徐々にできてきておりますので、IFR、三宅ということでは、ダイレクトではないですけれども、やはりターミナルビルが整備されて、調布飛行場がより身近になった。もしくは、あそこで物産展なんかも時々やりますので、そういう意味で、新しい拠点ができたという意味で高評価をいただいているという向きはあるようでございます。


◯委員(長島 薫さん)  ありがとうございます。調布飛行場は島の方々にとっての非常に大事な足でもありますし、島は非常に環境もよいところですから、多くの人が観光等に訪れていただきたいという思いもあります。同時に、やはり飛行場の周辺住民の方ともよい関係を築いていっていただきたいと思いますので、その新しいターミナルビルができたことで、よい流れができつつあるということは非常に喜ばしく思います。また、やはり安全性が何よりも大事ですから、適切なIFRの使用はやはり安全性を高めることにもなると思いますので、特にそういった点に留意して、今後もしっかりと見守っていっていただきたいと思います。私からは以上です。ありがとうございます。


◯委員長(伊東光則君)  ほかの方、何か。


◯委員(吉沼徳人君)  おはようございます。よろしくお願いします。1つ、1点だけ聞きたいんですけれども、新しく、新しい飛行機が入ってくるという、申請書の中でちょっと見せていただいて、ユーロコプター式のほうなんですけれども、どちらもそうなんですけど、騒音の申請値というのは、これ、どんなところではかった値なのでしょうか。というのは、大沢の飛行場の場合ははけがあったり、味の素スタジアムがあったりして、反響音というのがあると思うんですよ。同じものが2台並んでも3デシベルしか上がらないんですけども、今、この中の進入時のユーロコプターのほうがコンマ8デシベルしか差がないんですよ、基準値と申請値が。このような場合、例えば何も障害物のないところではかればこれなのか、あるいはどんな条件ではかられた申請値なのか、それをちょっとお尋ねしたいと思います。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  私どもが存じ上げている限りの情報でございますけれども、基本的にこのユーロコプター式、例えばここに申請値、85.7、94.9、88.3と書いてございますが、これはこのユーロコプター式、この機種のそもそもの製造された、登録された書類にこの数字が載っておりますので、会社のほうで製造した際に、この数値になるようにつくってあるということが証明されているというふうに聞いております。


◯委員(吉沼徳人君)  それは多分、会社のほうでということだと、最高の条件で測定をして、まず建物がないようなところで測定したのかなと思うので、もしできるのであれば、このユーロコプターが大沢の飛行場に入ってくるようなことが情報があったら、一度民家、あるいは測定地点を決めてはかってみる必要があるのではないかと思うんですけれども、いかがでしょう。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  私どもとしては、基本的にはそういうことを踏まえて基準値が設定されているのかなというふうに把握はしているところですが、実際に現場で来るときに、実際にはかってみるということ自体はなかなか難しいかなとは思っております。


◯委員(吉沼徳人君)  ほかの、例えばアグスタ式ですか、そちらのほうはみんな3デシベル以上基準値と申請値が離れているんですけど、どうしても今のユーロコプターのほうの進入時の騒音についてだけはやはりちょっと気になるので、住民の方も、三宅便もふえたり何かもしていますのでね、できれば一度測定をしていただいたらいいかなと。そうすると、住民の方にも説明もしやすいし、納得もしていただけるんじゃないかなと思いますけど、いかがでしょうか。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  以前にも個別に測定する方法があるのかないのかということを飛行場のほうに問い合わせたことがございますが、なかなか単体の特定のものを、既にポイントがある中で、その日全体の数字としてとっているということはあるかもしれませんけれども、ある1つの機種に対して個別にというのがなかなか難しいということは聞いているところでございます。また、このユーロコプター式につきましては、下段のほうにもございますとおり、災害訓練や警察業務のときのみ使用するということでございますので、日常的な、何ていうんでしょう、一般的な企業の業務の中で使われるものではないということも、あわせて申し述べさせていただきます。


◯委員(吉沼徳人君)  単体ではかるのは大変かとは思うけど、できないことではないと思うんですね。私も騒音の国家試験持ってますけども、調べられないことはないと思うんですけども、使用が緊急時、災害時ということですので、わかりました、はい。


◯委員長(伊東光則君)  どなたかありますか。


◯委員(粕谷 稔君)  はい、済みません。じゃあ、ちょっと1点、味の素スタジアムの経営状況というか、今回多摩国体ですかね、があって、非常に来場者もふえたかと思うんですが、その分ちょっとコンサートの収益とかのことはあると思うんですが、さまざま味スタを利用していただくという形での営業活動をされていると思うんですが、その規約的な部分でちょっとお伺いをしたいのが、今月ですかね、ちょっと某国民的なアイドルの総選挙というか、我々は余りちょっとその言葉が好きじゃないんですけど、ありまして、ちょっと苦情が幾つか耳に入りました。ちょっとその苦情の中には、例えば名前を出しちゃって恐縮ですが、毎年のa−nationとかですと、きめ細かく何日に搬入作業があって、ライブがあって、撤去でこの期間御迷惑をおかけしますみたいな周知の、何ですかね、一軒一軒広告というか、チラシをポスティングしていただいていると。今回に関しては一切そういうものがなくて、いきなりすごい騒音で迷惑したというようなお声もあったんですけれども、やはり7万人規模のイベントができる会場でもございますし、これは多分プロモーターさんのお仕事になるのかなという気はするんですけれども、その辺の取り決めというのは味スタの中で何かあるのかどうか、ちょっと1点お伺いをしたいんですが。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  このような手段でやっていただくというような取り決めがあらかじめあるということではないとは思うのですけれども、やはり味の素スタジアムの運営側も、大人数集まれる、特にコンサートなどで大きな音が出るものについては、周辺への配慮というのは常に気を配っているところかと思います。今回、事前のお知らせチラシがなかったということにつきましては、逆にこちらのほうからそういう苦情、もしくは御希望があるということを、味の素スタジアム側に伝えさせていただきまして、今後また実際におやりになる運営のほうにお願いをしていただくようにということができるかと思います。
 ただ、御存じのとおり6月上旬のこちらのイベントは、直前に他地域でやった際にいろいろな事件などがあったせいもございまして、実際どういうスケジュールでやるか。例えば、1時間入場を早めるですとか、それから、中の警備体制を前よりもどのようにするであるとか、そういうような情報は事前に市役所のほうにもお伝えをいただきまして、そういう意味でいうと、ちょうど少し事件などがあって社会をにぎわしている時期でございましたので、警備体制等はきちんとしているなというような情報は、味の素スタジアムを通じて入ってきたところでございますので、それをあわせて御報告させていただきます。


◯委員(粕谷 稔君)  御丁寧に答弁ありがとうございました。やはり私も市内動いていますと、イベント会場、私の家なんかもほんとに目と鼻の先なんですけど、ほとんど音は聞こえないんですけれども、逆に天文台通りを上がった東八通りの向こう側にすごくイベントの音が反響したりとかという、風向きとかいろいろな構造上の問題もあると思うんですけれども、そういった部分にちょっとこれから配慮していくことが必要なのではないかなという気が。決して私もこうした文化行事とかというのは、どんどんどんどんやっぱり使っていっていただきたいというように思いますし、反対的な意見ではないんですけれども、やはりその辺のことを、これもやはりきめ細かくやっていくことも大事なのではないのかなという気がしますので、それを1点お願いをしたいと思います。
 あと、調布飛行場の離島との便なんですけれども、今後広報等で島便ですか、島の観光という部分の情報を市民に提供していただけるということだったんですけれども、やはりある意味迷惑施設ではあると思うんですけれども、やはり島の観光、東京都の広域的な部分での観光振興という部分では、非常に大変重要な拠点であるかというふうに思います。市民の方もより多く、やはり島の魅力というか、交流ができるような仕組みづくりというのも、これからもっともっと府中市、調布市とともに利用が促進していくようなちょっと仕組みづくりをしていっていただければなというふうに、ちょっと1点御要望させていただきまして、質問を終わります。


◯委員長(伊東光則君)  ほかに。


◯委員(森  徹君)  それでは、よろしくお願いします。ヘリコプターのやはり騒音は、地元の方からもね、ヘリの騒音というのは相当声が出ています、その対策というのはね。それでこの騒音値で基準のところが、上空通過時のみが基準であってと書いてあるんですが、上空というのは、この騒音というのは、地上との関係で、地上には人が住んでいるわけですよね。その騒音の被害は地上の人が受けるんですけれども、上空というのはどの高さをいっているんでしょうかね。これを知りたいですね。
 それから、今後の飛来回数というのは、最初の飛来から1年間という期間が決められていますね。この最初のまずアグスタですか、東邦さんの。これは最初の飛来というのはいつなんでしょうか。それから、警視庁のほうの未定って書いてあるんですが、この未定というのはどういうふうに理解したらいいんでしょうか。
 それから、あと三宅の新しい路線ですが、就航率が上がったという報告がありました。地元の方からすると、この就航率が上がるというのは非常にいいことだと思うんですが、この就航率が上がった理由ですね。これは上がったというのは、羽田と三宅の全日空のジェットとの関係での就航率ですね。その比較で、同じ同機種の比較じゃないんですけれども、ジェット機との関係、プロペラ機との関係なのか、ちょっとその辺、もう少し詳しく知りたいなということで、以上の点をよろしくお願いします。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  上空通過時の上空がどの高さかというのは、今手元に情報がございませんので、申しわけございません、今ちょっとお答えすることができません。
 それから、アグスタにつきまして、6回ということですけれども、これは今回3月31日にこの通知がきまして、1枚目の最下段に書いています、しかし何かこれで不都合があるか、3市に対して通知が3月31日にきまして、この資料を検討して、不都合がある場合は4月11日までに東京都へ返してくださいというふうなエントリーをしているんですね。で、3市それぞれ検討いたしまして、基本的にはこれで基準値等のことで、同一型式と東京都が認めているということに疑義は挟まないということになりましたので、4月11日までにこれで大丈夫であるということをというか、特段これで間違いということではないというお返事をしたんですけれども。東京都としては、4月11日を待って3市から、3市ともこれが同一型式だという東京都の判断に同意をいたしましたので、そうしますとその後、会社さんのほうで必要が生じたときから初回が生じるということになります。ですので4月11日以降──3市で確認をされた4月11日以降、必要が生じたときからスタートするということになろうかと思います。
 それから、ユーロコプター式につきましては、先ほどの質問委員の御質問の中でもつけ加えさせていただきましたが、こちらは警視庁のほうで運用されているヘリコプターなんですね。なので、一番──飛来目的のところに書いてありますとおり、これは整備や給油のために来るのではなくて、調布飛行場に災害訓練ですとか、それから、警察の業務の中で必要が生じたときに飛来をするということになっています。これは覚書の中にもあったかと思いますけれども、災害時ですとか緊急時の場合の飛来につきましては、もちろん事前に手続ができるという性質のものではございませんので、それは事前申請を必要としない飛来というふうに、それは地元3市と東京都の間でも取り決めてございますので、そういう意味で、警察庁のほうで必要が生じたときに飛来をするということで、定期的に何か年に何回とかそういうことではないということで、未定というふうな書かれ方がされているかと思います。
 ごめんなさい、あと三宅就航路線、失礼いたしました。三宅就航路線の就航率が上がった理由ですけれども、質問委員おっしゃいましたとおり、今まで三宅−羽田の場合は、より大きな飛行機が就航していたわけです。やはり就航率が上がった理由は、大きな飛行機ですと、火山ガスが発生した際に、火山ガスの影響をなかなかガスをよけてですとか、そういうふうにして運用することが非常に難しいのだそうで、全日空のほうでは安全に安全を見て、自分たちの飛べる範囲で飛ぶというふうなことになっていたので就航率が非常に低かったんだそうなんですね。ただ、ドルニエは小ぶりのプロペラ機でございますので、もちろん風向き等もあるかとは思いますけれども、基本的にはガスが発生しているところをよけて飛ぶということが、大きな飛行機よりもかなり容易なんだそうでございまして、ですのでそういう意味で、火山ガス等の発生の影響を、大きな飛行機よりも最小限に抑えることができる機体であるために、就航率が上がっているというふうに説明を受けているところでございます。


◯委員(森  徹君)  そうすると、全日空は安全に安全を見てということで。しかし、火山ガス──火山ガスというのは、その測定というのはどこが、例えば火山ガスがこの濃度で発生しているというのは、多分測定しているんでしょうね。それから、どの方向に、風向きでどの方向というのは、これはどこが測定して、その情報というのはどういう形で入ってくるんですか。そのよけて通るというね、まあ、小型機だからよけて進入してくるというんですけど、別に火山ガスが色が見えるわけじゃないから、その辺はどんな安全対策というのがされるんでしょうかね、ちょっとその辺。言われているようなイメージはわかります。大きい飛行機じゃないから、かなり小回りがきくかなということでできる。そこで就航率が上がっているということだと思うんですけれども、逆にそのことが、何かが新しい航空会社が何としても就航率を上げようということで、そこで無理な就航があってはいけないとは思うんですね。その辺で、どういう対応、対策が、いわゆるパイロットの方も含めて、働いている人も含めて安全対策というのが、就航率が上がった、よかったというだけでなくて、その辺の安全対策というのは本当に大丈夫なんだろうか。この辺、市としてつかんでいる内容。つかんでなければ、それはやはり問い合わせしてはっきりと掌握していただきたいと思うんですけれども。お願いします。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  先ほど申し上げましたとおり、今回4月からの一月間の、本当に就航したてということで、ごめんなさい、きょう御報告してましたのが一月間ですし、今6月でございますけれども、そういう意味で定期的な報告の中ということではなくて、4月からスタートしていますので、少し速報値的なところでお話をさせていただいたところでございますけれども、私どもも安全対策ですとかそういうことについては、もちろん重々やっていただいているという前提で確認をさせていただきたいと思いますので、次回定期的な4、5、6月の就航率、全体の離着陸回数の報告がある際に、当然そこに三宅便も含まれた形で初めて数値が出てまいりますので、その際にきちんとした形で御報告をさせていただければと思います。


◯企画部長(河野康之君)  現実、私どもが聞いた限りでは、今、火山ガスがたなびいているところをドルニエがよけて通るようなイメージで聞かれたら、そういうことは恐らくしていないというふうに聞いているところでございます。要は全日空というのは、予報レベルでですね、本日予報、ガスが出る予報が出るというふうに聞いております。その段階で、早い段階で欠航を判断して、そのままその日は飛ばないということが専らなので、非常にそういう意味では就航率が予防的には上がらないというところが、ぎりぎりまで現状を判断するタイミングまで待って、ガスが出ないことを確認しておいて飛ぶことが臨機応変にできているので、就航率が上がっているという話を島の方々がいらっしゃったときに聞いたところでございますので、そうしたことが現実的にどういうオペレーションをやっているかということを、今後聞き取ってまいりたいというふうに考えております。


◯委員(森  徹君)  ぜひ、まず安全が何といっても大切ですので、その点を地元市としてもしっかりとつかんでおくということが必要だと思います。ともすると就航率、就航率という、そこの面でよかったとなってはならない。確かに利用する方にとっては就航率が上がるというのは大切なことですけれども、そのさらに上に安全というものがなければいけないと思いますので、その立場でのそういう状況の掌握というのは、地元市としてもお願いしたいし、わかる範囲内でまた次回報告いただければというように思います。
 それから、やはりヘリコプターの騒音というのはね、私も武蔵野日赤の、住んでいるところがすぐそばなんですが、消防庁のヘリが来ると、建物の屋上にヘリポートがありましてね、かなり音がすごいです。そういう点で、この基準の中に上空通過時という、高さがわからないというのでは、向こうからこういう報告があったからこうなんですよというだけではまずいんだろうと思うんですね。その点は1つ、我々も認識していきたいし、果たしてこの騒音というのは上空通過時という基準で書いてあるわけですから、どの高さの上空なのかということも非常に大切ではないのかなというふうに思います。再度質問させていただきます。
 それから、最初の飛来回数、警察の未定というのも、災害との関係で具体的に言えないということが、それはわかります。あとあれですか、これはやはり東京都のほうに飛行する会社から、また警視庁ですか、この申請が出てそれを受理するということですから、受理したわけですから、当然今後の飛来回数というのは多少これが今のところ入ってませんけれども、入らなくても受け付けて、これで受け付けているという形になっていますから、今までもそうだったのか。それから、具体的に飛行計画というのが、私、詳しくないんですけれども、当然飛行計画というのを出されますよね、飛行するときには。当然そうでないといけないと思うんですが。例えば、警視庁も含めて飛行計画というのは、それが一番最初だったら、今後の予定で最初にフライト計画が出るときには、それは、これはあれなんですか、何日前とか何時間前とか、そういう決まりというのはあるんですか。ただ、緊急事態のときなんかは特別そのことでないとかあると思うんですけれども、ちょっとその辺が、飛来回数と予定が具体的にどうなのかということが伏せられているのか、それともそういう決まり事があるのか、わかっていることがあればお答えいただければと思います。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  まず、今質問委員おっしゃいましたとおり、運航する、運用する、飛来する際の、実際に運用するときの計画の問題と、この新機種かどうかを判断するということは、手続的には別な手続でございますので、この新機種協議、もしくは今回は同一型式だということのお認めではございますけれども、こういうような新機種のような手続というのは、実は調布飛行場に非常に固有の手続だというふうに聞いております。それはやはり都市の中にある飛行場として、こういうふうに跡地の委員会も各市、地元市にございますし、周辺の皆様の御理解をいただくためということもございますので、地方空港といえども、このような入念なチェックを行いつつのお認めをいただいている、もしくはチェックをしているという飛行場は余りないのだというふうに聞いているところでございます。
 ですので、今回は同一型式だということのお認めではございますが、これはもちろん全く新しい機種であれば新機種協議を今後もさせていただくことになりますので、このような飛行機が、また例えば新たに来ることになったんだというようなことの御相談をさせていただきつつの、一方で、今質問委員おっしゃいましたとおり、その機種が、例えば基準の中に合致しているから大丈夫だねということをお認めいただけましたら、一回一回の御報告を議会にするということではもちろんございませんけれども、この機材が来てもよろしいのだということのお認めをいただくという手続が、新機種協議、もしくは今回から入りました同一型式かどうかを御確認をして、御報告をするという手続になろうかと思います。
 一方で、今おっしゃいましたとおり、毎回毎回飛行場のほうにそれぞれの場所からそれぞれの機体が飛んでくるということにつきましては、手続の運用、飛行場を事業者さんなり個人の方なりが使うときのルールというのがもちろん決まっておりまして、今ちょっと何日前、何時間前までに書類を提出してということが、時間や日数については、ごめんなさい、調べればわかりますけれども、今すぐにぱっと即答はできませんけれども、そのような運用指針があるのだということを飛行場の所長さんなどから御説明いただいたことがございます。書式なども決まっていて、このようなことを書いて事前に出さなければいけない。例えば、遠くからであればファクスでもらうんですよとか、そういうようなことをお聞きしたことがございますので、もちろんいつどこで誰が飛んできているかというようなことが伏せられているとか、わからないということではなくて、それはもちろん飛行場のほうの安全の管理の、飛行場を管理運営するという立場から、きちんとやりとりをした上で進めさせていただいているところだと思います。
 一方で、例えば今回お示しをしているユーロコプターのように、ちょっと特殊な業務で、災害ですとか、避難訓練ですとか、警察の業務ということでお使いになるような場合というのは、ほかの一般的な飛行機やヘリコプター等の手続とは多少異なるとは思いますけれども、事前のやりとりなくして空港が運用されるということは基本的にございませんので、そういう意味では空港のほうできちんと管理運営をして、もちろん安全対策をした上で、記録をきちんとして運用しているというふうに聞いているところでございます。


◯委員(森  徹君)  では、騒音のことで再度質問なんですが、今、市としては、この上空通過時という高さというのがどこに基準があるかということはつかんでいないということで理解していいんでしょうか。もしもつかんでないとすると、それはこの基準というのが、上空というのは幾つなのかということは、次回でも結構ですから、報告していただければと思います。まずこの点で。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  私、今、手元の資料で、国際民間航空条約の附属書第16第1巻第2章が運用される航空機という、この基準の数値のほうを、例えば九十何点幾つとか、そういう数値を計算するための書類が、参考書があるんですけれども、それを見ているところなんですが、それには今、普通に上空通過時としか書いていなくて、その上空をどういうふうに設定するのかというのが、今手元ではちょっとわかりかねます。ですので、また調べるということにさせていただければと思います。


◯委員(森  徹君)  わかりました。ぜひそこ、やはり固定翼もかなり進入時とかうるさいと聞きますけれども、ヘリコプターの騒音というのはかなり高いということで、そういう苦情も寄せられています。市のほうにもきていると思うんですが、ぜひこの騒音対策というのは、地元の方にとっては重要だと思いますので、ぜひその辺の掌握をお願いしたい。
 それから、やはり騒音測定というのは、やるべきだと思うんですよね、市としてこれは。やはり報告をもらうだけでなくて、市としても、あそこには中学校があり、羽沢小学校があり、病院があり、かなり戸建ての住宅が天文台下あたりずっとふえてきていますので、住民の方の生活をしっかりと対応すると、安全も含めて。やはり騒音がうるさいということもあるわけですから、例えば一番は、この計画でこの日飛来するとか、そういう情報をつかんでもらって、そのときにどの方向からこう来るという飛行経路も事前につかんでもらって、主な地点でそういう教育施設だとか病院だとか、それから住宅の多いところだとか、そういうところで市としても独自の騒音測定というのはすべきだと思うんですが、その点、御答弁をお願いしたいと思います。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  騒音測定につきましては、東京都のほうで、もちろんこの飛行場を運用している東京都が、東京都の責任できちんとやってくださるというのが大前提だというふうに、市としては思っております。ですので、固定的なポイントのほかに、季節を置いて、今委員おっしゃったとおり、例えば羽沢小学校ですとか、そういう周辺地域にポイントを季節ごとに設定をしてとっていただいていますので、市といたしましては、その全体の傾向を見る中で、特に何かあればということはまた別かもしれませんけれども、今のところ基本的には大きな差はなく、毎年推移しているというような報告も受けておりますので、今のところ東京都がまず一義的にきちんとやっていただくということを重視していきたいと思っております。


◯委員(森  徹君)  東京都の飛行場ですから、三鷹市も利用することはあるかもしれませんけれども、当然ね、東京都がみずから調査をしてもらうと、これが第一だと思います。その点で、やはりこれは協議事項じゃありませんから、この後市長に申し入れるということはないんですけれども、この委員会としては。しかし、市長として、きょうの跡地委員会の質疑の中で、こういう質疑が行われたということで、三鷹市長として東京都にそういう調査を行うということを申し入れていただきたいと思うんですが。これは私たち委員会の中でも、この後そういうことの話し合いというのは必要かと思いますけれども、やはりそのところは行政として、東京都の施設なんだけれども、三鷹市含めて3市という中で、ある飛行場で、これを受け入れるという点では、先ほどの答弁にもありましたように、住宅密集地の中での、特異な状況の中での飛行場だということで、今までそういう位置づけできましたよね。その中で新たな就航だとか、また修理だとか、そういうことで飛来があるわけですから、今後も続くわけなので、地元の人にそういう負担をいつまでもそのままにしておくということはいかないと思うんです。ぜひ市として、東京都にしっかりとした申し入れを行うと。それから、都がもしもやらない場合でも、三鷹市として市民の責任を持つという立場から、そういうことを調査を行うということも、ぜひお願いしたいと思いますが、再度しつこいようですけれども、再度御答弁をお願いしたいと思います。


◯企画部長(河野康之君)  騒音対策については、コミューター空港となって以来、積年の課題でありますし、これまで随時、その対策に取り組みをお願いしてきたところでございます。またそれに従って、東京都みずからの責任で騒音測定も行いながら、必要な周辺地区への騒音対策助成なども行われたというふうに考えております。今回も──今回というのはIFR確認時点においても、その前提として、引き続き安全対策や回数削減に加えて、騒音対策をしっかり取り組むことを、東京都自身に約束させておりますので、そうしたことをしっかり履行するように、強く主張してまいりたいというふうに考えております。


◯委員(嶋崎英治君)  吉沼委員からも森委員からもあったと思うんです。やっぱり直接市民の皆さんのね、命や健康、騒音というのは市ということですから、そこを場合によってはやるということの方向性を検討してもらいたいということが1つですね。私は実体験としては、ヘリコプターの関係でいうと、杏林大学病院、緊急があるんですよ。室内で会話ができないぐらいで、何だろうと思っていると杏林のところにホバーしながらやって、血液とかいろんな患者さんの輸送、そういうことがあるものですから、ぜひ三鷹市としてもその騒音の度合いがどうなのかということをやっぱり知っておかないと、責任を持って市民の皆さんに答えることができないんじゃないかというふうに思いますので、ぜひ前向きに検討していただきたいなということ。
 それからもう一つは、国会周辺へ行くと、上から撮影したり何かするので相当な音になるんですけれども、国会周辺はね、人が余り住んでませんから苦情はない。国会議員からうるさいなんていうことも余りないようですからないんですけれども、結構な音になりますよ。ですから、その辺のところを私のほうからもお願いをしておきたいと思います。答弁は結構ですから。


◯委員(白鳥 孝君)  6ページにこれ、今までで初めて見て、比較一覧表というのがあるんですけれども、申請型式と、それから調布飛行場の登録型式というのがこれ、どう違うのか。車じゃないですけど、車というのは新車というか、新しい車をつくったときには、あれは国交省かな、のところに登録申請をしてきちんとやってやるんですけれども、この申請型式と書いてあるやつは、多分そういうことでやっているんじゃないかと思うんですけれども、調布飛行場の登録型式というのは、これはどういうことでこういう数値になっているのかなというのは、ちょっと疑問に思ってはいます。今、騒音の問題なんですけれども、やはり雲が高かったり低かったりじゃあえらい違うものですから、そういう意味でもどうこれから判断していくのか。で、この数値が、要するに多分この申請型式というのは、改正時のときにこうやってきちんとはかって、それが申請の型式になっていくのかと思うんですけれども。それで車と同じで、大型車と小型車、またトラックとじゃあえらい違うものですから、そういう意味でどういうふうな基準でやっているのかなというのはちょっと疑問に思うんですが、何か説明ができたらお願いします。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  今、委員おっしゃいましたとおり、同じアグスタ式の種類の中にも、非常に似ている機、同じような機体というのがあるんだそうでございまして、その機体が同じかどうかということを判断をする手法を、長年東京都が国交省のほうに問い合わせをしていたわけです。この新機種協議というもの、平成9年からずっと行わせていただいておりますけれども、過去の事例でありますと、本当にいわゆるマイナーチェンジとおぼしきようなものも、全て新機種として一回一回、一件一件お諮りをしてきたということもございましたので、そこをどれぐらいの、要するに同じと判断できるかどうかという判断基準がなかったために、本当のマイナーチェンジも全て新機種として扱わざるを得なかったという御相談の経緯が過去にございます。
 そこで東京都のほうが国交省と調整をする中で、こういう基準で同一型式と言えるかどうかという、その判断基準をもって判断をしましょうということが、前回3月の議会にて御報告をさせていただいた内容でございまして、前回も申し上げましたが、例えばアグスタ式のほうは、アメリカで認可を受けているヘリコプターのようでございますけれども、アメリカの連邦航空局、そもそもつくられた国というか、その認めているホームページのほうで、このアグスタ式の中で、Aの109ですとか、それから、このAW109SPというのは、アメリカの連邦航空局のほうでのホームページで、これとこれとこれ、その2つだけではなくて、全部で5個か6個ぐらいあるんですけれども、この一覧表に載っているものは同じ型式ですよと。要するに、多少の違いは、機材としては多少の違いはあるけれども、ほぼ同じ機能を持っているものとして判断してよろしいですよという基準を、そのホームページ上で示しているところなんですね。
 それはユーロコプター式のほうにつきましては、欧州航空安全局のほうに、やはり同じような、同じ型式だというふうに認められる、このグループは同じ型式と認められますよというグループの記載がございまして、そういうもので判断をしてよろしいということを東京都が国交省から言われたというのが3月の御報告でございました。
 なかなかわかりにくいことで申しわけないんですけれども、今、今回から東京都のほうで、同一型式と認められるということをお知らせするために、では、東京都の調布飛行場において、今回新しく申請されたアグスタ式AW109SPと同一型式だというふうに調布飛行場のほうで思っているのはこれですよということのお知らせが、今、委員おっしゃった別紙2になるわけなんですが、この左側の調布飛行場登録型式というのは、そういう意味では同じなんですけれども、今回申請された型式が右側に書いてありまして、もともと調布飛行場で過去に申請されていた、過去でも飛来を認められていた型式というのが左側に書いてあるということなんですね。なので、同じ型式の中で、型式という定義としては同じなんですけれども、今回言われたのは、この右側に書いてあるやつで、もともと調布飛行場に飛来してもいいよというふうに認めていただいたのが、左側に書いてある品番なんですけれども、これは基本的には同じ型式だということを示すためにこの表がついているということを言っています。済みません。


◯委員(白鳥 孝君)  何かわかったようなわからないような。これ、じゃあ調布飛行場と書いてあるんですけれども、じゃあほかの例えば東京ヘリポートだとか立川飛行場だとか全部違うんですかね。この調布飛行場だけがこういう型式ということで、この数値をつくっているわけなんですよ。そこら辺が。


◯企画部長(河野康之君)  いわゆる型式という考え方においては、同じカテゴリーで、考え方で言っているものでございます。要は委員が指摘されたような自動車のカタログ、車の型式と同じように理解していただければと思います。これが調布飛行場に離着するという取り扱いにおいて、課長が御説明したのは、今回申請されたものとしての型式という意味でございますし、既に過去に登録されていたものとしての型式という意味で、修飾をつけて、続けていうところから別のような定義なのかという疑問を生じますけれども、いわゆる型式というジャンルにおいては同じものというふうに御理解いただければ結構だと思いますし、いわゆる全世界、汎用的にも調布に限ってとかそういうことではなくて、いわゆる型式というのは標準的な考え方というふうに御理解いただきたいと思います。
 また、この調布飛行場においては、独自のルールで行っておりますので、その定義としては別に分けているということで御理解いただければと思います。


◯委員(宍戸治重君)  同じようなことで確認だけさせていただきますが、この資料1の既登録機種と同一型式の航空機の調布飛行場の使用についてということで、住宅地の中、または近いところの空港として、管理運営に、より安全安心のためにこういうことがされて、その前に東京都調布離着陸場の整備及び管理運営に関する覚書第2条第1項、ここに書いてあるとおりですが、事前に情報提供していただいたということですが、3月のときには、今るるお話がありました申請型式、型式の説明、あれが国の航空局の同一型式の確認方法だったのかしら。説明はあったかな。何か今、自動車がどうでこうでという話もありましたけど、少しいじれば型式も変わってくる。同型型式でありながら、ナンバーが違うとかね、そういうことなんだろうというように思いますが、その辺の確認方法について見解を求めた、別紙3というのは僕のところに配られてないようなんだけど、何が書いてあるのかな。これ、よく読んでると、別紙2は、今、白鳥さんがあれしたんで、その次にあるのは別紙の3。
 3のとおり整理しましたということになっていますが、まずそれでは質問しますが、これからのこのような航空機の型式の確認については、事前に情報提供があって、同じような議論をしていかなければいけないのかということと、別紙3というものがあるのかなという気がしますから、その辺についてはどうでしょうか。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  まず、今の別紙3のお話からですけれども、前回3月のときにお配りをいたしました資料2という資料があったんですが、調布飛行場を使用する新たな機種の航空機の確認方法についてということが前回、まあ、ここがメーンの御相談事であったわけですね。実は今回、別紙3というのは、前回お配りした資料2と全く同じものがついてきてございますので、資料としての配付は控えさせていただいております。そういう意味で、ちょっとおさらいになってしまいますけれども、調布飛行場を使用する新たな機種の航空機の確認方法ということで、きょうお配りした資料では、国に確認をしてということは一言で済ませておりますけれども、幾つかのステップがあって、先ほど申し上げました、これが前回お配りした資料2の添付資料でございましたけれども、アメリカ航空局のホームページですとか、それから、欧州航空局のホームページですとか、もしくは国産機については国交省に確認してとか、そういうような幾つかのステップがあって確認をするのだということが申し述べられており、そういうことの中で、同一型式と認められるものについては、今後は事前に情報提供をいただきつつ確認をして、手続をしていくのだと。ごめんなさい、新機種協議という形ではなく、確認をさせていただいて、先へ進めるというルールに切り分けていくんだということを、前回東京都のほうで、国交省とやりとりした上でこうなりましたということが御報告があり、本委員会のほうに御相談、御報告をして、御確認をいただいたということが3月でございます。
 今回、前回このルールでお示ししたもので、初めて3月31日の時点で事前の情報提供というのがありましたので、その事前の情報提供にのっとりまして、今回が初めての委員会でございましたので、このような書類がきて、このような手続で進めさせていただいておりますという御報告をいたしたところでございます。
 そういう意味で、繰り返しになってしまいますけれども、同一型式だと認められた場合には、今回と同じように随時、委員会のスケジュール等は違うスケジュールになっている場合でも、先方で申請があって、同一型式だと認められたところから、随時の確認、事前の情報提供と確認という手続が入ってこようかと思います。ただ、同一型式ではなくて、新機種だというふうに認めるものの申請があった場合には、従来同様委員会の開催を待ってお諮りをして、御協議をしてお認めをいただいた上でというステップになりますので、そういう意味でいいますと、新機種の場合は、全く従来と同様に協議事項としてお諮りをするということになろうかと思います。


◯委員(宍戸治重君)  別紙3のことについては、多分そうだろうと思っておりましたので、まあ、こういうことがきちっと管理されていく中で、ぜひ安心で安全な空港をつくっていくということで取り組んでいただきたいというふうに思います。
 それと騒音のことが今、るる議題にといいますか、話題といいますか、上がっておりますが、また委員の中から、緊急時、もしくは病院などの騒音のことが上がっておりましたけど、大体空、上を見上げれば、米粒のような音と、地上から何メートルの音とは違うのは当然であって、そういうことはこの基準値としてどのくらいの高さでのものなのかというのは参考までに知りたいところですが、やはり緊急時、特に病院等の場合には、いっときですから、やはり私たちも理解しないといけないのかなというような気もします。まあ、常時騒音として捉えていかなきゃいけない問題については、きちっと線を引くなり何なりしていかないとと思いますので、そういう点ではよろしくお願いします。質問ではない。以上で終わり。


◯委員長(伊東光則君)  以上で行政報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午前10時48分 休憩



                  午前10時49分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 議会閉会中継続審査申し出について、本件を議題といたします。
 調布基地跡地の利用促進について積極的な対策を講ずること、本件については引き続き調査を行っていくことで、議会閉会中の継続審査を申し出ることにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、次回定例会会期中とし、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくことにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 その他、何かございますか。


◯委員(吉沼徳人君)  実はきのうの夕方4時半ごろ、資料のことで事務局から電話もらって、今きましたのでということなんですけれども、もうちょっとね、1日、2日余裕がないと、中をよく調べることもできないんですけれども、ちょっと正副打ち合わせのときに、もうちょっと行政のほうに、1日、2日早目にくれないかというお話できないんでしょうか。


◯委員長(伊東光則君)  休憩します。
                  午前10時51分 休憩



                  午前10時52分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 その他、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、本日はこれをもって散会いたします。
                  午前10時52分 散会